JP6895050B2 - 表皮の固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、乗物内装品などの外形をなす基材と、基材の外面を被覆する面状の表皮とを有し、表皮の端部が、基材の外面の縁端部から裏面に回り込んだ状態とされて留具で裏面に固定されている表皮の固定構造に関する。
乗物用シートなどの乗物内装品は、乗物内装品の外形をなす基材と、基材の外面を被覆している面状の表皮とを有している。そして表皮を基材に被覆する際に、基材の外面に表皮をあてがいつつ、表皮の端部側を、基材の外面の縁端部で基材の裏面に向けて折り返し、さらに留具を介して裏面に固定しておく。こうして基材の外面を覆う表皮の端部が、基材の外面の縁端部から裏面に回り込んだ状態とされて留具で裏面に固定される。
例えば特許文献1に開示の乗物用シートでは、基材としてのシートクッションと、基材の外面に相当するシートクッションの側面と、この側面を被覆している表皮とを有している。そしてシートクッションの側面下部の縁端部には、略半円形状をなすように切り欠かれたコーナー領域が設けられている。またコーナー領域を覆う表皮部分の端部は、複数の三角状の切れ込みによって複数の分割片部に分けられている。これら複数の分割片部は、それぞれ同形同寸の略台形状をなしており、隣り合う分割片部同士がこれらの末端に向かうにつれて次第に離間している。そこでシートクッションの側面を表皮にて覆うとともに、表皮の端部を、コーナー領域をなす縁端部で裏面側に折り返す。そしてコーナー領域に沿うように表皮を配置するに際して、コーナー領域に対する表皮の余長(周長差)を、隣り合う分割片部同士を互いに近づけてこれらの間を詰めることで吸収する。そして各分割片部をそれぞれ留具で裏面に固定することにより、表皮の端部側を、コーナー領域の湾曲形状に沿ってきれいに配置しておくことができる。
特開2000−342396号公報
ここで公知技術では、基材のコーナー領域とそれを覆う表皮の端部の周長差を、隣り合う分割片部同士の間を詰めることで吸収している。しかし公知技術の構成では、隣り合う分割片部同士の末端側は十分に離間しているため余長を吸収できるが、隣り合う分割片部同士の根元側は近接しているため余長を十分に吸収できない状態となっていた。このためコーナー領域を表皮の端部で覆う際に、分割片部の根元側で生じた余長によって分割片部の間の表皮部分(相対的に柔らかい部分)が過度に撓んで盛り上がり、表皮の意匠性の悪化につながるおそれがあった。もっとも分割片部を小さくして形成数を増やすことにより、特定の表皮部分に余長が集中することを回避することもできる。しかしそうすると使用すべき留具の数が増えて乗物内装品などの製造コストが増加し、さらに表皮の端部の固定作業が極端に面倒となる。本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、比較的簡便な構成によって、基材のコーナー領域に配置されている表皮の端部を、基材の裏面に意匠性良く固定しておくことにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明の表皮の固定構造は、基材と、基材の外面の少なくとも一部を被覆する面状の表皮とを有し、表皮の端部が、基材の外面の縁端部で基材の裏面に折り返された状態とされて基材の裏面に留具で固定されている。そして本発明では、縁端部の少なくとも一部は、基材の外面の面方向において湾曲しているコーナー領域であり、コーナー領域を通って裏面に回り込んでいる表皮の端部は、コーナー領域に沿って適宜の間隔で配置された切れ込みによって多角形状又は半円形状の複数の分割片部に分けられている。この種の構成では、比較的簡便な構成によって、基材のコーナー領域に配置されている表皮の端部を、基材の裏面に意匠性良く固定できることが望ましい。
そこで本発明では、複数の分割片部が、各々、分割片部をその面方向と直交する厚み方向に貫通する貫通部が設けられているとともに、基材の裏面に留具で固定されている。本発明では、複数の分割片部が、各々、留具とは無関係に設けられている貫通部にてコーナー領域の延びる方向に縮みやすくされている。そして表皮の余長が各分割片部の縮みで吸収されるため、各分割片部の形成数を極端に増やすことなく、隣り合う分割片部の間に配置する表皮部分に表皮の余長が集中することを極力回避することができる。
また発明の表皮の固定構造は、線状の貫通部がコーナー領域に沿って分割片部の面方向に延びている。本発明では、各分割片部を、線状の貫通部によって適切な方向に縮みやすくすることができる。
発明の表皮の固定構造は、第発明の表皮の固定構造において、貫通部が、分割片部に設けられた切目である。本発明では、切目にて貫通部を形成することにより、各分割片部の強度が過度に低下することを極力回避することができる。
発明の表皮の固定構造は、第発明又は第発明表皮の固定構造において、貫通部が、分割片部の末端よりも根元に近い位置に設けられている。本発明では、隣り合う分割片部の間に配置する表皮部分に貫通部を近接させて、各分割片部を適切な部分で縮ませることにより、上記表皮部分に表皮の余長が集中することをより確実に回避することができる。
発明の表皮の固定構造は、第1発明〜第発明のいずれかの表皮の固定構造において、複数の分割片部の少なくとも一つが、分割片部をその面方向と直交する厚み方向に貫通する他の貫通部を有し、線状の他の貫通部が、分割片部の面方向においてコーナー領域に沿って延びている線状の貫通部に対して交差する向きに延びている。本発明では、線状の貫通部と線状の他の貫通部によって、各分割片部をよりスムーズに縮みやすくすることができる。
発明の表皮の固定構造は、第発明の表皮の固定構造において、貫通部と他の貫通部がつながっている。本発明では、貫通部と他の貫通部をつなげたことによって、各分割片部を更にスムーズに縮みやすくすることができる。
発明の表皮の固定構造は、第発明〜第発明のいずれかの表皮の固定構造において、コーナー領域の延びる方向に直交する向きに延びて貫通部を等分している仮想直線を想定した場合、仮想直線の一側に配置する分割片部部分と、一側とは反対の仮想直線の他側に配置する分割片部部分とが均等に縮みやすくされている。本発明では、線状の貫通部によって、分割片部をバランスよく縮みやすくすることができる。
本発明に係る第1発明によれば、比較的簡便な構成によって、基材のコーナー領域に配置されている表皮の端部を、基材の裏面に意匠性良く固定しておくことができる。また第発明によれば、表皮の端部を、基材の裏面により意匠性良く固定しておくことができる。また第発明によれば、より強固で且つ簡便な構成によって、表皮の端部を、基材の裏面により意匠性良く固定しておくことができる。また第発明によれば、表皮の端部を、基材の裏面に更に意匠性良く固定しておくことができる。また第発明によれば、表皮の端部を、基材の裏面により確実に意匠性良く固定しておくことができる。また第発明によれば、表皮の端部を、基材の裏面に更に確実に意匠性良く固定しておくことができる。そして第発明によれば、よりバランスの取れた簡便な構成によって、表皮の端部を、基材の裏面により意匠性良く固定しておくことができる。
乗物用シートの正面図である。 アームレストの概略側面図である。 図2のIII−III線断面に相当するアームレストの横断面図である。 アームレストの拡大横断面図である。 基材の裏面に固定された表皮の端部の概略正面図である。 基材の裏面に配置された表皮の端部の概略拡大正面図である。 固定直前の状態を示す表皮の端部の概略拡大正面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜図7を参照して説明する。各図には、便宜上、乗物用シートの前後方向と左右方向と上下方向を示す矢線を適宜図示することがある。なお図5では、便宜上、一部の分割片部のみ図示し、図6及び図7では、便宜上、貫通部と他の貫通部を若干拡開した状態で適宜図示している。
図1の乗物用シート2は、複数人の着座が可能なシートであり、幅広とされたシートクッション4と、第一シート部位2Aと、第二シート部位2Bと、後述のアームレスト7を有している。第一シート部位2Aは、シート右側を構成している部分であり、右側のシートバック6aと、右側のヘッドレスト8aを有する。また第二シート部位2Bは、シート左側を構成している部分であり、左側のシートバック6bと、左側のヘッドレスト8bを有する。これら第一シート部位2Aと第二シート部位2Bは、シート幅方向に適宜の間隔で離間して配置されており、これらの間に後述するアームレスト7が配置されている。そしてシートクッション4の後部に、起立姿勢とされた各シートバック6a,6bの下部が連結されている。また各ヘッドレスト8a,8bが、対応する起立状態のシートバック6a,6bの上部に配設されている。
[アームレスト]
アームレスト7は、着座状態の乗員の肘部などを支持可能な直方体状の部材であり、第一シート部位2Aと第二シート部位2Bの間に配置されている。このアームレスト7の下部は、シート幅方向に延びる回転軸7Aを介して左右のシートバック6a,6b側に連結されており、図2を参照して、起立姿勢と前倒し姿勢との間で変位可能とされている。起立姿勢のアームレスト7は、図1に示すようにシートクッション4から起立して左右のシートバック6a,6bの間に配置された状態となり、左右のシートバック6a,6bと同様に背凭れとして使用可能である。また前倒し姿勢のアームレスト7は、図2の実線で示すように回転軸7Aを中心に回転して前方且つ下方に前倒れした状態となり、乗員肘部などを支持する肘掛として使用可能である。
またアームレスト7は、図1〜図4を参照して、外形形状を構成している基材10と、この基材10の外面一部を被覆する表皮20,22とを有している(各部材の詳細は後述)。そして基材10の外面を表皮20,22で被覆しつつ、各表皮20(22)の端部20E(22E)を、後述するように基材10の外面の縁端部(後述する前縁端部14c等)から裏面側に折り返して固定しておく。このとき図2に示すように基材10の前縁端部14cが、後方に向かうにつれて次第に上方に湾曲するコーナー領域CA(詳細後述)とされている。このため本実施例では、コーナー領域CAに配置される表皮20の端部20Eを、図5に示すように複数の分割片部32a〜32g(詳細後述)に分けておく。そして基材10に表皮20を被覆するに際して、コーナー領域CAにおける表皮20の余長を吸収すべく、隣り合う各分割片部同士の間を詰めておく。この種の構成では、シートの意匠性を維持する観点等から、コーナー領域CAに表皮20を配置する際に、特定の表皮部分に余長が集中することは極力回避すべきである。そこで本実施例では、後述する比較的簡便な構成によって、基材10のコーナー領域CAに配置されている表皮20の端部20E等を、基材10の裏面に意匠性良く固定しておくこととした。以下、各構成について詳述する。
[基材]
基材10は、適度な剛性を備えた直方体状の部材(典型的に硬質樹脂製)であり、図3を参照して、本体部12と、左右一対のシールド部(左側シールド部14,右側シールド部16)を有している。本体部12は、中空な直方体状の部材で構成されており、本体部12の左側(右側)には、後述するカバー部15(17)を取付けるための取付け板部12a(12b)が配置されている。そして本体部12は、前倒し姿勢のアームレスト7を基準として回転軸7Aから前方に向けて延長しており、この本体部12の上を向いている面が専ら肘掛として使用される。また図4を参照して、本体部12の左方には、後述する左側シールド部14が配置されており、この左側シールド部14の外面14OSにて基材10の左側の外面が構成されている。また図3を参照して、本体部12の右方にも、右側シールド部16が配置されており、この右側シールド部16の外面(符号省略)にて基材10の右側の外面が構成されている。
そして本実施例では、基材10の外面一部をなす各シールド部14(16)の外面が、対応する後述の表皮20(22)にて被覆されている。ここで左右一対のシールド部14,16は、略同一の基本構成を有して左右対称に配置されているため、以下に、専ら左側シールド部14を一例にその詳細を説明する。この左側シールド部14は、図2を参照して、前倒し姿勢のアームレスト7を基準として、前後方向に長尺な略矩形状の板材で構成されている。そして左側シールド部14は、複数の縁端部(上縁端部14a,下縁端部14b,前縁端部14c,後縁端部14d)と、後述するカバー部15を有している。上縁端部14aは、左側シールド部14の上端をなす部分であり、前後方向に直線状に延びている。また下縁端部14bは、左側シールド部14の下端をなす部分であり、前後方向に直線状に延びている。また前縁端部14cは、左側シールド部14の前端をなす部分であり、後方に向かうにつれて次第に上方に向けて湾曲するコーナー領域CAを構成している。また後縁端部14dは、左側シールド部14の後端をなす部分であり、上下方向に直線状に延びている。そして本実施例では、上縁端部14aと前縁端部14cが、本発明の基材の縁端部に相当し、後述する左側表皮20の端部20E側が折り返される箇所となる。
また左側シールド部14は、図4に示す横断面視において、本体部12との間に若干の隙をあけて配置されており、左側シールド部14の端縁側がクランク状に屈曲して左方に張出している。そして左側シールド部14の裏面14ISは、本体部12側を向いているとともに、左側シールド部14の外面14OSにはパッド材7Pが配設されている。このパッド材7Pは、例えばポリウレタンフォーム(密度:10kg/m3〜60kg/m3)等の発泡樹脂で形成できる。またカバー部15は、左側シールド部14と本体部12に跨って取付けられる板状の部位である。そしてカバー部15は、図2を参照して、左側シールド部14の前縁端から上縁端部14aにかけての部分に取付けられており、このカバー部15によって、左側シールド部14と本体部12の間の隙が隠蔽されている。本実施例においては、左側シールド部14の前縁端部14cと上縁端部14aにカバー部15を取付けることで、これら縁端部14a,14c上の左側表皮部分を、左側シールド部14とカバー部15で挟み付けておくことができる。
なお右側シールド部16は、図3に示すように左側シールド部14と左右対称に配置されているほかは、左側シールド部14と略同一の基本構成を有している。すなわち右側シールド部16は、左側シールド部14と同様に、複数の縁端部とカバー部17を備えている。そして右側シールド部16においても、上縁端部(図示省略)と前縁端部16cが、後述する右側表皮22の端部22E側が折り返される箇所となり、さらに前縁端部16cがコーナー領域CAを構成している。
[表皮]
表皮(左側表皮20,右側表皮22)は、図3を参照して、基材10の外面を被覆する面材であり、布帛(織物,編物,不織布)や皮革(天然皮革,合成皮革)で形成できる。そして右側表皮22は、右側シールド部16の外面を被覆する表皮であり、左側表皮20は、図4に示すように左側シールド部14の外面14OSを被覆する表皮である。なお本実施例では、左側表皮20と右側表皮22が、図1に示す起立姿勢のアームレスト7の正面側で縫合されて一体化されているが、両表皮21,22を一枚物の面材で構成することもできる。そして左側表皮20と右側表皮22は、左右対称に配置されているほかは略同一の基本構成を有しているため、以下に、左側表皮20を一例にその詳細を説明する。
この左側表皮20は、図2〜図7を参照して、左側シールド部14の裏面14IS面に固定される端部20Eと、後述する各種構成(複数の切れ込み30,複数の分割片部32a〜32g,貫通部40,他の貫通部42)を有している。そして図2を参照して、左側表皮20の左側シールド部14を覆う部分は、左側シールド部14の外面14OSと同様の略矩形状を有しており、この外面14OSよりも若干大きな外形寸法を有している。このため左側表皮20は、図4に示すように左側シールド部14の外面14OSをパッド材7Pとともに覆うことができる。さらにこの被覆状態において、左側表皮20の端部20Eを、図2に示す左側シールド部14の前縁端部14cと上縁端部14aから、図4に示す左側シールド部14の裏面14IS側に回り込ませることができる。
[分割片部]
左側表皮20の端部20Eの少なくとも一部には、図5を参照して、複数の切れ込み30と、複数の分割片部32a〜32gが設けられている(図5では、便宜上、各切れ込みに共通の符号30を付す)。すなわち本実施例では、コーナー領域CAをなす前縁端部14cに配置されている左側表皮20の端部20Eが、複数の切れ込み30によって複数の分割片部32a〜32gに分けられている。複数の切れ込み30は、それぞれ左側表皮20の端部20Eを三角形状に切欠くことで形成された部分であり、端部20Eの末端側に底辺が配置されるように設けられている。そして複数の切れ込み30が、前縁端部14cの延びる方向に沿って左側表皮20の端部20Eに等間隔に設けられることで、左側表皮20の端部20Eが複数の分割片部32a〜32gに分けられている。これら複数の分割片部32a〜32gは、それぞれ略同形同寸の小片部位であり、前縁端部14cの延びる方向に沿って等間隔で配置されている。例えば図6を参照して、左側表皮20の端部20E下側に配置されている分割片部32bは、末端32E側が幅狭の上底となる略台形状をなしており、末端32Eとは反対の根元32B側に向かうにつれて次第に幅寸法が大きくされている(根元側の分割片部の長さ寸法LX)。そして後述する左側表皮20の被覆作業時においては、図7を参照して、隣り合う分割片部同士を互いに近づく向きに(図7の太い黒矢印D1の方向に)移動させてこれらの間を詰めて配置させることとなる。
[貫通部]
そして各分割片部32a〜32gには、それぞれ貫通部40と他の貫通部42が形成されている。ここで貫通部40と他の貫通部42は、各分割片部32a〜32gにおいて略同一の基本構成で形成されているため、以下に、図6に示す分割片部32bを一例に、貫通部40と他の貫通部42の詳細を説明する。すなわち分割片部32bの貫通部40は、左側表皮20が基材10に被覆されている状態を基準として、コーナー領域CAをなす前縁端部14cに沿って延びている直線状の切目である。ここで前縁端部14cに沿って貫通部40が延びているとは、前縁端部14cと平行に貫通部40が延びている場合のほか、前縁端部14cの延びている方向と概ね同じ方向に貫通部40が延びていることを意味する。例えば本実施例では、前縁端部14cが、上方に向かうにつれて次第に後方に湾曲しながら延びている。このような場合において、貫通部40が、上方に向かうにつれて次第に後方に直線的又は湾曲的又は屈曲的に延びている場合には、前縁端部14cの延びている方向と概ね同じ方向に貫通部40が延びている場合に該当する。この貫通部40は、刃などの物理的手段で分割片部32bを部分的に裁ち切ることで形成でき、切欠きのように分割片部32bの一部を除去する必要はない。そして切目にて貫通部40を形成することにより、分割片部32bの表面積が好適に維持されるため、分割片部32bの強度が過度に低下することを極力回避することができる。そして貫通部40は、分割片部32bの末端32E側ではなく根元32B側に配置されており、後述の隣り合う分割片部32bの間の表皮部分21に近接して配置されている。そして分割片部32bは、貫通部40が設けられていることで、コーナー領域CAの延びる方向に(図7の太い白矢印D2の方向に)縮みやすくされている。なお貫通部40は、分割片部32bを適切に縮ませる根元32B側の部分に配置でき、例えば末端32Eから根元32Bに向かう方向に分割片部32bを三等分以上に分けた(好ましくは六等分以上に分けた)場合、最も根元32Bに近い部分の範囲内に配置できる。そしてこの貫通部40は、後述する留具50とは無関係に設けられており、例えば留具50を取付ける箇所とは異なる位置に設けられ、または留具50の取付けに先立って設けられる。
さらに本実施例では、分割片部32bを上下に概ね等分した場合に、この分割片部32bを、その上方と下方でほぼ均等に縮みやすくすることができる。すなわち図6を参照して、分割片部32bに、コーナー領域CAの延びる方向に直交する向きに延びて貫通部40を等分している仮想直線ILを想定する。このとき分割片部32bでは、仮想直線ILを境に上側に延びる貫通孔部分の寸法L1と、仮想直線ILを境に下側に延びる貫通孔部分の寸法L2とが略同一に設定される。そこで分割片部32bを、仮想直線ILを対称軸とした線対称の台形状とすることで、仮想直線ILの上側に配置する上側片部位31aと、仮想直線ILの下側に配置する下側片部位31bとを概ね均等に縮みやすくすることができる。そして上側片部位31aが、本発明の仮想直線の一側に配置する分割片部部分に相当し、下側片部位31bが、一側とは反対の仮想直線の他側に配置する分割片部部分に相当する。なお線対称形状の分割片部32bには、完全な線対称となっている場合のほか、設計上許容される誤差の範囲で上側片部位31aと下側片部位31bの形状に違いが生じている場合も含まれる。
[他の貫通部]
また他の貫通部42は、図6を参照して、貫通部40に対して交差する向きに延びている線状の切目であり、分割片部32bを部分的に裁ち切ることで形成できる。本実施例の他の貫通部42は、仮想直線ILと重複する位置に設けられており、貫通部40に直交する向きに延びている。そして他の貫通部42は、その根元32B側の先端で貫通部40につながるとともに、分割片部32bの末端32E側に向けて延びている。このため分割片部32bでは、他の貫通部42によって、貫通部40から末端32E側にかけての部分において、上側片部位31aと下側片部位31bとが分断されている。このため分断されている上側片部位31aと下側片部位31bは、互いに近づく向きに(図7の太い白矢印D3の方向に)移動可能な状態とされて、他の貫通部42を挟んで上下に配置される。
[基材に対する表皮の被覆作業(表皮の端部の固定作業)]
図3を参照して、左側表皮20と右側表皮22によって、それぞれ対応するシールド部14,16の外面を被覆する。ここで左側表皮20と右側表皮22の被覆手法は略同一のため、左側表皮20を一例にその被覆手法を説明する。すなわち図2及び図4を参照して、左側シールド部14の外面に左側表皮20をあてがいつつ、左側表皮20の端部20E側を、左側シールド部14の前縁端部14cから上縁端部14aにかけての部分で裏面側に内折りする。そして図4に示すように、左側表皮20の端部20Eを留具50によって左側シールド部14の裏面14ISに固定する。
そして上述の作業においては、コーナー領域CAとしての前縁端部14cに沿って左側表皮20の端部20E側を配置する必要上、コーナー領域CAに対する左側表皮20の余長を端部20E側で吸収する必要がある。このため本実施例では、図5に示すように、コーナー領域CAに配置されている左側表皮20の端部20Eが、複数の切れ込み30によって複数の分割片部32a〜32gに分けられている。そして図7を参照して、左側表皮20の余長を端部20E側で吸収するために、隣り合う分割片部同士を互いに近づく向きに(図7の太い黒矢印D1の方向に)移動させてこれらの間を詰めて配置させる。この種の構成においては、各分割片部32a〜32gの根元32B側で生じた余長によって、隣り合う分割片部32bの間の表皮部分21が過度に盛り上がるおそれがある。すなわち各分割片部32a〜32gが硬く縮みにくい場合、相対的に柔らかい上述の表皮部分21に余長が集中してしまう。
そこで本実施例では、図5に示す複数の分割片部32a〜32gが、各々、貫通部40が設けられることでコーナー領域CAの延びる方向に縮みやすくされた状態とされて、基材10の裏面に留具50で固定されている。例えば図6及び図7に示す分割片部32bは、根元32B側に設けられた線状の貫通部40によって、コーナー領域CAの延びる方向に(図7の太い白矢印D2の方向に)縮みやすくされている。このため図7を参照して、分割片部32bの根元32B側で生じた左側表皮20の余長を、分割片部32bの縮みによって吸収することができる(収縮後における根元側の分割片部の長さ寸法LY(LY<LX))。このとき分割片部32bを、図6に示す仮想直線ILを対称軸とした線対称の台形状としたことで、上側片部位31aと下側片部位31bとを概ね均等にバランスよく縮ませることができる。さらに本実施例では、図5に示す複数の分割片部32a〜32gが、他の貫通部42が設けられることでよりスムーズに縮みやすくされている。すなわち図6を参照して、例えば分割片部32bでは、他の貫通部42によって、上側片部位31aと下側片部位31bとが分割されている。このため分割片部32bが縮む際に、分割されている上側片部位31aと下側片部位31bを、図7に示すように互いに近づく向きに(図7の太い白矢印D3の方向に)移動させることで、分割片部32bがスムーズに縮むこととなる。このとき貫通部40と他の貫通部42をつなげたことで、上側片部位31aと下側片部位31bがこれらの厚み方向に重なりながら互いに近づく向きに更にスムーズに移動できる。
こうして各分割片部32a〜32gの根元32B側で生じた余長を、各分割片部32a〜32gの縮みで吸収することにより、特定の表皮部分21に過度の余長が集中することを極力回避することができる。そして各分割片部32a〜32gを、図5に示すようにそれぞれ留具50で左側シールド部14の裏面14ISに固定することにより、コーナー領域CAの湾曲に追従させてきれいに左側表皮20を配置しておくことができる。このとき本実施例では、分割片部の形成数を過度に増やす必要がないため、留具50による固定時の作業性が過度に悪化することを好適に回避できる。また同様の手法で、右側表皮22を、右側シールド部16の裏面に固定することにより、コーナー領域CAの湾曲に追従させてきれいに右側表皮22を配置しておくことができる。なお本実施例では、留具50の一部が分割片部32a〜32gを挿通することで分割片部32a〜32gに貫通部分が生じることがあるが、当該貫通部分は、本発明の貫通部又は他の貫通部には該当しない。
以上説明したとおり本実施例では、複数の分割片部32a〜32gが、それぞれ貫通部40にてコーナー領域CAの延びる方向に縮みやすくされている。そして各表皮20,22の余長が各分割片部32a〜32gの縮みで吸収されるため、各分割片部32a〜32gの形成数を極端に増やすことなく、隣り合う分割片部の間に配置する表皮部分21に各表皮20,22の余長が集中することを極力回避することができる。そして本実施例では、各分割片部32a〜32gを、コーナー領域CAに沿って延びている線状の貫通部40によって適切な方向に縮みやすくすることができる。このとき切目にて貫通部40を形成することにより、各分割片部32a〜32gの強度が過度に低下することを極力回避することができる。さらに隣り合う分割片部の間に配置する表皮部分21に貫通部40を近接させて、各分割片部32a〜32gを適切な部分で縮ませることにより、特定の表皮部分21に各表皮20,22の余長が集中することをより確実に回避することができる。
また本実施例では、線状の貫通部40と線状の他の貫通部42によって、各分割片部32a〜32gをよりスムーズに縮みやすくすることができる。このとき貫通部40と他の貫通部42をつなげたことによって、各分割片部32a〜32gを更にスムーズに縮みやすくすることができる。さらに本実施例では、コーナー領域CAの延びる方向に直交する向きに延びて貫通部40を等分している仮想直線ILを想定した場合、仮想直線ILの一側に配置する分割片部部分(上側片部位31a)と、一側とは反対の仮想直線ILの他側に配置する分割片部部分(下側片部位31b)とを均等に縮みやすくしている。こうすることで線状の貫通部40によって、各分割片部32a〜32gをバランスよく縮みやすくすることができる。このため本実施例によれば、比較的簡便な構成によって、基材10のコーナー領域CAに配置されている各表皮20,22の端部20E,22Eを、基材10の裏面14IS等に意匠性良く固定しておくことができる。
本実施形態の乗物用シートは、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。本実施形態では、各分割片部32a〜32gの構成(形状,寸法,形成位置,形成数など)を例示したが、分割片部の構成を限定する趣旨ではない。例えばコーナー領域の形状や長さ寸法などに合わせて、表皮の端部に二以上の分割片部を設けることができ、各分割片部の形状(外形寸法)も、それぞれ独立に、多角形状や半円形状などの各種形状とすることができる。また切れ込みの構成も、形成すべき分割片部の構成に応じて適宜変更可能である。なお分割片部は、コーナー部を構成していない縁端部(本実施例では上縁端部)に配置される表皮の端部に設けることもできる。
また本実施形態では、貫通部40と他の貫通部42の構成(形状,寸法,形成位置,形成数など)を例示したが、これら各貫通部の構成を限定する趣旨ではない。例えば貫通部と他の貫通部の少なくとも一方は、分割片部の一部を除去することで形成される貫通孔で構成することもできる。また分割片部の少なくとも一つに他の貫通部を設けることができ、例えば最も表皮の余長が大きくなる部分に配置されている分割片部にのみ他の貫通部を形成し、その他の分割片部では他の貫通部を省略することもできる。また他の貫通部は、必ずしも仮想直線上に形成する必要はなく、貫通部につなげることなく独立に設けることもでき、必要に応じて省略することもできる。また複数の貫通部と他の貫通部を適宜組み合わせて、十字状C字状やE字状やZ字状やL字状やH字状などの特定の文字に類似する外形を形成したり、特定の文字とは無関係の図形を形成したりすることができる。また複数の貫通部と他の貫通部は、直線的に形成される場合のほか、波状に湾曲していてもよく、クランク状又はジグザグ状に屈曲していてもよい。
また本実施形態では、分割片部32bをバランスよく縮ませる構成として、仮想直線ILを対称軸とした線対称の台形状とする構成を説明した。この構成では、分割片部の根元側だけを、仮想直線を対称軸とした線対称形状とすることができる。例えば貫通部を、末端から根元に向かう方向に分割片部を三等分以上に分けた場合、最も根元に近い部分の範囲内に配置する。そしてこの分割片部の最も根元に近い部分だけを、仮想直線を対称軸とした線対称形状とすることで、分割片部をバランスよく縮ませることができる。また貫通部を長孔状の貫通孔で構成する場合、仮想直線の一側における貫通部を除く分割片部の表面積と、仮想直線の他側における貫通部を除く分割片部の表面積とを概ね同一に設定することでも、分割片部をバランスよく縮ませることができる。
また本実施形態では、乗物内装品としての乗物用シート2に本実施例の構成を適用したが、本実施例の構成は、基材と表皮を備えた部材に適用でき、特に乗物室内に配置される乗物内装品や家屋内に配置される内装品(例えば家庭用の内装品)に好適に適用できる。なお乗物内装品として、車両や航空機や電車などの乗物に搭載される内装部材を想定でき、乗物用シートのほか、ドアトリムなどの内装トリムやインストルメントパネルや天井部やコンソールなどの各種部材を例示できる。また乗物用シートにおいては、アームレストのほか、シートクッションやシートバックやヘッドレスト等の各種シート構成部材に本実施形態の構成を適用できる。そして乗物内装品に応じて、基材と表皮の構成を適宜変更することができる。すなわち基材と表皮の構成は、これらが使用される内装品の構成に応じて適宜変更可能であり、基材の外面や縁端部やコーナー部の構成も適宜変更可能である。また留具として、ステープル状の留具や、ピン状やボルト状の留具などの各種の留具を用いることができる。
2 乗物用シート
2A 第一シート部位
2B 第二シート部位
4 シートクッション
7 アームレスト
7A 回転軸
7P パッド材
10 基材
12 本体部
12a,12b 取付け板部
14 左側シールド部
14a 上縁端部
14b 下縁端部
14c 前縁端部
14d 後縁端部
14OS 左側シールド部の外面
14IS 左側シールド部の裏面
15,17 カバー部
16 右側シールド部
16c 前縁端部
20 左側表皮
20E 左側表皮の端部
21 隣り合う分割片部の間の表皮部分
22 右側表皮
22E 右側表皮の端部
32a〜32g 分割片部
31a 上側片部位(本発明の仮想直線の一側に配置する分割片部部分)
31b 下側片部位(本発明の仮想直線の他側に配置する分割片部部分)
32E 分割片部の末端
32B 分割片部の根元
40 貫通部
42 他の貫通部
50 留具
CA コーナー領域
IL 仮想直線

Claims (6)

  1. 基材と、前記基材の外面の少なくとも一部を被覆する面状の表皮とを有し、前記表皮の端部側が、前記基材の外面の縁端部で前記基材の裏面に折り返された状態とされて前記基材の裏面に留具で固定されているとともに、
    前記縁端部の少なくとも一部は、前記基材の外面の面方向において湾曲しているコーナー領域であり、前記コーナー領域を通って前記裏面に回り込んでいる前記表皮の端部は、前記コーナー領域に沿って適宜の間隔で配置された切れ込みによって多角形状又は半円形状の複数の分割片部に分けられている表皮の固定構造において、
    前記複数の分割片部が、各々、前記分割片部をその面方向と直交する厚み方向に貫通する貫通部が設けられているとともに、前記基材の裏面に前記留具で固定されており、
    線状の前記貫通部が、前記コーナー領域に沿って前記分割片部の面方向に延びている表皮の固定構造。
  2. 前記貫通部が、前記分割片部に設けられた切目である請求項1に記載の表皮の固定構造。
  3. 前記貫通部が、前記分割片部の末端よりも根元に近い位置に設けられている請求項1又は2に記載の表皮の固定構造。
  4. 前記複数の分割片部の少なくとも一つが、前記分割片部をその面方向と直交する厚み方向に貫通する他の貫通部を有し、線状の前記他の貫通部が、前記分割片部の面方向において前記コーナー領域に沿って延びている線状の前記貫通部に対して交差する向きに延びている請求項1〜3のいずれか一項に記載の表皮の固定構造。
  5. 前記貫通部と前記他の貫通部がつながっている請求項に記載の表皮の固定構造。
  6. 前記コーナー領域の延びる方向に直交する向きに延びて前記貫通部を等分している仮想直線を想定した場合、
    前記仮想直線の一側に配置する分割片部部分と、前記一側とは反対の仮想直線の他側に配置する分割片部部分とが均等に縮みやすくされている請求項1〜5のいずれか一項に記載の表皮の固定構造。
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