JP6888259B2 - 積層造形構造体、積層造形方法および積層造形装置 - Google Patents
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(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の積層造形構造体の構造を示す断面図である。本実施形態の積層造形構造体1は、層が積層され、上下に隣接する層と平面視で共通部分を有し、平面方向に前記積層の厚さに基づいて設定される所定間隔以上を有して存在する複数の貫通部12を有して、前記層の各々が硬化している積層部11を有する。さらに、前記貫通部12内の側面に接着し前記積層の方向に一体化して硬化している充填部13を有する。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態の積層造形構造体2の構造を示す断面図である。また、図4は、本実施形態の積層造形構造体2の構造を示す平面図である。図3の断面図は図4のB−B’断面を、図4の平面図は図3のA−A’平面を、各々示す。
(付記1)
層が積層され、上下に隣接する層と平面視で共通部分を有し、平面方向に前記積層の厚さに基づいて設定される所定間隔以上を有して存在する複数の貫通部を有して、前記層の各々が硬化している積層部と、
前記貫通部内の側面に接着し前記積層の方向に一体化して硬化している充填部と、を有する積層造形構造体。
(付記2)
前記所定間隔は、前記平面方向で前記充填部の硬化の影響を受ける前記積層部の領域の最大幅を有する、付記1記載の積層造形構造体。
(付記3)
前記所定間隔は、前記充填部の前記積層の方向の厚さの2倍の間隔を有する、付記1記載の積層造形構造体。
(付記4)
前記充填部は、前記層と同一の材料を含む、付記1から3の内の1項記載の積層造形構造体。
(付記5)
前記充填部は、前記積層部よりも高いエネルギー吸収率を有する、付記1から3の内の1項記載の積層造形構造体。
(付記6)
前記充填部は、カーボンブラックが添加されている、付記5記載の積層造形構造体。
(付記7)
前記積層部と前記充填部とは、熱可塑性樹脂もしくは光硬化樹脂を有する、付記1から6の内の1項記載の積層造形構造体。
(付記8)
第1の材料を有する層を積層し、
上下に隣接する層と平面視で共通部分を有し、平面方向に前記積層の厚さに基づいて設定される所定間隔以上を有して存在する複数の貫通部となる領域を除いて、前記層の各々を積層するごとに硬化し、
第2の材料を、前記貫通部内の側面に接着させ前記積層の方向に一体化させて硬化する、積層造形方法。
(付記9)
前記所定間隔は、前記第2の材料の硬化の影響を受ける前記層の領域の最大幅を有する、付記8記載の積層造形方法。
(付記10)
前記所定間隔は、前記積層の厚さの2倍の間隔を有する、付記8記載の積層造形方法。
(付記11)
前記第2の材料は、前記貫通部に存在する前記第1の材料を含む、付記8から10の内の1項記載の積層造形方法。
(付記12)
前記貫通部に存在する前記第1の材料を、前記第1の材料よりも高いエネルギー吸収率を有する前記第2の材料に入れ替える、付記8から10の内の1項記載の積層造形方法。
(付記13)
前記第2の材料は、カーボンブラックが添加されている、付記12記載の積層造形方法。
(付記14)
前記第1と第2の材料は、熱可塑性樹脂もしくは光硬化樹脂を有する、付記8から13の内の1項記載の積層造形方法。
(付記15)
積層造形構造体を造形する造形ステージと、
前記造形ステージ上に第1と第2の材料を供給する材料供給部と、
前記造形ステージ上に積層された前記第1の材料の層の各々を、上下に隣接する層と平面視で共通部分を有し、平面方向に前記積層の厚さに基づいて設定される所定間隔以上を有して存在する複数の貫通部となる領域を除いて、積層するごとに硬化し、さらに、第2の材料を前記貫通部内の側面に接着させ前記積層の方向に一体化させて硬化する、硬化部と、を有する積層造形装置。
(付記16)
前記所定間隔は、前記第2の材料の硬化の影響を受ける前記層の領域の最大幅を有する、付記15記載の積層造形装置。
(付記17)
前記所定間隔は、前記積層の厚さの2倍の間隔を有する、付記15記載の積層造形装置。
(付記18)
前記第2の材料は、前記貫通部に存在する前記第1の材料を含む、付記15から17の内の1項記載の積層造形装置。
(付記19)
前記貫通部に存在する前記第1の材料を除去する材料吸引部と、前記第1の材料を除去した後に前記第1の材料よりも高いエネルギー吸収率を有する第2の材料を充填する材料充填部とを有する、付記15から17の内の1項記載の積層造形装置。
(付記20)
前記第2の材料は、カーボンブラックが添加されている、付記19記載の積層造形装置。
(付記21)
前記硬化部は、前記第1と第2の材料に、レーザ光もしくは電子線もしくは紫外線を照射して硬化する、付記15から20の内の1項記載の積層造形装置。
(付記22)
前記第1の材料を層状に平坦化するスキージを有する、付記15から21の内の1項記載の積層造形装置。
(付記23)
前記第1と第2の材料は、熱可塑性樹脂もしくは光硬化樹脂を有する、付記15から22の内の1項記載の積層造形装置。
11、21、31、41、51 積層部
12、22、32、42、52 貫通部
13、23、33、43、53 充填部
10、20 積層造形装置
101、201 造形ステージ
102、202 材料供給部
103、208 硬化部
203 材料チャンバ
204 供給筒
205 スキージ
206 材料吸引部
207 材料充填部
209 制御部
Claims (8)
- 層が積層され、上下に隣接する層と平面視で重なり合う部分を有し、平面方向に前記積層の厚さに基づいて設定される所定間隔以上を有して存在する複数の貫通部を有して、前記層の各々が硬化している積層部と、
前記貫通部内の側面に接着し前記積層の方向に一体化して硬化している充填部と、を有し、
前記所定間隔は、前記平面方向で前記充填部の硬化の影響を受ける前記積層部の領域の最大幅を有する、積層造形構造体。 - 前記所定間隔は、前記充填部の前記積層の方向の厚さの2倍の間隔を有する、請求項1記載の積層造形構造体。
- 前記充填部は、前記層と同一の材料を含む、請求項1または2記載の積層造形構造体。
- 前記充填部は、前記積層部よりも高いエネルギー吸収率を有する、請求項1または2記載の積層造形構造体。
- 前記充填部は、カーボンブラックが添加されている、請求項4記載の積層造形構造体。
- 前記積層部と前記充填部とは、熱可塑性樹脂もしくは光硬化樹脂を有する、請求項1から5の内の1項記載の積層造形構造体。
- 第1の材料を有する層を積層し、
上下に隣接する層と平面視で重なり合う部分を有し、平面方向に前記積層の厚さに基づいて設定される所定間隔以上を有して存在する複数の貫通部となる領域を除いて、前記層の各々を積層するごとに硬化し、
第2の材料を、前記貫通部内の側面に接着させ前記積層の方向に一体化させて硬化し、
前記所定間隔は、前記平面方向で前記貫通部内の前記第2の材料の硬化の影響を受ける前記積層の領域の最大幅を有する、
積層造形方法。
- 積層造形構造体を造形する造形ステージと、
前記造形ステージ上に第1と第2の材料を供給する材料供給部と、
前記造形ステージ上に積層された前記第1の材料の層の各々を、上下に隣接する層と平面視で重なり合う部分を有し、平面方向に前記積層の厚さに基づいて設定される所定間隔以上を有して存在する複数の貫通部となる領域を除いて、積層するごとに硬化し、さらに、第2の材料を前記貫通部内の側面に接着させ前記積層の方向に一体化させて硬化する、硬化部と、を有し、
前記所定間隔は、前記平面方向で前記貫通部内の前記第2の材料の硬化の影響を受ける前記積層の領域の最大幅を有する、
積層造形装置。
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