JP6901671B2 - 設置台 - Google Patents

設置台 Download PDF

Info

Publication number
JP6901671B2
JP6901671B2 JP2018082169A JP2018082169A JP6901671B2 JP 6901671 B2 JP6901671 B2 JP 6901671B2 JP 2018082169 A JP2018082169 A JP 2018082169A JP 2018082169 A JP2018082169 A JP 2018082169A JP 6901671 B2 JP6901671 B2 JP 6901671B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jack member
jack
groove
universal washer
frame member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018082169A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019190530A (ja
Inventor
清文 杉本
清文 杉本
Original Assignee
清文 杉本
清文 杉本
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 清文 杉本, 清文 杉本 filed Critical 清文 杉本
Priority to JP2018082169A priority Critical patent/JP6901671B2/ja
Publication of JP2019190530A publication Critical patent/JP2019190530A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6901671B2 publication Critical patent/JP6901671B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Machine Tool Units (AREA)

Description

この発明は、例えば種々の精密機械や射出成形機のように水平度を必要とするような機器や、プレス機或いはコンプレッサーなど振動を伴うような機器、半導体製造装置等の脚部に取り付けて高さを調整するために使用される設置台に関する。
従来、機器の高さを調整し、機器の水平度を安定化させて床面に設置するとともに、機器自体の振動或いは外部からの振動を緩衝する防振材を備えた設置台は、例えば、実公昭47−11358号公報(特許文献1)、特開平10−184790号公報(特許文献2)等に示されている。
そして上記従来例は、上部に筒状の雌ネジ部を設けた盤状のフレーム部材と、上記雌ネジ部にはめ込んだ、ハンドル部を有する筒状のジャッキ部材と、上記ジャッキ部材に取り付けた機器等の脚を取り付ける取付ボルトとで構成されている。
なお本発明者は先に、特開2006−224912号公報(特許文献3)に見られるような適宜防振材を装着されて使用されるフレーム部材と、フレーム部材上に搭載される回転台と、回転台に取り付けられる取付ボルトとを備えており、取付ボルトは、機器脚部の取付孔に挿通されるものであり、回転台は、上部に上記取付ボルトをねじ込む雌ねじ部を形成するとともに後述するフレーム部材上に搭載されるナット部を、また下部にフレーム部材内にはめ込まれて自在に回転する回転ガイド部を、さらにナット部の下部外周にレンチ受け用テーブル部をそれぞれ形成されており、フレーム部材は筒状で、その筒状部分に上記回転台の回転ガイド部を収納して回転台を回転自在に保持するともに、フレーム部材の上面とナット部との間に締付ナット取り付けて回転台の回転を所定の位置で固定することができるようにした設置台を提案した。
実公昭47−11358号公報 特開平10−184790号公報 特開2006−224912号公報
従来は、大型機器のレベリングに際しては機械本体を別途、油圧ジャッキにてレベル調整近似値まで上げる作業を行っていて非常に手間がかかっており、また重加重によって十字ハンドルが損傷するという問題点があった。
この発明の目的は、スラストベアリングを用いないで、大型機のレベリング作業が可能となる上、スラストベアリング機構を用いないので大幅なコストダウンが図れ、かつ機器脚部の高さ調整に際し、作業上の安全性や作業の効率化を図った設置台を提供することにある。
この発明の設置台は前記目的を達成するためになされたもので、適宜防振材を装着されて使用されるフレーム部材と、フレーム部材上に搭載される回転ハンドルを備えたジャッキ部材と、ジャッキ部材に取り付けられるユニバーサルワッシャを備えた取付ボルトとを備えており、
取付ボルトは、機器脚部の取付孔に挿通されるものであり、
ジャッキ部材は、上部に上記取付ボルトナット部を、また下部にフレーム部材内にはめ込まれて自在に回転する回転ガイド部をそれぞれ形成されており、
フレーム部材は筒状で、その筒状部分に上記ジャッキ部材の回転ガイド部を収納してジャッキ部材を回転自在に保持しており、
前記ジャッキ部材とユニバーサルワッシャとの接触面の両方には所定の間隔で複数の溝部が形成されるとともに、前記ジャッキ部材側の複数の溝部と前記ユニバーサルワッシャ側の複数の溝部とは交互に重なる位置と重ならない位置に配置されており、
前記ジャッキ部材とユニバーサルワッシャとの接触面の両方に形成した溝部には潤滑剤が充填されていることを特徴とするものである。
この発明の設置台において、前記ジャッキ部材の回転ハンドルは、十字ハンドルであることをも特徴とするものである。
この発明の設置台において、前記ジャッキ部材とユニバーサルワッシャとの接触面のいずれかもしくは両方に形成した溝部は、V溝、U溝、円弧状溝、段付き溝を含むことをも特徴とするものである。
この発明の設置台において、前記ジャッキ部材とユニバーサルワッシャとの接触面のいずれかもしくは両方に形成した溝部は、グリスもしくは潤滑オイル用の油溜りとして利用されることをも特徴とするものである。
この発明の設置台によれば、レベル出し作業時に機械重量が加わる際の回転トルクが大幅に軽減できる。
すなわち、ユニバーサルワッシャやジャッキ部材に設けた溝部はグリスもしくは潤滑オイル用の溜りを形成するため、接触面の減少による回転抵抗の低減はもちろん、グリスもしくは潤滑オイル等の潤滑剤による潤滑性の向上によって回転トルクが低下し、機器類の脚部の高さ調整のための昇降を簡単に行うことができる。
もちろん、ジャッキ部材の回転ハンドルにかかる負荷も減るため、回転ハンドルが破損しにくく、設置台の耐久性を大幅に向上させることができるようになった。
この発明の設置台の実施の形態を示す正面図である。 その平面図である。 その斜視図である。 その断面図である。 その要部拡大断面図である。 (a)はジャッキ部材の正面図、(b)はその平面図である。 (a)はジャッキ部材の断面図、(b)はその要部拡大断面図である。 (a)はユニバーサルワッシャの正面図、(b)はその底面図である。 (a)はユニバーサルワッシャの断面図、(b)はその要部拡大断面図である。 この発明の設置台の組立前の状態を示す分解正面図である。 その分解斜視図である。 下方から見た分解斜視図である。
以下、この発明の設置台の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
この発明の設置台の実施の形態を示す図1ないし図5において、設置台11は適宜防振材21を装着されて使用されるフレーム部材12と、フレーム部材12上に搭載される回転ハンドル14を備えたジャッキ部材13と、該ジャッキ部材13に取り付けられるユニバーサルワッシャ16を備えた取付ボルト15とを備えている。該取付ボルト15は、設置しようとする機器脚部の取付孔に挿通され、締付ナット19で固定されるものである。
前記ジャッキ部材13は、上部に上記取付ボルト15をねじ込むナット部13aを、また下部にフレーム部材12内にはめ込まれて自在に回転する回転ガイド部13bをそれぞれ形成されている。
なお、前記ジャッキ部材13の回転ハンドル14は、十字ハンドルを好適に使用することができる。
そして前記フレーム部材12は筒状であって、その筒状部分に上記ジャッキ部材13の回転ガイド部13bを収納し、ジャッキ部材13を回転自在に保持している。
図4および図5において、前記ジャッキ部材13とユニバーサルワッシャ16との接触面には所定の間隔で複数の溝部17,18が形成されており、かつ該溝部17,18はグリスもしくは潤滑オイル用の油溜りとして利用され、グリスもしくは潤滑オイルからなる潤滑剤が充填されている。
なお、前記溝部17,18は、前記ジャッキ部材13とユニバーサルワッシャ16との接触面のいずれかもしくは両方に形成することができる。
この発明の設置台11において、前記ジャッキ部材13とユニバーサルワッシャ16との接触面の両方に形成した溝部17,18は、V溝、U溝、円弧状溝、段付き溝等の適宜の構造を採用することができる。
もちろんその際には、グリスもしくは潤滑オイルからなる潤滑剤との適性や潤滑剤の保持能力、またジャッキ部材13を回転させたときの負荷の低減等を考慮して決定することが望ましい。
この発明の設置台11において、前記ジャッキ部材13とユニバーサルワッシャ16との接触面の両方に溝部17,18を形成する場合には、前記ジャッキ部材13側の溝部17とユニバーサルワッシャ16側の溝部18とが交互に重なる位置と重ならない位置に配置されていることが望ましい。
すなわち、前記ジャッキ部材13側の溝部17とユニバーサルワッシャ16側の溝部18とを交互に重なる位置と重ならない位置に配置することにより、それぞれの接触面における負荷が大幅に低減されることになるのである。
なお、前記ジャッキ部材13とユニバーサルワッシャ16との接触面の両方に形成した溝部17,18は、前記ジャッキ部材13側の溝部17とユニバーサルワッシャ16側の溝部18とが、ユニバーサルワッシャ16にて搭載する機器類の傾斜角度(最大許容角度3度)を調整するために重なることがあってもよいことはもちろんである。
図6(a)はジャッキ部材の正面図、(b)はその平面図であり、また図7(a)はジャッキ部材の断面図、(b)はその要部拡大断面図である。
図6および図7に示すように、前記ジャッキ部材13の凹状の座面にはU字断面の複数の溝部17が所定間隔でリング状に形成されている。
そして、図8(a)はユニバーサルワッシャの正面図、(b)はその底面図であり、また図9(a)はユニバーサルワッシャの断面図、(b)はその要部拡大断面図である。
図8および図9に示すように、前記ユニバーサルワッシャ16の断面が円弧状の座面にはU字断面の複数の溝部18が所定間隔でリング状に形成されている。
その上で、前記ジャッキ部材13側の溝部17とユニバーサルワッシャ16側の溝部18とが交互に重なる位置と重ならない位置においてジャッキ部材13とユニバーサルワッシャ16の両者を接合するのである。
なお、ユニバーサルワッシャ16にて搭載する機器類の傾斜角度(最大許容角度3度)を調整するために溝部17,18が重なることがあってもよいことは上述の通りである。
この発明の設置台11の全体構造を図10ないし図12に示す。
図に示すように、まず接地面の上面に複数のピン21aを突設した防振材21をセットする。他方前記フレーム部材12には、前記防振材21上面のピン21aと対向する面に係合孔12aを形成しておく。
その上で、該フレーム部材12の係合孔12aを前記防振材21上面のピン21aにはめ込んで、前記防振材21上にフレーム部材12を装着する。
そして、前記フレーム部材12の筒状内に前記ジャッキ部材13の回転ガイド部13bをはめ込んで回転ハンドル14を備えたジャッキ部材13を装着する。
その後、前記ジャッキ部材13の上面に前記ユニバーサルワッシャ16をはめ込んだ状態で取付ボルト15を前記ジャッキ部材13のナット部13aに取り付けるのである。
最後に設置すべき機器類に前記取付ボルト15を挿通し、ワッシャ20を介して締付ナット19で前記取付ボルト15に機器類を固定するものである。
上記設置台11は、上述のように前記ジャッキ部材13の回転ハンドル14を回すことにより、前記ジャッキ部材13を自由に回転させることができるので、前記ジャッキ部材13に固定した取付ボルト15も自由に昇降させることができる。したがって、取付ボルト15を機器類に設けた脚部の取付孔の雌ネジ部にはめ込み、回転ハンドル14を回して取付ボルト15を回転させることにより、機器類の高さを迅速に調整することができる。すなわち、種々の機器類の4隅、あるいはその他の適所に設けた脚部にこの発明の設置台11を取り付け、レベル等を見ながら適宜その高さを調整することにより、機器類の高さを調整すればよい。高さ位置の固定は、締付ナット19を締め付けることにより簡単に行なうことができる。
この発明の設置台によれば、例えば種々の精密機械や射出成形機のように水平度を必要とするような機器や、プレス機或いはコンプレッサーなど振動を伴うような機器、半導体製造装置等の脚部に取り付けて高さを調整するために使用される設置台を提供することができる。もちろん、この発明を逸脱しない範囲で類似の用途に応用できることはもちろんである。
11 設置台
12 フレーム部材
12a 係合孔
13 ジャッキ部材
13a ナット部
13b 回転ガイド部
14 回転ハンドル
15 取付ボルト
16 ユニバーサルワッシャ
17,18 溝部
19 締付ナット
20 ワッシャ
21 防振材
21a ピン

Claims (4)

  1. 適宜防振材を装着されて使用されるフレーム部材と、フレーム部材上に搭載される回転ハンドルを備えたジャッキ部材と、ジャッキ部材に取り付けられるユニバーサルワッシャを備えた取付ボルトとを備えており、
    取付ボルトは、機器脚部の取付孔に挿通されるものであり、
    ジャッキ部材は、上部に上記取付ボルトナット部を、また下部にフレーム部材内にはめ込まれて自在に回転する回転ガイド部をそれぞれ形成されており、
    フレーム部材は筒状で、その筒状部分に上記ジャッキ部材の回転ガイド部を収納してジャッキ部材を回転自在に保持しており、
    前記ジャッキ部材とユニバーサルワッシャとの接触面の両方には所定の間隔で複数の溝部が形成されるとともに、前記ジャッキ部材側の複数の溝部と前記ユニバーサルワッシャ側の複数の溝部とは交互に重なる位置と重ならない位置に配置されており、
    前記ジャッキ部材とユニバーサルワッシャとの接触面の両方に形成した溝部には潤滑剤が充填されていることを特徴とする設置台。
  2. 前記ジャッキ部材の回転ハンドルは、十字ハンドルであることを特徴とする請求項1に記載の設置台。
  3. 前記ジャッキ部材とユニバーサルワッシャとの接触面のいずれかもしくは両方に形成した溝部は、V溝、U溝、円弧状溝、段付き溝を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の設置台。
  4. 前記ジャッキ部材とユニバーサルワッシャとの接触面のいずれかもしくは両方に形成した溝部は、グリスもしくは潤滑オイル用の油溜りとして利用されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の設置台。
JP2018082169A 2018-04-23 2018-04-23 設置台 Active JP6901671B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018082169A JP6901671B2 (ja) 2018-04-23 2018-04-23 設置台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018082169A JP6901671B2 (ja) 2018-04-23 2018-04-23 設置台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019190530A JP2019190530A (ja) 2019-10-31
JP6901671B2 true JP6901671B2 (ja) 2021-07-14

Family

ID=68389648

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018082169A Active JP6901671B2 (ja) 2018-04-23 2018-04-23 設置台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6901671B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4711358Y1 (ja) * 1968-09-27 1972-04-26
JPS52162668U (ja) * 1976-06-02 1977-12-09
JP4035829B2 (ja) * 2004-02-13 2008-01-23 株式会社カツラ 設置台
JP5727910B2 (ja) * 2011-09-27 2015-06-03 大豊工業株式会社 ワッシャ
JP6101164B2 (ja) * 2013-06-27 2017-03-22 Jfeシビル株式会社 調芯用球面座金

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019190530A (ja) 2019-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6729590B2 (en) Leveling device
US20070205342A1 (en) Slip drive for leveling devices
US6241048B1 (en) Storage platform and lift apparatus
US5104075A (en) Machine leveling device
KR101704526B1 (ko) 내진용 조절발
US6267357B1 (en) Drop foot jack
JP6901671B2 (ja) 設置台
US11982184B2 (en) Core drill assembly
JP5297921B2 (ja) ベアリング用グリース封入治具
JP4035829B2 (ja) 設置台
JP5396060B2 (ja) 回転体ユニットの予圧設定装置および回転体ユニットの予圧設定方法
US8262038B1 (en) Adjustable machine stabilizer with foot control rotor
KR101354746B1 (ko) 레벨링 컨트롤 스크루
JPH09158984A (ja) 免震装置
US20090007823A1 (en) Work table with leveling screws
US7143998B1 (en) Vibration absorber jack
WO2000016662A9 (en) Playing surface leveling apparatus and method
JP3416112B2 (ja) 手動による自動車のターンテーブル
JP4744214B2 (ja) ポンプ設備
JP6798127B2 (ja) 設置架台とその水平出し方法
CN214280798U (zh) 电力工程用辅助装置
JP7389942B2 (ja) スツール
KR200435740Y1 (ko) 이동체 설치용 회전바퀴
KR20080015242A (ko) 이동체 설치용 회전바퀴
KR200375637Y1 (ko) 가구용 바닥 서포트

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210517

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210524

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6901671

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250