JP6905218B2 - コイル挿入方法及びコイル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ステータコアのスロットに、予め巻線されたコイルを、ステータコアの内周側から半径方向外方に押し込んで挿入するようにしたコイル挿入方法及びコイル装置に関する。
例えば下記特許文献1には、予め巻線された複数のコイルの一側辺をそれぞれスロットに挿入し、その後、前記複数のコイルの他側辺をそれぞれ他のスロットに挿入して形成されるステータを製造する方法において、スリット状の複数の保持溝からなりステータコアのスロットのピッチの整数倍ピッチで形成される第1保持溝群と、前記第1保持溝群の保持溝と同数の保持溝からなり前記第1保持溝群と同じピッチで形成される第2保持溝群とが外周に形成された治具を用い、予め巻線された複数のコイルの一側辺を、前記第1保持溝群に、他側辺を、前記第2保持溝群のうちの、前記一側辺を挿入した保持溝と隣接する保持溝にそれぞれ挿入して、各コイルを前記治具の円周に沿って配列し、この治具を前記ステータコアの内周に挿入して、各コイルの一側辺を押出し手段によって外径側に押出して、前記ステータコアの対応するスロットに挿入し、前記治具を前記ステータコアのスロットに対して所定角度回動させて、前記第2保持溝群が、前記ステータコアの対応するスロットに整合するように位置決めした後、前記他側辺を押出し手段によって外径側に押出して、前記ステータコアの対応するスロットに挿入することを特徴とするステータの製造方法が開示されている。上記製造方法によれば、複数のコイルを一側ずつ螺旋状に重なるようにスロットに挿入することができ、螺旋巻きステータコアを機械的に効率よく製造することが可能となる。
特許第4813171号公報
上記特許文献1の製造方法においては、予め巻線された複数のコイルの一側辺を、第1保持溝群に、他側辺を、第2保持溝群のうちの、前記一側辺を挿入した保持溝と隣接する保持溝にそれぞれ挿入して、各コイルを前記治具の円周に沿って配列し、この治具を前記ステータコアの内周に挿入して、第1保持溝群に保持された各コイルの一側辺を押出し手段によって外径側に押出して、ステータコアの対応するスロットに挿入し、コイルを保持する治具をステータコアのスロットに対して所定角度回動させて、第2保持溝群が、ステータコアの対応するスロットに整合するように位置決めした後、コイルの他側辺を押出し手段によって外径側に押出してスロットに挿入することにより、複数のコイルを一側ずつ螺旋状に重なるようにスロットに挿入するようにしている。
本発明の目的は、前記特許文献1とは違う方法で、複数のコイルを一側ずつ螺旋状に重なるようにスロットに挿入できるようにしたコイル挿入方法及びコイル挿入装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のコイル挿入方法は、U相、V相、W相のコイルをそれぞれ巻線して形成し、全体として円柱状をなし、軸心部から外周にむけて開口するように放射状に形成された複数の保持溝を有するコイル保持治具の前記保持溝に、前記U相、V相、W相のそれぞれのコイルを螺旋状に重なるように挿入保持させ、このコイル保持治具をステータコアの内周に挿入し、前記保持溝に保持されたコイルの側部を、前記ステータコアの所定のスロットに向けて半径方向外方に押出して、前記ステータコアの内周側から前記スロットに挿入することを特徴とする。
上記発明によれば、コイル保持治具上で既に螺旋状に重なった状態で保持されているコイルを、ステータコアの所定のスロットに向けて半径方向外方に押出して、ステータコアの内周側からスロットに挿入することにより、ステータコアのスロットにコイルを螺旋状に重なった状態で挿入することができ、コイルエンドを短くしてモータ等の出力を高めることができる。
本発明のコイル挿入方法においては、U相のコイルを形成する巻線機と、V相のコイルを形成する巻線機と、W相のコイルを形成する巻線機とを用い、それぞれの巻線機に設けられた巻枠の長手方向に沿って、巻方向を変えて、複数個のコイルを形成し、前記巻枠の端面を前記コイル保持治具の対応する前記保持溝に向け、各巻枠の端面の両側部が所定の保持溝に整合するように前記コイル保持治具を回動させて、前記コイルの両側部を対応する保持溝に挿入することが好ましい。
上記態様によれば、U相、V相、W相のそれぞれのコイルCが挿入されたら、コイル保持治具が所定角度回転して、各巻線機の巻枠の端面の両側部が所定の保持溝に整合するように、再び回転位置決めされ、各巻線機に巻き付けられた次のコイルを同様にして、対応する保持溝に挿入保持させることができる。
また、前記コイル保持治具の前記保持溝は、前記ステータコアのスロットの配列間隔の1/2の間隔で、かつ、前記スロットの2倍の数で配置されており、前記保持溝に保持されたコイルの一方の側部を前記ステータコアの対応するスロットに挿入した後、前記スロットにそれぞれ相間絶縁紙を挿入し、前記コイル保持治具を前記スロットの配列間隔の半分の角度で回転させ、前記コイルの他方の側部を対応するスロットに挿入することが好ましい。
上記態様によれば、スロットに挿入される外径側のコイルと内径側のコイルとが、周方向に1スロットずつずれて、1つのスロットに挿入される外径側のコイルと内径側のコイルCとが異相のコイルとなるように配置されることにより、モータ等の回転を滑らかにすることができる。
一方、本発明のコイル挿入装置は、全体として円柱状をなし、軸心部から外周にむけて開口するように放射状に形成された複数の保持溝を有するコイル保持治具と、
U相のコイルを形成する巻線機と、V相のコイルを形成する巻線機と、W相のコイルを形成する巻線機とを有し、それぞれの巻線機に設けられた巻枠の長手方向に沿って、巻方向を変えて、複数個のコイルを形成し、前記巻枠の端面を前記コイル保持治具の対応する前記保持溝に向け、前記各巻枠の端面の両側部が所定の保持溝に整合するように前記コイル保持治具を回動させて、前記コイルの両側部を対応する保持溝に挿入することにより、前記U相、V相、W相のそれぞれのコイルを螺旋状に重なるように前記保持溝に挿入する巻線・挿入装置と、
前記保持溝にコイルが挿入された前記コイル保持治具をステータコアの内周に挿入した状態で、前記保持溝に保持されたコイルの側部を、前記ステータコアの所定のスロットに向けて半径方向外方に押出して、前記ステータコアの内周側から前記スロットに挿入する押込手段とを備えていることを特徴とする。
上記発明によれば、コイル保持治具上で既に螺旋状に重なった状態で保持されているコイルを、ステータコアの所定のスロットに向けて半径方向外方に押出して、ステータコアの内周側からスロットに挿入することにより、ステータコアのスロットにコイルを螺旋状に重なった状態で挿入することができ、コイルエンドを短くしてモータ等の出力を高めることができる。
本発明のコイル挿入装置においては、前記コイル保持治具の前記保持溝は、前記ステータコアのスロットの配列間隔の1/2の間隔で、かつ、前記スロットの2倍の数で配置されており、前記コイル挿入装置は、更に相間絶縁紙挿入装置を有しており、前記保持溝に保持されたコイルの一方の側部を前記ステータコアの対応するスロットに挿入した後、前記相間絶縁紙挿入装置により、前記スロットにそれぞれ相間絶縁紙を挿入し、前記コイル保持治具を前記スロットの配列間隔の半分の角度で回転させ、前記コイルの他方の側部を対応するスロットに挿入するように構成されていることが好ましい。
上記態様によれば、スロットに挿入される外径側のコイルと内径側のコイルとが、周方向に1スロットずつずれて、1つのスロットに挿入される外径側のコイルと内径側のコイルCとが異相のコイルとなるように配置されることにより、モータ等の回転を滑らかにすることができる。
本発明によれば、コイル保持治具上で既に螺旋状に重なった状態で保持されているコイルを、ステータコアの所定のスロットに向けて半径方向外方に押出して、ステータコアの内周側からスロットに挿入することにより、ステータコアのスロットにコイルを螺旋状に重なった状態で挿入することができ、コイルエンドを短くしてモータ等の出力を高めることができる。
本発明のコイル挿入装置に用いられるコイル保持治具の一例を示す斜視図である。 本発明のコイル挿入装置に用いられる巻線・挿入装置の一例を示す概略平面図である。 本発明のコイル挿入装置の一実施形態において、コイルを挿入保持されたコイル保持治具を、ステータコアの内周に挿入した状態を示す平面図である。 図3の部分拡大図である。 本発明のコイル挿入装置に用いられる、ステータコアのティースの先端部にカバー部材を脱着するカバー部材脱着装置の一例であって、カバー部材を装着する前の状態で示す説明図である。 同カバー部材脱着装置により、カバー部材をステータコアのティースの先端部に装着した状態を示す説明図である。 同カバー部材脱着装置により、カバー部材をステータコアのティースの先端部に装着し、同装置を退避させた状態を示す説明図である。 本発明のコイル挿入装置に用いられるプッシャ(押込手段)の一例を示す側面断面図である。 同プッシャ(押込手段)の側面図である。 同プッシャに用いられるブレードを示す斜視図である。 同プッシャに用いられるブレードホルダを示す斜視図である。 同プッシャに用いられるエンドホーマを示す斜視図である。 本発明のコイル挿入装置により、ステータコアのスロットの外径側にコイルを挿入した状態を示す説明図である。 本発明のコイル挿入装置により、ステータコアのスロットの外径側にコイルを挿入した状態を示す部分拡大説明図である。 同ステータコアのスロットに相間絶縁紙を挿入した状態を示す部分拡大説明図である。 本発明のコイル挿入装置により、ステータコアのスロットの内径側にコイルを挿入した状態を示す説明図である。 本発明のコイル挿入装置により、ステータコアのスロットの内径側にコイルを挿入した状態を示す部分拡大説明図である。 コイル挿入がなされたステータコアからカバー部材を取外すカバー脱着装置と、ステータコアのスロットの開口部内周に絶縁紙(ウェッジ)を挿入する絶縁紙挿入装置であって、カバー部材がまだステータコアの内歯の先端に装着された状態を示す説明図である。 同装置において、カバー部材脱着装置のホルダをステータコアの一方の端面側からステータコア内周に挿入し、カバー部材に嵌合させた状態を示す説明図である。 同装置において、カバー部材脱着装置によってカバー部材をステータコアの内歯から抜き出すと共に、絶縁紙(ウェッジ)をステータコアのスロットの開口部内周に挿入する状態を示す説明図である。 本発明のコイル挿入装置によって得られたステータコアの部分拡大説明図である。 本発明のコイル挿入装置に用いられるコイル保持治具の他の例を示す部分拡大説明図である。 本発明に用いられるカバー部材の第1実施形態を示す斜視図である。 本発明に用いられるカバー部材の第2実施形態を示す斜視図である。 本発明のコイル挿入装置におけるカバー部材とそのホルダを示す部分断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1には、本発明のコイル挿入装置に用いられるコイル保持治具100が示されている。コイル保持治具100は、全体として円筒状をなし、軸心部から外周にむけて開口するように放射状に形成された複数の保持溝101を有し、保持溝101の間は、放射状に伸びる複数の羽根部102をなしている。このコイル保持治具100は、後述するように、保持溝101にコイルCの側部を挿入保持して、ステータコア120(図2、3参照)の内周に挿入されるようになっている。
図2には、コイルCを巻線して、コイル保持治具100の保持溝101にコイルCを挿入する、巻線・挿入装置110が示されている。この巻線・挿入装置110は、U相のコイルCを形成するU相の巻線機111aと、V相のコイルCを形成するV相の巻線機111b、W相のコイルCを形成するW相の巻線機111cを有している(以下これらを総称して「巻線機111」とする)。
各巻線機111は、モータ112と、該モータ112によって回転する巻枠113とを備えており、図示しない電線供給装置から供給される電線を巻枠113に巻き付けてコイルCを形成するようになっている。コイルCは、巻枠113の長手方向に沿って、巻方向を変えて、複数個、この実施形態では4個形成されるようになっている。
また、各巻線機111は、回動軸114を介して回動可能とされており、コイルCを巻線された後、回動軸114を中心に回動して、巻枠113の端面をコイル保持治具100の対応する保持溝101に向けることができるようになっている。コイル保持治具100は、その軸孔に挿入された図示しない回動軸によって、回動可能に保持されており、各巻線機111の巻枠113の端面の両側部が所定の保持溝101に整合するように、回動できるようになっている。
そして、巻枠113に巻き付けられたコイルCの両側部を、コイル保持治具100の対応する保持溝101に挿入することにより、コイル保持治具100にコイルCを装着するようになっている。U相の巻線機111aで形成されたU相のコイルCと、V相の巻線機111bで形成されたV相のコイルCと、W相の巻線機111コイルCで形成されたW相のコイルCの、コイル保持治具100の対応する保持溝101への挿入は、同時に行うこともできるし、順次行うこともできる。
U相、V相、W相のそれぞれのコイルCが挿入されたら、コイル保持治具100が所定角度回転して、各巻線機111の巻枠113の端面の両側部が所定の保持溝101に整合するように、再び回転位置決めされる。そして、各巻線機111に巻き付けられた次のコイルCが上記と同様にして、対応する保持溝101に挿入保持される。こうして、U相、V相、W相のそれぞれのコイルCを、螺旋状に重なるようにコイル保持治具100の保持溝101に挿入保持することができる。
図3、4には、こうしてコイルCを挿入保持されたコイル保持治具100を、ステータコア120の内周に挿入した状態が示されている。ステータコア120は、全体として円筒状をなし、その内周に所定間隔でスロット121が形成されており、スロット121の間は、ティース122となっている。ティース122の先端部には拡径リブ123が形成されている。なお、スロット121内には、予めスロット絶縁紙124が挿入されている。
そして、本発明の特徴は、ティース122の先端面と、拡径リブ123の側面と、拡径リブ123の裏面とを覆うカバー部材130を設けたことにある。カバー部材130は、ティース122の先端面を覆うカバー本体131と、拡径リブ123の側面及び裏面を覆うリブカバー132とを有している。カバー部材130は、図4に示される断面形状でステータコア120の軸方向に伸びる棒状の部材からなっており、斜視図で見ると、図23に示す形状をなしている。なお、カバー本体131の両端部には、後述する係止ピン152(図5,6,7参照)が挿入される係止孔133が形成されている。カバー部材130は、後述する態様で、ステータコア120の端面方向からティース122の拡径リブ123に嵌合するように挿入される。
コイル保持治具100は、ティース122の端面に装着されたカバー部材130の内周に配置される。この実施形態の場合、コイル保持治具100の保持溝101は、ステータコア120のスロット121の配列間隔の1/2の間隔で配置されており、ステータコア120のスロット121の2倍の数となっている。そして、図4に示す状態では、各コイルCの一側が挿入された保持溝101が、対応するスロット121の開口部に整合し、各コイルCの他側が配置された保持溝101は、カバー部材130のカバー本体131によって開口部を塞がれた状態となっている。なお、コイル保持治具100の保持溝101は、ステータコア120のスロット121と同じ配列間隔で配置され、ステータコア120のスロット121と同じ数であってもよい。
図5,6,7には、ステータコア120のティース122の先端部にカバー部材130を装着し、また取り外すためのカバー部材脱着装置140が示されている。このカバー部材脱着装置140は、図示しないボールネジを内蔵したベース141と、このベース141のボールネジに螺合して移動可能に設置されたスライドブロック142と、前記ボールネジを回転させてスライドブロック142を移動させる第1サーボモータ駆動装置143と、スライドブロック142の上面から側面視でL字状に立ち上がるように設置された支持板144と、支持板144の立ち上がり面から水平方向に延出された円筒状をなすホルダ145とを有している。ホルダ145は、図25に示すように、円筒状の本体153と、該本体153の外周から放射状に立設された、断面T字状のリブ154と、該リブ154の間に設けられた、カバー部材130の収容溝155とを有している。
ホルダ145の収容溝155に、カバー部材130がホルダ145の端面方向から挿入されて保持されるようになっている。そして、カバー部材130の端部には、係止孔133が形成されている。また、支持板144には、第1エアシリンダ146が設置され、その駆動ロッド147には、カム部材149が連結されていて、第1エアシリンダ146の作動により、カム部材149が進退動作するようになっている。これに関係して、支持板144には、カムフォロアー150が、支軸151を介して、揺動可能に装着されている。カムフォロアー150は、カバー部材130を支持するホルダ145に対応して複数設けられており、カバー部材130に形成された係止孔133に係脱する係止ピン152を有している。また、カム部材149の外周には、前方傾斜面149a、平坦面149b、後方傾斜面149cが形成されている。そして、カムフォロアー150の底面の形状は、カム部材149が後退した状態(図5の状態)では前方傾斜面149aと平坦面149bとに適合して係止ピン152が係止孔133に係合し、カム部材149が前進した状態(図7の状態)では平坦面149bと後方傾斜面149cとに適合して係止ピン152が係止孔133から外れるように構成されている。
したがって、図5に示すように、カバー部材130をホルダ145に支持させ、その状態でカム部材149を後退させて、カムフォロアー150の底面を前方傾斜面149aと平坦面149bとに適合させて、係止ピン152を係止孔133に係合させることにより、カバー部材130を保持させることができる。
次いで、図6に示すように、第1サーボモータ駆動装置143によりスライドブロック142を前進させ、カバー部材130を、ステータコア120の端面側から、ティース122の先端部に被せるように挿入する。このとき、ステータコア120は、コアホルダ125により保持されている。
この状態で、第1エアシリンダ146によりカム部材149を後退させ、カムフォロアー150の底面が平坦面149bと後方傾斜面149cとに適合するようにカムフォロアー150を回動させて、係止ピン152をカバー部材130の係止孔133から抜き出して係合を解除する。
そして、図7に示すように、第1サーボモータ駆動装置143によりスライドブロック142を後退させ、カバー部材130をステータコア120側に残して、ホルダ145をステータコア120から抜き出す。こうして、ステータコア120のティース122にカバー部材130を装着した状態が、図4に示した状態となる。
次に、図8〜12に基づいて、コイル保持治具100の保持溝101に保持されたコイルCの側部を、ステータコア120の所定のスロット121に向けて半径方向外方に押出して、ステータコア120の内周側からスロット121に挿入する、本発明の押込手段に相当するプッシャ160について説明する。
図8,9に示すように、このプッシャ160は、コイル保持治具100の保持溝101に、コイル保持治具100の一方の端面側から挿入される複数枚(保持溝101の数と同じ枚数)のブレード161と、このブレード161の基部162を保持するブレードホルダ170及びエンドホーマ180とを有している。
図10に示すように、ブレード161は、全体として細長い薄板状をなして伸び、基部162と、中間部163と、先端部164とを有し、中間部163の一側辺(コイル保持治具100の外周側に配置される側辺)には、厚肉部165が形成され、先端部164の一側辺には、先端に向けて次第に幅狭となるように傾斜したコイル押圧部166が形成されている。なお、厚肉部165の先端側は、次第に高さが低くなるテーパ状をなしている。
また、図11に示すように、ブレードホルダ170は、円筒状の本体171と、本体171の中心部から外周に向けて放射状に形成された複数の差し込み溝172と、差し込み溝172の間に形成された複数の支持片173とを有している。差し込み溝172は、ステータコア120のスロット121に対応して設けられている。各差し込み溝172に、前記ブレード161の基部162が挿入されるようになっている。
更に、図12に示すように、エンドホーマ180は、その内周181に前記ブレードホルダ170が挿入されるようになっている。そして、内周181の上部には、前記ブレード161の厚肉部165の基部側が挿入される、複数の支持溝182が、周方向に所定間隔で形成されている。
したがって、エンドホーマ180の内周にブレードホルダ170を配置した状態で、ブレード161の基部162をブレードホルダ170の差し込み溝172に挿入し、ブレード161の厚肉部165の基端側をエンドホーマ180の支持溝182に挿入することにより、ブレード161がブレードホルダ170及びエンドホーマ180に保持されるようになっている。なお、図示しない固定手段によって、ブレードホルダ170とエンドホーマ180とは、ブレード161を保持した状態で相互に固定されるようになっている。
そして、図3,4に示す状態で、プッシャ160のブレード161の先端部を、コイル保持治具100の一方の端面側から保持溝101に挿入することにより、対応する保持溝101に保持されたコイルCの一方の側部が、ブレード161のコイル押圧部166に押圧されて、カバー部材130で覆われたティース122の隙間を通して、スロット121内に挿入される。更に、プッシャ160の厚肉部165がスロット121に挿入されることにより、スロット121に挿入されたコイルCは、スロット121の奥方に押し込まれる。このとき、ティース122の先端部がカバー部材130で覆われていることにより、コイルCがティース122に直接接触することがないので、コイルCの損傷を防止することができる。
こうして、ステータコア120のスロット121に整合して配置された、コイル保持治具100の保持溝101に保持されたコイルCの一方の側部が、スロット121に挿入された状態が、図13、14に示されている。この実施形態では、コイルCが、スロット121の外径側と内径側とに2回に分けて挿入されるようになっており、図13、14に示される状態では、コイルCがスロット121の外径側に挿入されている。
次いで、図15に示すように、スロット121内には、相間絶縁紙185が挿入される。相間絶縁紙185は、後述する絶縁紙挿入装置190と同様な装置によって挿入することができる。相間絶縁紙185は、細長い板状をなし、その両側部が外径側に折曲されて、スロット121の軸方向から見てコ字状をなしている。また、コイル保持治具100が、スロット121の配列間隔の半分の角度で回転し、それまでカバー部材130のカバー本体131によって開口部を塞がれていた保持溝101がスロット121に整合する位置に配置される。
この状態で、再び、プッシャ160のブレード161の先端部を、コイル保持治具100の一方の端面側から保持溝101に挿入することにより、保持溝101に保持されたコイルCの他方の側部が、ブレード161のコイル押圧部166に押圧されて、カバー部材130で覆われたティース122の隙間を通して、スロット121内に挿入される。このときも、ティース122の先端部がカバー部材130で覆われていることにより、コイルCがティース122に直接接触することがないので、コイルCの損傷を防止することができる。
こうして、コイル保持治具100の保持溝101に保持された全てのコイルCを、ステータコア120のスロット121に挿入した状態が、図16、17に示されている。1つのスロット121に挿入された外径側のコイルCと、内径側のコイルCとは異相のコイルCとなるため、相間絶縁紙185によって分離されている。
また、図2に示した巻線・挿入装置110を用いて、前述した方法によって、コイル保持治具100の保持溝101にコイルCを挿入したことにより、コイルCは、コイル保持治具100上で既に螺旋状に重なった状態で保持されている。そして、このコイルCを前述した方法でステータコア120のスロット121に挿入することにより、ステータコア120のスロット121にコイルCを螺旋状に重なった状態で挿入することができ、コイルエンドを短くしてモータ等の出力を高めることができる。
そして、スロット121に挿入される外径側のコイルCと内径側のコイルCとが、周方向に1スロットずつずれて、1つのスロット121に挿入される外径側のコイルCと内径側のコイルCとが異相のコイルCとなるように配置されることにより、モータ等の回転を滑らかにすることができる。
図18〜20には、前述したカバー部材脱着装置140と連係して作動する絶縁紙挿入装置190が示されている。この絶縁紙挿入装置190は、図示しないボールネジを内蔵したベース191と、このベース191のボールネジに螺合して移動可能に配置されたスライドブロック192と、前記ボールネジを回転させてスライドブロック192をベース191に沿って移動させる第2サーボモータ駆動装置193を有している。スライドブロック192上には、ウェッジマガジン194が設置されており、このウェッジマガジン194の外周に図示しないスロットが周方向に所定間隔で、ステータコア120のスロット121と整合するように複数形成されている。また、ウェッジマガジン194の側方には、上記ウェッジマガジン194のスロットに絶縁紙199を挿入するパンチ195が設けられている。更に、ウェッジマガジン194の後方には、ウェッジマガジン194の図示しないスロットに挿入された絶縁紙199を押出して、ステータコア120の他方の端面側からスロット121に挿入するプッシュロッド196が環状に配列されてホルダ197によって保持されている。ホルダ197は、第2エアシリンダ198の作動ロッドに連結されており、第2エアシリンダ198によって進退動作するようになっている。なお、絶縁紙挿入装置190は、一般的なコイル挿入装置に設置されているものと同様な構造をなしているので、その詳しい説明は省略することにする。
図18では、図16、17に示した状態のステータコア120からコイル保持治具100を抜き出したものが、その軸方向を水平方向に向けて、絶縁紙挿入装置190の中央に設置されている。ステータコア120の一方の端面からやや離れた位置には、前述したカバー部材脱着装置140が、ホルダ145の先端がステータコア120の対応するスロット121に整合するように配置されている。ステータコア120の他方の端面からやや離れた位置には、絶縁紙挿入装置190のウェッジマガジン194のスロットに保持された絶縁紙199が、ステータコア120のスロット121に整合するように配置されている。
この状態で、図19に示すように、カバー部材脱着装置140の第1サーボモータ駆動装置143を作動させて、ホルダ145をステータコア120の一方の端面側から挿入する。すると、ホルダ145が対応するカバー部材130を受け入れて、ステータコア120の内周に配置される。そして、図5に示したように、カム部材149を前進させて、カムフォロアー150の底面が前方傾斜面149a、平坦面149bに当接するようにカムフォロアー150を回動させると、係止ピン152が係止孔133に係合し、カバー部材130はホルダ145に連結された状態となる。一方、絶縁紙挿入装置190は、第2サーボモータ駆動装置193が作動してスライドブロック192が前進し、ウェッジマガジン194の先端がステータコア120の他方の端面に近接する位置に移動する。
次いで、図20に示すように、カバー部材脱着装置140の第1サーボモータ駆動装置143の作動により、スライドブロック142及び支持板144が後退し、ホルダ145に保持されたカバー部材130が、ホルダ145と一緒に、ステータコア120のスロット121から抜き出される。また、第2エアシリンダ198が作動して、プッシュロッド196がウェッジマガジン194の図示しないスロットに挿入され、該スロットに保持された絶縁紙199が押し出されて、ステータコア120の他方の端面側からスロット121に挿入される。この場合、カバー部材130のスロット121からの抜き出しと、絶縁紙199のスロット121への挿入は、同期して行うことができ、それによって、カバー部材130が抜き出された空間に、絶縁紙199が挿入されていくので、絶縁紙199の挿入をスムーズに行うことができる。
こうして、ステータコア120のスロット121に絶縁紙199を挿入した状態が、図21に示されている。ティース122の先端部からカバー部材130は取り外され、スロット121の開口部の内側には、絶縁紙199が挿入されて、コイルCがスロット121の開口部から流出することが阻止されている。こうして、スロット121の外径側と内径側とに異相のコイルCが挿入され、ステータコア120の端面から突出するコイルCのコイルエンドが螺旋状に重なった状態でコイルCが装着されたステータコア120を得ることができる。
このステータコア120を組み込んで製造されるモータ等の回転電機は、ステータコア120のコイルエンドが螺旋状に重なってコンパクトな形状をなし、回転電機の性能が優れており、かつ、回転動作を滑らかにすることができる。
なお、上記実施形態では、ステータコア120の1つのスロット121に、外径側と内径側とに2回に分けてコイルCを挿入するようにしているが、本発明のコイル挿入装置は、ステータコア120の1つのスロット121にコイルCを1回で挿入する装置であってもよい。
図22、図24には、本発明によるコイル挿入装置に用いられるカバー部材の他の例が示されている。このカバー部材200は、全体として細長い棒状をなし、ティース122の突出端面に当接するカバー本体201と、このカバー本体201の両側から外径方向に延出して、ステータコア120のティース122の拡径リブ123を覆うリブカバー202と、リブカバー202の先端からティース122のスロット121側の側面に沿って延出する延出部203とで構成されている。なお、カバー本体201の両端部には、前記カバー部材130と同様に、係止孔133が形成されている。
このカバー部材200によれば、延出部203が設けられることによって、ステータコア120のティース122にカバー部材200を安定して装着できると共に、ステータコア120のティース122からカバー部材200を抜き出して、絶縁紙199をスロット121に挿入するとき、絶縁紙199をより挿入しやすくすることができる。
100 コイル保持治具
101 保持溝
102 羽根部
110 巻線・挿入装置
111 巻線機
111a U相の巻線機
111b V相の巻線機
111c W相の巻線機
112 モータ
113 巻枠
114 回動軸
120 ステータコア
121 スロット
122 ティース
123 拡径リブ
124 スロット絶縁紙
130 カバー部材
131 カバー本体
132 リブカバー
133 係止孔
140 カバー部材脱着装置
141 ベース
142 スライドブロック
143 第1サーボモータ駆動装置
144 支持板
145 ホルダ
146 第1エアシリンダ
147 駆動ロッド
148 作動板
149 カム部材
149a 前方傾斜面
149b 平坦面
149c 後方傾斜面
150 カムフォロアー
151 支軸
152 係止ピン
153 本体
154 リブ
155 収容溝
160 プッシャ
161 ブレード
162 基部
163 中間部
164 先端部
165 厚肉部
166 コイル押圧部
170 ブレードホルダ
171 本体
172 差し込み溝
173 支持片
180 エンドホーマ
181 内周
185 相間絶縁紙
190 絶縁紙挿入装置
191 ベース
192 スライドブロック
193 第2サーボモータ駆動装置
194 ウェッジマガジン
195 パンチ
197 ホルダ
198 第2エアシリンダ
199 絶縁紙
200 カバー部材
201 カバー本体
202 リブカバー
203 延出部

Claims (5)

  1. U相、V相、W相のコイルをそれぞれ巻線して形成し、全体として円柱状をなし、軸心部から外周にむけて開口するように放射状に形成された複数の保持溝を有するコイル保持治具の前記保持溝に、前記U相、V相、W相のそれぞれのコイルを螺旋状に重なるように挿入保持させ、このコイル保持治具をステータコアの内周に挿入し、前記保持溝に保持されたコイルの側部を、前記ステータコアの所定のスロットに向けて半径方向外方に押出して、前記ステータコアの内周側から前記スロットに挿入することを特徴とするコイル挿入方法。
  2. U相のコイルを形成する巻線機と、V相のコイルを形成する巻線機と、W相のコイルを形成する巻線機とを用い、それぞれの巻線機に設けられた巻枠の長手方向に沿って、巻方向を変えて、複数個のコイルを形成し、前記巻枠の端面を前記コイル保持治具の対応する前記保持溝に向け、各巻枠の端面の両側部が所定の保持溝に整合するように前記コイル保持治具を回動させて、前記コイルの両側部を対応する保持溝に挿入する、請求項1記載のコイル挿入方法。
  3. 前記コイル保持治具の前記保持溝は、前記ステータコアのスロットの配列間隔の1/2の間隔で、かつ、前記スロットの2倍の数で配置されており、前記保持溝に保持されたコイルの一方の側部を前記ステータコアの対応するスロットに挿入した後、前記スロットにそれぞれ相間絶縁紙を挿入し、前記コイル保持治具を前記スロットの配列間隔の半分の角度で回転させ、前記コイルの他方の側部を対応するスロットに挿入する、請求項1又は2記載のコイル挿入方法。
  4. 全体として円柱状をなし、軸心部から外周にむけて開口するように放射状に形成された複数の保持溝を有するコイル保持治具と、
    U相のコイルを形成する巻線機と、V相のコイルを形成する巻線機と、W相のコイルを形成する巻線機とを有し、それぞれの巻線機に設けられた巻枠の長手方向に沿って、巻方向を変えて、複数個のコイルを形成し、前記巻枠の端面を前記コイル保持治具の対応する前記保持溝に向け、前記各巻枠の端面の両側部が所定の保持溝に整合するように前記コイル保持治具を回動させて、前記コイルの両側部を対応する保持溝に挿入することにより、前記U相、V相、W相のそれぞれのコイルを螺旋状に重なるように前記保持溝に挿入する巻線・挿入装置と、
    前記保持溝にコイルが挿入された前記コイル保持治具をステータコアの内周に挿入した状態で、前記保持溝に保持されたコイルの側部を、前記ステータコアの所定のスロットに向けて半径方向外方に押出して、前記ステータコアの内周側から前記スロットに挿入する押込手段とを備えていることを特徴とするコイル挿入装置。
  5. 前記コイル保持治具の前記保持溝は、前記ステータコアのスロットの配列間隔の1/2の間隔で、かつ、前記スロットの2倍の数で配置されており、前記コイル挿入装置は、更に相間絶縁紙挿入装置を有しており、前記保持溝に保持されたコイルの一方の側部を前記ステータコアの対応するスロットに挿入した後、前記相間絶縁紙挿入装置により、前記スロットにそれぞれ相間絶縁紙を挿入し、前記コイル保持治具を前記スロットの配列間隔の半分の角度で回転させ、前記コイルの他方の側部を対応するスロットに挿入するように構成されている、請求項4記載のコイル挿入装置。
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