JP6884305B2 - ストレッチャー - Google Patents

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Description

この発明は、介護等において使用されるストレッチャーに関する。
最近では介護現場においてもストレッチャーが必要とされることが多い。しかしながらストレッチャーは長尺であるので広い配置スペースが必要となり、介護施設等においてはその設置場所に困る。また、被介護者の車による搬送の際、迎えに行く被介護者の状態が変化した場合等において急にストレッチャーが必要となる場合があり、その際には介護施設にストレッチャーを取りに戻らなければならず、非常に手間がかかる。
この発明は上記の事情に鑑みて行ったもので、非使用時にコンパクトな形態とでき、広い設置スペースを必要としないとともに、持ち運びが容易に行われるストレッチャーを提供することを目的とする。
この発明では、下面の前後両端にキャスターが取り付けられた下台部と、前記下台部上に設置されるベッド部とからなるストレッチャーであり、前記下台部と前記ベッド部とは分離可能であり、前記下台部が上下方向に伸縮構造で縮小時に扁平形態となり、前記ベッド部が長手方向の途中部で折り畳まれる構造であり、非使用時において、前記扁平形態の前記下台部と前記折り畳み状態の前記ベッド部とが積層形態において一体とされ設置されることを特徴とするストレッチャーを提供する。
上記構成のストレッチャーは、非使用時に扁平形態の下台部と折り畳み状態のベッド部とが積層形態において一体とされることでコンパクトな状態で設置される。
折り畳み状態のベッド部が、扁平形態の下台部の下面の前後両端のキャスター間に配置されることで、折り畳まれたベッド部は下台部からその端部が外方に突出することなく、両端がキャスター間に位置決めされて下台部の下面に安定して納まる。さらに、折り畳み状態のベッド部の厚みが、下台部の下面からのキャスターの突出長さ以下であることで、ベッド部はキャスターの端部より突出することなく下台部の下面にさらに安定して納まる。その積層体は固定ベルトにより全体が固定されることで安定して設置され、かつ、持ち運びが容易に行われる。
この発明によれば、非使用時にコンパクトな形態とでき、広い設置スペースを必要としないとともに、持ち運びが容易に行われるストレッチャーを提供される。
この発明のストレッチャーの外観斜視図 この発明のストレッチャーの下台部とベッド部との分離状態の斜視図 この発明のストレッチャーの下台部の扁平形態状態の斜視図 この発明のストレッチャーのベッド部の単独使用の際の斜視図 この発明のストレッチャーの下台部とベッド部との積層状態の斜視図 この発明のストレッチャーの下台部とベッド部との積層固定状態の斜視図
発明の好ましい実施形態
図1はこの発明のストレッチャーの斜視図、図2は同分離状態の斜視図である。ストレッチャー1は下台部2とその上部に設置されるベッド部3とからなり、それぞれは分離可能となっている。
下台部2は金属製で、上側部4と下側部6とが折り畳み部8を介して連結されて構成され、下側部6の下面の前後両端にはキャスター10のそれぞれが取り付けられている。
上側部4の両側の枠体12それぞれの内面の一端側にはガイド溝14が設けられたガイド体16が取り付けられている。さらに、枠体12それぞれの外面の両端近傍には鋼材が折り曲げ形成されたベッド部3の嵌合取り付け片11のそれぞれが固着され、それらの傍位置には抜け止めピン13のそれぞれがチェーンに連結されて取り付けられている。枠体12それぞれの端部は枠パイプ18それぞれを介して連結されている。20は伸縮パイプ、22は移動パイプであり、伸縮パイプ20は太径パイプ24と細径パイプ26とからなる。太径パイプ24の一端が上記移動パイプ22の中央に連結固定され、細径パイプ26の一端が上記一方の枠パイプ18の中央に連結固定され、細径パイプ26の他端側が太径パイプ24の他端側に嵌入され、その嵌入長さが変化することで伸縮パイプ20は伸縮可能となっている。図3に示すように、細径パイプ26には2個のロック穴25が、太径パイプ24には1個のロック穴27設けられている。移動パイプ22はその両端に取り付けられた係止片28のそれぞれが上記ガイド体16のガイド溝14それぞれに係止され、係止片28がガイド溝14に沿って移動することで移動パイプ22は枠体12に沿って移動可能に設けられている。
下側部4は両側の枠パイプ30のそれぞれと両端の枠パイプ31のそれぞれとが角部において連結具34それぞれにより連結固定されるとともに、枠パイプ30間に移動パイプ35が設けられて構成されている。連結具34それぞれの下面にはキャスター10のそれぞれが取り付けられている。移動パイプ35は両端に筒部37を備え、それら筒部37が枠パイプ30に移動可能に外嵌されることで移動パイプ35は枠パイプ30に沿って移動可能に設けられている。
折り畳み部8は交差状に接触配置される一対の交差パイプ40のそれぞれと、その交差パイプ40の交差位置それぞれを回動可能に軸支持する軸支持棒32とから構成される。交差パイプ40を構成する4本のパイプ44それぞれの上端は上側部4の一方側の枠パイプ18のそれぞれと移動パイプ22のそれぞれとに回動可能に軸支され、それぞれの下端は下側部4の一方側の枠パイプ31のそれぞれと移動パイプ35のそれぞれとに回動可能に軸支されて取り付けられている。一本のパイプ44にはロックピン43がチェーンに連結されて取り付けられている。
ベッド部3は周囲を構成する枠部50と、枠部50に張設される1枚のベッドシート52とから構成される。枠部50は一対のコ字状に折れ曲がる枠パイプ53それぞれの両端が連結具54に回動可能に連結され、ベッド部3はその連結位置においてその両側が矢印で示すように上方に折り曲げられて折り畳み可能とされている。枠パイプ52のそれぞれには下台部2への取り付け用の嵌合係止部56のそれぞれと、ベッドサイドガードの差し込み取り付け部58のそれぞれが取り付けられている。嵌合係止部56のそれぞれにはロック穴57が設けられている。また、図4に示すように、一方の枠パイプ52には一対の持ち手部59が、他方の枠パイプ52には一対のキャスター60がともに下面側に折り畳み可能に取り付けられるとともに、他方の枠パイプ52の端部には脚支持部62が上面側に折り畳み可能に取り付けられている。
ベッド部3は両端が持たれることで単独で担架としての使用が行える。また、図4に示すようにして、持ち手59とキャスター60とで支持させることで床上に簡易ベッドとして設置できるとともに、その状態から持ち手59側を持ち上げて押すことで一人で被介護者の搬送が行え、その際には起立された脚支持部62に足が係止されて被搬送者が前方にずり落ちることが防がれる。
ストレッチャー1は折り畳み部8が畳まれないで所定の高さを保つ状態において、下台部2の嵌合取り付け片11のそれぞれに嵌合係止部56のそれぞれが上方から嵌合されてベッド部3が装着され使用状態とされる。その際には抜け止めピン13のそれぞれがロック穴57に差し込み固定されることでベッド部3が下台部2から離脱することが阻止される。また、伸縮パイプ20おいて、ロックピン43がロック穴27を通してロック穴25に通されることで太径パイプ24と細径パイプ26とは固定状態となり、これにより移動パイプ22が固定されて交差パイプ40のそれぞれも固定状態となり、ストレッチャー1はそのベッド部3が所定の高さに保たれる。図2においては右側のロック穴25を使用しているが、左側のロック穴25を使用することでベッド部3をより高い位置として使用できる。
ストレッチャー1の非使用時には、抜け止めピン13のそれぞれがロック穴57それぞれから外されてベッド部3が上方に持ち上げられることで、嵌合取り付け片11のそれぞれが嵌合係止部56のそれぞれから抜け、ベッド部3は下台部2から取り外される。
以下、非使用時のストレッチャー1の設置時おける形態を説明する。下台部2から外されたベッド部3は連結具54部分で折り曲げられて折り畳み状態とされる。下台部2はロックピン13がロック穴27、ロック穴25から抜かれると、上側部4の自重がかかることで交差パイプ40のそれぞれが折り畳まれ、これにより下台部2は上下方向において縮小し、上側部4が下側部6上に重なった扁平形態となる。上記の縮小の際には、伸縮パイプ20において太径パイプ24が細径パイプ26から抜ける方向に移動してその太径パイプ24に一体の移動パイプ22が枠体12に沿ってし移動するとともに、移動パイプ35が枠パイプ30に沿って移動する。
次に、図5に示すように、扁平形態とされた下台部2は上下が逆方向とされ、嵌合取り付け片11のそれぞれが脚として床面に置かれる。その下台部2の下側部6下面の両端のキャスター10の間に折り畳まれたベッド部3が積層配置され、図6に示すように、使用時においてベッド部3上に敷設されるクッションマット70を介して2本の固定ベルト72により一体に固定される。その際には、下台部2が嵌合取り付け片11のそれぞれが脚とされて床面に置かれることで、上側部4と床面との間に空間が形成されるので、固定ベルト72の装着作業が容易に行われるとともに、ベッド部3が床面に近接しないことで汚れたり濡れたりすることが防がれて衛生上好ましい。
折り畳んだベッド部3の長さL1が両端のキャスター10間距離L2より若干小さく、かつ、折り畳んだベッド部3の厚さW1がキャスター10の突出距離W2より小さく設計されていることで、折り畳まれたベッド部3は下台部2からその端部が外方に突出せずに両端がキャスター10間に位置決めされるとともに、キャスター10より上方に突出することなく、下台部2の下側部6の下面に安定して納まり良く固定される。
上記のようにして得られた積層固定体100は、折り畳んだベッド部3が扁平とされた下台部2の下面のキャスター10間にキャスター10より上方に突出することなく納められたことでコンパクトなものとなり、介護施設内や介護者の搬送車内に広いスペースを要することなく設置できる。また、コンパクトであることで、固定ベルト72に吊り下げ具を取り付けたり、全体をバッグに納めたりすることで、その持ち運びが一人で行える。
1 ストレッチャー
2 下台部
3 ベッド部
10 キャスター

Claims (2)

  1. 下面の前後両端にキャスターが取り付けられた下台部と、前記下台部上に設置されるベッド部とからなるストレッチャーであり、
    前記下台部と前記ベッド部とは分離可能であり、
    前記下台部が上下方向に伸縮構造で縮小時には扁平形態となり、
    前記ベッド部が長手方向の途中部で折り畳まれる構造であり、
    非使用時において、前記扁平形態の前記下台部と前記折り畳み状態の前記ベッド部とが積層形態において一体とされて設置され、その際、前記折り畳み状態の前記ベッド部が、前記扁平形態の前記下台部の下面の前後両端の前記キャスター間に配置される
    ことを特徴とするストレッチャー。
  2. 折り畳み状態の前記ベッド部の厚みが、前記下台部の下面からの前記キャスターの突出長さ以下である請求項1記載のストレッチャー。
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