JP6912162B2 - 銅合金材の製造装置および製造方法 - Google Patents

銅合金材の製造装置および製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6912162B2
JP6912162B2 JP2016047194A JP2016047194A JP6912162B2 JP 6912162 B2 JP6912162 B2 JP 6912162B2 JP 2016047194 A JP2016047194 A JP 2016047194A JP 2016047194 A JP2016047194 A JP 2016047194A JP 6912162 B2 JP6912162 B2 JP 6912162B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pouring nozzle
molten copper
copper
tundish
molten
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016047194A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017159334A (ja
Inventor
啓輔 藤戸
啓輔 藤戸
秦 昌平
昌平 秦
辻 隆之
隆之 辻
黒田 洋光
洋光 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Metals Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP2016047194A priority Critical patent/JP6912162B2/ja
Priority to US15/447,261 priority patent/US20170261265A1/en
Priority to CN201710123939.0A priority patent/CN107175322B/zh
Publication of JP2017159334A publication Critical patent/JP2017159334A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6912162B2 publication Critical patent/JP6912162B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D25/00Devices or methods for removing incrustations, e.g. slag, metal deposits, dust; Devices or methods for preventing the adherence of slag
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0611Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars formed by a single casting wheel, e.g. for casting amorphous metal strips or wires
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/06Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
    • B22D11/0637Accessories therefor
    • B22D11/064Accessories therefor for supplying molten metal
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D11/00Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
    • B22D11/16Controlling or regulating processes or operations
    • B22D11/18Controlling or regulating processes or operations for pouring
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C1/00Making non-ferrous alloys
    • C22C1/02Making non-ferrous alloys by melting
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D19/00Arrangements of controlling devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D21/00Arrangements of monitoring devices; Arrangements of safety devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D3/00Charging; Discharging; Manipulation of charge
    • F27D3/14Charging or discharging liquid or molten material

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Description

本発明は、銅合金材の製造装置および製造方法に関する。
銅及び銅合金の線材を製造する方法として、長尺の製品をロスなく製造するため、連続鋳造圧延装置が用いられている。溶銅に元素を添加して銅合金材を連続鋳造圧延法にて製造する際、添加する元素によっては、溶銅中で合金成分の酸化物が生成されることがある。(銅合金材の製造については、例えば特許文献1を参照)。また、連続的に鋳造しているため、炉を構成する耐火物や、材料中に混入している異物等がそのまま製品に混入することがある。
特許第4709296号公報
連続的に鋳造を行う際、時間の経過に伴い、溶銅中に含まれる合金成分の酸化物や、炉を構成する耐火物、あるいは材料中に混入した異物等を含む介在物が、鋳造におけるタンディッシュの出口に設けられた注湯ノズルに付着して、注湯ノズルが詰まることがある。
本発明の一目的は、銅合金材の製造において、注湯ノズルに付着した介在物のクリーニングを行うことができる技術を提供することである。
本発明の一観点によれば、
溶銅が溜められるタンディッシュと、
前記タンディッシュから流出する前記溶銅が通過する注湯ノズルと、
前記溶銅により前記注湯ノズルに加えられる圧力を変動させる圧力変動装置と、
前記注湯ノズルに付着した介在物の量がクリーニングを行うべき所定量以上とされたときに、前記注湯ノズルから一定に流出する前記溶銅の流量を増加させて前記注湯ノズルに付着した介在物を取り除くように前記圧力変動装置を制御する制御装置と、
を有する銅合金材の製造装置
が提供される。
本発明の他の観点によれば、
タンディッシュに溶銅を溜める工程と、
前記タンディッシュから注湯ノズルを介して前記溶銅を流出させる工程と、
前記注湯ノズルを介して前記溶銅を流出させる工程に伴って前記注湯ノズルに付着した介在物の量がクリーニングを行うべき所定量以上とされたときに、前記注湯ノズルから一定に流出する前記溶銅の流量を増加させることで前記注湯ノズルに付着した前記介在物を取り除くクリーニング工程と、
を有する銅合金材の製造方法
が提供される。
注湯ノズルに付着した介在物のクリーニングを行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態による連続鋳造圧延装置の(第1〜第3実施形態に共通な構成を示す)概略構成図である。 図2(a)および図2(b)は、実施形態による連続鋳造圧延装置のタンディッシュの近傍を拡大して示し、圧力変動装置、制御装置、および検知装置を示す(第1〜第3実施形態に共通な構成を示す)概略構成図である。 図3(a)および図3(b)は、第1実施形態による連続鋳造圧延装置のタンディッシュの近傍を拡大して示し、圧力変動装置、制御装置、および検知装置を示す概略構成図である。 図4(a)および図4(b)は、第1実施形態の変形例による連続鋳造圧延装置のタンディッシュの近傍を拡大して示し、圧力変動装置、制御装置、および検知装置を示す概略構成図である。 図5(a)および図5(b)は、第2実施形態による連続鋳造圧延装置のタンディッシュの近傍を拡大して示し、圧力変動装置、制御装置、および検知装置を示す概略構成図である。 図6(a)および図6(b)は、第2実施形態の変形例による連続鋳造圧延装置のタンディッシュの近傍を拡大して示し、圧力変動装置、制御装置、および検知装置を示す概略構成図である。 図7(a)および図7(b)は、第3実施形態による連続鋳造圧延装置のタンディッシュの近傍を拡大して示し、圧力変動装置、制御装置、および検知装置を示す概略構成図である。
図1を参照して、本発明の一実施形態による銅合金材の製造装置の全体構成について説明する。また併せて、この製造装置を用いた銅合金材の製造方法の全体的な流れについて説明する。実施形態による銅合金材の製造装置の一例として、連続鋳造圧延装置について説明する。図1は、実施形態による連続鋳造圧延装置100の概略構成図である。ここでは、後述の第1〜第3実施形態に共通の説明を行う。
連続鋳造圧延装置100は、溶解炉10、移送樋(上樋)15、保持炉20、移送樋(下樋)25、合金成分添加手段30、タンディッシュ40、注湯ノズル45、鋳造機50、圧延機60、巻取機70、圧力変動装置80、制御装置90、および検知装置95を有する。
溶解炉10は、銅原料を加熱して溶融させ、溶銅200を生成するためのものであり、炉本体と、炉本体の下部に設けられたバーナーと、を備えている。溶解炉10により、炉本体に投入された銅原料(例えば電気銅等)が、バーナーで加熱されて溶融され、溶銅200が、連続的に生成される。
上樋15は、溶解炉10と保持炉20との間を連結する。上樋15を介して、溶解炉10で生成された溶銅200が、下流側の保持炉20に移送される。
保持炉20は、上樋15から送られた溶銅200を所定の温度で貯留する。保持炉20により、一定量の溶銅200が、下樋25に送られる。
下樋25は、保持炉20とタンディッシュ40との間を連結する。下樋25を介して、保持炉20から、溶銅200が、下流側のタンディッシュ40に移送される。
下樋25には、合金成分添加手段30が接続されている。合金成分添加手段30により、溶銅200に合金成分が添加される。溶銅200に添加される合金成分としては、例えば、錫(Sn)、チタン(Ti)、マグネシウム(Mg)、アルミニウム(Al)、カルシウム(Ca)、マンガン(Mn)等の金属元素が挙げられる。合金成分を添加する方法としては、特に限定されないが、例えば、合金成分からなるワイヤを溶銅200中に投入するワイヤインジェクションを用いることができる。
タンディッシュ40は、鋳造機50に溶銅200を連続的に供給するために設けられた貯留槽である。合金成分添加手段30により合金成分が添加された溶銅200が、下樋25を通過して、タンディッシュ40に溜められる。
タンディッシュ40の出口には、タンディッシュ40から流出する溶銅200が通過する注湯ノズル45が設けられている。注湯ノズル45は、例えば酸化ケイ素、炭化ケイ素、窒化ケイ素等の耐火物で形成されている。タンディッシュ40に溜まった溶銅200が、注湯ノズル45を介して、鋳造機50へと供給される。
鋳造機50としては、例えばベルトホイール式鋳造機が用いられる。ベルトホイール式鋳造機50は、外周面に溝が形成されたホイール51と、ホイール51の外周面の一部に接触するように周回移動されるベルト52とを備えている。ホイール51の溝とベルト52との間に形成された空間に、注湯ノズル45を介して、溶銅200が注入される。ホイール51およびベルト52は例えば冷水により冷却されており、これにより溶銅200が冷却・固化されて、棒状の鋳造材210が、連続的に鋳造される。鋳造機50としては、ベルトホイール式以外の鋳造機、例えば双ベルト方式等の鋳造機を用いてもよい。
圧延機60は、鋳造機50の下流側に設けられている。圧延機60により、鋳造機50から送られた棒状の鋳造材210が、連続的に圧延され、所定の外径の銅合金線220に成形加工される。圧延機60の下流に設けられた巻取機70により、銅合金線220が巻き取られる。
本願発明者は、溶銅200に添加された合金成分の酸化物や、炉材に使用している耐火物等を含む介在物が、注湯ノズル45の開口近傍や内面に付着して(堆積して)、注湯ノズル45から流出する溶銅200の流量が減少したり、注湯ノズル45が閉塞したりする不具合が生じる場合があることを見出した。
そして、このような不具合を抑制するため、注湯ノズル45に付着した介在物を、溶銅200により注湯ノズル45に加えられる圧力を増加させることで、つまり、注湯ノズル45から流出する溶銅200の勢いを増加させることで、取り除く(流し取る)クリーニングが有効であることを見出した。以下、このような、注湯ノズル45に付着した介在物を取り除く作用を、単に、クリーニングと呼ぶこともある。
ここで「溶銅200により注湯ノズル45に加えられる圧力」とは、タンディッシュ40内の溶銅200の質量により注湯ノズル45に加えられる圧力を意味するとともに、タンディッシュ40内の溶銅200を介して注湯ノズル45に加えられる圧力を意味する。
実施形態による連続鋳造圧延装置100は、クリーニングを行うために、圧力変動装置80、制御装置90、および検知装置95を有する。圧力変動装置80は、溶銅200により注湯ノズル45に加えられる圧力を変動させるように構成されている。制御装置90は、クリーニング時に、溶銅200により注湯ノズル45に加えられる圧力を増加させるよう、圧力変動装置80を制御するように構成されている。つまり、制御装置90は、注湯ノズル45に付着した介在物を、溶銅200により注湯ノズル45に加えられる圧力を増加させることで取り除くように圧力変動装置80を制御する。
検知装置95は、注湯ノズル45への介在物の付着を検知するように構成されている。検知装置95を用いることで、注湯ノズル45への介在物の付着が所定量以上と判定された場合に、クリーニングを行うようにできる。
なお、例えば所定時間ごとにクリーニングを行うようにしてもよく、このような場合、つまり、クリーニングを行うタイミングの判定に検知装置95を用いなくてもよい場合は、検知装置95を省略してもよい。
クリーニングを含む、連続鋳造圧延装置100の運転は、例えば以下のように行われる。通常時は、製品が製造される運転が行われる。製品が製造される運転を、以下、通常の運転と呼ぶこともある。
注湯ノズル45に所定量以上の介在物が付着していると判定されたタイミングや、通常の運転を所定時間行ったタイミング等で、クリーニングを実行する運転が行われる。なお、クリーニング時にも、鋳造および圧延は中断されないことが好ましい。したがって、クリーニングにより流し取られた介在物は、鋳造物および圧延物に混入することとなる。このため、クリーニングにより流し取られた介在物が混入した部分の鋳造物や圧延物は、製品から除外されることが好ましい。
クリーニングが終了したら、再び、通常の運転が行われる。このように、通常の運転の合間に、クリーニングが行われる。
上述のようなクリーニングは、銅合金材の製造を良好に行うために実行されるので、銅合金材の製造方法の一部と捉えることができる。クリーニング工程も含めた銅合金材の製造方法は、タンディッシュ40に溶銅200を溜める工程と、タンディッシュ40から注湯ノズル45を介して溶銅200を流出させる工程と、注湯ノズル45を介して溶銅200を流出させる工程に伴って注湯ノズル45に付着した介在物を、溶銅200により注湯ノズル45に加えられる圧力を増加させることで取り除くクリーニング工程と、を有する。
次に、図2(a)および図2(b)を参照して、実施形態による連続鋳造圧延装置100のタンディッシュ40の近傍の構成についてさらに説明するとともに、圧力変動装置80、制御装置90、および検知装置95の構成についてさらに説明する。図2(a)および図2(b)は、実施形態による連続鋳造圧延装置100のタンディッシュ40の近傍を拡大して示すとともに、圧力変動装置80、制御装置90、および検知装置95を示す概略構成図である。ここでは、後述の第1〜第3実施形態に共通の説明を行う。
図2(a)は、通常の運転時において、注湯ノズル45に介在物201が付着している状態を示す。タンディッシュ40に、下樋25を介して流入した溶銅200が溜まっている。タンディッシュ40の上方は、蓋部材42により塞がれている。注湯ノズル45は、タンディッシュ40の一端側の底部に配置されている。注湯ノズル45の上側の開口近傍に、注湯ノズル45の上側の開口の実質的な広さを調整するための流量調整ピン41が設けられている。
通常の運転時には、注湯ノズル45に流入する溶銅200の流量は一定に制御されている。注湯ノズル45に介在物201が付着して注湯ノズル45の内径が細くなると、注湯ノズル45の上側にある流量調整ピン41の先端を注湯ノズル45から遠ざける位置に移動させることによって注湯ノズル45の開口部を広げ、注湯ノズル45における溶銅200の流量を保つようにする。
検知装置95は、例えば、注湯ノズル45から流出する溶銅200の流量を測定することで、注湯ノズル45の内径が細くなっていること、つまり、介在物201が付着していることを検知する。検知装置95としては、例えば、注湯ノズル45から流出する溶銅200の流れを観察するカメラを用いることができる。注湯ノズル45への介在物201の付着程度を検知することができるものであれば、検知装置95としてどのようなものを用いてもよい。介在物201の付着量を、より直接的に検知するようなものであってもよい。
検知装置95から送出された信号が、制御装置90に入力される。制御装置90は、検知装置95から入力された信号に基づき、注湯ノズル45に付着した介在物201の量がクリーニングを行うべき所定量以上であると判定した場合は、クリーニングを行うように、つまり、溶銅200により注湯ノズル45に加えられる圧力を増加させるように、圧力変動装置80を制御する。
なお、前述のように、検知装置95を省略し、通常の運転を所定時間行うごとにクリーニングを行うように、制御装置90が圧力変動装置80を制御するようにしてもよい。
図2(b)は、クリーニング時の状態を示す。クリーニング時には、制御装置90に制御されることで、圧力変動装置80が、ノズル45に付着した介在物201が流し取られる程度に注湯ノズル45から流出する溶銅200の勢いが増加するように、溶銅200により注湯ノズル45に加えられる圧力を増加させる。
製品を製造する通常の運転時においては、注湯ノズル45から流出する溶銅200の流れの状態が一定に保たれることが好ましい。このため、溶銅200により注湯ノズル45に加えられる圧力を意図的に変動させるような技術は、これまで用いられなかった。本願発明者は、新たに、溶銅200により注湯ノズル45に加えられる圧力を意図的に変動させる技術を用いることで、上述のようなクリーニングを行うことを提案する。
次に、第1実施形態とその変形例、第2実施形態とその変形例、および第3実施形態について説明する。各実施形態や各変形例において、連続鋳造圧延装置100の基本的な構成(溶解炉10〜巻取機70)と、制御装置90および検知装置95の構成は、前述の説明と同様であり、主に、圧力変動装置80の構成が、各実施形態や各変形例により異なっている。
各実施形態や各変形例の説明において、煩雑さを避けるため、相互に対応する部材や構造について同一の参照番号を用いるが、各実施形態や各変形例の違いをわかりやすくするために、第1実施形態とその変形例、第2実施形態とその変形例、および第3実施形態の圧力変動装置80の詳細な構成に関し、参照番号にそれぞれa〜eを付して区別する。
図3(a)と図3(b)、図4(a)と図4(b)、図5(a)と図5(b)、図6(a)と図6(b)、および図7(a)と図7(b)は、それぞれ、第1実施形態とその変形例、第2実施形態とその変形例、および第3実施形態による連続鋳造圧延装置100のタンディッシュ40の近傍を拡大して示すとともに、圧力変動装置80、制御装置90、および検知装置95を示す概略構成図である。
図3(a)、図4(a)、図5(a)、図6(a)、および図7(a)は、それぞれ、通常の運転時において、注湯ノズル45に介在物201が付着している状態を示す。図3(b)、図4(b)、図5(b)、図6(b)、および図7(b)は、それぞれ、クリーニング時の状態を示す。
詳細は後述するように、第1実施形態とその変形例では、圧力変動装置80として、注湯ノズル45の上方での溶銅200の湯面の高さを変動させることで、溶銅200により注湯ノズル45に加えられる圧力を変動させるように構成されたものが用いられる。また、第2実施形態とその変形例、および第3実施形態では、圧力変動装置80として、注湯ノズル45の上方で溶銅200の湯面に上方から加わる圧力を変動させることで、溶銅200により注湯ノズル45に加えられる圧力を変動させるように構成されたものが用いられる。
まず、図3(a)および図3(b)を参照して、第1実施形態について説明する。第1実施形態による圧力変動装置80としては、下樋25からタンディッシュ40に流入する溶銅200の流量を調整する流量調整装置81aを有するものが用いられる。
クリーニング時には、制御装置90に制御されることで、圧力変動装置80の流量調整装置81aがタンディッシュ40に流入する溶銅200の流量を増加させて、溶銅200の湯面を上昇させ、溶銅200により注湯ノズル45に加えられる圧力を増加させる。第1実施形態では、このようにしてクリーニングが行われる。
次に、図4(a)および図4(b)を参照して、第1実施形態の変形例について説明する。第1実施形態の変形例による圧力変動装置80としては、タンディッシュ40内を水平方向に関して区分し、水平方向に関して可動に設けられた可動仕切部材81bと、可動仕切部材81bを駆動する駆動装置82bとを有するものが用いられる。
可動仕切部材81bは、タンディッシュ40内を水平方向に関して注湯ノズル45側とその反対側とに区分し、溶銅200に浸漬するように設けられている。可動仕切部材81bとしては、例えば、酸化ケイ素、炭化ケイ素、窒化ケイ素等の耐火物で形成された板状の部材を用いることができる。
可動仕切部材81bは、後述のようなクリーニング時に一時的な溶銅200の移動を可能にする程度に溶銅200を区分していればよく、タンディッシュ40の内面(内側面や底面)との間に隙間を有していてもよい。通常の運転時においては、溶銅200が隙間を通り可動仕切部材81bを挟んで一方側から他方側に移動することができる。
可動仕切部材81bは、通常の運転時の配置に対し、クリーニング時には注湯ノズル45に近づいた側に配置できるように、水平方向に関して可動に設けられている。可動仕切部材81bは、例えば、タンディッシュ40の蓋部材42に取り付けられている。駆動装置82bは、可動仕切部材81bを水平方向に関して移動させる。駆動装置82bとしては、公知の各種の駆動機構を適宜用いることができる。
クリーニング時には、制御装置90に制御されることで、圧力変動装置80の駆動装置82bが可動仕切部材81を注湯ノズル45側に移動させて、つまり、可動仕切部材81bよりも注湯ノズル側45に溜まっている溶銅200を注湯ノズル45側に寄せ集めて、可動仕切部材81bよりも注湯ノズル側45の湯面を上昇させ、溶銅200により注湯ノズル45に加えられる圧力を増加させる。第1実施形態の変形例では、このようにしてクリーニングが行われる。
次に、図5(a)および図5(b)を参照して、第2実施形態について説明する。第2実施形態による圧力変動装置80としては、溶銅200の湯面に浮上した状態で鉛直方向に関して可動にタンディッシュ40内に設けられる浮上部材81cと、浮上部材81cを駆動する駆動装置82cとを有するものが用いられる。
浮上部材81cは、タンディッシュ40内の溶銅200の湯面を覆うように設けられており、タンディッシュ40の蓋部材42を兼ねることができる。浮上部材81cとしては、例えば、酸化ケイ素、炭化ケイ素、窒化ケイ素等の耐火物で形成された板状の部材を用いることができる。
浮上部材81cは、後述のようなクリーニング時に一時的な溶銅200の加圧を可能にする程度に溶銅200の湯面を覆っていればよく、タンディッシュ40の内面(内側面)との間や、下樋25や流量調整ピン41の外面との間に隙間を有していてもよい。
浮上部材81cは、通常の運転時の配置に対し、クリーニング時には下方に配置できるように、鉛直方向に関して可動に設けられている。駆動装置82cは、浮上部材81cを鉛直方向に関して移動させる。駆動装置82cとしては、公知の各種の駆動機構を適宜用いることができる。
クリーニング時には、制御装置90に制御されることで、圧力変動装置80の駆動装置82cが浮上部材81cを下方に移動させて、溶銅200の湯面に上方から加わる圧力を増加させ、溶銅200により注湯ノズル45に加えられる圧力を増加させる。第2実施形態では、このようにしてクリーニングが行われる。
次に、図6(a)および図6(b)を参照して、第2実施形態の変形例について説明する。第2実施形態の変形例では、圧力変動装置80の浮上部材81dの配置態様が前述の第2実施形態の浮上部材81cと異なり、浮上部材81dは、タンディッシュ40内の注湯ノズル45側の湯面を覆うように設けられている。
仕切部材43が、タンディッシュ40内を水平方向に関して注湯ノズル45側とその反対側とに区分し、溶銅200に浸漬するように設けられている。仕切部材43に対し注湯ノズル45側に、注湯ノズル45側での蓋部材42を兼ねるように、浮上部材81dが設けられている。また、仕切部材43に対し注湯ノズル45と反対側に、注湯ノズル45と反対側での蓋部材42が設けられている。仕切部材43、および注湯ノズル45と反対側での蓋部材42は、タンディッシュ40に対して固定的に設けられていてよい。浮上部材81dや仕切部材43としては、例えば、酸化ケイ素、炭化ケイ素、窒化ケイ素等の耐火物で形成された板状の部材を用いることができる。
第2実施形態の変形例におけるクリーニング時の動作は、前述の第2実施形態におけるそれと同様である。つまり、クリーニング時には、制御装置90に制御されることで、圧力変動装置80の駆動装置82dが浮上部材81dを下方に移動させて、溶銅200の湯面に上方から加わる圧力を増加させ、溶銅200により注湯ノズル45に加えられる圧力を増加させる。
第2実施形態の変形例では、浮上部材81dが仕切部材43に対し注湯ノズル45側に限定的に設けられているので、つまり浮上部材81dが比較的小さいので、浮上部材81cがタンディッシュ40内の全面に亘って設けられている場合と比べて、浮上部材81dを駆動しやすい。
次に、図7(a)および図7(b)を参照して、第3実施形態について説明する。第3実施形態による圧力変動部材80としては、タンディッシュ40の蓋部材42と溶銅200の湯面との間の空間44にガスを注入するガス注入装置81eを有するものが用いられる。
第3実施形態では、蓋部材42は、タンディッシュ40に対して固定的に設けられている。蓋部材42は、下樋25や流量調整ピン41の外面との間に隙間を有していてもよいが、後述のようなクリーニング時に一時的な溶銅200の加圧を可能にする程度の、空間44の密閉性を得られるように設けられていることが好ましい。
また、第3実施形態では、タンディッシュ40の底に、ガス注入口46が設けられている。ガス注入装置81eは、例えばガス注入口46からタンディッシュ40内の溶銅200中にガス82eを注入する。ガス82eとしては、例えば、窒素ガスやアルゴンガス等の不活性ガスが用いられる。
溶銅200中に注入されたガス82eは、溶銅200を通過して空間44に注入される。空間44に注入されるガス82eの量を調整することで、空間44の圧力が調整される。このようにして、空間44に注入されたガス82eが溶銅200の湯面に加える圧力が調整される。
クリーニング時には、制御装置90に制御されることで、圧力変動装置80のガス注入装置81eが空間44にガスを注入して、溶銅200の湯面に上方から加わる圧力を増加させ、溶銅200により注湯ノズル45に加えられる圧力を増加させる。第3実施形態では、このようにしてクリーニングが行われる。
なお、溶銅200中にガス82eを注入することで、溶銅200中に存在する介在物201をガス82eの泡に吸着させ、介在物201を湯面に浮上させる効果も期待される。
以上説明したように、実施形態による銅合金材の製造装置を用いることで、注湯ノズル45に付着した介在物201のクリーニングを行うことができる。
このようなクリーニングを行うことで、注湯ノズル45の詰まりを抑制できる。また、注湯ノズル45を介在物201の付着が少ない状態に保つことができるので、製品に混入する介在物201の量を低減させて、品質を向上させることができる。
以上、実施形態に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
以下、本発明の好ましい形態について付記する。
(付記1)
溶銅が溜められるタンディッシュと、
前記タンディッシュから流出する前記溶銅が通過する注湯ノズルと、
前記溶銅により前記注湯ノズルに加えられる圧力を変動させる圧力変動装置と、
前記注湯ノズルに付着した介在物を、前記溶銅により前記注湯ノズルに加えられる圧力を増加させることで取り除くように前記圧力変動装置を制御する制御装置と、
を有する銅合金材の製造装置。
(付記2)
前記注湯ノズルへの介在物の付着を検知する検知装置、をさらに有し、
前記制御装置は、前記検知装置から入力された信号に基づいて、前記圧力変動装置を制御する、付記1に記載の銅合金材の製造装置。
(付記3)
前記圧力変動装置は、前記注湯ノズルの上方での前記溶銅の湯面の高さを変動させることで、前記溶銅により前記注湯ノズルに加えられる圧力を変動させる、付記1または2に記載の銅合金材の製造装置。
(付記4)
前記圧力変動装置は、前記タンディッシュに流入する前記溶銅の流量を調整する流量調整装置を有し、
前記制御装置は、前記タンディッシュに流入する前記溶銅の流量を増加させて前記湯面を上昇させるように前記流量調整装置を制御する、付記3に記載の銅合金材の製造装置。
(付記5)
前記圧力変動装置は、前記タンディッシュ内を水平方向に関して区分し、水平方向に関して可動に設けられた可動仕切部材と、前記可動仕切部材を駆動する駆動装置と、を有し、
前記制御装置は、前記可動仕切部材を前記注湯ノズル側に移動させて前記可動仕切部材によりも前記注湯ノズル側の前記湯面を上昇させるように前記駆動装置を制御する、付記3に記載の銅合金材の製造装置。
(付記6)
前記圧力変動装置は、前記注湯ノズルの上方で前記溶銅の湯面に上方から加わる圧力を変動させることで、前記溶銅により前記注湯ノズルに加えられる圧力を変動させる、付記1または2に記載の銅合金材の製造装置。
(付記7)
前記圧力変動装置は、前記溶銅の湯面に浮上した状態で鉛直方向に関して可動に前記タンディッシュ内に設けられる浮上部材と、前記浮上部材を駆動する駆動装置と、を有し、
前記制御装置は、前記浮上部材を下方に移動させて前記湯面に上方から加わる圧力を増加させるように前記駆動装置を制御する、付記6に記載の銅合金材の製造装置。
(付記8)
前記タンディッシュ内を水平方向に関して区分するように設けられた仕切部材、をさらに有し、
前記浮上部材は、前記仕切部材に対し前記注湯ノズル側に設けられている、付記7に記載の銅合金材の製造装置。
(付記9)
前記圧力変動装置は、前記タンディッシュの蓋部材と前記湯面との間の空間にガスを注入するガス注入装置を有し、
前記制御装置は、前記空間に前記ガスを注入して前記湯面に上方から加わる圧力を増加させるように前記ガス注入装置を制御する、付記6に記載の銅合金材の製造装置。
(付記10)
前記ガス注入装置は、前記溶銅中に前記ガスを注入する、付記9に記載の銅合金材の製造装置。
(付記11)
前記溶銅に合金成分を添加する手段、をさらに有し、
前記介在物は、前記合金成分の酸化物を含む、付記1〜10のいずれか1つに記載の銅合金材の製造装置。
(付記12)
タンディッシュに溶銅を溜める工程と、
前記タンディッシュから注湯ノズルを介して前記溶銅を流出させる工程と、
前記注湯ノズルを介して前記溶銅を流出させる工程に伴って前記注湯ノズルに付着した介在物を、前記溶銅により前記注湯ノズルに加えられる圧力を増加させることで取り除くクリーニング工程と、
を有する銅合金材の製造方法。
(付記13)
前記注湯ノズルへの介在物の付着を検知する検知工程、をさらに有する、付記12に記載の銅合金材の製造方法。
(付記14)
前記溶銅に合金成分を添加する工程、をさらに有し、
前記介在物は、前記合金成分の酸化物を含む、付記12または13に記載の銅合金材の製造方法。
10 溶解炉
15 上樋
20 保持炉
25 下樋
30 合金成分添加手段
40 タンディッシュ
41 流量調整ピン
42 蓋部材
43 仕切部材
44 蓋部材と湯面との間の空間
45 注湯ノズル
46 ガス注入口
50 鋳造機
60 圧延機
70 巻取機
80 圧力変動装置
81a 流量調整装置
81b 可動仕切部材
82b 駆動装置
81c、81d 浮上部材
82c、82d 駆動装置
81e ガス注入装置
82e ガス
90 制御装置
95 検知装置
100 連続鋳造圧延装置
200 溶銅
201 介在物

Claims (5)

  1. 溶銅が溜められるタンディッシュと、
    前記タンディッシュから流出する前記溶銅が通過する注湯ノズルと、
    前記溶銅により前記注湯ノズルに加えられる圧力を変動させる圧力変動装置と、
    前記注湯ノズルに付着した介在物の量がクリーニングを行うべき所定量以上とされたときに、前記注湯ノズルから一定に流出する前記溶銅の流量を増加させて前記注湯ノズルに付着した前記介在物を取り除くように前記圧力変動装置を制御する制御装置と、
    を有する銅合金材の製造装置。
  2. 前記注湯ノズルへの介在物の付着を検知する検知装置、をさらに有し、
    前記制御装置は、前記検知装置から入力された信号に基づいて、前記圧力変動装置を制御する、請求項1に記載の銅合金材の製造装置。
  3. 前記圧力変動装置は、前記注湯ノズルの上方での前記溶銅の湯面の高さを変動させることで、前記溶銅により前記注湯ノズルに加えられる圧力を変動させる、請求項1または2に記載の銅合金材の製造装置。
  4. 前記圧力変動装置は、前記注湯ノズルの上方で前記溶銅の湯面に上方から加わる圧力を変動させることで、前記溶銅により前記注湯ノズルに加えられる圧力を変動させる、請求項1または2に記載の銅合金材の製造装置。
  5. タンディッシュに溶銅を溜める工程と、
    前記タンディッシュから注湯ノズルを介して前記溶銅を流出させる工程と、
    前記注湯ノズルを介して前記溶銅を流出させる工程に伴って前記注湯ノズルに付着した介在物の量がクリーニングを行うべき所定量以上とされたときに、前記注湯ノズルから一定に流出する前記溶銅の流量を増加させることで前記注湯ノズルに付着した前記介在物を取り除くクリーニング工程と、
    を有する銅合金材の製造方法。
JP2016047194A 2016-03-10 2016-03-10 銅合金材の製造装置および製造方法 Active JP6912162B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016047194A JP6912162B2 (ja) 2016-03-10 2016-03-10 銅合金材の製造装置および製造方法
US15/447,261 US20170261265A1 (en) 2016-03-10 2017-03-02 Apparatus and method for manufacturing copper alloy material
CN201710123939.0A CN107175322B (zh) 2016-03-10 2017-03-03 铜合金材料的制造装置及制造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016047194A JP6912162B2 (ja) 2016-03-10 2016-03-10 銅合金材の製造装置および製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017159334A JP2017159334A (ja) 2017-09-14
JP6912162B2 true JP6912162B2 (ja) 2021-07-28

Family

ID=59788389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016047194A Active JP6912162B2 (ja) 2016-03-10 2016-03-10 銅合金材の製造装置および製造方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20170261265A1 (ja)
JP (1) JP6912162B2 (ja)
CN (1) CN107175322B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7444118B2 (ja) 2021-03-25 2024-03-06 Jfeスチール株式会社 溶銑処理量の検出方法、粒銑製造設備の制御方法および溶銑処理量の検出装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63242446A (ja) * 1987-03-30 1988-10-07 Nippon Steel Corp 金属薄帯の連続鋳造における注湯方法及び装置
JPH0475648U (ja) * 1990-11-09 1992-07-02
JP2987407B2 (ja) * 1994-07-08 1999-12-06 日本鋼管株式会社 連続鋳造機のロングノズル自動清掃装置
JPH09300066A (ja) * 1996-05-15 1997-11-25 Hitachi Metals Ltd ストッパー式底注ぎ取鍋の吐出ノズルの清掃装置
JP4494604B2 (ja) * 2000-08-02 2010-06-30 株式会社アルバック 金属薄帯の製造装置および製造方法
WO2006110974A1 (en) * 2005-04-21 2006-10-26 Alcan International Limited Method of priming filter for molten metal
JP2008014589A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd ボイラー内壁面に付着した固形物の除去方法
JP5053242B2 (ja) * 2007-11-30 2012-10-17 古河電気工業株式会社 銅合金材の製造方法及びその装置
JP5137642B2 (ja) * 2008-03-19 2013-02-06 古河電気工業株式会社 銅または銅合金線材の製造方法および銅または銅合金線材
JP5065540B1 (ja) * 2011-03-31 2012-11-07 古河電気工業株式会社 金属鋳塊製造方法、液面制御方法、極細銅合金線
JP5764431B2 (ja) * 2011-08-23 2015-08-19 古河電気工業株式会社 金属鋳塊製造方法、金属鋳塊製造装置
JP5938240B2 (ja) * 2012-03-14 2016-06-22 シャープ株式会社 洗浄装置および洗浄方法
CN103878329B (zh) * 2014-02-19 2016-10-05 安泰科技股份有限公司 用于非晶带材制备的喷嘴加热装置和温度控制系统及方法
CN105014024A (zh) * 2015-06-26 2015-11-04 苏州洲盛非晶科技有限公司 用于非晶带生产的单辊压力制带机

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017159334A (ja) 2017-09-14
CN107175322A (zh) 2017-09-19
CN107175322B (zh) 2020-11-17
US20170261265A1 (en) 2017-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6912162B2 (ja) 銅合金材の製造装置および製造方法
JP6396247B2 (ja) 高融点活性金属の合金からなる鋳塊の製造方法および製造装置
US10799944B2 (en) Equipment and method for manufacturing copper alloy material
JP5998914B2 (ja) 連続鋳造設備における湯面レベルのモデル予測制御方法
JP7132717B2 (ja) チタン合金からなる鋳塊の製造方法
AU2004295039B2 (en) Sequential casting method for the production of a high-purity cast metal billet
JPH04220157A (ja) 型への溶湯の注湯を制御するための装置及び方法
JP2006231397A (ja) アルミキルド鋼の連続鋳造方法
KR101974335B1 (ko) 노즐 주입구 지금 제거 장치 및 이를 이용하는 노즐 주입구 지금 제거방법
US20150101776A1 (en) System and method of forming a solid casting
KR101670123B1 (ko) 용강의 연속 주조 방법
JP7068628B2 (ja) 鋳造方法
KR101977359B1 (ko) 주조장치
JP4779430B2 (ja) 急冷薄帯の製造方法及びその装置
Dube et al. Molten metal treatment improvements at JW aluminum used as a method to guarantee metal quality
JP2015085386A (ja) 遠心鋳造製圧延ロールの製造方法および遠心鋳造装置
JP2000317592A (ja) 鍋交換部における清浄度の高い連鋳鋳片製造方法
JP6634542B2 (ja) 金属ストランドの複数鋳造のための方法
JP2010269359A (ja) 前チャージと次チャージの温度差に着目した、タンディッシュの熱間再使用方法
JPH09253807A (ja) 小断面アルミキルド鋼鋳片の連続鋳造方法
JPH0596351A (ja) 進行磁場と静磁場による鋼スラブの連続鋳造方法
JPH07214252A (ja) 清浄鋼の連続鋳造方法
JP2019188432A (ja) 鋳造方法
JP4029472B2 (ja) 気泡性欠陥の少ない溶鋼の連続鋳造方法
JP2020104139A (ja) 双ドラム式連続鋳造装置および双ドラム式連続鋳造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200327

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201112

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20201112

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20201126

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20201203

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20210122

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20210128

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20210510

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20210610

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20210708

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20210708

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210708

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6912162

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350