JP6912110B2 - 角度検出システム、角度検出方法及びプログラム - Google Patents

角度検出システム、角度検出方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、角度検出システム、角度検出方法及びプログラムに関する。
抵抗体を用いて押圧角度を検出する角度検出装置が知られている。特許文献1には、接触面を構成する座標検出シートに接触したときの接触点の電圧を検出する座標検出装置と、回転軸を中心に回転可能な操作部の回転運動と連動して座標検出シート上を円状に摺動する摺動手段と、を有する角度検出装置が開示されている。特許文献1に開示された角度検出装置では、摺動手段の摺動により、座標検出装置にて検出された接触点の電圧値に基づいて、操作部の回転角度を計測する。
特開平11−203036号公報
特許文献1の角度検出装置では、元の接触点の位置と最新の接触点の位置から回転角度を求めるために三角関数の演算を行う。一般的に角度検出装置における演算処理には比較的性能の低いマイコンが用いられるが、特許文献1の角度検出装置のように、回転角度を求めるために三角関数の演算を行うと演算処理に時間がかかるという問題があった。
本開示の目的は、以上の背景に鑑みなされたものであり、角度検出のための演算処理に要する時間を抑制することができる角度検出装置を提供することにある。
一態様による角度検出装置は、中心位置が一致するように重ねて配置された2つの円形感圧抵抗体である第1の抵抗体と第2の抵抗体を有し、前記第1の抵抗体及び第2の抵抗体には、それぞれ、前記中心位置を中心とする円周周りに180°ずれた位置に2つの電極が配設され、前記第1の抵抗体おける前記中心位置を中心とする円周周りの角度である第1円周角度は、基準とする一方の電極の取り付け位置が0°に設定され、他方の電極の取り付け位置が角度180°に設定されており、前記第2の抵抗体おける前記中心位置を中心とする円周周りの角度である第2円周角度は、基準とする一方の電極の取り付け位置が0°に設定され、他方の電極の取り付け位置が角度180°に設定されており、前記第1の抵抗体における基準とする一方の電極と、前記第2の抵抗体における基準とする一方の電極と、は前記中心位置を中心とする円周周りの角度が90°ずれている、スクロールリングと、前記スクロールリングが押圧されたときに、前記スクロールリングが押圧された角度位置である押圧角度に応じた、前記第1の抵抗体の出力値である第1の出力値と、前記第2の抵抗体の出力値である第2の出力値と、をそれぞれ取得する出力値取得手段と、前記第1の出力値と前記第1円周角度との相関関係を示す第1近似式より導出された、前記第1の出力値に対応する前記第1円周角度のうち0または符号が正である第1個別角度を算出するとともに、前記第2の抵抗体の出力値と前記第2円周角度との相関関係を示す第2近似式より導出された、前記第2の出力値に対応する前記第2円周角度のうち0または符号が正である第2個別角度を算出する個別角度算出手段と、前記第1個別角度と前記第2個別角度のうち、90°に近い方の角度を第1暫定角度に設定し、もう一方の角度を第2暫定角度に設定する暫定角度設定手段と、前記第2暫定角度に基づいて選択された所定の算出式を用いて前記第1暫定角度より前記押圧角度を算出する押圧角度算出手段と、を備える。
一態様による角度検出方法は、スクロールリングを用いた角度検出方法であって、前記スクロールリングは、中心位置が一致するように重ねて配置された2つの円形感圧抵抗体である第1の抵抗体と第2の抵抗体を有し、前記第1の抵抗体及び第2の抵抗体には、それぞれ、前記中心位置を中心とする円周周りに180°ずれた位置に2つの電極が配設され、前記第1の抵抗体おける前記中心位置を中心とする円周周りの角度である第1円周角度は、基準とする一方の電極の取り付け位置が0°に設定され、他方の電極の取り付け位置が角度180°に設定されており、前記第2の抵抗体おける前記中心位置を中心とする円周周りの角度である第2円周角度は、基準とする一方の電極の取り付け位置が0°に設定され、他方の電極の取り付け位置が角度180°に設定されており、前記第1の抵抗体における基準とする一方の電極と、前記第2の抵抗体における基準とする一方の電極と、は前記中心位置を中心とする円周周りの角度が90°ずれており、前記スクロールリングが押圧されたときに、前記スクロールリングが押圧された角度位置である押圧角度に応じた、前記第1の抵抗体の出力値である第1の出力値と、前記第2の抵抗体の出力値である第2の出力値と、をそれぞれ取得するステップと、前記第1の出力値と前記第1円周角度との相関関係を示す第1近似式より導出された、前記第1の出力値に対応する前記第1円周角度のうち0または符号が正である第1個別角度を算出するとともに、前記第2の抵抗体の出力値と前記第2円周角度との相関関係を示す第2近似式より導出された、前記第2の出力値に対応する前記第2円周角度のうち0または符号が正である第2個別角度を算出するステップと、前記第1個別角度と前記第2個別角度のうち、90°に近い方の角度を第1暫定角度に設定し、もう一方の角度を第2暫定角度に設定する暫定角度設定手段と、前記第2暫定角度に基づいて選択された所定の算出式を用いて前記第1暫定角度より前記押圧角度を算出するステップと、を備える。
一態様によるプログラムは、スクロールリングを用いた角度検出処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記スクロールリングは、中心位置が一致するように重ねて配置された2つの円形感圧抵抗体である第1の抵抗体と第2の抵抗体を有し、前記第1の抵抗体及び第2の抵抗体には、それぞれ、前記中心位置を中心とする円周周りに180°ずれた位置に2つの電極が配設され、前記第1の抵抗体おける前記中心位置を中心とする円周周りの角度である第1円周角度は、基準とする一方の電極の取り付け位置が0°に設定され、他方の電極の取り付け位置が角度180°に設定されており、前記第2の抵抗体おける前記中心位置を中心とする円周周りの角度である第2円周角度は、基準とする一方の電極の取り付け位置が0°に設定され、他方の電極の取り付け位置が角度180°に設定されており、前記第1の抵抗体における基準とする一方の電極と、前記第2の抵抗体における基準とする一方の電極と、は前記中心位置を中心とする円周周りの角度が90°ずれており、前記角度検出処理は、前記スクロールリングが押圧されたときに、前記スクロールリングが押圧された角度位置である押圧角度に応じた、前記第1の抵抗体の出力値である第1の出力値と、前記第2の抵抗体の出力値である第2の出力値と、をそれぞれ取得するステップと、前記第1の出力値と前記第1円周角度との相関関係を示す第1近似式より導出された、前記第1の出力値に対応する前記第1円周角度のうち0または符号が正である第1個別角度を算出するとともに、前記第2の抵抗体の出力値と前記第2円周角度との相関関係を示す第2近似式より導出された、前記第2の出力値に対応する前記第2円周角度のうち0または符号が正である第2個別角度を算出するステップと、前記第1個別角度と前記第2個別角度のうち、90°に近い方の角度を第1暫定角度に設定し、もう一方の角度を第2暫定角度に設定する暫定角度設定手段と、前記第2暫定角度に基づいて選択された所定の算出式を用いて前記第1暫定角度より前記押圧角度を算出するステップと、を備える。
上述の態様によれば、角度検出のための演算処理に要する時間を抑制することができる。
実施の形態1に係る角度検出装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る角度検出装置の構成を示すブロック図である。 第1の抵抗体が押圧された位置に対する第1円周角度、第2の抵抗体が押圧された位置に対する第2円周角度、について具体的に説明する模式図である。 第1近似式及び第2近似式の作成方法について説明するグラフである。 実施の形態2に係る角度検出装置における押圧角度を算出する処理の流れを示すフローチャートである。 図5の処理について具体的に説明する模式図である。 図5の処理について具体的に説明する模式図である。 図5の処理について具体的に説明する模式図である。 図5の処理について具体的に説明する模式図である。 図5の処理について具体的に説明する模式図である。
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。なお、以下の記載及び図面は、説明の明確化のため、適宜、省略及び簡略化がなされている。また、以下の各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1に係る角度検出装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、角度検出装置1は、スクロールリング10と、出力値取得手段31と、個別角度算出手段32と、暫定角度設定手段33と、押圧角度算出手段34と、を備える。
スクロールリング10は、第1の抵抗体11と第2の抵抗体12を有する。第1の抵抗体11及び第2の抵抗体12は、中心位置が一致するように重ねて配置された2つの円形感圧抵抗体である。第1の抵抗体11には、中心位置を中心とする円周周りに180°ずれた位置に2つの電極11a及び電極11bが配設されている。第2の抵抗体12には、中心位置を中心とする円周周りに180°ずれた位置に2つの電極12a及び電極12bが配設されている。第1の抵抗体11おける中心位置を中心とする円周周りの角度である第1円周角度は、基準とする一方の電極11aの取り付け位置が0°に設定され、他方の電極11bの取り付け位置が角度180°に設定されている。第2の抵抗体12おける中心位置を中心とする円周周りの角度である第2円周角度は、基準とする一方の電極12aの取り付け位置が0°に設定され、他方の電極12bの取り付け位置が角度180°に設定されている。第1の抵抗体11における基準とする一方の電極11aと、第2の抵抗体12における基準とする一方の電極12aと、は中心位置を中心とする円周周りの角度が90°ずれている。
出力値取得手段31は、スクロールリング10が押圧されたときに、スクロールリング10が押圧された角度位置である押圧角度に応じた、第1の抵抗体11の出力値である第1の出力値と、第2の抵抗体12の出力値である第2の出力値と、をそれぞれ取得する。
個別角度算出手段32は、第1の抵抗体11の出力値と第1円周角度との相関関係を示す第1近似式より導出された第1の出力値に対応する第1円周角度のうち0または符号が正である第1個別角度を算出する。また、個別角度算出手段32は、第2の抵抗体12の出力値と第2円周角度との相関関係を示す第2近似式より導出された第2の出力値に対応する第2円周角度のうち0または符号が正である第2個別角度を算出する。
暫定角度設定手段33は、第1個別角度と第2個別角度のうち、90°に近い方の角度を第1暫定角度に設定し、もう一方の角度を第2暫定角度に設定する。押圧角度算出手段34は、第2暫定角度に基づいて選択された所定の算出式を用いて第1暫定角度より押圧角度を算出する。
このようにすることで、角度検出のための演算処理に要する時間を抑制することができる。
[実施の形態2]
図2は、実施の形態2に係る角度検出装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、角度検出装置101は、スクロールリング110と、A/D変換部120と、制御部130と、を備える。
スクロールリング110は、第1の抵抗体111と第2の抵抗体112を有する。第1の抵抗体111及び第2の抵抗体112は、中心位置が一致するように重ねて配置された2つの円形感圧抵抗体である。第1の抵抗体111及び第2の抵抗体112は、材質に、例えば、圧力に応じて抵抗が変化する感圧導電ゴムを含む。
第1の抵抗体111には、中心位置を中心とする円周周りに180°ずれた位置に2つの電極111a及び電極111bが配設されている。一方の電極111aが高電位側XVDD(印可電圧)で、他方の電極111bが低電位側のXGND(グランド電位)である。第2の抵抗体112には、中心位置を中心とする円周周りに180°ずれた位置に2つの電極112a及び電極112bが配設されている。一方の電極112aが高電位側YVDD(印可電圧)で、他方の電極112bが低電位側のYGND(グランド電位)である。
第1の抵抗体111おける中心位置を中心とする円周周りの角度(第1円周角度)は、基準とする一方の電極111aの取り付け位置が0°に設定され、他方の電極111bの取り付け位置が角度180°に設定されている。第2の抵抗体112おける中心位置を中心とする円周周りの角度(第2円周角度)は、基準とする一方の電極112aの取り付け位置が0°に設定され、他方の電極112bの取り付け位置が角度180°に設定されている。第1円周角度において0°に設定された電極111aと、第2円周角度において0°に設定された電極112aと、は、第1の抵抗体111及び第2の抵抗体112の中心位置を中心とする円周周りの角度が90°ずれている。
A/D変換部120は、一般的なA/Dコンバータであり、スクロールリング110が押されると、第1の抵抗体111のA/D変換されたリード値及び第2の抵抗体112のA/D変換されたリード値を出力する。ここで、第1の抵抗体111のA/D変換されたリード値を第1の抵抗体111の出力値(第1の出力値)、第2の抵抗体112のA/D変換されたリード値を第2の抵抗体112の出力値(第2の出力値)とする。
制御部130は、通信インターフェース140を介してA/D変換部120と接続されている。制御部130は、出力値取得手段131と、個別角度算出手段132と、暫定角度設定手段133と、押圧角度算出手段134と、を備える。
出力値取得手段131は、スクロールリング110が押圧されたときに、第1の出力値と、第2の出力値と、をそれぞれ取得する。
個別角度算出手段132は、第1近似式より導出された、第1の出力値に対応する第1円周角度のうち0または符号が正であるものを第1個別角度として算出する。ここで、第1近似式は、第1の出力値と第1円周角度との相関関係を示す近似式である。また、個別角度算出手段132は、第2近似式より導出された、第2の出力値に対応する第2円周角度のうち0または符号が正であるものを第2個別角度として算出する。ここで、第2近似式は、第2の出力値と第2円周角度との相関関係を示す近似式である。
暫定角度設定手段133は、第1個別角度と第2個別角度のうち、90°に近い方の角度を第1暫定角度に設定し、もう一方の角度を第2暫定角度に設定する。押圧角度算出手段134は、第2暫定角度に基づいて選択された所定の算出式を用いて第1暫定角度より押圧角度を算出する。
次に、第1の抵抗体111が押圧された位置に対する第1円周角度、第2の抵抗体112が押圧された位置に対する第2円周角度、について具体的に説明する。
図3は、第1の抵抗体111が押圧された位置に対する第1円周角度、第2の抵抗体112が押圧された位置に対する第2円周角度、について具体的に説明する模式図である。
図3の上段左側に示すように、電極111aの位置と電極111bの位置を結ぶ対称線に対し、一方の側にある点を点P1、他方の側にある点を点P2とする。電極111aの位置から点P1までの円周の距離L1と、電極111aの位置から点P2までの円周の距離L2が同じであれば、点P1が押圧されたときと点P2が押圧されたときで第1の出力値は同じになる。また、点P1が押圧された場合と点P2が押圧された場合で第1の出力値が同じであれば、いずれの場合にも、図3の上段右側に示すように、第1の出力値に対応する第1円周角度として、符号のみ異なる2つの角度(ここでは120°と−120°)が得られる。第1円周角度Xの範囲は、0≦X≦180°及び−180°≦X≦0である。
図3の下段左側に示すように、電極112aの位置と電極112bの位置を結ぶ対称線に対し、一方の側にある点を点P3、他方の側にある点を点P4とする。電極112aの位置から点P3までの円周の距離L3と、電極111aの位置から点P4までの円周の距離L4が同じであれば、点P3が押圧された場合と点P4が押圧された場合と、で第2の出力値は同じになる。また、点P3が押圧された場合と点P4が押圧された場合で第2の出力値が同じであれば、いずれの場合にも、図3の下段右側に示すように、第2の出力値に対応する第2円周角度として、符号のみ異なる2つの角度(ここでは60°と−60°)が得られる。第2円周角度Yの範囲は、0≦Y≦180°及び−180°≦Y≦0である。
次に、第1近似式及び第2近似式について説明する。
第1の出力値X0と第1円周角度Xとの相関関係を示す第1近似式は以下のように表される。
第1近似式:X=±(a1×X0×XVDD/p+b1)
ここで、第1近似式において、a1、b1は係数、pはA/Dコンバータの分解能、XVDDは第1の抵抗体111の印加電圧である。
第2の出力値Y0と第2円周角度Yとの相関関係を示す第2近似式は以下のように表される。
第2近似式:Y=±(a2×Y0×YVDD/p+b2)
ここで、第2近似式において、a2、b2は係数、pはA/Dコンバータの分解能、YVDDは第2の抵抗体112の印加電圧である。
ここで、第1近似式及び第2近似式の作成方法について以下で説明する。図4は、第1近似式及び第2近似式の作成方法について説明するグラフである。図4の上段において、横軸は第1円周角度、縦軸は第1の出力値X0である。第1の出力値X0と第1円周角度Xとの相関の実測結果が実線で示されている。図4の下段において、横軸は第2円周角度、縦軸は第2の出力値Y0である。第2の出力値Y0と第2円周角度Yとの相関の実測結果が実線で示されている。
図4の上段に示すように、(第1基準角度−第1設定角度)≦X≦(第1基準角度+第1設定角度)の範囲では、実測結果において、第1の出力値X0と第1円周角度Xとの実質的な比例関係が成り立っている。ここでは、所定の第1基準角度は90°、所定の第1設定角度は45°としている。しかしながら、X<(第1基準角度−第1設定角度)の範囲、X>(第1基準角度+第1設定角度)の範囲では、実測結果において、第1の出力値X0と第1円周角度Xとの比例関係が成り立っていない。
仮に、第1円周角度が0°から180°までの範囲の実測結果を用いて第1近似式を作成すると、破線で示すように、(第1基準角度−第1設定角度)≦X≦(第1基準角度+第1設定角度)の範囲においても実測結果との乖離が大きくなる。よって、第1近似式は、実質的な比例関係が成り立っている、(第1基準角度−第1設定角度)≦X≦(第1基準角度+第1設定角度)の範囲において得られた、第1の抵抗体の出力値と第1円周角度との相関関係より作成する。
第2近似式の場合と同様、図4の下段に示すように、第2近似式は、実質的な比例関係が成り立っている、(第2基準角度−第2設定角度)≦X≦(第2基準角度+第2設定角度)の範囲において得られた、第2の抵抗体の出力値と第2円周角度との相関関係より作成する。ここでは、所定の第2基準角度は90°、所定の第2設定角度は45°としている。なお、第2近似式の作成方法は、第1近似式の作成方法と同様であるので、詳細の説明を省略する。
図5は、角度検出装置101における押圧角度を算出する処理の流れを示すフローチャートである。図5に示すように、まず、第1の抵抗体111のA/D変換されたリード値である第1の出力値X0、第2の抵抗体112のA/D変換されたリード値である第2の出力値Y0、を読み込む(ステップS1)。続いて、第1個別角度|X|及び第2個別角度|Y|を算出する(ステップS2)。ここで、第1個別角度|X|は、第1近似式に第1の出力値X0を代入することで導出された第1円周角度のうち、0または符号が正のものである。また、第2個別角度|Y|は、第2近似式に第2の出力値Y0を代入することで導出された第2円周角度のうち、0または符号が正のものである。
ステップS2に続いて、第1個別角度|X|と第2個別角度|Y|のいずれが90°に近いか判定する(ステップS3)。ステップS3において、第1個別角度|X|の方が90°に近いと判定された場合には、第1個別角度|X|を第1暫定角度、第2個別角度|Y|を第2暫定角度に設定する。一方、ステップS3において、第2個別角度|Y|の方が90°に近いと判定された場合には、第2個別角度|Y|を第1暫定角度、第1個別角度|X|を第2暫定角度に設定する。
ステップS3において、第1個別角度|X|の方が90°に近いと判定された場合(第1個別角度|X|が第1暫定角度の場合)、第2暫定角度である第2個別角度|Y|が0°以上かつ90°未満(0°≦|Y|≦90°)であるか判定する(ステップS4)。ステップS4において、0°≦|Y|≦90°であると判定された場合(YES)、押圧角度を求める所定の算出式を、押圧角度=|X|として指圧角度を算出する(ステップS5)。ステップS4において、0°≦|Y|≦90°ではないと判定された場合(NO)、押圧角度を求める所定の算出式を、押圧角度=360°−|X|として指圧角度を算出する(ステップS6)。
ステップS3において、第2個別角度|Y|の方が90°に近いと判定された場合(第2個別角度|Y|が第1暫定角度の場合)、第2暫定角度である第1個別角度|X|が0°以上かつ90°未満(0°≦|X|≦90°)であるか判定する(ステップS7)。ステップS7において、0°≦|X|≦90°であると判定された場合(YES)、450−|X|<360°であるか判定する(ステップS8)。ステップS8において、450−|X|<360°であると判定された場合(YES)、押圧角度を求める所定の算出式を、押圧角度=450°−|Y|として指圧角度を算出する(ステップS9)。ステップS8において、450−|X|<360°ではないと判定された場合(NO)、押圧角度を求める所定の算出式を、押圧角度=450°−|Y|−360°として指圧角度を算出する(ステップS10)。
ステップS7において、0°≦|X|≦90°ではないと判定された場合(NO)、押圧角度を求める所定の算出式を、押圧角度=90°+|Y|として指圧角度を算出する(ステップS11)。上述した処理において、押圧角度の範囲は、0以上360°以下である。
なお、上述した第1近似式では、第1の出力値X0に対応する第1円周角度Xとして、絶対値が同じで符号のみ異なる2つの値(0の場合は0のみ)が得られるように設定している。このため、図5のステップS2では、得られた第1円周角度Xのうち、0または符号が正のものを第1個別角度|X|として選択している。これに対し、以下に示すように、第1近似式を、第1の出力値X0に対応する第1円周角度Xとして正の値(0の場合は0)のみが得られるように設定してもよい。
第1近似式:X=a1×X0×XVDD/p+b1
このように設定した場合には、第1円周角度Xが、そのまま第1個別角度|X|となる。
同様に、上述した第2近似式では、第2の出力値Y0に対応する第2円周角度Yとして、絶対値が同じで符号のみ異なる2つの値(0の場合は0のみ)が得られるように設定しているので、このため、図5のステップS2では、得られた第2円周角度Yのうち、0または符号が正のものを第2個別角度|Y|として選択している。これに対し、第2近似式を、第2の出力値Y0に対応する第2円周角度Yとして正の値(0の場合は0)のみが得られるように設定してもよい。
第2近似式:Y=a2×Y0×YVDD/p+b2
このように設定した場合は、第2円周角度Yがそのまま第2個別角度|Y|となる。
図6から図10は、図5の処理について具体的に説明する模式図である。図6に示すように、第1近似式に第1の出力値X0を代入することで導出された第1円周角度Xとして60°及び−60°が得られたとする。また、第2近似式に第2の出力値Y0を代入することで導出された第2円周角度Yとして25°及び−25°が得られたとする。このとき、第1円周角度Xのうち0または符号が正のものである第1個別角度|X|は60°である。また、第2円周角度Yのうち0または符号が正のものである第2個別角度|Y|は25°である。よって、第1個別角度|X|の方が90°に近い(第1個別角度|X|が第1暫定角度に設定されている)ので、図5の処理においてステップS3からステップS4に進む。また、第2暫定角度に設定された第2個別角度|Y|について、0°≦|Y|≦90°であるので、図5の処理においてステップS4からステップS5に進む。よって、押圧角度は|X|=60°である。
図7に示すように、第1円周角度Xとして70°及び−70°が得られ、第2円周角度Yとして155°及び−155°が得られたとする。このとき、第1個別角度|X|は70°、第2個別角度|Y|は155°である。よって、第1個別角度|X|の方が90°に近い(第1個別角度|X|が第1暫定角度に設定されている)ので、図5の処理においてステップS3からステップS4に進む。また、第2暫定角度に設定された第2個別角度|Y|について、0°≦|Y|≦90°ではないので、図5の処理においてステップS4からステップS6に進む。よって、押圧角度は360°−|X|=290°である。
図8に示すように、第1円周角度Xとして25°及び−25°が得られ、第2円周角度Yとして110°及び−110°が得られたとする。このとき、第1個別角度|X|は25°、第2個別角度|Y|は110°である。よって、第2個別角度|Y|の方が90°に近い(第2個別角度|Y|が第1暫定角度に設定されている)ので、図5の処理においてステップS3からステップS7に進む。また、第2暫定角度に設定された第1個別角度|X|について、0°≦|X|≦90°であるので、図5の処理においてステップS7からステップS8に進む。さらに、450−|X|<360°であるので、図5の処理においてステップS8からステップS9に進む。よって、押圧角度は450°−|Y|=340°である。
図9に示すように、第1円周角度Xとして25°及び−25°が得られ、第2円周角度Yとして60°及び−60°が得られたとする。このとき、第1個別角度|X|は25°、第2個別角度|Y|は60°である。よって、|Y|の方が90°に近い(第2個別角度|Y|が第1暫定角度に設定されている)ので、図5の処理においてステップS3からステップS7に進む。また、第2暫定角度に設定された第1個別角度|X|について、0°≦|X|≦90°であるので、図5の処理においてステップS7からステップS8に進む。さらに、450−|X|<360°ではないので、図5の処理においてステップS8からステップS10に進む。よって、押圧角度は450°−|Y|−360°=30°である。
図10に示すように、第1円周角度Xとして155°及び−155°が得られ、第2円周角度Yとして70°及び−70°が得られたとする。このとき、第1個別角度|X|は155°、第2個別角度|Y|は70°である。よって、|Y|の方が90°に近い(第2個別角度|Y|が第1暫定角度に設定されている)ので、図5の処理においてステップS3からステップS7に進む。また、第2暫定角度に設定された第1個別角度|X|について、0°≦|X|≦90°ではないので、図5の処理においてステップS7からステップS11に進む。よって、押圧角度は90°+|Y|=160°である。
以上により、本実施の形態に係る角度検出装置1によれば、押圧角度を、処理負荷の高い三角関数や逆三角関数の計算を行うことなく、簡単な条件分岐(if文)の処理によって算出することができる。これにより、角度検出のための演算処理に要する時間を抑制することができる。
なお、以上、実施の形態を参照して本開示について説明したが、本開示は上記の実施の形態に限定されるものではない。本開示の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
上述の実施の形態では、本開示をハードウェアの構成として説明したが、本開示は、これに限定されるものではない。本開示は、各処理を、CPU(Central Processing Unit)にプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
上述のプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory)を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
1、101 角度検出装置
10、110 スクロールリング
11、111 第1の抵抗体
11a、111a 一方の電極
11b、111b 他方の電極
12、112 第2の抵抗体
12a、112a 一方の電極
12b、112b 他方の電極
31、131 出力値取得手段
32、132 個別角度算出手段
33、133 暫定角度設定手段
34、134 押圧角度算出手段
120 A/D変換部
130 制御部

Claims (7)

  1. 中心位置が一致するように重ねて配置された2つの円形感圧抵抗体である第1の抵抗体と第2の抵抗体を有し、前記第1の抵抗体及び第2の抵抗体には、それぞれ、前記中心位置を中心とする円周周りに180°ずれた位置に2つの電極が配設され、前記第1の抵抗体おける前記中心位置を中心とする円周周りの角度である第1円周角度は、基準とする一方の電極の取り付け位置が0°に設定され、他方の電極の取り付け位置が角度180°に設定されており、前記第2の抵抗体おける前記中心位置を中心とする円周周りの角度である第2円周角度は、基準とする一方の電極の取り付け位置が0°に設定され、他方の電極の取り付け位置が角度180°に設定されており、前記第1の抵抗体における基準とする一方の電極と、前記第2の抵抗体における基準とする一方の電極と、は前記中心位置を中心とする円周周りの角度が90°ずれている、スクロールリングと、
    前記スクロールリングが押圧されたときに、前記スクロールリングが押圧された角度位置である押圧角度に応じた、前記第1の抵抗体の出力値である第1の出力値と、前記第2の抵抗体の出力値である第2の出力値と、をそれぞれ取得する出力値取得手段と、
    前記第1の出力値と前記第1円周角度との相関関係を示す第1近似式より導出された、前記第1の出力値に対応する前記第1円周角度のうち0または符号が正である第1個別角度を算出するとともに、前記第2の抵抗体の出力値と前記第2円周角度との相関関係を示す第2近似式より導出された、前記第2の出力値に対応する前記第2円周角度のうち0または符号が正である第2個別角度を算出する個別角度算出手段と、
    前記第1個別角度と前記第2個別角度のうち、90°に近い方の角度を第1暫定角度に設定し、もう一方の角度を第2暫定角度に設定する暫定角度設定手段と、
    前記第2暫定角度が所定の範囲内であるか否かに基づいて選択された所定の算出式を用いて前記第1暫定角度より前記押圧角度を算出する押圧角度算出手段と、を備える、角度検出システム。
  2. 前記押圧角度算出手段は、
    前記第1個別角度が前記第1暫定角度に設定され、かつ、前記第2暫定角度が0°以上90°未満である場合、前記押圧角度が前記第1暫定角度に等しくなる式を前記所定の算出式として選択し、
    前記第1個別角度が前記第1暫定角度に設定され、かつ、前記第2暫定角度が90°以上180°以下である場合、前記押圧角度が360°から前記第1暫定角度を引いた角度に等しくなる式を前記所定の算出式として選択し、
    前記第2個別角度が前記第1暫定角度に設定され、かつ、前記第2暫定角度が0°以上90°未満で、かつ、450°から前記第1暫定角度を引いた角度が360°以上である場合、前記押圧角度が90°から前記第1暫定角度を引いた角度に等しくなる式を前記所定の算出式として選択し、
    前記第2個別角度が前記第1暫定角度に設定され、かつ、前記第2暫定角度が0°以上90°未満で、かつ、450°から前記第1暫定角度を引いた角度が360°未満である場合、前記押圧角度が450°から前記第1暫定角度を引いた角度に等しくなる式を前記所定の算出式として選択し、
    前記第2個別角度が前記第1暫定角度に設定され、かつ、90°以上180°以下である場合、前記押圧角度が90°に前記第1暫定角度を加えた角度に等しくなる式を前記所定の算出式として選択する、請求項1に記載の角度検出システム。
  3. 前記第1近似式は、所定の第1基準角度より所定の第1設定角度を引いた角度から前記第1基準角度に前記第1設定角度を加えた角度までの範囲に前記第1円周角度がある場合において得られた、前記第1の出力値と前記第1円周角度との相関関係より作成された近似式であり、
    前記第2近似式は、所定の第2基準角度より所定の第2設定角度を引いた角度から前記第2基準角度に前記第2設定角度を加えた角度までの範囲に前記第2円周角度がある場合において得られた、前記第2の出力値と前記第2円周角度との相関関係より作成された近似式である、請求項1または2に記載の角度検出システム。
  4. 前記第1基準角度及び前記第2基準角度は90°であり、前記第1設定角度及び前記第2設定角度は45°である、請求項3に記載の角度検出システム。
  5. 前記第1の抵抗体及び第2の抵抗体は、材質に、圧力に応じて抵抗が変化する感圧導電ゴムを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の角度検出システム。
  6. スクロールリングを用いた角度検出方法であって、
    前記スクロールリングは、中心位置が一致するように重ねて配置された2つの円形感圧抵抗体である第1の抵抗体と第2の抵抗体を有し、前記第1の抵抗体及び第2の抵抗体には、それぞれ、前記中心位置を中心とする円周周りに180°ずれた位置に2つの電極が配設され、前記第1の抵抗体おける前記中心位置を中心とする円周周りの角度である第1円周角度は、基準とする一方の電極の取り付け位置が0°に設定され、他方の電極の取り付け位置が角度180°に設定されており、前記第2の抵抗体おける前記中心位置を中心とする円周周りの角度である第2円周角度は、基準とする一方の電極の取り付け位置が0°に設定され、他方の電極の取り付け位置が角度180°に設定されており、前記第1の抵抗体における基準とする一方の電極と、前記第2の抵抗体における基準とする一方の電極と、は前記中心位置を中心とする円周周りの角度が90°ずれており、
    前記スクロールリングが押圧されたときに、前記スクロールリングが押圧された角度位置である押圧角度に応じた、前記第1の抵抗体の出力値である第1の出力値と、前記第2の抵抗体の出力値である第2の出力値と、をそれぞれ取得するステップと、
    前記第1の出力値と前記第1円周角度との相関関係を示す第1近似式より導出された、前記第1の出力値に対応する前記第1円周角度のうち0または符号が正である第1個別角度を算出するとともに、前記第2の抵抗体の出力値と前記第2円周角度との相関関係を示す第2近似式より導出された、前記第2の出力値に対応する前記第2円周角度のうち0または符号が正である第2個別角度を算出するステップと、
    前記第1個別角度と前記第2個別角度のうち、90°に近い方の角度を第1暫定角度に設定し、もう一方の角度を第2暫定角度に設定する暫定角度設定手段と、
    前記第2暫定角度が所定の範囲内であるか否かに基づいて選択された所定の算出式を用いて前記第1暫定角度より前記押圧角度を算出するステップと、を備える、角度検出方法。
  7. スクロールリングを用いた角度検出処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記スクロールリングは、中心位置が一致するように重ねて配置された2つの円形感圧抵抗体である第1の抵抗体と第2の抵抗体を有し、前記第1の抵抗体及び第2の抵抗体には、それぞれ、前記中心位置を中心とする円周周りに180°ずれた位置に2つの電極が配設され、前記第1の抵抗体おける前記中心位置を中心とする円周周りの角度である第1円周角度は、基準とする一方の電極の取り付け位置が0°に設定され、他方の電極の取り付け位置が角度180°に設定されており、前記第2の抵抗体おける前記中心位置を中心とする円周周りの角度である第2円周角度は、基準とする一方の電極の取り付け位置が0°に設定され、他方の電極の取り付け位置が角度180°に設定されており、前記第1の抵抗体における基準とする一方の電極と、前記第2の抵抗体における基準とする一方の電極と、は前記中心位置を中心とする円周周りの角度が90°ずれており、
    前記角度検出処理は、
    前記スクロールリングが押圧されたときに、前記スクロールリングが押圧された角度位置である押圧角度に応じた、前記第1の抵抗体の出力値である第1の出力値と、前記第2の抵抗体の出力値である第2の出力値と、をそれぞれ取得するステップと、
    前記第1の出力値と前記第1円周角度との相関関係を示す第1近似式より導出された、前記第1の出力値に対応する前記第1円周角度のうち0または符号が正である第1個別角度を算出するとともに、前記第2の抵抗体の出力値と前記第2円周角度との相関関係を示す第2近似式より導出された、前記第2の出力値に対応する前記第2円周角度のうち0または符号が正である第2個別角度を算出するステップと、
    前記第1個別角度と前記第2個別角度のうち、90°に近い方の角度を第1暫定角度に設定し、もう一方の角度を第2暫定角度に設定する暫定角度設定手段と、
    前記第2暫定角度が所定の範囲内であるか否かに基づいて選択された所定の算出式を用いて前記第1暫定角度より前記押圧角度を算出するステップと、を備えるプログラム。
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