JP6912328B2 - 電機子、モータ及び電機子の製造方法 - Google Patents

電機子、モータ及び電機子の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、電機子、モータ及び電機子の製造方法に関する。
従来、整流子とコアとの間の巻線部分をモールド樹脂で被覆する電機子が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような構成とすることで、巻線部分の露出が抑えられて巻線の断線が抑えられるようになっている。
特開2007−166683号公報
ところで、上記のような電機子では、巻線を整流子の爪部と接続することとなるが、その接続部位において断線する虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、巻線の断線を抑える電機子、モータ及び電機子の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決する電機子は、回転軸と、該回転軸に固定されるコアと、該コアに巻回される巻線と、前記巻線が接続される爪部を有して前記回転軸に固定される整流子と、を備えた電機子であって、少なくとも前記爪部と前記巻線との接続部分を覆うモールド樹脂が設けられ、前記モールド樹脂に密着した状態で該モールド樹脂の外側を覆う保護カバー部が設けられる。
この構成によれば、最も断線の可能性の高い整流子の爪部と巻線との接続部位をモールド樹脂で覆うことで確実な巻線保護が可能となり、巻線の断線を抑えることができる。
さらに、モールド樹脂の外側を覆う保護カバー部が設けられることで、例えばモールド樹脂に作用する応力によってモールド樹脂が割れた場合であってもモールド樹脂が飛散することが抑えられる。
上記電機子において、前記保護カバー部は、熱収縮チューブであることが好ましい。
この構成によれば、保護カバー部が熱収縮チューブであるため、モールド樹脂に対して密着させるように取り付けることを容易にできる。
上記電機子において、前記モールド樹脂は、前記整流子と前記コア端面との間にくびれ部を有し、前記保護カバー部は、前記爪部並びに該爪部寄りの前記巻線に対応する位置の前記モールド樹脂を覆う第1保護カバーと、前記コア寄りの前記巻線に対応する位置の前記モールド樹脂を覆う第2保護カバーとを備えることが好ましい。
この構成によれば、第1保護カバーと第2保護カバーとの2部品を備える構成とすることで、それぞれの位置を確実に覆ってモールド樹脂が外部に露出することが抑えられる。
上記電機子において、前記第1保護カバーと前記第2保護カバーとは一部が重なるように設けられることが好ましい。
この構成によれば、第1保護カバーと第2保護カバーとは一部が重なるように設けられるため、各保護カバー間での隙間をなくすことができる。
上記電機子において、前記くびれ部の外径は、前記整流子の外径よりも小径であることが好ましい。
この構成によれば、くびれ部の外径を整流子の外径よりも小径とすることで、モールド樹脂の量を抑えてモールド樹脂の界面で発生する応力集中を抑えることができる。
上記電機子において、前記くびれ部に対応する部位に前記保護カバー部を取り付けた状態の外径は、前記整流子の外径よりも小径であることが好ましい。
この構成によれば、くびれ部に対応する部位に前記保護カバー部を取り付けた状態の外径は、前記整流子の外径よりも小径とすることで、モールド樹脂の量を抑えてモールド樹脂の界面で発生する応力集中を抑えることができる。
また、上記課題を解決するモータは、上記いずれかに記載の電機子を備える。
この構成によれば、上記いずれかに記載の効果を奏するモータを提供できる。
また、上記課題を解決する電機子の製造方法は、回転軸と、該回転軸に固定されるコアと、該コアに巻回される巻線と、前記巻線が接続される爪部を有して前記回転軸に固定される整流子と、を備えた電機子の製造方法であって、少なくとも前記爪部と前記巻線との接続部分を樹脂によってモールドするとともに、前記樹脂によってモールドしたモールド樹脂に対して保護カバー部を密着させた状態で該モールド樹脂の外側を覆うように取り付ける
この構成によれば、最も断線の可能性の高い整流子の爪部と巻線との接続部位を樹脂でモールドすることで確実な巻線保護が可能となり、巻線の断線を抑えることができる。
上記電機子の製造方法において、前記保護カバー部は、第1保護カバーと、第2保護カバーとを備えており、熱収縮チューブでなる前記第1保護カバーを前記爪部並びに該爪部寄りの前記巻線に対応する位置に配置した状態で加熱する第1加熱工程と、前記第1加熱工程後に熱収縮チューブでなる前記第2保護カバーを前記コア寄りの前記巻線に対応する位置に配置した状態で加熱する第2加熱工程と、を備えることが好ましい。
この構成によれば、第1保護カバーと第2保護カバーとによってそれぞれの位置を確実に覆ってモールド樹脂が外部に露出することが抑えられる。
本発明の電機子、モータ及び電機子の製造方法によれば、巻線の断線が抑えられる。
第1実施形態におけるモータの断面図。 同形態におけるモータの電機子の製造方法を説明するための説明図。 同形態におけるモータの電機子の製造方法を説明するための説明図。 同形態におけるモータの電機子の製造方法を説明するための説明図。 第2実施形態における電機子の断面図。 同形態における電機子の製造方法を説明するための説明図。 同形態における電機子の製造方法を説明するための説明図。 同形態における電機子の製造方法を説明するための説明図。 同形態における電機子の製造方法を説明するための説明図。 変形例における電機子の第2保護カバーについて説明するための説明図。
(第1実施形態)
以下、モータの第1実施形態について説明する。
本実施形態のモータ10は、例えばターボ過給機のウェイストゲートバルブを開閉する電動アクチュエータの駆動源として用いられるものである。
図1に示すように、モータ10は、略有底筒状のヨークハウジング(以下、単にヨークという)11と、該ヨーク11の開口部を閉塞するエンドプレート12とを有する。
ヨーク11の内周面には、一対のマグネット13が互いに対向するように固着されるとともに、マグネット13の内側には電機子14が配置されている。
図1に示すように、電機子14は、ヨーク11の中央部に配置される回転軸15を備えている。回転軸15は、その基端側(図1においてヨーク11の底部側)がヨーク11の底部中央に設けられた軸受16にて軸支され、先端側がエンドプレート12の中央に設けられた軸受17にて軸支されている。また、回転軸15には、コア18と整流子19と軸方向に並ぶように固定されている。
コア18には各スロットに巻線20が巻回されている。巻線20は、その一部の接続線20aが整流子19の爪部19aに結線(接続)されている。
また、エンドプレート12には整流子19と摺接するブラシ21を保持するブラシ保持部12aが設けられている。そして図示しない外部電源からブラシ21を介して整流子19並びに巻線20に供給されると、電機子14(回転軸15)が回転駆動されるようになっている。
また、本実施形態の電機子14は、整流子19とコア18の整流子19側の端面18aとの間にモールド樹脂22が設けられる。モールド樹脂22は、整流子19の爪部19a並びに爪部19aに接続される巻線20の接続線20aを覆うようになっている。なお、モールド樹脂22は、コア18の端面18aまでは延びておらず、すなわちコア18を覆わないようになっている。また、モールド樹脂22は、巻線20の一部が引き出された接続線20aの部分にくびれ部22aを有する。モールド樹脂22は、その接着成分として熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂が用いられる。
図2及び図3に示すように、くびれ部22aは、その外径L1が整流子19(爪部19aを含む)の外径L2よりも小径となっている。
モールド樹脂22には、少なくともくびれ部22aの外側を覆う保護カバー部23が設けられる。保護カバー部23は、耐熱性に優れるフッ素樹脂からなり、熱によって収縮する熱収縮チューブで構成される。このため、保護カバー部23は、モールド樹脂22の外形形状に倣った形状となっている。保護カバー部23とモールド樹脂22との間には接着剤が塗布されることなく、保護カバー部23の収縮力で、両者は貼りついている。なお、保護カバー部23は、モールド樹脂22において応力が加わりやすい位置、即ちモールド樹脂22が割れやすい位置である前記くびれ部22aを覆う構成であればよい。つまり、保護カバー部23によってくびれ部22aを覆う構成であればモールド樹脂22の全体を覆う必要性はない。
次に、電機子14の製造方法(作用)を説明する。
図2に示すようにコア18に巻回された巻線20の接続線20aを整流子19の爪部19aと接続する。
図3に示すように、整流子19の爪部19a並びに爪部19aに接続される巻線20の接続線20aを覆うように樹脂をモールドしてモールド樹脂22を形成する。そして、整流子19の外径L2よりも大径でコア18の外径L3よりも小径の内径L4を有する収縮前の保護カバー部23を準備する。
図4に示すように、収縮前の保護カバー部23をモールド樹脂22の外側を覆う位置に配置する。このとき、収縮前の保護カバー部23の内径L4は、コア18の外径L3よりも小径であるため、コア18を保護カバー部23によって覆うことが抑制されることとなる。
次いで、収縮前の保護カバー部23に熱を付与して熱収縮させてモールド樹脂22に倣った形状の保護カバー部23とする。これによって、モールド樹脂22が保護カバー部23によって覆われた状態を維持できる。
次に、本実施形態の効果を記載する。
(1)最も断線の可能性の高い整流子19の爪部19aと巻線20との接続部位をモールド樹脂22で覆うことで確実な巻線20保護が可能となり、巻線20の断線を抑えることができる。
(2)モールド樹脂22の外側を覆う保護カバー部23が設けられることで、例えばモールド樹脂22に作用する応力によってモールド樹脂22が割れた場合であってもモールド樹脂22が飛散することが抑えられる。
(3)保護カバー部23が熱収縮チューブであるため、モールド樹脂22に対して密着させるように取り付けることを容易にできる。
(4)くびれ部22aの外径L1を整流子19の外径L2よりも小径とすることで、モールド樹脂22の量を抑えてモールド樹脂22の界面で発生する応力集中を抑えることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態のモータについて説明する。なお、本実施形態においては、第1実施形態との相違点を中心に説明し、第1実施形態の同様の構成には同一の符号を付して説明の一部又は全部を割愛する。
図5に示すように、本実施形態の電機子14は、第1実施形態と異なり、第1保護カバー31と第2保護カバー32とで保護カバー部23が構成される。
第1保護カバー31は、爪部19a並びに該爪部19a寄りの巻線20(接続線20a)に対応する位置のモールド樹脂22を覆うようになっている。第2保護カバー32は、コア18寄りの巻線20に対応する位置のモールド樹脂22を覆うようになっている。
第1保護カバー31と前記第2保護カバー32とはモールド樹脂22のくびれ部22aにおいてそれぞれが重なるように設けられる。つまり、第1保護カバー31と第2保護カバー32とにより、くびれ部22aが確実に覆われた構成となっている。なお、第1実施形態と同様に、各カバー31,32は、モールド樹脂22において応力が加わりやすい位置、即ちモールド樹脂22が割れやすい位置であるくびれ部22aを覆う構成であればよい。つまり、各カバー31,32によってくびれ部22aを覆う構成であればモールド樹脂22の全体を覆う必要性はない。
また、第1保護カバー31は透明の熱収縮チューブであって、第2保護カバー32は黒色の熱収縮チューブで構成される。第1保護カバー31を透明とすることでモールド樹脂22が爪部19aを覆っているかといったモールド樹脂22の状態を確認しやすくなっている。また、第2保護カバー32を黒色とすることで、保護カバー部23が付いているか否かを認識(判定)することが容易となっている。
次に、電機子14の製造方法(作用)を説明する。
図6に示すように、整流子19の爪部19a並びに爪部19aに接続される巻線20の接続線20aを覆うように樹脂をモールドしてモールド樹脂22を形成する。そして、整流子19の外径L2よりも大径でコア18の外径L3よりも小径の内径L6を有する収縮前の第1保護カバー31を準備する。
図7に示すように、収縮前の第1保護カバー31をモールド樹脂22の外側を覆う位置であって爪部19a並びに該爪部19a寄りの巻線20(接続線20a)に対応する位置に配置する。
図8に示すように、収縮前の第1保護カバー31に熱を付与(第1加熱工程)し、熱収縮させてモールド樹脂22に倣った形状の第1保護カバー31とする。このとき、第1保護カバー31は、モールド樹脂22のくびれ部22aを覆うようになっている。その後、収縮前並びに収縮後の第1保護カバー31よりも大径であってコア18の外径L3よりも小径の内径L7を有する収縮前の第2保護カバー32を準備する。
図9に示すように、収縮前の第2保護カバー32をモールド樹脂22の外側を覆う位置であってコア18寄りの巻線20に対応する位置に配置する。このとき、収縮前の第2保護カバー32の内径L7は、コア18の外径L3よりも小径であるため、コア18を第2保護カバー32によって覆うことが抑制されることとなる。
次いで、収縮前の第2保護カバー32に熱を付与(第2加熱工程)し、熱収縮させてモールド樹脂22に倣った形状の第2保護カバー32とする。このとき、第2保護カバー32は、モールド樹脂22のくびれ部22aを覆っている第1保護カバー31を覆うようになっている。第1保護カバー31の外側を第2保護カバー32が覆うように各カバー31,32が重なっている。このようにして、モールド樹脂22が保護カバー部23によって覆われた状態を維持できる。
上記のように構成された電機子14は、第1実施形態の(1)〜(4)の効果に加え、以下の効果を奏する。
(5)保護カバー部23を第1保護カバー31と第2保護カバー32との2部品を備える構成とすることで、それぞれの位置を確実に覆ってモールド樹脂22が外部に露出することが抑えられる。
(6)第1保護カバー31と第2保護カバー32とは一部が重なるように設けられるため、各保護カバー31,32間での隙間をなくすことができる。
(7)第1保護カバー31と第2保護カバー32との重なる位置がくびれ部22aであるため、モールド樹脂22の内で応力の加わりやすい位置であるくびれ部22aを確実に覆うことができる。
なお、上記各実施形態は、以下のように変更してもよい。
・図10に示すように、収縮前の第2保護カバー32の形状を巻線20の形状に倣って整流子19側ほど細い筒形状をなすように構成してもよい。このような構成とすることで、第2保護カバー32が回転軸15の軸方向に対する位置ずれを抑えることができる。
・上記第2実施形態では、第1保護カバー31と第2保護カバー32とがくびれ部22aにおいて重なるような構成としたが、重なる位置は適宜変更してもよい。また、第1保護カバー31と第2保護カバー32との端部同士を突き当てて重ならないような構成を採用してもよい。
・上記第2実施形態では、第1保護カバー31を透明の熱収縮チューブを用い、第2保護カバー32を黒色の熱収縮チューブを用いることとしたが、これに限らない。例えば各保護カバー31,32を同系色の熱収縮チューブを用いたり、各保護カバー31,32の両方を透明の熱収縮チューブで構成してもよい。
・上記第2実施形態では、2つの保護カバー31,32を用いる構成としたが、3つ以上の保護カバーを用いる構成を採用してもよい。
・上記第1及び第2実施形態では、くびれ部22aの外径L1を整流子19の外径L2よりも小径としたが、これに限らず、くびれ部22aの外径L1を整流子19の外径L2よりも大径としてもよい。また、くびれ部22aに対応する部位に保護カバー部23を取り付けた状態の外径を、整流子19の外径L1よりも小径としてもよい。
・上記第1及び第2実施形態では、保護カバー部23として熱収縮チューブを用いることとしたが、これに限らず、例えば帯状のシート部材をモールド樹脂22に巻きつけて保護カバーを構成してもよい。
・上記第1及び第2実施形態では、保護カバー部23を設ける構成としたが、省略した構成を採用してもよい。
・上記各実施形態並びに各変形例は適宜組み合わせてもよい。
10…モータ、14…電機子、15…回転軸、18…コア、19…整流子、19a…爪部、20…巻線、22…モールド樹脂、22a…くびれ部、23…保護カバー部、31…第1保護カバー、32…第2保護カバー、L1〜L3…外径。

Claims (9)

  1. 回転軸と、該回転軸に固定されるコアと、該コアに巻回される巻線と、前記巻線が接続される爪部を有して前記回転軸に固定される整流子と、を備えた電機子であって、
    少なくとも前記爪部と前記巻線との接続部分を覆うモールド樹脂が設けられ、
    前記モールド樹脂に密着した状態で該モールド樹脂の外側を覆う保護カバー部が設けられることを特徴とする電機子。
  2. 請求項に記載の電機子において、
    前記保護カバー部は、熱収縮チューブであることを特徴とする電機子。
  3. 請求項に記載の電機子において、
    前記モールド樹脂は、前記整流子と前記コア端面との間にくびれ部を有し、
    前記保護カバー部は、前記爪部並びに該爪部寄りの前記巻線に対応する位置の前記モールド樹脂を覆う第1保護カバーと、前記コア寄りの前記巻線に対応する位置の前記モールド樹脂を覆う第2保護カバーとを備えることを特徴とする電機子。
  4. 請求項に記載の電機子において、
    前記第1保護カバーと前記第2保護カバーとは一部が重なるように設けられることを特徴とする電機子。
  5. 請求項又はに記載の電機子において、
    前記くびれ部の外径は、前記整流子の外径よりも小径であることを特徴とする電機子。
  6. 請求項のいずれか一項に記載の電機子において、
    前記くびれ部に対応する部位に前記保護カバー部を取り付けた状態の外径は、前記整流子の外径よりも小径であることを特徴とする電機子。
  7. 請求項1〜のいずれか一項に記載の電機子を備えたことを特徴とするモータ。
  8. 回転軸と、該回転軸に固定されるコアと、該コアに巻回される巻線と、前記巻線が接続される爪部を有して前記回転軸に固定される整流子と、を備えた電機子の製造方法であって、
    少なくとも前記爪部と前記巻線との接続部分を樹脂によってモールドするとともに、
    前記樹脂によってモールドしたモールド樹脂に対して保護カバー部を密着させた状態で該モールド樹脂の外側を覆うように取り付けることを特徴とする電機子の製造方法。
  9. 請求項8に記載の電機子の製造方法であって、
    前記保護カバー部は、第1保護カバーと、第2保護カバーとを備えており、
    熱収縮チューブでなる前記第1保護カバーを前記爪部並びに該爪部寄りの前記巻線に対応する位置に配置した状態で加熱する第1加熱工程と、
    前記第1加熱工程後に熱収縮チューブでなる前記第2保護カバーを前記コア寄りの前記巻線に対応する位置に配置した状態で加熱する第2加熱工程と、を備えることを特徴とする電機子の製造方法。
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