JP6900464B2 - データ伝送方法、端末デバイス及びネットワーク側デバイス - Google Patents

データ伝送方法、端末デバイス及びネットワーク側デバイス Download PDF

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Description

本発明は通信技術分野に関し、具体的に、データ伝送方法、端末デバイス及びネットワーク側デバイスに関する。
現在、端末デバイスは、データを伝送する場合、タイミングアドバンス(TA:Timing advance)値を取得してから、TA値を使用してデータ伝送を行い又は移動通信システムにアクセスする必要がある。第5世代移動通信技術による5Gニューラジオ(NR:New Radio)モデルシステムにおいて、端末デバイスが小パケット伝送のサポートする大量のサービスを行う必要があり、例えば、モノのインターネット(IOT:Internet Of Things)内の端末デバイスである。ここで、小パケット伝送をサポートする当該サービスの特徴について、伝送するパケットが小さく、伝送を毎回完了した後、端末デバイスが基地局との接続(connection release)を解放する必要がある。端末デバイスは、次回のデータ伝送を行う場合、TA値を再度取得してから伝送データを開始する。このように、移動性の弱い端末デバイスに対して、TA値の再取得の過程により遅延が必ず大きくなり、さらに、システムへのシグナリングオーバーヘッドも増加させる。そして、ある方法によって当該課題を解決する必要がある。
本発明の実施例は、遅延を低減させ、シグナリングオーバーヘッドを減少させることができるデータ伝送方法、端末デバイス及びネットワーク側デバイスを提供する。
第1形態は、データ伝送方法を提供し、
端末デバイスが第1タイミングアドバンスTA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定することと、
当該第1TA値に基づいてデータ伝送を行うこととを含み、
ここで、当該第1TA値は、当該端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものである。
本発明の実施例において、端末デバイスは、当該端末デバイスが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定し、当該第1TA値に基づいてデータ伝送を行い、ここで、当該第1TA値は、当該端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものであり、これによって、遅延を低減させ、シグナリングオーバーヘッドを減少させることができる。
選択可能で、第1TA値の再利用の事前設定条件は、端末デバイスの位置変化情報に関連してもよい。
選択可能で、事前設定条件は、例えば、位置変化情報に対応する地理位置値、移動距離値、又は参照信号受信電力(RSRP:Reference Signal Receiving Power)値などの量化値によって設定されてもよい。
本発明の実施例において、位置変化情報は、端末デバイスが位置変化する場合に位置変化により変化する可能性がある情報を示し、例えば、変化した距離値、変化したRSRP値などであり、これらを限定しない。
選択可能で、いくつかの実現可能な形態において、端末デバイスが第1タイミングアドバンスTA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定することは、
当該端末デバイスの現在位置と当該端末デバイスのデータ伝送の前回位置との間の距離が距離閾値の以下であると確定することを含む。
そして、端末デバイスは、当該端末デバイスが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定し、当該第1TA値に基づいてデータ伝送を行い、ここで、当該第1TA値は、当該端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものであり、これによって、遅延を低減させ、シグナリングオーバーヘッドを減少させることができる。さらに、端末デバイスが満たしている事前設定条件は、端末デバイスの移動距離と距離閾値との関係を比較して確定されてもよい。
選択可能で、本発明の実施例において、「距離閾値の以下である」が「距離閾値より小さい」に変換してもよく、その大小関係が要求に応じて設定され又は調整されてもよく、これを限定しない。
選択可能で、いくつかの実現可能な形態において、当該方法は、さらに、
ネットワーク側デバイスにより送信された当該距離閾値を受信することを含む。
ここで、当該距離閾値は、ネットワーク側デバイスから受信されたのもであっても良いし、プロトコルによって規定されたものであってもよい。
選択可能で、いくつかの実現可能な形態において、ネットワーク側デバイスにより送信された当該距離閾値を受信することは、
ネットワーク側デバイスがブロードキャストメッセージ又はシグナリングにより送信した当該距離閾値を受信することを含む。
本発明の実施例において、端末デバイスは、基地局がブロードキャストメッセージ又は専用シグナリング等により送信した距離閾値を受信してもよく、例えば、専用シグナリングが無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)シグナリングであってもよく、これを限定しない。
選択可能で、いくつかの実現可能な形態において、端末デバイスが第1タイミングアドバンスTA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定することは、
当該端末デバイスの信号電力値が信号電力の下限閾値より大きく、信号電力の上限閾値より小さいと確定することを含み、ここで、当該信号電力の上限閾値が当該信号電力の下限閾値より大きい。
選択可能で、いくつかの実現可能な形態において、当該信号電力値が参照信号受信電力RSRP値であっても良く、それに対応する信号電力の上限閾値がRSRPの上限閾値であり、それに対応する信号電力の下限閾値がRSRPの下限閾値である。選択可能で、以下の信号電力値も同様である。
本発明の実施例において、RSRP値は、LTEネットワークにおいて端末デバイスの無線信号強度を示す重要なパラメータであり、端末デバイスにより測定された基地局の信号強度を反映し、端末デバイスの位置変化情報を示すことができる。
そして、端末デバイスは、当該端末デバイスが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定し、当該第1TA値に基づいてデータ伝送を行い、ここで、当該第1TA値は、当該端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものであり、遅延を低減させ、システムのシグナリングオーバーヘッドを減少させることができる。さらに、端末デバイスが満たしている事前設定条件は、端末デバイスの信号電力値を信号電力の上限閾値と信号電力の下限閾値と比較して決定されてもよい。
選択可能で、いくつかの実現可能な形態において、当該方法は、さらに、
ネットワーク側デバイスにより送信された当該信号電力の上限閾値及び当該信号電力の下限閾値を受信することを含む。
選択可能で、いくつかの実現可能な形態において、ネットワーク側デバイスにより送信された当該信号電力の上限閾値及び当該信号電力の下限閾値を受信するこは、
基地局がブロードキャストメッセージ又はシグナリングにより送信した当該信号電力の上限閾値及び当該信号電力の下限閾値を受信することを含む。
本発明の実施例において、端末デバイスは、基地局がブロードキャストメッセージ又は専用シグナリング等により送信した当該信号電力の上限閾値及び当該信号電力の下限閾値を受信してもよく、これを限定しない。
選択可能で、本発明の実施例において、当該信号電力の上限閾値及び当該信号電力の下限閾値は、端末デバイスとネットワーク側デバイスとがプロトコルにより規定されたものであってもよく、これを限定しない。
選択可能で、いくつかの実現可能な形態において、端末デバイスが第1タイミングアドバンスTA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定することは、
所定の時間帯において、当該端末デバイスの信号電力値が信号電力の下限閾値より大きく、信号電力の上限閾値より小さいと確定することを含み、ここで、当該信号電力の上限閾値が当該信号電力の下限閾値より大きい。
選択可能で、いくつかの実現可能な形態において、当該方法は、さらに、
当該ネットワーク側デバイスにより送信された指示情報を受信することを含み、当該指示情報は、当該所定の時間帯を示すために用いられる。
選択可能で、いくつかの実現可能な形態において、ネットワーク側デバイスは、端末デバイスの所定の時間帯を示すための指示情報を送信しても良いし、ブロードキャストメッセージ又はシグナリングに付加してもよい。
第2形態は、データ伝送方法を提供し、
端末デバイスが第1タイミングアドバンスTA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信することを含み、ここで、当該第1TA値は、当該端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものである。
本発明の実施例において、ネットワーク側デバイスは、端末デバイスが第1TA値に基づいて送信するデータを受信してもよく、当該第1TA値は、端末デバイスの前回の伝送に使用したものである。さらに、端末デバイスは、それが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定した時に、当該第1TA値を再利用する。このように、ネットワーク側デバイスが端末デバイスのために新しいTA値を再計算する必要がなく、遅延を低減させ、システムのシグナリングオーバーヘッドを減少させることができる。
選択可能で、いくつかの実現可能な形態において、第1TA値の再利用の事前設定条件は、端末デバイスの位置変化情報に関連してもよい。
選択可能で、いくつかの実現可能な形態において、端末デバイスが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信する前に、当該方法は、さらに、
当該端末デバイスに距離閾値を送信することを含み、
ここで、端末デバイスが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信することは、
当該端末デバイスが当該端末デバイスの現在位置と当該端末デバイスのデータ伝送の前回位置との間の距離が当該距離閾値の以下であると確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信することを含む。
選択可能で、当該端末デバイスに距離閾値を送信することは、
ブロードキャストメッセージ又はシグナリングにより当該端末デバイスに当該距離閾値を送信することを含む。
そして、ネットワーク側デバイスは、端末デバイスが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信することができ、ここで、当該第1TA値は、当該端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものであり、ネットワーク側デバイスが端末デバイスのために新しいTA値を再計算することを回避し、遅延を低減させ、システムのシグナリングオーバーヘッドを減少させることができる。さらに、ネットワーク側デバイスが端末デバイスに距離閾値を送信して、端末デバイスが距離閾値に基づいてそれが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしているかどうかを確定する。
選択可能で、いくつかの実現可能な形態において、端末デバイスが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信する前に、当該方法は、さらに、
当該端末デバイスに信号電力の上限閾値及び信号電力の下限閾値を送信することを含み、ここで、当該信号電力の上限閾値が当該信号電力の下限閾値より大きく、
ここで、端末デバイスが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信することは、
当該端末デバイスが当該端末デバイスの参照信号受信電力の信号電力値が信号電力の下限閾値より大きく、信号電力の上限閾値より小さいと確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信することを含む。
選択可能で、いくつかの実現可能な形態において、信号電力値は、参照信号受信電力RSRP値であってもよい。
選択可能で、いくつかの実現可能な形態において、当該端末デバイスに信号電力の上限閾値及び信号電力の下限閾値を送信することは、
ブロードキャストメッセージ又はシグナリングにより当該端末デバイスに当該信号電力の上限閾値及び当該信号電力の下限閾値を送信することを含む。
選択可能で、いくつかの実現可能な形態において、当該方法は、さらに、
当該端末デバイスに指示情報を送信することを含む、当該指示情報は、所定の時間帯を示すために用いられ、
ここで、当該端末デバイスが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信することは、
当該端末デバイスが当該所定の時間帯において、当該端末デバイスの信号電力値が信号電力の下限閾値より大きく、信号電力の上限閾値より小さいと確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信することを含む。
選択可能で、具体的に実施する場合、当該所定の時間帯は、ネットワーク側デバイスが端末デバイスに設定されたタイマーと理解されてもよく、例えば、端末デバイスは、数分間において、測定された基地局の信号強度がある範囲に入る場合に第1TA値を再利用することができる。
そして、ネットワーク側デバイスは、端末デバイスが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信することができ、ここで、当該第1TA値は、当該端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものであり、ネットワーク側デバイスが端末デバイスのために新しいTA値を再計算することを回避し、遅延を低減させ、システムのシグナリングオーバーヘッドを減少させることができる。さらに、ネットワーク側デバイスが端末デバイスに信号電力の上下限閾値を送信して、端末デバイスが信号電力の上下限閾値に基づいて第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしているかどうかを確定する。
第3形態は、上記の第1形態又は第1形態のいかなる実現可能な形態の方法を実行するように構成される端末デバイスを提供する。具体的に、当該端末デバイスは、上記の第1形態又は第1形態のいかなる実現可能な形態の方法を実行するように構成されるユニットを含む。
第4形態は、上記の第2形態又は第2形態のいかなる実現可能な形態の方法を実行するように構成されるネットワーク側デバイスを提供する。具体的に、当該ネットワーク側デバイスは、上記の第2形態又は第2形態のいかなる実現可能な形態の方法を実行するように構成されるユニットを含む。
第5形態は、端末デバイスを提供し、当該端末デバイスは、メモリー、プロセッサ、及び通信インターフェースを含む。メモリーとプロセッサが通信インターフェースにより接続され、当該メモリーが命令を記憶し、当該プロセッサが当該メモリーに記憶された命令を実行し、通信インターフェースがプロセッサ制御により他のネットワーク要素と通信する。当該命令が実行される場合、当該プロセッサは、第1形態又は第1形態のいかなる実現可能な形態の方法を実行する。
第6形態は、ネットワーク側デバイスを提供し、当該ネットワーク側デバイスは、メモリー、プロセッサ、及び通信インターフェースを含む。メモリーとプロセッサが通信インターフェースにより接続され、当該メモリーが命令を記憶し、当該プロセッサが当該メモリーに記憶された命令を実行し、通信インターフェースがプロセッサ制御により他のネットワーク要素と通信する。当該命令が実行される場合、当該プロセッサは、第2形態又は第2形態のいかなる実現可能な形態の方法を実行する。
第7形態は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にはプログラムが記憶され、前記プログラムには第1形態又は第1形態のいかなる実現可能なの方法を実現するための命令が含まれる。
第8形態は、コンピュータ可読記憶媒体を提供し、前記コンピュータ可読記憶媒体にはプログラムが記憶され、前記プログラムには第2形態又は第2形態のいかなる実現可能なの方法を実現するための命令が含まれる。
本開示の上記および他の特徴およびメリットは、添付の図面を参照して詳細に説明する例示的な実施形態により、より明らかになる。なお、以下の記載における図面はただ本発明の一部の実施例に過ぎず、当業者の場合、創造的な労働を付与しない前提で、これらの図面によって他の図面を得ることができる。
1つの応用シーンを示す模式図である。 本発明の実施例によるデータ伝送方法のフローチャートである。 本発明の他の実施例によるデータ伝送方法のフローチャートである。 本発明の実施例による端末デバイスのブロック図である。 本発明の実施例による端末デバイスの構成のブロック図である。 本発明の実施例によるシステムチップの構成図である。 本発明の実施例によるネットワーク側デバイスのブロック図である。 本発明の実施例によるネットワーク側デバイスの構成のブロック図である。 本発明の実施例によるシステムチップの構成図である。
本発明の実施例の技術的な解決策をより明確に説明するため、以下に実施例又は従来技術の記述において必要な図面を簡単に説明するが、明らかに、以下に記載する図面は本発明のいくつかの実施例だけであり、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
なお、本発明の実施例における技術的解決策は様々な通信システム、例えばグローバル移動体通信(GSM:Global System of Mobile Communication)システム、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)システム、広帯域符号分割多元接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)汎用パケット無線サービス(GPRS:Genera1 Packet Radio Service)システム、長期進化型(LTE:Long Term Evolution)システム、LTE周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)システム、LTE時分割複信(TDD:Time Division Duplex)システム、ユニバーサル移動通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)等の従来の通信システム、特に、将来の5G通信システム又は5Gニューラジオ(NR:New Radio)モデルシステムに応用されることができる。
なお、本発明の実施例におけるネットワーク側デバイスはネットワーク側デバイスや基地局と言われてもよく、例えばGSMシステム又はCDMAにおける基地局(BTS:Base Transceiver Station)、WCDMAシステムにおける基地局(NB:NodeB)、LTEシステムにおける進化型基地局(eNB又はeNodeB:Evolutional NodeB)であってよく、又は将来の5Gネットワークにおける基地局デバイスなどであっても良く、本発明がこれを限定しない。
なお、本発明の実施例における端末デバイスは、無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)を介して1つ以上のコアネットワーク(CN:Core Network)と通信することができ、端末デバイスは、アクセス端末、ユーザデバイス(UE:User Equipment)、アクセス端末、ユーザユニット、ユーザステーション、移動ステーション、移動局、遠隔局、遠隔端末、移動デバイス、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザエージェント又はユーザ装置と指しても良い。アクセス端末はセルラー電話、無線電話、セッション確立プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)電話、ワイヤレス・ローカル・ループ(WLL:Wireless Local Loop)ステーション、パーソナルデジタル処理(PDA:Personal Digital Assistant)、無線通信機能を有する携帯デバイス、計算デバイス又は無線変調復調器に接続するその他のデバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、および将来の5Gネットワークにおける端末デバイスなどであっても良い。
図1は応用シーンの模式図である。なお、理解しやすくなるために、ここで図1の応用シーンを例として説明するが、本発明はこれに限定しない。図1に端末デバイス11、端末デバイス12、端末デバイス13及び基地局21を示す。
図1に示すように、端末デバイス11が基地局21と通信し、端末デバイス12が基地局21と通信し、端末デバイス13が基地局21と通信することができる。また、端末デバイス12が端末デバイス11と通信することができる。また、他の形態として、端末デバイス13が基地局21と通信する。端末デバイスは、移動通信システムにアクセスし又はデータ伝送を行う時に、タイミングアドバンス(TA:Timing Advance)を取得する必要がある。ここで、当該TA値が端末デバイスと基地局との距離を示し、又は、TA値を導入してアップリンク同期を行ってからアップリンクデータを送信する。
TA値の取得過程について、端末デバイスが1つの既知のシーケンス、例えば、非競合アクセスシーン又は競合アクセスシーン内のランダムアクセスプリアンブル(random access preamble)を基地局に送信し、基地局が当該既知のシーケンスに基づいてTA値を算出し、当該TA値を端末デバイスに送信し、ここで、当該TA値は、基地局から端末デバイスに送信するランダムアクセス応答メッセージ(RAR:Random Access Response)に付加されてもよい。例えば、端末デバイスが基地局からのRARメッセージを受信し、当該RARメッセージにはTA値が含まれる。選択可能で、当該RARメッセージには、アップリンクグラント(UL grant)がさらに含まれてもよく、ここで、当該アップリンクグラントは、アップリンク伝送リソースを示し、当該端末デバイスがアップリンクデータを示し、セル一時識別子(Temporary C−RNTI、TC−RNTI)情報を送信するために用いられ、セル内で端末デバイスを識別するために用いられる。
しかし、従来の技術において、端末デバイスの位置変化範囲が小さい場合でも、データ伝送を行う時にTA値を計算する必要もあり、「TA値の取得過程」を再度実行してから取得されたTA値に基づいてデータ伝送を開始し、このように、一定の遅延が発生する。また、上記の「TA値の取得過程」を再度実行するため、システムのシグナリングオーバーヘッドも増加させる。これに対し、本願の端末デバイス又はネットワーク側デバイスは、端末デバイスがある条件を満たしている場合に前回のデータ伝送に使用するTA値を再利用してデータ伝送を行うように試し、遅延の低減及びシグナリングオーバーヘッドの減少という目的を実現する。
図2は本発明の実施例によるデータ伝送方法200のフローチャートである。当該方法200は、端末デバイスにより実行されてもよく、例えば、当該端末デバイスが図1の端末デバイス11、端末デバイス12又は端末デバイス13である。図2に示すように、当該方法200は、S210及びS220を含む、
S210において、端末デバイスが第1タイミングアドバンスTA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する。
選択可能で、事前設定条件は、端末デバイス位置変化情報に対応する、例えば地理位置値、移動距離値、又は参照信号受信電力(RSRP:Reference Signal Receiving Power)値等の量化値により設定されてもよく、これを限定しない。
例えば、選択可能で、プロトコルによりRSRP閾値が規定されてもよく、端末デバイスのRSRP値が当該RSRP閾値の以内にある場合、端末デバイスがその位置変化情報が事前設定条件を満たしていると確定する。選択可能で、RSRP閾値は、基地局により端末デバイスに指示したものであってもよい。
なお、本発明の実施例において、位置変化情報は、端末デバイスが位置変化する場合に位置変化により変化する可能性がある情報を示し、例えば、変化した距離値、変化したRSRP値などであり、これを限定しない。
S220において、当該第1TA値に基づいてデータ伝送を行い、ここで、当該第1TA値は、当該端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものである。
具体的に、端末デバイスは、第1TA値の再利用の事前設定条件(例えば、位置変化情報)を満たしていると確定する場合、当該第1TA値に基づいてデータ伝送を行い、さらに、当該第1TA値は、端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したTA値である。このように、端末デバイスは、ネットワーク側デバイスへの既知のシーケンスの送信過程を省略し、前回のデータ伝送のTA値を直接使用し、ネットワーク側デバイスによりTA値の再計算することを回避し、遅延を低減させ、シグナリングオーバーヘッドを減少させることができる。
つまり、端末デバイスは、それが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する場合に、前回の伝送のTA値を直接使用することができる。例えば、端末デバイスは、基地局との前回の接続確立においてTA値を取得してからデータ伝送を完了し、基地局との接続を開放した。端末デバイスは、次回に、システムアクセス又はデータ伝送を行う時に、その位置変化情報が事前設定条件を満たしている場合、ランダムアクセスプリアンブル(preamble)の送信過程を省略し、前回に取得されたTA値を直接使用してシステムアクセス又は送信データを行い、ここで、データ送信に使用するリソースは、基地局により事前スケジューリング(pre−scheduling)されたアップリンクグラント(UL grant)リソース、又は競合に基づいて(contention based)ランダムアクセスする際の基地局からのアップリンクグラントリソースであってもよい。
選択可能で、第1TA値は、端末デバイスが電源入れて初期アクセスする際に取得したものであってもよく、例えば、セルアタッチ(attach)する時に端末デバイスが第1TA値を取得する。
選択可能で、端末デバイスは、基地局と接続を確立した後、データ送信を行う時に、基地局からの指示によってTA値を変更して第1TA値を取得してもよい。
選択可能で、第1TA値は、端末デバイスがセル切り換え(即ち、セルハンドオーバー)を行う時に取得したのもであってもよい。例えば、端末デバイスは、ターゲットセルに切り替えてから、ターゲットセルの新しいTA値、例えば第1TA値を取得する。
なお、本発明の実施例において、端末デバイスの第1TA値は、多く種の方式によって取得することができ、以上は例を挙げて説明するが、本発明はこれに限定しない。
なお、本発明の実施例において、端末デバイスがどのような方式で第1TA値を取得するにもかかわらず、端末デバイスの位置変化情報が事前設定条件を満たしている場合に当該第1TA値を再利用することができる。つまり、本発明は、第1TA値の取得する方を限定しない。
本発明の実施例において、端末デバイスは、当該端末デバイスが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定し、第1TA値に基づいてデータ伝送を行い、ここで、当該第1TA値は、当該端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものであり、これによって、遅延を低減させ、シグナリングオーバーヘッドを減少させることができる。
なお、記載しやすくなるため、「第1TA値」に「第1」を使用するが、本発明を限定するものでない。
選択可能で、1つの実施例として、S210は、
当該端末デバイスの現在位置と当該端末デバイスのデータ伝送の前回位置との間の距離が距離閾値の以下であると確定する。
具体的に、端末デバイスが、位置変化情報の事前設定条件を満たしていると確定することは、端末デバイスが、その現在位置とその前回にデータ伝送を行う位置との間の距離が距離閾値の以下であると確定することである。この事前設定条件を満たしている場合に、端末デバイスは、データ伝送の前回のTA値を利用してデータ伝送を行うことができる。
例えば、端末デバイスは、位置Aで第1TA値を取得してから位置Bに移動した。BからAまでの距離がある事前設定閾値より小さい場合、端末デバイスが当該第1TA値を再度利用することができる。
なお、本発明の実施例において、「距離閾値の以下である」が「距離閾値より小さい」に変換してもよく、その大小関係が要求に応じて設定され又は調整されてもよく、これを限定しない。
なお、選択可能で、当該距離閾値は、端末デバイスの移動距離に対応する距離閾値に限定しなく、端末デバイスの移動後の所在の位置に対応する距離の距離閾値を示してもよい。例えば、端末デバイスの現在位置Bに対応する距離がkであり、距離閾値がnであり、kがnより小さい場合、端末デバイスがその位置変化情報が事前設定条件を満たしていると確定する。
選択可能で、1つの実施例として、当該方法200は、さらに、
ネットワーク側デバイスにより送信された当該距離閾値を受信することを含む。
具体的に、端末デバイスは、ネットワーク側デバイスにより送信された当該距離閾値又は距離の限界値を受信することができる。そして、端末デバイスは、当該距離閾値に基づいて移動距離が事前設定条件を満たしていると確定する時に、第1TA値に基づいてデータ伝送を行う。
選択可能で、端末デバイスは、ネットワーク側デバイスとの接続を確立した後、ネットワーク側デバイスに自分の地理位置情報を報告することができる。ネットワーク側デバイスが端末デバイスに地理位置情報範囲(例えば距離閾値)を配置することで、端末デバイスの地理位置情報が地理位置情報範囲を満たしている場合に、TA値を再利用することができる。
選択可能で、ネットワーク側デバイスにより送信された当該距離閾値を受信することは、
ネットワーク側デバイスがブロードキャストメッセージ又はシグナリングにより送信した当該距離閾値を受信することを含む。
本発明の実施例において、端末デバイスは、ネットワーク側デバイスがブロードキャストメッセージ又は専用シグナリングなどにより送信した距離閾値を受信することができ、例えば、専用シグナリングは、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)シグナリングであってもよく、これを限定しない。
選択可能で、本発明の実施例において、当該距離閾値は、端末デバイスとネットワーク側デバイスとがプロトコルにより規定されたものであってもよく、これを限定しない。
そして、本発明の実施例におけるデータ伝送方法によれば、端末デバイスは、当該端末デバイスが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定し、当該第1TA値に基づいてデータ伝送を行い、ここで、当該第1TA値は、当該端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものであり、これによって、遅延を低減させ、シグナリングオーバーヘッドを減少させることができる。さらに、端末デバイスが満たしている事前設定条件は、端末デバイスの移動距離と距離閾値との関係を比較して確定されてもよい。
選択可能で、1つの実施例として、S210は、さらに、
当該端末デバイスの信号電力値が信号電力の下限閾値より大きく、信号電力の上限閾値より小さいと確定することを含み、ここで、当該信号電力の上限閾値が当該信号電力の下限閾値より大きい。
例えば、選択可能で、1つの実施例として、S210は、
当該端末デバイスの参照信号受信電力RSRP値がRSRPの下限閾値より大きく、RSRPの上限閾値より小さいと確定することを含み、ここで、当該RSRPの上限閾値が当該RSRPの下限閾値より大きい。
具体的に、端末デバイスは位置変化情報が事前設定条件を満たしていることは、端末デバイスは、その参照信号受信電力RSRP値がRSRPの下限閾値より大きく、且つがRSRPの上限閾値より小さいと確定することであり、ここで、当該RSRPの上限閾値が当該RSRPの下限閾値により大きい。この事前設定条件を満たしている場合に、端末デバイスは、データ伝送の前回のTA値を流用してデータ伝送を行うことができる。
なお、本発明の実施例において、信号電力値は、RSRP値に限定しなく、端末デバイスが第1TA値を再利用する可能な事前設定条件を示す他の電力値であってもよく、これを限定しない。
本発明の実施例において、RSRP値は、LTEネットワークにおいて端末デバイスの無線信号強度を示す重要なパラメータであり、端末デバイスにより測定された基地局の信号強度を反映し、端末デバイスの位置変化情報を示すことができる。
例えば、端末デバイスは、第1TA値に基づいて前回のデータ伝送を行う場合、端末デバイスのRSRP値が100dbであり、RSRPの下限閾値が95dbであり、RSRPの上限閾値が105dbである。そして、端末デバイスのRSRP値が95−105dbにある場合、100dbに対応する第1TA値を利用してデータ伝送を行うことができる。又は、他の形態として、端末デバイスの変化値が正負の5dbの間にある場合、当該第1TA値を再利用することができる。
また、例えば、端末デバイスは、基地局を中心とし円弧形状で移動し、端末デバイスの所在の位置にRSRP値がある。ここで、端末デバイスは、当該円弧形状の領域範囲内に移動する場合、TA値を再利用することができる。
選択可能で、1つの実施例として、当該方法200は、さらに、
ネットワーク側デバイスにより送信された当該信号電力の上限閾値及び当該信号電力の下限閾値を受信することを含む。
例えば、選択可能で、1つの実施例として、当該方法200は、さらに、
ネットワーク側デバイスにより送信された当該RSRPの上限閾値及び当該RSRPの下限閾値を受信することを含む。
具体的に、端末デバイスは、ネットワーク側デバイスにより送信された当該RSRPの上限閾値及び当該RSRPの下限閾値を受信し、その後、当該RSRPの上限閾値及び当該RSRPの下限閾値に基づいて端末デバイスのRSRP値が事前設定条件を満たしていると判定する場合、第1TA値に基づいてデータ伝送を行う。
選択可能で、ネットワーク側デバイスにより送信された当該RSRPの上限閾値及び当該RSRPの下限閾値を受信することは、
ネットワーク側デバイスがブロードキャストメッセージ又はシグナリングにより送信した当該RSRPの上限閾値及び当該RSRPの下限閾値を受信することを含む。
本発明の実施例において、端末デバイスは、ネットワーク側デバイスがブロードキャストメッセージ又は専用シグナリング等により送信した当該RSRPの上限閾値及び当該RSRPの下限閾値を受信してもよく、これを限定しない。
選択可能で、本発明の実施例において、当該RSRPの上限閾値及び当該RSRPの下限閾値は、端末デバイスとネットワーク側デバイスとがプロトコルにより規定されたのもであってもよく、これを限定しない。
選択可能で、1つの実施例として、S210は、さらに、
所定の時間帯において、当該端末デバイスの信号電力値が信号電力の下限閾値より大きく、信号電力の上限閾値より小さいと確定することを含み、ここで、当該信号電力の上限閾値が当該信号電力の下限閾値より大きい。
例えば、選択可能で、1つの実施例として、S210は、
所定の時間帯において、当該端末デバイスのRSRP値がRSRPの下限閾値より大きく、RSRPの上限閾値より小さいと確定することを含み、ここで、当該RSRPの上限閾値が当該RSRPの下限閾値より大きい。
具体的に、所定の時間帯において、端末デバイスは、そのRSRP値がRSRPの下限閾値より大きく、RSRPの上限閾値より小さいと確立した場合、ここで、当該RSRPの上限閾値が当該RSRPの下限閾値より大きく、この場合、当該所定の時間帯において第1TA値を再利用してデータ伝送を行うことができる。
選択可能で、当該方法200は、さらに、
当該ネットワーク側デバイスにより送信された指示情報を受信することを含み、当該指示情報は、当該所定の時間帯を示すために用いられる。
具体的に、端末デバイスは、ネットワーク側デバイスにより送信された指示情報を受信し、当該指示情報は、当該所定の時間帯を示すために用いられる。例えば、具体的に実施する場合、当該所定の時間帯は、ネットワーク側デバイスが端末デバイスに設定されたタイマーと理解されてもよく、例えば、端末デバイスは、数分間において、測定された基地局の信号強度がある範囲に入る場合に第1TA値を再利用することができる。ここで、信号強度は、端末デバイスのRSRP値で示し、範囲は、RSRPの上限閾値及びRSRPの下限閾値で示す。
選択可能で、本発明の実施例において、ネットワーク側デバイスは、端末デバイスの所定の時間帯を示すための指示情報を送信しても良いし、ブロードキャストメッセージ又はシグナリングに付加してもよい。
なお、本発明の実施例において、距離閾値、RSRPの上限閾値及びRSRPの下限閾値を例として説明し、端末デバイスは、位置変化範囲を示すための他の情報又は指標を利用して事前設定条件を判断してもよく、これを限定しない。
そして、本発明の実施例におけるデータ伝送方法によれば、端末デバイスは、当該端末デバイスが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定し、当該第1TA値に基づいてデータ伝送を行い、ここで、当該第1TA値は、当該端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものであり、遅延を低減させ、システムのシグナリングオーバーヘッドを減少させることができる。さらに、端末デバイスが満たしている事前設定条件は、端末デバイスのRSRP値をRSRPの上限閾値及びRSRPの下限閾値と比較して確定してもよい。
なお、本発明の各実施例において、上記各過程の番号が実行順番の前後を意味しなく、各過程の実行順番は、その機能及び組み込み論理に決定され、本発明の実施例の実行過程を限定しない。
以上、端末デバイスから本発明の実施例におけるデータ伝送方法を説明し、以下、ネットワーク側デバイス側から本発明の実施例におけるデータ伝送方法を説明する。なお、簡潔するために、端末デバイス側の同じ概念や内容を省略する。
図3は本発明の他の実施例におけるデータ伝送方法300のフローチャートである。当該方法300がネットワーク側デバイスにより実行され、例えば、当該ネットワーク側デバイスが図1の基地局21である。図3に示すように、当該方法300は、S310を含む。
S310において、端末デバイスが第1タイミングアドバンスTA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信し、ここで、当該第1TA値は、当該端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものである。
本発明の実施例において、ネットワーク側デバイスは、端末デバイスが第1TA値に基づいて送信するデータを受信することができ、当該第1TA値は、端末デバイスの前回の伝送に使用したものである。さらに、端末デバイスは、その位置変化情報が事前設定条件を満たしていると確定した時に、当該第1TA値を再利用する。このように、ネットワーク側デバイスが端末デバイスのために新しいTA値を再計算する必要がなく、遅延を低減させ、システムのシグナリングオーバーヘッドを減少させることができる。
選択可能で、1つの実施例として、S310前に、当該方法300は、さらに、
当該端末デバイスに距離閾値を送信することを含み、
ここで、S310は、
当該端末デバイスが当該端末デバイスの現在位置と当該端末デバイスのデータ伝送の前回位置との間の距離が当該距離閾値の以下であると確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信することを含む。
具体的に、ネットワーク側デバイスが端末デバイスに距離閾値を送信して、端末デバイスが当該距離閾値に基づいて事前設定条件を満たしているかどうかを判断する。端末デバイスがその現在位置と当該端末デバイスのデータ伝送の前回位置との間の距離が当該端末デバイスの距離閾値の以下であると確定する場合、ネットワーク側デバイスは、端末デバイスが当該第1TA値を再利用してネットワーク側デバイスに送信するデータを受信することができる。
選択可能で、当該端末デバイスに距離閾値を送信することは、
ブロードキャストメッセージ又はシグナリングにより当該端末デバイスに当該距離閾値を送信することを含む。
具体的に、ネットワーク側デバイスは、端末デバイスに距離閾値を送信する場合、ブロードキャストメッセージ又は専用シグナリング(例えば、RRCシグナリング)などによって送信を行うことができ、これを限定しない。
そして、ネットワーク側デバイスは、端末デバイスが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信することができ、ここで、当該第1TA値は、当該端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものであり、ネットワーク側デバイスが端末デバイスのために新しいTA値を再計算することを回避し、遅延を低減させ、システムのシグナリングオーバーヘッドを減少させることができる。さらに、ネットワーク側デバイスが端末デバイスに距離閾値を送信して、端末デバイスが距離閾値に基づいてそれが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしているかどうかを確定する。
選択可能で、1つの実施例として、S310の前に、当該方法300は、さらに、
当該端末デバイスに信号電力の上限閾値及び信号電力の下限閾値を送信することを含み、ここで、当該信号電力の上限閾値が当該信号電力の下限閾値より大きく、
ここで、S310は、
当該端末デバイスが当該端末デバイスの信号電力値が信号電力の下限閾値より大きく、信号電力の上限閾値より小さいと確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信する。
例えば、選択可能で、1つの実施例として、S310の前に、当該方法300は、さらに、
当該端末デバイスに参照信号受信電力RSRPの上限閾値及びRSRPの下限閾値を送信することを含み、ここで、当該RSRPの上限閾値が当該RSRPの下限閾値より大きく、
ここで、S310は、
当該端末デバイスが当該端末デバイスの参照信号受信電力RSRP値がRSRPの下限閾値より大きく、RSRPの上限閾値より小さいと確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信することを含む。
具体的に、ネットワーク側デバイスが端末デバイスにRSRPの上限閾値及びRSRPの下限閾値を送信して、端末デバイスが当該RSRPの上限閾値及び当該RSRPの下限閾値に基づいて事前設定条件を満たしているかどうかを判断する。端末デバイスは、そのRSRP値がRSRPの下限閾値より大きく、RSRPの上限閾値より小さいと確定した場合、ネットワーク側デバイスは、当該端末デバイスが当該第1TA値を再利用してネットワーク側デバイスに送信するデータを受信する。
選択可能で、当該端末デバイスにRSRPの上限閾値及びRSRPの下限閾値を送信することは、
ブロードキャストメッセージ又はシグナリングにより当該端末デバイスに当該RSRPの上限閾値及び当該RSRPの下限閾値を送信することを含む。
具体的に、ネットワーク側デバイスは、端末デバイスにRSRPの上限閾値及びRSRPの下限閾値を送信する場合、ブロードキャストメッセージ又は専用シグナリング(例えば、RRCシグナリング)などにより送信を行うことができ、これを限定しない。
選択可能で、当該方法300は、さらに、
当該端末デバイスに指示情報を送信することを含み、当該指示情報は、所定の時間帯を示すために用いられ、
ここで、端末デバイスが当該端末デバイスの位置変化情報が事前設定条件を満たしていると確定する時に第1タイミングアドバンスTA値に基づいて伝送するデータを受信することは、
当該端末デバイスが当該所定の時間帯において、当該端末デバイスの参照信号受信電力RSRP値がRSRPの下限閾値より大きく、RSRPの上限閾値より小さいと確定する場合に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信することを含む。
具体的に、ネットワーク側デバイスは、端末デバイスに指示情報を送信してもよく、当該指示情報は、端末デバイスの所定の時間帯を示すために用いられ、このように、端末デバイスが当該所定の時間帯において、当該端末デバイスのRSRP値がRSRPの下限閾値より大きく、RSRPの上限閾値より小さいと確定した場合に当該第1TA値に基づいてネットワーク側デバイスにデータを送信する。
選択可能で、具体的に実施する場合、当該所定の時間帯は、ネットワーク側デバイスが端末デバイスに設定されたタイマーと理解されてもよく、例えば、端末デバイスは、数分間において、測定された基地局の信号強度がある範囲に入る場合に第1TA値を再利用することができる。
そして、ネットワーク側デバイスは、端末デバイスが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信することができ、ここで、当該第1TA値は、当該端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものであり、ネットワーク側デバイスにより端末デバイスのために新しいTA値を再計算することを回避し、遅延を低減させ、システムのシグナリングオーバーヘッドを減少させることができる。さらに、ネットワーク側デバイスが端末デバイスにRSRP上下限閾値を送信して、端末デバイスがRSRP上下限閾値に基づいてその位置変化情報が第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしているかどうかを確定する。
なお、本発明の各実施例において、上記各過程の番号が実行順番の前後を意味しなく、各過程の実行順番は、その機能及び組み込み論理に決定され、本発明の実施例の実行過程を限定しない。
以上、端末デバイス及びネットワーク側デバイスから本発明の実施例におけるデータ伝送方法を説明し、以下、本発明の実施例における端末デバイス及びネットワーク側デバイスを説明する。
図4は本発明の実施例における端末デバイス400のブロック図を示す。図4に示すように、当該端末デバイス400は、確定モジュール410及び伝送モジュール420を含む。
確定モジュール410は、端末デバイスが第1タイミングアドバンスTA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定するように構成される。
伝送モジュール420は、当該第1TA値に基づいてデータ伝送を行うように構成され、ここで、当該第1TA値は、当該端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものである。
本発明の実施例において、端末デバイスは、当該端末デバイスが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定し、当該第1TA値に基づいてデータ伝送を行い、ここで、当該第1TA値は、当該端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものであり、これによって、遅延を低減させ、シグナリングオーバーヘッドを減少させることができる。
選択可能で、1つの実施例として、当該確定モジュール410は、具体的に、
当該端末デバイスの現在位置と当該端末デバイスのデータ伝送の前回位置との間の距離が距離閾値の以下であると確定するように構成される。
選択可能で、当該端末デバイス400は、さらに、第1受信モジュールを含み、
第1受信モジュールは、ネットワーク側デバイスにより送信された当該距離閾値を受信するように構成される。
選択可能で、1つの実施例として、当該確定モジュール410は、具体的に、
当該端末デバイスの信号電力値が信号電力の下限閾値より大きく、信号電力の上限閾値より小さいと確定するように構成され、ここで、当該信号電力の上限閾値が当該信号電力の下限閾値より大きい。
選択可能で、当該端末デバイス400は、さらに、第2受信モジュールを含み、
第2受信モジュールは、ネットワーク側デバイスにより送信された当該信号電力の上限閾値及び当該信号電力の下限閾値を受信するように構成される。
選択可能で、当該確定モジュール410は、具体的に、
所定の時間帯において、当該端末デバイスの参照信号受信電力の信号電力値が信号電力の下限閾値より大きく、信号電力の上限閾値より小さいと確定するように構成され、ここで、当該信号電力の上限閾値が当該信号電力の下限閾値より大きい。
選択可能で、当該端末デバイス400は、さらに、第3受信モジュールを含み、
第3受信モジュールは、当該ネットワーク側デバイスにより送信された指示情報を受信するように構成され、当該指示情報は、当該所定の時間帯を示すために用いられる。
選択可能で、当該第1受信モジュールは、具体的に、
ネットワーク側デバイスがブロードキャストメッセージ又はシグナリングにより送信した当該距離閾値を受信するように構成される。
選択可能で、当該第2受信モジュールは、具体的に、
ネットワーク側デバイスがブロードキャストメッセージ又はシグナリングにより送信した当該信号電力の上限閾値及び当該信号電力の下限閾値を受信するように構成される。
本発明の実施例における端末デバイス400は、本発明の実施例におけるデータ伝送方法200を実行し、さらに、当該端末デバイス400の各モジュールの上記及び他の操作及び/又は機能が上記の各方法のプロセスを実現し、簡潔にするために、ここでは説明を省略する。
そして、本発明の実施例における端末デバイス400は、当該端末デバイスが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定し、第1TA値に基づいてデータ伝送を行い、ここで、当該第1TA値は、当該端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものであり、遅延を低減させ、システムのシグナリングオーバーヘッドを減少させることができる。
なお、本発明の実施例において、伝送モジュール420が送信機により実現され、受信モジュールが受信機により実現され、確定モジュール410がプロセッサにより実現されることができる。図5に示すように、端末デバイス500は、プロセッサ501、受信機502、送信機503及びメモリー504を含む。ここで、メモリー504は、プロセッサ501により実行されるコードなどを記憶する。プロセッサ501は、メモリー504に記憶されたコードを実行する。
端末デバイス500内の各部品がバスシステム505により接続され、ここで、バスシステム505は、データバス、電源バス、制御バス及び状態信号バスを含む。
図6は本発明の実施例におけるシステムチップの構成図である。図6のシステムチップ600は、入力インターフェース610、出力インターフェース620、1つ以上のプロセッサ630、メモリー640を含み、当該入力インターフェース610と出力インターフェース620と当該プロセッサ630とメモリー640とは、バス650により接続され、当該プロセッサ630は、当該メモリー640内のコードを実行し、当該コードが実行される場合、当該プロセッサ630は、図2の端末デバイスにより実行される方法を実現する。
図4に示す端末デバイス400、図5に示す端末デバイス500又は図6に示すシステムチップ600は、上記の図2方法の実施例において端末デバイスにより実現される各過程を実現することができ、簡潔にするために、ここでは説明を省略する。
図7は本発明の実施例におけるネットワーク側デバイス700のブロック図を示す。図7に示すように、当該ネットワーク側デバイス700は、受信モジュール710を含む。
受信モジュール710は、端末デバイスが第1タイミングアドバンスTA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信するように構成され、ここで、当該第1TA値は、当該端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものである。
本発明の実施例において、ネットワーク側デバイスは、端末デバイスが第1TA値に基づいて送信するデータを受信してもよく、当該第1TA値は、端末デバイスの前回の伝送に使用したものである。さらに、端末デバイスは、それが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定した時に、当該第1TA値を再利用する。このように、ネットワーク側デバイスが端末デバイスのために新しいTA値を再計算する必要がなく、遅延を低減させ、システムのシグナリングオーバーヘッドを減少させることができる。
選択可能で、1つの実施例として、当該ネットワーク側デバイスは、さらに、第1送信モジュールを含み、
前記第1送信モジュールは、当該端末デバイスに距離閾値を送信するように構成され、
ここで、当該受信モジュール710は、具体的に、
当該端末デバイスが当該端末デバイスの現在位置と当該端末デバイスの前回のデータ伝送を行う位置との間の距離が当該第1送信モジュールからの当該距離閾値の以下であると確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信するように構成される。
選択可能で、当該第1送信モジュールは、具体的に、
ブロードキャストメッセージ又はシグナリングにより当該端末デバイスに当該距離閾値を送信するように構成される。
選択可能で、1つの実施例として、当該ネットワーク側デバイスは、さらに、第2送信モジュールを含み
前記第2送信モジュールは、当該端末デバイスに参照信号受信電力の信号電力の上限閾値及び信号電力の下限閾値を送信するように構成され、ここで、当該信号電力の上限閾値が当該信号電力の下限閾値より大きく、
ここで、当該受信モジュールは、具体的に、
当該端末デバイスが当該端末デバイスの参照信号受信電力の信号電力値が当該第2送信モジュールからの当該信号電力の下限閾値より大きく、当該第2送信モジュールからの当該信号電力の上限閾値より小さいと確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信するように構成される。
選択可能で、1つの実施例として、当該ネットワーク側デバイスは、さらに、第3送信モジュールを含み
前記第3送信モジュールは、当該端末デバイスに指示情報を送信するように構成され、当該指示情報は、所定の時間帯を示すために用いられ、
ここで、当該受信モジュールは、具体的に、
当該端末デバイスが当該所定の時間帯において、当該端末デバイスの参照信号受信電力信号電力値が信号電力の下限閾値より大きく、信号電力の上限閾値より小さいと確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信するように構成される。
選択可能で、当該第2送信モジュールは、具体的に、
ブロードキャストメッセージ又はシグナリングにより、当該端末デバイスに当該信号電力の上限閾値及び当該信号電力の下限閾値を送信するように構成される。
本発明の実施例におけるネットワーク側デバイス700は、本発明の実施例おけるデータ伝送方法300を実行し、さらに、当該当該ネットワーク側デバイス700の各モジュールの上記及び他の操作及び/又は機能が上記の各方法のプロセスを実現し、簡潔にするために、ここでは説明を省略する。
そして、本発明の実施例におけるネットワーク側デバイス700は、端末デバイスが第1TA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する時に当該第1TA値に基づいて伝送するデータを受信し、ここで、当該第1TA値は、当該端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものであり、ネットワーク側デバイスが端末デバイスのために新しいTA値を再計算することを回避し、遅延を低減させ、システムのシグナリングオーバーヘッドを減少させることができる。
なお、本発明の実施例において、受信モジュール710が受信機により実現され、第1送信モジュール、第2送信モジュール、第3送信モジュールが送信機により実現されることができる。図8に示すように、ネットワーク側デバイス800は、プロセッサ801、受信機802、送信機803及びメモリー804を含む。ここで、メモリー804は、プロセッサ801により実行されるコードなどを記憶する。プロセッサ801は、メモリー804に記憶したコードを実行する。
端末デバイス800内の各部品がバスシステム805により接続され、ここで、バスシステム805は、データバス、電源バス、制御バス及び状態信号バスを含む。
図9は本発明の実施例におけるシステムチップの構成図である。図9のシステムチップ900は、入力インターフェース910、出力インターフェース920、1つ以上のプロセッサ930、メモリー940を含み、当該入力インターフェース910と出力インターフェース920と当該プロセッサ930とメモリー940とは、バス950により接続され、当該プロセッサ930は、当該メモリー940内のコードを実行し、当該コードが実行される場合、当該プロセッサ930は、図3のネットワーク側デバイスにより実行される方法を実現する。
図7に示すネットワーク側デバイス700、図8に示すネットワーク側デバイス800又は図9に示すシステムチップ900は、上記の図3方法の実施例においてネットワーク側デバイスにより実現されるプロセスを実行することができ、簡潔にするために、ここでは説明を省略する。
なお、本発明の上記方法の実施例はプロセッサに適用されてもよく、又はプロセッサによって実現されてもよい。プロセッサは集積回路チップである可能性があり、信号処理能力を備えている。実現過程において、上記方法の実施例における各ステップは、プロセッサにおけるハードウェアの集積論理回路、又はソフトウェア形態の命令により完成されてもよい。上記のプロセッサは汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、専用集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、現場でプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)、又は他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントであっても良い。本発明の実施例における開示された各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現、又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであっても良く、又は該プロセッサはいずれかの通常のプロセッサなどであっても良い。本発明の実施例に開示された方法を結合するステップは、ハードウェア復号プロセッサによって実行して完成され、又は復号プロセッサにおけるハードウェアモジュール及びソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行して完成されるように具現することができる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリ又は電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなどの本分野における成熟した記憶媒体に位置してもよい。該記憶媒質はメモリに位置し、プロセッサはメモリにおける情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを完成する。
本発明の実施例におけるメモリは揮発性記憶装置又は不揮発性記憶装置であっても良く、又は揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置の両者を含むことができることが理解できる。ここで、不揮発性記憶装置は読み取り専用メモリ(ROM:Read−Only Memory)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM:Programmable ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable PROM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically EPROM)又はフラッシュメモリであっても良い。揮発性記憶装置は外部キャッシュメモリとして機能するランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)であっても良い。制限的でなく例示的な説明により、多くの形態のRAMは利用可能であり、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static RAM)、動的ランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic RAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(SDRAM:Synchronous DRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(DDRSDRAM:Double Data Rate SDRAM)、強化型同期動的ランダムアクセスメモリ(ESDRAM:Enhanced SDRAM)、同期リンク動的ランダムアクセスメモリ(SLDRAM:Synchlink DRAM)とダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(DR RAM)である。注意すべきこととして、本明細書に記載のシステムと方法のメモリは、これら、及びいずれかの他の適切なタイプのメモリを含むことを主旨しているが、これらに限定されない。
また、本明細書に記載される「システム」及び「ネットワーク」という単語は交換可能に使用される。また、本明細書に記載される「及び/又は」、関連対象の関連関係を説明するものだけであり、以下の3つの関係を示す。例えば、A及び/又はBは、Aが単独存在すること、AとBが同時に存在すること、及びBが単独存在することそれぞれ示す。また、本明細書に記載される「/」は、通常に、前後の関連対象の「又は」の関係を示す。
なお、本発明の実施例において、「Aに対応するB」は、BがAに関連し、AによってBを確定することを示す。ただし、AによってBを確定することは、AのみによってBを確定することを意味しなく、A及び/又は他の情報によってBを確定してもよい。
なお、本発明の各実施例において、上記各過程の番号が実行順番の前後を意味しなく、各過程の実行順番は、その機能及び組み込み論理に決定され、本発明の実施例の実行過程を限定しない。
本願に開示されている実施例に説明されている各例示的なユニット及びアルゴリズムのステップを結合し、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの結合を用いて実現することができると、当業者であれば理解できる。これらの機能がハードウェアの形式かそれともソフトウェアの形式で実施するかについては、技術案の特定応用と設計制約によるものである。当業者は、各特定応用に応じて異なる方法を用いて、説明されている機能を実現することができるが、このような実現は本発明の範囲を超えていると見なすべきではない。
当業者は、簡潔にするために、上記のシステム、装置及びユニットの動作過程が上記の方法の実施例の過程を参照することができると理解すべきであり、ここで説明を省略する。
本願に提供されている幾つかの実施例において、開示されているシステム、装置及び方法は、その他の方式で実現されても良い。例えば、上記に記載されている装置の実施例は単なる例示的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの分け方が、単なるロジック的な機能分けであり、実際、実現する時に他の分け方があっても良く、例えば、複数のユニット又はコンポーネントを別のシステムへ統合、又は集成しても良く、又は幾つかの技術特徴を省略、又は実施しなくても良い。また、明示され、又は議論されている各構成部分の互い的なカップリング、又は直接のカップリング、又は通信接続は、幾つかのインターフェース、装置、又はユニットの間接のカップリング又は通信によって接続されても良く、電気的、機械的、又はその他の形式であっても良い。
上記で分離コンポーネントとして説明したユニットは、物理的に分離されるものであっても良く、そうではないものであっても良い。ユニットとして示されるコンポーネントは物理ユニットであっても良く、そうではないものであっても良い。一箇所に配置されても良く、複数のネットワークユニットに配布しても良い。実際のニーズに応じて、その中の一部又は全部のユニットを選択して本実施例の技術案の目的を実現しても良い。
また、本発明の各実施例における各機能ユニットは、一つの処理ユニットに統合しても良く、各ユニットはそれぞれ単独なユニットとしても良く、二つ又は二つ以上のユニットを一つのユニットに統合しても良い。
前記機能は、ソフトウェア機能ユニットの方式で実現し、しかも独立な製品として販売又は使用する場合、コンピュータ読み取り可能の記憶媒体に記憶しても良い。これによって、本発明の技術案が事実上、言い換えれば先行技術に貢献した部分がソフトウェア製品の形で具現でき、該コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、コンピュータ装置(パソコン、サーバ、またはネットワーク装置などであっても良い)に本発明の各実施例の全部または一部の前記方法を実行させための複数の命令を含む。上記の記憶媒体は、USBメモリ、移動記憶媒体、読み取り専用メモリ(ROM:Read−Only Memory)、ランダムアクセス記憶装置(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又はコンパクトディスクなどの各種のプログラムコードが記憶できる媒体を含む。
上記に記載されているのは、単なる本発明の具体的な実施形態に過ぎず、本発明はそれに限らず、当業者が本発明に開示されている範囲内において、容易に想到し得る変形又は入れ替えは、全て本発明の範囲内に含まれるべきである。そのため、本発明の範囲は、記載されている特許請求の範囲に準じるべきである。

Claims (13)

  1. データ伝送方法であって、
    端末デバイスが、端末デバイスが第1タイミングアドバンスTA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定することと、
    端末デバイスが、前記第1TA値に基づいてデータ伝送を行うこととを含み、
    ここで、前記第1TA値は、前記端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものであり、
    前記端末デバイスが第1タイミングアドバンスTA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定することは、さらに、
    所定の時間帯において、前記端末デバイスが基地局から受信する信号電力値が信号電力の下限閾値より大きく、信号電力の上限閾値により小さいと確定することを含み、
    ここで、前記信号電力の上限閾値が前記信号電力の下限閾値より大きい
    ことを特徴とするデータ伝送方法。
  2. 前記端末デバイスが第1タイミングアドバンスTA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定することは、
    前記端末デバイスの現在位置と前記端末デバイスのデータ伝送の前回位置との間の距離が距離閾値以下であると確定することを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送方法。
  3. 端末デバイスが、ネットワーク側デバイスにより送信された前記距離閾値を受信することをさらに含む
    ことを特徴とする請求項2に記載のデータ伝送方法。
  4. 端末デバイスが、ネットワーク側デバイスにより送信された前記信号電力の上限閾値及び前記信号電力の下限閾値を受信することをさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送方法。
  5. 端末デバイスが、ネットワーク側デバイスにより送信された指示情報を受信することをさらに含み、
    前記指示情報は、前記所定の時間帯を示すために用いられる
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送方法。
  6. 前記ネットワーク側デバイスにより送信された前記距離閾値を受信することは、
    前記ネットワーク側デバイスがブロードキャストメッセージ又はシグナリングにより送信した前記距離閾値を受信することを含む
    ことを特徴とする請求項3に記載のデータ伝送方法。
  7. データ伝送方法であって、
    ネットワーク側デバイスが、端末デバイスが第1タイミングアドバンスTA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する時に前記第1TA値に基づいて伝送するデータを受信することを含み、
    ここで、前記第1TA値は、前記端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものであり、
    前記端末デバイスが第1タイミングアドバンスTA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する時に前記第1TA値に基づいて伝送するデータを受信することことは、
    前記端末デバイスが前記所定の時間帯において、前記端末デバイスが基地局から受信する信号電力値が信号電力の下限閾値より大きく、信号電力の上限閾値により小さいと確定する時に前記第1TA値に基づいて伝送するデータを受信することを含む
    ことを特徴とするデータ伝送方法。
  8. 前記端末デバイスが第1タイミングアドバンスTA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する時に前記第1TA値に基づいて伝送するデータを受信する前に、前記データ伝送方法は、さらに、
    ネットワーク側デバイスが、前記端末デバイスに距離閾値を送信することをさらに含み、
    前記端末デバイスが第1タイミングアドバンスTA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する時に前記第1TA値に基づいて伝送するデータを受信することは、
    前記端末デバイスが前記端末デバイスの現在位置と前記端末デバイスのデータ伝送の前回位置との間の距離が前記距離閾値以下であると確定する時に前記第1TA値に基づいて伝送するデータを受信することを含む
    ことを特徴とする請求項7に記載のデータ伝送方法。
  9. 前記端末デバイスに距離閾値を送信することは、
    ブロードキャストメッセージ又はシグナリングにより前記端末デバイスに前記距離閾値を送信することを含む
    ことを特徴とする請求項8に記載のデータ伝送方法。
  10. 前記端末デバイスが第1タイミングアドバンスTA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する時に前記第1TA値に基づいて伝送するデータを受信する前に、前記データ伝送方法は、さらに、
    ネットワーク側デバイスが、前記端末デバイスに信号電力の上限閾値及び信号電力の下限閾値を送信することをさらに含み、
    前記信号電力の上限閾値が前記信号電力の下限閾値より大きい、
    ことを特徴とする請求項7に記載のデータ伝送方法。
  11. 前記データ伝送方法は、ネットワーク側デバイスが、前記端末デバイスに指示情報を送信することをさらに含み、
    前記指示情報は、所定の時間帯を示すために用いられる、
    ことを特徴とする請求項19に記載のデータ伝送方法。
  12. 端末デバイスであって、
    端末デバイスが第1タイミングアドバンスTA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定するように構成される確定モジュールと、
    前記第1TA値に基づいてデータ伝送を行うように構成される伝送モジュールとを含み、ここで、前記第1TA値は、前記端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものであり、
    前記確定モジュールは、さらに、
    所定の時間帯において、前記端末デバイスが基地局から受信する信号電力値が信号電力の下限閾値より大きく、信号電力の上限閾値により小さいと確定するように構成され、
    ここで、前記信号電力の上限閾値が前記信号電力の下限閾値より大きい
    ことを特徴とする端末デバイス。
  13. ネットワーク側デバイスであって、
    端末デバイスが第1タイミングアドバンスTA値の再利用の事前設定条件を満たしていると確定する時に前記第1TA値に基づいて伝送するデータを受信するように構成される受信モジュールを含み、
    ここで、前記第1TA値は、前記端末デバイスが前回のデータ伝送に使用したものであり、
    前記受信モジュールは、さらに、
    前記端末デバイスが前記所定の時間帯において、前記端末デバイスが基地局から受信する信号電力値が信号電力の下限閾値より大きく、信号電力の上限閾値により小さいと確定する時に前記第1TA値に基づいて伝送するデータを受信するように構成される
    ことを特徴とするネットワーク側デバイス。
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