JP6874408B2 - マニピュレータおよびワーク取り出し方法 - Google Patents
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Description
図1乃至7を参照して、実施形態1に係るマニピュレータAについて説明する。なお、以下の説明において、前後方向はマニピュレータAに関する前後方向(図1および図2の矢印abの方向)をいう。「前方」は図1および図2に矢印aで示す方向をいう。「後方」は図1および図2に矢印bで示す方向をいう。
本実施形態のマニピュレータAは、コイル状のワークの自動組立装置にワークを供給する工程で使用される。具体的には、例えば、本実施形態のマニピュレータAは、内燃機関に組み込まれるバルブの自動組立装置にバルブスプリングを供給する工程で使用される。以下、本実施形態のマニピュレータAが使用される工程について簡単に説明する。
図3乃至図5Aに示すように、バルブスプリングなどのワークW(図3参照)は、上方が開口した箱4の内側に配置された状態で組立工場に搬入される。具体的には、複数個のワークWは縦横方向に整列した状態で箱4の内側に配置されている。
以下、図1および図2を参照して、本実施形態のマニピュレータAの概要を説明する。本実施形態のマニピュレータAは、箱(具体的には、箱4)内に配置されたコイル状の複数個のワーク(具体的には、ワークW)から、自身に対し所定方向(例えば、箱の傾斜方向における上側)に空間(具体的には、後述する空間42)が存在するワークを、取出しワーク(具体的には、後述する取出しワークW1)として選択する制御装置(具体的には、後述する制御装置3)と、制御装置の制御下で、取出しワークを保持しつつ空間側に移動した後、取出しワークを箱の外部空間に移動させるアーム部(具体的には、後述する保持アーム部13)と、を備える。
次に、図1乃至図5Gを参照して、本実施形態のマニピュレータAの具体的構造について説明する。マニピュレータAは、アーム装置1と、旋回装置2と、制御装置3と、を備えている。
アーム装置1は、三次元的に移動して、箱4の内部空間に配置されたワークWを箱4から取り出すことができる。具体的には、アーム装置1は、多関節アーム部11と、取付チャック部12と、アーム部の一例である保持アーム部13と、を備えている。
チャック基部121の基端部(図1の上端部)は多関節アーム部11の先端部に固定されている。
旋回装置2は、箱4を、図1の矢印hiの方向(以下、単に「旋回方向」という)に旋回させることができる。具体的には、旋回装置2は、載置台21と、エアシリンダ22と、を備えている。なお、旋回方向における一方側といった場合には、図1の矢印hの方向をいう。
エアシリンダ22は、下端部が固定部(図示省略)に固定されている。エアシリンダ22は、シリンダ部22aと、ピストン部22bと、を備えている。ピストン部22bの上端部は、載置台21の下面にヒンジ23を介して結合されている。
制御装置3は、例えば図示しない、入力端子、出力端子、マイコン、プログラムメモリ、およびメインメモリなどにより構成する。マイコンは、プログラムメモリからプログラムを読み出して、メインメモリを用いてプログラムを実行することにより、アーム装置1および旋回装置2の動作を制御する。なお、制御装置3の機能は、FPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの論理回路、あるいは、プログラムとして実現されてもよい。
以下、本実施形態のマニピュレータAの動作について説明する。
上述の本実施形態の場合、旋回装置2により箱4を傾けることにより、空間42が形成される。ただし、これに限らず、例えば、搬送時の横方向への振動でワークWが箱4内で偏ることで、空間42が形成されることもある。
本実施形態によれば、図7のS310において、保持アーム部13が傾斜方向における上側(図5Eの矢印β1の方向)に取出しワークW1を移動させることにより、取出しワークW1と他のワークWとの軸方向の重なり(つまり、絡まり)を解消する動作を行う。このため、図5Fに示すように、取出しワークW1に他のワークWが絡まっていない状態で、取出しワークW1を箱4から取り出すことができる。この結果、生産ラインが停止する時間を低減し、生産効率を向上できる。
1 アーム装置
13 保持アーム部
2 旋回装置
3 制御装置
31 傾斜制御部
32 アーム制御部
33 ワーク選択部
4 箱
42 空間
W ワーク
Claims (5)
- 箱内に配置されたコイル状の複数個のワークから、自身に対し前記箱の底面に沿った所定方向に空間が存在するワークを、取出しワークとして選択する制御装置と、
前記制御装置の制御下で、前記取出しワークを保持しつつ前記空間側に移動した後、前記取出しワークを前記箱の外部空間に移動させるアーム部と、
を備えたマニピュレータ。 - 前記箱を水平面に対して所定角度傾ける傾斜装置を備える、請求項1に記載のマニピュレータ。
- 前記所定方向が前記箱の傾斜方向における上側である、請求項2に記載のマニピュレータ。
- コイル状の複数個のワークが配置された箱から、アーム部を備えたマニピュレータにより前記ワークを取り出すワーク取出し方法であって、
前記複数個のワークから、自身に対し前記箱の底面に沿った所定方向に空間が存在するワークを、取出しワークとして選択し、
前記アーム部により前記取出しワークを保持し、
前記アーム部が前記ワークを保持した状態で、前記アーム部を前記空間側に移動させた後、前記アーム部を前記箱の外部空間に移動させる、
ワーク取出し方法。 - 前記取出しワークを選択する前に、前記箱を水平面に対して所定角度傾ける、請求項4に記載のワーク取出し方法。
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JP2017025108A JP6874408B2 (ja) | 2017-02-14 | 2017-02-14 | マニピュレータおよびワーク取り出し方法 |
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JP2017025108A JP6874408B2 (ja) | 2017-02-14 | 2017-02-14 | マニピュレータおよびワーク取り出し方法 |
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JP2018130788A JP2018130788A (ja) | 2018-08-23 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7447665B2 (ja) | 2020-04-30 | 2024-03-12 | トヨタ自動車株式会社 | ロボットアームの制御方法 |
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2017
- 2017-02-14 JP JP2017025108A patent/JP6874408B2/ja active Active
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