JP6888830B2 - ネットワークシステム - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末、通信制御方法、通信制御プログラム及びネットワークシステムに関し、例えば消費電力を低減するのに適した携帯端末、通信制御方法、通信制御プログラム及びネットワークシステムに関する。
携帯電話、スマートフォン及びタブレット等のネットワーク通信端末(携帯端末)の普及や、通信速度の向上により、一人当たりのネットワーク通信端末の所有台数が増加傾向にある。家庭内のネットワーク通信端末が増加することにより、電波の使用率が上昇し、通信障害が発生することも確認されている。
そのため、近年では、複数の通信帯域のうち通信状態が良好な通信帯域を用いて通信を行うことのできるデュアルバンド接続方式の通信技術の開発が進んでいる。デュアルバンド接続方式の通信技術は、例えば、特許文献1、特許文献2及び特許文献3等に開示されている。
特開2013−051696号公報 特開2011−188122号公報 特開2008−054268号公報
しかしながら、デュアルバンド接続方式の通信技術では、頻繁に、複数の通信帯域のそれぞれの電波状態(通信強度)を確認したり、複数の通信帯域のそれぞれの使用状況(混雑状況)を確認したりする必要がある。そのため、デュアルバンド接続方式の通信技術では、携帯端末の負荷が大きくなり、その結果、消費電力が増大してしまうという課題があった。
本開示の目的は、上述した課題を解決する携帯端末、携帯端末の通信制御方法、及び、通信制御プログラムを提供することを目的とする。
一実施の形態によれば、携帯端末は、無線通信装置と無線通信を行う第1無線送受信部と、第1及び第2通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較する通信状態比較部と、前記第1及び前記第2通信帯域のうち前記通信状態比較部による比較結果に基づいて選択された通信帯域を用いて、前記第1無線送受信部に無線通信させる第1制御部と、バッテリと、前記バッテリの充電が行われているか否かを判定する充電状態判定部と、を備え、前記第1制御部は、前記充電状態判定部によって前記バッテリが充電中であると判定された場合、前記通信状態比較部による比較結果に関わらず、前記無線通信装置との無線通信に用いられる通信帯域を、前記第1及び前記第2通信帯域のうち所定の通信帯域に固定するように構成されている。
一実施の形態によれば、ネットワークシステムは、無線通信装置と、携帯端末と、を備え、前記携帯端末は、前記無線通信装置と無線通信を行う第1無線送受信部と、第1及び第2通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較する通信状態比較部と、前記第1及び前記第2通信帯域のうち前記通信状態比較部による比較結果に基づいて選択された通信帯域を用いて、前記第1無線送受信部に無線通信させる第1制御部と、バッテリと、前記バッテリの充電が行われているか否かを判定する充電状態判定部と、を有し、前記第1制御部は、前記充電状態判定部によって前記バッテリが充電中であると判定された場合、前記通信状態比較部による比較結果に関わらず、前記無線通信装置との無線通信に用いられる通信帯域を、前記第1及び前記第2通信帯域のうち所定の通信帯域に固定するように構成されている。
一実施の形態によれば、携帯端末による通信制御方法は、第1及び第2通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較する通信状態比較ステップと、前記第1及び前記第2通信帯域のうち相対的に通信状態が良好と判断された通信帯域を用いて、無線通信装置と無線通信させる無線通信ステップと、バッテリの充電が行われているか否かを判定する充電状態判定ステップと、前記バッテリが充電中であると判定された場合、前記通信状態比較ステップにおける比較結果に関わらず、前記無線通信装置との無線通信に用いられる通信帯域を、前記第1及び前記第2通信帯域のうち所定の通信帯域に固定するステップと、を備える。
一実施の形態によれば、通信制御プログラムは、第1及び第2通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較する通信状態比較処理と、前記第1及び前記第2通信帯域のうち相対的に通信状態が良好と判断された通信帯域を用いて、無線通信装置と無線通信させる無線通信処理と、バッテリの充電が行われているか否かを判定する充電状態判定処理と、前記バッテリが充電中であると判定された場合、前記通信状態比較処理における比較結果に関わらず、前記無線通信装置との無線通信に用いられる通信帯域を、前記第1及び前記第2通信帯域のうち所定の通信帯域に固定する処理と、をコンピュータに実行させる。
前記一実施の形態によれば、消費電力を低減することが可能な携帯端末、通信制御方法、通信制御プログラム及びネットワークシステムを提供することができる。
実施の形態1に係る携帯端末の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る携帯端末が用いられたネットワークシステムによって構築された家庭内ネットワーク環境の一例を示す図である。 図2に示すネットワークシステムの構成例を示すブロック図である。 図3に示すネットワークシステムに設けられた携帯端末の通信制御方法を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る携帯端末の第1変形例に採用されるデータテーブルの一例を示す図である。 実施の形態1に係る携帯端末の第2変形例に採用されるデータテーブルの一例を示す図である。 図2に示す家庭内ネットワーク環境の他の例を示す図である。 通信制御用プロセッサのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態2に係るネットワークシステムの構成例を示すブロック図である。 実施の形態3に係るネットワークシステムの構成例を示すブロック図である。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について説明する。なお、図面は簡略的なものであるから、この図面の記載を根拠として実施の形態の技術的範囲を狭く解釈してはならない。また、同一の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
以下の実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明する。ただし、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、応用例、詳細説明、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(動作ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数等(個数、数値、量、範囲等を含む)についても同様である。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1にかかる携帯端末の構成例を示すブロック図である。本実施の形態にかかる携帯端末は、バッテリ充電中で携帯端末の移動が制限されている場合に、デュアルバンド接続機能を停止させることにより、消費電力を低減させることができる。以下、具体的に説明する。
図1に示すように、携帯端末2は、例えば、携帯電話、スマートフォン及びタブレット等のネットワーク通信端末であって、無線送受信部22と、通信状態比較部23と、電源接続ポート24と、バッテリ25と、充電状態判定部26と、を少なくとも備える。無線送受信部22は、無線通信部(5GHz帯無線通信部)221と、無線通信部(2.4GHz帯無線通信部)222と、データ送受信部223と、を有する。
無線通信部221は、無線LAN(Local Area Network)の通信帯域の一つである5GHz帯の通信帯域を用いて外部の無線通信装置と無線通信を行う。ここでは、無線通信装置がホームゲートウェイ(HGW)である場合を例に説明する。無線通信部222は、無線LANの通信帯域の一つである2.4GHz帯の通信帯域を用いて外部の無線通信装置と無線通信を行う。
なお、本実施の形態では、無線通信部221,222がそれぞれ5GHz帯、2.4GHz帯の通信帯域を用いて無線通信を行う場合を例に説明しているが、これに限られず、無線LANの任意の通信帯域を用いて無線通信を行うことができる。例えば、11ad規格に対応する60GHz帯の通信帯域を用いて無線通信が行われても良い。
データ送受信部223は、5GHz帯の通信帯域を用いて無線通信を行う場合、ホームゲートウェイから無線で送信されたデータを無線通信部221を介して受信したり、無線通信部221を介して無線でホームゲートウェイにデータを送信したりする。また、データ送受信部223は、2.4GHz帯の通信帯域を用いて無線通信を行う場合、ホームゲートウェイから無線で送信されたデータを無線通信部222を介して受信したり、無線通信部222を介して無線でホームゲートウェイにデータを送信したりする。
通信状態比較部23は、5GHz帯及び2.4GHz帯の通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較する。例えば、通信状態比較部23は、5GHz帯及び2.5GHz帯の通信帯域のそれぞれの電波状態を比較したり、5GHz帯及び2.5GHz帯の通信帯域のそれぞれの使用状況を比較したりして、通信状態が良好な通信帯域の情報を比較結果として出力する。
制御部21は、通信状態比較部23による比較結果に基づいて選択された通信帯域を用いて、無線送受信部22に無線通信を行わせる。具体的には、制御部21は、通信状態比較部23による比較結果が、5GHz帯の通信状態が2.4GHz帯の通信状態よりも良好であることを示す場合、5GHz帯の無線通信部221を用いて無線通信を行わせる。また、制御部21は、通信状態比較部23による比較結果が、2.4GHz帯の通信状態が5GHz帯の通信状態よりも良好であることを示す場合、2.4GHz帯の無線通信部222を用いて無線通信を行わせる。
バッテリ25は、携帯端末2に電力を供給する電力供給源である。電源接続ポート24は、バッテリ25に接続されるとともに、外部から電源アダプタを差し込み可能に構成されている。電源に接続された電源アダプタが電源接続ポート24に差し込まれることにより、バッテリ25の充電が行われる。
充電状態判定部26は、バッテリ25が充電中であるか否かを判定する。ここで、バッテリ25が充電中である場合、携帯端末2の移動が制限されるため、携帯端末2とホームゲートウェイ1との間の無線通信に用いられる最適な通信帯域は変動しない可能性が高い。
そこで、制御部21は、充電状態判定部26によってバッテリ25が充電中であると判定された場合、通信状態比較部23の比較結果に関わらず、無線通信に用いられる通信帯域を、充電前に通信状態が良好と判断された通信帯域に固定させる。即ち、デュアルバンド接続機能を停止させる。それにより、携帯端末2は、消費電力を低減させることができる。
このように、本実施の形態に係る携帯端末2は、バッテリ充電中で携帯端末2の移動が制限されている場合に、デュアルバンド接続機能を停止させることにより、消費電力を低減させることができる。その結果、バッテリ25の劣化を防ぐこともできる。また、デュアルバンド接続機能を停止させることにより、ネットワークの負荷が軽減されるため、家庭内ホームネットワークの通信環境をより快適にすることができる。
≪ネットワークシステムSYS1の説明≫
続いて、携帯端末2が採用されたネットワークシステムSYS1について説明する。
図2は、ネットワークシステムSYS1の概要を示す図である。
図2に示すように、ネットワークシステムSYS1は、家庭内ネットワーク(ホームネットワーク)の環境を構築しており、ホームゲートウェイ1と、携帯端末2と、を少なくとも備える。
ホームゲートウェイ1は、無線通信装置の一つであって、家庭内ネットワークの環境下にある携帯端末2と無線通信を行うとともに、外部ネットワーク通信網4と通信可能となっている。図2の例では、ホームゲートウェイ1は、建物の一階に設置されている。例えば、携帯端末2がホームゲートウェイ1と同様に建物の1階に位置する場合、ホームゲートウェイ1と携帯端末2との間では、5GHz帯の通信帯域を用いて無線通信が行われる。それに対し、携帯端末2がホームゲートウェイ1と異なり建物の2階に位置する場合、ホームゲートウェイ1と携帯端末2との間では、2.4GHz帯の通信帯域を用いて無線通信が行われる。
図3は、ネットワークシステムSYS1の構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、ホームゲートウェイ1は、制御部11と、データ送受信部12と、無線通信部(5GHz帯無線通信部)13と、無線通信部(2.4GHz帯無線通信部)14と、を少なくとも備える。
制御部11は、ホームゲートウェイ1全体の動作を管理する。
ホームゲートウェイ1に設けられた無線通信部13は、5GHz帯の通信帯域を用いて携帯端末2(より具体的には、携帯端末2の無線通信部221)と無線通信を行う。また、ホームゲートウェイ1に設けられた無線通信部14は、2.4GHz帯の通信帯域を用いて携帯端末2(より具体的には、携帯端末2の無線通信部222)と無線通信を行う。
本実施の形態では、無線通信部13,14がそれぞれ5GHz帯,2.4GHz帯の通信帯域を用いて無線通信を行う場合を例に説明しているが、これに限られず、無線LANの任意の通信帯域を用いて無線通信を行うことができる。例えば、11ad規格に対応する60GHz帯の通信帯域を用いて無線通信が行われても良い。
また、本実施の形態では、5GHz帯及び2.4GHz帯の2種類の通信帯域を用いて無線通信が行われる場合を例に説明しているが、これに限られず、3種類以上の通信帯域を用いて無線通信が行われても良い。
ホームゲートウェイ1に設けられたデータ送受信部12は、5GHz帯の通信帯域を用いて無線通信を行う場合、携帯端末2から無線で送信されたデータを無線通信部13を介して受信したり、無線通信部13を介して無線で携帯端末2にデータを送信したりする。また、データ送受信部12は、2.4GHz帯の通信帯域を用いて無線通信を行う場合、携帯端末2から無線で送信されたデータを無線通信部14を介して受信したり、無線通信部14を介して無線で携帯端末2にデータを送信したりする。
携帯端末2については、図1に示す構成と同様である。なお、通信状態比較部23は、例えば、RSSI監視部231と、RSSI比較部232と、SSID格納部233と、を有する。
RSSI監視部231は、5GHz帯,2.4GHz帯のそれぞれの通信帯域におけるRSSI(Received Signal Strength Indication)を監視する。RSSI比較部232は、RSSI監視部231による監視結果を比較して、5GHz帯,2.4GHz帯のそれぞれの通信帯域のうち通信状態が良好な通信帯域の情報を比較結果として出力する。
SSID格納部233には、ホームゲートウェイ1に設定されている各通信帯域のSSIDの情報が格納されている。なお、各通信帯域のSSIDは、互いに異なっていても良いし同じであっても良い。
例えば、携帯端末2の制御部11は、ホームゲートウェイ1に設定されているSSIDと、SSID格納部233に格納されているSSIDと、が一致していることを確認したうえで、5GHz帯及び2.4GHz帯の通信帯域の無線通信を開始させる。即ち、デュアルバンド接続機能を有効にする。
≪フローチャート≫
続いて、図4を用いて、携帯端末2の通信制御方法について説明する。図4は、ネットワークシステムSYS1に設けられた携帯端末2の通信制御方法を示すフローチャートである。
まず、携帯端末2は、ホームゲートウェイ1と無線LANを介して無線通信を開始する(ステップS101)。
その後、携帯端末2は、通信状態比較部23を用いて、ホームゲートウェイ1に設定されているSSIDと、SSID格納部233に格納されているSSIDと、を比較する。つまり、携帯端末2は、通信状態比較部23を用いて、ホームゲートウェイ1との無線通信の際にデュアルバンド接続機能を用いることができるか否かを判定する(ステップS102)。
例えば、ホームゲートウェイ1に設定されているSSIDと、SSID格納部233に格納されているSSIDと、が一致している場合、デュアルバンド接続機能の使用が可能となる(ステップS102のYES)。このとき、携帯端末2に設けられた制御部21は、通信状態比較部23による比較結果に基づいて、5GHz帯及び2.4GHz帯の通信帯域のうち相対的に通信状態が良好な通信帯域を選択し、無線通信に用いられる通信帯域に設定する(ステップS103)。
なお、ホームゲートウェイ1に設定されているSSIDと、SSID格納部233に格納されているSSIDと、が一致しない場合、デュアルバンド接続機能の使用は不可能となる(ステップS102のNO)。この場合、携帯端末2は、1種類の通信帯域のみを用いて、ホームゲートウェイ1と無線通信を行うことになる。
デュアルバンド接続機能が有効になり、通信状態の良好な通信帯域が選択されると(ステップS103のYES)、続いて、携帯端末2は、充電状態判定部26を用いてバッテリ25が充電中であるか否かを判定する(ステップS105)。
なお、通信状態の良好な通信帯域が依然として選択されていない場合(ステップS103のNO)、通信状態の良好な通信帯域の探索が繰り返される(ステップS104→ステップS103)。
ここで、充電状態判定部26によりバッテリ25が充電中であると判定された場合(ステップS105のYES)、携帯端末2の移動が制限されるため、携帯端末2とホームゲートウェイ1との間の無線通信に用いられる最適な通信帯域は変動しない可能性が高い。そこで、携帯端末2に設けられた制御部21は、通信状態比較部23の比較結果に関わらず、無線通信に用いられる通信帯域を、充電前に通信状態が良好と判断された通信帯域に固定させる。即ち、デュアルバンド接続機能を停止させる(ステップS106)。それにより、携帯端末2は、消費電力を低減させることができる。
デュアルバンド接続機能の停止は、電源接続ポート24から電源アダプタ3が取り外されることによってバッテリ25の充電が解除されるまで継続される(ステップS107のNO→ステップS106)。
その後、電源接続ポート24から電源アダプタ3が取り外されることによってバッテリ25の充電が解除された場合(ステップS107のYES)、携帯端末2は、再びデュアルバンド接続機能を有効にする(ステップS108)。
なお、充電状態判定部26によりバッテリ25が充電中でないと判定された場合(ステップS105のNO)、携帯端末2の移動は制限されていないため、携帯端末2とホームゲートウェイ1との間の無線通信に用いられる最適な通信帯域は変動する可能性が高い。そのため、携帯端末2は、デュアルバンド接続機能を停止させない。
このように、本実施の形態に係る携帯端末2及びそれを備えたネットワークシステムSYS1は、バッテリ充電中で携帯端末2の移動が制限されている場合に、デュアルバンド接続機能を停止させることにより、消費電力を低減させることができる。その結果、バッテリ25の劣化を防ぐこともできる。また、デュアルバンド接続機能を停止させることにより、ネットワークの負荷が軽減されるため、家庭内ホームネットワークの通信環境をより快適にすることができる。
≪携帯端末2の第1変形例≫
続いて、携帯端末2の第1変形例である携帯端末2aについて説明する。
携帯端末2aにおいて、通信状態比較部23は、5GHz帯及び2.4GHz帯のそれぞれの通信強度(RSSI等)に応じた頻度で、5GHz帯及び2.4GHz帯のそれぞれにおける通信状態を比較する。
図5は、携帯端末2aに設けられた通信状態比較部23によって参照されるデータテーブルの一例を示す図である。図5に示すように、通信状態比較部23は、通信強度が小さくなるほど、比較結果の更新間隔を短くし(比較頻度を多くし)、通信強度が大きくなるほど、比較結果の更新間隔を長くする(比較頻度を少なくする)。
それにより、携帯端末2aは、通信強度が大きい場合には、通信状態の比較頻度を少なくすることができるため、消費電力を低減させることができる。
≪携帯端末2の第2変形例≫
続いて、携帯端末2の第2変形例である携帯端末2bについて説明する。
携帯端末2bにおいて、通信状態比較部23は、5GHz帯及び2.4GHz帯のそれぞれの通信強度(RSSI等)の差分に応じた頻度で、5GHz帯及び2.4GHz帯のそれぞれにおける通信状態を比較する。
図6は、携帯端末2bに設けられた通信状態比較部23によって参照されるデータテーブルの一例を示す図である。図6に示すように、通信状態比較部23は、通信強度の差分が小さくなるほど、選択中の通信帯域が不安定であると判断して、比較結果の更新間隔を短く(比較頻度を多く)する。また、通信状態比較部23は、通信強度の差分が大きくなるほど、選択中の通信帯域が安定していると判断して、比較結果の更新間隔を長くする(比較頻度を少なくする)。
それにより、携帯端末2bは、通信強度の差分が大きい場合には、通信状態の比較頻度を少なくすることができるため、消費電力を低減させることができる。
なお、ネットワークシステムSYS1によって構築される家庭内ネットワーク環境は、図2に示すようなネットワーク環境に限られず、例えば、図7に示すようなネットワーク環境であっても良い。具体的には、図7の例では、建物内の無線LANの電波が届きにくい場所(本例では、建物の2階)にアクセスポイント5が設置されている。
ここで、アクセスポイント5と携帯端末2との間で無線通信が行われる場合でも、ホームゲートウェイ1と携帯端末2との間で無線通信が行われる場合と同様に、バッテリ25の充電中にデュアルバンド接続機能を停止させることで、消費電力の増大が抑制される。
(通信制御用プロセッサ30のハードウェア構成)
なお、携帯端末2に用いられる通信制御用プロセッサ30は、例えば、汎用的なコンピュータシステムにより実現可能である。以下、図8を用いて簡単に説明する。
図8は、通信制御用プロセッサ30のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。コンピュータ100は、例えば、制御装置であるCPU(Central Processing Unit)101と、RAM(Random Access Memory)102と、ROM(Read Only Memory)103と、を備える。コンピュータ100は、さらに、外部とのインターフェースであるIF(Inter Face)104と、不揮発性記憶装置の一例であるHDD(Hard Disk Drive)105と、を備える。さらに、コンピュータ100は、その他図示しない構成として、キーボードやマウス等の入力装置やディスプレイ等の表示装置を備えていても良い。
HDD105には、OS(Operating System)(不図示)と、通信制御処理プログラム106と、が記憶されている。通信制御処理プログラム106は、本実施の形態に係る通信制御処理が実装されたコンピュータプログラムである。
CPU101は、コンピュータ100における各種処理、RAM102,ROM103,IF104及びHDD105へのアクセス等を制御する。コンピュータ100は、CPU101がHDD105に記憶されたOS及び通信制御処理プログラム106を読み込み、実行する。これにより、コンピュータ100は、本実施の形態にかかる通信制御用プロセッサ30を実現する。
<実施の形態2>
図9は、実施の形態2に係るネットワークシステムSYS2の構成例を示すブロック図である。図9に示すように、ネットワークシステムSYS2は、ネットワークシステムSYS1の場合と比較して、ホームゲートウェイ1の代わりにホームゲートウェイ1bを備える。
ホームゲートウェイ1bは、ホームゲートウェイ1の場合と比較して、充電情報取得部15をさらに備える。ホームゲートウェイ1bのその他の構成については、ホームゲートウェイ1の場合と同様であるため、その説明を省略する。
ホームゲートウェイ1bにおいて、充電情報取得部15は、携帯端末2に設けられた充電状態判定部26の判定結果を無線通信によって取得する。ここで、充電情報取得部15によって取得された判定結果が、携帯端末2に設けられたバッテリ25が充電中であることを示す場合、制御部11は、携帯端末2に対してデュアルバンド接続機能を停止するように通知する。それにより、携帯端末2は、無線通信に用いられる通信帯域を、充電前に通信状態が良好と判断された通信帯域に固定させた状態でデュアルバンド接続機能を停止させる。
このように、本実施の形態に係るネットワークシステムSYS2では、携帯端末2が、充電状態判定部26の判定結果のみならず、ホームゲートウェイ1bからの通知によっても、デュアルバンド接続機能を停止させることができる。それにより、携帯端末2は、消費電力を低減させることができる。その結果、バッテリ25の劣化を防ぐこともできる。
<実施の形態3>
図10は、実施の形態3に係るネットワークシステムSYS3の構成例を示すブロック図である。図10に示すように、ネットワークシステムSYS3は、ネットワークシステムSYS1の場合と比較して、ホームゲートウェイ1の代わりにホームゲートウェイ1cを備え、携帯端末2の代わりに携帯端末2cを備える。
ホームゲートウェイ1cは、ホームゲートウェイ1の場合と比較して、1個以上の特小無線通信部16を備える。例えば、特小無線通信部16は、建物内の各部屋に配置されている。携帯端末2cは、携帯端末2の場合と比較して、特小無線通信部27及び管理テーブル28をさらに備える。
管理テーブル28には、各部屋に配置された特小無線通信部16に対応する通信帯域の情報が格納されている。特小無線通信部27は、携帯端末2cが何れかの特小無線通信部27の通信範囲内に在圏しているか否かを判定する。
ここで、特小無線通信部16によって携帯端末2cが特小無線通信部27の通信範囲内に在圏していると判定された場合、制御部21は、その特小無線通信部27に対応する通信帯域(5GHz帯又は2.4GHz帯)の情報を管理テーブル28から読み出す。そして、制御部21は、通信状態比較部23による比較結果に関わらず、無線通信に用いられる通信帯域を、管理テーブル28から読み出された通信帯域に固定させる(即ち、デュアルバンド接続機能を停止させる)。それにより、携帯端末2cは、消費電力をさらに抑制することができる。
例えば、特小無線通信部27が、建物内のうちホームゲートウェイ1cとともにリビングルームに配置されているとする。このリビングルームでは、障害物が少ないため5GHz帯の通信帯域を用い無線通信が好ましい。そこで、携帯端末2に設けられた管理テーブル28には、リビングルームに配置された特小無線通信部27に対して5GHz帯の通信帯域の情報が格納されている。そのため、リビングルーム内では、携帯端末2cは、5GHz帯の通信帯域に固定された状態(即ち、デュアルバンド接続機能を停止させた状態)で、ホームゲートウェイ1cと無線通信を行う。
なお、無線LANや特小無線は、家電製品との連携も進んでいる。2.4GHz帯の通信帯域は、電子レンジの使用によって通信ノイズの影響を受けることが確認されている。したがって、デュアルバンド接続機能には、例えば、ノイズ源となる家電製品が使用されている場合、2.4GHz帯以外の通信帯域に接続を切り替えるような機能が追加されてもよい。
以上のように、上記実施の形態1〜3に係る携帯端末及びそれを備えたネットワークシステムは、バッテリ充電中で携帯端末の移動が制限されている場合に、デュアルバンド接続機能を停止させることにより、消費電力を低減させることができる。その結果、バッテリの劣化を防ぐこともできる。また、デュアルバンド接続機能を停止させることにより、ネットワークの負荷が軽減されるため、家庭内ホームネットワークの通信環境をより快適にすることができる。
上記の実施の形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
無線通信装置と無線通信を行う第1無線送受信部と、
第1及び第2通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較する通信状態比較部と、
前記第1及び前記第2通信帯域のうち前記通信状態比較部による比較結果に基づいて選択された通信帯域を用いて、前記第1無線送受信部に無線通信させる第1制御部と、
バッテリと、
前記バッテリの充電が行われているか否かを判定する充電状態判定部と、
を備え、
前記第1制御部は、前記充電状態判定部によって前記バッテリが充電中であると判定された場合、前記通信状態比較部による比較結果に関わらず、前記無線通信装置との無線通信に用いられる通信帯域を、前記第1及び前記第2通信帯域のうち所定の通信帯域に固定するように構成されている、携帯端末。
(付記2)
前記所定の通信帯域は、前記第1及び前記第2通信帯域のうち前記バッテリの充電が開始される前に前記通信状態比較部によって相対的に通信状態が良好であると判断された通信帯域である、
付記1に記載の携帯端末。
(付記3)
前記通信状態比較部は、前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれの通信強度に応じた頻度で、前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較するように構成されている、
付記1又は2に記載の携帯端末。
(付記4)
前記通信状態比較部は、前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれの通信強度の差分に応じた頻度で、前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較するように構成されている、
付記1又は2に記載の携帯端末。
(付記5)
無線通信装置と、
携帯端末と、を備え、
前記携帯端末は、
前記無線通信装置と無線通信を行う第1無線送受信部と、
第1及び第2通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較する通信状態比較部と、
前記第1及び前記第2通信帯域のうち前記通信状態比較部による比較結果に基づいて選択された通信帯域を用いて、前記第1無線送受信部に無線通信させる第1制御部と、
バッテリと、
前記バッテリの充電が行われているか否かを判定する充電状態判定部と、
を有し、
前記第1制御部は、前記充電状態判定部によって前記バッテリが充電中であると判定された場合、前記通信状態比較部による比較結果に関わらず、前記無線通信装置との無線通信に用いられる通信帯域を、前記第1及び前記第2通信帯域のうち所定の通信帯域に固定するように構成されている、
ネットワークシステム。
(付記6)
前記無線通信装置は、
前記携帯端末と無線通信を行う第2無線通信部と、
前記携帯端末に設けられた前記充電状態判定部による判定結果を無線通信によって取得する充電情報取得部と、
前記充電情報取得部によって取得された判定結果が、前記携帯端末に設けられた前記バッテリが充電中であることを示す場合、前記携帯端末に対し前記所定の通信帯域を用いて通信を行うように前記第2無線通信部に通知させる第2制御部と、
を有する、
付記5に記載のネットワークシステム。
(付記7)
前記所定の通信帯域は、前記第1及び前記第2通信帯域のうち前記バッテリの充電が開始される前に前記通信状態比較部によって相対的に通信状態が良好と判断された通信帯域である、
付記5又は6に記載のネットワークシステム。
(付記8)
前記通信状態比較部は、前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれの通信強度に応じた頻度で、前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較するように構成されている、
付記5〜7の何れか一項に記載のネットワークシステム。
(付記9)
前記通信状態比較部は、前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれの通信強度の差分に応じた頻度で、前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較するように構成されている、
付記5〜7の何れか一項に記載のネットワークシステム。
(付記10)
前記携帯端末は、
第1特小通信部をさらに備え、
前記無線通信装置は、
第2特小通信部をさらに備え、
前記第1特小通信部は、前記携帯端末が前記第2特小通信部の通信範囲内に在圏しているか否かを判定するように構成され、
前記第1制御部は、前記第1特小通信部によって前記携帯端末が前記第2特小通信部の通信範囲内に在圏していると判定された場合、前記通信状態比較部による比較結果に関わらず、前記無線通信装置との無線通信に用いられる通信帯域を、前記第1及び前記第2通信帯域のうち前記第2特小通信部によって指定された通信帯域に固定するように構成されている、
付記5〜9の何れか一項に記載のネットワークシステム。
(付記11)
第1及び第2通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較する通信状態比較ステップと、
前記第1及び前記第2通信帯域のうち相対的に通信状態が良好と判断された通信帯域を用いて、無線通信装置と無線通信させる無線通信ステップと、
バッテリの充電が行われているか否かを判定する充電状態判定ステップと、
前記バッテリが充電中であると判定された場合、前記通信状態比較ステップにおける比較結果に関わらず、前記無線通信装置との無線通信に用いられる通信帯域を、前記第1及び前記第2通信帯域のうち所定の通信帯域に固定するステップと、
を備えた、携帯端末による通信制御方法。
(付記12)
前記所定の通信帯域は、前記第1及び前記第2通信帯域のうち前記バッテリの充電が開始される前に、前記通信状態比較ステップにおいて相対的に通信状態が良好と判断された通信帯域である、
付記11に記載の携帯端末による通信制御方法。
(付記13)
前記通信状態比較ステップでは、前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれの通信強度に応じた頻度で、前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較する、
付記11又は12に記載の携帯端末による通信制御方法。
(付記14)
前記通信状態比較ステップでは、前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれの通信強度の差分に応じた頻度で、前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較する、
付記11又は12に記載の携帯端末による通信制御方法。
(付記15)
第1及び第2通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較する通信状態比較処理と、
前記第1及び前記第2通信帯域のうち相対的に通信状態が良好と判断された通信帯域を用いて、無線通信装置と無線通信させる無線通信処理と、
バッテリの充電が行われているか否かを判定する充電状態判定処理と、
前記バッテリが充電中であると判定された場合、前記通信状態比較処理における比較結果に関わらず、前記無線通信装置との無線通信に用いられる通信帯域を、前記第1及び前記第2通信帯域のうち所定の通信帯域に固定する処理と、
をコンピュータに実行させる通信制御プログラム。
(付記16)
前記所定の通信帯域は、前記第1及び前記第2通信帯域のうち前記バッテリの充電が開始される前に、前記通信状態比較処理において相対的に通信状態が良好と判断された通信帯域である、
付記15に記載の通信制御プログラム。
(付記17)
前記通信状態比較処理では、前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれの通信強度に応じた頻度で、前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較する、
付記15又は16に記載の通信制御プログラム。
(付記18)
前記通信状態比較処理では、前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれの通信強度の差分に応じた頻度で、前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較する、
付記15又は16に記載の通信制御プログラム。
1 ホームゲートウェイ
1b ホームゲートウェイ
1c ホームゲートウェイ
2 携帯端末
2a 携帯端末
2b 携帯端末
2c 携帯端末
3 電源アダプタ
4 外部ネットワーク通信網
5 アクセスポイント
11 制御部
12 データ送受信部
13 無線通信部
14 無線通信部
15 充電情報取得部
16 特小無線通信部
21 制御部
22 無線送受信部
23 通信状態比較部
24 電源接続ポート
25 バッテリ
26 充電状態判定部
27 特小無線通信部
28 管理テーブル
30 通信制御用プロセッサ
100 コンピュータ
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 IF
105 HDD
106 通信制御処理プログラム
221 無線通信部
222 無線通信部
223 データ送受信部
231 RSSI監視部
232 RSSI比較部
233 SSID格納部
SYS1 ネットワークシステム
SYS2 ネットワークシステム
SYS3 ネットワークシステム

Claims (5)

  1. 無線通信装置と、
    携帯端末と、を備え、
    前記携帯端末は、
    前記無線通信装置と無線通信を行う第1無線送受信部と、
    第1及び第2通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較する通信状態比較部と、
    前記第1及び前記第2通信帯域のうち前記通信状態比較部による比較結果に基づいて選択された通信帯域を用いて、前記第1無線送受信部に無線通信させる第1制御部と、
    バッテリと、
    前記バッテリの充電が行われているか否かを判定する充電状態判定部と、
    を有し、
    前記第1制御部は、前記充電状態判定部によって前記バッテリが充電中であると判定された場合、前記通信状態比較部による比較結果に関わらず、前記無線通信装置との無線通信に用いられる通信帯域を、前記第1及び前記第2通信帯域のうち所定の通信帯域に固定するように構成されている、ネットワークシステムであって、
    前記携帯端末は、
    第1特小通信部をさらに備え、
    前記無線通信装置は、
    第2特小通信部をさらに備え、
    前記第1特小通信部は、前記携帯端末が前記第2特小通信部の通信範囲内に在圏しているか否かを判定するように構成され、
    前記第1制御部は、前記充電状態判定部によって前記バッテリが充電中であると判定された場合、前記通信状態比較部による比較結果に関わらず、前記無線通信装置との無線通信に用いられる通信帯域を、前記第1及び前記第2通信帯域のうち所定の通信帯域に固定するように構成され、且つ、前記充電状態判定部によって前記バッテリが充電中であると判定された場合とは別に、前記第1特小通信部によって前記携帯端末が前記第2特小通信部の通信範囲内に在圏していると判定された場合、前記通信状態比較部による比較結果に関わらず、前記無線通信装置との無線通信に用いられる通信帯域を、前記第1及び前記第2通信帯域のうち前記第2特小通信部によって指定された通信帯域に固定するように構成されている、
    ネットワークシステム。
  2. 前記無線通信装置は、
    前記携帯端末と無線通信を行う第2無線通信部と、
    前記携帯端末に設けられた前記充電状態判定部による判定結果を無線通信によって取得する充電情報取得部と、
    前記充電情報取得部によって取得された判定結果が、前記携帯端末に設けられた前記バッテリが充電中であることを示す場合、前記携帯端末に対し前記所定の通信帯域を用いて通信を行うように前記第2無線通信部に通知させる第2制御部と、
    を有する、
    請求項に記載のネットワークシステム。
  3. 前記所定の通信帯域は、前記第1及び前記第2通信帯域のうち前記バッテリの充電が開始される前に前記通信状態比較部によって相対的に通信状態が良好と判断された通信帯域である、
    請求項1又は2に記載のネットワークシステム。
  4. 前記通信状態比較部は、前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれの通信強度が大きくなるほど、低い頻度で前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較し、前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれの通信強度が小さくなるほど、高い頻度で前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較するように構成されている、
    請求項1〜3の何れか一項に記載のネットワークシステム
  5. 前記通信状態比較部は、前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれの通信強度の差分に応じた頻度で、前記第1及び前記第2通信帯域のそれぞれにおける通信状態を比較するように構成されている、
    請求項1〜3の何れか一項に記載のネットワークシステム
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