JP6907368B2 - 電子機器及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、特に、操作面に対する接触強度を検知可能な電子機器、電子機器の制御方法、プログラム及び記憶媒体に用いて好適な技術に関する。
従来、多くの電子機器において、ユーザーによる操作の入力を受け付けるためにタッチパネルが使用されている。さらに、近年においては、指の接触強度を多段階で検知可能なタッチパネルがユーザーインターフェイスに活用されている。
特許文献1には、電子ペン等の入力手段に制限されることなく、基板の入力面への接触によって該基板の入力面に印加された圧力を算出できる圧力算出装置において、入力により得られる信号波形の極大値に基づいて印加圧力を決定する方法が開示されている。また、特許文献2には、押圧入力の初期の部分に応答して新しい状態のプレビュー表示を提供し、その後、前の状態に戻すか、入力の最後に新しい状態に入るかどうかを判定し、ユーザーの認知負担を軽減するユーザーインターフェイスが開示されている。
このように、タッチパネルの接触強度を検知可能な電子機器において、ユーザーが与えた任意のタッチ強度に応じて異なる処理を実行することができれば、様々なアプリケーションで活用することができる。
特開2013−196446号公報 特表2015−519655号公報
タッチパネルの接触強度を検知可能な電子機器においては、操作を容易にするために、タッチ強度を確定するプロセスは、1ストロークのタッチ操作(1回のタッチして押し込む操作)で実現され、他の操作との組み合わせが必要ないことが望ましい。一方、ユーザーのタッチ操作は様々な態様が存在し、ユーザーが1ストロークのタッチ操作中に接触強度の強弱を調整した後に、意図したタッチ強度(調整された接触強度)で確定する必要がある。
特許文献1に記載の方法は、タッチ操作で極大値となる圧力をユーザーが意図するタッチ強度とみなしてしまう。そのため、ユーザーが1ストロークのタッチ操作中に接触強度の強弱を調整した場合には、ユーザーが意図しない処理が選択されてしまう可能性がある。また、特許文献2に記載の方法は、タッチ強度は2段階の判定しかなされず、強いタッチ操作が行われた場合は、その時点で処理が確定してしまう。そのため、ユーザーが1ストロークのタッチ操作中に接触強度の強弱を調整した場合には、同様にユーザーが意図しない処理が選択されてしまう可能性がある。
本発明は前述の問題点に鑑み、タッチ強度に応じて異なる処理を実行可能な機器において、ユーザーがタッチ操作中に接触強度の強弱を調整した場合に、ユーザーが意図する処理を実行できるようにすることを目的としている。
本発明に係る電子機器は、操作面へのタッチ操作を検知するタッチ検知手段と、前記操作面に対する押圧力を検知する圧力検知手段と、前記圧力検知手段によって検知された押圧力の変化量または勾配が閾値以下であり、且つ押圧力を規定時間以上または規定検出周期分以上検知した安定期間を探索する探索手段と、前記タッチ検知手段によって前記操作面からタッチが離されたことが検知されると、前記探索手段によって探索された安定期間において前記圧力検知手段によって検知されていた押圧力に基づいた処理を行うように制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、タッチ強度に応じて異なる処理を実行可能な機器において、ユーザーがタッチ操作中に接触強度の強弱を調整した場合に、ユーザーが意図する処理を実行することができる。
実施形態に係る電子機器の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態において、タッチ位置に基づいた映像効果を動画へ適用する処理手順の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態において、ディスプレイに表示される画面構成例を示す図である。 第1の実施形態において、ディスプレイに表示される画面構成の他の例を示す図である。 タッチ強度の暫定値及び確定値の算出方法の一例を説明するための図である。 タッチ強度の暫定値及び確定値の算出方法の他の一例を説明するための図である。 タッチ強度の暫定値及び確定値の算出方法のその他の一例を説明するための図である。 第2の実施形態において、タッチ強度に基づいた検索に係る制御の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態において、ディスプレイに表示される画面構成例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態として、電子機器において動画コンテンツデータに映像効果を付与する操作に対して、本発明を適用した例を説明する。
図1は、本実施形態に係る電子機器101の構成例を示すブロック図である。なお、本発明は図1の構成に限定されるものではない。例えば、電子機器101内の複数のブロックが担う機能は、ひとつのASICで実現されていてもよい。あるいは、あるブロックの機能が他のブロックに内包されていてもよい。また、一部のブロックは物理的に独立したデバイスであってもよく、その場合はブロック間が有線または無線のインターフェイスによって接続される。
図1において、CPU102は、後述のROM104または記憶媒体113から読み出されたプログラムに基づいて電子機器101内の各ブロックを制御することにより、所定の処理を行う。また、CPU102は、記憶媒体113から読み出したプログラムやデータをRAM103に転送した後、RAM103から読み出して処理を行う。また、処理後のデータは、ROM104上に格納された後、所定のブロックへ出力される。また、RAM103の一部は、画面表示用のVRAMとして使用され、VRAMを用いた画面描画処理がCPU102もしくはGPU105により行われる。
ROM104には、電子機器101が動作するための基本的なプログラムやデータが記録されており、CPU102から直接読み出される。構成によっては、CPU102が利用するすべてのプログラムがROM104に記録されていてもよい。
GPU(Graphics Processing Unit)105は、CPU102の指示に基づいてRAM103内のVRAMを用いて画面描画処理を行う。なお、GPU105はビデオアクセラレーション機能を備えていてもよい。その場合、GPU105は記憶媒体113から読み出された動画コンテンツデータを、CPU102を介さずにデコードして、VRAMへフレーム単位で順次展開することにより、動画の再生を行う。なお、GPU105がビデオアクセラレーション機能を備えていない場合には、CPU102がデコード処理を行う。
また、GPU105は、記憶媒体113から読み出された動画コンテンツデータに対して、各種の映像効果を適用することが可能である。例えば、輝度調整、色調整、シャープネス調整、ぼかし効果、モザイク効果、ブラー効果、歪曲補正、手ぶれ補正などが適用できる。これらの映像効果を、GPU105の代わりにCPU102が行ったり、CPU102とGPU105で分担して処理を行ったりしてもよい。
入力コントローラ106は、後述のタッチパネル111から入力信号を読み出してノイズキャンセルなどの処理を行った後、CPU102へ通知する。
ビデオコントローラ107は、RAM103内のVRAMに格納されたデータを読み出して、映像信号としてディスプレイ112へ出力する。ビデオコントローラ107は、複数のデータが合成されたデータを出力することもできる。例えば、ビデオコントローラ107は、OSD機能により映像データに文字や画像などのデータが重畳されたデータを出力することができる。
ストレージコントローラ108は、記憶媒体113と他のブロックとの間のデータの転送を司る。
システムタイマー109は、CPU102に対して処理タイミングを割り込みによって通知する。このようにCPU102は、システムタイマー109からの割り込みによって所定の処理を決められたタイミングで行うことができる。
ネットワークインターフェイス110は、インターネットなどの外部のネットワークに接続し、定められたプロトコルを用いて相互のデータ送受信を行うことができる。
ディスプレイ112は、ビデオコントローラ107から出力された映像信号を入力し、その映像を表示するための表示部である。
また、電子機器101は、操作部の一つとして、ディスプレイ112に対する接触を検知可能なタッチパネル111を有する。タッチパネル111とディスプレイ112とは一体的に構成することができる。例えば、光の透過率がディスプレイ112の表示を妨げないようにタッチパネル111を構成し、ディスプレイ112の表示面の上層にタッチパネル111を取り付けるようにする。そして、タッチパネル111における入力座標と、ディスプレイ112上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザーがディスプレイ112上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェイス)を構成することができる。
CPU102は、タッチパネル111への以下の操作(ディスプレイ112の操作面に対する以下の操作)、あるいは状態を検知できる。
・タッチパネル111にタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル111にタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch-Down)と称する)。
・タッチパネル111を指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch-On)と称する)。
・タッチパネル111を指やペンでタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch-Move)と称する)。
・タッチパネル111へタッチしていた指やペンを離したこと。すなわち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch-Up)と称する)。
・タッチパネル111に何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch-Off)と称する)。
タッチダウンが検知されると、同時にタッチオンであることも検知される。タッチダウンの後、タッチアップが検知されない限りは、通常はタッチオンが検知され続ける。タッチムーブが検知されるのもタッチオンが検知されている状態である。タッチオンが検知されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検知されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検知された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル111上に指やペンがタッチしている位置座標は、入力コントローラ106を通じてCPU102に通知される。そして、CPU102は、通知された情報に基づいてタッチパネル111上にどのような操作が行われたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル111上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル111上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。
また、タッチパネル111上をタッチダウンから一定のタッチムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル111上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル111上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検知され、そのままタッチアップが検知されるとフリックが行われたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でタッチムーブしたことが検知された場合はドラッグが行われたと判定するものとする。更に、複数箇所(例えば2点)を同時にタッチして、互いのタッチ位置を近づけるタッチ操作をピンチイン、互いのタッチ位置を遠ざけるタッチ操作をピンチアウトと称する。ピンチアウトとピンチインとを総称してピンチ操作(あるいは単にピンチ)と称する。
また、タッチパネル111は、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。方式によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検知する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検知する方式ものがあるが、いずれの方式でもよい。
圧力検知部114は、ディスプレイ112の操作面に対する押圧力(タッチ強度)を検知する。圧力検知部114は、ディスプレイ112に対するタッチ操作によって押圧された場合の押圧力の強度を連続的に検知することができる。圧力検知部114としては、ディスプレイ112の操作面に対する押圧力によって歪む部分に、歪みゲージセンサを設置し、この歪みゲージセンサからの出力値によってディスプレイ112の操作面に対する押圧力を検知する構成とすることができる。あるいは、ディスプレイ112と平行に静電容量センサを備えるようにしてもよい。この静電容量センサにより、ディスプレイ112の操作面に対する押圧力によって操作面が歪んだことによる、操作面上の指と静電容量センサとの距離を静電容量値から算出する。そして、この距離に基づいて押圧力を算出してもよく、あるいは距離を押圧力と同等に扱うものとしても良い。また、圧力検知部114は、ディスプレイ112の操作面に対する押圧力を検知可能なものであれば、他の方式のものでも良い。さらに、圧力検知部114は、タッチパネル111と一体に構成されるものであっても良い。
記憶媒体113には、CPU102が処理を行うためのプログラムや、CPU102の処理対象となる動画コンテンツデータが格納されている。記憶媒体113は、電子機器101に内蔵されたフラッシュメモリーであってもよいし、外部のHDDやメモリーカードや磁気ディスクや光ディスクを、図示しないインターフェイス装置やドライブ装置に装着して利用する形態であってもよい。あるいは、ネットワークで接続されたサーバー装置であってもよい。
図2は、本実施形態において、電子機器101がタッチ位置に基づいた映像効果を動画へ適用する処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、図2に示すフローチャートの動作は、CPU102がROM104または記憶媒体113に記憶されたプログラムをRAM103に読み出して、電子機器101の各部を制御することによって実現される。また、図3は、ディスプレイ112に表示される画面構成例を示す図であり、図2と合わせて説明する。
まず、ユーザーにより、動画の再生中にタッチパネル111が操作されると処理を開始する。そして、S201において、CPU102は、記憶媒体113から読み出された動画コンテンツデータの再生一時停止が指示されるまで待機する。そして、CPU102が、動画コンテンツデータの再生一時停止が指示さたと判定した場合はS202へ進む。
次に、S202において、CPU102は、動画コンテンツデータ内の選択された1つの動画フレームをデコードしてディスプレイ112へ表示し、再生一時停止状態とする。
そしてS203において、GPU105は動画フレーム上に一時停止状態のGUIを重畳して表示する。このときの画面構成を図3(A)に示す。
図3(A)において、被写体301a、302a、303aはそれぞれ、動画に映っている被写体である。再生開始ボタン304、前スキップボタン305、後スキップボタン306、およびスライドバー307は、それぞれ動画フレーム上に重畳表示されたGUI要素である。各要素の表示位置に対応する箇所がタッチパネル111上でタッチされると、CPU102はタッチ検知に応じて、それぞれの要素に対応した制御を行う。
次にS204において、CPU102は、ユーザーにより再生開始ボタン304がタッチされたことを検知したか否かを判定する。CPU102が、再生開始ボタン304がタッチされたことを検知したと判定した場合は処理を終了する。そして、CPU102は動画の再生を再開する。
一方、CPU102が、再生開始ボタン304がタッチされたことを検知していないと判定した場合は、処理はS205へ進む。そして、S205において、CPU102は、GUI要素以外の動画フレーム上がタッチダウンされたか否かを判定する。CPU102がGUI要素以外の動画フレーム上がタッチダウンされたと判定した場合、処理はS206へ進み、CPU102がGUI要素以外の動画フレーム上がタッチダウンされていないと判定した場合、処理はS204に戻る。
S206においては、GPU105は、S203で重畳表示したGUIを動画フレームから消去する。ここでGUIを消去することによって、タッチオン中にプレビュー表示される映像効果をより視認しやすくすることができる。
続いてS207において、圧力検知部114は、S205でタッチダウンされた後のタッチ強度をタッチパネル111から検知する。
次に、S208において、CPU102は、圧力検知部114によりS207で検知されたタッチ強度の情報をRAM103に一時記憶し、タッチ強度履歴を更新する。
次に、S209において、CPU102は、RAM103で更新されたタッチ強度履歴から、タッチ強度の暫定値を算出することができたか否かを判定する。なお、タッチ強度の暫定値の算出方法については後述する。CPU102がタッチ強度の暫定値を算出することができたと判定した場合は、処理はS210へ進み、CPU102がタッチ強度の暫定値を算出することができなかったと判定した場合は、処理はS211へ進む。
S210においては、GPU105は、S209で算出した暫定値に基づいて、ディスプレイ112へプレビュー表示を行う。図3(B)および図3(C)はそれぞれ、被写体302bの顔部分をタッチオンしているときのプレビュー表示状態を示している。
図3(B)及び図3(C)に示す例では、タッチオン位置の周囲の領域に対して、暫定値の大きさに基づいてぼかし効果を適用している。図3(B)は、暫定値が比較的小さいときのプレビュー表示画面の例を示している。タッチオン位置の周辺に位置する被写体302bの胴体部分と、被写体301b、被写体303bには、それぞれ弱くぼかし効果がかかっているが、被写体302bの顔部分はシャープに表示されている。一方、図3(C)は、暫定値が比較的大きいときのプレビュー表示画面の例を示している。タッチオン位置の周辺に位置する被写体302cの胴体部分と、被写体301c、被写体303cには、それぞれ図3(B)に示す例よりも強くぼかし効果がかかっているが、被写体302cの顔部分はシャープに表示されている。なお、この状態において、被写体302bまたは被写体302cから他の被写体、例えば被写体303bまたは被写体303cへドラッグ操作を行えば、シャープに表示する被写体を被写体303bまたは被写体303cに変更することも可能である。
S211においては、CPU102は、S205でタッチダウンを検知した後でタッチアップを検知したか否かを判定する。CPU102がタッチアップを検知したと判定した場合、処理はS212へ進み、CPU102がタッチアップを検知していないと判定した場合、処理はS207に戻り、周期的にタッチ強度を検知することになる。
S212においては、CPU102は、S209の処理と同様の方法によって、タッチ強度の確定値を算出することができたか否かを判定する。CPU102が、タッチ強度の確定値を算出することができたと判定した場合、処理はS213へ進む。なお、後述するタッチ強度の確定値の算出方法によっては、必ず処理がS213に進む場合がある。
S213においては、GPU105は、S212で算出した確定値に基づいて、ディスプレイ112へプレビュー表示を行う。このとき、GPU105は、処理を確認するための確認画面としてダイアログを重畳してプレビュー表示する。この時の画面構成例を図3(D)に示す。
図3(D)において、被写体301d、被写体302d、被写体303dはそれぞれ、S212で算出した確定値に基づいたプレビュー表示内の被写体である。確認ダイアログ308は、プレビュー表示しているぼかし効果を確定するか否かを問い合わせるためのダイアログであり、確認ダイアログ308内のボタンによってタッチ操作を受けつけ可能である。また、このときに、確認ダイアログ308以外の画面領域をタッチダウンすることにより、確認ダイアログ308を一時的に消去し、確認ダイアログ308に隠れた部分の映像効果を確認できるようにしてもよい。また、確認ダイアログ308以外の画面領域を再びタッチダウンすることによってS207からの処理を再び行うようにしてもよい。このようなプレビュー表示を行うことによって、確定値に基づいたぼかし効果を本当に適用してもよいかを落ち着いて確認することができる。
次に、S214において、CPU102は、確認ダイアログ308において効果を適用する操作(実行指示)がされたか否かを判定する。具体的には、CPU102は、確認ダイアログ308内の効果適用のアイコンでタッチダウンおよびタッチアップを検知したか否かを判定する。CPU102が、確認ダイアログ308において効果を適用する操作がされたと判定した場合、処理はS215へ進む。
S215においては、GPU105は、S213でプレビュー表示した映像効果を動画コンテンツデータ本体に適用する。このとき、S213のプレビュー表示と同等の映像効果を動画コンテンツデータ全体に適用してもよいし、指定した一定期間のみ適用されるようにしてもよい。また、S213でシャープに表示されていた被写体302dを前後のフレームで追尾することにより、被写体302dが動いてもシャープに表示され続けるようにしてもよい。そして、処理が完了すると、S203へ戻る。
一方、S214の判定で、CPU102が、確認ダイアログ308において効果を適用しない操作がされたと判定した場合、処理はS216へ進む。そして、S216において、CPU102は、S212で算出した確定値を破棄する。そして、処理はS203へ戻る。
一方、S212の判定で、CPU102が、タッチ強度の確定値を算出することができなかったと判定した場合、処理はS217へ進む。そして、S217において、GPU105は、タッチ強度の確定値の算出に失敗したことを示すエラー表示をディスプレイ112に一定時間表示する。このときの表示状態例を図3(E)に示す。図3(E)に示すように、被写体301a、被写体302a、被写体303aはそれぞれ、効果適用前の図3(A)に示す状態に相当する状態になっている。エラーダイアログ309は、タッチ強度の確定値の算出に失敗したことを示すダイアログである。
なお、図2に示した処理は、ぼかし以外の映像効果にも同じように適用可能である。図4は、タッチオンした被写体にモザイク効果を適用するときに、ディスプレイ112に表示される画面構成例を示す図である。なお、図3と同じ表示要素には同一の番号を付与している。
図4(A)は、図3(A)に相当する状態の画面構成例を示しており、被写体401a、被写体402a、被写体403aはそれぞれ、動画に映っている被写体である。
図4(B)は、図3(B)に相当する状態の画面構成例を示しており、タッチオンされている被写体402bの顔部分に比較的小さなブロックのモザイク効果が適用されている。被写体401bおよび被写体403bは被写体402bから離れているため、モザイク効果は適用されていない。
図4(C)は、図3(C)に相当する状態の画面構成例を示しており、タッチオンされている被写体402cの顔部分に比較的大きなブロックのモザイク効果が適用されている。被写体401cおよび被写体403cは被写体402cから離れているため、モザイク効果は適用されていない。
図4(D)は、図3(D)に相当する状態の画面構成例を示しており、確定値に基づいたモザイク効果が適用され、確認ダイアログ308が表示されている。
図5〜図7は、それぞれ図2のS209およびS212において、暫定値および確定値を算出する方法を説明するための図である。算出方法には3種類の方法が考えられ、各図がそれぞれの方法に対応している。いずれの図も、横軸に時間の経過、縦軸に圧力検知部114が検知するタッチ強度を示しており、S205のタッチダウン検知からS211のタッチアップ検知までのタッチ強度の経過をそれぞれ4パターン示している。タッチオンおよびタッチアップの瞬間は、いずれの図においてもタッチ強度が0となっている。時間の計測は、システムタイマー109を用いて行われる。
図5は、タッチアップ発生時点から規定時間(もしくは規定検知回数/規定検出周期分)だけ遡った時点のタッチ強度を確定値とする方法を説明するための図である。
図5(A)は、タッチ強度の曲線が、タッチ強度の最大地点からゆるやかにタッチアップへ向かう場合の例を示している。この場合、規定時間を適切に設定することによって、タッチアップへ向かう以前の安定したタッチ強度を確定値とする。
図5(B)は、一度強くタッチした後で弱めに調整し直し、それからタッチアップした場合の例を示している。この場合は、意図する弱めの値を確定値とする。
図5(C)は、タッチアップ直前に手ぶれや装置の振動などの影響でタッチ強度が強くなってしまった場合の例を示している。この場合は、それ以前の安定した値を確定値とする。
図5(D)は、タッチオンの期間が規定時間よりも短い場合の例を示している。この場合は、規定時間遡った時点のタッチ強度が検知されていないため、確定値を算出することができない。
このように図5に示す方法を採用した場合、ユーザーが1ストロークのタッチ操作中に強度を強くしすぎた場合も、その後に弱く調整してからタッチアップすれば、ユーザーの意図する弱い値を確定値とすることができる。特に、図5(C)に示す例のように、タッチアップ直前に外乱によって誤って短時間強くなってしまった場合、その強いタッチ強度を考慮せずに、ユーザーの意図する値を確定値とすることができる。また、図5(D)に示す例のように、誤って短時間にタッチダウンとタッチアップとを行った場合にも、エラー表示を行って映像効果を付与しないようにすることができる。
図6は、タッチアップ発生時点から規定時間(もしくは規定検知回数/規定検出周期分)だけ遡った時点とタッチアップ発生時点との間でのタッチ強度の最大値を確定値とする方法を説明するための図である。この場合、図6(A)および図6(B)に示す例は、タッチアップ発生時点から規定時間(もしくは規定検知回数/規定検出周期分)だけ遡った時点で最大値となるため、それぞれ図5(A)及び図5(B)の場合と同じ確定値が得られる。
一方、図6(C)に示す例の場合は、タッチアップ直前の強いタッチを意図的なタッチ操作と見なして、規定時間内の最大値を確定値とする。
また、図6(D)に示す例のように、タッチオンしている期間が規定時間よりも短い場合であっても、確定値算出エラーとせずに、タッチオン期間内の最大値を確定値とする。このように、微妙な調整と瞬間的な動作との両方が求められるような場面では、図5に示す方法よりも適している。
このように図6に示す方法を採用した場合、ユーザーが1ストロークのタッチ操作中に強度を強くしすぎた場合も、その後に弱く調整してからタッチアップすれば、ユーザーの意図する弱い値を確定値とすることができる。特に、図6(C)に示す例のように、タッチアップ直前に意図的に短時間強く押した場合に、その強いタッチ強度を考慮して確定値を算出することができる。また、図6(D)に示す例のように、タップ操作のように短時間にタッチダウンとタッチアップとを行った場合にも、ユーザーの意図する値を確定値とすることができる。
図7は、タッチアップ発生時点から直近の安定期間内のタッチ強度に基づいて確定値を決定する方法を説明するための図である。この方法では、CPU102は、タッチ強度の変化量または変動の傾き(勾配)が閾値以下であり、且つタッチ強度を規定時間以上検知(もしくは規定回数以上検知/規定検出周期分以上検知)した安定期間を探索し、その安定期間におけるタッチ強度の平均値を確定値とする。この方法によれば、様々な外部環境化で使用されるモバイル機器などで、規定時間が一意に決定しづらい場合にも、ユーザーの意図を安定して反映させることができる。
図7(A)および図7(B)に示す例おいては、タッチ強度が急激に小さくなる直前に安定期間が存在する場合の例であり、この場合は、結果的に図5及び図6に示した方法によって算出される確定値に近い確定値が算出されている。
図7(C)に示す例においては、タッチアップ直前にタッチ強度が不安定である期間が存在するため、その期間以前の安定した期間からタッチ強度の確定値を算出する。
また、図7(D)に示す例のように安定期間が存在しない場合は、エラーとしてもよく、タッチオン期間のタッチ強度の最大値を確定値とし、エラーを回避するようにしてもよい。
このように図7に示す方法を採用した場合、ユーザーが1ストロークのタッチ操作中に強度を強くしすぎた場合も、その後に弱く調整してからタッチアップすれば、ユーザーの意図する弱い値を確定値とすることができる。特に、タッチアップ直前に意図的に短時間強く押した場合であっても、最も安定したタッチ強度を考慮して確定値を算出することができる。
なお、いずれの方法においても、暫定値の算出方法は確定値の算出方法と基本的には同様である。すなわち、暫定値の算出を行うその瞬間にタッチアップが発生したと見なし、同様の方法で算出した確定値を暫定値とすればよい。このようにすることよって、その時点で直ちにタッチアップが発生したら確定値がどのような値になるかが、暫定値として表され、タッチアップ移行中の中途半端なタッチ強度が暫定値として見えてしまうことも回避できる。逆に、暫定値の算出方法は確定値の算出方法と異なり、規定時間遡らずにその時点(現時点)で検知されている圧力とするようにしてもよい。このようにすることよって、その時点で直ちにタッチアップが発生した場合に確定値がどのような値になるかが、暫定値として応答性良く表すことができる。
以上のように本実施形態によれば、ユーザーはタッチムーブせずに1点でタッチ強度を調整するだけの簡易な手順によって映像効果の強弱を調整することができる。例えば、タッチ位置およびタッチ強度によって、映像効果の注目地点と映像効果の強さとの両方を、1ストロークの操作で直感的に調整することができる。また、ボタン操作やスライドバーなどによる強度値の調整と比べると、GUI画面の占有面積を小さくできるため、ダイアログを重畳表示した場合にも映像の視認性を損なわずに映像効果の調整を行うことができる。
また、本実施形態の場合、タッチ強度の暫定値に基づいてディスプレイ112に映像効果を付与した映像を予告(プレビュー表示)するようにした。これにより、ユーザーは、ぼかし効果やモザイク効果などの映像効果を確認しながら、所望のタッチ強度を決定することができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態として、ネットワーク端末である電子機器においてWebブラウザを利用して検索結果を閲覧する操作に対して、本発明を適用した例を説明する。なお、本実施形態に係る電子機器の内部構成は、第1の実施形態と同様であるため、説明は省略する。
本実施形態では、CPU102は、WebブラウザプログラムをROM104から読み出して実行し、ネットワークインターフェイス110から取得したWebページをディスプレイ112に表示することができる。Webブラウザプログラムと連携するソフトウェアキーボードとしてユーザーがタッチパネル111を操作すると、CPU102はその操作内容を取得し、外部の検索エンジンサイトにキーワードを送信してWebページ検索を行うことができる。
図8は、本実施形態に係る電子機器101において、タッチ強度に基づいた検索に係る制御の処理手順の一例を示すフローチャートである。このフローチャートの動作は、CPU102がROM104または記憶媒体113に記憶されたプログラムをRAM103に読み出して、電子機器101の各部を制御することによって実現される。なお、本フロー以前の処理によってWebブラウザプログラムが起動しており、検索キーワードが入力済みであることとする。また、図9は、図8に示す処理によってディスプレイ112に表示されるWebブラウザ内のページ構成例を示す図であり、図8と合わせて説明する。
まず、ユーザーによって、検索キーワードがタッチパネル111を介して入力され、検索が実行されると処理を開始する。そして、S801において、CPU102は、変数pを1に初期化する。
次に、S802において、CPU102は、ネットワークインターフェイス110を介して外部の検索エンジンサイトに検索結果ページpをリクエストする。
そして、S803において、CPU102は、S802のリクエストの応答としてネットワークインターフェイス110を介して検索結果ページpを取得するまで待機する。CPU102が検索結果ページpを取得すると、次にS804において、CPU102は、S803で取得した検索結果ページpをディスプレイ112に表示する。このときの表示例を図9(A)に示す。
図9(A)において、検索キーワードの入力フォーム901には、現在の検索結果に対する検索キーワードが表示されており、異なる検索キーワードが入力され、検索ボタン902が押下されると、再検索を行うことができる。項目903〜905はそれぞれ、検索結果の内容を示す記述である。検索結果は、4項目以上を同時に表示する構成であっても構わない。「前へ」ボタン906は、現在表示している検索結果の前のページに対応するボタンである。番号ボタン群907は、現在表示しているページの前後数ページのページ番号を示すボタン群である。「次へ」ボタン908は、現在表示している検索結果の後のページに対応するボタンである。
次に、S805において、CPU102は、検索結果である項目903〜905のいずれかの位置でタッチダウンおよびタッチアップを検知したか否かを判定する。CPU102が検索結果である項目903〜905のいずれかの位置でタッチダウンおよびタッチアップを検知したと判定した場合、処理はS806へ進む。
S806においては、CPU102は、S805でタッチされた検索結果に対応するページを外部ネットワークへリクエストする。そして、CPU102が該当するページを取得すると、CPU102は、そのページをディスプレイ112に表示し、処理を終了する。
一方、S805の判定で、CPU102が検索結果である項目903〜905のいずれの位置でもタッチダウンおよびタッチアップを検知していないと判定した場合、処理はS807へ進む。そして、S807において、CPU102は、番号ボタン群907に含まれる何れかの番号ボタンの位置でタッチダウンおよびタッチアップを検知したか否かを判定する。CPU102が番号ボタン群907に含まれる何れかの番号ボタンの位置でタッチダウンおよびタッチアップを検知したと判定した場合、処理はS808へ進む。
S808においては、CPU102は、該当する番号ボタンの番号mを変数pに代入する。その後、処理はS802に戻る。
一方、S807の判定で、CPU102が番号ボタン群907に含まれる何れの番号ボタンの位置でもタッチダウンおよびタッチアップを検知していないと判定した場合、処理はS809へ進む。そして、S809において、CPU102は、「前へ」ボタン906もしくは「次へ」ボタン908の位置でタッチダウンを検知したか否かを判定する。CPU102が「前へ」ボタン906の位置でも「次へ」ボタン908の位置でもタッチダウンを検知していないと判定した場合、処理はS805へ戻る。
一方、S809の判定で、CPU102が「前へ」ボタン906もしくは「次へ」ボタン908の位置でタッチダウンを検知したと判定した場合、処理はS810に進む。そして、S810において、圧力検知部114は、タッチダウンされた後のタッチ強度をタッチパネル111から検知する。
そして、S811において、CPU102は、圧力検知部114によりS810で検知されたタッチ強度の情報をRAM103に一時記憶し、タッチ強度履歴を更新する。
次に、S812において、CPU102は、S811で更新したタッチ強度履歴から、タッチ強度の暫定値n1を算出することができたか否かを判定する。なお、暫定値の算出方法については第1の実施形態と同様である。CPU102がタッチ強度の暫定値n1を算出することができたと判定した場合、処理はS813へ進み、CPU102がタッチ強度の暫定値n1を算出することができなかったと判定した場合、処理はS814へ進む。
S813においては、GPU105は、S812で算出した暫定値n1に基づいてディスプレイ112にプレビュー表示を行う。図9(B)は、S809で「次へ」ボタン908がタッチダウンされた場合に、S813で表示される画面の例を示す図である。図9(B)において、ポップアップ909aは、S812で得られた暫定値n1に基づいて移動するページ数を示す表示であり、S810からS814までの処理の繰り返しによって、表示内容が変化する。
本実施形態では、圧力検知部114が検知したタッチ強度に応じて、進むまたは戻るページ数を決定する。例えば、タッチ強度の数段階の閾値によって区間が設けられており、暫定値がどの区間に属するかによってジャンプするページ数が決定される。
次に、S814において、CPU102は、S810でタッチダウンを検知した後でタッチアップを検知したか否かを判定する。CPU102がタッチアップを検知したと判定した場合、処理はS815へ進み、CPU102がタッチアップを検知していないと判定した場合、処理はS810へ戻る。
S815においては、CPU102は、第1の実施形態と同様の方法によって、タッチ強度の確定値n2を算出することができたか否かを判定する。CPU102がタッチ強度の確定値n2を算出することができたと判定した場合、処理はS816へ進み、CPU102がタッチ強度の確定値n2を算出することができなかったと判定した場合、処理はS805へ戻る。
S816においては、GPU105は、S815で算出した確定値n2に基づいてディスプレイ112にプレビュー表示を行う。このときの表示例を図9(C)に示す。図9(C)において、ポップアップ909bは、S815で得られた確定値n2に基づいて移動するページ数の表示である。なお、暫定値の状態との区別がつくように、図9(B)に示すポップアップ909aと比べて、表示形態(色や形状、大きさなど)を変化させている。
次に、S817において、CPU102は、確定値n2によって決定される移動先のページ数n'を変数pに代入する。そして、処理はS802に戻る。
以上のように実施形態によれば、ユーザーはタッチムーブせずに1点でタッチ強度を調整するだけの簡易な手順によって、表示するページを所望のページへジャンプさせることができる。特に、番号ボタン群907のページ範囲を超えたページにもダイレクトにジャンプして表示させることができる。また、番号ボタン群907やスライドバーなどによってジャンプ先のページ番号を変更する場合と比べると、GUI画面の占有面積を小さくできる。そのため、これらの表示要素を省略することにより、メインコンテンツである検索結果を、ディスプレイ112により多く(あるいはより大きく)一覧できるようにすることができる。
なお、CPU102が行うものとして説明した上述の各種制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェア(例えば、複数のプロセッサーや回路)が処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明を電子機器に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されずタッチ入力が可能で、かつタッチ強度を検知可能な表示制御装置であれば適用可能である。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
102 CPU
114 圧力検知部

Claims (11)

  1. 操作面へのタッチ操作を検知するタッチ検知手段と、
    前記操作面に対する押圧力を検知する圧力検知手段と、
    前記圧力検知手段によって検知された押圧力の変化量または勾配が閾値以下であり、且つ押圧力を規定時間以上または規定検出周期分以上検知した安定期間を探索する探索手段と、
    前記タッチ検知手段によって前記操作面からタッチが離されたことが検知されると、前記探索手段によって探索された安定期間において前記圧力検知手段によって検知されていた押圧力に基づいた処理を行うように制御する制御手段と
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御手段は、前記探索手段によって探索された安定期間において前記圧力検知手段によって検知されていた押圧力の平均値に基づいた処理を行うように制御することを特徴とする請求項に記載の電子機器。
  3. 前記圧力検知手段によって検知された押圧力の情報を記憶する記憶手段をさらに有し、
    前記探索手段は、前記圧力検知手段によって検知されていた押圧力の情報を前記記憶手段から取得して前記安定期間を探索することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記タッチ検知手段でタッチが検知されており、かつ、前記圧力検知手段によって押圧力が検知されている際に、前記探索手段によって探索された安定期間において前記圧力検
    知手段によって検知されていた押圧力に基づいて行われる処理を示す表示を表示部に表示するように制御する表示制御手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の電子機器。
  5. 前記タッチ検知手段でタッチが検知されており、かつ、前記圧力検知手段によって押圧力が検知されている際に、現時点で前記圧力検知手段によって検知されていた押圧力に基づいて行われる処理を示す表示を表示部に表示するように制御する表示制御手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の電子機器。
  6. 前記タッチ検知手段で前記操作面からタッチが離されたことが検知されると、前記探索手段によって探索された安定期間において前記圧力検知手段によって検知されていた押圧力に基づいた処理の確認画面が表示部に表示され、前記制御手段は、前記確認画面が表示された後にユーザーからの実行指示があったことに応じて前記処理を行うように制御する請求項1乃至の何れか1項に記載の電子機器。
  7. 前記探索手段によって安定期間を探索できなかった場合、前記制御手段は、前記圧力検知手段によって周期的に検知されていた押圧力の最大値に基づいた処理を行うように制御することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の電子機器。
  8. 前記探索手段によって安定期間を探索できなかった場合、表示部にエラー表示を行うことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の電子機器。
  9. 操作面へのタッチ操作を検知するタッチ検知工程と、
    前記操作面に対する押圧力を検知する圧力検知工程と、
    前記圧力検知工程において検知された押圧力の変化量または勾配が閾値以下であり、且つ押圧力を規定時間以上または規定検出周期分以上検知した安定期間を探索する探索工程と、
    前記タッチ検知工程において前記操作面からタッチが離されたことが検知されると、前記探索工程において探索された安定期間において前記圧力検知工程において検知されていた押圧力に基づいた処理を行うように制御する制御工程と
    を有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  10. コンピュータを、請求項1乃至の何れか1項に記載の電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
  11. コンピュータを、請求項1乃至の何れか1項に記載の電子機器の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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