JP4435223B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

この発明は表示装置に関し、特に人の立ち止まりや移動などに応じて表示内容を変更することのできる装置に関するものである。
人の通行を検出し、当該検出があったときに、表示ユニットに広告表示を行うシステムが提案されている(特許文献1)。このシステムでは、人の通行量を取得して、通行量に応じた広告料の請求を行うことができるようにしている。
特開2003−302923
しかしながら、上記システムでは、人の通行量を検出し、これに対応して表示を行うものであるため、表示内容に対する人の興味の状況や人の移動状況などに応じてその表示内容を変更し、表示効果を高めることはできなかった。
この発明は、上記の問題点を解決して、人に対する表示効果の高い表示装置を提供することを目的とする。
(1)(2)(3)この発明に係る表示装置は、表示画面と、表示画面近傍における人の有無を検出するセンサと、センサの出力に基づいて、表示画面近傍における人の立ち止まりを判定する立ち止まり判定手段と、表示内容を記録した表示内容記録部にアクセスするためのアクセス手段と、アクセス手段を介して表示内容記録部に記録された表示内容を読み出して表示画面に表示する制御部であって、立ち止まり判定手段が人の立ち止まりを判定した際には、表示画面における表示形態を変化させるよう制御する制御手段とを備えている。
立ち止まり判定手段を設け、立ち止まりを判定した際には、表示画面における表示形態を変化させるようにしている。したがって、少なくとも表示内容に興味を持って立ち止まった人に対して、より効果的な表示内容を提供することができる。
(4)この発明に係る表示装置は、立ち止まり判定手段が人の立ち止まりを判定した際には、表示内容に対して特殊効果を施すことを特徴としている。したがって、人の立ち止まり時に、特殊効果によって、より興味を引くことができる。
(5)この発明に係る表示装置は、立ち止まり判定が人の立ち止まりを判定した際には、当該検出時に表示していた表示内容の先頭に戻って表示を行うよう制御することを特徴としている。したがって、立ち止まった人に対して、表示内容の先頭から表示を提供することができる。
(6)この発明に係る表示装置は、表示内容記録部に、対応づけられた初期表示内容と詳細表示内容が、複数組記録されており、立ち止まり判定手段が人の立ち止まりを判定していない際には、表示内容記録部に記録された初期表示内容を順次読み出して表示画面に表示し、立ち止まり判定手段が人の立ち止まりを判定した際には、当該判定時に表示画面において表示していた初期表示内容に対応して記録されている詳細表示内容を読み出して表示画面に表示することを特徴としている。
したがって、人が立ち止まり興味を持ったと思われる表示内容について、詳細な内容を表示して提供することができる。
(7)この発明に係る表示装置は、立ち止まり判定手段が人の立ち止まりを判定していない際には、表示画面に表示を行わないようにし、立ち止まり判定手段が人の立ち止まりを判定した際には、表示内容記録部に記録されている表示内容を表示画面に表示することを特徴としている。
したがって、立ち止まり検出に応じて表示を行うことが可能となり、節電や警告などの目的に合致した装置を提供することができる。
(8)この発明に係る表示装置は、立ち止まり判定手段は、センサが所定時間以上継続して人を検出した際に、立ち止まりであると判定することを特徴としている。したがって、判定時間を変えることにより、立ち止まり検出のしきい値を変えて、適切な検出を行うことができる。
(9)この発明に係る表示装置は、センサが、表示画面近傍における人の位置を計測するものであり、立ち止まり判定手段は、計測された人の位置に基づいて、立ち止まりを判定することを特徴としている。したがって、複数の人のそれぞれについて、立ち止まりを検出することができる。
(10)この発明に係る表示装置は、立ち止まり判定手段が、立ち止まり人数も判定するものであり、立ち止まり人数が所定の人数を超えた場合に、立ち止まりであると判定することを特徴としている。したがって、判定に用いる所定の人数を変えることにより、設置場所や時間などに応じた適切な検出を行うことができる。
(11)この発明に係る表示装置は、制御手段が、センサが人を検出すると第1の表示形態の変化を行い、立ち止まり判定手段が立ち止まりを判定すると第2の表示形態の変化を行うことを特徴としている。
したがって、人の存在、立ち止まりのそれぞれの状況に応じて、適切な表示を行うことができる。
(12)この発明に係る表示方法は、表示内容を記録しておき、当該表示内容を読み出して表示画面に表示する表示方法において、表示画面近傍における人の立ち止まりを判定し、表示画面近傍における人の立ち止まりを判定した際には、表示画面における表示形態を変化させるよう制御することを特徴としている。
立ち止まりを判定した際には、表示画面における表示形態を変化させるようにしている。したがって、少なくとも表示内容に興味を持って立ち止まった人に対して、より効果的な表示内容を提供することができる。
(13)(14)(15)この発明に係る表示装置は、表示画面と、表示画面近傍における人の有無を検出するセンサと、センサの出力に基づいて、表示画面近傍における人の立ち止まりを判定する立ち止まり判定手段と、複数の表示内容を記録した表示内容記録部にアクセスするためのアクセス手段と、アクセス手段を介して、表示内容記録部に記録された複数の表示内容を、所定のスケジュールにしたがって読み出して表示画面に表示する制御手段と、立ち止まり判定手段が立ち止まり判定を行うと、当該立ち止まり判定時に表示していた表示内容を特定する識別子をログ記録部に記録するログ記録手段と、ログ記録部の記録内容に基づいて、各表示内容に対する立ち止まり情報を算出する立ち止まり情報算出手段とを備えている。
したがって、各表示内容に対する立ち止まり情報を得ることができ、この情報に基づいて各表示内容に対する人の興味の度合いを推定することができる。
(16)この発明に係る表示装置は、立ち止まり情報が、各表示内容ごとの単位時間あたりの立ち止まり人数であることを特徴としている。したがって、表示内容の表示時間を考慮に入れた立ち止まりの密度を得ることができる。
(17)この発明に係る表示装置は、立ち止まり情報が、各表示内容ごとの、通過総人数に対する立ち止まり人数の比率であることを特徴としている。したがって、立ち止まる可能性のあった人に対して、実際に立ち止まった人の割合を推定する情報を得ることができる。
(18)この発明に係る表示装置は、立ち止まり情報が、各表示内容ごとの立ち止まり総時間であることを特徴としている。したがって、各表示内容について実質的にどの程度の時間注目して見られたかを推定する情報を得ることができる。
(19)この発明に係る表示装置は、立ち止まり情報が、日、月または曜日ごとに集計されていることを特徴としている。したがって、日、月または曜日ごとの要因にしたがった分析を行うことが可能となる。
(20)この発明に係る表示装置は、立ち止まり情報に基づいて、各表示内容の表示スケジュールを変更することを特徴としている。したがって、各表示内容に対する立ち止まり状況に応じて、適切な表示スケジュールとすることができる。
(21)この発明に係る表示装置は、表示スケジュールの変更は、表示頻度の変更であることを特徴としている。したがって、各表示内容に対する立ち止まり状況に応じて、各表示内容を適切な頻度にて表示することができる。
(22)この発明に係る表示装置は、立ち止まり判定手段が、センサが所定時間以上継続して人を検出した際に、立ち止まりであると判定することを特徴としている。したがって、判定時間を変えることにより、立ち止まり検出のしきい値を変えて、適切な検出を行うことができる。
(23)この発明に係る表示装置は、センサは、表示画面近傍における人の位置を計測するものであり、立ち止まり判定手段は、計測された人の位置に基づいて、立ち止まりを判定することを特徴としている。したがって、複数の人のそれぞれについて、立ち止まりを検出することができる。
(24)この発明に係る表示装置は、立ち止まり判定手段は、立ち止まり人数も判定することを特徴としている。したがって、判定に用いる所定の人数を変えることにより、設置場所や時間などに応じた適切な検出を行うことができる。
(25)この発明に係る表示装置は、複数の表示内容を記録しておき、当該表示内容を読み出して表示画面に表示する表示方法において、表示画面近傍における人の立ち止まりを判定し、表示画面近傍における人の立ち止まりを判定した際には、当該立ち止まり判定時に表示していた表示内容を特定する識別子を記録し、当該記録内容に基づいて、各表示内容に対する立ち止まり情報を算出することを特徴としている。
したがって、各表示内容に対する立ち止まり情報を得ることができ、この情報に基づいて各表示内容に対する人の興味の度合いを推定することができる。
(26)(27)(28)この発明に係る表示装置は、表示画面と、表示画面近傍における人の有無を検出するセンサと、センサの出力に基づいて、表示画面近傍における人の移動方向を判定する移動方向判定手段と、複数の移動方向に対応して複数の表示内容を記録した表示内容記録部にアクセスするためのアクセス手段と、アクセス手段を介して、表示内容記録部に記録された表示内容を読み出して表示画面に表示する制御手段であって、移動方向判定手段によって移動方向が判定された際には、表示内容記録部に記録された当該移動方向に対応する表示内容を表示画面に表示する制御手段とを備えている。
したがって、人の移動方向に対応した内容を表示することができ、表示効果を高めることができる。
(29)この発明に係る表示装置は、表示画面近傍に少なくとも2つのスピーカが設けられており、制御手段は、移動方向判定手段によって移動方向が判定された際には、前記スピーカによって形成される音像が、当該判定した移動方向と同じ方向に移動するように制御することを特徴としている。したがって、人の移動方向と同じ方向に音像が移動し、注目効果を高めることができる。
(30)この発明に係る表示装置は、センサは、表示画面の一端側における人の有無を検出する第1のセンサと、表示画面の他端側における人の有無を検出する第2のセンサとを備えており、移動方向判定手段は、第1のセンサの出力および第2のセンサの出力に基づいて、人の移動方向を判定することを特徴としている。したがって、適切に人の移動方向を判定することができる。
(31)この発明に係る表示装置は、センサの出力に基づいて、表示画面近傍における人の立ち止まりを判定する立ち止まり判定手段を備え、制御手段は、さらに、立ち止まり判定手段が人の立ち止まりを判定した際には、表示画面における表示形態を変化させるよう制御することを特徴としている。
したがって、人の移動方向だけでなく、立ち止まりも考慮した適切な表示を行うことができる。
(32)この発明に係る表示方法は、複数の移動方向に対応して複数の表示内容を記録しておき、表示画面近傍における人の移動方向を判定し、判定した人の移動方向に基づいて、記録された当該移動方向に対応する表示内容を表示画面に表示することを特徴としている。
(33)この発明に係る表示システムは、表示画面と、表示画面近傍における人の有無を検出するセンサと、センサの出力に基づいて、表示画面近傍における人の立ち止まりを判定する立ち止まり判定手段と、複数の表示内容を記録した表示内容記録部にアクセスするためのアクセス手段と、アクセス手段を介して、表示内容記録部に記録された複数の表示内容を、所定のスケジュールにしたがって読み出して表示画面に表示する制御手段と、立ち止まり判定手段が立ち止まり判定を行ったことをログ記録部に記録するログ記録手段とを備えた表示装置を異なる位置に複数個配置し、
各表示装置から受信したログ記録部の記録内容に基づいて、各表示装置の制御手段における各表示内容のスケジュールを変更する上位制御手段を備えている。
したがって、立ち止まり情報に基づいて、各表示装置における各表示内容の表示スケジュールを適切に選択することができる。
(34)この発明に係る表示装置は、複数の表示画面と、それぞれの表示画面近傍における人の有無を検出するセンサと、一連の表示内容を記録した表示内容記録部にアクセスするためのアクセス手段と、アクセス手段を介して表示内容記録部から表示内容を読み出して表示画面に表示する制御手段であって、前記センサの出力に基づいて、人の移動を判断し、当該移動につれて、対応する異なる表示画面に一連の表示内容を表示するよう制御する制御手段とを備えている。
したがって、人の移動につれて、異なる表示画面に、次々と一連の表示内容を表示でき、注目度を高めることができる。
この発明において、「立ち止まり判定手段」とは、表示画面の近傍に人が立ち止まったことを推定する手段であり、実施形態では、図5のステップS8などがこれに対応する。
「アクセス手段」とは、少なくとも表示内容記録部から表示内容を取得するための手段をいい、表示内容記録部が記録媒体である場合には入出力制御部がこれに該当し、表示内容記録部がインターネット上のウエブサイトである場合には通信回路がこれに該当する。また、テレビジョン放送を表示内容とする場合には、放送局の送信装置が表示内容記録部であり、受信回路がアクセス手段に該当する。実施形態においては、I/Oコントローラ4やLAN28などが、アクセス手段に該当する。
「表示形態の変更」とは、表示を変化させることをいい、表示するコンテンツを変更する場合、表示するコンテンツはそのままで表示位置をずらせたり、ちかちかさせたり、表示色を変えたり、他のコンテンツを重ねて表示したりするような場合を含む概念である。
「プログラム」とは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソース形式のプログラム、圧縮処理がされたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
発明を実施するための形態
1.第1の実施形態
(1)全体構成
図1に、この発明の一実施形態による表示装置1の全体的構成を示す。表示内容記録部2には、表示画面8において表示すべき内容が記録されている。この実施形態では、表示装置1が表示内容記録部2を備えているが、表示内容記録部2は、表示装置1とは別に設けられたものであってもよい。アクセス手段4は、表示内容記録部2に記録された記録内容にアクセスして読み出すための手段である。制御手段6は、アクセス手段4を介して、表示内容記録部2から記録内容を読み出し、表示画面8に表示する。
センサ12は、表示画面8近傍(特に、表示画面における表示が見える場所が好ましい)における人の有無を検出するものである。立ち止まり判定手段10は、センサ12の出力を受けて、表示画面8の近傍に人が立ち止まったかどうかを判定するものである。制御手段6は、立ち止まり判定手段10から、立ち止まりの判定を受けると、表示画面8における表示形態を変化させる。
(2)ハードウエア構成
図2に、図1の表示装置1を、CPUを用いて構成した場合のハードウエア構成を示す。CPU14には、CPUバス30を介して、I/Oコントローラ4、メモリ/システムバスコントローラ20、グラフィックコントローラ18が接続されている。
グラフィックコントローラ18には、グラフィックメモリ16、表示画面である表示モニタ8が接続されている。グラフィックコントローラ18は、CPU14の指示に従って、表示モニタ8への表示を制御する。グラフィックメモリ16は、グラフィックコントローラ18によって、ワーク領域として使用される。なお、表示モニタ8の電源は、装置全体の電源とは別に、CPU14によってオン/オフ制御が可能となっている。
メモリ/システムバスコントローラ20には、メインメモリ22が接続されている。CPU14は、メモリ/システムバスコントローラ20を介して、メインメモリ22をワーク領域として使用する。
I/Oコントローラ4には、システムバス32を介して、ハードディスク2、センサ12、スピーカ24、タイマ26、ローカルエリアネットワークのための通信回路28が接続されている。なお、この実施形態では、I/Oコントローラ4が、アクセス手段4を構成している。通信回路28は、インターネットなどに接続するためのものである。
ハードディスク2には、広告や案内などの表示内容44が記録されている。また、ハードディスク2には、オペレーティングシステム38(マイクロソフト社のウインドウズ(商標)など)、制御プログラム40、制御データ42が記録されている。CPU14は、制御プログラム40にしたがって、立ち止まり検出、表示制御などを行う。なお、制御プログラム40は、オペレーティングシステム38と協働して、その機能を発揮する。また、制御データ42は、制御を行う際の条件などを示すデータである。
なお、図示は省略したが、テレビチューナがシステムバス30に接続されており、表示モニタ8にはテレビ放送も表示することができる。なお、グラフィックコントローラ18の出力と、テレビチューナの出力とを合成する合成用グラフィックコントローラを設けてもよい。また、ハードディスク2にはブラウザプログラム(図示せず)が記録されており、インターネット上のコンテンツも表示モニタ8に表示することができる。このように、複数種類のコンテンツを同一画面上に表示する装置としては、InfoPlannerProおよびInfoPerformer(いずれも(株)ナナオ製)を用いることができる。
図3に、表示モニタ8を前面から見た図を示す。中央部には、LCDやプラズマなどの表示素子によって構成される表示部分8aが配置されている。周辺の非表示部8bの左右には、左スピーカ24L、右スピーカ24Rが設けられている。非表示部分8bの下方に、センサ12が設けられている。この実施形態では、センサ12として赤外センサを用いている。
図4は、表示モニタ8の取付状態とセンサ12の検出範囲を示す平面図である。通路などの壁34に表示モニタ8が取り付けられている。センサ12による人の検出範囲は、二点鎖線によって示すエリア36である。
(3)制御プログラムおよび制御データ
図5、図6に、ハードディスク2に記録された制御プログラム40のフローチャートを示す。図7に、ハードディスク2に記録された制御データ42の例を示す。後で述べるように、CPU14は、この制御データ42に基づいて、表示に関する制御を行う。制御データ42は、基礎情報42a、イベント情報42b、特殊イベント情報42cを備えて構成されている。
基礎情報42aには、制御データのバージョンやモニタの種類などの基礎的な情報が記述されている。
イベント情報42bには、表示内容44に関する情報が記述されている。この実施形態では、イベント情報42bとして、複数のイベントに関する情報が記述されている。図においては、「イベント1」(「イベント番号」が「1」として示されるもの)に関する個別イベント情報421b、「イベント2」(「イベント番号」が「2」として示されるもの)に関する個別イベント情報422bが示されている。それぞれの個別イベント情報421b、422bには、立ち止まり判定に基づいて表示形態の変化を行うか否かを示す「センサーイベント」、センサーイベントとして何を表示するかを示す「センサーイベント内容」、開始時分を示す「開始時」「開始分」、終了時分を示す「終了時」「終了分」、通常状態において表示する表示内容を指示する「イベントファイル」などの項目が記述されている。
特殊イベント情報42cには、立ち止まり判定時に表示するための特殊イベントに関する情報が記述されている。図においては、「特殊イベント情報1」に関する個別特殊イベント情報421cが示されている。個別特殊イベント情報421cには、前記の個別イベント情報421b、422bと同様の項目が記述されている。
(4)表示制御処理
次に、図5、図6のフローチャートを参照して、CPU14の処理を説明する。まず、CPU14は、ハードディスク2から制御データ42を読み出す。この制御データ42の最初の個別イベント情報421bを対象イベント情報とする。対象イベント情報である個別イベント情報421bから、「開始時」「開始分」を取得し、表示開始時刻を取得する。ここでは、06時00分が取得される。次に、CPU14は、内蔵している時計がこの表示開始時刻(06時00分)になったか否かを判断する(ステップS1)。まだであれば待機する。
表示開始時刻になれば、CPU14は、表示モニタ8の電源をオンにする(ステップS2)。続いて、CPU14は、個別イベント情報421bの「イベントファイル」の項目から、イベントのファイル名を取得する。ここでは、「abc」が取得される。CPU14は、このイベントファイル44(abc)をハードディスク2から読み出して、表示モニタ8に表示する(ステップS3)。
次に、CPU14は、センサ12からの検出出力を受けたかどうか、つまり、図4の範囲36の中に人が存在するか否かを判断する(ステップS4)。人の存在を検出しない場合には、タイマ26をリセットし(後述)、終了時刻になるまでイベントファイル44(abc)の表示を繰り返す(ステップS6、S3)。なお、CPU14は、個別イベント情報421bから「終了時」「終了分」を取得し、表示終了時刻を取得して上記判断を行う。
図8に、イベントファイル44(abc)によって、表示モニタ8に表示される画面を示す。イベントファイル44(abc)の内容であるスライドP1、スライドP2・・・スライドP6が繰り返し表示されることになる(表示例(1)〜(7)参照)。ここでは、ホテルの広告が繰り返し表示されている。また、イベントファイル44にはアナウンスなどの音データも含まれており、CPU14は、スピーカ24から音データを出力する。
図5のステップS4において、センサ12からの検出出力を受けると、つまり人の存在を検出すると、CPU14はタイマ26による計時を行う(ステップS7)。次に、CPU14は、タイマ26の計数時間が予め定めた所定時間(たとえば3秒)に達したかどうかを判断する(ステップS8)。所定時間に達していなければ、引き続きセンサ12による検出があるか否かを判断して(ステップS4)、あれば計時を続行する(ステップS7)。
タイマ26による計時が所定時間に達するまでに、人が移動して表示画面8から離れると、つまり図4の範囲36からいなくなると、CPU14は、ステップS4を経て、ステップS5においてタイマをリセットする。
一方、タイマ26による計時が所定時間に達すると、CPU14は、立ち止まりであると判定して、表示形態変化の処理を実行する(ステップS10)。なお、この際、CPU14は、次の立ち止まり検出に備えて、タイマ26をリセットする(ステップS9)。
ステップS10の表示形態変化処理において、CPU14は、個別イベント情報421bの「センサーイベント」の項目内容を取得する。ここでは、「有」が取得されるので、表示形態変更処理を実行する。この項目が「無」である場合には、立ち止まりを検出しても、表示形態変更処理は実行されない。
CPU14は、「センサーイベント内容」の項目を取得する。ここでは、「特殊イベント1」が取得される。これに従い、CPU14は、番号「1」が付された個別特殊イベント情報421cを取得し、この情報にしたがって特殊イベントを表示モニタ8に表示する。ここでは、特殊イベントファイル48(xyz)がハードディスク2から読み出されて表示される。
特殊イベントファイル48(xyz)の表示が終わると、CPU14は繰り返しこれを表示せず、通常の表示に戻る(図5、ステップS11)。つまり、イベントファイル44(abc)の表示を繰り返す。
図8の表示例(8)〜(10)に、特殊イベントファイル48(xyz)の内容を示す。立ち止まり検出により、表示例(8)に示すように、特殊イベントファイル48(xyz)としてホテルについての詳細な案内が開始される。表示例(9)(10)に示すように特殊イベントファイル48の表示が終了すると、表示例(11)に示すように通常の表示(イベントファイル44の表示)が行われる。
なお、この実施形態では、ステップS10における特殊イベントファイル48(xyz)の表示を1回だけにしているが、所定回数繰り返してから終了するようにしてもよい。
上記の処理を繰り返し、対象イベントの表示終了時刻になると、CPU14は、一旦、表示モニタ8の電源をオフにする(ステップS12)。さらに、制御データ42に記述された次のイベントを対象イベントとして(ステップS13)、ステップS1以下を実行する。
次の個別イベント情報422bには、開始時分が12時00分と記述されている。したがって、個別イベント情報421bによるイベントファイル44(abc)の表示終了後、直ちに、次の表示が開始される。
ここでは、個別イベント情報422bに基づいて、イベントファイル46(def)が表示モニタ8に表示される。なお、個別イベント情報422bの「センサーイベント」の項目は「無」と記述されているので、立ち止まりを判定しても、CPU14は、ステップS10において表示形態の変化を行わない。
CPU14は、イベントファイル46(def)の表示を、17時00分に終了する。CPU14は、最後の個別イベント情報まで対象イベント情報としたので、最初の個別イベント情報421bを対象イベント情報として、ステップS1以下を実行する。したがって、17時にイベントファイル46(def)の表示が終了してから、次の日の6時00分になるまでは、表示モニタ8の電源はオフにされ、イベントファイルの表示は行われない(図8の表示例(12)参照)。これにより、夜間などの表示が不要な場合における節電を行うことができる。
なお、通常状態における表示物および立ち止まりを検知した場合の表示物としては、上記のようにスライドだけでなく、テレビ画面、文字によるテロップ、インターネットのウエブなどを指定することができる。たとえば、通常状態においてスライドを表示し、立ち止まり検出時にテロップを表示するなど、表示するコンテンツの種類を変えることもできる。さらに、通常状態においては、スライド、テレビ画面、文字によるテロップを同時に表示し、立ち止まり検出時にはスライドのみとするなど、同時に表示するコンテンツの種類を変えることもできる。
(5)その他の例
上記では、立ち止まりを検出した際に、特殊イベントファイルを表示することによって表示形態を変更している。しかし、現在表示中のコンテンツの先頭に戻って表示を行うようにしてもよい。これにより、立ち止まった人に対して、表示内容を最初に戻って提供することができる。
また、立ち止まり検出時に、表示中のコンテンツの表示に特殊効果を施すようにしてもよい。たとえば、一部を拡大して表示する、一部または全体を上下に移動させて表示する、一部または全体をフラッシュ(ちかちか)させて表示するなどの特殊効果を施してもよい。図9に、立ち止まり検出時に拡大表示を行う場合の例を示す。表示例(7)において、立ち止まりを検出すると、CPU14は、表示中のスライドを拡大して表示させている。所定時間経過後、通常の表示に戻している(表示例(8)参照)。これにより、より高い注目を得ることが期待できる。
また、立ち止まり検出時に、特殊コンテンツを表示するようにした上、特殊コンテンツ表示の開始時の所定時間のみ、上記拡大表示などの特殊効果を施すようにしてもよい。
上記各実施形態では、立ち止まりを検出すると、特殊コンテンツの表示終了前に、人が立ち去った場合であっても、特殊コンテンツの表示を続けるようにしている。つまり、一旦、立ち止まりを検出すれば、所定の時間(あるいは所定回数)特殊コンテンツを表示するようにしている。しかし、特殊コンテンツの表示終了前に、人が立ち去った場合には、センサによる人の検出が無くなった時点で特殊コンテンツの表示を中止し、通常の表示に戻るようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、人の存在の検出が継続していても、所定時間(または所定回数)経過すると特殊コンテンツの表示を終了するようにしている。しかし、立ち止まりを検出した後、人の存在の検出が継続している間は、特殊コンテンツを表示するようにしてもよい。
上記実施形態では、赤外線センサを人の有無の検出に用いている。しかし、静電容量センサ、光電センサなどを用いてもよい。また、表示モニタ8の前方付近を赤外線カメラや通常のカメラなどで撮像し、人の有無を検出するようにしてもよい。また、これらカメラによる検出によれば、取得した画像に基づいて、人の立ち止まりだけでなく人数も検出可能である。したがって、予め定めた所定人数以上が立ち止まった場合に、表示形態を変更するようにしてもよい。
また、図10に示すように、表示モニタ8の前面部分の床に、n×mのマトリクス状に設けた圧力センサT1,1、T1,2、・・・T1,m、・・・・Tn,1、・・・Tn,mを配置して、立ち止まりおよびその人数を検出するようにしてもよい。各圧力センサは、押圧力が働くと、つまり人がその上に乗ると出力を出すものである。各圧力センサの配置は、Y方向へのピッチPYを平均的な足の長さよりも大きく(たとえば40cm)、X方向へのピッチPXを平均的な足の幅よりも大きく(たとえば20cm)とすることが好ましい。
これにより、片方の足(右足または左足)によるセンサの検出が何れの場所においても行われ、かつ片方の足によるセンサ検出は最大4個となり、CPU14による人の位置の特定が容易となる。
CPU14は、隣接するセンサからの出力は、同一の足からの出力であると判定し、各足について重心の座標を求める。測定のための所定時間ごと(たとえば1秒ごと)にこの処理を行い、前回と同一の重心位置にある足の数を算出する。この数を2で除して、所定時間立ち止まった人の数を推定する。
上記のように、人の位置を検出することにより、立ち止まり位置に応じた表示形態の変更を行うことも可能となる。
上記各実施形態では、立ち止まり判定のための所定時間(立ち止まり判定時間)
を予め定めた固定的な時間としている。しかし、時刻、曜日、平日・祭日の区別などに対して、異なる立ち止まり判定時間を記録しておき、判定時間を変化させるようにしてもよい。
上記各実施形態では、予め定めた所定人数(立ち止まり判定人数)以上が立ち止まった場合に、表示形態を変更するようにしている。しかし、上記と同様、時刻、曜日、平日・祭日の区別などにより、立ち止まり判定人数を変化させるようにしてもよい。
上記実施形態では、1つのイベント(1つのイベント情報にて指定されるイベント)において、1かたまりの通常コンテンツを表示するようにしている。しかし、1つのイベントにおいて、複数のかたまりの通常コンテンツを順次表示するようにしてもよい。たとえば、連続して、複数の店舗の広告を流すようにしてもよい。順次表示される店舗の広告に対応付けて、各店舗の詳細情報を特殊コンテンツとして対応付けてハードディスク2に記録しておく。CPU14は、立ち止まりを検知した際に表示していた店舗について、その詳細情報を表示する。
図11に、その表示例を示す。ABCレストラン、DEFバー、HIJ書店・・・などが、ハードディスク2に記録されている。制御データ42には、これらの記録内容を、順次表示する旨(ランダムに表示してもよい)が、イベントとして記述されている。したがって、表示例(1)〜(4)に示すように、ABCレストラン、DEFバーの広告が順次表示されていく。表示例(4)を表示している際に立ち止まりを検出すると、CPU14は、その表示内容(つまりDEFバーの広告)に対応する詳細情報を特殊コンテンツとして表示する。したがって、表示例(5)〜(7)に示すように、DEFバーに関する詳細な情報が表示される。
特殊コンテンツの表示が終了すると、通常の表示に戻り、HIJ書店・・・の広告が表示される(表示例(8))。
上記のようにすれば、人が興味を持って立ち止まった情報に対して、さらに詳細な情報(あるいは関連する情報)を提供することができ、情報伝達効率の良い装置の構築が期待できる。
また、各上記実施形態では、立ち止まりを判定したときに、表示形態を変化させるようにしている。しかし、センサ12が人を検出した際に、表示形態を変化させ(第1の表示形態の変化)、さらに、立ち止まりを判定した際に、さらなる表示形態の変化を行うようにしてもよい(第2の表示形態の変化)。
図12に、その一例を示す。CPU14は、人の検出により、通常表示しているコンテンツに重ねて「ご案内」の文字を上下に移動して表示する(表示例(7)(8))。さらに、立ち止まり判定により、特殊コンテンツ(店舗の広告など)を表示する(表示例(9))。これにより、近づいた人に対して注目を与えうる表示を行い、その結果、立ち止まったと判定した場合には、詳細な情報を表示するようにして、効率的な表示を行うことができる。なお、人の立ち止まりを検出しなかった場合には、表示例(7)、(8)、(11)の順で表示が行われ、表示例(9)(10)は表示されない。
ここに示した変形例は、以下に示す他の実施形態にも適用することができる。
2.第2の実施形態
(1)基本的構成と処理
上記の実施形態では、表示すべきコンテンツがない場合には、表示モニタ8の電源をオフにして待機するだけであった(図5のステップS1の「NO」のループ参照)。第2の実施形態では、この待機期間においても、人の立ち止まりを検知して、立ち止まりがあった場合には、「警告」などの表示を行うようにしている。公共施設や商店の内部など、営業時間以外(たとえば真夜中など)に人が近寄って立ち止まった場合に、警告を発することができる。
なお、第2の実施形態におけるハードウエア構成やプログラムなどは、第1の実施形態と同様である。ただし、図13に示す待機中の処理が追加されている。待機中において、センサ12からの検出出力を受けると、つまり人の存在を検出すると、CPU14はタイマ26による計時を行う(ステップS21、S23)。次に、CPU14は、タイマ26の計数時間が予め定めた所定時間(たとえば3秒)に達したかどうかを判断する(ステップS24)。所定時間に達していなければ、引き続きセンサ12による検出があるか否かを判断して(ステップS21)、あれば計時を続行する(ステップ23)。
タイマ26による計時が所定時間に達するまでに、人が移動して表示画面8から離れると、CPU14は、ステップS21を経て、ステップS22においてタイマをリセットする。
一方、タイマ26による計時が所定時間に達すると、CPU14は、立ち止まりであると判定して、警告処理を実行する(ステップS26)。たとえば、CPU14は、ハードディスク2に記録されている警告画面を表示モニタ8に表示するとともに、警告音声(たとえば、「直ちに立ち去って下さい。あと5秒経過しても立ち去らない場合には、警備会社に連絡します。」など)をスピーカ24から出力する。
なお、この際、CPU14は、次の立ち止まり検出に備えて、タイマ26をリセットする(ステップS25)。この警告は、人が立ち去るまで続けられる(ステップS27)。また、立ち止まり状態がさらに所定時間続いた場合には、CPU14は、通信回路28を介して、予め登録されている連絡先(警備会社など)に、非常連絡を行う。
人の検出が無くなると、表示モニタ8の電源をオフにし(ステップS28)、待機状態に入る。
以上のように、通常運転時は注目を得るための表示形態の変更に用い、待機時(夜間など)はセキュリティのために用いることが可能である。
(2)その他の例
また、待機中に人の立ち止まりを検出して表示を行うという技術を用いれば、次のような表示装置も構築できる。
常に待機中としておき、人の立ち止まりを検出した際には、広告などのコンテンツを表示する。これにより、不要な電力消費を抑えることができる。また、人の立ち止まりによりコンテンツを表示して、さらに人の立ち止まりが所定時間継続すれば、表示形態の変更を行うようにしてもよい。
また、常に待機中としておき、立ち止まりを検出したのが営業時間中であれば、通常のコンテンツ表示を行い、立ち止まりを検出したのが営業時間外であれば、警告のコンテンツを表示するようにしてもよい。
ここに示した変形例は、上述の実施形態や後述の実施形態にも適用できるものである。
3.第3の実施形態
(1)全体的構成
図14に、この発明の第3の実施形態による表示装置1の全体構成を示す。この実施形態による表示装置1は、第1の実施形態の表示装置の構成に加えて、移動方向判定手段11、ログ記録手段13、ログ記録部15を備えている。
移動方向判定手段11は、センサ12の出力に基づいて、人の移動方向を判定する。制御手段6は、移動方向判定手段11、立ち止まり判定手段10からの出力を受けて、表示画面8における表示形態を変更する。
また、ログ記録手段13は、移動方向判定手段11、立ち止まり判定手段10からの出力を受けて、判定があった旨などをログとしてログ記録部15に記録する。
(2)ハードウエア構成
この実施形態による表示装置1のハードウエア構成は、図2に示すものと同様である。ただし、図15に示すように、表示モニタ8の両端近傍に、2つのセンサ12L、12Rが設けられている。左センサ12Lは、表示モニタ8に向かって左側の領域36Lにおける人の有無を検出し、右センサ12Rは、表示モニタ8に向かって右側の領域36Rにおける人の有無を検出する。また、ハードディスク2にログを記録するためのログファイル(ログ記録部15)が設けられている。また、移動方向の判定に関連する処理、ログファイルへの記録に関する処理などが、制御プログラムに追加されている。
さらに、図16に示すように、制御データ42の個別イベント情報421bにおいて、左方向からの人の移動を検知した場合のイベントを示す「LRイベント内容」、右方向からの人の移動を検知した場合のイベント示す「RLイベント内容」が記述されている。これにより、それぞれの検知時に行われるイベントが明らかにされている。ここでは、番号1にて示されるLRイベント、番号1にて示されるRLイベントを表示する旨が記述されている。
これに対応して、個別LRイベント情報421d、個別RLイベント情報421eが記述され、LRイベント、RLイベントとしてどのファイルを表示するかが明らかにされている。ここでは、LRイベントとして「QRS」、RLイベントとして「NOP」を用いる旨が記述されている。さらに、個別LRイベント情報421d、個別RLイベント情報421eには、立ち止まりを検出した場合に行うイベントの内容が記述されている。LRイベントにおいては、特殊イベント1(番号1にて示される特殊イベント)、RLイベントにおいては、特殊イベント2(番号2にて示される特殊イベント)が示されている。
(3)表示制御処理
図17〜図20に、ハードディスク2に記録された制御プログラム40のフローチャートを示す。まず、CPU14は、ハードディスク2から制御データ42を読み出す。この制御データ42の最初の個別イベント情報421bを対象イベント情報とする。対象イベント情報である個別イベント情報421bから、「開始時」「開始分」を取得し、表示開始時刻を取得する。ここでは、06時00分が取得される。次に、CPU14は、内蔵している時計がこの表示開始時刻(06時00分)になったか否かを判断する(ステップS31)。まだであれば待機する。
表示開始時刻になれば、CPU14は、表示モニタ8の電源をオンにする(ステップS32)。続いて、CPU14は、個別イベント情報421bの「イベントファイル」の項目を参照し、イベントファイル44(abc)をハードディスク2から読み出して、表示モニタ8に表示する(ステップS33)。
次に、CPU14は、方向検出のために用いるLフラグ、Rフラグ、LRフラグ(メモリ22に設定する)をリセット(=「0」)する。Lフラグ、Rフラグは、それぞれ、左センサ12L、右センサ12Rによる検出が行われると、セット(=「1」)される。また、一旦セットされると、当該センサによる検出がなくなっても、他のセンサによる検出がある間はリセットされない。LRフラグは、左センサ12Lがセットされた後に、右センサ12Rがセットされた場合にのみセットされる。このLRフラグも、一旦セットされると、全てのセンサによる検出がなくなるまでリセットされない。
続いて、CPU14は、左センサ12L、右センサ12Rからの出力があるかどうかを判断する(ステップS35、S36)。これらセンサからの出力がない場合、LフラグまたはRフラグがセットされているか否かを判断する(ステップS37)。両センサ12L、12Rからの出力が無く、Lフラグ、Rフラグの双方がセットされていない場合には、対象イベントの表示終了時刻かどうかを判断する(図18のステップS38)。表示終了時刻でなければ、図17のステップS33以下を再び実行し、イベントファイル44(abc)の表示を繰り返す。これにより、図21の表示例(2)〜(5)に示すような表示が行われる。あわせて、スピーカ24から音が出力される。
左方向から人が来て、左センサ12Lが人を検出すると、図17のステップS35から図19のステップS41に進む。ステップS41において、CPU14は、Lフラグをセットする。続いて、タイマ26による計時を行う(ステップS42)。その後、右センサ12Rによる検出があるかどうかを判断する。検出があれば、ステップS44に進む。ここでは、人が左から来たばかりであるから、右センサ12Rによる検出はなく、ステップS48に進む。
ステップS48において、CPU14は、各フラグの値に基づき、左または右のいずれの方向から人が来たのかを判断する。ここでは、Lフラグだけがセットされているので、左方向から来たと判断し、ステップS49に進む。
CPU14は、ステップS49において、個別コンテンツ情報421b(図16)を参照して、左方向のためのコンテンツ(LRコンテンツ)が、LRイベントファイルQRSであることを知る。そして、LRイベントファイルQRSをハードディスク2から読み出して、表示モニタ8に表示する。このようにして、人の検出とともに、図21の表示例(6)に示すように左方向のためのコンテンツが表示される。この例では、右方向にあるレストランの広告を表示するようにしている。なお、図では、静止画を表示しているが、動画や複数のスライドであってもよい。
なお、右方向から人が来て、右センサ12Rが人を検出した場合には、RLイベントファイルNOP(左方向にあるレストランなどの広告)が、同じようにして表示される。
CPU14は、立ち止まりを判定するため、タイマ26が所定の時間を計時したかどうかを判断する(ステップS51)。所定時間に達していなければ、図17のステップS35以下を実行する。人が、右方向に移動し、右センサ12Rの検出領域36R(図15参照)に入ると、右センサ12Rの検出出力が出る。したがって、CPU14は、図18のステップS43からステップS46に分岐し、LRフラグをセットする。続いて、Rフラグをセットし、タイマによる計時を継続する(ステップS45)。
上記によりLフラグ、Rフラグの双方がセットされるが、LRフラグがセットされていることにより、左方向から人が来たということを判定することができる。したがって、ステップS48において、ステップS49に分岐し、LRコンテンツの表示が継続される。このようにして、図21の表示例(6)(7)(8)に示す表示が行われる。
人が、そのまま右方向に移動し、タイマによる計時が所定時間に達するまでに、左センサ12Lおよび右センサ12Rの検出領域から外れると、以下のようにして、CPU14は通過に対する処理を行う。いずれのセンサ12L、12Rの出力もないことから、CPU14は、図17のステップS35、S36を経て、ステップS37に進む。ステップS37では、Lフラグ、RフラグがセットされていることからステップS38に進み、ハードディスク2のログへの記録を行う。
ログへは、図23に示すように、各表示内容に対応付けて、記録時刻、方向(左から右、右から左、左から左、右から右)、立ち止まりの有無などが記録される。上記の場合であれば、フラグLRがセットされているので、左から来て右方向へ通過したので、「通過左右」の箇所に時刻が記録されることになる。
なお、各フラグの状態に基づいて、右から来て左へ通過したと判断した場合には「通過右左」の箇所に、左から来て左へ引き返したと判断した場合には「通過左左」の箇所に、右から来て右へ引き返したと判断した場合には「通過右右」の箇所にそれぞれ時刻が記入される。
その後、CPU14は、ステップS33に戻って、通常のコンテンツの表示を行うとともに、全てのフラグをリセットする(ステップS34)。したがって、図21の表示例(8)以下に示すような表示が行われる。
上記においては、タイマの計時が所定時間に達するまでに人の検出がなくなった場合を例として示した。しかし、人が立ち止まるなどして、タイマ26の計時が所定時間に達すると、CPU14は、以下のようにして、第1の実施形態と同じように特殊コンテンツを表示する。
タイマ26の計時が所定時間を経過すると、立ち止まりであると判定し、CPU14は、図19のステップS51から、図20のステップS52に分岐する。ステップS52においては、ログへの書き込みを行う。立ち止まりを検出しているので、「立ち止まり」の箇所に記録時刻を記録する。また、通過方向を「右左」「左右」「右右」「左左」として併せて記録する。
CPU14は、続いて、表示形態の変化を行う(ステップS13)。この表示形態変化の処理は、第1の実施形態において説明した処理を適用することができる。ここでは、立ち止まり判定時に表示していた表示内容についての詳細な表示内容を表示するようにしている。CPU14は、LRイベントの個別特殊イベント情報421d(図16)に記述された特殊イベントファイルxyzを表示することによりこれを実現している。立ち止まりを検知した場合の表示例を図22に示す。表示例(6)に示すように、左センサ12Lによる人の検出によって店舗の広告が表示され、さらに、表示例(8)に示すように、立ち止まり検知によって店舗の詳細が表示される。
したがって、この実施形態では、人を検出するとその移動方向に対応した表示内容を提示し、さらに立ち止まりを判定した場合には、その表示形態を変更して、効果的な表示を行うことが期待できる。また、人の検出およびその移動方向、立ち止まりをログとして記録するので、表示装置による表示効果の判定、各表示内容ごとの表示効果の判定に用いることができる。
(4)その他の例
上記実施形態では、人の検出によって、その移動方向に対応したコンテンツを表示し、さらに立ち止まり判定に応じて、詳細コンテンツを表示するようにしている。しかし、移動方向にかかわらず、人の検出によって通常表示とは異なるコンテンツを表示し、立ち止まり判定に応じて、詳細コンテンツを表示するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、2つのセンサを設けることによって、人の移動方向を判定している。しかし、図10に示すような位置を検出するセンサを用いて、位置の変化に基づいて移動方向を判定してもよい。また、位置を検出するセンサや表示モニタ8との距離を計測するセンサを用いれば、人が近づいたか遠ざかったかという移動方向も検出でき、これに応じた内容を表示することができる。
また、人の移動方向を検出すると、スピーカ24L、24Rによって形成する音像の定位位置を、当該移動方向と同じ方向に移動させてもよい。これにより、音が人を追いかける効果を実現することができ、効果的な広告などを実現できる。なお、2つのスピーカ24L、24Rだけであっても、音像の仮想定位処理を行うことにより、任意の位置に仮想音源を定位させることができる。
なお、上記実施形態では、ログを記録しているだけであるが、CPU14がログの解析を行い、各イベントのスケジュールを自動的に変更するようにしてもよい。たとえば、CPU14は、記録されたログの内容に基づいて、各イベントごとの立ち止まり人数に基づいて、全イベントの総立ち止まり人数に対する比率を算出して、当該比率に基づいて、各イベントの表示開始時刻、終了時刻を変更する。あるいは、各イベントの1日における表示回数(表示頻度)を変更するようにしてもよい。
この際、CPU14は、比率の高いものほど、表示時間を長くして(表示回数を多くして)効率的な表示を行うようにできる。逆に、比率の低いものほど、表示時間を長くして(表示回数を多くして)、各イベント間の立ち止まり人数を等しくするように、制御することもできる。
また、曜日、時間帯ごとの各イベントや表示内容に対する立ち止まり、通過方向などに基づいて、表示スケジュールを変更するようにしてもよい。
また、イベント単位ではなく、イベントに含まれる表示内容(同じ会社の複数の製品、いわゆるシネコンプレックスと呼ばれる複数の劇場を有する映画館における複数の上映映画の案内など)ごとに、立ち止まりの記録を行って解析することにより、CPU14は、各表示内容に対する注目度(各製品の売れ行き予測、各映画の入場者推定など)を算出できる。
なお、上記では、ログを記録しこれに基づいて制御を行うようにしているが、CPU14は、リアルタイムに表示スケジュールの制御を行うようにしてもよい。たとえば、複数のイベント(複数の表示内容)を1日に何回も繰り返して表示するように表示スケジュールを設定しておく。そして、たとえば1時間ごとに表示スケジュールの見直しを行う。CPU14は、各イベント(各表示内容)の立ち止まり人数が同じになるように、判定結果をふまえて、各イベントごとに表示回数を変化させる。
ここに示した変形例は、上述の実施形態や後述の実施形態にも適用できるものである。
4.第4の実施形態
図24に、集中制御装置70を用いて複数の表示装置D1、D2、・・・Dnの表示スケジュールを管理する表示システムを示す。この実施形態における表示装置D1、D2、・・・Dnは、上記の各実施形態のいずれかを用いることができる。表示装置D1、D2、・・・Dnは、異なる場所に表示されている。
表示装置D1、D2、・・・Dnは、ログの内容を通信回線等を通じて、集中制御装置70に送信する。集中制御装置70は、コンピュータによって構成されている。集中制御装置70(上位制御手段)は、各表示装置D1、D2、・・・Dnから受信したログ内容を解析する。さらに集中制御装置70は、各装置ごとの立ち止まり率、立ち止まり時間や、各表示内容ごとの立ち止まり率、立ち止まり時間などに基づいて、各表示装置D1、D2、・・・Dnにおける表示スケジュールを変更する。
たとえば、各表示装置D1、D2、・・・Dnにつき、同一のスケジュールにて、同一の表示内容を表示する。集中制御装置70は、表示装置D1について、各表示内容ごとの立ち止まり率(表示装置D1における全立ち止まり回数に占める各表示内容の立ち止まり回数が占める割合)を算出する。この立ち止まり率を、他の表示装置D2、・・・Dnについても算出する。これにより、同一時間帯における同一の表示内容について、各表示装置ごとの立ち止まり率を得ることができる。
集中制御装置70は、同一時間帯において同一の表示内容に対する立ち止まり率の高い表示装置について、その表示内容の表示回数(または表示時間を長く)を多くする。逆に、同一時間帯において同一の表示内容に対する立ち止まり率の低い表示装置について、その表示内容の表示回数(または表示時間を短く)を少なくする。集中制御装置70は、通信回線などを通じて、上記の表示スケジュールの変更指令を、各表示装置D1、D2、・・・Dnに与える。これにより、表示された場所の特性に応じて、効率のよい表示スケジュールを自動的に設定することができる。
なお、集中表示装置70は、いずれかの表示装置D1、D2、・・・Dnがこれを兼ねるようにしてもよい。
また、表示モニタ8を複数個設け、1つのコンピュータにて制御する場合においても、上記と同様の制御を行うことができる。
5.その他の実施形態
図2の実施形態に示す表示装置において、表示モニタ8を複数個接続する。この複数の表示モニタ8を、通路などの進行方向に沿って配置する。CPU14は、各表示モニタ8のセンサ12からの検出信号を順次受けて、センサ12による人の検出のある表示モニタ8に、連続する一連のコンテンツを順次表示する。つまり、人の移動に応じて、連続したコンテンツを異なる表示モニタ8に表示していく。
このようにすれば、通路などにおいて移動する人に対しても、一連のコンテンツを提供することができる。
第1の実施形態による表示装置の全体構成図である。 表示装置のハードウエア構成を示す図である。 表示モニタ8の外観を示す図である。 センサ12の検出範囲を示す図である。 制御プログラムのフローチャートである。 制御プログラムのフローチャートである。 制御データの例である。 表示例を示す図である。 表示例を示す図である。 タッチセンサを用いた場合を示す図である。 表示例を示す図である。 表示例を示す図である。 制御プログラムのフローチャートである。 第3の実施形態による表示装置の全体構成を示す図である。 センサ12L、12Rの検出範囲を示す図である。 制御データの例を示す図である。 制御プログラムのフローチャートである。 制御プログラムのフローチャートである。 制御プログラムのフローチャートである。 制御プログラムのフローチャートである。 表示例を示す図である。 表示例を示す図である。 ログの例を示す図である。 第4の実施形態を示す図である。
符号の説明
2・・・表示内容記録部
4・・・アクセス手段
6・・・制御手段
8・・・表示画面
10・・・立ち止まり判定手段
12・・・センサ

Claims (5)

  1. 表示画面と、
    表示画面近傍における人の有無を検出するセンサと、
    センサの出力に基づいて、表示画面近傍における人の左右からの移動方向を判定する移動方向判定手段と、
    左方向からの移動に対応するコンテンツとして表示画面に表示される右方向にある店の広告、および右方向からの移動に対応するコンテンツとして表示画面に表示される左方向にある店の広告を記憶し、当該コンテンツにそれぞれ関連付けられた詳細コンテンツを記憶した表示内容記録部にアクセスするためのアクセス手段と、
    前記センサの出力に基づいて、表示画面近傍における人の立ち止まりを判定する立ち止まり判定手段と、
    アクセス手段を介して、表示内容記録部に記録された表示内容を読み出して表示画面に表示する制御手段であって、移動方向判定手段によって左方向からの移動と判定された際には、表示内容記録部に記録された右方向にある店の広告を表示画面に表示し、移動方向判定手段によって右方向からの移動と判定された際には、表示内容記録部に記録された左方向にある店の広告を表示画面に表示し、さらに、立ち止まり判定手段が人の立ち止まりを判定した際には、左右の移動方向に対応するコンテンツにそれぞれ関連付けて表示内容記憶部に記録された詳細コンテンツを表示画面に表示するよう制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 表示画面を有する表示装置のための制御装置であって、
    表示画面近傍における人の有無を検出するセンサの出力に基づいて、表示画面近傍における人の左右からの移動方向を判定する移動方向判定手段と、
    左方向からの移動に対応するコンテンツとして表示画面に表示される右方向にある店の広告、および右方向からの移動に対応するコンテンツとして表示画面に表示される左方向にある店の広告を記憶し、当該コンテンツにそれぞれ関連付けられた詳細コンテンツを記憶した表示内容記録部にアクセスするためのアクセス手段と、
    前記センサの出力に基づいて、表示画面近傍における人の立ち止まりを判定する立ち止まり判定手段と、
    アクセス手段を介して、表示内容記録部に記録された表示内容を読み出して表示画面に表示する制御手段であって、移動方向判定手段によって左方向からの移動と判定された際には、表示内容記録部に記録された右方向にある店の広告を表示画面に表示し、移動方向判定手段によって右方向からの移動と判定された際には、表示内容記録部に記録された左方向にある店の広告を表示画面に表示し、さらに、立ち止まり判定手段が人の立ち止まりを判定した際には、左右の移動方向に対応するコンテンツにそれぞれ関連付けて表示内容記憶部に記録された詳細コンテンツを表示画面に表示するよう制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする表示装置用制御装置。
  3. 表示画面を有する表示装置をコンピュータによって制御するための制御プログラムであって、
    表示画面近傍における人の有無を検出するセンサの出力に基づいて、表示画面近傍における人の左右からの移動方向を判定する移動方向判定手段と、
    前記センサの出力に基づいて、表示画面近傍における人の立ち止まりを判定する立ち止まり判定手段と、
    表示内容記録部に記録された表示内容を読み出して表示画面に表示する制御手段であって、移動方向判定手段によって左方向からの移動と判定された際には、表示内容記録部に記録された右方向にある店の広告を表示画面に表示し、移動方向判定手段によって右方向からの移動と判定された際には、表示内容記録部に記録された左方向にある店の広告を表示画面に表示し、さらに、立ち止まり判定手段が人の立ち止まりを判定した際には、左右の移動方向に対応するコンテンツにそれぞれ関連付けて表示内容記憶部に記録された詳細コンテンツを表示画面に表示するよう制御する制御手段と、
    をコンピュータによって実現するための制御プログラム。
  4. 請求項1の表示装置において、
    表示画面近傍に少なくとも2つのスピーカが設けられており、
    制御手段は、移動方向判定手段によって移動方向が判定された際には、前記スピーカによって形成される音像が、当該判定した移動方向と同じ方向に移動するように制御することを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1または4の表示装置において、
    前記センサは、表示画面の一端側における人の有無を検出する第1のセンサと、表示画面の他端側における人の有無を検出する第2のセンサとを備えており、
    前記移動方向判定手段は、第1のセンサの出力および第2のセンサの出力に基づいて、人の移動方向を判定することを特徴とする表示装置。
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