JP6874033B2 - Icタグを付した祭り用品の貸し出しについてのitを利用した管理システム及び管理方法 - Google Patents

Icタグを付した祭り用品の貸し出しについてのitを利用した管理システム及び管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、神社・町内会が貸し出す祭り用品の管理を、ICタグとITを用いて、一括して管理するシステム及びその方法に関する。
非接触IDタグが付けられた状態で物品の物品管理システムに関しては、主として、在庫管理に場面で利用されている。
特開2006−1714号公報
昨今の神社業界の現状として、神職のなり手がいないなど、経営困難に直面している神社が多数ある。このような状況下、神社にとっては、とりわけ重要な行事である祭りにおいて使用されるはんてん(袢天)等の貸し出しやその洗濯の管理の負担が増している。通常、紙媒体での申込みがあり、ノート等の紙媒体を通じて、貸出状況を管理しているが、大変、負担となっている。
先行技術文献に示すように、ICタグがバーコードに代わり、商品の在庫管理に利用されている。これを、在庫管理だけではなく、祭り用品自体に、縫い込んでおくことで、貸出や洗濯の管理を容易にできる。その結果、貸出した祭り用品が、どの氏子から、そしてどの祭り用品が返却されていないかを管理できるので、負担も軽減される。また、返却された祭り用品の洗濯も、通常、クリーニング屋に委託するが、その際にもICタグ付きの祭り用品であれば、管理も容易となる。また、町内会もお祭りがあり、今回、解決すべき課題が共通する。つまり、神社と同様に、町内会にとっても、祭りの際に町内会会員に対する祭り用品の貸し出しやその洗濯の管理に係る負担が増えている。
そこで、まず、神社・町内会の氏子・町内会会員の名簿をデータ化する。次に、神社・町内会が所有する祭り用品にICタグを付してデータ化する。これらの情報を基に、貸出用品リストに関するデータを作成し、返却日に、貸出用品の不足がないかを確認してデータ化する。
すなわち、本発明では、神社・町内会が所有する祭り用品に、祭り用品を識別するICタグ情報が記憶されたICタグを付して、神社・町内会に属する氏子・町内会会員にICタグが付された祭り用品を貸し出す場合の管理を委託された業務に関するシステムであって、ICタグが付された後の祭り用品が返却日に返却されたか否かを管理するために、管理者には、サーバーと管理者端末とがあり、サーバーには、A.とB.とC.とD.のデータがあり、A.氏子・町内会会員の名簿が記載されたデータ(以後、「名簿データ」という。)と、B.ICタグが付された神社・町内会が所有する祭り用品が記載されたデータ(以後、「用品データ」という。)と、C.お祭りが開催される期間に関するデータ(以後、「お祭りデータ」という。)とがあり、管理者端末では、神社・町内会の端末との間で、氏子・町内会会員からの貸出申込情報を受信して、貸出申込情報から、B.の用品データから貸出用品と、A.の名簿データから貸出人名を対応させ、かつ、C.のお祭りデータから、貸出日と、お祭りの開催期間の最終日と同日(つまり当該最終日の日付)に設定した返却日と、祭り用品ごとの実際の貸出数とを入力するリスト情報を新たに作成したデータ(以後、「貸出データ」という。)をサーバーで保存し、貸出時、リーダー・ライターを介して、ICタグに貸出データを送信し、返却時、貸し出した祭り用品が返却されたかを、リーダー・ライターを介して、ICタグの情報から確認し、D.貸出データに貸出数に対応した実際の返却数を入力して返却確認データ(以後、「返却確認データ」という。)を作成し、返却確認データから、返却日に貸し出した祭り用品の不足の有無を確認し、神社・町内会の端末に送信して返却日に未返却のものがある場合その旨を送信することで管理する。
また、上記システムにおいて、貸出用品の返却された後、管理者からクリーニング屋に、洗濯を委託する場合、管理者には、サーバーと管理者端末とがあり、サーバーでは、貸出データに基づき、クリーニング屋の名称を記載したリストのデータを新たに作成し、管理者端末では、洗濯する祭り用品をリーダー・ライターから読み込んだICタグ情報を受信して、クリーニング屋からの洗濯終了時に、ICタグからの情報で、洗濯された祭り用品の全て確認し、その後管理者端末から神社・町内会の端末にその旨を送信して管理してもよい。また、サーバーをクラウド上に設置することで、神社・町内会の端末でも、返却情報を閲覧することができるようにしてもよい。更に、神社・町内会からクリーニング屋に洗濯を委託する場合においても、返却情報を閲覧できるようにしてもよい。
また、本発明では、神社・町内会が所有する祭り用品に、祭り用品を識別するICタグ情報が記憶されたICタグを付して、神社・町内会に属する氏子・町内会会員にICタグが付された祭り用品を貸し出しの管理を委託されたときの管理方法であって、ICタグが付された後の祭り用品が返却日に返却されたか否かを管理するために、管理者には、サーバーと管理者端末とがあり、サーバーには、A.とB.とC.とD.のデータがあり、A.氏子・町内会会員の名簿が記載されたデータ(以後、「名簿データ」という。)と、B.ICタグが付された神社・町内会が所有する祭り用品が記載されたデータ(以後、「用品データ」という。)と、C.お祭りが開催される期間に関するデータ(以後、「お祭りデータ」という。)とがあり、管理者端末、神社・町内会の端末との間で、氏子・町内会会員からの貸出申込情報を受信すると、貸出申込情報から、B.の用品データから貸出用品と、A.の名簿データから貸出人名を対応させ、かつ、C.のお祭りデータから、貸出日と、お祭りの開催期間の最終日と同日(つまり当該最終日の日付)に設定した返却日と、祭り用品ごとの実際の貸出数とを入力するリスト情報を新たに作成したデータ(以後、「貸出データ」という。)をサーバーに保存するステップと、貸出時、リーダー・ライターを介してICタグに貸出データを送信するステップと、返却時、貸し出した祭り用品が返却されたかを、リーダー・ライターを介して、ICタグの情報から確認するステップとD.貸出データに貸出数に対応した実際の返却数の情報を付加して返却確認データ(以後、「返却確認データ」という。)を作成するステップと、C.のお祭りデータから算出される返却日において、Aの名簿データからどの氏子・町内会会員が、Bの用品データからどの貸出用品を、何枚返却したか、D.の返却確認データと比較して、神社・町内会の端末に情報を送信するステップと、を含む
また、上記方法において、貸出用品の返却された後、管理者からクリーニング屋に、洗濯を委託する場合において、管理者端末が、貸出データに基づき、クリーニング屋の名称を記載したリストのデータを新たに作成するステップと、管理者端末が、洗濯する祭り用品のリーダー・ライターから読み込んだICタグ情報を受信するステップと、クリーニング屋からの洗濯終了時に、ICタグからの情報で、洗濯された祭り用品の全て確認するステップと、その後、管理者端末から神社・町内会の端末にその旨を送信するステップと、をさらに含んでもよい。
本発明によれば、ICタグを祭り用品自体に付しておくことで、貸出や洗濯の管理を容易にできる。その結果、貸出した祭り用品が、どの氏子から、そしてどの祭り用品が返却されていないかを管理できるので、負担も軽減される。また、返却された祭り用品の洗濯も、通常、クリーニング屋に委託するが、その際にもICタグ付きの祭り用品であれば、管理も容易となる。
実施形態における管理システムの概要を示す概略図である。 名簿データの一例を示す図である。 用品データの一例を示す図である。 お祭りデータの一例を示す図である。 図1の管理システムにおける祭り用品の貸出及び返却に係る工程の一例を示すフローチャートである。 貸出データの一例を示す図である。 図1の管理システムにおける祭り用品の洗濯をクリーニング屋に委託して行う工程の一例を示すフローチャートである。 クリーニングリストデータの一例を示す図である。 変形例に係る管理システムの概要を示す概略図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。ただし、本発明は、図面に示す実施形態に限定されるものではない。
図1は、実施形態に係る管理システム100の概要を示す概略図である。管理システム100は、神社が貸し出す祭り用品Mを一括して管理するシステムである。より具体的には、管理システム100は、神社の所有する祭り用品Mに、当該祭り用品Mを識別するICタグ情報が記憶されたICタグTを付して、神社に属する氏子にICタグTが付された祭り用品Mを貸し出す場合の管理を委託された業務に関するシステムである。
神社とは、例えば、神道の神を祭り、祭祀や参拝のための施設のある所をいう。祭り用品Mとは、祭りの際に用いられる物品をいい、例えば、足袋、鯉口シャツ、腹掛、股引、雪駄・草履、江戸一、ダボ、手拭い、帯、半纏・法被、はちまき、お面、袋物、木札、祭り小物、提灯などが該当する。上述したように、祭り用品MにはICタグTが付されている。ICタグTは、例えば、祭り用品Mに縫い付けられた状態となっており、祭り用品Mの管理や洗濯の際に妨げとならないようにしてある。ICタグTは、無線で情報の読み出し・書き込みが可能なICチップを内蔵した荷札であり、例えば、無線式のICチップ、ICカード、ICタグなどである。また、ICタグTは、RFID(Radio frequency identification)の一種であり、後述するリーダー・ライター40から送信される電波を受信すると、これに応答する形で、情報処理を行って電波を返信する。ICタグTには、祭り用品Mを識別するICタグ情報が記憶されており、例えば、祭り用品Mのそれぞれを個体識別可能とするためのID(Identification)番号が付与されている。
神社は、祭り用品Mを所有するとともに、氏子に対して祭り用品Mの貸出しを行う。氏子とは、例えば、同じ氏神を信仰し、その神社の信仰圏を形成する人々をいう。
図1に示すように、管理システム100は、神社端末10と、管理者端末20と、サーバー30と、リーダー・ライター40と、を備える。神社端末10は、神社側に設置されている。他方、管理者端末20、サーバー30、及びリーダー・ライター40は、管理者側に設置されている。ここで、管理者とは、例えば、神社から祭り用品Mの貸し出しに関する管理を委託された者をいう。また、実施形態では、管理者は、祭り用品Mの保管も委託されており、祭り用品Mは管理者側で保管される。
神社端末10は、インターネットなどの通信回線50に接続されている。神社端末10は、通信回線50を介して、後述する貸出申込情報を管理者端末20へ送信したり、返却確認データ及び洗濯確認データ(これらの各情報については後述する)を管理者端末20から受信したりすることのできる送受信手段(不図示)を備えている。神社端末10は、貸出申込情報を入力可能な操作部11と、返却確認データ及び洗濯確認データを表示可能なディスプレイ12とを備えている。神社端末10は、操作部11とディスプレイ12とが別々に構成された1台のパーソナルコンピュータであるが、これに限定されず、例えば、画面に表示された部分をタッチして操作可能な構成であってもよいし、タブレット型のものやスマートホンなどの構成であってもよいし、複数台で構成されてもよい。
管理者端末20は、通信回線50に接続されている。そして、管理者端末20は、通信回線50を介して、貸出申込情報を神社端末10から受信したり、返却確認データ及び洗濯確認データを神社端末10へ送信したりすることのできる送受信手段(不図示)を備えている。また、管理者端末20は、サーバー30と接続可能であり、サーバー30との間でデータを送受信することのできる相互通信手段(不図示)を備えている。
また、管理者端末20は、リーダー・ライター40で得られた取得情報を受信したり、サーバー30に記憶された情報をリーダー・ライター40に送信したりすることのできる通信手段(不図示)を備えている。この通信手段は、例えば、Bluetooth(登録商標)を利用した無線通信手段である。さらに、管理者端末20は、データ処理を行うことのできる情報処理部(不図示)を備えている。
情報処理部は、サーバー30に記憶されたデータに基づいて後述する貸出データ90の作成が可能となっている。また、情報処理部は、リーダー・ライター40から受信したICタグ情報に基づいて返却確認データの作成が可能となっている。さらに、情報処理部は、祭り用品Mの返却後、返却された祭り用品Mの洗濯をクリーニング屋に委託する際に、クリーニング屋の名称を記載したリスト(クリーニングリスト)のデータCL(図8参照)の作成が可能となっている。さらにまた、情報処理部は、クリーニング屋による上記洗濯の終了時に、リーダー・ライター40から受信したICタグ情報に基づいて洗濯確認データの作成が可能となっている。
管理者端末20は、例えば図1に示すように、情報を入力可能な操作部21と、サーバー30に記憶されたデータなどを表示可能なディスプレイ22と、を備えている。管理者端末20は、操作部21とディスプレイ22とが別々に構成された1台のパーソナルコンピュータであるが、これに限定されず、例えば、画面に表示された部分をタッチして操作可能な構成であってもよいし、タブレット型のものやスマートホンなどの構成であってもよいし、複数台で構成されてもよい。
サーバー30は、データを記憶し保存することのできる記憶部31を備えている。記憶部31には、名簿データ60(図2参照)、用品データ70(図3参照)、及びお祭りデータ80(図4参照)の各データを含む情報が記憶される。また、サーバー30は、管理者端末20との間で相互にデータを送受信することのできる相互通信手段を備えている。このような管理者端末20とサーバー30との相互通信手段は、例えば通信ケーブルなどを利用した有線通信手段であるが、これに代えて、例えばBluetooth(登録商標)を利用した無線通信手段であってもよい。
名簿データ60とは、氏子の名簿が記載されたデータである。名簿とは、少なくとも氏名の情報が記載されたリストをいう。図2は、名簿データ60の一例を示す図である。図2に示すように、名簿データ60は、氏子の氏名61を含むデータである。図2に示す名簿データ60では、氏子の氏名61と、氏子の氏名61のそれぞれに対応して付された管理番号62と、を有している。例えば、名簿データ60は、「浅草 太郎」との氏子の氏名61と、その左側に「浅草 太郎」との氏子の氏名61に対応して付された「1」との管理番号62を有している。
名簿データ60において、入出力される氏子の氏名61は、漢字のデータであるが、平仮名、片仮名、ローマ字などであってもよい。管理番号62は、例えば、図2に示すように「1、2、3、・・」といった自然数である。氏子の氏名61に対して付与される管理番号62としては、既に他の氏子に対応して付与された番号とは異なる新たな番号が使用される。つまり、同一の氏子に対して異なる管理番号62が付されることがなく、かつ、異なる氏子に対して同一の管理番号62が付されることのないようにする。このように氏子ごとに管理番号62を割り当てることで、同姓同名の氏子が存在する場合でも、各氏子の情報をそれぞれ識別して管理することができる。なお、名簿データ60は、このような構成に限定されず、例えば、氏子の住所や、年齢、性別などの情報を含んでもよい。この場合、例えば氏子の住所や、年齢、性別などの情報は、それぞれ、対象となる氏子の氏名61の情報に関連付けた(つまり紐付けした)状態でデータ化される。
図3は、用品データ70の一例を示す図である。用品データ70とは、ICタグTが付された神社の所有する祭り用品Mが記載されたデータである。用品データ70は、例えば図3に示すように、祭り用品Mの名称71、祭り用品Mの数量72、及び、所有する神社の名称73の各情報を含むデータである。図3では、用品データ70の一例として、神社ごとにその所有する祭り用品Mのリストを作成してこれらを一つに纏めてデータ化したものを示している。例えば、図3の用品データ70では、「〇×神社」が、「100」着の「はんてん」や、「200」着の鯉口シャツ、「50」個の「ちょうちん」などを所有していることを示すデータを含んでいる。
用品データ70は、上述した構成に限定されず、例えば、祭り用品Mごとに、所有する神社の名称73やその数量72などのリストを作成してこれらを一つに纏めてデータ化したものなどであってもよい。また、上述した氏子に対応する管理番号62のように、祭り用品Mに対しても、それぞれを個別に識別可能とするために、祭り用品Mのそれぞれに対応する番号や記号などの識別表示を付してもよく、このような識別表示を用品データ70に含んでもよい。この場合、用品データ70において、同種の祭り用品Mが複数ある場合、これら複数かつ同種の祭り用品Mの一つ一つについてそれぞれ区別することが可能となる。このような識別表示は、上述したICタグ情報(例えばID番号)と同一の情報であってもよい。つまり、用品データ70は、各祭り用品Mの情報と、各祭り用品Mに対してそれぞれ紐付けられたICタグ情報と、を含むデータであってもよい。
お祭りデータ80は、お祭りが開催される期間に関するデータである。図4は、お祭りデータ80の一例を示す図である。お祭りデータ80は、例えば図4に示すように、お祭りの名称81、当該お祭りの開催される期間82、当該お祭りの主催者の氏名又は名称83、貸出日84、及び、返却日85の各情報を含むデータである。貸出日及び返却日は、お祭りの開催される期間に応じて設定される。例えば、貸出日はお祭りの初日の2〜3日前の日に設定され、返却日はお祭りの最終日に設定される。図4では、お祭りごとに、お祭りが開催される期間82や主催者83のリストを作成してこれらを一つに纏めてデータ化したものを示している。すなわち、図4のお祭りデータ80では、「浅草三社祭り」が、「2019年5月21日〜23日」の期間、「浅草〇×神社」の主催により開催されることを示すデータを含んでいる。
お祭りデータ80としては、図4に示す構成に限定されず、例えば、お祭りが開催される場所の情報や、開催時間の情報などを含むデータであってもよい。
リーダー・ライター40は、データ処理をするためのパーソナルコンピュータとICタグとの間で、ICタグへ、又はICタグからの情報を伝えるための機器をいう。図1に戻り、リーダー・ライター40は、例えば人が片手にて把持出来る程度の大きさの手持ち型(ハンディ型)のものであり、ICタグTに記憶された情報を無線通信によって読み書き可能となっている。また、リーダー・ライター40は、ICタグTから得られたICタグ情報を含む情報を管理者端末20に送信したり、後述する貸出データ90を含む情報を受信したりすることのできる通信手段(不図示)を備えている。この通信手段は、上述したように、例えば、Bluetooth(登録商標)を利用した無線通信手段である。
次に、神社が氏子に対して祭り用品Mの貸し出しを行う場合における、管理システム100の工程の一例について説明する。図5は、管理システム100における祭り用品Mの貸出及び返却の工程を示すフローチャートである。以下、図5のフローチャートに沿って説明する。
図5に示すように、先ず、管理者端末20が、神社端末10から貸出申込情報を受信する(ステップS01)。
貸出申込情報は、祭り用品Mの氏子への貸出しに必要な情報を含み、例えば、貸出しを申込む氏子の氏名(つまり貸出人名)や、貸出しを希望する祭り用品Mの名称(つまり貸出用品の名称)、貸出用品の数量(例えば枚数)、参加する祭りの名称、当該祭りの開催期間(換言すると貸出し期間)、などの情報を含む。このような貸出申込情報は、例えば、操作部11から神社端末10に入力されてもよいし、通信回線50に接続された氏子の所有する端末を介して神社端末10に送信されてもよい。貸出申込情報は、ステップS01において、神社端末10から通信回線50を介して管理者端末20に送信される。
次に、管理者端末20が、貸出データ90(図6参照)を作成し、作成した貸出データ90をサーバー30に保存する(ステップS02)。
ステップS02では、貸出申込情報を受信した管理者端末20は、貸出申込情報と、用品データ70から貸出用品と、名簿データ60から貸出人名と、を対応させ、かつ、お祭りデータ80から、貸出日と返却日を入力するリスト情報を新たに作成した貸出データ90を作成する。すなわち、ステップS02では、貸出データ90は、例えば、次の(1)〜(3)の工程により作成される。
(1)貸出申込情報における貸出人名に関するデータを名簿データ60から取得し、貸出申込情報における貸出用品に関するデータを用品データ70から取得し、取得した貸出人名のデータと貸出用品のデータとを紐付けする(関連付ける)。
(2)貸出申込情報における祭りの情報に関するデータを祭りデータ80から取得する。この際、祭りデータ80から貸出日及び返却日のデータを取得する。
(3)(1)の互いに紐付けられた貸出人名及び貸出用品のデータと、(2)の貸出日及び返却日のデータと、を紐付け(関連付け)し、これを一つのデータとする。これにより貸出データ90が作成される。
図6は、貸出データ90の一例を示す図である。例えば図6に示すように、貸出データ90は、借主の所属する神社の名称(所属神社名)91、借主の氏名92、貸出される祭り用品の名称(貸出用品名)93、貸出(枚)数94、貸出日95、及び返却日96、の情報を含む。これらの各情報のうち、貸出(枚)数94及び返却(枚)数97の以外の情報である、借主の所属する神社名91、借主の氏名92、貸出される祭り用品名93、貸出日95、及び返却日96に関する情報は、名簿データ60、用品データ70、及び祭りデータ80に基づくデータであり、貸出申込の対象となる貸出用品の情報に基づいて相互に関連付け(紐付け)がなされている。例えば、図6では、貸出データ90において、各情報は、横一列に並べて、互いに関連付けされていることがわかる。なお、図6の貸出データ90では、返却(枚)数の入力欄97が設けられており、返却時にその返却数のデータの入力が可能となっている。
貸出データ90の作成工程について、その一例を具体的に説明すると次のとおりである。例えば、管理者端末20は、申込み者:浅草太郎、祭り用品名:はんてん、祭りの名称:浅草三社祭り、との情報を含む貸出申込情報を受信した場合、図2の名簿データ60から「〇×神社」の「浅草 太郎」の情報を抽出して取得し(図2のA部、B部参照)、図3の用品データ70から「〇×神社」の所有する「はんてん」の情報を抽出して取得し(図3のC部、D部参照)、図4の祭りデータ80から貸出日「2019年5月19日」及び返却日「2019年5月23日」の情報を抽出して取得し(図4のE部、F部参照)、これらすべての情報を相互に関連付ける(紐付ける)。このようにして、図6に示す貸出データ90が作成される。なお、上記の貸出日及び返却日は、いずれも予定日であって、実際の貸出日及び実際の返却日と必ずしも一致するとは限らない。
管理者端末20において作成された貸出データ90は、サーバー30に送信され、サーバー30に保存される。なお、上述した貸出データ90の作成は、管理者端末20に代えてサーバー30が行ってもよい。
そして、祭り用品Mの貸出時に、リーダー・ライター40を介して貸出データ90をICタグTに送信する(ステップS03)。
ステップS03では、例えば、管理者が、氏子に対して貸し出す祭り用品Mに付されたICタグTに、リーダー・ライター40を用いて貸出データ90を送信し、貸出データの書き込みを行う。その後、管理者から氏子に対して、祭り用品Mが引き渡される。
そして、祭り用品Mの返却時には、貸し出した祭り用品Mが返却されたかを、リーダー・ライター40を介して、ICタグTの情報から確認して、神社端末10に送信する(ステップS04)。
ステップS04では、氏子から管理者に対して祭り用品Mが返却された際に、管理者は、リーダー・ライター40を用いてICタグTに書き込まれた貸出データ90を読み取る。これにより、貸し出した祭り用品Mが返却されたことが確認される。そして、貸し出した祭り用品Mの返却があった旨の情報を含む返却確認データが作成され、この返却確認データが管理者端末20から神社端末10に送信される。返却確認データは、祭り用品Mの返却時に読み取った貸出データ90を含む情報であってもよいし、返却日時を示す情報(例えば「〇月〇日〇時〇分」との情報)である返却日時情報を含む情報であってもよいし、貸出データ90の情報に返却日時情報を付加した情報であってもよい。また、祭り用品Mの返却時に、管理者端末20は、貸出データ90及び返却日時情報に基づいて、貸出用品が返却日(つまり貸出データ90の返却(予定)日)までに返却されたか否かを判定してもよい。この場合、管理者端末20は、判定結果のデータ、返却日時情報、及び貸出データ90のうち一部又は全ての情報を含む返却確認データを作成してこれを神社端末10に送信してもよい。
なお、貸出データ90にICタグ情報が含まれる場合には、管理者は、貸し出した祭り用品Mが返却された際に、リーダー・ライター40を用いて祭り用品MのICタグ情報を読み取り、管理者端末20は、管理者の読み取ったICタグ情報に基づいて、サーバー30に保存された貸出データ90から、返却された祭り用品Mに関する情報を取得して、返却確認データを作成してもよい。
管理者端末20から送信された返却確認データを神社端末10が受信することにより、神社側において、貸し出した祭り用品Mの返却があったことが確認される。なお、この際、貸出データ90の返却(枚)数の入力欄67(図6参照)に、返却数の情報の入力が行われてもよい。
このように、管理システム100では、神社の氏子の名簿をデータ化し、また、神社が所有する祭り用品MにICタグTを付してデータ化する。そして、これらの情報を基に、貸出用品リストに関するデータを作成し、返却日に、貸出用品Mの不足がないかを確認してデータ化する。ここで、貸出用品Mの不足がないかを確認してデータ化する工程は、実際の貸出用品Mの返却日に行われてもよいし、貸出データ90の返却(予定)日に、行われてもよい。
このような管理システム100によれば、ICタグTを祭り用品M自体に付しておくことで、祭り用品Mの貸出の管理を容易に行うことができる。そして、貸出した祭り用品Mが、どの氏子から、そしてどの祭り用品Mが返却されていないかを管理できる。その結果、神社による祭り用品Mの管理に係る負担を軽減することができる。
上記したステップS01〜S04に引き続き、祭り用品Mの返却後、管理者からクリーニング屋に対して返却された祭り用品Mの洗濯を委託する場合における管理システム100の工程について説明する。図7は、管理システム100における祭り用品Mの洗濯をクリーニング屋に委託して行う工程の一例を示すフローチャートである。以下では、図7のフローチャートに沿って説明する。なお、上述した管理者による祭り用品Mの洗濯の委託は、例えば、祭り用品Mの返却と同時にしてもよいし、神社から管理者に対して祭り用品Mを洗濯する旨の指示があった際にしてもよい。また、神社が、管理者を介して祭り用品Mの洗濯をクリーニング屋に委託してもよい。
管理者端末20は、貸出データ90に基づき、クリーニング屋の名称を記載したリストのデータを新たに作成する(ステップS05)。
ステップS05では、貸出データ90に基づき作成されかつクリーニング屋の名称の情報を含むリストであるクリーニングリストのデータ(以下「クリーニングリストデータ」という。)CLが作成される。クリーニングリストデータCLは、管理者端末20において作成され、管理者端末20からサーバー30に送信され、サーバー30に保存される。なお、ステップS05では、クリーニングリストデータCLの作成を、管理者端末20に代えてサーバー30が行ってもよい。すなわち、サーバー30は、貸出データ90に基づき、クリーニング屋の名称を記載したクリーニングリストデータCLを作成してもよい。
ここで、クリーニングリストデータCLについて説明する。図8は、クリーニングリストデータCLの一例を示す図である。図8に示すように、クリーニングリストデータCLは、貸出データ90に基づく情報CL1と、クリーニングに関する情報CL2と、を含んでいる。貸出データ90に基づく情報CL1とは、貸出データ90の少なくとも一部のデータを含む情報をいう。クリーニングに関する情報CL2とは、洗濯を委託するクリーニング屋の名称(例えば図8の「〇クリーニング」)を含む情報をいう。なお、クリーニングに関する情報CL2には、クリーニング屋の名称の他、当該クリーニング屋の住所や、電話番号といった連絡先の情報を含んでもよい。クリーニングリストデータCLにおいて、貸出データ90に基づく情報CL1と、クリーニングに関する情報CL2とは、相互に関連付けられている。すなわち、例えば、図8のクリーニングリストデータCLは、返却された祭り用品Mに関する情報であって貸出データ90から取得された情報(つまり貸出データ90に基づく情報CL1)と、返却された祭り用品Mのクリーニングに関する情報CL2と、を含んでいる。そして、例えば、図8では、クリーニングリストデータCLにおいて、クリーニングに関する情報CL2は、貸出データ90に基づく情報CL1に対応するように貸出データ90に基づく情報CL1の右側に表示され、互いに関連付けされていることがわかる。
続いて、管理者端末20は、洗濯する祭り用品Mをリーダー・ライター40から読み込んだICタグ情報を受信する(ステップS06)。
ステップS06では、管理者端末20は、リーダー・ライター40が読み込んだ洗濯する祭り用品MのICタグ情報を受信する。すなわち、洗濯される祭り用品Mに付されたICタグTをリーダー・ライター40で読み取り、読み取ったICタグ情報をリーダー・ライター40から管理者端末20へ送信する。読み取ったICタグ情報から、クリーニング屋へ送られる祭り用品Mが特定され、クリーニング屋へ送られる祭り用品Mが把握される。
続いて、クリーニング屋からの洗濯終了時に、ICタグTからの情報で、洗濯された祭り用品Mの全て確認する(ステップS07)。
ステップS07では、例えば、クリーニング屋から管理者に対して洗濯後の祭り用品Mが引き渡された際、管理者は、リーダー・ライター40を用いて、クリーニング屋から引き渡された祭り用品MのICタグTに書き込まれたデータ(例えば貸出データ90やICタグ情報)を読み取る。このICタグTに書き込まれたデータの読み取り作業は、洗濯された祭り用品Mの全てに対して行われる。これにより、読み取ったICタグTからの情報で、洗濯を依頼した祭り用品Mの全てについて洗濯が完了したことが確認される。
最後に、管理者端末20から神社端末10に、祭り用品Mの全てが洗濯された旨を送信する(ステップS08)。
ステップS08では、祭り用品Mの全ての洗濯が完了した旨の情報を含む洗濯確認データが作成され、この洗濯確認データが管理者端末20から神社端末10に送信される。洗濯確認データは、洗濯された祭り用品Mに関する情報を含むデータであってもよい。この場合、かかる洗濯された祭り用品Mに関する情報は、クリーニングリストデータCLから取得した情報であってもよく、この場合、洗濯後の祭り用品Mの引き渡し時に読み取ったICタグ情報に基づいて、当該ICタグ情報に対応する祭り用品MのデータをクリーニングリストデータCLから抽出した情報であってもよい。洗濯された祭り用品Mに関する情報とは、例えば、洗濯された祭り用品Mの名称、洗濯された祭り用品Mを所有する神社名、洗濯された祭り用品Mの枚数、洗濯を行なったクリーニング屋の名称、引き渡し日時などの情報を含む情報である。
このように、管理システム100によれば、ICタグTを祭り用品M自体に付しておくことで、洗濯の管理を容易にできる。その結果、返却された祭り用品Mの洗濯をクリーニング屋に委託する場合であっても、その管理が容易である。
続いて、上記した実施形態に係る変形例について説明する。図9は、変形例に係る管理システム200の概要を示す概略図である。なお、以下の説明において、上記した実施形態と同一または同等の構成部分については同一符号を付けて説明を省略または簡略化する。
変形例に係る管理システム200は、サーバー230の配置を除き、上記した実施形態に係る管理システム100と同一の構成である。サーバー230は、上述した実施形態に係るサーバー30と同様の構成であるが、図9に示すように、クラウド上に設置されている。サーバー230と管理者端末20との相互通信は、通信回線50を介して行われる。
神社が氏子に対して祭り用品Mの貸し出しを行う場合における管理システム200の工程は、上述した管理システム100のステップS01〜S04と同様である。また、返却された祭り用品Mの洗濯を委託する場合における管理システム200の工程についても、上述した管理システム100のステップS05〜S08と同様である。
このような管理システム200によれば、サーバー230は、クラウド上に設置されているので、神社端末10でも、返却確認データ(返却情報)を閲覧することができる。更に、神社からクリーニング屋に洗濯を委託する場合においても、返却確認データ(返却情報)を閲覧できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。例えば、上記の実施形態で説明した要件の一つ以上は、省略されることがある。
また、上述した管理システム100,200は、神社が所有する祭り用品Mに、祭り用品を識別するICタグ情報が記憶されたICタグTを付して、神社に属する氏子にICタグTが付された祭り用品Mの貸出し及び洗濯の管理を委託された業務に関するシステムであったが、これに代えて、町内会が所有する祭り用品Mに、祭り用品Mを識別するICタグ情報が記憶されたICタグを付して、町内会に属する町内会会員にICタグが付された祭り用品Mの貸出し及び洗濯の管理を委託された業務に関して用いられてもよい。ここで、町内会とは、例えば、町内に組織される住民の自治組織をいう。また、町内会会員は、例えば、町内会に所属する人をいう。この場合、上述した管理システム100,200の説明における、神社、氏子は、それぞれ、町内会、町内会会員に相当する。
また、上述した管理システム100,200の説明では、管理者は貸し出す祭り用品Mの保管も委託されており、祭り用品Mは全て管理者側で保管されていたが、これに代えて、祭り用品Mは、神社側・町内会側で保管されてもよい。この場合、神社・町内会と氏子・町内会会員との間で、祭り用品Mの引き渡しを直接行うようにしてもよいし、神社・町内会とクリーニング屋との間で、直接、祭り用品Mの引き渡しを行うようにしてもよい。
M 祭り用品(貸出用品)
T ICタグ
10 神社端末
20 管理者端末
30,230 サーバー
40 リーダー・ライター
60 名簿データ
70 用品データ
80 お祭りデータ
90 貸出データ
100,200 管理システム

Claims (6)

  1. 神社・町内会が所有する祭り用品に、
    前記祭り用品を識別するICタグ情報が記憶されたICタグを付して、
    前記神社・町内会に属する氏子・町内会会員に前記ICタグが付された祭り用品を貸し出す場合の管理を委託された業務に関するシステムであって、
    前記ICタグが付された後の祭り用品が返却日に返却されたか否かを管理するために、
    管理者には、サーバーと管理者端末とがあり、
    前記サーバーには、A.とB.とC.とD.のデータがあり、
    A.氏子・町内会会員の名簿が記載されたデータ(以後、「名簿データ」という。)と、
    B.ICタグが付された神社・町内会が所有する祭り用品が記載されたデータ(以後、「用品データ」という。)と、
    C.お祭りが開催される期間に関するデータ(以後、「お祭りデータ」という。)と
    があり、
    前記管理者端末では、前記神社・町内会の端末との間で、前記氏子・町内会会員からの貸出申込情報を受信して、
    前記貸出申込情報から、
    B.の用品データから貸出用品と、
    A.の名簿データから貸出人名を対応させ、
    かつ、
    C.のお祭りデータから、貸出日と、前記お祭りの開催期間の最終日と同日に設定した返却日と、祭り用品ごとの実際の貸出数とを入力するリスト情報を新たに作成したデータ(以後、「貸出データ」という。)をサーバーで保存し、
    貸出時、リーダー・ライターを介して、前記ICタグに貸出データを送信し、
    返却時、貸し出した祭り用品が返却されたかを、前記リーダー・ライターを介して、前記ICタグの情報から確認し、
    D.前記貸出データに前記貸出数に対応した実際の返却数を入力して返却確認データ(以後、「返却確認データ」という。)を作成し、
    前記返却確認データから、該返却日に前記貸し出した祭り用品の不足の有無を確認し、前記神社・町内会の端末に送信して前記返却日に未返却のものがある場合その旨を送信することで管理するシステム。
  2. 前記貸出用品の返却された後、前記管理者からクリーニング屋に、洗濯を委託する場合、
    管理者には、サーバーと管理者端末とがあり、
    前記サーバーでは、前記貸出データに基づき、クリーニング屋の名称を記載したリストのデータを新たに作成し、
    管理者端末では、洗濯する前記祭り用品をリーダー・ライターから読み込んだICタグ情報を受信して、
    クリーニング屋からの洗濯終了時に、ICタグからの情報で、洗濯された祭り用品の全て確認し、
    その後管理者端末から神社・町内会の端末にその旨を送信して管理する請求項1記載のシステム。
  3. 前記サーバーをクラウド上に設置することで、神社・町内会の端末でも、返却情報を閲覧することができる請求項1又は請求項2に記載の管理システム。
  4. 請求項3記載の管理システムであって、更に、神社・町内会からクリーニング屋に洗濯を委託する場合においても、返却情報を閲覧できる管理システム。
  5. 神社・町内会が所有する祭り用品に、
    前記祭り用品を識別するICタグ情報が記憶されたICタグを付して、
    前記神社・町内会に属する氏子・町内会会員に前記ICタグが付された祭り用品を貸し出しの管理を委託されたときの管理方法であって、
    前記ICタグが付された後の祭り用品が返却日に返却されたか否かを管理するために、
    管理者には、サーバーと管理者端末とがあり、
    前記サーバーには、A.とB.とC.とD.のデータがあり、
    A.氏子・町内会会員の名簿が記載されたデータ(以後、「名簿データ」という。)と、
    B.ICタグが付された神社・町内会が所有する祭り用品が記載されたデータ(以後、「用品データ」という。)と、
    C.お祭りが開催される期間に関するデータ(以後、「お祭りデータ」という。)と
    があり、
    前記管理者端末、前記神社・町内会の端末との間で、前記氏子・町内会会員からの貸出申込情報を受信すると
    前記貸出申込情報から、
    B.の用品データから貸出用品と、
    A.の名簿データから貸出人名を対応させ、
    かつ、
    C.のお祭りデータから、貸出日と、前記お祭りの開催期間の最終日と同日に設定した返却日と、祭り用品ごとの実際の貸出数とを入力するリスト情報を新たに作成したデータ(以後、「貸出データ」という。)をサーバーに保存するステップと
    貸出時、リーダー・ライターを介して前記ICタグに貸出データを送信するステップと
    返却時、貸し出した祭り用品が返却されたかを、前記リーダー・ライターを介して、前記ICタグの情報から確認するステップと
    D.前記貸出データに前記貸出数に対応した実際の返却数の情報を付加して返却確認データ(以後、「返却確認データ」という。)を作成するステップと、
    C.のお祭りデータから算出される返却日において、Aの名簿データからどの氏子・町内会会員が、Bの用品データからどの貸出用品を、何枚返却したか、D.の返却確認データと比較して、神社・町内会の端末に情報を送信するステップと、
    を含む管理方法
  6. 前記貸出用品の返却された後、前記管理者からクリーニング屋に、洗濯を委託する場合において、
    前記管理者端末、前記貸出データに基づき、クリーニング屋の名称を記載したリストのデータを新たに作成するステップと
    前記管理者端末が、洗濯する前記祭り用品のリーダー・ライターから読み込んだICタグ情報を受信するステップと、
    クリーニング屋からの洗濯終了時に、ICタグからの情報で、洗濯された祭り用品の全て確認するステップと、
    その後、前記管理者端末から神社・町内会の端末にその旨を送信するステップと
    を含む請求項5記載の管理方法。
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