JP6906284B2 - 室内環境管理装置、室内環境管理方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

室内環境管理装置、室内環境管理方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、室内環境管理装置、室内環境管理方法及びコンピュータプログラムに関する。
従来、空調制御において、快適さを示す指標である快適性指標PMV(Predicted Mean Vote)が利用されている。従来は、PMVを用いることにより、室内エリアの快適性を表示する技術が提案されている。
しかしながら、従来の技術では、快適性を示す情報を十分に提供できない場合があった。
特許第5514507号公報
本発明が解決しようとする課題は、快適性を示す情報をより詳細に提供することができる室内環境管理装置、室内環境管理方法及びコンピュータプログラムを提供することである。
実施形態の室内環境管理装置は、快適性評価部と、表示制御部と、機器制御部とを持つ。快適性評価部は、室内環境の状態を判定する指標となる環境情報に基づいて、快適さを示す指標である快適性指標を室内の所定の領域毎に評価する。表示制御部は、前記快適性指標と、予め設定されている目標とする快適性指標を示す目標快適性指標とに基づいて前記領域毎の快適性を示す表示を表示させる。表示制御部は、前記快適性指標が、前記目標快適性指標を上回っているか、前記目標快適性指標の範囲内であるか、前記目標快適性指標を下回っているかを前記領域毎に判定し、前記領域毎の快適性を示す表示を判定結果に応じた態様で表示させる。表示制御部は、前記快適性を示す表示の表示中に表示領域の選択がなされると、選択された表示領域に備えられる個別空調機の状態を変更可能とする情報を表示させる。機器制御部は、変更後の状態となるように前記個別空調機の動作制御と、前記個別空調機よりも広い範囲に給気を行う外調機の動作制御とを行う。機器制御部は、前記個別空調機及び前記外調機に基づく最適化演算の結果として得られた温度を前記個別空調機及び前記外調機に設定する。
実施形態の室内環境管理システム100のシステム構成を示す図。 室内環境管理装置10の構成を表す概略ブロック図。 室内環境管理装置10の処理の流れを示すフローチャート。 表示部106に表示される画面の一例を示す図。 変形例における室内環境管理装置10aの構成を表す概略ブロック図。 ACP20の状態変更の一例を説明するための図。
以下、実施形態の室内環境管理装置、室内環境管理方法及びコンピュータプログラムを、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態の室内環境管理システム100のシステム構成を示す図である。室内環境管理システム100は、室内環境管理装置10、ACP20及びセンサ30を備える。図1に示すように、室内1には複数のACP20及びセンサ30が備えられる。本実施形態では、所定の方法で室内1を複数の第一領域に区画し、第一領域をさらに複数の第二領域に区画して説明する。室内1を複数の第一領域に区画する方法としては、例えば、予め設定された範囲で区画してもよいし、室内環境管理システム100に外調機が備えられる場合には外調機が給気している領域毎に区画してもよい。また、第一領域を複数の第二領域に区画する方法としては、例えば、予め設定された範囲で区画してもよいし、ACP20が備えられる領域毎に区画してもよい。
以下の説明では、図1に示すように、室内1を4個の第一領域、36個の第二領域に区画した場合を例に説明する。ここで、左上の第一領域を第一領域A、右上の第一領域を第一領域B、左下の第一領域を第一領域C、右下の第一領域を第一領域Dとする。また、第一領域Aは、9個の第二領域(領域A−1〜領域A−9)に区画される。第一領域B〜第一領域Dも同様である。また、図1では、各第一領域に3台のセンサ30が備えられているが、各第一領域に備えられるセンサ30の数は1台以上であれば何台であってもよい。
室内環境管理装置10は、室内1に設けられるACP20を制御して室内環境を制御する。また、室内環境管理装置10は、センサ30から環境情報を取得する。環境情報は、室内環境の状態を判定する指標となる情報を表す。環境情報の具体例として、例えば温度、湿度、風速、輻射温度、照度、酸素量、一酸化炭素量、二酸化炭素量及び換気量などがある。
ACP20は、自装置が備えられている領域(例えば、第二領域)の空調を行う。ここで、ACP20は、例えば空調機、エアーコンディショナーなどの室内1の環境を変化させる空気調和設備である。
センサ30は、室内1の環境情報を取得する。センサ30は、例えば温度センサ、湿度センサ、画像センサ、赤外線センサなどである。
図2は、室内環境管理装置10の構成を表す概略ブロック図である。
室内環境管理装置10は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、室内環境管理プログラムを実行する。室内環境管理プログラムの実行によって、室内環境管理装置10は、環境情報取得部101、環境情報記憶部102、設定情報記憶部103、快適性評価部104、表示制御部105、表示部106を備える装置として機能する。なお、室内環境管理装置10の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、室内環境管理プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、室内環境管理プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
環境情報取得部101は、センサ30から環境情報を取得する。
環境情報記憶部102は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。環境情報記憶部102は、環境情報取得部101が取得した環境情報を記憶する。
設定情報記憶部103は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。設定情報記憶部103は、区画情報、目標PMV(Predicted Mean Vote)及び状態情報を記憶する。
区画情報は、室内1の区画に関する情報であり、例えば、区画情報としては、室内1のフロアマップと、フロアマップのどの領域を第一領域及び第二領域に区画しているかを示す情報と、室内1に備えられるACP20の位置情報及びセンサ30の位置情報などである。目標PMVは、所定の領域において目標とする快適さを示す指標である快適性指標を表す。目標PMVは、例えば、第一領域毎に設定される。以下の説明では、目標PMVが、−0.5〜0.5であるとする。状態情報は、ACP20に設定されている状態に関する情報であり、例えば、状態情報としては、ACP20が給気している空気の温度、湿度等の情報である。
快適性評価部104は、環境情報記憶部102に記憶されている環境情報と、設定情報記憶部103に記憶されている区画情報とに基づいて、快適さを示す指標である快適性指標を第二領域毎に評価する。例えば、快適性評価部104は、PMVによって快適性指標を評価してもよい。以下、快適性評価部104によって評価された快適性指標を現在PMVと記載する。なお、現在PMVの評価に用いられる着衣量は予め設定されていてもよい。例えば、夏は0.5、冬は1.5、春秋は1.0等のように着衣量は予め設定されていてもよい。なお、PMVは、0が最も快適であることを表し、プラスの値が高くなるほど暑いことを表し、マイナスの値が高くなるほど寒いことを表す。
表示制御部105は、快適性評価部104によって評価された第二領域毎の現在PMVと、設定情報記憶部103に記憶されている目標PMVとに基づいて、第二領域毎の快適性を示す表示を表示部106に表示させる。
表示部106は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の画像表示装置である。表示部106は、表示制御部105の制御に従って、快適性を示す表示を行う。表示部106は、画像表示装置を室内環境管理装置10に接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、表示部106は、快適性を示す表示行うための映像信号を生成し、自身に接続されている画像表示装置に映像信号を出力する。
図3は、室内環境管理装置10の処理の流れを示すフローチャートである。
環境情報取得部101は、室内1に備えられるセンサ30から環境情報を取得する(ステップS101)。環境情報取得部101は、取得した環境情報を環境情報記憶部102に記憶する。快適性評価部104は、環境情報記憶部102に記憶されている環境情報と、設定情報記憶部103に記憶されている区画情報とに基づいて現在PMVを第二領域毎に評価する(ステップS102)。例えば、図1において、各ACP20にセンサ30が設置されている場合には、快適性評価部104は第二領域の各領域における現在PMVをそれぞれのセンサ30から取得された環境情報を用いて評価する。また、例えば、図1に示すように、第一領域Aにセンサ30が3台備えられている場合、快適性評価部104は第一領域Aに属する第二領域(領域A−1〜A−9)それぞれの現在PMVを、3つのどのセンサ30の環境情報を用いて評価するのかを関連付けておいて現在PMVを評価してもよいし、第一領域A内に備えられる複数のセンサ30の平均値等を用いて第一領域Aに属する第二領域それぞれの現在PMVを評価してもよい。
表示制御部105は、快適性評価部104によって評価された第二領域毎の現在PMVと、設定情報記憶部103に記憶されている第一領域毎の目標PMVとに基づいて、第二領域毎の快適性を示す表示を表示部106に表示させる(ステップS103)。具体的には、まず表示制御部105は、現在PMVと、その現在PMVが評価された第二領域が属する第一領域における目標PMVとを比較する。次に、表示制御部105は、比較した結果、現在PMVが、目標PMVを上回っているか、目標PMVの範囲内であるか、目標PMVを下回っているかを判定する。表示制御部105は、この処理を快適性評価部104によって評価された第二領域全てに対して行う。そして、表示制御部105は、判定結果に応じた態様で室内1の各第二領域の快適性を示す表示を表示部106に表示させる。例えば、表示制御部105は、図4に示す画面を表示部106に表示させる。表示部106は、表示制御部105の制御に従って図4に示す画面を表示する(ステップS104)。
図4は、表示部106に表示される画面の一例を示す図である。図4に示されるように、室内1の第二領域毎に目標PMVを満たしているか否かが示されている。領域A−1及び領域A−2については、現在PMVが目標PMVを下回っている、すなわち目標PMVを満たしておらず寒い状態となっていることが表されている。また、領域D−8及び領域D−9については、現在PMVが目標PMVを上回っている、すなわち目標PMVを満たしておらず暑い状態となっていることが表されている。領域A−1、領域A−2、領域D−8及び領域D−9以外の第二領域については、目標PMVを満たしていることが表されている。このような表示がなされることにより、室内環境管理システム100のユーザは、一目でどの領域が快適性を損なっているのかを把握することができる。
以上のように構成された室内環境管理装置10によれば、室内の各領域の現在PMVと、各領域の目標PMVと、に基づいて第二領域毎の快適性を示す表示を行う。例えば、室内環境管理装置10は、現在PMVが目標PMVの範囲内である領域については、その領域を目標PMVの範囲内であることを示す態様で表示し、現在PMVが目標PMVの範囲内ではない領域については、その領域を目標PMVの範囲外(例えば、範囲上限を上回っている、又は、範囲下限を下回っている)であることを示す態様で表示する。そのため、室内環境管理システム100は、快適性を示す情報をより詳細に提供することが可能になる。
また、室内環境管理装置10は、領域毎に、現在PMVが、目標PMVを上回っているか、目標PMVの範囲内であるか、目標PMVを下回っているかのいずれであるかを判定し、領域毎の快適性を示す表示を判定結果に応じた態様で表示させる。これにより、本システムのユーザは、室内の各領域が、目標PMVを満たしているか否かを容易に把握することができる。
以下、室内環境管理装置10の変形例について説明する。
目標PMVは、第二領域毎に設定されてもよい。
表示部106は、他の装置に備えられてもよい。このように構成される場合、室内環境管理装置10は各第二領域の快適性の評価を行い、現在PMVと目標PMVとの比較結果に応じた表示情報を、表示部106を備える他の装置に出力する。
室内環境管理装置10は、図5に示すような構成であってもよい。図5は、変形例における室内環境管理装置10aの構成を表す概略ブロック図である。室内環境管理装置10aは、室内環境管理装置10は、環境情報取得部101、環境情報記憶部102、設定情報記憶部103、快適性評価部104、表示制御部105a、表示部106、入力部107及び機器制御部108を備える。
室内環境管理装置10aは、表示制御部105に代えて表示制御部105aを備える点、入力部107及び機器制御部108を新たに備える点で室内環境管理装置10と構成が異なる。室内環境管理装置10aは、他の構成については室内環境管理装置10と同様である。そのため、室内環境管理装置10a全体の説明は省略し、表示制御部105a、入力部107及び機器制御部108について説明する。
表示制御部105aは、各第二領域の快適性を示す表示の表示中に、ACP20の選択がなされると、選択されたACP20の状態を変更可能とする情報を表示させる。
入力部107は、キーボード、ポインティングデバイス(マウス、タブレット等)、タッチパネル、ボタン等の既存の入力装置を用いて構成される。入力部107は、ユーザの指示を室内環境管理装置10aに入力する際にユーザによって操作される。入力部107は、状態の変更対象となるACP20の選択指示の入力を受け付ける。また、入力部107は、入力装置を室内環境管理装置10aに接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、入力部107は、入力装置においてユーザの入力に応じて生成された入力信号を室内環境管理装置10aに入力する。
機器制御部108は、入力部107を介して入力された変更後の状態となるようにACP20の動作を制御する。
図6は、ACP20の状態変更の一例を説明するための図である。
図4に示す画面において、ユーザが入力部107を介して図6に示すように領域D−9に示されているACPのアイコンを選択すると、表示制御部105aは領域D−9に関する情報40を表示部106に表示させる。表示制御部105aは、情報40を同一画面に表示させてもよいし、画面を切り替えて情報40を表示させてもよいし、その他の方法で表示させてもよい。図6に示されるように、情報40には、現在PMV、目標PMV、設定温度及び設定温度(変更)の各値が含まれる。情報40における現在PMVは、選択されたACP20が位置している第二領域のPMVを表す。情報40における目標PMVは、選択されたACP20が位置している第二領域が属する第一領域において目標とするPMVを表す。設定温度は、選択されたACP20に設定されている給気温度を表す。設定温度(変更)は、選択されたACP20に新たに設定される給気温度を表す。ユーザは、入力部107を介して情報40に表示されている設定温度(変更)の項目に新たに設定したい給気温度を入力することによってACP20の状態を変更することができる。例えば、図6に示す例では、領域D−9が、目標PMV範囲の上限を逸脱しており、暑い状態となっている。そこで、ユーザが、設定温度26℃よりも低い値(例えば、24℃)を設定したとすると、機器制御部108は新たに設定された温度で給気するように領域D−9に備えられるACP20の動作を制御する。これにより、目標PMVを満たしていない第二領域の温度を調整して快適性を向上させることができる。なお、ACP20の状態が変更されると、表示制御部105aは設定情報記憶部103に記憶されている状態情報を変更後の情報に更新する。
以上のように構成された室内環境管理装置10aによれば、快適性を示す表示の表示中に表示領域の選択(例えば、アイコンの選択)がなされると、選択された表示領域に備えられるACP20の状態を変更可能とする情報を表示させる。これにより、第二領域毎に快適性の調整を行うことができる。
また、室内環境管理装置10aは、変更後の状態となるようにACP20の動作を制御する。これにより、室内1における快適性の偏りを軽減することができる。また、室内環境管理装置10aは、ACP20毎の制御が可能となるように室内1を、ACP20を含む複数の第二領域に区画している。これにより、快適性の偏りの補正が必要となる領域のみを対応するACP20を制御することによって補正することができる。
また、室内環境管理システム100は、外調機を備えるように構成されてもよい。このように構成される場合、第一領域は外調機が給気している領域であってもよい。また、このように構成される場合、室内環境管理装置10aは、演算部を備えるように構成されてもよい。演算部は、ACP20、外調機及び熱源機(不図示)に基づいて最適化演算を行う。演算部が行う最適化演算により、ACP20、外調機及び熱源機の最適な出力値(例えば、温度)が得られる。演算部は、外調機が給気している第一領域(例えば、第一領域A〜D)毎に最適化演算を行う。そして、機器制御部108は、最適化演算の結果得られた出力値をACP20、外調機及び熱源機に設定する。
なお、第一領域Aに位置する全てのACP20には第一領域Aの最適化演算により得られた同一の出力値が設定温度として設定され、第一領域Bに位置する全てのACP20には第一領域Bの最適化演算により得られた同一の出力値が設定温度として設定され、第一領域Cに位置する全てのACP20には第一領域Cの最適化演算により得られた同一の出力値が設定温度として設定され、第一領域Dに位置する全てのACP20には第一領域Dの最適化演算により得られた同一の出力値が設定温度として設定される。
以上のように構成されることによって、最適化演算により快適性を維持しつつ、かつ、消費エネルギーが最小となるような制御が可能になる。
なお、演算部は、最適演算ではなくニューロPMV制御を行うように構成されてもよい。ただし、ニューロPMV制御が可能な領域よりも細かく第二領域を設定できる必要がある。ここで、ニューロPMV制御とは、予め設定したPMV値、熱放射、活動量、着衣量と計測した湿度から温度設定値を逆演算し、出力する制御である。ニューロPMV制御を用いることによって、湿度が変化した場合でも快適性を一定に保つことができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、環境情報に基づいて、快適性指標(実施形態における現在PMV)を室内1の第二領域毎に評価する快適性評価部104と、快適性指標と、予め設定されている目標快適性指標(実施形態における目標PMV)とに基づいて第二領域毎の快適性を示す表示を表示させる表示制御部105と、を持つことにより、快適性を示す情報をより詳細に提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…室内環境管理装置,20…ACP,30…センサ,101…環境情報取得部,102…環境情報記憶部,103…設定情報記憶部,104…快適性評価部,105…表示制御部,106…表示部,107…入力部,108…機器制御部

Claims (3)

  1. 室内環境の状態を判定する指標となる環境情報に基づいて、快適さを示す指標である快適性指標を室内の所定の領域毎に評価する快適性評価部と、
    前記快適性指標と、予め設定されている目標とする快適性指標を示す目標快適性指標とに基づいて前記領域毎の快適性を示す表示を表示させる表示制御部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、前記快適性指標が、前記目標快適性指標を上回っているか、前記目標快適性指標の範囲内であるか、前記目標快適性指標を下回っているかを前記領域毎に判定し、前記領域毎の快適性を示す表示を判定結果に応じた態様で表示させ、
    前記表示制御部は、前記快適性を示す表示の表示中に表示領域の選択がなされると、選択された表示領域に備えられる個別空調機の状態を変更可能とする情報を表示させ、
    変更後の状態となるように前記個別空調機の動作制と、前記個別空調機よりも広い範囲に給気を行う外調機の動作制御とを行う機器制御部をさらに備え
    前記機器制御部は、前記個別空調機及び前記外調機に基づく最適化演算の結果として得られた温度を前記個別空調機及び前記外調機に設定する室内環境管理装置。
  2. 室内環境の状態を判定する指標となる環境情報に基づいて、快適さを示す指標である快適性指標を室内の所定の領域毎に評価する快適性評価ステップと、
    前記快適性指標と、予め設定されている目標とする快適性指標を示す目標快適性指標とに基づいて前記領域毎の快適性を示す表示を表示させる表示制御ステップと、
    を有し、
    前記表示制御ステップにおいて、前記快適性指標が、前記目標快適性指標を上回っているか、前記目標快適性指標の範囲内であるか、前記目標快適性指標を下回っているかを前記領域毎に判定し、前記領域毎の快適性を示す表示を判定結果に応じた態様で表示させ
    前記表示制御ステップにおいて、前記快適性を示す表示の表示中に表示領域の選択がなされると、選択された表示領域に備えられる個別空調機の状態を変更可能とする情報を表示させ、
    変更後の状態となるように前記個別空調機の動作制御と、前記個別空調機よりも広い範囲に給気を行う外調機の動作制御とを行う機器制御ステップをさらに有し、
    前記機器制御ステップにおいて、前記個別空調機及び前記外調機に基づく最適化演算の結果として得られた温度を前記個別空調機及び前記外調機に設定する室内環境管理方法。
  3. 室内環境の状態を判定する指標となる環境情報に基づいて、快適さを示す指標である快適性指標を室内の所定の領域毎に評価する快適性評価ステップと、
    前記快適性指標と、予め設定されている目標とする快適性指標を示す目標快適性指標とに基づいて前記領域毎の快適性を示す表示を表示させる表示制御ステップと、
    をコンピュータに実行させ、
    前記表示制御ステップにおいて、前記快適性指標が、前記目標快適性指標を上回っているか、前記目標快適性指標の範囲内であるか、前記目標快適性指標を下回っているかを前記領域毎に判定し、前記領域毎の快適性を示す表示を判定結果に応じた態様で表示させ
    前記表示制御ステップにおいて、前記快適性を示す表示の表示中に表示領域の選択がなされると、選択された表示領域に備えられる個別空調機の状態を変更可能とする情報を表示させ、
    変更後の状態となるように前記個別空調機の動作制御と、前記個別空調機よりも広い範囲に給気を行う外調機の動作制御とを行う機器制御ステップをさらに実行させ、
    前記機器制御ステップにおいて、前記個別空調機及び前記外調機に基づく最適化演算の結果として得られた温度を前記個別空調機及び前記外調機に設定するためのコンピュータプログラム。
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