JP2009146010A - 電化製品情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 電力会社における電化住宅割引では、顧客の自宅等に所定の割引対象機器が設置されていることが適用の条件となっており、電力会社の担当者が顧客の自宅等に出向いて、所定の割引対象機器の設置を確認していた。また、電化住宅割引の適用後において、割引対象機器の使用がなされていない場合に、電力会社では把握できないという問題があった。
【解決手段】 電化製品ごとにシリアルナンバーを付与し、顧客の自宅等に電力線通信等で接続された電化製品情報端末装置を設置することで、ネットワークを介して接続する電力会社の電化製品情報管理サーバで、顧客の電化製品におけるコンセントへの接続状態および使用状況の管理を行う。
【選択図】 図2

Description

電力線通信等の技術を用いて、顧客の自宅等における電化製品の接続状態および使用状況を検出して、電気料金の設定等の管理を行う電化製品情報管理システムに関する。
従来の電力会社では、調理・給湯・空調などの生活エネルギーのすべてを電気でまかなう顧客からの申請により、「電化住宅」「オール電化住宅」等の名称による割引サービス(以下「電化住宅」という)を適用することとしている。
電化住宅の割引対象としては、一般に顧客の家庭に電気温水器や床暖房などの蓄熱式機器が設置されていることが必須の条件とされる。また、調理器や空調を設置する場合には、電気で動作する電磁調理器やエアコンなどを採用することで、顧客が電気以外のエネルギーを使用しないことなどが条件とされる。
このような場合において、従前は図22の概略図に示すように個別に確認を行う必要があった。
具体的なフローについては図23に示す。電力会社では顧客からの申請を受けて(S101)、社員が顧客宅に出向き(S102)、顧客からの申請情報に基づいて電化住宅割引の対象機器の設置状況を確認する必要があった(S103)。併せて、電気以外のエネルギーの供給を示すガスボンベやガス管、ガスメーター等が設置されていないかの確認を行う必要があった(S104)。
以上のように、従前の方法では電力会社の社員の業務が煩雑になるという問題があった。
そのため、顧客が使用する家庭電化製品の集中管理を行う家庭内ネットワークシステムの技術等が提案されている。(例えば、特許文献1を参照)。
特開2002−84658号公報
上述の通り、電力会社では電化住宅割引の対象機器設置の有無を確認する方法として、顧客からの申請に基づいて、電力会社の社員により現地確認をしなければならないため、業務が煩雑になるという問題があった。
また、たとえば顧客の申請後において、電気温水器からガス給湯器に変更するような場合には、電化住宅割引の対象機器から対象外機器に更新されることになる。しかし、顧客からの申請がない限り、引き続き電気料金の割引が行われてしまうため、正規の料金徴収ができないという問題があった。
さらに、電化住宅割引の対象機器以外の電化製品を使用している場合には、電化住宅割引の適用を受けることができないという問題があった。
なお、特許文献1の家庭内ネットワークシステムの技術では、電力会社が顧客の電力使用量の情報のみを把握するものであり、電化住宅割引の対象機器を対象外機器に更新されてしまった場合に、電力会社では把握ができないという問題は解決されていない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、顧客が所有する電化製品の接続状況および使用状況のデータを電力線通信等の技術を用いて取得することで、電化住宅割引等の申請時に必要であった機器の現地確認を不要とするとともに、顧客の申請後における対象外の機器への変更を検知することを可能とする電化製品情報管理システムを提供することを目的とする。
本発明の電化製品情報管理システムは、電化製品に電気を供給する電力線と接続した端末により電化製品の情報を取得し、該端末とネットワークを介して接続するサーバ装置において、顧客が使用する電化製品の情報を管理する電化製品情報管理システムであって、前記端末により、電力線に接続された電化製品の識別情報を取得して、前記サーバ装置に伝送する識別情報伝送手段と、前記伝送された電化製品の識別情報に基づいて、電化製品の種別を特定する電化製品情報特定手段と、前記特定された電化製品の種別の情報と、予め備える顧客の情報とを関連付けて保存する電化製品情報保存手段と、前記顧客の情報と関連付けて保存された電化製品の種別の情報に基づき、顧客の電気料金を算出する電気料金算出手段と、を備えることを特徴とする。
ここで「電力線と接続した端末」とは、たとえば「電力線通信」等の技術を用いて、電化製品に電力を供給する回線を利用した通信により管理を行う情報端末であって、電力会社等が設置する専用端末に限らず、パーソナルコンピュータや携帯電話、情報家電ネットワークを制御するインターフェースの機能が付与された電化製品も含むものである。
また「電化製品の識別情報」とは、あらかじめ電化製品ごとに付与されるシリアルナンバー等であって、たとえば製造した電機メーカー等が管理を目的に付与する型番や製造番号等を意味する。「電化製品の機種」とは、エアコン、冷蔵庫、テレビ等の、用途に基づく電化製品の種類を意味する。
本発明によれば、実際に顧客が所有する電化製品の種別に応じて当月の電気料金を設定することができる。これにより、たとえば顧客への電化住宅等による割引の適用に際し、電化住宅割引の必須条件である電気温水器・床暖房等の機器の所有を容易に把握することができるので、これまでは必要であった担当者の目視による機器設置の現地確認が不要になるという効果を奏する。
また、本発明の電化製品情報管理システムにおける前記識別情報伝送手段は、電力線に接続された電化製品の入切状態を定期的に監視し、入状態の場合に識別情報の伝送を行い、前記電気料金算出手段は、前記伝送された識別情報の履歴に基づき、夫々の電化製品の電気料金を算出することを特徴とする。
本発明によれば、特定された電化製品について「入」状態の時間を検出することができるので、実際に顧客が使用した機器ごとの電力量を算出して、当月の電気料金を設定することができる。これにより、現在の割引対象機器以外の電化製品についても使用状況の把握も可能となるため、割引対象機器の適用範囲を拡げることで、よりきめ細かい割引サービスを可能とするという効果を奏する。
さらに、本発明の電化製品情報管理システムは、前記特定された電化製品の種別と、前記識別情報の履歴とに基づき、顧客が割引適用の対象であるか否かの判定を行う割引適用判定手段を備え、前記電気料金算出手段は、顧客が前記割引適用の対象であると判定した場合に、割引を適用した電気料金を算出することを特徴とする。
顧客への電化住宅割引の適用においては、電気温水器・床暖房等の機器の設置が必須条件とされる。また、他のエネルギーに代替可能な電磁調理器やエアコン等は、電気を動力とする機器を使用しなければならない。これらの特定の「種別」の電化製品おいて、「識別情報の履歴」から得られる入切状態を把握して、電化住宅等による割引の適用を判定する。判定にあたっては、たとえば通常において予測される対象機器の電力使用量をあらかじめ備え、その数値との比較により行う。
ここで、「電化住宅割引」の申請を行った顧客が、都市ガスやプロパンガス等の電力以外のエネルギーを用いた「対象外機器」を採用した場合には、電化住宅割引の適用は認められないが、本発明では、電力を用いない「対象外機器」についても、顧客の電力使用量に着目して「対象外機器」の使用を推定する。
本発明によれば、電化住宅割引の申請があった顧客に対して、一定期間のデータを取得・判定することで、現地確認等をすることなく割引適用の対象であるか否かの判定を行うことができるので、電化住宅割引の適用を確実に行うことができるという効果を奏する。
また、すでに電化住宅割引の適用を受けている顧客が、申請後に電力エネルギー以外のエネルギーを動力とする機器を導入した場合であっても、毎月の請求時において判定が可能となるため、正規の料金徴収が可能になるという効果を奏する。
なお、本発明の電化製品情報管理システムは、予め定められた時点における電力の需要と供給の情報と、前記識別情報伝送手段により電化製品が入状態の期間に出力される識別情報とに基づいて、需給の調整を行う電化製品を選択する需給調整機器選択手段と、顧客が備える端末に、前記需給調整機器選択手段により選択された電化製品の入切状態の変更を促す情報を表示する調整機器情報表示手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、電力供給に余裕がない場合に、顧客に対して個別の機器のスイッチを「切」状態とするように誘導することができるので、電力需要が過多となった時に需要の減少を促すことができるという効果を奏する。
また、電力供給に余裕がある場合には、顧客に対してたとえば蓄電タイプの機器等のスイッチを「入」状態とするように誘導することができるので、電力需要に余裕がある時に電力の需要を促すことができるという効果を奏する。
さらに、本発明の電化製品情報管理システムは、前記識別情報伝送手段により電化製品が入状態の期間に出力される識別情報に基づいて、予め定められた電化製品の入切状態を判定する入切状態判定手段と、前記入切状態判定手段の判定結果に基づいて、予め定められた情報を出力する判定結果出力手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、たとえばあらかじめ定められた機器が所定の期間内に「入」状態とされない場合に、生活の異常が疑われる事態であるとして、所定のアドレスに電子メール等を送信するように設定することができる。
本発明の電化製品情報管理システムによれば、電化住宅割引の申請があった顧客への対象機器の設置確認が必要な電力会社において、顧客が電化製品をコンセントに接続することで伝送される電化製品の接続状態のデータに基づいて、対象機器の設置確認を行うことができるので、従前は必要であった電力会社による現地確認が不要となるという効果を奏する。
また、従前の電化住宅割引においては、対象機器以外の電化製品が使用されている場合には、割引の適用が受けられないという問題があったが、本発明によれば、特定された電化製品について「入」状態の時間を検出することができるので、実際に顧客が使用した対象機器と対象外機器の電力量をそれぞれ算出することができる。これにより、きめ細かく電化住宅割引を適用することで、最適な電気料金を設定することができるという効果を奏する。
以下、本発明の電化製品情報管理システム1における第1の実施形態について説明する。図1は本実施形態の概略を示した図である。
本実施形態の電化製品情報管理システム1は、電力会社が備える電化製品情報管理サーバ10とネットワーク3を介して接続する顧客が備える電化製品情報端末装置2等により構成されている。
図1において破線で囲む顧客の自宅等には、エアコン61,電磁調理器62,電気温水器63,冷蔵庫64,テレビ65等の電化製品を備えている。顧客は、それらの電化製品に電力の供給を受けるため、電力会社等が設置したコンセントに接続する。
コンセントに接続した顧客のエアコン61等の電化製品は、電力線4を介して電力会社から電力の供給を受けるほか、顧客の自宅等に設置した電化製品情報端末装置2と、たとえば「電力線通信」等の技術を用いて各種情報の送受信を行うことができる。
ここで「電力線通信」とは、電力会社の配電網等の電力線を通信回線として用いる技術であって、名称が異なる電力線搬送通信,電力線データ通信,PLC,電灯線通信等の技術も当然に含むものである。
本実施形態における「電化製品情報端末装置2」とは、電力会社により設置される情報端末装置であるが、たとえば、顧客があらかじめ備えるパーソナルコンピュータや携帯電話等であってもよい。また、情報家電ネットワークを制御するインターフェースの機能が付与されたテレビや冷蔵庫等の電化製品であってもよい。
本実施形態において、顧客が備える電化製品には、製造した電機メーカー等により「認識ID」が付与されている。電化製品情報端末装置2は、それぞれの電化製品がコンセントに接続されると待機電力の発生を検知して、電力線4を介して「認識ID」を取得する。
顧客の自宅等に設置された電化製品情報端末装置2は、インターネット等のネットワーク3を介して電力会社が備える電化製品情報管理サーバ10と接続する。これにより、電化製品情報管理サーバ10は、それぞれの顧客の自宅等に設置された電化製品情報端末装置2が取得した電化製品の「認識ID」等の情報を一括して管理する。
また、電力会社の電化製品情報管理サーバ10は、専用回線5を介して端末7等と接続し、オペレータは端末7等から操作を行う。
図2は、本実施形態の電化製品情報管理システム1の機能ブロック図である。
電化製品情報管理システム1を構成する電化製品情報管理サーバ10は、専用回線5,ネットワーク3等と接続する送受信部11,電化製品の情報管理に関する演算処理等を行う中央演算処理部12,電化製品の情報管理に必要なデータを保持する記憶部13,データを入力するキーボード等の入力部14およびデータを出力する表示装置あるいはプリンタ等の出力部15等から構成されている。
本実施形態の電化製品情報管理サーバ10の送受信部11は、ネットワーク3を介して、顧客の電化製品情報端末装置2,電機メーカーサーバ8等と接続する。また、専用回線5を介してオペレータの端末7等と接続する。
中央演算処理部12は、送受信部11との間でデータの受け渡しを行う送受信処理手段121,入力部14または出力部15とデータの受け渡しを行う入出力処理手段122,顧客の電化製品の情報を特定する電化製品情報特定手段123,特定した電化製品の情報を顧客と関連付けて保存する電化製品情報保存手段124,顧客の電気料金を算出する電気料金算出手段125等を備える。
記憶部13は、顧客の情報を管理する顧客DB131,電化製品を製造した電機メーカーや機器種別等の情報を管理する機器DB132,顧客への電気料金の請求に関する情報を管理する請求DB133等により構成されている。
次に、本実施形態において、電化製品情報管理サーバ10の送受信部11とネットワーク3を介して接続する電化製品情報端末装置2の構成について説明する。
本実施形態の電化製品情報端末装置2は、送受信部21,中央演算処理部22,記憶部23,入力部24,出力部25等により構成される。
送受信部21は、ネットワーク3と接続するほか、電力線4と接続する。電力線4はエアコン61,電磁調理器62,電気温水器63,冷蔵庫64,テレビ65等の電化製品に接続し、電力線通信等の技術を用いて相互に通信可能となっている。
中央演算処理部22には、電化製品情報管理サーバ10と同様に送受信処理手段221,入出力処理手段222を備えるほか、電力線4を介して接続するエアコン61等の電化製品から識別情報を取得して、電化製品情報管理サーバ10に伝送する識別情報伝送手段223等を備える。
具体的には、電化製品情報端末装置2は、電化製品がコンセントに接続されたときに電化製品の「認識ID」を取得して、電化製品情報管理サーバ10に伝送する。また、すでにコンセントに接続された家電製品については、入切状態についても管理が可能となっており、あらかじめ設定された期間ごとに「入」状態にある家電製品を検索して、電化製品情報管理サーバ10に「認識ID」を伝送する。
次に、電化製品情報管理サーバ10の記憶部13が備えるデータベースの構成について説明する。
顧客DB131は、顧客テーブル,所有機器テーブル,入切テーブル等により構成されている。
顧客テーブルでは、一意の「顧客ID」を主キーとして、顧客の「氏名」「住所」「電話番号」「メールアドレス」等の情報を保持する(図3)。
また、顧客から電化住宅による割引の申請があった場合には、顧客テーブルに「電化住宅申請フラグ」が設定される。さらに、電化住宅による割引の申請があった顧客の自宅等に設置される電化製品情報端末装置2を特定するため、一意の「情報端末ID」が入力される。
所有機器テーブルでは、顧客の自宅等に設置された電化製品情報端末装置2が取得した電化製品の「認識ID」に基づき、顧客が所有する電化製品の「接続状態」の情報等を保持する(図4)。
入切テーブルでは、顧客が所有する電化製品の、所定の時間ごとの「入切」の状態についての情報、すなわち「使用状況」の情報を保持する(図5)。
具体的には、電化製品情報端末装置2の「情報端末ID」から特定される「顧客ID」の欄に、電化製品情報端末装置2から所定期間ごとに伝送される「入」状態にある電化製品の「認識ID」(識別情報伝送手段213)が、計測した時間とともに保存されている(電化製品情報保存手段125)。
なお、本実施形態においては、所定期間ごとに伝送されるデータは「入」状態にある電化製品の「認識ID」のみであり(識別情報伝送手段213)、当該電化製品の機器種別等の特定は、電化製品情報管理サーバ10の機器DB132の機器テーブルに基づき行われるが(電化製品情報特定手段123)、対象とする電化製品から機器種別のデータが伝送されるような実施形態では、電化製品情報特定手段123は必要としない。
次に、機器DB132は、機器テーブル,機器種別マスター等により構成されている。
機器テーブルでは、電化製品の機器ごとに一意の「認識ID」を主キーに、製造した「電機メーカー」,電気温水器・テレビ等の機器の種別を示す「機器種別」,「製造年月日」「消費電力」等の情報を保持する(図6)。
また、機器種別マスターを備え、電化住宅割引の適用を受けるために設置が必須となる電化製品の機器種別や、電気料金の算出に際して必要な電化製品ごとに異なる割引率を管理する(図7)。これにより、割引率の変更や、新たに機器種別の製品が発売されたような場合等に、機器種別マスターを変更することで容易に対応できる。
本実施形態では、これらの情報は電機メーカーごとの入力画面において、電機メーカーにより管理することとしている(図8)。具体的には、電化製品情報管理サーバ10とネットワーク3を介して接続する電機メーカーサーバ8等において、電機メーカーごとの入力画面を共有することにより、新製品が発売されたような場合に、電機メーカーサーバ8等から迅速にデータの更新を行うことができる。
請求DB133は、計算テーブル,請求書作成テーブル等により構成されている。
計算テーブルでは、それぞれの顧客の請求月ごとに、電気料金の算出に必要な情報を保持する(図9)。
具体的には、顧客DB131の入切テーブルにおいて管理される顧客の電化製品ごとの「入」状態の時間帯を参照して、実際に当月において使用した電化製品ごとの「入」時間の合計を算出する(電気料金算出手段125)。
それらの「入」時間の合計と電化製品ごとの「消費電力」を乗じて「電力量」を算出し、さらに電力量あたりの電気料金の「単価」を乗じることで、当月の「電気料金」を算出することができる(電気料金算出手段125)。
次に、機器種別マスターが保持する「機器種別」ごとの「割引率」を参照して、電気料金の割引を行うことで、請求に用いる電気料金である「割引後料金」を算出する(電気料金算出手段125)。
また、請求書作成テーブルでは、計算テーブルにより算出された数値に基づき、顧客への月ごとの請求額を算出して請求書を作成する(図10)。
図11では、本実施形態の電気料金の算定における電化住宅割引の適否判定の全体フローについて説明する。
顧客から電化住宅の割引の申請があった場合には、電化製品情報管理サーバ10の記憶部13が備える顧客DB131の顧客テーブルに「電化住宅申請フラグ」を設定する。「電化住宅申請フラグ」の設定は、顧客からの申し込みを受け付けたオペレータにより、端末7等の入力部74等から行う。また、パーソナルコンピュータや携帯電話端末からインターネット等を介して申し込みがなされた場合には、申し込み画面の「電化住宅割引」欄への、顧客からのデータ入力を受けて「電化住宅申請フラグ」が設定されるようにすることもできる。
顧客の「電化住宅申請フラグ」が設定されると、工事を担当する部署のオペレータの端末7等に、顧客DB131の顧客テーブル(図3)が備える顧客の氏名,自宅の住所,電話番号等のデータが送信される。工事担当者は送信されたデータに基づき、顧客の自宅等に電化製品情報端末装置2を設置する工事を行う(S201)。設置が完了すると、工事を担当する部署のオペレータの端末7等から、顧客テーブルに電化製品情報端末装置ごとに異なる「情報端末ID」を設定する。
顧客テーブルに「電化住宅申請フラグ」等が設定された顧客に対しては、電化製品情報端末装置2により、対象となる電化製品がコンセントに差し込まれたか否かの判定を行う(電化製品情報特定手段123・S202)。
判定の結果、電化製品がコンセントに差し込まれていた場合には、電化製品が使用されたか否かの判定を行う(S203)。電化製品が使用されていた場合には、電化製品情報端末装置2により電化住宅割引管理用シリアルナンバー(認識ID)の有無を判定する(S204)。電化住宅割引管理用シリアルナンバーが「有り」の場合には、電化製品情報端末2により、電化製品情報管理サーバに情報を発信する(S205・識別情報伝送手段223)。
最後に、電気料金算出手段125により、電化製品情報端末2から伝送された電化製品の情報を確認して問題がない場合には、電化住宅割引を適用する(S207)。
一方、電化製品がコンセントに差し込まれていない場合(S202で「差し込まない」)、電化製品が使用されていない場合(S203で「不使用」)、「認識ID」(電化住宅割引管理用シリアルナンバー)が「無し」の場合(S204で「ナンバー無し」)、電化製品情報端末2から伝送された電化製品の情報を確認して問題がある場合(S206で「問題あり」)には、電化住宅割引は適用されない(S208)。
[電化製品の接続状態の取得]
次に、本実施形態において、家電製品の接続状態を取得する際のデータの流れを図12に示す。
はじめに、顧客の電化製品がコンセントに接続された状態を受けて(S301)、電化製品情報端末装置2が備える識別情報伝送手段223を実行し、電化製品の「認識ID」を取得して(S302)、ネットワーク3を介して電化製品情報管理サーバ10に伝送する(S303)。この場合において伝送されるデータには、電化製品の「認識ID」に加えて、コンセントに接続されたことを示すデータが付加される。
次に、同一の電化製品についてコンセントの接続・解除が繰り返されることもあるので、電化製品情報特定手段123は、伝送された「認識ID」がすでに顧客DB131の所有機器テーブル(図4)に存在するか否かの判定を行い(S304)、存在しない場合にのみ機器種別等の属性の特定を実行して、新しいデータとして保存を行う(電化製品情報保存手段124)。
「認識ID」が所有機器テーブルに存在しない場合には(S304で「NO」)、伝送された「認識ID」と、機器DB132が備える機器テーブル(図6)や機器種別マスター(図7)のデータとに基づき、電化製品の機器種別等の属性を特定し(S305・電化製品情報特定手段123)、所有機器テーブルに保存する(S306・電化製品情報保存手段124)。
一方、伝送された「認識ID」がすでに顧客の所有機器テーブルに存在する場合には(S304で「YES」)、該当する電化製品の「接続状態」のデータを「未接続」から「接続」に変更する(S307)。
なお、電化製品情報端末装置2が備える識別情報伝送手段223は、顧客の電化製品がコンセントの接続を解除した状態を受けて、電化製品の「認識ID」を取得して、ネットワーク3を介して電化製品情報管理サーバ10に伝送する。この場合において伝送されるデータには、電化製品の「認識ID」に加えて、コンセントの接続が解除されたことを示すデータが付加される。
電化製品情報保存手段124は、顧客の電化製品がコンセントの接続を解除したとするデータの受信を受けて、所有機器テーブルにおいて該当する電化製品の「接続状態」のデータを「接続」から「未接続」に変更する。
[月ごとの電気料金の算出]
次に、本実施形態において、電化住宅割引を適用して電気料金を算出する方法について説明を行う(図13)。
はじめに、電化住宅割引を申請した顧客について、所定の電気料金の検針日が到来すると(S401)、電気料金算出手段125が実行し、顧客が電化住宅割引の適用を受けるために必須の機器が使用されたか否かの判定を行う(S402)。
具体的には、顧客DB131の入切テーブル(図5)において当月の検針期間に「入」状態となっていた電化製品に、所有機器テーブル(図4)の「電化住宅対象機器」の欄に「必須」と入力された機器が含まれているか否かを判定する。
「必須」の機器が含まれていない場合には(S402で「NO」)、電化住宅割引を適用することなく処理を終了する(S410)。
一方、「必須」の機器が含まれていた場合には(S402で「YES」)、顧客ごとに顧客DB131の入切テーブルが保持する電化製品(認識ID)の「入」状態の情報を取得する(S403)。
次に、入切テーブル(図5)に所定の期間ごとに保存された「認識ID」から、該当する電化製品が使用された(「入」状態にあった)時間を算出して、請求DB133の計算テーブル(図9)の「「入」時間」の欄に保存する。
保存された電化製品ごとの「「入」時間」と、電化製品ごとの「消費電力」を乗じて、電化製品ごとに使用した「電力量」を算出して、計算テーブルの「電力量」の欄に保存する(S404)。ここで、電化製品ごとの「消費電力」は、機器DB132の機器テーブル(図6)で管理される。
本実施形態において「消費電力」は、製造した電機メーカーからのデータに基づくものとするが、実際に使用した数値とは一致しないため、たとえば、実際に顧客が使用した電力量を、電化製品ごとに算出された「消費電力」の比率に応じて割り振るように設定することもできる。
また、本実施形態の図6等では、「消費電力」を一種類としているが、それぞれの家電製品の運転モードにより消費電力が異なるような場合には、機器テーブルにそれらの情報を記録して電化製品情報端末装置2を設定することで、運転モードにより消費電力が異なるように設定することができる。
なお、電化製品情報端末装置2により、接続した家電製品の「消費電力」の実数データを取得することが可能な場合には、請求テーブルの「消費電力」の数値を、実数データとすることもできる。
次に、算出した電化製品ごとの「電力量」と、所定のKwあたりの電気料金「単価」に基づき、電化製品ごとの「電気料金」を算出して、計算テーブルに保存する(S405)。
次に、それぞれの電化製品の「機器種別」により異なる「割引率」を、機器DB132の機器種別マスター(図7)から参照する(S405)。
参照した電化製品ごとの「割引率」を、電化製品ごとの電気料金に適用することで、電化製品ごとの割引後の電気料金を算出して、計算テーブルの「割引後料金」の欄に保存する(S407)。
請求DB133の請求書作成テーブル(図10)は、電化製品ごとの「割引後料金」を取得して合算を行い(S408)、所定のフォーマットに基づいて請求書データを作成する(S409)。
以上の通り、本実施形態の電化製品情報管理システム1によれば、それぞれの電化製品の電気料金を把握することができるので、さらにきめ細かく電化住宅割引の適用を行うことが可能となる。
また、本実施形態の電化製品情報管理システム1では、個々の電化製品における電力使用量の把握を可能とするので、たとえば地球環境の保護に有効な「電化住宅」の普及において、新たに導入が必要となる機器については、電気料金の割引率を高くするように設定することもできる。これにより「電化住宅」の契約を検討する顧客に対し、インセンティブを付与することができるという効果を奏する。
[第2の実施形態]
次に、本発明の電化製品情報管理システム1にかかる第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、電化製品情報管理システム1を構成する電化製品情報管理サーバ10の中央演算処理部12に、電力会社における電力需給の調整を行う機器を判定する需給調整機器選択手段126、電力需給の調整を行う機器の判定を受けて、顧客の電化製品情報端末装置2に電化製品の入切の変更情報を表示する需給調整情報表示手段127、所定の電化製品における入切の状態を監視して判定する入切状態判定手段128、判定結果を所定の方法で出力する判定結果出力手段129、電化住宅割引を申請した顧客について必須機器や対象機器の使用状況に基づいて割引適用の可否を判定する割引適用判定手段130等を備える点で(図2)、第1の実施形態と異なる。
また、電化製品情報管理サーバ10の記憶部13の顧客DB131に家族構成実績テーブル(図18)を、請求DB133には実績判定テーブル(図20)を備える点も、第1の実施形態と異なる。
電力会社においては、電力の需要と供給のミスマッチにより、電力を効率的に供給することが困難になるため、各種の対応が図られている。
本実施形態の電化製品情報管理システム1では、顧客の自宅等に設置された電化製品情報端末装置2を用いて、電力の需要と供給のミスマッチを解消することができる。
具体的には、ネットワーク3を介して接続する図示しない発・変電所等のシステムから、電力需要が過多となる時間帯および電力供給が過多となる時間帯等のデータを取得して、顧客DB131の入切テーブル(図14)が備える「需給状況」の欄に保存する。需給調整機器選択手段126は、入切テーブルの「需給状況」の欄における「需要過多」または「供給過多」のデータ入力を受けて、顧客の電化製品における「入」状態の情報を取得する。
需給調整機器選択手段126は、入切テーブルの「需給状況」が「需要過多」である場合には、該当する時間帯において「入」状態にある電化製品の「機器種別」を、顧客DB131の所有機器テーブル(図4)から参照する。
次に、参照した「入」状態にある電化製品の「機器種別」から、機器DB132の機器種別マスター(図15)における「需給調整対象機器」の欄に「入→切」と入力された「機器種別」を選択する。これにより、電力の需給状況における「需要過多」を解消するために、電源の「入→切」が好ましい電化製品を具体的に選択することができる。
また、需給調整機器選択手段126は、入切テーブルの「需給状況」が「供給過多」である場合には、該当する時間帯において「入」状態にない電化製品の「機器種別」を、顧客DB131の所有機器テーブル(図4)から参照する。
ここで、所有機器テーブルにおける電化製品の選択では、「接続状態」が「接続」となっている電化製品に限定することも可能であるし、「未接続」のものも含む顧客が所有するすべての電化製品を対象とすることもできる。
次に、参照した「入」状態にない電化製品の「機器種別」から、機器DB132の機器種別マスター(図15)における「需給調整対象機器」の欄に「切→入」と入力された「機器種別」を選択する。これにより、電力の「需給状況」における「供給過多」を解消するために、電源の「切→入」が好ましい電化製品を具体的に選択することができる。
ここで、本実施形態の機器種別マスターは「需給調整対象機器」を規定するが、たとえばエアコン61やテレビ65のように、一時的に運転を中断しても不利益を被らない機器については「入→切」の対象とする。一方、たとえば電気温水器63や床暖房等の蓄熱式機器等の場合には、運転する時間帯が限定されないため「切→入」の対象とする。また、機器の運転を中断することにより、顧客に不利益を与えるおそれがある冷蔵庫64や洗濯機等は「需給調整対象機器」とはされない。
また、ここで「入→切」または「切→入」とは、電源を完全にオンオフさせる場合に加えて、たとえば夏期に運転中のエアコン61について設定温度を高く変更するような場合も含めることができる。
次に、需給調整情報表示手段127は、顧客が備える電化製品情報端末装置2の出力部24に、需給調整機器選択手段126が選択した電化製品について、使用を控えるメッセージまたは使用を促すメッセージを表示する。かかるメッセージは、電力の需給調整が必要な時間帯において継続して表示される。
具体的には、需給調整情報表示手段127は、ネットワーク3を介して顧客の電化製品情報端末装置2のモニタ(出力部25)に所定のメッセージを表示する。または、警報等(出力部25)を発して顧客にメッセージを伝達する。
本実施形態においては、需給調整情報表示手段127の「入→切」のメッセージにより対象機器の使用を中止した顧客、または、「切→入」のメッセージにより対象機器の使用を開始した顧客に対し、電気料金の割引を行うこととしている。
本例では、顧客が備える電化製品情報端末装置2の出力部24に需給調整のメッセージが表示される時間帯において、顧客がメッセージの内容に応じて「入→切」または「切→入」の操作を行った場合に、「需給調整ポイント」を加算することで割引を行う。
具体的には、「入→切」のメッセージが表示される時間帯において、入切テーブルの対象機器(認識ID)の伝送が中断した場合、または、「切→入」のメッセージが表示される時間帯において、入切テーブルの対象機器(認識ID)の伝送が開始した場合に、請求DB133の計算テーブル(図16)に「需給調整ポイント」が加算される(電気料金算出手段125)。当月の請求においては、「需給調整ポイント」と所定の「割引単価」とを乗じた額を、請求額から割り引いて「請求金額」とする(図17)。
ここで「割引単価」は、本実施形態における電力の需給調整により削減された電力コストを財源とすることで、新たな経費の発生を伴うことなく実現することができる。なお「割引単価」は一律に行うほか、電化製品の「機器種別」や「消費電力」等に基づいて、個別に設定することもできる。
これにより、顧客は「入」状態または「切」状態にある具体的な電化製品の情報に基づいて、経費的な利益を伴う需給調整を行うことができるという効果を奏する。また、電力会社においては、短期的に発生する需給のアンバランスについても、リアルタイムに需給調整を行うことができるので、電力供給の効率化に資するという効果を奏する。
なお、電化製品情報端末装置2により電化製品の制御を行うことも可能なので、「需給調整対象機器」の「入→切」または「切→入」の操作等を、電化製品情報端末装置2により行うように設定することもできる。
また、本実施形態の電化製品情報管理システム1は、入切テーブル(図14)における電化製品の「入切状態」のデータを用いて、顧客の生活リズムに変調を来たした場合を察知して、所定の連絡先に情報の提供を行うことができる。
具体的には、顧客からの電化住宅割引の申請時等において、ある電化製品が一定の期間使用されないことで、顧客の生活リズムに変調を来たしたと看做すことができる電化製品を「監視対象機器」に指定する。
たとえば、顧客が日常において電子ポットを習慣的に使用する場合には、電子ポットを「監視対象機器」に選択する。また、顧客の趣味がテレビ観賞であって、長期間にわたりテレビ65が「切」状態にならないような場合には、テレビ65を「監視対象機器」に選択する。選択された「監視対象機器」は、顧客DB131の顧客テーブルに保存する(図19)。
なお、「監視対象機器」は、電化製品の個別の「認識ID」を選択することもできるが、電気ポット,テレビ等の「機器種別」として選択することが好ましい。これにより、複数の「機器種別」の電化製品を所有する場合や、新規に対象とする「機器種別」の電化製品を購入したような場合であっても、問題なく監視を行うことができる。
他に顧客テーブルには、「監視対象機器」が「入」または「切」となったときに情報提供を行うこととする「入切状態」、情報提供を行う条件として「監視対象機器」の「入切状態」が継続する「監視期間」、情報提供を行う「連絡先アドレス」等のデータを保持する。
入切状態判定手段128は、あらかじめ顧客テーブルに指定された情報に基づき、顧客DB131の入切テーブルを監視する。
具体的には、入切テーブルにおいて「入」状態が確認された「認識ID」に基づいて、所有機器テーブル(図4)から電化製品の「機器種別」のデータを取得する。取得した「機器種別」が「監視対象機器」であった場合には、その「計測時間」を記憶する。その後、あらためて「監視対象機器」の「機器種別」が「入」状態になるまでの経過時間を、電化製品情報管理サーバ10が備えるタイマー機能により監視する(入切状態判定手段128)。
経過時間が顧客テーブルの「監視期間」となった時点で、判定結果出力手段129により、指定された「連絡先アドレス」に監視の履歴等のデータを送信する。
ここで「連絡先アドレス」は顧客の任意で設定されるが、たとえば、顧客が高年齢であって子供たちと同居をしていないような場合には、子供たちが備える電化製品情報端末装置2や、パーソナルコンピュータ,携帯電話のメールアドレスとすることができる。また、音声によるメッセージやファクスによる連絡の方法を指定することもできる。
これにより、日常においては特段の意識をすることなく電化製品を利用しながら、顧客の生活の異常が疑われる事態が発生すれば、所定の連絡先まで迅速にメッセージを通知することができる。
なお、たとえば冷蔵庫64やファクス等のように、通常は「入」状態で使用する電化製品について、所定の期間の「切」状態を検知して通知を行うように設定することで、機器の故障等の情報を早期に得ることができる。
さらに、本実施形態の電化製品情報管理システム1では、電化住宅割引の申請があった顧客に対し、電化製品情報端末装置2を設置した後に「電気以外のエネルギー源を使用していないか」の判定を行うことができる。
具体的には、電化住宅割引の適用の条件では、電気温水器や床暖房,電磁調理器,エアコン等において、電気以外のエネルギー源を使用していないことが必要なので、これらの機器の電力使用量を個別に監視し、一定の値を下回った場合に他のエネルギー源を使用した可能性が高いものと判定する(割引適用判定手段130)。
本実施形態では、これまでの電化製品情報管理システム1の実績データを保持し、そのなかから顧客の「家族構成」のデータを類型化して、それぞれの電力使用量の平均値を算出して顧客DB131の家族構成実績テーブルに保存する(図18)。なお、これらの類型は、1年の月ごとにするほか、地域や気候等の要素も加味することで、より正確な数値とすることができる。
次に、顧客の当月の実績である請求DB133の計算テーブル(図16)における機器種別ごとの「電力量」等を、同じ類型の「家族構成」におけるこれまでのデータと比較して、所定の比率に到達していない場合に、他のエネルギー源を使用した可能性があるとの判定結果を出力する(割引適用判定手段130)。
なお、顧客と同居する家族の年齢や職業等の「家族構成」のデータは、顧客DB131の顧客テーブルに保持する(図19)。これらのデータは、電化住宅割引の申し込み時等に顧客からの申請により取得する。
判定については請求DB133の実績判定テーブルで行う(図20)。本例では所定の比率を60%に設定し、条件となる電化製品のいずれかが60%を下回った場合に、判定結果をオペレータの端末7等の出力部75等に出力する。オペレータは判定結果を受けて、あらためて顧客の自宅等における設置の確認を実行し、他のエネルギー源を使用する機器が稼動しているような場合には、電化住宅割引は適用しない。
図21は、本実施形態の電化製品情報管理システム1における割引適用判定手段130による判定の流れを説明する図である。
電気料金の検針日の到来により(S501)、顧客の当月の電力量を請求DB133の計算テーブル(図16)から参照する(S502)。なお、電化住宅割引の申請時における判定であって、顧客が後述の「仮受付」とされる場合には、所定の日数経過時に行う。
ここで、割引適用判定手段130による判定に必要な電化製品の種別は、電化住宅割引の適用の判定に必要な電気温水器62,床暖房等の蓄熱式機器の「必須機器」と、他のエネルギーへの代替が可能な電磁調理器62,エアコン61等の「対象機器」なので、これらの機器の電力量を抽出して、請求DB133の実績判定テーブル(図20)に入力する(S503)。
次に、顧客DB131の顧客テーブル(図19)から、顧客の「家族構成」のデータを参照し(S504)、同じ「家族構成」におけるこれまでの電力量のデータを、顧客DB131の家族構成実績テーブル(図18)から抽出する(S505)。
抽出したデータから、顧客が所有する「必須機器」「対象機器」と同じ機器種別のデータを抽出し、その平均値を実績判定テーブルに入力する(S506)。
次に、上記の判定対象となる平均値について、それぞれの機器種別ごとに60%の数値を算出し、当月のそれぞれの機器種別における顧客の電力量と比較・判定を行う(S507)。
判定の結果、すべての値が平均値の60%以上である場合には、電化住宅割引が適用されて、電気料金の算出が行われる(S508・電気料金算出手段125)。
一方、いずれかの機器種別について、60%に満たない場合には電化住宅割引の適用は認められず、顧客の所有機器の確認を行うこととする(S509)。具体的には、たとえば担当者による現地での目視等により確認する。
これにより、所定の場合にのみ顧客の自宅等における設置の確認を行えばよいので、これまで、顧客からの申請に基づいて行ってきた電化住宅対象機器および対象外機器の設置確認に要する労力を、大幅に軽減させるという効果を奏する。
割引適用判定手段130による判定は、顧客から電化住宅割引の申請があった場合に、所定の期間を「仮受付」とし、上記の判定を行った結果、電化住宅割引の適用対象であることを確認したうえで正式に受付を行うように設定することで、さらに正確に電化住宅割引の適用を行うことができる。
また、従前においては、たとえば顧客からの電化住宅割引の申請後に電気温水器からガス給湯器に変更するような場合に、引き続き電気料金の割引が行われてしまうという問題があった。しかし、本実施形態では、毎月の請求時に「家族構成」等により類型化された電力使用状況の平均値との判定を行うことで、かかる問題を容易に検出することができるので、正規の料金徴収が可能となる。
なお、比較の対象とするデータとしては、「家族構成」を類型化して算出した平均値以外に、顧客における前月の実績値や、前年同月の実績値なども用いることができる。
以上の通り、本発明の電化製品情報管理システム1では、各種の設定を変更することで多様な効果を奏することができる。
たとえば、本実施形態の電化製品情報管理システム1では、電機メーカー等の協力を得て、顧客が所有する電化製品の管理を可能とするが、識別情報として用いられる「認識ID」は、製造した電機メーカーにより付与される製造番号等が適している。
ここで、本実施形態の電化製品情報管理システム1において、顧客の「認識ID」を保持する電化製品情報管理サーバ10は、電機メーカーサーバ8とネットワーク3を介して接続している。そのため電機メーカーでは、顧客の「認識ID」に基づいて、自社の製品の追跡を容易に行うことができる。
さらに、本実施形態の電化製品情報管理システム1では、顧客の自宅等に電化製品情報端末装置2が設置されるので、製造・販売後において電機メーカーから顧客に伝達事項が生じた場合に、迅速・容易にメッセージの伝達を行うことできる。たとえば、保証期間の満了情報やバージョンアップ情報、さらにはリコールの情報等の伝達にも活用することができる。
他にも、本実施形態の電化製品情報管理システム1では、電力会社により顧客の使用する電化製品が把握できるので、たとえば電力会社として普及を図っている省エネ機器等を使用している場合に、割引の対象とするように設定することもできる。
また、顧客の自宅等に設置される電化製品情報端末装置2には、メッセージ等を伝達するモニタ(出力部24)を備えるので、たとえば電機メーカーによる電化製品の広告を掲載することもできる。さらに広告に掲載された製品を所有する顧客について、顧客が当該製品を稼動させるために使用した電力量の実績も、個別に取得することができる。かかる場合において、当該製品を稼動させるための電気料金の一部を電機メーカーが負担するように設定することもできる。
本発明の第1の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1の概略を示した図である。 本発明の第1の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1において、電化製品情報管理サーバ10の記憶部13の顧客DB131が備える顧客テーブルの構成例である。 本発明の第1の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1において、電化製品情報管理サーバ10の記憶部13の顧客DB131が備える所有機器テーブルの構成例である。 本発明の第1の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1において、電化製品情報管理サーバ10の記憶部13の顧客DB131が備える入切テーブルの構成例である。 本発明の第1の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1において、電化製品情報管理サーバ10の記憶部13の機器DB132が備える機器テーブルの構成例である。 本発明の第1の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1において、電化製品情報管理サーバ10の記憶部13の機器DB132が備える機器種別マスターの構成例である。 本発明の第1の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1において、機器DB132が備える機器テーブルを、電機メーカーサーバ8において管理を行う場合の入力画面の例である。 本発明の第1の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1において、電化製品情報管理サーバ10の記憶部13の請求DB133が備える計算テーブルの構成例である。 本発明の第1の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1において、電化製品情報管理サーバ10の記憶部13の請求DB133が備える請求書作成テーブルの構成例である。 本発明の第1の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1において、電化住宅割引の適否判定の全体フローについて説明する図である。 本発明の第1の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1において、電化製品の接続状態を取得する際のデータの流れを説明する図である。 本発明の第1の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1において、電化住宅割引を適用した電気料金の算出の流れを説明する図である。 本発明の第2の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1において、電化製品情報管理サーバ10の記憶部13の顧客DB131が備える入切テーブルの構成例である。 本発明の第2の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1において、電化製品情報管理サーバ10の記憶部13の機器DB132が備える機器種別マスターの構成例である。 本発明の第2の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1において、電化製品情報管理サーバ10の記憶部13の請求DB133が備える計算テーブルの構成例である。 本発明の第2の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1において、電化製品情報管理サーバ10の記憶部13の顧客DB133が備える請求書作成テーブルの構成例である。 本発明の第2の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1において、電化製品情報管理サーバ10の記憶部13の顧客DB131が備える家族構成実績テーブルの構成例である。 本発明の第2の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1において、電化製品情報管理サーバ10の記憶部13の顧客DB131が備える顧客テーブルの構成例である。 本発明の第2の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1において、電化製品情報管理サーバ10の記憶部13の請求DB133が備える実績判定テーブルの構成例である。 本発明の第2の実施形態にかかる電化製品情報管理システム1において、電化住宅割引の適用を判定する流れを説明する図である。 従来において、顧客から電化住宅割引の申請があった場合の対応を表した図である。 従来において、顧客から電化住宅割引の申請があった場合の流れを示した図である。
符号の説明
1 電化製品情報管理システム
2 電化製品情報端末装置(顧客)
3 ネットワーク
4 電力線
5 専用回線
7 端末(電力会社オペレータ)
8 電機メーカーサーバ
10 電化製品情報管理サーバ(電力会社)
11、21、71、81 送受信部
12、22、72、82 中央演算処理部
13、23、73、83 記憶部
14、24、74、84 入力部
15、25、75、85 出力部
61 エアコン
62 電磁調理器
63 電気温水器
64 冷蔵庫
65 テレビ
121、221 送受信処理手段
122、222 入出力処理手段
123 電化製品情報特定手段
124 電化製品情報保存手段
125 電気料金算出手段
126 需給調整機器選択手段
127 需要調整情報表示手段
128 入切状態判定手段
129 判定結果出力手段
130 割引適用判定手段
131 顧客DB
132 機器DB
133 請求DB
223 識別情報伝送手段

Claims (5)

  1. 電化製品に電気を供給する電力線と接続した端末により電化製品の情報を取得し、該端末とネットワークを介して接続するサーバ装置において、顧客が使用する電化製品の情報を管理する電化製品情報管理システムであって、
    前記端末により、電力線に接続された電化製品の識別情報を取得して、前記サーバ装置に伝送する識別情報伝送手段と、
    前記伝送された電化製品の識別情報に基づいて、電化製品の種別を特定する電化製品情報特定手段と、
    前記特定された電化製品の種別の情報と、予め備える顧客の情報とを関連付けて保存する電化製品情報保存手段と、
    前記顧客の情報と関連付けて保存された電化製品の種別の情報に基づき、顧客の電気料金を算出する電気料金算出手段と、
    を備えることを特徴とする電化製品情報管理システム。
  2. 前記識別情報伝送手段は、電力線に接続された電化製品の入切状態を定期的に監視し、入状態の場合に識別情報の伝送を行い、
    前記電気料金算出手段は、前記伝送された識別情報の履歴に基づき、夫々の電化製品の電気料金を算出することを特徴とする請求項1記載の電化製品情報管理システム。
  3. 前記特定された電化製品の種別と、前記識別情報の履歴とに基づき、顧客が割引適用の対象であるか否かの判定を行う割引適用判定手段を備え、
    前記電気料金算出手段は、顧客が前記割引適用の対象であると判定した場合に、割引を適用した電気料金を算出することを特徴とする請求項1又は2記載の電化製品情報管理システム。
  4. 予め定められた時点における電力の需要と供給の情報と、前記識別情報伝送手段により電化製品が入状態の期間に出力される識別情報とに基づいて、需給の調整を行う電化製品を選択する需給調整機器選択手段と、
    顧客が備える端末に、前記需給調整機器選択手段により選択された電化製品の入切状態の変更を促す情報を表示する調整機器情報表示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の電化製品情報管理システム。
  5. 前記識別情報伝送手段により電化製品が入状態の期間に出力される識別情報に基づいて、予め定められた電化製品の入切状態を判定する入切状態判定手段と、
    前記入切状態判定手段の判定結果に基づいて、予め定められた情報を出力する判定結果出力手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の電化製品情報管理システム。
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