JP6885274B2 - 接合構造 - Google Patents

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Description

本発明は、接合構造に関するものである。
特許文献1に開示の接合構造は、第1部材と第2部材とを接合するものであり、第1部材と第2部材との間に、接合前において、SnがCuに積層された状態で配置され、CuとSnの金属間化合物を生成して、第1部材と第2部材とを接合する。具体的には、例えば、配線基板のCu配線上に半導体素子を接合する場合、全面にSn層を形成したCu配線上に半導体素子を載置した後にH2還元炉にて440℃程度の温度でSnのみを溶融し、Cu配線と素子電極との間にCuとSnの金属間化合物層を有する接合構造を形成する。
国際公開番号WO2016/027593号公報
ところが、20μmのSn箔を用いて450℃の高温で液相拡散接合すると、熱応力が大きくなるため半導体チップにクラックが発生してしまうことが判明し、接合温度を下げるとCuの拡散が低下してSn単独層が残存してしまい接合後の半導体チップの動作環境が高温であるとSn単独層が再溶融してしまうことが懸念される。
本発明の目的は、半導体チップのクラックの発生を抑制しつつSnの融点以上で接合可能な接合構造を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、Cu配線と半導体チップとの間に接合層が形成された接合構造であって、前記接合層は、前記Cu配線側のCu3Snの金属間化合物層と、前記半導体チップ側のCu6Sn5の金属間化合物層との2層構造をなし、前記Cu3Snの金属間化合物層及び前記Cu6Sn5の金属間化合物層は、それぞれ、隙間にSn単独相を伴う金属間化合物のネットワーク構造を有することを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、2層構造をなす接合層でのCu配線側のCu3Snの金属間化合物層及び半導体チップ側のCu6Sn5の金属間化合物層は、それぞれ、隙間にSn単独相を伴う金属間化合物のネットワーク構造を有するので、熱応力が緩和され、半導体チップのクラックの発生が抑制され、これによりSnの融点以上で接合可能となる。
請求項2に記載のように、請求項1に記載の接合構造において、前記接合層は、前記半導体チップとの界面においてSn単独相の塊が部分的に形成されているとよい
本発明によれば、半導体チップのクラックの発生を抑制しつつSnの融点以上で接合可能となる。
実施形態における接合構造を示す模式図。 接合前の半導体チップと配線基板との関係を示す模式図。 各種のシェア強度の測定結果を示す図。 3μmのSn薄膜を用いた場合における接合層の断面での元素線分析結果を示す図。 7μmのSn薄膜を用いた場合における接合層の断面での元素線分析結果を示す図。 各種のシェア強度の測定結果を示す図。 実施形態における液相拡散接合部の断面の観察結果を示す図。 比較例における液相拡散接合部の断面の観察結果を示す図。 3μmのSnメッキ膜を用いた場合における接合部の断面でのCuの面分析結果を示す図。 3μmのSnメッキ膜を用いた場合における接合部の断面でのSnの面分析結果を示す図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、接合構造10は、Cu配線22と半導体チップ30との間に接合層40が形成されている。接合層40は、Cu配線22側のCu3Snの金属間化合物層41と、半導体チップ30側のCu6Sn5の金属間化合物層42との2層構造をなしている。つまり、2層構造をなす金属間化合物(IMC)層のうちのCu配線22側の層41はCuリッチな金属間化合物層であり、半導体チップ30側の層42はSnリッチな金属間化合物層である。
Cu3Snの金属間化合物層41は、Sn単独相41b中に金属間化合物(IMC)41aが分散しており、三次元的な網目状をなす金属間化合物41aを有する。つまり、隙間にSn単独相41bを伴う金属間化合物41aのネットワーク構造を有する。詳しくは、Cu3Snの金属間化合物層41は、三次元的な網目状をなす金属間化合物41aと網目の隙間のSn単独相41bとが入り組んでいる。また、Cu6Sn5の金属間化合物層42は、Sn単独相42b中に金属間化合物(IMC)42aが分散しており、三次元的な網目状をなす金属間化合物42aを有する。つまり、隙間にSn単独相42bを伴う金属間化合物42aのネットワーク構造を有する。詳しくは、Cu6Sn5の金属間化合物層42は、三次元的な網目状をなす金属間化合物42aと網目の隙間のSn単独相42bとが入り組んでいる。
このように、Cu3Snの金属間化合物層41及びCu6Sn5の金属間化合物層42は、それぞれ、三次元的な網目状をなす金属間化合物41a,42aを有し、ネットワーク構造の接合層となっている。詳しくは、Cu3Snの金属間化合物層41及びCu6Sn5の金属間化合物層42は、それぞれ、三次元的な網目状をなし相互に繋がった金属間化合物41a,42aと網目の隙間のSn単独相41b,42bとが入り組んでいる。より詳しくは、Cu3Snの金属間化合物層41及びCu6Sn5の金属間化合物層42は、それぞれ、金属間化合物41a,42aの網目の隙間にSn単独相41b,42bが存在し、かつ、金属間化合物41a,42aとSn単独相41b,42bとの境界の少なくとも一部が非直線状をなし、入り組んだ構造を有する。
なお、図1中の金属間化合物41a,42aは、塊が互いに離間しているかのように示されているが、当該図は一断面をわかり易く模式化したものであり、実際には三次元的に互いに接続したネットワーク状態となっている。
接合層40は、半導体チップ30との界面においてSn単独相の塊47が部分的に形成されている。
配線基板20は、絶縁基板21の上面にCu配線22がパターニングされており、絶縁基板21上にCu配線22が延びている。半導体チップ30はシリコン(Si)よりなり、縦型のパワートランジスタ等が作り込まれている。そして、縦型のパワートランジスタの裏面電極が配線基板20のCu配線22と電気的に接続される。
次に、接合方法について説明する。
図2に示すように、Cu配線22と半導体チップ30とを接合するための液相拡散(TLP)接合方法である。
半導体チップ30の裏面には電極材31が形成され、電極材31はTi層31a、Ni層31b、Au層31cを積層して構成されている。つまり、半導体チップの裏面電極は、Ti/Ni/Au構造を有する。
Cu配線22と半導体チップ30との間に、厚さ3μmのSn薄膜50を挟む。広義には、Cu配線22と半導体チップ30との間に、厚さ3μm〜6μmのSn薄膜50を挟む。Sn薄膜50はメッキ膜であり、Cu配線22の全面にメッキ膜(50)が形成されている。
このように、Cu配線22と半導体チップ30との間にSn薄膜50を挟んだ状態において、H2還元雰囲気で360℃〜450℃の温度雰囲気下で、Cu配線22と半導体チップ30とを接合する。
より詳しくは、360℃での5〜6分間の加熱により接合を行う。この際、Sn薄膜50のSn中にCu配線22のCuが拡散すると、最初にCu6Sn5の金属間化合物(IMC)41aが生成し、さらに、Cuの拡散が進むとCu3Snの金属間化合物(IMC)42aが生成する。その結果、図1に示すようにCu3Snの金属間化合物層41とCu6Sn5の金属間化合物層42との2層構造をなす接合層40が形成される。このとき、Sn薄膜50として厚さ7μmのメッキ膜を用いるとSnの量が過多であり、拡散が完全に行き届かなくて半導体チップ30側にSn単独層が残ってしまい、Snの融点の232℃以上である300℃では再溶融してしまい高温接合材としては使えない。これに対し厚さが3〜6μmのSnメッキ膜を使用した場合には半導体チップ30側にSn単独層が残ることなく、Snの融点の232℃以上である300℃で再溶融することなく高温接合材として好ましいものとなっている。つまり、厚さが3〜6μmのSnメッキ膜を使用した場合にはCuの拡散が進行して高温接合材として使用し得る。即ち、Snの供給形態がSn薄膜(厚さ3μm〜6μmの薄膜)にされてSn量が低減される。よって、接合温度を360℃〜450℃に低温化してもSn単独層の残存が抑制される。
また、接合層40における半導体チップ30との界面にはSn単独相の塊47が部分的に存在する。これは、拡散が均一に行われずに場所によってばらつきがあり、所々ではSnが残っている所があり、これが全体に広がっておらず部分的にSnが残っていても機能上問題はない。また、Snは塑性変形しやすく(柔らかく)、硬い金属間化合物(IMC)のみの場合よりも熱応力を緩和する効果が期待できる。
図9には、厚さ3μmのSnメッキ膜を用いた場合における接合部断面でのCuの面分析結果を示す。図10には、厚さ3μmのSnメッキ膜を用いた場合における接合部断面でのSnの面分析結果を示す。測定は、高分解能のFE−EPMA(電界放出形電子プローブマイクロアナラザ)(日本電子製JXA−8530F)を用いて実施している。図9及び図10でのCu及びSnの面分析結果において、各々、ドットの密度により存在する元素の濃度を示している。
接合層の上層(Cu6Sn5)について、図9のCuマップでは濃度の低いドットが点在しており、図10のSnマップでは濃度の高いドットが点在しており、これらはCuが少ない、及びSnが多いエリアを表し、Sn単独相の存在が確認できる。また、接合層の下層(Cu3Sn)について、図9のCuマップでは濃度の低いドットが存在しており、図10のSnマップでは濃度の高いドットが点在しており、これらはCuが少ない、及びSnが多いエリアを表し、SnリッチなCu6Sn5層の存在、更にはSn単独相の存在が確認できる。
このように、接合層における上下の2層ともに、Cu3Sn、Cu6Sn5の単独層ではなく、濃度の異なる相が入り込んでいることが分かる。
なお、FE−EPMAではSEM(二次電子検出)とは異なりX線波長を検出するため、分析箇所が表面からより深い位置を取り込むことになる。その結果、表面ではなくその周辺元素を取り込んでしまい、表面にCuが無くSnのみが存在するSn単独相が存在していても、分析データとしては、3D周囲に存在するIMCに含まれるCuも取り込んでしまうので、Cu元素も出てしまう。
このように、少なくとも、図9及び図10のデータからは、IMC層は単独層ではなく、濃度の異なるCu、Sn相が入り込んでいることが分かる。
以下、高温接合材について詳しく説明する。
現在使用されている高温接合材は、Pb5Sn半田である。しかし、環境対策から近い将来規制化されるのは確実であり、代替するPbフリー高温接合材の開発が各社で行われている。その候補材料の一つとして、Cu/SnのIMC(金属間化合物)による液相拡散(TLP)接合は、低コストで鉛フリー高温接合が可能となる。これまでに、SnとCuの粒子をフラックスに混在させたペースト材が開発、市販されている。しかし、この市販材には、フラックス残渣が生じること、ボイドが非常に多いこと等の問題から、実用レベルには程遠いのが実情である。そこで、本発明者は、特許文献1にて開示されたSn箔等を用いたSn層状配置による接合構造を鋭意開発した。当該接合構造によれば、フラックスレスで接合できる上、CuとSnの粒子の供給が不要となるためボイドレスで良好な接合構造が低コストで得られる。
Sn箔の加工において、厚みの薄化は20μm程度が限界であり、これ以上の薄化は困難である。この厚みが20μm程度の箔ではSn量が過多となり、450℃程度の高温で接合を行わないと、Cu/SnのIMCの生成が不十分となり、Sn単独層が残存してしまう。Sn単独層が残存してしまうと、Snの融点の232℃以上の高温環境では再溶融してしまい、高温接合材として機能しなくなる。
しかし、450℃での液相拡散接合(ダイボンド)では、冷却後に半導体チップ(素子)と配線基板との間の接合部分に大きな熱応力が残存することになる。従来のPb5Sn半田では、展性延性に富む材料特性により、このような熱応力が生じても一定の塑性変形を生じることで応力が緩和される上、320〜350℃程度の低温で接合が可能である。これに対し、Cu/SnのIMCは、硬く接合強度も強いため、接合材が塑性変形して応力緩和することができず、半導体チップ(素子)及び接合層に、クラックが生じ損傷してしまう。
また、450℃の高温での液相拡散接合(ダイボンド)ではCu拡散が過度に進行し、配線基板のCu配線と接合層界面に図8に示すようなカーケンダルボイドが発生する。
本実施形態では、当該熱応力による半導体チップ(素子)及び接合層でのクラック及びカーケンダルボイドの発生を抑制し、低コストで接合強度が高く且つ高信頼性のPbフリー高温接合構造を得るようにする。そのために、層状配置のSn供給形態を、Sn箔からメッキ等の薄膜(図2におけるSn薄膜50)に変更する。当該Sn薄膜によるCu/Snの液相拡散接合により、Sn量を低減してSn単独層の残存の防止と接合温度の低温化を両立し、高温環境下で再溶融することなく熱応力緩和を図る。同時にカーケンダルボイドの低減を図る。且つ、層状配置のSnにより、Sn/CuのIMCのネットワーク構造を作ることにより熱応力緩和を図る。
層状Sn供給形態を膜厚3μm、及び7μmの2種とした上で(成膜した上で)、接合温度を特許文献1のように箔を使用した場合の450℃から360℃へ90℃低温化して液相拡散接合(ダイボンド)を行った。
当該液相拡散接合(ダイボンド)について、25℃(室温)、150℃、200℃、250℃、280℃、300℃の各温度でのシェア強度を各々測定した。シェア強度とは、半導体チップ(素子)を側面から水平方向に加圧し、破断する強度のことを指し、接合状態の良否の判断基準となる。
その結果を図3に示す。図3は、温度を変えたときのシェア強度の測定結果である。図3では横軸に温度をとり、縦軸にシェア強度をとっている。サンプルとして、Sn箔(厚さ20μmかつ面積をチップの1/2としたものであり、厚さ10μmのSn箔に相当する)を用いて450℃で接合したものと、厚さ3μmのSnメッキ膜を用いて360℃で接合したものと、厚さ7μmのSnメッキ膜を用いて360℃で接合したものとしている。シェア強度について、1.3MPaを、良否判定の際の基準値としている。即ち、シェア強度が1.3MPa以上であれば、接合層の再溶融がないと判断できる。
詳しくは、シェア強度の基準値の1.3MPaは、図6において横軸の最も右側のサンプルであるPb5Sn(鉛半田)における300℃でのシェア強度の最小値であり、この値以上ならば良品とする。
図3に示すように、厚さ3μmのSnメッキ膜を用いた場合には、全温度域で基準値の1.3MPa以上のシェア強度が得られ、再溶融することなく合格となった。また、厚さ3μmのSnメッキ膜を用いた場合には、従来のSn箔を用いた場合のシェア強度との相対比較でも、250℃を除く全温度域で同等以上の強度が得られ、良好であった。
これに対し、厚さ7μmのSnメッキ膜を用いた場合には、300℃において基準を下回り再溶融が発生した。この結果、厚さ7μmのSnメッキ膜を用いた場合には、360℃での接合ではSn量が過多であり、Sn単独層が残存することが推定される。
そこで、厚さ7μmのSnメッキ膜を用いた場合にSn単独層の残存を検証するため、厚さ3μmのSnメッキ膜を用いた場合と厚さ7μmのSnメッキ膜を用いた場合での接合層断面の元素線分析を行った。結果を図4及び図5に示す。
図4は、厚さ3μmのSnメッキ膜を用いた場合であり、図5は、厚さ7μmのSnメッキ膜を用いた場合である。図4及び図5において、上から下に向かって順に、Cu、Si、Sn、Ti、Niの分析結果を示す。
図4に示す厚さ3μmのSnメッキ膜を用いた場合の接合層では、A層とB層の2層構造であり、A層では、Cuの割合がやや多くSnの割合がやや少なく、B層では、Cuの割合がやや少なくSnの割合がやや多い。これに対し、図5に示す厚さ7μmのSnメッキ膜を用いた場合の接合層では、C層とD層とE層の3層構造であり、C層では、Cuの割合がやや多くSnの割合がやや少なく、D層では、Cuの割合がやや少なくSnの割合がやや多く、E層では、Cuが全く無くSnのみである。
このように、図5の厚さ7μmのSnメッキ膜を用いた場合では、IMCが生成しているC層、D層以外に、IMCが生成していないSn単独層Eが残存していることが分かる。図4に示すように、対する厚さ3μmのSnメッキ膜を用いた場合では、接合層はIMCが生成しているA層、B層のみであることが分かる。
このようにして、図4と図5を対比すると、接合層において図5ではSn単独層であるE層が存在することが分かる。即ち、E層ではCuが全く無くSnのみが現れている。これに対し図4ではSn単独層が現れていないことが分かる。即ち、図5に比べ図4ではCuが無くSnのみがある部位は存在しない。
よって、メッキによるSn薄膜の厚さは、360℃での接合の場合には、厚さ7μmのSnメッキ膜を用いた場合ではSn量が過多である。対する厚さ3μmのSnメッキ膜を用いた場合ではSn量は適正である。
なお、図1において接合層40での金属間化合物層41,42において説明したように、A層、C層がCuリッチなCu3Sn、B層、D層はSnリッチなCu6Sn5が主な組成となる。
次に、Snメッキ膜について3μmから7μmの間の厚みでの検証を行った。その結果を、図6に示す。図6は300℃でのシェア強度の測定結果である。
図6での縦軸にはシェア強度をとっている。図6での横軸には3μm、4μm、5μm、6μm、7μmの各厚さのSnメッキ膜(Sn薄膜)を用いた場合のサンプル、及び、図3で説明した厚さ20μmのSn箔を用いた場合のサンプル、Pb5Sn(鉛半田)を用いた場合のサンプルを示す。
その結果、300℃におけるシェア強度は3μm、4μm、5μm、6μmの各厚みの何れでも基準(1,3MPa)を上回り、再溶融することなく合格となった。また、Pb5Sn(鉛半田)と比較しても同等以上の良好な強度が得られている。これに対し7μmのSnメッキ膜を用いた場合は基準の1,3MPaを下回っている。また、厚さ20μmのSn箔を用いた場合と比較すると、厚さ4μm及び5μmのSnメッキ膜を用いた場合は上回る良好な強度が得られている。
このように、20μmのSn箔を用いた場合及びPb5Snを用いた場合との比較において、3μm、4μm、5μm、6μmのSn薄膜を用いた場合でも、良品となり、7μmのSnメッキ膜を用いた場合には不良となる。
図7に、厚さ3μmのSn薄膜を用いた場合の接合層での断面SEM像を示す。図8は上述したように450℃の高温での液相拡散接合を行った場合の接合層での断面SEM像である。図8ではCu配線と接合層との界面にボイドが発生していたが、図7ではCu配線と接合層との界面にボイドが発生しない。また、図7において接合層の界面側の半導体チップ(素子)内にもクラックは全く観察されず、良好な状態となっている。よって、接合温度を360℃まで低下させたことにより、熱応力低減を図りクラック抑制に繋がったことが分かる。また、接合層自体にもクラックは認められず良好な状態が確認できる。
図1において、上述したように配線基板20寄りの下層の金属間化合物層41はCuリッチなIMC(Cu3Snの金属間化合物層)、半導体チップ30寄りの上層の金属間化合物層42はSnリッチなIMC(Cu6Sn5の金属間化合物層)であることから、下層はCu3Sn、上層はCu6Sn5が主な組成であるが、上下各層ともに単一の層ではない。上下各層、各々が、上記各IMCとSnとの入り混じったネットワーク構造を有している。当該ネットワーク構造により、単一の層に比べて熱応力を緩和することが可能となる。上述したように、Cu/SnのIMCは硬く塑性変形し難い性質であるため、単一の層で構成される場合、熱応力が緩和されず半導体チップ(素子)側にクラックが入り易い。しかし、図1の接合構造では、Sn単独相41b,42b中に金属間化合物(IMC)41a,42aが入り組んだネットワーク構造となっているため、単一の層に比べて変形し易く、熱応力を緩和できる。その結果、図7に示すように半導体チップ(素子)のみならず、接合層自体にもクラックの発生は無く、良好な接合構造が得られている。
図1の金属間化合物層41,42でのネットワーク構造は、CuのSn内への拡散状態の進展具合によって変化すると思われる。即ち、本実施形態では接合温度を360℃に低温化しているため、Cuの拡散が450℃の場合に比べて抑えられている。よって、Cu拡散の進行による単一のIMC層の形成を抑制し、元々のSnがCu拡散の抑制により、その一部がIMC化せずに残存し、IMC化した領域との間で入り組みネットワーク構造を形成していると考えられる。
但し、上述した360℃接合でのCu拡散の抑制に伴い、Sn量も併せて低減してやらないと、厚さ7μmのSnメッキ膜を用いた場合のように全くIMCの存在しない単独層が残存することとなり、高温環境下での再溶融に繋がる。本実施形態では、接合温度の低温化とSn量の低減の組合せを最適調節することにより、Sn単独層の残存防止のみならず、ネットワーク構造を併せて創出している。これにより、熱応力の一層の低減を図ることが可能となる。
もしSn量を過度に減らしたり、Sn量低減に対し接合温度が高すぎたりすると、Sn内にCu拡散が進行し、接合層全体が均一なIMCのみで満たされることとなり、上述したネットワーク構造は消失してしまう。これは熱応力耐性を損なうことになる。逆にSn量が過多であったり、接合温度が低すぎたりするとSn単独層が残存し、高温環境下での再溶融に繋がる。
また、Sn薄膜の厚みを単に薄くすれば良いというわけではない。即ち、薄膜化が過ぎると溶融時に半導体チップ(素子)全体に濡れ広がらず、接合不良を来たすおそれもある。逆に厚過ぎれば、上述の通り高温環境での再溶融を招く。厚さ6μmはその上限である。
接合温度は、本実施形態では360℃/5〜6minとしており、この温度とSn薄膜の厚さが3μm〜6μmの積層配置構造の組合せで、H2還元雰囲気接合を行う。こうすることで、上述のSn単独層の残存防止のみならず、接合層においてSn単独相中に金属間化合物のネットワーク構造を形成することが可能となる。
この結果、当該ネットワーク構造による接合層の応力緩和効果が得られ、接合温度の低温化と相まって大幅な熱応力低減を図ることができる。
なお、金属間化合物(IMC)41a,42aの上記ネットワーク構造においては、その隙間にSn単独相41b、42bが並存することとなり、Snの融点以上の高温環境下では当該Sn単独相41b、42bは溶融することとなるが、図3及び図6のシェア強度が示す通り、高い融点を有する金属間化合物(IMC)41a,42aのネットワーク構造により繋ぎ止められることで、Pb5Sn半田を上回る高いシェア強度を維持しており、高温接合材としての機能が損なわれることは無い。
また、両金属間化合物(IMC)41a,42aは、そのネットワーク間にSn単独相41b,42bのみを有する構成に限定はされず、互いに他方の金属間化合物を層内において少量有する場合もある。即ち、金属間化合物41a,42aの生成はCu拡散状態に依存するため、相互に混在する場合もある。
更に、本実施形態では、金属間化合物41a,42aの2層構造としている。この構造により、熱応力緩和の効果を得ることができる。即ち、CuのSn中への拡散が進行すると、金属間化合物は全てCu3Snのみとなる。しかし、Cu3SnはCu6Sn5と比べると線膨張率、及びヤング率が共に高いため、金属間化合物が全てCu3Snのみの構造とした場合では耐熱衝撃性が劣る。これに対し、本実施形態のような金属間化合物Cu3SnとCu6Sn5の2層構造では、線膨張率、及びヤング率が低いCu6Sn5を介するため、熱応力を緩和することが可能となる。
以上のごとく、特許文献1に開示の技術を用いて20μmのSn箔を用いた場合には450℃、6分の接合条件下では半導体チップに割れが発生してしまう懸念があるので、温度を下げて360℃で接合したならば半導体チップにクラックが発生しないが、360℃ではCuの拡散が低下してしまいSnが多すぎてSn単独層が残る。このように、450℃の高温ではクラックが発生してしまうことが判明したので、温度を下げたが、Cuの拡散がうまくいかずSn単独層が残存してしまい半導体チップの動作時において高温度に再溶融してしまうのでSnの融点以上に上げられない。本実施形態では、薄くすべくメッキ膜を使用することとし、3〜6μmでは360℃の低温化した状態でもSn単独層が残らずに接合層として成立し、半導体チップのクラックの発生を抑制しつつ接合層がSnの融点以上の温度でも再溶融してしまうことを防止できる。
また、Sn単独層の残存に起因した高温時の再溶融を防止しつつ、接合温度の低温化により熱応力の低減を図り、半導体チップ(素子)でのクラックの発生及び接合層自体のクラックを防止することが可能となる。
さらに、接合層にIMC/Snのネットワーク構造を形成して、強度が高く硬いCu/SnのIMCによる液相拡散接合においても、一定の塑性変形性を得ることで、応力緩和効果を呈することができ、高い信頼性を確保できる。
また、接合温度の低温化により、過度なCu拡散の進行が抑制されるため、カーケンダルボイドの発生を防止することができる。
また、材料には従来より一般的に多用されている安価なSnを層状配置して用いるのみで、Cuは元々ある基板配線をそのまま利用するため、極めて低コストである。従来より多用されてきた安価なPb5Sn半田と比べても、十分なコスト優位性がある。人体へも無害で環境負荷も極めて低い。現在、鉛フリーの高温接合材として有望視され各社の開発主流となっているAgナノ粒子材は極めて高価であり、それと比べるとより一層、コスト面で優位性がある。フラックスも不要であり、取り扱い作業性にも優れている。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)図1に示すように、Cu配線22と半導体チップ30との間に接合層40が形成された接合構造10として、接合層40は、Cu配線22側のCu3Snの金属間化合物層41と、半導体チップ30側のCu6Sn5の金属間化合物層42との2層構造をなし、Cu3Snの金属間化合物層41及びCu6Sn5の金属間化合物層42は、それぞれ、金属間化合物41a,42aのネットワーク構造を有し、Sn単独相41b,42bがその隙間を埋めるように存在する。よって、2層構造をなす接合層40でのCu配線22側のCu3Snの金属間化合物層41及び半導体チップ30側のCu6Sn5の金属間化合物層42は、それぞれ、金属間化合物41a,42aのネットワーク構造を有するので、熱応力が緩和され、半導体チップのクラックの発生が抑制され、これによりSnの融点以上で接合可能となる。
(2)接合層40は、半導体チップ30との界面においてSn単独相の塊47が部分的に形成されている。よって、より熱応力の緩和が期待できる。
(3)図2に示すように、Cu配線22と半導体チップ30とを接合するための液相拡散接合方法として、Cu配線22と半導体チップ30との間に、厚さ3μm〜6μmのSn薄膜50を挟んだ状態において、360℃〜450℃の温度雰囲気下で、Cu配線22と半導体チップ30とを接合する。よって、接合層40は、Cu配線22側のCu3Snの金属間化合物層41と、半導体チップ30側のCu6Sn5の金属間化合物層42との2層構造にできるとともに、Cu3Snの金属間化合物層41及びCu6Sn5の金属間化合物層42が、それぞれ、ネットワーク構造を有することで、熱応力が緩和され、半導体チップのクラックの発生が抑制され、これによりSnの融点以上で接合可能となる。
詳しくは、Sn薄膜の厚さを3μmよりも薄くすると、厚さをコントロールすることが困難であるとともに不濡れ(偏り)が発生してしまうので、品質上の問題が生じない厚さ3μm以上のSn薄膜を使用する。また、Sn薄膜が6μmより厚いとSn単独層が残存し、高温時に再溶融する可能性がある。
(4)液相拡散接合方法において、Sn薄膜50はメッキ膜である。よって、メッキによる薄膜は安価であり、実用的である。
(5)液相拡散接合方法において、Cu配線22にメッキ膜(50)が形成されている。よって、実用的である。
(6)金属間化合物41a,42aの2層構造としている。この構造により、熱応力緩和の効果を得ることができる。即ち、CuのSn中への拡散が進行すると、金属間化合物は全てCu3Snのみとなる。しかし、Cu3SnはCu6Sn5と比べると線膨張率、及びヤング率が高いため、金属間化合物が全てCu3Snのみの構造では耐熱衝撃性が劣る。これに対し、本実施形態のような金属間化合物Cu3SnとCu6Sn5の2層構造では、熱応力を緩和することが可能となる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ Sn薄膜の成膜は、メッキに限定されず、同様の膜厚が可能ならば他の方法であっても良い。例えば、スパッタリング、CVD等を用いる。
○ Cu配線22のみにSn薄膜50を形成したが、これに限らない。半導体チップ30の裏面電極のみにSn薄膜を形成してもよい。また、Cu配線22及び半導体チップ30の裏面電極に、それぞれ、Sn薄膜を合計の厚さが3μm〜6μmとなるように形成してもよい。Cu配線22と半導体チップ30の裏面電極の両方にSn薄膜を形成する場合、より濡れ性を向上させることができる。
○ 半導体チップは、Si以外にも、SiC、GaN等でもよい。詳しくは、強度が高く硬いCu/SnのIMCによる液相拡散接合の特性を有するため、従来のPb5Sn半田よりも高い強度を得ることができ、高い信頼性を確保できる。そのため、250℃〜300℃の高温域でも、高い強度を維持することができ、今後に実用化が見込まれる化合物半導体(SiC、GaN)の実装において、高温動作環境に非常に有用である。
10…接合構造、22…Cu配線、30…半導体チップ、40…接合層、41…Cu3Snの金属間化合物層、41a…金属間化合物、41b…Sn単独相、42…Cu6Sn5の金属間化合物層、42a…金属間化合物、42b…Sn単独相、47…Sn単独相の塊、50…Sn薄膜。

Claims (2)

  1. Cu配線と半導体チップとの間に接合層が形成された接合構造であって、
    前記接合層は、前記Cu配線側のCu3Snの金属間化合物層と、前記半導体チップ側のCu6Sn5の金属間化合物層との2層構造をなし、
    前記Cu3Snの金属間化合物層及び前記Cu6Sn5の金属間化合物層は、それぞれ、隙間にSn単独相を伴う金属間化合物のネットワーク構造を有することを特徴とする接合構造。
  2. 前記接合層は、前記半導体チップとの界面においてSn単独相の塊が部分的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の接合構造。
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