JP6908595B2 - 基地局及び無線端末 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信システムにおいて用いられる基地局及び無線端末に関する。
近年、第5世代(5G)移動通信システム向けの技術の研究が進められている。そのような技術の1つとして、レイテンシを低減するために、下りリンクの送信時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)を短縮する技術が検討されている(例えば、非特許文献1乃至3参照)。
現状の3GPP(3rd Generation Partnership Project)・LTE(Long Term Evolution)の仕様において、TTIは、1サブフレームの時間長、すなわち1msである。これに対し、上述したTTI短縮(TTI shortening)技術においては、1ms未満のショートTTIが適用されることが想定されている。
3GPP寄書 「R1−160292」 2016年2月 3GPP寄書 「R1−160964」 2016年2月 3GPP寄書 「R1−160983」 2016年2月
一実施形態に係る基地局は、サブフレームを用いて下りリンクの送信処理を行う制御部を備える。前記サブフレームは、前記サブフレームの先頭部分に位置するメインPDCCH(Physical Downlink Control Channel)領域と、前記メインPDCCH領域以外のデータ領域と、を含む。前記データ領域は、前記サブフレームの時間長よりも短いショートTTI(Transmission Time Interval)が適用されるショートTTI領域を含む。前記ショートTTI領域は、サブPDCCH領域を含む。前記制御部は、前記サブPDCCH領域を示す情報を前記メインPDCCH領域に配置する。
一実施形態に係る基地局は、サブフレームを用いて下りリンクの送信処理を行う制御部を備える。前記サブフレームは、制御情報が配置されるPDCCH(Physical Downlink Control Channel)領域を含む。前記制御部は、前記PDCCH領域に下りリンクデータをさらに配置する。前記PDCCH領域は、前記サブフレームの先頭部分に位置するメインPDCCH領域を含む。前記サブフレームは、前記メインPDCCH領域以外のデータ領域をさらに含む。前記データ領域は、前記サブフレームの時間長よりも短いショートTTI(Transmission Time Interval)が適用されるショートTTI領域を含む。前記PDCCH領域は、前記ショートTTI領域内に配置されるサブPDCCH領域をさらに含む。前記制御部は、前記メインPDCCH領域及び前記サブPDCCH領域のうち少なくとも一方に前記下りリンクデータを配置する。
一実施形態に係る基地局は、サブフレームを用いて下りリンクの送信処理を行う制御部を備える。前記サブフレームは、前記サブフレームの先頭部分に位置するメインPDCCH(Physical Downlink Control Channel)領域と、前記メインPDCCH領域以外のデータ領域と、を含む。前記データ領域は、前記サブフレームの時間長よりも短いショートTTI(Transmission Time Interval)が適用されるショートTTI領域を含む。前記ショートTTI領域は、複数のサブPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)領域を含む。前記制御部は、前記複数のサブPDSCH領域のスケジューリングを1回のPDCCH送信により一括して行う。
一実施形態に係る無線端末は、サブフレームを用いて下りリンクの受信処理を行う制御部を備える。前記サブフレームは、前記サブフレームの先頭部分に位置するメインPDCCH(Physical Downlink Control Channel)領域と、前記メインPDCCH領域以外のデータ領域と、を含む。前記データ領域は、前記サブフレームの時間長よりも短いショートTTI(Transmission Time Interval)が適用されるショートTTI領域を含む。前記ショートTTI領域は、サブPDCCH領域を含む。前記サブPDCCH領域を示す情報が前記メインPDCCH領域に配置される場合、前記制御部は、前記情報に基づいて前記サブPDCCH領域を特定する。
一実施形態に係る無線端末は、サブフレームを用いて下りリンクの受信処理を行う制御部を備える。前記サブフレームは、前記サブフレームの先頭部分に位置するメインPDCCH(Physical Downlink Control Channel)領域と、前記メインPDCCH領域以外のデータ領域と、を含む。前記データ領域は、前記サブフレームの時間長よりも短いショートTTI(Transmission Time Interval)が適用されるショートTTI領域を含む。前記ショートTTI領域は、複数のサブPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)領域と、少なくとも1つのサブPDCCH領域と、を含む。前記複数のサブPDSCH領域は、1回のPDCCH送信により一括してスケジューリングされる。前記制御部は、前記メインPDCCH領域又は前記サブPDCCH領域に配置された割当情報に基づいて前記スケジューリングを特定する。
一実施形態に係る無線端末は、サブフレームを用いて下りリンクの受信処理を行う制御部を備える。前記サブフレームは、制御情報が配置されるPDCCH(Physical Downlink Control Channel)領域を含む。前記PDCCH領域に下りリンクデータがさらに配置される場合、前記制御情報は、前記下りリンクデータが配置される割当PDCCHリソースを示す割当情報を含む。前記制御部は、前記割当情報に基づいて前記割当PDCCHリソースを特定する。
実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。 実施形態に係る移動通信システムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタックを示す図である。 実施形態に係る移動通信システムで用いられる無線フレームの構成を示す図である。 実施形態に係るUE(無線端末)の構成を示す図である。 実施形態に係るeNB(基地局)の構成を示す図である。 実施形態に係るTTI短縮技術の一例を示す図である。 第1実施形態に係る動作の一例を示す図である。 第2実施形態に係る動作の一例を示す図である。 第3実施形態に係る第1動作例を示す図である。 第3実施形態に係る第2動作例を示す図である。
(移動通信システムの構成)
以下において、実施形態に係る移動通信システムの構成について説明する。図1は、実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図である。実施形態に係る移動通信システムは、3GPP・LTEに基づく移動通信システムである。
図1に示すように、実施形態に係る移動通信システムは、UE(User Equipment)100、E−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)10、及びEPC(Evolved Packet Core)20を備える。E−UTRAN10及びEPC20は、LTEシステムのネットワークを構成する。
UE100は、無線端末に相当する。UE100は、移動型の端末であり、セル(サービングセル)との無線通信を行う。UE100の構成については後述する。
E−UTRAN10は、無線アクセスネットワークに相当する。E−UTRAN10は、eNB200(evolved Node−B)を含む。eNB200は、基地局に相当する。eNB200は、X2インターフェイスを介して相互に接続される。eNB200の構成については後述する。
eNB200は、1又は複数のセルを管理しており、自セルとの接続を確立したUE100との無線通信を行う。eNB200は、無線リソース管理(RRM)機能、ユーザデータ(以下、単に「データ」という)のルーティング機能、モビリティ制御・スケジューリングのための測定制御機能等を有する。「セル」は、無線通信エリアの最小単位を示す用語として用いられる他に、UE100との無線通信を行う機能を示す用語としても用いられる。
EPC20は、コアネットワークに相当する。EPC20は、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving−Gateway)300を含む。MMEは、UE100に対する各種モビリティ制御等を行う。S−GWは、データの転送制御を行う。MME/S−GW300は、S1インターフェイスを介してeNB200と接続される。E−UTRAN10及びEPC20は、ネットワークを構成する。
図2は、実施形態に係る移動通信システムにおける無線インターフェイスのプロトコルスタックを示す図である。図2に示すように、無線インターフェイスプロトコルは、OSI参照モデルの第1層乃至第3層に区分されており、第1層は物理(PHY)層である。第2層は、MAC(Medium Access Control)層、RLC(Radio Link Control)層、及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層を含む。第3層は、RRC(Radio Resource Control)層を含む。
物理層は、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100の物理層とeNB200の物理層との間では、物理チャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。
MAC層は、データの優先制御、ハイブリッドARQ(HARQ)による再送処理等を行う。UE100のMAC層とeNB200のMAC層との間では、トランスポートチャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。eNB200のMAC層は、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS))及びUE100への割当リソースブロックを決定するスケジューラを含む。
RLC層は、MAC層及び物理層の機能を利用してデータを受信側のRLC層に伝送する。UE100のRLC層とeNB200のRLC層との間では、論理チャネルを介してデータ及び制御信号が伝送される。
PDCP層は、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
RRC層は、制御シグナリングを取り扱う制御プレーンでのみ定義される。UE100のRRC層とeNB200のRRC層との間では、各種設定のためのシグナリング(RRCシグナリング)が伝送される。RRC層は、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCとeNB200のRRCとの間に接続(RRC接続)がある場合、UE100はRRCコネクティッドモードであり、そうでない場合、UE100はRRCアイドルモードである。
RRC層の上位に位置するNAS層は、セッション管理及びモビリティ管理等を行う。
図3は、実施形態に係る移動通信システムで用いられる無線フレームの構成を示す図である。
図3に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成される。各サブフレームは、時間方向に並ぶ2個のスロットで構成される。各サブフレームの時間長は1msであり、各スロットの時間長は0.5msである。各サブフレームは、周波数方向に複数個のリソースブロック(RB)を含み、時間方向に複数個のシンボルを含む。各リソースブロックは、周波数方向に複数個のサブキャリアを含む。1つのシンボル及び1つのサブキャリアにより1つのリソースエレメント(RE)が構成される。また、UE100に割り当てられる時間・周波数リソースのうち、周波数リソースはリソースブロックにより特定でき、時間リソースはサブフレーム(又はスロット)により特定できる。
図4は、実施形態に係るUE100(無線端末)の構成を示す図である。図4に示すように、UE100は、受信部110、送信部120、及び制御部130を備える。
受信部110は、制御部130の制御下で各種の受信を行う。受信部110は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部130に出力する。
送信部120は、制御部130の制御下で各種の送信を行う。送信部120は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部130が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
制御部130は、UE100における各種の制御を行う。制御部130は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行うベースバンドプロセッサと、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサは、音声・映像信号の符号化・復号を行うコーデックを含んでもよい。プロセッサは、上述した各種の処理及び後述する各種の処理を実行する。
図5は、eNB200(基地局)の構成を示す図である。図5に示すように、eNB200は、送信部210、受信部220、制御部230、及びバックホール通信部240を備える。
送信部210は、制御部230の制御下で各種の送信を行う。送信部210は、アンテナ及び送信機を含む。送信機は、制御部230が出力するベースバンド信号(送信信号)を無線信号に変換してアンテナから送信する。
受信部220は、制御部230の制御下で各種の受信を行う。受信部220は、アンテナ及び受信機を含む。受信機は、アンテナが受信する無線信号をベースバンド信号(受信信号)に変換して制御部230に出力する。
制御部230は、eNB200における各種の制御を行う。制御部230は、プロセッサ及びメモリを含む。メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、及びプロセッサによる処理に用いられる情報を記憶する。プロセッサは、ベースバンド信号の変調・復調及び符号化・復号等を行うベースバンドプロセッサと、メモリに記憶されるプログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)と、を含む。プロセッサは、上述した各種の処理及び後述する各種の処理を実行する。
バックホール通信部240は、X2インターフェイスを介して隣接eNB200と接続され、S1インターフェイスを介してMME/S−GW300と接続される。バックホール通信部240は、X2インターフェイス上で行う通信及びS1インターフェイス上で行う通信等に用いられる。
(TTI短縮技術)
以下において、実施形態に係るTTI短縮技術について説明する。
図6は、実施形態に係るTTI短縮技術の一例を示す図である。図6において、横方向は時間(t)を示し、縦方向は周波数(f)を示す。また、図6において、1サブフレームが、時間(t)方向において14OFDMシンボル(OFDMシンボル#0乃至#13)により構成される一例を示す。但し、1サブフレームを構成するOFDMシンボル数は14に限定されない。なお、1サブフレームは、周波数(f)方向において複数のリソースブロック(RB)により構成される。
図6に示すように、下りリンクのサブフレームは、メインPDCCH(レガシーPDCCH)領域及びデータ領域を含む。
メインPDCCH領域は、サブフレームの先頭部分に位置する。図6の例において、メインPDCCH領域は、時間方向においてサブフレームの先頭シンボル(#0)に位置する。但し、メインPDCCH領域を構成するOFDMシンボル数は、1に限らず、2又は3等であってもよい。メインPDCCH領域は、周波数方向において、システム帯域幅の全体にわたって設けられる。
メインPDCCH領域には、データ領域の割当情報等の制御情報が配置される。制御情報は、データ送受信を制御するための情報である。割当情報は、下りリンクデータ(PDSCH)の割当リソースブロック及びMCS等を含む。なお、メインPDCCH領域内のPDCCH割当は、CCE(Control Channel Element)と称されるリソース単位で行われる。
データ領域は、メインPDCCH領域以外の領域である。データ領域は、時間方向においてOFDMシンボル#1乃至#13にわたって設けられる。データ領域は、レガシーTTI領域及びショートTTI領域を含む。図6の例において、レガシーTTI領域及びショートTTI領域は、周波数分割多重(FDM)により多重されている。
レガシーTTI領域には、サブフレームの時間長(すなわち、1ms)のTTIが適用される。これに対し、ショートTTI領域には、サブフレームの時間長よりも短いショートTTIが適用される。図6の例において、ショートTTIは、2OFDMシンボルの時間長である。但し、ショートTTI領域に適用されるTTIは、2OFDMシンボルに限らず、3又は4等の時間長であってもよい。なお、ショートTTIをサポートしないUE(すなわち、レガシーUE)は、レガシーTTI領域に下りリンクデータ(PDSCH)が割り当てられる。よって、後方互換性が確保される。
ショートTTI領域は、複数のサブPDCCH(SPDCCH)領域及び複数のサブPDSCH(SPDSCH)領域を含む。サブPDCCH領域は、ショートPDCCH領域と称されてもよい。サブPDSCH領域は、ショートPDSCH領域と称されてもよい。SPDCCH領域及びSPDSCH領域は、時間分割多重(TDM:Time Division Multiplex)により多重されている。各SPDCCH領域及び各SPDSCH領域は、1OFDMシンボルの時間長である。図6のショートTTI領域の例において、OFDMシンボル#2、#4、#6、#8、#10、及び#12のそれぞれがSPDCCH領域であり、OFDMシンボル#1、#3、#5、#7、#9、#11、及び#13のそれぞれがSPDSCH領域である。例えば、OFDMシンボル#nのSPDSCH領域は、OFDMシンボル#(n−1)のSPDCCH領域を用いて割り当てられる。
ここで、ショートTTI領域を用いた割当の一例を説明する。eNB200は、OFDMシンボル#1のSPDSCH領域にUE100#1の下りリンクデータ(PDSCH)を割り当て、割り当てたPDSCHリソースを示す割当情報をメインPDCCH領域に配置する。割当情報は、通常の割当情報に加えて、割当OFDMシンボル#1を示す情報を含んでもよい。UE100#1は、メインPDCCH領域の復号を行い、自身の割当情報を取得する。UE100#1は、割当情報に基づいて、OFDMシンボル#1のSPDSCH領域に配置された下りリンクデータの復号を行う。また、eNB200は、OFDMシンボル#3のSPDSCH領域にUE100#2の下りリンクデータ(PDSCH)を割り当て、割り当てたPDSCHリソースを示す割当情報をOFDMシンボル#2のSPDCCH領域に配置する。割当情報は、通常の割当情報に加えて、割当OFDMシンボル#3を示す情報を含んでもよい。UE100#2は、OFDMシンボル#2のSPDCCH領域の復号を行い、自身の割当情報を取得する。UE100#2は、割当情報に基づいて、OFDMシンボル#3のSPDSCH領域に配置された下りリンクデータの復号を行う。残りのシンボル区間についても、同様な方法で割当が行われる。
このように、ショートTTI領域においては、割当情報(DCI)の送信及び下りリンクデータの送信を2OFDMシンボルの時間内で行うことができるため、レガシーTTI領域に比べてレイテンシを大幅に低減することができる。しかしながら、ショートTTI領域は、複数のSPDCCH領域を含むため、レガシーTTI領域に比べてPDSCH領域が少なくなる。言い換えると、ショートTTI領域は、下りリンクデータの送信に用いることが可能な無線リソース(リソースエレメント)が少ないため、無線リソースの利用効率が低くなる。また、UE100は、メインPDCCH領域を監視するだけではなく、SPDCCH領域も監視しなければならず、UE100の負荷及び消費電力が増加する。後述する第1乃至第3実施形態は、このような問題の少なくとも1つを解決する。
(第1実施形態)
以下において、第1実施形態について説明する。以下の各実施形態は、TTI短縮技術が導入された移動通信システムを前提とする。
(1)第1実施形態に係る基地局
第1実施形態に係るeNB200(基地局)は、サブフレームを用いて下りリンクの送信処理を行う制御部230を備える。サブフレームは、制御情報が配置されるPDCCH領域を含む。第1実施形態において、制御部230は、PDCCH領域に下りリンクデータ(PDSCH)をさらに配置する。具体的には、制御部230は、メインPDCCH領域及びSPDCCH領域のうち少なくとも一方に下りリンクデータを配置する。既存LTEシステムにおいて、PDCCH領域には制御情報が配置されるものの、下りリンクデータは配置されないことに留意すべきである。制御部230は、PDCCH領域において、制御情報が配置されない空き領域に、下りリンクデータを配置する。具体的には、空き領域とは、サーチスペースが設定されているが、制御情報が配置されない領域であってもよい。下りリンクデータが配置される割当PDCCHリソースは、CCE単位で構成される。言い換えると、PDCCH領域に含めるPDSCHは、CCE単位で構成される。これにより、ショートTTI領域を設ける場合でも、PDCCH領域を活用して、下りリンクデータの送信に用いることが可能な無線リソース(すなわち、PDSCHリソース)を増やすことができる。具体的には、既存PDCCH(既存DCI)の送信に利用されていないCCEをデータ送信に利用できるとともに、既存PDCCHとの共存が可能である。
制御部230は、下りリンクデータが配置される割当PDCCHリソースを示す割当情報を制御情報に含める。例えば、制御部230は、新規のDCIフォーマットにより、PDCCH領域に含めるPDSCHの配置(すなわち、CCE)を通知する。具体的には、制御部230は、割当情報において、1データパケットを構成するCCEインデックスグループを指定する。CCEインデックスグループは、単独CCE又は連続CCEを指定するインデックスグループであってもよいし、複数CCEインデックスを直接的に指定するインデックスグループであってもよい。或いは、複数CCEインデックスの組合せパターンが事前設定されている場合、CCEインデックスグループは、何れかの組合せパターンを指定するものであってもよい。
(2)第1実施形態に係る無線端末
第1実施形態に係るUE100(無線端末)は、サブフレームを用いて下りリンクの受信処理を行う制御部130を備える。サブフレームは、制御情報が配置されるPDCCH領域を含む。PDCCH領域に下りリンクデータがさらに配置される場合、制御情報は、下りリンクデータが配置される割当PDCCHリソースを示す割当情報を含む。上述したように、新規のDCIフォーマットにより、PDCCH領域に含めるPDSCHの配置(すなわち、CCE)が通知される。制御部130は、割当情報に基づいて割当PDCCHリソースを特定し、特定した割当PDCCHリソースに配置された下りリンクデータを受信及び復号する。
(3)第1実施形態に係る動作の一例
図7は、第1実施形態に係る動作の一例を示す図である。ここでは、図6との相違点を主として説明する。
図7に示すように、ショートTTI領域には、サブフレームの時間長よりも短いショートTTIが適用される。図7の例において、ショートTTIは、3乃至4OFDMシンボルの時間長である。ショートTTI領域は、複数のSPDCCH領域及び複数のSPDSCH領域を含む。各SPDCCH領域は、1OFDMシンボルの時間長である。各SPDCCH領域は、2乃至3OFDMシンボルの時間長である。図7のショートTTI領域の例において、OFDMシンボル#1、#4、#7、及び#10のそれぞれがSPDCCH領域であり、OFDMシンボル#2乃至#3、#5乃至#6、#8乃至#9、及び#11乃至#13のそれぞれがSPDSCH領域である。
第1実施形態において、eNB200は、OFDMシンボル#0のメインPDCCH領域に下りリンクデータ(PDSCH)をさらに配置する。制御部230は、メインPDCCH領域において、制御情報が配置されない空き領域に、下りリンクデータを配置する。PDCCH領域に含めるPDSCHは、CCE単位で構成される。
第1に、メインPDCCH領域を用いてeNB200がUE100#1に制御情報及び下りリンクデータを送信するケースを想定する。まず、eNB200は、UE100#1を含む複数のUE100のそれぞれの制御情報をメインPDCCH領域に配置した場合、制御情報が配置されない空き領域(空きCCE)が存在するか否かを判断する。ここでは、空き領域が存在すると判断したと仮定して、説明を進める。次に、eNB200は、UE100#1の下りリンクデータを当該空き領域に配置する。また、eNB200は、下りリンクデータが配置される空き領域のCCEインデックスグループをUE100#1の制御情報に含めるとともに、当該制御情報をメインPDCCH領域に配置する。なお、UE100#1の制御情報には、UE100#1のC−RNTI(Cell−Radio Network Temporary Identifier)でマスキングされたCRC(Cyclic Redundancy Check)が付加される。そして、eNB200は、メインPDCCH領域を用いてUE100#1に制御情報及び下りリンクデータを送信する。UE100#1は、受信したメインPDCCH領域中の制御情報及び下りリンクデータを一時的に記憶し、自身のサーチスペース内の制御情報のブラインド復号を行う。具体的には、UE100#1は、自身のC−RNTIを用いてCRCをデマスキングし、CRCエラーが検出されない場合に、当該CRCが付加された制御情報を自身の制御情報として取得する。次に、UE100#1は、制御情報から、下りリンクデータが配置されるCCEインデックスグループを取得し、取得したCCEインデックスグループに対応するCCEに配置された下りリンクデータを自身の下りリンクデータとして取得する。UE100#1は、一時的に記憶した制御情報及び下りリンクデータのうち、自身の制御情報及び自身の下りリンクデータ以外のものを破棄する。
第2に、OFDMシンボル#1のSPDCCH領域を用いてeNB200がUE100#2に制御情報及び下りリンクデータを送信するケースを想定する。まず、eNB200は、UE100#2を含む複数のUE100のそれぞれの制御情報をSPDCCH領域に配置した場合、制御情報が配置されない空き領域(空きCCE)が存在するか否かを判断する。ここでは、空き領域が存在すると判断したと仮定して、説明を進める。次に、eNB200は、UE100#2の下りリンクデータを当該空き領域に配置する。また、eNB200は、下りリンクデータが配置される空き領域のCCEインデックスグループをUE100#2の制御情報に含めるとともに、当該制御情報をSPDCCH領域に配置する。なお、UE100#2の制御情報には、UE100#2のC−RNTIでマスキングされたCRCが付加される。そして、eNB200は、SPDCCH領域を用いてUE100#2に制御情報及び下りリンクデータを送信する。UE100#2は、受信したSPDCCH領域中の制御情報及び下りリンクデータを一時的に記憶し、自身のサーチスペース内の制御情報のブラインド復号を行う。具体的には、UE100#2は、自身のC−RNTIを用いてCRCをデマスキングし、CRCエラーが検出されない場合に、当該CRCが付加された制御情報を自身の制御情報として取得する。次に、UE100#2は、制御情報から、下りリンクデータが配置されるCCEインデックスグループを取得し、取得したCCEインデックスグループに対応するCCEに配置された下りリンクデータを自身の下りリンクデータとして取得する。UE100#2は、一時的に記憶した制御情報及び下りリンクデータのうち、自身の制御情報及び自身の下りリンクデータ以外のものを破棄する。なお、UE100#2は、サブフレーム#2及び/又は#3のSPDCCH領域の割当PDSCHリソースを示す割当情報が自身の制御情報に含まれる場合、当該割当情報に基づいて割当PDSCHリソースを特定し、割当PDSCHリソースに配置された下りリンクデータを受信して復号する。
(第2実施形態)
以下において、第2実施形態について、第1実施形態との相違点を主として説明する。
(1)第2実施形態に係る基地局
第2実施形態に係るeNB200(基地局)は、サブフレームを用いて下りリンクの送信処理を行う制御部230を備える。サブフレームは、サブフレームの先頭部分に位置するメインPDCCH領域と、メインPDCCH領域以外のデータ領域と、を含む。データ領域は、サブフレームの時間長よりも短いショートTTIが適用されるショートTTI領域を含む。ショートTTI領域は、SPDCCH領域を含む。制御部230は、SPDCCH領域を示す情報(以下、「SPDCCH割当情報」という)をメインPDCCH領域に配置する。既存LTEシステムにおいて、メインPDCCH領域にはPDSCHの割当情報が配置されるものの、PDCCH(SPDCCH)の割当情報は配置されないことに留意すべきである。制御部230は、SPDSCH領域を示す情報(以下、「SPDSCH割当情報」という)をメインPDCCH領域にさらに配置してもよい。SPDCCH割当情報及びSPDSCH割当情報のそれぞれは、リソースブロック(RB)情報、送信OFDMシンボル番号、周期、データ長、及びMCSのうち、少なくとも一つを含む。
第2実施形態において、データ領域は、レガシーTTI領域をさらに含む。制御部230は、レガシーTTI領域を示す情報をメインPDCCH領域にさらに配置してもよい。例えば、レガシーTTI領域を示す情報は、レガシーTTI領域の周波数範囲(リソースブロック情報)を含む。
(2)第2実施形態に係る無線端末
第2実施形態に係るUE100(無線端末)は、サブフレームを用いて下りリンクの受信処理を行う制御部130を備える。サブフレームは、サブフレームの先頭部分に位置するメインPDCCH領域と、メインPDCCH領域以外のデータ領域と、を含む。データ領域は、サブフレームの時間長よりも短いショートTTIが適用されるショートTTI領域を含む。ショートTTI領域は、SPDCCH領域を含む。SPDCCH割当情報がメインPDCCH領域に配置される場合、制御部130は、SPDCCH割当情報に基づいて、監視すべきSPDCCH領域を特定し、特定したSPDCCH領域を監視する。
このように、UE100は、SPDCCH割当情報に基づいて、自身が監視すべきSPDCCH領域を把握する。UE100は、把握したSPDCCH領域のみを監視すればよいため、UE100の負荷及び消費電力を削減することができる。
また、SPDSCH割当情報がさらにメインPDCCH領域に配置される場合、制御部130は、SPDSCH割当情報に基づいてSPDSCH領域を特定してもよい。また、レガシーTTI領域を示す情報がさらにメインPDCCH領域に配置される場合、制御部130は、当該情報に基づいてレガシーTTI領域を特定してもよい。
(3)第2実施形態に係る動作の一例
図8は、第2実施形態に係る動作の一例を示す図である。ここでは、図6との相違点を主として説明する。
第2実施形態において、eNB200は、OFDMシンボル#0のメインPDCCH領域に、OFDMシンボル#2、#4、#6、#8、#10、及び#12のそれぞれのSPDCCH割当情報を配置する。SPDCCH割当情報は、リソースブロック(RB)情報、送信OFDMシンボル番号、周期、データ長、及びMCSのうち、少なくとも一つを含む。eNB200は、SPDCCH割当情報をメインPDCCH領域の共通サーチスペース(Common Search Space)に配置してもよいし、UE個別サーチスペース(UE Specific Search Space)に配置してもよい。例えばSPDCCH割当情報を一のUEのUE個別サーチスペースに配置する場合、eNB200は、当該一のUEに割り当てるSPDCCH領域のみに限定したSPDCCH割当情報を当該一のUEのUE個別サーチスペースに配置してもよい。この場合、OFDMシンボル#2、#4、#6、#8、#10、及び#12のうち一部のOFDMシンボルのSPDCCH領域のみが当該一のUEに通知される。或いは、eNB200は、一のUEに割り当てるSPDSCH領域に限定したSPDSCH割当情報を当該一のUEに直接指定してもよい。
UE100は、SPDCCH割当情報に基づいて、監視すべきSPDCCH領域を特定し、特定したSPDCCH領域を監視する。UE100は、監視すべきSPDCCH領域以外の期間は監視を行わなくてもよい。例えば、一のサブフレームのメインPDCCH領域において受信したSPDCCH割当情報が、監視すべきSPDCCH領域が当該一のサブフレーム内に存在しないことを示す場合、制御部130は、当該一のサブフレームのデータ領域の期間において監視を行わない。
(第3実施形態)
以下において、第3実施形態について、第1及び第2実施形態との相違点を主として説明する。
(1)第3実施形態に係る基地局
第3実施形態に係るeNB200(基地局)は、サブフレームを用いて下りリンクの送信処理を行う制御部230を備える。サブフレームは、サブフレームの先頭部分に位置するメインPDCCH領域と、メインPDCCH領域以外のデータ領域と、を含む。データ領域は、サブフレームの時間長よりも短いショートTTIが適用されるショートTTI領域を含む。ショートTTI領域は、複数のSPDSCH領域を含む。制御部230は、複数のSPDSCH領域のスケジューリングを1回のPDCCH送信により一括して行う。以下において、このような複数SPDSCH(複数ショートTTI)の一括スケジューリングをeSPS(enhanced Semi Persistent Scheduling)と称する。既存LTEシステムにおいて、SPSは複数サブフレームにわたるスケジューリングに用いられるものの、1サブフレーム内の複数のSPDSCH領域のスケジューリングには用いられないことに留意すべきである。制御部230は、スケジューリングの結果を示すeSPS割当情報(SPDSCH割当情報)を、メインPDCCH領域又はSPDCCH領域に配置する。これにより、ショートTTI領域を設ける場合でも、SPDCCH領域を削減することが可能となり、下りリンクデータの送信に用いることが可能な無線リソース(すなわち、PDSCHリソース)を増やすことができる。
第3実施形態において、制御部230は、所定の周期で、又はスケジューリングを変更する際に、eSPS割当情報を配置する。制御部230は、スケジューリングを変更する際に、変更するスケジューリング内容に関する差分情報のみをeSPS割当情報として配置してもよい。これにより、SPDCCH領域をさらに削減することが可能となる。変更するスケジューリング内容とは、例えば、リソースブロック(RB)情報、送信OFDMシンボル番号、周期、データ長、及びMCSのうち、少なくとも一つを含む。
(2)第3実施形態に係る無線端末
第3実施形態に係るUE100(無線端末)は、サブフレームを用いて下りリンクの受信処理を行う制御部130を備える。サブフレームは、サブフレームの先頭部分に位置するメインPDCCH領域と、メインPDCCH領域以外のデータ領域と、を含む。データ領域は、サブフレームの時間長よりも短いショートTTIが適用されるショートTTI領域を含む。ショートTTI領域は、複数のSPDSCH領域と、少なくとも1つのSPDCCH領域と、を含む。制御部130は、メインPDCCH領域又はSPDCCH領域に配置されたeSPS割当情報(SPDSCH割当情報)に基づいて、複数のSPDSCH領域のスケジューリングを特定する。
(3)第3実施形態に係る動作の一例
図9は、第3実施形態に係る第1動作例を示す図である。ここでは、図6との相違点を主として説明する。図9において、eNB200と通信する一のUE100をUE1と表記し、eNB200と通信する他のUE100をUE2と表記する。
図9に示すように、eNB200は、サブフレーム#xのOFDMシンボル#0のメインPDCCH領域に、UE1の割当SPDSCHリソースを示すSPDSCH割当情報及びUE2の割当SPDSCHリソースを示すSPDSCH割当情報を配置する。SPDSCH割当情報は、リソースブロック(RB)情報、送信OFDMシンボル番号、周期、データ長、及びMCSのうち、少なくとも一つを含む。SPDSCH割当情報には、SPS C−RNTIを用いてマスキングされたCRCが付加されてもよい。
図9の例において、eNB200は、OFDMシンボル#1乃至#3のSPDSCH領域及びOFDMシンボル#7乃至#9のSPDSCH領域をUE1に割り当てる。また、eNB200は、OFDMシンボル#4乃至#6のSPDSCH領域及びOFDMシンボル#10乃至#13のSPDSCH領域をUE2に割り当てる。
UE1は、メインPDCCH領域に配置された自身のSPDSCH割当情報に基づいて、OFDMシンボル#1乃至#3のSPDSCH領域及びOFDMシンボル#7乃至#9のSPDSCH領域を特定し、これらのSPDSCH領域に配置された自身の下りリンクデータを受信及び復号する。また、UE2は、メインPDCCH領域に配置された自身のSPDSCH割当情報に基づいて、OFDMシンボル#4乃至#6のSPDSCH領域及びOFDMシンボル#10乃至#13のSPDSCH領域を特定し、これらのSPDSCH領域に配置された自身の下りリンクデータを受信及び復号する。
図10は、第3実施形態に係る第2動作例を示す図である。ここでは、上述した動作例1との相違点を説明する。
図10に示すように、eNB200は、サブフレーム#xのOFDMシンボル#4のSPDCCH領域に、UE2の割当SPDSCHリソースを示すSPDSCH割当情報を配置する。SPDSCH割当情報は、リソースブロック(RB)情報、送信OFDMシンボル番号、周期、データ長、及びMCSのうち、少なくとも一つを含む。
図10の例において、eNB200は、サブフレーム#xについて、OFDMシンボル#5乃至#6のSPDSCH領域及びOFDMシンボル#10乃至#13のSPDSCH領域をUE2に割り当てる。また、eNB200は、サブフレーム#x+1について、OFDMシンボル#4乃至#6のSPDSCH領域及びOFDMシンボル#10乃至#13のSPDSCH領域をUE2に割り当てる。
eNB200は、サブフレーム#x+1において、サブフレーム#xでUE2に通知したスケジューリング内容を変更する場合、変更するスケジューリング内容に関する差分情報をSPDCCH領域に配置する。図10の例において、サブフレーム#x+1のOFDMシンボル#4の一部リソースエレメント及びOFDMシンボル#10の一部リソースエレメントがSPDCCH領域として設定されている。UE2は、SPDCCH領域に配置された差分情報に基づいて、変更するスケジューリング内容を把握する。
(その他の実施形態)
上述した第1乃至第3実施形態を別個独立して実施してもよいし、2以上の実施形態を組み合わせて実施してもよい。2以上の実施形態を組み合わせて実施する場合、一の実施形態の少なくとも一部の構成を他の実施形態の構成に追加又は置換してもよい。
上述した各実施形態において、移動通信システムとしてLTEシステムを例示した。しかしながら、実施形態はLTEシステムに限定されない。LTEシステム以外のシステムに実施形態を適用してもよい。例えば、第5世代通信システム(5Gシステム)に対して実施形態を適用してもよい。
(相互参照)
本願は日本国特許出願第2016−067659号(2016年3月30日出願)の優先権を主張し、その内容の全てが本願明細書に組み込まれている。
本発明は通信分野において有用である。

Claims (6)

  1. サブフレームを用いて下りリンクの送信処理を行う制御部を備える基地局であって、
    前記サブフレームは、制御情報が配置されるPDCCH(Physical Downlink Control Channel)領域を含み、
    前記PDCCH領域は、前記サブフレームの先頭部分に位置するメインPDCCH領域を含み、
    前記サブフレームは、前記メインPDCCH領域以外のデータ領域をさらに含み、
    前記データ領域は、前記サブフレームの時間長よりも短いショートTTI(Transmission Time Interval)が適用されるショートTTI領域を含み、
    前記PDCCH領域は、前記ショートTTI領域内に配置されるサブPDCCH領域をさらに含み、
    前記サブPDCCH領域に配置される前記制御情報は、特定のユーザ装置に送信する制御情報であり、
    前記制御部は、前記サブPDCCH領域に、前記特定のユーザ装置に送信する下りリンクデータを配置する
    基地局。
  2. 前記制御部は、前記サブPDCCH領域において、前記特定のユーザ装置に送信する前記制御情報が配置されない空き領域に、前記特定のユーザ装置に送信する前記下りリンクデータを配置する
    請求項1に記載の基地局。
  3. 前記制御部は、前記特定のユーザ装置に送信する前記下りリンクデータが配置されるPDCCHリソースを示す割当情報を前記特定のユーザ装置に送信する前記制御情報に含め、
    前記PDCCHリソースは、CCE(Control Channel Element)単位で構成される
    請求項1に記載の基地局。
  4. サブフレームを用いて下りリンクの受信処理を行う制御部を備えるユーザ装置であって、
    前記サブフレームは、制御情報が配置されるPDCCH(Physical Downlink Control Channel)領域を含み、
    前記PDCCH領域は、前記サブフレームの先頭部分に位置するメインPDCCH領域を含み、
    前記サブフレームは、前記メインPDCCH領域以外のデータ領域をさらに含み、
    前記データ領域は、前記サブフレームの時間長よりも短いショートTTI(Transmission Time Interval)が適用されるショートTTI領域を含み、
    前記PDCCH領域は、前記ショートTTI領域内に配置されるサブPDCCH領域をさらに含み、
    前記サブPDCCH領域に配置される前記制御情報は、前記ユーザ装置に送信する制御情報であり、
    前記サブPDCCH領域に前記ユーザ装置に送信する下りリンクデータがさらに配置される場合、前記ユーザ装置に送信する前記制御情報は、前記のユーザ装置に送信する前記下りリンクデータが配置されるPDCCHリソースを示す割当情報を含み、
    前記制御部は、前記割当情報に基づいて前記PDCCHリソースを特定する
    ユーザ装置。
  5. 方法であって、
    基地局が、サブフレームを用いて下りリンクの送信処理を行うステップを備え、
    前記サブフレームは、制御情報が配置されるPDCCH(Physical Downlink Control Channel)領域を含み、
    前記PDCCH領域は、前記サブフレームの先頭部分に位置するメインPDCCH領域を含み、
    前記サブフレームは、前記メインPDCCH領域以外のデータ領域をさらに含み、
    前記データ領域は、前記サブフレームの時間長よりも短いショートTTI(Transmission Time Interval)が適用されるショートTTI領域を含み、
    前記PDCCH領域は、前記ショートTTI領域内に配置されるサブPDCCH領域をさらに含み、
    前記サブPDCCH領域に配置される前記制御情報は、特定のユーザ装置に送信する制御情報であり、
    前記方法は、前記基地局が、前記サブPDCCH領域に、前記特定のユーザ装置に送信する下りリンクデータを配置するステップを更に備える
    方法。
  6. ユーザ装置のためのプロセッサであって、
    サブフレームを用いて下りリンクの受信処理を行う処理を実行し、
    前記サブフレームは、制御情報が配置されるPDCCH(Physical Downlink Control Channel)領域を含み、
    前記PDCCH領域は、前記サブフレームの先頭部分に位置するメインPDCCH領域を含み、
    前記サブフレームは、前記メインPDCCH領域以外のデータ領域をさらに含み、
    前記データ領域は、前記サブフレームの時間長よりも短いショートTTI(Transmission Time Interval)が適用されるショートTTI領域を含み、
    前記PDCCH領域は、前記ショートTTI領域内に配置されるサブPDCCH領域をさらに含み、
    前記サブPDCCH領域に配置される前記制御情報は、前記ユーザ装置に送信する制御情報であり、
    前記サブPDCCH領域に前記ユーザ装置に送信する下りリンクデータがさらに配置される場合、前記ユーザ装置に送信する前記制御情報は、前記ユーザ装置に送信する前記下りリンクデータが配置されるPDCCHリソースを示す割当情報を含み、
    前記プロセッサは、前記割当情報に基づいて前記PDCCHリソースを特定する処理を更に実行する
    プロセッサ。
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