JP6884229B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、異常検出機能を備える空気調和機に関する。
空気調和機は、圧縮機などの部品の劣化または故障により、異常が発生する場合がある。特許文献1は、温度センサによって検出した温度を用いて空気調和機の異常を検出し、異常を検出すると、圧縮機を停止し、一定時間経過後、自動的に圧縮機を再起動する空気調和機を開示する。
特開平10−38351号公報
しかしながら、上記従来の空気調和機は、部品の劣化または故障が原因ではなく、外気の急激な温度上昇などの外的要因が原因でも異常を検出して圧縮機を停止する。このため、実際には空気調和機の運転を続けることに問題がない場合、すなわち異常の誤検出の場合であっても空気調和機の運転が一時的に停止すること、すなわち一時停止が発生することになる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、異常の誤検出による空気調和機の一時停止を抑制することができる空気調和機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる空気調和機は、空気調和を行うアクチュエータ装置と、異常を検出し、検出した異常が、アクチュエータ装置を停止する必要がある第1の異常か、アクチュエータ装置を停止させる必要がない第2の異常かを、前回の異常の検出から今回の異常の検出までの時間を用いて推定し、今回検出した異常が第1の異常である場合、アクチュエータ装置の運転を停止し、今回検出した異常が第2の異常である場合、アクチュエータ装置の運転を停止せずに継続させる運転制御部、を備える。運転制御部は、アクチュエータ装置の初期故障とする時間の領域と、偶発故障とする時間の領域とを分けるアクチュエータ装置の積算運転時間のしきい値である第1の故障しきい値と、アクチュエータ装置の偶発故障とする時間の領域と、摩耗故障とする時間の領域とを分けるアクチュエータ装置の積算運転時間のしきい値である第2の故障しきい値とを用いて、検出した異常が、第1の異常か第2の異常かを推定する。
本発明によれば、異常の誤検出による空気調和機の一時停止を抑制することができる空気調和機を得る効果を奏する。
実施の形態1にかかる空気調和機の機能ブロックを示す図 実施の形態1にかかる電源と操作装置と圧縮機と運転時間との関係を示す図 実施の形態1にかかる制御回路の構成例を示す図 実施の形態1にかかる空気調和機の故障率と積算運転時間との関係を示す図 実施の形態1にかかる第1の計測部が積算運転時間を計測する動作の例を示すフローチャート 実施の形態1にかかる運転制御部が異常を検出した時の動作の例を示すフローチャート 実施の形態1にかかる異常推定処理の例を示すフローチャート 実施の形態2にかかる空気調和機の機能ブロックを示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる空気調和機を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる空気調和機の機能ブロックを示す図である。空気調和機100は、運転制御部11、アクチュエータ装置12、第1の計測部13、第2の計測部14、記憶部15、および操作装置16を備える。
運転制御部11は、空気調和機100の運転を制御するとともに、圧縮機の運転を制御する。また、運転制御部11は、空気調和機100の異常を検出する。空気調和機100の異常とは、例えば、空気調和機100に備わる圧縮機を駆動する電動機に流れる電流量が規定値より大きい値となること、圧縮機が冷媒を圧縮する過程において圧縮の圧力値が規定値より大きい値となること、ファンが規定値以上のファン回転数に上昇すること、または、運転制御部11がファンを駆動させようとしているにも関わらずファンの回転数が0rpmとなることである。
運転制御部11は、空気調和機100の異常を検出した場合、これが第1の異常であるか、または第2の異常であるかを、積算運転時間、第1の時間しきい値、第2の時間しきい値、異常検出回数、検出回数しきい値、前回の異常から今回の異常を検出するまでの時間、の少なくともいずれか1つを用いて推定する。第1の異常とは、運転制御部11が圧縮機を停止させる必要がある異常である。第2の異常とは、運転制御部11が圧縮機を停止させる必要がない異常である。本実施の形態では、運転制御部11が検出した異常が、第1の異常であるか第2の異常であるかを推定することを、異常推定処理と呼ぶこととする。異常推定処理の詳細については後述する。異常推定処理の結果、検出した異常が第1の異常であると推定した場合、運転制御部11は、圧縮機を停止させる。検出した異常が第2の異常であると推定した場合、運転制御部11は、圧縮機の運転を継続させる。
積算運転時間は、空気調和機100が建物などに設置され初めて運転してから現在までの圧縮機の積算の運転時間である。第1の時間しきい値、第2の時間しきい値、および検出回数しきい値は、運転制御部11が空気調和機100の異常を検出したときに、検出した異常が、第1の異常か第2の異常かを推定する時に用いる値であり、詳細については後述する。異常検出回数は、空気調和機100の電源が投入されてから、第2の異常を連続して検出した回数である。
アクチュエータ装置12は、電動機を備えた圧縮機、および電動機を備えたファンを備える。圧縮機およびファンは、空気調和機100が設置された空間の空気の温度を調整、つまり空気調和を行うための装置である。圧縮機は、図示しない熱交換器が熱交換をするための冷媒を圧縮する。ファンは、自身が回転することで風を発生させ、熱交換器に熱交換を促し、冷風または暖風を作る。
図2は、実施の形態1にかかる電源と操作装置16と圧縮機と運転時間との関係を示す図である。電源はブレーカーである。また、電源は電源が投入されるON、または電源が切断されるOFFの状態になる。操作装置16は、空気調和機100を運転または停止させる操作の指令を行う。操作装置16による運転操作の指令があった場合でも、操作装置16で設定される温度と、空気調和機100が設置される室内の温度とがかい離していない場合、圧縮機は運転しない。つまり、電源がONの状態であり、操作装置16による空気調和機100を運転する操作があり、操作装置16で設定される温度と室内の温度とがかい離している場合、圧縮機は運転を開始する。第1の計測部13は、圧縮機が運転する時間である運転時間を計測する。第1の計測部13は、運転時間の計測中、運転時間を第1の計測部13に保持する。運転時間は、空気調和機100が電源切断される前に、記憶部15が記憶する積算運転時間に加算される。例えば、これまでの積算運転時間が100時間である場合、圧縮機が10時間運転した後、圧縮機が5時間停止し、この後、圧縮機が15時間運転した場合、第1の計測部13は、圧縮機は25時間運転したことを計測し保持する。記憶部15は、積算運転時間である100時間に運転時間である25時間を加算した積算運転時間125時間を記憶する。運転時間および積算運転時間を計測する時間の単位は、1時間単位とする。ただし、1時間単位に限定せず、例えば1分単位のように、記憶部15は他の時間単位で運転時間、および積算運転時間を記憶してもよい。これにより運転制御部11は、第1の計測部13に記憶される積算運転時間を取得することで、空気調和機100が設置されてから運転した積算の時間を把握することができる。
第2の計測部14は、運転制御部11が検出した、前回の異常から今回の異常を検出するまでの時間を計測し記憶する。詳細には、第2の計測部14は、異常要因ごとに、前回の異常から今回の異常を検出するまでの時間を計測し、計測した時間を異常要因ごとに記憶する。異常要因とは、空気調和機100に異常が発生する要因であり、異常が発生した場所と、異常を検出した項目とが結びついてできた要素である。例えば、圧縮機の圧縮の圧力値、圧縮機に備わる電動機に流れる電流の電流量、またはファンに備わる電動機に流れる電流の電流量である。圧縮機の異常が検出された後、ファンの異常が検出された場合、第2の計測部14は、圧縮機の異常を検出した時間とファンの異常を検出した時間とをそれぞれ個別に計測し記憶する。
運転制御部11は、第2の計測部14に記憶されている、前回の異常から今回の異常を検出するまでの時間を取得することで、異常要因ごとに、前回の異常から今回の異常を検出するまでの時間が判断できる。前回の異常から今回の異常を検出するまでの時間は、1分単位で記憶する。ただし1分単位で限定せず、例えば、1時間単位のように、第2の計測部14は、他の時間単位で、前回の異常から今回の異常を検出するまでの時間を記憶してもよい。また、第2の計測部14が記憶する異常要因は、個別に限定せず、まとまった形でもよい。例えば、まとまった形の異常要因は、圧縮機およびファンを備えるアクチュエータ装置12に流れる電流値とする例が挙げられる。本実施の形態では、前回の異常から今回の異常を検出するまでの時間を、第1の時間間隔と呼ぶこととする。なお、本実施の形態では、第2の計測部14は、第1の時間間隔を記憶部15に記憶しないが、第1の時間間隔を記憶部15に記憶してもよい。
記憶部15は、第1の時間しきい値、第2の時間しきい値、および積算運転時間を記憶する。記憶部15に記憶された値は、空気調和機100の電源が切断されても、記憶部15に保持される。このため、空気調和機100の電源が再投入された時に値を再現することができる。また、第1の時間しきい値および第2の時間しきい値は、各々一つの値として定義する例に限定されず、運転制御部11の処理に必要な場合は、各々しきい値を複数定義して記憶してもよい。例えば、第1の時間しきい値は、後述する空気調和機100の積算運転時間に応じた故障率との関係によって複数定義される。例えば、第2の時間しきい値は、空気調和機100の異常を検出する異常要因ごとに定義される。第1の時間しきい値および第2の時間しきい値は、操作装置16を用いることで変更することができる。
操作装置16は、使用者が空気調和機100を操作するための装置である。例えば、使用者は、操作装置16を操作して空気調和機100の運転を開始、すなわち空気調和機100の電源を投入させる。または、使用者は、操作装置16を操作して空気調和機100の運転を停止、すなわち空気調和機100の電源を切断させる。使用者は、操作装置16を用いて空気調和機100の室内温度、または風向風量を設定する。圧縮機は、使用者が設定した室内温度、または風向風量に基づいて運転を開始、または停止をする。操作装置16は、図示しない表示部および通信部を備えており、運転制御部11から送られる情報を表示部に表示することができる。操作装置16と運転制御部11との通信方法は、有線による方法に限らず無線による方法でもよい。
実施の形態1にかかる運転制御部11、アクチュエータ装置12、第1の計測部13、第2の計測部14、記憶部15および操作装置16のハードウェア構成について説明する。運転制御部11、第1の計測部13および第2の計測部14は、各処理を行う電子回路である処理回路により実現される。
本処理回路は、専用のハードウェアであっても、メモリ及びメモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央演算装置)を備える制御回路であってもよい。ここでメモリとは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスクなどが該当する。本処理回路がCPUを備える制御回路である場合、この制御回路は例えば、図3に示す構成の制御回路200となる。
図3に示すように、制御回路200は、CPUであるプロセッサ200aと、メモリ200bとを備える。図3に示す制御回路200により実現される場合、プロセッサ200aがメモリ200bに記憶された、各処理に対応するプログラムを読みだして実行することにより実現される。また、メモリ200bは、プロセッサ200aが実施する各処理における一時メモリとしても使用される。
本処理回路が、専用のハードウェアである場合、処理回路は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものである。
アクチュエータ装置12は、電気エネルギーを物理運動に変換する装置である。記憶部15は、ROM、フラッシュメモリなどの不揮発性のメモリである。操作装置16は、例えば、ディスプレイ、通信回路を備えるリモートコントローラである。
図4は、実施の形態1にかかる空気調和機100の故障率と積算運転時間との関係を示す図である。空気調和機100で発生する故障は、積算運転時間に応じて、初期故障、偶発故障、摩耗故障の領域に分類される。初期故障は、製品の初期不良、空気調和機100の設置時の不具合など、空気調和機100の運転開始から間もない期間に発生する故障である。例えば、初期故障は、空気調和機100の積算運転時間が3,000時間以下である場合に発生する故障である。偶発故障は、初期不良などの原因はなくなり、製品として安定した状態で発生する故障である。例えば、偶発故障は、空気調和機100の積算運転時間が3,000時間より大きく、かつ、30,000時間より小さい値である場合に発生する故障である。摩耗故障は、積算運転時間も長くなり部品の摩耗または劣化により発生する故障である。例えば、摩耗故障は、空気調和機100の積算運転時間が30,000時間以上である場合に発生する故障である。初期故障と偶発故障との領域を分ける第1の時間しきい値を第1の故障しきい値と呼ぶこととする。また、偶発故障と摩耗故障との領域を分ける第1の時間しきい値を第2の故障しきい値と呼ぶこととする。本実施の形態では、第1の故障しきい値は3,000時間、第2の故障しきい値は30,000時間である。
本実施の形態では、空気調和機100の異常を検出した場合、積算運転時間が偶発故障の領域では、検出した異常は第1の異常か第2の異常かは不明である。しかし、初期故障および摩耗故障の領域では、異常の原因が初期不良または製品劣化である可能性が高いため、初期故障および摩耗故障の領域では、運転制御部11は、検出した異常を第1の異常であると推定し、アクチュエータ装置12を停止する。
図5は、実施の形態1にかかる第1の計測部13が積算運転時間を計測する動作の例を示すフローチャートである。本フローチャートは、空気調和機100の電源が切断されている状態から開始し、空気調和機100に電源投入後、運転制御部11が異常を検知し、圧縮機が停止するまでを示す。異常停止とは、運転制御部11が異常を検知し、圧縮機が停止していることである。
空気調和機100に電源が投入されると、第1の計測部13は、記憶部15から積算運転時間を取得する(ステップS01)。
空気調和機100に電源が投入された後、圧縮機は、停止中である(ステップS02)。
圧縮機が運転開始した場合(ステップS03,Yes)、第1の計測部13は、運転時間の計測を開始する(ステップS04)。また、空気調和機100は、圧縮機が運転することで、冷風または暖風を作る。圧縮機が運転停止している場合(ステップS03,No)、本処理は、ステップS02に戻る。
第1の計測部13は、圧縮機が運転してから1時間経過するごとに、運転時間の値を1時間増加させる(ステップS05)。
操作装置16による運転停止の操作があった場合、または運転制御部11によって、異常推定処理が行われた後、運転制御部11によって検出された異常が第1の異常であると推定された結果、圧縮機が停止した場合(ステップS06,Yes)、第1の計測部13は、積算運転時間に運転時間を加算し、加算後の積算運転時間を記憶部15に記憶させる。また、積算運転時間の値を増加させることを停止する。(ステップS07)。操作装置16による運転停止の操作がなかった場合、または運転制御部11によって、異常推定処理が行われた後、運転制御部11によって検出された異常が第1の異常でないと推定された場合(ステップS06,No)、本処理はステップS05へ戻る。
空気調和機100の電源が切断された場合(ステップS08,Yes)、本処理は終了する。なお、空気調和機100の電源が切断されていない場合(ステップS08,No)、本処理はステップS01へ戻る。
図6は、実施の形態1にかかる運転制御部11が異常を検出した時の動作の例を示すフローチャートである。本フローチャートは、空気調和機100の電源が切断されている状態から開始し、空気調和機100に電源投入後、運転制御部11が異常を検知し、圧縮機が停止するまでを示す。
運転制御部11は、空気調和機100に電源が投入されると、空気調和機100の異常を監視する(ステップS11)。
運転制御部11が、空気調和機100の異常を検出した場合(ステップS12,Yes)、第2の計測部14は、第1の時間間隔を計測し、保持する(ステップS13)。運転制御部11が、空気調和機100の異常を検出しなかった場合(ステップS12,No)、本処理はステップS17へ進む。
運転制御部11は、今回検出した異常に対し異常推定処理を行う。運転制御部11が、今回検出した異常が第1の異常であると推定した場合(ステップS14,Yes)、運転制御部11は、圧縮機の運転を停止する(ステップS15)。なお、異常推定処理の方法は後述する。
運転制御部11が、今回検出した異常が第1の異常ではないと推定した場合(ステップS14,No)、運転制御部11は、空気調和機100の能力を制限する。例えば、運転制御部11は、今回検出した異常が圧縮機を異常要因とする場合、圧縮機の目標周波数を下げる。また、運転制御部11は、今回検出した異常がファンを異常要因とする場合、ファンの1分あたりの目標回転数、つまり目標回転速度の値を下げる。(ステップS16)。例えば、異常要因が圧縮機である場合、運転制御部11は、圧縮機の目標周波数を10Hz下げる。異常要因がファンである場合、運転制御部11は、例えば、ファンの目標回転速度の値を50rpm下げる。なお、圧縮機およびファンのそれぞれの下げる値は、例示した値に限定されるものではない。この後、運転制御部11は、圧縮機を停止することなく、本処理はステップS11へ戻る。
運転制御部11が、前回検出した異常と同じ異常要因の異常を再度検出せず、前回の異常を検出してから一定時間経過した場合(ステップS17,Yes)、運転制御部11は、前回検出した異常は、第2の異常であったと推定し、ステップS16で下げた圧縮機の目標周波数、または下げたファンの目標回転速度の値を元に戻す(ステップS18)。運転制御部11が、前回検出した異常と同じ異常要因の異常を、前回の異常を検出してから一定時間経過せず、再度検出した場合(ステップS17,No)、本処理はステップS11へ進む。
図7は、実施の形態1にかかる異常推定処理の例を示すフローチャートである。
空気調和機100に電源が投入されると、運転制御部11は、空気調和機100に異常が検出されるまで、異常推定処理をせず待機する(ステップS21)。
運転制御部11は、空気調和機100に異常が検出されると、異常推定処理を開始し、異常検出回数と検出回数しきい値、つまり異常停止とするまでの異常検出回数のしきい値とを比較する(ステップS22)。異常検出回数が検出回数しきい値以上の場合(ステップS23,Yes)、運転制御部11は、検出した異常を第1の異常と推定し、圧縮機を停止し本処理を終了する(ステップS29)。この異常停止を復帰させるためには、異常停止を復帰させる条件を成立させる必要がある。異常停止を復帰させる条件は、例えば、操作装置16の表示する空気調和機100の異常の内容を、使用者が確認して、空気調和機100の運転操作をリセットすることである。本実施の形態では、異常検出回数は、運転制御部11が計測するが、第1の計測部13または第2の計測部14が計測してもよい。また、本実施の形態では、異常検出回数は記憶部15に記憶しないが、記憶部15に記憶してもよい。
運転制御部11は、異常検出回数と検出回数しきい値とを比較し、異常停止回数が検出回数しきい値未満の場合(ステップS23,No)、積算運転時間と、第1の時間しきい値である第1の故障しきい値および第2の故障しきい値とを比較する(ステップS24)。
積算運転時間が、第1の故障しきい値以下、または第2の故障しきい値以上である場合(ステップS25,Yes)、つまり、運転制御部11が検出した異常が、初期故障または摩耗故障の領域での異常であった場合、運転制御部11は、検出した異常は、第1の異常と推定し、圧縮機を異常停止させ、本処理を終了する(ステップS29)。
積算運転時間が、第1の故障しきい値よりも大きく、かつ第2の故障しきい値よりも小さい場合(ステップS25,No)、つまり、運転制御部11が検出した異常が、偶発故障の領域での異常であった場合、運転制御部11は、第1の時間間隔と第2の時間しきい値とを比較する(ステップS26)。
第1の時間間隔が第2の時間しきい値以下の場合(ステップS27,Yes)、運転制御部11は、検出した異常を第1の異常であると推定し、圧縮機を停止させ、本処理を終了する(ステップS29)。
第1の時間間隔が第2の時間しきい値より大きい場合(ステップS27,No)、運転制御部11は、この時点では、検出した異常は第2の異常であると推定する(ステップS28)。この後、本処理はステップS21へ戻る。なお、本フローチャートの処理開始後、一度も異常を検知していない場合、つまり前回の異常を検知していない場合は、第1の時間間隔は算出されていないため、ステップS27の処理は、ステップS28へ進む。
運転制御部11が検出した異常が、第1の異常である場合、異常の原因が解消されなければ、連続して異常を検出する傾向がある。一方、運転制御部11が検出した異常が、第2の異常である場合、連続して異常を検出することはないため、ステップS26で運転制御部11は、第1の時間間隔を使って異常検出の種類を判断している。
また、異常推定処理はステップS24、ステップS25、ステップS26、およびステップS27を除いて行ってもよい。つまり、本処理は、第1の故障しきい値および第2の故障しきい値を用いる異常推定処理、および第2の時間しきい値と、第1の時間間隔とを比較する異常推定処理を除いてもよい。この処理を除くことで、異常推定処理は、異常を検知した後、第2の異常を異常検出回数分許容する前に圧縮機が一時停止することを抑制することができる。
以上説明したように、本実施の形態では、運転制御部11は、異常推定処理を行う。運転制御部11は、異常推定処理では、前回の異常の検出から今回の異常の検出までの時間と、検出した異常が第2の異常であると推定された回数と、アクチュエータ装置12の積算運転時間と、を用いることで、検出した異常が第1の異常か第2の異常かを推定する。外的要因による異常は、異常検知から一定時間後には、再度異常検知されないため、異常推定処理中に運転制御部11が検出した異常が第1の異常と推定されない場合は、運転制御部11は、第2の異常であると推定し、圧縮機を停止せずに、圧縮機の出力を下げる。例えば、圧縮機の目標周波数を下げることで空気調和機100の運転を継続する。このように、運転制御部11が異常推定処理を行うことで、外的要因による異常の誤検出によって空気調和機100が一時停止することを抑制できる。また、空気調和機100の能力を制限し運転を継続することで、室温が設定温度からかい離することを抑制できる。
実施の形態2.
実施の形態2の空気調和機について説明する。なお、実施の形態1と同一の機能を有する構成要素は、実施の形態1と同一の符号を付して重複する説明を省略する。図8は、実施の形態2にかかる空気調和機の機能ブロックを示す図である。空気調和機100aは、運転制御部11a、アクチュエータ装置12、第1の計測部13a、第2の計測部14a、記憶部15a、および操作装置16を備える。本実施の形態では、第2の異常が一定回数以上繰り返された場合、運転制御部11aは、操作装置16の表示部に空気調和機100aの点検を促す警告を表示させる。
運転制御部11aは、空気調和機100aが第2の異常を一定回数検出した場合、操作装置16の表示部に点検を促す警告を表示させる。本実施の形態では、一定回数は、運転制御部11aが計測するが、第1の計測部13aまたは第2の計測部14aが計測してもよい。また、点検を促す警告を表示させる一定回数のしきい値は、記憶部15aに保存される。本実施の形態では、第2の異常の回数は記憶部15aに保存されるが、記憶部15aに保存されなくてもよい。
これにより本実施の形態の空気調和機100aは、実施の形態1における空気調和機100の機能を有しながら、第2の異常を一定回数繰り返した場合は、運転制御部11aは、操作装置16に空気調和機100aの点検を促す警告を表示することで、使用者に対し空気調和機100aの運転状況、製品の点検、または保守の実施時期を知らせることができる。運転制御部11aは、このように適切な予防、または保全を通知させることで、空気調和機100aの製品寿命を延ばすことができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
11,11a 運転制御部、12 アクチュエータ装置、13,13a 第1の計測部、14,14a 第2の計測部、15,15a 記憶部、16 操作装置、100,100a 空気調和機、200 制御回路、200a プロセッサ、200b メモリ。

Claims (6)

  1. 空気調和を行うアクチュエータ装置と、
    異常を検出し、検出した前記異常が、前記アクチュエータ装置を停止する必要がある第1の異常か、前記アクチュエータ装置を停止させる必要がない第2の異常かを、前回の前記異常の検出から今回の前記異常の検出までの時間を用いて推定し、今回検出した前記異常が前記第1の異常である場合、前記アクチュエータ装置の運転を停止し、今回検出した前記異常が前記第2の異常である場合、前記アクチュエータ装置の運転を停止せずに継続させる運転制御部、
    を備え
    前記運転制御部は、前記アクチュエータ装置の初期故障とする時間の領域と、偶発故障とする時間の領域とを分ける前記アクチュエータ装置の積算運転時間のしきい値である第1の故障しきい値と、前記アクチュエータ装置の偶発故障とする時間の領域と、摩耗故障とする時間の領域とを分ける前記アクチュエータ装置の積算運転時間のしきい値である第2の故障しきい値とを用いて、検出した前記異常が、前記第1の異常か前記第2の異常かを推定することを特徴とする空気調和機。
  2. 前記運転制御部は、
    今回検出した前記異常が前記第2の異常である場合、前記アクチュエータ装置の能力を制限することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記運転制御部は、
    前記アクチュエータ装置の能力を制限した後、前記第2の異常を再度検出せず一定時間経過したとき、前記アクチュエータ装置の能力の制限を解除することを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記運転制御部は、
    前記異常が前記第2の異常であると推定された回数がしきい値以上となった場合、前記異常は前記第1の異常であると推定し、前記アクチュエータ装置の運転を停止させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の空気調和機。
  5. 前記運転制御部は、
    前記異常を検知したときの前記積算運転時間が、前記第1の故障しきい値以下、または前記第2の故障しきい値以上であれば、前記異常は、前記第1の異常であると推定し、前記異常を検知したときの前記積算運転時間が、前記第1の故障しきい値より大きく、かつ前記第2の故障しきい値より小さい値であれば、前記異常は、前記第2の異常であると推定することを特徴とする請求項に記載の空気調和機。
  6. 前記アクチュエータ装置を操作し、表示部を備える操作装置を備え、
    前記運転制御部は、
    前記第2の異常を一定回数検出した場合、前記操作装置の前記表示部に点検を促す警告を表示させることを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の空気調和機。
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