JP6912362B2 - 低効率設備推定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、低効率設備推定装置に関する。
従来、顧客のエネルギー使用量に基づいて、省エネのためのアドバイスを顧客に提供するサービスが行われている。このサービスでは、顧客のエネルギー使用量が平均より多い場合に、顧客設備の交換や、顧客設備の利用方法の変更が提案される。
特許第6159898号明細書 特許第6134458号明細書
しかしながら、上記従来のサービスでは、顧客のエネルギー使用量が平均より多い場合であっても、その原因(顧客設備のエネルギー効率の低さ)はわからなかったため、顧客に適切なアドバイスを提供することが困難であった。この結果、上記従来のサービスでは、エネルギー効率の低いエアコンが原因で電力の使用量が増加しているにもかかわらず、ガスコンロの交換が提案される、というように、顧客に不適切なアドバイスが提供されるおそれがあった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、顧客のエネルギー使用量に基づいて、エネルギー効率が低い顧客設備を推定することを目的とする。
一実施形態に係る低効率設備推定装置は、顧客の属性情報に基づいて、前記顧客が属するグループを特定する特定部と、前記顧客のエネルギー使用量を、用途ごとに分解する分解部と、前記グループにおける、前記顧客の前記エネルギー使用量の用途ごとのレベルを、期間ごとに判定する判定部と、前記判定部による判定結果に基づいて、低効率設備を推定する推定部と、各期間における各用途の前記エネルギー使用量のレベルと、前記低効率設備と、を対応付けて記憶する低効率設備記憶部と、を備える。

本発明の各実施形態によれば、顧客のエネルギー使用量に基づいて、エネルギー効率が低い顧客設備を推定できる。
低効率設備推定装置のハードウェア構成の一例を示す図。 低効率設備推定装置の機能構成の一例を示す図。 顧客情報記憶部に記憶された顧客情報の一例を示す図。 顧客情報記憶部に記憶された顧客のエネルギー使用量の一例を示す図。 グループ情報記憶部に記憶されたグループ情報の一例を示す図。 グループ情報記憶部に記憶されたグループの平均エネルギー使用量の一例を示す図。 第2の判定方法を併用した場合のレベルの一例を示す図。 低効率設備記憶部に記憶された情報の一例を示す図。 低効率設備推定装置の動作の一例を示すフローチャート。
以下、本発明の各実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態に係る明細書及び図面の記載に関して、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重畳した説明を省略する。
一実施形態に係る低効率設備推定装置1について、図1〜図9を参照して説明する。本実施形態に係る低効率設備推定装置1は、顧客が住居で使用した、ガスや電力などのエネルギーの量に基づいて、顧客の住居に設けられた設備の状態を推定する装置である。本実施形態では、顧客として、省エネのためのアドバイスを提供するサービスの需要者を想定しているが、顧客はこれに限られない。低効率設備推定装置1は、PC(Personal Computer)、サーバ、スマートフォン、及びタブレット端末などの、汎用のコンピュータにより構成される。
まず、低効率設備推定装置1のハードウェア構成について説明する。図1は、本実施形態に係る低効率設備推定装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。図1の低効率設備推定装置1は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、HDD(Hard Disk Drive)104と、入力装置105と、表示装置106と、を備える。また、低効率設備推定装置1は、通信インタフェース107と、バス108と、を備える。
CPU101は、プログラムを実行することにより、低効率設備推定装置1の各構成を制御し、低効率設備推定装置1の機能を実現する。
ROM102は、CPU101が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。
RAM103は、CPU101にワークエリアを提供する。
HDD104は、CPU101が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。
入力装置105は、ユーザの操作に応じた情報を低効率設備推定装置1に入力する。入力装置105には、タッチパネル、キーボード、マウス、及びハードウェアボタンなどで有り得る。
表示装置106は、ユーザの操作に応じた画面を表示する。表示装置106は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどで有り得る。
通信インタフェース107は、低効率設備推定装置1をインターネットやLAN(Local Area Network)などのネットワークに接続する。低効率設備推定装置1は、ネットワークを介して外部装置と通信可能に接続される。
バス108は、CPU101、ROM102、RAM103、HDD104、入力装置105、表示装置106、及び通信インタフェース107を相互に接続する。
なお、低効率設備推定装置1のハードウェア構成は図1の例に限られない。図1の例では、低効率設備推定装置1は、1つのコンピュータにより構成されているが、有線又は無線で接続された複数のコンピュータからなるシステム(低効率設備推定システム)として構成されてもよい。
次に、低効率設備推定装置1の機能構成について説明する。図2は、低効率設備推定装置1の機能構成の一例を示す図である。図2の低効率設備推定装置1は、顧客情報記憶部11と、グループ情報記憶部12と、特定部13と、分解部14と、判定部15と、低効率設備記憶部16と、推定部17と、アドバイス記憶部18と、アドバイス部19と、を備える。特定部13、分解部14、判定部15、推定部17、及びアドバイス部19は、CPU101がプログラムを実行することにより実現される。また、顧客情報記憶部11、グループ情報記憶部12、低効率設備記憶部16、及びアドバイス記憶部18は、ROM102、RAM103、及びHDD104の少なくとも1つにより実現される。
顧客情報記憶部11は、各顧客の顧客情報を記憶する。顧客情報は、顧客に関する情報であり、顧客ID、属性情報、及び設備情報を含む。顧客IDは、顧客の識別情報である。顧客IDが00Xである顧客を、顧客00Xと称する。属性情報は、顧客の属性を示す情報であり、住居種類、住居構造、及び同居人数の少なくとも1つを含む。また、顧客情報は、顧客の氏名、年齢、性別、住所、及び連絡先などを含んでもよい。設備情報は、顧客設備に関する情報である。顧客設備は、顧客の住居に設けられた設備である。設備情報には、顧客の住居に設けられた暖房機器の種類が含まれる。
図3は、顧客情報記憶部11に記憶された顧客情報の一例を示す図である。図3の各行が、各顧客の顧客情報に相当する。図3の例では、顧客情報には、顧客ID、氏名、属性情報(住居種類、住居構造、及び同居人数)、及び暖房機器の種類(暖房種類)が含まれる。例えば、顧客001の氏名はAAA、住居種類は戸建て、住居構造は木造、同居人数は3人、暖房機器は電気暖房である。
また、顧客情報記憶部11は、各顧客のエネルギー使用量(各顧客がその住居で使用したエネルギーの量)を記憶する。顧客のエネルギー使用量には、顧客のガス使用量及び電力使用量の少なくとも一方が含まれる。顧客のエネルギー使用量は、時間ごと、日ごと、週ごと、月ごと、又は季節ごとに記憶される。
図4は、顧客情報記憶部11に記憶された顧客のエネルギー使用量の一例を示す図である。図4の例では、ある顧客の電力使用量が月ごとに示されている。例えば、この顧客の1月の電力使用量は527kWhである。
グループ情報記憶部12は、各グループのグループ情報を記憶する。ここでいうグループとは、属性情報に基づいて分類された顧客の集合である。グループ情報は、グループに関する情報であり、グループID及び属性情報を含む。グループIDは、グループの識別情報である。以下、グループIDが10Xであるグループを、グループ10Xと称する。属性情報は、グループに属する顧客の属性を示す情報であり、住居種類、住居構造、及び同居人数の少なくとも1つを含む。また、グループ情報は、グループの名称などを含んでもよい。
図5は、グループ情報記憶部12に記憶されたグループ情報の一例を示す図である。図5の各行が、各グループのグループ情報に相当する。図5の例では、グループ情報には、グループID、名称、及び属性情報(住居種類、住居構造、及び同居人数)が含まれる。例えば、グループ101の名称は木造戸建て1、住居種類は戸建て、住居構造は木造、同居人数は1人である。
また、グループ情報記憶部12は、各グループの平均エネルギー使用量(各グループに属する顧客のエネルギー使用量の平均値)を記憶する。グループの平均エネルギー使用量には、グループの平均ガス使用量(グループに属する顧客のガス使用量の平均値)及び平均電力使用量(グループに属する顧客の電力使用量の平均値)の少なくとも一方が含まれる。平均エネルギー使用量は、時間ごと、日ごと、週ごと、月ごと、又は季節ごとに記憶される。
図6は、グループ情報記憶部12に記憶されたグループの平均エネルギー使用量の一例を示す図である。図6の例では、あるグループの平均電力使用量及び用途ごとの平均電力使用量が月ごとに示されている。例えば、このグループの1月の平均電力使用量は503kWhである。
特定部13は、顧客の属性情報に基づいて、当該顧客が属するグループを特定する。以下、低効率設備推定装置1の処理対象となる顧客を対象顧客と称する。この場合、特定部13は、対象顧客の属性情報を顧客情報記憶部11から読み出し、グループ情報記憶部12を参照して、対象顧客の属性情報と一致する属性情報を有するグループを、対象顧客が属するグループとして特定する。例えば、図3の顧客001が対象顧客である場合、対象顧客が属するグループとしてグループ103が特定される。
分解部14は、対象顧客のエネルギー使用量及び各グループの平均エネルギー使用量を用途ごとに分解(用途ごとのエネルギー使用量及び平均エネルギー使用量を算出)する。例えば、分解部14は、対象顧客の電力使用量及び各グループの平均電力使用量を「ベース」、「空調」、及び「照明・コンセント他」に分解し得る。また、分解部14は、「照明・コンセント他」を、「AV(Audio Visual)」、「家事」、「照明」、及び「厨房」に分割してもよい。
「ベース」は、常に消費される電力であり、冷蔵庫などの常時動作する顧客設備の消費電力や、各顧客設備の待機電力を含む。「空調」は、エアコンなどの空調機器の消費電力である。「照明・コンセント他」は、「ベース」でも「空調」でもない消費電力の総称である。「AV」は、AV機器の消費電力である。「家事」は、料理以外の家事に関連する家事機器(掃除機、洗濯機、乾燥機、及びアイロンなど)の消費電力である。「照明」は、照明機器の消費電力である。「厨房」は、厨房機器(電子レンジ、換気扇、及びオーブンなど)の消費電力である。
また、分解部14、対象顧客のガス使用量及び各グループの平均ガス使用量を「暖房」、「給湯器」、及び「その他」に分解し得る。「暖房」は、ガス暖房機器のガス消費量である。「給湯器」は、給湯器のガス消費量である。「その他」は、上記の各用途に分割されなかったガス消費量の総称である。
分解部14は、電力使用量及びガス使用量をそれぞれ用途ごとに分解してもよいし、いずれか一方だけを用途ごとに分解してもよい。また、各グループの平均エネルギー使用量は、予め用途ごとに分解され、グループ情報記憶部12に記憶されていてもよい。
分解部14は、エネルギー使用量の分解方法として、既存の任意の方法を利用できる。例えば、分解部14は、ある期間における対象顧客のエネルギー使用量の最小値に応じた値(例えば、最小値にバッファを加味した値)を、当該期間における「ベース」として分解してもよい。また、分解部14は、夏のエネルギー使用量と、春又は秋のエネルギー使用量と、の差に応じた値を、夏の「空調」として分解してもよい。同様に、分解部14は、冬のエネルギー使用量と、春又は秋のエネルギー使用量と、の差に応じた値を、冬の「空調」として分解してもよい。分解部14は、「ベース」にも「空調」にも分解されなかったエネルギー使用量を、「照明・コンセント他」に分解すればよい。なお、分解部14によるエネルギー使用量の分解方法は、上記の例に限られない。
判定部15は、対象顧客が属するグループにおける、対象顧客のエネルギー使用量の用途ごとのレベルを、期間ごとに判定する。レベルは、例えば、時間ごと、日ごと、週ごと、月ごと、又は季節ごとに判定される。判定部15は、電力使用量及びガス使用量のレベルをそれぞれ用途ごとに判定してもよいし、いずれか一方だけを用途ごとに判定し、他方は用途を区別せずに判定してもよい。用途を区別せずにエネルギー使用量のレベルを判定する場合、後述する第2の判定方法を利用すればよい。
まず、対象顧客の期間Xにおける用途Yのエネルギー使用量のレベルを判定する第1の判定方法について説明する。
第1の判定方法では、判定部15は、例えば、対象顧客の期間Xにおけるエネルギー使用量に対する、対象顧客の期間Xにおける用途Yのエネルギー使用量の比率R1[%]と、閾値Rth[%]と、を比較することにより、対象顧客の期間Xにおける用途Yのレベルを判定する。閾値Rthは、期間ごと又は用途ごとに予め設定されていてもよいし、対象顧客が属するグループZの期間Xにおける平均エネルギー使用量に対する、グループZの期間Xにおける用途Yの平均エネルギー使用量の比率R2[%]を基準に設定されてもよい。閾値Rthがn個設定された場合、レベルは(n+1)値のいずれかに判定される。
また、判定部15は、グループZにおける比率R1の順位r1と、閾値rthと、を比較することにより、対象顧客の期間Xにおける用途Yのレベルを判定してもよい。この場合、グループZにおける比率R1と順位との関係を、グループ情報記憶部12に保存しておけばよい。閾値rthは、期間ごと又は用途ごとに予め設定される。閾値rthがn個設定された場合、レベルは(n+1)値のいずれかに判定される。
ここで、閾値Rthが1つ設定された場合について考える。この場合、判定部15は、対象顧客の期間Xにおける用途Yの比率R1が閾値Rth以上であるか否かを判定する。これにより、レベルは2値のいずれかに判定される。比率R1が閾値Rth以上である場合のレベルを「H」、比率R1が閾値Rth未満である場合のレベルを「L」と称する。「H」は、対象顧客の期間Xにおける用途Yのエネルギー使用量が、グループZにおいて相対的に多いことを意味し、「L」は、対象顧客の期間Xにおける用途Yのエネルギー使用量が、グループZにおいて相対的に多くはないことを意味する。
例えば、対象顧客の1月における「ベース」の電力使用量が132kWhである場合、図4の例では、対象顧客の1月における「ベース」の電力使用量の比率R1は25%(=132kWh/527kWh)となる。一方、対象顧客が属するグループZの1月における「ベース」の平均電力使用量が101kWhである場合、図6の例では、グループZの1月における「ベース」の平均電力使用量の比率R2は20%(=101kWh/503kWh)となる。閾値Rthが比率R2の110%、すなわち、22%(=20%×110%)である場合、R1≧Rthとなるため、対象顧客の1月における「ベース」の電力使用量のレベルは「H」と判定される。
次に、対象顧客の期間Xにおけるエネルギー使用量のレベルを判定する第2の判定方法について説明する。第2の判定方法は、第1の判定方法と併用される。第1の判定方法でレベルがn値のいずれかに判定され、第2の判定方法でレベルがm値のいずれかに判定される場合、対象顧客の期間Xにおける用途Yのエネルギー使用量のレベルは、(n×m)値のいずれかに判定される。
第2の判定方法では、判定部15は、対象顧客の期間Xにおけるエネルギー使用量E1と、閾値Ethと、を比較することにより、対象顧客の期間Xにおけるレベルを判定してもよい。閾値Ethは、期間ごと又は用途ごとに予め設定されていてもよいし、対象顧客が属するグループZの期間Xにおける平均エネルギー使用量E2を基準に設定されてもよい。閾値Ethがn個設定された場合、レベルは(n+1)値のいずれかに判定される。
また、判定部15は、エネルギー使用量E1のグループZにおける順位e1と、閾値ethと、を比較することにより、対象顧客の期間Xにおけるレベルを判定してもよい。この場合、グループZにおけるエネルギー使用量E1と順位との関係を、グループ情報記憶部12に保存しておけばよい。閾値ethは、期間ごと又は用途ごとに予め設定される。閾値ethがn個設定された場合、レベルは(n+1)値のいずれかに判定される。
ここで、閾値ethが2つ設定された場合、すなわち、閾値eth1,eth2(eth1はeth2より上位)が設定された場合について考える。この場合、判定部15は、対象顧客の期間Xにおける順位e1が、閾値eth1以上であるか否か、及び閾値eth2以上であるか否かを判定する。これにより、レベルは3値のいずれかに判定される。順位e1が閾値eth1以上である場合のレベルを「L」、順位e1が閾値eth2以上閾値eth2満である場合のレベルを「M」、順位e1が閾値eth2未満である場合のレベルを「H」と称する。「L」は、対象顧客の期間Xにおけるエネルギー使用量E1が、グループZにおいて相対的に少ないことを意味し、「M」は、対象顧客の期間Xにおけるエネルギー使用量E1が、グループZにおいて平均的であることを意味し、「H」は、対象顧客の期間Xにおけるエネルギー使用量E1が、グループZにおいて相対的に多いことを意味する。
例えば、対象顧客の1月の電力使用量E1の順位e1が20位、閾値eth1が30位、閾値eth2が70位である場合、順位e1が閾値eth1以上となるため、対象顧客の1月における電力使用量E1のレベルは「L」と判定される。
図7は、第2の判定方法を併用した場合のレベルの一例を示す図である。図7の例では、レベルは、第1の判定方法により「H」又は「L」に判定され、第2の判定方法により「H」、「M」、又は「L」に判定されている。この結果、図7の例では、対象顧客の期間Xの用途Yのエネルギー使用量のレベルは、「HH」、「HM」、「HL」、「LH」、「LM」、又は「LL」のいずれかに判定される。
低効率設備記憶部16は、各期間における各用途のエネルギー使用量のレベル(以下「使用量パターン」という。)と、設備情報と、低効率設備と、を対応付けて記憶する。低効率設備は、エネルギー効率が低いと推定される顧客設備である。また、使用量パターンは、時間ごと、日ごと、週ごと、月ごと、又は季節ごとのエネルギー使用量のレベルからなるパターンで有り得る。
図8は、低効率設備記憶部16に記憶された情報の一例を示す図である。図8の例では、使用量パターンは、各季節(春、夏、秋、及び冬)における各用途の電力使用量のレベルと、各季節におけるガス使用量のレベルと、からなるパターンである。春、夏、秋、及び冬のエネルギー使用量のレベルとして、例えば、5月、8月、10月、及び1月のエネルギー使用量のレベルをそれぞれ利用できる。また、図8における「−」は、その項目が任意であることを意味する。
使用量パターン1は、年間を通じて、「ベース」の電力使用量が、同じグループに属する他の顧客(以下、単に「他の顧客」という。)に比べて多い使用量パターンである。ある顧客00Xの使用量パターンが、使用量パターン1に該当する場合、顧客00Xの冷蔵庫などの待機電力が、他の顧客の冷蔵庫などの待機電力に比べて多いと考えられる。このことから、顧客00Xの冷蔵庫のエネルギー効率が低いと推定されるため、使用量パターン1には、低効率設備として冷蔵庫が対応付けられている。
使用量パターン2は、夏及び冬の「空調」の電力使用量が他の顧客に比べて多く、かつ、夏及び冬の電力使用量が他の顧客に比べて多い使用量パターンである。ある顧客00Xの使用量パターンが、使用量パターン2に該当し、かつ、顧客00Xの住居に電気暖房が設けられている場合、顧客00Xのエアコン(冷房及び暖房)の消費電力が他の顧客のエアコンの消費電力より多いと考えられる。このことから、顧客00Xのエアコンのエネルギー効率が低いと推定されるため、使用量パターン2には、低効率設備としてエアコンが対応付けられている。
使用量パターン3は、夏の「空調」の電力使用量が他の顧客に比べて多く、かつ、冬の「空調」の電力使用量が他の顧客に比べて多くはない使用量パターンである。ある顧客00Xの使用量パターンが、使用量パターン3に該当し、かつ、顧客00Xの住居にガス暖房が設けられている場合、顧客00Xのエアコン(冷房)の消費電力が他の顧客のエアコンの消費電力より多いと考えられる。このことから、顧客00Xのエアコンのエネルギー効率が低いと推定されるため、使用量パターン3には、低効率設備としてエアコンが対応付けられている。
使用量パターン4は、夏の「空調」の電力使用量が他の顧客に比べて多く、冬の「空調」の電力使用量が他の顧客に比べて多くはなく、夏のガス使用量が他の顧客に比べて多くはなく、かつ、冬のガス使用量が他の顧客に比べて多い使用量パターンである。ある顧客00Xの使用量パターンが、使用量パターン4に該当し、かつ、顧客00Xの住居にガス暖房が設けられている場合、顧客00Xのエアコン(冷房)の消費電力が他の顧客のエアコンの消費電力より多く、かつ、顧客00Xのガス暖房の消費電力が他の顧客のガス暖房のガス使用量より多いと考えられる。このことから、顧客00Xの住居の断熱設備(断熱窓など)のエネルギー効率(断熱効率)が低いと推定されるため、使用量パターン4には、低効率設備として断熱設備が対応付けられている。
使用量パターン5は、年間を通じて、「照明」の電力使用量が他の顧客に比べて多い使用量パターンである。ある顧客00Xの使用量パターンが、使用量パターン5に該当する場合、顧客00Xの照明機器の消費電力が他の顧客の照明機器の消費電力より多いと考えられる。このことから、顧客00Xの照明機器のエネルギー効率が低いと推定されるため、使用量パターン5には、低効率設備として照明機器が対応付けられている。
使用量パターン6は、年間を通じて、「家事」の電力使用量が他の顧客に比べて多い使用量パターンである。ある顧客00Xの使用量パターンが、使用量パターン6に該当する場合、顧客00Xが家事で使用する消費電力が他の顧客が家事で使用する消費電力より多いと考えられる。このことから、顧客00Xが家事で使用する電化製品のエネルギー効率が低いと推定されるため、使用量パターン5には、低効率設備として洗濯機(家事で使用する電化製品)が対応付けられている。なお、使用量パターン6には、洗濯機の代わりに、又は洗濯機と共に、乾燥機や掃除機などが対応付けられてもよい。
使用量パターン7は、年間を通じてガス使用量が他の顧客に比べて多い使用量パターンである。ある顧客00Xの使用量パターンが、使用量パターン7に該当する場合、顧客00Xが通年で使用するガス機器のガス使用量が、他の顧客が通年で使用するガス機器のガス使用量より多いと考えられる。このことから、顧客00Xが通年で使用するガス機器のエネルギー効率が低いと推定されるため、使用量パターン7には、低効率設備として、給湯器(通年で使用されるガス機器)が対応付けられている。
使用量パターン8は、夏及び冬の「空調」の電力使用量が他の顧客に比べて多くはなく、冬のガス使用量が他の顧客に比べて多く、かつ、冬以外のガス使用量が他の顧客に比べて多くはない使用量パターンである。ある顧客00Xの使用量パターンが、使用量パターン8に該当し、かつ、顧客00Xの住居にガス暖房が設けられている場合、顧客00Xのガス暖房のガス使用量が、他の顧客のガス暖房のガス使用量より多いと考えられる。このことから、顧客00Xのガス暖房のエネルギー効率が低いと推定されるため、使用量パターン8には、低効率設備として、ガスファンヒータ(ガス暖房)が対応付けられている。なお、使用量パターン8には、ガスファンヒータの代わりに、又はガスファンヒータと共に、床暖房用給湯器などが対応付けられてもよい。
なお、使用量パターン、設備情報、及び低効率設備の組み合わせは、図8の例に限られない。例えば、用途ごとにガス使用量のレベルからなる使用量パターンと、低効率設備と、が対応付けられてもよい。
推定部17は、判定部15により判定された対象顧客の各期間における各用途のエネルギー効率のレベル(判定結果)と、対象顧客の設備情報と、に基づいて、対象顧客の低効率設備を推定する。具体的には、推定部17は、低効率設備記憶部16を参照して、対象顧客の判定結果が該当する使用量パターンを探す。対象顧客の判定結果が該当する使用量パターンが見つからない場合、推定部17は、低効率設備はないと推定する。一方、対象顧客の判定結果が該当する使用量パターンが見つかった場合、当該使用量パターンに対応付けられた設備情報と、対象顧客の設備情報と、が一致するか確認する。対象顧客の判定結果が該当する使用量パターンに対応付けられた設備情報と、対象顧客の設備情報と、が一致しない場合、推定部17は、低効率設備はないと推定する。一方、対象顧客の判定結果が該当する使用量パターンに対応付けられた設備情報と、対象顧客の設備情報と、が一致した場合、推定部17は、対象顧客の判定結果が該当する使用量パターンに対応付けられた低効率設備を、対象顧客の低効率設備として推定する。例えば、対象顧客の1月及び8月における「空調」の電力使用量のレベルがいずれも「HH」であり、対象顧客の設備情報が「電気暖房」であった場合、図8の例では、対象顧客の低効率設備としてエアコンが推定される。
アドバイス記憶部18は、予め用意された、低効率設備に応じた省エネのためのアドバイス(メッセージ)を記憶する。アドバイスとして、低効率設備の交換、買い替え、メンテナンス、又は利用方法の変更を推奨するメッセージなどが用意される。また、断熱設備に応じたアドバイスとして、上記の他に、新たな断熱設備(例えば、二重サッシ)の導入を推奨するメッセージが用意されてもよい。アドバイスは、低効率設備ごとに1つ用意されてもよいし、複数用意されてもよい。
アドバイス部19は、推定部17が推定した対象顧客の低効率設備に応じたアドバイスを顧客に提供する。具体的には、アドバイス部19は、アドバイス記憶部18を参照して、対象顧客の低効率設備に応じたアドバイスを取得し、取得したアドバイスを顧客に提供する。アドバイスを顧客に提供する方法として、アドバイスを表示装置106に表示する方法や、アドバイスを電子メールで顧客に送信する方法が考えられる。
次に、低効率設備推定装置1の動作について説明する。図9は、低効率設備推定装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、低効率設備推定装置1のユーザは、顧客情報記憶部11に顧客情報を記憶された顧客の中から、対象顧客を選択する(ステップS101)。
ユーザにより対象顧客を選択されると、特定部13は、顧客情報記憶部11から対象顧客の属性情報を取得し、グループ情報記憶部12に記憶されたグループ情報(図5)を参照して、対象顧客が属するグループを特定する(ステップS102)。
次に、特定部13は、グループ情報記憶部12から対象顧客が属するグループの平均エネルギー使用量(図6)を取得する(ステップS103)。特定部13は、取得した平均エネルギー使用量を分解部14に渡す。
一方、ユーザにより対象顧客を選択されると、分解部14は、顧客情報記憶部11から対象顧客のエネルギー使用量を取得し、取得したエネルギー使用量を用途ごとに分解する(ステップS104)。分解部14は、分解したエネルギー使用量を判定部15に渡す。
また、分解部14は、特定部13から対象顧客が属するグループの平均エネルギー使用量を受け取ると、受け取った平均エネルギー使用量を用途ごとに分解する(ステップS105)。分解部14は、分解した平均エネルギー使用量を判定部15に渡す。
判定部15は、分解部14から用途ごとに分解されたエネルギー使用量及び平均エネルギー使用量を受け取ると、第1の判定方法や第2の判定方法を利用して、対象顧客の各期間における各用途のエネルギー使用量のレベルを判定する(ステップS106)。判定部15は、判定結果を推定部17に渡す。
推定部17は、判定部15から判定結果を受け取ると、顧客情報記憶部11から対象顧客の設備情報を取得し、低効率設備記憶部16(図8)を参照して、対象顧客の低効率設備を推定する(ステップS107)。推定部17が低効率設備はないと推定した場合(ステップS108のNO)、低効率設備推定装置1は、動作を終了する。この際、低効率設備がない旨のメッセージが顧客に提供されてもよい。一方、推定部17は、いずれかの顧客設備を低効率設備として推定した場合(ステップS108のYES)、推定結果をアドバイス部19に渡す。
アドバイス部19は、推定部17から推定結果を受け取ると、アドバイス記憶部18を参照して、対象顧客の低効率設備に応じたアドバイスを取得し、取得したアドバイスを顧客に提供する(ステップS109)。
以上説明した通り、本実施形態によれば、対象顧客のエネルギー使用量に基づいて、対象顧客の低効率設備を推定することができる。低効率設備は、対象顧客のエネルギー使用量が増加する原因に相当する。したがって、対象顧客のエネルギー使用量が多い場合、対象顧客に低効率設備に応じたアドバイスを提供することにより、対象顧客により適切なアドバイスを提供することができる。
なお、本実施形態において、顧客の設備情報を利用しないことも可能である。この場合、図8の例では、使用量パターン1,5〜7に対応する低効率設備を推定可能である。
また、本実施形態において、顧客の電力使用量又はガス使用量だけを利用することも可能である。この場合、図8の例では、使用量パターン1〜3,5〜7に対応する低効率設備を推定可能である。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1:低効率設備推定装置
11:顧客情報記憶部
12:グループ情報記憶部
13:特定部
14:分解部
15:判定部
16:低効率設備記憶部
17:推定部
18:アドバイス記憶部
19:アドバイス部

Claims (6)

  1. 顧客の属性情報に基づいて、前記顧客が属するグループを特定する特定部と、
    前記顧客のエネルギー使用量を、用途ごとに分解する分解部と、
    前記グループにおける、前記顧客の前記エネルギー使用量の用途ごとのレベルを、期間ごとに判定する判定部と、
    前記判定部による判定結果に基づいて、低効率設備を推定する推定部と、
    各期間における各用途の前記エネルギー使用量のレベルと、前記低効率設備と、を対応付けて記憶する低効率設備記憶部と、
    を備える低効率設備推定装置。
  2. 前記推定部は、前記顧客の設備情報に基づいて、前記低効率設備を推定する
    請求項1に記載の低効率設備推定装置。
  3. 前記推定部による推定結果に応じた前記顧客へのアドバイスを提供するアドバイス部を更に備える
    請求項1又は請求項2に記載の低効率設備推定装置。
  4. 前記アドバイス部は、前記アドバイスとして、前記顧客の前記低効率設備の交換、買い替え、メンテナンス、利用方法の変更、及び新たな設備の導入を推奨するメッセージの少なくとも1つを提供する
    請求項3に記載の低効率設備推定装置。
  5. 顧客の属性情報に基づいて、前記顧客が属するグループを特定する特定部と、
    前記顧客のエネルギー使用量を、用途ごとに分解する分解部と、
    前記グループにおける、前記顧客の前記エネルギー使用量の用途ごとのレベルを、期間ごとに判定する判定部と、
    各期間における各用途の前記エネルギー使用量のレベルと、低効率設備と、を対応付けた情報と、前記判定部による判定結果と、に基づいて、低効率設備を推定する推定部と、
    を備える低効率設備推定装置。
  6. 前記属性情報は、前記顧客の住居種類、住居構造、及び同居人数の少なくとも1つを含む
    請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の低効率設備推定装置。
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