JP6895521B2 - 上り電力制御方法及び装置 - Google Patents

上り電力制御方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6895521B2
JP6895521B2 JP2019531804A JP2019531804A JP6895521B2 JP 6895521 B2 JP6895521 B2 JP 6895521B2 JP 2019531804 A JP2019531804 A JP 2019531804A JP 2019531804 A JP2019531804 A JP 2019531804A JP 6895521 B2 JP6895521 B2 JP 6895521B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target
uplink
power
terminal device
power control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019531804A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020504940A (ja
Inventor
リン、ヤナン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp Ltd
Original Assignee
Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp Ltd filed Critical Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp Ltd
Publication of JP2020504940A publication Critical patent/JP2020504940A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6895521B2 publication Critical patent/JP6895521B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/06TPC algorithms
    • H04W52/14Separate analysis of uplink or downlink
    • H04W52/146Uplink power control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/06TPC algorithms
    • H04W52/08Closed loop power control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/06TPC algorithms
    • H04W52/10Open loop power control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/06TPC algorithms
    • H04W52/14Separate analysis of uplink or downlink
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • H04W52/22TPC being performed according to specific parameters taking into account previous information or commands
    • H04W52/228TPC being performed according to specific parameters taking into account previous information or commands using past power values or information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • H04W52/24TPC being performed according to specific parameters using SIR [Signal to Interference Ratio] or other wireless path parameters
    • H04W52/242TPC being performed according to specific parameters using SIR [Signal to Interference Ratio] or other wireless path parameters taking into account path loss
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/30TPC using constraints in the total amount of available transmission power
    • H04W52/36TPC using constraints in the total amount of available transmission power with a discrete range or set of values, e.g. step size, ramping or offsets
    • H04W52/367Power values between minimum and maximum limits, e.g. dynamic range

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

本出願の実施例は、通信分野に関し、より具体的には、上り電力制御方法及び装置に関する。
ロングタームエヴォリューション(Long Term Evolution、「LTE」と呼ばれる)システムにおける上り送信電力は、端末装置が、ネットワーク側に配置された電力制御パラメータ及び端末装置の測定した下り経路損失によって、確定されたものである。将来の無線通信システムの上り伝送において、複数の異なる上り伝送モードとして、例えば、複数の上り多元接続モード、複数の異なるビームを用いる上り信号の送信、複数のプリコーディングを用いるモード、又は、複数の伝送スケジューリングを用いるモードが導入されるが、従来の関連技術において、上り電力制御を行う方法は、異なる上り伝送モードの要求を満たすことができない。したがって、複数の異なる上り伝送モードをサポートするための通信システムにおける上り電力制御方法を提供する必要がある。
本願は、上り電力制御方法及び装置を提供し、上り送信電力を柔軟に調整して、異なる伝送モードの要求を満たすことができ、複数の伝送モードをサポートする通信システムに適用される。
本発明の第一の態様にて提供される上り電力制御方法であって、
端末装置はネットワーク装置から送信された上り電力制御情報を受信することと、
前記端末装置は前記上り電力制御情報に基づいて、目標伝送モードに対応する目標電力制御パラメータを確定し、前記目標伝送モードは目標上り多元接続モードであり、又は前記目標伝送モードは目標上りビームであり、又は前記目標伝送モードは目標上りプリコーディングモードであり、又は前記目標伝送モードは目標伝送スケジューリングモードであることと、
前記端末装置は前記目標電力制御パラメータに基づいて、前記目標伝送モードを用いて目標上り信号を送信する場合の目標送信電力を確定することとを含む。
本願の上り電力制御方法について、端末装置は受信したネットワーク装置から送信された上り電力制御情報に基づいて、目標伝送モードに対応する目標電力制御パラメータを確定する。これによって、端末装置が異なる伝送モードを用いて上り信号を伝送する場合は、独立な上り電力制御プロセスを用いて、伝送モードに対応する上り送信電力を確定してよく、上り送信電力を柔軟に調整して、異なる伝送モードの要求を満たすことができ、複数の伝送モードをサポートする通信システムに適用する。
第一の態様を組み合わせて、第一の態様の実現形態において、前記目標伝送モードは複数の伝送モードのうちの1つの伝送モードである。
第一の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第一の態様の他の実現形態において、前記目標伝送モードは、前記端末装置が前記目標上り信号を送信する複数の候補伝送モードのうちの1つの候補伝送モードであり、又は、前記目標伝送モードは、前記端末装置が前記目標上り信号を送信するために、使用する必要のある伝送モードである。
第一の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第一の態様の他の実現形態において、前記上り電力制御情報には、開ループ電力制御情報が含まれ、前記開ループ電力制御情報には、複数の伝送モードに対応する開ループ電力制御パラメータが含まれ、複数の伝送モードは前記目標伝送モードを含む。
ここで、前記端末装置が前記上り電力制御情報に基づいて、目標伝送モードに対応する目標電力制御パラメータを確定することは、
前記端末装置が前記開ループ電力制御情報に基づいて、前記開ループ電力制御パラメータにおける、前記目標伝送モードに対応する目標開ループ電力制御パラメータを確定することを含む。
第一の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第一の態様の他の実現形態において、前記端末装置がネットワーク装置から送信された上り電力制御情報を受信することは、
前記端末装置が、前記ネットワーク装置が無線リソース制御RRCメッセージによって送信した前記開ループ電力制御情報を受信することを含む。
第一の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第一の態様の他の実現形態において、前記目標開ループ電力制御パラメータは、上り目標受信電力、経路損失要因及びサウンディング基準信号SRS電力調整値のうちの少なくとも1つを含む。
第一の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第一の態様の他の実現形態において、前記上り電力制御情報には、電力調整命令情報が含まれる。
ここで、前記端末装置が前記上り電力制御情報に基づいて、複数の伝送モードにおける目標伝送モードに対応する目標電力制御パラメータを確定することは、
前記端末装置が前記電力調整命令情報及びプリセットされた対応関係に基づいて、前記目標伝送モードに対応する目標閉ループ電力調整値を確定することを含み、前記プリセットされた対応関係は電力調整命令情報と閉ループ電力調整値との対応関係である。
第一の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第一の態様の他の実現形態において、前記端末装置が前記電力調整命令情報及びプリセットされた対応関係に基づいて、前記目標伝送モードに対応する目標閉ループ電力調整値を確定することは、
前記端末装置が前記目標伝送モードに基づいて、前記プリセットされた対応関係から目標対応関係を確定することと、
前記端末装置が前記電力調整命令情報及び前記目標対応関係に基づいて、前記目標閉ループ電力調整値を確定することとを含む。
第一の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第一の態様の他の実現形態において、前記端末装置がネットワーク装置から送信された上り電力制御情報を受信することは、
前記端末装置が前記ネットワーク装置から送信された下り制御シグナリングDCIを受信することを含み、前記DCIには、前記電力調整命令情報が含まれる。
第一の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第一の態様の他の実現形態において、前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第一送信電力に対する調整値であり、前記第一送信電力は、前記端末装置が前回前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号を送信した際に用いた送信電力であり、又は、
前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第二送信電力に対する調整値であり、前記第二送信電力は、前記端末装置が前回前記目標伝送モードを用いて、前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号を送信した際に用いた送信電力であり、又は、
前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第三送信電力に対する調整値であり、前記第三送信電力は、前記端末装置が最近確定した、前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号の送信電力であり、又は、
前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第四送信電力に対する調整値であり、前記第四送信電力は、前記端末装置が最近確定した、前記目標伝送モードを用いて送信され、且つ前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号の送信電力であり、又は、
前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第五送信電力に対する調整値であり、前記第五送信電力は、前記端末装置が前記目標伝送モードに対応する開ループ電力制御パラメータに基づいて、確定した前記目標上り信号の送信電力である。
第一の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第一の態様の他の実現形態において、前記方法は、さらに、
前記端末装置が前記目標伝送モード及び前記目標送信電力を用いて、前記ネットワーク装置に前記目標上り信号を送信することを含む。
第一の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第一の態様の他の実現形態において、前記目標上り信号は、上り物理共有チャネルPUSCH、上り物理制御チャネルPUCCH、SRS及び復調用基準信号DMRSのうちの1つである。
第一の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第一の態様の他の実現形態において、前記目標上り多元接続モードは、離散フーリエ変換拡散による直交周波数分割多重DFT−S−OFDM、サイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP−OFDM、シングルキャリア周波数分割多元接続SC−FDMA及び直交周波数分割多元接続OFDMAのうちの1つである。
本発明の第二の態様にて提供される上り電力制御方法であって、
ネットワーク装置は上り電力制御情報を確定し、前記上り電力制御情報は、前記端末装置が目標伝送モードに対応する目標電力制御パラメータを確定し、且つ前記目標電力制御パラメータに基づいて、前記目標伝送モードを用いて目標上り信号を送信する場合の目標送信電力を確定するために用いられ、前記目標伝送モードは目標上り多元接続モードであり、又は前記目標伝送モードは目標上りビームであり、又は前記目標伝送モードは目標上りプリコーディングモードであり、又は前記目標伝送モードは目標伝送スケジューリングモードであることと、
前記ネットワーク装置は前記端末装置に前記上り電力制御情報を送信することとを含む。
本願の上り電力制御方法により、ネットワーク装置は端末装置に上り電力制御情報を送信することにより、端末装置が受信した上り電力制御情報に基づいて、目標伝送モードに対応する目標電力制御パラメータを確定できるようにさせる。これによって、端末装置が異なる伝送モードを用いて上り信号を伝送する場合には、独立な上り電力制御プロセスを用いて、伝送モードに対応する上り送信電力を確定してよく、上り送信電力を柔軟に調整して、異なる伝送モードの要求を満たすことができ、複数の伝送モードをサポートする通信システムに適用する。
第二の態様を組み合わせて、第二の態様の実現形態において、前記目標伝送モードは複数の伝送モードのうちの1つの伝送モードである。
第二の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第二の態様の他の実現形態において、前記目標伝送モードは、前記端末装置が前記目標上り信号を送信する複数の候補伝送モードのうちの1つの候補伝送モードであり、又は、前記目標伝送モードは、前記端末装置が前記目標上り信号を送信するために、使用する必要のある伝送モードである。
第二の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第二の態様の他の実現形態において、前記上り電力制御情報には、開ループ電力制御情報が含まれ、前記開ループ電力制御情報には、複数の伝送モードに対応する開ループ電力制御パラメータが含まれ、複数の伝送モードは前記目標伝送モードを含み、前記開ループ電力制御情報は、前記端末装置が前記開ループ電力制御パラメータにおける、前記目標伝送モードに対応する目標開ループ電力制御パラメータを確定するために用いられる。
第二の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第二の態様の他の実現形態において、前記ネットワーク装置が前記端末装置に前記上り電力制御情報を送信することは、
前記ネットワーク装置が無線リソース制御RRCメッセージによって、前記端末装置に前記開ループ電力制御情報を送信することを含む。
第二の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第二の態様の他の実現形態において、前記目標開ループ電力制御パラメータは、上り目標受信電力、経路損失要因及びサウンディング基準信号SRS電力調整値のうちの少なくとも1つを含む。
第二の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第二の態様の他の実現形態において、前記上り電力制御情報には、電力調整命令情報が含まれ、前記電力調整命令情報は、前記端末装置が前記電力調整命令情報及びプリセットされた対応関係に基づいて、前記目標伝送モードに対応する目標閉ループ電力調整値を確定するために用いられ、前記プリセットされた対応関係は電力調整命令情報と閉ループ電力調整値との対応関係である。
第二の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第二の態様の他の実現形態において、前記ネットワーク装置が前記端末装置に前記上り電力制御情報を送信することは、
前記ネットワーク装置が前記端末装置に下り制御シグナリングDCIを送信することを含み、前記DCIには、前記電力調整命令情報が含まれる。
第二の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第二の態様の他の実現形態において、前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第一送信電力に対する調整値であり、前記第一送信電力は、前記端末装置が前回前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号を送信した際に用いた送信電力であり、又は、
前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第二送信電力に対する調整値であり、前記第二送信電力は、前記端末装置が前回前記目標伝送モードを用いて、前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号を送信した際に用いた送信電力であり、又は、
前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第三送信電力に対する調整値であり、前記第三送信電力は、前記端末装置が最近確定した、前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号の送信電力であり、又は、
前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第四送信電力に対する調整値であり、前記第四送信電力は、前記端末装置が最近確定した、前記目標伝送モードを用いて送信され、且つ前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号の送信電力であり、又は、
前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第五送信電力に対する調整値であり、前記第五送信電力は、前記端末装置が前記目標伝送モードに対応する開ループ電力制御パラメータに基づいて、確定した前記目標上り信号の送信電力である。
第二の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第二の態様の他の実現形態において、前記方法は、さらに、
前記ネットワーク装置が、前記端末装置が前記目標伝送モード及び前記目標送信電力を用いて送信する前記目標上り信号を受信することを含む。
第二の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第二の態様の他の実現形態において、前記目標上り信号は、上り物理共有チャネルPUSCH、上り物理制御チャネルPUCCH、SRS及び復調用基準信号DMRSのうちの1つである。
第二の態様及び上記実現形態を組み合わせて、第二の態様の他の実現形態において、前記目標上り多元接続モードは、離散フーリエ変換拡散による直交周波数分割多重DFT−S−OFDM、サイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP−OFDM、シングルキャリア周波数分割多元接続SC−FDMA及び直交周波数分割多元接続OFDMAのうちの1つである。
本発明の第三の態様にて提供される端末装置は、上記第一の態様又は第一の態様の任意の可能な実現形態における方法を実行するために用いられる。具体的には、前記端末装置は、上記第一の態様又は第一の態様の任意の可能な実現形態における方法を実行するための機能モジュールを含む。
本発明の第四の態様にて提供されるネットワーク装置は、上記第二の態様又は第二の態様の任意の可能な実現形態における方法を実行するために用いられる。具体的には、前記ネットワーク装置は、上記第二の態様又は第二の態様の任意の可能な実現形態における方法を実行するための機能モジュールを含む。
本発明の第五の態様にて提供される端末装置は、プロセッサ、メモリ及び送受信器を含む。前記プロセッサと前記メモリと前記送受信器の間は内部接続回路を介して互いに通信し、制御及び/又はデータ信号を伝達することで、前記端末装置は上記第一の態様又は第一の態様の任意の可能な実現形態における方法を実行する。
本発明の第六の態様にて提供されるネットワーク装置は、プロセッサ、メモリ及び送受信器を含む。前記プロセッサと前記メモリと前記送受信器の間は内部接続回路を介して互いに通信し、制御及び/又はデータ信号を伝達することで、前記ネットワーク装置は上記第二の態様又は第二の態様の任意の可能な実現形態における方法を実行する。
本発明の第七の態様にて提供されるコンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータプログラムを記憶するために用いられ、前記コンピュータプログラムは、上記第一の態様又は第一の態様の任意の可能な実現形態における方法を実行するために用いられる命令を含む。
本発明の第八の態様にて提供されるコンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータプログラムを記憶するために用いられ、前記コンピュータプログラムは、上記第二の態様又は第二の態様の任意の可能な実現形態における方法を実行するために用いられる命令を含む。
本願の実施例による上り電力制御方法を示す概略フローチャートである。 本願の実施例による上り電力制御方法を示す他の概略フローチャートである。 本願の他の実施例による上り電力制御方法を示す概略フローチャートである。 本願の他の実施例による上り電力制御方法を示す他の概略フローチャートである。 本願の実施例による端末装置を示す概略ブロック図である。 本願の実施例によるネットワーク装置を示す概略ブロック図である。 本願の他の実施例による端末装置を示す概略ブロック図である。 本願の他の実施例によるネットワーク装置を示す概略ブロック図である。
以下、本願の実施例における図面を参照しながら、本願の実施例における技術的解決手段について、明確かつ完全に説明する。
なお、本願の実施例の技術的解決手段は、例えば、汎用ヨーロッパデジタル移動通信(Global System of Mobile communication、略称「GSM」)システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、略称「CDMA」)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、略称「WCDMA」)システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、略称「GPRS」)、ロングタームエヴォリューション(Long Term Evolution、略称「LTE」)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、略称「FDD」)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、略称「TDD」)、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunication System、略称「UMTS」)又はワイマックス(Worldwide Interoperability for Microwave Access、略称「WiMAX」)通信システム、第5世代移動通信システムである新しい無線(New Radio、NR)システムが挙げられ、様々な通信システムに用いることができる。
本願の実施例において、端末装置は、移動局(Mobile Station、略称「MS」)、移動端末(Mobile Terminal)、携帯電話(Mobile Telephone)、ユーザー装置(User Equipment、UE)、ハンドセット(handset)及び携帯装置(portable equipment)、車両(vehicle)等を含むが、これらに限定されず、該端末装置は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)を介して、1つ又は複数のコアネットワークと通信するものとしてよく、例えば、端末装置は携帯電話(又は「ハニカム電話」と呼ばれる)、無線通信機能を備えるコンピュータ等であってもよく、端末装置はさらに、携帯式、コンパクト式、手持ち式、コンピュータ内蔵式又は車載式の移動装置であってもよい。
本願の実施例において、ネットワーク装置は、無線アクセスネットワークに配置され、端末装置に無線通信機能を提供するための装置である。前記ネットワーク装置は基地局であってよく、前記基地局は様々な形式のマクロ基地局、マイクロ基地局、中継局、アクセスポイント等を含んでよい。異なる無線アクセス技術を用いるシステムにおいて、基地局機能を備える装置は名称が異なる可能性がある。例えば、LTEネットワークにおいて、イーノードB(Evolved NodeB、略称「eNB」又は「eNodeB」)と呼ばれ、第3世代(3rd Generation、略称「3G」)ネットワークにおいて、ノードB(Node B)と呼ばれる。
LTEシステムの上り伝送は、離散フーリエ変換拡散による直交周波数分割多重(Discrete Fourier Transform Spread Orthogonal Frequency Division Multiplexing、略称「DFT−S−OFDM」)である多元接続モードのみをサポートし、ネットワーク側には、上り伝送に用いられる上り電力制御パラメータを1セットのみ配置すればよいが、従来、5Gシステムにおける上り伝送には、DFT−S−OFDM多元接続モード及びサイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix、略称「CP」)−OFDM多元接続モードの2種類の上り多元接続モード(又は「上り波形」と呼ばれる)が導入される。前者は上り単層伝送のみに用いられ、後者は上り単層又は多層伝送に用いることができる。端末装置がどのような多元接続モードを用いるかは、ネットワーク側によって、前記端末装置の上りチャネルの品質に基づいて配置できる。常に、DFT−S−OFDM多元接続モードのチャネル伝送は、被覆性がよりよいが、スペクトル効率が低い。CP−OFDM多元接続モードはスペクトル効率が高いが、そのピーク対平均電力比(Peak to Average Power Ratio、略称「PAPR」)が高いため、その被覆性に劣る。端末装置が異なる多元接続モードを用いて上り信号を伝送する場合には、被覆範囲が異なるため、必要な上り送信電力も異なる。
さらに、端末装置が異なる上りビームを用いて上り信号を伝送する場合には、ネットワーク装置の受信電力が異なり、したがって、端末装置によるその他の端末装置に対する干渉を避けるために、異なる上りビームに対して、異なる送信電力を用いる必要がある。さらに、将来の通信システムにおいて、送信電力の効率を高める必要があるため、異なるプリコーディングモードに対して、異なる送信電力を用いる必要がある。さらに、将来の通信システムには、ネットワークスケジューリングによる上り信号伝送及び端末装置の自発的上り信号伝送の2種類の伝送スケジューリングモードが導入される。そのうち、前者は上りグラント(UL Grant)によってスケジューリングを行い、後者はUL Grantを必要とせずにスケジューリングを行い、端末装置は必要な場合に、自発的に上り信号を伝送し、端末装置の自発的伝送によるその他の装置に対する干渉を避けるために、異なる伝送スケジューリングモードに対して、異なる送信電力を用いる必要がある。
従来のLTEにおける上り電力制御方法を用いれば、異なる伝送モードの要求を満たすことができない。したがって、本願の実施例は上り電力制御方法を提供することにより、端末装置が独立な上り電力制御プロセスを用いて、各伝送モードに対応する上り送信電力を計算できるようになり、上り送信電力を柔軟に調整して、異なる伝送モードの要求を満たすことができる。
なお、本願の実施例において、上り伝送とは端末装置がネットワーク装置に信号を送信する過程であり、下り伝送とはネットワーク装置が端末装置に信号を送信する過程である。
図1は本願の実施例による上り電力制御方法を示す。図1に示すように、方法100はS110〜S130を含む。
S110、端末装置はネットワーク装置から送信された上り電力制御情報を受信する。
S120、前記端末装置は前記上り電力制御情報に基づいて、目標伝送モードに対応する目標電力制御パラメータを確定し、前記目標伝送モードは目標上り多元接続モードであり、又は前記目標伝送モードは目標上りビームであり、又は前記目標伝送モードは目標上りプリコーディングモードであり、又は前記目標伝送モードは目標伝送スケジューリングモードである。
S130、前記端末装置は前記目標電力制御パラメータに基づいて、前記目標伝送モードを用いて目標上り信号を送信する場合の目標送信電力を確定する。
本願の実施例に係る上り電力制御方法により、端末装置は受信したネットワーク装置から送信された上り電力制御情報に基づいて、目標伝送モードに対応する目標電力制御パラメータを確定する。これによって、端末装置が異なる伝送モードを用いて上り信号を伝送する場合には、独立な上り電力制御プロセスを用いて、伝送モードに対応する上り送信電力を確定してよく、上り送信電力を柔軟に調整して、異なる伝送モードの要求を満たすことができ、複数の伝送モードをサポートする通信システムに適用する。
具体的には、端末装置が異なる上り多元接続モードを用いて上り信号を送信する場合には、独立な上り電力制御プロセスを用いて、異なる上り多元接続モードに対応する上り送信電力を確定してよく、上り送信電力を柔軟に調整して、異なる上り多元接続モードの要求を満たすことができ、複数の上り多元接続モードをサポートする通信システムに適用する。
又は、端末装置が異なる上りビームを用いて上り信号を送信する場合には、独立な上り電力制御プロセスを用いて、異なる上りビームに対応する上り送信電力を確定してよく、異なる上りビームの要求を満たし、端末装置によるその他の端末装置に対する干渉を制御できる。本願の実施例において、端末装置が目標上りビームを用いて、目標上り信号を送信することとは、端末装置が目標上りビームモードに対応するフォーミングベクトルを用いて、目標上り信号に対して、ビームフォーミングを行うことである。
又は、端末装置が異なるプリコーディングモードを用いて上り信号を送信する場合には、独立な上り電力制御プロセスを用いて、異なるプリコーディングモードに対応する上り送信電力を確定してよく、異なるプリコーディングモードの要求を満たし、異なるプリコーディングモードが異なる送信電力を用いることができるようにさせ、性能を保証する上で、送信電力の効率を高めることができる。本願の実施例において、プリコーディングモードは、シングルポート伝送、送信ダイバーシチ、空間多重、開ループプリコーディング、準開ループプリコーディング、閉ループプリコーディング等を含む。
又は、端末装置が異なる伝送スケジューリングモードを用いて上り信号を送信する場合には、独立な上り電力制御プロセスを用いて、異なる伝送スケジューリングモードに対応する上り送信電力を確定してよく、異なる伝送スケジューリングモードの要求を満たし、端末装置の自発的上り伝送によるその他の端末装置に対する干渉を避けることができる。
なお、端末装置は、目標電力制御パラメータに基づいて、目標伝送モードを用いて目標上り信号を送信する場合の目標送信電力を確定した後、目標伝送モード及び目標送信電力を用いて、現在時刻で目標上り信号を伝送してもよいし、目標伝送モードを用いて現在時刻で目標上り信号を伝送しなくてもよい。端末装置が目標伝送モードを用いて現在時刻で目標上り信号を伝送しない場合、端末装置は確定した目標送信電力を記憶し、後で目標伝送モードを用いて目標上り信号を実際に伝送する際、確定したこの目標送信電力を用いて、前記目標上がり信号を伝送してもよい。
さらに、目標伝送モードは、端末装置が目標上り信号を送信するために使用する可能性のある複数の候補伝送モードのうちの1つの候補伝送モードであってもよく、この場合、端末装置は、ネットワーク装置から送信された上り電力制御情報に基づいて、各候補伝送モードに対応する電力制御パラメータを確定する。又は、目標伝送モードは、端末装置が目標上り信号を送信するために使用する必要のある伝送モードであり、この場合、端末装置は、ネットワーク側に配置された伝送命令情報に基づいて、目標伝送モードを確定してもよい。例えば、目標伝送モードは、例えば、無線リソース制御(Radio Resource Control、略称「RRC」)メッセージ、又は下り制御情報(Downlink Control Information、略称「DCI」)のようなシグナリングによって、表示して命令されてよい。又は、目標伝送モードはその他の情報によって隠して命令されてもよく、例えば、異なるDCIフォーマットが異なる伝送モードに対応する。
本願の一実施例において、目標伝送モードは複数の伝送モードのうちの1つの伝送モードである。例えば、目標伝送モードが目標上り多元接続モードである場合、目標上り多元接続モードは複数の上り多元接続モードのうちの1つの上り多元接続モードである。例えば、目標上り多元接続モードは、離散フーリエ変換拡散による直交周波数分割多重(Fourier Transform Spread Orthogonal Frequency Division Multiplexing、略称「DFT−S−OFDM」)、サイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix、略称「CP」)−OFDM、シングルキャリア周波数分割多元接続(Single−carrier Frequency−Division Multiple Access、略称「SC−FDMA」)及び直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、略称「OFDMA」)のうちの1つである。又は、目標伝送モードが目標上りビームである場合、目標上りビームは複数の上りビームのうちの1つの上りビームである。又は、目標伝送モードが目標上りプリコーディングモードである場合、目標上りプリコーディングモードは複数のプリコーディングモードのうちの1つのプリコーディングモードである。又は、目標伝送モードが目標伝送スケジューリングモードである場合、目標伝送スケジューリングモードは複数の伝送スケジューリングモードのうちの1つのスケジューリングモードである。
本願の一実施例において、上り電力制御情報には、開ループ電力制御情報が含まれ、開ループ電力制御情報には、複数の伝送モードに対応する開ループ電力制御パラメータが含まれ、複数の伝送モードは目標伝送モードを含む。端末装置は開ループ電力制御情報に基づいて、開ループ電力パラメータにおける目標伝送モードに対応する目標開ループ電力制御パラメータを確定する。
具体的には、開ループ電力制御情報には、複数の上り多元接続モードに対応する開ループ電力制御パラメータが含まれ、及び/又は開ループ電力制御情報には、複数の上りビームに対応する開ループ電力制御パラメータが含まれ、及び/又は開ループ電力制御情報には、複数の目標上りプリコーディングモードに対応する開ループ電力制御パラメータが含まれ、及び/又は開ループ電力制御情報には、複数の伝送スケジューリングモードに対応する開ループ電力制御パラメータが含まれる。
例として、前記目標開ループ電力制御パラメータは、上り目標受信電力、経路損失要因及びサウンディング基準信号(Sounding Reference Signal、略称「SRS」)電力調整値のうちの少なくとも1つを含む。
例として、端末装置は、ネットワーク装置がRRCメッセージによって送信した開ループ電力制御情報を受信する。ネットワーク装置は開ループ電力制御情報によって、異なる伝送モード(例えば、異なる上り多元接続モード)にそれぞれの開ループ電力制御パラメータを配置する。
具体的には、いくつかの実施例において、ネットワーク装置は1つの伝送モードに完全な開ループ電力制御パラメータを配置し、その他の伝送モードにこのような伝送モードに対応する開ループ電力制御パラメータに対してオフセット値を配置してもよく、これによって、下りシグナリングのオーバヘッドを節約できる。伝送モードが上り多元接続モードであることを例として、ネットワーク装置はDFT−S−OFDMに対応する上り目標受信電力を−60dBmに配置し、CP−OFDMに対応する上り目標受信電力がDFT−S−OFDMに対応する上り目標受信電力に対するオフセット値を10dBmに配置する。
又は、いくつかの実施例において、ネットワーク装置は各伝送モードに完全な開ループ電力制御パラメータを配置する。伝送モードが上り多元接続モードであることを例として、ネットワーク装置はDFT−S−OFDMに対応する上り目標受信電力を−60dBm、経路損失要因を1に配置し、CP−OFDMに対応する上り目標受信電力を20dBm、経路損失要因を2に配置する。端末装置はそのうち1つの上り多元接続モードを用いて、目標上り信号を送信することを確定すると、確定された上り多元接続モードに対応するこれらの開ループ電力制御パラメータに基づいて、目標上り信号の送信電力を計算する。
本願の一実施例において、上り電力制御情報には、電力調整命令情報が含まれ、端末装置は電力調整命令情報及びプリセットされた対応関係に基づいて、目標伝送モードに対応する目標閉ループ電力調整値を確定し、プリセットされた対応関係は電力調整命令情報と閉ループ電力調整値との対応関係である。
くつかの実施例において、端末装置はネットワーク装置から送信されたDCIを受信し、前記DCIには、電力調整命令情報が含まれる。且つ、ここでDCIは目標上り信号伝送のスケジューリングに用いられるDCIであってもよく、電力調整命令情報を専ら受けるためのDCIであってもよく、この場合、DCIは目標上り信号伝送のスケジューリングに用いられない。
例として、上記のプリセットされた対応関係は端末装置及びネットワーク装置によって予め定められるものであってもよく、ネットワーク装置が命令情報によって端末装置に配置されるものであってもよい。プリセットされた対応関係を表1に示す。なお、表1はプリセットされた対応関係の一例のみを示すものであり、プリセットされた対応関係を限定するためのものではない。
Figure 0006895521
本願の実施例において、異なる伝送モードに対して、電力調整命令情報における同じ命令ドメインに命令された閉ループ電力調整値の値は異なる可能性がある。これによって、端末装置は目標伝送モードに基づいて、プリセットされた対応関係から目標対応関係を確定する必要があり、その後、電力調整命令情報及び目標対応関係に基づいて、目標閉ループ電力調整値を確定する。例えば、異なる上り多元接続モードに対して、電力調整命令情報と閉ループ電力調整値との対応関係は、端末装置及びネットワーク装置によって予め確約されてもよく、ネットワーク装置を用いて、命令情報によって端末装置に配置してもよい。例えば、表2は電力調整命令情報と閉ループ電力調整値との他の対応関係を示す。
Figure 0006895521
本願の一実施例において、目標閉ループ電力調整値は、開ループ電力に基づいて調整された絶対値であってもよく、前回の送信電力に基づいて調整された累積値であってもよい。ネットワーク装置はシグナリングによって、端末装置の前記目標閉ループ電力調整値が開ループ電力に基づいて調整された絶対値であるか、又は前回の送信電力に基づいて調整された累積値であるかを配置してもよい。
具体的には、いくつかの実施例において、目標閉ループ電力調整値は、目標送信電力が第一送信電力に対する調整値であり、第一送信電力は、端末装置が前回目標上り信号のタイプと同じ上り信号を送信した際に用いた送信電力である。例えば、目標閉ループ電力調整値は、端末装置が上り物理共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel、略称「PUSCH」)を送信する送信電力が、端末装置が前回PUSCHを送信した送信電力に対する調整値であってもよい。
又は、目標閉ループ電力調整値は、目標送信電力が第二送信電力に対する調整値であり、第二送信電力は、端末装置が前回目標伝送モードを用いて、目標上り信号のタイプと同じ上り信号を送信した際に用いた送信電力である。例えば、目標閉ループ電力調整値は、端末装置がDFT−S−OFDMを用いてPUSCHを送信する送信電力が、端末装置が前回DFT−S−OFDMを用いてPUSCHを送信した送信電力に対する調整値である。
又は、目標閉ループ電力調整値は、目標送信電力が第三送信電力に対する調整値であり、第三送信電力は、端末装置が最近確定した目標上り信号のタイプと同じ上り信号の送信電力である。例えば、目標閉ループ電力調整値は、端末装置がPUSCHを送信する送信電力が、最近計算したPUSCHの送信電力に対する調整値である。ここで、端末装置は送信電力を更新する際に、PUSCHを実際に送信する必要があることを意味しないが、端末装置は最近計算したPUSCHの送信電力を記憶して、後続のPUSCHの伝送に用いる。
又は、目標閉ループ電力調整値は、目標送信電力が第四送信電力に対する調整値であり、第四送信電力は、端末装置が最近確定した、目標伝送モードを用いて送信し、且つ目標上り信号のタイプと同じ上り信号の送信電力である。例えば、目標電力調整値は、端末装置がDFT−S−OFDMを用いてPUSCHを送信する送信電力が、最近計算した(又は最近更新した)DFT−S−OFDMを用いてPUSCHを送信する送信電力に対する調整値である。ここで、端末装置は送信電力を更新する際に、PUSCHを実際に送信する必要があることを意味しないが、端末装置は最近計算したPUSCHの送信電力を記憶して、後続のPUSCHの伝送に用いる。
又は、目標閉ループ電力調整値は、目標送信電力が第五送信電力に対する調整値であり、第五送信電力は、端末装置が目標伝送モードに対応する開ループ電力制御パラメータに基づいて、確定した目標上り信号の送信電力である。ここで開ループ電力制御パラメータは、ネットワーク装置が上位シグナリングによって配置されたパラメータであってよく、例えば、目標受信電力及び経路損失要因が挙げられる。端末装置は式(1)及び開ループ電力制御パラメータに基づいて、送信電力を計算してよい。
Figure 0006895521
ここで、
Figure 0006895521
は上り伝送帯域幅であり、
Figure 0006895521
は目標受信電力であり、
Figure 0006895521
は経路損失要因であり、PLは下り経路損失であり、
Figure 0006895521
は変調・符号化方法(Modulation and Coding Scheme、略称「MCS」)に関連する調整値である。
上記の実施例において、端末装置は、ネットワーク装置が上位シグナリングによって、異なる伝送モードにそれぞれ配置した開ループ電力制御パラメータに基づいて、目標伝送モードに対応する目標開ループ電力制御パラメータを確定してもよい。且つ、ネットワーク装置がDCIによって携帯した電力調整命令情報に基づいて、目標伝送モードに対応する目標閉ループ電力調整値を確定する。その後、端末装置は目標開ループ電力制御パラメータ、目標閉ループ電力調整値及びプリセットされた送信電力の計算方法、又は式に基づいて、目標送信電力を計算する。
さらに、端末装置が目標送信電力を確定した後、図2に示すように、方法100はさらにS140を含む。
S140、端末装置は目標伝送モード及び目標送信電力を用いて、ネットワーク装置に目標上り信号を送信する。
一例として、上記のすべての実施例において、目標上り信号は、PUSCH、上り物理制御チャネル(Physical Uplink Control Channel、略称「PUCCH」)、SRS及び復調用基準信号(De Modulation Reference Signal、略称「DMRS」)のうちの1つである。
以上、図1及び図2を参照しながら、端末装置側から本願の実施例による上り電力制御方法について詳細に説明し、以下、図3及び図4を参照しながら、ネットワーク装置側から本願の実施例による上り電力制御方法について詳細に説明する。なお、ネットワーク装置側から説明するネットワーク装置と端末装置とのインタラクションは端末装置側から説明するものと同じであり、重複を避けるために、関連説明を適宜省略する。
図3は本願の他の実施例による上り電力制御方法であり、図3に示すように、方法200はS210〜S220を含む。
S210、ネットワーク装置は上り電力制御情報を確定し、前記上り電力制御情報は、端末装置が目標伝送モードに対応する目標電力制御パラメータを確定し、且つ前記目標電力制御パラメータに基づいて、前記目標伝送モードを用いて目標上り信号を送信する場合の目標送信電力を確定するために用いられ、前記目標伝送モードは目標上り多元接続モードであり、又は前記目標伝送モードは目標上りビームであり、又は前記目標伝送モードは目標上りプリコーディングモードであり、又は前記目標伝送モードは目標伝送スケジューリングモードである。
S220、前記ネットワーク装置は前記端末装置に前記上り電力制御情報を送信する。
したがって、本願の実施例に係る上り電力制御方法により、ネットワーク装置は端末装置に上り電力制御情報を送信することにより、端末装置が受信した上り電力制御情報に基づいて、目標伝送モードに対応する目標電力制御パラメータを確定できるようにさせる。これによって、端末装置が異なる伝送モードを用いて上り信号を伝送する場合には、独立な上り電力制御プロセスを用いて、伝送モードに対応する上り送信電力を確定してよく、上り送信電力を柔軟に調整して、異なる伝送モードの要求を満たすことができ、複数の伝送モードをサポートする通信システムに適用する。
本願の一実施例において、前記目標伝送モードは複数の伝送モードのうちの1つの伝送モードである。
本願の一実施例において、前記目標伝送モードは、前記端末装置が前記目標上り信号を送信する複数の候補伝送モードのうちの1つの候補伝送モードであり、又は、前記目標伝送モードは、前記端末装置が前記目標上り信号を送信するために、使用する必要のある伝送モードである。
本願の一実施例において、前記上り電力制御情報には、開ループ電力制御情報が含まれ、前記開ループ電力制御情報には、複数の伝送モードに対応する開ループ電力制御パラメータが含まれ、複数の伝送モードは前記目標伝送モードを含み、前記開ループ電力制御情報は、前記端末装置が前記開ループ電力制御パラメータにおける、前記目標伝送モードに対応する目標開ループ電力制御パラメータを確定するために用いられる。
本願の一実施例において、S220は、具体的に、前記ネットワーク装置が無線リソース制御RRCメッセージによって、前記端末装置に前記開ループ電力制御情報を送信することを含む。
本願の一実施例において、前記目標開ループ電力制御パラメータは、上り目標受信電力、経路損失要因及びサウンディング基準信号SRS電力調整値のうちの少なくとも1つを含む。
本願の一実施例において、前記上り電力制御情報には、電力調整命令情報が含まれ、前記電力調整命令情報は、前記端末装置が前記電力調整命令情報及びプリセットされた対応関係に基づいて、前記目標伝送モードに対応する目標閉ループ電力調整値を確定するために用いられ、前記プリセットされた対応関係は電力調整命令情報と閉ループ電力調整値との対応関係である。
本願の一実施例において、S120は、具体的に、前記ネットワーク装置が前記端末装置に下り制御シグナリングDCIを送信することを含み、前記DCIには、前記電力調整命令情報が含まれる。
本願の一実施例において、前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第一送信電力に対する調整値であり、前記第一送信電力は、前記端末装置が前回前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号を送信した際に用いた送信電力であり、又は、
前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第二送信電力に対する調整値であり、前記第二送信電力は、前記端末装置が前回前記目標伝送モードを用いて、前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号を送信した際に用いた送信電力であり、又は、
前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第三送信電力に対する調整値であり、前記第三送信電力は、前記端末装置が最近確定した、前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号の送信電力であり、又は、
前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第四送信電力に対する調整値であり、前記第四送信電力は、前記端末装置が最近確定した、前記目標伝送モードを用いて送信され、且つ前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号の送信電力であり、又は、
前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第五送信電力に対する調整値であり、前記第五送信電力は、前記端末装置が前記目標伝送モードに対応する開ループ電力制御パラメータに基づいて、確定した前記目標上り信号の送信電力である。
本願の一実施例において、図4に示すように、前記方法200はさらにS230を含む。
S230、前記ネットワーク装置は、前記端末装置が前記目標伝送モード及び前記目標送信電力を用いて送信した前記目標上り信号を受信する。
本願の一実施例において、前記目標上り信号は、上り物理共有チャネルPUSCH、上り物理制御チャネルPUCCH、SRS及び復調用基準信号DMRSのうちの1つである。
本願の一実施例において、前記目標上り多元接続モードは、離散フーリエ変換拡散による直交周波数分割多重DFT−S−OFDM、サイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP−OFDM、シングルキャリア周波数分割多元接続SC−FDMA及び直交周波数分割多元接続OFDMAのうちの1つである。
以上、図1〜図4を参照しながら、本願の実施例による上り電力制御方法について詳細に説明し、以下、図5を参照しながら、本願の実施例による端末装置について詳細に説明し、図5に示すように、端末装置10は送受信モジュール11と処理モジュール12を含む。
送受信モジュール11は、ネットワーク装置から送信された上り電力制御情報を受信するために用いられる。
処理モジュール12は、前記上り電力制御情報に基づいて、目標伝送モードに対応する目標電力制御パラメータを確定するために用いられ、前記目標伝送モードは目標上り多元接続モードであり、又は前記目標伝送モードは目標上りビームであり、又は前記目標伝送モードは目標上りプリコーディングモードであり、又は前記目標伝送モードは目標伝送スケジューリングモードである。
前記処理モジュール12は、さらに、前記目標電力制御パラメータに基づいて、前記目標伝送モードを用いて目標上り信号を送信する場合の目標送信電力を確定するために用いられる。
したがって、本願の実施例による端末装置は、受信したネットワーク装置から送信された上り電力制御情報に基づいて、目標伝送モードに対応する目標電力制御パラメータを確定する。これによって、端末装置が異なる伝送モードを用いて上り信号を伝送する場合には、独立な上り電力制御プロセスを用いて、伝送モードに対応する上り送信電力を確定してよく、上り送信電力を柔軟に調整して、異なる伝送モードの要求を満たすことができ、複数の伝送モードをサポートする通信システムに適用する。
本願の一実施例において、前記目標伝送モードは複数の伝送モードのうちの1つの伝送モードである。
本願の一実施例において、前記目標伝送モードは、前記端末装置が前記目標上り信号を送信する複数の候補伝送モードのうちの1つの候補伝送モードであり、又は、前記目標伝送モードは、前記端末装置が前記目標上り信号を送信するために、使用する必要のある伝送モードである。
本願の一実施例において、前記上り電力制御情報には、開ループ電力制御情報が含まれ、前記開ループ電力制御情報には、複数の伝送モードに対応する開ループ電力制御パラメータが含まれ、複数の伝送モードは前記目標伝送モードを含む。
ここで、前記処理モジュール12は、具体的に、前記開ループ電力制御情報に基づいて、前記開ループ電力制御パラメータにおける、前記目標伝送モードに対応する目標開ループ電力制御パラメータを確定するために用いられる。
本願の一実施例において、前記送受信モジュール11は、具体的に、前記ネットワーク装置が無線リソース制御RRCメッセージによって送信した前記開ループ電力制御情報を受信するために用いられる。
本願の一実施例において、前記目標開ループ電力制御パラメータは、上り目標受信電力、経路損失要因及びサウンディング基準信号SRS電力調整値のうちの少なくとも1つを含む。
本願の一実施例において、前記上り電力制御情報には、電力調整命令情報が含まれる。
ここで、処理モジュール12は、具体的に、前記電力調整命令情報及びプリセットされた対応関係に基づいて、前記目標伝送モードに対応する目標閉ループ電力調整値を確定するために用いられ、前記プリセットされた対応関係は電力調整命令情報と閉ループ電力調整値との対応関係である。
本願の一実施例において、前記処理モジュール12は、具体的に、前記目標伝送モードに基づいて、前記プリセットされた対応関係から目標対応関係を確定し、前記電力調整命令情報及び前記目標対応関係に基づいて、前記目標閉ループ電力調整値を確定するために用いられる。
本願の一実施例において、前記送受信モジュール11は、具体的に、前記ネットワーク装置から送信された下り制御シグナリングDCIを受信するために用いられ、前記DCIには、前記電力調整命令情報が含まれる。
本願の一実施例において、前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第一送信電力に対する調整値であり、前記第一送信電力は、前記端末装置が前回前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号を送信した際に用いた送信電力であり、又は、
前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第二送信電力に対する調整値であり、前記第二送信電力は、前記端末装置が前回前記目標伝送モードを用いて、前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号を送信した際に用いた送信電力であり、又は、
前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第三送信電力に対する調整値であり、前記第三送信電力は、前記端末装置が最近確定した、前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号の送信電力であり、又は、
前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第四送信電力に対する調整値であり、前記第四送信電力は、前記端末装置が最近確定した、前記目標伝送モードを用いて送信され、且つ前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号の送信電力であり、又は、
前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第五送信電力に対する調整値であり、前記第五送信電力は、前記端末装置が前記目標伝送モードに対応する開ループ電力制御パラメータに基づいて、確定した前記目標上り信号の送信電力である。
本願の一実施例において、前記送受信モジュール11は、さらに、前記目標伝送モード及び前記目標送信電力を用いて、前記ネットワーク装置に前記目標上り信号を送信するために用いられる。
本願の一実施例において、前記目標上り信号は、上り物理共有チャネルPUSCH、上り物理制御チャネルPUCCH、SRS及び復調用基準信号DMRSのうちの1つである。
本願の一実施例において、前記目標上り多元接続モードは、離散フーリエ変換拡散による直交周波数分割多重DFT−S−OFDM、サイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP−OFDM、シングルキャリア周波数分割多元接続SC−FDMA及び直交周波数分割多元接続OFDMAのうちの1つである。
本願の実施例による端末装置は、本願の実施例の方法100に対応するフローを参照してよく、且つ、該端末装置における各ユニット/モジュール及び上記のその他の操作及び/又は機能はそれぞれ、方法100における対応するフローを実現するためのものであり、簡潔にするために、説明を省略する。
図6は本願の実施例によるネットワーク装置を示し、図6に示すように、ネットワーク装置20は、処理モジュール21と送受信モジュール22とを含む。
処理モジュール21は、上り電力制御情報を確定するために用いられ、前記上り電力制御情報は、前記端末装置が目標伝送モードに対応する目標電力制御パラメータを確定し、且つ前記目標電力制御パラメータに基づいて、前記目標伝送モードを用いて目標上り信号を送信する場合の目標送信電力を確定するために用いられ、前記目標伝送モードは目標上り多元接続モードであり、又は前記目標伝送モードは目標上りビームであり、又は前記目標伝送モードは目標上りプリコーディングモードであり、又は前記目標伝送モードは目標伝送スケジューリングモードである。
送受信モジュール22は、前記端末装置に前記上り電力制御情報を送信するために用いられる。
したがって、本願の実施例によるネットワーク装置は端末装置に上り電力制御情報を送信することにより、端末装置が受信した上り電力制御情報に基づいて、目標伝送モードに対応する目標電力制御パラメータを確定できるようにさせる。これによって、端末装置が異なる伝送モードを用いて上り信号を伝送する場合には、独立な上り電力制御プロセスを用いて、伝送モードに対応する上り送信電力を確定してよく、上り送信電力を柔軟に調整して、異なる伝送モードの要求を満たすことができ、複数の伝送モードをサポートする通信システムに適用する。
本願の一実施例において、前記目標伝送モードは複数の伝送モードのうちの1つの伝送モードである。
本願の一実施例において、前記目標伝送モードは、前記端末装置が前記目標上り信号を送信する複数の候補伝送モードのうちの1つの候補伝送モードであり、又は、前記目標伝送モードは、前記端末装置が前記目標上り信号を送信するために、使用する必要のある伝送モードである。
本願の一実施例において、前記上り電力制御情報には、開ループ電力制御情報が含まれ、前記開ループ電力制御情報には、複数の伝送モードに対応する開ループ電力制御パラメータが含まれ、複数の伝送モードは前記目標伝送モードを含み、前記開ループ電力制御情報は、前記端末装置が前記開ループ電力制御パラメータにおける、前記目標伝送モードに対応する目標開ループ電力制御パラメータを確定するために用いられる。
本願の一実施例において、前記送受信モジュール22は、具体的に、無線リソース制御RRCメッセージによって前記端末装置に前記開ループ電力制御情報を送信するために用いられる。
本願の一実施例において、前記目標開ループ電力制御パラメータは、上り目標受信電力、経路損失要因及びサウンディング基準信号SRS電力調整値のうちの少なくとも1つを含む。
本願の一実施例において、前記上り電力制御情報には、電力調整命令情報が含まれ、前記電力調整命令情報は、前記端末装置が前記電力調整命令情報及びプリセットされた対応関係に基づいて、前記目標伝送モードに対応する目標閉ループ電力調整値を確定するために用いられ、前記プリセットされた対応関係は電力調整命令情報と閉ループ電力調整値との対応関係である。
本願の一実施例において、前記送受信モジュール22は、具体的に、前記端末装置に下り制御シグナリングDCIを送信するために用いられ、前記DCIには、前記電力調整命令情報が含まれる。
本願の一実施例において、前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第一送信電力に対する調整値であり、前記第一送信電力は、前記端末装置が前回前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号を送信した際に用いた送信電力であり、又は、
前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第二送信電力に対する調整値であり、前記第二送信電力は、前記端末装置が前回前記目標伝送モードを用いて、前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号を送信した際に用いた送信電力であり、又は、
前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第三送信電力に対する調整値であり、前記第三送信電力は、前記端末装置が最近確定した、前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号の送信電力であり、又は、
前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第四送信電力に対する調整値であり、前記第四送信電力は、前記端末装置が最近確定した、前記目標伝送モードを用いて送信され、且つ前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号の送信電力であり、又は、
前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第五送信電力に対する調整値であり、前記第五送信電力は、前記端末装置が前記目標伝送モードに対応する開ループ電力制御パラメータに基づいて、確定した前記目標上り信号の送信電力である。
本願の一実施例において、前記送受信モジュール22は、さらに、前記端末装置が前記目標伝送モード及び前記目標送信電力を用いて、送信した前記目標上り信号を受信するために用いられる。
本願の一実施例において、前記目標上り信号は、上り物理共有チャネルPUSCH、上り物理制御チャネルPUCCH、SRS及び復調用基準信号DMRSのうちの1つである。
本願の一実施例において、前記目標上り多元接続モードは、離散フーリエ変換拡散による直交周波数分割多重DFT−S−OFDM、サイクリックプレフィックス直交周波数分割多重CP−OFDM、シングルキャリア周波数分割多元接続SC−FDMA及び直交周波数分割多元接続OFDMAのうちの1つである。
本願の実施例によるネットワーク装置は、本願の実施例の方法200に対応するフローを参照してよく、また、該ネットワーク装置における各ユニット/モジュール及び上記のその他の操作及び/又は機能はそれぞれ、方法200における対応するフローを実現するためのものであり、簡潔にするために、説明を省略する。
図7は本願の他の実施例による端末装置を示す。図7に示すように、端末装置100は、プロセッサ110及び送受信器120を含み、プロセッサ110は送受信器120に接続され、一実施例において、該端末装置100は、さらに、メモリ130を含み、メモリ130はプロセッサ110に接続される。ここで、プロセッサ110、メモリ130及び送受信器120は内部接続回路を介して互いに通信できる。ここで、送受信器120は、ネットワーク装置から送信された上り電力制御情報を受信するために用いられる。前記プロセッサ110は、前記上り電力制御情報に基づいて、目標伝送モードに対応する目標電力制御パラメータを確定するために用いられ、前記目標伝送モードは目標上り多元接続モードであり、又は前記目標伝送モードは目標上りビームであり、又は前記目標伝送モードは目標上りプリコーディングモードであり、又は前記目標伝送モードは目標伝送スケジューリングモードである。前記目標電力制御パラメータに基づいて、前記目標伝送モードを用いて目標上り信号を送信する場合の目標送信電力を確定する。
したがって、本願の実施例による端末装置は、受信したネットワーク装置から送信された上り電力制御情報に基づいて、目標伝送モードに対応する目標電力制御パラメータを確定する。これによって、端末装置が異なる伝送モードを用いて上り信号を伝送する場合には、独立な上り電力制御プロセスを用いて、伝送モードに対応する上り送信電力を確定してよく、上り送信電力を柔軟に調整して、異なる伝送モードの要求を満たすことができ、複数の伝送モードをサポートする通信システムに適用する。
本願の実施例による端末装置100は、本願の実施例に対応する端末装置10を参照してよく、また、該端末装置における各ユニット/モジュール及び上記のその他の操作及び/又は機能はそれぞれ、方法100における対応するフローを実現するためのものであり、簡潔にするために、説明を省略する。
図8は本願の他の実施例によるネットワーク装置の概略ブロック図を示し、図8に示すように、ネットワーク装置200は、プロセッサ210及び送受信器220を含み、プロセッサ210は送受信器220に接続され、前ネットワーク装置200は、さらに、メモリ230を含み、メモリ230はプロセッサ210に接続される。ここで、プロセッサ210、メモリ230及び送受信器220は内部接続回路を介して互いに通信できる。ここで、前記プロセッサ210は、上り電力制御情報を確定するために用いられ、前記上り電力制御情報は、前記端末装置が目標伝送モードに対応する目標電力制御パラメータを確定し、且つ前記目標電力制御パラメータに基づいて、前記目標伝送モードを用いて目標上り信号を送信する場合の目標送信電力を確定するために用いられ、前記目標伝送モードは目標上り多元接続モードであり、又は前記目標伝送モードは目標上りビームであり、又は前記目標伝送モードは目標上りプリコーディングモードであり、又は前記目標伝送モードは目標伝送スケジューリングモードである。前記送受信器220は、前記端末装置に前記上り電力制御情報を送信するために用いられる。
したがって、本願の実施例によるネットワーク装置は端末装置に上り電力制御情報を送信することにより、端末装置が受信した上り電力制御情報に基づいて、目標伝送モードに対応する目標電力制御パラメータを確定できるようにさせる。これによって、端末装置が異なる伝送モードを用いて上り信号を伝送する場合は、独立な上り電力制御プロセスを用いて、伝送モードに対応する上り送信電力を確定してよく、上り送信電力を柔軟に調整して、異なる伝送モードの要求を満たすことができ、複数の伝送モードをサポートする通信システムに適用する。
本願の実施例によるネットワーク装置200は、本願の実施例に対応するネットワーク装置20を参照してよく、また、該ネットワーク装置における各ユニット/モジュール及び上記のその他の操作及び/又は機能はそれぞれ、方法200における対応するフローを実現するためのものであり、簡潔にするために、説明を省略する。
なお、本願の実施例におけるプロセッサは集積回路チップであってよく、信号処理能力を備える。上記のプロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、若しくはその他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート、又は、トランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントであってよい。本願の実施例に開示されている各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現し、又は実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、又は該プロセッサはいずれかの従来のプロセッサ等であってもよい。
本願の実施例におけるメモリは揮発性メモリ若しくは不揮発性メモリであってもよく、又は揮発性及び不揮発性メモリの両者を含んでもよい。ここで、不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(Programmable ROM、PROM)、消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的消去可能なプログラマブル読み取り専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)又はフラッシュメモリであってよい。揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)であってよく、それは外部キャッシュとして用いられる。制限的ではなく、例示的な説明によって、多くの形式のRAMが使用でき、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(Static RAM、SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(Dynamic RAM、DRAM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブルデータレート同期式ダイナミックランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、強化型同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、同期リンクダイナミックランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)及びダイレクトランバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)が挙げられる。なお、本願にて説明されるシステム及び方法のメモリはこれら及びその他の任意の好適なタイプのメモリを含むが、それらに限定されるものではない。
当業者であれば、分かるように、本願に開示されている実施例にて説明される各例のユニットとアルゴリズムステップの組み合わせは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせで実現できる。これらの機能は一体、ハードウェア又はソフトウェアの形態で実行されるかは、技術的解決手段の特定の応用及び設計制限条件に決められている。当業者は各特定の応用に対して、異なる方法を用いて説明された機能を実現してよいが、このような実現は本願の範囲を超えると認められるべきではない。
当業者であれば、明確に理解できるように、説明を便利及び簡潔にするために、以上説明したシステム、装置及びユニットの具体的な作動過程は、前述した方法の実施例における対応する過程を参照してよく、ここで、説明を省略する。
なお、本願にて提供されるいくつかの実施例において、開示されているシステム、装置及び方法は、その他の形態によって実現されてよい。例えば、以上説明された装置の実施例は概略的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの分割は、ロジック機能分割に過ぎず、実際に実現する際に、他の分割モードで行ってもよく、例えば、複数のユニット又は部品は他のシステムに組み合わせられるか、集積されてもよく、又はいくつかの特徴は無視されるか、実行しなくてもよい。一方で、表示又は検討された相互のカップリング、直接カップリング、又は通信接続は、いくつかのインタフェース、装置やユニットによる間接カップリング、又は通信接続であってもよく、電気的、機械的、又はその他の形式であってもよい。
前述した分離部材として説明されるユニットは、物理上で、分離するものであってもよく、又は分離しないものであってもよく、ユニットとして表示される部材は、物理ユニットであってもよく、又は物理ユニットでなくてもよく、即ち、1つの箇所に位置してもよく、又は複数のネットワークユニットに配布してもよい。実際の要求に応じて、一部、又は全てのユニットを選択することで、本実施例の技術的解決手段の目的を実現してもよい。
また、本願の各実施例における各機能ユニットは、1つの処理ユニットに集積されてもよく、各ユニットが単独に物理的存在してもよく、2つ又は2つ以上のユニットが1つのユニットに集積されてもよい。
前記機能はソフトウェア機能ユニットの形式で実現され、且つ独立な製品として、販売又は使用されると、1つのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体内に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、本願の技術的解決手段の本質、又は、従来技術に貢献する部分、又は該技術的解決手段の部分は、ソフトウェア製品の形式で表現してもよく、該コンピュータソフトウェア製品は1つの記憶媒体内に記憶され、一台のコンピュータ装置(パソコン、サーバー、又はネットワーク装置等であってよい)に本願の各実施例に記載の方法の全て、又は一部のステップを実行させるためのいくつかの命令を含む。前記記憶媒体は、Uディスク、モバイルハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、又は光ディスク等、プログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
以上の説明は、本願の具体的な実施形態に過ぎず、本願の範囲は、これに制限されるものではなく、当業者が、本願に開示されている技術的範囲内において、容易に想到し得る全ての変化、又は置換は、いずれも本願の範囲に属する。したがって、本願の範囲は、前記特許請求の範囲を根拠とするべきである。

Claims (16)

  1. 上り電力制御方法であって、
    端末装置はネットワーク装置から送信された上り電力制御情報を受信し、前記上り電力制御情報には、開ループ電力制御情報が含まれ、前記開ループ電力制御情報には、複数のプリコーディングモードに対応する開ループ電力制御パラメータが含まれ、複数のプリコーディングモードは目標上りプリコーディングモードを含むことと、
    前記端末装置は前記上り電力制御情報に基づいて、前記目標上りプリコーディングモードに対応する目標電力制御パラメータを確定することと、
    前記端末装置は前記目標電力制御パラメータに基づいて、前記目標上りプリコーディングモードを用いて目標上り信号を送信する場合の目標送信電力を確定することとを含み、
    前記端末装置が前記上り電力制御情報に基づいて、前記目標上りプリコーディングモードに対応する目標電力制御パラメータを確定することは、
    前記端末装置が前記開ループ電力制御情報に基づいて、前記開ループ電力制御パラメータにおける、前記目標上りプリコーディングモードに対応する目標開ループ電力制御パラメータを確定することを含むことを特徴とする上り電力制御方法。
  2. 前記目標上りプリコーディングモードは、前記端末装置が前記目標上り信号を送信する複数の候補プリコーディングモードのうちの1つの候補プリコーディングモードであり、又は、前記目標上りプリコーディングモードは、前記端末装置が前記目標上り信号を送信するために、使用する必要のあるプリコーディングモードであることを特徴とする請求項に記載の方法。
  3. 前記端末装置がネットワーク装置から送信された上り電力制御情報を受信することは、 前記端末装置が、前記ネットワーク装置が無線リソース制御RRCメッセージによって送信した前記開ループ電力制御情報を受信することを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記目標開ループ電力制御パラメータは、上り目標受信電力、経路損失要因及びサウンディング基準信号SRS電力調整値のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記上り電力制御情報には、電力調整命令情報が含まれ、
    前記端末装置が前記上り電力制御情報に基づいて、目標上りプリコーディングモードに対応する目標電力制御パラメータを確定することは、
    前記端末装置が前記電力調整命令情報及びプリセットされた対応関係に基づいて、前記目標上りプリコーディングモードに対応する目標閉ループ電力調整値を確定することを含み、前記プリセットされた対応関係は電力調整命令情報と閉ループ電力調整値との対応関係であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第一送信電力に対する調整値であり、前記第一送信電力は、前記端末装置が前回前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号を送信した際に用いた送信電力であり、又は、
    前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第二送信電力に対する調整値であり、前記第二送信電力は、前記端末装置が前回前記目標上りプリコーディングモードを用いて、前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号を送信した際に用いた送信電力であり、又は、
    前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第三送信電力に対する調整値であり、前記第三送信電力は、前記端末装置が最近確定した、前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号の送信電力であり、又は、
    前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第四送信電力に対する調整値であり、前記第四送信電力は、前記端末装置が最近確定した、前記目標上りプリコーディングモードを用いて送信され、且つ前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号の送信電力であり、又は、
    前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第五送信電力に対する調整値であり、前記第五送信電力は、前記端末装置が前記目標上りプリコーディングモードに対応する開ループ電力制御パラメータに基づいて、確定した前記目標上り信号の送信電力であることを特徴とする請求項に記載の方法。
  7. 前記方法は、さらに、
    前記端末装置が前記目標上りプリコーディングモード及び前記目標送信電力を用いて、前記ネットワーク装置に前記目標上り信号を送信することを含むことを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記目標上り信号は、上り物理共有チャネルPUSCH、上り物理制御チャネルPUCCH、SRS及び復調用基準信号DMRSのうちの1つであることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  9. 端末装置であって、
    ネットワーク装置から送信された上り電力制御情報を受信するために用いられ、前記上り電力制御情報には、開ループ電力制御情報が含まれ、前記開ループ電力制御情報には、複数のプリコーディングモードに対応する開ループ電力制御パラメータが含まれ、複数のプリコーディングモードは目標上りプリコーディングモードを含む送受信モジュールと、
    前記上り電力制御情報に基づいて、前記目標上りプリコーディングモードに対応する目標電力制御パラメータを確定するために用いられ処理モジュールとを含み、
    前記処理モジュールは、さらに、前記目標電力制御パラメータに基づいて、前記目標上りプリコーディングモードを用いて目標上り信号を送信する場合の目標送信電力を確定するために用いられ
    前記処理モジュールは、前記開ループ電力制御情報に基づいて、前記開ループ電力制御パラメータにおける、前記目標上りプリコーディングモードに対応する目標開ループ電力制御パラメータを確定するために用いられることを特徴とする端末装置。
  10. 前記目標上りプリコーディングモードは、前記端末装置が前記目標上り信号を送信する複数の候補プリコーディングモードのうちの1つの候補プリコーディングモードであり、又は、前記目標上りプリコーディングモードは、前記端末装置が前記目標上り信号を送信するために、使用する必要のあるプリコーディングモードであることを特徴とする請求項に記載の端末装置。
  11. 前記送受信モジュールは、前記ネットワーク装置が無線リソース制御RRCメッセージによって送信した前記開ループ電力制御情報を受信するために用いられることを特徴とする請求項9又は10に記載の端末装置。
  12. 前記目標開ループ電力制御パラメータは、上り目標受信電力、経路損失要因及びサウンディング基準信号SRS電力調整値のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項9〜11のいずれか一項に記載の端末装置。
  13. 前記上り電力制御情報には、電力調整命令情報が含まれ、
    処理モジュールは、前記電力調整命令情報及びプリセットされた対応関係に基づいて、前記目標上りプリコーディングモードに対応する目標閉ループ電力調整値を確定するために用いられ、前記プリセットされた対応関係は電力調整命令情報と閉ループ電力調整値との対応関係であることを特徴とする請求項12のいずれか一項に記載の端末装置。
  14. 前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第一送信電力に対する調整値であり、前記第一送信電力は、前記端末装置が前回前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号を送信した際に用いた送信電力であり、又は、
    前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第二送信電力に対する調整値であり、前記第二送信電力は、前記端末装置が前回前記目標上りプリコーディングモードを用いて、前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号を送信した際に用いた送信電力であり、又は、
    前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第三送信電力に対する調整値であり、前記第三送信電力は、前記端末装置が最近確定した、前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号の送信電力であり、又は、
    前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第四送信電力に対する調整値であり、前記第四送信電力は、前記端末装置が最近確定した、前記目標上りプリコーディングモードを用いて送信され、且つ前記目標上り信号のタイプと同じ上り信号の送信電力であり、又は、
    前記目標閉ループ電力調整値は、前記目標送信電力が第五送信電力に対する調整値であり、前記第五送信電力は、前記端末装置が前記目標上りプリコーディングモードに対応する開ループ電力制御パラメータに基づいて、確定した前記目標上り信号の送信電力であることを特徴とする請求項13に記載の端末装置。
  15. 前記送受信モジュールは、さらに、前記目標上りプリコーディングモード及び前記目標送信電力を用いて、前記ネットワーク装置に前記目標上り信号を送信するために用いられることを特徴とする請求項14のいずれか一項に記載の端末装置。
  16. 前記目標上り信号は、上り物理共有チャネルPUSCH、上り物理制御チャネルPUCCH、SRS及び復調用基準信号DMRSのうちの1つであることを特徴とする請求項15のいずれか一項に記載の端末装置。
JP2019531804A 2016-12-13 2016-12-27 上り電力制御方法及び装置 Active JP6895521B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CNPCT/CN2016/109652 2016-12-13
PCT/CN2016/109652 WO2018107358A1 (zh) 2016-12-13 2016-12-13 控制上行功率的方法和设备
PCT/CN2016/112421 WO2018107520A1 (zh) 2016-12-13 2016-12-27 控制上行功率的方法和设备

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020504940A JP2020504940A (ja) 2020-02-13
JP6895521B2 true JP6895521B2 (ja) 2021-06-30

Family

ID=62557778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019531804A Active JP6895521B2 (ja) 2016-12-13 2016-12-27 上り電力制御方法及び装置

Country Status (18)

Country Link
US (3) US20190297582A1 (ja)
EP (3) EP3554149B1 (ja)
JP (1) JP6895521B2 (ja)
KR (1) KR20190094420A (ja)
CN (3) CN110063075B (ja)
AU (1) AU2016432572B2 (ja)
BR (1) BR112019012105B1 (ja)
CA (1) CA3046831C (ja)
CL (1) CL2019001621A1 (ja)
ES (1) ES2861573T3 (ja)
FI (1) FI3826376T3 (ja)
IL (2) IL267295B (ja)
MX (1) MX2019006892A (ja)
PH (2) PH12019501338A1 (ja)
RU (1) RU2730894C1 (ja)
TW (1) TWI765943B (ja)
WO (2) WO2018107358A1 (ja)
ZA (1) ZA201904585B (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018107358A1 (zh) * 2016-12-13 2018-06-21 广东欧珀移动通信有限公司 控制上行功率的方法和设备
WO2018126441A1 (en) * 2017-01-06 2018-07-12 Qualcomm Incorporated Transmitting sounding reference signals in new radio
CN108282433B (zh) * 2017-01-06 2021-03-23 华为技术有限公司 一种上行信号发送方法、接收方法、终端及基站
WO2019024101A1 (zh) * 2017-08-04 2019-02-07 Oppo广东移动通信有限公司 无线通信方法和终端设备
US11153826B2 (en) * 2017-08-10 2021-10-19 Qualcomm Incorporated Procedure-based uplink power control
US10771214B2 (en) * 2017-09-11 2020-09-08 Apple Inc. System and method for uplink power contrl framework
EP3783973A4 (en) * 2018-04-20 2022-03-16 IUCF-HYU (Industry-University Cooperation Foundation Hanyang University) POSITION MEASUREMENT SYSTEM FOR A MOBILE DEVICE
CN110831135B (zh) 2018-08-10 2022-08-26 华为技术有限公司 一种功率控制的方法和装置
CN110972246B (zh) * 2018-09-28 2023-09-22 维沃移动通信有限公司 功率控制方法、传输功率控制参数确定方法及相关设备
CN110972211B (zh) * 2018-09-28 2023-10-20 华为技术有限公司 一种功率控制的方法和装置
US10757655B1 (en) * 2019-04-18 2020-08-25 At&T Intellectual Property I, L.P. Uplink interference avoidance under closed loop power control conditions
US20220216929A1 (en) * 2019-05-14 2022-07-07 Ntt Docomo, Inc. User terminal and radio communication method
US11039398B2 (en) 2019-05-31 2021-06-15 At&T Intellectual Property I, L.P. Uplink interference avoidance under open loop power control conditions
WO2021076103A1 (en) * 2019-10-15 2021-04-22 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Port role assignments
WO2021088088A1 (zh) * 2019-11-08 2021-05-14 Oppo广东移动通信有限公司 上行功率调整方法及相关设备
CN111511004B (zh) * 2020-04-15 2024-05-14 北京星网锐捷网络技术有限公司 一种功率控制方法、装置及计算机设备、存储介质
WO2022205006A1 (zh) * 2021-03-30 2022-10-06 北京小米移动软件有限公司 一种确定功率参数的方法及其装置
CN114514781B (zh) * 2022-01-14 2024-02-02 北京小米移动软件有限公司 发送功率确定方法及装置

Family Cites Families (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3515131B1 (en) * 2004-06-09 2023-12-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for data transmission in a mobile telecommunication system supporting enhanced uplink service
CN102970739A (zh) * 2006-06-13 2013-03-13 高通股份有限公司 无线通信系统的功率控制
EP2117127A4 (en) * 2007-02-21 2014-07-02 Nec Corp COMMUNICATION TERMINAL, TFC SELECTION PROCEDURE AND PROGRAM
TWI493911B (zh) * 2007-03-07 2015-07-21 Interdigital Tech Corp 控制行動站上鏈功率結合開環/閉環方法
CN101499831B (zh) * 2008-02-02 2012-11-28 鼎桥通信技术有限公司 一种进行辅助信息反馈的方法
CN101567713B (zh) * 2008-04-25 2012-10-03 电信科学技术研究院 时分双工系统中上行传输功率的确定方法、系统及装置
US20100004016A1 (en) * 2008-07-07 2010-01-07 Hujun Yin Power control techniques
WO2010005236A2 (en) * 2008-07-08 2010-01-14 Lg Electronics Inc. Method of controlling uplink power in wireless communication system
US8379581B2 (en) * 2008-12-08 2013-02-19 Sharp Kabushiki Kaisha Systems and methods for uplink power control
US8977312B2 (en) * 2009-02-25 2015-03-10 Lg Electronics Inc. Method and device for controlling transmission power in uplink transmission
CN101860947B (zh) * 2009-04-10 2012-12-26 电信科学技术研究院 一种多载波上行功率控制的方法及设备
CN102014468B (zh) * 2009-09-28 2014-04-02 电信科学技术研究院 一种进行信道信息反馈的功率控制方法及装置
US8688163B2 (en) * 2009-12-30 2014-04-01 Qualcomm Incorporated Interaction between accumulative power control and minimum/maximum transmit power in LTE systems
EP2529489B1 (en) * 2010-01-27 2018-10-17 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Closed loop precoding weight estimation
JP5620569B2 (ja) * 2010-04-01 2014-11-05 パナソニックインテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブアメリカPanasonic Intellectual Property Corporation of America 端末装置、電力制御方法及び集積回路
US9144040B2 (en) * 2010-04-01 2015-09-22 Futurewei Technologies, Inc. System and method for uplink multi-antenna power control in a communications system
CN105827292A (zh) * 2010-04-09 2016-08-03 交互数字专利控股公司 为使用多个天线的ul传输配置传输参数的方法及wtru
WO2011145890A2 (ko) * 2010-05-20 2011-11-24 엘지전자 주식회사 상향링크 전력제어 방법 및 사용자기기
US8582518B2 (en) * 2010-11-09 2013-11-12 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Power control for ACK/NACK formats with carrier aggregation
WO2012148643A1 (en) 2011-04-18 2012-11-01 Dow Global Technologies Llc Apparatus and process for nitration selectivity flexibility enabled by azeotropic distillation
JP5927801B2 (ja) * 2011-08-02 2016-06-01 シャープ株式会社 基地局、端末および通信方法
US8934403B2 (en) 2011-08-09 2015-01-13 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Method and arrangement for uplink power control
EP2763471B1 (en) * 2011-09-30 2018-07-04 Sharp Kabushiki Kaisha Terminal and communication method
EP2761927A4 (en) * 2011-09-30 2015-08-12 Intel Corp METHODS OF SIMULTANEOUSLY TRANSPORTING INTERNET TRAFFIC ON MULTIPLE WIRELESS NETWORKS
CN111615199B (zh) * 2011-10-28 2023-10-24 华为技术有限公司 上行功率控制的方法、用户设备和接入点
WO2013129809A1 (ko) * 2012-02-27 2013-09-06 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 상향링크 송신 전력을 제어하는 방법 및 이를 위한 장치
CN103313368B (zh) * 2012-03-16 2018-12-04 中兴通讯股份有限公司 物理上行控制信道的功率控制方法及用户设备
CN103312484B (zh) * 2012-03-16 2017-12-29 中兴通讯股份有限公司 探测参考信号发射功率的控制方法、用户设备和基站
TWI436411B (zh) * 2012-04-27 2014-05-01 Liu Hung Ta 觸控裝置
US9544855B2 (en) * 2013-04-23 2017-01-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for controlling power of uplink in a beam forming system
CN112218360A (zh) * 2013-05-28 2021-01-12 索尼公司 用于在无线通信系统中进行无线通信的方法、装置和系统
US10004043B2 (en) * 2013-06-18 2018-06-19 Lg Electronics Inc. Method for controlling electric power in wireless communication system supporting change in purpose of wireless resource and apparatus therefor
US10085265B2 (en) 2014-01-30 2018-09-25 Qualcomm Incorporated Uplink transmit power allocation and power headroom reporting by a user equipment in a multi-connectivity environment
WO2015170934A1 (ko) * 2014-05-09 2015-11-12 주식회사 아이티엘 무선통신 시스템에서 전송 파워 제어 방법 및 장치
AU2015324650B2 (en) * 2014-09-29 2019-04-11 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Deriving PCMAX in dual connectivity
WO2016161634A1 (en) * 2015-04-10 2016-10-13 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Methods of enabling measurements for handling of a device-to-device d2d side link in a cellular system
CN117336839A (zh) * 2015-09-10 2024-01-02 交互数字专利控股公司 多用户功率控制方法及过程
CN105307254B (zh) * 2015-09-21 2018-11-02 中国人民解放军国防科学技术大学 一种用户设备发射功率控制系统及其控制方法
WO2017165668A1 (en) 2016-03-25 2017-09-28 Intel Corporation Uplink power control for 5g systems
EP3439378B1 (en) * 2016-05-10 2021-04-28 LG Electronics Inc. Method for transmitting or receiving signal in wireless communication system and apparatus therefor
US10630410B2 (en) * 2016-05-13 2020-04-21 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Network architecture, methods, and devices for a wireless communications network
US10367677B2 (en) * 2016-05-13 2019-07-30 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Network architecture, methods, and devices for a wireless communications network
WO2018029647A1 (en) * 2016-08-12 2018-02-15 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Configurable codebook for advanced csi feedback overhead reduction
US10602461B2 (en) * 2016-09-22 2020-03-24 Lg Electronics Inc. Method for power control for supporting reduced TTI in wireless communication system, and device therefor
CN109691187B (zh) * 2016-11-03 2020-12-18 Oppo广东移动通信有限公司 通信方法、终端设备和网络设备
WO2018107358A1 (zh) * 2016-12-13 2018-06-21 广东欧珀移动通信有限公司 控制上行功率的方法和设备
EP3567781B1 (en) * 2017-01-05 2022-08-17 LG Electronics Inc. Method for transmitting physical uplink control channel in wireless communication system, and device therefor
US10264534B1 (en) * 2017-09-07 2019-04-16 Sprint Spectrum L.P. Power control for high power class wireless devices

Also Published As

Publication number Publication date
EP3826376B1 (en) 2023-06-28
US20190297583A1 (en) 2019-09-26
ZA201904585B (en) 2020-12-23
AU2016432572B2 (en) 2022-02-03
EP3554149B1 (en) 2020-11-25
PH12019501336A1 (en) 2020-02-24
US20200383063A1 (en) 2020-12-03
EP3554149A1 (en) 2019-10-16
PH12019501338A1 (en) 2020-03-02
BR112019012105A2 (pt) 2019-10-29
CN110063075B (zh) 2020-12-11
KR20190094420A (ko) 2019-08-13
CA3046831C (en) 2021-07-13
FI3826376T3 (fi) 2023-07-25
EP3554149A4 (en) 2019-11-27
IL267295B (en) 2022-08-01
IL267296B (en) 2022-08-01
IL267296A (en) 2019-11-28
US11363535B2 (en) 2022-06-14
TWI765943B (zh) 2022-06-01
IL267295A (en) 2019-11-28
BR112019012105B1 (pt) 2023-11-21
RU2730894C1 (ru) 2020-08-26
MX2019006892A (es) 2019-11-05
EP3550894A4 (en) 2019-11-20
CN112601275A (zh) 2021-04-02
EP3550894A1 (en) 2019-10-09
US20190297582A1 (en) 2019-09-26
EP3550894B1 (en) 2021-02-17
ES2861573T3 (es) 2021-10-06
TW201822563A (zh) 2018-06-16
CN110073699B (zh) 2021-01-12
JP2020504940A (ja) 2020-02-13
CN112601275B (zh) 2022-11-22
CN110073699A (zh) 2019-07-30
CL2019001621A1 (es) 2019-09-13
EP3826376A1 (en) 2021-05-26
CA3046831A1 (en) 2018-06-21
WO2018107358A1 (zh) 2018-06-21
AU2016432572A1 (en) 2019-07-25
CN110063075A (zh) 2019-07-26
US10785729B2 (en) 2020-09-22
WO2018107520A1 (zh) 2018-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6895521B2 (ja) 上り電力制御方法及び装置
KR102331610B1 (ko) 무선 통신 방법 및 디바이스
KR102588187B1 (ko) 사운딩 참조 신호 전송 방법, 네트워크 디바이스 및 단말기 디바이스
JP2022160706A (ja) Srs信号の送信方法と端末装置及びsrs信号の受信方法とネットワーク装置
JP7186217B2 (ja) 無線通信方法、ネットワークデバイス及び端末デバイス
JP7186218B2 (ja) 無線通信方法、ネットワーク装置及び端末装置
KR20200053511A (ko) 무선 통신 방법 및 디바이스
KR102472587B1 (ko) 무선 통신 방법, 네트워크 디바이스 및 단말기 디바이스
EP3537812B1 (en) Information transmission method and device
US20200187285A1 (en) Combining frequency bands for wireless communications

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190620

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6895521

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150