JP6889014B2 - 照明装置、表示装置及びテレビ受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明装置、表示装置及びテレビ受信装置に関する。
従来の液晶表示装置の一例として、特許文献1に記載のものが挙げられる。この液晶表示装置は、液晶パネルと、いわゆる直下型のバックライト装置(照明装置)を備えている。このバックライト装置は、液晶パネルの真下に複数の光源がマトリクス状に配置された構成を備えており、液晶パネルの背面に向かって面状に広がった白色の光を供給する。
前記バックライト装置は、青色光等を一次光として出射する光源と、前記光源から離れた状態で配され、前記一次光の一部を波長変換して他の光(二次光)を放出する波長変換シートとを備えている。前記バックライト装置では、光源から出射された一次光と、波長変換シートにより波長変換された他の光(二次光)とが加法混色されることで、白色光が生成される。
なお、前記バックライト装置は、波長変換シート以外に、前記光源と離れた状態で配される各種の光学部材を備えている。また、バックライト装置内には、光学部材等で反射されて光源側に戻された光等を反射する反射シートが設けられている。反射シートの中央側は、液晶パネルの画面中央側と対向する形で配され、その周縁側は、液晶パネル側に向かって立ち上がりつつ傾斜した状態で、液晶パネルの画面周縁側と対向している。また、傾斜した立ち上がり部分の外側には、更に外側に向かって延びる延設部が設けられている。この延設部は、光源や反射シート等を収容する開口したシャーシの周縁部に載せられる。なお、シャーシ内において、反射シートの表側に、波長変換シートが離れた状態で反射シートと対向するように配されている。
国際公開第2016/136787号
前記バックライト装置では、液晶パネルの画面中央側の真下に、光源が多く配設されているものの、画面周縁側の真下には、光源は配設されていない。そのため、画面周縁側の波長変換シートでは、画面中央側と比べて、一次光の供給量が少なくなる傾向がある。また、画面周縁側の波長変換シートには、画面中央側と比べて、既に波長変換された光(二次光)が多く供給され易い傾向がある。何故ならば、既に波長変換された光は、光学部材と反射シート(特に、傾斜した周縁部分)との間で何回も反射を繰り返すことで、画面周縁側の波長変換シートに多く供給されるからである。このようなバックライト装置から液晶パネルに向けて出射される光の色は、画面中央側と画面周縁側とで不均一となり、いわゆる色ムラが発生することがあった。具体的には、画面周縁側に向けて出射される光は、画面中央側と比べて、二次光の色(一次光の色と補色の関係にある色)を帯びることがあった。
特に、画面周縁側の中でも、反射シートの最も外側にある上記延設部と重なる部分の波長変換シートは、画面中央側と比べて、一次光の供給量が少なく、かつ一次光よりも二次光の供給量が多くなり易い傾向がある。
ところで、従来のバックライト装置では、液晶パネルの画面(表示面)中央側に配される表示領域が、反射シートの前記延設部よりも、かなり内側に設定されていた。そのため、前記延設部と重なる部分の波長変換シートに対して、一次光の供給量が少なくかつ二次光の供給量が多くても、前記延設部と重なる部分の波長変換シートから出射される光は、液晶パネルの非表示領域に向かうことになり、色ムラの発生が抑制されていた。しかしながら、近年、液晶パネルの表示領域の大型化、及び表示領域の周りを囲む非表示領域の狭小化の要求が高く、前記延設部と重なる部分の波長変換シートから出射される光が、表示領域に影響を与えて、色ムラを発生させてしまうことがあり、問題となっていた。
本発明の目的は、色ムラの発生が抑制された照明装置等を提供することである。
本発明に係る照明装置は、光を発する発光面を有する光源と、前記発光面の反対側に配される底部と、前記底部の周縁から立ち上がる側壁部と、前記側壁部から外側に向かって延びる受け部とを有し、前記光源を収容するシャーシと、前記発光面と対向しつつ前記光源から離された状態で配され、前記発光面から発せられた光を波長変換する蛍光体を含む波長変換シートと、前記発光面から発せられた光を前記波長変換シート側へ反射する反射シートであって、前記光源を露出させつつ前記底部を覆う底側反射部と、前記底側反射部から前記側壁部側に傾斜しつつ前記波長変換シート側に向かって立ち上がる傾斜反射部と、前記傾斜反射部から外側に向かって延び、前記受け部を覆う延設部とを有する反射シートと、各々が前記発光面から発せられた光と同色、又はその光を構成する各原色光と同色を呈し、前記延設部上に配される複数のドット状の呈色部とを備える。
前記照明装置において、前記呈色部は、前記発光面から発せられた光の色と補色の関係にある光の吸収率が、前記発光面から発せられた光の吸収率よりも高いことが好ましい。また、前記照明装置において、前記呈色部は、前記発光面から発せられた光の反射率が、前記発光面から発せられた光と補色の関係にある光の反射率よりも高いことが好ましい。
前記照明装置において、前記呈色部は、前記傾斜反射部側から外側に向かうにつれて単位面積当たりの密度又は色の濃度が高くなってもよい。また、前記照明装置において、前記呈色部は、前記反射シートの前記底側反射部及び前記傾斜反射部を取り囲むように枠状に並ぶ形で配されることが好ましい。
前記照明装置において、前記光源は、前記発光面から青色光と赤色光とを含むマゼンタ色光を発し、前記波長変換シートは、前記蛍光体として、前記青色光を緑色光に波長変換する緑色蛍光体を含み、前記呈色部は、マゼンタ色を呈するマゼンタ色呈色部からなってもよい。
前記照明装置において、前記光源は、前記発光面から青色光と赤色光とを含むマゼンタ色光を発し、前記波長変換シートは、前記蛍光体として、前記青色光を緑色光に波長変換する緑色蛍光体を含み、前記呈色部は、青色を呈する青色呈色部と、赤色を呈する赤色呈色部とからなってもよい。
前記照明装置において、前記光源は、前記発光面から青色光を発し、前記波長変換シートは、前記蛍光体として、前記青色光を緑色光に波長変換する緑色蛍光体と、前記青色光を赤色光に波長変換する赤色蛍光体とを含み、前記呈色部は、青色を呈する青色呈色部からなってもよい。
前記照明装置において、前記波長変換シートは、前記蛍光体として硫黄化物蛍光体を含んでもよい。また、前記照明装置において、前記呈色部は、塗膜からなることが好ましい。
前記照明装置において、前記波長変換シートは、その周端部が前記反射シートの前記延設部及び前記シャーシの前記受け部と平面視で重なるように配され、前記シャーシに被せられる内側が開口した枠状部材であって、前記波長変換シートの前記周端部を覆う枠状の被覆部を有する枠状部材を備えてもよい。
前記照明装置において、前記枠状部材の前記被覆部は、前記反射シートの前記延設部よりも内側に突出していてもよい。
また、本発明に係る表示装置は、前記何れかに記載の照明装置と、前記照明装置から照射される光を利用して画像を表示する表示領域と、前記表示領域の周りを取り囲む枠状の非表示領域とを有する表示パネルとを備える。
前記表示装置において、前記延設部は、前記傾斜反射部側の部分が、平面視で前記表示領域と重なるように配されてもよい。また、本発明に係るテレビ受信装置は、前記表示装置を備える。
本発明によれば、色ムラの発生が抑制された照明装置等を提供することができる。
本発明の実施形態1に係るテレビ受信装置の概略構成を示す分解斜視図 図1に示される液晶表示装置のA−A線断面図 液晶表示装置が備える照明装置の平面図 図2に示される液晶表示装置の拡大断面図 実施形態2の照明装置が備える呈色部が形成された反射シートの延設部の一部を拡大した平面図 実施形態3の照明装置が備える呈色部が形成された反射シートの延設部の一部を拡大した平面図 実施形態4の照明装置の一部を拡大した平面図 実施形態5の照明装置が備える呈色部が形成された反射シートの延設部の一部を拡大した平面図
<実施形態1>
本発明の実施形態1を、図1から図4を参照しつつ説明する。本実施形態では、照明装置(バックライト装置)12を備えるテレビ受信装置10TV(液晶表示装置10)を例示する。なお、各図面には、説明の便宜上、X軸、Y軸及びZ軸が示されている。
テレビ受信装置10TVは、図1に示されるように、主として、液晶表示装置(表示装置の一例)10と、その液晶表示装置10を前後(表裏)両側から挟むようにして収容する表裏両キャビネット10Ca,10Cbと、電源10Pと、テレビ信号を受信するチューナー(受信部)10Tと、スタンド10Sとを備えている。液晶表示装置10は、全体的には左右方向(X軸方向)に長く延びた横長の矩形状をなしている。液晶表示装置10は、図2に示されるように、主として、表示パネルとして利用される液晶パネル11と、液晶パネル11に対して光を供給する外部光源としての照明装置(バックライト装置)12と、液晶パネル11及び照明装置12等を保持する枠状のベゼル13等を備えている。
液晶パネル11は、主として、一対の透明な基板と、それらの間で挟まれる形で封止される液晶層とを備えたものからなり、照明装置12から出射される光を利用して、パネル面上に視認可能な状態で画像を表示させる。図2において、液晶パネル11の表側にある表示面11aは上側に示され、裏側にある背面11bは下側に示されている。液晶パネル11は、全体的には、平面視で横長の矩形状をなしている。液晶パネル11を構成する一対の基板のうち、一方の基板はアレイ基板であり、透明なガラス製の基板上に、スイッチング素子であるTFT(Thin Film Transistor)や画素電極等がマトリクス状に配設されたものからなる。なお、TFT基板の内側の面(液晶層側の面)には、更に配向膜等が形成されている。また、他方の基板は、カラーフィルタ(以下、CF)基板であり、透明なガラス製の基板上に、赤色、緑色、青色の各色からなるカラーフィルタがマトリクス状に配設されたものからなる。なお、CF基板の内側(液晶層側)には、カラーフィルタを格子状に区画するブラックマトリクスや、液晶パネル11の周縁に沿って配される枠状の遮光部11c、更に配向膜等が形成されている。また、TFT基板及びCF基板の各外側には、それぞれ偏光板が配されている。
液晶パネル11の表示面11aのうち、枠状の遮光部11cよりも内側の部分が、画像が表示される表示領域AAとなっている。そして、表示領域AAの外側の枠状の領域は、画像が表示されない非表示領域NAAとなっている。表示領域AAは、平面視で横長の矩形状である。遮光部11cは、平面視で、表示領域AAの周りを取り囲む枠状をなしている。
照明装置12は、液晶パネル11の背面側に配され、液晶パネル11に向けて光を供給する。照明装置12は、白色光を出射するように構成されている。本実施形態の照明装置12は、所謂直下型である。照明装置12は、図2に示されるように、主として、シャーシ14、光学部材15、フレーム16、LED(光源)17が実装されたLED基板(光源基板)18、呈色部(マゼンタ色呈色部)40が設けられた反射シート19、波長変換シート21等を備えている。
シャーシ14は、全体的には、表側(光出射側、液晶パネル11側)に開口した浅底の略箱型をなし、例えば、アルミニウム板や電気亜鉛めっき鋼板(SECC)等の金属板から構成される。シャーシ14の開口部は、光出射部14bとなっている。また、シャーシ14は、液晶パネル11等と同様、平面視略矩形状をなした板状の底部14aと、その底部14aの四辺(周縁)から、外側に傾斜しつつ表側(光出射側)に向けて立ち上がる板状の側壁部14cと、各側壁部14cの立ち上がり端から外向きに張り出した板状の受け部14dと、各受け部14dから表側に立ち上がる立壁部14eとを備えている。なお、光出射部14bは、立壁部14eで囲まれた内側の部分からなる。シャーシ14の内側には、LED17が実装されたLED基板18、反射シート19、光学部材15、波長変換シート21等の各種部材が収容される。このようなシャーシ14内において、LED基板18は裏面側が底部14aと対面する形で収容されている。つまり、底部14aはLED17の発光面17a側とは反対側に配されている。シャーシ14の受け部14dは、全体的には枠状をなしており、そのような受け部14dに対して表側から光学部材15や波長変換シート21の周端部が載置される。立壁部14eは、全体的には、受け部14dの外周縁から立ち上がる枠状(筒状)をなしており、受け部14d上に載置された光学部材15や波長変換シート21の周りを取り囲む。また、立壁部14eには、枠状のフレーム16が組み付けられる。なお、シャーシ14の外側には、図示されないコントロール基板やLED駆動基板等の基板類が取り付けられている。また、各図において、シャーシ14は、長辺方向がX軸方向と一致し、かつ短辺方向がY軸方向と一致するように示されている。
光学部材15は、液晶パネル11等と同様、平面視略矩形状をなしており、液晶パネル11の表示領域AAよりも大きく設定されている。また、光学部材15は、その周縁部がシャーシ14の受け部14d等に載せられて、シャーシ14の光出射部14bを覆うと共に、液晶パネル11とLED17との間に配されている。このような光学部材15は、LED17から離れた状態で、その発光面17aと対向している。光学部材15は、裏側(LED17側)に配され、シャーシ14の受け部14dに載せられる拡散板15aと、表側(液晶パネル11側)に配され、受け部14dに固定されたフレーム16上に載せられる光学シート15bとに大別される。拡散板15aは、所定の厚みを有する略透明な樹脂製の板材中に多数の拡散粒子が分散された構成を備えている。本実施形態の拡散板15aは、裏側に配される第1拡散板15a1と、表側に配される第2拡散板15a2とからなる。第1拡散板15a1の表面には、長辺方向(X軸方向)に沿って延びつつ、短辺方向(Y軸方向)に並ぶ複数のレンチキュラーレンズが形成され、第2拡散板15a2の表面には、短辺方向(Y軸方向)に沿って延びつつ、長辺方向(X軸方向)に並ぶ複数のレンチキュラーレンズが形成されている。第1拡散板15a1及び第2拡散板15a2は、互いのレンチキュラーレンズが交差するように重ねられている。なお、後述するように、拡散板15aの表側には、波長変換シート21が重ねられる。
光学シート15bは、拡散板15aと比べて、厚みが小さいシート状をなしており、2枚のシートからなる。具体的には、レンズシート(プレズムシート)22と、レンズシート22の表側に重ねられる反射型偏光シート23とからなる。
レンズシート22は、シート状の基材と、基材の表側の表面に設けられるプリズム部とからなる。プリズム部は、長辺方向(X軸方向)に沿って延びつつ、短辺方向(Y軸方向)に並ぶ複数の単位プリズムから構成されている。レンズシート22は、このようなプリズム部を備えることにより、拡散板15a側(波長変換シート21側)からの光に、単位プリズムの並び方向(Y軸方向)について選択的に集光作用(異方性集光作用)を付与できる。
反射型偏光シート23は、反射型偏光フィルムと、反射型偏光フィルムを表裏から挟み込む一対の拡散フィルムとからなる。反射型偏光フィルムは、例えば、屈折率の互いに異なる層を交互に積層した多層構造からなり、レンズシート22からの光のうち、p波を透過させ、s波を裏側へ反射させる。反射型偏光フィルムによって反射されたs波は、後述する反射シート19等によって、再度表側に反射され、その際に、s波とp波に分離する。このように、反射型偏光シート23は、反射型偏光フィルムを備えることで、本来ならば、液晶パネル11の偏光板によって吸収されるs波を、裏側(反射シート19側)へ反射させることで有効活用することができ、光の利用効率(輝度)を高めることができる。一対の拡散フィルムは、ポリカーボネート樹脂等の透明な合成樹脂材料からなり、反射型偏光フィルム側とは反対側の表面に、光に拡散作用を付与するためのエンボス加工が施されている。
フレーム(枠状部材)16は、シャーシ14の表側に被せられる内側が開口した枠状の部材である。フレーム16は、例えば、合成樹脂からなり、光反射性を有するように白色塗装されている。フレーム16は、平面視で枠状をなしつつその内周縁側が、シャーシ14内に収容された波長変換シート21の周端部を、表側から覆う被覆部16aと、その被覆部16aからシャーシ14の底部14a側に向かって延びつつ、シャーシ14の立壁部14eに外側から取り付けられる外壁部16bとを備える。
フレーム16の被覆部16aは、受け部14dとの間で、シャーシ14内に収容された拡散板15a及び波長変換シート21からなる積層物の周端部を挟持する。被覆部16aは、拡散板15a上に載せられた波長変換シート21の周端部に対して表側から当接している。また、フレーム16の被覆部16aは、光学シート15b及び液晶パネル11を裏側から受ける構成となっている。液晶パネル11は、光学シート15bの表側に重ねられた状態で、フレーム16の被覆部16aに載せられる。光学シート15b及び液晶パネル11からなる積層物は、その周端部がフレーム16の被覆部16aと表側に配されるベゼル13との間で挟持されることで、位置決めされる。
フレーム16の被覆部16aの大部分は、液晶パネル11の非表示領域NAAに配されているものの、被覆部16aの内周縁側の端部は、液晶パネル11の表示領域AAに入り込んでいる。つまり、被覆部16aは、非表示領域NAAから表示領域AAに亘って配されている。なお、被覆部16aは、シャーシ14の受け部14dよりも表示領域AA側に突き出している。
液晶パネル11及び光学シート15bからなる積層物は、その周縁が、フレーム16とこのフレームの表側から被せられる枠状のベゼル13とによって挟まれた状態で、シャーシ14に取り付けられている。ベゼル13は、表側から平面視した際に、表示面11aが内側から露出するように液晶パネル11の周縁(非表示領域NAA)にその表示面11a側(表側)から被せられる枠状をなしたベゼル本体部13aと、このベゼル本体部13aの外縁から下方に向かって延びたベゼル側壁板13bとを備えている。ベゼル本体部13aは、表側から平面視した際、その外観は矩形状をなしている。ベゼル13は、ベゼル側壁板13bがフレーム16の外壁部16bに対してビス等の固定手段を利用して固定されることで、シャーシ14側に取り付けられる。
枠状をなしたベゼル本体部13aは、液晶パネル11の表示領域AA側へはみ出さず、非表示領域NAA内に収まるように、設定されている。なお、ベゼル本体部13aの内周縁は、フレーム16の被覆部16aよりも、外側に配される形となっている。フレーム16の被覆部16aは、ベゼル本体部13aよりも、液晶パネル11の内側に突出しており、その一部は、液晶パネル11の表示領域AA内に入り込んだ形となっている。
LED17は、発光面17aが液晶パネル11側(光学部材15側)を向くようにLED基板18上に表面実装される。LED17は、発光面17aがLED基板18側とは反対側を向く、いわゆる頂面発光型である。LED17の発光面17aから出射される光の光軸は、液晶パネル11の表示面の法線方向と一致している。ここでいう「光軸」とは、LED17の発光面17aから発せられた光のうち、発光強度が最も高い光の方向と一致する軸のことである。
LED17は、発光面17aから一次光としてマゼンタ色の光(マゼンタ色光)を出射する。LED17は、発光源として青色光(約420nm〜約500nmの波長領域)を出射する青色LEDチップ(青色発光素子)を有する。LED17は、青色LEDチップを、赤色蛍光体を含む封止材によって所定のケース内に封止したものからなる。青色LEDチップは、InGaN等の半導体材料からなり、順方向に電圧が印加されることで青色光を発する。なお、青色LEDチップは、図示されないリードフレームによってケース外に配されたLED基板18の配線パターンに接続される。前記封止材は、透明な樹脂中に赤色蛍光体を分散させたものからなる。青色LEDチップから出射された光の一部は、封止材中の赤色蛍光体に吸収され、赤色の光に波長変換される。つまり、赤色蛍光体は、青色LEDチップからの光(青色光)を吸収して励起し、赤色光(約600nm〜約780nmの波長領域)を放出する。その結果、LED17の発光面17aからは、青色LEDチップからの青色光と、赤色蛍光体かの赤色光とが加法混色されたマゼンタ色の光(マゼンタ色光)が出射される。本実施形態では、複数個のLED17が利用される。
LED基板18は平面視四角形状をなし、本実施形態では複数のLED基板18が利用される。複数のLED基板18は、互いに各辺の向きを揃えつつ、整列された状態でシャーシ14の底部14a上に配設されている。各LED基板18は、各辺がX軸方向及びY軸方向に一致するように配設されている。LED基板18は、例えば、アルミ系材料からなる板材の表面に絶縁層を介して銅箔等の金属膜からなる配線パターンを形成したものからなる。なお、LED基板18の最表面には、白色の反射層が形成されてもよい。LED基板18の表側の板面には、上述した複数個のLED17が表面実装されている。なお、LED基板18の表側の板面を、実装面18aと称する。各LED17は、実装面18a内に配索形成された配線パターンに対して電気的に接続されている。
1つのLED基板18上において、複数個のLED17が、互いに間隔を保ちつつ、行列状に並ぶ形で配置されている。また、全てのLED17は、シャーシ14の底部14a上において、互いに間隔を保ちつつ、行列状に並ぶ形となっている。つまり、複数のLED17は、シャーシ14の底部14a側に、面状に広がった状態で配設されている。なお、すべてのLED17は、平面視で液晶パネル11の表示領域AA内に収まるように配設されている。各LED17は、液晶パネル11の長辺方向(X軸方向)及び短辺方向(Y軸方向)にそれぞれ沿いつつ、互いに等間隔で並ぶ形で配置されている。また、隣り合ったLED基板18の間の距離(間隔)は、一定に設定されている。
各LED基板18には、図示されない配線部材が接続されるコネクタ部が設けられており、前記配線部材を介してLED駆動基板から駆動電力が供給される。なお、各LED基板18上の各LED17は、前記LED駆動基板に制御されて、部分駆動(ローカルディミング)を行うことも可能である。
反射シート(反射部材)19は、光反射性に優れる白色のシートからなり、例えば、白色の発泡性プラスチックシート(発泡性ポリエチレンテレフタレートシート)から構成される。反射シート19は、全体的には、表側に開口した浅底の箱型に組み立てられており、シャーシ14の内面の略全域を覆うように、シャーシ14内に収容されている。反射シート19は、平面視で液晶パネル11の表示領域AAよりも大きく設定されている。反射シート19自体の表面の光反射率は略一定であり、このような反射シート19は、全ての可視光を反射(乱反射)する。後述するように、反射シート19の表面には、複数の呈色部20、呈色部30、及び呈色部40が形成されている。
反射シート19は、シャーシ14内の光を、表側(光学部材15側)に向けて反射させる。反射シート19は、シャーシ14の底部14aを覆う矩形状の底側反射部19aと、底側反射部19aの4つの辺に対応する各側縁から外側に傾斜しつつ液晶パネル11側(波長変換シート21側)に向かって立ち上がる4つの傾斜反射部19bと、傾斜反射部19bから外側に向かって延び、シャーシ14の受け部14dを覆う延設部19cとを備えている。底側反射部19aは、底部14a上に配設されている全てのLED基板18の表面(実装面)18aを、全面的にまとめて覆う部分である。なお、底側反射部19aには、複数の開口状の挿通部19dが設けられており、各挿通部19dにLED基板18上の各LED17を1つずつ挿通させて、各挿通部19dから各LED17を露出させている。
傾斜反射部19bは、底側反射部19aの2つの短辺側の側縁から立ち上がる一対の短辺側傾斜反射部19b1,19b2と、底側反射部19aの2つの長辺側の側縁から立ち上がる一対の長辺側傾斜反射部19b3,19b4とからなる(図3参照)。傾斜反射部19bは、全体的には、底側反射部19aの周りを取り囲む形をなしている。延設部19cは、シャーシ14の短辺方向及び長辺方向に沿ってそれぞれ細長く延びた帯状をなしている。なお、底側反射部19a及び傾斜反射部19bは、平面視で、液晶パネル11の表示領域AA内に収まる大きさに設定されている。
延設部19cは、全体的には、底側反射部19a及び傾斜反射部19bの周りを取り囲む枠状をなしている。延設部19cは、各短辺側傾斜反射部19b1,19b2の先端に延設される一対の短辺側延設部19c1,19c2と、各長辺側傾斜反射部19b3,19b4の先端に延設される一対の長辺側延設部19c3,19c4とからなる。
なお、延設部19cは、表裏方向(Z軸方向)において、表側に配される光学部材15(拡散板15a、光学シート15b)の周端部、及び波長変換シート21の周端部と重なるように、シャーシ14の受け部14dに載せられている。また、延設部19cは、その大部分は、平面視で液晶パネル11の非表示領域NAAと重なっているものの、その一部(傾斜反射部19b側の部分)は、平面視で表示領域AAと重なっている。つまり、延設部19cは、非表示領域NAAから表示領域AAに亘って形成されている。なお、フレーム16の被覆部16aは、延設部19cよりも、内側(表示領域AA側)に突き出した形となっている。延設部19cは、平面視で、被覆部16aで完全に覆われた状態となっている。
波長変換シート21は、LED17からの光を波長変換するための蛍光体を含有する蛍光体層と、蛍光体層を表裏から挟み込む一対の透明な基材層とを備えている。蛍光体層は、樹脂中に多数の蛍光体が分散されたものからなる。蛍光体層中の蛍光体としては、LED17から出射された青色光(単色光)によって励起されて、緑色の光(約500nm〜約570nmの波長領域)を放出する緑色蛍光体が利用される。このような緑色蛍光体としては、比較的シャープな発光スペクトルを有するものが好ましく、例えば、「SrGa:Eu2+」等の硫化物蛍光体が用いられる。
波長変換シート21は、液晶パネル11等と同様、平面視矩形状をなしており、光学部材15の拡散板15aと略同等の大きさである。つまり、波長変換シート21は、液晶パネル11の表示領域AAよりも大きく設定されている。波長変換シート21は、拡散板15aよりも厚みの小さいシート状であり、シャーシ14内において、拡散板15a上に載置される。具体的には、2枚重ねの状態の拡散板15aのうち、表側に配される第2拡散板15a2の表面を覆うように配されている。波長変換シート21は、その周端部が、表裏方向(Z軸方向)において、拡散板15a(第2拡散板15a2)の表側に載せられた状態で、シャーシ14の受け部14d、及び受け部14d上に載せられた反射シート19の延設部19cと平面視で重なるように対向配置されている。また、波長変換シート21の周端部は、拡散板15aに載せられた状態で、拡散板15aの周端部と共に、フレーム16の被覆部16aと、シャーシ14の受け部14dとの間で挟持される。
シャーシ14内において、LED17が配置されている領域は、反射シート19の底側反射部19aが配置されている領域と略同じである。つまり、反射シート19の傾斜反射部19b、及び延設部19cが配置されている領域に、LED17は配置されていない。そのため、照明装置12内において、LED17から発せられた一次光(マゼンタ色光)は、底側反射部19aと比べて傾斜反射部19bに供給され難く、LED17からの一次光(マゼンタ色光)に係る光量の分布が、表示面11a(表示領域AA)の中央側(底側反射部19a側)で高く、表示面11a(表示領域AA)の周縁側(傾斜反射部19b側)で低くなり易い状況となっている。特に、表示面11a(表示領域AA)の周縁において、外側に行く程、前記光量が少なくなり易い状況にある。
また、傾斜反射部19bでは、波長変換シート21で既に波長変換された光のうち、光学シート15bで反射される等した後、反射シート19側に戻される光(戻り光)の割合が高くなり易い。傾斜反射部19bと光学部材15との距離は、内側(底側反射部19a側)から外側(延設部19c)に向かうにつれて徐々に短くなっており、傾斜反射部19bによる反射光は、傾斜反射部19bの外側に行く程、光学部材15との間で多重反射し易くなっている。そのため、傾斜反射部19bの外側に行く程、波長変換シート21による波長変換効率が相対的に高くなり易い。
照明装置12内において、波長変換シート21に供給される光(一次光)の量に偏りが生じると、最終的に照明装置12から出射される一次光(マゼンタ色光)と、波長変換シート21で波長変換された光(二次光)との比率が、表示領域AAの中央側と、表示領域AAの周縁側とで異なることになる。その場合、照明装置12からの出射光、及び液晶パネル11の表示画像に色ムラが発生する。具体的には、表示領域AAの周縁側で、LED17からの一次光の光量が相対的に少なくなり、その部分が、一次光の色(マゼンタ色)と補色の関係にある緑色を帯びることになる。
なお、反射シート19の延設部19cは、傾斜反射部19bよりも外側に配される部分であり、しかも、表示面11a側から平面視した際に、フレーム16の被覆部16aによって完全に覆われる部分となっているため、延設部19cで反射されて液晶パネル11側に向かう光は、被覆部16aに遮られるため、一見、液晶パネル11の表示画像に影響を与えないように思われる。しかしながら、延設部19cで反射された光の中には、被覆部16aの裏側から表側に回り込むものもあり、しかも、本実施形態の場合、表示領域AAの周縁部が、被覆部16aの内周縁側と、表裏方向(Z軸方向)で重なる位置まで達しているため、延設部19cで反射された光は、表示領域AAの周縁部に影響を与える。特に、本実施形態の場合、延設部19cの線幅(X軸方向の長さ)は、非常に狭く設定(例えば、1.5mm程度に設定)されており、延設部19cの表面全体で反射された光が、表示領域AAの周縁部に影響を与え得る状態となっている。
延設部19cは、傾斜反射部19bよりも更に外側に配される部分であるため、LED17から発せられた一次光(マゼンタ色光)が、傾斜反射部19bよりも供給され難く、しかも、波長変換シート21で既に波長変換された光(二次光)等を含む戻り光の割合も高くなり易い状況にある。そのため、このような延設部19cで反射された光が、波長変換シートの周縁部に供給されると、特に、照明装置12の出射光の周縁部、及び液晶パネル11の表示領域AAの周縁部が、緑色を帯びる色ムラが発生することになる。
そこで、本実施形態の照明装置12では、上記色ムラの発生を抑制(色補正)するために、延設部19cの表面上にドット状の呈色部40が形成されている。呈色部40は、平面視で円形状であり、LED17の発光面17aから発せられた光と同色(つまり、マゼンタ色)を呈する。呈色部40は、延設部19cの表面上において、均等に配列しつつ、全体として、底側反射部19a及び傾斜反射部19bを取り囲むように枠状に並ぶ形で配設されている。各呈色部40の大きさは、略同じである。なお、隣り合った呈色部40の間からは、白色の傾斜反射部19bの表面が露出している。
呈色部40は、マゼンタ色を呈する顔料を含む塗膜からなる。このような塗膜は、前記顔料を含む塗料を、公知の塗工技術(例えば、印刷技術)を利用して形成されたものからなる。前記塗膜は、必要に応じて、適宜、乾燥される。呈色部40は、発光面17aから発せられた光(マゼンタ色光)の色と補色の関係にある色の光(緑色光)の吸収率が、発光面17aから発せられた光(マゼンタ色光(青色光、赤色光))の吸収率よりも高くなっている。また、呈色部40は、発光面17aから発せられた光(マゼンタ色光(青色光、赤色光))の反射率が、発光面17aから発せられた光と補色の関係にある色の光(緑色光)の反射率よりも高くなっている。つまり、呈色部40は、緑色光を吸収して、マゼンタ色光(青色光、赤色光)を反射する機能を備えている。これにより、呈色部40で反射された光(例えば、白色の戻り光)は、呈色部40が設けられていない白色の部分(反射シート19)で反射された場合と比べて、マゼンタ色を帯びることになる。
なお、延設部19cの表面上に形成される呈色部40の密度及び濃度は、延設部19cに対してLED17から供給される一次光の量や、戻り光に含まれる二次光の量等を考慮して適宜、設定される。なお、表示領域AAの周縁部の輝度低下を抑制する観点からは、呈色部40の密度及び濃度は低い方が好ましい。そのため、延設部19c上の呈色部40は、一次光に対する二次光の割合を考慮しつつ、輝度低下の抑制を考慮して、密度、濃度等が設定される。例えば、延設部19c上の呈色部40は、後述する傾斜反射部19b上の呈色部20と比べて、単位面積当たりの密度又は濃度が小さくなるように設定されてもよい。
また、傾斜反射部19bの表面上には、上記呈色部40と同様、LED17の発光面17aから発せられた光と同色(つまり、マゼンタ色)を呈する複数のドット状の呈色部20が形成されている。図3に示されるように、底側反射部19aの周りに配される4つの傾斜反射部19bの表面上に、複数のドット状の呈色部(マゼンタ色呈色部)20が形成されている。各呈色部20は、平面視で円形をなしており、傾斜反射部19bの略全域に散らばるように形成されている。各呈色部20は、底側反射部19a側から外側(延設部19c)に向かうにつれて、サイズ(大きさ)が大きくなるように設定されている。
また、底側反射部19aの表面上にも、上記呈色部40と同様、LED17の発光面17aから発せられた光と同色(つまり、マゼンタ色)を呈する複数のドット状の呈色部30が形成されている。呈色部30は、底側反射部19aに供給される一次光と二次光との割合を調整等する目的で形成されており、底側反射部19aの表面上において、均等に分布するように行列状に配設されている。各呈色部30の大きさは、略同じである。呈色部30の濃度(色の濃さ)は、傾斜反射部19bの呈色部20と同様である。たたし、底側反射部19a側は、傾斜反射部19b側と比べて、LED17からの光(一次光)が十分供給されるため、単位面積当たりの密度については、呈色部30の方が、呈色部20よりも小さく設定されている。なお、底側反射部19aの最も外側に配設される呈色部30は、製造設備上の都合で、内側に配設される呈色部30と比べて、サイズが小さくされている。
傾斜反射部19bの呈色部20、及び底側反射部19aの呈色部30は、延設部19cの呈色部40と同様、緑色光を吸収して、マゼンタ色光(青色光、赤色光)を反射する機能を備えている。
以上のような照明装置12を備えた液晶表示装置10の電源が投入されると、図示されないコントロール基板から出力される各種信号が液晶パネル11に伝送され、液晶パネル11の表示が制御されると共に、図示されないLED駆動基板によりLED基板18上のLED17の点灯駆動が制御される。LED17の発光面17aから発せられた光は、光学部材15及び波長変換シート21で所定の光学作用が付された後、最終的に、液晶パネル11側に向かう光となる。このような光を利用することで、液晶パネル11の表示領域AAに、視認可能な画像が表示される。
ここで、照明装置12における光学部材15及び波長変換シート21での光学作用について詳細に説明する。LED17の発光面17aからは、青色光と赤色光からなるマゼンタ色光が一次光として出射される。LED17からの一次光は、拡散板15a(第1拡散板15a1、第2拡散板15a2)で拡散作用が付与され、その後、その一部は、拡散板15a上の波長変換シート21に入射する。波長変換シート21に入射した一次光のうち、青色光の一部は、波長変換シート21中の緑色蛍光体により波長変換されて緑色光(二次光)となって放出される。波長変換シート21からは、緑色光と共に、波長変換されずに透過した青色光や赤色光が出射される。このように、波長変換シート21からは、LED17からの一次光(青色光、赤色光)と、波長変換後に得られた二次光(緑色光)とが出射されることで、白色光が形成される。
なお、波長変換シート21から出射された一次光(青色光、赤色光)と、二次光(緑色光)とは、レンズシート22に入射して集光作用が付与され、その後、反射型偏光シート23において、特定の偏光光(p波)が選択的に透過されて液晶パネル11に向かい、それとは異なる特定の偏光光(s波)が選択的に裏側へ反射される。反射型偏光シート23で反射されたs波の光、レンズシート22で集光作用を付与されずに裏側に向けて反射された光、更には拡散板15aで裏側に向けて反射された光等は、反射シート19で反射されて再び表側に向けて進行することになる。
次いで、反射シート19及び呈色部40等の光学作用について詳細に説明する。反射シート19は、直接、光学部材15側に向かわないLED17からの一次光(青色光及び赤色光からなるマゼンタ色光)や、光学部材15等で裏側へ戻された光(一次光及び二次光)を、表側に向けて反射する。反射シート19の延設部19cには、マゼンタ色の呈色部40が形成されている。そのため、延設部19c側に供給される一次光の量が、底側反射部19a側(又は傾斜反射部19b側)に供給される一次光の量よりも少なくても、延設部19c側では、呈色部40が多くの一次光(マゼンタ色光)を反射するため、延設部19c側での反射光と、底側反射部19a側(又は傾斜反射部19b側)での反射光との間に、色の差が生じることが抑制されている。
また、延設部19cと、光学部材15との間で多重反射が生じて波長変換シート21による光の波長変換効率が局所的に高くなり、延設部19c側に二次光(緑色光)が多く供給されても、延設部19c側では、呈色部40が多くの二次光(緑色光)を吸収するため、延設部19c側での反射光と、底側反射部19a側(又は傾斜反射部19b側)での反射光との間に、色の差が生じることが抑制されている。つまり、戻り光として延設部19c側に白色光が供給されると、一次光であるマゼンタ色光(青色光、赤色光)は呈色部40で反射され、二次光である緑色光は呈色部40で吸収される。
また、反射シート19において、傾斜反射部19bには、底側反射部19aよりも、単位面積当たりの密度が高くなるように、呈色部20が形成されている。そのため、傾斜反射部19b側に供給される一次光の量が、底側反射部19a側に供給される一次光の量よりも少なくても、傾斜反射部19b側では、呈色部20が多くの一次光(マゼンタ色光)を反射するため、傾斜反射部19b側での反射光と、底側反射部19a側での反射光との間に、色の差が生じることが抑制されている。また、傾斜反射部19bと、光学部材15との間で多重反射が生じて波長変換シート21による光の波長変換効率が局所的に高くなり、傾斜反射部19b側に二次光(緑色光)が多く供給されても、傾斜反射部19b側では、呈色部20が多くの二次光(緑色光)を吸収するため、傾斜反射部19b側での反射光と、底側反射部19a側での反射光との間に、色の差が生じることが抑制されている。
このような照明装置12では、波長変換シート21の中央側と周縁側とにそれぞれ供給される一次光の量等が均質化され、その結果、照明装置12から出射される出射光の色が均質化され、色ムラが抑制される。特に、反射シート19の延設部19cと平面視で重なる部分の波長変換シートに供給される一次光の量等が、中央側と均質化され、照明装置12の出射光の周縁部、及び液晶パネル11の表示領域AAの周縁部が、緑色を帯びる色ムラが発生することが抑制される。呈色部40は、枠状の延設部19c上において、枠状に並ぶことで、表示領域AAの周縁部について、万遍なく色ムラを抑制することができる。
<実施形態2>
次いで、本発明の実施形態2を、図5を参照しつつ説明する。本実施形態は、実施形態1の呈色部40に代えて、傾斜反射部19b側から外側に向かうにつれて単位面積当たりの密度が高くなるようにマゼンタ色の呈色部40Aを延設部19c上に形成したものからなる。なお、実施形態1と同様の構成については、説明を省略する(以降の実施形態においても同様である)。図5は、実施形態2の照明装置が備える呈色部40Aが形成された反射シート19の延設部19cの一部を拡大した平面図である。延設部19cにおいて、内側(傾斜反射部19b側)から外側に向かうにつれて、一次光に対する二次光の供給量の割合が高くなっている場合、本実施形態のように、傾斜反射部19b側から外側に向かうにつれて単位面積当たりの密度が高くなるように呈色部40Aを形成してもよい。なお、傾斜反射部19bには、実施形態1と同様、マゼンタ色の呈色部20が形成されている。本実施形態においても、照明装置の出射光の周縁部、及び液晶パネルの表示領域の周縁部が、緑色を帯びる色ムラが発生することが抑制される。
<実施形態3>
次いで、本発明の実施形態3を、図6を参照しつつ説明する。本実施形態は、実施形態1の呈色部40に代えて、傾斜反射部19b側から外側に向かうにつれて単位面積当たりの濃度(色の濃さ)が高くなるようにマゼンタ色の呈色部40Bを延設部19c上に形成したものからなる。図6は、実施形態3の照明装置が備える呈色部40Bが形成された反射シート19の延設部19cの一部を拡大した平面図である。延設部19cにおいて、内側(傾斜反射部19b側)から外側に向かうにつれて、一次光に対する二次光の供給量の割合が高くなっている場合、本実施形態のように、傾斜反射部19b側から外側に向かうにつれて単位面積当たりの濃度(色の濃さ)が高くなるように呈色部40Bを形成してもよい。なお、傾斜反射部19bには、実施形態1と同様、マゼンタ色の呈色部20が形成されている。本実施形態においても、照明装置の出射光の周縁部、及び液晶パネルの表示領域の周縁部が、緑色を帯びる色ムラが発生することが抑制される。
<実施形態4>
次いで、本発明の実施形態4を、図7を参照しつつ説明する。本実施形態は、実施形態1のマゼンタ色の呈色部40に代えて、LED17からの光(マゼンタ色光)を構成する各原色光(つまり、青色光、赤色光)と同じ色と呈するドット状の青色の呈色部(青色呈色部)40C1と、ドット状の赤色の呈色部(赤色呈色部)40C2とを延設部19c上に形成したものからなる。図7は、実施形態4の照明装置12Cの一部を拡大した平面図である。図7には、反射シート19の延設部19cの一部等が拡大された状態で示されている。青色の呈色部40C1及び赤色の呈色部40C2は、互いに間隔を保ちつつ、交互に並ぶ形で、枠状の延設部19c上に形成されている。本実施形態では、戻り光に含まれる一次光のうち、青色光は、青色の呈色部40C1で反射され、また赤色光は、赤色の呈色部40C2で反射されることになる。また、戻り光に含まれる二次光(緑色光)は、青色の呈色部40C1及び赤色の呈色部40C2で吸収される。そのため、本実施形態においても、照明装置の出射光の周縁部、及び液晶パネルの表示領域の周縁部が、緑色を帯びる色ムラが発生することが抑制される。
<実施形態5>
次いで、本発明の実施形態5を、図8を参照しつつ説明する。本実施形態は、実施形態1の円形状の呈色部40に代えて、四角形状のマゼンタ色の呈色部40Dを延設部19c上に形成したものからなる。図8は、実施形態5の照明装置が備える呈色部40Dが形成された反射シート19の延設部19cの一部を拡大した平面図である。本実施形態のように、トッド状の呈色部として、平面視で四角形状の呈色部40Eを用いてもよい。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、呈色部として塗膜からなるものを例示したが、本発明はこれに限られず、例えば、LEDから発せられた光と同色のセロファン等を呈色部として用いてもよい。ただし、上記実施形態のように、塗膜からなる呈色部は、既存の塗工装置(印刷装置等)を使用して形成することができ、しかも形成速度が速く好ましい。
(2)上記実施形態では、マゼンタ色光(青色光、赤色光)を出射するLED(光源)を使用したが、本発明はこれに限られない。例えば、青色光を一次光として出射する光源を使用し、蛍光体として、青色光を緑色光に波長変換する緑色蛍光体と、青色光を赤色光に波長変換する赤色蛍光体とを含む波長変換シートを使用してもよい。この場合、波長変換シートからは、前記蛍光体で波長変換された二次光として、緑色光と赤色光が出射され、反射シートの延設部等には、青色の呈色部(青色呈色部)が形成される。また、緑色蛍光体として、例えば、SrGa:Eu2+を使用し、赤色蛍光体として、例えば、(Ca,Sr,Ba)S:Eu2+を使用してもよい。
(3)また、他の場合としては、青色光を一次光として出射する光源を使用し、蛍光体として、青色光を黄色光に波長変換する黄色蛍光体を含む波長変換シートを使用してもよい。この場合、波長変換シートからは、前記蛍光体で波長変換された二次光として、黄色光が出射され、反射シートの延設部等には、青色の呈色部(青色呈色部)が形成される。
(4)また、他の場合としては、紫色の光を出射する光源を使用し、蛍光体として、黄色蛍光体及び緑色蛍光体を含む波長変換シートを使用してもよい。この場合、呈色部としては、紫色の呈色部が利用される。
(5)また、他の場合としては、シアン色の光を出射する光源を使用し、蛍光体として、赤色蛍光体を含む波長変換シートを使用してもよい。この場合、呈色部としては、シアン色の呈色部が利用される。
(6)上記実施形態では、波長変換シートの蛍光体として、硫黄化物蛍光体を使用したが、本発明はこれに限られず、例えば、量子ドット蛍光体(Quantum Dot Phosphor)を用いてもよい。量子ドット蛍光体は、ナノサイズ(例えば、直径2nm〜10nm程度)の半導体結晶中に電子・正孔や励起子を三次元空間方位で閉じ込めることで、離散的エネルギー準位を有しており、そのドットのサイズを変えることで発光光のピーク波長(発光色)等を適宜選択することができる。なお、量子ドット蛍光体は、空気中の酸素や水分と反応して劣化し易く、また環境負荷物質であるカドミウム等を使用するため、波長変換シートの蛍光体としては、上述した硫化物蛍光体が好ましい。硫化物蛍光体は、二酸化ケイ素膜で被覆されており、また、波長変換シート中にガス吸収材を添加することで、高温高湿環境下においても、信頼性が高いと言える。
(7)上記実施形態では、ドット状の呈色部として、円形状、四角形状のものを使用したが、本発明のドット状の呈色部は、これらの形状に限られず、例えば、三角形状等の多角形状、楕円形状、不規則な形状等、本願発明の目的を損なわない限り、特に制限はない。
(8)上記実施形態において、反射シートの単位面積としては、例えば、一辺の長さが0.5mmの正方形の面積を使用してもよい。
(9)上記実施形態では、透過型の液晶表示装置を例示したが、それ以外に、半透過型の液晶表示装置にも本発明は適用可能である。
(10)上記実施形態では、表示パネルとして液晶パネルを用いた液晶表示装置を例示したが、他の種類の表示パネルを用いた表示装置にも本発明は適用可能である。
(11)上記実施形態では、チューナーを備えたテレビ受信装置を例示したが、本発明は、チューナーを備えていない表示装置(例えば、電子看板、電子黒板等)にも適用可能である。
10…液晶表示装置(表示装置)、11…液晶パネル、11a…表示面、11b…背面、11c…遮光部、12…照明装置、13…ベゼル、14…シャーシ、14a…底部、14b…光出射部、14c…側壁部、14d…受け部、14e…立壁部、15…光学部材、15a…拡散板、15a1…第1拡散板、15a2…第2拡散板、15b…光学シート、16…フレーム(枠状部材)、16a…被覆部、16b…外壁部、17…LED(光源)、17a…発光面、18…LED基板、18a…実装面、19…反射シート、19a…底側反射部、19b…傾斜反射部、19c…延設部、19d…挿通部、40…呈色部、21…波長変換シート、22…レンズシート、23…反射型偏光シート、AA…表示領域、NAA…非表示領域

Claims (11)

  1. 光を発する発光面を有する光源と、
    前記発光面の反対側に配される底部と、前記底部の周縁から立ち上がる側壁部と、前記側壁部から外側に向かって延びる受け部とを有し、前記光源を収容するシャーシと、
    前記発光面と対向しつつ前記光源から離された状態で配され、前記発光面から発せられた光を波長変換する蛍光体を含む波長変換シートと、
    前記発光面から発せられた光を前記波長変換シート側へ反射する反射シートであって、前記光源を露出させつつ前記底部を覆う底側反射部と、前記底側反射部から前記側壁部側に傾斜しつつ前記波長変換シート側に向かって立ち上がる傾斜反射部と、前記傾斜反射部から外側に向かって延び、前記受け部を覆う延設部とを有する反射シートと、
    各々が前記発光面から発せられた光と同色、又はその光を構成する各原色光と同色を呈し、前記延設部上に配される複数のドット状の呈色部とを備え
    前記呈色部は、前記傾斜反射部側から外側に向かうにつれて単位面積当たりの密度又は色の濃度が高くなり、
    前記光源は、前記発光面から青色光と赤色光とを含むマゼンタ色光を発し、
    前記波長変換シートは、前記蛍光体として、前記青色光を緑色光に波長変換する緑色蛍光体を含み、
    前記呈色部は、青色を呈する青色呈色部と、赤色を呈する赤色呈色部と、を含んでいて、前記青色呈色部及び前記赤色呈色部が交互に並ぶ形で前記延設部上に配される照明装置。
  2. 前記呈色部は、前記発光面から発せられた光の色と補色の関係にある光の吸収率が、前記発光面から発せられた光の吸収率よりも高い請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記呈色部は、前記発光面から発せられた光の反射率が、前記発光面から発せられた光と補色の関係にある光の反射率よりも高い請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記呈色部は、前記反射シートの前記底側反射部及び前記傾斜反射部を取り囲むように枠状に並ぶ形で配される請求項1から請求項の何れか一項に記載の照明装置。
  5. 前記波長変換シートは、前記蛍光体として硫黄化物蛍光体を含む請求項1から請求項の何れか一項に記載の照明装置。
  6. 前記呈色部は、塗膜からなる請求項1から請求項の何れか一項に記載の照明装置。
  7. 前記波長変換シートは、その周端部が前記反射シートの前記延設部及び前記シャーシの前記受け部と平面視で重なるように配され、
    前記シャーシに被せられる内側が開口した枠状部材であって、前記波長変換シートの前記周端部を覆う枠状の被覆部を有する枠状部材を備える請求項1から請求項の何れか一項に記載の照明装置。
  8. 前記枠状部材の前記被覆部は、前記反射シートの前記延設部よりも内側に突出している請求項に記載の照明装置。
  9. 請求項1から請求項の何れか一項に記載の照明装置と、
    前記照明装置から照射される光を利用して画像を表示する表示領域と、前記表示領域の周りを取り囲む枠状の非表示領域とを有する表示パネルとを備える表示装置。
  10. 前記延設部は、前記傾斜反射部側の部分が、平面視で前記表示領域と重なるように配される請求項に記載の表示装置。
  11. 請求項1に記載の表示装置を備えるテレビ受信装置。
JP2017084690A 2017-04-21 2017-04-21 照明装置、表示装置及びテレビ受信装置 Active JP6889014B2 (ja)

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