JP6880596B2 - スイッチング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチング装置に関するものである。
Hブリッジ回路を構成するMOSFET3H、3Lの駆動回路として、NチャネルMOSETのソースとゲートとの間に磁気結合構造を設けるものが知られている(特許文献1)。磁気結合構造は、PNPトランジスタのコレクタとNチャネルMOSFET3Lのゲートとの間を接続する駆動側配線と、NチャネルMOSFET3Lのソース配線とを同相で磁気結合させた構成である。そして、NチャネルMOSFET3Hがターンオンした際に、オフ状態に維持されるNチャネルMOSFET3Lの寄生ダイオードに短絡電流が瞬間的に流れると、NチャネルMOSFETのソースに発生する電圧変動に基づいてゲートに誘導される電圧変動が打ち消される。
特開2011−188540号公報
しかしながら、上記駆動回路は、NチャネルMOSFET3Lのゲートに接続される駆動側配線とNチャネルMOSFET3Lのソース配線との間で、トランス構造にしなければならないため、構成が複雑化するという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、複雑な構成とすることなく、スイッチング素子の誤ターンオンを防止するスイッチング装置を提供することである。
本発明は、スイッチング素子を有した半導体スイッチと駆動回路を備え、スイッチング素子の高電位側端子と低電位側端子との間に整流機構を設け、スイッチング素子の制御端子と駆動回路に含まれる第1電極との間を第1配線で接続し、スイッチング素子の高電位側端子と低電位側端子のいずれか一方の端子と駆動回路に含まれる第2電極との間を第2配線で接続し、整流機構の順方向電流の導通方向において、第1配線より整流機構のアノード側に第2配線を配置することによって上記課題を解決する。
本発明によれば、複雑な構成とすることなく、スイッチング素子の誤ターンオンを防止できるという効果を奏する。
図1Aは、本発明の実施形態に係るスイッチング装置の平面図である。 図1Bは、本発明の実施形態に係るスイッチング装置の正面図である。 図2は、上下アーム回路及び駆動回路を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施形態に係るスイッチング装置の正面図である。 図4Aは、本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の平面図である。 図4Bは、本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の正面図である。 図5Aは、本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の平面図である。 図5Bは、図5AのVI−VI線に沿う断面図である。 図6Aは、本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の平面図である。 図6Bは、本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の正面図である。 図7Aは、本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の平面図である。 図7Bは、本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の正面図である。 図8Aは、本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の平面図である。 図8Bは、本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の正面図である。 図9Aは、本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の平面図である。 図9Bは、本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の正面図である。 図10Aは、本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の平面図である。 図10Bは、本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の正面図である。 図11は、本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
《第1実施形態》
本実施形態に係るスイッチング装置は、インバータ回路等の電力変換回路に用いられる。電力変換回路は、バッテリ等の電源からの電力を変換し、変換された電力をモータ等の負荷に出力する。電力変換回路は、例えば、電気自動車又はハイブリッド車両等の車両の駆動システムの一部として用いられる。なお、本実施形態に係るスイッチング装置は、電力変換回路に限らず他の回路に用いられてもよく、他の装置の一部でもよい。また電力変換回路は、車両の駆動システムに限らず、他のシステムの一部として用いられてもよい。以下の説明では、本実施形態に係るスイッチング装置を、三相のブリッジ回路のうち1相分の上下アーム回路に適用した例を、実施形態として説明する。
図1Aは本実施形態に係るスイッチング装置の平面図であり、図1Bは本実施形態に係るスイッチング装置の正面図である。なお、図1A、図1Bは、上下アーム回路のうち一方のアーム回路に相当する。図1A及び図1Bに示すように、スイッチング装置は、半導体スイッチ10、基板20、駆動回路30、基板40、及び配線51、52を備えている。
半導体スイッチ10は、駆動回路30から送信されるスイッチング信号に基づき、オン、オフを切り替える。半導体スイッチ10は、MOSFET又はIGBT等の半導体スイッチ(トランジスタ)である。半導体スイッチ10には、Si−MOSFET、又は、SiC、GaN等を含んだ半導体素子が用いられる。本実施形態では、半導体スイッチ10にはMOSFETが用いられる。
MOSFETは、ドレイン−ソース間の主電流経路に整流機構(ダイオード機能)を有している。MOSFETの内部構造は、寄生ダイオードを含んだ構造になっている。なお、IGBTが半導体スイッチ10に含まれるスイッチング素子として用いられる場合には、還流ダイオードをIGBTのコレクタ−エミッタ間に接続すればよい。
半導体スイッチ10は、スイッチング素子の構造になっており、ドレインパッドD、ゲートパッドG、及びソースパッドSを有している。ドレインパッドDは高電位側端子(ドレイン電極)に相当し、ソースパッドSは低電位側端子(ソース電極)に相当し、ゲートパッドGは制御端子(ゲート電極)に相当する。
基板20は、板状の回路基板である。基板20の表面には、ソースパッドS及びゲートパッドGが実装されている。基板20の裏面には、ドレインパッドDが実装されている。基板20の表面上で、ゲートパッドGは、ソースパッドSと比べて、駆動回路30に近づくように、配置されている。また、ソースパッドSは、基板20を挟んでドレインパッドDの上部(z軸の正側)に配置されている。すなわち、ソースパッドSは、基板20を介してドレインパッドDと対向する位置に配置されている。ゲートパッドGは、基板20を挟んでドレインパッドDの上部(y軸の正側)に配置されている。
駆動回路30は、半導体スイッチ10を駆動させるための回路である。駆動回路30は、ゲート用ランド31及びソース用ランド32を備えている。ゲート用ランド31及びソース用ランド32は駆動回路30の出力端子に相当する。ゲート用ランド31は配線51を介してゲートパッドGに接続されている。ソース用ランド32は配線52を介してソースパッドSに接続されている。なお、駆動回路30は、ゲート用ランド31及びソース用ランド32以外に、トランジスタ等を有している。
基板40は、板状の回路基板である。基板40の表面には、ゲート用ランド31及びソース用ランド32が実装されている。基板40の表面上で、ゲート用ランド31は、ソース用ランド32と比べて、半導体スイッチ10のゲートパッドGに近づくように配置されている。基板20と基板40は、互いの底面(裏面)が同一平面上になるように、並んでいる。また基板20と基板40は、所定の空間を空けつつ、隣り合っている。
配線51は、ゲートパッドGとゲート用ランド31との間を接続する。配線52は、ソースパッドSとソース用ランド32との間を接続する。基板20の表面の法線方向(z軸方向)で、基板20の裏面から表面に向かう方向(z軸正方向)の長さを高さとした場合に、配線52の高さは配線51の高さよりも高い。すなわち、配線52の最上点(最も高さの高い点)は、配線51の最上点よりも高い。配線51は、最上点を頂点として、ゲートパッドGとゲート用ランド31のそれぞれに向かったアーチ状に形成されている。配線52は、最上点を頂点として、ソースパッドSとソース用ランド32のそれぞれに向かったアーチ状に形成されている。また、y軸方向(基板20の表面に沿う方向)からみたときに、配線51は、配線52の内側になるように配置されている。さらに、配線51と配線52で囲われる空間の法線方向(y軸方向の直線)と、ソースパッドSとドレインパッドDの対向する方向(z軸方向)が、ねじれの関係になっている。
なお、後述するように、半導体スイッチ10の寄生ダイオードに流れる還流電流は、ソースパッドSからドレインパッドDに流れる。図1Bに示す構造では、還流電流は、z軸の負方向に向かって流れる。z軸の正方向をアノード側として、z軸の負方向をカソード側とした場合に、配線52はアノード側に配置され、配線51はカソード側に配置されている。すなわち、配線52は、寄生ダイオードの順方向電流の導通方向(z軸の負方向)において、配線51よりも、寄生ダイオードのアノード側に配置されている。
ゲートパッドGとソースパッドSとの間は、寄生容量Cgsが形成されている。寄生容量Cgsは、半導体スイッチ10のゲート−ソース間の寄生容量である。ゲート用ランド31とソース用ランド32との間は電気的に接続されている。ゲートパッドGから配線51、駆動回路30、及び配線52を通り、ソースパッドSまでの電流経路が形成されている。この電流経路は、配線51、駆動回路30及び配線52により形成される閉ループに対応している。すなわち、y軸方向からみたときに、xz平面(基板20の表面に対して垂直な面)において、閉ループが形成されるように、配線52及び配線51が配置されている。
次に、本実施形態に係るスイッチング装置を適用した上下アーム回路の回路動作について、図2を用いて説明する。図2は、上下アーム回路及び駆動回路を示すブロック図である。
上下アーム回路は、複数の半導体スイッチ10を直列に接続する。上アーム側の半導体スイッチ10のソースと下アーム側のスイッチング素子のドレインが接続されている。上アーム側の半導体スイッチ10のソースと下アーム側のスイッチング素子のドレインとの接続点(中性点)は、モータ等の誘導性負荷に接続されている。上アーム側のスイッチング素子のドレインはP側の電源ライン(図示しない)に接続されており、下アーム側のスイッチング素子のソースは、N側の電源ライン(図示しない)に接続されている。
上アーム側の半導体スイッチ10及び下アーム側の半導体スイッチ10がそれぞれオフ状態で、還流電流が、それぞれの半導体スイッチ10の寄生ダイオードに流れている。この状態から、下アーム側のスイッチング素子がオフ状態からオン状態に切り換わる。下側アーム側スイッチング素子のターンオンのタイミングで、上アーム側のドレインソース電圧(Vds)が上昇する。半導体スイッチ10は、ゲート−ソース間に寄生容量Cgsを有し、ゲート−ドレイン間に寄生容量Cgdを有する。上アーム側のドレインソース電圧(Vds)が上昇した場合には、寄生容量Cgsと寄生容量Cgdとの合成容量により、上アーム側の半導体スイッチ10のゲート電圧が上昇する。そのため、ゲート電圧が高くなった場合には、上アーム側のスイッチング素子が誤ってオン状態になる可能性がある(誤ターンオン)。
本実施形態では、このような誤ターンオンを防ぐために、半導体スイッチ10のランド、駆動回路30のパッド、及び配線51、52の各レイアウトを、図1A、図1Bに示すようなレイアウトにしている。以下、本実施形態に係るスイッチング装置により、誤ターンオンを防止するための作用を、図3を用いて説明する。図3は、スイッチング装置の正面図である。図3は、図1Bに対して、還流電流の向きと磁界の向きを図示している。
上アーム側の半導体スイッチ10と下アーム側半導体スイッチ10がオフ状態の場合には、還流電流が、ソースパッドSからドレインパッドDの向き(図3の矢印Rの向き)に流れている。還流電流が流れると、還流電流を中心としたうず状の磁場が発生する。配線51、駆動回路30、及び配線52で形成される閉ループは、還流電流により発生する磁場の空間内(磁気回路内に)に配置されている。そのため、閉ループ内には、磁束が貫通する。磁束の向きはy軸の正方向である
下アーム側の半導体スイッチ10がターンオンになると、中性点からの電流が、下アーム側の半導体スイッチ10の主電流経路に流れるため、上アーム側の半導体スイッチ10還流電流は減少する。還流電流の減少に伴い、閉ループ内を貫く磁束も減少する。
磁束の減少に伴い、閉ループ内には、誘起電圧が発生する。誘起電圧は、ソース側を正と、ゲート側を負とする。そのためゲートに対して負の誘起電圧が発生する。これにより、上アーム側の半導体スイッチ10において、ゲート電圧の上昇が抑制される。その結果として、上アーム側の半導体スイッチ10の誤ターンオンを防止できる。
上記のように本実施形態は、半導体スイッチ10のゲートパッドGとゲート用ランド31との間を配線51で接続し、半導体スイッチ10のソースパッドSとソース用ランド32との間を配線52で接続する。また、寄生ダイオードの順方向電流の導通方向(z軸の負方向)において、配線51より、寄生ダイオードのアノード側に配線52を配置している。寄生ダイオードを流れる還流電流の変化により磁界が発生すると、磁束は、配線51、52及び駆動回路30によって形成される閉ループを貫き、負の誘導電圧が、半導体スイッチ10のゲートパッドGに発生する。これにより、半導体スイッチ10のゲート電圧の上昇を抑制し、半導体スイッチ10の誤ターンオンを防止できる。
また本実施形態は、基板20の表面にソースパッドSとゲートパッドGを実装し、基板20の裏面にドレインパッドDを実装する。そして、基板20の表面を基準としてy軸正方向への長さを高さとした場合に、配線52の高さは配線51の高さより高い。これにより、還流電流の変化によって発生する磁束が、配線51、52及び駆動回路30で形成される閉ループ内を貫くため、半導体スイッチ10のゲート電圧の上昇を抑制し、半導体スイッチ10の誤ターンオンを防止できる。
なお、本実施形態では、基板20の表面にドレインパッドDを実装し、基板20の裏面にソースパッドSを実装してもよい。このとき、ソースパッドSは、基板20を介してドレインパッドDと対向する位置に設けられる。また、配線52は、ドレインパッドDとドレイン用ランドとの間を接続する。配線52は、寄生ダイオードの順方向電流の導通方向(z軸の正方向)において、配線51よりも、寄生ダイオードのアノード側に配置されている。言い換えると、基板20の表面の法線方向(z軸方向)で、基板20の裏面から表面に向かう方向(z軸正方向)の長さを高さとした場合に、配線51の高さは配線52の高さよりも高い。配線51の最上点(最も高さの高い点)は、配線52の最上点よりも高い。
《第2実施形態》
図4Aは本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の平面図であり、図4Bは本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の正面図である。本実施形態では上述した第1実施形態に対して、ゲート用ランド31とソース用ランド32のレイアウトが異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであり、その記載を援用する。
配線51及び配線52は、y軸に沿って平行になるように配置されている。ゲート用ランド31及びソース用ランド32は、短辺と長辺を有した矩形状にそれぞれ形成されている。ゲート用ランド31の長手方向が配線51の延在方向(x軸方向)と平行になるように、ゲート用ランド31は基板40の表面上に配置されている。ソース用ランド32の長手方向が配線52の延在方向(x軸方向)と平行になるように、ソース用ランド32は基板40の表面上に配置されている。z軸方向からみときに、配線51と配線52はy軸方向に並んで配置されており、ゲート用ランド31とソース用ランド32は、配線51と配線52に対応しつつ、y軸方向に並んで配置されている。これにより、z軸方向からみたときに、配線51、52及び駆動回路30により形成される閉ループは、xy平面上に沿った閉空間となる
還流電流の順方向電流の導通方向は、ソースパッドSとドレインパッドDの配置に加えて、半導体スイッチ10の内部構造によって変わる。還流電流の導通方向がx方向の成分又はy方向の成分を含んでいる場合には、還流電流の変化によって発生する磁界は、z軸方向にも発生する。
図4Aに示すように、本実施形態では、配線51、52及び駆動回路30により形成される閉ループは、xy平面上に沿った閉空間となっている。z軸方向で発生する磁界が閉ループを貫くことで、誘起電圧が閉ループ内で発生し負の誘起電圧が、ゲートで発生する。これにより、ゲート電圧の上昇が抑制される。その結果として、上アーム側の半導体スイッチ10の誤ターンオンを防止できる。
《第3実施形態》
図5Aは本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の平面図であり、図5Bは、図5AのVI−VI線に沿う断面図である。本実施形態では上述した第1実施形態に対して、ゲート用ランド31の形状が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであり、第1実施形態及び第2実施形態の記載を適宜、援用する。
ゲート用ランド31は、基板40の表面から裏面に向かって埋め込まれた構造になっている。ゲート用ランド31は、基板40の表面から露出する天面部31аと、基板40の裏面に沿う底面部31bと、天面部31аと底面部31bとの間を接合する接合部31cとを有している。天面部31а、底面部31b及び接合部31cは、銅など導電材料で形成されており、一体化されている。
天面部31аは、基板40の表面上に沿うように形成されている。底面部31bは、基板40の内部で、基板40に裏面に沿うように形成されている。底面部31bは、基板40を介して、天面部31а及びソース用ランド32を臨むように形成されている。すなわち、底面部31bは、基板40を介して天面部31аと対向する位置に配置され、基板40を介してソース用ランド32と対向する位置に配置されている。
ソースパッドSとドレインパッドDとの間で、還流電流が変化すると、磁束が発生する。基板20に対する高さで磁束の強さを比較した場合に、磁界の強さは、基板20と同一の高さで最も高くなる。本実施形態では、基板20と基板40は、それぞれの表面に沿う方向(x軸方向)に隣接している。z軸方向の位置は、基板20と基板40で同じになる。また、ゲート用ランド31の底面部31bとソース用ランド32は基板40を介して対向している。そのため、配線51、52及び駆動回路30によって形成される閉ループは、底面部31bとソース用ランド32との対向部分を含む。すなわち、還流電流により磁束が発生した場合に、閉ループは、z軸方向で基板20と同じ高さの磁束分布を含むことになるため、閉ループ内の磁束が強まる。これにより、閉ループ内で発生する誘起電圧が大きくなり、上アーム側の半導体スイッチ10において、ゲート電圧の上昇を抑制できる。
上記のように、本実施形態では、基板40を介してソース用ランド32と対向する位置にゲート用ランド31を配置し、基板20、40の表面に沿う方向に隣接するように基板20と基板40を配置する。これにより、還流電流の導通時に、閉ループ内で発生する誘起電圧を高めて、ゲート電圧の上昇を抑制できる。その結果として、半導体スイッチ10の誤ターンオンを防止できる。
《第4実施形態》
図6Aは本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の平面図であり、図6Bは本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の正面図である。本実施形態では上述した第1実施形態に対して、駆動回路30の構造と基板41、42の構成が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであり、第1〜第3実施形態の記載を適宜、援用する。
基板41及び基板42は、片面基板である。基板41は、表面にゲート用ランド31を実装する。基板42は、表面にソース用ランド32を実装する。基板42は、基板41の上部に積層されている。基板41と基板42との間には、ゲート用ランド31が配置されている。ソース用ランド32は、基板42を介してゲート用ランド31と対向している。すなわち、基板42は、ゲート用ランド31とソース用ランド32との間に配置されている。
基板20と基板41は、それぞれの表面に沿う方向(x軸方向)に、所定の間隔を空けた状態で隣接している。
ドレインパッドDには、ドレイン電極60が接続されている。ドレイン電極60は、隣接して配置された基板20と基板41との底面に沿うように設けられている。
本実施形態では、ソース用ランド32をゲート用ランド31の上部に配置することで、閉ループをz軸方向に広げている。そのため、還流電流により磁束が発生した場合に、閉ループ内を通る磁束量を多くすることができる。これにより、閉ループ内で発生する誘起電圧が大きくなり、上アーム側の半導体スイッチ10において、ゲート電圧の上昇を抑制できる。
上記のように、本実施形態では、基板42の表面にソース用ランド32を実装し、基板41の表面と基板42の裏面との間にゲート用ランド31を配置し、基板20、41の表面に沿う方向に隣接するように基板20と基板41を配置する。これにより、還流電流の導通時に、閉ループ内で発生する誘起電圧を高めて、ゲート電圧の上昇を抑制できる。その結果として、半導体スイッチ10の誤ターンオンを防止できる。またコストを抑制できる。
《第5実施形態》
図7Aは本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の平面図であり、図7Bは本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の正面図である。本実施形態では上述した第1実施形態に対して、配線52а、52bの構成が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであり、第1〜第4実施形態の記載を適宜、援用する。
ソースパッドSとソース用ランド32との間は、複数の配線52а、52bで接続されている。また、z軸方向からみたときに、配線51は配線52аと配線52bとの間に配置されている。すなわち、ソース用の配線である配線52аと配線52bが、ゲート用の配線である配線51を挟んでいる。
半導体スイッチ10のゲート−ソース間の容量は、配線51と配線52аとの間の容量と、配線51と配線52bとの間の容量を結合した容量となる。そのため、ゲート−ソース間の容量は、容量結合により増加し、ゲート配線のインダクタンスが低下する。これにより、半導体スイッチ10のスイッチング速度を高めることができる。
《第6実施形態》
図8Aは本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の平面図であり、図8Bは本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の正面図である。本実施形態では上述した第1実施形態に対して、配線51а、51bの構成が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであり、第1〜第4実施形態の記載を適宜、援用する。
ゲートパッドGとゲート用ランド31との間は、複数の配線51а、51bで接続されている。また、z軸方向からみたときに、配線52は配線51аと配線51bとの間に配置されている。すなわち、ゲート用の配線である配線51аと配線51bが、ソース用の配線である配線52を挟んでいる。これにより、ゲート用の配線とソース用の配線とを合計した合計配線長を短くし、配線抵抗を抑制できる。その結果として、半導体スイッチ10のスイッチング速度を高めることができる。
《第7実施形態》
図9Aは本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の平面図であり、図9Bは本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の正面図である。本実施形態では上述した第1実施形態に対して、配線52а、52bの構成、駆動回路30の構成と、バッファ回路90を有する点が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであり、第1〜第6実施形態の記載を適宜、援用する。
駆動回路30は、ゲート用ランド31と、ソース用ランド32а、32bを有している。ゲート用ランド31及びソース用ランド32а、32bは基板40の表面に実装されている。ゲート用ランド31及びソース用ランド32а、32bは短辺と長辺を有した矩形状にそれぞれ形成されている。ゲート用ランド31の長手方向が配線51の延在方向(x軸方向)と平行になるように、ゲート用ランド31は基板40の表面上に配置されている。また、ソース用ランド32а、32bの長手方向が配線52の延在方向(x軸方向)と平行になるように、ソース用ランド32а、32bは基板40の表面上に配置されている。
z軸方向からみときに、配線51、配線52а、及び配線52bはy軸方向に並んで配置されている。ゲート用ランド31は配線51と対応し、ソース用ランド32аは配線52аと対応し、ソース用ランド32bは配線52bと対応しつつ、それぞれのランドは、y軸方向に並んで配置されている。また、ゲート用ランド31は、基板40の表面上で、ソース用ランド32аとソース用ランド32bとの間に配置されている。
バッファ回路90は、スイッチング素子91、92及びベース用ランド93を有している。スイッチング素子91、92は、IGBT等の半導体素子である。スイッチング素子91とスイッチング素子92はプッシュプル回路を構成し、ゲート用ランド31とソース用ランド32а、32bに接続されている。また、スイッチング素子91のベースとスイッチング素子92のベースは、ベース用ランドに接続されている。これにより、ゲート用の配線とソース用の配線とを合計した合計配線長を短くし、配線抵抗を抑制できる。その結果として、半導体スイッチ10のスイッチング速度を高めることができる。
《第8実施形態》
図10Aは本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の平面図であり、図10Bは本発明の他の実施形態に係るスイッチング装置の正面図である。本実施形態では上述した第1実施形態に対して、半導体スイッチ10の構成、駆動回路30の構成が異なる。これ以外の構成は上述した第1実施形態と同じであり、第1〜第7実施形態の記載を適宜、援用する。
基板20は、ゲートパッドG、ソースパッドS、及びドレインパッドDを表面に実装している。基板20の裏面には、半導体スイッチ10のパッドは実装されていない。ゲートパッドG、ソースパッドS、及びドレインパッドDは矩形状に形成されている。ゲートパッドGの長手方向、ソースパッドSの長手方向、及びドレインパッドDの長手方向が、x軸方向になるように、ゲートパッドG、ソースパッドS、及びドレインパッドDは基板20の表面上に、平行に並んで配置されている。ゲートパッドGは、基板20の表面上で、ソースパッドSとドレインパッドDとの間に挟まれている。
基板40は、ゲート用ランド31とソース用ランド32を表面に実装している。ゲート用ランド31、ソース用ランド32は矩形状に形成されている。ゲート用ランド31の長手方向及びソース用ランド32の長手方向が、x軸方向になるように、ゲート用ランド31及びソース用ランド32は基板20の表面上に、平行に並んで配置されている。z軸方向から見たときに、ゲートパッドG、配線51、及びゲート用ランド31は直線上に並んでおり、ソースパッドS、配線52、及びソース用ランド32は直線上に並んでいる。
ゲートパッドGから配線51、駆動回路30、及び配線52を通り、ソースパッドSまで電流経路が形成されている。この電流経路は、配線51、駆動回路30及び配線52により形成される閉ループに対応している。すなわち、z軸方向からみたときに、xt平面(基板20の表面に対して平行面)において、閉ループが形成されるように、配線52及び配線51が配置されている。
半導体スイッチ10の寄生ダイオードの順方向電流は、ソースパッドSからドレインパッドDに向かって流れる。すなわち、寄生ダイオードの順方向がy軸負方向になるように、半導体スイッチ10の内部構造が構成されている。そして、y軸の正側がアノード側となり、y軸の負側をカソード側となるため、配線52はアノード側に配置され、配線51はカソード側に配置されている。すなわち、配線52は、寄生ダイオードの順方向電流の導通方向(y軸の負方向)において、配線51よりも、寄生ダイオードのアノード側に配置されている。
本実施形態に係るスイッチング装置により、誤ターンオンを防止するための作用を、図11を用いて説明する。図11は、スイッチング装置の平面図である。図11は、図10Aに対して、還流電流の向きと磁界の向きを図示している。なお、図11に示す半導体スイッチ10は、上アーム側のスイッチング素子とする。
還流電流がy軸負方向に流れると、還流電流を中心としたうず状の磁場が発生する。配線51、駆動回路30、及び配線52で形成される閉ループは、還流電流により発生する磁場の空間内(磁気回路内に)に配置されている。そのため、閉ループ内には、磁束が貫通する。磁束の向きはz軸の正方向である。
下アーム側の半導体スイッチ10がターンオンになり、還流電流が減少すると、閉ループ内を貫く磁束も減少する。磁束の減少に伴い、閉ループ内には、誘起電圧が発生する。誘起電圧は、ソース側を正と、ゲート側を負とする。そのためゲートに対して負の誘起電圧が発生する。これにより、上アーム側の半導体スイッチ10において、ゲート電圧の上昇が抑制される。その結果として、上アーム側の半導体スイッチ10の誤ターンオンを防止できる。
上記のように、本実施形態では、半導体スイッチ10のゲートパッドGとゲート用ランド31との間を配線51で接続し、半導体スイッチ10のソースパッドSとソース用ランド32との間を配線52で接続する。また、寄生ダイオードの順方向電流の導通方向(y軸の負方向)において、配線51より寄生ダイオードのアノード側に配線52を配置している。寄生ダイオードを流れる還流電流の変化により磁界が発生すると、磁束は、配線51、52及び駆動回路30によって形成される閉ループを貫き、負の誘導電圧が、半導体スイッチ10のゲートパッドGに発生する。これにより、半導体スイッチ10のゲート電圧の上昇を抑制し、半導体スイッチ10の誤ターンオンを防止できる。
また本実施形態では、基板20の表面にソースパッドS、ゲートパッドG及びドレインパッドDを実装する。配線51、52及び駆動回路30によって閉ループを形成し、閉ループで囲まれる面と、基板20の表面が平行になるように配置されている。これにより、還流電流の変化によって発生する磁束が、配線51、52及び駆動回路30で形成される閉ループ内を貫くため、半導体スイッチ10のゲート電圧の上昇を抑制し、半導体スイッチ10の誤ターンオンを防止できる。
10…スイッチング素子
20…基板
21…ソース用ランド
30…駆動回路
31…ゲート用ランド
32…ソース用ランド
40、41、42…基板
51、52…配線
60…ドレイン電極
90…バッファ回路
93…ベース用ランド

Claims (4)

  1. 制御端子、高電位側端子、及び低電位側端子を含むスイッチング素子を有する半導体スイッチと、
    第1電極及び第2電極を有し、かつ、前記スイッチング素子のオン及びオフを切り替える駆動回路と、
    前記制御端子と前記第1電極とを接続する第1配線と、
    前記低電位側端子と前記第2電極とを接続する第2配線と、
    前記低電位側端子及び前記制御端子を表面に実装し、前記高電位側端子を裏面に実装する第1基板と、
    前記第1電極及び前記第2電極を実装する第2基板とを備え、
    前記半導体スイッチは、直列接続された上アーム側の半導体スイッチ及び下アーム側の半導体スイッチのいずれか一方であり、
    前記半導体スイッチは、前記高電位側端子と前記低電位側端子との間に整流機構を有し、
    前記第1電極と前記第2電極は、前記第2基板を介して電気的に接続され、
    前記第2配線は、前記整流機構の順方向電流の導通方向において、前記第1配線より前記整流機構のアノード側に配置され
    前記第1配線及び前記第2配線は、前記整流機構の順方向電流が変化したことに伴い、前記制御端子と前記低電位側端子の間に誘起電圧が発生するように、配置されている
    スイッチング装置。
  2. 制御端子、高電位側端子、及び低電位側端子を含むスイッチング素子を有する半導体スイッチと、
    第1電極及び第2電極を有し、かつ、前記スイッチング素子を駆動させる駆動回路と、
    前記制御端子と前記第1電極とを接続する第1配線と、
    前記高電位側端子及び前記低電位側端子のいずれか一方の端子と前記第2電極とを接続する第2配線と、
    前記低電位側端子及び前記制御端子を表面に実装し、前記高電位側端子を裏面に実装する第1基板と、
    前記第2電極を表面に実装する第2基板とを備え、
    前記半導体スイッチは、前記高電位側端子と前記低電位側端子との間に整流機構を有し、
    前記第2配線は、前記整流機構の順方向電流の導通方向において、前記第1配線より前記整流機構のアノード側に配置され、
    前記第2配線は、前記低電位側端子と前記第2電極とを接続し、
    前記第1基板の表面に対して法線方向であり、かつ、前記第1基板の裏面から前記第1基板の表面に向かう方向の長さを高さとした場合に、前記第2配線の高さは前記第1配線の高さよりも高く、
    前記第1電極は、前記第2基板を介して前記第2電極と対向する位置に配置され、
    前記第1基板と前記第2基板は、それぞれの表面に沿う方向に隣接して配置されている
    スイッチング装置。
  3. 制御端子、高電位側端子、及び低電位側端子を含むスイッチング素子を有する半導体スイッチと、
    第1電極及び第2電極を有し、かつ、前記スイッチング素子を駆動させる駆動回路と、
    前記制御端子と前記第1電極とを接続する第1配線と、
    前記低電位側端子と前記第2電極とを接続する第2配線と、
    前記低電位側端子及び前記制御端子を表面に実装し、前記高電位側端子を裏面に実装する第1基板と、
    複数の第2基板とを備え、
    前記半導体スイッチは、前記高電位側端子と前記低電位側端子との間に整流機構を有し、
    前記第2配線は、前記整流機構の順方向電流の導通方向において、前記第1配線より前記整流機構のアノード側に配置され、
    前記第1基板の表面に対して法線方向であり、かつ、前記第1基板の裏面から前記第1基板の表面に向かう方向の長さを高さとした場合に、前記第2配線の高さは前記第1配線の高さよりも高く、
    前記第2電極は、前記複数の第2基板のうち一の第2基板の表面に実装され、
    前記第1電極は、前記一の第2基板の裏面と、前記複数の第2基板のうち他の第2基板の表面との間に配置され、
    前記第1基板と前記他の第2基板は、それぞれの表面に沿う方向に隣接して配置されているスイッチング装置。
  4. 前記整流機構は、前記スイッチング素子内の寄生ダイオードにより形成される
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のスイッチング装置。
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