JP6892732B2 - ハニカムパネル - Google Patents
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図2の(1)図に示したように、芯材であるハニカムコア1の両開口端面に、アッパスキン材2とロワスキン材3とが、それぞれ接着等により接合されたハニカムパネル4が、ハニカムコア1の特性を生かし、従来より各種用途に使用されている。
すなわちハニカムパネル4は、ハニカムコア1の重量比強度に優れ、軽量であると共に高い強度や剛性を備えるのを始め、その他の優れた特性を備えており、各種建造物の構造材,保護材,壁板材等として、広く用いられている。
図2の(2)図に示したように、荷重Aが負荷された場合、負荷荷重Aが、分散,軽減されることなく、保護対象Bに伝播されることが多々あった。
すなわち負荷荷重Aとして、大きな衝撃荷重,集中荷重,圧縮荷重を受けた場合、負荷荷重Aがそのまま、アッパスキン材2から→ハニカムコア1を経て→ロワスキン材3に伝達され、→保護対象Bへと伝播されていた。
そしてこの場合、負荷荷重Aが作用した局部,近傍のみをエリアとして、アッパスキン材2,ハニカムコア1,ロワスキン材3について、負荷荷重Aが作用し、対応して応力が発生していた。
図中L(太破線表示)は、このような荷重作用エリア,応力発生エリアLを示す。そして、このエリアLを除く周りの広いエリアが、負荷荷重Aに関与しないエリアとなっていた。
なお、前記エリアLのハニカムコア1は、負荷荷重Aが、耐力として作用した後、圧縮強度を越え座屈荷重に達すると、座屈する。負荷荷重Aのエネルギーは、これにより若干部分的に吸収,緩衝されるが、残りの大部分のエネルギーは、吸収,緩衝,軽減されることなく、上述したように保護対象Bに伝播されていた。
本発明のハニカムパネルは、このような実情に鑑み、上記従来技術の課題を解決すべくなされたものである。
そして本発明は、第1に、荷重伝播が分散,軽減され、第2に、もって保護対象の破損,損傷等が防止される、ハニカムパネルを提案することを目的とする。
このような課題を解決する本発明の技術的手段は、特許請求の範囲の請求項1に記載したように、次のとおりである。
このハニカムパネルは、芯材のハニカムコアの両開口端面に、アッパスキン材とロワスキン材が、それぞれ接合されている。
そして該ハニカムコア中に、ミッドスキン材が介装されており、該ミッドスキン材は、撓みにより荷重を分散可能である。
負荷荷重が、衝撃荷重,集中荷重,圧縮荷重よりなり、該アッパスキン材は、荷重作用側に向けられ、該ロワスキン材は、保護対象側に向けられている。
該ハニカムコアは、セル軸方向が荷重作用方向に向けられ、介装された該ミッドスキン材により、アッパハニカムコアとロワハニカムコアとに区画されている。
該ミッドスキン材は、負荷荷重が曲げ荷重となって作用して撓み変形した場合、荷重の分散化機能、受圧面積の拡大化機能を発揮する。
そして負荷荷重は、該ミッドスキン材の撓み変形による、荷重分散化機能,受圧面積拡大化機能にて、狭いエリアの受圧面積,集中荷重から、広いエリアの受圧面積,分布荷重化されて、該ロワハニカムコアに伝達される。
これと共に負荷荷重は、該ミッドスキン材の撓み変形による、該ロワハニカムコアの座屈や弾性変形後の戻りにて、そのエネルギーが吸収,緩和,軽減化される。
もって負荷荷重は、このように分散,軽減されて、保護対象に伝播されること、を特徴とする。
本発明は、このような手段よりなるので、次のようになる。
(1)本発明のハニカムパネルは、アッパスキン材とロワスキン材付のハニカムコアについて、そのアッパハニカムコアとロワハニカムコア間に、ミッドスキン材が介装されている。
(2)そしてハニカムパネルは、各種建造物の構造材,保護材,壁板材等として、主として保護対象を保護するために、使用される。
(3)さて荷重が、衝撃荷重,集中荷重,圧縮荷重として負荷された場合は、次のようになる。
(4)アッパスキン材から→アッパハニカムコア→そしてミッドスキン材へと伝達される負荷荷重の値が小さい場合、ミッドスキン材は、若干弾性変形はするが、曲げ変形はしない状態にある。
(5)これに対し、伝達された負荷荷重の値が大きく、曲げ荷重となって作用した場合、ミッドスキン材は撓み変形する。
(6)撓み変形により、ミッドスキン材は、負荷荷重の分散化機能,受圧面積の拡大化機能を発揮する。
(7)これに加え、ミッドスキン材が撓み変形することにより、ロワハニカムコアは、座屈したり、一旦弾性変形した後に元の形状へと復帰する。
(8)負荷荷重は、このように値が大きい場合、分散化されてロワハニカムコアに伝達されると共に、ロワハニカムコアの座屈や弾性変形後の戻りにより、そのエネルギーが吸収,緩和,軽減化される。
すなわち負荷荷重は、ミッドスキン材の撓み変形による、荷重分散化機能,受圧面積拡大化機能にて、狭いエリアの受圧面積,集中荷重から、広いエリアの受圧面積,分布荷重化されて、ロワハニカムコアに伝達される。
これと共に負荷荷重は、ミッドスキン材の撓み変形による、ロワハニカムコアの座屈や弾性変形後の戻りにて、そのエネルギーが吸収,緩和,軽減化される。
負荷荷重は、このように分散,軽減される。
(9)本発明のハニカムパネルでは、負荷荷重が分散,軽減されて、保護対象に伝播される。
(10)もって保護対象が、負荷荷重により破損,損傷等することは、防止される。
(11)そこで、本発明に係るハニカムパネルは、次の効果を発揮する。
第1に、荷重伝播が分散,軽減される。
本発明のハニカムパネルでは、撓み変形したミッドスキン材が、荷重の分散化機能,受圧面積の拡大化機能を発揮する。
もって、大きな負荷荷重が作用した場合、保護対象への伝播が分散され、受圧面積が拡大される。前述したこの種従来例のように、集中荷重のまま伝播されるのではなく、分布荷重化されて伝播される。
更に、ミッドスキン材が撓み変形すると、ロワハニカムコアの座屈や弾性変形後の戻りにより、負荷荷重のエネルギーが吸収,緩衝され、もって軽減されて保護対象に伝播される。このように負荷荷重は、分散,軽減される。
第2に、もって保護対象の破損,損傷等が、防止される。
本発明のハニカムパネルでは、上述したように、負荷荷重は分散,軽減されて、保護対象に伝播される。
もって、前述したこの種従来例のように、保護対象が、負荷荷重により破損,損傷,その他の悪影響を受けることは、防止される。
このように、この種従来技術に存した課題がすべて解決される等、本発明の発揮する効果は、顕著にして大なるものがある。
《本発明の概要》
まず、本発明の概要については、次のとおり。
本発明は、芯材のハニカムコア5の両開口端面に、アッパスキン材6とロワスキン材7が、それぞれ接合されたハニカムパネル8に関する。
そしてハニカムパネル8において、そのハニカムコア5のアッパハニカムコア51とロワハニカムコア52間に、ミッドスキン材9が介装されており、ミッドスキン材9は、撓みにより荷重を分散可能である。すなわちミッドスキン材9は、負荷荷重Aが曲げ荷重となって作用して撓み変形Gした場合、荷重Aの分散化機能、受圧面積の拡大化機能を発揮する。
負荷荷重Aは、ミッドスキン材9の撓み変形Gによる、荷重A分散化機能,受圧面積拡大化機能にて、狭いエリアの受圧面積,集中荷重から、広いエリアの受圧面積,分布荷重化されて、ロワハニカムコア52に伝達される。
これと共に負荷荷重Aは、ミッドスキン材9の撓み変形Gによる、ロワハニカムコア52の座屈や弾性変形後の戻りにて、そのエネルギーが吸収,緩和,軽減化される。
負荷荷重Aは、このように分散,軽減されて、保護対象Bに伝播されること、を特徴とする。
本発明の概要については、以上のとおり。以下、このような本発明のハニカムパネル8について、更に詳述する。
まず、ハニカムパネル8の芯材であるハニカムコア5について、図1の(1)図,図2の(3)図を参照して説明する。
ハニカムコア5は、セル壁10にて区画形成された、中空柱状の多数の空間であるセル11の平面的集合体よりなる。
もってハニカムコア5は、重量比強度に優れており、軽量であると共に高い強度や剛性を備えている。特に軽量性や、セル軸方向Cの圧縮強度や剛性に優れている。更に、容積当たりの表面積が大である、平面精度にも優れる(特にパネルの場合)、その他の優れた特性が知られている。
ハニカムコア5の母材としては、アルミニウム,その他の金属箔や、繊維強化プラスチック(FRP)シート,紙材,その他の各種シート材が用いられる。セル壁10そしてセル11の断面形状は、図示の正六角形のものが代表的であるが、略台形,略三角形,略四角形,その他各種形状のものも可能である。
ハニカムコア5は、セル軸方向Cを荷重作用方向Fに向けて配設される。そして、その圧縮強度以下の荷重Aを受けた場合は、弾性変形後に元の形状に戻るのに対し、圧縮強度を越える荷重Aつまり座屈荷重を受けると、座屈する。すなわち、セル壁10が押し潰され、順次連続的に反転折曲されて折り畳み状態に遡性変形される。
又、ハニカムコア5は、介装されたミッドスキン材9により、アッパスキン材6側の上位のアッパハニカムコア(UPRハニカムコア)51と、ロワスキン材7側の下位のロワハニカムコア(LWRハニカムコア)52とに、区画されている。
アッパハニカムコア51とロワハニカムコア52とは、通常は同一構成よりなるが、異なる構成のものを用いることも可能である。
ハニカムコア5については、以上のとおり。
次に、ハニカムパネル8の表面板であるアッパスキン材6とロワスキン材7について、図1の(1)図を参照して説明する。
アッパスキン材(UPRスキン材)6は、ハニカムコア5のセル11の一方側・上位側の開口端面、つまりアッパハニカムコア51の開口端面に、接着等により接合されており、荷重Aの作用側に向けられている。
ロワスキン材(LWRスキン材)7は、ハニカムコア5のセル11の他方側・下位側の開口端面、つまりロワハニカムコア52の開口端面に、接着等により接合されており、保護対象B側に向けられている。
アッパスキン材6,ロワスキン材7は、いずれも1枚の平板製よりなり、その材質については、上述したハニカムコア5の母材に準じる。
アッパスキン材6,ロワスキン材7については、以上のとおり。
次に、ハニカムパネル8のミッドスキン材9について、図1の(1)図〜(4)図を参照して説明する。
ミッドスキン材9は、ハニカムコア5のセル壁10やセル11の途中に、中仕切板として接着等により接合,介装されている。図示例では、縦方向のセル壁10やセル11に対し横方向に介装され、もってハニカムコア5を上下に区画している(図1の(1)図を参照)。そして、1枚の平板製よりなり、その材質については、前述したハニカムコア5の母材に準じる。
ミッドスキン材9は、アッパスキン材6そしてアッパハニカムコア51から伝達された負荷荷重Aが、その曲げ荷重に達しない場合、若干弾性変形することもあるが、曲がりはしない状態にある(図1の(2)図を参照)。
これに対し、負荷荷重Aが曲げ荷重となって作用した場合、撓み変形Gする(図1の(3)図から(4)図中の破線表示を参照)。ミッドスキン材9は、梁のように撓み変形Gし、図示例では、中央を下に向けて湾曲する。
すなわち、撓み変形Gしたミッドスキン材9により、負荷荷重Aは、分散化,分力化,分解化されて、ロワハニカムコア52へと伝達される。図示例では、縦横方向へとエリアを広げつつ、つまりXYZ方向に広がりつつ、ロワハニカムコア52へと伝達される。
このように負荷荷重Aは、ミッドスキン材9への集中した狭いエリアの受圧面積,集中荷重から、ロワハニカムコア52そしてロワスキン材7に対し、広いエリアの受圧面積,分布荷重となって、伝達される。
図中S(太破線表示)は、負荷荷重Aが関与する荷重作用エリア,応力発生エリアを示す。前述したこの種従来例の局部的な狭い荷重作用エリア,応力発生エリアLに比し(図2の(2)図を参照)、エリアが大きく広域化される(図1の(4)図を参照)。
なお、図1の(2)図,(3)図,(4)図は、負荷荷重Aの程度毎のハニカムパネル8の負荷状態を示しているが、(2)図,(3)図は、(4)図に至るステップを示すものとして、理解することも可能である。
ミッドスキン材9については、以上のとおり。
本発明のハニカムパネル8は、以上説明したように構成されている。そこで以下のようになる。
(1)このハニカムパネル8は、芯材のハニカムコア5の上下の開口端面について、上位にアッパスキン材6が下位にロワスキン材7が、それぞれ接合されると共に、ハニカムコア5中に、ミッドスキン材9が介装されている(図1の(1)図を参照)。
もってハニカムコア5は、介装されたミッドスキン材9により、上位のアッパハニカムコア51と下位のロワハニカムコア52とに、区画されている。
例えば、台風その他の自然災害による外力や、投てき衝撃,その他の人為的行為による外力により、保護対象Bに何らかの負荷荷重Aが加えられた場合は、次のようになる。
負荷荷重Aは、集中荷重として上位のアッパスキン材6→そしてアッパハニカムコア51から→中位のミッドスキン材9へと伝達され、それぞれ応力が発生する。
ミッドスキン材9は、上位のアッパスキン材6やアッパハニカムコア51から、負荷荷重Aが、その中央に曲げ荷重となって伝達され、曲げ応力が発生すると共に、撓み変形Gする。
もって、下位のロワハニカムコア52への伝達に際し、負荷荷重Aが分散され、受圧面積が拡大される。ロワハニカムコア52そしてロワスキン材7は、広域に負荷荷重Aが分散され、広域に応力が発生する(図1の(4)図中の荷重作用エリア,応力発生エリアSを参照)。
圧縮強度を越える負荷荷重Aが伝達されたロワハニカムコア52、例えば中央エリアのロワハニカムコア52は、セル壁10が座屈し遡性変形する。これに対し、圧縮強度以下の負荷荷重Aが伝達されたロワハニカムコア52、例えば周辺エリアのロワハニカムコア52は、一旦曲げ変形等の弾性変形した後に元の形状に戻り復帰する。
これに加えロワハニカムコア52は、ミッドスキン材9が撓み変形Gしたことにより、上述した(7)のように、座屈や弾性変形後の戻りにより、伝達された負荷荷重Aのエネルギーを吸収,緩和し、負荷荷重Aを軽減する。
外力として負荷された荷重Aは、その値が大きい場合、ハニカムパネル8により、集中荷重が分布荷重化され、分散される(図1の(4)図中の本発明の荷重作用エリア,応力発生エリアSと、図2の(2)図中の従来側の荷重作用エリア,応力発生エリアLとを、比較対象)。
そして負荷荷重Aは、分散されると共に軽減されて、保護対象Bに伝播される。このように、このハニカムパネル8では、ミッドスキン材9やロワハニカムコア52が、全体的に負荷荷重Aに関与して、これを分散,軽減する。
本発明の作用等については、以上のとおり。
B 保護対象
C セル軸方向
D 展張方向
E リボン方向
F 荷重作用方向
G 撓み変形
S 荷重作用エリア,応力発生エリア(本発明)
L 荷重作用エリア,応力発生エリア(従来例)
1 ハニカムコア(従来例)
2 アッパスキン材(従来例)
3 ロワスキン材(従来例)
4 ハニカムパネル(従来例)
5 ハニカムコア(本発明)
51 アッパハニカムコア
52 ロワハニカムコア
6 アッパスキン材(本発明)
7 ロワスキン材(本発明)
8 ハニカムパネル(本発明)
9 ミッドスキン材
10 セル壁
11 セル
Claims (1)
- 芯材のハニカムコアの両開口端面に、アッパスキン材とロワスキン材が、それぞれ接合されたハニカムパネルにおいて、
該ハニカムコア中に、ミッドスキン材が介装されており、該ミッドスキン材は、撓みにより荷重を分散可能であり、
負荷荷重が、衝撃荷重,集中荷重,圧縮荷重よりなり、該アッパスキン材は、荷重作用側に向けられ、該ロワスキン材は、保護対象側に向けられており、
該ハニカムコアは、セル軸方向が荷重作用方向に向けられ、介装された該ミッドスキン材により、アッパハニカムコアとロワハニカムコアとに区画されており、
該ミッドスキン材は、負荷荷重が曲げ荷重となって作用して撓み変形した場合、荷重の分散化機能、受圧面積の拡大化機能を発揮し、
負荷荷重は、該ミッドスキン材の撓み変形による、荷重分散化機能,受圧面積拡大化機能にて、狭いエリアの受圧面積,集中荷重から、広いエリアの受圧面積,分布荷重化されて、該ロワハニカムコアに伝達されると共に、
負荷荷重は、該ミッドスキン材の撓み変形による、該ロワハニカムコアの座屈や弾性変形後の戻りにて、そのエネルギーが吸収,緩和,軽減化され、
負荷荷重は、このように分散,軽減されて、保護対象に伝播されること、を特徴とするハニカムパネル。
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