JP6893187B2 - 超音波検査装置 - Google Patents

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本発明は、送信用斜角探触子及び受信用斜角探触子を備えた超音波検査装置に関する。
検査部位に欠陥が生じているか否かを検査する超音波検査方法の一つとして、送信用斜角探触子と受信用斜角探触子を用いる二探触子法が知られている。送信用斜角探触子は、検査部位に超音波ビーム(言い換えれば、ビーム軸を中心としてビーム分布を有する超音波)を送信する。受信用斜角探触子は、検査部位に欠陥が存在する場合に、欠陥で反射された超音波ビームを受信する。制御装置は、受信用斜角探触子で受信された超音波ビームに関する情報(詳細には、例えば、超音波の振幅の経時変化、若しくは、それから得られた情報)を表示又は記憶する。検査者は、この情報により、検査部位に欠陥が生じているか否かを確認する。
特許文献1に記載の二探触子法では、検査部位は、例えば平板状の母材に形成された溶接部である。送信用斜角探触子及び受信用斜角探触子は、溶接部を挟んで一方側及び反対側にそれぞれ配置される。送信用斜角探触子は、溶接線に対して垂直な仮想平面に沿ったビーム送信方向(言い換えれば、ビーム軸の方向)で超音波ビームを送信するように、母材の表面に配置される。受信用斜角探触子は、前述の仮想平面に沿ったビーム受信方向(言い換えれば、ビーム軸の方向)で超音波ビームを受信するように、母材の表面に配置される。
特開2005−274583号公報
上述した二探触子法では、検査結果の信頼性を高めるために、送信用斜角探触子のビーム送信方向と受信用斜角探触子のビーム受信方向の関係が適正であるか否かを確認することが好ましい。特許文献1の場合を例にとって説明すると、送信用斜角探触子のビーム送信方向と受信用斜角探触子のビーム受信方向は、上述の仮想平面に沿っていれば適正である。しかし、例えば母材の表面に凹凸があるか、若しくは、送信用斜角探触子及び受信用斜角探触子を保持するマニピュレータに歪みが生じた等の理由により、送信用斜角探触子の姿勢又は受信用斜角探触子の姿勢が不適切になると、送信用斜角探触子のビーム送信方向又は受信用斜角探触子のビーム受信方向が上述の仮想平面から逸れてしまう。このような場合に検査部位に欠陥が存在しても、受信用斜角探触子は、欠陥で反射された超音波ビームを受信しないか、若しくは、受信強度(言い換えれば、超音波の振幅)が低くなる可能性がある。一方、検査部位に欠陥が生じていなければ、受信用斜角探触子は、超音波ビームを受信しないか、若しくは、受信強度が低くなる。したがって、検査部位に欠陥が生じていないという検査結果の信頼性を高めるためには、送信用斜角探触子のビーム送信方向と受信用斜角探触子のビーム受信方向の関係が適正であるか否かを確認することが好ましい。
本発明の目的は、送信用斜角探触子のビーム送信方向と受信用斜角探触子のビーム受信方向の関係が適正であるか否かを確認することができ、検査結果の信頼性を高めることができる超音波検査装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、検査部位に超音波ビームを送信する送信用斜角探触子と、前記検査部位で反射された超音波ビームを受信する受信用斜角探触子と、前記送信用斜角探触子及び前記受信用斜角探触子を保持するマニピュレータと、前記受信用斜角探触子で受信された超音波ビームに関する情報を表示又は記憶する処理を実行する制御装置とを備えた超音波検査装置において、重力方向と前記送信用斜角探触子のビーム送信方向の間の第1の角度を検出する第1の角度検出器と、重力方向と前記受信用斜角探触子のビーム受信方向の間の第2の角度を検出する第2の角度検出器とを備え、前記制御装置は、前記第1の角度検出器で検出された第1の角度と前記第2の角度検出器で検出された第2の角度との差分を演算し、この差分が予め設定された所定の範囲内にあるか否かを判定し、その判定結果を報知又は記憶する処理を実行する。
本発明によれば、送信用斜角探触子のビーム送信方向と受信用斜角探触子のビーム受信方向の関係が適正であるか否かを確認することができ、検査結果の信頼性を高めることができる。
本発明の一実施形態の被検体である原子炉圧力容器の下鏡部を下側から見た図である。 図1中断面II−IIによる下鏡部の鉛直断面図である。 本発明の一実施形態における超音波検査装置の構成を表すブロック図である。 本発明の一実施形態における送信用斜角探触子及び受信用斜角探触子の配置を表す、下鏡部を下側から見た図である。 図4中断面V−Vによる下鏡部の鉛直断面に、溶接部の欠陥及び送信用斜角探触子のビーム送信方向を投影して表す図である。 図4中断面VI−VIによる下鏡部の鉛直断面に、溶接部の欠陥及び受信用斜角探触子のビーム受信方向を投影して表す図である。 本発明の一実施形態における制御装置のアラーム制御の処理内容を表すフローチャートである。
本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態の被検体である原子炉圧力容器の下鏡部を下側から見た図であり、図2は、図1中断面II−IIによる下鏡部の鉛直断面図である。図3は、本実施形態における超音波検査装置の構成を表すブロック図である。図4は、本実施形態における送信用斜角探触子及び受信用斜角探触子の配置を表す、下鏡部を下側から見た図である。図5は、図4中断面V−Vによる下鏡部の鉛直断面に、溶接部の欠陥及び送信用斜角探触子のビーム送信方向を投影して表す図である。図6は、図4中断面VI−VIによる下鏡部の鉛直断面に、溶接部の欠陥及び受信用斜角探触子のビーム受信方向を投影して表す図である。
原子炉圧力容器の下鏡部は、球冠形状のドーム部11と、円錐台の側部形状の下鏡ペタル部12とを有し、それらが円筒形状の溶接部13で接合されている。ドーム部11には、複数の制御棒駆動機構ハウジング14が形成され、下鏡ペタル部12には、複数のインターナルポンプケーシング15が形成されている。
本実施形態の超音波検査装置は、原子炉圧力容器の下鏡部の溶接部13に欠陥16(詳細には、溶接部13の境界面に沿って生じる面状の内部欠陥)が生じているか否かを検査するためのものである。この超音波検査装置は、送信用斜角探触子21、受信用斜角探触子22、マニピュレータ23、送受信装置24、制御装置25、記憶装置26、及び表示装置27を備えている。なお、制御装置25はコンピュータ又は電子部品を搭載した基板等で構成され、記憶装置26はハードディスク等で構成され、表示装置27はディスプレイ等で構成されている。
制御装置25は、機能的構成として、探傷制御部28、差分演算部29、及び判定部30を有している。制御装置25の探傷制御部28は、マニピュレータ23を介して送信用斜角探触子21及び受信用斜角探触子22の位置を制御すると共に、送受信装置24を介して送信用斜角探触子21及び受信用斜角探触子22による超音波ビームの送受信を制御するようになっている。
送受信装置24は、図示しないものの、パルサ及びレシーバを有している。送受信装置24のパルサは、制御装置25の探傷制御部28からの指令に応じて送信用斜角探触子21に駆動信号(電気信号)を出力する。送信用斜角探触子21は、送受信装置24のパルサからの駆動信号に応じて超音波ビームを溶接部13に送信する。受信用斜角探触子22は、溶接部13に欠陥16が存在する場合に、欠陥16で反射された超音波ビームを受信し、受信した超音波ビームを波形信号(電気信号)に変換して送受信装置24のレシーバに出力する。送受信装置24のレシーバは、受信用斜角探触子22からの波形信号に対し所定の処理(詳細には、アナログ信号からデジタル信号への変換処理等)を行い、制御装置25に出力する。
制御装置25の探傷制御部28は、送受信装置24のレシーバからの波形信号により、受信用斜角探触子22で受信された超音波ビームに関する情報を取得しており、この情報を記憶装置26で記憶すると共に、表示装置27で表示する処理を実行する。具体的に説明すると、例えば、受信用斜角探触子22で受信された超音波の振幅の経時変化をそのまま、若しくは、送信用斜角探触子21の送信タイミングを基準として設定された時間範囲における超音波の振幅の経時変化を抽出して、記憶装置26で記憶すると共に、表示装置27で表示する。あるいは、例えば、受信用斜角探触子22で受信された超音波の振幅が予め設定された閾値より大きい場合に、溶接部13に欠陥16が存在すると判定し、その判定結果を記憶装置26で記憶すると共に、表示装置27で表示する。なお、前述した情報は、送信用斜角探触子21及び受信用斜角探触子22の位置情報などに基づいて算出された探傷位置情報と関連付けられて、記憶装置26で記憶すると共に、表示装置27で表示することが好ましい。また、前述した処理は、記憶装置26の記憶又は表示装置27の表示のうちのいずれ一方のみでもよい。
マニピュレータ23は、送信用斜角探触子21及び受信用斜角探触子22を保持して、送信用斜角探触子21及び受信用斜角探触子22をインターナルポンプケーシング15等と干渉しないように下鏡ペタル部12の表面に配置するためのものである。マニピュレータ23は、例えば、溶接部13に沿って延在する円環状の軌道レール31と、軌道レール31に沿って移動する駆動装置32A,32Bとで構成されている。
駆動装置32Aは、軌道レール31上を走行可能な移動体33Aと、移動体33Aの周方向位置での下鏡ペタル部12の円錐台母線方向(図4中直線Kの方向)に沿ってスライド可能なように移動体33Aに設けられたアーム34Aと、アーム34Aの先端側に設けられて送信用斜角探触子21を支持する回転軸35Aとを有している。そして、制御装置25の探傷制御部28からの指令に応じて、移動体33Aが移動すると共にアーム34Aがスライドすることにより、送信用斜角探触子21の位置を制御するようになっている。なお、回転軸35Aは、下鏡ペタル部12の円錐台母線方向に対し垂直な軸心まわりで回転可能とし、これによって下鏡ペタル部12の円錐台母線方向と送信用斜角探触子21のビーム送信方向(図4及び図5中直線Sの方向)の間の角度(首振り角)を調整可能としている。
駆動装置32Bは、軌道レール31上を走行可能な移動体33Bと、移動体33Bの周方向位置での下鏡ペタル部12の円錐台母線方向(図4中直線Kの方向)に沿ってスライド可能なように移動体33Bに設けられたアーム34Bと、アーム34Bの先端側に設けられて受信用斜角探触子22を支持する回転軸35Bとを有している。そして、制御装置25の探傷制御部28からの指令に応じて、移動体33Bが移動すると共にアーム34Bがスライドすることにより、受信用斜角探触子22の位置を制御するようになっている。なお、回転軸35Bは、下鏡ペタル部12の円錐台母線方向に対し垂直な軸心まわりで回転可能とし、これによって下鏡ペタル部12の円錐台母線方向と受信用斜角探触子22のビーム受信方向(図4及び図6中直線Sの方向)の間の角度(首振り角)を調整可能としている。
送信用斜角探触子21は、重力方向(言い換えれば、鉛直方向)である溶接部13の円筒軸方向に対し垂直な仮想平面(言い換えれば、水平面)に沿ったビーム送信方向で超音波ビームを送信するように、下鏡ペタル部12の表面に配置されている。受信用斜角探触子22は、前述した仮想平面に沿ったビーム受信方向で超音波ビームを送信するように、下鏡ペタル部12の表面に配置されている。これにより、溶接部13の欠陥16を高感度に検出することが可能である。
ここで、本実施形態では、角度検出器36A,36Bが回転軸35A,35Bにそれぞれ設けられている。角度検出器36Aは、その感度軸が送信用斜角探触子21のビーム送信方向と平行になるように配置されており、重力方向と送信用斜角探触子21のビーム送信方向の間の角度θを検出するようになっている。角度検出器36Bは、その感度軸が受信用斜角探触子22のビーム受信方向と平行になるように配置されており、重力方向と受信用斜角探触子22のビーム受信方向の間の角度θを検出するようになっている。各角度検出器は、例えば微小電気機械システム(MEMS:Micro Electro Mechanical system)であって、加速度を検出する加速度センサと、この加速度センサの検出結果に基づいて、重力方向とビーム送信方向又はビーム受信方向の間の角度を演算する演算器とを有している。また、演算器で演算された角度を制御装置25に無線送信する通信機を有してもよい。
制御装置25の差分演算部29及び判定部30は、角度検出器36A,36Bで検出された角度θ,θに基づいてアラーム制御を行うようになっている。このアラーム制御を、図7を用いて説明する。図7は、本実施形態における制御装置のアラーム制御の処理手順を表すフローチャートである。
ステップS1にて、制御装置25の探傷制御部28は、例えば送信用斜角探触子21及び受信用斜角探触子22を移動させるたびに、差分演算部29に指令を出力する。差分演算部29は、この指令に応じて、角度検出器36Aで検出された角度θと角度検出器36Bで検出された角度θとの差分Δθ(=θ−θ)を演算する。その後、ステップS2に進み、判定部30は、差分演算部29で演算された差分Δθが予め設定された所定の範囲(本実施形態では、超音波ビームの幅等を考慮して設定されており、例えば−10度から10度までの範囲)内であるか否かを判定する。
例えば差分Δθが所定の範囲内にある場合は、ステップS2の判定がYESとなって、アラーム制御が終了する。一方、例えば差分Δθが所定の範囲内にない場合は、ステップS2の判定がNOとなって、ステップS3及びS4に移る。ステップS3にて、判定部30は、ビーム方向エラー(すなわち、送信用斜角探触子21のビーム送信方向と受信用斜角探触子22のビーム受信方向の関係が不適正であることを意味するエラー)を、好ましくは上述した探傷位置情報と関連付けて、記憶装置26で記憶する。ステップS4にて、判定部30は、ビーム方向エラーを報知装置で報知する。具体的には、例えばビーム方向エラーを表示装置27で表示するか、若しくは、ブザー(図示せず)を吹鳴させる。なお、判定部30は、ステップS3及びS4のうちのいずれ一方のみを実行してもよい。
以上のようにして本実施形態においては、送信用斜角探触子21のビーム送信方向と受信用斜角探触子22のビーム受信方向の関係が適正であることを確認することができる。したがって、溶接部13に欠陥が生じていないという検査結果が得られた場合に、その検査結果の信頼性を高めることができる。
なお、上記一実施形態において、角度検出器36A又は36Bは、加速度を検出する加速度センサと、加速度センサの検出結果に基づいて、重力方向とビーム送信方向又はビーム受信センサの間の角度を演算する演算器とを有する場合を例にとって説明したが、これに限られず、本発明の趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲内で変形が可能である。角度検出器36A又は36Bは、例えば、角速度を検出するジャイロセンサと、ジャイロセンサの検出結果に基づいて、重力方向とビーム送信方向又はビーム受信方向の間の角度を演算する演算器とを有してもよい。また、角度検出器36A又は36Bは、例えば、液封入容量式の(詳細には、封入された液体の静電容量の変化により、重力方向とビーム送信方向又はビーム受信方向の間の角度を演算する)傾斜角センサを有してもよい。
なお、以上において、検査部位は、円錐台の側部形状の下鏡ペタル部12(母材)に形成された円筒形状の溶接部13であり、送信用斜角探触子21は、重力方向である溶接部13の円筒軸方向に対し垂直な仮想平面に沿ったビーム送信方向で超音波ビームを送信するように、下鏡ペタル部12の表面に配置されており、受信用斜角探触子22は、前述の仮想平面に沿ったビーム受信方向で超音波ビームを受信するように、下鏡ペタル部12の表面に配置された場合を例にとって説明したが、これに限られない。検査部位は、例えば円錐の側部形状の母材に形成された円筒形状の溶接部であってもよい。
あるいは、検査部位は、例えば平板状の母材に形成された溶接部であってもよい(例えば特許文献1参照)。このような変形例では、送信用斜角探触子は、溶接線に対し垂直な第1の仮想平面(若しくは、溶接線に対し傾斜した第2の仮想平面)に沿ったビーム送信方向で超音波ビームを送信するように、母材の表面に配置される。受信用斜角探触子は、前述の第1の仮想平面(若しくは、溶接線に対し傾斜した第3の仮想平面)に沿ったビーム受信方向で超音波ビームを受信するように、母材の表面に配置される。そして、例えば母材の表面に凹凸があるか、若しくは、マニピュレータに歪みが生じた等の理由により、送信用斜角探触子の姿勢又は受信用斜角探触子の姿勢が不適切になれば、重力方向と送信用斜角探触子のビーム送信方向の間の第1の角度又は重力方向と受信用斜角探触子のビーム受信方向の間の第2の角度が不適正になる。制御装置は、第1の角度と第2の角度の差分が予め設定された所定の範囲内にないと判定した場合に、その判定結果を報知又は記憶する処理を実行する。これにより、検査者は、送信用斜角探触子のビーム送信方向が第1の仮想平面(若しくは第2の仮想平面)から逸れているか、又は受信用斜角探触子のビーム受信方向が第1の仮想面(若しくは第3の仮想平面)から逸れていることを確認することができる。したがって、本変形例においても、送信用斜角探触子のビーム送信方向と受信用斜角探触子のビーム受信方向の関係が適正であるか否かを確認することができ、検査結果の信頼性を高めることができる。
12 下鏡ペタル部
13 溶接部
21 送信用斜角探触子
22 受信用斜角探触子
23 マニピュレータ
25 制御装置
36A,36B 角度検出器

Claims (3)

  1. 検査部位に超音波ビームを送信する送信用斜角探触子と、
    前記検査部位で反射された超音波ビームを受信する受信用斜角探触子と、
    前記送信用斜角探触子及び前記受信用斜角探触子を保持するマニピュレータと、
    前記受信用斜角探触子で受信された超音波ビームに関する情報を表示又は記憶する処理を実行する制御装置とを備えた超音波検査装置において、
    重力方向と前記送信用斜角探触子のビーム送信方向の間の第1の角度を検出する第1の角度検出器と、
    重力方向と前記受信用斜角探触子のビーム受信方向の間の第2の角度を検出する第2の角度検出器とを備え、
    前記制御装置は、前記第1の角度検出器で検出された第1の角度と前記第2の角度検出器で検出された第2の角度との差分を演算し、この差分が予め設定された所定の範囲内にあるか否かを判定し、その判定結果を報知又は記憶する処理を実行することを特徴とする超音波検査装置。
  2. 請求項1に記載の超音波検査装置において、
    前記検査部位は、円錐の側部形状又は円錐台の側部形状の母材に形成された円筒形状の溶接部であり、
    前記送信用斜角探触子は、重力方向である前記溶接部の円筒軸方向に対して垂直な仮想平面に沿ったビーム送信方向で超音波ビームを送信するように、前記母材の表面に配置されており、
    前記受信用斜角探触子は、前記仮想平面に沿ったビーム受信方向で超音波ビームを受信するように、前記母材の表面に配置されたことを特徴とする超音波検査装置。
  3. 請求項1に記載の超音波検査装置において、
    前記第1及び第2の角度検出器は、傾斜角センサ、加速度センサ、及びジャイロセンサのうちのいずれかを有することを特徴とする超音波検査装置。
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