JP6874720B2 - 表示制御装置、自動販売機、表示制御方法、及び表示制御プログラム - Google Patents

表示制御装置、自動販売機、表示制御方法、及び表示制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示制御装置、自動販売機、表示制御方法、及び表示制御プログラムに関する。
従来の看板や紙媒体に代えて、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)表示装置等を使用して画像又は映像を表示し、広告、案内等の情報を発信するデジタルサイネージの導入が進んでいる。例えば、自動販売機に大型液晶ディスプレイとタッチパネルを装備することで、情報発信を行う電子広告看板機能と、子供や車椅子の身障者に配慮して商品の表示位置を変える機能と、災害発生時の災害警報を表示する機能とを備えた自動販売機が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2011−118807号公報
自動販売機のディスプレイに表示する内容を変更する場合、利用者は、自動販売機に正対していることが前提とされる。また、ディスプレイの表示内容は、例えば、利用者の視線方向の変化の情報を用いて制御することが可能である。しかしながら、自動販売機に正対する利用者の視線方向が変化していたとしても、購入するか否かを迷っているのか、又は購入すると決めた商品を探しているのかを判断するのは困難である。利用者が購入する商品を既に決定し、購入対象の商品を探しているような場合には、自動販売機のディスプレイに推薦する商品が表示されると、利用者は煩わしく感じる可能性がある。
本発明は、一側面では、上述した課題を解決するためになされたものであり、利用者の購入意欲に基づいて自動販売機の表示内容を制御する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一側面では、自動販売機に近づいてくる利用者の動線の情報に基づいて利用者の購入意欲を推定し、購入意欲に基づいて、自動販売機の表示内容を制御することにした。
より詳細には、本発明の一側面に係る表示制御装置は、利用者に商品を提示する表示部を有する自動販売機の表示制御装置であって、自動販売機に近づいてくる利用者を連続して撮像する撮像手段と、撮像された各画像から利用者を検出し、利用者の動線の情報を取得する解析手段と、解析手段が取得した情報に基づいて、利用者の購入意欲を推定する推定手段と、推定した購入意欲に基づいて、自動販売機の表示部への表示内容を制御する表示制御手段と、を備える。
自動販売機の表示部は、販売商品又は広告等を電子的に表示するディスプレイであり、表示制御装置によって表示内容が制御される。動線の情報は、例えば、撮像手段によって撮像された各画像における利用者の位置情報から得られる利用者の移動経路であってもよい。なお、利用者の位置情報は、例えば、撮像された各画像(以下、フレーム又は撮像画像ともいう)において中心点を原点とする座標系によって表すことができる。解析手段が取得した情報は、利用者の動線の情報を含み、撮像手段によって撮像された各画像を解析
することによって得られる他の情報を含んでもよい。
表示制御装置は、自動販売機に近づいてくる利用者の動作から購入意欲を推定するため、利用者が自動販売機の前に停止するよりも早いタイミングで、利用者の購入意欲を推定することができる。これにより、表示制御装置は、利用者が購入商品を迷っている場合に、より好適なタイミングで自動販売機のディスプレイに推薦する商品を提示することができる。このように、表示制御装置は、利用者の動線の情報に基づいて購入意欲を推定し、購入意欲に基づいて、自動販売機の表示部への表示内容を制御することができる。
また、解析手段は、各画像が撮像されたときの利用者の移動速度の情報をさらに取得してもよい。表示制御装置は、動線の情報に加え、利用者の移動速度の情報に基づいて利用者の購入意欲を推定することで、動線及び移動速度に応じた利用者の購入意欲を適切に推定し、自動販売機の表示部への表示内容を制御することができる。
また、解析手段は、各画像が撮像されたときの利用者の加速度の情報をさらに取得してもよい。表示制御装置は、動線及び移動速度の情報に加え、利用者の加速度の情報に基づいて利用者の購入意欲を推定することで、例えば、減速により利用者の購入意欲が変化したような場合であっても、利用者の購入意欲を適切に推定し、自動販売機の表示部への表示内容を制御することができる。
また、推定手段は、動線の情報と、移動速度の情報及び加速度の情報の少なくともいずれか一方とに基づいて、利用者の購入意欲を推定する場合に、自動販売機から利用者までの距離に応じて、動線の情報、移動速度の情報、及び加速度の情報のそれぞれに対して重み付けをすることにより、利用者の購入意欲を推定してもよい。利用者が自動販売機により近い位置にいる場合、動線よりも移動速度の情報のほうが、購入意欲の推定に影響を与えると考えられる。一方、利用者が自動販売機から離れた位置にいる場合、動線と移動速度の両方が、購入意欲に同程度の影響を与えると考えられる。このように、自動販売機から利用者までの距離に応じて、利用者の購入意欲の推定に影響を与える情報は異なる。表示制御装置は、自動販売機から利用者までの距離に応じて、動線の情報、移動速度の情報、及び加速度の情報に対する重み付けをすることで、利用者の購入意欲を適切に推定し、自動販売機の表示部への表示内容を制御することができる。
また、解析手段は、利用者が自動販売機に向かう間や利用者が自動販売機の前で停止した後における、利用者の視線又は顔の向きの情報をさらに取得してもよい。利用者の視線又は顔の向きが変化する場合、利用者は、購入する商品を迷っていることが考えられる。表示制御装置は、動線等の情報に加え、視線又は顔の向きの情報を利用することで、より好適に購入意欲を推定することができる。これにより、表示制御装置は、利用者の購入意欲を適切に推定し、自動販売機の表示部への表示内容を制御することができる。
また、解析手段は、利用者が自動販売機の前で停止している時間の情報をさらに取得してもよい。利用者の自動販売機の前での停止時間が長くなるほど、利用者は、商品の選択を迷っていると考えられる。表示制御装置は、動線等の情報に加え、自動販売機の前での利用者の停止時間の情報を利用することで、適切なタイミングで自動販売機の表示部への表示内容を制御することができる。
また、解析手段は、各画像から推定される利用者の身長、性別及び年齢の属性情報をさらに取得し、推定手段は、解析手段が取得した情報から利用者の購入意欲を推定するために用いられる所定の閾値を、利用者の属性情報に応じて調整してもよい。身長、性別及び年齢等の属性により、利用者の歩く速度は異なる。利用者の属性情報に応じて、利用者の購入意欲を推定するために用いられる所定の閾値を調整することで、表示制御装置は、利
用者に適したタイミングで、自動販売機の表示部への表示内容を制御することができる。
また、本発明の一側面に係る自動販売機は、上記の表示制御装置を備える。
また、本発明の一側面に係る表示制御方法は、利用者に商品を提示する表示部を有する自動販売機の表示制御方法であって、表示制御装置は、自動販売機に近づいてくる利用者を連続して撮像するステップと、撮像された各画像から利用者を検出し、利用者の動線の情報を取得する解析ステップと、解析ステップで取得した情報に基づいて、利用者の購入意欲を推定する推定ステップと、推定した購入意欲に基づいて、自動販売機の表示部への表示内容を制御する制御ステップと、を実行する。
また、本発明の一側面に係る表示制御プログラムは、利用者に商品を提示する表示部を有する自動販売機の表示制御装置に、自動販売機に近づいてくる利用者を連続して撮像するステップと、撮像された各画像から利用者を検出し、利用者の動線の情報を取得する解析ステップと、解析ステップで取得した情報に基づいて、利用者の購入意欲を推定する推定ステップと、推定した購入意欲に基づいて、自動販売機の表示部への表示内容を制御する制御ステップと、を実行させる。
本発明によれば、利用者の購入意欲に基づいて自動販売機の表示内容を制御する技術を提供することができる。
図1Aは、利用者が商品選択に迷う場面における利用者の動線及び動作を例示する。 図1Bは、利用者が商品選択に迷う場面における利用者の動線及び動作を例示する。 図2は、利用者が商品選択に迷わない場面における利用者の動線及び動作を例示する。 図3は、実施形態に係る表示制御装置のハードウェア構成の一例を模式的に例示する。 図4は、実施形態に係る表示制御装置及び自動販売機の機能構成の一例を模式的に例示する。 図5は、予測動線と実際の動線との距離に基づいて相違度を算定する例を説明するための図である。 図6は、利用者が動線上を移動する確率に基づいて相違度を算定する例を説明するための図である。 図7は、実施形態に係る表示制御処理を例示するフローチャートである。 図8は、撮像画像の解析情報のデータ構造を例示する図である。 図9は、購入意欲の度合いを算出する処理を例示するフローチャートである。 図10は、購入意欲を推定するための係数定義テーブルを例示する図である。 図11は、変形例1に係る表示制御処理を例示するフローチャートである。 図12は、利用者の検出対象の領域の設定例を示す図である。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態を、図面に基づいて説明する。
§1 適用例
まず、図1A、図1B、図2を用いて、本発明が適用される場面の一例について説明する。実施形態に係る表示制御装置10は、自動販売機20に至るまでの利用者の動線及び動作に基づいて、利用者の購入意欲を推定し自動販売機20の表示内容を制御する装置である。ここで、動作は、例えば、利用者が自動販売機20に向かって移動する移動速度及び加速度によって特定される利用者の動きとすることができる。図1A及び図1Bは、利用者が商品選択に迷う場面における利用者の動線及び動作を例示する。図2は、利用者が商品選択に迷わない場面における利用者の動線及び動作を例示する。
図1Aに示されるとおり、表示制御装置10は、利用者の撮像を行う撮像部101を備える。さらに、表示制御装置10は、後述の図4に示されるとおり、解析部102、推定部103、表示制御部104、表示制御情報DB(データベース)105を備える。表示制御装置10は、利用者を写した撮像画像を解析して取得した情報に基づいて、自動販売機20の表示部201の表示内容を制御することができる。自動販売機20は、図5に示されるとおり、表示部201及び制御部202を備えている。撮像部101、解析部102、推定部103及び表示制御部104は、本発明の「撮像手段」、「解析手段」、「推定手段」、「表示制御手段」の一例である。
表示制御装置10は、図1Aの例では、自動販売機20の外部に設置されているが、自動販売機20と一体になるように、機内に組み込んで設置されてもよい。また、表示制御装置10は、複数の自動販売機20が併設される場合、自動販売機20ごとに設置されてもよい。また、表示制御装置10は、1台の自動販売機20に設置され、複数の自動販売機20に対し、それぞれの表示部201に表示させる内容を制御するようにしてもよい。この場合、表示制御装置10は、自動販売機20ごとに、近づいてくる利用者を撮像してそれぞれの自動販売機20に対する購入意欲を推定するようにしてもよい。さらに、表示制御装置10は、例えば、魚眼レンズを備え、天井に設置されるものであってもよい。
表示制御の対象となる自動販売機20は、対面型であって、電子的に表示内容を制御可能な販売装置が例示される。自動販売機20は、例えば、デジタルサイネージを備える飲料又は食料などの自動販売機20を含む。デジタルサイネージを備える自動販売機20としては、商品の選択操作をするための商品選択部と表示部201が分かれている種類、商品選択部及び透過型の表示部201を備える種類、商品選択部と表示部201とが一体化している種類等が例示される。
撮像部101は、自動販売機20に近づいてくる利用者を撮像する。解析部102は、利用者を写した撮像画像を解析し、利用者の動線及び移動速度の情報を取得する。推定部103は、利用者の動線又は移動速度に基づいて、自動販売機20で販売される商品に対する購入意欲を推定する。表示制御部104は、推定部103によって推定された利用者の購入意欲に基づいて、自動販売機20に対し表示部201への表示内容を指示する。表示制御情報DB105は、撮像部101が写した撮像画像、解析部102による撮像画像の解析結果、推定部103によって推定された利用者の購入意欲の推定値等の情報を格納する。自動販売機20の制御部202は、表示制御部104からの指示を受信し、受信した指示に基づいて、表示部201の表示内容を制御する。
次に、利用者が購入する商品を迷っている場合及び迷っていない場合における動線及び動作について、具体的に説明する。図1Aに示す動線L1は、利用者が、真っすぐに自動販売機20に向かわずに隣接する自動販売機20Aの商品を確認するため、自動販売機20A側に移動した後、元の自動販売機20の前に戻る様子を例示する。また、利用者は、元の自動販売機20の前に立つ数歩前からディスプレイを注視し始めた影響で、歩幅が狭くなり、移動速度が遅くなることが考えられる。この場合、利用者は購入する商品をまだ
決めていない可能性があり、推定部103は、当該利用者の購入意欲は低いと推定することができる。
図1Bに示す動線L2は、複数の自動販売機20が見渡せる位置で、利用者U1が、商品を購入している他の利用者U2の背後を行き来する様子を例示する。利用者U1は、利用者U2の背後を行き来して自動販売機20で販売されている商品を確認し、購入する商品を検討中であると考えられる。この場合も、利用者は購入する商品をまだ決めていない可能性があり、推定部103は、当該利用者の購入意欲は低いと推定することができる。表示制御装置10は、例えば、利用者の購入意欲が所定の閾値より低い場合に、表示部201におすすめ商品を提示するようにしてもよい。
一方、図2に示す動線L3は、利用者が移動速度を落とさないまま、自動販売機20の前に立ち、商品を選択する様子を例示する。利用者は、自動販売機20の前まで移動速度を落とさないまま進んでおり、購入する商品を決めてから自動販売機20の前まで移動したと考えられ、推定部103は、当該利用者の購入意欲を高いと推定することができる。表示制御装置10は、例えば、利用者の購入意欲が所定の閾値より高い場合には、表示部201におすすめ商品は提示せず、利用者が自動販売機20の前に移動した後、すぐに商品を購入できるようにしてもよい。
以上のとおり、実施形態では、表示制御装置10は、利用者の動線及び動作に基づいて利用者の購入意欲を推定することができる。そして、表示制御装置10は、推定した購入意欲に基づいて、自動販売機20の表示部201に表示する内容を制御することができる。表示制御装置10は、利用者の動線に基づいて購入意欲を推定することにより、視線方向の変化に基づいて購入意欲を推定する場合と異なり、購入を迷っているのか、商品を探しているのかを容易に判断することができる。
§2 構成例
[ハードウェア構成]
<表示制御装置>
次に、図3を用いて、実施形態に係る表示制御装置10のハードウェア構成の一例について説明する。図3は、実施形態に係る表示制御装置10のハードウェア構成の一例を模式的に例示する。
図3の例では、実施形態に係る表示制御装置10は、プロセッサ11、主記憶装置12、補助記憶装置13、通信インタフェース14、撮像装置15が電気的に接続されたコンピュータであってよい。
プロセッサ11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)であってもよい。プロセッサ11は、表示制御装置10を制御し、様
々な情報処理の演算を行う。主記憶装置12は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を含む。補助記憶装置13は、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)である。また、補助記憶装置13は、リムーバブルメディア、即ち可搬記録媒体を含むことができる。リムーバブルメディアは、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ、あるいは、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)のようなディスク記録媒体である。
補助記憶装置13は、各種のプログラム、各種のデータ及び各種のテーブルを読み書き自在に記録媒体に格納する。補助記憶装置13には、オペレーティングシステム(Operating System :OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。補助記憶装置13
に格納される情報は、主記憶装置12に格納されてもよい。また、主記憶装置12に格納される情報は、補助記憶装置13に格納されてもよい。
通信インタフェース14は、表示制御装置10と、自動販売機20を含む他の装置との間の通信を制御する。通信インタフェース14は、例えば、LAN(Local Area Network)インターフェースボード、無線通信のための無線通信回路である。LANインターフェースボードや無線通信回路は、公衆通信網であるインターネット等のネットワークに接続されてもよい。
撮像装置15は、利用者のデジタル画像を表示制御装置10に取り込むための撮像デバイスであり、例えばCMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)カメラやC
CD(Charge-Coupled Device)カメラを好適に用いることができる。入力画像の形式(
解像度、カラー/モノクロ、静止画像/動画、階調、データ形式など)は任意であり、物体2の種類やセンシングの目的に合わせて適宜選択すればよい。可視光像以外の特殊な画像(X線画像、サーモ画像など)を物体認識や検査に利用する場合には、その画像に合わせたカメラを用いてもよい。
表示制御装置10で実行される一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。なお、表示制御装置10の具体的なハードウェア構成に関して、実施形態に応じて、適宜、構成要素の省略、置換及び追加が可能である。例えば、プロセッサ11は、複数のプロセッサを含んでもよい。また、表示制御装置10は、自動販売機20ごとに設置されてもよく、複数の自動販売機20に対して1台の表示制御装置10が設置されてもよい。さらに、表示制御装置10は、例えば、撮像装置15として魚眼レンズを備え、天井に設置される装置であってもよい。
[機能構成]
次に、図4を用いて、実施形態に係る表示制御装置10及び自動販売機20の機能構成の一例を説明する。図4は、実施形態に係る表示制御装置10及び自動販売機20の機能構成の一例を模式的に例示する。
<表示制御装置>
表示制御装置10のプロセッサ11は、補助記憶装置13に記憶されたプログラムを主記憶装置12に展開する。そして、プロセッサ11は、主記憶装置12に展開されたプログラムをプロセッサ11により解釈及び実行して、各構成要素を制御する。これによって、実施形態に係る表示制御装置10は、図4に例示するように、撮像部101、解析部102、推定部103、表示制御部104、及び表示制御情報DB105の各構成要素による処理を実行することができる。
撮像部101は、自動販売機20に近づいてくる利用者を連続して撮像する。撮像部101は、例えば、1秒間のコマ数を表すフレームレートが10fpsから30fpsの範囲で撮像することで、解析部102は、利用者の動線、移動速度、加速度等の情報を取得することができる。
解析部102は、撮像部101による撮像画像から、自動販売機20に近づいてくる利用者を検出する。解析部102は、各フレームにおいて、自動販売機20からの距離が所定の範囲内である領域に存在する利用者を検出するようにしてもよい。解析部102は、各フレームにおける利用者の存在位置を結ぶことにより、利用者の動線の情報を取得することができる。また、解析部102は、フレーム間での利用者の移動距離から、利用者の移動速度を算出することができる。さらに、解析部102は、利用者の移動速度の変化から、利用者の加速度を算出することができる。
推定部103は、解析部102が取得した情報に基づいて、利用者の購入意欲を推定することができる。解析部102が取得した情報は、例えば、利用者の動線の情報を含む。また、解析部102が取得した情報は、利用者の移動速度及び加速度の情報を含んでもよい。推定部103は、例えば、利用者が自動販売機20に向かって真っ直ぐに進む場合の動線と、利用者が実際に移動した動線との相違度を算定し、算定した相違度に基づいて、購入意欲の度合いを推定することができる。
ここで、図5及び図6を用いて、利用者が自動販売機20に向かって真っ直ぐに進む場合の動線と、利用者が実際に移動した動線との相違度の算定方法について説明する。図5及び図6のそれぞれによって、2つの相違度の算定方法が例示される。相違度の算定はどちらの方法を用いてもよい。また、他の幾何学的に相違度を算出する方法や確率を用いて相違度を算出する手法であってもよい。
まず、図5は、予測動線と実際の動線との距離に基づいて相違度を算定する例を説明するための図である。図5に例示するように、利用者が自動販売機20に向かって真っ直ぐに進む場合に予測される動線(以下、予測動線ともいう)L11は、利用者が検出された位置P1と自動販売機20の位置Q1とを結ぶ直線とする。図5の例では、利用者は、実際には、他の自動販売機20で販売される商品の確認等のため、位置P1から位置R1を経由して自動販売機20の位置Q1まで、動線L12に沿って移動する。予測動線L11上に点H1から点H4をとり、予測動線L11と垂直方向における各点から動線L12までの距離は、それぞれh1からh4とする。予測動線L11と動線L12との相違度は、例えば、距離h1から距離h4までの和として算定することができる。即ち、予測動線L11と動線L12との相違度は、距離h1から距離h4までの和に比例して大きくなる。なお、図5は、予測動線L11上に4つの点H1から点H4をとる例を示すが、推定部103は、4つに限られず任意の数の点から動線L12までの距離の和を、相違度として算定してもよい。
次に、図6は、利用者が動線上を移動する確率に基づいて相違度を算定する例を説明するための図である。図6に例示するように、利用者が自動販売機20に向かって真っ直ぐに進む場合の予測動線L21は、利用者が検出された位置P2と自動販売機20の位置Q2とを結ぶ直線とする。図6の例では、利用者は、実際には、他の自動販売機20で販売される商品の確認等のため、位置P2から位置R2を経由して自動販売機20の位置Q2に向かう動線L22に沿って移動する。図6に例示するように、予測動線L21は初めて人を検出した位置P2と画像において自動販売機前面の中央に位置する点とを結ぶ直線であり、各区画は、利用者が当該区画に移動する確率と対応付けられる。各区画に対応付けられる確率は、予測動線L21からの距離に応じて決定されてもよい。そして、予測動線L21と動線L22との相違度は、例えば、動線L22が通過する区画に対応付けられた確率の平均値あるいは乗算値とすることができる。なお、各区画に確率を対応付けた確率マップは、図6の例に限られない。また、相違度の算出方法は、確率マップにおいて各区画と対応付ける確率の値に応じて、適宜変更可能である。
図4に示す表示制御部104は、推定部103が推定した購入意欲に基づいて、自動販売機20の表示部201への表示内容を制御する。具体的には、表示制御部104は、例えば、利用者の購入意欲の度合いが所定の閾値を超える場合には、既に購入する商品が決まっていると仮定する。この場合、表示制御部104は、自動販売機20に対し、表示部201において商品の推薦をしないように指示することができる。一方、利用者の購入意欲の度合いが所定の閾値以下の場合には、表示制御部104は、購入の意思はあるが商品選択に迷っていると仮定することができる。この場合、表示制御部104は、自動販売機20に対し、表示部201において商品を推薦するように指示することができる。
表示制御情報DB105は、利用者の購入意欲を推定し、自動販売機20の表示部201への表示内容を制御するために用いられる情報を格納するためのデータベースである。表示制御情報DB105は、撮像部101が写した撮像画像、解析部102が撮像画像から取得した情報、利用者の購入意欲の度合いを算出するための各種係数、閾値等を格納する。
表示制御情報DB105は、プロセッサ11によって実行されるデータベース管理システム(DBMS)のプログラムが、補助記憶装置13に記憶されるデータを管理することで構築される。表示制御情報DB105は、例えば、リレーショナルデータベースである。
<自動販売機>
自動販売機20は、CPUやDSP等のプロセッサ(不図示)、RAM、ROM等のメモリ(不図示)、EPROM、ハードディスクドライブ等の補助記憶装置(不図示)を含む。補助記憶装置は、オペレーティングシステム、各種プログラム、各種テーブル等を記憶し、プロセッサが補助記憶装置に格納されたプログラムをメモリの作業領域にロードして実行し、各構成要素を制御する。これによって、自動販売機20は、図4に例示するように、表示部201、制御部202の各構成要素による処理を実行することができる。
また、自動販売機20は、販売する商品を電子的に表示するためのディスプレイ、利用者が商品を選択するための商品選択部、利用者が購入代金を投入する代金投入部、釣銭が排出される釣銭排出部等を、筐体前面に備えるものであってもよい。また、自動販売機20は、筐体内部に商品を保管する商品保管部、商品を筐体前面の取出し口に搬送する商品搬送部を備えるものであってもよい。
表示部201は、表示制御装置10からの指示に基づいて、販売する商品又は利用者に推薦する商品等の表示内容を切り替える。制御部202は、表示制御装置10の表示制御部104からの指示を受信し、受信した指示に基づいて表示部201に表示する内容を制御する。
なお、実施形態では、表示制御装置10及び自動販売機20の各機能がいずれも汎用のプロセッサによって実現される例について説明している。しかしながら、以上の機能の一部又は全部が、1又は複数の専用のプロセッサにより実現されてもよい。また、表示制御装置10及び自動販売機20それぞれの機能構成に関して、実施形態に応じて、適宜、機能の省略、置換及び追加が行われてもよい。
§3 動作例
<表示制御装置>
図7は、実施形態に係る表示制御処理を例示するフローチャートである。この処理の流れは、例えば、利用者が商品を購入した後、次の利用者を待機する状態になったことを契機に開始する。
まず、S101では、表示制御装置10の撮像部101は、自動販売機20の前面側の画像を連続して撮像する。撮像部101は、例えば、フレームレートが10fpsから30fpsの範囲で撮像することができる。なお、フレームレートは、10fpsから30fpsの範囲に限られない。撮像部101は、フレームレートを上げて撮像することで、解析部102は、利用者の移動速度の変化をより詳細に解析することが可能となる。
S102では、表示制御装置10の解析部102は、S101で撮像した画像を解析し
、利用者を検出する。解析部102は、撮像画像をフレームごとに解析し、いずれかのフレームに、人であると認識可能な画像が含まれるか否かを解析する。
S103では、解析部102は、S101で撮像された撮像画像から利用者が検出されたか否かを判定する。解析部102は、例えば、S102の処理においていずれかのフレームに、人であると認識可能な画像が含まれていた場合に、利用者を検出したと判定することができる。利用者が検出された場合(S103:Y)、処理はS104へ進む。利用者が検出されなかった場合(S103:N)、処理はS108へ進む。
S104では、解析部102は、S101で撮像された撮像画像をさらに解析し、検出した利用者の位置情報、移動速度等の情報を取得する。解析部102は、撮像画像の解析により取得した情報を、表示制御情報DB105に格納する。
ここで、図8を用いて、解析部102が撮像画像の解析により取得した解析情報について説明する。図8は、撮像画像の解析情報のデータ構造を例示する図である。撮像画像の解析情報を格納する解析情報テーブルは、解析情報に基づいて、購入意欲の度合いを算出するために用いられる。解析情報テーブルの1レコードは、利用者ごと及び1フレームごとに作成される。解析情報テーブルは、利用者ID、フレーム番号、位置、移動速度の各フィールドを有する。
利用者IDは、解析部102が識別した利用者を識別する識別情報である。フレーム番号は、同一の利用者を連続して写した各フレームを識別する識別情報である。位置は、各フレームにおいて検出された利用者の位置情報である。利用者の位置情報は、例えば、自動販売機20の設置面の中心点を原点とする座標系によって示すことができる。また、利用者の位置は、例えば、各フレーム画像において利用者を含む矩形の中心点等の所定の点により特定されてもよい。移動速度は、利用者が自動販売機20に向かう移動速度である。移動速度は、例えば、前フレームからの移動距離及びフレーム間の経過時間により算出可能である。
次に、S105では、推定部103は、購入意欲の度合いを算出する。解析部102は、S104において撮像画像の解析により取得した情報に基づいて、購入意欲の度合いを算出することができる。購入意欲の度合いを算出する処理は、後述の図9により詳細に説明される。
S106では、表示制御装置10の表示制御部104は、S105で算出された購入意欲の度合いが、所定の閾値未満であるか否かを判定する。購入意欲の度合いが所定の閾値未満である場合(S106:Y)、処理はS107へ進む。購入意欲の度合いが所定の閾値以上である場合(S106:N)、処理はS108へ進む。
S107では、表示制御部104は、自動販売機20の制御部202に対し、表示部201に利用者に対する推薦商品を表示するように指示する。S108では、表示制御処理を終了するか否かを判定する。利用者が商品を購入した後、または商品を購入することなく立ち去った後、自動販売機20の前に利用者がいなくなった場合等、引続き自動販売機20の表示内容を制御する場合には(S108:N)、処理はS101に戻り、再び表示制御処理が開始される。また、自動販売機20の前で、利用者が停止している場合等、自動販売機20の表示内容の制御が不要な場合には、図7に示す表示制御処理は一旦終了する。
次に、図9を用いて、推定部103が購入意欲を推定する処理の一例について説明する。推定部103は、例えば、撮像画像の解析により取得した情報に基づいて、購入意欲の
度合いを算出することにより、購入意欲を推定する。図9は、購入意欲の度合いを算出する処理を例示するフローチャートである。この処理の流れは、図7に示す表示制御処理のS105の処理の詳細を例示する。
まず、S1051では、表示制御装置10の推定部103は、購入意欲の度合いDに初期値“0”を設定する。S1052では、推定部103は、利用者の移動速度に応じた移動速度係数αの値を取得する。具体的には、まず、推定部103は、利用者のフレームごとの移動速度を、例えば、図8に例示する解析情報テーブルから取得する。この場合、推定部103は、移動速度係数αの値を決定するための移動速度(以下、基準移動速度ともいう)として、例えば、各フレームにおける移動速度のうち、最小の移動速度を取得するようにしてもよい。また、推定部103は、基準移動速度として、最後に撮像されたフレームでの移動速度を取得してもよい。移動速度係数αは、購入意欲の度合いを示す係数であって、利用者の移動速度に応じて、予め値が定義される。
図10を用いて、移動速度係数αの値の定義について説明する。図10は、購入意欲を推定するための係数定義テーブルを例示する図である。移動速度係数αは、基準移動速度が速いほど購入意欲が高いと判定されるように、より大きい値に定義される。図10の例では、基準移動速度v0が閾値θ1より小さい(v0<θ1)場合、購入意欲はより低いと考えられるため、α=0と定義される。また、基準移動速度v0が閾値θ1以上、θ2未満(θ1≦v0<θ2)の場合、購入意欲は中程度と考えられるため、α=α1(α1>0)と定義される。さらに、基準移動速度v0が閾値θ2以上、θ3未満(θ2≦v0<θ3)の場合、購入意欲はより高いと考えられるため、α=α2(α2>α1)と定義される。このように、利用者の移動速度に応じて、購入意欲の度合いを算出する移動速度係数αの値が決定される。なお、移動速度の範囲を定義する閾値θ1、θ2、θ3は、例えば、利用者の性別、年齢、身長等に応じて変更することも可能である。
図9のS1053では、推定部103は、以下の式1により、購入意欲の度合いDに、重み付け係数ω1を移動速度係数αに乗算して得られる値を加算する。
D=D+ω1×α … (式1)
重み付け係数ω1は、移動速度が購入意欲に影響する度合いを示し、[0,1]の範囲で設定される。
S1054では、推定部103は、利用者を検出した位置から自動販売機20までの予測動線と、実際に利用者が移動した動線との相違度dを算出する。相違度dは、例えば、図5及び図6において説明した方法により算出することができる。
S1055では、推定部103は、以下の式2により購入意欲の度合いDを算出する。
D=D+ω2×d … (式2)
即ち、推定部103は、S1053で算出した購入意欲の度合いDに、重み付け係数ω2を相違度dに乗算して得られる値を加算する。重み付け係数ω2は、移動速度が購入意欲に影響する度合いを示し、[0,1]の範囲で設定される。
式1及び式2より、購入意欲の度合いDは、以下の式3によって算出される。
D=ω1×α+ω2×d … (式3)
なお、重み付け係数ω2は、ω1+ω2=1となるように決定されてもよい。以上により、推定部103は、図9に示す処理を終了し、S1055で算出した購入意欲の度合いDを図7のS105で算出する購入意欲の度合いとすることができる。
<実施形態の作用効果>
上記の実施形態において、表示制御装置10の撮像部101は、自動販売機20に近づ
いてくる利用者を連続して撮像する。解析部102は、撮像された各画像から利用者の動線の情報を取得する。推定部103は、撮像された各画像から取得した情報に基づいて利用者の購入意欲を推定する。表示制御部104は、購入意欲に基づいて、自動販売機20の表示内容を制御する。これにより、表示制御装置10は、利用者の動線の情報に基づいて、利用者が自動販売機20の前に停止するよりも早いタイミングで、利用者の購入意欲を推定することができる。このように、表示制御装置10は、利用者の動線の情報に基づいて購入意欲を推定し、購入意欲に応じて自動販売機20の表示部201への表示内容を制御することができる。
また、解析部102は、各画像が撮像されたときの利用者の移動速度の情報をさらに取得する。推定部103は、動線の情報に加え、利用者の移動速度の情報に基づいて利用者の購入意欲を推定することで、移動速度に応じた利用者の購入意欲を適切に推定し、自動販売機20の表示部201への表示内容を制御することができる。
§4 変形例
以上、本発明の実施の形態を詳細に説明してきたが、前述までの説明はあらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。例えば、以下のような変更が可能である。なお、以下では、上記実施形態と同様の構成要素に関しては同様の符号を用い、上記実施形態と同様の点については、適宜説明を省略した。以下の変形例は適宜組み合わせ可能である。
<変形例1>
変形例1では、表示制御装置10は、自動販売機20からの距離に応じた領域を設定し、利用者が検出された領域に応じて、購入意欲の度合いを算出するための移動速度係数α、重み付け係数ω1、ω2等の係数の値を調整する。図11を用いて、変形例1に係る表示制御処理の一例について説明する。図11は、変形例1に係る表示制御処理を例示するフローチャートである。
まず、S201では、表示制御装置10の解析部102は、領域A1から領域A3を設定する。ここで、図12を用いて、利用者を検出する領域の設定例について説明する。図12は、利用者の検出対象の領域の設定例を示す図である。
領域A1は、自動販売機20からの距離が3mから5m程度の領域である。領域A1にいる利用者は、ある程度離れた距離から複数の自動販売機20を見て商品を検討する。領域A1では、利用者の動線、及び移動速度が低下して利用者が立ち止まる動作が、主として利用者の購入意欲の推定に影響する。距離は自動販売機を設置する通路や室内の環境に合わせて変更してもよい。
領域A2は、自動販売機20からの距離が1.5mから3m程度の領域である。領域A2にいる利用者は、購入する商品を迷っている場合、ディスプレイを注視しながら自動販売機に向かい、移動速度が遅くなることが考えられる。また、迷いのある利用者は、領域A2に入った後、自動販売機20に近づくと停止することも考えられる。このため、領域A2では、移動速度が、主として利用者の購入意欲の推定に影響する。距離は自動販売機を設置する通路や室内の環境に合わせて変更してもよい。
領域A3は、自動販売機20からの距離が1.5m程度までの領域である。領域A3にいる利用者は、自動販売機20に到達しており、購入する商品はほぼ決まっていると考えられる。この場合、表示制御装置10の表示制御部104は、自動販売機20の表示部201に推薦商品を表示しないようにしてもよい。距離は自動販売機を設置する通路や室内の環境に合わせて変更してもよい。
図11のS101及びS102では、図7で説明した処理と同様に、画像を撮像し、利用者を検出する。S202では、解析部102は、S101で撮像された撮像画像から、領域A1から領域A3のいずれかの領域で利用者が検出されたか否かを判定する。解析部102は、例えば、撮像された各フレームにおいて、利用者が移っている位置に基づいて、自動販売機20からの距離を推定することで、利用者がいずれの領域に存在するかを認識することができる。いずれかの領域で利用者が検出された場合(S202:Y)、処理はS203へ進む。利用者がいずれの領域でも検出されなかった場合(S202:N)、処理はS108へ進む。
S203では、解析部102は、S101で撮像された撮像画像から、領域A3で利用者が検出されたか否かを判定する。領域A3で利用者が検出された場合(S203:Y)、処理はS204へ進む。利用者が領域A3で検出されなかった場合(S203:N)、処理はS205へ進む。
S204では、解析部102は、S203で領域A3において利用者を検出したフレームの前フレームでも当該利用者が領域A3で検知されていたか否かを判定する。前フレームでも当該利用者が領域A3で検知されていた場合(S204:Y)、当該利用者は購入商品を決定し、領域A3に留まっていると考えられる。したがって、自動販売機20の表示部201には推薦商品を表示させず、図11に示す表示制御処理は終了する。前フレームでは当該利用者が領域A3で検知されていなかった場合(S204:N)、処理はS205へ進む。
S205では、解析部102は、領域A2から領域A3に移動した利用者がいるか否かを判定する。解析部102は、S101で撮像された撮像画像から利用者の動線の情報を取得することで、領域A2から領域A3に移動した利用者がいるか否かを判定することができる。領域A2から領域A3に移動した利用者がいる場合(S205:Y)、処理はS104へ進む。領域A2から領域A3に移動した利用者がいない場合(S205:N)、処理はS206へ進む。
S206では、解析部102は、領域A1から領域A2に移動した利用者がいるか否かを判定する。解析部102は、S101で撮像された撮像画像から利用者の動線の情報を取得することで、領域A1から領域A2に移動した利用者がいるか否かを判定することができる。領域A1から領域A2に移動した利用者がいる場合(S206:Y)、処理はS104へ進む。領域A2から領域A3に移動した利用者がいない場合(S206:N)、処理はS108へ進む。
S104では、解析部102は、図7で説明した処理と同様に、検出した利用者の動線の情報、移動速度等の情報を取得する。S105では、推定部103は、購入意欲の度合いを算出する。図9に例示する購入意欲の度合いを算出する処理で説明したように、推定部103は、移動速度係数α及び動線の相違度dに、重み付け係数ω1及び重み付け係数ω2をそれぞれ乗算して、購入意欲の度合いを算出する。上記実施形態では、重み付け係数ω1及び重み付け係数ω2は、利用者が検出された領域に関わらず、予め定義された値が用いられる。
一方、変形例1では、S205において、領域A2から領域A3に移動した利用者がいると判定された場合、移動速度係数αに対する重み付け係数ω1は、動線の相違度dに対する重み付け係数ω2よりも大きい値が設定される。これは、自動販売機20により近い領域では、動線よりも移動速度のほうが、購入意欲の推定に影響を与えるためである。
さらに、変形例1では、S206において、領域A1から領域A2に移動した利用者がいると判定された場合、移動速度係数αに対する重み付け係数ω1と動線の相違度dに対する重み付け係数ω2とは、例えば同じ値が設定されるようにしてもよい。これは、自動販売機20から離れた領域では、動線と移動速度の両方が、購入意欲の推定に同程度の影響を与えるためである。
図11のS106では、図7の処理と同様に、表示制御装置10の表示制御部104は、購入意欲の度合いが、所定の閾値未満であるか否かを判定する。購入意欲の度合いが所定の閾値未満である場合には、表示制御部104は、図7の処理と同様に、S107において、自動販売機20の表示部201に利用者に対する推薦商品を表示するように指示する。図11のS108では、図7の処理と同様に、表示制御部104は処理を終了するか否かを判定する。処理を終了しない場合(S108:N)、処理はS201に戻る。なお、S201では、例えば、時間帯による明るさの変化や利用者の性別および年齢等に応じて、領域の設定を変更することが可能であるが、領域の設定が不要である場合には、S101の撮像処理に戻ってもよい。また、S108において処理を終了する場合(S108:Y)、図11に示す表示制御処理は終了する。
変形例1では、表示制御装置10の推定部103は、自動販売機20から利用者までの距離に応じて、動線の情報、移動速度の情報、及び加速度の情報に対する重み付けをすることで、利用者の購入意欲を適切に推定することができる。これにより、表示制御部104は、自動販売機20の表示部201への表示内容を制御することができる。
<変形例2>
上記実施形態では、推定部103は、解析部102が取得した動線及び移動速度の情報に基づいて、利用者の購入意欲を推定する。これに対し、変形例2では、解析部102は、さらに利用者の加速度の情報を取得する。そして、推定部103は、動線及び移動速度の情報に加え、利用者の加速度の情報に基づいて利用者の購入意欲を推定するようにしてもよい。解析部102は、利用者の加速度を、図7のS104において取得した各フレームの移動速度から算出することができる。具体的には、解析部102は、例えば、各フレームにおける利用者の加速度を、現フレームの移動速度及び前フレームの移動速度から算出可能である。
また、上記実施形態において、図9に例示する購入意欲の度合いを算出する処理では、購入意欲の度合いDは、式3:D=ω1×α+ω2×dによって求められる。変形例2では、図10に示す移動速度係数αの定義と同様に、推定部103は、加速度係数βを、加速度に応じて予め定義するようにしてもよい。この場合、加速度係数βに対する重み付け係数をω3とすると、購入意欲の度合いDは、以下の式4により算出することができる。
D=ω1×α+ω2×d+ω3×β … (式4)
重み付け係数ω3は、加速度が購入意欲に影響する度合いを示し、[0,1]の範囲で設定される。各重み付け係数は、ω1+ω2+ω3=1となるように決定されてもよい。
変形例2では、利用者の動線及び移動速度の情報のほか、加速度の情報に基づいて
利用者の購入意欲を推定する。これにより、推定部103は、利用者の購入意欲を適切に推定し、自動販売機20の表示部201への表示内容を制御することができる。
<変形例3>
上記実施形態及び各変形例では、推定部103は、解析部102が取得した動線、移動速度及び加速度の情報に基づいて、利用者の購入意欲を推定する。これに対し、変形例3では、解析部102は、さらに、利用者が自動販売機20の前で停止した後、利用者の視線又は顔の向きの情報を取得する。そして、推定部103は、解析部102が取得した各
種情報に加え、利用者の視線又は顔の向きの情報に基づいて、利用者の購入意欲を推定するようにしてもよい。具体的には、推定部103は、例えば、利用者の視線又は顔の向きの情報に応じた係数γ、及び係数γに対応する重み付け係数ω4を定義し、例えば、以下の式5により、購入意欲の度合いDを算出してもよい。
D=ω1×α+ω2×d+ω3×β+ω4×γ … (式5)
利用者の視線又は顔の向きの変化が検出された場合、利用者が商品の選択を迷っていると考えられるため、係数γはより低い値に設定することができる。
変形例3では、動線、移動速度及び加速度の情報に加え、自動販売機20の前で停止した後の視線又は顔の向きの情報を利用することで、より好適に購入意欲を推定することができる。これにより、表示制御装置10の推定部103は、利用者の購入意欲を適切に推定し、自動販売機20の表示部201への表示内容を制御することができる。
<変形例4>
上記実施形態及び各変形例では、推定部103は、解析部102が取得した動線、移動速度、加速度、及び利用者の視線又は顔の向きの情報に基づいて、利用者の購入意欲を推定する。これに対し、変形例4では、解析部102は、さらに、利用者が自動販売機20の前で停止している時間の情報を取得する。そして、推定部103は、解析部102が取得した各種情報に加え、利用者の自動販売機20の前での停止時間の情報に基づいて利用者の購入意欲を推定するようにしてもよい。例えば、利用者が自動販売機20に向かって真っ直ぐに進んだ場合でも、自動販売機20の前での停止時間が長くなれば、利用者は、商品の選択を迷っていると考えられる。この場合、推定部103は、購入意欲及び停止時間の長さに応じて、推薦する商品を表示するタイミングを決定してもよい。
変形例4では、利用者が自動販売機20の前で停止した場合に、購入意欲及び停止時間の長さに応じて、推薦する商品を表示するタイミングを決定する。これにより、表示制御装置10の表示制御部104は、適切なタイミングで自動販売機20の表示部201の表示内容を制御することができる。
<変形例5>
変形例5では、解析部102は、さらに、各画像から推定される利用者の身長、性別及び年齢の属性情報を取得する。そして、推定部103は、利用者の購入意欲を推定するために用いられる所定の閾値を、利用者の属性情報に応じて調整するようにしてもよい。所定の閾値は、例えば、図7のS106において購入意欲の度合いを判定するための閾値である。また、所定の閾値は、図10で説明した移動速度係数αの値を決定するための閾値θ1、θ2、θ3としてもよい。なお、解析部102は、利用者の性別及び年齢を、例えば、撮像画像から検出した利用者のプロポーション、歩幅、歩行速度等により判別するようにしてもよい。
変形例5では、利用者の属性情報に応じて、利用者の購入意欲を推定するために用いられる所定の閾値を調整する。これにより、表示制御装置10の表示制御部104は、利用者に適したタイミングで、自動販売機20の表示部201への表示内容を制御することができる。
<記録媒体>
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記いずれかの機能を実現させるプログラムを、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報
を電気的、磁気的、光学的、機械的、又は化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる非一時的な記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、ブルーレイディスク、DAT、8mmテープ、フラッシュメモリなどのメモリカード等がある。また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスク、ROM等がある。さらに、SSD(Solid State Drive)は
、コンピュータ等から取り外し可能な記録媒体としても、コンピュータ等に固定された記録媒体としても利用可能である。
<付記>
(1) 利用者に商品を提示する表示部(201)を有する自動販売機(20)の表示制御装置(10)であって、
前記自動販売機(20)に近づいてくる前記利用者を連続して撮像する撮像手段(101)と、
前記撮像された各画像から前記利用者を検出し、前記利用者の動線の情報を取得する解析手段(102)と、
前記解析手段が取得した情報に基づいて、前記利用者の購入意欲を推定する推定手段(103)と、
前記推定した購入意欲に基づいて、前記自動販売機(20)の前記表示部(201)への表示内容を制御する表示制御手段(104)と、
を備える、
表示制御装置(10)。
(2) 利用者に商品を提示する表示部(201)を有する自動販売機(20)の表示制御装置(10)が、
前記自動販売機(20)に近づいてくる前記利用者を連続して撮像するステップと、
前記撮像された各画像から前記利用者を検出し、前記利用者の動線の情報を取得する解析ステップと、
前記解析ステップで取得した情報に基づいて、前記利用者の購入意欲を推定する推定ステップと、
前記推定した購入意欲に基づいて、前記自動販売機(20)の前記表示部(201)への表示内容を制御する制御ステップと、を実行する、
表示制御方法。
(3) 利用者に商品を提示する表示部(201)を有する自動販売機(20)の表示制御装置(10)に、
前記自動販売機(20)に近づいてくる前記利用者を連続して撮像するステップと、
前記撮像された各画像から前記利用者を検出し、前記利用者の動線の情報を取得する解析ステップと、
前記解析ステップで取得した情報に基づいて、前記利用者の購入意欲を推定する推定ステップと、
前記推定した購入意欲に基づいて、前記自動販売機(20)の前記表示部(201)への表示内容を制御する制御ステップと、を実行させる、
表示制御プログラム。
10…表示制御装置:11…プロセッサ:12…主記憶装置:13…補助記憶装置:14…通信インタフェース:15…撮像装置:101…撮像部:102…解析部:103…推定部:104…表示制御部:105…表示制御DB:20…自動販売機:201…表示部:202…制御部

Claims (10)

  1. 利用者に商品を提示する表示部を有する自動販売機の表示制御装置であって、
    前記自動販売機に近づいてくる前記利用者を連続して撮像する撮像手段と、
    前記撮像された各画像から前記利用者を検出し、前記利用者の動線の情報を取得する解析手段と、
    前記解析手段が取得した情報に基づいて、前記利用者の購入意欲を推定する推定手段と、
    前記推定した購入意欲に基づいて、前記自動販売機の前記表示部への表示内容を制御する表示制御手段と、
    を備え、
    前記動線の情報は、前記利用者が前記自動販売機に向かって真っ直ぐに進む場合の動線と、前記利用者が実際に移動した動線との相違度である、
    表示制御装置。
  2. 前記解析手段は、前記各画像が撮像されたときの前記利用者の移動速度の情報をさらに取得する、
    請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記解析手段は、前記各画像が撮像されたときの前記利用者の加速度の情報をさらに取得する、
    請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記解析手段は、前記各画像が撮像されたときの前記利用者の移動速度の情報、及び前記各画像が撮像されたときの前記利用者の加速度の情報をさらに取得し、
    前記推定手段は、前記動線の情報と、前記移動速度の情報及び前記加速度の情報の少なくともいずれか一方とに基づいて、前記利用者の購入意欲を推定する場合に、前記自動販売機から前記利用者までの距離に応じて、前記動線の情報、前記移動速度の情報、及び前記加速度の情報のそれぞれに対して重み付けをすることにより、前記利用者の購入意欲を推定する、
    請求項に記載の表示制御装置。
  5. 前記解析手段は、前記利用者が前記自動販売機の前で停止した後、前記利用者の視線又は顔の向きの情報をさらに取得する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の表示制御装置。
  6. 前記解析手段は、前記利用者が前記自動販売機の前で停止している時間の情報をさらに取得する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の表示制御装置。
  7. 前記解析手段は、前記各画像から推定される前記利用者の身長、性別及び年齢の属性情報をさらに取得し、
    前記推定手段は、前記解析手段が取得した情報から前記利用者の購入意欲を推定するために用いられる所定の閾値を、前記利用者の前記属性情報に応じて調整する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の表示制御装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の表示制御装置を備える自動販売機。
  9. 利用者に商品を提示する表示部を有する自動販売機の表示制御装置が、
    前記自動販売機に近づいてくる前記利用者を連続して撮像するステップと、
    前記撮像された各画像から前記利用者を検出し、前記利用者の動線の情報を取得する解析ステップと、
    前記解析ステップで取得した情報に基づいて、前記利用者の購入意欲を推定する推定ステップと、
    前記推定した購入意欲に基づいて、前記自動販売機の前記表示部への表示内容を制御する制御ステップと、を実行し、
    前記動線の情報は、前記利用者が前記自動販売機に向かって真っ直ぐに進む場合の動線と、前記利用者が実際に移動した動線との相違度である、
    表示制御方法。
  10. 利用者に商品を提示する表示部を有する自動販売機の表示制御装置に、
    前記自動販売機に近づいてくる前記利用者を連続して撮像するステップと、
    前記撮像された各画像から前記利用者を検出し、前記利用者の動線の情報を取得する解析ステップと、
    前記解析ステップで取得した情報に基づいて、前記利用者の購入意欲を推定する推定ステップと、
    前記推定した購入意欲に基づいて、前記自動販売機の前記表示部への表示内容を制御する制御ステップと、を実行させ、
    前記動線の情報は、前記利用者が前記自動販売機に向かって真っ直ぐに進む場合の動線と、前記利用者が実際に移動した動線との相違度である、
    表示制御プログラム。
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