JP6900969B2 - 固体撮像装置 - Google Patents
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Description
1.実施形態の固体撮像装置の概略構成例
2.第1実施形態(溝型素子分離を長波長の画素側にずらした第1の例)
3.第2実施形態(溝型素子分離を長波長の画素側にずらした第2の例)
4.第3実施形態(溝型素子分離を長波長の画素側にずらした第3の例)
5.第4実施形態(溝型素子分離を長波長の画素側にずらした第4の例)
6.第5実施形態(溝型素子分離を短波長の画素側にずらした例)
7.第6実施形態(固体撮像装置を用いた電子機器)
図1に、本技術の固体撮像装置の一例として、MOS型の固体撮像装置を用いた固体撮像装置の概略構成を示す。
(溝型素子分離を長波長の画素側にずらした第1の例)
本第1実施形態においては、第1実施形態の固体撮像装置1-1の構成、固体撮像装置1-1の製造方法、第1実施形態の効果の順に説明を行う。
図2は、第1実施形態の固体撮像装置1-1における要部の平面図であり、画素領域4の半導体層20部分を受光面側から平面視的に見た場合についての12画素分の平面図である。また図3は、第1実施形態の固体撮像装置1-1における要部の断面図であり、図2のA−A断面に相当する。以下、これらの図面に基づいて第1実施形態の固体撮像装置1-1の構成を説明する。
半導体層20は、例えばn型の単結晶または多結晶シリコンで構成された層であり、一例としてn型の単結晶シリコンからなる半導体基板を薄型化して構成されたものである。この半導体層20は、一主面側を受光面Sとし、この受光面Sに沿って複数の画素3が設定されている。各画素3は、赤色光を受光するための赤色画素3R、緑色光を受光するための緑色画素3G、青色光を受光するための青色画素3Bとして配列されている。ここでは一例として、各色の画素3がベイヤー配列で二次元的に配置されている場合を図示している。
溝型素子分離25は、半導体層20の受光面S側に設けられた溝パターン20a内に、保護絶縁層31および絶縁層33を設け、さらにこれらを介して遮光膜35を設けて構成されている。このような構成の溝型素子分離25は、受光面Sにおいて画素境界3aの中心からずれた位置に設けられているところが特徴的である。画素境界3aに対する溝型素子分離25のずれ方向は、溝型素子分離25によって分離されている2つの画素3−画素3において、受光目的とする光の波長に依存する。
遮光膜35は、保護絶縁層31および絶縁層33を介して受光面Sの上部にパターン形成された層である。この遮光膜35は、溝型素子分離25の溝パターン20a内に埋め込まれて溝型素子分離25の一部を構成している。また遮光膜35は、受光面Sの上部においては、光電変換部23の上部に開口部35aを有するようにパターニングされている。この開口部35aは、各色画素3R,3G,3Bにおいて同一形状であって良く、各開口部35aの中心は、画素中心φと一致している。
カラーフィルタ39は、平坦化絶縁膜37上に設けられた層であり、画素3毎にパターニングされた各色のカラーフィルタによって構成されている。パターニングされた各カラーフィルタ39は、各色画素3R,3G,3Bにおいて受光目的とする波長範囲の光を通過させる構成である。これらのカラーフィルタ39は、各色画素3R,3G,3Bにおいて同一形状であって良く、各カラーフィルタ39の中心は、画素中心φと一致していて良い。
オンチップレンズ41は、カラーフィルタ39上において画素3毎に配置されたものであり、ここでは例えば光入射方向に対して凸となる凸型のレンズであることとする。このようなオンチップレンズ41は、各色画素3R,3G,3Bにおいて同一形状であり、各オンチップレンズ41の中心が画素中心φと一致していることが好ましい。
図6は、第1実施形態の固体撮像装置の製造手順を示す断面工程図である。以下、図6に従って、図2および図3に示した第1実施形態の固体撮像装置の製造方法を説明する。
先ず図6Aに示すように、例えばn型の単結晶シリコンからなる半導体層20において、受光面Sと逆側の面からの不純物の拡散によってp型の分離領域21を形成する。この分離領域21は、半導体層20の受光面Sに対して二次元に均等配置された画素3間の境界(画素境界3a)を中心とし、一定の幅で形成される。
次に図6Bに示すように、溝パターン20aの内壁を覆う状態で、半導体層20の受光面S上に保護絶縁層31および絶縁層33を順に成膜する。この際、例えば、原子層蒸着法(Atomic Layer Deposition:ALD法)によって、金属酸化物で構成された保護絶縁層31を成膜する。次いで、プラズマCVD法によって、酸化シリコンまたは窒化シリコンで構成された絶縁層33を成膜する。またここでは、溝パターン20aが埋め込まれることのない膜厚で、保護絶縁層31と絶縁層33とを成膜する。
次に図6Cに示すように、絶縁層33の上部において遮光膜35をパターニングし、光電変換部23の上部に開口部35aを形成する。この際、各開口部35aは、各色画素3R,3G,3Bにおいて同一形状であって良く、各開口部35aの中心を画素中心φと一致させる。また、開口部35aを形成した状態においての遮光膜35の線幅の中心を、画素境界3aを中心と一致させ、受光面S側から平面視的に見た場合に遮光膜35で溝型素子分離25が覆われるようにパターニングを行う。
その後は図3に示すように、パターニングされた遮光膜35を覆う状態で、絶縁層33上に平坦化絶縁膜37を形成する。次いで平坦化絶縁膜37上の各画素3に各色のカラーフィルタ39をパターン形成し、さらにカラーフィルタ39上にオンチップレンズ41をパターン形成する。カラーフィルタ39およびオンチップレンズ41は、先に説明したように各色画素3R,3G,3Bにおいて同一形状であって良く、これらの中心を画素中心φと一致させる。
以上説明した固体撮像装置1-1は、半導体層20の受光面S側に形成される溝型素子分離25を、受光目的とする波長に依存する方向にずらして設けた。これにより、短い波長の光が光電変換される領域においては、受光目的とする光の波長が短い画素ほど程大きい体積を確保しつつ、長い波長の光が光電変換される領域においては、各色画素3R,3G,3Bの体積を均一とした構成となっている。
(溝型素子分離を長波長の画素側にずらした第2の例)
<固体撮像装置1-2の構成>
図9は、第2実施形態の固体撮像装置1-2の要部の構成を示す断面図である。この図に示す第2実施形態の固体撮像装置1-2が、第1実施形態の固体撮像装置と異なるところは、遮光膜35が溝型素子分離45に埋め込まれていないところにあり、他の構成は同様であることとする。このため、第1実施形態と同様の構成要素についての重複する説明は省略する。
以上のような構成の固体撮像装置1-2の製造は、第1実施形態の固体撮像装置の製造において、図6Bを用いて説明した保護絶縁層31および絶縁層33を成膜する際、これらの保護絶縁層31および絶縁層33によって溝パターン20aを完全に埋め込めば良い。
他の工程は、第1実施形態と同様であって良い。
以上のような構成の第2実施形態の固体撮像装置1-2であっても、各色画素3R,3G,3Bに対しての、溝型素子分離45、遮光膜35、およびオンチップレンズ41の配置状態は第1実施形態と同一である。このため、第1実施形態と同様に、絶対感度の低下を引き起こすことなく、感度入射角依存の色バランスの向上を図ることで色付きを防止することが可能となるため、撮像特性の向上を図ることができる。
(溝型素子分離を長波長の画素側にずらした第3の例)
<固体撮像装置1-3の構成>
図10は、第3実施形態の固体撮像装置1-3の要部の構成を示す断面図である。この図に示す第3実施形態の固体撮像装置1-3が、第1実施形態の固体撮像装置と異なるところは、溝型素子分離47のパターン幅が深さ方向に段階的に形成されているところにあり、他の構成は同様であることとする。このため、第1実施形態と同様の構成要素についての重複する説明は省略する。
以上のような構成の固体撮像装置1-3の製造は、第1実施形態の固体撮像装置の製造において、図6Aを用いて説明した溝パターン20aを形成する際、2枚毎のマスクを用いた2回のエッチングにより、2段階の開口幅で溝パターン20aを形成すれば良い。他の工程は、第1実施形態と同様であって良い。
以上のような構成の第3実施形態の固体撮像装置1-3であっても、各色画素3R,3G,3Bに対しての、溝型素子分離47、遮光膜35、およびオンチップレンズ41の配置状態は第1実施形態と同一である。このため、第1実施形態と同様に、絶対感度の低下を引き起こすことなく、感度入射角依存の色バランスの向上を図ることで色付きを防止することが可能となるため、撮像特性の向上を図ることができる。また、溝型素子分離47は、溝パターン20aの内部に遮光膜35を配置した構成である。このため、第1実施形態と同様に、隣接する画素3間での光の漏れ込みが防止され、混色を防止することも可能である。
(溝型素子分離を長波長の画素側にずらした第4の例)
<固体撮像装置1-4の構成>
図11は、第4実施形態の固体撮像装置1-4の要部の構成を示す断面図である。この図に示す第4実施形態は、第3実施形態の変形例である。この固体撮像装置1-4が、第1実施形態の固体撮像装置と異なるところは、溝型素子分離49のパターン幅が深さ方向に段階的に形成されているところにあり、他の構成は同様であることとする。このため、第1実施形態と同様の構成要素についての重複する説明は省略する。
以上のような構成の固体撮像装置1-4の製造は、第1実施形態の固体撮像装置の製造において、図6Aを用いて説明した溝パターン20aを形成する際、先ず、マスクを用いたエッチングによって溝パターン20aにおける受光面S側の開口幅の広い部分を形成する。次に、溝パターン20aの側壁にサイドウォールを形成し、溝パターン20aの底部中央をさらにエッチングすることで、段階的に開口幅を狭めた溝パターン20aを形成すれば良い。他の工程は、第1実施形態と同様であって良い。
(溝型素子分離を短波長の画素側にずらした例)
<固体撮像装置1-5の構成>
図12は、第5実施形態の固体撮像装置1-5における要部の平面図であり、画素領域4の半導体層部分を受光面側から平面視的に見た場合についての12画素分の平面図である。また図13は、第5実施形態の固体撮像装置1-5における要部の断面図であり、図12のA−A断面に相当する。以下、これらの図面に基づいて第5実施形態の固体撮像装置1-5の構成を説明する。
以上のような構成の固体撮像装置1-5の製造は、第1実施形態の固体撮像装置の製造において、図6Aを用いて説明した溝パターン20aを形成する際、溝パターン20aの形成位置を、受光目的とする波長範囲が短い画素側にずらして形成する。また、図6Bを用いて説明した保護絶縁層31および絶縁層33を成膜する際、これらの保護絶縁層31および絶縁層33によって溝パターン20aを完全に埋め込めば良い。他の工程は、第1実施形態と同様であって良い。
以上説明した第5実施形態の固体撮像装置1-5は、半導体層20の受光面S側に形成される溝型素子分離51を、画素境界3aに対して、受光目的とする波長に依存する方向にずらして設けた。これにより、溝型素子分離51が設けられた受光面S側の領域では、受光目的とする光の波長が短い画素を、隣接する画素における遮光膜35の開口部35aから遠く離れて配置しつつ、これよりも深い領域においては各色画素3R,3G,3Bの体積を均一とした構成となっている。
(固体撮像装置を用いた電子機器)
上述した第1実施形態〜第5実施形態で説明した本技術に係る各構成の固体撮像装置は、例えばデジタルカメラやビデオカメラ等のカメラシステム、さらには撮像機能を有する携帯電話、あるいは撮像機能を備えた他の機器などの電子機器用の固体撮像装置に設けることができる。
一主面側を受光面とし、当該受光面に沿って複数の画素が設定された半導体層と、
前記画素毎に前記半導体層内に設けられた光電変換部と、
前記半導体層の受光面側に形成された溝パターン内に絶縁層を設けて構成され、前記画素と画素との間の画素境界に対してずれた位置に設けられた溝型素子分離とを備えた
固体撮像装置。
前記画素境界に対する前記溝型素子分離のずれる方向は、前記各画素において受光目的とする光の波長に依存する
上記(1)記載の固体撮像装置。
前記半導体層における受光面の上方には、前記光電変換部の上方を開口する開口部を有し、前記画素境界を中心とした線幅にパターン形成された遮光膜が設けられた
上記(1)または(2)記載の固体撮像装置。
前記溝型素子分離は、前記遮光膜で覆われている
上記(3)記載の固体撮像装置。
前記半導体層における受光面の上方には、中心を前記画素の中心に対して一致させてパターン形成された各色のカラーフィルタが設けられた 上記(1)〜(4)の何れかに記載の固体撮像装置。
前記半導体層における受光面の上方には、中心を前記画素の中心に対して一致させてパターン形成されたオンチップレンズが設けられた
上記(1)〜(5)の何れかに記載の固体撮像装置。
前記溝型素子分離は、隣接して配置された前記画素のうち、受光目的とする光の波長が長い画素の方向にずれて設けられた
上記(1)〜(6)の何れかに記載の固体撮像装置。
前記溝型素子分離は、前記溝パターンの中央に遮光膜が埋め込まれた
上記(7)記載の固体撮像装置。
前記溝型素子分離は、パターン幅が前記受光面側で大きくなるように多段階に形成された
上記(1)〜(8)の何れかに記載の固体撮像装置。
前記溝型素子分離は、少なくとも前記受光面側の部分が前記画素境界に対してずれている
上記(9)記載の固体撮像装置。
前記溝型素子分離は、隣接して配置された前記画素のうち、受光目的とする光の波長が短い画素の方向にずれて設けられた
上記(1)〜(6)の何れかに記載の固体撮像装置。
前記半導体層内には、前記受光面と逆側の面から前記溝型素子分離にまで達する前記画素境界上に、不純物領域で構成された分離領域を備えた
上記(1)〜(11)の何れかに記載の固体撮像装置。
一主面側を受光面とし、当該受光面に沿って複数の画素が設定された半導体層と、
前記画素毎に前記半導体層内に設けられた光電変換部と、
前記半導体層の受光面側に形成された溝パターン内に絶縁層を設けて構成され、前記画素と画素との間の画素境界に対してずれた位置に設けられた溝型素子分離と、
前記光電変換部に入射光を導く光学系とを備えた
電子機器。
Claims (8)
- 半導体基板と、
前記半導体基板内に形成され、ある断面視において第1の溝部、第2の溝部、第3の溝部の順に第1の方向に形成された溝部領域と、
前記第1の溝部と前記第2の溝部の間に設けられ、ある平面視において前記溝部領域に囲まれるように形成された第1の受光部と、
前記第2の溝部と前記第3の溝部の間に設けられ、前記平面視において前記溝部領域に囲まれるように形成された第2の受光部と、
前記半導体基板における光入射面側の上部に設けられた遮光部とを有し、
前記第1の溝部の中心から前記第2の溝部の中心までの第1の距離と前記第2の溝部の中心から前記第3の溝部の中心までの第2の距離とは前記第1の方向に延びており、
前記第1の受光部は、前記第2の受光部よりも波長が短い光を受光し、
前記第1の距離は、前記第2の距離よりも大きく、
前記半導体基板における前記第1の受光部と前記第2の受光部との間に配置された分離領域をさらに備え、
前記遮光部は、断面視において、前記溝部領域の中心に対してずれた位置に中心が配置され、前記分離領域の中心に対して一致した位置に中心が配置された
固体撮像装置。 - 半導体基板と、
前記半導体基板内に形成され、ある断面視において第1の溝部、第2の溝部、第3の溝部の順に第1の方向に形成された溝部領域と、
前記第1の溝部と前記第2の溝部の間に設けられ、ある平面視において前記溝部領域に囲まれるように形成された第1の受光部と、
前記第2の溝部と前記第3の溝部の間に設けられ、前記平面視において前記溝部領域に囲まれるように形成された第2の受光部と、
前記半導体基板における光入射面側の上部に設けられた遮光部とを有し、
前記第1の溝部の中心から前記第2の溝部の中心までの第1の距離と前記第2の溝部の中心から前記第3の溝部の中心までの第2の距離とは前記第1の方向に延びており、
前記第1の受光部は、前記第2の受光部よりも波長が短い光を受光し、
前記第1の距離は、前記第2の距離よりも大きく、
前記半導体基板における前記第1の受光部と前記第2の受光部との間に配置された分離領域をさらに備え
前記分離領域は、前記断面視において、前記溝部領域の中心に対してずれた位置に中心が配置されている
固体撮像装置。 - 半導体基板と、
前記半導体基板内に形成され、ある断面視において第1の溝部、第2の溝部、第3の溝部の順に第1の方向に形成された溝部領域と、
前記第1の溝部と前記第2の溝部の間に設けられ、ある平面視において前記溝部領域に囲まれるように形成された第1の受光部と、
前記第2の溝部と前記第3の溝部の間に設けられ、前記平面視において前記溝部領域に囲まれるように形成された第2の受光部と、
前記半導体基板における光入射面側の上部に設けられた遮光部とを有し、
前記第1の溝部の中心から前記第2の溝部の中心までの第1の距離と前記第2の溝部の中心から前記第3の溝部の中心までの第2の距離とは前記第1の方向に延びており、
前記第1の受光部は、前記第2の受光部よりも波長が短い光を受光し、
前記第1の距離は、前記第2の距離よりも大きく、
前記半導体基板における前記第1の受光部と前記第2の受光部との間に配置された分離領域をさらに備え
前記断面視において、前記第2の溝部の中心は、前記分離領域の中心から前記第1の方向にずれており、
前記第1の方向は、前記半導体基板の深さ方向に対して垂直である
固体撮像装置。 - 受光面としての第1面を有する半導体基板と、
前記半導体基板の前記第1面に形成された溝部領域と、
前記半導体基板の第2面側に形成された分離領域と、
前記半導体基板の前記第1面の上部に形成された遮光部と、
前記遮光部を介して前記半導体基板の前記第1面上に形成された第1の色に対応する第1のカラーフィルタと、
前記遮光部を介して前記半導体基板の前記第1面上に形成された第2の色に対応する第2のカラーフィルタとを有し、
前記半導体基板の第1領域は、少なくとも第1の光電変換部の一部を有し、ある平面視において前記第1面で前記溝部領域に囲まれ、前記第2面側で前記分離領域に囲まれ、かつ、前記第1のカラーフィルタと前記半導体基板の深さ方向に揃うように形成され、
前記半導体基板の第2領域は、少なくとも第2の光電変換部の一部を有し、前記平面視において前記第1面で前記溝部領域に囲まれ、前記第2面側で前記分離領域に囲まれ、かつ、前記第2のカラーフィルタと前記半導体基板の深さ方向に揃うように形成され、
前記遮光部は、ある断面視において、前記溝部領域の中心に対してずれた位置に中心が配置され、
前記第1面の前記平面視における前記第1領域の第1の面積は、前記第1面の前記平面視における前記第2領域の第2の面積より大きく、
前記第1のカラーフィルタは前記第2のカラーフィルタよりも短い波長帯域を透過し、
前記遮光部は、前記分離領域の中心に対して一致した位置に中心が配置された
固体撮像装置。 - 前記平面視の第1面において、前記溝部領域は、前記第1領域を第1の矩形形状に囲み
前記平面視の第1面において、前記溝部領域は、前記第2領域を第2の矩形形状に囲む
請求項4に記載の固体撮像装置。 - 前記平面視において、前記第1の矩形形状の第1の辺と前記第2の矩形形状の第1の辺とは同じ長さであり、前記第1の矩形形状の第2の辺と前記第2の矩形形状の第2の辺とは異なる長さである
請求項5に記載の固体撮像装置。 - 前記平面視において、前記第1の矩形形状の一辺は、前記第2の矩形形状の一辺と同じ長さであり、前記第1の矩形形状の面積は、前記第2の矩形形状の面積よりも大きい
請求項5に記載の固体撮像装置。 - 受光面としての第1面を有する半導体基板と、
前記半導体基板の前記第1面に形成された溝部領域と、
前記半導体基板の第2面側に形成された分離領域と、
前記半導体基板の前記第1面の上部に形成された遮光部と、
前記遮光部を介して前記半導体基板の前記第1面上に形成された第1の色に対応する第1のカラーフィルタと、
前記遮光部を介して前記半導体基板の前記第1面上に形成された第2の色に対応する第2のカラーフィルタとを有し、
前記半導体基板の第1領域は、少なくとも第1の光電変換部の一部を有し、ある平面視において前記第1面で前記溝部領域に囲まれ、前記第2面側で前記分離領域に囲まれ、かつ、前記第1のカラーフィルタと前記半導体基板の深さ方向に揃うように形成され、
前記半導体基板の第2領域は、少なくとも第2の光電変換部の一部を有し、前記平面視において前記第1面で前記溝部領域に囲まれ、前記第2面側で前記分離領域に囲まれ、かつ、前記第2のカラーフィルタと前記半導体基板の深さ方向に揃うように形成され、
前記遮光部は、ある断面視において、前記溝部領域の中心に対してずれた位置に中心が配置され、
前記第1面の前記平面視における前記第1領域の第1の面積は、前記第1面の前記平面視における前記第2領域の第2の面積より大きく、
前記第1のカラーフィルタは前記第2のカラーフィルタよりも短い波長帯域を透過し、
前記半導体基板における前記第1領域と前記第2領域との間に配置された前記分離領域は、前記断面視において、前記溝部領域の中心に対してずれた位置に中心が配置されている
固体撮像装置。
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