JP6887113B2 - 演算システム、及び計測システム - Google Patents

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Description

本発明は、一般に演算システム、及び計測システムに関し、より詳細には、センサからの信号に基づいて所定の演算処理を実行する演算システム、及び計測システムに関する。
特許文献1には、一般住宅やオフィスビル等の分電盤に用いられる電力計測システムが記載されている。特許文献1に記載の電力計測システムは、変流器と、電力計測器と、を備える。電力計測器は、変流器の信号から電流を検出する電流検出部と、回路の電圧の信号を検出する電圧検出部と、電流検出部の電流信号及び電圧検出部の電圧信号に基づいて電力を演算する電力演算部と、を有する。電力変換部は、電流検出部からのアナログ信号をデジタル信号に変換する第1A/D変換部と、電圧検出部からのアナログ信号をデジタル信号に変換する第2A/D変換部と、を有する。そして、電力変換部は、第1A/D変換部及び第2A/D変換部からのデジタル信号に基づいて電力を演算する。
特開2014−190837号公報
特許文献1に記載の電力計測システムでは、第1A/D変換部及び第2A/D変換部(変換部)から出力されるデジタル信号にホワイトノイズ等が含まれているため、ホワイトノイズ等が電力演算部(演算部)の演算結果に影響を与えていた。
本発明は上記課題に鑑みてなされており、A/D変換時のホワイトノイズ等が演算部の演算結果に与える影響を低減することができる演算システム、及び計測システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る演算システムは、変換部と、演算部と、切替部と、を備える。前記変換部は、第1変換処理及び第2変換処理を実行する。前記変換部は、前記第1変換処理において、物理量を計測するセンサからの第1アナログ信号を第1デジタル信号に変換する。前記変換部は、前記第2変換処理において、基準電位点からの第2アナログ信号を第2デジタル信号に変換する。前記第2変換処理における前記基準電位点は、前記第1変換処理における基準電位点と同電位である。前記演算部は、前記変換部で変換した前記第1デジタル信号及び前記第2デジタル信号に基づいて所定の演算処理を実行する。前記切替部は、前記変換部への入力信号を、前記第1アナログ信号と前記第2アナログ信号との間で切り替える。前記演算部は、前記演算処理において、第1期間における前記第1デジタル信号の実効値に基づく第1実効値の二乗から第2期間における前記第2デジタル信号の第2実効値の二乗を引いて平方根を取ることにより、前記物理量の実効値を演算する。
本発明の一態様に係る計測システムは、前記演算システムと、前記センサと、を備える。
本発明によれば、A/D変換時のホワイトノイズ等が演算部の演算結果に与える影響を低減することができる。
図1は、本発明の実施形態1に係る演算システム及び計測システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態1に係る分電盤の構成を示すブロック図である。 図3Aは、同上の計測システムにおいて計測される第1電流の波形図である。図3Bは、同上の計測システムにおいて計測される、ノイズ成分を含む第1電流の波形図である。図3Cは、同上の計測システムにおいて計測されるノイズ成分の波形図である。 図4は、本発明の実施形態2に係る演算システム及び計測システムの構成を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態について説明する。下記の実施形態は、本発明の様々な実施形態の一部に過ぎない。また、下記の実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(実施形態1)
(1)概要
本実施形態に係る演算システム及び計測システムは、分電盤に用いられる。演算システムは、電流、電圧等の物理量を計測するセンサからのアナログ信号をA/D変換する際に発生するホワイトノイズ等をデジタル信号から取り除くためのシステムである。計測システムは、複数の分岐回路の各々について、消費電力と消費電力量との少なくとも一方を計測値として計測するためのシステムである。
例えば単相3線式の配電方式であれば、分電盤は、図1に示すように、第1電圧線(L1)41と第2電圧線(L2)42と中性線(N)43とを有する電力線4に電気的に接続される。
そして、分電盤は、電力線4からの交流電力を複数(図1の例では3つ)の分岐回路51〜53に分配する。分岐回路51は、第1電圧線41及び中性線43に電気的に接続され、分岐回路52は、第2電圧線42と中性線43に電気的に接続され、分岐回路53は、第1電圧線41及び第2電圧線42に電気的に接続される。
なお、以下では、複数の分岐回路51〜53を特に区別しない場合には、複数の分岐回路51〜53の各々を「分岐回路5」ともいう。また、ここでいう「分岐回路」は、分岐ブレーカ、並びに分岐ブレーカの二次側に接続される配線路、配線器具(アウトレット、壁スイッチなど)、及び各種の機器(照明器具、調理家電など)を含んでいる。
本実施形態に係る演算システム2は、図1に示すように、変換部21と、演算部22と、を備えている。変換部21は、第1変換処理において、電流センサ(センサ)31からの第1アナログ信号AS1を第1デジタル信号DS1に変換する。変換部21は、第2変換処理において、基準電位点からの第2アナログ信号AS2を第2デジタル信号DS2に変換する。第2変換処理における(第2)基準電位点は、第1変換処理における(第1)基準電位点と同電位である。演算部22は、変換部21で変換した第1デジタル信号DS1及び第2デジタル信号DS2に基づいて所定の演算処理を実行する。演算部22は、演算処理において、第1期間T1における第1デジタル信号DS1の実効値に基づく第1実効値の二乗から、第2期間T2における第2デジタル信号DS2の第2実効値の二乗を引いて平方根を取ることにより、第1電流I1の実効値を演算する。
また、本実施形態に係る計測システム1は、演算システム2と、電流センサ31と、を備えている。
本実施形態に係る演算システム2によれば、変換部21からの第1デジタル信号DS1及び第2デジタル信号DS2に基づいて、演算部22が所定の演算処理を実行することにより、A/D変換時のホワイトノイズ等を取り除くことができる。言い換えると、本実施形態に係る演算システム2によれば、A/D変換時のホワイトノイズ等が演算部22の演算結果に与える影響を低減することができる。
(2)詳細
本実施形態では、演算システムは、需要家施設において消費電力と消費電力量との少なくとも一方を計測するための(電力)計測システムに適用される。ここでいう「需要家施設」は、電力の需要家の施設を意味しており、電力会社等の電気事業者から電力の供給を受ける施設だけでなく、太陽光発電設備等の自家発電設備から電力の供給を受ける施設も含む。本実施形態では、オフィスビルや工場等の非住宅を需要家施設の一例として説明する。
(2.1)基本構成
本実施形態に係る演算システム2は、図1に示すように、変換部21と、演算部22と、降圧回路23と、を備えている。また、本実施形態に係る計測システム1は、図1に示すように、演算システム2と、複数の電流センサ(センサ)31,32,301〜303と、を備えている。
本実施形態では、演算システム2が適用される計測システム1の構成要素(変換部21、演算部22、降圧回路23、及び電流センサ31,32,301〜303)は、分電盤6(図2参照)のキャビネット60(図2参照)内に収納されている。
演算システム2には、一対の(主幹用)電流センサ31,32、及び複数の(分岐用)電流センサ301〜303の各々が電気的に接続されている。一対の電流センサ31,32は、第1電圧線41及び第2電圧線42に一対一に対応して設けられている。また、複数の電流センサ301〜303は、複数の分岐回路5に一対一に対応して設けられている。これにより、演算システム2では、電流センサ31の出力から第1電圧線41を流れる第1電流I1が計測可能であり、電流センサ32の出力から第2電圧線42を流れる第2電流I2が計測可能である。また、演算システム2では、複数の電流センサ301〜303の出力から、複数の分岐回路5の各々を流れる電流(以下、「分岐電流」という)を計測可能である。以下では、分岐電流を計測するための複数の電流センサ301〜303を特に区別しない場合には、複数の電流センサ301〜303の各々を「電流センサ30」ともいう。
なお、以下では、分岐回路51を流れる分岐電流、つまり電流センサ301で計測される分岐電流を「分岐電流I11」という。同様に、分岐回路5n(nは自然数)を流れる分岐電流、つまり電流センサ30n(nは自然数)で計測される分岐電流を「分岐電流I1n」という。
変換部21は、ここでは、複数(図1の例では5つ)の電流用A/D変換部211と、複数(図1の例では2つ)の電圧用A/D変換部212と、ノイズ用A/D変換部213と、を含んでいる。つまり、本実施形態の変換部21は、第1変換部としての複数の電流用A/D変換部211及び複数の電圧用A/D変換部212と、第2変換部としてのノイズ用A/D変換部213と、を有している。
複数の電流用A/D変換部211のうちの2つは、ここでは、電流センサ31で計測される第1電流I1と電流センサ32で計測される第2電流I2とのいずれかについて、アナログ・デジタル変換(以下、「A/D変換」という)を実行するように構成されている。言い換えると、2つの電流用A/D変換部211の一方は、第1電流I1についての第1アナログ信号AS1(=AS11)を第1デジタル信号DS1(=DS11)に変換する第1変換処理を実行する。また、2つの電流用A/D変換部211の他方は、第2電流I2についての第1アナログ信号AS1(=AS12)を第1デジタル信号DS1(=DS12)に変換する第1変換処理を実行する。
また、複数の電流用A/D変換部211のうちの残りの3つは、ここでは、複数の電流センサ301〜303で計測される複数の分岐電流I11〜I13について、A/D変換を実行するように構成されている。
複数の電圧用A/D変換部212の各々は、ここでは、第1電圧線41と中性線43との間に印加される第1電圧V1と、第2電圧線42と中性線43との間に印加される第2電圧V2とのいずれかについて、A/D変換を実行するように構成されている。言い換えると、複数の電圧用A/D変換部212の一方は、第1電圧V1についての第1アナログ信号AS1(=AS13)を第1デジタル信号DS1(=DS13)に変換する第1変換処理を実行する。また、複数の電圧用A/D変換部212の他方は、第2電圧V2についての第1アナログ信号AS1(=AS14)を第1デジタル信号DS1(=DS14)に変換する第1変換処理を実行する。つまり、本実施形態では、センサによって計測される物理量は、電流(第1電流I1、第2電流I2及び分岐電流I11〜I13)と電圧(第1電圧V1及び第2電圧V2)との両方である。
ノイズ用A/D変換部213は、基準電位点からの第2アナログ信号AS2を第2デジタル信号DS2に変換する第2変換処理を実行するように構成されている。第2変換処理における基準電位点は、第1変換処理における基準電位点と同電位であり、ここでは一例としてグランドである。つまり、ノイズ用A/D変換部213は、第2変換処理において、グランドから入力される0〔V〕の第2アナログ信号AS2を第2デジタル信号DS2に変換する。
演算部22は、第1電圧線41と中性線43とが電気的に接続されている第1電圧系統の消費電力と消費電力量との少なくとも一方を演算する。また、演算部22は、第2電圧線42と中性線43とが電気的に接続されている第2電圧系統の消費電力と消費電力量との少なくとも一方を演算する。さらに、演算部22は、第1電圧線41と第2電圧線43とが電気的に接続されている第3電圧系統の消費電力と消費電力量との少なくとも一方を演算する。また、演算部22は、複数の分岐回路5の各々について、消費電力と消費電力量との少なくとも一方を演算する。
ここで、演算部22は、瞬時電力を表す消費電力を演算してもよいし、あるいは一定時間における電力の消費量(使用量)を表す消費電力量を演算してもよい。また、演算部22は、消費電力と消費電力量との両方を演算してもよい。本実施形態では一例として、演算部22は、消費電力を一定時間(例えば1分間)積算した消費電力量を演算することとする。
演算部22は、電流用A/D変換部211でA/D変換された第1電流I1と、電圧用A/D変換部212でA/D変換された第1電圧V1とに基づいて、第1電圧系統の消費電力量を演算する。演算部22は、電流用A/D変換部211でA/D変換された第2電流I2と、電圧用A/D変換部212でA/D変換された第2電圧V2とに基づいて、第2電圧系統の消費電力量を演算する。さらに、演算部22は、電流用A/D変換部211でA/D変換された分岐電流I11と、電圧用A/D変換部212でA/D変換された第1電圧V1とに基づいて、分岐回路51の消費電力量を演算する。また、演算部22は、電流用A/D変換部211でA/D変換された分岐電流I12と、電圧用A/D変換部212でA/D変換された第2電圧V2とに基づいて、分岐回路52の消費電力量を演算する。また、演算部22は、電流用A/D変換部211でA/D変換された分岐電流I13と、第1電圧線41と第2電圧線42との間に印加される第3電圧とに基づいて、分岐回路53の消費電力量を演算する。第3電圧は、電圧用A/D変換部212でA/D変換された第1電圧V1及び第2電圧V2から求められる。なお、演算部22は、第3電圧系統については、第1電圧系統の消費電力量と第2電圧系統の消費電力量とを合計することにより消費電力量が求められる。
変換部21及び演算部22は、例えば、CPU(Central Processing Unit)及びメモリを主構成とするマイクロコンピュータにて構成されている。そして、CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、マイクロコンピュータが変換部21及び演算部22として機能する。CPUが実行するプログラムは、ここではマイクロコンピュータのメモリに予め記録されているが、メモリカード等の記録媒体に記録されて提供されてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて提供されてもよい。
降圧回路23は、ここでは、第1電圧線41に印加される第1電圧V1と第2電圧線42に印加される第2電圧V2とが入力され、第1電圧V1及び第2電圧V2を所定の大きさの電圧に降圧する。降圧回路23は、例えば、第1電圧V1及び第2電圧V2を、電圧用A/D変換部212においてA/D変換可能な大きさの電圧に降圧する。
(2.2)分電盤
次に、分電盤6の構成について説明する。
分電盤6は、図2に示すように、電力線4に電気的に接続される主幹ブレーカ61と、主幹ブレーカ61の二次側端子に電気的に接続される複数の分岐ブレーカ62とをキャビネット60内に備えている。さらに、分電盤6は、計測ユニット63、電流センサ31,32、及びセンサユニット33,34をキャビネット60内に備えている。
本実施形態では一例として、演算システム2としての機能は計測ユニット63に設けられ、電流センサ301〜303としての機能はセンサユニット33,34に設けられている。
主幹ブレーカ61の一次側端子は、3線式(第1電圧線41、第2電圧線42、及び中性線43)の電力線4を介して、系統電源7(図1参照)に電気的に接続されている。主幹ブレーカ61の二次側端子には、L1、L2、Nの3極の導電バーが接続されている。これら3極の導電バーは、第1電圧線(L1)41、第2電圧線(L2)42、及び中性線(N)43と一対一に電気的に接続される。
複数の分岐ブレーカ62は、導電バーに接続されることにより、主幹ブレーカ61の二次側端子に電気的に接続される。複数の分岐ブレーカ62のうち、分岐回路51,52に含まれる分岐ブレーカ62は、L1及びL2のいずれか一方の導電バーと、Nの導電バーとに接続されている。また、複数の分岐ブレーカ62のうち、分岐回路53に含まれる分岐ブレーカ62は、L1の導電バーと、L2の導電バーとに接続されている。これにより、分岐回路51,52の各々は、第1電圧線(L1)41と第2電圧線(L2)42との一方、及び中性線(N)43に電気的に接続される。また、分岐回路53は、第1電圧線(L1)41及び第2電圧線(L2)42に電気的に接続される。
計測ユニット63には、一対の電流センサ31,32及び一対のセンサユニット33,34の各々が電気的に接続されている。電流センサ31,32,301〜303としては、例えばCT(Current Transformer)センサ、ホール素子、GMR(Giant Magnetic Resistances)素子等の磁気抵抗素子、シャント抵抗などが用いられる。本実施形態では一例として、電流センサ31,32の各々はCTセンサからなる。一方、センサユニット33,34に設けられた複数の電流センサ30の各々は、コアを用いない(コアレスの)空芯コイルからなり、貫通孔内を通過する電流に応じた出力を生じるロゴスキコイルである。
一対の電流センサ31,32は、主幹ブレーカ61の一次側端子に接続された電力線4の電流を計測するように、電力線4に取り付けられている。ここでは、一対の電流センサ31,32のうち、一方の(第1の)電流センサ31は第1電圧線41に取り付けられ、他方の(第2の)電流センサ32は第2電圧線42に取り付けられている。これにより、計測ユニット63では、電流センサ31の出力から第1電圧線41を流れる第1電流I1が計測可能となり、電流センサ32の出力から第2電圧線42を流れる第2電流I2が計測可能となる。
一対のセンサユニット33,34の各々は、主幹ブレーカ61の二次側端子に接続された複数の分岐ブレーカ62の各々の電流を計測するように、複数の分岐ブレーカ62と導電バーとの間に取り付けられている。一対のセンサユニット33,34の各々は、複数の電流センサ30を具備し、これら複数の電流センサ30が、複数の分岐ブレーカ62に一対一に対応するように取り付けられている。これにより、計測ユニット63では、一対のセンサユニット33,34の出力から、複数の分岐回路5の各々を流れる分岐電流が計測可能となる。
(3)動作
ところで、上述した従来の電力計測システムでは、第1A/D変換部及び第2A/D変換部でのA/D変換時に発生するホワイトノイズがデジタル信号に含まれているため、ホワイトノイズが電力演算部の演算結果に影響を与えていた。また、従来の電力計測システムでは、例えば電源ラインから入力される外乱ノイズによっても電力演算部の演算結果に影響を与えていた。
そこで、本実施形態では、変換部21のA/D変換時に発生するホワイトノイズ、及び電源ライン等から入力される外乱ノイズ(以下、「ホワイトノイズ等」という)が演算部22の演算結果に与える影響を低減できるように、演算システム2を構成している。特に、本実施形態に係る演算システム2では、A/D変換時に発生するホワイトノイズがA/D変換部に固有のランダムノイズであることに着目し、瞬時値レベルではなく実効値レベルでノイズ成分を取り除く方法を採用している。以下、第1電圧線41を流れる第1電流I1を例として、図3A〜図3Cを参照しながら具体的に説明する。
図3Aは、横軸をサンプリング回数としたときの第1電圧線41を流れる第1電流I1の波形図である。図3Aに示す第1電流I1の電流波形には、ホワイトノイズ等のノイズ成分が含まれていない。図3Bは、横軸をサンプリング回数としたときの電流用A/D変換部211から出力される第1デジタル信号DS1の電流換算値の波形図である。図3Bに示す第1電流I1の電流波形には、A/D変換時に発生したホワイトノイズのノイズ成分が含まれている。図3Cは、横軸をサンプリング回数としたときのノイズ用A/D変換部213から出力される第2デジタル信号DS2の電流換算値の波形図である。つまり、図3Cに示す波形は、A/D変換時に発生したホワイトノイズによる波形である。
また、図3Bにおける第1期間T1は、電流用A/D変換部211から出力される第1デジタル信号DS1の実効値である第1実効値(I1+N)rmsを求めるためのサンプリング期間である。図3Cにおける第2期間T2は、ノイズ用A/D変換部213から出力される第2デジタル信号DS2の実効値である第2実効値Nrmsを求めるためのサンプリング期間である。本実施形態では、第1期間T1の長さと第2期間T2の長さとが同じであり、かつ第1期間T1の始点と第2期間T2の始点とが同じである。つまり、本実施形態では、第1実効値(I1+N)rmsと第2実効値Nrmsとを同じタイミングで求めている。また、図3BにおけるΔtはサンプリング周期である。
例えば、変換部21のサンプリング周波数が2〔kHz〕の場合、サンプリング周期は(1/2000)×1000=0.5〔ms〕となる。そして、第1電圧線41を流れる第1電流I1の周波数が50〔Hz〕の場合、第1電流I1の周期が(1/50)×1000=20〔ms〕であることから、第1電流I1の1周期におけるサンプリング回数は20〔ms〕/0.5〔ms〕=40回となる。つまり、変換部21は、上記の条件のもとでは、第1電流I1の1周期について、第1電流I1の瞬時値を40回デジタル変換することになる。
変換部21のうち、第1変換部である電流用A/D変換部211でA/D変換された第1電流I1の第1デジタル信号DS1は、図3Bに示すように、ホワイトノイズ等を含んだ波形となる。変換部21のうち、第2変換部であるノイズ用A/D変換部213でA/D変換された第2デジタル信号DS2は、図3Cに示すように、ホワイトノイズ等の波形となる。
演算部22は、第1期間T1における第1デジタル信号DS1の瞬時値に基づいて第1デジタル信号DS1の第1実効値(I1+N)rmsを求める。また、演算部22は、第2期間T2における第2デジタル信号DS2の瞬時値に基づいて第2デジタル信号DS2の第2実効値Nrmsを求める。
ここで、電流用A/D変換部211の瞬時出力をi(t)、ノイズ用A/D変換部213の瞬時出力をn(t)とした場合、第1実効値(I1+N)rmsは、数1により求められ、第2実効値Nrmsは、数2により求められる。数1及び数2中のS1はサンプリング回数であり、図3B及び図3Cに示す例ではS1は21である。
Figure 0006887113
Figure 0006887113
なお、第1電流I1のサンプリング期間である第1期間T1及びノイズ成分のサンプリング期間である第2期間T2は、図3B及び図3Cに示すように、サンプリング回数S1が21回分の期間に設定されている。つまり、本実施形態では、第1期間T1及び第2期間T2は、0.5〔ms〕×21=10.5〔ms〕になる。
そして、演算部22は、数1及び数2にて求めた第1実効値(I1+N)rms及び第2実効値Nrmsを数3に代入することにより、ノイズ成分を取り除いた第1電流I1の実効値I1rmsを求めることができる。つまり、演算部22は、第1期間T1の第1デジタル信号DSの第1実効値(I1+N)rmsの二乗から、第2期間T2の第2デジタル信号DS2の第2実効値Nrmsの二乗を引いて平方根を取ることで、第1電流I1の実効値I1rmsを求めることができる。
Figure 0006887113
また、第1電圧線41に印加される第1電圧V1についても、数1〜数3を用いることで、ホワイトノイズ等を取り除いた第1電圧V1の実効値を求めることができる。そして、それぞれホワイトノイズ等を取り除いた第1電流I1の実効値及び第1電圧V1の実効値を用いることで、第1電圧系統において消費される電力量を精度よく求めることができる。
なお、第2電流I2及び分岐電流I11〜I13についても、数1〜数3を用いることで、ホワイトノイズ等を取り除いた実効値を求めることができる。また、第2電圧V2についても、数1〜数3を用いることで、ホワイトノイズ等を取り除いた実効値を求めることができる。そして、これらの第2電流I2の実効値、分岐電流I11〜I13の実効値、第1電圧V1の実効値、第2電圧V2の実効値を用いることで、第2電圧系統、第3電圧系統、各分岐回路5のいずれかにおいて消費される電力量を精度よく求めることができる。
(4)変形例
以下、本実施形態の変形例について説明する。
本実施形態では、計測システム1及び演算システム2が適用される需要家施設が非住宅である場合を例として説明しているが、需要家施設は非住宅に限らず、戸建て住宅、集合住宅の各住戸等であってもよい。
本実施形態では、物理量を計測するセンサとして、第1電流I1及び第2電流I2を計測する電流センサ31,32、及び第1電圧V1及び第2電圧V2を降圧する降圧回路23を例として説明している。これに対して、センサは、例えば、光センサ、圧力センサ、温度センサ等であってもよいし、これら以外のセンサであってもよい。つまり、センサは、計測結果に対してデジタル変換を必要とするセンサであればよい。なお、光センサは、焦電型のセンサであることが好ましい。
本実施形態では、物理量が電流と電圧との両方である場合を例として説明しているが、物理量は電流と電圧との少なくとも一方であればよい。この場合でも、電流と電圧との両方にホワイトノイズ等が含まれている場合と比較して、ホワイトノイズ等が演算部22の演算結果に与える影響を低減することができる。
本実施形態では、第1期間T1の長さと第2期間T2の長さとが同じで、かつ第1期間T1の始点と第2期間T2の始点とが同じ場合を例として説明している。これに対して、第1期間T1の長さと第2期間T2の長さとが異なっていてもよいし、第1期間T1の始点と第2期間T2の始点とが異なっていてもよい。つまり、第1期間T1の長さ、第2期間T2の長さ、第1期間T1の始点、及び第2期間T2の始点は任意に設定することができる。好ましくは、第1期間T1の始点と第2期間T2の始点とが同じで、かつ第1期間T1及び第2期間T2の長さが、計測対象の物理量の半周期又は1周期であるのがよい。
本実施形態では、第1実効値(I1+N)rmsが第1電流I1の実効値そのものである場合を例として説明している。これに対して、第1実効値は、第1電流I1の実効値に対して電流センサ31,32のコアの特性の差をキャンセルする補正を行った後の実効値であってもよい。
また、上述の数3は一例であって、例えば周囲温度による温度補正係数を含むような数式であってもよい。
本実施形態では、第1変換処理における基準電位点と第2変換処理における基準電位点とがグランドである場合を例として説明しているが、基準電位点はグランド(0〔V〕)に限らず、0〔V〕よりも大きい所定の電位を有する点であってもよい。
(実施形態2)
以下、計測システム1及び演算システム2の実施形態2について、図4を参照して説明する。上述の実施形態1では、変換部21が、第1変換部(電流用A/D変換部211及び電圧用A/D変換部212)と、第2変換部(ノイズ用A/D変換部213)と、を有しているが、本実施形態では、変換部21が1つである点で実施形態1と異なっている。なお、それ以外の構成については実施形態1と同様であり、同一の構成要素については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
(1)詳細
本実施形態に係る演算システム2は、図4に示すように、変換部21及び演算部22の他、切替部24を更に備えている。本実施形態に係る計測システム1は、図4に示すように、演算システム2と、電流センサ31と、を備えている。電流センサ31は、実施形態1と同様に、第1電圧線41を流れる第1電流I1を計測するセンサである。
切替部24は、例えばマルチプレクサである。切替部24は、例えば、マイクロコンピュータから出力される制御信号に従って、電流センサ31からの第1アナログ信号AS1と上述の基準電位点からの第2アナログ信号AS2とを交互に出力するように構成されている。言い換えると、変換部21への入力信号が、切替部24によって第1アナログ信号AS1と第2アナログ信号AS2との間で切り替えられる。切替部24は、ここでは、上述したサンプリング周期Δt(図3B参照)で第1アナログ信号AS1と第2アナログ信号AS2とを切り替えるように構成されている。
この構成によれば、上述の実施形態1のように、複数のA/D変換部が不要であり、1つのA/D変換部によってホワイトノイズ等が演算部22の演算結果に与える影響を低減することができる。
ここでは、第1電流I1について例示しているが、第2電流I2、分岐電流I11〜I13、第1電圧V1、第2電圧V2についても同様である。
(2)変形例
以下、本実施形態の変形例について説明する。
本実施形態では、切替部24が、第1アナログ信号AS1と第2アナログ信号AS2とをサンプリング周期Δtで切り換える場合を例として説明している。これに対して、切替部24は、例えば、サンプリング周期Δtの複数倍のタイミングで第1アナログ信号AS1と第2アナログ信号AS2とを交互に切り替えるように構成されていてもよい。
また、切替部24はマルチプレクサに限らず、第1アナログ信号AS1と第2アナログ信号AS2とを切り替えられる構成であればよい。
さらに、上述の実施形態1の変形例を本実施形態に適用することも可能である。
(まとめ)
以上述べた実施形態から明らかなように、第1の態様に係る演算システム2は、変換部21と、演算部22と、を備える。変換部21は、第1変換処理と第2変換処理とを実行する。変換部21は、第1変換処理において、物理量(第1電流I1)を計測するセンサ(電流センサ31)からの第1アナログ信号AS1を第1デジタル信号DS1に変換する。変換部21は、第2変換処理において、基準電位点からの第2アナログ信号AS2を第2デジタル信号DS2に変換する。第2変換処理における基準電位点は、第1変換処理における基準電位点と同電位である。演算部22は、変換部21で変換した第1デジタル信号DS1及び第2デジタル信号DS2に基づいて所定の演算処理を実行する。演算部22は、演算処理において、第1期間T1における第1デジタル信号DS1の実効値に基づく第1実効値(I1+N)rmsの二乗から第2期間T2における第2デジタル信号DS2の第2実効値Nrmsの二乗を引いて平方根を取ることにより、物理量の実効値(I1rms)を演算する。
第1の態様によれば、変換部21からの第1デジタル信号DS1及び第2デジタル信号DS2に基づいて、演算部22が所定の演算処理を実行することにより、A/D変換時のホワイトノイズ等を取り除くことができる。すなわち、第1の態様によれば、A/D変換時のホワイトノイズ等が演算部22の演算結果に与える影響を低減することができる。
第2の態様に係る演算システム2では、第1の態様において、変換部21は、第1変換処理を実行する第1変換部(電流用A/D変換部211及び電圧用A/D変換部212)と、第2変換処理を実行する第2変換部(ノイズ用A/D変換部213)と、を有する。
第2の態様によれば、第1変換処理を実行する第1変換部と第2変換処理を実行する第2変換部とを別々に設けているので、第1変換処理と第2変換処理とを同時に実行することができる。ただし、この構成は必須ではなく、変換部21は、第1変換部と第2変換部とを有する構成でなくてもよい。
第3の態様に係る演算システム2では、第2の態様において、第1変換部が第1変換処理を実行するタイミングと第2変換部が第2変換処理を実行するタイミングとが同じである。
第3の態様によれば、第1変換部による第1変換処理と第2変換部による第2変換処理とが同時に実行されるので、瞬発的な外乱ノイズについても取り除くことができる。ただし、この構成は必須ではなく、第1変換部が第1変換処理を実行するタイミングと第2変換部が第2変換処理を実行するタイミングとが異なっていてもよい。
第4の態様に係る演算システム2は、第1の態様において、変換部21への入力信号を、第1アナログ信号AS1と第2アナログ信号AS2との間で切り替える切替部24を更に備える。
第4の態様によれば、第1アナログ信号AS1及び第2アナログ信号AS2を、1つの変換部21によって第1デジタル信号DS1及び第2デジタル信号DS2に変換することができる。ただし、この構成は必須ではなく、演算システム2は、切替部24によって第1アナログ信号AS1と第2アナログ信号AS2とを切り替えるように構成されていなくてもよい。
第5の態様に係る演算システム2では、第4の態様において、切替部24は、所定のサンプリング周期Δtで第1アナログ信号AS1と第2アナログ信号AS2とを切り替える。
第5の態様によれば、サンプリング周期Δtで第1アナログ信号AS1と第2アナログ信号AS2とを交互にデジタル変換することができる。ただし、この構成は必須ではなく、切替部24は、サンプリング周期Δtで第1アナログ信号AS1と第2アナログ信号AS2とを切り替えるように構成されていなくてもよい。
第6の態様に係る演算システム2では、第1〜5のいずれかの態様において、物理量は、電流と電圧との少なくとも一方である。
第6の態様によれば、電流と電圧との両方にホワイトノイズ等が含まれている場合と比較して、ホワイトノイズ等が演算部22の演算結果に与える影響を低減することができる。ただし、この構成は必須ではなく、物理量は、電流及び電圧以外であってもよい。
第7の態様に係る演算システム2では、第1〜6のいずれかの態様において、第1期間T1と第2期間T2とが同じ長さである。
第7の態様によれば、A/D変換時のホワイトノイズ等が演算部22の演算結果に与える影響をより効果的に低減することができる。ただし、この構成は必須ではなく、第1期間T1と第2期間T2とが異なっていてもよい。
第8の態様に係る計測システム1は、演算システム2と、センサ(電流センサ31)と、を備える。
第8の態様によれば、変換部21からの第1デジタル信号DS1及び第2デジタル信号DS2に基づいて、演算部22が所定の演算処理を実行することにより、A/D変換時のホワイトノイズ等を取り除くことができる。すなわち、第8の態様によれば、A/D変換時のホワイトノイズ等が演算部22の演算結果に与える影響を低減することができる。
1 計測システム
2 演算システム
21 変換部
211 電流用A/D変換部(第1変換部)
212 電圧用A/D変換部(第1変換部)
213 ノイズ用A/D変換部(第2変換部)
22 演算部
24 切替部
31 電流センサ(センサ)
AS1 第1アナログ信号
AS2 第2アナログ信号
DS1 第1デジタル信号
DS2 第2デジタル信号
I1 第1電流(物理量)
T1 第1期間
T2 第2期間
Δt サンプリング周期

Claims (7)

  1. 物理量を計測するセンサからの第1アナログ信号を第1デジタル信号に変換する第1変換処理、及び基準電位点からの第2アナログ信号を第2デジタル信号に変換する第2変換処理を実行する変換部と、
    前記変換部で変換した前記第1デジタル信号及び前記第2デジタル信号に基づいて所定の演算処理を実行する演算部と、
    前記変換部への入力信号を、前記第1アナログ信号と前記第2アナログ信号との間で切り替える切替部と、を備え、
    前記第2変換処理における前記基準電位点は、前記第1変換処理における基準電位点と同電位であり、
    前記演算部は、前記演算処理において、第1期間における前記第1デジタル信号の実効値に基づく第1実効値の二乗から第2期間における前記第2デジタル信号の第2実効値の二乗を引いて平方根を取ることにより、前記物理量の実効値を演算する
    演算システム。
  2. 前記変換部は、前記第1変換処理を実行する第1変換部と、前記第2変換処理を実行する第2変換部と、を有する
    請求項1に記載の演算システム。
  3. 前記第1変換部が前記第1変換処理を実行するタイミングと前記第2変換部が前記第2変換処理を実行するタイミングとが同じである
    請求項2に記載の演算システム。
  4. 前記切替部は、所定のサンプリング周期で前記第1アナログ信号と前記第2アナログ信号とを切り替える
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の演算システム。
  5. 前記物理量は、電流と電圧との少なくとも一方である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の演算システム。
  6. 前記第1期間と前記第2期間とが同じ長さである
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の演算システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の演算システムと、
    前記センサと、を備える
    計測システム。
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