JP6903286B2 - レドックスフロー電池 - Google Patents

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Description

本発明は、レドックスフロー電池に関する。
太陽光発電や風力発電といった自然エネルギー由来の電力を蓄電する大容量の蓄電池の一つに、特許文献1のレドックスフロー電池(RF電池)が知られている。特許文献1のRF電池では、黒鉛フェルトからなる正極電極及び負極電極と、両電極間に介在される隔膜と、隔膜の表面上に配設され、水素イオンが透過可能な中間膜と備える。
特開2005−158383号公報
本開示のレドックスフロー電池は、
隔膜と、
前記隔膜の両側に圧縮された状態で配置されて前記隔膜を挟む電極とを備え、
前記隔膜の厚さx(μm)と前記電極の圧縮率y(%)とが以下の(A)又は(B)の関係を満たすレドックスフロー電池。
(A)前記電極がカーボンフェルトの場合、y<x+60、30≦y≦85、5≦x≦60
(B)前記電極がカーボンクロス又はカーボンペーパの場合、y<1.2x+42、10≦y≦85、5≦x≦60
y={1−(圧縮時の厚さ/圧縮前の厚さ)}×100とする。
実施形態に係るレドックスフロー電池の動作原理図である。 実施形態に係るレドックスフロー電池の概略構成図である。 実施形態に係るレドックスフロー電池に備わるセルスタックの概略構成図である。 隔膜の厚さとカーボンフェルトの電極の圧縮率との関係を示すグラフである。 隔膜の厚さとカーボンクロスの電極の圧縮率との関係を示すグラフである。 試験例で使用した破裂試験用治具を示す概略構成図である。
[本開示が解決しようとする課題]
上述のように中間膜を設ければ、電極と隔膜との直接的な接触を抑制し易いことで、隔膜が薄くても電極の接触(突き刺さり)に伴う隔膜の破損(孔空き)などの損傷を抑制し易い。しかし、中間膜のような隔膜の保護部材など別部材を別途設ける必要がある。それにより、内部抵抗の増加や、生産性の低下を招く虞がある。
そこで、別部材を設けることなく厚さの薄い隔膜を損傷させ難いレドックスフロー電池を提供することを目的の一つとする。
[本開示の効果]
本開示によれば、別部材を設けることなく厚さの薄い隔膜を損傷させ難い。
《本発明の実施形態の説明》
本発明者らは、電極の突き刺さりなど電極の接触に伴う隔膜の損傷を抑制することを鋭意検討したところ、隔膜の厚さと電極の圧縮率とが特定の関係を満たすことで隔膜の損傷を抑制できるとの知見を得た。本発明はこの知見に基づくものである。最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
(1)本発明の一態様に係るレドックスフロー電池は、
隔膜と、
前記隔膜の両側に圧縮された状態で配置されて前記隔膜を挟む電極とを備え、
前記隔膜の厚さx(μm)と前記電極の圧縮率y(%)とが以下の(A)又は(B)の関係を満たすレドックスフロー電池。
(A)前記電極がカーボンフェルトの場合、y<x+60、30≦y≦85、5≦x≦60
(B)前記電極がカーボンクロス又はカーボンペーパの場合、y<1.2x+42、10≦y≦85、5≦x≦60
y={1−(圧縮時の厚さ/圧縮前の厚さ)}×100とする。
上記の構成によれば、別部材を設けることなく厚さの薄い隔膜を損傷させ難い。上記関係を満たすことで、隔膜に対して電極の圧縮の反発力が過度に作用することがなく、隔膜に対する電極の接触(突き刺さり)を抑制し易いからである。
隔膜の厚さxが5μm以上であることで、厚さが過度に薄過ぎず、電極の接触に伴う隔膜の損傷を抑制し易い。その上、隔膜を製造し易く取り扱い易い。隔膜の厚さxが60μm以下であることで、隔膜の厚さが薄いため、電池の内部抵抗を低減し易い。
上記圧縮率yの下限が規定値以上であることで、圧縮率が高いため、電極の電気伝導度を高められる。そのため、セル抵抗率を低減し易い。上記圧縮率yが85以下であることで、電極が過度に圧縮され過ぎないため、電極の反発力による隔膜の損傷を抑制し易い。
(2)上記レドックスフロー電池の一形態として、
前記電極がカーボンフェルトであり、
前記隔膜の厚さx(μm)が、x≦50を満たすことが挙げられる。
上記の構成によれば、更に隔膜の厚さが薄いため、電池の内部抵抗を低減し易い。
(3)前記電極がカーボンフェルトである上記レドックスフロー電池の一形態として、
前記電極の圧縮率y(%)が、40≦yを満たすことが挙げられる。
上記の構成によれば、更に圧縮率が高いため、電極の電気伝導度を高められる。そのため、セル抵抗率を低減し易い。
(4)上記レドックスフロー電池の一形態として、
前記電極がカーボンクロス又はカーボンペーパであり、
前記隔膜の厚さx(μm)が、x≦50を満たすことが挙げられる。
上記の構成によれば、更に隔膜の厚さが薄いため、電池の内部抵抗を低減し易い。
(5)前記電極がカーボンクロス又はカーボンペーパである上記レドックスフロー電池の一形態として、
前記電極の圧縮率y(%)が、20≦yを満たすことが挙げられる。
上記の構成によれば、更に圧縮率が高いため、電極の電気伝導度を高められる。そのため、セル抵抗率を低減し易い。
(6)上記レドックスフロー電池の一形態とし、
前記電極の比重が0.02g/cm以上0.5g/cm以下であることが挙げられる。
電極の比重が0.02g/cm以上であれば、導電成分が多いため、電池の内部抵抗を低減し易い。電極の比重が0.5g/cm以下であれば、電極の反発力が過度に高くなり過ぎないため、隔膜の損傷を抑制し易い。
《本発明の実施形態の詳細》
本発明の実施形態の詳細を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。まず、図1〜図3を参照して、実施形態に係るレドックスフロー電池(RF電池)1の概要及び基本構成を説明し、その後、図1〜図5を参照して、実施形態1に係るRF電池の各構成を詳細に説明する。
〔RF電池の概要〕
RF電池1は、代表的には、図1に示すように、交流/直流変換器を介して発電部(例えば、太陽光発電装置や風力発電装置、その他一般の発電所など)と負荷(需要家など)との間に接続され、発電部で発電した電力を充電して蓄え、蓄えた電力を放電して負荷に供給する。この充放電は、酸化還元により価数が変化する金属イオンを活物質として含有する電解液を正極電解液と負極電解液とに使用し、正極電解液に含まれるイオンの酸化還元電位と負極電解液に含まれるイオンの酸化還元電位との差を利用して行う。図1では、各極電解液に含まれるイオンとしてバナジウムイオンを例示しており、実線矢印は充電、破線矢印は放電を意味する。RF電池1は、例えば、負荷平準化用途、瞬低補償や非常用電源などの用途、大量導入が進められている太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーの出力平滑化用途などに利用される。
〔RF電池の基本構成〕
RF電池1は、水素イオンを透過させる隔膜11で正極セル12と負極セル13とに分離された電池セル10を備える。正極セル12には、正極電極14が内蔵され、正極用循環機構10Pにより正極電解液が循環する。正極用循環機構10Pは、正極電解液を貯留する正極電解液タンク16と、正極セル12と正極電解液タンク16とを接続する供給導管161、排出導管162と、供給導管161の途中に設けられたポンプ163とを備える。同様に、負極セル13には、負極電極15が内蔵され、負極用循環機構10Nにより負極電解液が循環する。負極用循環機構10Nは、負極電解液を貯留する負極電解液タンク17と、負極セル13と負極電解液タンク17とを接続する供給導管171、排出導管172と、供給導管171の途中に設けられたポンプ173とを備える。充放電を行う運転時、ポンプ163,173により、各極電解液は、各極電解液タンク16,17から各供給導管161、171を流通して各極セル12、13に供給され、各極セル12、13から各排出導管162、172を流通して各極電解液タンク16、17に排出されることで各極セル12、13に循環される。充放電を行わない待機時、ポンプ163、173が停止され、各極電解液は循環されない。
[セルスタック]
電池セル10は、通常、図2,図3の下図に示すセルスタック2と呼ばれる構造体の内部に形成される。セルスタック2は、サブスタック20(図3の下図)と呼ばれる積層体を、その両側から2枚のエンドプレート22で挟み込み、両エンドプレート22を締付機構23により締め付けることで構成されている。図3の下図では、複数のサブスタック20を備える形態を例示している。サブスタック20は、図2,図3の上図に示すように、セルフレーム3、正極電極14、隔膜11、及び負極電極15を、この順番で複数積層してなり、その積層体の両端に給排板21(図3の下図(図2では省略))が配置される。
[セルフレーム]
セルフレーム3は、双極板4とその外周縁部を囲む枠体5とを備え、双極板4の表面と枠体5の内周面とで正極電極14(負極電極15)を配置する凹部30を形成する。隣接するセルフレーム3の双極板4の間に一つの電池セル10が形成され、双極板4を挟んで表裏に、隣り合う電池セル10の正極電極14(正極セル12)と負極電極15(負極セル13)とが配置される。
セルフレーム3は、上記積層体の隣り合う電池セル10(図1〜図3)の間に配置される中間セルフレームと、上記積層体の両端に配置される端部セルフレームとがある。中間セルフレームは、双極板4の表裏に一方の電池セル10の正極電極14及び他方の電池セル10の負極電極15が接し、端部セルフレームは、双極板4の一方の面に電池セル10の正極電極14及び負極電極15のいずれかの一方の電極と接して他方の面には電極が存在しない。セルフレーム3の表裏(正極側・負極側)面の構成は、中間セルフレーム及び端部セルフレームのいずれにおいても同様である。
枠体5は、双極板4を支持し、内側に電池セル10となる領域を形成する。枠体5の形状は、矩形枠状であり、凹部30の開口形状は、矩形状である。枠体5は、電池セル10の内部に電解液を供給する給液マニホールド51m及び給液スリット51sを有する給液側片51(図3紙面下側)と、給液側片51に対向し、電池セル10の外部に電解液を排出する排液マニホールド52m、及び排液スリット52sを有する排液側片52(図3紙面上側)とを備える。セルフレーム3を平面視した際、給液側片51と排液側片52とが互いに対向する方向を縦方向、縦方向に直交する方向を横方向とすると、給液側片51が上記縦方向下側、排液側片52が上記縦方向上側に位置している。即ち、電解液の流れは、枠体5の上記縦方向下側から上記縦方向上側に向かう方向である。
給液側片51には、その内縁に形成されて、給液スリット51sを流通する電解液をその内縁沿いに拡散する給液整流部(図示略)が形成されていてもよい。排液側片52には、その内縁に形成され、正極電極14(負極電極15)を流通した電解液を集約して排液スリット52sに流通させる排液整流部(図示略)が形成されていてもよい。
セルフレーム3における各極電解液の流れは、次の通りである。正極電解液は、給液マニホールド51mから枠体5の一面側(紙面表側)の給液側片51に形成される給液スリット51sを流通して正極電極14に供給される。そして、正極電解液は、図3の上図の矢印に示すように、正極電極14の下側から上側へ流通し、排液側片52に形成される排液スリット52sを流通して排液マニホールド52mに排出される。負極電解液の供給及び排出は、枠体5の他面側(紙面裏側)で行われる点を除き、正極電解液と同様である。
各枠体5間には、環状のシール溝にOリングや平パッキンなどの環状のシール部材6が配置され、電池セル10からの電解液の漏洩を抑制している。
《実施形態1》
図1〜図5を参照して、実施形態1に係るRF電池1を説明する。実施形態1に係るRF電池1の特徴の一つは、隔膜の厚さx(μm)と、正極電極14及び負極電極15の圧縮率y(%)とが特定の関係を満たす点にある。以下、詳細を説明する。
[隔膜]
隔膜11は、正極セル12と負極セル13とを区画し、両セル12,13間で水素イオンを透過させる。隔膜11は、正極電極14と負極電極15との間に介在され、上述したセルスタック2のエンドプレート22と締付機構23との締付けにより、正極電極14と負極電極15とで挟まれる。隔膜11の一面側は、正極電極14と直接接触し、その他面側は、負極電極15と直接接触する。
隔膜11の種類は、陽イオン交換膜や陰イオン交換膜といったイオン交換膜が挙げられる。隔膜11の材質は、例えば、塩化ビニル、フッ素樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレンなどが挙げられる。隔膜11の材質は、公知の材質を用いることができる。
隔膜11の形状は、セルフレーム3の外形状と同じ形状が挙げられ、本例では矩形状としている。隔膜の大きさは、セルフレーム3の大きさと同等の大きさが挙げられる。隔膜11の給液・排液マニホールド51m,52mに面する箇所には、透孔が形成されている(図3)。
隔膜11の厚さxは、薄いほど内部抵抗を低減できて好ましいが、後述する正極・負極電極14,15の圧縮率y(%)にもよるが、過度に薄過ぎると正極・負極電極14,15の接触(突き刺さり)に伴い破損など損傷し易い。そこで、隔膜11の厚さxは、詳しくは後述するように、正極・負極電極14,15の圧縮率y(%)と特定の関係を満たす厚さであることが挙げられる。隔膜11の厚さxとは、正極電極14と負極電極15とで挟まれる箇所の厚さをいい、上記積層体を組み立てた状態で、かつ電解液に浸漬されていない状態での厚さをいう。
[正極電極・負極電極]
正極電極14及び負極電極15は、電解液が流通することで電池反応を行う。各極の電極14,15の種類は、炭素繊維からなるカーボンフェルトやカーボンクロスの他、カーボンペーパなどが挙げられる。カーボンフェルトは、例えば、ニードルパンチ法や水流交絡法などによって炭素繊維を絡ませてフェルト状に仕上げたものをいう。カーボンクロスは、例えば、炭素繊維を織って平織、朱子織、綾織などの組織を持つ織物に仕上げたものをいう。カーボンペーパは、例えば、高温で熱処理して紙状の炭素繊維と炭素の複合材料に仕上げたものをいう。
各極の電極14,15は、セルフレーム3の凹部30の内側に配置されている。各極の電極14,15の形状は、セルフレーム3の凹部30の形状に沿った矩形状である。各極の電極14,15の大きさは、セルフレーム3の凹部30の大きさと同程度が挙げられる。各極の電極14,15の厚さは、その種類や上記積層体の組立前における各極の電極14,15の非圧縮状態の厚さなどにもよるが、例えば0.3mm以上3.0mm以下が挙げられる。ここでいう各極の電極14,15の厚さとは、各極の電極14,15のうち隔膜11と双極板4とで挟まれる箇所の厚さであり、上記積層体を組み立てた状態で、かつ電解液に浸漬されていない状態での厚さをいう。上記積層体の組立前における各極の電極14,15の非圧縮状態の厚さは、その種類や、比重、目付、面積などにもよるが、各極の電極14,15がカーボンフェルトの場合、例えば0.5mm以上5.0mm以下が挙げられ、各極の電極14,15がカーボンクロスやカーボンペーパの場合、例えば0.3mm以上1.0mm以下が挙げられる。
各極の電極14,15の比重は、例えば、0.02g/cm以上0.5g/cm以下が挙げられ、更には、0.05g/cm以上0.4g/cm以下が挙げられる。各極の電極14,15の比重が0.02g/cm以上であれば、導電成分が多いため、RF電池1の内部抵抗を低減し易い。各極の電極14,15の比重が0.5g/cm以下であれば、各極の電極14,15の反発力が過度に高くなり過ぎないため、隔膜11の損傷を抑制し易い。
[隔膜の厚さxと電極の圧縮率yとの関係]
各極の電極14,15の種類は上述のようにカーボンフェルト、カーボンクロス、カーボンペーパなどが挙げられ、主に各極の電極14,15の種類に応じて、隔膜11の厚さx(μm)と各極の電極14,15の圧縮率y(%)との関係を適宜選択できる。圧縮率y(%)={1−(圧縮時の厚さ/圧縮前の厚さ)}×100とする。圧縮時の厚さは、上記積層体を組み立てた状態で、かつ電解液に浸漬されていない状態での厚さをいう。圧縮前の厚さは、カーボンフェルトの場合、「JIS L 1913(2010) 一般不織布試験方法」で測定される厚さをいい、カーボンクロスの場合、「JIS L 1096(2010) 織物及び編物の生地試験方法」で測定される厚さをいい、カーボンペーパの場合、「JIS P 8118(2014) 紙及び板紙−厚さ、密度及び比容積の試験方法」で測定される厚さをいう。各極の電極14,15がカーボンフェルトの場合は、隔膜11の厚さをx、各極の電極14,15の圧縮率yとし、各極の電極14,15がカーボンクロス又はカーボンペーパの場合は、隔膜11の厚さをx、各極の電極14,15の圧縮率yとする。
(電極がカーボンフェルトの場合)
上記関係は、図4の実線で示すように、y<x+60、30≦y≦85、5≦x≦60を満たすことが挙げられる。そうすれば、別部材を設けることなく厚さの薄い隔膜11を損傷させ難い。
圧縮率yが30以上であることで、各極の電極14,15の圧縮率が高いため、各極の電極14,15の電気伝導度を高められる。そのため、セル抵抗率を低減し易い。圧縮率yが85以下であることで、各極の電極14,15が過度に圧縮され過ぎないため、その反発力による隔膜11の損傷を抑制し易い。また、各極の電極14,15が過度に圧縮されて各極の電極14,15の構成繊維が折れることで反発力が弱くなることも抑制できるため、ポンプ163,173の異常動作によって隔膜11に過度な圧力が作用して隔膜11が破損する虞が少ない。
隔膜11の厚さxが5μm以上であることで、過度に薄過ぎず正極・負極電極14,15の接触に伴う隔膜11の損傷を抑制し易い。その上、隔膜11を製造し易く、取り扱い易い。隔膜11の厚さxが60μm以下であることで、厚さが薄いため、RF電池1の内部抵抗を低減し易い。
上記関係は、更に、y≦x+55(図4の破線で示す)を満たすことが好ましく、特に、y≦x+50(図4の点線で示す)を満たすことが好ましい。各極の電極14,15の圧縮率yは、更に40≦yを満たすことが好ましい。各極の電極14,15の圧縮率yは、更にy≦70を満たすことが好ましい。隔膜11の厚さxは、更にx≦50μmを満たすことが好ましく、特にx≦40μmを満たすことが好ましい。隔膜11の厚さxは、更に15μm≦xを満たすことが好ましい。
(電極がカーボンクロス又はカーボンペーパの場合)
上記関係は、図5の実線で示すように、y<1.2x+42、10≦y≦85、5≦x≦60を満たすことが挙げられる。そうすれば、カーボンフェルトの場合と同様、別部材を設けることなく厚さの薄い隔膜11を損傷させ難い。
圧縮率yの上下限値の理由、及び隔膜の厚さxの上下限値の理由は、カーボンフェルトの場合と同様である。上記関係は、更に、y≦1.2x+32(図5の破線で示す)を満たすことが好ましく、特に、y≦1.2x+21(図5の点線で示す)を満たすことが好ましい。各極の電極14,15の圧縮率yは、更に20≦yを満たすことが好ましく、各極の電極14,15の圧縮率yは、更にy≦60を満たすことが好ましい。隔膜11の厚さxは、更にx≦50μmを満たすことが好ましく、特にx≦40μmを満たすことが好ましい。隔膜11の厚さxは、更に15μm≦xを満たすことが好ましい。
[用途]
実施形態1のRF電池1は、太陽光発電、風力発電などの自然エネルギーの発電に対して、発電出力の変動の安定化、発電電力の余剰時の蓄電、負荷平準化などを目的とした蓄電池に利用できる。また、実施形態1のRF電池1は、一般的な発電所に併設されて、瞬低・停電対策や負荷平準化を目的とした蓄電池として利用できる。
〔作用効果〕
実施形態1に係るRF電池1によれば、隔膜11に対して正極・負極電極14,15の圧縮の反発力が過度に作用することがなく、隔膜11に対する各極の電極14,15の接触(突き刺さり)を抑制し易い。そのため、別部材を設けることなく厚さの薄い隔膜11を損傷させ難い。
《試験例》
電極の種類ごとに、隔膜の厚さx(μm)と正極電極及び負極電極の圧縮率y(%)とを種々変更して、隔膜への電極の突き刺さりの有無、隔膜の破裂の有無、及びセル抵抗率(Ω・cm)を評価した。
[隔膜・電極]
隔膜にはフッ素系陽イオン交換膜を用意し、各極の電極にはカーボンフェルトとカーボンクロスの2種類を用意した。隔膜と電極の形状は矩形状とし、隔膜と電極の大きさは同じ大きさとした。隔膜の厚さは、表1に示すように種々変更した。カーボンフェルト、及びカーボンクロスの諸元は、以下の通りである。
(カーボンフェルト)
厚さ:2mm
比重:0.13g/cm
(カーボンクロス)
厚さ:0.9mm
比重:0.28g/cm
〔突き刺さりの有無〕
突き刺さりの有無の評価は、次のようにして抵抗値を測定することで行った。一つの隔膜の表裏面の両側に各極の電極を配置し、各極の電極の両外側から両電極を2枚の銅板で圧縮する。隔膜の厚さと各極の電極の構成材料及び圧縮率とは表1に示す通りとした。各極の電極の圧縮率は、y={1−(圧縮時の厚さ/圧縮前の厚さ)}×100とした。この点は、後述する破裂の有無の評価とセル抵抗値の測定とでも同様である。市販のテスター(カスタム社製CDM−17D)の端子を銅板に接続し、両端子間の抵抗値(Ω)を測定した。抵抗値が100Ω超の場合を突き刺さり無しとして「Good」とし、100Ω以下の場合を突き刺さり有りとして「Bad」とした。その結果を表1に示す。
〔破裂の有無〕
破裂の有無の評価は、図6に示す破裂試験用治具100を用い、次のようにしてガスを検出することで行った。破裂試験用治具100は、2枚の圧縮板101,102を備える。この圧縮板101,102は、その中央に表裏に貫通する貫通孔103,104が形成されている。圧縮板101,102の形状は、各極の電極14,15と同じ矩形状とし、圧縮板101,102の大きさは、各極の電極14,15よりも大きい。一つの隔膜11の両側に各極の電極14,15を配置し、その隔膜11の一方側に一方の電極14の周囲を囲むシール部材6を配置し、各極の電極14,15の両外側から両電極14,15及びシール部材6を2枚の圧縮板101,102で圧縮する。隔膜11の厚さ、各極の電極14,15の構成材料及び圧縮率は表1に示す通りとした。電解液を流通させることなく、一方の圧縮板101の貫通孔103から所定のガス圧の窒素ガスを導入して一方の電極14に所定の圧力を作用させ、他方の圧縮板102の貫通孔104から排出されるガスの有無を検出する。ガス圧を0.5MPaとしたとき、ガスが検出されなかった場合を破裂無しとして「Good」とし、ガス圧を0.5MPaとしたとき、ガスが検出された場合を破裂有りとして「Bad」とした。その結果を表1に示す。
〔セル抵抗率〕
セル抵抗率(Ω・cm)は、電極の反応面積が9cmである単セル電池を作製して次のようにして測定した。単セル電池は、正極セルと負極セルとを一つずつ具える電池要素からなるものであり、一つの隔膜(イオン交換膜)の両側にそれぞれ正極電極、負極電極を配置し、双極板を具えるセルフレームで電極の両側を挟んで構成した。隔膜の厚さ、各極の電極の構成材料及び圧縮率は表1に示す通りとした。正極電解液及び負極電解液として硫酸バナジウム溶液(バナジウム濃度:1.7M(mol/L))を用い、作製した各試料の単セル電池に電流密度:70mA/cmの定電流で充放電を行った。この試験では、予め設定した所定の切替電圧に達したら、充電から放電に切り替え、複数サイクルの充放電を行った。充放電後、各試料についてセル抵抗率を求めた。セル抵抗率は、複数サイクルのうち、任意の1サイクルにおける平均電圧及び平均電流を求め、平均電圧/平均電流とした。その結果を表1に示す。セル抵抗値が1.0Ω・cm以下を「Good」とし、1.0Ω・cm超を「Bad」とした。
Figure 0006903286
表1に示すように、試料No.1−1〜No.1−5、No.2−1〜No.2−5はいずれも、突き刺さり及び破裂のいずれも生じていない上に、セル抵抗率が低いことが分かる。これに対して、試料No.1−101〜No.1−105、No,2−101〜No.2−105は、突き刺さり及び破裂の少なくとも一方が生じることや、突き刺さり及び破裂のいずれも生じていないがセル抵抗率が高いことが分かる。
電極にカーボンフェルトを用いた試料No.1−1〜No.1−5、No.1−101〜No.1−105の結果を図4に示し、電極にカーボンクロスを用いた試料No.2−1〜No.2−5、No.2−101〜No.2−105の結果を図5に示す。図4、図5に示すグラフの横軸は隔膜の厚さ(μm)とし、縦軸は電極の圧縮率(%)としている。試料No.1−1〜No.1−5の結果を図4に白丸でプロットし、No.1−101〜No.1−105の結果を図4に黒三角でプロットしている。試料No.2−1〜No.2−5の結果を図5に白丸でプロットし、試料No.2−101〜2−105の結果を図5に黒三角でプロットしている。
カーボンフェルトの電極を用いる場合、図4に示すように、最も隔膜が薄い試料のうち、最も電極圧縮率の高い試料No.1−102の点と、最も電極圧縮率の高い試料のうち、最も隔膜が厚い試料No.1−103の点とを結ぶ直線を採ると、図4の実線で示すように、y=x+60である。セル抵抗率の観点から、隔膜の厚さxは薄いほど好ましく、電極の圧縮率yは高いほど好ましい。隔膜の厚さxの上下限値は5μm以上60μm以下であり、電極の圧縮率yの上下限値は30%以上85%以下である。従って、カーボンフェルトの電極を用いる場合、隔膜の厚さxと電極の圧縮率yとの関係は、図4の実線で示すように、y<x+60、30≦y≦85、かつ5≦x≦60を満たすことが好ましいことが分かる。また、図4に示すように、y=x+60(実線)とy=x+50(点線)との間を通り、y=x+60(実線)と平行な直線を採ると、図4の破線で示すようにy=x+55となる。y=x+50(点線)は、実施例のうちy=x+60(実線)に最も近い試料No.1−2の点を通ってy=x+60に平行な直線である。これらのことから、上記関係は、図4の破線で示すように、y≦x+55を満たすことが好ましく、図4の点線で示すように、y≦x+50を満たすことが好ましいことが分かる。
同様に、カーボンクロスの電極を用いる場合、図5に示すように、最も隔膜が薄い試料のうち、最も電極圧縮率の高い試料No.2−102の点と、最も電極圧縮率の高い試料のうち、最も隔膜が厚い試料No.2−104の点とを結ぶ直線を採ると、図5の実線で示すように、y=1.2x+42である。隔膜の厚さxの上下限値は5μm以上60μm以下であり、電極の圧縮率yの上下限値は10%以上85%以下である。従って、カーボンクロスの電極を用いる場合、隔膜の厚さxと電極の圧縮率yとの関係は、図5の実線で示すように、y<1.2x+42、10≦y≦85、かつ5≦x≦60を満たすことが好ましいことが分かる。また、図5に示すように、y=1.2x+42(実線)とy=1.2x+21(点線)との間を通り、y=1.2x+42と平行な直線を採ると、図5の破線で示すようにy=1.2x+32となる。y=1.2x+21(点線)は、実施例のうちy=1.2x+42(実線)に最も近い試料No.2−2の点を通ってy=1.2x+42に平行な直線である。これらのことから、上記関係は、図5の破線で示すように、y≦1.2x+32を満たすことが好ましく、図5の点線で示すように、y≦1.2x+21を満たすことが好ましいことが分かる。
1 レドックスフロー電池(RF電池)
10 電池セル
11 隔膜
12 正極セル
14 正極電極
13 負極セル
15 負極電極
10P 正極用循環機構
10N 負極用循環機構
16 正極電解液タンク
17 負極電解液タンク
161,171 供給導管
162,172 排出導管
163,173 ポンプ
2 セルスタック
20 サブスタック
21 給排板
22 エンドプレート
23 締付機構
3 セルフレーム
30 凹部
4 双極板
5 枠体
51 給液側片
51m 給液マニホールド
51s 給液スリット
52 排液側片
52m 排液マニホールド
52s 排液スリット
6 シール部材
100 破裂試験用治具
101,102 圧縮板
103,104 貫通孔

Claims (5)

  1. 隔膜と、
    前記隔膜の両側に圧縮された状態で配置されて前記隔膜を挟む電極とを備え、
    前記電極の比重が0.02g/cm 以上0.5g/cm 以下であり、
    前記隔膜の厚さx(μm)と前記電極の圧縮率y(%)とが以下の(A)又は(B)の関係を満たす
    レドックスフロー電池。
    (A)前記電極がカーボンフェルトの場合、y<x+60、30≦y≦85、5≦x≦60
    (B)前記電極がカーボンクロス又はカーボンペーパの場合、y<1.2x+42、10≦y≦85、5≦x≦60
    y={1−(圧縮時の厚さ/圧縮前の厚さ)}×100とする。
  2. 前記電極がカーボンフェルトであり、
    前記隔膜の厚さx(μm)が、x≦50を満たす請求項1に記載のレドックスフロー電池。
  3. 前記電極の圧縮率y(%)が、40≦yを満たす請求項2に記載のレドックスフロー電池。
  4. 前記電極がカーボンクロス又はカーボンペーパであり、
    前記隔膜の厚さx(μm)が、x≦50を満たす請求項1に記載のレドックスフロー電池。
  5. 前記電極の圧縮率y(%)が、20≦yを満たす請求項4に記載のレドックスフロー電池。
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