JP6909390B2 - スピーカ装置 - Google Patents

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本発明は、ケース内にスピーカを収納したスピーカ装置に関する。
ハイブリッドカーや電気自動車等の走行音が静かな車両が普及し、歩行者が車両の接近に気付かないことがある。そこで、車両の外部に装着したスピーカ装置のスピーカから、歩行者に対して車両の接近を気付かせるための所定の音を発生させることがある。
スピーカ装置は、例えばエンジンルーム内に装着される。なお、電気自動車はエンジンの代わりにモータを備えるが、エンジンルームとはモータを収納する収納部を含むものとする。
特開2006−340015号公報
エンジンルーム内は100℃を超える高温となる。スピーカ装置が高温下で使用されると、スピーカを構成する部品が劣化しやすくなり、信頼性が低下する。そこで、高温となる環境下で使用されるスピーカ装置は、放熱性を向上させることが求められる。
本発明は、放熱性を向上させることができるスピーカ装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、ヨークを含む磁気回路を有するスピーカと、前記スピーカを収納するケースと、を備え、前記ヨークは、底面部と、前記底面部の周囲を囲む側面部とを有し、前記ケースは、前記スピーカによる放音方向とは反対側に位置する底板に前記ヨークをケース外部に突出させるための開口を有し、前記底板は前記開口側の端部が前記放音方向に最も窪んでおり、前記開口側の端部の前記放音方向に沿う方向の位置が、前記ヨークの側面部の前記放音方向側の端部に達するよう窪んでいることを特徴とするスピーカ装置を提供する。
本発明のスピーカ装置によれば、放熱性を向上させることができる。
一実施形態のスピーカ装置を示す断面図である。 一実施形態のスピーカ装置の効果を説明するための流体解析のシミュレーション結果を概略的に示す図である。 比較例1の流体解析のシミュレーション結果を概略的に示す図である。 比較例2の流体解析のシミュレーション結果を概略的に示す図である。
以下、一実施形態のスピーカ装置について、添付図面を参照して説明する。図1に示す一実施形態のスピーカ装置100は、ケース20内にスピーカ10を収納している。スピーカ装置100は、一例として、車両のエンジンルーム内に装着されて使用される。
図1において、断面U字状のヨーク1は、円形の底面部1aと、底面部1aの周囲を周状に囲む側面部1bとを有する。ヨーク1は、鉄等の金属によって形成されている。底面部1a上には、円形のマグネット2が固着されており、マグネット2上には円形のトッププレート3が固着されている。トッププレート3は、鉄等の金属によって形成されている。
ヨーク1の側面部1bと、マグネット2及びトッププレート3との間には、所定の距離の間隙が設けられている。
側面部1bとマグネット2及びトッププレート3との間の間隙には、円筒状のボイスコイルボビン4Bの下方の部分が挿入されている。ボイスコイルボビン4Bは、例えばプラスチック樹脂とガラス素材によって形成されている。ボイスコイルボビン4Bの下方の部分には、例えば銅線であるボイスコイル4が巻回されている。
ボイスコイル4に音声信号が供給されていない状態で、ボイスコイルボビン4Bの下端部は、マグネット2の上端部と対向している。ボイスコイル4に音声信号が供給されていない状態で、ボイスコイル4は、側面部1bとトッププレート3との間に位置している。
ボイスコイルボビン4Bの上端部近傍には、振動板5の内周側端部が固着されている。振動板5は、紙、プラスチック樹脂、木、金属、炭素繊維等のいずれかによって形成されている。ボイスコイルボビン4Bの中間部には、蛇腹状に形成されたダンパ6の内周側端部が固着されている。ダンパ6は、例えばプラスチック樹脂によって形成されている。
振動板5の外周側端部には、エッジ7の内周側端部が固着されている。エッジ7は、例えば合成樹脂(ゴム)や繊維素材(布)等によって形成され、断面半円形状の部分を有する。エッジ7の外周側端部は、金属製のフレーム8の上端部近傍に形成された平坦部8aに固着されている。平坦部8aは、振動板5から音が放出される放音方向と交差(直交)するようにフランジ状に形成されている。図1の上方向が放音方向である。
ダンパ6の外周側端部は、フレーム8の下端部に形成された平坦部8bに固着されている。平坦部8bも、スピーカ10の放音方向と交差(直交)するようにフランジ状に形成されている。図示されていないが、フレーム8の平坦部8a,8b間の中間部8cには、周方向に所定の間隔で複数の開口が形成されている。
振動板5の中央部にはセンターキャップ9が固着されており、振動板5の中央に形成された円形の開口を塞いでいる。センターキャップ9は、例えばプラスチック樹脂によって形成されている。
スピーカ10は以上のように構成されている。ボイスコイル4に音声信号が供給されると、ボイスコイルボビン4Bが図1における上下方向に振動し、ボイスコイルボビン4Bの振動に伴って振動板5が振動する。これによって、振動板5は、供給された音声信号に応じた音を発する。
図1に示すスピーカ装置100は、スピーカ10をいわゆる内磁型のスピーカとしている。スピーカ10を外磁型のスピーカとしてもよい。
ケース20はスピーカ10を収納し、スピーカ10とケース20とがスピーカ装置100を構成している。ケース20は、上ケース20aと下ケース20bとよりなる。ケース20は、例えばプラスチック樹脂によって形成されている。図示されていないが、ケース20には複数の開口が形成されている。
上ケース20a及び下ケース20bは、例えば、放音方向側または放音方向とは反対側より見た面が正方形の四角柱状や円筒状等に形成されている。上ケース20aには、振動板5を外部に臨ませるための円形の開口20a1が形成されている。上ケース20aは、振動板5を保護し、かつ、スピーカ10からの音が放出されるように複数の開口が形成された天板を備えていてもよい。
上ケース20aの開口20a1側の端部には、スピーカ装置100の下端側へと突出する突出部20a2が形成されている。突出部20a2の先端は、フレーム8の平坦部8aに固着されたエッジ7の外周側端部に接触している。即ち、突出部20a2と平坦部8aとは、エッジ7の外周側端部を挟んでいる。
下ケース20bの底板20b1の中央部には、ヨーク1を含む磁気回路を下ケース20bより突出させるための形の開口20b2が形成されている。ヨーク1が開口20b2より外部に突出しているため、スピーカ10の磁気回路は、大方の部分が下ケース20bの外部に位置する。よって、スピーカ装置100は放熱性に優れる。
図1に示すスピーカ装置100では、ヨーク1はほぼ全体が開口20b2より外部に突出している。ヨーク1の一部のみが開口20b2より外部に突出していてもよい。但し、ヨーク1をできるだけ多く外部に突出させるのがよい。
底板20b1は、下ケース20bの下端側から見て周状に窪んでいる。底板20b1における開口20b2の周囲部は、最も窪んだ平坦部20b10となっている。平坦部20b10は、フレーム8の平坦部8bの下面に接触している。
突出部20a2がエッジ7を介して平坦部8aを押圧し、平坦部20b10が平坦部8bを押圧している。よって、上ケース20a及び下ケース20bは、スピーカ10を挟んで保持している。
底板20b1には、平坦部20b10下面の平坦面に続けて、ヨーク1から、放音方向と交差(直交)する方向(径方向)に離れるに従って連続的に窪みの程度が漸減する曲面によって構成された凹曲面20b3が形成されている。
底板20b1は、開口20b2周囲の平坦部20b10を有さず、開口20b2側の端部からヨーク1から離れるに従って連続的に窪みの程度が漸減する曲面によって構成されていてもよい。
図1に示すスピーカ装置100では、スピーカ10は内磁型であるから、ヨーク1は、底面部1aと底面部1aの周囲を囲む側面部1bとを有する。底板20b1は、凹曲面20b3における開口20b2側の端部の放音方向に沿う方向の位置が、側面部1bの放音方向側の端部の放音方向に沿う方向の位置に達するよう窪んでいる。
このように構成すれば、ヨーク1はほぼ全体が開口20b2より外部に突出するので、放熱性の点で好ましい。
図1に示すスピーカ装置100では、底面部1aの放音方向とは反対側の面の放音方向に沿う方向の位置は、底板20b1の放音方向とは反対側の端部の放音方向に沿う方向の位置と同じ位置にあり、下ケース20bにおける放音方向とは反対側の端部20b4よりも下ケース20bの外部方向に突出していない。底面部1aの放音方向とは反対側の面の位置を、底板20b1の放音方向とは反対側の端部よりも放音方向側に位置させてもよい。
このように構成すれば、スピーカ装置100の厚み(放音方向に沿う方向の距離)はケース20の厚みとなるので、取り扱いの点で都合がよい。
また、凹曲面20b3は、下ケース20bの側面にできるだけ近い位置から、窪みが開始するように形成されているのがよい。即ち、凹曲面20b3の径方向の長さをできるだけ長くするのがよい。
以上のように構成されているスピーカ装置100は、一例として、車両のエンジンルーム内に、放音方向を車両の進行方向前方側に向けて装着される。スピーカ装置100を装着した車両が走行すると、図1の上方向から下方向へと風が流れる。
図2〜図4を用いて、凹曲面20b3を有するスピーカ装置100による作用効果を、凹曲面20b3を有さない比較例1及び2のスピーカ装置と比較しながら説明する。
図2はヨーク1及び下ケース20bを部分的かつ概略的に示しており、風が図2の右方向から流入したときの流体解析のシミュレーション結果を概略的に示している。
図2においては、理解を容易にするため、風速を風速が強いレベル3、風速が弱いレベル2、風速が極めて弱いレベル1の3段階に大まかに分類し、それぞれの風速の風がどのように分布するかを示している。レベル3の風を実線で、レベル2の風を一点鎖線で、レベル1の風を破線で示している。
図2より分かるように、スピーカ装置100は凹曲面20b3を有するため、図2の右方向から左方向へと流れる風が凹曲面20b3の方向へと回り込み、ヨーク1にレベル2の風が多く当たっている。
図3は、凹曲面20b3を有する底板20b1の代わりに、平坦な底板20b1’を有する下ケース20b’を用いた比較例1の、流体解析のシミュレーション結果を概略的に示している。図3より分かるように、ヨーク1にはレベル2の風がほとんど当たらず、レベル1の風が当たる程度である。
図4は、凹曲面20b3を有する底板20b1の代わりに、一様な平面によって構成された傾斜面が形成されている底板20b1”を有する下ケース20b”を用いた比較例2の、流体解析のシミュレーション結果を概略的に示している。比較例2は、特許文献1に記載されたスピーカ装置に相当する。
図4より分かるように、ヨーク1に当たる風の強さは比較例1よりも改善されるものの、図2のスピーカ装置100と比較して格段に弱い。
本実施形態のスピーカ装置100においては、ヨーク1の少なくとも一部がケース20の外部に突出しており、放音方向から放音方向とは反対方向へと風が流れたときに、ヨーク1に従来と比較して強く、かつ、多くの風が当たる。よって、本実施形態のスピーカ装置100によれば、放熱性を向上させることができる。
スピーカ装置100を車両のエンジンルーム等の高温下で使用しても、スピーカ10を構成する部品の劣化を抑えることができ、信頼性を向上させることができる。
また、放熱性の向上により、入力電圧を大きくことができるので、より大きい音量で音を発生させることができる。スピーカ10を構成する部品の耐熱性の程度をさほど上げる必要がないため、部品をコストダウンすることも可能である。
本発明は以上説明した本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。本実施形態のスピーカ装置100の用途は車両用に限定されない。
1 ヨーク
1a 底面部
1b 側面部
10 スピーカ
20 ケース
20a 上ケース
20b 下ケース
20b1 底板
20b2 開口
20b3 凹曲面

Claims (1)

  1. 車両のエンジンルーム内に、放音方向を車両の進行方向前方側に向けて装着されるスピーカ装置であって、
    ヨークを含む磁気回路を有するスピーカと、
    前記スピーカを収納するケースと、
    を備え、
    前記ヨークは、底面部と、前記底面部の周囲を囲む側面部とを有し、
    前記ケースは、前記スピーカによる放音方向とは反対側に位置する底板に開口を有し、
    前記ヨークは、少なくとも一部が前記開口より外部に突出しており、
    前記底板は前記ケースの側面に達する位置から開始され、前記開口側の端部の前記放音方向に沿う方向の位置が、前記ヨークの側面部の前記放音方向側の端部に達するように最も窪んで形成されている
    ことを特徴とするスピーカ装置。


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