JP6888862B1 - 服薬管理システム - Google Patents
服薬管理システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6888862B1 JP6888862B1 JP2020539005A JP2020539005A JP6888862B1 JP 6888862 B1 JP6888862 B1 JP 6888862B1 JP 2020539005 A JP2020539005 A JP 2020539005A JP 2020539005 A JP2020539005 A JP 2020539005A JP 6888862 B1 JP6888862 B1 JP 6888862B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- medication
- patient
- unit
- medication management
- recognition model
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000003814 drug Substances 0.000 title claims abstract description 453
- 229940079593 drug Drugs 0.000 title claims abstract description 363
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 81
- 230000008569 process Effects 0.000 claims abstract description 78
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims abstract description 62
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims abstract description 44
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims abstract description 21
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims abstract description 21
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 9
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 39
- 238000010801 machine learning Methods 0.000 claims description 19
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 9
- 239000002775 capsule Substances 0.000 claims description 2
- 239000008187 granular material Substances 0.000 claims description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 2
- 239000003826 tablet Substances 0.000 claims description 2
- 229940126534 drug product Drugs 0.000 claims 3
- 239000000825 pharmaceutical preparation Substances 0.000 claims 3
- 238000012795 verification Methods 0.000 claims 1
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 138
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 230000000474 nursing effect Effects 0.000 description 5
- 230000009471 action Effects 0.000 description 4
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 210000000214 mouth Anatomy 0.000 description 4
- 238000012549 training Methods 0.000 description 4
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 3
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 3
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 2
- 239000000955 prescription drug Substances 0.000 description 2
- 125000002066 L-histidyl group Chemical group [H]N1C([H])=NC(C([H])([H])[C@](C(=O)[*])([H])N([H])[H])=C1[H] 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003631 expected effect Effects 0.000 description 1
- 230000001815 facial effect Effects 0.000 description 1
- 230000008921 facial expression Effects 0.000 description 1
- 230000036541 health Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000008447 perception Effects 0.000 description 1
- 238000009101 premedication Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 238000000060 site-specific infrared dichroism spectroscopy Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G16—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
- G16H—HEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
- G16H20/00—ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance
- G16H20/10—ICT specially adapted for therapies or health-improving plans, e.g. for handling prescriptions, for steering therapy or for monitoring patient compliance relating to drugs or medications, e.g. for ensuring correct administration to patients
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Primary Health Care (AREA)
- Public Health (AREA)
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Abstract
Description
前記患者の顔を撮影して得たデータを学習データとして機械学習を行うことにより生成した顔認識モデルを用いた顔認証プロセス、および人の服薬動作を撮影して得たデータを学習データとして機械学習を行うことにより生成した服薬動作認識モデルを用いた服薬動作認証プロセスを実行する服薬管理端末を有し、
前記服薬管理端末は、
撮影部と、
前記顔認識モデル、前記服薬動作認識モデルおよび前記患者の患者固有IDを含む患者情報を格納した記憶部と、
前記撮影部により撮影した情報および前記顔認識モデルまたは前記服薬動作認識モデルを組み合わせて処理する演算部と、を備え、
前記顔認証プロセスによって、前記撮影部により撮影可能な範囲に人物が入ったとき、前記撮影部により撮影した情報および前記顔認識モデルを組み合わせて前記演算部により処理することで、撮影した前記人物が前記患者であることを判定するとともに、
前記服薬動作認証プロセスによって、前記患者の動作を前記撮影部により撮影し、前記撮影部により撮影した動作および前記服薬動作認識モデルを組み合わせて前記演算部により処理することで、前記患者が前記薬品を服薬したか否かを判定することを特徴とする。
前記患者の顔を撮影して得たデータを学習データとして機械学習を行うことにより生成した顔認識モデルを用いた顔認証プロセス、および人の服薬動作を撮影して得たデータを学習データとして機械学習を行うことにより生成した服薬動作認識モデルを用いた服薬動作認証プロセスを実行する服薬管理端末を有し、
前記服薬管理端末は、
撮影部と、
前記患者の患者固有IDを含む患者情報を格納した記憶部と、
前記撮影部により撮影した情報および前記顔認識モデルまたは前記服薬動作認識モデルを組み合わせて処理する演算部と、
ネットワークに接続可能な通信部と、を備え、
前記顔認識モデルおよび前記服薬動作認識モデルは前記記憶部または前記ネットワークを介して利用可能なサーバ上に格納されており、
前記顔認証プロセスによって、前記撮影部により撮影可能な範囲に人物が入ったとき、前記撮影部により撮影した情報および前記顔認識モデルを組み合わせて、前記演算部または前記ネットワークを介して利用可能な演算装置により処理することで、撮影した前記人物が前記患者であることを判定するとともに、
前記服薬動作認証プロセスによって、前記患者の動作を前記撮影部により撮影し、前記撮影部により撮影した動作および前記服薬動作認識モデルを組み合わせて、前記演算部または前記ネットワークを介して利用可能な演算装置により処理することで、前記患者が前記薬品を服薬したか否かを判定することを特徴とする。
前記薬カートリッジは、
複数の区画に区分けされた薬品収容部と、
前記各区画に収容された薬品と、
服薬すべき薬品の服薬時期および服薬すべき薬品の収容された区画を含む服薬情報が格納された識別コードと、を備えることを特徴とする。
前記ケース体は、前記薬カートリッジを保持する薬カートリッジ保持部と、前記薬カートリッジ保持部に配置され前記服薬すべき薬品の収容された区画を示す発光手段と、を備えることを特徴とする。
前記登録用端末は、
前記患者の顔を撮影するための撮影部と、
前記患者固有IDを入力するための入力部と、
ネットワークに接続可能な通信部と、を備え、
前記登録用端末の撮影部によって前記患者の顔を撮影して得たデータを用い、前記登録用端末に備えたモデル生成手段または前記ネットワークを介して利用可能なモデル生成手段による機械学習を行い、前記顔認識モデルを生成するとともに、前記顔認識モデルと前記患者固有IDを紐づけすることを特徴とする。
前記患者が服薬したか否かを判定した際、その判定した情報を前記ネットワークを介して利用可能なサーバ上にアップロードし、
前記判定した情報は、前記患者の介護者が所有する介護者端末、前記患者が受診する医療機関が所有する医療機関端末、システム管理者が所有する管理者端末のうち少なくとも1つを用いて閲覧可能であることを特徴とする。
前記薬品認証プロセスは、前記服薬管理端末の撮影部によって前記薬品を撮影した情報および前記服薬情報を組み合わせて処理し、撮影した前記薬品が服薬すべき薬品の種類および数量と一致する事を識別することを特徴とする。
前記服薬管理システム1は、患者Pの服薬を管理するための服薬管理システムであって、前記患者Pの顔を撮影して得たデータを学習データとして機械学習を行うことにより生成した顔認識モデルを用いた顔認証プロセス、および人の服薬動作を撮影して得たデータを学習データとして機械学習を行うことにより生成した服薬動作認識モデルを用いた服薬動作認証プロセスを実行する服薬管理端末10Aと、前記服薬管理端末10Aの付近に設置される薬カートリッジ20と、前記服薬管理端末10Aおよび前記薬カートリッジ20を互いに所定の位置関係に保持するためのケース体30Aと、からなる服薬管理装置1Aを用いるものである。
服薬管理装置1Aは、前記服薬管理端末10Aと、前記薬カートリッジ20と、前記ケース体30Aと、からなり、前記服薬管理端末10Aおよび前記薬カートリッジ20を前記ケース体30Aにセットして使用するものである(図3参照)。
この服薬管理装置1Bは、服薬管理端末10Bと、前記薬カートリッジ20と、ケース体30Bと、からなる点は前記服薬管理装置1Aと同様であるが、前記服薬管理端末10Bと前記ケース体30Bが一体となっている点において異なる。
この服薬管理装置1Cは、服薬管理端末10Cと、前記薬カートリッジ20と、前記ケース体30Cと、からなり、前記服薬管理端末10Cと前記ケース体30Cが一体となっている点は前記服薬管理装置1Bと同様であるが、前記服薬管理端末10Cが蓋部33を兼ねている点において異なる。
前記登録用端末50は、撮影部210と、記憶部220と、演算部230と、通信部240と、出力部250と、入力部260と、電源部270と、を有し、患者情報登録プロセスを実行するためのものであり、本実施の形態では据置型のパソコンを用いるものであるが、その他、例えば薬局に設置されたレセコンや、タブレット端末などを使用するものとしてもよい。
以下に、順を追ってその工程を説明する。
まず、服薬管理装置を導入する患者Pの情報を登録する。
本実施の形態においては医療機関においてこの患者情報登録プロセスを行うものであり、詳しい説明は後述する。尚、前記患者Pの自宅において直接前記患者情報登録プロセスを行うものとしてもよい。
次に、前記服薬管理装置1Aを導入する患者Pの自宅において使用するための初期設定を行うものであり、詳しい説明は後述する。
前記服薬管理装置1Aが前記患者Pの自宅で使用可能な状態となったら、前記患者Pは、病院等の医療機関を受診し、処方箋を発行してもらう。
前記処方箋に基づき、薬局等の医療機関によって薬カートリッジ20が作成される。前記患者Pは直接それを持ち帰るか、或いは配送などの方法によって、前記薬カートリッジ20を受領する。
前記患者Pは、前記服薬管理端末10Aの撮影部110に前記薬カートリッジ20の表面に表示された前記識別コード24をスキャンさせて、前記服薬情報25を前記服薬管理端末10Aへ取り込む。その後、前記ケース体30の前記薬カートリッジ保持部32へ前記薬カートリッジ20を設置する。
前記服薬情報24に基づいて、所定の服薬時期になったとき、前記出力部150によって服薬を促す旨の映像および音声を出力する服薬アナウンスがなされる。
服薬アナウンスによって前記服薬管理端末10Aの付近に前記患者Pが現れ、前記撮影部110によって捉えたら、撮影された人物が前記患者Pと一致するか否か顔認証プロセスによって判定される。この顔認証プロセスの詳しい説明は後述する。
顔認証プロセスによって撮影された人物が前記患者Pと一致することが判定されたら、前記蓋部33のロックが解除されるとともに、服薬すべき薬品23が収容された区画22が前記発光手段35により示され、前記患者Pは、示された区画22から薬品23を取り出して服薬する。
前記判定結果がアップロードされると、予め前記サーバ上に連絡先が登録されている介護者が所有する介護者端末および医療機関が所有する医療機関端末へ判定結果を含めた通知が行われる。
以下に、順を追ってその工程を説明する。尚、前記登録用端末50は、本実施の形態においては医療機関に設置した医療機関端末を用いるものであるが、持ち運び可能なラップトップパソコンやタブレットを用いるものとしてもよく、その他、例えば介護施設や看護施設などの医療を提供しない施設に設置した端末を用いるものとしてもよい。
前記患者Pが服薬管理装置1Aを新たに導入する場合、まず服薬管理端末10Aの端末固有ID170を登録用端末50に登録する。前記服薬管理端末10Aには、前記端末固有ID170を格納した二次元バーコード13が印刷または貼付されているので、前記登録用端末50の撮影部210によって前記二次元バーコード13をスキャンすることによって容易に前記端末固有ID170を取り込むことが可能である。
医療機関の担当者は、前記患者Pの顔を前記撮影部210によって撮影する。このとき、複数の角度や異なる表情を撮影することでより機械学習の精度が高まるため望ましい。撮影されたデータを用い、前記登録用端末50に備えたモデル生成手段223による機械学習を行い、前記顔認識モデル124を生成する。その後、前記登録用端末50に備えた入力手段261によって患者固有ID123を入力し、前記顔認識モデル124と紐づけする。
前記顔認識モデル124および前記患者固有ID123からなる患者情報122は、前記服薬管理端末10Aに転送され、登録される。この時用いる通信手段は、Wi−Fi(登録商標)である無線通信手段141を用いるものであるが、その他、Bluetooth(登録商標)による近距離無線通信を用いて前記通信部同士を接続してもよく、前記服薬管理端末10Aに予め備えたUSB等の接続端子を用いるものであってもよい(図示せず)。
前記患者情報122は、前記登録用端末50の通信部241を介し、インターネットであるネットワーク40にアクセスして、クラウドサーバ80にアップロードする。アップロードされた患者情報122は、システム管理者が前記管理者端末70からネットワーク40を介してアクセス可能である。
以下に、順を追ってその工程を説明する。
前記患者Pの自宅において、前記服薬管理端末10Aをインターネットであるネットワーク40に接続するための設定を行う。以下の説明は、患者自身で設定を行うものとして説明するが、例えば介護者や医療機関スタッフ、その他の補助者が設定を行うものであってもよい。
続いて、前記服薬管理端末10Aのネットワーク設定を行う。前記患者Pは、前記モバイル端末を用いて、前記患者Pの自宅で利用可能なWi−Fi(登録商標)アクセスポイントのSSIDおよびパスワードを入力し、前記服薬管理端末10Aが前記Wi−Fi(登録商標)アクセスポイントに接続可能となったら、前記服薬管理端末10Aを操作して、アクセスポイントモードを終了する。
ネットワーク設定が完了した前記服薬管理端末10Aは、インターネット経由で最新の専用アプリケーションをダウンロードし、インストールする。尚、予め工場出荷時点で専用アプリケーションをプリインストールしてあるものとしてもよい。前記服薬管理端末10Aのネットワーク設定および専用アプリケーションのインストールができたら、前記服薬管理装置1Aの初期設定プロセスが完了する。
以下に、順を追ってその工程を説明する。
服薬アナウンスによって前記患者Pに服薬を促したのち、顔認証プロセスがスタートし、まずは前記服薬管理端末10Aの前記撮影部110により撮影可能な範囲に人物が入ったことを検知する。
続いて、前記人物の顔を、前記撮影部110によって撮影する。
前記撮影した情報を前記服薬管理端末10Aの前記記憶部120に格納した顔認識モデルと組み合わせて処理し、予め登録された患者Pであるか否かを判定する。より詳細に説明すると、前記撮影した情報のうち例えば前記人物の目・鼻・口・顎がともに撮影された画像を用いて、顔認識モデルとの一致度が所定の閾値を超えた場合に、前記人物が登録した前記患者Pであると判定する。
以下に、順を追ってその工程を説明する。
前記患者Pが前記服薬すべき薬品を服薬する一連の動作を、前記撮影部110によって撮影する。また、この時、前記服薬管理端末10Aの撮影部110により撮影した情報をもとに、前記服薬すべき薬品23の収容された区画22から前記服薬すべき薬品23が取り出されたか否かを識別することとしてもよい。
前記撮影した情報を前記服薬管理端末10Aの前記記憶部120に格納した服薬動作認識モデルと組み合わせて処理し、前記患者Pが本当に前記薬品23を服薬したか否かを判定する。より詳細に説明すると、前記患者Pの例えば両手や顔などの部位の一連の動作を撮影した情報と、人が薬品を服用する際の様々な動作を撮影して得たデータを学習データとして機械学習を行うことにより生成した服薬動作認識モデルとを照合して、一致度が所定の閾値を超えた場合に、前記患者Pが前記薬品23を服薬したと判定する。その際、錠剤・カプセル・顆粒・散剤・液体など薬品の種類に応じた服薬動作認識モデルを用いるものとしてもよい。
その後、判定結果をネットワーク40上のクラウドサーバ80に前記通信部140を介してアップロードする。前記判定結果がアップロードされると、介護者端末60や管理者端末70へ判定結果を含めた通知が行われる。
前記服薬管理システム2は、患者Pの服薬を管理するための服薬管理システムであって、前記患者Pの顔を撮影して得たデータを学習データとして機械学習を行うことにより生成した顔認識モデルを用いた顔認証プロセス、および人の服薬動作を撮影して得たデータを学習データとして機械学習を行うことにより生成した服薬動作認識モデルを用いた服薬動作認証プロセスを実行する前記服薬管理装置1Aを用いるものであるが、顔認証プロセスと服薬動作認証プロセスの間に薬品認証プロセスを行う点で前記第1の実施形態である服薬管理システム1と異なる。
以下に、順を追ってその工程を説明する。
顔認証プロセスによって前記服薬管理装置10Aの前に登録された前記患者Pが居ることが判定されたら、前記蓋部33のロックが解除されるとともに、服薬すべき薬品23が収容された区画22がその上下に配置した前記発光手段35により示される。
前記示された区画22に収納された状態の服薬すべき薬品23を、前記服薬管理端末10Aの前記撮影部110によって撮影する。尚、前記患者Pが示された区画22から取り出した服薬すべき薬品23を薬品置き部36などの所定の場所に置き、前記服薬管理端末10Aの前記撮影部110によって撮影することとしてもよい。
前記撮影した情報を前記服薬管理端末10Aの前記記憶部120に格納した服薬情報25と組み合わせて処理し、予め登録された服薬すべき薬品の種類と一致するか、及び、服薬すべき薬品の数量と一致するか、を判定する。
前記服薬管理システム3は、患者Pの服薬を管理するための服薬管理システムであって、前記患者Pの顔を撮影して得たデータを学習データとして機械学習を行うことにより生成した顔認識モデルを用いた顔認証プロセス、および人の服薬動作を撮影して得たデータを学習データとして機械学習を行うことにより生成した服薬動作認識モデルを用いた服薬動作認証プロセスを実行する服薬管理装置1Dを用いるものであるが、前記服薬管理装置1Dは服薬管理端末10Dのみから構成されており、前記薬カートリッジ20および前記ケース体30Aを有しない点で前記第1の実施形態である服薬管理システム1と異なる。
Claims (12)
- 患者の服薬を管理するための服薬管理システムであって、
不特定の人が薬品を服用する際の様々な動作を撮影して得たデータを学習データとして機械学習を行うことにより生成した服薬動作認識モデルを用いた服薬動作認証プロセスを実行する服薬管理端末を有し、
前記服薬管理端末は、
撮影部と、
前記服薬動作認識モデルを格納した記憶部と、
前記撮影部により撮影した情報および前記服薬動作認識モデルを組み合わせて処理する演算部と、を備え、
前記服薬動作認証プロセスによって、前記撮影部により撮影した前記患者の動作および前記服薬動作認識モデルを組み合わせて前記演算部により処理することで、前記患者が薬品を服薬したか否かを判定する、
ことを特徴とする服薬管理システム。 - 前記服薬管理端末は、前記患者の顔を撮影して得たデータを学習データとして機械学習を行うことにより生成した顔認識モデルを用いた顔認証プロセスを更に有しており、
前記顔認識モデルは前記記憶部に格納されており、
前記顔認識モデルと前記撮影部により撮影した情報を組み合わせて前記演算部により処理可能であり、
前記顔認証プロセスによって、前記撮影部により撮影可能な範囲に人物が入ったとき、前記撮影部により撮影した情報および前記顔認識モデルを組み合わせて前記演算部により処理することで、撮影した前記人物が前記患者であることを判定する、
ことを特徴とする請求項1記載の服薬管理システム。 - 患者の服薬を管理するための服薬管理システムであって、
不特定の人が薬品を服用する際の様々な動作を撮影して得たデータを学習データとして機械学習を行うことにより生成した服薬動作認識モデルを用いた服薬動作認証プロセスを実行する服薬管理端末を有し、
前記服薬管理端末は、
撮影部と、
記憶部と、
前記撮影部により撮影した情報および前記服薬動作認識モデルを組み合わせて処理する演算部と、
ネットワークに接続可能な通信部と、を備え、
前記服薬動作認識モデルは前記記憶部または前記ネットワークを介して利用可能なサーバ上に格納されており、
前記服薬動作認証プロセスによって、前記撮影部により撮影した前記患者の動作および前記服薬動作認識モデルを組み合わせて、前記演算部または前記ネットワークを介して利用可能な演算装置により処理することで、前記患者が薬品を服薬したか否かを判定する、
ことを特徴とする服薬管理システム。 - 前記服薬管理端末は、前記患者の顔を撮影して得たデータを学習データとして機械学習を行うことにより生成した顔認識モデルを用いた顔認証プロセスを更に有しており、
前記顔認識モデルは前記記憶部または前記ネットワークを介して利用可能なサーバ上に格納されており、
前記顔認識モデルと前記撮影部により撮影した情報を組み合わせて前記演算部または前記ネットワークを介して利用可能な演算装置により処理可能であり、
前記顔認証プロセスによって、前記撮影部により撮影可能な範囲に人物が入ったとき、前記撮影部により撮影した情報および前記顔認識モデルを組み合わせて前記演算部または前記ネットワークを介して利用可能な演算装置により処理することで、撮影した前記人物が前記患者であることを判定する、
ことを特徴とする請求項3記載の服薬管理システム。 - 前記患者の患者固有IDを含む患者情報を登録するための登録用端末を有し、
前記登録用端末は、
前記患者の顔を撮影するための撮影部と、
前記患者固有IDを入力するための入力部と、
ネットワークに接続可能な通信部と、を備え、
前記登録用端末の撮影部によって前記患者の顔を撮影して得たデータを用い、前記登録用端末に備えたモデル生成手段または前記ネットワークを介して利用可能なモデル生成手段による機械学習を行い、前記顔認識モデルを生成するとともに、前記顔認識モデルと前記患者固有IDを紐づけする、
ことを特徴とする請求項2または4記載の服薬管理システム。 - 前記服薬動作認識モデルは、錠剤・カプセル・顆粒・散剤・液体その他の前記薬品の種類に応じた服薬動作認識モデルである、
ことを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載の服薬管理システム。 - 前記服薬管理端末の付近に設置されるケース体および薬カートリッジを有し、
前記ケース体は前記薬カートリッジを上方から挿入して保持する上面開口の薬カートリッジ保持部を有し、
前記薬カートリッジは、服薬計画に基づいて医療機関によって作成されて封をしたものであって、交換可能であり、
カレンダー状に平面的に複数の区画に区分けされた薬品収容部と、
前記各区画に収容された薬品と、
服薬すべき薬品の服薬時期および服薬すべき薬品の収容された区画を含む服薬情報が格納された識別コードと、を備える、
ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6記載の服薬管理システム。 - 前記ケース体は、前記薬カートリッジ保持部に配置され前記服薬すべき薬品の収容された区画を示す発光手段を備える、
ことを特徴とする請求項7記載の服薬管理システム。 - 前記服薬管理端末の撮影部により撮影した情報をもとに、前記服薬すべき薬品の収容された区画から前記服薬すべき薬品が取り出されたか否かを識別する、
ことを特徴とする請求項7または8記載の服薬管理システム。 - 薬品認証プロセスを有し、
前記薬品認証プロセスは、前記服薬管理端末の撮影部によって前記薬品を撮影した情報および前記服薬情報を組み合わせて処理し、撮影した前記薬品が服薬すべき薬品の種類および数量と一致する事を識別する、
ことを特徴とする請求項7,8または9記載の服薬管理システム。 - 前記服薬管理端末は、所定の服薬時期が到来したことを示す旨の映像を出力する映像出力手段または所定の服薬時期が到来したことを示す旨の音声を出力する音声出力手段のうち少なくとも一方を有する出力部を備える、
ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9または10記載の服薬管理システム。 - 前記服薬管理端末がネットワークに接続可能な通信部を有しており、
前記患者が服薬したか否かを判定した際、その判定した情報を前記ネットワークを介して利用可能なサーバ上にアップロードし、
前記判定した情報は、前記患者の介護者が所有する介護者端末、前記患者が受診する医療機関が所有する医療機関端末、システム管理者が所有する管理者端末のうち少なくとも1つを用いて閲覧可能である、
ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9,10または11記載の服薬管理システム。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2020/003275 WO2021152750A1 (ja) | 2020-01-29 | 2020-01-29 | 服薬管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6888862B1 true JP6888862B1 (ja) | 2021-06-16 |
JPWO2021152750A1 JPWO2021152750A1 (ja) | 2021-08-05 |
Family
ID=76313305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020539005A Active JP6888862B1 (ja) | 2020-01-29 | 2020-01-29 | 服薬管理システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6888862B1 (ja) |
WO (1) | WO2021152750A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7424259B2 (ja) | 2020-09-29 | 2024-01-30 | 大日本印刷株式会社 | 服薬管理装置および服薬管理システム |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004507322A (ja) * | 2000-08-28 | 2004-03-11 | アッドズ オイ | 錠剤またはカプセル入り薬剤の投与システム |
JP2011031006A (ja) * | 2009-08-04 | 2011-02-17 | Yoshihiro Konishi | 服薬時間管理装置 |
JP2016182185A (ja) * | 2015-03-25 | 2016-10-20 | セコム株式会社 | 服薬支援装置 |
JP2018086201A (ja) * | 2016-11-29 | 2018-06-07 | 株式会社メニコン | 健康管理型ペットロボット |
JP2018094683A (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | 株式会社メニコン | 見守り型ペットロボット |
-
2020
- 2020-01-29 JP JP2020539005A patent/JP6888862B1/ja active Active
- 2020-01-29 WO PCT/JP2020/003275 patent/WO2021152750A1/ja active Application Filing
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004507322A (ja) * | 2000-08-28 | 2004-03-11 | アッドズ オイ | 錠剤またはカプセル入り薬剤の投与システム |
JP2011031006A (ja) * | 2009-08-04 | 2011-02-17 | Yoshihiro Konishi | 服薬時間管理装置 |
JP2016182185A (ja) * | 2015-03-25 | 2016-10-20 | セコム株式会社 | 服薬支援装置 |
JP2018086201A (ja) * | 2016-11-29 | 2018-06-07 | 株式会社メニコン | 健康管理型ペットロボット |
JP2018094683A (ja) * | 2016-12-14 | 2018-06-21 | 株式会社メニコン | 見守り型ペットロボット |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7424259B2 (ja) | 2020-09-29 | 2024-01-30 | 大日本印刷株式会社 | 服薬管理装置および服薬管理システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2021152750A1 (ja) | 2021-08-05 |
WO2021152750A1 (ja) | 2021-08-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11728021B2 (en) | Pill dispenser | |
US9144399B2 (en) | Medication recording device | |
EP2793796B1 (en) | System and apparatus for dispensing oral medications | |
JP2021502219A (ja) | 統合的服薬管理用のシステム、方法、及びモジュール | |
US11688499B2 (en) | Systems, devices and methods for securing and tracking drug dispensing devices | |
US20190080791A1 (en) | System and method of medication delivery and adherence tracking | |
JP6338454B2 (ja) | 服用証跡管理端末、服用証跡管理システム及び服用証跡管理方法 | |
Moshnyaga et al. | A medication adherence monitoring system for people with dementia | |
KR20170112704A (ko) | 복약 모니터링 장치 및 방법 | |
US11464710B2 (en) | Automated and secure methods for dispensing medication | |
WO2016141102A1 (en) | System and device for dispensing medications and remotely monitoring health systems | |
US20180046776A1 (en) | Medicine reminder and indentification technology | |
KR20190047566A (ko) | 스마트 의약품 보관 장치 및 이를 이용한 복약 모니터링 시스템 | |
US20190282450A1 (en) | System, method, and module for integrated medication management | |
JP6888862B1 (ja) | 服薬管理システム | |
US20190252056A1 (en) | Method and apparatus for verifying therapeutic compliance | |
JP7088441B1 (ja) | 服薬管理装置、服薬管理方法、及びプログラム | |
JP2004206578A (ja) | 薬歴簿システム | |
JP6937053B1 (ja) | 服薬管理装置及び服薬管理システム | |
WO2022085480A1 (ja) | 表示制御方法、遠隔医療システム、およびプログラム | |
US20230335250A1 (en) | Pill dispenser | |
CH713260B1 (it) | Sistema e procedimento per assistenza alla compliance farmacologica. | |
CN108351976A (zh) | 提供对象的身份证明和医学信息的系统和方法 | |
TR201604967A2 (tr) | Akilli i̇laç kutusu |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200716 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20200716 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20201104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201203 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210126 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210302 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210426 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210513 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6888862 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |