JP6908701B2 - 光学測定機のプローブ用の交換可能なレンズモジュールシステム - Google Patents

光学測定機のプローブ用の交換可能なレンズモジュールシステム Download PDF

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Description

本発明は、干渉技術を用いて試験対象物を測定するための、光プローブを備えた測定機に関し、測定機を異なる試験対象物又は試験対象フィーチャの測定に適合させるために、プローブの相互交換可能な光学端部の中から、光学端部を交換するためのシステムに関する。
座標測定機は一般的に、プローブを用いて、試験対象物の表面に沿って点ごとの測定値を獲得するように構成されている。表面に対するプローブの変位が共通の座標系内で測定されるのである。測定は一般的に、機械の運動軸に沿った又は運動軸を中心とする、試験対象物に対するプローブの相対運動の測定と、試験対象の表面に対するプローブの相対的変位の測定とを含む。
プローブは様々な形態を取ることができ、試験対象物の表面に接触する物理的プローブと、時に光学ペンと呼ばれる、試験対象物の表面で集束光を反射させる光プローブとを含む。反射光は距離の尺度として分析することができる。
例えば、Jonesらの米国特許第8,817,240号は、共焦点光学系を介した色分散を利用して、異なる波長を異なる焦点距離で集束させ、共焦点開口を通って反射される波長の関数として距離を測定する光プローブについて記載している。測定の範囲又は方向を変えるために、上記‘240号特許は、光学ペンを、共焦点開口を含むベース部材と、色分散光学系を含む交換可能要素と、に分割している。反復可能な高速交換マウントにより、交換可能要素を、異なる色分散光学系その他の特徴を有する別の交換可能要素と交換することができ、これにより測定の範囲又は方向を変えることができる。
部分コヒーレント干渉計を用いて距離を測定するための別の種類の光プローブは、本願の発明者でもあるKayの米国特許第7,791,731号に記載されている。複数の波長から構成される空間的にコヒーレントな光源ビーム、すなわち、時間的コヒーレンスが低いビームが、ビームスプリッタによって、試験対象物で反射される対象ビームと、参照反射器で反射される参照ビームとに分割される。試験対象物と参照反射器で反射された光は、ビームスプリッタで再結合されて測定ビームとなり、分光計等の検出器内で再集束される。この分光計は戻ってきた測定ビームの異なるスペクトル成分の干渉強度を記録する。捕捉されたスペクトルにわたる干渉強度の変化率が距離の尺度と同等とみなされる。干渉計全体を含むプローブ部品の交換は、大きさ及び費用の点で特に問題があり、干渉計の部品の交換は、何らかの相違が測定結果を変えてしまう可能性があるため、特に問題がある。
本発明の実施例のうち、座標測定機のための部分コヒーレント干渉計の形の光プローブは、交換可能なレンズモジュールシステムを含む。この交換可能なレンズモジュールシステムによれば、作動距離の調整又は光プローブの精度の調整等の目的のために、異なるレンズモジュールと交換することができる。レンズモジュールの自動交換のために、レンズモジュールを測定機軸の移動範囲内のマガジン(又は交換ラック)に保持しておくことができる。
本発明の一態様は、所与の公差内における試験対象物の表面高さの変動を測定するために構成された干渉測定機における、光プローブ用の交換可能なレンズモジュールシステムを提供する。このシステムは複数のレンズモジュールを含み、各レンズモジュールは、相互に関連した特徴を有する。例えば、各レンズモジュールは、(a)基端と先端とを有するレンズモジュールハウジングと、(b)レンズモジュールハウジング内に搭載され、コリメートされた対象ビームをレンズモジュールハウジングの先端を越えた位置にある焦点に集束させるための対物レンズと、(c)レンズモジュールハウジングの基端にあり、レンズモジュールハウジングを干渉測定機の相方キネマティックカップリング部材に結合するためのキネマティックカップリング部材と、(d)各レンズモジュールハウジングの基端にあるキネマティックカップリング部材と各焦点との間の光路長と、を含んでいる。
2つ以上のレンズモジュールは、異なる焦点距離を有する対物レンズによって区別される。対物レンズの焦点距離の差は、所与の測定公差(例えば、±2ミクロン)よりも大きく、典型的には該公差よりも大幅に大きいことが期待される(例えば、20ミリメートル)。加えて、上記2つ以上のレンズモジュールの各対物レンズは、それぞれのレンズモジュールハウジングの基端にあるキネマティックカップリングから離間している。その離間距離は、上記2つ以上のレンズモジュールの焦点とキネマティックカップリング部材との間の光路長を、所与の公差内で等しくさせる距離である。
干渉測定機の光プローブは、好ましくは、相方キネマティックカップリング部材を支持するプローブ本体と、プローブ本体内で光学的に結合されるシングルモードファイバと、プローブ本体内に搭載され、シングルモードファイバから放射される光源ビームをコリメートするコリメータと、を含む。さらに、好ましくは、プローブ本体は、参照反射器のビームスプリッタの干渉要素を含む。ビームスプリッタは、コリメートされた光源ビームを(a)対象ビームと(b)参照ビームとに分割するように構成されている。上記対象ビームは、対象アームに沿って方向づけられ、相方キネマティックカップリング部材を通り、レンズモジュールハウジングを通って試験対象物上の焦点まで伝搬する。上記参照ビームは、参照アームに沿って参照反射器へと方向づけられている。ビームスプリッタはまた、試験対象物で反射された対象ビームと参照反射器で反射された参照ビームとを結合して、測定ビームにするように構成されている。コリメータは、測定ビームをシングルモードファイバに集束させ、干渉測定機の検出器に向けて伝搬させる。
測定機は、好ましくは、1以上のレンズモジュールを保持するためのドッキングステーションを含む。プローブ本体は好ましくは、次の動作を行なうためにドッキングステーションに対して相対移動可能である。(a)プローブ本体の相方キネマティックカップリング部材と、1つのレンズモジュールのレンズモジュールハウジングの基端にあるキネマティックカップリング部材とを整列させる。(b)上記1つのレンズモジュールのレンズモジュールハウジングの基端にあるキネマティックカップリング部材を、プローブ本体の相方キネマティックカップリング部材と係合する。(c)ドッキングステーションから上記1つのレンズモジュールを引き出す。
ドッキングステーションは、好ましくは、複数のレンズモジュールホルダを含み、プローブ本体は好ましくは、次の動作を行なうためにドッキングステーションに対してさらに相対移動可能である。(d)1つのレンズモジュールをレンズモジュールホルダの1つと整列させる。(e)上記1つのレンズモジュールのレンズモジュールハウジングの基端にあるキネマティックカップリング部材と、プローブ本体の相方キネマティックカップリング部材と、の係合を解除する。(f)上記1つのレンズモジュールを上記1つのレンズモジュールホルダに残して、プローブ本体を引き出す。
本発明の別の態様は、所与の公差内で試験対象物の表面高さの変動を測定するために構成された干渉測定機において、光プローブのレンズモジュールを交換する方法を提供する。本方法は、干渉測定機のプローブ本体を第1のレンズモジュールに結合する工程を含む。各レンズモジュールは、その基端にキネマティックカップリング部材を有するレンズモジュールハウジングと、レンズモジュールハウジングの先端を越えた位置に焦点を結ぶ対物レンズと、を含む。プローブ本体は相方キネマティックカップリング部材を含む。プローブ本体の相方キネマティックカップリング部材と、第1のレンズモジュールのレンズモジュールハウジングの先端を越えた位置にある焦点との間に、第1光路長が画定される。
第2のレンズモジュールは、ドッキングステーションの複数のレンズモジュールホルダの1つに保持されている。第1及び第2レンズモジュールの各対物レンズの焦点距離は異なり、その焦点距離の差異は、所与の公差よりも大きい。
続く工程は以下を含む。プローブ本体の相方キネマティックカップリング部材を、第1レンズモジュールのキネマティックカップリング部材から切り離す工程。第1レンズモジュールをドッキングステーションの別のレンズモジュールホルダに残す工程。プローブ本体の相方キネマティックカップリング部材を、第2レンズモジュールのキネマティックカップリング部材に結合する工程。第2レンズモジュールをドッキングステーションの上記1つのレンズモジュールホルダから取り外す工程。
プローブ本体の相方キネマティックカップリング部材と、第2レンズモジュールのレンズモジュールハウジングの先端を越えた位置にある焦点との間に、第2光路長が画定される。第2光路長は、プローブ本体を第1及び第2レンズモジュールと結合する連続した工程間において、所与の公差内で、第1光路長とほぼ等しく維持される。
好ましくは、シングルモードファイバから放射される光源ビームがコリメートされる。ビームスプリッタが、コリメートされた光源ビームを、対象アームに沿って方向づけられ、相方キネマティックカップリング部材を通る対象ビームと、参照アームに沿って参照反射器へと方向づけられる参照ビームと、に分割する。参照光路長は、ビームスプリッタから参照反射器までの光路に沿って画定される。第1対象光路長は、ビームスプリッタから第1レンズモジュールの焦点までの光路に沿って画定される。第1対象光路長と参照光路長とは、所定の量だけ異なっている。第2対象光路長は、ビームスプリッタから第2レンズモジュールの焦点までの光路に沿って画定される。第2対象光路長と参照光路長とは、所与の公差内で上記所定の量に対応する量だけ異なっている。好ましい実施形態においては、所与の公差は±2ミクロンの変動範囲を含み、第2対象光路長と第1対象光路長との差異は2ミクロン未満である。
干渉測定機の光プローブ用の交換可能なレンズモジュールシステムとしての本発明の別態様は、少なくとも2つのレンズモジュールを含む。2つのレンズモジュールの各々は、(a)基端と先端とを有するレンズモジュールハウジングと、(b)レンズモジュールハウジング内に搭載され、コリメートされた対象ビームをレンズモジュールハウジングの先端を越えた位置にある焦点に集束させる対物レンズと、(c)レンズモジュールハウジングの基端にあり、レンズモジュールハウジングを干渉測定機の相方キネマティックカップリング部材に結合するキネマティックカップリング部材と、を含む。各対物レンズは、それぞれの焦点に面した前面を含む。2つのレンズモジュールの各々は、前方光路長と後方光路長とを含む。この前方光路長は、それぞれの対物レンズの前面からその焦点まで延びる。後方光路長は、コリメートされた対象ビームに沿い、レンズモジュールハウジングの基端にあるキネマティックカップリング部材から、対物レンズの前面に至る。2つのレンズモジュールのレンズモジュールハウジングと焦点との間の作動距離を異ならせるために、2つのレンズモジュールの対物レンズは異なる前方光路長を有している。異なる後方光路長が異なる前方光路長の差を相殺し、前方光路長と後方光路長の合計がほぼ等しく維持されるようになっている。
例えば、2つのレンズモジュールのうち第1のレンズモジュールの前方光路長が第2のレンズモジュールの前方光路長より長い分だけ、第1のレンズモジュールの後方光路長は第2のレンズモジュールの後方光路長より短く、第1、第2のレンズモジュールの前方光路長と後方光路長の合計が等しく維持されるようになっている。
本発明のさらに別の態様は、所与の公差内で測定をするために構成された干渉測定機の光プローブ用の交換可能なレンズモジュールシステムを特徴とする。干渉測定機のプローブ本体はキネマティックカップリング部材を含み、少なくとも2つのレンズモジュールが提供される。各レンズモジュールはキネマティックカップリング部材を含み、このキネマティックカップリング部材は、レンズモジュールをプローブ本体と接続するために、プローブ本体のキネマティックカップリング部材と係合可能である。プローブ本体内のビームスプリッタは、光源ビームを、プローブ本体の参照アームに沿って反射器まで伝搬する参照ビームと、プローブ本体の対象アームに沿って伝搬する対象ビームと、に分割する。対象アームは、レンズモジュールがプローブ本体に接続されている時、レンズモジュールを通って延びる。2つのレンズモジュールの各々はまた、レンズモジュール内に搭載された対物レンズを含む。対物レンズは、レンズモジュールを越えた位置にある焦点に、対象ビームを集束させる。2つのレンズモジュールの対物レンズの焦点距離は、所与の公差よりも大きく異なっている。参照アームはビームスプリッタから反射器までの光路長を画定し、対象アームはビームスプリッタから焦点までの光路長を画定する。対象アームの光路長は、参照アームの光路長に対してオフセットされている。2つのレンズモジュールは、対象アームと参照アームの光路長間のオフセットを所与の公差の範囲内で維持しながら、交換可能である。
さらに好ましくは、交換可能なレンズモジュールシステムは、プローブ本体内で光学的に結合されるシングルモードファイバと、プローブ本体内に搭載されシングルモードファイバから放射される光源ビームをコリメートするコリメータとを含む。ビームスプリッタは、好ましくは、コリメートされた光源ビームを(a)対象ビームと(b)参照ビームとに分割するように構成されている。対象ビームは、対象アームに沿って方向づけられて互いに係合したキネマティックカップリング部材を通り、レンズモジュールを通って試験対象物上の焦点まで伝搬する。参照ビームは、参照アームに沿って反射器へと方向づけられている。ビームスプリッタは、好ましくは、試験対象物で反射された対象ビームと、参照反射器で反射された参照ビームとを結合して、測定ビームにするように構成されている。コリメータは、好ましくは、測定ビームをシングルモードファイバに集束し、干渉測定機の検出器に向けて伝搬するように構成されている。
光源ビームは、好ましくは、ある範囲のビーム周波数を含むタイプのものである。検出器は、好ましくは、上記のビーム周波数範囲にわたる干渉位相の変化を検出する。プロセッサは、好ましくは、ビーム周波数範囲にわたる干渉位相の変化率と関連した変調周波数を距離の尺度と同等とみなす。
2つのレンズモジュールの各々は、好ましくは、前方光路長と後方光路長とを含む。この前方光路長は、それぞれの対物レンズの前面からその焦点まで延びる。後方光路長は、そのキネマティックカップリング部材から、対物レンズの前面に至る。好ましくは、2つのレンズモジュールの前方光路長は異なる。好ましくは、2つのレンズモジュールの後方光路長は、2つのレンズモジュールの前方光路長の差を相殺する量だけ異なり、これにより、異なる前方光路長を有する2つのレンズモジュールの前方光路長と後方光路長の合計が、所与の公差以内で等しく維持されるようになっている。
本発明の一実施形態による多軸測定機を正面左側から見た斜視図である。
図1の測定機のための光学測定システムの略図であり、干渉計の対象アームと参照アームがプローブに設けられるとともに、シングルモードファイバによって光源と検出器とに接続されている。
干渉計の測定出力をグラフで示したものである。対物ビームと参照ビームの光路長に関連した変調周波数での波数の関数として、強度が変動する。 干渉計の測定出力をグラフで示したものであり、異なる変調周波数での測定出力の強度を示す。
検出器の出力に基づいて変調周波数を同定するためのプロセッサの計算出力をグラフで示したものである。
レンズモジュールをプローブ本体に結合するためのキネマティックカップリング部材を特徴として有するプローブの分解斜視図である。
干渉計の光学部品を含む内部構造の詳細を示す、プローブの側断面図である。
プローブの側断面図である。 図7Aのプローブと比較される異なるプローブの側断面図であり、共通のプローブ本体に結合される異なるレンズモジュールによって、図7Aのプローブと識別される。これらレンズモジュールは光路長が等しく相互交換可能である。
他のプローブの側断面図である。 図8Aのプローブと比較される異なるプローブの側断面図であり、共通のプローブ本体に結合される異なるレンズモジュールによって、図8Aのプローブと識別される。これらレンズモジュールは光路長と物理的路長が等しく相互交換可能である。
ドッキングステーションの斜視図であり、このドッキングステーションにおいて、異なるレンズモジュールが保管され、プローブ本体に係合されたレンズモジュールと交換される。
図1に示す多軸機10は、光学測定機の多くの可能な構成の1つである。x−yステージ14が、X座標軸及びY座標軸に沿って試験対象物18を水平に平行移動させる。スライド機構16が、干渉計プローブ20をZ座標軸に沿って垂直に平行移動させる。x−yステージ14はマシンベース22に支持されている。スライド機構16は、柱24に担持された収容部26の下に支持されている。干渉計プローブ20をZ座標軸に沿う平行移動のために搭載することに加えて、干渉計プローブ20は関節式アーム(図示せず)に担持されていてもよい。この関節式アームは水平軸線の周りを旋回可能であり、且つZ座標軸の周りを旋回軸線と共に回動可能である。視覚系と共に用いるためのリング型の光源28が示されている。視覚系も多軸機10に組み込まれていてもよい。多軸機10の計測機能を支持する他の装置は、スライド機構16に収容されていてよく、又は後方の収容部26に収容されていてもよい。スライド機構は収容部26内で平行移動可能である。様々な運動軸に沿う又は様々な運動軸を中心とする、干渉計プローブ20と試験対象物18との相対運動を測定し、これにより共通の座標系内における干渉計プローブ20の試験対象物18に対する相対的位置をモニタする。多軸機10は、干渉計プローブ20の他に、Z座標に取り付けられた視覚系その他のプローブ又はセンサを含んでいてよい。
測定機10は、試験対象物18及び干渉計プローブ20の一方又は他方を相対移動させるために、回動軸線及び平行移動軸線の他の組合せを有していてもよい。好ましくは、試験対象物プロファイルの実験記述等の試験対象物18の情報を集めるために、この相対運動は、試験対象物18に近接したプローブ20の光学素子を通って放射される光の光学焦点30を維持する。試験対象物18の異なる位置の範囲にわたって、試験対象物18からの光の鏡面反射又は拡散反射をプローブ20の同じ光学素子の少なくとも一部を通して集めるのに有効な向きで、光学焦点30を維持する。
測定機10のための光学測定システムを用いて試験対象物18の測定を行うための光学的配置を図2に示す。スーパールミネッセントダイオード等の光源32は、空間的コヒーレンスが高く時間的コヒーレンスが低い光(すなわち、連続した波長にわたってある範囲の波長を含む光)を、シングルモードファイバ34を通して干渉計プローブ20に伝送する。好ましくは、同じ収容部26内に、シングルモードファイバ38を通って干渉計プローブ20から戻る光を受け取るための検出器36が配置される。検出器36からの情報を処理するためのプロセッサ40は、好ましくは、ユーザインターフェイス(図示せず)と通信するために、収容部外に配置される。
ファイバカプラ42は50%/50%カプラであってよく、シングルモードファイバ34,38を共通のシングルモードファイバ44に接続する。空間的に高コヒーレントで時間的に低コヒーレントの光を、干渉計プローブ20へ伝送し干渉計プローブ20から伝送するためである。概略的に示されるように、シングルモードファイバ44は、スライドサポート26に対する干渉計プローブ20の動きにある程度対応するために、余分な長さを有する。
干渉計プローブ20は、破線で示す干渉計プローブ20の輪郭とほぼ一致するプローブ本体20aを有する。この干渉計プローブ20内で、光はLinnik型干渉計に向けられるが、他の干渉計の構成を使用することもできる。図示の構成では、シングルモードファイバ44の端部46から放射された光が、破線で示す光源ビーム48(source beam;ソースビーム)として、ビームスプリッタ52と光学的に整列しているコリメータ/コンデンサレンズ50(コリメートと集光を行うレンズ;collimator/condenser lens)によって、集光されコリメート(平行化)される。ビームスプリッタ52の部分反射面54において、光源ビーム48は、部分反射面54を透過する対象ビーム56(object beam;点線で示される)と、部分反射面54で反射される参照ビーム58(reference beam;点線で示される)とに分割される。対象ビーム56は、対象アーム60(object arm;対象経路)に沿って、プローブハウジング20a内の対象物側の対物レンズ62を通り、プローブハウジング20aを超えて試験対象物18に近接した光学焦点30(optical focus)まで伝搬する。参照ビーム58は、反射鏡68から反射して、プローブ本体20a内の参照側の対物レンズ72を通り、参照アーム70(reference arm;参照経路)に沿って、参照反射器76に近傍した参照焦点74(reference focus)までさらに伝搬する。参照反射器76は、プローブ本体20a内の平面鏡の形態とすることができる。好ましくは、3つのレンズ50,62、72はすべて、無色(アクロマティック)で低分散のレンズとし、光源ビーム48、対象ビーム56、および参照ビーム58における異なる波長の収束効果に適合させる。
試験対象物18からの対象ビーム56の鏡面反射または拡散反射は、ビームスプリッタ52に戻る経路において、対象側の対物レンズ62によって集められ再度コリメートされる。同様に、参照反射器76からの反射光は、ビームスプリッタ52に戻る経路において、参照側の対物レンズ72によって集められ再度コリメートされる。ビームスプリッタ52において、戻り対象ビーム56の少なくとも一部は、部分反射面54を透過し、部分反射面54で反射する戻り参照ビーム58の少なくとも一部と再結合され、コリメータ/コンデンサレンズ50への戻り経路において、共通測定ビーム80(光源ビーム48と重ねて図示されている)となる。試験対象物18の反射率は、一般に参照反射器76の反射率よりも小さいので、好ましくは、ビームスプリッタ52は、部分反射面54で光をより高い効率で透過させ、部分反射面54で光をより低い効率で反射させるのが好ましい。コリメータ/コンデンサレンズ50は、対象ビーム56と参照ビーム58の一部を含む測定ビーム80を収束させてシングルモードファイバ44に戻し、検出器36に伝送する。シングルモードファイバ44の端部46は、アクセプタンスコーン(acceptance cone;受光コーン)の体積を介して測定ビーム80を受ける。このアクセプタンスコーンの体積は、一般的にファイバのコアとクラッドの屈折率に関係する。
分光計として構成された検出器36内で、測定ビーム80は再コリメートされ、回折格子(図示せず)から、スペクトル的に分散された方向の範囲にわたって反射される。拡散された測定ビーム80の向きは、フォトダイオードまたは電荷結合素子(CCD)のリニアアレイに沿って収束することができる(図示せず)。測定ビーム80の対象ビーム56部分からの異なる周波数(波長の逆数)の各々は、上記アレイに沿う異なる焦点位置で、測定ビーム80の参照ビーム58部分の対応する周波数と干渉する。アレイに沿って収束された光の強度は、modulo2π位相差(測定ビーム80の対象ビーム56部分と参照ビーム58部分との間の位相差)を表わし、変調周波数と呼ばれる検出可能な周波数で変調する。変調周波数は、ナイキスト間隔(ピクセルサンプリングに起因する)内で、測定ビーム80における対象ビーム56部分と参照ビーム58部分との間の光路長差に比例して変化する。この強度情報は、離散的な数のピクセルによって収集されるので、識別可能な周波数の範囲は、一般に、ゼロから測定に関与するピクセル数の1/2までである。
図3Aおよび図3Bは、リニアアレイのピクセルに沿って捕捉された強度変動の2つの異なる例をグラフで示している。このリニアアレイに沿って異なる周波数(波数)の焦点位置が分散される。干渉位相の変化に対応する強度の変化は、測定可能な周波数において実質的に周期的であり、変調周波数と呼ばれる。測定ビーム80の対象ビーム56部分と参照ビーム58部分との間の光路長差がゼロ(すなわちゼロ位置;null position)から増加すると、変調周波数は測定のナイキスト間隔内で比例的に増加する。例えば、図3Aに示す変調周波数は図3Bに示す変調の周波数よりも高い。このことは、図3Aに示すようにして検出器36によって捕捉された測定ビーム80の対象ビーム56部分と参照ビーム58部分との間の光路長差の測定値が、図3Bに示すようにして検出器36によって捕捉された光路長差の測定値に対して、より大きいことを証明している。図4は、図示された測定範囲内の周波数スパイク86としての演算された変調周波数を示し、プロセッサ40からグラフィカルに出力することができる。
プロセッサ40内で、計算された変調周波数は、試験対象物18の表面の高さに変換することもできる。共通の座標系内での試験対象物18上の点のある範囲にわたるデータを収集するために、プローブ20と試験対象物18との間の相対運動を監視して、空間内のプローブ20の焦点64の位置を追跡する。セットアップ中、理想的な焦点位置で考えられる対象ビーム56と参照ビーム58との間の光路長差を、好ましくは、所与の変調周波数で設定する。測定中に、表面高さの変動として解釈される所与の変調周波数からのずれ量を、プローブ焦点64の測定された相対位置に加算または減算することができ、これにより、対物レンズ62の焦点深度内において試験対象物18上の測定点の位置をより高精度に測定する。
所与の変調周波数からのずれは、理想的な焦点位置からのずれの尺度でもあるので、所与の変調周波数からのずれを用いて、使用可能な範囲内にフォーカスを維持することもできる。言い換えれば、プローブ20をZ軸に沿って変位させることにより、プローブ20の相対位置を理想的な焦点が試験対象物18の表面に近づく位置に修正し、変調周波数を所与の変調周波数に近づけることができる。上記焦点補正は、意図された測定のナイキスト間隔内に、プローブを維持する。
まず図2を参照すると、プローブ20は、プローブ本体92と相互交換可能なレンズモジュール94との2つの部分に分かれ、これらがキネマティックカップリング96によって結合されている。対象ビーム56は、ビームスプリッタ52の部分反射面54からキネマティックカップリング96まで、第1の対象光路長OLを通って伝搬する。そして、対象アーム60に沿い、キネマティックカップリング96から光学焦点30まで、第2の対象光路長OLを通って伝搬を続ける。参照ビーム58は、ビームスプリッタ52の部分反射面54から反射鏡68まで、第1の参照光路長RLを通って伝搬する。そして、参照アーム70に沿って、反射鏡68から参照焦点74まで、第2の参照光路長RLを通って伝搬を続ける。様々な光路長OL、OL、RL、RLを仮想の寸法線で表す。これは、参照された距離が実際の物理的距離ではなく、物理的距離とビームが通過する媒体の平均屈折率との積であることを示すためである(すなわち、様々な光路長は、各部分の物理的長さと屈折率の積を合計したものである)。対象アーム60の光路長の合計は、第1及び第2の対象光路長OL、OLの組合せであり、第1及び第2の参照光路長RL、RLの組合せである参照アーム70の光路長の合計とは異なる。その差は、所与の量ΔLであり、測定の意図されたナイキスト間隔内における所望の変調周波数に対応する。好ましくは、レンズモジュール94に対するいかなる変更によっても第2の対象光路長OLは不変であり、所望の変調周波数を設定する所与の光路長差ΔLは影響を受けない。
図5はプローブ20の分解図である。プローブ20はプローブ本体92とレンズモジュール94とに分かれる。キネマティックカップリング96(米国特許第9,009,985号B2に開示されたものと類似。同特許は参照によりここに組み込まれる。)が、レンズモジュール94をプローブ本体92に結合する。しかし、キネマティックカップリング96は、相互交換可能な方法で他のレンズモジュール(図示せず)をプローブ本体92に結合するために、解放可能である。キネマティックカップリングは、第1部材101と相方の第2部材103とを含む。この第1部材101は、プローブ本体92に担持された環状のプレート100に等角度間隔で配置されたV字溝の形態を成す第1組の係合要素98を備えている。相方の第2部材103は、レンズモジュール94の凹部104内に捕捉されたボールの形態を成す第2組の係合要素102を備えている。ボール102は付勢されてV字溝98に入り込んで接触し、これにより、マグネットピン106(磁気を帯びたピン)によってレンズモジュール94をプローブ本体92に対して再現可能に位置づける。マグネットピン106は、レンズモジュール94とプローブ本体92とを解放可能に一緒に保持する。レンズモジュール94の両側に形成されたスロット108は、自動又は手動で容易に掴むことができ、レンズモジュール94をプローブ本体92から分離することができる。
図6はプローブ20の断面図である。プローブ本体92は多部品ハウジング110を含む。このハウジング110は、シングルモードファイバ44のための光学マウント112をはじめとする干渉計の様々な要素の組み立てを助ける。図2に示す干渉計のその他の多くの要素については、多部品ハウジング110内に搭載された位置において、対応する参照番号で表す。レンズモジュール94は、対物レンズ62を搭載するための貫通開口部116が形成されたハウジング114を含んでいる。レンズモジュール94は、キネマティックカップリング96によってプローブ本体92に解放可能に結合された状態で示されている。対象ビーム56が開口部116を通って、光学焦点30まで伝搬する。プローブ本体92の多部品ハウジング110の上端部は、ファイバコネクタを覆うための円錐台形の端部118を含む。
プローブ本体92は図7A、図7Bの両方に示されている。しかし、プローブ本体92は2つの異なるレンズモジュール124、144に結合され、2つの異なるプローブ20A,20Bが組み立てられている。両レンズモジュール124,144はプローブ本体92と協働して同じキネマティックカップリング96を形成しており、プローブ本体92と結合するために、同様に物理的に相互交換可能である。
レンズモジュール124はハウジング126を含み、このハウジング126は、対物レンズ130を搭載するための貫通開口部128を有する。同様に、レンズモジュール144はハウジング146を含み、このハウジング146は、対物レンズ150を搭載するための貫通開口部148を有する。しかし、対物レンズ130は前方光路長FLを有する。これは、対物レンズ130の前方焦点距離とも称され、対物レンズ130の前面136からその光学焦点138まで測定したものである。前方光路長FLは、前方光路長FLよりもかなり長い。この前方光路長FLは、対物レンズ150の前方焦点距離とも称され、対物レンズ150の前面156からその光学焦点158まで測定したものである。異なる前方光路長FL,FLは、試験対象物とのクリアランスを確定するための作動距離及び開口数がいずれも異なるプローブ20A,20Bを画定する。作動距離及び開口数は、焦点深度及び解像度の両方に影響を及ぼす。
レンズモジュール124のハウジング126は、光学焦点138に臨む先端132と、プローブ本体92に臨む基端134とを有している。開口部128はハウジング126の先端132と基端134とを貫通して延び、対象ビームにハウジング126を貫通する光路を提供する。同様に、レンズモジュール144のハウジング146は、光学焦点158に臨む先端152と、プローブ本体92に臨む基端154とを有している。開口部148はハウジング146の先端152と基端154とを貫通して延び、対象ビーム56にハウジング146を貫通する光路を提供する。レンズモジュール124、144は、類似のキネマティックカップリング部材103をそれぞれのハウジング126、146の基端134、154に有している。このキネマティックカップリング部材103は、レンズモジュール124、144の一方または他方を、プローブ本体92の相方キネマティックカップリング部材101とアライメントし、接続する。
異なる前方光路長FL、FLの対物レンズ130、150をそれぞれ有することに加えて、レンズモジュール124、144はまた、異なる後方光路長BL、BLを画定する。光路長FL、FL、BL、BLを仮想の寸法線で表す。これは、参照された距離が実際の物理的距離ではなく、物理的距離とビームが通過する媒体の平均屈折率との積であることを示すためである(すなわち、様々な光路長は、各部分の物理的長さと各部分の屈折率の積を合計したものである)。後方光路長BLは、対物レンズ130の前面136から開口部128を通って、ハウジング126の基端134にあるキネマティックカップリング部材103まで延びる。後方光路長BLは、対物レンズ150の前面156から開口部148を通って、ハウジング144の基端154にあるキネマティックカップリング部材103まで延びる。異なる後方光路長BL、BLは異なる前方光路長FL、FLの差を相殺し、これにより、前方光路長と後方光路長の合計であるOLとOL(すなわちOL=FL+BLであり、OL=FL+BL)が互い
にほぼ等しくなるよう維持され、さらに前述した第2の対象光路長OL(図2参照)とほぼ等しく維持され、測定間隔内における所望の変調周波数が維持されるようになっている。例えば、レンズモジュール124の前方光路長FLがレンズモジュール144の前方光路長FLより長い分だけ、レンズモジュール124の後方光路長BLはレンズモジュール144の後方光路長BLより短く、これにより、第1及び第2レンズモジュールの前方光路長と後方光路長の合計であるOLとOLが等しく維持され、対象ビーム56と参照ビーム58との間の所望の光路長差ΔLが維持される。図示のように、後方光路長BL、BLは、主に、対物レンズ130、150と、それぞれのレンズモジュールハウジング126、146の基端134、154にあるキネマティックカップリング部材103との間の間隔を変えることによって調節される。しかし、この間隔はまた、対物レンズ130、150の異なる厚さ又は屈折率に対応するものでなければならず、これもまた後方光路長BL、BLに影響を及ぼす。
光路長FL、FL、BL、BLと同様に、合計光路長OL及びOLを仮想線で表す。これは、参照された光路長の尺度に到達する際に媒体(この媒体を通って、対象ビーム56はレンズモジュール124、144を通り、それぞれの焦点38、158に到達する)の屈折率も考慮しなければならないことを示している。ガラスを通って伝搬すると、物理的路長と光路長との間に大きな差が生じかねない。例えば、開口数の所望の増加(すなわち、より短い前方焦点距離)を達成するために、対物レンズ150が対物レンズ130よりもかなり厚く作られている場合、合計光路長OL、OLがほぼ等しく維持されるように、光学寸法OLの物理的長さは光学寸法OLの物理的長さよりもかなり短くする必要がある。この点を強調するために、2つの光路長OL及びOLは等しいことが意図されているにもかかわらず、光路長OLに関連した物理的寸法は光路長OLに関連した物理的寸法よりも、若干長く描かれている。考慮された物理的長さの相違は、2つのプローブ20A、20Bのオフセットを比較した寸法δLにより、明白である。好ましくは、後続の測定において、オフセットδLを考慮するために、焦点138、158の測定機10の座標軸に対する相対的位置を再較正する。
測定機10により得られる個々の測定値は、既知の公差の範囲内にある。この交差は、測定に関連する様々なシステム上の誤差及びランダムな誤差を考慮して決められる。好ましくは、光路長OL、OLの互いの差、又は光路長OL、OLと意図された第2対象光路長OLとの差は、既知の公差を超えない。これにより、光学焦点30、138、158における所望の変調周波数を維持する。例えば、点毎の測定をするために部分コヒーレント干渉計を備えた典型的な測定機の測定公差は、±2ミクロンに設定することができ、光路長OL、OLの互いの差、又は光路長OL、OLと意図された第2対象光路長OLとの差は、この±2ミクロンを超えない。
図8A及び図8Bはさらに改変された交換可能なレンズモジュールシステムを示す。このシステムにおいては、同じプローブ本体92が2つの異なるレンズモジュール164、184に結合され、2つの異なるプローブ20C,20Dを組み立てる。直前に記載した実施例とは対照的に、これらのレンズモジュールは光路長OL,OLが等しいだけでなく、物理的路長も等しく、その結果、オフセットδLはゼロである。
レンズモジュール164は、対物レンズ170を搭載するための貫通開口部168を有するハウジング166を含む。同様に、レンズモジュール184は、対物レンズ190を搭載するための貫通開口部188を有するハウジング186を含む。しかし、対物レンズ170は前方光路長FLを有する。これは、対物レンズ170の前方焦点距離とも称され、対物レンズ170の前面176からその光学焦点178まで測定したものである。この前方光路長FLは、前方光路長FLよりもかなり長い。この前方光路長FLは、対物レンズ190の前方焦点距離とも称され、対物レンズ190の前面196からその光学焦点198まで測定したものである。異なる前方光路長FL,FLがプローブ20C,20Dを画定する。これらのプローブは、試験対象物とのクリアランスを確定するための作動距離、及び開口数がいずれも異なる。これらは、焦点深度及び解像度の両方に影響を及ぼす。
レンズモジュール164のハウジング166は、光学焦点178に面する先端172と、プローブ本体92に面する基端174とを有している。開口部168はハウジング166の先端172と基端174とを貫通して延び、対象ビームにハウジング166を貫通する光路を提供する。同様に、レンズモジュール184のハウジング186は、光学焦点198に面する先端192と、プローブ本体92に面する基端194とを有している。開口部188はハウジング186の先端192と基端194とを貫通して延び、対象ビーム56にハウジング186を貫通する光路を提供する。レンズモジュール164、184は、類似のキネマティックカップリング部材103をそれぞれのハウジング166、186の基端174、194に有している。このキネマティックカップリング部材103は、レンズモジュール164、184の一方または他方を、プローブ本体92の相方キネマティックカップリング部材101に整列させ、接続する。
異なる前方光路長FL、FLの対物レンズ170、190をそれぞれ有することに加えて、レンズモジュール164、184は、異なる後方光路長BL、BLを画定する。光路長FL、FL、BL、BLを仮想の寸法線で表す。これは、参照された距離が実際の物理的距離ではなく、物理的距離とビームが通過する媒体の平均屈折率との積であることを示すためである(すなわち、光路長は、各部分の物理的長さと各部分の屈折率の積の合計である)。後方光路長BLは、対物レンズ170の前面176から開口部168を通って、ハウジング166の基端174にあるキネマティックカップリング部材103まで延びる。後方光路長BLは、対物レンズ190の前面196から開口部188を通って、ハウジング186の基端194にあるキネマティックカップリング部材103まで延びる。異なる後方光路長BL、BLは異なる前方光路長FL、FLの差を相殺し、前方光路長と後方光路長の合計であるOLとOL(すなわちOL=FL+BLであり、OL=FL+BLである)は、互いにほぼ等しくなるよう維持され、前述した第2対象光路長OL(図2参照)とほぼ等しく維持される。これにより、測定間隔内における所望の変調周波数を維持することができる。例えば、レンズモジュール164の前方光路長FLがレンズモジュール184の前方光路長FLより長い分だけ、レンズモジュール164の後方光路長BLはレンズモジュール184の後方光路長BLより短い。これにより、第1及び第2レンズモジュールの前方光路長と後方光路長の合計OLとOLが等しく維持され、対象ビーム56と参照ビーム58との間の所望の光路長差ΔLが維持されるようになっている。
図7A、図7Bのレンズモジュール124、144とは対照的に、レンズモジュール164、184は、それぞれの開口部168、188に沿って嵌められた窓162、182を備えている。それぞれのレンズモジュール164、184の基端174、194に示すように、窓162、182は、好ましくは、コリメートされた対象ビーム56をほとんどまたは全く屈折することなく伝搬するように、板状をなしている。しかし、対物レンズ170、190が光路長OL、OLの計算に用いられる平均屈折率を変えることに寄与するであろう分だけ、窓162、182の厚さ又は屈折率を相対的に調節して、光路長OL、OLの計算に用いられる平均屈折率を同じにすることができる。
例えばレンズ170、190は同一の光学材料で作られている(すなわち、屈折率が等しい)が、レンズ190がより高い所望の開口数に対応するためレンズ170よりもかなり厚いと仮定した場合、窓162、182がレンズ170、190と同一の光学材料で作られているとするならば、窓162、180もまたレンズ170、190と実質的に同じだけ厚さが異なり、窓162の厚さとレンズ170の厚さの合計が、実質的に窓182の厚さとレンズ190の厚さの合計と等しくなるようにするのが好ましい。このように、窓162は、レンズ190がレンズ170よりも厚い分と実質的に同じだけ、窓182よりも厚い。共通の素材がガラスであるとすると、両方のレンズモジュール164、184は、それぞれの開口部168、188に沿って、実質的に同じガラス厚さを有する。レンズモジュール164、184の基端174、194にあるキネマティックカップリングからそれぞれの焦点178、198までの光学経路の残りは、実質的に同じ厚さの空気を含んでいる。より複雑な状況が生じる可能性はあるが、実質的に等しい光路長OL、OLを有する経路は、経路の平均屈折率を均衡させることによって、物理的経路長も等しくなるように構成することができる。
図示の例では、窓162、182はレンズモジュール164、184の基端174、194に、開口部168、188に沿って搭載されているが、望ましくない屈折効果なしにコリメートされた形態で対象ビーム56を伝播するのであれば、窓162、182は、開口部168、188に沿って、基端174、194からレンズ170,190までの、どの位置にあってもよい。反射を制限するために、窓162、182の屈折率を下げることができる。あるいは、等しい光路長OL、OLを有する経路を、光学素子(窓を含む)を一切加えることなく、等しい物理的路長にすることができる。これは、異なる光パワーで等しい光路長に貢献するようにレンズ170、190を設計することにより達成できる。レンズモジュールを通る焦点までの光路長及び物理的路長を維持することにより、焦点における変調周波数を同一に維持し、測定機の他の測定軸線に関する焦点の相対的位置を維持しながら、焦点距離の異なるレンズモジュールを交換することができる。
図9には、プローブ20の先端部が切り取られ分離して示されている。図9に示すように、プローブ20はドッキングステーション200に対して、通常の機械軸(例えば、X,Y,Z)を介して相対移動可能である。ドッキングステーション200は、より実際的な形態で図1にも示されており、x−yステージ14に担持された先細の台座206に支持されている。プローブ20は、プローブ本体92と、プローブ本体92に結合されたレンズモジュール210Bとを含んでいる。ドッキングステーション200は3つのU字型ホルダ202A、202B、202Cを含む。これらのホルダは側壁204を有し、この側壁204の寸法は、レンズモジュールハウジングの両側に形成されたスロット212を受けるように設定されている。レンズモジュール210A、210Cはすでにドッキングステーション200に支持された状態で示されている。プローブ20は、レンズモジュール210Bをホルダ202B内に設置するために、ホルダ202Bと整列した状態で示されている。
測定機10への接続を介して、プローブ本体92はドッキングステーション200に対して相対移動可能であり、レンズモジュール210Bをレンズモジュールホルダ202A、202B、202Cのいずれか1つと整列させる。図9は、一例として、プローブ本体92を、ホルダ202Bと整列している状態で、プローブ本体92に取り付けられたレンズモジュール210Bとともに示す。ドッキングステーション200をx−yステージ14上で動かすことによって、プローブ本体92をホルダ202Bに向かって相対的に水平方向に平行移動すると、ホルダ202Bの側壁204がレンズモジュール210Bの両側のスロット212と係合し、これにより、レンズモジュール210Bがドッキングステーション200内で独立して支持される。プローブ本体92をスライド機構16と共に動かすことによって、プローブ本体92を垂直方向にさらに相対移動させると、レンズモジュール210Bのレンズモジュールハウジングの基端にあるキネマティックカップリング部材103と、プローブ本体92の相方キネマティックカップリング部材101との係合が解除され、レンズモジュール210Bをホルダ202B内に残してプローブ本体92が引き出される。係合解除を達成するためのキネマティックカップリング部材101、103の詳細は、図5、6、7A、7Bを参照することにより明らかである。
レンズモジュール210Bをドッキングステーション200にある別のレンズモジュール210Aまたは210Cと交換するために、プローブ本体92は、水平方向に相対的に平行移動し、プローブ本体92の相方キネマティックカップリング部材101を、他の2つのレンズモジュール210A,210Cのいずれかのレンズモジュールハウジングの基端にあるキネマティックカップリング部材103と位置合わせすることができる。プローブ本体92をさらに相対的に垂直に平行移動させると、レンズモジュール210Aまたは210Cのいずれかのレンズモジュールハウジングの基端にあるキネマティックカップリング部材103が、プローブ本体92の相方キネマティックカップリング部材101と係合する。プローブ本体92をさらに水平方向に相対的に平行移動させると、係合したレンズモジュール210Aまたは210Cをドッキングステーション200から引き出すことができる。プローブ本体92は係合したレンズモジュール210Aまたは210Cと共にプローブ20を再構成し、試験対象物を測定機で測定できるようになる。プローブモジュール210A,210B,210Cを交換しても、キネマティックカップリング103から焦点30、138、158までの光路長OLを一定に保つことにより、測定機10によって測定する際の所望の変調周波数を保つことができる。
当業者には、特許請求の範囲に記載された本発明が、本発明の関連事項やその他の教示を採用して、様々な構成及び工程によって実施可能であることが理解されよう。

Claims (26)

  1. 所与の公差内で試験対象物の表面高さの変動を測定するように構成され参照アームと対象アームを有する干渉測定機の光プローブ用の交換可能なレンズモジュールシステムであって、
    複数のレンズモジュールを備え、
    上記レンズモジュールの各々が上記光プローブの上記対象アームに沿って配置され、
    上記レンズモジュールの各々が、(a)基端と先端とを有するレンズモジュールハウジングと、(b)上記レンズモジュールハウジング内に搭載され、コリメートされた対象ビームを、上記レンズモジュールハウジングの先端を越えた位置にある焦点に集束させる対物レンズと、(c)上記レンズモジュールハウジングの基端に位置し、上記レンズモジュールハウジングを上記干渉測定機の相方キネマティックカップリング部材に結合するキネマティックカップリング部材と、(d)上記焦点の各々と上記レンズモジュールハウジングの各々の基端にある上記キネマティックカップリング部材との間の光路長とを含み、
    上記コリメートされた対象ビームが上記相方キネマティクカップリング部材を通って各レンズモジュールに入るようになっており、
    上記複数のレンズモジュールの対物レンズは、上記所与の公差よりも大きな差で相違する焦点距離を有し、
    上記複数のレンズモジュールの各対物レンズは、上記レンズモジュールハウジングの基端にあるキネマティックカップリングから離間しており、その離間距離は、上記複数のレンズモジュールのキネマティックカップリング部材と上記焦点との間の上記光路長を、上記所与の公差内で等しくさせる距離であり、
    上記焦点の各々と上記複数のレンズモジュールの各キネマティックカップリング部材との間の光路が、等しい平均屈折率を有し、これにより、上記焦点の各々と上記複数のレンズモジュールの各キネマティックカップリング部材との間の物理的路長が上記所与の公差の範囲内で等しく維持されることを特徴とする、交換可能なレンズモジュールシステム。
  2. 上記所与の公差が±2ミクロンの変動範囲を含み、上記複数のレンズモジュールの上記光路長が2ミクロン以内であることを特徴とする、請求項1に記載の交換可能なレンズモジュールシステム。
  3. さらに、上記相方キネマティックカップリング部材を支持する上記干渉測定機のプローブ本体と、上記プローブ本体内で光学的に結合されるシングルモードファイバと、上記プローブ本体に搭載され、上記シングルモードファイバから放射される光源ビームをコリメートするコリメータと、を備えたことを特徴とする、請求項1に記載の交換可能なレンズモジュールシステム。
  4. さらに、参照反射器と、上記プローブ本体に搭載されたビームスプリッタと、を備え、上記ビームスプリッタは、上記コリメートされた光源ビームを上記対象ビームと参照ビームとに分割するように構成され、上記対象ビームは、対象アームに沿って方向づけられ、上記相方キネマティックカップリング部材を通り、上記レンズモジュールハウジングを通って試験対象物上の上記焦点まで伝搬し、上記参照ビームは、参照アームに沿って上記参照反射器へと方向づけられていることを特徴とする、請求項3に記載の交換可能なレンズモジュールシステム。
  5. 上記ビームスプリッタはさらに、上記試験対象物で反射された対象ビームと、上記参照反射器で反射された参照ビームとを結合して、測定ビームにするように構成されていることを特徴とする、請求項4に記載の交換可能なレンズモジュールシステム。
  6. 上記コリメータは、上記測定ビームを上記シングルモードファイバに集束させ、上記干渉測定機の検出器に向けて伝搬させることを特徴とする、請求項5に記載の交換可能なレンズモジュールシステム。
  7. さらに、上記干渉測定機のプローブ本体と、ドッキングステーションと、を備え、
    上記プローブ本体は、上記相方キネマティックカップリング部材を支持し、上記コリメートされた対象ビームを上記相方キネマティックカップリング部材を通して方向付けるための光学経路を提供し、
    上記ドッキングステーションは、上記レンズモジュールを1つ以上保持し、
    上記プローブ本体は、上記ドッキングステーションに対して相対移動可能であり、(a)上記プローブ本体の上記キネマティックカップリング部材を、1つのレンズモジュールのレンズモジュールハウジングの基端にある上記キネマティックカップリング部材と整列させ、(b)上記1つのレンズモジュールのレンズモジュールハウジングの基端にある上記キネマティックカップリング部材を、上記プローブ本体の上記相方キネマティックカップリング部材と係合させ、(c)上記1つのレンズモジュールを上記ドッキングステーションから引き出すことを特徴とする、請求項1に記載の交換可能なレンズモジュールシステム。
  8. 上記ドッキングステーションが複数のレンズモジュールホルダを含み、上記プローブ本体が上記ドッキングステーションに対してさらに相対移動可能であり、(d)上記1つのレンズモジュールを上記レンズモジュールホルダの1つと整列させ、(e)上記1つのレンズモジュールのレンズモジュールハウジングの基端にある上記キネマティックカップリング部材と、上記プローブ本体の上記相方キネマティックカップリング部材との係合を解除し、(f)上記1つのレンズモジュールを上記1つのレンズモジュールホルダに残して、上記プローブ本体を引き出す特徴とする、請求項7に記載の交換可能なレンズモジュールシステム。
  9. 2つのレンズモジュールの上記対物レンズが異なる光路長厚さを有しており、
    さらに、上記2つのレンズモジュールのキネマティックカップリング部材と対物レンズとの間の光路に沿って搭載された光学素子を備え、これら光学素子は、上記対物レンズの上記異なる光路長厚さの差を相殺し、上記焦点の各々と上記複数のレンズモジュールの各キネマティックカップリング部材との間の光路に沿って等しい平均屈折率を提供することを特徴とする、請求項に記載の交換可能なレンズモジュールシステム。
  10. 参照アームと対象アームを有し、所与の公差内で精度を有する試験対象物の表面高さの測定値を測定するように構成された干渉測定機において、光プローブのレンズモジュールを交換する方法であって、
    上記干渉測定機のプローブ本体を上記レンズモジュールのうちの第1のレンズモジュールに結合する工程を備え、
    上記レンズモジュールの各々は、その基端にキネマティックカップリング部材を有するレンズモジュールハウジングと、上記レンズモジュールハウジングの先端を越えた位置に焦点を結ぶ対物レンズとを含み、
    上記レンズモジュールの各々が上記光プローブの上記対象アームに沿って配置され、
    上記プローブ本体は相方キネマティックカップリング部材を含み、
    上記プローブ本体の相方キネマティックカップリング部材と、上記第1のレンズモジュールの上記レンズモジュールハウジングの先端を越えた位置にある上記焦点との間に、第1光路長が画定され、
    さらに、上記レンズモジュールのうちの第2のレンズモジュールを、ドッキングステーションの複数のレンズモジュールホルダの1つに保持する工程を備え、
    上記第1及び第2のレンズモジュールの各対物レンズの焦点距離が異なり、その差は上記所与の公差よりも大きく、
    さらに、上記プローブ本体の上記相方キネマティックカップリング部材を、上記第1のレンズモジュールのキネマティックカップリング部材から切り離し、上記第1のレンズモジュールを上記ドッキングステーションの別のレンズモジュールホルダに残す工程を備え、
    さらに、上記プローブ本体の上記相方キネマティックカップリング部材を、上記第2のレンズモジュールのキネマティックカップリング部材に結合し、上記第2のレンズモジュールを上記ドッキングステーションの上記1つのレンズモジュールホルダから取り出す工程を備え、
    上記プローブ本体の上記相方キネマティックカップリング部材と、上記第2のレンズモジュールのレンズモジュールハウジングの先端を越えた位置にある焦点との間に、第2光路長が画定され、
    上記プローブ本体を上記第1及び第2のレンズモジュールと結合する上記工程間における上記所与の公差内で、上記第2光路長を上記第1光路長とほぼ等しく維持され、上記第1及び第2のレンズモジュールが等しい平均屈折率を有し、これにより、上記焦点と上記第1及び第2のレンズモジュールの各キネマティックカップリング部材との間の物理的路長が上記所与の公差の範囲内で等しく維持されることを特徴とするレンズモジュールの交換方法。
  11. 上記所与の公差が±2ミクロンの変動範囲を含み、上記第1及び第2光路長が2ミクロン以内で維持されていることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. シングルモードファイバから放射される光源ビームをコリメートする工程と、
    ビームスプリッタで、上記コリメートされた光源ビームを対象ビームと参照ビームとに分割する工程と、を備え、
    上記対象ビームは、対象アームに沿って方向づけられて上記相方キネマティックカップリング部材を通り、上記参照ビームは、参照アームに沿って参照反射器へと方向づけられることを特徴とする、請求項10に記載の方法。
  13. 参照光路長が、上記ビームスプリッタから上記参照反射器までの光路に沿って画定され、第1対象光路長が、上記ビームスプリッタから上記第1レンズモジュールの焦点までの光路に沿って画定され、上記第1対象光路長と上記参照光路長とは、所定の量だけ異なることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 第2対象光路長が、上記ビームスプリッタから上記第2レンズモジュールの焦点までの光路に沿って画定され、上記第2対象光路長と上記参照光路長とは、上記所与の公差内で上記所定の量に対応する量だけ異なることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 上記所与の公差が±2ミクロンの変動範囲を含み、上記第1対象光路長と上記第2対象光路長との差が2ミクロン未満であることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. 参照アームと対象アームを有する干渉測定機の光プローブ用の交換可能なレンズモジュールシステムであって、
    少なくとも2つのレンズモジュールを備え、上記レンズモジュールの各々が、上記光プローブの上記対象アームに沿って配置され、
    上記2つのレンズモジュールの各々は、(a)基端と先端とを有するレンズモジュールハウジングと、(b)上記レンズモジュールハウジング内に搭載され、コリメートされた対象ビームを、上記レンズモジュールハウジングの先端を越えた位置にある焦点に集束させる対物レンズと、(c)上記レンズモジュールハウジングの基端にあり、上記レンズモジュールハウジングを上記干渉測定機の相方キネマティックカップリング部材に結合するキネマティックカップリング部材と、を含み、
    上記コリメートされた対象ビームが上記相方キネマティクカップリング部材を通って各レンズモジュールに入るようになっており、
    上記対物レンズの各々は、それぞれの焦点に面した前面を含み、
    上記2つのレンズモジュールの各々は、上記対物レンズの前面からその焦点まで延びる前方光路長と、上記レンズモジュールハウジングの基端にあるキネマティックカップリング部材から上記対物レンズの前面まで延びる後方光路長と、を含み、
    上記レンズモジュールハウジングと上記焦点との間の作動距離を異ならせるために、上記2つのレンズモジュールの対物レンズは異なる前方光路長を有し、
    上記後方光路長は、上記異なる前方光路長の差を相殺する量だけ異なり、これにより、異なる前方光路長を有する上記2つのレンズモジュールの前方光路長と後方光路長の合計が、ほぼ等しく維持され
    上記2つのレンズモジュールの各々が上記対象ビームのための後方光路を含み、この後方光路は、そのレンズモジュールハウジングの基端にある上記キネマティックカップリング部材からその対物レンズの前面まで延びており、
    上記2つのレンズモジュールの上記後方光路が実質的に等しい平均屈折率を有し、これにより、上記レンズモジュールハウジングの基端にある上記キネマティックカップリング部材から、上記対物レンズの各焦点までの物理的路長もほぼ等しく維持されていることを特徴とする、交換可能なレンズモジュールシステム。
  17. 上記2つのレンズモジュールのうちの第1のレンズモジュールの前方光路長が第2のレンズモジュールの前方光路長より長い分だけ、上記第1のレンズモジュールの後方光路長は上記第2のレンズモジュールの後方光路長より短く、これにより、上記第1及び第2のレンズモジュールの前方光路長と後方光路長の合計がほぼ等しく維持されることを特徴とする、請求項16に記載の交換可能なレンズモジュールシステム。
  18. 上記干渉測定機は所与の公差内で試験対象物の表面高さの変動を測定するように構成され、上記第1及び第2のレンズモジュールの前方光路長と後方光路長の合計が上記所与の公差内であることを特徴とする、請求項17に記載の交換可能なレンズモジュールシステム。
  19. 上記所与の公差が±2ミクロンの変動範囲を含み、上記第1及び第2のレンズモジュールの上記前方光路長と後方光路長の合計が2ミクロン以内であることを特徴とする、請求項18に記載の交換可能なレンズモジュールシステム。
  20. 上記干渉測定機が所与の公差内で試験対象物の表面高さの変動を測定するように構成され、上記2つのレンズモジュールの上記レンズモジュールハウジングの上記基端にある上記キネマティックカップリング部材から上記2つのレンズモジュールの上記対物レンズの各焦点までの光路長および物理的路長の両方が、上記所与の公差内においてほぼ等しく維持されていることを特徴とする、請求項16に記載の交換可能なレンズモジュールシステム。
  21. 上記相方キネマティックカップリング部材を支持する、上記干渉測定機のプローブ本体と、
    上記プローブ本体内で光学的に結合されるシングルモードファイバと、
    上記プローブ本体内に搭載され、上記シングルモードファイバから放射される光源ビームをコリメートするコリメータと、
    上記プローブ本体に設けられた参照反射器およびビームスプリッタと、
    をさらに備え、
    上記ビームスプリッタは、上記コリメートされた光源ビームを上記対象ビームと参照ビームとに分割するように構成され、上記対象ビームは、対象アームに沿って方向づけられ上記相方キネマティックカップリング部材を通り、上記レンズモジュールハウジングを通って試験対象物上の焦点まで伝搬し、上記参照ビームは、参照アームに沿って上記参照反射器へと方向づけられ、
    上記ビームスプリッタはさらに、上記試験対象物で反射された上記対象ビームと上記参照反射器で反射された上記参照ビームとを結合して、測定ビームにするように構成され、
    上記コリメータは、上記測定ビームを上記シングルモードファイバに集束させ、上記干渉測定機の検出器に向けて伝搬させることを特徴とする、請求項16に記載の交換可能なレンズモジュールシステム。
  22. 上記干渉測定機のプローブ本体と、ドッキングステーションと、をさらに備え、
    上記プローブ本体は、上記相方キネマティックカップリング部材を支持し、上記コリメートされた対象ビームを上記相方キネマティックカップリング部材を通すように方向付けるための光学経路を提供し、
    上記ドッキングステーションは複数のレンズモジュールホルダを含み、
    上記プローブ本体は上記ドッキングステーションに対して相対移動可能であり、(a)第1のレンズモジュールを上記レンズモジュールホルダの1つと整列させ、(b)上記第1のレンズモジュールの上記レンズモジュールハウジングの基端にあるキネマティックカップリング部材を、上記プローブ本体の上記相方キネマティックカップリング部材から外し、(c)上記第1のレンズモジュールを上記レンズモジュールホルダの1つに残して、上記プローブ本体を引き出すように構成されており、
    上記プローブ本体は上記ドッキングステーションに対してさらに相対移動可能であり、(d)上記プローブ本体の上記相方キネマティックカップリング部材を、上記2つのレンズモジュールのうちの第2のレンズモジュールのレンズモジュールハウジングの基端にあるキネマティックカップリング部材と整列させ、(e)上記第2のレンズモジュールの上記レンズモジュールハウジングの基端にあるキネマティックカップリング部材を、上記プローブ本体の上記相方キネマティックカップリング部材と係合させ、(f)上記第2のレンズモジュールを上記ドッキングステーションから引き出すように構成されていることを特徴とする、請求項16に記載の交換可能なレンズモジュールシステム。
  23. 所与の公差内の精度で試験対象物を測定するために構成された干渉測定機の光プローブ用の交換可能なレンズモジュールシステムであって、
    キネマティックカップリング部材を含む、上記干渉測定機のプローブ本体と、
    少なくとも2つのレンズモジュールと、
    上記プローブ本体内に搭載されたビームスプリッタと、を備え、
    上記2つのレンズモジュールの各々がキネマティックカップリング部材を含み、このキネマティックカップリング部材は、上記レンズモジュールを上記プローブ本体と接続するために上記プローブ本体のキネマティックカップリング部材と係合可能であり、
    上記ビームスプリッタは、光源ビームを、上記プローブ本体内で参照アームに沿って反射器まで伝搬する参照ビームと、対象アームに沿って伝搬する対象ビームとに分割し、
    上記対象アームは、上記レンズモジュールが上記プローブ本体に接続された時に、上記レンズモジュールを通って延びるようになっており、
    上記2つのレンズモジュールの各々は上記レンズモジュール内に上記対象アームに沿って搭載された対物レンズを含み、この対物レンズは、上記対象ビームを、上記レンズモジュールの各々を越えた位置にある焦点に集束させ、上記2つのレンズモジュールの上記対物レンズの焦点距離は、上記所与の公差よりも大きく異なり、
    上記参照アームは上記ビームスプリッタから上記反射器までの光路長を画定し、上記対象アームは上記ビームスプリッタから上記焦点までの光路長を画定し、上記対象アームの光路長は、上記参照アームの光路長に対してオフセットされ、
    上記2つのレンズモジュールは、上記対象アームの光路長の上記参照アームの光路長に対する上記オフセットを、所与の公差の範囲内で維持しながら、交換可能であることを特徴とする交換可能なレンズモジュールシステム。
  24. 上記プローブ本体内で光学的に結合されたシングルモードファイバと、
    上記プローブ本体内に搭載され、上記シングルモードファイバから放射される光源ビームをコリメートするコリメータと、
    をさらに備え、
    上記ビームスプリッタは、上記コリメートされた光源ビームを上記対象ビームと上記参照ビームとに分割するように構成され、上記対象ビームは、上記対象アームに沿って方向づけられて互いに係合状態にある上記キネマティックカップリング部材を通り、上記レンズモジュールを通って試験対象物上の上記焦点まで伝搬するようになっており、上記参照ビームは、上記参照アームに沿って上記反射器へと方向づけられ、
    上記ビームスプリッタは、さらに、上記試験対象物から反射された上記対象ビームと、上記参照反射器から反射された上記参照ビームとを結合して、測定ビームにするように構成され、
    上記コリメータは、上記測定ビームを上記シングルモードファイバに集束し、上記干渉測定機の検出器に向けて伝搬するように構成されていることを特徴とする、請求項23に記載の交換可能なレンズモジュールシステム。
  25. 上記光源ビームはある範囲のビーム周波数を含み、上記検出器は上記ビーム周波数の範囲にわたる干渉位相の変化を検出し、プロセッサが、上記ビーム周波数の範囲にわたる干渉位相の変化と関連した変調周波数を距離の尺度と同等とみなすことを特徴とする、請求項24に記載の交換可能なレンズモジュールシステム。
  26. (a)上記2つのレンズモジュールの各々が、前記対物レンズの前面から前記焦点まで延びる前方光路長と、上記キネマティックカップリング部材から上記対物レンズの上記前面まで延びる後方光路長とを含み、
    (b)上記2つのレンズモジュールの前方光路長は異なり、
    (c)上記2つのレンズモジュールの後方光路長は、上記2つのレンズモジュールの前方光路長の差を相殺する量だけ異なり、これにより、異なる前方光路長を有する上記2つのレンズモジュールの前方光路長と後方光路長の合計が、上記所与の公差内で等しく維持されることを特徴とする、請求項23に記載の交換可能なレンズモジュールシステム。
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