JP6913442B2 - 二次電池 - Google Patents
二次電池 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6913442B2 JP6913442B2 JP2016115234A JP2016115234A JP6913442B2 JP 6913442 B2 JP6913442 B2 JP 6913442B2 JP 2016115234 A JP2016115234 A JP 2016115234A JP 2016115234 A JP2016115234 A JP 2016115234A JP 6913442 B2 JP6913442 B2 JP 6913442B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing plate
- lid
- secondary battery
- diameter
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Description
動車、電動バイク、及びフォークリフトなどの電源として期待されている。また、より大
容量の電源を得るために、複数の電池を接続した組電池が開発されている。
な二次電池では、電解液は二次電池の容器内に密封される。一般的に、電解液を注液する
ための注液口を設けた二次電池容器に、電解液を注液し、その後、注液口を溶接等の方法
により封止板で被覆する、という方法がとられている。
いが、その場合封止板の縁部にバリといわれる突起部が生じることがある。
と溶接する相手である二次電池容器との間に隙間が生じ、溶接不良となり、注液口が完全
に密閉されないような事態が生じる、という問題があった。
多くかかってしまう。
二次電池を提供することを目的とする。
図1は、実施形態に係る二次電池1の斜視図である。
えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金で形成された扁平又は略直方形状の外装容器
2と、外装容器2内に非水電解液と共に収納された電極体(図示しない)と、を備えてい
る。
を閉塞した矩形板状の蓋体2bとを有し、内部が液密に形成されている。また、外装容器
2の蓋体2bは、正極端子3及び負極端子4を備えており、正極端子3及び負極端子4は
電極体に電気的に接続されている。また、二次電池1内に発生したガスを排出するガス排
出弁5を備え、さらに、電解液を二次電池1内に注入するための注液口6及び、注液口6
を封止する封止板7等を有している。
巻回し、更に、径方向に圧縮することにより、偏平な矩形状に形成されている。
を示している。封止板7は例えば金属の平板をプレスで円盤状に打ち抜いて製造される。
封止板7の板厚は、溶接の容易さ、機械的強度等を考慮すると、0.1mm〜1mmであ
ることが望ましい。
と呼ばれる突起部8が発生することがある。そして、この突起部8は封止板7の板厚の概
ね10%以下の高さで生じる。突起部8は強度が弱いため、図3に示すような封止板7の
外側方向に折れ曲がったり、または図4に示すように封止板7の内側方向に折れ曲がるこ
とがある。
止板7を示したものである。封止板7は、外装容器2の蓋体2bの注液口6を覆っている
。また、蓋体2bと封止板7との接続部分の一部は、例えばレーザー溶接によって接着し
ている。また、蓋体2bには、溝9が注液口6の中心点を円心とした略円環状に形成され
ている。
ぞれC1、C2とすると、式(1)および式(2)のような関係であることが望ましい。
[数1]
C1<B−2×0.1T …(式1)
[数2]
B+2×0.1T<C2 …(式2)
さが最大であった場合であっても、注液口6の中心点から突起部8までの距離(B−2×
0.1T)が、円環状の溝9の内径よりは外側となっていることを考慮し、(式2)では
、封止板7に形成される突起部8が外側に折れ曲がり、かつ突起部8の長さが最大であっ
た場合であっても、注液口6の中心点から突起部8までの距離(B+2×0.1T)が、
円環状の溝9の外径よりは内側となっていることを考慮した結果である。
も内側であることが望ましく、封止板7における溶接個所は、突起部8のない領域である
ことが望ましい。
7に形成されてしまった突起部8が蓋体2bに対向する側となった場合であっても、例え
ば図5に示すように突起部8は蓋体2bが有する溝9内に収容されるため、封止板7と蓋
体2bとの間に隙間が生じることがなく、特に、突起部8の形成方向が図3若しくは図4
のように異なっていても、同様に突起部8は蓋体2bが有する溝9内に収容される。よっ
て、封止板7と蓋体2bとを溶接する際に、それらの溶接個所において隙間が生じること
で、溶接不良となる可能性が低下する。
第2の実施形態では、蓋体2bの構造が第1の実施形態と異なる部分がある。したがっ
て、第1の実施形態と同一の箇所には同一の符号を付して、詳細の説明は適宜省略する。
封止板7を示したものである。封止板7は、外装容器2の蓋体2bの注液口6を覆ってい
る。また、蓋体2bと封止板7との接続部分の一部は例えばレーザー溶接によって接着し
ている。また、蓋体2bには、凸部11が注液口6の中心点を円心とした略円環状に形成
されている。
関係であることが望ましい。
[数3]
D<B−2×0.1T …(式3)
さが最大であった場合であっても、注液口6の中心点から突起部8までの距離(B−2×
0.1T)が、円環状の凸部11の外径よりは外側となっていることを考慮した結果であ
る。
である望ましく、封止板7における溶接個所は、突起部8のない領域であることが望まし
い。
7に形成されてしまった突起部8が蓋体2bと対抗する側になった場合であっても、例え
ば図5に示すように封止板7の縁部と蓋体2bとは凸部11によって間隙が形成されてい
るため、突起部8と蓋体2bとが接触することがなく、特に、突起部8の形成方向が図3
若しくは図4のように異なっていても、同様に突起部8は凸部11と蓋体2bとの間隙に
収容されるため、突起部8と蓋体2bとが接触することがない。一方、封止板7は突起部
8を有しない部分において蓋体2bとの接触箇所を有する。
不良となる可能性が低下する。
第3の実施形態では、蓋体2bの構造および封止板7の構造が第1、第2の実施形態と
異なる部分がある。したがって、第1、第2の実施形態と同一の箇所には同一の符号を付
して、詳細の説明は適宜省略する。
みを示している。封止板12は、例えば図8のような金属板13をプレスで円盤状に打ち
抜いて製造される。金属板13は例えば円形の台部14を備えている。封止板12は台部
14の周囲を例えば円形に打ち抜いて製造される。
封止板12の直径をB、封止板12において、台部15が形成されていない部分の封止板
12の板厚をT、台部15が形成されている部分の封止板12の板厚をT1とすると、式
(4)のような関係であることが望ましい。
[数4]
1.1T<T1 …(式4)
突起部8の長さが最大であった場合であっても、封止板12に形成されている台部15の
高さよりも低いことを考慮した結果である。
。
蓋体2b及び封止板12を示したものである。封止板12は、外装容器2の蓋体2bの注
液口6を覆われている。また、蓋体2bと封止板12との接続部分の一部は例えばレーザ
ー溶接によって接着している。
板12に形成されてしまった突起部8が蓋体2bに対抗する側となった場合であっても、
例えば図12に示すように封止板7の縁部と蓋体2bとは台部15によって間隙が形成さ
れているため、突起部8と蓋体2bとが接触することがなく、特に、突起部8の形成方向
が図3若しくは図4のように異なっていても、同様に突起部8は台部15と蓋体2bとの
間隙に収容されるため、突起部8と蓋体2bとが接触することがない。一方、封止板7は
突起部8を有しない部分において蓋体2bとの接触箇所を有する。
不良となる可能性が低下する。
板12の有する二つの台部15のうち、蓋体2bと接触する台部15がいずれの台部15
であっても、封止板12と蓋体2bとを溶接した後の二次電池1の外観が略同一となり、
より好ましい。
のであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様
々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、
置き換え、変更を行うことができる。例えば、外装容器2はアルミニウムまたはアルミニ
ウム合金に限られず、鉄あるいはステンレスなどの他の金属であってもよい。これら実施
形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された
発明とその均等の範囲に含まれるものである。
口、7、12…封止板、8…突起部(バリ)、9…溝、10…溶接部、11…凸部、13
…金属板、14、15…台部
Claims (5)
- 開口部を有し電極体を収納する外装容器と、前記外装容器の開口部を覆う蓋体と、前記蓋体に形成され前記外装容器内部に電解液を注入するための注液口と、
前記蓋体の上面に溶接され、前記注液口を覆う略円盤状の封止板と、を備え、
前記蓋体には、前記注液口の外側であって、前記封止板の内周部と略円環状に溶接される第1の領域と、
前記第1の領域の外側であって、前記封止板との溶接後に、前記封止板の外周縁部と離間させている略円環状の第2の領域とを、有する二次電池。 - 前記第2の領域には略円環状の溝が形成され、
前記封止板の直径をB、前記封止板の板厚をT、前記溝の内径の直径をC1、前記溝の外径の直径をC2としたときに、C1<B−2×0.1×TかつB+2×0.1×T<C2の関係を満たす請求項1に記載の二次電池。 - 前記第1の領域には前記封止板に対向する面が平坦である略円環状の凸部が形成され、
前記封止板の直径をB、前記封止板の板厚をT、前記凸部の外径の直径をDとしたときに、D<B−2×0.1×Tの関係を満たす請求項1に記載の二次電池。 - 前記封止板の前記第1の領域と対向する部分に台部が形成されている請求項1に記載の二次電池。
- 前記台部が形成されていない部分の前記封止板の板厚をT、前記台部が形成されている部分の前記封止板の板厚をT1としたときに、1.1×T<T1の関係を満たす請求項4に記載の二次電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016115234A JP6913442B2 (ja) | 2016-06-09 | 2016-06-09 | 二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016115234A JP6913442B2 (ja) | 2016-06-09 | 2016-06-09 | 二次電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017220393A JP2017220393A (ja) | 2017-12-14 |
JP6913442B2 true JP6913442B2 (ja) | 2021-08-04 |
Family
ID=60658026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016115234A Active JP6913442B2 (ja) | 2016-06-09 | 2016-06-09 | 二次電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6913442B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018090783A (ja) | 2016-11-30 | 2018-06-14 | ミネベアミツミ株式会社 | グリース組成物および転がり軸受 |
CN116799396B (zh) * | 2023-08-25 | 2023-12-22 | 深圳海辰储能控制技术有限公司 | 端盖组件、储能装置及用电设备 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5058562B2 (ja) * | 2006-11-02 | 2012-10-24 | Necエナジーデバイス株式会社 | 密閉型電池 |
CN102396087B (zh) * | 2009-04-13 | 2014-03-26 | 丰田自动车株式会社 | 密闭式电池及其制造方法、搭载该密闭式电池的车辆、设备 |
JP2012104685A (ja) * | 2010-11-11 | 2012-05-31 | Nippon Chemicon Corp | 電子部品及びその製造方法 |
JP2012199202A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-18 | Toyota Motor Corp | 電池および電池の製造方法 |
WO2012137236A1 (ja) * | 2011-04-01 | 2012-10-11 | トヨタ自動車株式会社 | 蓄電装置 |
JP2015130267A (ja) * | 2014-01-07 | 2015-07-16 | 株式会社東芝 | 電池 |
-
2016
- 2016-06-09 JP JP2016115234A patent/JP6913442B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017220393A (ja) | 2017-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6806217B2 (ja) | 二次電池 | |
JP4493623B2 (ja) | 二次電池 | |
KR101285966B1 (ko) | 이차 전지 | |
JP6091815B2 (ja) | 2次電池 | |
US20090297927A1 (en) | Cap assembly and secondary battery having the same | |
JP2010272513A (ja) | 二次電池 | |
US9350010B2 (en) | Secondary battery and method for fabricating the same | |
US20140004411A1 (en) | Sealed battery | |
JP6913442B2 (ja) | 二次電池 | |
KR101416520B1 (ko) | 벤트 구조를 갖는 2차 전지용 캡 플레이트 및 그의 제조방법 | |
US20120202096A1 (en) | Secondary battery | |
KR102425796B1 (ko) | 이차 전지 | |
JP6299243B2 (ja) | 蓄電素子及び安全弁 | |
KR101733741B1 (ko) | 접속부재를 갖는 이차 전지 | |
US10790485B2 (en) | Energy storage device and method of manufacturing energy storage device | |
JP6094460B2 (ja) | 蓄電装置の製造方法 | |
JP6304981B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
US9437862B2 (en) | Container for energy storage device including full penetration welded sealing member and method of producing the same | |
JP6592913B2 (ja) | 蓄電素子、及び蓄電装置 | |
JP2020068172A (ja) | 二次電池 | |
JP7312743B2 (ja) | 電池 | |
CN114221067B (zh) | 一种电池负极结构、电池及制备方法 | |
JP5677868B2 (ja) | 円筒形アルカリ電池用電池缶、および円筒形アルカリ電池 | |
JP6677911B2 (ja) | 二次電池 | |
KR20180005971A (ko) | 이차 전지용 캡 어셈블리 및 그 제조 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20170921 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20170921 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20180831 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20190125 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190521 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20190606 |
|
RD07 | Notification of extinguishment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7427 Effective date: 20190606 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200327 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200526 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201016 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201215 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210611 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210712 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6913442 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |