JP6911410B2 - マイクロ波加熱装置 - Google Patents
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Description
本実施の形態におけるマイクロ波加熱装置は、パッチアンテナと呼ばれる平面アンテナを用いたものである。最初に、このパッチアンテナについて説明する。
次に、本実施の形態におけるマイクロ波加熱装置について説明する。本実施の形態におけるマイクロ波加熱装置は、一辺の長さがλ/4の正方形の形状の放射電極を有するパッチアンテナを用い、このパッチアンテナを被加熱物の近くに設置したものである。本実施の形態におけるマイクロ波加熱装置は、図5に示されるように、被加熱物100が入れられる加熱室160を有しており、被加熱物100は加熱室160の底面160aの上に載置される。
本実施の形態においては、所望の出力のマイクロ波を発生させるため、電源ユニットには半導体素子が用いられている。具体的には、窒化物半導体を用いたHEMT(High Electron Mobility Transistor)等が用いられている。窒化物半導体を用いたHEMTは、図10に示されるように、SiC等の基板210の上に、窒化物半導体層を積層することにより形成されている。即ち、基板210の上に、AlNやGaN等により形成されたバッファ層211、電子走行層212、電子供給層213が順に積層されている。電子走行層212は、GaNにより形成されており、電子供給層213は、AlGaNまたはInAlNにより形成されている。これにより、電子走行層212において、電子供給層213との界面近傍には2DEG(two dimensional electron gas)212aが生成される。ゲート電極231、ソース電極232、ドレイン電極233は、電子供給層213の上に形成される。
本実施の形態におけるマイクロ波加熱装置では、図11に示すような放射電極320の形状が長方形となるパッチアンテナを用いてもよい。この場合、長方形の放射電極320の一辺の長さ、例えば、短辺の長さがλ/4となるように形成されている。図11に示すような長方形の形状の放射電極320のパッチアンテナは、図7に示されるようなパッチアンテナよりも大きいが、図1に示されるパッチアンテナ10よりも小さいため、加熱される領域を狭くすることができる。
(付記1)
平面アンテナより放射されたマイクロ波を被加熱物に照射することにより、前記被加熱物を加熱するマイクロ波加熱装置であって、
前記平面アンテナの放射電極は、一辺が前記マイクロ波の波長λの略1/4の長さの正方形の形状で形成されていることを特徴とするマイクロ波加熱装置。
(付記2)
平面アンテナより放射されたマイクロ波を被加熱物に照射することにより、前記被加熱物を加熱するマイクロ波加熱装置であって、
前記平面アンテナの放射電極は、短辺が前記マイクロ波の波長λの略1/4の長さの長方形の形状で形成されていることを特徴とするマイクロ波加熱装置。
(付記3)
前記平面アンテナの前記放射電極と、前記被加熱物との距離は、20mm以下であることを特徴とする付記1または2に記載のマイクロ波加熱装置。
(付記4)
前記平面アンテナは、板状のアンテナ基体の一方の面に、複数の前記放射電極が2次元状に配置されているものであることを特徴とする付記1から3のいずれかに記載のマイクロ波加熱装置。
(付記5)
前記平面アンテナの前記アンテナ基体の他方の面には、略全面に接地電極が設けられていることを特徴とする付記4に記載のマイクロ波加熱装置。
(付記6)
前記平面アンテナの前記放射電極と前記被加熱物との間には、誘電体基板が設置されていることを特徴とする付記1から5のいずれかに記載のマイクロ波加熱装置。
(付記7)
前記平面アンテナには、電源ユニットが接続されており、
前記電源ユニットには、前記平面アンテナの前記放射電極の各々に接続される増幅器が設けられていることを特徴とする付記6に記載のマイクロ波加熱装置。
(付記8)
前記電源ユニットには、窒化物半導体により形成された半導体素子が含まれていることを特徴とする付記7に記載のマイクロ波加熱装置。
(付記9)
前記被加熱物が載置される加熱室を有し、
前記加熱室の底面の一部または全部は前記誘電体基板により形成されており、
前記被加熱物は、前記誘電体基板の一方の面に載置され、
前記誘電体基板の他方の面には、前記平面アンテナが設置されていることを特徴とする付記6から8のいずれかに記載のマイクロ波加熱装置。
20 放射電極
21 給電部
30 接地電極
40 アンテナ基体
50 同軸ケーブル
60 加熱室
60a 底面
70 誘電体基板
100 被加熱物
100a 第1の領域
100b 第2の領域
100c 第3の領域
100d 第4の領域
100e 第5の領域
110 パッチアンテナ
120 放射電極
120a、120b、120c、120d、120e 放射電極
121 給電部
130 接地電極
140 アンテナ基体
160 加熱室
160a 底面
170 誘電体基板
180 電源ユニット
181 マイクロ波発生源
182 アンプユニット
183 制御部
Claims (6)
- 平面アンテナより放射されたマイクロ波を被加熱物に照射することにより、前記被加熱物を加熱するマイクロ波加熱装置であって、
前記平面アンテナの放射電極は、一辺が前記マイクロ波の波長λの略1/4の長さの正方形、または短辺が前記マイクロ波の波長λの略1/4の長さの長方形の形状で形成されており、
前記平面アンテナの前記放射電極と、前記被加熱物との距離は、20mm以下であることを特徴とするマイクロ波加熱装置。 - 平面アンテナより放射されたマイクロ波を被加熱物に照射することにより、前記被加熱物を加熱するマイクロ波加熱装置であって、
前記平面アンテナの放射電極は、一辺が前記マイクロ波の波長λの略1/4の長さの正方形、または短辺が前記マイクロ波の波長λの略1/4の長さの長方形の形状で形成されており、
前記平面アンテナは、板状のアンテナ基体の一方の面に、複数の前記放射電極が2次元状に配置されていることを特徴とするマイクロ波加熱装置。 - 前記平面アンテナの前記アンテナ基体の他方の面には、略全面に接地電極が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のマイクロ波加熱装置。
- 前記平面アンテナの前記放射電極と前記被加熱物との間には、誘電体基板が設置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のマイクロ波加熱装置。
- 前記平面アンテナには、電源ユニットが接続されており、
前記電源ユニットには、前記平面アンテナの前記放射電極の各々に接続される増幅器が設けられていることを特徴とする請求項4に記載のマイクロ波加熱装置。 - 前記被加熱物が載置される加熱室を有し、
前記加熱室の底面の一部または全部は前記誘電体基板により形成されており、
前記被加熱物は、前記誘電体基板の一方の面に載置され、
前記誘電体基板の他方の面には、前記平面アンテナが設置されていることを特徴とする
請求項4または5に記載のマイクロ波加熱装置。
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JP2017048539A JP6911410B2 (ja) | 2017-03-14 | 2017-03-14 | マイクロ波加熱装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017048539A JP6911410B2 (ja) | 2017-03-14 | 2017-03-14 | マイクロ波加熱装置 |
Publications (2)
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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2017
- 2017-03-14 JP JP2017048539A patent/JP6911410B2/ja active Active
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2018
- 2018-02-20 WO PCT/JP2018/006039 patent/WO2018168356A1/ja active Application Filing
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