JP2014241222A - 燃料電池 - Google Patents
燃料電池 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014241222A JP2014241222A JP2013122964A JP2013122964A JP2014241222A JP 2014241222 A JP2014241222 A JP 2014241222A JP 2013122964 A JP2013122964 A JP 2013122964A JP 2013122964 A JP2013122964 A JP 2013122964A JP 2014241222 A JP2014241222 A JP 2014241222A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel cell
- cathode
- cathode gas
- anode
- insertion member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
【課題】外部から流入した流体を各燃料電池セルに均一に分配する分配性と、生成された水を外部に良好に排出する排出性とを両立させた燃料電池を提供する。【解決手段】本発明に係る燃料電池100は、MEA11のフレーム部材15、セパレータアセンブリ12、集電板16、エンドプレート25のカソードガス供給マニホールド35に第1挿入部材31が挿入され、カソードガス排出マニホールド36に第2挿入部材32が挿入され、第1挿入部材によって、積層方向における一端から他端にかけての断面積の一次微分値が負、二次微分値が正となるように断面積が変化し、第2挿入部材32によって積層方向における一端から他端にかけての断面積の一次微分値が負、二次微分値が負となるように断面積が変化する。【選択図】図5
Description
本発明は燃料電池に関する。
燃料電池は、水素等の燃料と酸素を含む空気等を反応させて電気を発生させているため、水素や空気等といった流体の燃料電池内における流体力学的な特性は燃料電池の発電特性に大きく影響を及ぼし、主要な研究項目の1つとされている。燃料電池は、周知のように膜電極接合体の両側面にセパレータを配置した燃料電池セルを複数積層した積層体を主要な構成要素としている。
燃料電池の流体力学的な指標の1つには、外部から流入された水素等の流体が各燃料電池セル内に適切に分配できているか、といったいわゆる分配性などがある。膜電極接合体やセパレータからなる積層体には水素や空気を流通させる流通口が設けられており、上記分配性を改善する方法には、例えば流体が流入する流通口の入り口側から積層方向に遠ざかるにつれて流通口の断面積を変化させるように構成したものがある(特許文献1参照)。
水素や空気などによって発電する際には電極となるアノードとカソードの中でもカソード側で副次的に水が生成される。しかし、生成された水が燃料電池の水素や空気の流れる流路内に残存していると、流路内を流通する水素や酸素の流れを妨げてしまい、燃料電池の発電特性を低下させてしまう。そのため、燃料電池における流体力学的な指標には生成された水を排出させる排水性という項目も存在する。排水性について、特許文献1のように単に流路内の断面積を変化させるだけでは、積層体の流通口の各面積が連続的に変化しなかったり、組付けバラつきにより流通口の縁部が積層方向に連続的に変化しなかった場合に、生成された水が流通口の縁部に留まって外部に排出させることができず、結果として燃料電池の発電特性を低下させてしまう、という問題がある。
そこで本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、外部から流入した流体を各燃料電池セルに均一に分配する分配性と、生成された水を外部に良好に排出する排出性とを両立させた燃料電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係る燃料電池は、電解質膜の両面にアノード及びカソードの電極層を備える膜電極接合体と、セパレータとを積層して形成され、内部にアノード流路及びカソード流路を備えるセル積層体と、セル積層体に設けられ、それぞれのアノード流路にアノードガスを供給するアノードガス用の供給マニホールド、およびそれぞれのアノード流路からアノードガスを排出するアノードガス用の排出マニホールドと、セル積層体に設けられ、それぞれのカソード流路にカソードガスを供給するカソードガス用の供給マニホールド、及びそれぞれのカソード流路からカソードガスを排出しカソードガス用の供給マニホールドの流入口と同方向の端部に排出部が開口するカソードガス用の排出マニホールドと、を有する。本発明に係る燃料電池は、さらに、カソードガス用の供給マニホールドに挿入され流入口から進むにつれて断面積を一次微分が負、二次微分が正となるように変化させる第1挿入部材と、カソードガス用の排出マニホールドに挿入され排出口から進むにつれて断面積を一次微分が負、二次微分が負となるように変化させる第2挿入部材と、を有することを特徴とする。
本発明に係る燃料電池では、カソードガスの供給マニホールドに挿入されて流入口から進むにつれて断面積の一次微分が負、二次微分が正となるように変化させる第1挿入部材と、カソードガス用の排出マニホールドに挿入されて排出口から進むにつれて断面積の一次微分が負、二次微分が負となるように変化させる第2挿入部材を備えるように構成している。積層方向における流入口及び排出口から他端にかけて各燃料電池セルのアノードガス流路及びカソードガス流路を流通する流体の流量は、一端から他端における各位置での流入口側と排出口側の圧力差によって決まり、流量と圧力差とはベルヌーイの式によって関係づけられている。そのため、圧力差に影響を及ぼす各位置での断面積は二次的に、つまり二回微分による値が正又は負となるようにする必要がある。また、燃料電池セルを流通した際にカソード流路内で生成された水が他端側からカソードガス用の排出マニホールドの排出口に向かって流れるためには、燃料電池セルを流通した流体が他端側から排出口に向かって徐々に方向を変えるように矯正する必要がある。そのため、排出口側の断面積は他端から一端にかけて一次微分が正、二次微分が正、言い換えれば一端から他端における一次微分が負、二次微分が負となるようにする必要がある。
さらに、各燃料電池に流通する流量を均一にするためには、供給マニホールドの流入口から他端にかけての各位置における圧力差を一定にする必要がある。そのため、流入口側の断面積は排出口側の断面積に対応させて一次微分が負、二次微分が正となるようにする必要がある。このように構成することによって、各燃料電池セルに流体を均一にする分配性と、生成された水を外部に良好に排出させる排出性と、を兼ね備えた燃料電池を提供することができる。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の記載は特許請求の範囲に記載される技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1(A)は本発明の一実施形態に係る燃料電池を示す斜視図、図1(B)は図1(A)の中でも本発明の要部を示す斜視方向からの透視図、図2は燃料電池の構成を示す分解斜視図、図3は燃料電池の一部を示す分解斜視図、図4は同実施形態に係る燃料電池のセパレータアセンブリ及び膜電極接合体を示す断面図である。図5(A)は、同実施形態に係る燃料電池の正面図、図5(B)は同燃料電池の要部を示す透視平面図、図5(C)は積層部材の代表断面図、図5(D)は積層部材の変形例を示す断面図である。
燃料電池100は、燃料電池セル10aを複数積層した積層体10(セル積層体に相当)を主要な構成要素として有している。燃料電池セル10aは、膜電接合体11の両側面にセパレータアセンブリ12を配置して構成される。膜電極接合体11は、電解質膜11aの片側にアノード11b、もう片側にカソード11cが接合されている。セパレータアセンブリ12は、2枚のセパレータ13,14を有する。
また、積層体10の積層方向における両端部には集電板16,17が設けられている。また、燃料電池100は、筐体20を有している。筐体20は、一対の締結板21、22と補強板23、24、及びエンドプレート25,26を有している。本実施形態では流入口13a〜16a、25aによって形成されるカソードガス用供給マニホールド35に挿入部材31が挿入され、排出口13f〜16f、25fによって形成されるカソードガス用排出マニホールド36に挿入部材32が挿入されて流路内を流れる流体の流れが調整される。まず、以下に燃料電池セル100に含まれる各部材について説明する。
セパレータ13,14は、図3、図4に示し、積層された複数の燃料電池セル10aにおいて隣り合う膜電極接合体11を隔離しつつ、膜電極接合体11で発生した電力を通電させている。セパレータ13,14は、アノード側セパレータ13とカソード側セパレータ14とに分類される。アノード側セパレータ13は、膜電極接合体11のアノード11bに当接させている。アノード側セパレータ13は、導電性材料を有する金属からなり、アノード11bよりも大きい薄板状に形成している。
アノード側セパレータ13の中央には、図3、図4に示すように、燃料ガス(水素)と冷却水等の冷却流体とを隔てて流す流路を構成するように複数の凹凸を一定の間隔で形成した波形形状13gを設けている。アノード側セパレータ13は、凹凸形状のうち、アノード11bと接触して形成された閉空間を、アノード11bに対して水素を供給するアノードガス流路13hとして用いている。一方、アノード側セパレータ13は、断面が複数の凹凸形状からなる波形形状13gと、カソード側セパレータ14の波形形状14gとの間に形成された閉空間を、冷却水を供給する冷却流体流路13j(14j)として用いている。
アノード側セパレータ13は、長方形状からなり、その長手方向の一端に、カソードガス流入口13a、冷却流体流入口13b、およびアノードガス流入口13cに相当する貫通孔を開口している。同様に、アノード側セパレータ13は、その長手方向の他端に、アノードガス排出口13d、冷却流体排出口13e、およびカソードガス排出口13fに相当する貫通孔を開口している。
カソード側セパレータ14は、膜電極接合体11のカソード11cに当接している。カソード側セパレータ14は、導電性材料を有する金属からなり、カソード11cよりも大きい薄板状に形成している。
カソード側セパレータ14の中央には、図3、図4に示すように、酸化剤ガス(酸素を含有した空気または純酸素)と冷却水とを隔てて流す流路部を構成するように断面が複数の凹凸形状からなる波形形状14gを設けている。カソード側セパレータ14は、凹凸形状のうち、カソード11cと接触して形成された閉空間を、カソード11cに対して酸化剤ガスを供給するカソードガス流路14hとして用いている。一方、カソード側セパレータ14は、凹凸形状のうち、アノード側セパレータ13との間に形成された閉空間を、冷却水を供給する冷却流体流路14j(13j)として用いている。
カソード側セパレータ14は、長方形状からなり、その長手方向の一端に、カソードガス流入口14a、冷却流体流入口14b、およびアノードガス流入口14cに相当する貫通孔を開口している。同様に、カソード側セパレータ14は、その長手方向の他端に、アノードガス排出口14d、冷却流体排出口14e、およびカソードガス排出口14fに相当する貫通孔を開口している。セパレータ14はセパレータ13と接合され、流入口14a〜14c及び排出口14d〜14fはセパレータ13の流入口13a〜13c及び排出口13d〜13fと連通する。
膜電極接合体11は、図4に示し、供給された酸素と水素を化学反応させて電力を生成する。膜電極接合体11は、電解質膜11aの片側にアノード11bを接合し、もう一方の側にカソード11cを接合して形成している。膜電極接合体11は、一般的にMEA(membrane electrode assembly)と称している。電解質膜11aは、たとえば、固体の高分子材料からなり、薄板状に形成している。固体高分子材料には、たとえば、水素イオンを伝導し、湿潤状態で良好な電気伝導性を有するフッ素系樹脂を用いている。アノード11bは、電極触媒層、撥水層、およびガス拡散層を積層して構成し、電解質膜11aよりも若干小さい薄板状に形成している。カソード11cは、電極触媒層、撥水層、およびガス拡散層を積層して構成し、アノード11bと同様の大きさで薄板状に形成している。アノード11bおよびカソード11cの電極触媒層は、導電性の担体に触媒成分が担持された電極触媒と高分子電解質を含んでいる。アノード11bおよびカソード11cのガス拡散層は、たとえば、充分なガス拡散性および導電性を有する炭素繊維からなる糸で織成したカーボンクロス、カーボンペーパ、またはカーボンフェルトから形成している。
MEA11は、フレーム部材15を備えている。フレーム部材15は、積層した電解質膜11a、アノード11b、およびカソード11cの外周を一体に保持している。フレーム部材15は、たとえば、電気絶縁性を有する樹脂からなり、セパレータ13,14の外周部分の外形形状と同様の外形形状で形成している。フレーム部材15は、その長手方向の一端に、カソードガス流入口15a、冷却流体流入口15b、およびアノードガス流入口15cに相当する貫通孔を開口している。同様に、フレーム部材15は、その長手方向の他端に、アノードガス排出口15d、冷却流体排出口15e、およびカソードガス排出口15fに相当する貫通孔を開口している。
上記の燃料電池セル10aは、互いに密封した状態で複数積層する必要がある。このため、積層する燃料電池セル10aの中でもMEA11とセパレータ13及びセパレータ14との間は、外周に封止部材を塗布することによって封止している。封止部材は、たとえば、熱硬化性樹脂を用いる。熱硬化性樹脂は、たとえば、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル等から選択する。また、MEA11とセパレータ13,14との間はゴム等の弾性部材を配置して封止してもよい。また、積層する燃料電池セル10aにおいて隣り合うセパレータ13とセパレータ14とは、後述するようにセパレータ13,14の外周等を溶接することによって封止し、セパレータアセンブリ12として構成している。しかし、MEA11とセパレータ13又はセパレータ14との間と同様に封止部材を塗布することによって封止してもよい。
一対の集電板16,17は、図2、図3に示し、燃料電池セル10aで生成された電力を外部に取り出す。
一対の集電板16,17は、燃料電池セル10aが複数積層された積層体10の両端にそれぞれ配設している。一対の集電板16,17の外形形状は、一部の形状を除いて、層厚を少し厚くしたMEA11のフレーム部材15と同様である。集電板16は、その長手方向の一端に、カソードガス流入口16a、冷却流体流入口16b、およびアノードガス流入口16cに相当する貫通孔を開口している。同様に、長手方向の他端には、アノードガス排出口16d、冷却流体排出口16eおよびカソードガス排出口16fに相当する貫通孔を開口している。集電板17は、集電板16のカソードガス流入口16a、冷却流体流入口16b、アノードガス流入口16cから流入した燃料や空気等の流体が、Uターンしてアノードガス排出口16d、冷却流体排出口16e、カソードガス排出口16fから排出されるように集電板16のような流入口及び排出口が設けられていない(方向転換部に相当)。また、一対の集電板16、17は、その中央に集電部16h(集電板17についても同様)を備えている。
一対の集電板16,17の集電部16h等は、たとえば、ガスを透過させない緻密質カーボンのような導電性部材からなり、アノード11bおよびカソード11cの外形よりも若干小さい薄板状に形成している。一対の集電部16h等は、複数積層した最外層の燃料電池セル10aに設けたMEA11のアノード11bまたはカソード11cに当接している。集電部16h等は、その一面から導電性を備えた円柱形状の突起部16g等を突出して設けている。突起部16g等は、後述する筺体20の一対のエンドプレート25、26の貫通孔25g等を挿通して、外部に臨んでいる。また、集電板16の突起部16gに当る形状は集電板17についても同様に設けられている。
筺体20は、図1および図2に示し、複数積層した燃料電池セル10aおよび一対の集電板16,17を互いに密着させた状態で保持している。
筺体20は、上記のように一対の締結板21、22、一対の補強板23,24、および一対のエンドプレート25,26、及びネジ27を含んでいる。以下、筺体20に含まれた各部材について説明する。
一対のエンドプレート25,26は、複数積層された燃料電池セル10aの両端に配設した一対の集電板16,17を挟持して付勢している。一対のエンドプレート25,26の外形形状は、一部の形状を除いて、層厚を増したMEA11のフレーム部材15と同様である。一対のエンドプレート25,26は、たとえば、金属からなり、一対の集電板16,17と当接する部分に絶縁体を設けている。
エンドプレート25は、その長手方向の一端に、カソードガス流入口25a、冷却流体流入口25b、およびアノードガス流入口25cに相当する貫通孔を開口している。同様に、その長手方向の他端には、アノードガス排出口25d、冷却流体排出口25eおよびカソードガス排出口25fに相当する貫通孔を開口している。集電板17と同様に、エンドプレート26は、エンドプレート25のカソードガス流入口25a、冷却流体流入口25b、アノードガス流入口25cから流入した流体が、Uターンしてエンドプレート25のアノードガス排出口25d、冷却流体排出口25e、カソードガス排出口25fから排出されるように流入口や排出口が設けられていない。また、エンドプレート26には、挿入部材31、32をネジ27によって固定するためのネジ27の貫通穴(不図示)が形成されている。
セパレータ13,14、フレーム部材15、集電板16、及びエンドプレート25のカソードガス流入口13a〜16a、25a、冷却流体流入口13b〜16b、25b、アノードガス流入口13c〜16c、25c、アノードガス排出口13d〜16d、25d、冷却流体排出口13e〜16e、25e、及びカソードガス排出口13f〜16f、25f、は、セパレータ13,14、MEA11、集電板16,17及びエンドプレート25,26を位置合わせした際に連通するように構成されている。カソードガス流入口13a〜16a、25aによってカソードガス供給マニホールド35が形成され、カソードガス排出口13f〜16f、25fによってカソードガス排出マニホールド36が形成される。カソードガス供給マニホールド35とカソードガス排出マニホールド36とは、積層方向における同方向に開口している。また、アノードガス流入口13c〜16c、25cによってアノードガス供給マニホールド37が形成され、アノードガス排出口13d〜16d、25dによってアノードガス排出マニホールド38が形成される。また、冷却流体流入口13b〜16b、25bによって冷却流体供給マニホールド39が形成され、冷却流体排出口13e〜16e、25eによって冷却流体排出マニホールド40が形成される。
また、一対のエンドプレート25,26は、前述した一対の集電板16,17の突起部16g等を挿通させる貫通孔25g、26gを有している。
一対の締結板21、22は、たとえば、金属からなり、板状に形成している。一対の締結板21、22は、縁部が一部立ち上げて形成されており、組み付けた際に一対のエンドプレート25、26の面と接触する。また、締結板21,22においてエンドプレート25,26と接触する面にはネジ27を挿通させる穴が設けられており、当該穴に取り付けたネジ27を締め付けることによってエンドプレート25、26、集電板16,17、及び積層体10が積層方向に加圧される。また、ネジ27による加圧以外にも、通しボルトを用いて集電板16,17、及び積層体10を加圧してもよい。
一対の補強板23、24は、たとえば、金属からなり、一対の締結板21、22よりも細長い板状に形成している。一対の補強板23、24は、長手方向における端部が一部立ち上げて形成されており、当該部分にはネジ27を挿通させる穴が設けられている。当該穴はネジ27を積層方向に通すように形成されており、ネジ27を取り付けて締結することによって、締結板21,22と同様にエンドプレート25,26、集電板16,17、及び積層体10が積層方向に加圧される。このように、一対の締結板21、22および一対の補強板23、24は、ネジ27を締結することによって、エンドプレート25、26、集電板16,17、及び積層体10を積層方向に加圧している。
次に本実施形態に係る燃料電池の構成部品の中でも要部に当る挿入部材について説明すると共に本実施形態の作用及び効果について説明する。図6(A)は対比例に係る燃料電池の流入口または排出口を流体が流れる様子を示す説明図、図6(B)は本発明の一実施形態に係る燃料電池の流入口または排出口を流体が流れる様子を示す説明図である。図7(A)は同実施形態の燃料電池の流入口と排出口について積層方向における一端から他端にかけての圧力の推移を示すグラフ、図7(B)は同実施形態に係る燃料電池の流入口と排出口について積層方向における一端から他端にかけての流体の流量の推移を示すグラフである。挿入部材31は、上記したカソードガスガス供給マニホールド35に挿入される。挿入部材31は、図5(B)に示すように平面視した際の形状が放物線の略半分に当るような形状となっている。カソードガス供給マニホールド35は、積層方向における断面積が略矩形となっており、挿入部材31を挿入することによって、矩形の断面は図5(B)における短手方向の長さは変化せず、長手方向の長さが入り口側a1から他端側a2に向かうにつれて短くなり、結果的にカソードガス供給マニホールド35の断面積は入り口側から離れるにつれて徐々に減少する。
これに対し、挿入部材32は、カソードガス供給マニホールド35と通じているカソードガス排出マニホールド36に挿入されてカソードガスの流れを調整する。挿入部材32は、図5(B)の左右方向において凹となる放物線の略半分に当るような形状を有する。カソードガス排出マニホールド36についてもカソードガス供給マニホールド35と同様に断面が略矩形に形成されている。挿入部材32を挿入する事によって、カソードガス排出マニホールド36の図5(A)における短手方向の長さは変化せず、長手方向の長さが他端側a2から入り口側a1に向かうにつれて増加する事によって、カソードガス排出マニホールド36の断面積は徐々に増加する。
カソードガス供給マニホールド35の入り口側a1から燃料電池内部に流入した空気等の流体は入り口側a1付近に存在する燃料電池セル10aのカソードガス流路14hに流れると共に、カソードガス供給マニホールド35をさらに他端側a2へと流れる。このように燃料電池内部に流入した流体は徐々に入り口側a1の各燃料電池セル10aのカソードガス流路14hに流れるため、カソードガス流入口13a〜16a、25aの他端側a2に流れる流体の流量は減少し、それに伴って燃料電池セル10aに流れる流量も図7(B)に示すように減少してしまう。
各燃料電池セル10aにおける発電は、入り口側a1付近の燃料電池セルであっても他端側a2付近の燃料電池セルであっても同様に行えるように、入り口側a1から離れた他端側a2付近の燃料電池セル10aに流通する流体も入り口側a1付近の燃料電池セル10aと同様の流量で流したいという要請がある。そのため、カソードガス供給マニホールド35の断面積は、入り口側a1から他端側a2に向かうにつれて減少させる必要がある。
しかし、エネルギー保存について規定するベルヌーイの式、すなわちp+1/2ρv2=一定によれば、圧力の項は運動エネルギーに当る流速の2乗の項との和が一定と規定されている。また、入り口側a1から他端側a2における各位置での燃料電池セル10a内を流れる流体の流量は、カソードガス供給マニホールド35とカソードガス排出マニホールド36の流体の圧力差によって左右される。そのため、入り口側a1から他端側a2にかけてのカソードガス供給マニホールド35の断面積を特許文献1のように線形に減少させたのでは、入り口側a1から他端側a2にかけての圧力が図7(A)に示すP2IN及びP2OUTのように変化し、P2IN−P2OUTが入り口側a1から他端側a2にかけて一定とならずに変化してしまう。その結果、入り口側a1から他端側a2にかけての流量Q2も図7(B)に示すようにバラついてしまい、各燃料電池セル10aに流体を均一に分配する事ができず、燃料電池の発電特性は低下してしまう。
そのため、カソードガス供給マニホールド35の断面積は、二次的に変化させる。つまり、二回微分した時の値が正又は負となるように変化させる必要がある。
また、カソードガス排出マニホールド36は、各燃料電池セル10aのカソードガス流路14hで生成された水を外部に排水させるように構成する必要がある。各燃料電池セル10aのカソードガス流路14hを通過した流体は、カソードガス排出マニホールド36を流れるが、カソードガス排出マニホールド36の形状が他端側a2から入り口側a1に向かって連続的に変化しないと、生成された水が外部と通じる入り口側a1まで流れず、燃料電池内部に留まってしまい、発電特性を低下させてしまう。
そのため、カソードガス排出マニホールド36の他端側a2から入り口側a1にかけては、断面積を徐々に上昇させる必要がある。言い換えれば、他端側a2から入り口側a1にかけての一次微分が正、二次微分が正(入り口側a1から他端側a2にかけて言えば、一次微分が負、二次微分が負)となるように変化させる必要がある。
また、入り口側a1から他端側a2における各燃料電池セル10aには均等に流体を流す必要があることから、カソードガス供給マニホールド35における断面積は、図7(A)に示すように入り口側a1から他端側a2における圧力差P1IN−P1OUTが一定となるようにする必要がある。そのため、上記のようにカソードガス排出マニホールド36における断面積を一次微分が負、二次微分が正となるように変化させることに対応させて、カソードガス供給マニホールド35における断面積は、一次微分が負、二次微分が正となるように変化させる必要がある。
このように、カソードガス供給マニホールド35における断面積が、入り口側a1から他端側a2にかけて一次微分が負、二次微分が正となるように変化させ、カソードガス排出マニホールド36における断面積を一次微分が負、二次微分が負となるように変化させることによって、燃料電池内に流入する流体を図7(B)の流量Q1に示すように各燃料電池セルに略均一に分配できると共に、各燃料電池セルにおいて生成された水Wを燃料電池外部に滞りなく排出することによって、燃料電池の発電特性を向上させることができる。
なお、上記した流体性能は挿入部材31,32をカソードガス供給マニホールド35及びカソードガス排出マニホールド36に挿入し、流体が流れていれば達成できる。そのため、燃料電池100の姿勢は、カソードガス供給マニホールド35及びカソードガス排出マニホールド36が重力方向と同じ向きであっても重力方向と直交していてもよい。
また、カソードガス供給マニホールド35、カソードガス排出マニホールド36には挿入部材31、32を挿入しないと、MEA11のフレーム部材15やセパレータアセンブリ12の流入口及び排出口に当たる部位を精度よく揃えなければならず、ずれてしまえば、特に排出口側において図6(A)に示すように生成された水Wが留まって排水性に影響を及ぼしてしまう。
これに対し、挿入部材31、32を挿入すれば、セパレータ13,14やMEA11のフレーム部材15の縁部の位置を精度よく揃えなくても図6(B)に示すように生成された水を留まらせることなく流通させることができる。よって、燃料電池の流体性能である排水性や分配性を良好にすると共に、各部品のカソードガス供給マニホールドにおける縁部を揃えるように精度を出すためのコストアップを不要とし、組み立て時に各部品の貫通孔の位置を精度よく合わせるための作業効率の悪化をも防止できる。
また、挿入部材31、32は、図5(B)に示すように、他端側a2においてボルト等のネジ27によってエンドプレート26に取り付けられ、入り口側a1の部位31b及び32aのセパレータ側は、粘着テープ等によってセパレータ13,14、フレーム部材15、集電板16、またはエンドプレート25のカソードガス供給口13a、14a、15a、16a、25a、及びカソードガス排出口13f、14f、15f、16f、25fの縁部に固定することができるように構成している。そのため、上記した分配性や排水性を確保するために挿入部材31,32の形状を極めて細い形状に成形したとしても、流体を流した際に挿入部材31,32がカソードガス供給マニホールド35及びカソードガス排出マニホールド36から分離することなく分配性及び排水性を向上させることができる。なお、挿入部材31、32は、エンドプレート25から外部に突出していてもよく、粘着テープなどによって入り口側a1をエンドプレート25に固定してもよい。また、座繰り形状を設けてネジ27を取り付ければ、挿入部材31,32を締結板21、22または補強板23,24に固定することができる。その際にはネジ27の取り付け後に座繰り形状部位に充填剤を充填して、挿入部材31、32の曲面形状が連続的になるようにしてもよい。
また、挿入部材32は、図5(C)に示すように、矩形状の断面の長手方向の長さを減少させるように断面積を変化させている。しかし、上記以外にも図5(D)に示すように断面が凹部となった形状32bのように構成してもよい。このように、矩形状断面の長手方向の長さのみを変化させるのではなく、短手方向についてもバランスよく変化させることによって、縦横比のバランスの悪さによる抵抗の上昇を抑制し、生成された水を外部に良好に排出することができる。
また、挿入部材31における他端側a2及び挿入部材32における入り口側a1の形状は、断面積がほぼ線形に増加しているため、線形で近似しても分配性や排水性に与える影響はほとんどない。そのため、図5(B)に示す挿入部材31における他端側a2付近の領域31a及び挿入部材32における入り口側a1付近の領域32aの形状を線形な面、つまり平面で単純化することによって、挿入部材31、32の形状を単純化でき、燃料電池の分配性及び排水性を維持したまま挿入部材31,32の製造コストを低減させることができる。
なお、本発明は上述した実施形態のみに限定されず、特許請求の範囲内において種々の変更が可能である。
上記では、挿入部材31、32をカソードガス供給マニホールド35及びカソードガス排出排出マニホールド36に挿入する実施形態について説明したが、これに限定されない。アノードガス排出マニホールド38及び冷却流体流路40では電気化学反応によって水が生成されるということはないが、アノードガス供給マニホールド37及び冷却流体供給マニホールド39においても入り口側a1から他端側a2にかけて各燃料電池セル10aに流れるアノードガスや冷却流体を均一に流したいという点は変わらない。そのため、挿入部材31、32は冷却流体流入供給マニホールド39、冷却流体排出マニホールド40又はアノードガス供給マニホールド37、アノードガス排出マニホールド38に挿入してもよい。
図8(A)は本発明の実施形態に係る燃料電池の変形例を示す斜視図、図8(B)は図8(A)に係る燃料電池の要部を示す斜視方向からの透視図、図9(A)は図8(A)に係る燃料電池の正面図、図8(B)は図8(A)に係る燃料電池の透視平面図である。
挿入部材31、32は、図5(A)における長手方向に断面積を減少させるように形成する実施形態について説明したが、これに限定されない。カソードガス供給マニホールド35、カソードガス排出マニホールド36及びアノードガス供給マニホールド37、アノードガス排出マニホールド38は、図5(A)において斜めに向かい合って配置されている。そのため、図8(A)、8(B)、図9(A)、9(B)に示すように、カソードガス供給マニホールド35、カソードガス排出マニホールド36及びアノードガス供給マニホールド37、アノードガス排出マニホールド38の断面積は、カソードガス及びアノードガスの流体が流れる斜め方向に減少するように、つまり、図5(A)に示すようにアノードガス供給マニホールド35の断面形状が図5(A)の横方向のみに一次元的に変化するのでなく、図9(A)に示すように斜め方向を向いて横方向及び縦方向の両方にわたって二次元的に変化するように挿入部材33、34を形成してもよい。このように構成することによって、断面形状を図5(A)のように一次元的に変化させる場合に比べて挿入部材32の入り口側a1のように形状が細くなりすぎる事を防止し、挿入部材の強度を向上させて破損しにくくすることによって上記実施形態に比べて挿入部材による効果を持続させることができる。また、酸化剤や燃料は、図5(A)や図9(A)のように斜め方向に流れるため、断面積を変化させ得る横方向及び縦方向の長さを横方向だけでなく縦方向においても変化させることによって、各燃料電池セルにおいて生成された水を横方向だけでなく縦方向においても他端側a2から入り口側a1へと流出させ易くすることができ、排出性をさらに良好にして燃料電池の発電特性を向上させることができる。
10 積層体(セル積層体)、
10a 燃料電池セル、
100 燃料電池、
11 膜電極接合体(MEA)、
11a 電解質膜、
11b アノード、
11c カソード、
12 セパレータアセンブリ、
13 アノードセパレータ、
14 カソードセパレータ、
13g、14g 波形形状、
13h アノードガス流路、
13j(14j) 冷却流体流路、
14h カソードガス流路、
15 MEAのフレーム部材、
16,17 集電板、
16g 突起部、
16h 集電部、
20 筐体、
21,22 締結板、
23,24 補強板、
25,26 エンドプレート、
13a、14a、15a、16a、25a カソードガス流入口、
13b、14b、15b、16b、25b 冷却流体流入口、
13c、14c、15c、16c、25c アノードガス流入口、
13d、14d、15d、16d、25d アノードガス排出口、
13e、14e、15e、16e、25e 冷却流体排出口、
13f、14f、15f、16f、25f カソードガス排出口、
25g、26g 貫通孔、
27 ネジ、
31、33 第1挿入部材、
31a 第1線形領域、
32、34 第2挿入部材、
32a 第2線形領域、
32b 凹部、
35 カソードガス供給マニホールド、
36 カソードガス排出マニホールド、
37 アノードガス供給マニホールド、
38 アノードガス排出マニホールド、
39 冷却流体供給マニホールド、
40 冷却流体排出マニホールド、
a1 入り口側、
a2 他端側、
P1IN 本発明のカソードガス供給口側圧力、
P2IN 従来のカソードガス供給口側圧力、
P1OUT 本発明のカソードガス排出口側圧力、
P2OUT 従来のカソードガス排出口側圧力、
Q1 本発明における燃料電池セルの入り口側から他端側にかけての流量、
Q2 従来における燃料電池セルの入り口側から他端側にかけての流量、
W 水。
10a 燃料電池セル、
100 燃料電池、
11 膜電極接合体(MEA)、
11a 電解質膜、
11b アノード、
11c カソード、
12 セパレータアセンブリ、
13 アノードセパレータ、
14 カソードセパレータ、
13g、14g 波形形状、
13h アノードガス流路、
13j(14j) 冷却流体流路、
14h カソードガス流路、
15 MEAのフレーム部材、
16,17 集電板、
16g 突起部、
16h 集電部、
20 筐体、
21,22 締結板、
23,24 補強板、
25,26 エンドプレート、
13a、14a、15a、16a、25a カソードガス流入口、
13b、14b、15b、16b、25b 冷却流体流入口、
13c、14c、15c、16c、25c アノードガス流入口、
13d、14d、15d、16d、25d アノードガス排出口、
13e、14e、15e、16e、25e 冷却流体排出口、
13f、14f、15f、16f、25f カソードガス排出口、
25g、26g 貫通孔、
27 ネジ、
31、33 第1挿入部材、
31a 第1線形領域、
32、34 第2挿入部材、
32a 第2線形領域、
32b 凹部、
35 カソードガス供給マニホールド、
36 カソードガス排出マニホールド、
37 アノードガス供給マニホールド、
38 アノードガス排出マニホールド、
39 冷却流体供給マニホールド、
40 冷却流体排出マニホールド、
a1 入り口側、
a2 他端側、
P1IN 本発明のカソードガス供給口側圧力、
P2IN 従来のカソードガス供給口側圧力、
P1OUT 本発明のカソードガス排出口側圧力、
P2OUT 従来のカソードガス排出口側圧力、
Q1 本発明における燃料電池セルの入り口側から他端側にかけての流量、
Q2 従来における燃料電池セルの入り口側から他端側にかけての流量、
W 水。
Claims (4)
- 電解質膜の両面にアノード及びカソードの電極層を備える膜電極接合体と、セパレータとを積層して形成され、内部にアノード流路及びカソード流路を備えるセル積層体と、
前記セル積層体に設けられ、それぞれの前記アノード流路にアノードガスを供給するアノードガス用の供給マニホールド、およびそれぞれの前記アノード流路からアノードガスを排出するアノードガス用の排出マニホールドと、
前記セル積層体に設けられ、それぞれの前記カソード流路にカソードガスを供給するカソードガス用の供給マニホールド、及びそれぞれの前記カソード流路からカソードガスを排出し前記カソードガス用の前記供給マニホールドの流入口と同方向の端部に排出部が開口するカソードガス用の排出マニホールドと、
前記カソードガス用の供給マニホールドに挿入され、前記流入口から進むにつれて断面積を一次微分が負、二次微分が正となるように変化させる第1挿入部材と、
前記カソードガス用の排出マニホールドに挿入され、前記排出口から進むにつれて断面積を一次微分が負、二次微分が負となるように変化させる第2挿入部材と、を有する燃料電池。 - 前記第2挿入部材は、前記カソードガス用の断面を凹型に形成する請求項1に記載の燃料電池。
- 前記第1挿入部材は、前記積層方向における前記他端から前記一端にかけて前記断面積が線形に変化するように単純化された第1線形領域を有し、
前記第2挿入部材は、前記積層方向における前記一端から前記他端にかけて前記断面積が線形に変化するように単純化された第2線形領域を有する請求項1または2に記載の燃料電池。 - 前記第1挿入部材及び前記第2挿入部材は、前記セル積層体に固定するための固定部を有する請求項1に記載の燃料電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013122964A JP2014241222A (ja) | 2013-06-11 | 2013-06-11 | 燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013122964A JP2014241222A (ja) | 2013-06-11 | 2013-06-11 | 燃料電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014241222A true JP2014241222A (ja) | 2014-12-25 |
Family
ID=52140376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013122964A Pending JP2014241222A (ja) | 2013-06-11 | 2013-06-11 | 燃料電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014241222A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102016225444A1 (de) * | 2016-12-19 | 2018-06-21 | Robert Bosch Gmbh | Verbesserte Medienverteilung in Brennstoffzellenstacks |
CN117727991A (zh) * | 2024-02-08 | 2024-03-19 | 浙江海盐力源环保科技股份有限公司 | 新型电堆结构 |
-
2013
- 2013-06-11 JP JP2013122964A patent/JP2014241222A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102016225444A1 (de) * | 2016-12-19 | 2018-06-21 | Robert Bosch Gmbh | Verbesserte Medienverteilung in Brennstoffzellenstacks |
CN117727991A (zh) * | 2024-02-08 | 2024-03-19 | 浙江海盐力源环保科技股份有限公司 | 新型电堆结构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN103250290B (zh) | 燃料电池和燃料电池组 | |
CA2904219C (en) | Fuel cell, fluid distribution device for fuel cell, and vehicle provided with fuel cell | |
JP2012212678A (ja) | 燃料電池 | |
WO2015041222A1 (ja) | 燃料電池スタック | |
US10818938B2 (en) | Fuel cell stack having laminated cells | |
EP3392952B1 (en) | Fuel cell | |
JP4957091B2 (ja) | 燃料電池 | |
JP2005190795A (ja) | 燃料電池 | |
JP2014241222A (ja) | 燃料電池 | |
JP2001250568A (ja) | 固体高分子型燃料電池の集電板 | |
KR101703575B1 (ko) | 분리판 및 이를 포함하는 연료전지 | |
JP2012069445A (ja) | 燃料電池 | |
JP2015228304A (ja) | 燃料電池スタック | |
JP6403099B2 (ja) | 燃料電池モジュール | |
US11749813B2 (en) | Bipolar plate, cell frame, cell stack, and redox flow battery | |
WO2016181522A1 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP5021698B2 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP2005228495A (ja) | 燃料電池 | |
JP6900913B2 (ja) | 燃料電池 | |
JP2006344586A (ja) | 燃料電池 | |
JP6117751B2 (ja) | 燃料電池スタック | |
JP2023169737A (ja) | 燃料電池スタック | |
JP2014022188A (ja) | 燃料電池 | |
JP2013143269A (ja) | 燃料電池及び分配マニホールド | |
JP2012003875A (ja) | 燃料電池 |