JP6159898B1 - 通知システム、通知方法、サーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】対象期間における使用用途別の電力使用状況に基づき、電力使用の抑制を促す通知を行うことが可能な通知システム等を提供する。【解決手段】ユーザの対象期間における時間帯ごとの電力の総使用量の最小値に基づき、対象期間の時間帯ごとの定常用途電力の平均使用量を算出し、対象期間の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、空調未使用と想定される参照期間の時間帯ごとの電力の平均総使用量とに基づき、対象期間の時間帯ごとの空調用途電力の平均使用量を算出し、対象期間の時間帯ごとの電力の平均総使用量、定常用途電力の平均使用量、及び空調用途電力の平均使用量に基づき、対象期間の時間帯ごとの他用途電力の平均使用量を算出し、対象期間の時間帯ごとの定常用途電力、空調用途電力、及び他用途電力の平均使用量に基づき、ユーザに対して電力使用の抑制を促す通知を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、通知システム等に関する。
従来、ユーザの対象期間における電力使用状況に対して、例えば、電力使用状況に関する統計データや過去のユーザの使用状況の履歴等に基づき、電力使用の抑制を促す通知(省エネアドバイス)を行う技術が知られている(例えば、特許文献1等参照)。
特開2015−230571号公報
しかしながら、電力の使用用途に応じてアドバイスすべき内容が異なりうるため、対象期間における使用用途別の電力使用状況に基づき、電力使用の抑制を促す通知が行われることが望ましい。
そこで、上記課題に鑑み、対象期間における使用用途別の電力使用状況に基づき、電力使用の抑制を促す通知を行うことが可能な通知システム等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態では、
ユーザの所定時間ごとの電力の総使用量を取得する取得部と、
前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、所定の対象期間における前記ユーザの予め区分された1日の複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する総使用量算出部と、
前記対象期間が、空調が使用されない時期として予め規定された中間期に該当しない場合に、前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記中間期に含まれる、前記対象期間よりも以前の参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する参照総使用量算出部と、
前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出し、当該最小値に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途に使用された定常用途電力の平均使用量を算出する定常使用量算出部と、
前記対象期間が前記中間期に該当しない場合、前記総使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記参照総使用量算出部により算出された、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの空調に使用された空調用途電力の平均使用量を算出し、前記対象期間が前記中間期に該当する場合、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記空調用途電力の平均使用量をゼロと算出する空調使用量算出部と、
前記総使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量と、前記空調使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記空調用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途及び空調と異なる他用途に使用された他用途電力の平均使用量を算出する他用途使用量算出部と、
前記定常使用量算出部、前記空調使用量算出部、及び前記他用途使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力、前記空調用途電力、及び前記他用途電力の平均使用量に基づき、前記ユーザに対して電力使用の抑制を促す通知を行う通知部と、を備える、
通知システムが提供される。
また、本発明の他の実施形態では、
ユーザの所定時間ごとの電力の総使用量を取得する取得部と、
前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、所定の対象期間における前記ユーザの予め区分された1日の複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する総使用量算出部と、
前記対象期間が、空調が使用されない時期として予め規定された中間期に該当しない場合に、前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記中間期に含まれる、前記対象期間よりも以前の参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する参照総使用量算出部と、
前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出し、当該最小値に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途に使用された定常用途電力の平均使用量を算出する定常使用量算出部と、
前記対象期間が前記中間期に該当しない場合、前記参照総使用量算出部により算出された、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途及び空調と異なる他用途に使用された他用途電力の平均使用量を算出し、前記対象期間が前記中間期に該当する場合、前記総使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量を算出する他用途使用量算出部と、
前記総使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量と、前記他用途使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの空調に使用された空調用途電力の平均使用量を算出する空調使用量算出部と、
前記定常使用量算出部、前記他用途使用量算出部、及び前記空調使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力、前記他用途電力、及び前記空調用途電力の平均使用量に基づき、前記ユーザに対して電力使用の抑制を促す通知を行う通知部と、を備える、
通知システムが提供される。
また、本発明の更に他の実施形態では、
ユーザの所定時間ごとの電力の総使用量を取得する取得部と、
前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、所定の対象期間における前記ユーザの予め区分された1日の複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する総使用量算出部と、
前記対象期間が、空調が使用されない時期として予め規定された中間期に該当しない場合に、前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記中間期に含まれる、前記対象期間よりも以前の参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する参照総使用量算出部と、
前記対象期間が前記中間期に該当しない場合に、前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出し、当該最小値に基づき、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途に使用された定常用途電力の平均使用量を算出する参照定常使用量算出部と、
前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出し、当該最小値に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量を算出する定常使用量算出部と、
前記対象期間が前記中間期に該当しない場合、前記参照総使用量算出部により算出された、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記参照定常使用量算出部により算出された、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途及び空調以外の他用途に使用された他用途電力の平均使用量を算出し、前記対象期間が前記中間期に該当する場合、前記総使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量を算出する他用途使用量算出部と、
前記総使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量と、前記他用途使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの空調に使用された空調用途電力の平均使用量を算出する空調使用量算出部と、
前記定常使用量算出部、前記他用途使用量算出部、及び前記空調使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力、前記他用途電力、及び前記空調用途電力の平均使用量に基づき、前記ユーザに対して電力使用の抑制を促す通知を行う通知部と、を含む、
通知システムが提供される。
また、本発明の更に他の実施形態では、
通知システムにより実行される通知方法であって、
ユーザの所定時間ごとの電力の総使用量を取得する取得ステップと、
前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、所定の対象期間における前記ユーザの予め区分された1日の複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する総使用量算出ステップと、
前記対象期間が、空調が使用されない時期として予め規定された中間期に該当しない場合に、前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記中間期に含まれる、前記対象期間よりも以前の参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する参照総使用量算出ステップと、
前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出し、当該最小値に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途に使用された定常用途電力の平均使用量を算出する定常使用量算出ステップと、
前記対象期間が前記中間期に該当しない場合、前記総使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記参照総使用量算出ステップにより算出された、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの空調に使用された空調用途電力の平均使用量を算出し、前記対象期間が前記中間期に該当する場合、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記空調用途電力の平均使用量をゼロと算出する空調使用量算出ステップと、
前記総使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量と、前記空調使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記空調用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途及び空調と異なる他用途に使用された他用途電力の平均使用量を算出する他用途使用量算出ステップと、
前記定常使用量算出ステップ、前記空調使用量算出ステップ、及び前記他用途使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力、前記空調用途電力、及び前記他用途電力の平均使用量に基づき、前記ユーザに対して電力使用の抑制を促す通知を行う通知ステップと、を含む、
通知方法が提供される。
また、本発明の更に他の実施形態では、
通知システムにより実行される通知方法であって、
ユーザの所定時間ごとの電力の総使用量を取得する取得ステップと、
前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、所定の対象期間における前記ユーザの予め区分された1日の複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する総使用量算出ステップと、
前記対象期間が、空調が使用されない時期として予め規定された中間期に該当しない場合に、前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記中間期に含まれる、前記対象期間よりも以前の参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する参照総使用量算出ステップと、
前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出し、当該最小値に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途に使用された定常用途電力の平均使用量を算出する定常使用量算出ステップと、
前記対象期間が前記中間期に該当しない場合、前記参照総使用量算出ステップにより算出された、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途及び空調と異なる他用途に使用された他用途電力の平均使用量を算出し、前記対象期間が前記中間期に該当する場合、前記総使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量を算出する他用途使用量算出ステップと、
前記総使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量と、前記他用途使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの空調に使用された空調用途電力の平均使用量を算出する空調使用量算出ステップと、
前記定常使用量算出ステップ、前記他用途使用量算出ステップ、及び前記空調使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力、前記他用途電力、及び前記空調用途電力の平均使用量に基づき、前記ユーザに対して電力使用の抑制を促す通知を行う通知ステップと、を含む、
通知方法が提供される。
また、本発明の更に他の実施形態では、
通知システムにより実行される通知方法であって、
ユーザの所定時間ごとの電力の総使用量を取得する取得ステップと、
前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、所定の対象期間における前記ユーザの予め区分された1日の複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する総使用量算出ステップと、
前記対象期間が、空調が使用されない時期として予め規定された中間期に該当しない場合に、前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記中間期に含まれる、前記対象期間よりも以前の参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する参照総使用量算出ステップと、
前記対象期間が前記中間期に該当しない場合に、前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出し、当該最小値に基づき、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途に使用された定常用途電力の平均使用量を算出する参照定常使用量算出ステップと、
前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出し、当該最小値に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量を算出する定常使用量算出ステップと、
前記対象期間が前記中間期に該当しない場合、前記参照総使用量算出ステップにより算出された、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記参照定常使用量算出ステップにより算出された、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途及び空調以外の他用途に使用された他用途電力の平均使用量を算出し、前記対象期間が前記中間期に該当する場合、前記総使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量を算出する他用途使用量算出ステップと、
前記総使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量と、前記他用途使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの空調に使用された空調用途電力の平均使用量を算出する空調使用量算出ステップと、
前記定常使用量算出ステップ、前記他用途使用量算出ステップ、及び前記空調使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力、前記他用途電力、及び前記空調用途電力の平均使用量に基づき、前記ユーザに対して電力使用の抑制を促す通知を行う通知ステップと、を含む、
通知方法が提供される。
また、更に他の実施形態は、サーバにより実現される。
本実施形態によれば、対象期間における使用用途別の電力使用状況に基づき、電力使用の抑制を促す通知を行うことが可能な通知システム等を提供することができる。
通知システムの構成の一例を示す。 第1実施形態に係るサーバ(処理装置)の構成の一例を示す機能ブロック図である。 対象期間における時間帯別の電力の平均総使用量を定常用途電力、空調用途電力、及び他用途電力の平均使用量に分解する手法の一例を説明する図である。 時間帯別の他用途に使用された電力(他用途電力)の具体的な用途を特定する手法の一例を説明する図である。 第2実施形態に係るサーバ(処理装置)の構成の一例を示す機能ブロック図である。 対象期間における時間帯別の電力の平均総使用量を定常用途電力、空調用途電力、及び他用途電力の平均使用量に分解する手法の他の例を説明する図である。 対象期間における時間帯別の電力の平均総使用量を定常用途電力、空調用途電力、及び他用途電力の平均使用量に分解する手法の他の例を説明する図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係る通知システム1の構成の一例を概略的に示す図である。本実施形態に係る通知システム1は、サーバ10を含む。また、本実施形態に係る通知システム1は、ユーザ2が所持する端末20と、ユーザ2が所持する住宅、施設等(以下、「ユーザ2の住宅等」と称する)に設置されるスマートメータ30を含む。
尚、ユーザ2は、複数のユーザのうちの一のユーザを代表的に示す。また、ユーザ2が所持する端末20は、所定のネットワーク3を通じて、インターネット網に接続可能であれば、スマートフォン、タブレット等の携帯端末であってもよいし、所定の場所に定置されるデスクトップ型のコンピュータ等の定置端末であってもよい。また、スマートメータ30は、ネットワーク3を介して、サーバ10と通信可能に接続され、周期的(例えば、30分毎)に、ユーザ2の住宅等での電力使用量を送信する。また、図中では、便宜上、端末20、スマートメータ30をユーザ2に内包する態様で表記している。
サーバ10は、所定のネットワーク3(例えば、インターネット網、基地局を末端とする携帯電話網等)を通じて、ユーザ2に対する電力使用の抑制を促す通知を行う。具体的には、サーバ10は、ユーザ2が利用する端末20を介してユーザ2に対する当該通知を行う。サーバ10は、通信機器11と、処理装置12を含む。
通信機器11は、ネットワーク3と通信可能に接続する任意のデバイスである。
処理装置12は、サーバ10における各種制御処理を実行する。処理装置12は、その機能が任意のハードウェア、ソフトウェア、或いはその組み合わせにより実現されてよく、例えば、CPU(Central Processing Unit),RAM(Random Access Memory),ROM(Read Only Memory),I/O(Input-Output interface)等を含む1又は複数のサーバコンピュータを中心に構成されてよい。以下、図2を参照して、処理装置12の機能構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る処理装置12の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
処理装置12は、例えば、サーバコンピュータのROMに格納される1以上のプログラムをCPU上で実行することにより実現される機能部として、通信処理部121、時系列データ取得部122と、総使用量算出部123と、参照総使用量算出部124と、定常使用量算出部126と、空調使用量算出部127と、他用途使用量算出部128と、参照他用途使用量算出部129と、抽出部130と、詳細用途判定部131と、通知部132を含む。また、処理装置12は、例えば、サーバコンピュータに内蔵される、或いは、外部接続される不揮発性の記憶装置に予め規定される記憶領域として、記憶部139を含む。
通信処理部121は、通信機器11を制御し、ネットワーク3を介して、端末20、スマートメータ30等の外部装置との間での各種信号(制御信号、情報信号等)の送受信を行う。
例えば、通信処理部121は、ユーザ2の住宅等に設けられるスマートメータ30から所定時間ごと(例えば、30分ごと)に送信される電力使用量に関する情報(電力使用量情報)を受信する。通信処理部121は、スマートメータ30から電力使用量情報を受信すると、受信した電力使用量情報に含まれる、直近の所定時間(例えば、30分間)の電力使用量のデータを最新データとして追加する態様で、記憶部139に格納される電力使用履歴情報1391を更新させる。以下、本実施形態では、後述する用途別の電力の使用量(定常用途使用量、空調使用量、他用途使用量)と全体の電力の使用量を区別するため、用途を問わない全体の電力使用量を電力の総使用量と称する。
時系列データ取得部122は、記憶部の電力使用履歴情報1391から予め規定される対象期間(例えば、前月のひと月の間、即ち、前月のカレンダーの1日から月末日までの間等)におけるユーザ2の電力総使用量の所定時間ごとの時系列データ(対象期間データ)を取得する。また、時系列データ取得部122は、記憶部の電力使用履歴情報1391から後述する対象期間以前の参照期間におけるユーザ2の電力総使用量の所定時間ごとの時系列データ(参照期間データ)を取得する。
尚、本実施形態における"ひと月"は、カレンダーの1日から月末日までを示すが、今回の検針から次回の検針までの間を示してもよい。
総使用量算出部123は、時系列データ取得部122により取得された対象期間データに基づき、対象期間におけるユーザ2の予め区分される1日の時間帯別の電力の平均総使用量を算出する。予め区分される1日の複数の時間帯は、例えば、1日(24時間)が1時間ごとに24区分された時間帯であってもよいし、例えば、1日(24時間)が4時間ごとに6区分された時間帯であってもよい。以下、本実施形態では、"時間帯"とは、特に断わらない限り、24時間が1時間ごとに24区分された時間帯を前提とする。
参照総使用量算出部124は、対象期間が、空調が使用されない時期として予め規定される中間期に該当しない場合(例えば、対象期間が、冷房が使用される夏期や暖房が使用される冬期の場合)、時系列データ取得部122により取得された参照期間データに基づき、参照期間におけるユーザ2の1日の時間帯別の平均総使用量を算出する。参照期間は、中間期に含まれる、対象期間よりも以前の期間である。例えば、中間期は、春及び秋の予め規定される時期(例えば、4月、5月、10月、11月等)であり、参照期間は、中間期から適宜抽出される期間であり、好ましくは、対象期間の直近の期間で、且つ、対象期間と同じ長さ(即ち、1か月間)の期間である。
尚、参照総使用量算出部124は、例えば、前回の対象期間に関する処理に応じて、既に、参照期間におけるユーザ2の1日の時間帯別の平均総使用量を算出し、算出したデータが記憶部139に格納される態様である場合、算出する処理の代わりに、当該データを記憶部139から読み出す処理を行ってもよい。また、過去の対象期間が参照期間に相当する場合、既に、当該対象期間に関する処理に応じて、総使用量算出部123により参照期間におけるユーザ2の1日の時間帯別の電力の平均総使用量が算出されるため、この場合、総使用量算出部123が参照総使用量算出部124の機能を兼務し、参照総使用量算出部124は省略されてもよい。
定常使用量算出部126は、対象期間におけるユーザ2の1日の時間帯別の定常用途に使用された電力(以下、定常用途電力と称する)の平均使用量を算出する。定常用途とは、1日24時間で定常的に略変化せずに使用される電力であり、例えば、ユーザ2の住宅等から電力供給を受ける各機器の待機電力や冷蔵庫等の常時作動する各機器の消費電力が含まれる。具体的には、定常使用量算出部126は、対象期間データに基づき、対象期間における時間帯(即ち、1時間)ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出する。そして、定常使用量算出部126は、抽出した最小値に基づき、対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力の平均使用量を算出する。定常用途以外の電力の使用がないと仮定すれば、最小値或いは最小値にばらつき(バッファ分)を想定した値を1日の時間帯ごとの定常用途電力と想定することができるからある。例えば、定常使用量算出部126は、対象期間データに基づき、対象期間における時間帯ごとの電力の総使用量の時系列データの中から最小値を抽出すると共に、当該最小値と当該最小値に所定のバッファ分を加えた値との間に含まれる電力の総使用量の値を有するデータを抽出する。そして、定常使用量算出部126は、抽出された電力の総使用量の値を加重平均することにより、対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力の平均使用量、即ち、1日の各時間帯で定常状態で変化しない定常用途電力の対象期間の各日における平均使用量を算出する。
空調使用量算出部127は、対象期間におけるユーザ2の1日の時間帯別の空調に使用された電力(空調用途電力)の平均使用量を算出する。
他用途使用量算出部128は、対象期間におけるユーザ2の1日の時間帯別の定常用途及び空調以外の他用途に使用された電力(他用途電力)の平均使用量を算出する。
以下、図3を参照し、対象期間における1日の時間帯別の空調用途電力及び他用途電力の平均使用量の具体的な算出方法について説明をする。
図3は、対象期間における時間帯別の電力の平均総使用量を定常用途電力、空調用途電力、及び他用途電力の平均使用量に分解する手法の一例を説明する図である。具体的には、図3は、対象期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量を示す実線のグラフ(総使用量グラフ)300と、対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力の平均使用量を示す点線のグラフ(定常使用量グラフ)310と、参照期間における1日の時間帯別の電力総使用量を示す一点鎖線のグラフ(参照総使用量グラフ)320を示す。
尚、本図における対象期間は、空調が使用される期間(例えば、1月、8月のひと月の間)である。また、図3に示す1日の時間帯別の電力の平均総使用量を示す総使用量グラフの形態(形状)は、一例であり、ユーザの属性(例えば、家族構成等)に応じて、本例のように電力の平均総使用量のピークが1つある形態の他、ピークが2つ以上ある形態等も有り得る。後述する図6、図7についても同様である。
定常用途電力及び他用途電力の使用量は、1年間でほぼ変化がないと仮定すると、空調が使用されない参照期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量は、対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力の平均使用量(斜線部分301)と、対象期間における1日の時間帯別の他用途電力の平均使用量(粗い梨地部分302)との和に相当する。そのため、対象期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量と、参照期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量との差分(横線部分303)は、対象期間における1日の時間帯別の空調用途電力の平均使用量と考えることができる。従って、空調使用量算出部127は、対象期間が中間期に該当しない場合(即ち、対象期間が夏期或いは冬期である場合)、総使用量算出部123により算出された、対象期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量と、参照総使用量算出部124により算出された、参照期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量とに基づき、これらの差分により、対象期間における1日の時間帯別の空調用途電力の平均使用量を算出することができる。
尚、空調使用量算出部127は、対象期間が中間期に該当する場合、対象期間における1日の時間帯別の空調用途電力の平均使用量をゼロと算出する。
また、他用途使用量算出部128は、総使用量算出部123により算出された、対象期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量から、定常使用量算出部126により算出された、対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力の平均使用量と、空調使用量算出部127により算出された、対象期間における1日の時間帯別の空調用途電力の平均使用量とを減じることにより、対象期間における1日の時間帯別の他用途電力の平均使用量を算出することができる。
尚、上述の如く、定常用途電力及び他用途電力の使用量は、1年間でほぼ変化がないと仮定すると、対象期間が中間期に該当しない場合、参照期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量は、対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力及び他用途電力のそれぞれの平均使用量の和に相当する。そのため、他用途使用量算出部128は、対象期間が中間期に該当しない場合、参照総使用量算出部124により算出された、参照期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量と、定常使用量算出部126により算出された、対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力の平均使用量とに基づき、これらの差分により、対象期間における1日の時間帯別の他用途電力の平均使用量を算出してもよい。また、対象期間が中間期に該当する場合、ユーザ2により空調が使用されないと仮定すると、対象期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量は、対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力及び他用途電力のそれぞれの平均使用量の和に相当する。そのため、他用途使用量算出部128は、対象期間が中間期に該当する場合、総使用量算出部123により算出された、対象期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量と、定常使用量算出部126により算出された、対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力の平均使用量とに基づき、これらの差分により、対象期間における1日の時間帯別の他用途電力の平均使用量を算出してもよい。そして、この場合、空調使用量算出部127は、総使用量算出部123により算出された、対象期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量から、定常使用量算出部126により算出された、対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力の平均使用量と、他用途使用量算出部128により算出された、対象期間における1日の時間帯別の他用途電力の平均使用量とを減じることにより、対象期間における1日の時間帯別の空調用途電力の平均使用量を算出してもよい。即ち、空調使用量算出部127及び他用途使用量算出部128は、総使用量算出部123により算出された、対象期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量と、参照総使用量算出部124により算出された、参照期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量と、定常使用量算出部126により算出された、対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力の平均使用量とに基づき、任意の順番で、対象期間における1日の時間帯別の空調用途電力及び他用途電力の平均使用量を算出してよい。
図2に戻り、参照他用途使用量算出部129は、記憶部139の電力使用履歴情報1391に基づき、予め規定される属性が対象となる当該ユーザ2と同じ又は類似するユーザ群の前記対象期間における前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量の平均値を算出する。予め規定される属性とは、家族構成(人数、年齢等)及び住居形式(戸建住宅或いは集合住宅)等を含み、当該ユーザと属性が同じ又は類似するユーザ群は、記憶部139に予め格納されるユーザ情報1392に基づき、抽出される。
抽出部130は、1日の24区分される時間帯の中で、他用途使用量算出部128により算出された、対象となるユーザ2の対象期間における1日の時間帯別の他用途電力の平均使用量が、参照他用途使用量算出部129により算出された、上記ユーザ群の対象期間における1日の時間帯別の他用途電力の平均使用量の平均値を超えている時間帯を抽出する。
尚、抽出部130は、上記条件に該当する時間帯がない場合、その旨を詳細用途判定部131に通知する。
詳細用途判定部131は、抽出部130により抽出された時間帯に基づき、ユーザ2の対象期間の当該時間帯における他用途電力が、AV(Audio-Visual)機器(音響・映像機器)、料理以外の家事に関連する家事機器、照明機器、及び厨房機器のうちの何れに使用されたかを判定する。家事機器には、掃除機、洗濯機、アイロン等が含まれる。また、厨房機器には、電気コンロ、電子レンジ、オーブン、換気扇等が含まれる。以下、図4を参照して、詳細用途判定部131による具体的な判定方法について説明する。
図4は、時間帯別の他用途電力の具体的な用途を特定する手法の一例を説明する図である。本例では、経験則に従い、時間帯別の他用途電力の具体的な用途を判定する。
尚、本例では、1日が"朝"(5時〜9時)、"昼"(9時〜16時)、"夕方"(16時〜19時)、"夜"(19時〜23時)、"深夜"(23時〜5時)の5つに区分される。
図4に示すように、AV機器は、"夕方"から"夜"に対応する時間帯で使用される場合が多い。そのため、抽出部130により"夕方"或いは"夜"に対応する時間帯が抽出された場合、詳細用途判定部131は、抽出された当該時間帯における他用途電力がAV機器に使用されたと判定する。
また、家事機器は、"朝"から"昼"に対応する時間帯で使用される場合が多い。そのため、抽出部130により"朝"或いは"昼"に対応する時間帯が抽出された場合、詳細用途判定部131は、抽出された当該時間帯における他用途電力が家事機器に使用されたと判定する。
また、照明機器は、"夜"から"深夜"に対応する時間帯で使用される場合が多い。そのため、抽出部130により"夜"或いは"深夜"に対応する時間帯が抽出された場合、詳細用途判定部131は、抽出された当該時間帯における他用途電力が照明機器に使用されたと判定する。
また、厨房機器は、"朝"或いは"夕方"に対応する時間帯に使用される場合が多い。そのため、抽出部130により"朝"或いは"夕方"に対応する時間帯が抽出された場合、詳細用途判定部131は、抽出された当該時間帯における他用途電力が厨房機器に使用されたと判定する。
尚、本例では、"朝"、"昼"、"夕方"、"夜"、"深夜"の5つの区分の各々に対して、2つの用途が該当する(例えば、"朝"の場合、他用途電力が家事機器と厨房機器に使用されたと判定される)場合があるが、他の条件(例えば、家族の人数、年齢を含む家族構成等)に基づき、2つの用途を1つに絞ってもよい。
図2に戻り、通知部132は、定常使用量算出部126、空調使用量算出部127、及び他用途使用量算出部128により算出された、ユーザ2の対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力、空調用途電力、及び他用途電力の平均使用量に基づき、ユーザ2に対して電力の使用抑制を促す通知を行う。具体的には、通知部132は、ユーザ2の対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力、空調用途電力、及び他用途電力の平均使用量について、多い順に、各時間帯における順位付けを行い、各時間帯における1位(或いは2位)の電力の用途に基づき、電力の使用抑制を促す通知(省エネアドバイス)を行う。また、通知部132は、ある時間帯において、他用途電力の平均使用量が1位(或いは2位)である場合であって、当該時間帯が抽出部130により抽出された時間帯に該当する場合、詳細用途判定部131により判定された使用用途に基づき、電力の使用抑制を促す通知を行う。
例えば、通知部132は、記憶部139に予めリスト形式で格納される省エネアドバイス(省エネアドバイスリスト)の中から、1位(或いは2位)に選出された用途、或いは詳細用途判定部131により判定された用途に関するアドバイスを抽出し、記憶部139に格納されるユーザ情報1392に含まれる、ユーザ2のメールアドレスを宛先として当該省エネアドバイスを含むメールを送信する。この際、通知部132は、季節要因、対象期間の総使用量が対象となるユーザ2と上記ユーザ群(属性が同じ或いは類似するユーザ群)の平均に対する大小関係、家族構成(例えば、単身者であるか否かや高齢者或いは幼児の存在)、ユーザ2が所有する機器等の情報に基づき、選択される省エネアドバイスにフィルタをかけて、適切な省エネアドバイスだけを抽出するようにしてもよい。例えば、ユーザ2の家族構成として、高齢者或いは幼児の存在がある場合、通知部132は、夏期や冬期における空調の使用を抑制するような省エネアドバイスを除外する。また、当該メールには、メールに記載される内容よりも更に詳細なユーザ2の電力使用状況(例えば、ユーザ2の対象期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量のグラフや、当該グラフを定常用途電力、空調用途電力、及び他用途電力の平均使用量に区分したグラフ等)等の情報を提供するウェブページのURL(Uniform Resource Locator)が含まれてよい。
尚、上記ウェブページでは、例えば、ユーザ2がインターネット経由でアクセスする際、ユーザID及びパスワードの入力が要求される。この際、ユーザ2は、端末20等の画面上でユーザID及びパスワードを入力することにより、詳細な電力使用状況を提供するウェブページの内容を閲覧ことができる。また、ユーザ2は、メールの受信の有無に関わらず、当該ウェブページにアクセス可能になっており、当該電力使用状況を適宜把握することができる。
このように、本実施形態では、対象期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量が、定常用途電力、空調用途電力、及び他用途電力のそれぞれの平均使用量に分解されるため、対象期間における電力の使用用途別の電力使用状況に基づき、ユーザの電力の使用用途に合わせて、適切な電力使用の抑制を促す通知を行うことができる。
また、本実施形態では、他用途電力の詳細な用途(AV機器、家事機器、照明機器、及び厨房機器の何れか1つ以上)が判定されるため、より適切な電力使用の抑制を促す通知を行うことができる。
[第2実施形態]
次いで、第2実施形態について説明をする。
本実施形態に係る通知システム1は、第1実施形態に対して、参照定常使用量算出部125が追加されると共に、空調使用量算出部127及び他用途使用量算出部128による対象期間における1日の時間帯別の空調用途電力及び他用途電力の算出方法が異なる。以下、同様の構成については、同一の符号を付し、異なる部分を中心に説明をする。
尚、本実施形態に係る通知システム1の全体構成は、第1実施形態と同様、図1で表される。
図5は、本実施形態に係る処理装置12の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。
処理装置12は、例えば、サーバコンピュータのROMに格納される1以上のプログラムをCPU上で実行することにより実現される機能部として、通信処理部121、時系列データ取得部122と、総使用量算出部123と、参照総使用量算出部124と、参照定常使用量算出部125と、定常使用量算出部126と、空調使用量算出部127と、他用途使用量算出部128と、参照他用途使用量算出部129と、抽出部130と、詳細用途判定部131と、通知部132を含む。また、処理装置12は、例えば、サーバコンピュータに内蔵される、或いは、外部接続される不揮発性の記憶装置に予め規定される記憶領域として、記憶部139を含む。
参照定常使用量算出部125は、対象期間が中間期に該当しない場合、参照期間におけるユーザ2の1日の時間帯別の定常用途電力を算出する。具体的には、定常使用量算出部126は、参照期間データに基づき、参照期間における時間帯(即ち、1時間)ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出する。そして、定常使用量算出部126は、定常使用量算出部126と同様、抽出した最小値に基づき、対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力の平均使用量を算出する。
尚、参照定常使用量算出部125は、例えば、前回の対象期間に関する処理に応じて、既に、参照期間におけるユーザ2の1日の時間帯別の定常用途電力の平均使用量を算出し、算出したデータが記憶部139に格納される態様である場合、算出する処理の代わりに、当該データを記憶部139から読み出す処理を行ってもよい。また、過去の対象期間が参照期間に相当する場合、既に、当該対象期間に関する処理に応じて、定常使用量算出部126により参照期間におけるユーザ2の1日の時間帯別の定常用途電力の平均使用量が算出されるため、この場合、定常使用量算出部126が参照定常使用量算出部125の機能を兼務、参照定常使用量算出部125は、省略されてもよい。
空調使用量算出部127及び他用途使用量算出部128は、上述の如く、第1実施形態と異なる方法で、対象期間におけるユーザ2の1日の時間帯別の空調用途電力及び他用途電力の平均使用量を算出する。以下、図6、図7を参照して、対象期間における1日の時間帯別の空調用途電力及び他用途電力の平均使用量の具体的な算出方法について説明をする。
図6、図7は、対象期間における時間帯別の電力の平均総使用量を定常用途電力、空調用途電力、及び他用途電力の平均使用量に分解する手法の他の例を説明する図である。具体的には、図6には、参照期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量を示す実線のグラフ(参照総使用量グラフ)320と、参照期間における1日の時間帯別の定常用途電力の平均使用量を示すグラフ(参照定常使用量グラフ)610と、対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力の平均使用量を示すグラフ(定常使用量グラフ)310が示される。また、図7は、対象期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量を示す実線のグラフ(総使用量グラフ)300と、対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力の平均使用量を示すグラフ(定常使用量グラフ)310と、参照総使用量グラフ320を定常使用量グラフ310と参照定常使用量グラフ610との差分に基づき補正したグラフ(参照総使用量補正グラフ)710が示される。
尚、図7における対象期間は、空調が使用される期間(例えば、1月、8月のひと月の間)である。
図6(定常使用量グラフ310及び参照定常使用量グラフ610)に示すように、例えば、定常用途電力は、季節に応じて、変化する場合がある。例えば、気温の高低に応じて、冷蔵庫等の消費電力は変化し得るからである。そのため、本例では、他用途電力の使用量だけが1年間でほぼ変化がないと仮定すると、対象期間が中間期に該当しない場合(即ち、対象期間が夏期或いは冬期である場合)、対象期間における1日の時間帯別の他用途電力の平均使用量は、参照期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量と、参照期間における1日の時間帯別の定常用途電力の平均使用量(斜線部分601)との差分(粗い梨地部分602)に相当すると考えることができる。従って、他用途使用量算出部128は、対象期間が中間期に該当しない場合、参照期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量と、参照期間における1日の時間帯別の定常用途電力の平均使用量(斜線部分601)とに基づき、これらの差分により、対象期間における1日の時間帯別の他用途電力の平均使用量を算出することができる。
尚、対象期間が中間期に該当しない場合、ユーザ2により空調が使用されないと仮定すると、対象期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量は、上述の如く、対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力及び他用途電力のそれぞれの平均使用量の和に相当する。そのため、他用途使用量算出部128は、対象期間が中間期に該当する場合、総使用量算出部123により算出された、対象期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量と、定常使用量算出部126により算出された、対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力の平均使用量とに基づき、これらの差分により、対象期間における1日の時間帯別の他用途電力の平均使用量を算出することができる。
また、図7に示すように、対象期間における1日の時間帯別の空調用途電力の平均使用量は、対象期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量から、対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力の平均使用量(斜線部分301)と、対象期間における1日の時間帯別の他用途電力の平均使用量(粗い梨地部分602)を減じた分(横線部分703)に相当する。そのため、空調使用量算出部127は、総使用量算出部123により算出された、対象期間における1日の時間帯別の電力の平均総使用量と、定常使用量算出部126により算出された、対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力の平均使用量と、他用途使用量算出部128により算出された、対象期間における1日の時間帯別の他用途電力の平均使用量とに基づき、対象期間における1日の時間帯別の空調用途電力の平均使用量を算出することができる。
このように、本実施形態では、定常用途電力の変化を考慮するため、より精度よく、対象期間における1日の時間帯別の空調用途電力及び他用途電力の平均使用量を算出することができ、結果として、より適切に電力使用の抑制を促す通知を行うことができる。
以上、本発明を実施するための形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
例えば、上述した実施形態において、時系列データ取得部122、総使用量算出部123、参照総使用量算出部124、参照定常使用量算出部125、定常使用量算出部126、空調使用量算出部127、他用途使用量算出部128、参照他用途使用量算出部129、抽出部130、詳細用途判定部131、通知部132、及び記憶部139の機能は、全て同じサーバ10に含まれるが、複数のサーバに分割して配置されてもよい。例えば、記憶部139に相当する機能と、時系列データ取得部122、総使用量算出部123、参照総使用量算出部124、参照定常使用量算出部125、定常使用量算出部126、空調使用量算出部127、他用途使用量算出部128、参照他用途使用量算出部129、抽出部130、詳細用途判定部131、及び通知部132に相当する機能とは、異なるサーバに含まれる態様であってもよい。この場合、時系列データ取得部122等に相当する機能を含む一のサーバは、記憶部139に相当する機能を含む他のサーバにアクセスし、電力使用履歴情報1291等の各種情報を取得する。
また、上述した実施形態において、時系列データ取得部122、総使用量算出部123、参照総使用量算出部124、参照定常使用量算出部125、定常使用量算出部126、空調使用量算出部127、他用途使用量算出部128、参照他用途使用量算出部129、抽出部130、詳細用途判定部131、通知部132、及び記憶部139の機能は、サーバ10に含まれるが、その少なくとも一部は、ユーザ2の端末20に含まれてもよい。例えば、サーバ10(通信処理部121)は、定常使用量算出部126、空調使用量算出部127、及び他用途使用量算出部128により算出された、対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力、空調用途電力、及び他用途電力の平均使用量を端末20に送信してよい。また、併せて、サーバ10(通信処理部121)は、詳細用途判定部131により判定された詳細用途に関する情報をユーザ2の端末20に送信してよい。そして、端末20は、受信したユーザ2の対象期間における1日の時間帯別の定常用途電力、空調用途電力、及び他用途電力の平均使用量や詳細用途に関する情報等に基づき、予め端末20内の所定の記憶部(不図示)に格納される省エネアドバイスリストから適宜省エネアドバイスを抽出し、端末20のディスプレイに表示する態様であってもよい。
また、上述した実施形態では、通知部132は、メールを利用して、ユーザ2に対する電力使用の抑制を促す通知を行うが、例えば、直接、ユーザ2の端末20に対して、プッシュ通知という形で、電力使用の抑制を促す通知を行ってもよい。この場合、端末20には、当該プッシュ通知を受信し、上述した詳細な電力使用状況を表示可能な所定のアプリケーションがインストールされる。
また、上述した実施形態において、通知部132は、1度、電力使用を促す通知を行った後、同じ内容の再通知を1回以上行ってもよい。例えば、通知部132は、ユーザ2のメールアドレスを宛先として省エネアドバイスを含むメールを送信した後、所定の条件(例えば、前回のメール送信から所定の日数が経過した場合や前回のメール送信から所定の日数が経過したにも関わらず、上述した詳細な電力使用状況を提供するウェブページへのユーザ2のログイン履歴が無い場合等)に応じて、再度、ユーザ2のメールアドレスを宛先として同じメールを送信してもよい。また、例えば、通知部132は、プッシュ通知という形で、電力使用の抑制を促す通知を行う場合、通信処理部121を介して、ユーザ2の端末20にインストールされるアプリケーションから、当該通知がユーザ2により確認(開封)されたことを示す確認済応答を受信してもよい。この場合、通知部132は、プッシュ通知の送信から所定の日数が経過しても、通信処理部121によりユーザ2の端末20から当該確認済応答が受信されない場合、再度、ユーザ2の端末20に対して、電力使用の抑制を促すプッシュ通知を行ってもよい。これにより、メールやプッシュ通知による電力使用の抑制を促す通知(省エネアドバイス)に気付けなかったユーザ2に対して、再度、電力使用の抑制を促す機会を確保することができる。
1 通知システム
2 ユーザ
10 サーバ
11 通信機器
12 処理装置
20 端末
30 スマートメータ
121 通信処理部
122 時系列データ取得部(取得部)
123 総使用量算出部
124 参照総使用量算出部
125 参照定常使用量算出部
126 定常使用量算出部
127 空調使用量算出部
128 他用途使用量算出部
129 参照他用途使用量算出部
130 抽出部
131 詳細用途判定部
132 通知部
139 記憶部
1391 電力使用履歴情報
1392 ユーザ情報

Claims (11)

  1. ユーザの所定時間ごとの電力の総使用量を取得する取得部と、
    前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、所定の対象期間における前記ユーザの予め区分された1日の複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する総使用量算出部と、
    前記対象期間が、空調が使用されない時期として予め規定された中間期に該当しない場合に、前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記中間期に含まれる、前記対象期間よりも以前の参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する参照総使用量算出部と、
    前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出し、当該最小値に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途に使用された定常用途電力の平均使用量を算出する定常使用量算出部と、
    前記対象期間が前記中間期に該当しない場合、前記総使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記参照総使用量算出部により算出された、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの空調に使用された空調用途電力の平均使用量を算出し、前記対象期間が前記中間期に該当する場合、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記空調用途電力の平均使用量をゼロと算出する空調使用量算出部と、
    前記総使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量と、前記空調使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記空調用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途及び空調と異なる他用途に使用された他用途電力の平均使用量を算出する他用途使用量算出部と、
    前記定常使用量算出部、前記空調使用量算出部、及び前記他用途使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力、前記空調用途電力、及び前記他用途電力の平均使用量に基づき、前記ユーザに対して電力使用の抑制を促す通知を行う通知部と、を備える、
    通知システム。
  2. ユーザの所定時間ごとの電力の総使用量を取得する取得部と、
    前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、所定の対象期間における前記ユーザの予め区分された1日の複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する総使用量算出部と、
    前記対象期間が、空調が使用されない時期として予め規定された中間期に該当しない場合に、前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記中間期に含まれる、前記対象期間よりも以前の参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する参照総使用量算出部と、
    前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出し、当該最小値に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途に使用された定常用途電力の平均使用量を算出する定常使用量算出部と、
    前記対象期間が前記中間期に該当しない場合、前記参照総使用量算出部により算出された、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途及び空調と異なる他用途に使用された他用途電力の平均使用量を算出し、前記対象期間が前記中間期に該当する場合、前記総使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量を算出する他用途使用量算出部と、
    前記総使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量と、前記他用途使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの空調に使用された空調用途電力の平均使用量を算出する空調使用量算出部と、
    前記定常使用量算出部、前記他用途使用量算出部、及び前記空調使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力、前記他用途電力、及び前記空調用途電力の平均使用量に基づき、前記ユーザに対して電力使用の抑制を促す通知を行う通知部と、を備える、
    通知システム。
  3. ユーザの所定時間ごとの電力の総使用量を取得する取得部と、
    前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、所定の対象期間における前記ユーザの予め区分された1日の複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する総使用量算出部と、
    前記対象期間が、空調が使用されない時期として予め規定された中間期に該当しない場合に、前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記中間期に含まれる、前記対象期間よりも以前の参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する参照総使用量算出部と、
    前記対象期間が前記中間期に該当しない場合に、前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出し、当該最小値に基づき、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途に使用された定常用途電力の平均使用量を算出する参照定常使用量算出部と、
    前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出し、当該最小値に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量を算出する定常使用量算出部と、
    前記対象期間が前記中間期に該当しない場合、前記参照総使用量算出部により算出された、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記参照定常使用量算出部により算出された、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途及び空調以外の他用途に使用された他用途電力の平均使用量を算出し、前記対象期間が前記中間期に該当する場合、前記総使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量を算出する他用途使用量算出部と、
    前記総使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量と、前記他用途使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの空調に使用された空調用途電力の平均使用量を算出する空調使用量算出部と、
    前記定常使用量算出部、前記他用途使用量算出部、及び前記空調使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力、前記他用途電力、及び前記空調用途電力の平均使用量に基づき、前記ユーザに対して電力使用の抑制を促す通知を行う通知部と、を備える、
    通知システム。
  4. 家族構成及び住居形式を含む予め規定される属性が対象となる当該ユーザと同じユーザ群の前記対象期間における前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量の平均値を算出する参照他用途使用量算出部と、
    前記複数の時間帯の中で、前記他用途使用量算出部により算出された、対象となるユーザの前記対象期間における前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量が、前記参照他用途使用量算出部により算出された、前記ユーザ群の前記対象期間における前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量の平均値を超えている時間帯を抽出する抽出部と、
    前記抽出部により抽出された時間帯に基づき、前記対象期間の当該時間帯における前記他用途電力が、音響映像機器、料理以外の家事に関連する家事機器、照明機器、及び厨房機器のうちの何れに使用されたかを判定する判定部と、を更に備え、
    前記通知部は、前記判定部により判定された、前記対象期間の当該時間帯における前記他用途電力の使用用途に基づき、ユーザに対して電力使用の抑制を促す通知を行う、
    請求項1乃至3の何れか一項に記載の通知システム。
  5. 前記判定部は、前記抽出部により抽出された時間帯が、予め区分される1日の朝、昼、夕方、夜、深夜のうちの前記夕方又は前記夜に該当する場合、前記対象期間の当該時間帯における前記他用途電力が、前記音響映像機器に使用されたと判定し、前記朝又は前記昼に該当する場合、前記家事機器に使用されたと判定し、前記夜又は深夜に該当する場合、前記照明機器に使用されたと判定し、前記朝又は夕方に該当する場合、前記厨房機器に使用されたと判定する、
    請求項4に記載の通知システム。
  6. 通知システムにより実行される通知方法であって、
    ユーザの所定時間ごとの電力の総使用量を取得する取得ステップと、
    前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、所定の対象期間における前記ユーザの予め区分された1日の複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する総使用量算出ステップと、
    前記対象期間が、空調が使用されない時期として予め規定された中間期に該当しない場合に、前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記中間期に含まれる、前記対象期間よりも以前の参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する参照総使用量算出ステップと、
    前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出し、当該最小値に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途に使用された定常用途電力の平均使用量を算出する定常使用量算出ステップと、
    前記対象期間が前記中間期に該当しない場合、前記総使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記参照総使用量算出ステップにより算出された、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの空調に使用された空調用途電力の平均使用量を算出し、前記対象期間が前記中間期に該当する場合、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記空調用途電力の平均使用量をゼロと算出する空調使用量算出ステップと、
    前記総使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量と、前記空調使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記空調用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途及び空調と異なる他用途に使用された他用途電力の平均使用量を算出する他用途使用量算出ステップと、
    前記定常使用量算出ステップ、前記空調使用量算出ステップ、及び前記他用途使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力、前記空調用途電力、及び前記他用途電力の平均使用量に基づき、前記ユーザに対して電力使用の抑制を促す通知を行う通知ステップと、を含む、
    通知方法。
  7. 通知システムにより実行される通知方法であって、
    ユーザの所定時間ごとの電力の総使用量を取得する取得ステップと、
    前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、所定の対象期間における前記ユーザの予め区分された1日の複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する総使用量算出ステップと、
    前記対象期間が、空調が使用されない時期として予め規定された中間期に該当しない場合に、前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記中間期に含まれる、前記対象期間よりも以前の参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する参照総使用量算出ステップと、
    前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出し、当該最小値に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途に使用された定常用途電力の平均使用量を算出する定常使用量算出ステップと、
    前記対象期間が前記中間期に該当しない場合、前記参照総使用量算出ステップにより算出された、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途及び空調と異なる他用途に使用された他用途電力の平均使用量を算出し、前記対象期間が前記中間期に該当する場合、前記総使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量を算出する他用途使用量算出ステップと、
    前記総使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量と、前記他用途使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの空調に使用された空調用途電力の平均使用量を算出する空調使用量算出ステップと、
    前記定常使用量算出ステップ、前記他用途使用量算出ステップ、及び前記空調使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力、前記他用途電力、及び前記空調用途電力の平均使用量に基づき、前記ユーザに対して電力使用の抑制を促す通知を行う通知ステップと、を含む、
    通知方法。
  8. 通知システムにより実行される通知方法であって、
    ユーザの所定時間ごとの電力の総使用量を取得する取得ステップと、
    前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、所定の対象期間における前記ユーザの予め区分された1日の複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する総使用量算出ステップと、
    前記対象期間が、空調が使用されない時期として予め規定された中間期に該当しない場合に、前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記中間期に含まれる、前記対象期間よりも以前の参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する参照総使用量算出ステップと、
    前記対象期間が前記中間期に該当しない場合に、前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出し、当該最小値に基づき、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途に使用された定常用途電力の平均使用量を算出する参照定常使用量算出ステップと、
    前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出し、当該最小値に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量を算出する定常使用量算出ステップと、
    前記対象期間が前記中間期に該当しない場合、前記参照総使用量算出ステップにより算出された、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記参照定常使用量算出ステップにより算出された、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途及び空調以外の他用途に使用された他用途電力の平均使用量を算出し、前記対象期間が前記中間期に該当する場合、前記総使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量を算出する他用途使用量算出ステップと、
    前記総使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量と、前記他用途使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの空調に使用された空調用途電力の平均使用量を算出する空調使用量算出ステップと、
    前記定常使用量算出ステップ、前記他用途使用量算出ステップ、及び前記空調使用量算出ステップにより算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力、前記他用途電力、及び前記空調用途電力の平均使用量に基づき、前記ユーザに対して電力使用の抑制を促す通知を行う通知ステップと、を含む、
    通知方法。
  9. ユーザが所持する端末と通信可能に接続されるサーバであって、
    ユーザの所定時間ごとの電力の総使用量を取得する取得部と、
    前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、所定の対象期間における前記ユーザの予め区分された1日の複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する総使用量算出部と、
    前記対象期間が、空調が使用されない時期として予め規定された中間期に該当しない場合に、前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記中間期に含まれる、前記対象期間よりも以前の参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する参照総使用量算出部と、
    前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出し、当該最小値に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途に使用された定常用途電力の平均使用量を算出する定常使用量算出部と、
    前記対象期間が前記中間期に該当しない場合、前記総使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記参照総使用量算出部により算出された、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの空調に使用された空調用途電力の平均使用量を算出し、前記対象期間が前記中間期に該当する場合、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記空調用途電力の平均使用量をゼロと算出する空調使用量算出部と、
    前記総使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量と、前記空調使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記空調用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途及び空調と異なる他用途に使用された他用途電力の平均使用量を算出する他用途使用量算出部と、
    前記定常使用量算出部、前記空調使用量算出部、及び前記他用途使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力、前記空調用途電力、及び前記他用途電力の平均使用量に基づき、前記ユーザに対する電力使用の抑制を促す通知を前記端末に送信する通知部と、を備える、
    サーバ。
  10. ユーザが所持する端末と通信可能に接続されるサーバであって、
    ユーザの所定時間ごとの電力の総使用量を取得する取得部と、
    前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、所定の対象期間における前記ユーザの予め区分された1日の複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する総使用量算出部と、
    前記対象期間が、空調が使用されない時期として予め規定された中間期に該当しない場合に、前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記中間期に含まれる、前記対象期間よりも以前の参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する参照総使用量算出部と、
    前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出し、当該最小値に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途に使用された定常用途電力の平均使用量を算出する定常使用量算出部と、
    前記対象期間が前記中間期に該当しない場合、前記参照総使用量算出部により算出された、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途及び空調と異なる他用途に使用された他用途電力の平均使用量を算出し、前記対象期間が前記中間期に該当する場合、前記総使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量を算出する他用途使用量算出部と、
    前記総使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量と、前記他用途使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの空調に使用された空調用途電力の平均使用量を算出する空調使用量算出部と、
    前記定常使用量算出部、前記他用途使用量算出部、及び前記空調使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力、前記他用途電力、及び前記空調用途電力の平均使用量に基づき、前記ユーザに対する電力使用の抑制を促す通知を前記端末に送信する通知部と、を備える、
    サーバ。
  11. ユーザが所持する端末と通信可能に接続されるサーバであって、
    ユーザの所定時間ごとの電力の総使用量を取得する取得部と、
    前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、所定の対象期間における前記ユーザの予め区分された1日の複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する総使用量算出部と、
    前記対象期間が、空調が使用されない時期として予め規定された中間期に該当しない場合に、前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記中間期に含まれる、前記対象期間よりも以前の参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量を算出する参照総使用量算出部と、
    前記対象期間が前記中間期に該当しない場合に、前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出し、当該最小値に基づき、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途に使用された定常用途電力の平均使用量を算出する参照定常使用量算出部と、
    前記ユーザの前記所定時間ごとの電力の総使用量に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の総使用量のうちの最小値を抽出し、当該最小値に基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量を算出する定常使用量算出部と、
    前記対象期間が前記中間期に該当しない場合、前記参照総使用量算出部により算出された、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記参照定常使用量算出部により算出された、前記参照期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの定常用途及び空調以外の他用途に使用された他用途電力の平均使用量を算出し、前記対象期間が前記中間期に該当する場合、前記総使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量を算出する他用途使用量算出部と、
    前記総使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの電力の平均総使用量と、前記定常使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力の平均使用量と、前記他用途使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記他用途電力の平均使用量とに基づき、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの空調に使用された空調用途電力の平均使用量を算出する空調使用量算出部と、
    前記定常使用量算出部、前記他用途使用量算出部、及び前記空調使用量算出部により算出された、前記対象期間における前記ユーザの前記複数の時間帯ごとの前記定常用途電力、前記他用途電力、及び前記空調用途電力の平均使用量に基づき、前記ユーザに対する電力使用の抑制を促す通知を前記端末に送信する通知部と、を備える、
    サーバ。
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