JP6888535B2 - 電池の検査方法 - Google Patents

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Description

本発明は,電池の検査方法に関する。さらに詳細には,電池の電池容量に基づいて検査を行う電池の検査方法に関する。
リチウムイオン二次電池などの二次電池は,特性や品質を調べて評価するため,出荷前に検査が行われている。また,二次電池の検査は,電池容量(充電容量)に基づいて行われることがある。
例えば,特許文献1には,二次電池の電池容量の良否を判定することを含む二次電池の検査方法が開示されている。また,特許文献1には,予め定めた検査区間における放電の電流積算量によって検査区間の区間容量を算出し,算出した区間容量に基づいて,区間容量と相関のある電池容量の良否を判定する技術が記載されている。
特開2014−85323号公報
しかしながら,区間容量と電池容量との相関は,定めた検査区間によっては,それほど高くないことがある。つまり,正確な電池容量に基づいて二次電池の評価を行うことができないおそれがあった。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点の解決を目的としてなされたものである。すなわちその課題とするところは,二次電池の電池容量に基づく検査を正確に行うことができる二次電池の検査方法を提供することである。
この課題の解決を目的としてなされた本発明の二次電池の検査方法は,二次電池の電池容量に基づいて検査を行う二次電池の検査方法であって,二次電池のSOC(State Of Charge)と電圧との関係であるSOC電圧関係を取得して,SOC電圧関係における変曲点を定める変曲点設定工程と,SOCを変曲点に基づいて分割した分割SOC区間における部分電池容量を取得する部分電池容量取得工程と,部分電池容量を用いて二次電池の電池容量を求め,求めた電池容量に基づいて二次電池の評価を行う評価工程とを有し,変曲点設定工程では,SOC電圧関係を予め定めた複数の変曲候補点を基準に分割した複数の変曲分割区間を定め,第1の変曲分割区間における傾きと,第1の変曲分割区間の隣の第2の変曲分割区間における傾きとの比である傾斜比を求め,傾斜比が,0.8以下,または,1.2以上を示す第1の変曲分割区間と第2の変曲分割区間との分割基準である変曲候補点を変曲点に定め,部分電池容量取得工程では,充電または放電の一方を,その開始時のSOCの値である開始SOC値から,分割SOC区間におけるSOCの最高値よりも低く,最低値よりも高い値までの範囲内に予め定めた基準SOC区間について行うとともに,基準SOC区間における前記一方に係る電流値の積算により基準電池容量を求め,さらに,部分電池容量Wを次の式,
W=Wb・(ΔSd/ΔSb)
Wb:基準電池容量
ΔSd:分割SOC区間におけるSOCの最高値と最低値との差
ΔSb:基準SOC区間におけるSOCの最高値と最低値との差
により求めることを特徴とする二次電池の検査方法である。
本発明に係る二次電池の検査方法では,SOC電圧関係の傾斜の程度を基準に分割SOC区間を定めている。また,分割SOC区間の少なくとも一部を含む基準SOC区間の基準電池容量を取得し,その基準電池容量に,分割SOC区間の基準SOC区間に対する比を乗じることで,部分電池容量を算出している。これにより,部分電池容量を正確に推定することができる。このため,その部分電池容量を用いて求めた二次電池の電池容量は正確なものである。よって,二次電池の正確な電池容量に基づいて二次電池の評価を正確に行うことができる。すなわち,二次電池の電池容量に基づく検査を正確に行うことができる。
本発明によれば,二次電池の電池容量に基づく検査を正確に行うことができる二次電池の検査方法が提供されている。
実施形態に係る二次電池の検査方法の手順を示す図である。 実施形態に係る二次電池のSOCとOCVとの関係を示す図である。 実施例に係るリチウムイオン二次電池のSOCと正極,負極の電位との関係を示す図である。 実施例に係るリチウムイオン二次電池のOCVの推移を示す図である。
以下,本発明を具体化した最良の形態について,図面を参照しつつ詳細に説明する。
本形態に係る検査方法の検査対象は,充電および放電を行うことが可能な二次電池である。本形態に係る検査方法は,組立工程によって二次電池を構成した後の検査に適用できるものである。組立工程では,各材料により二次電池を組み立てる。例えば,正負の電極板とセパレータとを捲回または平積みにより積層し,電極体を製造する。また,電極体等を電池ケース内に収容することで二次電池とする。すなわち,組立工程により,二次電池が構築される。また,本形態では,組立工程後の二次電池について,初期充電工程等,その他に必要な工程も行う。
本形態では,二次電池の検査を,図1に示す手順で行う。すなわち,本形態の検査では,図1に示すように,変曲点設定工程(S1),部分電池容量取得工程(S2),評価工程(S3)をこの順で行う。以下,変曲点設定工程(S1)より説明する。
変曲点設定工程(S1)は,その後の部分電池容量取得工程(S2)で使用する変曲点を定める工程である。また,変曲点設定工程(S1)は,良品の二次電池を用い,二次電池の変曲点を正確に設定する工程である。
本工程は,本形態においては,満充電まで充電された状態の二次電池,すなわちSOC(State Of Charge)が100%の二次電池を放電させつつ行う。また,本工程では,SOCが100%の二次電池を,予め定めた変曲点の候補となる複数のSOCの値(変曲候補点)ごとに,その開放電圧(OCV:Open Circuit Voltage)を測定しつつ行う。予め定めておく変曲候補点は,例えば,10%ごとや2%ごとなど,任意の値に設定することができる。なお,ここでは,変曲候補点を10%ごとに定めた場合について説明する。
図2は,良品の二次電池を放電させつつ取得した,SOCとOCVとの関係(SOC−OCVカーブ)を例示した図である。また図2には,変曲候補点Icを示している。具体的には,変曲候補点Icとして,変曲候補点Ic1,Ic2,Ic3,Ic4,Ic5,Ic6,Ic7,Ic8,Ic9を示している。前述したように,変曲候補点Icは10%ごとに定めた値であるため,変曲候補点Ic1,Ic2,Ic3,Ic4,Ic5,Ic6,Ic7,Ic8,Ic9はそれぞれ,SOCの値が,10%,20%,30%,40%,50%,60%,70%,80%,90%である。
次に,本工程では,変曲候補点Icを境界としたときのSOC−OCVカーブの傾きの比である傾斜比を算出する。具体的には,まず,変曲候補点Icを基準として区切られたSOCの区間である複数の変曲分割区間Siごとに,SOC−OCVカーブの傾きMを求める。具体的には,図2に示すように,変曲分割区間Si1〜Si10のそれぞれの傾きM1〜M10を求める。
続いて,隣り合う2つの変曲分割区間Siについて,傾斜比Mrを求める。本形態では,傾斜比Mrを,隣り合う2つの変曲分割区間Siのうち,SOCの値が低い側の変曲分割区間Siの傾きMの,SOCの値が高い側の変曲分割区間Siの傾きMに対する比により算出する。つまり,例えば,隣り合う変曲分割区間Si1と変曲分割区間Si2とに係る傾斜比Mrは,M1/M2により算出する。なお,隣り合う2つの変曲分割区間Siのうち,SOCの値が高い側の変曲分割区間Siの傾きMの,SOCの値が低い側の変曲分割区間Siの傾きMに対する比により,傾斜比Mrを算出してもよい。
そして,SOC−OCVカーブにおける傾きMが大きく変わった箇所を,変曲点IPとして定める。本形態では,傾斜比Mrが,0.8以下,または,1.2以上を示したとき,その傾斜比Mrに係る2つの変曲分割区間Siの分割基準である変曲候補点Icを,変曲点IPに定めることとしている。
図2においては,変曲分割区間Si1〜Si4の傾きM1〜M4については,ほとんど同じであり,傾斜比Mrが,0.8超過,かつ,1.2未満の範囲内である。また,変曲分割区間Si5〜Si10の傾きM5〜M10については,ほとんど同じであり,傾斜比Mrが,0.8超過,かつ,1.2未満の範囲内である。一方,変曲分割区間Si4の傾きM4と変曲分割区間Si5の傾きM5とは大きく異なっており,傾斜比Mr(M4/M5)が,0.8以下,または,1.2以上となっている。
よって,本工程では,図2のSOC−OCVカーブを示す二次電池について,変曲分割区間Si4と変曲分割区間Si5との分割基準である変曲候補点Ic4を,変曲点IPに定める。図2において,変曲点IPは,具体的には,SOCの値が40%である。
次に,部分電池容量取得工程(S2)について説明する。本工程は,変曲点設定工程(S1)で設定した変曲点IPに基づいて分割SOC区間を定め,分割SOC区間の部分電池容量を取得する工程である。本工程では,組み立て後の検査対象の二次電池について,それぞれの部分電池容量を取得する工程である。また,本工程で部分電池容量を取得する検査対象の二次電池は,必ずしも良品とは限らない。
本工程では,まず,図2に示すように,変曲点IPを基準に分割SOC区間Sdを定める。すなわち,SOCの値が0%から40%までの範囲を第1分割SOC区間Sd1に,SOCの値が40%から100%までの範囲を第2分割SOC区間Sd2に定める。第1分割SOC区間Sd1および第2分割SOC区間Sd2はそれぞれに,SOC−OCVカーブにおける傾きMが同程度の区間である。傾斜比Mrが,0.8超過,かつ,1.2未満の範囲内の変曲分割区間Siをまとめた区間だからである。
続いて,分割SOC区間Sdについて,基準SOC区間Sbを定める。分割SOC区間Sdについて定める基準SOC区間Sbは,SOCの範囲が,分割SOC区間Sdよりも狭い範囲である。図2においては,第1分割SOC区間Sd1について第1基準SOC区間Sb1を定め,第2分割SOC区間Sd2について第2基準SOC区間Sb2を定めている。なお,図2に示すように,第1基準SOC区間Sb1は,SOCの値が30%から40%までの範囲に定めている。第2基準SOC区間Sb2は,SOCの値が90%から100%までの範囲に定めている。
続いて,本工程では,二次電池を,基準SOC区間Sbの範囲内にて放電させつつ,基準SOC区間Sbにおける基準電池容量を求める。基準電池容量は,二次電池を基準SOC区間Sbにて電流値を検出しつつ放電させ,その放電に係る電流値を積算することで求めることができる。
具体的に,本形態では,予めSOCの値を100%に調整した二次電池を,電流値を検出しつつ,SOCの値が30%となるまで放電させる。このとき,少なくとも,第1基準SOC区間Sb1および第2基準SOC区間Sb2における放電の電流値を検出すればよい。つまり,SOCの値が100%から90%までの範囲と,SOCの値が40%から30%までの範囲とについて,放電の電流値を検出すればよい。そして,検出した電流値を積算することで,第1基準SOC区間Sb1および第2基準SOC区間Sb2のそれぞれの基準電池容量を求める。
そして,求めた第1基準SOC区間Sb1および第2基準SOC区間Sb2のそれぞれの基準電池容量を基に,第1分割SOC区間Sd1および第2分割SOC区間Sd2のそれぞれの部分電池容量を算出する。本形態では,部分電池容量Wを,基準電池容量Wb,分割SOC区間Sdの最高値と最低値との差ΔSd,基準SOC区間Sbの最高値と最低値との差ΔSbを用いて,次の式(1)により算出する。
W=Wb・(ΔSd/ΔSb) ・・・(1)
よって,本工程では,上記の式(1)により,第1分割SOC区間Sd1の第1部分電池容量W1と,第2分割SOC区間Sd2の第2部分電池容量W2をそれぞれ算出することで取得する。
次に,評価工程(S3)について説明する。本工程は,部分電池容量取得工程(S2)で取得した部分電池容量Wに基づいて,その二次電池の評価を行う。本工程は,部分電池容量取得工程(S2)を行った検査対象の二次電池についてそれぞれ評価する工程である。
本工程では,まず,部分電池容量Wを用いて二次電池の電池容量Wa(全容量)を求める。具体的には,二次電池の電池容量Waは,部分電池容量Wをすべて積算,つまり,第1部分電池容量W1と第2部分電池容量W2とを積算することで算出する。
また,本工程では,二次電池の評価として,算出した電池容量Waが,予め定めた範囲内に収まっているか否かにより,二次電池の良否判定を行う。すなわち,例えば,電池容量Waが予め定めた良品範囲内である二次電池については,良品と判定して,次工程に送る。一方,例えば,電池容量Waが予め定めた良品範囲の下限値よりも低い二次電池については,不良品と判定して,廃棄処分とする。なお,不良品については,リサイクルすることとしてもよい。
なお,本工程では,その他の評価を行うこととしてもよい。例えば,二次電池の評価として,算出した電池容量Waに基づいて複数のグループへと振り分けるグループ判定を行ってもよい。すなわち,例えば,良否判定に係る良品範囲をさらに分割した複数の良品グループの範囲を予め定めておき,二次電池をそれぞれ,電池容量Waの値によって,複数の良品グループのうちのひとつの良品グループへと振り分ける。これにより,良品の二次電池をそれぞれ,電池特性のひとつである電池容量Waに基づいて振り分けることができる。また,本工程では,二次電池の電池容量Waに基づいて,複数の評価を合わせて行うこととしてもよい。
ここで,本形態の検査方法では,前述したように,分割SOC区間Sdを,傾斜比Mrが0.8超過,かつ,1.2未満の,傾きMが同じとみなせる変曲分割区間Siをまとめることで設定し,その分割SOC区間Sdについて部分電池容量Wを求めている。また,部分電池容量Wを,本形態では,分割SOC区間Sdの範囲内に定めた基準SOC区間Sbについて実際に測定した基準電池容量Wbに,分割SOC区間Sdの範囲の基準SOC区間Sbの範囲に対する比を乗じて算出している。
これにより,本形態の検査方法は,部分電池容量Wをいずれも,算出によって正確に推定することができる。このため,その部分電池容量Wを用いて求まる二次電池の電池容量Waについても,正確に推定することができる。従って,本形態の検査方法は,二次電池の正確な電池容量Waに基づいて,二次電池を正確に評価することができる検査方法である。
また,例えば,二次電池の正確な電池容量は,SOCの値が100%から0%となるまで放電させ,その放電中の電流値の積算によって取得することは可能である。しかし,この方法によれば,二次電池の正確な電池容量を取得できるものの,二次電池の放電時間が長く,二次電池の検査に要する時間が長時間になってしまう。
これに対し,本形態の検査方法では,前述したように,部分電池容量取得工程(S2)では,二次電池を,SOCの値が100%から30%となるまで放電させれば,評価工程(S3)で必要な部分電池容量Wを取得することができている。よって,二次電池を,SOCの値が100%から30%となるまで放電させれば,二次電池の電池容量Waを正確に取得することができる。これにより,本形態の検査方法は,二次電池の正確な評価を,短い放電時間で,短時間に行うことができる検査方法である。これは,最もSOCの範囲が低い分割SOC区間Sdである第1分割SOC区間Sd1についての第1基準SOC区間Sb1を,第1分割SOC区間Sd1の最低値(SOC:0%)よりも高い範囲(SOC:30%〜40%)に定めていることによるものである。
なお,上記では,部分電池容量取得工程(S2)において,二次電池の放電に係る電流値を積算することで基準SOC区間Sbにおける基準電池容量Wbを取得している。しかし,部分電池容量取得工程(S2)では,二次電池を充電し,その充電に係る電流値を積算することで,基準SOC区間Sbにおける基準電池容量Wbを取得してもよい。
部分電池容量取得工程(S2)を充電により行う場合,図2の例においては,例えば,第2分割SOC区間Sd2に係る第2基準SOC区間を,SOCの値が100%を含まないように定めればよい。具体的には,例えば,図2に示す第2基準SOC区間Sb2′のように,SOCの値が40%から50%までの範囲に定めることができる。この場合,部分電池容量取得工程(S2)では,二次電池の充電を,第1基準SOC区間Sb1と第2基準SOC区間Sb2′とについて行えばよく,SOCの値が30%から50%になるまで行えばよい。そして,この場合にも,当然,第1基準SOC区間Sb1と第2基準SOC区間Sb2′との基準電池容量Wbに基づいてそれぞれ,上記の式(1)によって部分電池容量Wを正確に求めることができる。
すなわち,部分電池容量取得工程(S2)における基準SOC区間Sbは,充電または放電の開始時のSOCの値から,分割SOC区間SdにおけるSOCの最高値よりも低く,最低値よりも高い値の範囲で定めればよい。これにより,SOCの値が0%から100%までの全範囲について二次電池を充電または放電する場合よりも短時間で,すべての基準SOC区間Sbの基準電池容量Wbを取得することができるからである。そして,その基準電池容量Wbを用いて式(1)により,二次電池の電池容量Waを取得することができる。
また,上記では,基準SOC区間Sbを,対応する分割SOC区間Sdの範囲内に定めている。しかし,基準SOC区間Sbは,必ずしも対応する分割SOC区間Sdの範囲内でなくともよい。つまり,基準SOC区間Sbは,上記の式(1)から求まる分割SOC区間Sdの部分電池容量Wと,分割SOC区間SdのSOCの全範囲についての充放電の電流値の積算による実際の部分電池容量との相関が高ければ,分割SOC区間Sd外の範囲を含んでいてもよい。具体的には,例えば,基準電池容量Wbの取得を放電により行う場合に,基準SOC区間Sbの最高値は,分割SOC区間におけるSOCの最高値よりも高くてもよい。
すなわち,基準SOC区間Sbは,良品の二次電池について,上記の式(1)から求まる分割SOC区間Sdの部分電池容量Wと,分割SOC区間SdのSOCの範囲についての充放電の電流値の積算による実際の部分電池容量との関係が,決定係数R2乗値が0.9を超えるように定めればよい。基準SOC区間Sbの基準電池容量Wbを取得し,上記の式(1)から,部分電池容量Wを短時間で正確に求めることができるからである。
また上記では,すべての分割SOC区間Sdのいずれについても,上記の式(1)を用いてそれぞれ部分電池容量Wを取得している。つまり,二次電池のSOCの全範囲(0%〜100%)について,上記の式(1)を用いて部分電池容量Wを算出している。しかし,SOCの一部範囲についてのみ,上記の式(1)を用いて部分電池容量Wを取得することとしてもよい。例えば,一部の分割SOC区間Sdについて上記の式(1)によらずに部分電池容量Wを取得する場合,その分割SOC区間Sdについては,実際に充電中または放電中の電流値を検出して積算することで,部分電池容量Wを算出してもよい。また例えば,一部の分割SOC区間Sdの部分電池容量Wについては,固定値を用いることとしてもよい。
また,変曲点設定工程(S1)は,複数の二次電池を構築する組立工程を行う前に実施してもよい。すなわち,複数,製造する二次電池と同種の良品の二次電池を予め作製し,その良品の二次電池について変曲点設定工程(S1)を行うことで,その種の二次電池の変曲点IPを取得しておく。そして,その後,組立工程により構築した同種の複数の二次電池について,部分電池容量取得工程(S2)および評価工程(S3)を実施してもよい。また,部分電池容量取得工程(S2)および評価工程(S3)は,構築したすべての二次電池について実施する全数検査で行ってもよいし,一部の二次電池についてのみ実施する抜き取り検査で行ってもよい。
<実施例>
次に,実施例について説明する。本実施例では,リチウムイオン二次電池について,変曲点設定工程(S1),部分電池容量取得工程(S2),評価工程(S3)をこの順で行う。
実施例に係る変曲点設定工程(S1)は,SOCを100%に調整したリチウムイオン二次電池を放電させつつ行った。実施例においては,変曲候補点Icを2%ごとに定めた。また,変曲候補点Icを基準として分割した変曲分割区間Siごとに,SOC−OCVカーブの傾きMを求め,求めた傾きMより傾斜比Mrを算出した。
ここで,図3に,実施例のリチウムイオン二次電池を放電しつつ取得したSOCと正極電位,負極電位との関係を示す。実施例のリチウムイオン二次電池では,傾斜比Mrについて,0.8以下,または,1.2以上を基準として判定した結果,図3に示すSOC36%が変曲点IPとして取得された。
また,図3に示すように,実施例に係るリチウムイオン二次電池では,SOCの値が10%以下の範囲において,SOCの変化に伴う負極電位の変化量が大きく,SOCとOCVとの関係の傾きが急になってしまうことから,変曲点IPが多く存在していた。また,負極におけるSOCの値が10%以下の範囲では,リチウムイオン二次電池の内部抵抗が高く,SOC−電位カーブの推移が安定せず,電池ごとにバラつきが大きい傾向にある。つまり,SOCとOCVとの関係においても,SOCの値が10%以下の範囲では,電池ごとにバラつきが大きくなりがちである。
そこで,実施例では,変曲点IPが連続して表れ,内部抵抗値が予め定めた値よりも高い,SOCの値が0から10%までの範囲については,1つの分割SOC区間Sd(第1分割SOC区間Sd1)とみなし,その第1分割SOC区間Sd1については,予め放電に係る電流値を積算することで取得しておいた固定値を部分電池容量W(第1部分電池容量W1)として用いることとした。
次に,実施例に係る部分電池容量取得工程(S2)では,SOCの値が0%から10%までの範囲を第1分割SOC区間Sd1に,10%から36%までの範囲を第2分割SOC区間Sd2に,36%から100%までの範囲を第3分割SOC区間Sd3に定めた。
また,第2分割SOC区間Sd2,第3分割SOC区間Sd3のそれぞれについて,基準SOC区間Sbを定めた。具体的には,第2分割SOC区間Sd2の第2基準SOC区間Sb2を,SOCの値が30%から40%までの範囲に定めた。また,第3分割SOC区間Sd3の第3基準SOC区間Sb3を,SOCの値が80%から90%までの範囲に定めた。
第2基準SOC区間Sb2を30%から40%までの範囲に定めたのは,第2基準SOC区間Sb2を,できるだけ高いSOCの範囲に定めるためである。第2基準SOC区間Sb2は,第3基準SOC区間Sb3よりも低いSOCの範囲であるため,放電により基準電池容量Wbを測定する際には,その放電の終期に該当するSOCの範囲である。つまり,第2基準SOC区間Sb2は,その最低値をできるだけ高くしておいた方が,基準電池容量Wbを測定する際の放電を早く終了することができる。
また,放電の開始電圧に近いほど,リチウムイオン二次電池の発熱は小さい傾向にある。このため,基準SOC区間Sbが放電開始時のSOCの値に近いほど,電流値の測定誤差が小さく,基準電池容量Wbを正確に取得できる傾向にある。つまり,第2基準SOC区間Sb2をできるだけ高いSOCの範囲に定めておくことで,第2基準SOC区間Sb2の第2基準電池容量Wb2を正確に測定することができる。
なお,第2基準SOC区間Sb2の最高値である40%は,第2分割SOC区間Sd2の最高値である36%よりも高い。つまり,第2基準SOC区間Sb2は,第2分割SOC区間Sd2の範囲外までをも含んでいる。しかし,実施例に係る良品のリチウムイオン二次電池では,SOCの値が10%から36%までの範囲において,SOCの値が30%から40%までの範囲を基準SOC区間Sbとして式(1)により求めた部分電池容量Wと,放電に係る電流値の積算による実際の部分電池容量との関係が,決定係数R2乗値が0.9を超えるものであった。このため,第2基準SOC区間Sb2の範囲を,SOCの値が30%から40%までの範囲に定めたとしても,本実施例では,式(1)により,第2分割SOC区間Sd2の部分電池容量Wを正確に取得することができるようになっている。
また,第3基準SOC区間Sb3を80%から90%までの範囲に定めたのは,放電の開始電圧を含まないようにしつつ,第3基準SOC区間Sb3を,できるだけ高いSOCの範囲に定めるためである。すなわち,例えば,SOCの値が100%からリチウムイオン二次電池を放電させ,その放電の開始電圧(SOCの値が100%のときの電圧)を含む範囲に第3基準SOC区間Sb3を設定した場合には,第3基準SOC区間Sb3の第3基準電池容量Wb3を安定して測定できないおそれがある。また,前述したように,放電の際には,その開始時のSOCの値に近い方が,リチウムイオン二次電池の発熱が小さく,電流値の測定誤差が小さくなる傾向にある。このため,第3基準SOC区間Sb3についても,できるだけ高いSOCの範囲に定めておくことで,第3基準SOC区間Sb3の第3基準電池容量Wb3を誤差なく測定することができる。
そして,上記のように定めた第2基準SOC区間Sb2および第3基準SOC区間Sb3の範囲内にて電流値を検出しつつリチウムイオン二次電池を放電させ,その放電に係る電流値を積算することで,第2基準電池容量Wb2および第3基準電池容量Wb3を求める。すなわち,実施例では,リチウムイオン二次電池を,SOCの値が100%から30%となるまで放電させる。また,第3基準SOC区間Sb3であるSOCが90%から80%までの範囲で測定された電流値を積算することで,第3基準電池容量Wb3を取得する。さらに,第2基準SOC区間Sb2であるSOCが40%から30%までの範囲で測定された電流値を積算することで,第2基準電池容量Wb2を取得する。
また,取得した第2基準電池容量Wb2,第3基準電池容量Wb3を用いて,第2分割SOC区間Sd2の第2部分電池容量W2,第3分割SOC区間Sd3の第3部分電池容量W3を求める。
第2部分電池容量W2は,第2基準電池容量Wb2,第2分割SOC区間Sd2におけるSOCの最高値と最低値との差ΔSd2,第2基準SOC区間Sb2におけるSOCの最高値と最低値との差ΔSb2を用い,上記の式(1)に基づいて求める。第2分割SOC区間Sd2は,SOCの値が10%から36%までの範囲であるため,差ΔSd2の値は,26である。第2基準SOC区間Sb2は,SOCの値が30%から40%までの範囲であるため,差ΔSb2の値は,10である。つまり,(ΔSd2/ΔSb2)の値は,2.6である。このため,第2部分電池容量W2は,上記の式(1)に基づいて,第2基準電池容量Wb2に2.6を乗ずることで算出することができる。
第3部分電池容量W3は,第3基準電池容量Wb3,第3分割SOC区間Sd3におけるSOCの最高値と最低値との差ΔSd3,第3基準SOC区間Sb3におけるSOCの最高値と最低値との差ΔSb3を用い,上記の式(1)に基づいて求める。第3分割SOC区間Sd3は,SOCの値が36%から100%までの範囲であるため,差ΔSd3の値は,64である。第3基準SOC区間Sb3は,SOCの値が80%から90%までの範囲であるため,差ΔSb3の値は,10である。つまり,(ΔSd3/ΔSb3)の値は,6.4である。このため,第3部分電池容量W3は,上記の式(1)に基づいて,第3基準電池容量Wb3に6.4を乗ずることで算出することができる。
次に,実施例に係る評価工程(S3)では,まず,リチウムイオン二次電池の電池容量Waを求める。すなわち,第1部分電池容量W1,第2部分電池容量W2,第3部分電池容量W3をすべて積算することで,電池容量Waを算出する。第1分割SOC区間Sd1の第1部分電池容量W1としては,前述したように,本実施例に係るどのリチウムイオン二次電池についても,予め定めておいた固定値を用いる。第2部分電池容量W2,第3部分電池容量W3については,実施例に係るリチウムイオン二次電池ごとに,上記の通り,式(1)を用いて取得した値を用いる。
そして,いずれも同種の複数の良品のリチウムイオン二次電池についてそれぞれ,実施例により算出した電池容量Waを,SOCの値が100%から0%までリチウムイオン二次電池を放電させ,その放電時の電流値を積算することで取得した実際の電池容量と比較した。この比較により,実施例に係る電池容量Waと,実際のリチウムイオン二次電池の電池容量との関係は,決定係数R2乗値が0.9を超えるものであることが確認された。すなわち,実施例に係る方法により,実際の電池容量を高い精度で安定して推定できていることが確認された。よって,本実施例は,正確な電池容量Waに基づいて,リチウムイオン二次電池を正確に評価することができる検査方法であることが確認できた。
また,図4には,実線により,実施例に係る検査を行ったときのリチウムイオン二次電池の開放電圧の推移を示している。図4の縦軸には,部分容量取得工程(S2)における放電の開始電圧Vおよび終了電圧Vpに加え,出荷電圧Vsを示している。リチウムイオン二次電池は,部分容量取得工程(S2)後,充電によって開放電圧が出荷電圧Vsに調整されて出荷される。
また,図4には,破線により,実施例と比較するための比較例に係る検査を行ったときのリチウムイオン二次電池の開放電圧の推移を示している。比較例で使用したリチウムイオン二次電池についても,実施例で使用したものと同種のものである。比較例では,リチウムイオン二次電池を,SOCの値が100%から0%となるまで電流値を測定しつつ放電させ,その放電時における電流値の積算によって実際の電池容量を取得した。そして,図4の縦軸には,比較例に係る電池容量の取得時における放電の終了電圧Vcを示して射る。比較例においても,電池容量の取得に係る放電後,実施例と同じ出荷電圧Vsに調整する充電を行っている。
図4に示すように,実施例に係る検査方法を用いた場合には,比較例よりも早くに,放電および充電を完了させ,出荷電圧Vsまで調整できていることがわかる。これは,実施例における放電の終了電圧Vpが,比較例における放電の終了電圧Vcよりも高く設定できていることによる。すなわち,比較例との比較により,本形態に係る実施例では,検査を短時間で行い,リチウムイオン二次電池を出荷可能な状態にすることができていることが分かる。
以上詳細に説明したように,本実施の形態に係る二次電池の検査方法では,変曲点設定工程(S1),部分電池容量取得工程(S2),評価工程(S3)をこの順で行う。変曲点設定工程(S1)では,二次電池のSOCと電圧(開放電圧)との関係であるSOC電圧関係を取得して,変曲点IPを定める。具体的には,まず,SOC電圧関係を予め定めた複数の変曲候補点Icを基準に分割した複数の変曲分割区間Siを定め,隣り合う変曲分割区間Siの傾きMの傾斜比Mrを求める。さらに,傾斜比Mrが0.8以下,または,1.2以上を示す変曲分割区間Siの分割基準である変曲候補点Icを変曲点IPに定める。部分電池容量取得工程(S2)では,SOCを変曲点IPに基づいて分割した分割SOC区間Sdにおける部分電池容量Wを取得する。具体的には,まず,放電を,その開始時のSOCの値である開始SOCから,分割SOC区間SdにおけるSOCの最高値よりも低く,最低値よりも高い値の範囲内に定めた基準SOC区間Sbについて行う。そして,放電に係る電流値の積算により,基準SOC区間Sbにおける基準電池容量Wbを求める。さらに,部分電池容量Wを,基準電池容量Wb,分割SOC区間SdにおけるSOCの最高値と最低値との差ΔSd,基準SOC区間SbにおけるSOCの最高値と最低値との差ΔSbを用いて,式(1)に基づいて算出する。これにより,部分電池容量Wを正確に短時間で求めることができる。そして,評価工程(S3)では,部分電池容量Wを用いて二次電池の電池容量Waを求め,その電池容量Waに基づいて二次電池を評価する。電池容量Waは,正確に推定された部分電池容量Wを用いているため,正確に推定することができている。これにより,二次電池の電池容量に基づく検査を正確に行うことができる二次電池の検査方法が実現されている。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。従って本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,実施例にて用いたリチウムイオン二次電池に限らず,その他の二次電池にも適用することができる。
Ic 変曲候補点
IP 変曲点
M 傾き
S1 変曲点設定工程
S2 部分電池容量取得工程
S3 評価工程
Sb 基準SOC区間
Sd 分割SOC区間
Si 変曲分割区間

Claims (1)

  1. 二次電池の電池容量に基づいて検査を行う二次電池の検査方法であって,
    二次電池のSOC(State Of Charge)と電圧との関係であるSOC電圧関係を取得して,前記SOC電圧関係における変曲点を定める変曲点設定工程と,
    SOCを前記変曲点に基づいて分割した分割SOC区間における部分電池容量を取得する部分電池容量取得工程と,
    前記部分電池容量を用いて二次電池の電池容量を求め,求めた電池容量に基づいて二次電池の評価を行う評価工程とを有し,
    前記変曲点設定工程では,
    前記SOC電圧関係を予め定めた複数の変曲候補点を基準に分割した複数の変曲分割区間を定め,第1の変曲分割区間における傾きと,前記第1の変曲分割区間の隣の第2の変曲分割区間における傾きとの比である傾斜比を求め,
    前記傾斜比が,0.8以下,または,1.2以上を示す前記第1の変曲分割区間と前記第2の変曲分割区間との分割基準である前記変曲候補点を前記変曲点に定め,
    前記部分電池容量取得工程では,
    充電または放電の一方を,その開始時のSOCの値である開始SOC値から,前記分割SOC区間におけるSOCの最高値よりも低く,最低値よりも高い値までの範囲内に予め定めた基準SOC区間について行うとともに,前記基準SOC区間における前記一方に係る電流値の積算により基準電池容量を求め,さらに,
    前記部分電池容量Wを次の式,
    W=Wb・(ΔSd/ΔSb)
    Wb:前記基準電池容量
    ΔSd:前記分割SOC区間におけるSOCの最高値と最低値との差
    ΔSb:前記基準SOC区間におけるSOCの最高値と最低値との差
    により求めることを特徴とする二次電池の検査方法。
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