JP6879225B2 - 映像提示システムおよび映像提示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、粒子の滞留を利用して、空間中における任意の場所へ空中を形成する映像提示システムおよび映像提示方法に関する。
近年、ディスプレイ技術の発達により、例えば、ナビゲーションやサイネージ等のために、屋内外に配置された視覚ディスプレイが用いられている。
しかしながら、このような視覚ディスプレイは特定の位置のみに固定的に設置されるため、視覚ディスプレイの位置に合わせてユーザが移動する必要がある。
例えば、特許文献1では、視覚ディスプレイを形成するためのスクリーンを、移動可能にするために、台車に搭載する技術が開示されている。
特開2016−197192号公報
このように、この種の従来の視覚ディスプレイを用いた映像提示方法では、スクリーンの位置が固定されるため、空間的スケーラビリティが低い。
例えば、別の場所にスクリーンを移動させることは、移動に伴う映像表示までのタイムラグが生じるのみならず、移動しにくい場所での利用は困難であるという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、空間中における任意の場所へスクリーンを形成可能とすることによって、タイムラグもなく、場所に制約されることもなく映像を提示することが可能な映像提示システムおよび映像提示方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためのこの発明の第1の観点は、各々が粒子を放出する複数の粒子放出部と、映像投影部と、制御部とを備える映像提示システムであって、制御部は、複数の粒子放出部のうちの第1の粒子放出部から放出され粒子と、複数の粒子放出部のうちの第2の粒子放出部から放出され粒子とを、放出速度と放出タイミングとの何れか一方を同一とし、他方を制御しながら放出することによって衝突させ、映像が投影されるスクリーンとして使用される滞留場を生成するよう制御し、映像投影部は、滞留場に映像を投影する。
この発明の第2の観点は、請求項1に記載の映像提示システムにおいて、第1の粒子放出部および第2の粒子放出部から放出される粒子は、渦輪に内包されて放出される。
この発明の第3の観点は、請求項1または2に記載の映像提示システムにおいて、第1の粒子放出部および第2の粒子放出部は、粒子を任意の方向に放出できるように構成されている。
この発明の第4の観点は、請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の映像提示システムにおいて、映像投影部は、滞留場において映像のピントが合うように、焦点距離を算出する焦点距離算出部と、算出された焦点距離に基づいて、映像投影部を制御する焦点制御部とを備える。
この発明の第5の観点は、第1の粒子放出部から放出され粒子と、第2の粒子放出部から放出され粒子とを、放出速度と放出タイミングとの何れか一方を同一とし、他方を制御しながら放出することによって衝突させ、映像が投影されるスクリーンとして使用される滞留場を生成し、生成された滞留場に映像を投影することを特徴とする映像提示方法である。
本発明によれば、タイムラグもなく、場所に制約されることもなく映像を提示することが可能な映像提示システムおよび映像提示方法を実現することができる。
本発明の実施形態に係る映像提示方法が適用された映像提示システムの構成例を示す概念図である。 本発明の実施形態に係る映像提示方法が適用された映像提示システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る映像提示方法が適用された映像提示システムの動作例を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態に係る映像提示方法が適用された映像提示システムを、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る映像提示方法が適用された映像提示システムの構成例を示す概念図である。
図2は、本発明の実施形態に係る映像提示方法が適用された映像提示システムの構成例を示すブロック図である。
本発明の実施形態に係る映像提示方法が適用された映像提示システム10は、粒子を射出する複数の粒子射出端末20と、映像を投影する映像投影端末30と、パンチルトミラー40と、これらを制御する制御装置50とを備える。制御装置50は、映像を提示する提示位置や、粒子射出端末20から粒子を射出する方式等の入力をユーザから受け付ける。
図1では、一例として、互いに離間して配置された2つの粒子射出端末20(#1)、20(#2)を例示している。しかしながら、粒子射出端末20は、3つ以上であっても良い。
例えば空気砲である粒子射出端末20は、通信機能部21、提示位置解析部22、姿勢制御機能部23、射出パラメータ設定部24、射出タイミング制御部25、および射出機能部26を備える。
通信機能部21は、提示位置解析部22、姿勢制御機能部23、射出パラメータ設定部24、射出タイミング制御部25、および射出機能部26を制御するために、制御装置50と通信し、映像の提示位置や、粒子を射出する射出タイミングや射出速度等を制御装置50から受信する。なお、制御装置50によってなされる射出タイミングや射出速度の決定方法については後述する。また、映像の提示位置は、粒子射出端末20から射出された粒子が滞留し、空中スクリーンを形成する滞留場60の位置に相当する。
提示位置解析部22は、通信機能部21によって受信された提示位置を解析して座標へ変換する。
姿勢制御機能部23は、提示位置解析部22によって変換された座標に基づいて、この座標へ粒子を運搬するために、粒子射出端末20の姿勢(角度)を決定し、決定した姿勢(角度)に基づいて、例えば、図示しないパンチルトサーボモータを駆動させて、射出機能部26を射出方向(パン方向およびチルト方向)へ向ける。
以下に、姿勢制御機能部23によって射出機能部26をパン方向およびチルト方向へ向ける制御の具体例について説明する。
姿勢制御機能部23はまず、空間中のある1点(x、y、z)と、当該粒子射出端末20の中心点(xcenter、ycenter、zcenter)とを通るベクトルを求める。次に、射出機能部26の現在の法線ベクトルと、上記で求めたベクトルとの内積を用い、パン方向およびチルト方向についてそれぞれ2直線のなす角度θを求め、図示しないパンチルトサーボモータを駆動させる。
射出パラメータ設定部24は、通信機能部21によって受信された射出速度に基づいて、射出機能部26のパラメータを設定する。パラメータは、例えば、射出機能部26が、サブウーファーのように、スピーカを駆動させて粒子を射出する場合、周期、振幅、波形種別(正弦波、ノコギリ波等)のためのパラメータを含む。
射出タイミング制御部25は、通信機能部21によって受信された射出タイミングに基づいて、射出機能部26を駆動するタイミングを決定し、このタイミングに従って、射出機能部26へ発射トリガを出力する。
射出機能部26は、例えば、サブウーファーのようなスピーカを備え、渦輪Pに内包させる粒子を生成し、渦輪Pを可変方向へ放出するための円形の穴(図示せず)が設けられた構成となっており、姿勢制御機能部23によって向けられた射出方向へ向けて、射出パラメータ設定部24によって設定されたパラメータ、および、射出タイミング制御部25から出力された発射トリガに従って、粒子を渦輪Pに内包させて射出する。渦輪Pは、射出機能部26の円形の穴(図示せず)から空気が押し出される際に形成される、ドーナツ状の閉じた渦糸であり、渦輪P中に粒子を含んだまま空気中を安定して移動することが可能であるので、映像を投影するための空中スクリーンとして使用される滞留場60まで粒子を安定的に運搬するのに適している。なお、粒子を滞留場60まで安定的に運搬するために、渦輪Pに代えて、ソリトンを使用しても良い。
渦輪Pへ内包させる粒子は、映像投影を行うためミー散乱を引き起こすサイズ(可視光の波長の10倍程度以下)の粒子を用いることが好適である。粒子の生成源としては、例えば、プロピレングリコールを用い、図示しないフォグ生成装置により粒子を充満させる。プロピレングリコールは、舞台装置において煙を発生させるために一般的に用いられており、粒子はミー散乱を起こす。また、食品添加物や保湿剤としても用いられ人体への影響が無い。
制御装置50は、複数の粒子射出端末20(例えば、粒子射出端末20(#1)および粒子射出端末20(#2))から放出された粒子を衝突させ、滞留場60を生成するために、各粒子射出端末20から粒子を射出する際の射出タイミングおよび射出速度を決定し、各粒子射出端末20へ通知する。制御装置50はさらに、映像投影端末30の動作に関するパラメータの設定や動作タイミングの同期制御、投影する映像の生成および投影位置に応じて、映像のアフィン変換、射影変換等をも行う。
複数の粒子射出端末20(例えば、粒子射出端末20(#1)、(#2))から射出される粒子の衝突を制御する方式としては、射出速度を同一として、射出タイミングを制御する方式1と、射出タイミングを同一として、射出速度を制御する方式2との2種類がある。これらは何れもユーザによって決定され、制御装置50へ入力される。
(方式1)ユーザによって方式1が入力された場合、制御装置50は、各粒子射出端末20から滞留場60までの直線長さをそれぞれ求め、その差を射出速度で除して得られた時間だけ、滞留場60まで近い粒子射出端末20からの射出タイミングを遅らせるように制御する。例えば、射出速度が4(m/秒)であり、粒子射出端末20(#1)から滞留場60までの直線長さが13.0(m)であり、粒子射出端末20(#2)から滞留場60までの直線長さが8.2(m)であったとする。この場合、粒子射出端末20(#2)の方が粒子射出端末20(#1)よりも近く、直線長さの差は、13.0−8.2=4.8(m)であり、これを射出速度4(m/秒)で除すると、1.2(秒)となる。したがって、この場合、各粒子射出端末20(#1)、20(#2)から射出された粒子が、滞留場60へ同時に到着するように、粒子射出端末20(#1)から粒子を射出した後、1.2(秒)後に、粒子射出端末20(#2)から渦輪を射出するように、各粒子射出端末20に対して射出タイミングおよび射出速度を通知する。
(方式2)ユーザによって方式2が入力された場合、制御装置50は、各粒子射出端末20から滞留場60までの直線長さをそれぞれ求め、直線長さに基づいて、同時に滞留場60へ粒子が到着するように、それぞれの速度を求める。例えば、粒子射出端末20(#1)から滞留場60までの直線長さが13.0(m)であり、粒子射出端末20(#2)から滞留場60までの直線長さが8.2(m)であったとする。そして、滞留場60に粒子を5(秒)後に到着させたい場合、粒子射出端末20(#1)からは、13/5=2.6(m/秒)の速度で、粒子射出端末20(#2)からは、8.2/5=1.64(m/秒)の速度で、それぞれ同時に粒子を射出するように、各粒子射出端末20に対して、射出タイミングおよび射出速度を通知する。
映像投影部30は、通信機能部31、提示位置解析部32、姿勢制御機能部33、焦点距離算出機能部34、焦点制御機能部35、射影変換行列算出部36、映像生成機能部37、映像投影機能部38、および投影コンテンツデータベース(以下、「投影コンテンツDB」とも称する)39を備える。
通信機能部31は、提示位置解析部32、姿勢制御機能部33、焦点距離算出機能部34、焦点制御機能部35、射影変換行列算出部36、映像生成機能部37、映像投影機能部38、および投影コンテンツDB39を制御するために、制御装置50と通信し、映像の提示位置、すなわち、滞留場60の位置を受信する。
提示位置解析部32は、通信機能部31によって受信された提示位置、すなわち滞留場60の位置を解析して座標に変換する。
姿勢制御機能部33は、提示位置解析部32によって変換された座標に基づいて、映像投影端末30の姿勢、および、パンチルトミラー40のパン方向およびチルト方向を制御する。
以下に、姿勢制御機能部33によってなされるパンチルトミラー40のパン方向およびチルト方向の具体的な制御の一例について説明する。
姿勢制御機能部33は、まず、空間中のある1点(x、y、z)と、パンチルトミラー40のミラー中心点(xmirror、ymirror、zmirror)とを通るベクトルを求める。次に、パンチルトミラー40の現在のミラー表面の法線ベクトルと、上記で求めたベクトルとの内積を用い、パン方向およびチルト方向についてそれぞれ2直線のなす角度θを求める。次に、パンチルトミラー40へ入る映像投影機能部38からの入射光は鏡面反射を起こすため、角度θへ1/2を乗じた角度(θ/2)、図示しないパンチルトサーボモータを駆動させる。
焦点距離算出機能部34は、提示位置解析部32によって変換された座標に、映像のピントが合うように、焦点距離を算出する。
焦点制御機能部35は、焦点距離算出機能部34によって算出された焦点距離に基づいて、映像投影機能部38を制御する。
射影変換行列算出部36は、提示位置解析部32によって変換された座標に基づいて、投影映像が歪まない変換行列を算出する。これは、プロジェクタでいう台形補正機能に相当する。
映像生成機能部37は、投影コンテンツを投影コンテンツDB39から選択し、投影コンテンツに対して、射影変換行列算出部36によって算出された変換行列を用いて投影変換を行う。
投影コンテンツDB39は、投影されるコンテンツを格納したデータベースである。
映像投影機能部38は、焦点制御機能部35によってなされる制御の下、映像生成機能部37によって投影変換された投影コンテンツを投影する。
パンチルトミラー40は、パン方向およびチルト方向への回転が可能な機構を備えた鏡であって、映像投影機能部38によって投影された投影コンテンツを反射させ、滞留場60まで導く。パンチルトミラー40のパン方向およびチルト方向は、姿勢制御機能部33によって制御される。
次に、以上のように構成した本発明の実施形態に係る映像提示方法が適用された映像提示システム10の動作例について説明する。
図3は、本発明の実施形態に係る映像提示方法が適用された映像提示システム10の動作例を示すフローチャートである。
前述したように、2つの粒子射出端末20(#1)、20(#2)から射出される粒子の衝突を制御する方式としては、射出速度を同一として、射出タイミングを制御する方式1と、射出タイミングを同一として、射出速度を制御する方式2との2種類がある。従って、図3のフローチャートでは、これら2種類の方式を同時に説明するために、方式1の動作を図3における左側に、方式2の動作を右側に、方式1と方式2に共通する動作を中央に図示している。このように、図3は、2つの方式を、便宜的に1つのフローチャートで示すものであって、方式1と方式2とが同時に行われることを意味するものではなく、映像提示システム10は、ユーザ指定に応じて、方式1または方式2のうちの何れかによって動作する。
ユーザによって、制御装置50に提示位置が入力されると、入力された提示位置は、制御装置50から、各粒子射出端末20および映像投影端末30へ通信され、各粒子射出端末20における通信機能部21、および、映像投影端末30における通信機能部31によって受信される。
通信機能部21によって受信された提示位置は、提示位置解析部22において、座標へ変換される。同様に、通信機能部31によって受信された提示位置は、提示位置解析部32において、座標へ変換される(S1)。この座標は、滞留場60の座標に相当する。
各粒子射出端末20の姿勢制御機能部23では、変換された座標に基づいて、各粒子射出端末20の姿勢(角度)が決定され、決定された姿勢(角度)に基づいて、例えば、パンチルトサーボモータが駆動されることによって、各粒子射出端末20の射出機能部26が射出方向へ向けられる(S2)。
また、制御装置50では、ユーザにより入力された方式に応じて、粒子を射出する射出タイミングや射出速度が各粒子射出端末20毎に計算され、それぞれ対応する粒子射出端末20へ通知される。これら射出タイミングや射出速度は、各粒子射出端末20の通信機能部21によって受信される。
次に、制御装置50へ入力された方式が方式1である場合には、射出タイミング制御部25において、通信機能部21によって受信された射出タイミングに基づいて、射出機能部26を駆動するタイミングが決定される(S11)。
一方、制御装置50へ入力された方式が方式2である場合には、射出パラメータ設定部24において、通信機能部21によって受信された射出速度(S21)に基づいて、射出機能部26を駆動するためのパラメータが制御される(S22)。
次に、姿勢制御機能部33において、提示位置解析部32において変換された座標に基づいて、映像投影端末30の姿勢、および、パンチルトミラー40のパン方向およびチルト方向が制御される(S3)。
その後、焦点距離算出機能部34では、提示位置解析部32によって解析された座標に、映像のピントが合うように、焦点距離が算出される。さらに、焦点距離に基づいて、焦点制御機能部35によって、映像投影機能部38が制御される。また、射影変換行列算出部36では、提示位置解析部32によって解析された座標に基づいて、投影映像が歪まない変換行列が算出される。これは、プロジェクタでいう台形補正機能に相当する。さらに、映像生成機能部37によって、投影コンテンツが投影コンテンツDB39から選択され、投影コンテンツに対して、射影変換行列算出部36によって算出された変換行列を用いて投影変換が行われる(S4)。
その後、射出タイミング制御部25によって決定されたタイミングに従って、射出タイミング制御部25から射出機能部26へ発射トリガが出力される(S5)。
方式1が設定されている場合には、発射トリガに応じて、粒子射出端末20(#1)の射出機能部26と、粒子射出端末20(#2)の射出機能部26とから、等しい速度で粒子が射出されるが、粒子が滞留場60に同時に到着するように、ステップS11で決定されたタイミングで粒子が射出される(S12)。
一方、方式2が設定されている場合には、発射トリガに応じて、粒子射出端末20(#1)の射出機能部26と、粒子射出端末20(#2)の射出機能部26とから、粒子は同時に射出されるが、粒子が滞留場60に同時に到着するように、ステップS22で決定されたパラメータに対応する速度でそれぞれ粒子が射出される(S23)。
このようにして、方式1および方式2何れの方式が採用された場合であっても、粒子射出端末20(#1)の射出機能部26から射出された粒子と、粒子射出端末20(#2)の射出機能部26から射出された粒子とは、同時に滞留場60へ到達し、衝突することによって、空中スクリーンが形成される。
このように形成された空中スクリーンに向けて、焦点制御機能部35によってなされる制御の下、映像生成機能部37によって投影変換された投影コンテンツが、映像投影機能部38から投影される。投影コンテンツは、映像投影機能部38から投影された後、姿勢制御機能部33によってパン方向およびチルト方向が制御されたパンチルトミラー40によって反射され、滞留場60に形成された空中スクリーン上に投影される。
上述したように、本発明の実施形態に係る映像提示方法が適用された映像提示システム10によれば、散乱特性を有する粒子を空間中の任意点において滞留させることによって滞留場60を形成し、滞留場60を空中スクリーンとして利用して映像を投影することができる。
したがって、タイムラグなく即座に、空中映像を提示することが可能となる。しかも、空気中の任意点へ空中映像を提示することができるので、ユーザは、移動先に赴く場合であっても、デバイスを携帯する必要なく、空中映像を視ることが可能となる。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
10・・映像提示システム、20・・粒子射出端末、21・・通信機能部、22・・提示位置解析部、23・・姿勢制御機能部、24・・射出パラメータ設定部、25・・射出タイミング制御部、26・・射出機能部、30・・映像投影端末、31・・通信機能部、32・・提示位置解析部、33・・姿勢制御機能部、34・・焦点距離算出機能部、35・・焦点制御機能部、36・・射影変換行列算出部、37・・映像生成機能部、38・・映像投影機能部、39・・投影コンテンツデータベース、40・・パンチルトミラー、50・・制御装置、60・・滞留場。

Claims (5)

  1. 各々が粒子を放出する複数の粒子放出部と、映像投影部と、制御部とを備える映像提示システムであって、
    前記制御部は、前記複数の粒子放出部のうちの第1の粒子放出部から放出され粒子と、前記複数の粒子放出部のうちの第2の粒子放出部から放出され粒子とを、放出速度と放出タイミングとの何れか一方を同一とし、他方を制御しながら放出することによって衝突させ、映像が投影されるスクリーンとして使用される滞留場を生成するよう制御し、
    前記映像投影部は、前記滞留場に映像を投影する、ことを特徴とする映像提示システム。
  2. 前記第1の粒子放出部および前記第2の粒子放出部から放出される粒子は、渦輪に内包された放出されることを特徴とする、請求項1に記載の映像提示システム。
  3. 前記第1の粒子放出部および前記第2の粒子放出部は、前記粒子を任意の方向に放出できるように構成されたことを特徴とする、請求項1または2に記載の映像提示システム。
  4. 前記映像投影部は、
    前記滞留場において前記映像のピントが合うように、焦点距離を算出する焦点距離算出部と、
    前記算出された焦点距離に基づいて、前記映像投影部を制御する焦点制御部とを備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の映像提示システム。
  5. 第1の粒子放出部から放出され粒子と、第2の粒子放出部から放出され粒子とを、放出速度と放出タイミングとの何れか一方を同一とし、他方を制御しながら放出することによって衝突させ、映像が投影されるスクリーンとして使用される滞留場を生成し、
    前記生成された滞留場に映像を投影する、ことを特徴とする映像提示方法。
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