JP6896126B1 - 車載電子制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファンクショナルセーフティを実現する車載電子制御装置を提供する。【解決手段】監視部(10)と制御部(20)は、それぞれ複数の異常検出信号出力端子(11−1、11−2、21−1、21−2)を備え、複数の異常検出信号出力端子から出力される信号は、異常が優先されるよう構成された論理演算部(30、31)により演算された後、複数の出力禁止信号(30−1、40−1)として禁止信号出力端子から駆動部(50)に入力され、論理演算部により、制御部または監視部の少なくとも一方の動作に異常があると判定されたとき、制御対象(60)をあらかじめ定められた動作状態に保持するように構成した車載電子制御装置。【選択図】図1

Description

本発明は、車載電子制御装置に関するものである。
近年、車両の高機能化、複雑化に伴い、車両のファンクショナルセーフティ(Functional Safety)に関して導入された国際規格(ISO26262)において、SG(Safety Goal)を満足することが求められ、部品の故障時に車両挙動がSGを脅かさないように、電子スロットル制御用モータを停止させるなどして、速やかに車両を安全状態に移行させるためのフェールセーフ制御をおこなうことが車載電子制御装置に要求される。
一般に、エンジン制御を行う車載電子制御装置に実装されたマイコンは、主にインジェクタ、点火コイル、及びスロットルバルブを制御するが、近年の車載電子制御装置においては、故障検出を強化する手段として、マイコンが正常に動作しているかどうかを監視する監視ICが備えられる。マイコンは監視ICに対し、予め設定されたタイミングで監視信号を送信し、監視ICは受信した監視信号に基づいて、マイコンの動作が正常であるか否かを監視する。このようにマイコンと監視ICとが相互通信よって、マイコンと監視ICとの間で相互に動作状態を確認し、動作異常が発生した際に、電子スロットル制御用モータを停止させる構成は周知である。
例えば、特許文献1には、マイコン20と、マイコン20が正常に動作しているか否かを監視する監視IC21との間でデータ通信可能に構成された電子制御装置10が開示されており、電子制御装置10は、モータ15を駆動するためのETC(Electronic Throttle Control)ドライバ22を備え、ETCドライバ22は、監視IC21からフェールセーフ信号が入力されると、モータ15に対してスロットル停止信号を出力し、車両の退避走行を可能とすることが記載されている。
また、特許文献2には、単一のマイクロコンピュータ11がエンジンシステム20及びトランスミッションシステム30の両方の動作(例としてスロットル21及び電磁弁31の動作)を制御する複合型の電子制御装置が開示されており、複合型の電子制御装置10において、マイクロコンピュータ11が正常動作している状態で、エンジンシステム20に障害が発生した場合、マイクロコンピュータ11が給電制御回路13及びスロットル制御回路14の動作を安全側に制御し、マイクロコンピュータ11が異常動作している場合には、監視部12が給電制御回路13及びスロットル制御回路14の動作を安全側に制御して、エンジンシステム20に関してフェールセーフを実現することが記載されている。
特開2016−130511号公報 特開2017−202738号公報
特許文献1に開示された従来の電子制御装置においては、監視IC21からスロットルバルブを緊急停止することは可能であるが、マイコンから直接、モータ15のスロットルバルブを緊急停止させることができないため、スロットルバルブの緊急停止が必要な場合に、監視IC21が故障すると、モータ15のスロットルバルブを停止させることができず、ファンクショナルセーフティ対応には不十分であり、改善の余地があった。
また、特許文献2に開示された従来の複合型の電子制御装置においては、マイコン11に加えて監視部12からも電磁弁31を停止させることは可能であるが、マイコン11が、監視部12の異常を検出した際に、マイコン11の遮断信号F1が、正常を示す論理レベルに固着故障した場合、マイコン11は、電磁弁31を停止させることができない。また、監視部12が、マイコン11の異常を検出した際に、監視部12の遮断信号F2が、正常を示す論理レベルに固着故障した場合、監視部12は、電磁弁31を停止させることができない。併せて、リンプホーム時における、スロットル21の開度についても言及されておらずファンクショナルセーフティ対応には不十分であり、改善の余地があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するための技術を開示するものであり、ファンクショナルセーフティを実現する車載電子制御装置を提供することを目的とする。
本発明に開示される車載電子制御装置は,
駆動入力が停止されたときに予め定められた位置に保持される制御対象を駆動する出力を発生する駆動部と、
前記駆動部を制御する制御部と、
前記制御部の異常を検出する監視部と、
複数の入力端子と少なくとも一つの第一禁止信号出力端子とを備え、前記複数の入力端子に入力される信号の論理レベルに基づいて論理演算を行ない、前記論理演算の結果に基づく論理レベルの信号を前記第一禁止信号出力端子から出力する第一論理演算部と、
複数の入力端子と少なくとも一つの第二禁止信号出力端子とを備え、前記複数の入力端子に入力される信号の論理レベルに基づいて論理演算を行ない、前記論理演算の結果に基づく論理レベルの信号を前記第二禁止信号出力端子から出力する第二論理演算部と、
を備えた車載電子制御装置であって、
前記監視部は、複数の出力端子を有する第一判定部を備え、
前記制御部は、複数の出力端子を有する第二判定部を備え、
前記第一判定部と前記第二判定部とは、相互通信が行われるように相互に接続され、
前記第一判定部は、前記制御部の異常を判定したとき、又は前記相互通信により前記第二判定部の異常を検出したとき、異常検出信号を前記複数の出力端子を介して前記第一論理演算部の前記複数の入力端子に入力し、
前記第一論理演算部は、前記第一判定部から入力された異常検出信号の論理レベルに基づいて論理演算した論理レベルを有する第一出力禁止信号を、前記第一禁止信号出力端子から出力し、
前記第二判定部は、前記監視部の異常を判定したとき、又は前記相互通信により前記第一判定部の異常を検出したとき、異常検出信号を前記複数の出力端子を介して前記第二論理演算部の前記複数の入力端子に入力し、
前記第二論理演算部は、前記第二判定部から入力された異常検出信号の論理レベルに基づいて論理演算した論理レベルを有する第二出力禁止信号を、前記第二禁止信号出力端子から出力し、
前記駆動部は、
前記第一論理演算部の前記第一禁止信号出力端子に接続される第一駆動停止信号入力端子と、前記第二論理演算部の前記第二禁止信号出力端子に接続される第二駆動停止信号入力端子とを備え、少なくとも、前記第一駆動停止信号入力端子に前記第一出力禁止信号が入力され又は前記第二駆動停止信号入力端子に前記第二出力禁止信号が入力されととき、前記制御対象を駆動する前記出力の発生を停止して前記制御対象への前記駆動入力を停止し、前記制御対象が予め定められた位置に保持されるように構成されている、

ことを特徴とする。
また、本発明に開示される車載電子制御装置は、
駆動入力が停止されたときに予め定められた位置に保持される制御対象を駆動する出力を発生する駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、前記制御部の動作状態を監視する監視部とを備え、前記監視部が前記制御部の動作状態の異常を検出したとき、前記駆動部の出力を停止させるように構成された車載電子制御装置であって、
それぞれ、入力された複数の信号の論理レベルに基づいて論理演算を行ない、当該論理演算に基づく論理レベルを有する出力を生成するように構成された、第一論理演算部および第二論理演算部、を有し、
前記監視部は、前記制御部の動作状態を監視し、前記制御部の動作状態が正常であると判定したときと、前記制御部の動作状態が異常であると判定したときとで、異なる論理レベルとなる複数の第一異常検出信号を出力するように構成され、
前記制御部は、監視部の動作状態を監視し、前記監視部の動作状態が正常であると判定したときと、前記監視部の動作状態が異常であると判定したときとで、異なる論理レベルとなる、複数の第二異常検出信号を出力するように構成され、
前記第一論理演算部は、前記監視部から出力された前記複数の第一異常検出信号がそれぞれ入力され、前記入力された複数の第一異常検出信号の論理レベルに基づいて前記論理演算を行ない、当該論理演算に基づく論理レベルを有する第一出力禁止信号を出力するように構成され、
前記第一出力禁止信号は、前記第一論理演算部に入力された前記複数の第一異常検出信号の論理レベルが、何れも前記制御部の動作状態が正常であると判定したときに対応する論理レベルであれば、当該正常であると判定したときに対応する論理レベルを有し、前記第一論理演算部に入力された前記複数の第一異常検出信号のうちの少なくとも一つが、前記制御部の動作状態が異常であると判定したときに対応する論理レベルであれば、当該異常であると判定したときに対応する論理レベルを有し、
前記第二論理演算部は、前記制御部から出力された前記複数の第二異常検出信号がそれぞれ入力され、前記入力された複数の第二異常検出信号の論理レベルに基づいて前記論理演算を行ない、当該論理演算に基づく論理レベルを有する第二出力禁止信号を出力するように構成され、
前記第二出力禁止信号は、前記第二論理演算部に入力された前記複数の第二異常検出信号の論理レベルが、何れも前記監視部の動作状態が正常であると判定したときに対応する論理レベルであれば、当該正常であると判定したときに対応する論理レベルを有し、前記第二論理演算部に入力された前記複数の第二異常検出信号のうちの少なくとも一つが、前記監視部の動作状態が異常であると判定したときに対応する論理レベルであれば、当該異常であると判定したときに対応する論理レベルを有し、
前記駆動部は、前記第一出力禁止信号と前記第二出力禁止信号とがそれぞれ入力され、前記第一出力禁止信号が前記制御部の動作状態が異常であると判定したときに対応する論理レベルにあるか、又は、前記第二出力禁止信号が前記監視部の動作状態が異常であると判定したときに対応する論理レベルにあれば、前記制御対象を駆動する前記出力の発生を停止して前記制御対象への前記駆動入力を停止し、前記制御対象が予め定められた位置に保持されるように構成されている、
ことを特徴とする。
さらに、本発明に開示される車載電子制御装置は、
駆動入力が停止されたときに予め定められた位置に保持される制御対象を駆動する出力を発生する駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、前記制御部の動作状態を監視する監視部とを備え、前記監視部が前記制御部の動作状態の異常を検出したとき、前記駆動部の出力を停止させるように構成された車載電子制御装置であって、
それぞれ、入力された複数の信号の論理レベルに基づいて論理演算を行ない、当該論理演算に基づく論理レベルを有する出力を生成するように構成された、第一論理演算部および第二論理演算部、を有し、
前記監視部は、前記制御部の動作状態を監視し、前記制御部の動作状態が正常であると判定したときと、前記制御部の動作状態が異常であると判定したときとで、異なる論理レベルとなる複数の第一異常検出信号を出力するように構成され、
前記制御部は、監視部の動作状態を監視し、前記監視部の動作状態が正常であると判定したときと、前記監視部の動作状態が異常であると判定したときとで、異なる論理レベルとなる、複数の第二異常検出信号を出力するとともに、自己の動作状態を監視し、前記自己の動作状態が正常であると判定したときと、前記自己の動作状態が異常であると判定したときとで、異なる論理レベルとなる、複数の自己異常検出信号を出力するように構成され、
前記第一論理演算部は、前記監視部から出力された前記複数の第一異常検出信号と、前記制御部から出力された前記複数の自己異常検出信号のうちの一つと、がそれぞれ入力され、前記入力された複数の第一異常検出信号と前記自己異常検出信号のうちの一つ、との論理レベルに基づいて前記論理演算を行ない、当該論理演算に基づく論理レベルを有する第一出力禁止信号を出力するように構成され、
前記第一出力禁止信号は、前記第一論理演算部に入力された前記複数の第一異常検出信号の論理レベルが、何れも前記制御部の動作状態が正常であると判定したときに対応する論理レベルで、かつ前記自己異常検出信号のうちの一つが前記制御部の動作状態が正常であると判定したときの論理レベルであれば、前記制御部の動作状態が正常であると判定したときに対応する論理レベルを有し、前記第一論理演算部に入力された前記複数の第一異常検出信号と前記自己異常検出信号のうちの一つと、のうちの少なくとも一つが、前記制御部の動作状態が異常であると判定したときに対応する論理レベルであれば、当該異常であると判定したときに対応する論理レベルを有し、
前記第二論理演算部は、前記制御部から出力された前記複数の第二異常検出信号と、前記制御部から出力された前記複数の自己異常検出信号のうちの別の一つと、がそれぞれ入力され、前記入力された複数の第二異常検出信号と前記自己異常検出信号のうちの別の一つと、の論理レベルに基づいて前記論理演算を行ない、当該論理演算に基づく論理レベルを有する第二出力禁止信号を出力するように構成され、
前記第二出力禁止信号は、前記第二論理演算部に入力された前記複数の第二異常検出信号の論理レベルが、何れも前記監視部の動作状態が正常であると判定したときに対応する論理レベルで、かつ前記自己異常検出信号のうちの別の一つが前記制御部の動作状態が正常であると判定したときの論理レベルであれば、前記監視部および前記制御部の動作状態が正常であると判定したときに対応する論理レベルを有し、前記第二論理演算部に入力された前記複数の第二異常検出信号のうちの少なくとも一つが、前記監視部の動作状態が異常であると判定したときに対応する論理レベルであるか、又は前記自己異常検出信号のうちの別の一つが、前記制御部の動作状態が異常であると判定したときに対応する論理レベルであれば、前記監視部又は前記制御部が異常であると判定したときに対応する論理レベルを有し、
前記駆動部は、前記第一出力禁止信号と前記第二出力禁止信号とがそれぞれ入力され、前記第一出力禁止信号が前記制御部の動作状態が異常であると判定したときに対応する論理レベルにあるか、又は、前記第二出力禁止信号が前記監視部もしくは前記制御部の動作状態が異常であると判定したときに対応する論理レベルにあれば、前記制御対象を駆動する前記出力の発生を停止して前記制御対象への前記駆動入力を停止し、前記制御対象が予め定められた位置に保持されるように構成されている、
構成されている、
ことを特徴とする。
本発明に開示される車載電子制御装置によれば、ファンクショナルセーフティを実現する車載電子制御装置が得られる。
実施の形態1による車載電子制御装置の概略構成を示す構成図である。 実施の形態1による車載電子制御装置における第一論理演算部の構成例を示す回路図である。 実施の形態1による車載電子制御装置における第二論理演算部の構成例を示す回路図である。 実施の形態1による車載電子制御装置における第一論理演算部の別の構成例を示す回路図である。 実施の形態1による車載電子制御装置における第二論理演算部の別の構成例を示す回路図である。 実施の形態1による車載電子制御装置における第一論理演算部の入出力信号の真理値表を示す説明図である。 実施の形態1による車載電子制御装置における第二論理演算部の入出力信号の真理値表を示す説明図である。
実施の形態1.
以下、実施の形態1による車載電子制御装置について説明する。図1は、実施の形態1による車載電子制御装置の概略構成を示す構成図である。図1において、車載電子制御装置100は、監視部10と、制御部20と、第一論理演算部30と、第二論理演算部40と、駆動部としてのモータドライバIC50と、により構成され、車載電子制御装置100の外部には、モータドライバIC50により駆動される制御対象としての電子スロットルバルブ60が備えられている。なお、制御対象は、電子スロットルバルブ60に限られるものではなく、他の車載電子機器であってもよく、また、制御対象は1種類ではなく複数種類設けられていてもよい。さらに、制御対象として、同一種類の装置が複数個設けられていてもよい。
監視部10は、例えば、LSIにより構成され、第一判定部11を備える。監視部10の第一判定部11と、後述の制御部20の第二判定部21とは、相互通信MCにより接続されている。例えば、監視部10の第一判定部11は、制御部20の第二判定部21へ監視信号を送信し、制御部20の第二判定部21からの応答信号を受信し、受信した応答信号に基づいて制御部20の動作状態を判定する。また、制御部20の第二判定部21は、監視部10の第一判定部11へ監視信号を送信し、監視部10の第一判定部11からの応答信号を受信し、受信した応答信号に基づいて監視部10の動作状態を判定する。このように、監視部10の第一判定部11と制御部20の第二判定部21との間で相互通信MCを行うことで、監視部10と制御部20が互いに相手方の動作異常を監視し合い、相手方の動作状態の異常の顕出回数があらかじめ設定された回数を超えた場合に、相手方の動作状態が異常であるとの判定を行う。
第一判定部11は、複数の出力端子、ここでは二つの出力端子を備え、これらの出力端子は、それぞれ、後述の第一論理演算部30の複数の入力端子に接続されている。第一判定部11の一方の出力端子から第一異常検出信号11−1が出力され、他方の出力端子から第一異常検出信号11−2が出力され、第一論理演算部30に入力される。第一異常検出信号11−1は、第一判定部11により、制御部20の動作が正常であると判定されると、出力する論理レベルがHiとなり、制御部20の動作が異常であると判定されると、出力する論理レベルがLoとなる。第一異常検出信号11−2は、第一判定部11により、制御部20の動作が正常であると判定されると、出力する論理レベルがHiとなり、制御部20の動作が異常であると判定されると、出力する論理レベルがLoとなる。
制御部20は、例えば、マイコンで構成され、図示していない制御信号により、制御対象としての電子スロットルバルブ60を駆動するモータドライバIC50を制御するように構成されている。制御部20は、前述の相互通信MCにより監視部10の動作を監視する第二判定部21と、例えば、デュアルロックステップ方式による演算結果の比較により制御部20の動作異常を検出する自己異常判定部22と、を備える。
第二判定部21は、複数の出力端子、ここでは二つの出力端子を備え、これらの出力端子は、それぞれ、後述の第二論理演算部40の複数の入力端子に接続されている。第二判定部21の一方の出力端子から第二異常検出信号21−1が出力され、他方の出力端子から第二異常検出信号21−2が出力され、第二論理演算部40に入力される。第二異常検出信号21−1は、第二判定部21により監視部10の動作が正常であると判定されると、出力する論理レベルがLoとなり、監視部10の動作が異常であると判定されると、出力する論理レベルがHiとなる。第二異常検出信号21−2は、第二判定部21により監視部10の動作が正常であると判定されると、出力する論理レベルがLoとなり、監視部10の動作が異常であると判定されると、出力する論理レベルがHiとなる。
自己異常判定部22は、複数の出力端子、ここでは二つの出力端子を備え、これらの出力端子のうちの一方は、第一論理演算部30の複数の入力端子の一つに接続され、他方の出力端子は、第二論理演算部40の複数の入力端子の一つに接続されている。自己異常判定部22の前述の一方の出力端子から自己異常検出信号22−1が出力され第一論理演算部30へ入力され、他方の出力端子から自己異常検出信号22−2が出力され第二論理演算部40へ入力される。自己異常検出信号22−1は、自己異常判定部22により制御部20の動作が正常であると判定されると、出力する論理レベルがHiとなり、制御部20の動作が異常であると判定されると、出力する論理レベルがLoとなる。自己異常検出信号22−2は、自己異常判定部22により制御部20の動作が正常であると判定されると、出力する論理レベルがLoとなり、制御部20の動作が異常であると判定されると、出力する論理レベルがHiとなる。つまり、自己異常検出信号22−1と、自己異常検出信号22−2は、制御部20の動作が正常の場合と異常の場合とでそれぞれの論理レベルが反転し、制御部20の動作が正常であっても異常であっても、自己異常検出信号22−1と自己異常検出信号22−2との論理レベルは、互いに相反するものとなる。
図2Aは、実施の形態1による車載電子制御装置における第一論理演算部の構成例を示す回路図である。図2Aに示すように、第一論理演算部30は、例えばANDゲート31により構成されている。第一異常検出信号11−1と、第一異常検出信号11−2と、自己異常検出信号22−1とは、入力端子311、312、313を介して第一論理演算部30にそれぞれ入力され、出力信号である第一出力禁止信号30−1は、出力端子から出力端子314を介してモータドライバIC50へ入力される。
入力端子311、312、313と出力端子314のうちの何れかが断線したときに、不定な論理レベルとなることを防止するために、入力端子311、312、313と接地電位部との間にそれぞれプルダウン抵抗321、322、323が接続され、出力端子314と接地電位部との間にプルダウン抵抗324が接続されている。したがって、入力端子311、312、313と、出力端子314のうちの何れかが断線したときには、その断線した入力端子又は出力端子の論理レベルは、異常検出側であるLoに固定される。
図3Aは、実施の形態1による車載電子制御措置における第一論理演算部の別の構成例を示す回路図である。第一論理演算部30は、異常を示す論理レベルであるLoが優先されて出力される構成とされるのであれば、単一のANDゲートによる構成とせず、図3Aに示すように複数のANDゲートにより構成してもよい。すなわち、図3Aにおいて、第一論理演算部30は、例えばANDゲート31Aと、ANDゲート31Bとにより構成されている。ANDゲート31Aの出力端子314Aは、ANDゲート31Bの入力側に接続されている。
第一異常検出信号11−1と、第一異常検出信号11−2とは、入力端子311、312を介してANDゲート31Aにそれぞれ入力される。ANDゲート31Aの出力信号と自己異常検出信号22−1とは、ANDゲート31Aの出力端子314Aと入力端子313をそれぞれ介してANDゲート31Bに入力される。ANDゲート31Bの出力信号である第一出力禁止信号30−1は、出力端子314Bを介してモータドライバIC50へ出力される。
入力端子311、312、313と接地電位部との間には、それぞれ、プルダウン抵抗321、322、323が接続され、ANDゲート31Aの出力端子314AとANDゲート31Bの出力端子314Bと接地電位部との間には、それぞれプルダウン抵抗324A、324Bが接続されている。したがって、入力端子311、312、313と出力端子314A、314Bのうちの何れかが断線したときには、断線した入力端子又は出力端子の論理レベルは、異常検出側であるLoに固定される。
図4は、実施の形態1による車載電子制御装置における第一論理演算部の入出力信号の真理値表を示す説明図であって、第一判定部11の出力である第一異常検出信号11−1と第一異常検出信号11―2、自己異常判定部22の出力である自己異常検出信号22−1、および第一論理演算部30の出力である第一出力禁止信号30−1、のそれぞれの論理レベルを、ケース1、ケース2、ケース3、ケース4、ケース5、ケース6、ケース7、およびケース8ごとに示し、かつ、それぞれのケースごとに、正常か異常かの判定結果を示している。
図4において、ケース1では、第一異常検出信号11−1と第一異常検出信号11−2の論理レベルがともにHiであり、制御部20が正常であると第一判定部11が判定したことを示し、自己異常検出信号22−1の論理レベルもHiであって、自己の制御部20が正常であると自己異常判定部22が判定したことを示している。したがって、ケース1では、第一論理演算部30から出力される第一出力禁止信号30−1の論理レベルはHiとなって、第一禁止信号出力端子A1を介して、後述するモータドライバIC50の第一駆動停止信号入力端子としての第一モータ駆動停止信号入力端子A2に入力される。このケース1では、車載電子制御装置100が正常であることを示している。
一方、ケース8では、第一異常検出信号11−1と第一異常検出信号11−2の論理レベルがともにLoであり、制御部20が異常であると第一判定部11が判定したことを示し、自己異常検出信号22−1の論理レベルもLoであって、自己の制御部20が異常であると自己異常判定部22が判定したことを示している。したがって、ケース8では、第一論理演算部30から出力される第一出力禁止信号30−1の論理レベルはLoとなって、第一禁止信号出力端子A1を介して、モータドライバIC50の第一モータ駆動停止信号入力端子A2に入力される。このケース8では、車載電子制御装置100が異常であることを示している。なお、ここで、異常には、第一論理演算部30の入力端子の断線異常、あるいは接続不良などを含むものとする。
ケース4は、制御部20の正常を第一判定部11が判定しており、第一異常検出信号11−1と第一異常検出信号11−2の論理レベルがともにHiであるが、自己の制御部20の異常を自己異常判定部22が判定し、自己異常検出信号22−1の論理レベルがLoになり、その結果、第一論理演算部30からの第一出力禁止信号30−1の論理レベルがLoとなっている。このケース4では、車載電子制御装置100が異常であることを示している。なお、ここで、異常には、第一論理演算部30の入力端子の断線異常、あるいは接続不良などを含むものとする。
ケース5は、自己の制御部20を正常と自己異常判定部22が判定して自己異常検出信号22−1がHiとなっているが、制御部20の異常を第一判定部11が判定し、その第一異常検出信号11−1と第一異常検出信号11−2の論理レベルがともにLoとなり、その結果、第一論理演算部30からの第一出力禁止信号30−1の論理レベルがLoとなっている。このケース5では、車載電子制御装置100が異常であることを示している。と判断される。なお、ここで、異常には、第一論理演算部30の入力端子の断線異常、あるいは接続不良などを含むものとする。
ケース2、ケース3は、自己の制御部20が正常であると自己異常判定部22が判定し、制御部20が正常であると第一判定部11も判定しているものの、第一論理演算部30の入力端子311又は312がたとえば断線もしくは接続不良である場合を示し、断線もしくは接続不良である入力端子311又は312がプルダウンされ、第一異常検出信号11−1又は第一異常検出信号11−2の論理レベルがLoとなっている。その結果、第一論理演算部30からの第一出力禁止信号30−1の論理レベルがLoとなっている。このケース2、ケース3では、車載電子制御装置100が異常であることを示している。
ケース6、ケース7は、制御部20の動作が正常であると第一判定部11が判定しているものの、第一論理演算部30の入力端子311又は312が、たとえば断線もしくは接続不良である場合を示し、断線もしくは接続不良である入力端子311又は312がプルダウンされており、断線もしくは接続不良である入力端子311又は312の論理レベルがLoとなっている。また、自己異常判定部22が制御部20の動作の異常を検出しているか、又は入力端子313がたとえば断線もしくは接続不良でありプルダウンされており、その論理レベルがLoとなっている。したがって、第一論理演算部30からの第一出力禁止信号30−1の論理レベルがLoとなる。このケース2、ケース3では、車載電子制御装置100が異常であることを示している。
以上述べたように、第一論理演算部30に入力される第一異常検出信号11−1と、第一異常検出信号11−2と、自己異常検出信号22−1とのうち、いずれか一つでも論理レベルがLoとなった場合に、第一論理演算部30の出力である第一出力禁止信号30−1の論理レベルはLoとなり、第一禁止信号出力端子A1を介してモータドライバIC50へ入力される。それ以外の場合、すなわちケース1では、前述のように第一出力禁止信号30−1の論理レベルはHiとなる。
つぎに、第二論理演算部40について説明する。図2Bは、実施の形態1による車載電子制御装置における第二論理演算部の構成例を示す回路図である。図3Aに示すように、第二論理演算部40は、例えばORゲート41により構成されている。自己異常検出信号22−2と、第二異常検出信号21−1と、第二異常検出信号21−2とは、入力端子411、412、413を介して第二論理演算部40にそれぞれ入力され、第二出力禁止信号40−1は、出力端子414を介してモータドライバIC50へ入力される。
入力端子411、412、413と出力端子414のうちの何れかが断線もしくは接続不良となったときに、不定な論理レベルとなることを防止するために、入力端子411、412、413と、電源端子との間にそれぞれプルアップ抵抗421、422、423が接続され、出力端子414と電源端子との間にプルアップ抵抗424が接続されている。したがって、入力端子411、412、413と、出力端子414のうちの何れかが断線もしくは接続不良となったときには、その断線した入力端子又は出力端子の論理レベルは、異常検出側であるHiに固定される。
図3Bは、実施の形態1による車載電子制御措置における第二論理演算部の別の構成例を示す構成図である。第二論理演算部40は、異常を示す論理レベルであるHiが優先されて出力される構成とされるのであれば、単一のORゲートによる構成とせず、図3Bに示すように複数のORゲートにより構成してもよい。すなわち、図3Bにおいて、第二論理演算部40は、例えばORゲート41Aと、ORゲート41Bとにより構成されている。ORゲート41Aの出力端子414Aは、ORゲート41Bの入力側に接続されている。
第二異常検出信号21−1と、第二異常検出信号21−2とは、入力端子411、412を介してORゲート41Aにそれぞれ入力される。ORゲート41Aの出力信号と、自己異常検出信号22−2とは、ORゲート41Aの出力端子414Aと、入力端子413をそれぞれ介して、ORゲート41Bに入力される。ORゲート41Bの出力である第二出力禁止信号40−1は、出力端子414Bを介してモータドライバIC50へ入力される。
入力端子411、412、413と電源端子との間には、それぞれプルアップ抵抗421、422、423が接続され、ORゲート41Aの出力端子414AとORゲート41Bの出力端子414Bと電源端子との間には、それぞれプルアップ抵抗424A、424Bが接続されている。したがって、入力端子411、412、413と出力端子414A、414Bのうちの何れかが断線もしくは接続不良となったときには、断線もしくは接続不良となった入力端子又は出力端子の論理レベルは、異常検出側であるHiに固定される。
図5は、実施の形態1による車載電子制御装置における第二論理演算部の入出力信号の真理値表を示す説明図であって、自己異常判定部22の出力である自己異常検出信号22−2、第二判定部21の出力である第二異常検出信号21−1と第二異常検出信号21―2」、および第二論理演算部40の出力である第二出力禁止信号40−1」、のそれぞれの論理レベルを、ケース1、ケース2、ケース3、ケース4、ケース5、ケース6、ケース7、およびケース8ごとに示し、かつ、それぞれのケースごとに、正常か異常かを示している。
図5において、ケース8では、第二異常検出信号21−1と第二異常検出信号21−2の論理レベルがともにLoであり、監視部10が正常であると第二判定部21が判定していることを示し、自己異常検出信号22−2の論理レベルもLoであって、自己の制御部20が正常であると自己異常判定部22が判定していることを示している。したがって、ケース8では、第二論理演算部40から出力される第二出力禁止信号40−1の論理レベルはLoとなって、第二禁止信号出力端子B1を介して、モータドライバIC50の第二駆動停止信号入力端子としての第二モータ駆動停止信号入力端子B2に入力される。このケース8では、車載電子制御装置100が正常であることを示している。
一方、ケース1では、第二異常検出信号21−1と第二異常検出信号21−2の論理レベルがともにHiであり、監視部10が異常であると第二判定部21が判定していることを示し、自己異常検出信号22−2の論理レベルもHiであって、自己の制御部20が異常であると自己異常判定部22が判定していることを示している。したがって、ケース1では、第二論理演算部40から出力される第二出力禁止信号40−1の論理レベルはHiとなって、第二禁止信号出力端子B1を介して、モータドライバIC50の第二モータ駆動停止信号入力端子B2に入力される。このケース1では、車載電子制御装置100が異常であることを示している。なお、ここで、異常には、第二論理演算部40の入力端子の断線異常、あるいは接続不良などを含むものとする。
ケース6は、監視部10が正常であると第二判定部21が判定して第二異常検出信号21−1と第二異常検出信号21−2がともにLoとなっているが、自己の制御部20が異常であると自己異常判定部22が判定し、その自己異常検出信号22−2の論理レベルがHiとなっており、その結果、第二論理演算部40からの第二出力禁止信号40−1の論理レベルがHiとなっている。このケース6では、車載電子制御装置100が異常であることを示している。なお、ここで、異常には、第二論理演算部40の入力端子の断線異常、あるいは接続不良などを含むものとする。
ケース2は、自己の制御部20が正常であると自己異常判定部22が判定して自己異常検出信号22−2が論理レベルLoとなっているが、第二判定部21が、監視部10が異常であると判定し、その第二異常検出信号21−1と第二異常検出信号21−2の論理レベルがともにHiとなっており、その結果、第二論理演算部40からの第二出力禁止信号40−1の論理レベルがHiとなっている。このケース2では、車載電子制御装置100が異常であることを示している。
ケース5、ケース7は、自己の制御部20が正常であると自己異常判定部22が判定し、自己異常検出信号22−2の論理レベルがHiとなっているが、監視部10が正常であると第二判定部21が判定しているものの、第二論理演算部40の入力端子411又は412が、たとえば断線もしくは接続不良である場合を示し、断線もしくは接続不良の入力端子411又は412がプルアップされてその論理レベルがHiとなっている。その結果、第二論理演算部40からの第二出力禁止信号40−1の論理レベルがHiとなっている。このケース5、ケース7では、車載電子制御装置100が異常であることを示している。
ケース3、ケース4は、監視部10の動作が正常であると第二判定部21が判定しているものの、第二論理演算部40の入力端子411又は412が、たとえば断線もしくは接続不良によりプルアップされ、その論理レベルがHiとなっている。また、自己の制御部20が異常であることを自己異常判定部22が判定しているか、又は入力端子413がたとえば断線もしくは接続不良であってプルアップされ、自己異常検出信号22−1の論理レベルがHiとなっている。したがって、第二論理演算部40からの第二出力禁止信号40−1の論理レベルがHiとなっている。このケース3、ケース4では、車載電子制御装置100が異常であることを示している。
以上述べたように、第二論理演算部40に入力される第二異常検出信号21−1と、第二異常検出信号21−2と、自己異常検出信号22−2とのうち、いずれか一つでも論理レベルがHiとなった場合に、第二論理演算部40の出力である第二出力禁止信号40−1の論理レベルはHiとなり、第二禁止信号出力端子B1を介してモータドライバIC50の第二モータ駆動停止信号入力端子B2へ入力される。それ以外の場合、すなわちケース「8」では、前述のように第二出力禁止信号40−1の論理レベルはLoとなる。
つぎに、駆動部としてのモータドライバICについて説明する。図1において、モータドライバIC50は、イネーブル端子である第一駆動停止信号入力端子としての第一モータ駆動停止信号入力端子A2と、イネーブル端子である第二モータ駆動停止信号入力端子B2と、を備える。モータドライバIC50の第一モータ駆動停止信号入力端子A2には、第一禁止信号出力端子A1からの第一出力禁止信号30−1が入力される。モータドライバIC50の第二モータ駆動停止信号入力端子B2には、第二禁止信号出力端子B1からの第二出力禁止信号40−1が入力される。
モータドライバIC50は、第一モータ駆動停止信号入力端子A2に、論理レベルがHiの信号が入力されると、制御部20からの図示していない制御信号により、電子スロットルバルブ60の開閉を行うことができるようになり、第一モータ駆動停止信号入力端子A2に、論理レベルがLoの信号が入力されると、制御部20からの図示してない制御信号に関わらず、電子スロットルバルブ60をあらかじめ設定された開度に固定とするように構成されている。
また、第二モータ駆動停止信号入力端子B2に、論理レベルがLoの信号が入力されると、制御部20からの図示していない制御信号により、電子スロットルバルブ60の開閉を行うことができるようになり、第二モータ駆動停止信号入力端子B2に、論理レベルがHiの信号が入力されると、制御部20からの図示していない制御信号に関わらず、電子スロットルバルブ60をあらかじめ設定された開度に固定するように構成されている。
つまり、モータドライバIC50は、第一モータ駆動停止信号入力端子A2と、第二モータ駆動停止信号入力端子B2とのうちの、何れか一方でも動作異常を示す信号が入力されると、電子スロットルバルブ60をあらかじめ設定された開度に固定するように構成されている。
なお、あらかじめ設定された開度とは、車両の退避走行が可能なエンジン回転数を保持させる、電子スロットルバルブ60の開度である。
以上のように、実施の形態1による車載電子制御装置によれば、制御部20の異常時には、監視部10から電子スロットルバルブ60をあらかじめ設定された開度とし、車両の退避走行が可能なエンジン回転数を保持させることができる。また、監視部10の異常時には、制御部20から電子スロットルバルブ60をあらかじめ設定された開度とし、車両の退避走行が可能なエンジン回転数を保持させることができる。
そして、自己異常判定部22からの自己異常検出信号22−1と自己異常検出信号22−2とが、異なる論理レベルであることにより、自己異常検出信号22−1と、自己異常検出信号22−2と、第二異常検出信号21−1と、第二異常検出信号21−2とが、ショートなどにより、同時に正常信号である論理レベルLoとなった場合において、論理レベルLoとなった自己異常検出信号22−1は、第一論理演算部30を介して、モータドライバIC50の第一モータ駆動停止信号入力端子A2に論理レベルLoの信号を入力させ、電子スロットルバルブ60をあらかじめ設定された開度とし、車両の退避走行が可能なエンジン回転数を保持させることができる。したがった、ファンクショナルセーフティとして電子スロットルバルブに対する開度調整をより確実に行うことができる。
なお、実施の形態1を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
10 監視部、11 第一判定部、20 制御部、21 第二判定部、22 自己異常判定部、30 第一論理演算部、31、31A、31B ANDゲート、41、41A、41B ORゲート、311、312、313、411、412、413 入力端子、314、314A、314B、414、414A、414B 出力端子、40 第二論理演算部、50 モータドライバIC、60 電子スロットルバルブ、100 車載電子制御装置、A1 第一禁止信号出力端子、A2 第一モータ駆動停止信号入力端子、B1 第二禁止信号出力端子、B2 第二モータ駆動停止信号入力端子、321、322、323、324、324A、324B プルダウン抵抗、421、422、423、424、424A、424B プルアップ抵抗、11−1、11−2 第一異常検出信号、21−1、21−2 第二異常検出信号、22−1、22−2 自己異常検出信号、30−1 第一出力禁止信号、40−1 第二出力禁止信号

Claims (13)

  1. 駆動入力が停止されたときに予め定められた位置に保持される制御対象を駆動する出力を発生する駆動部と、
    前記駆動部を制御する制御部と、
    前記制御部の異常を検出する監視部と、
    複数の入力端子と少なくとも一つの第一禁止信号出力端子とを備え、前記複数の入力端子に入力される信号の論理レベルに基づいて論理演算を行ない、前記論理演算の結果に基づく論理レベルの信号を前記第一禁止信号出力端子から出力する第一論理演算部と、
    複数の入力端子と少なくとも一つの第二禁止信号出力端子とを備え、前記複数の入力端子に入力される信号の論理レベルに基づいて論理演算を行ない、前記論理演算の結果に基づく論理レベルの信号を前記第二禁止信号出力端子から出力する第二論理演算部と、
    を備えた車載電子制御装置であって、
    前記監視部は、複数の出力端子を有する第一判定部を備え、
    前記制御部は、複数の出力端子を有する第二判定部を備え、
    前記第一判定部と前記第二判定部とは、相互通信が行われるように相互に接続され、
    前記第一判定部は、前記制御部の異常を判定したとき、又は前記相互通信により前記第二判定部の異常を検出したとき、異常検出信号を前記複数の出力端子を介して前記第一論理演算部の前記複数の入力端子に入力し、
    前記第一論理演算部は、前記第一判定部から入力された異常検出信号の論理レベルに基づいて論理演算した論理レベルを有する第一出力禁止信号を、前記第一禁止信号出力端子から出力し、
    前記第二判定部は、前記監視部の異常を判定したとき、又は前記相互通信により前記第一判定部の異常を検出したとき、異常検出信号を前記複数の出力端子を介して前記第二論理演算部の前記複数の入力端子に入力し、
    前記第二論理演算部は、前記第二判定部から入力された異常検出信号の論理レベルに基づいて論理演算した論理レベルを有する第二出力禁止信号を、前記第二禁止信号出力端子から出力し、
    前記駆動部は、
    前記第一論理演算部の前記第一禁止信号出力端子に接続される第一駆動停止信号入力端子と、前記第二論理演算部の前記第二禁止信号出力端子に接続される第二駆動停止信号入力端子とを備え、少なくとも、前記第一駆動停止信号入力端子に前記第一出力禁止信号が入力され又は前記第二駆動停止信号入力端子に前記第二出力禁止信号が入力されととき、前記制御対象を駆動する前記出力の発生を停止して前記制御対象への前記駆動入力を停止し、前記制御対象が予め定められた位置に保持されるように構成されている、
    ことを特徴とする車載電子制御装置。
  2. 前記第一判定部の前記複数の出力端子から出力される信号と、前記第二判定部の前記複数の出力端子から出力される信号と、は互いに異なる論理レベルを有する、
    請求項1に記載の車載電子制御装置。
  3. 前記第一論理演算部の前記第一禁止信号出力端子から出力される信号と、前記第二論理演算部の前記第二禁止信号出力端子から出力される信号と、は互いに異なる論理レベルを有する、
    請求項1又は2に記載の車載電子制御装置。
  4. 前記制御部に自己の異常を判定する自己異常判定部を備え、
    前記自己異常判定部の出力端子は、前記第一論理演算部及び前記第二論理演算部のそれぞれの入力端子に接続されている、
    請求項1から3のうちの何れか一項に記載の車載電子制御装置。
  5. 前記第一判定部は、あらかじめ設定された回数以上の回数で前記制御部の異常を検出したときに、前記制御部が異常であると判定するように構成されている、
    請求項1から4のうちの何れか一項に記載の車載電子制御装置。
  6. 前記第一論理演算部と前記第二論理演算部とのうちの少なくとも一方は、前記入力端子と、前記第一禁止信号出力端子又は前記第二禁止信号出力端子と、のうちの少なくとも一方に、プルダウン抵抗又はプルアップ抵抗が接続されている、
    請求項1から5のうちの何れか一項に記載の車載電子制御装置。
  7. 駆動入力が停止されたときに予め定められた位置に保持される制御対象を駆動する出力を発生する駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、前記制御部の動作状態を監視する監視部とを備え、前記監視部が前記制御部の動作状態の異常を検出したとき、前記駆動部の出力を停止させるように構成された車載電子制御装置であって、
    それぞれ、入力された複数の信号の論理レベルに基づいて論理演算を行ない、当該論理演算に基づく論理レベルを有する出力を生成するように構成された、第一論理演算部および第二論理演算部、を有し、
    前記監視部は、前記制御部の動作状態を監視し、前記制御部の動作状態が正常であると判定したときと、前記制御部の動作状態が異常であると判定したときとで、異なる論理レベルとなる複数の第一異常検出信号を出力するように構成され、
    前記制御部は、監視部の動作状態を監視し、前記監視部の動作状態が正常であると判定したときと、前記監視部の動作状態が異常であると判定したときとで、異なる論理レベルとなる、複数の第二異常検出信号を出力するように構成され、
    前記第一論理演算部は、前記監視部から出力された前記複数の第一異常検出信号がそれぞれ入力され、前記入力された複数の第一異常検出信号の論理レベルに基づいて前記論理演算を行ない、当該論理演算に基づく論理レベルを有する第一出力禁止信号を出力するように構成され、
    前記第一出力禁止信号は、前記第一論理演算部に入力された前記複数の第一異常検出信号の論理レベルが、何れも前記制御部の動作状態が正常であると判定したときに対応する論理レベルであれば、当該正常であると判定したときに対応する論理レベルを有し、前記第一論理演算部に入力された前記複数の第一異常検出信号のうちの少なくとも一つが、前記制御部の動作状態が異常であると判定したときに対応する論理レベルであれば、当該異常であると判定したときに対応する論理レベルを有し、
    前記第二論理演算部は、前記制御部から出力された前記複数の第二異常検出信号がそれぞれ入力され、前記入力された複数の第二異常検出信号の論理レベルに基づいて前記論理演算を行ない、当該論理演算に基づく論理レベルを有する第二出力禁止信号を出力するように構成され、
    前記第二出力禁止信号は、前記第二論理演算部に入力された前記複数の第二異常検出信号の論理レベルが、何れも前記監視部の動作状態が正常であると判定したときに対応する論理レベルであれば、当該正常であると判定したときに対応する論理レベルを有し、前記第二論理演算部に入力された前記複数の第二異常検出信号のうちの少なくとも一つが、前記監視部の動作状態が異常であると判定したときに対応する論理レベルであれば、当該異常であると判定したときに対応する論理レベルを有し、
    前記駆動部は、前記第一出力禁止信号と前記第二出力禁止信号とがそれぞれ入力され、前記第一出力禁止信号が前記制御部の動作状態が異常であると判定したときに対応する論理レベルにあるか、又は、前記第二出力禁止信号が前記監視部の動作状態が異常であると判定したときに対応する論理レベルにあれば、前記制御対象を駆動する前記出力の発生を停止して前記制御対象への前記駆動入力を停止し、前記制御対象が予め定められた位置に保持されるように構成されている、
    ことを特徴とする車載電子制御装置。
  8. 駆動入力が停止されたときに予め定められた位置に保持される制御対象を駆動する出力を発生する駆動部と、前記駆動部を制御する制御部と、前記制御部の動作状態を監視する監視部とを備え、前記監視部が前記制御部の動作状態の異常を検出したとき、前記駆動部の出力を停止させるように構成された車載電子制御装置であって、
    それぞれ、入力された複数の信号の論理レベルに基づいて論理演算を行ない、当該論理演算に基づく論理レベルを有する出力を生成するように構成された、第一論理演算部および第二論理演算部、を有し、
    前記監視部は、前記制御部の動作状態を監視し、前記制御部の動作状態が正常であると判定したときと、前記制御部の動作状態が異常であると判定したときとで、異なる論理レベルとなる複数の第一異常検出信号を出力するように構成され、
    前記制御部は、監視部の動作状態を監視し、前記監視部の動作状態が正常であると判定したときと、前記監視部の動作状態が異常であると判定したときとで、異なる論理レベルとなる、複数の第二異常検出信号を出力するとともに、自己の動作状態を監視し、前記自己の動作状態が正常であると判定したときと、前記自己の動作状態が異常であると判定したときとで、異なる論理レベルとなる、複数の自己異常検出信号を出力するように構成され、
    前記第一論理演算部は、前記監視部から出力された前記複数の第一異常検出信号と、前記制御部から出力された前記複数の自己異常検出信号のうちの一つと、がそれぞれ入力され、前記入力された複数の第一異常検出信号と前記自己異常検出信号のうちの一つ、との論理レベルに基づいて前記論理演算を行ない、当該論理演算に基づく論理レベルを有する第一出力禁止信号を出力するように構成され、
    前記第一出力禁止信号は、前記第一論理演算部に入力された前記複数の第一異常検出信号の論理レベルが、何れも前記制御部の動作状態が正常であると判定したときに対応する論理レベルで、かつ前記自己異常検出信号のうちの一つが前記制御部の動作状態が正常であると判定したときの論理レベルであれば、前記制御部の動作状態が正常であると判定したときに対応する論理レベルを有し、前記第一論理演算部に入力された前記複数の第一異常検出信号と前記自己異常検出信号のうちの一つと、のうちの少なくとも一つが、前記制御部の動作状態が異常であると判定したときに対応する論理レベルであれば、当該異常であると判定したときに対応する論理レベルを有し、
    前記第二論理演算部は、前記制御部から出力された前記複数の第二異常検出信号と、前記制御部から出力された前記複数の自己異常検出信号のうちの別の一つと、がそれぞれ入力され、前記入力された複数の第二異常検出信号と前記自己異常検出信号のうちの別の一つと、の論理レベルに基づいて前記論理演算を行ない、当該論理演算に基づく論理レベルを有する第二出力禁止信号を出力するように構成され、
    前記第二出力禁止信号は、前記第二論理演算部に入力された前記複数の第二異常検出信号の論理レベルが、何れも前記監視部の動作状態が正常であると判定したときに対応する論理レベルで、かつ前記自己異常検出信号のうちの別の一つが前記制御部の動作状態が正常であると判定したときの論理レベルであれば、前記監視部および前記制御部の動作状態が正常であると判定したときに対応する論理レベルを有し、前記第二論理演算部に入力された前記複数の第二異常検出信号のうちの少なくとも一つが、前記監視部の動作状態が異常であると判定したときに対応する論理レベルであるか、又は前記自己異常検出信号のうちの別の一つが、前記制御部の動作状態が異常であると判定したときに対応する論理レベルであれば、前記監視部又は前記制御部が異常であると判定したときに対応する論理レベルを有し、
    前記駆動部は、前記第一出力禁止信号と前記第二出力禁止信号とがそれぞれ入力され、前記第一出力禁止信号が前記制御部の動作状態が異常であると判定したときに対応する論理レベルにあるか、又は、前記第二出力禁止信号が前記監視部もしくは前記制御部の動作状態が異常であると判定したときに対応する論理レベルにあれば、前記制御対象を駆動する前記出力の発生を停止して前記制御対象への前記駆動入力を停止し、前記制御対象が予め定められた位置に保持されるように構成されている、
    ことを特徴とする車載電子制御装置。
  9. 前記監視部から出力される前記複数の第一異常検出信号と、前記制御部から出力される前記複数の第二異常検出信号とは、互いに異なる論理レベルを有する、
    請求項7又は8に記載の車載電子制御装置。
  10. 前記第一出力禁止信号と、前記第二出力禁止信号とは、互いに異なる論理レベルを有する、
    請求項7から9のうちの何れか一項に記載の車載電子制御装置。
  11. 前記監視部は、あらかじめ設定された回数以上の回数で前記制御部の動作状態の異常を検出したときに、前記制御部の動作状態が異常であると判定するように構成されている、
    請求項7から10のうちの何れか一項に記載の車載電子制御装置。
  12. 前記第一論理演算部と前記第二論理演算部とのうちの少なくとも一方は、入力端子と出力端子とのうちの少なくとも一方に、プルダウン抵抗又はプルアップ抵抗が接続されている、
    ことを特徴とする請求項7から11のうちの何れか一項に記載の車載電子制御装置。
  13. 前記制御対象は、電子スロットルバルブであり、
    前記駆動部は、前記電子スロットルバルブの開度を制御するモータを駆動するモータドライバにより構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から12のうちの何れか一項に記載の車載電子制御装置。
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