JP5984222B2 - Lte通信システムにおけるユーザ機器のための制御シグナリングの送受信方法 - Google Patents

Lte通信システムにおけるユーザ機器のための制御シグナリングの送受信方法 Download PDF

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Description

本発明は、広く、無線通信、特に、無線ネットワーク内の制御シグナリング(control signaling)送信におけるリソース割り当てのための方法及び装置に関する。
広く展開された無線の音声及びデータ通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅及び送信電力)を共有することにより複数のユーザとの通信を支援できる多元接続方式(multiple-access systems)を含む。例としては、符号分割多元接続(code division multiple access)(CDMA)方式、時分割多元接続(time division multiple access)(TDMA)方式、周波数分割多元接続(frequency division multiple access)(FDMA)方式、3GPPロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution)(LTE)方式、及び直交周波数分割多元接続(orthogonal frequency division multiple access)(OFDMA)方式を含む。
一般に、無線多元接続通信方式は、複数の無線端末、すなわちユーザ機器(user equipment, UE)装置との通信を同時に支援できる。各UEは、1以上の基地局からダウンリンク(downlink)を経由して情報(communications)を受信し、アップリンク(uplink)を経由してもとの基地局へ情報(communications)を送信する。通信リンクは、単一入力単一出力(single-in-single-out)(SISO)、多重入力単一出力(multiple-in-single-out)(MISO)又は多重入力多重出力(multiple-in-multiple-out)(MIMO)システムを経由して確立される。
3GPP Radio Layer, [2013年1月24日検索], インターネット (URL:http://www.3gpp.org/RAN1-Radio-layer-1)
上記のようなシステムにおいて、制御シグナリングチャネル(control signaling channel)は、他の設定、働き及びシグナリングの目的と同様に、無線スペクトル(wireless radio spectrum)を共有するUEに対する送信リソースの割り当てに広く用いられている。制御シグナリングチャネルの一例は、3GPP LTE 仕様書の中で定義される物理下り制御チャネル(physical downlink control channel)(PDCCH)である。
より高度かつより高い容量の無線多元接続通信方式へ発展する中で、制御チャネル容量と機能(capabilities)の強化に対応するための要求がある。特に、3GPP Radio Layer 1 (RAN1) ワークグループは、以下の設計要求を備える改良(enhanced) PDCCH (ePDCCH)仕様書を開発している。
・増加した制御チャネル容量をサポートできること
・周波数領域(frequency-domain)内部セル干渉調整(inter-cell interference coordination )(ICIC)をサポートできること
・制御チャネルリソースの改良された空間的な再利用を達成できること
・ビーム形成及び/又は多様性をサポートできること
・新キャリア型(new carrier types)上で、かつ、マルチキャスト−ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(multicast-broadcast single frequency network)(MBSFN)サブフレームで動作(operate)できること
・既存UEと同じキャリアに共存できること、及び
・望ましくは、周波数選択性(frequency-selectively)が計画されるべきであり、ることと、内部セル干渉を軽減できること
ある態様は、RAN1により同意されたフレームワークの範囲で、ePDCCHのためのいくつかの上記要求に対処することを対象とされる。特に、3GPP RAN1は、ePDCCHは純粋な周波数分割多重送信(frequency division multiplexing)(FDM)の方法で、物理下り共通チャネル(physical downlink shared channel)(PDSCH)を用いて多重送信されるべきこと、ePDCCHは物理リソースブロック(physical resource block)(PRB) 対(pair)を占有するべきであり、PRB対(PRB-pair)の範囲内でPDSCHを用いて多重送信されるべきでないことに同意していた。
それ故、ある態様の特定の目的は、ePDCCH送信についてPRB対の割り当てのUEに通知するために、UEにPRB指示(PRB indication)を提供する基地局のために効果的かつ効率的な方法を提供することである。
関連する課題は、UEが、ePDCCHの範囲内で受信された関連のあるシグナリング情報を特定し、逆多重化(demultiplex)できるようにすることである。既存のLTE標準は、UEを意図したシグナリングを特定するために、規定のPDCCHの探索空間の探索を行うUEによるシグナリングの“ブラインド復号(blind decoding)”を提供する。既存のPDCCH探索空間設計は、制御チャネル要素(control channel elements)(CCE)と集約レベル(aggregation levels)(AL)に基づくものである。既存のPDCCH設計は、制御情報の柔軟かつ効率的な送信を提供する十分に実績のある技術である。それ故、既存の設計で達成したことを基礎としたePDCCHを用いた改良設計が望ましい。
新たな合意によれば、ePDCCHは、改良(enhanced)CCE(eCCE)データ構造、又は、多数のeCCEの集約を経由して送信される。それ故、eCCEがePDCCH探索空間の構築の基本単位であることは理にかなっている。しかしながら、合成eCCE、サポートされた集約レベル、及び、eCCE内で運ばれる下り制御情報(Downlink Control Information)(DCI)メッセージのUEによるブラインド復号を可能とする手順を含めて、詳細に探索空間設計を定義することが残されている。
適切なePDCCH探索空間を定義する際に考慮される少なくとも以下の要素が望ましいと考えられる。
・仕様書に暗に定義されるeCCEインデックスと関連するアンテナポート(antenna port)をサポートする能力
・ブロッキング確率の最小化
・ブラインド復号の複雑性の最小化
・ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数に対応する能力、及び
・PRB対の範囲内でeCCEsの異なる数をサポートする能力
ある態様の追加の目的は、1以上の上記要求要素及び特徴に取り組み、ePDCCH探索空間設計とブラインド復号の関連方法を提供することである。
本発明の具体的な態様において、本発明は、このような課題を解決させ、そこから、目的は、制御チャネル容量と機能を向上させることができる基地局、ユーザ機器 (UE)及び無線通信システムで実行される方法、並びに、基地局、ユーザ機器 (UE)及び無線通信システムを提供することである。
上記を鑑みて、本発明の態様によれば、無線通信システムに用いられる基地局で実行される方法が提供され、前記方法は、
改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信の型の指示(indication)を、ユーザ機器(user equipment)(UE)へ送信し、前記ePDCCH送信の型は、局部型送信(localized transmission)又は分散型送信(distributed transmission)のいずれか一方からなり、
前記ePDCCH送信に対して割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の数の指示を、前記UEへ送信し、前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、2又は3ビットで伝達される。
本発明の他の態様によれば、無線通信システムに用いられるユーザ機器(user equipment)(UE)で実行される方法が提供され、前記方法は、
改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信の型の指示(indication)を、基地局から受信し、前記ePDCCH送信の型は、局部型送信(localized transmission)又は分散型送信(distributed transmission)のいずれか一方からなり、
前記ePDCCH送信に対して割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の数の指示を、前記基地局から受信し、前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、2又は3ビットで伝達される。
本発明のもう一つの態様によれば、無線通信システムで実行される方法が提供され、前記方法は、
改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信の型の指示(indication)を、基地局からユーザ機器(user equipment)(UE)へ送信し、前記ePDCCH送信の型は、局部型送信(localized transmission)又は分散型送信(distributed transmission)のいずれか一方からなり、
前記ePDCCH送信に対して割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の数の指示を、前記基地局から前記UEへ送信し、前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、2又は3ビットで伝達される。
本発明のもう一つの態様によれば、無線通信システムに用いられる基地局が提供され、前記基地局は、
改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信の型の指示(indication)、及び、前記ePDCCH送信に対して割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の数の指示をユーザ機器(user equipment)(UE)へ送信する送信装置を備え、
前記ePDCCH送信の型は、局部型送信(localized transmission)又は分散型送信(distributed transmission)のいずれか一方からなり、
前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、2又は3ビットで伝達される。
本発明のもう一つの態様によれば、無線通信システムに用いられるユーザ機器(user equipment)(UE)が提供され、前記UEは、
改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信の型の指示(indication)、及び、前記ePDCCH送信に対して割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の数の指示を基地局から受信する受信装置を備え、
前記ePDCCH送信の型は、局部型送信(localized transmission)又は分散型送信(distributed transmission)のいずれか一方からなり、
前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、2又は3ビットで伝達される。
本発明のもう一つの態様によれば、無線通信システムが提供され、
改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信の型の指示(indication)、及び、前記ePDCCH送信に対して割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の数の指示を送信する基地局と、
ePDCCH送信の型の指示、及び、前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示を受信するユーザ機器(user equipment)(UE)と、を備え、
前記ePDCCH送信の型は、局部型送信(localized transmission)又は分散型送信(distributed transmission)のいずれか一方からなり、
前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、2又は3ビットで伝達される。
本発明のもう一つの態様によれば、無線通信システムに用いられる基地局で実行される方法が提供され、前記方法は、
LT offset,k 及び PLT k を、ユーザ機器(user equipment)(UE)へ送信し、
LT offset,k は、k番目のサブフレーム内に、局部型(localized)改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信に割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の位置に対する第2のオフセットYLT kを決定するためのシグナリングパラメータであり、
LT k は、k番目のサブフレーム内に、局部型ePDCCH送信に割り当てられたPRB対の数を示すためのシグナリングパラメータである。
本発明のもう一つの態様によれば、無線通信システムに用いられるユーザ機器(user equipment)(UE)で実行される方法が提供され、前記方法は、
LT offset,k 及び PLT k を、基地局から受信し、
LT offset,k は、k番目のサブフレーム内に、局部型(localized)改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信に割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の位置に対する第2のオフセットYLT kを決定するためのシグナリングパラメータであり、
LT k は、k番目のサブフレーム内に、局部型ePDCCH送信に割り当てられたPRB対の数を示すためのシグナリングパラメータである。
本発明のもう一つの態様によれば、無線通信システムで実行される方法が提供され、前記方法は、
LT offset,k 及び PLT k を、基地局からユーザ機器(user equipment)(UE)へ送信し、
LT offset,k は、k番目のサブフレーム内に、局部型(localized)改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信に割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の位置に対する第2のオフセットYLT kを決定するためのシグナリングパラメータであり、
LT k は、k番目のサブフレーム内に、局部型ePDCCH送信に割り当てられたPRB対の数を示すためのシグナリングパラメータである。
本発明のもう一つの態様によれば、無線通信システムに用いられる基地局が提供され、前記基地局は、
LT offset,k 及び PLT k を、ユーザ機器(user equipment)(UE)へ送信する送信装置を備え、
LT offset,k は、k番目のサブフレーム内に、局部型(localized)改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信に割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の位置に対する第2のオフセットYLT kを決定するためのシグナリングパラメータであり、
LT k は、k番目のサブフレーム内に、局部型ePDCCH送信に割り当てられたPRB対の数を示すためのシグナリングパラメータである。
本発明のもう一つの態様によれば、無線通信システムに用いられるユーザ機器(user equipment)(UE)が提供され、前記UEは、
LT offset,k 及び PLT k を、基地局から受信する受信装置を備え、
LT offset,k は、k番目のサブフレーム内に、局部型(localized)改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信に割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の位置に対する第2のオフセットYLT kを決定するためのシグナリングパラメータであり、
LT k は、k番目のサブフレーム内に、局部型ePDCCH送信に割り当てられたPRB対の数を示すためのシグナリングパラメータである。
本発明のもう一つの態様によれば、無線通信システムが提供され、
LT offset,k 及び PLT k を送信する基地局と、
LT offset,k 及び PLT k を受信するユーザ機器(user equipment)(UE)と、を備え、
LT offset,k は、k番目のサブフレーム内に、局部型(localized)改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信に割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の位置に対する第2のオフセットYLT kを決定するためのシグナリングパラメータであり、
LT k は、k番目のサブフレーム内に、局部型ePDCCH送信に割り当てられたPRB対の数を示すためのシグナリングパラメータである。
本発明のもう一つの態様によれば、無線通信システムに用いられる基地局で実行される方法が提供され、前記方法は、
ユーザ機器(UE)へPDT を送信し、
DT は、k番目のサブフレーム内に、分散型(distributed)改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信に割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の数を指示するためのシグナリングパラメータである。
本発明のもう一つの態様によれば、無線通信システムに用いられるユーザ機器(UE)で実行される方法が提供され、前記方法は、
基地局からPDT を受信し、
DT は、k番目のサブフレーム内に、分散型(distributed)改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信に割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の数を指示するためのシグナリングパラメータである。
本発明のもう一つの態様によれば、無線通信システムで実行される方法が提供され、前記方法は、
基地局からユーザ機器(UE)へPDT を送信し、
DT は、k番目のサブフレーム内に、分散型(distributed)改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信に割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の数を指示するためのシグナリングパラメータである。
本発明のもう一つの態様によれば、無線通信システムに用いられる基地局が提供され、前記基地局は、
ユーザ機器(UE)へPDT を送信する送信装置を備え、
DT は、k番目のサブフレーム内に、分散型(distributed)改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信に割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の数を指示するためのシグナリングパラメータである。
本発明のもう一つの態様によれば、無線通信システムに用いられるユーザ機器(UE)が提供され、前記UEは、
基地局からPDT を受信する受信装置を備え、
DT は、k番目のサブフレーム内に、分散型(distributed)改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信に割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の数を指示するためのシグナリングパラメータである。
本発明のもう一つの態様によれば、無線通信システムが提供され、
DT を送信する基地局と、
DT を受信するユーザ機器(UE)と、を備え、
DT は、k番目のサブフレーム内に、分散型(distributed)改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信に割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の数を指示するためのシグナリングパラメータである。
一態様は、基地局から改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信に割り当てられたリソースを特定するための方法を提供し、前記方法は、
物理下り共通チャネル(Physical Downlink Shared Channel)(PDSCH)送信について一般に構成されたリソースの範囲内からePDCCH送信のためのリソースを確保し、前記確保されたリソースは、無線送信データ部内の位置及び前記確保されたリソースの量により特徴付けられ、
前記無線送信データ部の範囲内の位置を示す情報、及び/又は、所定のシグナリングメカニズム(predetermined signaling mechanism)を経由してユーザ機器(UE)装置へ、前記確保されたリソースの量を示す情報を送信する。
実施形態において、前記無線送信データ部は、サブフレームであり、前記ePDCCH送信のために確保されたリソースは、前記サブフレーム内の1以上の物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対を含む。前記ePDCCH送信のために確保されたリソースは、前記サブフレーム内で周波数副搬送波(frequency subcarriers)の隣接するグループを占有する少なくとも2つのPRB対(PRB pairs)を含み得る。
前記サブフレーム内の位置を示す情報は、オフセット値を示す情報、及び、前記確保されたPRB対の数を示す情報を含む前記確保されたリソースの量を示す情報を含み得る。
前記オフセット値を示す情報は、少なくとも2つのPRB対の初期PRB対を特定できる。
いくつかの実施形態では、前記オフセット値を示す情報は、例えば、前記サブフレーム内の前記初期PRB対の位置を特定する、前記サブフレーム内の所定の静的オフセット値(static offset value)に関連した前記初期PRB対の位置である動的オフセット値を含む。静的オフセット値は、1以上の隣接無線セルを用いた内部セル干渉調整(Inter-Cell Interference Coordination)(ICIC)を提供するために予め定められ得る。
いくつかの実施形態では、ePDCCH送信のために確保されたリソースは、前記サブフレーム内で周波数副搬送波(frequency subcarriers)の隣接しないグループを占有する少なくとも2つのPRB対を含む。所定の周波数副搬送波間隔は、少なくとも2つのPRB対の連続するPRB対の間に提供され得る。いくつかの実施形態では、前記所定の周波数副搬送波間隔は、統一された周波数間隔である。前記確保されたリソースの量を示す情報は、前記確保されたPRB対の数を示す情報を含み得る。前記確保されたリソースは、いくつかの実施形態において、1以上の隣接無線セルを用いたICICを提供するために選択されるサブフレーム内の所定の静的オフセット値であり得る、少なくとも2つのPRB対の初期対のサブフレーム内の位置により特徴付けられ得る。
いくつかの実施形態では、所定のシグナリングメカニズム(predetermined signaling mechanism)は、既存のPDCCHチャネルの共通の探索空間に送信される下り制御情報(Downlink Control Information)(DCI)メッセージを含む。あるいは、前記所定のシグナリングメカニズムは、物理制御フォーマットインジケータチャネル(physical control format indicator channel)(PCFICH)の改良された実装を経由して送信されるメッセージを含んでもよい。前記所定のシグナリングメカニズムは、加えて又は代わりに、無線リソース制御(Radio Resource Control)(RRC)シグナリングを含んでもよい。
実施形態において、ePDCCH送信のためのリソースを確保するステップは、所定の設定テーブル内に選択された確保スキーム(reservation scheme)に従って、リソースを確保することを含むことができる。
別の態様は、改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信のために割り当てられたリソースを特定するために構成された基地局における装置を提供し、前記装置は、
物理下り共通チャネル(Physical Downlink Shared Channel)(PDSCH)送信を一般に構成されたリソース内からePDCCH送信のためのリソースを確保するように構成されるリソース確保プロセッサ(resource reservation processor)を備え、前記確保されたリソースは、無線送信データ部内の位置と前記確保されたリソースの量により特徴付けられ、
前記無線送信データ部内の位置を示す情報、及び/又は、所定のシグナリングメカニズム(predetermined signaling mechanism)を経由してユーザ機器(UE)装置へ前記確保されたリソースの量を示す情報を含むメッセージを作成するように構成されるリソース確保シグナリングプロセッサ(resource reservation signaling processor)と、
前記リソース確保シグナリングプロセッサにより作成されたメッセージを送信する送信装置と、を備える。
前記無線送信データ部は、サブフレームであってもよく、前記リソース確保プロセッサは、前記サブフレーム内の1以上の物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対を含むePDCCH送信のリソースを確保するために構成されてもよい。
いくつかの実施形態では、ePDCCH送信のために確保されたリソースは、前記サブフレーム内で周波数副搬送波(frequency subcarriers)の隣接するグループを占有する少なくとも2つのPRB対を含み、前記リソース確保シグナリングプロセッサは、少なくとも2つのPRB対の初期PRB対のオフセット値を示す情報、及び、前記確保されたPRB対の数を示す情報を含むメッセージを作成するように構成される。
いくつかの実施形態では、ePDCCH送信のために確保されたリソースは、前記サブフレーム内で周波数副搬送波(frequency subcarriers)の隣接しないグループを占有する少なくとも2つのPRB対を含み、前記リソース確保シグナリングプロセッサは、前記確保されたPRB対の数を示す情報を含むメッセージを作成するように構成される。
ePDCCH送信のために確保されたリソースは、前記サブフレーム内で周波数副搬送波(frequency subcarriers)の隣接するグループを占有する少なくとも2つのPRB対、及び、前記サブフレーム内で周波数副搬送波(frequency subcarriers)の隣接しないグループを占有する少なくとも2つのPRB対を含み、前記リソース確保シグナリングプロセッサは、
周波数副搬送波の隣接するグループを占有するPRB対の初期PRB対のオフセット値を示す情報、
周波数副搬送波の隣接するグループを占有するPRB対の数を示す情報、
周波数副搬送波の隣接しないグループを占有するPRB対の数を示す情報
を含むメッセージを作成するように構成される。
いくつかの実施形態では、前記送信装置は、既存のPDCCHチャネルの共通探索空間で送信される下り制御情報(Downlink Control Information)(DCI)メッセージ内で前記リソース確保シグナリングプロセッサにより作成されるメッセージを送信するように構成される。あるいは、前記送信装置は、物理制御フォーマットインジケータチャネル(physical control format indicator channel)(PCFICH)の改良実装を経由して前記リソース確保シグナリングプロセッサにより作成されるメッセージを送信するように構成され得る。追加オプションとして、前記送信装置は、無線リソース制御(Radio Resource Control)(RRC)シグナリングを経由して前記リソース確保シグナリングプロセッサにより作成されるメッセージを送信するように構成され得る。
前記装置は、ePDCCH送信のために所定のリソース確保を含む設定テーブルを格納するメモリをさらに含むとよく、前記リソース確保シグナリングプロセッサは、選択されたリソース確保と対応する設定テーブル内のエントリを示す情報を含むメッセージを作成するように構成される。
別の態様は、改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信のために無線送信データ部内に割り当てられたリソースを配置する(locate)ように適応されたユーザ機器(UE)装置を提供し、前記UE装置は、
ePDCCH送信に割り当てられたリソースの無線送信部内の位置を示す情報、及び、前記確保されたリソースの量を含むメッセージを、所定のシグナリングメカニズム(predetermined signaling mechanism)を経由して、受信するように構成される受信装置と、
前記受信メッセージ内の情報に従って、前記無線送信データ部内で物理下り共通チャネル(Physical Downlink Shared Channel)(PDSCH)送信について一般に構成されたリソースの範囲内からePDCCH送信のために確保されたリソースを配置するように構成されるリソース配置プロセッサ(resource location processor)と、を備える。
実施形態において、前記無線送信データ部は、サブフレームであり、ePDCCH送信のために確保されたリソースは、前記サブフレーム内の1以上のPRB対を含み、前記リソース配置プロセッサは、前記サブフレーム内に前記確保されたPRB対を配置するように構成される。
ePDCCH送信のために確保されたリソースは、前記サブフレーム内で周波数副搬送波(frequency subcarriers)の隣接するグループを占有し、及び/又は、前記サブフレーム内で周波数副搬送波の隣接しないグループを占有する、少なくとも2つのPRB対を含むとよい。
実施形態において、前記受信装置は、所定のシグナリングメカニズム(predetermined signaling mechanism)を経由して、1以上の、
既存のPDCCHチャネルの共通探索空間で送信される下り制御情報(Downlink Control Information)(DCI)メッセージと、
物理制御フォーマットインジケータチャネル(physical control format indicator channel)(PCFICH)の改良実装を経由して送信されるメッセージと、
無線リソース制御(Radio Resource Control)(RRC)シグナリングを経由して送信されるメッセージと、
を含むリソース割当シグナリングメッセージを受信するように構成される。
前記UE装置は、ePDCCH送信のために所定のリソース確保を含む設定テーブルを格納するメモリをさらに含むとよく、
前記受信装置は、前記設定テーブル内のエントリを示す情報を含むメッセージを受信するように構成され、
前記リソース配置プロセッサは、前記受信したメッセージ内の情報と対応する設定テーブル内のエントリの内容に基づくePDCCH送信の確保されたリソースを配置するように構成される。
別の態様は、無線装置における方法を提供し、
前記無線装置において、無線基地局により送信される信号サブフレームを受信し、
前記無線装置により、前記受信したサブフレームのデータ領域の範囲で、制御チャネルの一部をそれぞれ含む、複数の制御チャネル構造を特定し、
前記制御チャネル構造の連結を含む、合成した(composite)制御チャネル構造を構成し、
前記無線装置により、前記無線装置を対象とした制御情報を含む制御情報構造の存在を判定するために、前記合成した制御チャネル構造を所定の探索空間で探索を行い、
前記所定の探索空間は、他の無線装置との接続に起因して前記制御情報構造へのアクセスの低いブロック可能性と組み合わせて、前記制御チャネル構造の数に拡張性を提供するように構成された探索空間集合から選択される。
実施形態において、前記方法は、前記制御情報構造の内容を、前記無線装置により、復号することをさらに含む。
前記所定の探索空間は、無線装置識別子、無線基地局識別子、及び、サブフレームインデックスの1以上によって決まるアルゴリズムに従って、探索空間の集合から選択され得る。実施形態において、前記所定の探索空間は、前記無線装置の関連付けられたアンテナポートと対応する。
前記所定の探索空間は、1,2,4及び8を含むグループから選択され得る複数の集約レベルを含むとよい。
実施形態において、複数の制御チャネル構造は、1以上の物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対を経由して信号サブフレーム内で送信される。前記1以上のPRB対は、単一のPRB対を含み、前記複数の制御チャネル構造は、2つの制御チャネル構造を含み、前記所定の探索空間は、1以上の集約レベルを含むと良い。代わりに、前記複数の制御チャネル構造は、4つの制御チャネル構造を含み、前記所定の探索空間は、1,2又は4の集約レベルを含んでも良い。
前記1以上のPRB対は、複数のPRB対を含み、複数の制御チャネル構造は、2つの制御チャネル構造を含み、前記所定の探索空間は、1,2又は4の集約レベルを含んでもよい。代わりに、複数の制御チャネル構造は、4つの制御チャネル構造を含み、前記所定の探索空間は、1、2、4又は8の集約レベルを含んでも良い。
いくつかの実施形態では、前記所定の探索空間は、以下の反復方程式(iterative equation)により定義されるアルゴリズムに従って、探索空間の集合から選択される。
Yk = { ( AYk-1 ) mod D } mod NeCCE
ここで、NeCCE は複数の制御チャネル構造の数であり、k はサブフレームインデックスであり、 Yk mod NeCCE は選択された探索空間を判定するインデックスであり、A及びDはYが要求スペクトル特性を用いた疑似乱数列を示すように選択されたパラメータであり、Y k-1 は1以上の無線装置識別子(wireless device identifier)及び無線基地局識別子(wireless base station identifier)から導き出された種値(seed value)である。
前記1以上のPRB対は、前記サブフレーム内で周波数副搬送波(frequency subcarriers)の隣接するグループを占有する少なくとも2つのPRB対を含むか、又は、前記サブフレーム内で周波数副搬送波(frequency subcarriers)の隣接しないグループを占有する少なくとも2つのPRB対を含むことができる。少なくとも2つのPRB対の連続するPRB対の間に、所定の周波数副搬送波間隔を形成できる。
さらに別の態様は、以下を備える無線ユーザ機器(UE)装置を提供し、
無線基地局により送信された信号サブフレームを受信するように動作する受信装置と、
前記受信したサブフレームのデータ領域内で、制御チャネルの一部をそれぞれ含む複数の制御チャネル構成を特定し、
前記制御チャネル構造の連結を含む、合成した(composite)制御チャネル構造を構成し、
前記無線装置を対象とした制御情報を含む制御情報構造の存在を判定するために、前記合成した制御チャネル構造を所定の探索空間で探索を行う、
前記受信装置と機能的に関連がある通信プロセッサ(communications processor)と、を備え、
前記所定の探索空間は、他の無線装置との接続に起因して前記制御情報構造へのアクセスの低いブロック可能性と組み合わせて、前記制御チャネル構造の数に拡張性を提供するように構成された探索空間集合から選択される。
実施形態において、前記通信プロセッサは、前記制御情報構造の内容を復号するようにさらに構成される。
前記通信プロセッサは、無線装置識別子、無線基地局識別子、及び、サブフレームインデックスの1以上によって決まるアルゴリズムに従って、前記所定の探索空間が探索空間の集合から選択されるように構成され得る。
無線UE 装置の実施形態は、複数のアンテナポートをさらに含み、前記通信プロセッサは、前記所定の探索空間をアンテナポートの一つと関連付けるように構成される。
尚、さらなる態様は、複数の無線装置との通信のための無線基地局における装置を提供し、前記装置は、
無線装置へ信号サブフレームを送信するように動作する送信装置と、
探索空間の集合から選択された所定の探索空間を含む複数の連結された制御チャネル構造から成る合成した(composite)制御チャネル構造を構成し、前記探索空間は、1以上の複数の無線装置を対象とした1以上の制御情報を含み、
前記送信されたサブフレームのデータ領域内で、前記合成した制御チャネル構造の一部をそれぞれ含む複数の制御チャネル構造を構成し、
前記制御チャネル構造を含む信号サブフレームを1以上の複数の無線装置へ送信する、
前記送信装置と機能的に関連がある通信プロセッサ(communications processor)と、を備え、
前記探索空間の集合は、前記複数の無線装置間の接続に起因して前記制御情報構造へのアクセスの低いブロック可能性と組み合わせて、前記制御チャネル構造の数に拡張性を提供するように構成される。
前記通信プロセッサは、目的の無線装置識別子、無線基地局識別子、及び、サブフレームインデックスの1以上によって決まるアルゴリズムに従って、前記所定の探索空間が探索空間の集合から選択されるように構成され得る。
複数の無線装置は、それぞれ、複数のアンテナポートを含み、前記通信プロセッサは、前記所定の探索空間を目的の無線装置のアンテナポートの一つと関連付け、前記信号サブフレームの送信を当該関連付けられたアンテナポートへ向けて行うように前記送信装置を動作するように構成される。
本発明の更なる特徴、利益、利点は、一例としてのみ提供される後続の実施形態の記述から当業者に明らかであり、先行するいかなる明細書又は添付された請求項に定義されるような本発明の範囲を限定するために理解されるべきではない。
本発明によれば、1以上の上述した課題は、改善され、又は、克服される。
実施形態及び参考例は、符号が特徴に合うために照会する添付図面を参照して説明される。
図1は、改良された(enhanced)Node B (eNB)基地局及びLTEベースのユーザ機器(UE) 104の間のシグナリング及びデータ送信をサポートする典型的な無線通信システムを示す概略図である。 図2は、ePDCCH PRB対の指示(indication)を示す概略図である。 図3は、局部型又は分散型のePDCCH送信への要求を満たす2つの型(type)のePDCCHリソースを示す概略図である。 図4は、ePDCCHのための周波数領域ICICの例を示す。 図5は、一般化されたシグナリング構造を示す。 図6は、簡易化されたシグナリングを示す。 図7は、局部型ePDCCH送信の規定を示す概略図である。 図8は、分散型ePDCCH送信の規定を示す概略図である。 図9は、ePDCCH送信の全体の手順を示すフローチャートである。 図10は、ePDCCH探索空間設計を示す。 図11は、別のePDCCH探索空間設計を示す。 図12は、UEによるePDCCH内のDCIのブラインド復号を含む、無線ネットワーク内の制御シグナリング処理を示すフローチャートである。
図1は、改良された(enhanced)Node B (eNB)基地局及びLTEベースのユーザ機器(UE)104の間のシグナリング及びデータ送信をサポートする典型的な無線通信システムを示す概略図100である。一般に、3GPP仕様書に規定されるようなLTE方法に従って、UE104からeNB102への送信がアップリンク(UL)チャネル108を経由する間に、eNB102からUE104への送信は、ダウンリンク(DL)チャネル106を経由する。
eNB102及びUE104は、送信されたLTEサブフレームのデータ領域内の物理下り共通チャネル(Physical Downlink Shared Channel)(PDSCH)を用いて、純粋なFDMの方法で多重送信される、改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)の割り当て、送信及び受信を実装するように構成される、ハードウェア及び/又はソフトウェア処理エンティティ110、112を含む。上記の内容からわかるように、この多重送信は、ePDCCH送信の代わりに使用されるPDSCHに一般に設定されるリソースの割り当てを含む。
ePDCCHリソースは、例えば、周波数選択性を計画する利得(gain)によりePDCCHのパフォーマンスを向上する、チャネル状態情報(channel state information)(CSI)に基づく最善のPRBリソースを選択可能である、eNB102のePDCCHエンティティ110により確保される。これは、周波数選択性が減退するような効果がePDCCHのパフォーマンス上、特別な悪影響があり得るという、局部型割当スキーム(localized allocation scheme)202に対して特に有利である。
その結果、シグナリングメカニズムは、ePDCCHリソースの割り当てをeNB102からUE104へ通信するために要求される。望ましく、シグナリングメカニズムは、サブフレーム間で割り当てを変化させ得る。シグナリングメカニズムの適切な設計は、図7及び8を参照して説明されるだろう。
参考例
ePDCCHは、図2に示されるような局部型又は分散型スキームのいずれかに応じて割り当てられ、物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の範囲内で送信されることが提案される。局部型割当スキーム202において、ePDCCH PRB対は、サブフレーム内で周波数副搬送波の隣接するグループの連続的なブロック204に確保されるが、分散型割当スキーム206において、ePDCCH PRB対は、サブフレーム内で周波数副搬送波の隣接しないグループ208に確保される。例として、隣接しないグループ208は、所定の周波数副搬送波間隔により相隔てられる。これは、例えば、統一された周波数間隔又は不統一の間隔であり得る。
さらに、割当スキーム210に示されるように、例えばPRB対212のように確保されるが使されないePDCCHリソースは、代わりに、例えば、既存のリソース割当スキーム(例えば、Type0、Type1及びType2)に基づく送信のようなPDSCH 送信のために使用され得る。
図3は、局部型又は分散型のePDCCH送信への上記要求を満たす2つの型(type)のePDCCHリソースを示す概略図300である。
・局部型送信用のTypeAリソース301は、割り当てられたPRB対の数を単位として定義される。
・分散型送信用のTypeBリソース302は、割り当てられたPRB対の数及びそれらの間で所定の間隔を単位として定義される。
この例によれば、ePDCCH PRBの位置は、X1/Y1 303/305 (TypeA 301用)及び X2 304(TypeB 302用)により決定される。
パラメータX1/X2 303/304は、例えば、ePDCCHのための隣接セル内の周波数領域内部セル干渉制御(ICIC)を提供するために採用され得る、サブフレーム内のオフセットを定義する。
ePDCCHのための典型的な周波数領域ICICは、ピコセル404がAlmost Blank Subframe(ABS)406に設定されるマイクロセル402の範囲内に配置されるHetNet配置シナリオ400について、図4に示される。ピコセル404は、サブフレーム408に設定される。マイクロ及びピコセルサブフレーム406、408各々は、ePDCCHスケジューリングウィンドウ(scheduling window)410、412を割り当てている。これらのウィンドウ410、412は、ICICを最小化するために重複しておらず、サブフレーム406、408内のそれらのオフセットは、パラメータX1_macro及びX2_picoのそれぞれにより明確にされる。
ePDCCHスケジューリングウィンドウ410、412の範囲内で、それぞれのePDCCH割り当てのために確保されたTypeA PRB対グループ414、416は、追加のオフセットパラメータY1_macro及びY2_picoにより特定される。これらのパラメータは、セル間の増加されたICICの関心事の範囲内で、要求に応じたマイクロ及びピコeNBにより変わり得る。例では、パラメータX1及びX2は、セルID及び/又はサブフレームインデックスに基づいて定義され得る。その上、TypeA及びTypeBが同じPRB対に送信される場合、及び、両方がセルID及び/又はサブフレームインデックスに基づいて定義される場合、X1及びX2は、TypeA及びTypeBの割り当てについて等しくなり得る。いくつかの例に従って、X1及びX2はPRBのオフセット数として定義される。例では、オフセットパラメータY1 305は、オフセットX1と組み合わせて使用される時に、ePDCCH (TypeA 301)用に使用される第1のPRB対の正確な位置を決定する。パラメータY1は、シグナリングパラメータ(例えば、Yoffset)を経由して通信され得る。いくつかの例に従って、Y1は、PRBのオフセット数として定義される。
一つのPRB対のみがTypeBリソース割当302に対するリソースブロックグループ(Resource Block Group)(RBG)の範囲内で定義される。このRBGの範囲内でこのPRB対の位置は、例えば、常に最低のPRBインデックスを用いること、又は、セルID及び/又はサブフレームインデックスに基づくことにより、定義される。
記述された例によって、所定の固定間隔は、図3にパラメータSにより示されるように、TypeB割当302を用いたePDCCH PRB対の間で使用される。間隔Sは、例えば、システム帯域幅、ePDCCH 分散型送信(distributed transmission)のために割り当てられたPRB対の数、その他に基づいて仕様書に暗黙的に定義され得る。
図5は、一つのTypeA集合301及び一つのTypeB集合302のみに割り当てを許可する、固定構造300を拡張した、一般化されたシグナリング構造500を示す。一般化されたスキームによれば、集合割り当て(set allocations)のリストは、TypeA又はTypeBのいずれかに一致させて、定義される。前記リストは、以下を備えるデータ構造を包含する。
・集合(Set)がTypeA又はTypeBのいずれであるかを示すSet#Typeビット502
・PRBの位置が局部型又は分散型送信に対して割り当てられたことを示すSet#指示(indication)ビット504
割り当ては、サブフレームからサブフレームへ動的に変化し得る。例では、システム帯域幅によって決まり得る、以下のビット数を含む:
・TypeA:
・2−4ビット:Y1を決定するため
・2−3ビット:PRB対の数
・TypeB:
・2−3ビット:PRB対の数
このシグナリングメカニズムは、eNB102が局部型及び分散型ePDCCHの両方をサブフレームからサブフレームへ送信するために、必要とされ/割り当てられたリソースを動的に指示(indicate)できるようにする。
例によれば、シグナリングは、以下の方法によりUE104へ送信され得る。
・共通探索空間内の新規な下り制御情報(Downlink Control Information)(DCI)メッセージとしての既存のPDCCH
・既存の物理制御フォーマットインジケータチャネル(physical control format indicator channel)(PCFICH)、すなわち、改良PCFICH (ePCFICH, 定義を要求する)と同等である新規な物理チャネル
・半静的(semi-static)PRB割当が適正な場合、無線リソース制御(Radio Resource Control)(RRC)シグナリング経由
例によれば、シグナリングは、セル仕様又はUE仕様として送信され、ePDCCH特性をサポートするUE104により受信される。UE104のエンティティ112は、PRB対がePDCCHについて指示されるかどうかを簡単に推定するように構成され、それらはPDSCH送信について利用可能ではない。必要とされたePDCCHリソースのみが指示されることに続いて、これは確保されたePDCCHリソースを最小化する。このことはePDCCHについてのリソース利用を向上させる。
その上、記述された例によって、RBG内のPRB対がePDCCH送信に使用される場合、残っているRBG内のPRB対はPDSCH送信に使用される。UE104はPRB対のどちらがePDCCHに対して割り当てられるかを識別するため、UE104は、PDSCHを復号するとき、ePDCCH PRB対を読み飛ばし得る。このことはPDSCHについてのリソース利用を向上させる。図6は、上述した例によれば、簡易化されたシグナリング600、及び、局部型ePDCCH (Type A)送信用の一つの集合601及び分散型送信(Type B)用の一つの集合602を割り当てることを示す。
いくつかの例において、シグナリングオーバーヘッドの減少は、例えば、表1に示されるような、所定の設定テーブルを採用することにより達成され得る。このテーブルは、5ビットを使用するUE104へのPRB指示(indication)のための設定テーブルの例を示し、すなわち、32設定の最大値を割り当て、この具体例ではそのうち、24設定は定義され、8設定は確保(reserved)されている。上記の内容からわかるように、設定テーブルは、システム帯域幅に従って異なるビット数をカバーするための例に拡大され得る。
Figure 0005984222
例によれば、集約レベルL(S(L) として定義される)を用いた、サブフレームkに対する探索空間は、UE ID/セルID及び/又はサブフレームインデックスによって決まる。図10は、NeCCE=4に対してL=1、2、4及び8の集約レベル(ALs)についての探索空間候補1000を示し、一方、図11は、NeCCE=2に対してL=1、2及び4についての探索空間候補1100を示す。原則に従って、探索空間1000,1100の各集合は、前記集合とは異なる探索空間が単一の地理的地域内で異なるUEにより使用中である場合、低いブロック可能性と組み合わせて、割り当てられたPRB対の数に拡張性を提供するように構成されていた。
eCCE=4を用いる例によれば、
・二つ以上のPRB対が使用されれば、集約レベル1,2,4及び8はサポートされ、
・一つのPRB対が使用されれば、集約レベル1,2及び4はサポートされる。
eCCE=2を用いる例によれば、
・三つ以上のPRB対が使用されれば、集約レベル1,2及び4はサポートされ、
・一つのPRB対が使用されれば、集約レベル1及び2はサポートされる。
図10及び図11に示される探索空間1000、1100は、最小のUE実装複雑性との関連のアンテナポートをサポートするために設定され、ブロック可能性が減少される。例えば、NeCCE=4についての4つの探索空間1002、1004、1006、1008、及び、NeCCE=2についての探索空間1102、1104、1106、1108は、サブフレーム番号、UE仕様情報、及び/又は、セル仕様情報に基づく疑似乱数(PR)アルゴリズムを介して選択され得る。その上、各探索空間は、ブラインド復号のために使用される初期eCCE インデックスが、UE実装を簡略化するために、対応するアンテナポートに独自に関連付けられるように、特定のアンテナポートに関連付けられ得る。これらのプロパティを有する例は、今まで以上に詳しく説明されるだろう。

図10及び11に示される例において、合成eCCEの範囲内の各eCCEは、各チャート1000、1100の下位部に1010、1110が示されるように、0で始まるインデックスに割り当てられる。対応するアンテナポートと共に、各サブフレームの範囲内の各UEに定義される探索空間1002−1008,1102−1108は、以下に今まで以上に詳しく説明される例、アルゴリズムに従って特定され得る。
より具体的には、例に従って、図10及び図11に示す探索空間(S(L) )は、以下のプロパティを有する。
・UEは、eCCEインデックスの開始は全ての集約レベルについて同じであるように、同じアンテナポートが探索空間内の各集約レベルのために使用されることを前提とする。
・合成eCCE内のeCCE探索空間のインデックスの開始は、既存のPDCCHに開始CCEインデックスを決定するために用いられる方法と同様に決定されるUE ID/セルID及び/又はサブフレームインデックスに基づいている。
・開始eCCEインデックスは、NeCCE=4及びNeCCE=2についての集合{0,1,2,3}からの値を取る。
・開始eCCEインデックスは、アンテナポート#7から#10のそれぞれにも対応する。
例として、NeCCE=4におけるサブフレームkについて集約レベルL=1において、ePDCCHの番号M(L=1)を監視するように構成されるUEを検討する。さらに、詳細に、サブフレームkにおけるこのUEについて開始eCCE値が、アンテナポート#7に対応するY=0であることを前提とする。
この例において、DCIのブラインド復号についてUEにより探索されるために候補eCCEインデックス番号は、探索空間S(L=1)により定められ、以下により定義される:
・S(L=1) =Y + mP(L=1) + i
ここで、i=0、・・・、L−1(すなわち、L=1の間、I=0)、m=0、・・・、M(L)−1、及び、P(L)は、集約レベルLのための候補位置間の間隔を定義し、以下により定義される:
Figure 0005984222
上記の式は、図10に探索空間1002内に示される他の集約レベルL={2,4,8}についても適用する。同様の式は、図10及び11に示される探索空間1004−1008及び1102−1108を残すために導出もされ得ることは明らかである。これらの式は、UE内に容易に実装され得る。
上述の通り、パラメータYは、eCCEインデックスの開始又はアンテナポート番号及び
Figure 0005984222
を定義する。例において、Yは、空間及び時間を越えてUE中に探索空間の割り当てを一様に分散するために、UE識別子、セル識別子、及び/又は、サブフレームインデックスkに基づくPRアルゴリズムに従って決定される。いくつかの例において、Yの合成は、TS36.213の9.1.1節に表現される既存のPDCCHへ使用されるアプローチに基づくものであり、Yが以下のように表現される:
Figure 0005984222
上記の内容からわかるように、この式は、例えば、TS36.213に定義されるように、UEに関連付けられた無線ネットワーク仮識別子(Radio Network Temporary Identifier)(RNTI)値nRNTI、により取り除かれるPR番号シーケンスを生成する。
その上、探索空間1002に関して例の方法により説明される特定のアルゴリズムは、説明を目的としてのみである。より一般的に、探索空間1000、1100の適切な集合は、図10及び11に示される。さらに一般的にこれらの探索空間は、各UEにおける低いブロック可能性と組み合わせて、割り当てられたPRB対の数に探索空間の拡張性を提供する、それら自身の原則の実例である。
実施形態
設定テーブルは、表2に示すような局部型ePDCCH送信、又は、表3に示すような分散型ePDCCH送信のいずれかをサポートするために、実施形態に拡張され得る。
Figure 0005984222
Figure 0005984222
例えば、表2及び3により例示されるようなテーブルは、設定に対応する記録がテーブルインデックス付け(indexing)又は検索(look-up)手順により特定されるように、eNB102及びUE104のメモリに格納され得る。
いくつかの実施形態によれば、ePDCCH PRB対は、以下に説明されるようなシグナリングの内容から決定され、以下のパラメータは、
DL RB:ダウンリンク帯域幅設定(又はシステム帯域幅)のために定義されるPRBの数
cell ID:物理層のセル識別子(physical layer cell identity)又は仮想的なセル識別子(virtual cell identity)
LT :k番目のサブフレームに局部型ePDCCH送信のために割り当てられたPRB対の数を示すためのシグナリングパラメータ
DT :k番目のサブフレームに分散型ePDCCH送信のために割り当てられたPRB対の数を示すためのシグナリングパラメータ
LT :局部型ePDCCH送信の位置を決定するための第1のオフセット
LT :局部型ePDCCH送信の位置を決定するための第2のオフセット
LT offset,k:局部型ePDCCH PRBの位置のためにオフセットYLT kを決定するためのシグナリングパラメータ
DT :分散型ePDCCH PRB対の位置を決定するためのオフセット
と定義される。
局部型ePDCCH送信(Type A)の規定は、図7に示される。
k番目のサブフレーム内の局部型ePDCCH 送信のためのPRB対の位置は、以下により定義される:
LT i,k = XLT + YLT + i
ここで、i=0、・・・、PLT −1
そして、XLT 及びYLT 702、704は以下により定義される:
Figure 0005984222
LT 及び YLT の計算方法は互換性があることは明らかだろう。さらに、この実施形態では、NER PRBは、PRBを単位としたePDCCH領域のサイズを意味し、システム帯域幅に基づくか、全システム帯域幅に所定の固定値として定義される。例えば、NER PRBは、CSI通知モードPUSCH 3-1用に定義されるサブバンドサイズ又は2倍のサブバンドサイズのいずれかとして定義され得る。
表4は、NER PRBを典型的な実装を示す。NERは、ePDCCH領域の数であり、以下に定義される:
Figure 0005984222
Figure 0005984222
要約すれば、この実施形態においては:
・UEへ送られる信号のパラメータはYLT offset,k及びPLT であり、
・仕様書に定義されるパラメータはNER PRB及びNERであり、
・TypeA用のePDCCH PRB対の位置は上述のように計算される。
分散型ePDCCH送信(Type B)の規定は、統一された周波数間隔が採用される実施形態において図8に示される。
k番目のサブフレーム内の分散型ePDCCH 送信のためのPRB対の位置は、以下により定義される:
Figure 0005984222
ここで、i=0、・・・、PDT −1
そして、XDT は以下により定義される:
Figure 0005984222
ここで、Nconsは、隣接セルの中で重複していない分散型ePDCCH送信を提供する仕様書に定義される固定値であり、
Figure 0005984222
である。
要約すれば、この実施形態においては:
・UEへ送られる信号のパラメータはPDT であり、
・仕様書に定義されるパラメータはNconsであり、
・TypeB用のePDCCH PRB対の位置は上述のように計算される。
いくつかの実施形態では、例えば表3に定義されるような動的設定の一つは、ePDCCHの範囲内の共通探索空間に対するリソース割当に使用され得る。上記のような実施形態において、後続の方法の一つは、UEによる設定を決定するために検討され得る:
・関連性のある設定を表示するために用いられる情報は、仕様書に定義されるような所定の設定(例えば、テーブルエントリ)に対応付けられる(mapped)、セルID及び/又はサブフレームインデックスを含み得る。及び/又は、
・関連性のある設定を表示するために用いられる情報は、マスター情報ブロック(Master Information Block)(MIB)メッセージに“追加パラメータ(additional parameter)” (TS36.331 6.2.2節)としてブロードキャストされ得る。UEは、セルへアクセスするセル特定パラメータとしてこれを使用するように構成される。これは、設定値メッセージを含むことにより実行され得る。
この態様を具体化する全体の手順は、図9のフローチャートによりさらに説明される。
具体的には、フローチャート900は、無線装置(すなわち、UE)との通信において、無線基地局(すなわち、eNB)により実施される方法を説明する。ステップ902において、eNBは、ePDCCH割当に対するサブフレームのデータ領域の範囲内でリソース、すなわち、PRB対を確保する。ステップ904において、eNBは、確保されたリソースの位置を示す情報をUEへ送信する。前記情報は、例えば以下の1以上を含む:
・共通探索空間内で新規な下り制御情報(Downlink Control Information))DCIメッセージとして既存のPDCCH上で送信される動的位置パラメータ
・既存の物理制御フォーマットインジケータチャネル(physical control format indicator channel)(PCFICH)、すなわち、改良PCFICH (ePCFICH)と同様の新規な物理チャネル上で送信される動的位置パラメータ
・無線リソース制御(Radio Resource Control)(RRC)シグナリング経由で送信される半静的(semi-static)位置パラメータ、及び/又は、
・テーブル又は同等のものから所定の位置設定を決定又は検索するためにUEにより使用され得るセルID及び/又はサブフレームインデックス情報
ステップ906において、UEは前記送信された情報を受信し、ePDCCHの割当のために確保されたPRB対の位置(location(s))を決定するためにそれを用いる。 その後、ステップ908において、UEは前記決定された位置(location(s))を用いてePDCCHへアクセスできる。前記議論は、適切なePDCCH探索空間の設計、及び、UEに実装される関連付けられたブラインド復号方法に向かうだろう。
新たな合意によれば、eCCEは、ePDCCH上にDCIを割り当てるための最小単位であり、ePDCCHのためのDCI多重送信は、eCCE構造に基づくものである。既存のPDCCHの設計を引き継ぐために、eCCEサイズを既存のCCEのそれと同等にすること、すなわち、約36リソース要素(Resource Elements)(REs)であるとeCCEサイズを定義することが望まれる。しかしながら、共通のeCCEサイズを有すること又は全サブフレーム及びPRB対内のeCCEと同じ数を有することは不可能である。例えば、既定のPRB対では、ePDCCH送信について利用可能なREの数は、以下を含む要因に依存して有意に変化できる:
・既存の制御領域サイズ
・サブフレームのタイプ
・共通参照信号(Common Reference Signal)(CRS) ポートの数
・チャネル状態情報(Channel State Information)RS (CSI-RS)ポートの数
・PRB内のPSS/SSS/PBCH の存在
探索空間設計及び関連付けられたブラインド復号方法は、それ故、変化するeCCEサイズの存在及びeCCEサブフレームの数において効果的に動作できることが要求される。
ここに記述された典型的な実施形態に応じて、eCCEがePDCCH探索空間の構築の基本単位であることによって、ePDCCHはeCCE又は複数のeCCEの集約レベルを経由して送信される。探索空間設計の主要な目的は、合成eCCEの構築後、ePDCCH内のDCIをブラインド復号するUEの手順を明確にすることである。先述の通り、後続の要因は、適切なePDCCH探索空間を定義することが考えられる:
・仕様書に暗黙的に定義されたeCCEインデックスとの関連するアンテナポートをサポートする能力
・ePDCCH送信のために割り当てられたPRB対の数に対応する能力
・PRB対の範囲内でeCCEの異なる数をサポートする能力
・ブロッキング確率及びブラインド復号の複雑性の最小化
その上、図1から9を参照して上述した局部型及び分散型PRB対の割当に基づく実施形態では、以下に設定された探索空間設計原則は、局部型及び分散型送信の両方に適用可能である。
・探索空間はeCCEに基づいて定義されることになっている
・探索空間候補eCCEは局部型及び分散型送信の間で混在されない
・UEは局部型及び分散型送信の両方を同時に監視できる
この態様の実施形態によれば、ePDCCHのPRB対は、eNBにより選択され、UEへ示さ(indicate)れる。PRB対の選択及び指示(indication)手順は、例えば、図1から9を参照して上述したように、実施され得る。指示手順に続いて、UEはePDCCH PRB対の位置を識別(know)する。
以下の議論では、Mは、k番目のサブフレームに構成されたePDCCH PRB対の数を表現する。Mの値は、ePDCCH送信に対して要求されるリソースに依存してサブフレームからサブフレームへ変化し得る。その上、実施形態によれば、UEは、改良リソース要素グループ(Resource Element Group)(eREG)及び関連性のある3GPP仕様書に設定されるeCCEの定義に基づき、サブフレームに確保されたePDCCH信号の位置も識別する。UEは、ePDCCH REの対応する位置に確保された信号を抽出することにより合成eCCEを形成することもできる。
DCIブラインド復号のための候補位置の数は、(NeCCEとして定義される)PRB対につきeCCEの数、(Lとして定義される)サポートされた集約レベルの数、及び、(Mとして定義される)ePDCCH PRB対の数に依存する。
実施形態に応じて有利に、候補探索空間(S(L) )は、ePDCCHに割り当てられたPRB対の数に対応する。これは、スケジューリング及び容量の取り扱い(handling)に関してネットワークに対してより多くの柔軟性を提供する。UEにより要求されるブラインド復号の試みの結果として増加した数は、3GPP仕様書により、UEにより監視されるPRB対の所定の最大数に制限され得る。例として、表5は、UE特定探索空間(UE-specific search space)(USS)内のePDCCHに対して4つのPRB対を監視するように構成されたUEのための探索空間候補の数を示す。
Figure 0005984222
この態様を具体化する全体の手順は、図12のフローチャートによりさらに説明される。
具体的には、フローチャート1200は、無線装置(すなわち、UE)との通信において、無線基地局(すなわち、eNB)により実施される方法を説明する。ePDCCHの範囲内でDCIを経由してUEへ例えばスケジューリング情報を送信するために、eNBは、UEによるブラインド復号が構成されたePDCCHの探索空間内で対応するeCCEに割り当てなければならない。eNBは、当然、DCIが送信されることになっているサブフレームインデックスと同様に、UE/セル識別(identification)(例えば、関連のあるRNTI)を識別(know)する。UEの関連のある設定及び無線チャネルの現在の状態も識別(know)する。それ故、例えば、典型的な構造1000、1100から要求された探索空間構造を選択するために、DCIがUEにより正確にブラインド復号のために割り当てられるべき範囲内に対応する探索空間を決定できる。
フローチャート1200に示されるように、関連のある探索空間構造、及び/又は、探索空間を定義するパラメータは、データベース、テーブル、又は、他の記録格納部1202に格納され得る。その結果、ステップ1204において、eNBプロセッサは、記録格納部1202から適切な探索空間情報を決定及び選択する。そして、eNBプロセッサは、ステップ1206において、合成制御チャネル構造(例えば、合成eCCE1010、1110)を構成する。一般に、eNBは、DCIを複数のUEへ送信する必要があり、従って、合成eCCEは、典型的に、関連付けられた探索空間構造の範囲内で1以上のUEを対象として複数のDCIが投入されるだろう。(現在の議論の目的のために、接続/ブロックが生じないことを前提とする)
ステップ1208において、eNBプロセッサは、複数の制御チャネル構造(例えば、eCCE)がサブフレーム内で対応するリソース要素と関連付けられる結果として、合成制御チャネル構造(例えば、合成eCCE)をサブフレームのデータ領域内で割り当てられたリソース(例えば、PRB対)に対応付ける。ステップ1210において、eCCEを含むePDCCHを含むサブフレームは、送信され、ステップ1212において、UEにより受信される。
ステップ1214において、UEプロセッサは、サブフレーム内で前記受信された制御チャネル構造(例えば、eCCE)を特定し、ステップ1216において、UEプロセッサは、合成制御チャネル構造(例えば、合成eCCE)を再構成する。ステップ1218において、UEプロセッサは、独自の合成eCCEを作成する時にeNBにより実施されるプロセスを置き換えて、適切な探索空間情報を決定及び選択し、選択された探索空間の探索を実施することによりDCIのブラインド復号を実行する。これは、UEプロセッサにより復号され、かつ、取られる適切な行動を促進し得る、UEを対象として任意のDCIの識別につながる。
特定の実施形態の前述説明は、ほんの一例として提供され、当業者に明らかであるか、ここに開示されるような一般原理から導き出せない任意の変更や修正の範囲内から除外されるべきではない。
例えば、様々な実施形態において、構成されたePDCCHリソース集合/クラスタの数は、セル仕様又はUE仕様であり、そして、システム帯域幅及び配置シナリオに依存してもよい。上述した実施形態において、局部型送信のための1集合及び分散型送信のための1集合は、シグナリングメカニズムを概説するために検討される。しかしながら、このことは任意の集合の数に拡張され得る。さらに、シグナリングの内容は、ePDCCH についてUEに動的なPRB割当をサポートするために有利に設計される。しかしながら、同じシグナリングの内容は、RRCシグナリングによりUEへPRB割当を半静的に示すために用いられ得る。
前述したことは、あくまで順守する実例及び具体例であるが、制限されないことが理解されるべきであり、ここに開示される発明の範囲は、詳細な記述からではなく、むしろ特許法により許容される十分な広がりに従って解釈されるような請求項から判断されるべきである。ここに示され、かつ、記述される実施形態は、本発明の原理の実例となるもののみであり、当業者が発明の範囲及び主旨から離れることなく様々な修正を実装してもよい。当業者は、発明の範囲及び主旨から離れることなく様々な他の特徴の組合せを実装できる。それ故、記述された実施形態に限定されず、その範囲は追加された請求項により定義されることが理解されるべきである。
<参照による引用>
この出願は、2012年9月24日に出願されたオーストラリア仮特許出願第2012904157号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
102 eNB
104 UE
112 エンティティ
202 局部型割当スキーム
204 隣接ブロック
206 分散型割当スキーム
210 割当スキーム
212 PRB対
400 HetNet配置シナリオ
404 ピコセル
402 マイクロセル
406 Almost Blank Subframe (ABS)
408 サブフレーム
410,412 ePDCCHスケジューリングウィンドウ
1100,1200 探索空間候補
1002,1004,1006,1008,1102−1108 探索空間

Claims (6)

  1. 無線通信システムに用いられる基地局で実行される方法であって、前記方法は、
    改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信の型の指示(indication)を、ユーザ機器(user equipment)(UE)へ送信し、
    前記ePDCCH送信に対して割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の数の指示を、前記UEへ送信し、
    前記ePDCCH送信の型は、局部型送信(localized transmission)又は分散型送信(distributed transmission)のいずれか一方からなり、
    前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、2又は3ビットで伝達され、
    前記ePDCCH送信の型の指示は、1ビットで伝達され、
    前記ePDCCH送信の型の指示、及び、前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、無線リソース制御(radio resource control)(RRC)シグナリング経由で送信され、
    前記ePDCCH送信の型の指示、及び、前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、サブフレームからサブフレームへ動的に指示され、
    前記ePDCCH送信のために確保されるが前記ePDCCH送信に使用されないPRB対は、物理下り共通チャネル(physical downlink shared channel)(PDSCH)送信のために使用され、
    前記ePDCCH送信の型が前記局部型送信である場合、各サブフレーム内の前記PRB対の初期位置を決定するために、所定の静的オフセット値(N ER PRB と共に用いられる動的オフセット値(Y LT offset,k を、前記RRCシグナリング経由で前記UEへさらに送信する。
  2. 無線通信システムに用いられるユーザ機器(user equipment)(UE)で実行される方法であって、前記方法は、
    改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信の型の指示(indication)を、基地局から受信し、
    前記ePDCCH送信に対して割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の数の指示を、前記基地局から受信し、
    前記ePDCCH送信の型は、局部型送信(localized transmission)又は分散型送信(distributed transmission)のいずれか一方からなり、
    前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、2又は3ビットで伝達され、
    前記ePDCCH送信の型の指示は、1ビットで伝達され、
    前記ePDCCH送信の型の指示、及び、前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、無線リソース制御(radio resource control)(RRC)シグナリング経由で受信され、
    前記ePDCCH送信の型の指示、及び、前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、サブフレームからサブフレームへ動的に指示を受け、
    前記ePDCCH送信のために確保されるが前記ePDCCH送信に使用されないPRB対は、物理下り共通チャネル(physical downlink shared channel)(PDSCH)送信のために使用され、
    前記ePDCCH送信の型が前記局部型送信である場合、各サブフレーム内の前記PRB対の初期位置を決定するために、所定の静的オフセット値(N ER PRB と共に用いられる動的オフセット値(Y LT offset,k を、前記RRCシグナリング経由で前記基地局からさらに受信する。
  3. 無線通信システムで実行される方法であって、前記方法は、
    改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信の型の指示(indication)を、基地局からユーザ機器(user equipment)(UE)へ送信し、
    前記ePDCCH送信に対して割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の数の指示を、前記基地局から前記UEへ送信し、
    前記ePDCCH送信の型は、局部型送信(localized transmission)又は分散型送信(distributed transmission)のいずれか一方からなり、
    前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、2又は3ビットで伝達され、
    前記ePDCCH送信の型の指示は、1ビットで伝達され、
    前記ePDCCH送信の型の指示、及び、前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、無線リソース制御(radio resource control)(RRC)シグナリング経由で送信され、
    前記ePDCCH送信の型の指示、及び、前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、サブフレームからサブフレームへ動的に指示され、
    前記ePDCCH送信のために確保されるが前記ePDCCH送信に使用されないPRB対は、物理下り共通チャネル(physical downlink shared channel)(PDSCH)送信のために使用され、
    前記ePDCCH送信の型が前記局部型送信である場合、各サブフレーム内の前記PRB対の初期位置を決定するために、所定の静的オフセット値(N ER PRB と共に用いられる動的オフセット値(Y LT offset,k を、前記RRCシグナリング経由で前記基地局から前記UEへさらに送信する。
  4. 無線通信システムに用いられる基地局であって、前記基地局は、
    改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信の型の指示(indication)、及び、前記ePDCCH送信に対して割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の数の指示をユーザ機器(user equipment)(UE)へ送信する送信装置を備え、
    前記ePDCCH送信の型は、局部型送信(localized transmission)又は分散型送信(distributed transmission)のいずれか一方からなり、
    前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、2又は3ビットで伝達され、
    前記ePDCCH送信の型の指示は、1ビットで伝達され、
    前記ePDCCH送信の型の指示、及び、前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、無線リソース制御(radio resource control)(RRC)シグナリング経由で送信され、
    前記ePDCCH送信の型の指示、及び、前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、サブフレームからサブフレームへ動的に指示され、
    前記ePDCCH送信のために確保されるが前記ePDCCH送信に使用されないPRB対は、物理下り共通チャネル(physical downlink shared channel)(PDSCH)送信のために使用され、
    前記ePDCCH送信の型が前記局部型送信である場合、各サブフレーム内の前記PRB対の初期位置を決定するために、所定の静的オフセット値(N ER PRB と共に用いられる動的オフセット値(Y LT offset,k を、前記RRCシグナリング経由で前記UEへさらに送信する。
  5. 無線通信システムに用いられるユーザ機器(user equipment)(UE)であって、前記UEは、
    改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信の型の指示(indication)、及び、前記ePDCCH送信に対して割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の数の指示を基地局から受信する受信装置を備え、
    前記ePDCCH送信の型は、局部型送信(localized transmission)又は分散型送信(distributed transmission)のいずれか一方からなり、
    前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、2又は3ビットで伝達され、
    前記ePDCCH送信の型の指示は、1ビットで伝達され、
    前記ePDCCH送信の型の指示、及び、前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、無線リソース制御(radio resource control)(RRC)シグナリング経由で受信され、
    前記ePDCCH送信の型の指示、及び、前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、サブフレームからサブフレームへ動的に指示を受け、
    前記ePDCCH送信のために確保されるが前記ePDCCH送信に使用されないPRB対は、物理下り共通チャネル(physical downlink shared channel)(PDSCH)送信のために使用され、
    前記ePDCCH送信の型が前記局部型送信である場合、各サブフレーム内の前記PRB対の初期位置を決定するために、所定の静的オフセット値(N ER PRB と共に用いられる動的オフセット値(Y LT offset,k を、前記RRCシグナリング経由で前記基地局からさらに受信する。
  6. 無線通信システムは、
    改良物理下り制御チャネル(enhanced physical downlink control channel)(ePDCCH)送信の型の指示(indication)、及び、前記ePDCCH送信に対して割り当てられた物理リソースブロック(physical resource block)(PRB)対の数の指示を送信する基地局と、
    前記ePDCCH送信の型の指示、及び、前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示を受信するユーザ機器(user equipment)(UE)と、を備え、
    前記ePDCCH送信の型は、局部型送信(localized transmission)又は分散型送信(distributed transmission)のいずれか一方からなり、
    前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、2又は3ビットで伝達され、
    前記ePDCCH送信の型の指示は、1ビットで伝達され、
    前記ePDCCH送信の型の指示、及び、前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、無線リソース制御(radio resource control)(RRC)シグナリング経由で送信され、
    前記ePDCCH送信の型の指示、及び、前記ePDCCH送信に対して割り当てられたPRB対の数の指示は、サブフレームからサブフレームへ動的に指示され、
    前記ePDCCH送信のために確保されるが前記ePDCCH送信に使用されないPRB対は、物理下り共通チャネル(physical downlink shared channel)(PDSCH)送信のために使用され、
    前記ePDCCH送信の型が前記局部型送信である場合、各サブフレーム内の前記PRB対の初期位置を決定するために、所定の静的オフセット値(N ER PRB と共に用いられる動的オフセット値(Y LT offset,k を、前記RRCシグナリング経由で前記基地局から前記UEへさらに送信する。
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