JP6873397B2 - 画像表示装置、画像表示制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像を一覧表示する画像表示装置、画像表示制御方法及びプログラムに関する。
従来、複数の画像を予め定めたれた所定の大きさに縮小して一覧表示する機能が広く利用されている。表示する画像のサイズを、例えば、大中小のいずれかから選択したり、スライドバー等を利用して調整したりすることができるものもある。また、全ての画像を適切な大きさに調整して、まとめて一度に表示するような技術が特許文献1のように開示されている。
特開2004−12633号公報
しかしながら、画像の内容によってユーザが所望する一覧表示する際の画像の数或いは表示サイズは異なるため、より容易な操作により調整できることが望まれる。
本発明の課題は、一覧表示する際の画像の数或いは表示サイズをより容易に調整できるようにすることである。
上述した課題を解決するために本発明は、
複数の異なる元画像を、表示手段に一覧表示させる制御を行う表示制御手段と、
ユーザによる指示操作を検出する検出手段と、
前記検出手段がユーザによる第の指示操作を検出したことに応じて、前記表示手段に一覧表示されている複数の異なる元画像の中から少なくとも1つの元画像を指定し、当該指定画像から切り出す所定の種類の特徴部分を前記指定画像から切り出して切出画像を取得し、前記検出手段がユーザによる第2の指示操作を検出したことに応じて、前記指定画像から切り出す特徴部分の種類として前記所定の種類とは異なる他の種類を選択し、当該選択した他の種類の特徴部分を前記指定画像から切り出して切出画像を取得する切出手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記切出手段が取得した切出画像を、前記一覧表示している前記切り出した元画像と、その表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を行う、ことを特徴とする画像表示装置。
本発明によれば、画像を切り出して表示する際に、元画像に対して切り出した部分がどのような位置関係にあるのかをユーザが容易に把握することができる。
画像表示装置として適用したデジタルカメラの基本的な構成要素を示したブロック図。 (1−1)〜(1−3)、(2−1)〜(2−3)は、元画像の一部を切り出してその切出画像を元画像と置き換えて同じ表示サイズで表示した場合の具体例を示した図。 再生モードに切り替えられた際に実行開始されるデジタルカメラの動作(本実施形態の特徴的な動作)を説明するためのフローチャート。 図3に続く動作を示したフローチャート。 (1−1)、(1−2)、(2−1)、(2−2)は、Aボタン、Bボタンの操作に応じて遷移する再生画面の表示例を示した図。 (1)、(2)は、Bボタンの操作に応じて遷移する再生画面の表示例を示した図。 実施形態の<変形例3>を説明するための図で、拡大表示を複数段階で選択可能とする表示例を示した図。 (1−1)、(1−2)、(2−1)〜(2−2)は、実施形態の<変形例4>を説明するための図で、Bボタンの操作に応じて遷移する再生画面の表示例を示した図。 (1)、(2)は、実施形態の<変形例5>を説明するための図で、Bボタンの操作に応じて遷移する再生画面の表示例を示した図。 (1)〜(3)は、実施形態の<変形例6>を説明するための図で、Cボタンの操作に応じて遷移する再生画面の表示例を示した図。 実施形態の<変形例5>を説明するための図で、画像再生時の動作を示したフローチャート。 (1)、(2−1)〜(2−5)は、実施形態の<変形例7>を説明するための図で、Dボタンの操作に応じて遷移する再生画面の表示例を示した図。 (1)〜(3)は、実施形態の<変形例8>を説明するための図で、長方形の元画像に対して切出画像が正方形の場合を例示した図。
以下、図1〜図6を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、画像表示装置として適用したデジタルカメラの基本的な構成要素を示したブロック図である。
この画像表示装置(デジタルカメラ)は、被写体を高精細に撮影可能な撮像機能、記録保存されている撮影済み画像(保存画像)を任意に読み出して再生する画像再生機能などを備えている。制御部1は、電源部(二次電池)2からの電力供給によって動作し、記憶部3内に格納されている各種のプログラムに応じてこの撮像装置の全体動作を制御するもので、この制御部1には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。
記憶部3は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、図3及び図4に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているプログラムメモリ3aと、フラグなどを一時記憶するワークメモリ3bなどを有している。なお、記憶部3は、例えば、SDカード、USBメモリなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しないが、通信機能を介してネットワークに接続されている状態においては所定のサーバ装置側の記憶領域を含むものであってもよい。
操作部4は、図示省略したが、電源オン/オフを行う電源キー、撮影が可能なモード(RECモード)と撮影済み画像(保存画像)を再生するモード(PLAYモード)などを切り替えるモード変更キーなど、各種のキーを備えたもので、制御部1は、キー操作に応じて、例えば、モード変更処理、撮影処理、再生処理などを行う。撮像部5は、図示しないが、撮影レンズ、撮像素子(CCDやCMOSなど)、各種のセンサ、アナログ処理部、デジタル処理部を有している。この撮像部5によって撮影された画像は、制御部1によりその画像を圧縮してファイル化する画像圧縮処理が施された後、記憶部3の記録メディアに記録保存される。
タッチ表示部6は、高精細液晶などの表示部6a上に透明のタッチ操作部6bが積層されたもので、後述するAボタン、Bボタンを含む各種のソフトウェアキー(アイコン、タッチキー)を割り当て配置したり、指などによるタッチ操作を感知してそのタッチ操作に応じた操作信号を入力したりする。表示部6aは、撮像された画像(ライブビュー画像)をリアルタイムに表示するモニタ画面(ライブビュー画面)となったり、撮影済み画像を再生する再生画面となったりする。姿勢検出部7は、カメラの筐体を横置き(横構図)で撮像するか、縦置き(縦構図)で撮像するかなど、カメラの姿勢を検出する加速度センサを有する構成となっている。
図2は、元画像の一部を切り出してその切出画像を元画像と置き換えて同じ表示サイズで表示した場合を具体的に例示した図である。
図2(1−1)は、縦置き(縦構図)で撮影された画像を元画像(図示の例では長方形の画像:以下同様)としたもので、この元画像からその一部を切り出して拡大表示すべきことがユーザ操作によって指示されると、制御部1は、元画像を解析することによってその画像の特徴部分(顔部分)を検出し、この特徴部分(顔部分)を中心に切り出すための切り出し枠(図示の例では長方形の仮想枠)を元画像上に設定するようにしている。
切り出し枠の大きさは、画像の特徴部分(顔部分)の大きさに応じて異なり、例えば、切り出す枠の縦方向のサイズを顔領域の縦の長さの1.5倍としているが、例えば、予め決められている最大サイズ(元画像サイズの80%)から最小サイズ(元画像サイズの50%)の範囲内において、画像の特徴部分(顔部分)の大きさに応じて変化するようにしてもよく、また、画像の特徴部分(顔部分)の大きさによらず、固定サイズ(例えば、元画像サイズの60%)としてもよい。また、切り出し枠の大きさはユーザが任意に指定可能としてもよい。また、切り出して表示する拡大表示を行えるようにするか否か(後述するBボタンをタッチ表示部に表示するか否かをユーザが任意に指定可能としてもよい。
なお、このような顔検出機能は、カメラにおいて一般的に用いられている技術であり、本実施形態ではその周知技術を利用するようにしているため、その具体的な説明については省略するものとする。また、切り出し枠は、長方形の枠に限らず、円形、楕円形、六角形などであってもよく、また、ユーザが任意にその形状を指定可能としてもよい。
図2(1−2)は、元画像上に切り出し枠(図示の例では、破線で示した縦長の長方形枠)を設定した状態を示し、元画像の中央部分に顔部分(特徴部分)が位置しているため、切り出し枠も元画像の中央部分に設定した状態を示している。この状態において、制御部1は、元画像から切り出し枠内の画像を切り出すと共に、その切出画像を元画像と置き換えて元画像と同じ表示サイズで表示させるようにしている。これによって顔部分(特徴部分)の表示は、図2(1−3)に示すように図2(1−1)の場合に比べて拡大して表示されたものとなる。
このように切出画像を拡大表示(切り替え表示)する際に、制御部1は、この切出画像の元画像上での位置を識別可能とするためにその切出画像の表示を制御するようにしている。すなわち、制御部1は、切出画像(長方形の画像)の上下左右の各端部と元画像(長方形の画像)の上下左右の各端部とを比較し、その比較結果に基づいて、切出画像の各端部のうち、元画像の端部に一致しない端部の方向を、元画像から切り出されていない残り(切り出し対象外となった部分)が存在している方向として特定し、この方向の端部を識別可能な態様でその切出画像を表示させる制御を行うようにしている。なお、端部の一致とは、所定の閾値以上一致していること、つまり、両者の端部が完全に一致する場合に限らず、両者の端部が接近して略一致(所定の閾値以上一致)する場合も含むことを意味している。
図2(1−3)の切出画像は、図2(1−1)の元画像からその中央部分を切り出した画像であり、図2(1−2)で示したように切り出し枠(切出画像)の各端部は、元画像の端部の何れとも一致しないため、その四辺全てを識別表示(端部の線を太線表示:強調表示)するようにしている。このように切出画像の端部の線の太さを変えることによってその端部の方向の元画像上に切り出し対象外となった部分が存在していることを明示するようにしている。
図2(2−1)は、上述の図2(1−1)とは異なる他の元画像を例示したもので、その一部の切り出しがユーザ操作によって指示されると、制御部1は、上述の場合と同様に、図2(2−1)の元画像から顔部分(特徴部分)を検出して、切り出し枠(図示の例では、破線で示した縦長の長方形枠)を元画像上に設定する。図2(2−2)は、切り出し枠を設定した状態を示し、元画像の右上部分に特徴部分(顔部分)が存在しているため、切り出し枠は、元画像の右上部分に設定される。
この状態において、制御部1は、元画像から切り出し枠内の画像を切り出すと共に、その切出画像を元画像と置き換えて同じ表示サイズで表示させるようにしている。これによって切出画像の表示は、図2(2−3)に示すように拡大表示されることになる。この場合、切出画像の上下左右の各端部と元画像の上下左右の各端部とを比較した結果、切出画像の右端部及び上端部と元画像の右端部及び上端部とは所定の閾値以上一致し、一致していない端部は、左端部と下端部となるために、図2(2−3)に示すように、この2つの端部を太線で強調表示(識別表示)することにより、その端部の方向に切り出し対象外となった画像部分が存在していることを明示するようにしている。
このように切出画像の端部を太線で強調表示(識別表示)する場合、制御部1は、切出画像の各端部のうち、元画像の上下左右の端部に一致しない方向の端部側において、切り出し対象外となった元画像の画像量(面積)を特定し、この切り出し対象外の画像量を識別可能な態様でその切出画像を表示させる制御を行うようにしている。すなわち、切り出し対象外となった画像量が所定の閾値(例えば、元画像の1/8)以上であるかを判別し、所定の閾値未満であれば、その画像量に応じた識別表示を行わないが、所定の閾値以上であれば、画像量に応じた識別表示を行うようにしている。図2(2−3)の場合、切出画像の左端部及び上端部の方向では所定の閾値以上であると判別されるため、切出画像の左端部及び上端部を強調表示する太線を2本で表示することにより、切り出し対象外の画像量は、所定の閾値以上であることを明示するようにしている。
次に、本実施形態における画像表示装置(デジタルカメラ)の動作概念を図3及び図4に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体の他に、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。なお、図3及び図4は、画像表示装置(デジタルカメラ)の全体動作のうち、本実施形態の特徴部分の動作概要を示したフローチャートであり、この図3及び図4のフローから抜けた際には、全体動作のメインフロー(図示省略)に戻る。
図3及び図4は、再生モードに切り替えられた際に実行開始されるデジタルカメラの動作(本実施形態の特徴的な動作)を説明するためのフローチャートである。以下、図3及び図4のフローチャートを図5及び図6の表示例を参照して具体的に説明するものとする。
まず、制御部1は、操作部4による操作により再生モードに切り替えられると、記憶部3に記録保存されている各種の撮影画像(保存画像)の中から撮影又は再生された直近の1枚の撮影画像(最新画像)を読み出してタッチ表示部6の再生画面に表示させる(図3のステップA1)。なお、上述の最新画像1枚を表示する場合に限らず、再生モードへの切り替え時に最新画像を含む複数の撮影画像をサムネイル画像に変換して一覧表示するようにしてよい。
図5(1−1)は、再生画面に人物を含む1枚の最新画像が表示された場合を例示したもので、このタッチ表示部6の再生画面において、その画像表示領域の下側には各種のボタン(タッチキー)としてAボタン、Bボタンが配置表示されている。Aボタンは、サムネイル画像の一覧表示を指示するボタンであり、Bボタンは、元画像の一部を切り出してその切出画像を元画像と置き換えて同じ表示サイズで表示させることを指示するボタンである。なお、図中、5aは、撮像部5を構成する撮影レンズを示し、この撮影レンズ5aが表示画面側に向いたり、その反対側に向いたりすることが可能となるようにカメラ筐体が構成されており、表示画面(モニタ画面)側に撮影レンズ5aを向けた状態では自分自身を撮影する所謂自分撮りが可能となる。なお、再生モードへ切り替えられた際に、複数のサムネイル画像を表示するようにしている場合は、後述するマトリックス数に応じた初期値を設定する。
次に、サムネイル一覧画面のマトリックス数(N×N)を更新するためのNカウンタ(図示省略)に初期値“1”を設定する処理(ステップA2)を行った後、Aボタンが操作されたかを調べたり(ステップA3)、Bボタンが操作されたかを調べたり(ステップA4)、図示しない再生終了操作されたかを調べたりする(ステップA5)。ここで、Aボタンが操作された場合には(ステップA3でYES)、Nカウンタの値に“1”を加算してその値を更新する処理(ステップA6)を行い、その値が上限値の“4”以上に達したかを調べる(ステップA7)。なお、本実施形態においては、行列数が同じ値のマトリックス(N×N)の場合を例示したが、行列数が異なる値のマトリックス(N×M)であってもよい。
ここで、Nカウンタの値がその上限値“4”以上に達した場合には(ステップA7でYES)、Nカウンタの値を初期化するために上述のステップA1に戻るが、“4”未満であれば(ステップA7でNO)、このNカウンタの値で示される画像数(N×N)分の撮影画像を読み出す(ステップA8)。いま、Nカウンタの値が“2”であれば、最新画像を含めて直近の2×2枚の撮影画像を読み出し、Nカウンタの値が“3”であれば、複数(3×3)枚の撮影画像を読み出す。そして、この複数(N×N)枚の撮影画像を縮小してサムネイル画像を生成し、N×Nの並びでタッチ表示部6の再生画面にサムネイル一覧表示させる(ステップA9)。その後、上述のステップA3に戻り、操作待ち状態となる。なお、Nカウンタの上限値を“4”以上としているが、”2”以上であっても“4”以上であってもよい。
図5(2−1)は、図5(1−1)で示した表示状態(1枚の画像が表示されている状態、Nカウンタ=1)において、1回目のAボタン操作に応じてサムネイル一覧画面に切り替え表示された状態を示し、2×2枚の撮影画像がサムネイル画像として一覧表示された場合を示している(Nカウンタ=2)。図5(2−2)は、図5(2−1)で示した表示状態(2×2枚のサムネイル一覧表示の状態)において、2回目のAボタン操作に応じて、3×3枚の撮影画像がサムネイル画像として一覧表示された場合を示している(Nカウンタ=3)。このようにサムネイル画像の一覧画面において、そのマトリックス数(画像数)が増えると、1枚当たりの画像の表示サイズは、その分、小さくなるため、顔部分の写り具合によっては、その顔部分の視認が困難なものとなる。
そこで、ユーザは、その画像内の特徴部分(顔部分)の拡大表示を指示するためにBボタンを操作する。制御部1は、Bボタンが操作されると(図3のステップA4でYES)、切り出し画像を表示しているかを調べる(ステップA10)。図5(1−1)や図5(2−1)に示すように、切り出し画像を表示していない場合には(ステップA10でNO)、図4のフローに移り、表示中の元画像の1つを指定する(ステップA12)。例えば、図5(1−1)に示すように1つの画像が表示されている場合には、当該画像を指定し、図5(2−1)に示すようにマトリックス状に複数の画像が表示されている場合には、その最初の画像として、例えば、図中、左上の画像(1行1列目の画像)を指定する。
そして、制御部1は、指定した元画像(指定画像)を解析してその特徴部分(人物の顔部分)を検出し(ステップA13)、その結果、特徴部分(人物の顔部分)を検出することができたかを調べ(ステップA14)、人物の顔を検出することができなければ(ステップA14でNO)、この指定画像を処理対象から外すために、表示中の次の画像を1つ指定する処理(ステップA21)に移る。そして、他の指定画像の有無を調べるが(ステップA22)、図5(1−1)に示すように表示中の画像が1つだけであれば、指定画像は無いので(ステップA22でYES)、図3のステップA3に戻るが、図5(2−1)又は(2−2)に示すように複数の画像が表示されている場合において、現在の指定画像(例えば、1行1列目の画像)に続く次の画像(1行2列目の画像)が有れば(ステップA22でNO)、上述のステップA13に戻って顔検出を行う。
いま、指定画像内から特徴部分(顔部分)を検出した場合には(ステップA14でYES)、検出した顔部分を切り出すための切り出し枠を指定画像上に設定して、その切り出し枠内の画像を切り出し取得する(ステップA15)。これによって切り出した画像(切出画像)を表示中の元画像と置き換えて元画像と同じ表示サイズで表示させる(ステップA16)。次に、この切出画像の上下左右の端部と元画像の上下左右の端部とを比較し(ステップA17)、その比較結果に基づいて、切出画像の各端部のうち、元画像の端部に一致しない端部の方向を、元画像から切り出されていない残り(切り出し対象外となった部分)が存在している方向として特定し(ステップA18)、その一致していない端部の方向において元画像上で切り出し対象外となった量(画像量:面積)を特定する(ステップA19)。
このようにして特定した切出画像の端部の方向に切り出し対象外の画像が存在していることを示すためにその元画像の端部をその切り出し対象外の画像量に応じた本数で太線表示(識別表示)する(ステップA20)。そして、表示中の次の画像を1つ指定し(ステップA21)、他の指定画像の有無を調べ(ステップA22)、以下、上述の動作を繰り返す。なお、次の画像が無いことがステップA22で判断されると、図3のステップA3に戻り、操作待ち状態となる。ここで、更にBボタンが操作されると(ステップA4でYES)、切り出し画像を表示しているので(ステップA10でYES)、表示中の切出画像を元画像に戻して、太線表示を消去する処理(ステップA11)を行った後、上述のステップA3に戻り、操作待ち状態となる。
図6(1)は、図5(2−2)の場合と同様のサムネイル一覧画面を示し、図6(2)は、このサムネイル一覧画面が表示されている状態でBボタンが操作された後のサムネイル一覧画面を示している。この場合、図6(1)に示す各サムネイル画像に対して図6(2)に示す各サムネイル画像は、その顔部分を中心として拡大表示されたものとなる。すなわち、図6(2)に示す各サムネイル画像は、図6(1)に示す各サムネイル画像から一括して切り出された特徴部分(顔部分)を元のサムネイルと同じ表示サイズに拡大して一覧表示されたものとなる。
以上のように、本実施形態において制御部1は、複数の異なる元画像を、タッチ表示部6に一覧表示させる制御を行い、ユーザによる第2の指示操作(Bボタン操作)を検出したことに応じて、一覧表示している複数の異なる元画像の少なくとも1つからその一部を切り出して切出画像を取得し、その取得した切出画像を、一覧表示している前記切り出した元画像と、その表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を行うようにしたので、一覧表示する際の画像の表示サイズをより容易に調整することができる。
制御部1は、切出画像を、切り出し元の元画像上での切り出し位置を識別可能な態様でさせる制御を、更に行うようにしたので、一覧表示する際にどのように画像のサイズを調整しているかを確認することができる。
制御部1は、複数の異なる画像を、タッチ表示部6に一覧表示させる制御を行い、ユーザによる第1の指示操作(Aボタン操作)を検出する毎に、現在の一覧表示に替えて、現在表示している画像数よりも多い画像数である複数の異なる画像を、現在よりも小さい表示サイズで、一覧表示させる制御を行うようにしたので、一覧表示する際の画像の数をより容易に調整することができる。
制御部1は、ユーザによる第2の指示操作(Bボタン操作)を検出したことに応じて、一覧表示している複数の異なる画像の少なくとも1つからその一部を切り出して切出画像を取得し、その取得した切出画像を、一覧表示している切り出した画像と、その表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を、更に行うようにしたので、一覧表示する際の画像の表示サイズを容易に調整することができる。
複数の異なる画像を、縦方向と横方向とで同じ配列数のマトリックス状に並べて、タッチ表示部6に、一覧表示させる制御を行い、ユーザによる第1の指示操作(Aボタン操作)を検出する毎に、現在の一覧表示に替えて、現在表示している画像数よりも多い画像数である複数の異なる画像を、現在の前記同じ配列数よりも多い同じ配列数で、前記表示手段に一覧表示させる制御を行うようにしたので、一覧表示する際の画像の表示サイズを容易に調整することができる。
制御部1は、複数の異なる元画像を一覧表示させている状態において、何れかの元画像の一部を切り出して切出画像を取得し、この切出画像の元画像上での切り出し位置を識別可能な態様で切出画像をその元画像と置き換えて表示させる制御を行うようにしたので、画像を切り出して表示する際に、元画像に対して切り出した部分がどのような位置関係にあるのかをユーザが容易に把握することができる。
制御部1は、元画像上での切出画像の各端部が、元画像の上下左右の端部に一致しているか否かを特定し、各端部の一致状況を識別可能な態様で切出画像を表示させる制御を行うようにしたので、切出画像の各端部の方向に切り出し対象外となった画像部分が存在しているか否かを明示することができる。
制御部1は、元画像上での切出画像の各端部のうち、元画像の上下左右の端部に一致しない方向を識別可能な態様で切出画像を表示させる制御を行うようにしたので、その方向に切り出し対象外となった画像部分が存在しているか否かを明示することができる。
制御部1は、切出画像の各端部のうち、元画像の上下左右の端部に一致しない方向の端部側において切り出し対象外となった元画像の画像量を特定し、この画像量を識別可能な態様で切出画像を表示させる制御を行うようにしたので、ユーザにあっては切り出し対象外となった元画像の画像量を知ることができる。
制御部1は、表示されている元画像と置き換えて、切出画像を同じ表示サイズとなるように表示させる制御を行うようにしたので、切出画像を元画像の表示サイズに拡大して表示させることができる。
制御部1は、第1の指示操作(Aボタン操作)が行われる毎に、前回の指示操作時よりも小さい表示サイズで一覧表示させるようにしたので、複数の異なる元画像を一覧表示させている状態において、Aボタンが操作される毎に元画像の表示数を増やすことが可能となる。
制御部1は、第2の指示操作(Bボタン操作)に応じて、表示されている複数の異なる元画像の一部を切り出した切出画像を元画像と置き換えて同じ表示サイズとなるように表示させる制御を行うようにしたので、一覧表示の各元画像から一括して切り出した画像を更に同じ表示サイズに拡大して一覧表示することができ、ユーザにあっては一覧表示されている複数の画像の中から所望する画像を選択する際に、容易に所望する画像を探し出すことができる。
なお、上述した実施形態においては、Bボタン操作毎に切出画像の表示と通常の元画像の表示とを切り換えて表示するようにしたが、元画像から置き換えて表示されている切出画像が、次の指示操作の対象となる元画像とするようにしてもよい。これによって、切出画像からその一部を更に切り出して表示する連続的な切り出しが可能となる。
<変形例1>
上述した実施形態においては、Bボタン操作に応じて切出画像表示となっている状態からAボタン操作に応じて、切出画像表示を解除してマトリックス数(画像数)がより多いサムネイル画像の一覧表示に表示を切り替えるようになっているが(図3のステップA6からステップA9)、切出画像表示を維持してマトリックス数(画像数)がより多いサムネイル画像の一覧表示に切り替えるようにしてもよい。
この場合のフローチャートは、切り出し画像を表示しているか否を設定するフラグを設け(初期値は切り出し画像を表示していない設定)、図3のステップA10で切り出し画像を表示しているか否を判別した結果に応じて、このフラグの値を設定し、ステップA9の後に、このフラグの値を参照し、切り出し画像を表示している設定となっている場合には、図4のステップA12からステップA22でYESとなるまでの処理を行うようにする。
<変形例2>
上述した実施形態においては、最初の画像表示(図3のステップA1)は、切り出しを行わない通常の画像表示となっているが、最初の画像表示から切り出し画像を表示するようにしてもよい。これは、最初の画像表示をサムネイルの一覧表示とする場合も同様である。
この場合のフローチャートは、図3のステップA1の後に、図4のステップA12からステップA22でYESとなるまでの処理を行うようにする。
<変形例3>
上述した実施形態においては、切り出すサイズを固定のサイズ又は可変のサイズとし、切り出しを行うか否かを選択可能としているが、切り出すサイズを複数段階で選択可能としてもよい。図7は、切り出しサイズを2段階で選択可能とした場合の表示例となっている。
この場合のフローチャートは、図3のステップA10に替えて、サムネイル表示のマトリックス数が維持されている状態でBボタン操作が行われた回数をカウントし、1回目のBボタン操作が行われた場合には、切り出す枠の縦方向のサイズを、例えば、顔領域の縦の長さの1.6倍に設定し、2回目のBボタン操作が行われた場合には、切り出す枠の縦方向のサイズを、例えば、顔領域の縦の長さの1.2倍に設定する。3回目のBボタン操作が行われた場合には、元の画像表示に戻し、Bボタン操作が行われた回数のカウントをクリアする。そして、図4のステップA15で元画像からBボタン操作が行われた回数に応じて設定された比率に顔部分を切り出すようにする。図7(1)は、切り出す枠の縦方向のサイズが顔領域の縦の長さの1.6倍の場合の表示例、図7(2)は、1.2倍の場合の表示例となっている。
また、切り出し枠の大きさは、画像の特徴部分(顔部分)の大きさに応じて異なり、例えば、切り出す枠の縦方向のサイズを顔領域の縦の長さの1.6倍及び1.2倍としているが、例えば、予め決められている最大サイズ(元画像サイズの80%)から最小サイズ(元画像サイズの50%)の範囲内において、画像の特徴部分(顔部分)の大きさに応じて2段階で変化するようにしてもよく、また、画像の特徴部分(顔部分)の大きさによらず、固定サイズ(例えば、元画像サイズの75%及び50%)としてもよい。
また、切り出しの段階は2段階に限らず3段階以上であってもよい。また、1枚の画像表示においても、同様に切り出すサイズを複数段階で選択可能としてもよい。また、切り出し枠の大きさ及び切り換えの段階数はユーザが任意に指定可能としてもよい。
このように、制御部1は、ユーザによる第2の指示操作(Bボタン操作)を検出する毎に、元画像から切り出す部分のサイズを異ならせて、一覧表示している複数の異なる元画像の少なくとも1つからその一部を切り出して切出画像を取得し、その取得した異なる切出画像を、表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を行うようにしたので、一覧表示する際の画像の内容も容易に調整することができる。
<変形例4>
上述した実施形態においては、1つの元画像内に特徴部分(顔部分)が1つの場合を例にして説明したが、1つの元画像内に複数の特徴部分(顔部分)が存在している場合であってもよい。
図8は、タッチ表示部6の再生画面に表示されている1つの元画像内に2人が写っている場合(顔部分が2つの場合)を例にした図で、ユーザは、元画像上に表示されている複数の人物の何れかを指定するためにその表示位置をタッチした後、Bボタンを操作する。制御部1は、タッチされた位置に表示されている人物の顔部分を検出し、その顔部分を中心とする切り出し枠を元画像上に設定した後、この切り出し枠内の画像を切り出し、この切出画像を元画像に置き換えて元画像と同一の表示サイズで表示させる。
図8(1−1)は、親子が写っている元画像上においてその親の表示位置がタッチされた場合で、図8(1−2)は、親の表示位置がタッチされた後、Bボタンが操作された後の表示例を示し、親の顔部分を中心とした画像が拡大表示される。図8(2−1)は、親子が写っている元画像上においてその子の表示位置がタッチされた場合で、図8(2−2)は、子の表示位置がタッチされた後、Bボタンが操作された後の表示例を示し、子の顔部分を中心とした画像が拡大表示される。この場合においても、図8(1−2)、図8(2−2)に示すように切出画像の表示上では、元画像上に切り出し対象外が存在していることを示す識別表示(太線表示)と、その切り出し対象外の画像量を示す識別表示(太線の本数)が行われる。また、図8(1−2)、図8(2−2)の切出画像を表示している状態から、Bボタン操作が行われると図8(1−1)の親子が写っている元画像に戻すようにしてもよい。
なお、図8の表示例では、1つの元画像に複数の人物の顔が写っている場合を例示したが、複数の元画像がマトリックス状に一覧表示されている場合であってもよい。この場合においても所望する人物の表示位置をタッチすればよい。
また、図8の表示例では、所望する人物の表示位置をタッチするようにしたが、Bボタン操作が行われる毎に、1つの元画像内の複数の人物を順次指定して拡大表示するようにしてよい。例えば、図8(1−1)に示すように親子が写っている元画像において、1回目のBボタン操作で、図8(1−2)のように親の顔を拡大表示し、2回目のBボタン操作で、図8(2−2)のように子の顔を拡大表示するようにしてもよい。更に、3回目のBボタン操作で、図8(1−1)のように親子が写っている元画像に戻すようにしてもよい。
また、1つの元画像内に写っている複数の人物を順次指定する場合に、ユーザ操作によらず、例えば、顔部分の大きさを検出して大きい順に自動指定したり、顔の並びを検出して所定の並び順に自動指定したりしてもよい。更に、1つの元画像に複数の人物の顔が写っている場合には、表示可能な数の顔部分を拡大表示し、表示しきれない他の顔部分はスクロールなどのユーザ操作によって表示させるようにしてもよい。また、予め顔画像を登録しておくことで、登録された顔を優先的に表示するようにしてもよい。
このように1つの元画像に複数の人物の顔が写っている場合、つまり、1つの元画像から複数の特徴部分が検出された場合に、各特徴部分を元画像から切り出して異なる切出画像の一方を元画像と置き換えて、同じ表示サイズとなるように表示させる制御を行うようにすることにより、複数の人物の中からその1人の顔部分を抽出して拡大表示させることができる。
<変形例5>
上述した実施形態の<変形例4>においては、Bボタン操作が行われる毎に、1つの元画像内の複数の人物を順次指定して拡大表示するようにしたが、Bボタン操作に応じて、1つの元画像内の複数の人物各々を切り出した複数の拡大表示を一度に並べて表示するようにしてよい。図9(1)は、タッチ表示部6の再生画面に表示されている2×2枚のサムネイル一覧表示うちの1つの元画像内に2人が写っている場合(顔部分が2つの場合)の表示例で、図9(2)は、ユーザによるBボタン操作に応じて、親の顔の拡大表示と、子の顔の拡大表示を並べて表示する場合の表示例となっている。この場合、図9(2)の拡大表示からのBボタン操作で、図9(1)のように親子が写っている元画像に戻すようにする。また、どの拡大表示が同じ1つの元画像であるかを識別可能とするように、太線表示(識別表示)の色や線種等を同じ1つの元画像毎に更に変化させるようにしてもよい。また、図9で、2×2枚のサムネイル一覧表示の場合を例としてあげたが、1枚の画像表示の場合には、マトリックス数を一時的に2×2として、拡大表示を並べて表示するようにしてもよい。
このように、制御部1は、ユーザによる第2の指示操作(Bボタン操作)を検出したことに応じて、一覧表示している複数の異なる元画像の少なくとも1つから異なる一部を切り出して複数の異なる切出画像を取得し、その取得した異なる複数の切出画像を、表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を行うようにしたので、一覧表示する際の画像の内容をより容易に確認することができる。
制御部1は、1つの元画像から切り出した複数の異なる切出画像が、同じ元画像から切り出されたことを識別可能な態様で、前記表示手段に一覧表示させる制御を、更に行うようにしたので、一覧表示する際の画像の内容と元画像との関係を容易に確認することができる。
<変形例6>
上述した実施形態においては、サムネイル画像の一覧表示を指示するAボタン、元画像の一部を切り出してその切出画像を元画像と置き換えて同じ表示サイズで表示させることを指示するBボタンを設けたが、このAボタン及びBボタンの機能を1つボタン(Cボタン)によって実現するようにしてもよい。
図10は、Aボタン及びBボタンの機能を1つボタン(Cボタン)によって実現した場合の表示例であり、このCボタンの操作に応じて遷移する再生画面を示している。図11は、この画像再生の動作の概要を示したフローチャートである。
まず、制御部1は、再生モードに切り替えられると、記憶部3に記録保存されている各種の撮影画像(保存画像)の中から撮影又は再生された直近の撮影画像(最新画像)を読み出してタッチ表示部6の再生画面に表示させる(ステップB1)。図10(1)は、この最新画像の表示例を示した図で、このタッチ表示部6の再生画面において、その画像表示領域の下側には各種のボタン(タッチキー)としてCボタンが配置表示されている。次に、サムネイル一覧画面のマトリックス数を更新するためのNカウンタ(図示省略)に初期値“1”を設定する処理(ステップB2)を行った後、Cボタンが操作されたかを調べ(ステップB3)、Cボタン以外の再生終了操作等、他の操作された場合には(ステップB3でNO)、その操作ボタンに応じた処理に移るが、Cボタンが操作された場合には(ステップB3でYES)、Nカウンタの値に“1”を加算してその値を更新する処理(ステップB4)を行い、その値が上限値の“4”以上に達したかを調べる(ステップB5)。
ここで、Nカウンタの値がその上限値“4”以上に達すると(ステップB5でYES)、Nカウンタの値を初期化するために上述のステップB2に戻るが、“4”未満であれば(ステップB5でNO)、このNカウンタの値で示される画像数(N×N)分の撮影画像を読み出す(ステップB6)。そして、Nカウンタの値が“3”以上であるかを調べるが(ステップB7)、いま、Nカウンタの値が“2”であれば(ステップB7でNO)、最新画像を含めて直近の2×2枚の撮影画像を縮小してサムネイル画像を生成し、2×2の並びでタッチ表示部6の再生画面にサムネイル一覧表示させる(ステップB8)。図10(2)は、図10(1)の表示状態でCボタンが操作された場合の表示例である。その後、上述のステップB3に戻り、Cボタンが操作されたかを調べる。
このように複数(2×2)枚のサムネイル画像が表示されている状態において、更に、Cボタンが操作されると(ステップB3でYES)、Nカウンタの値に“1”を加算してその値を更新する処理(ステップB4)が行われて、Nカウンタの値は“3”となるために(ステップB7でYES)、上述した図4のステップA10〜A20に対応する処理(ステップB9〜B11)に移る。すなわち、Nカウンタの値が“3”以上になると、つまり、一覧表示の画像の表示サイズが所定のサイズよりも小さくなると、各元画像から特徴部分(顔部分)を切り出して元画像の表示サイズで表示させる処理を行う(ステップB9)。そして、切出画像毎に切り出し対象外となった端部とその切り出し対象外の画像量を特定し(ステップB10)、各切出画像の特定端部をその画像量に応じて識別表示する処理を行う(ステップB11)。
図10(3)は、複数(3×3)枚のサムネイル画像の一覧画面を示した図である。この場合、図10(2)に示した各サムネイル画像に対して図10(3)に示した各サムネイル画像は、その顔部分を中心として切り出して拡大表示されたものとなる。また、図10(3)に示すように各サムネイル画像の表示上では、元画像上に切り出し対象外が存在していることを示す識別表示(太線表示)と、その切り出し対象外の画像量を示す識別表示(太線の本数)が行われる。その後、上述のステップB3に戻るが、更にCボタンが操作されると、Nカウンタの値は“4”となるため(ステップB5でYES)、上述のステップB2に戻り、Nカウンタの値は初期化される。
このように、制御部1は、ユーザによる第1の指示操作(Cボタン操作)を検出したことに応じて、現在よりも小さい表示サイズで一覧表示させる複数の異なる画像の少なくとも1つからその一部を切り出して切出画像を取得し、その取得した切出画像を、一覧表示させる画像に替えて表示させる制御を行うようにしたので、一覧表示する際の画像の数と内容とを容易に調整することができる。
制御部1は、ユーザによる第1の指示操作(Cボタン操作)を検出したことに応じて、現在の一覧表示に表示している画像が元画像から切り出した切出画像である場合に、現在よりも小さい表示サイズで一覧表示させる画像は、その切出画像の元画像から切り出す部分のサイズをその切画像とは異ならせてその一部を切り出して切出画像を取得し、その取得した切出画像を、一覧表示させる制御を行うようにしたので、一覧表示する際の画像の数と内容とを容易に調整することができる。
制御部1は、切出画像を取得し、タッチ表示部6に表示させる制御を、一覧表示させる複数の画像の表示サイズが所定のサイズよりも小さくなると判別される場合にのみ実行するようにしたので、一覧表示する際の画像の数と内容とをより適切に調整することができる。
制御部1は、切出画像を取得し、タッチ表示部6に表示させる制御を、一覧表示させる複数の画像の表示サイズが所定のサイズよりも小さくなると判別される場合にのみ実行するようにしたので、一覧表示する際の画像の数と内容とをより適切に調整することができる。
制御部1は、Cボタンが操作される毎に、複数の異なる元画像の各々を同じ表示サイズで、かつ前回のCボタン操作時によりも小さな表示サイズで一覧表示させるが、その際、表示サイズが所定のサイズよりも小さくなったことを検出すると、元画像の一部を切り出した切出画像を元画像と置き換えて同じ表示サイズとなるように表示させる制御を行うようにすれば、上述した実施形態と同様の効果を有する他に、一覧表示の画像の表示サイズが所定のサイズよりも小さくなった場合には、上述した実施形態のようにBボタンを操作しなくても特徴部分(顔部分)の拡大表示が可能となる。
なお、一覧表示の画像の表示サイズが所定のサイズよりも小さくなる場合として、Nカウンタの値が“3”以上としているが、”2”以上としてもよい。
<変形例7>
上述した実施形態においては、1種類の特徴部分(顔部分)を切り出して拡大表示するようにしたが、切り出す対象となる特徴部分を複数、例えば、顔部分と植物部分とから選択して、その選択した特徴部分を切り出して拡大表示するようにしてもよい。
図12(1)は、上述の実施形態1に対して、特徴部分の種類を切り替える(選択する)操作を行うDボタンをタッチ表示部6に更に追加して表示したものとなっている。図12(2−1)は、1つの元画像内に2種類の特徴部分(顔部分と植物部分)が写っている場合の表示例となっている。図12(2−2)は、特徴部分として顔部分が選択されている場合の、元画像上に切り出し枠(図示の例では、破線で示した縦長の長方形枠)を設定した状態を示し、この状態において、制御部1は、元画像から切り出し枠内の画像を切り出すと共に、その切出画像を元画像と置き換えて元画像と同じ表示サイズで表示させるようにしている。図12(2−3)に示すように図12(2−1)の場合に比べて、顔部分が拡大して表示されたものとなる。図12(2−4)は、特徴部分として植物部分が選択されている場合の、元画像上に切り出し枠(図示の例では、破線で示した縦長の長方形枠)を設定した状態を示し、この状態において、制御部1は、元画像から切り出し枠内の画像を切り出すと共に、その切出画像を元画像と置き換えて元画像と同じ表示サイズで表示させるようにしている。図12(2−5)に示すように図12(2−1)の場合に比べて、植物部分が拡大して表示されたものとなる。図12(2−3)と図12(2−5)とでは元画像に対する切り出し枠の位置関係が異なるため、太線表示(識別表示)も異なって表示されている。
この場合のフローチャートは、図3のステップA4でNOとなった後に、タッチ表示部6によりDボタンが操作されたかを判別し、Dボタンが操作された場合には、続けて、ステップA10と同様に、切り出し画像を表示しているか否を判別して、切り出し画像を表示していない場合には、操作を無効としてステップA3に戻る。一方、切り出し画像を表示している場合には、現在選択されている特徴部分の種類が、顔部分であるかを判別し、顔部分であれば、特徴部分を植物部分に切り替え、顔部分でなければ(植物部分)、顔部分に切りえる処理を行う。続けて、選択されている特徴部分の種類で、図4のステップA12からステップA22でYESとなるまでの処理を行うようにする。Aボタン、Bボタンの操作では、特徴部分の種類の切り替えは行わず、現在選択されている特徴部分の種類を維持して、上述した実施形態同様の処理を行う。すなわち、制御部1は、元画像を解析することによってその画像の特徴部分(顔部分又は植物部分)を検出し、この特徴部分(顔部分又は植物部分)を中心に切り出す。
なお、選択可能な特徴部分の種類は、2種類に限らず3種類以上でもよい。
また、特徴部分の種類は、公知の技術で実施可能な範囲で、任意に選択可能としてよい。
また、図12の表示例では、1つの元画像内に2種類の特徴部分(顔部分と植物部分)が写っている場合を例示したが、複数の元画像がマトリックス状に一覧表示されている場合であってもよい。この場合においても選択されている種類の特徴部分を切り出し拡大表示される。
このように、制御部1は、元画像から選択されている種類の特徴部分を切り出して切出画像を取得し、ユーザによる第3の指示操作(Dボタン操作)を検出したことに応じて、元画像から切り出す特徴部分の種類を、現在とは異なる種類から選択し、その選択した種類の特徴部分を切り出して切出画像を取得し、その取得した異なる切出画像を、表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を、更に行うようにしたので、一覧表示する際の画像の内容を所望する種類の特徴部分に応じて容易に調整することができる。
<変形例8>
上述した実施形態においては、サムネイル画像として長方形の画像を一覧表示するようにしたが、スマートフォン(多機能型携帯電話)でサムネイル画像を一覧表示する場合には、縦置きの元画像(縦構図の元画像)では、図13(1)に示すように、その上下方向(縦方向)を切り落として正方形の画像を生成し、横置きの元画像(横構図の元画像)では、図13(2)に示すように、その左右方向(横方向)を切り落として、正方形の画像を生成して表示するのが一般的である。このようにサムネイル画像を正方形で表示すると、元画像は縦置き画像であったか、横置き画像であったかを視認することができなくなる、という問題があった。
そこで、上述のようにサムネイル画像を正方形で表示する場合においても、切出画像毎に切り出し対象外となった端部を特定して、図13(1)、(2)に示すように識別表示(例えば、太線表示)するようにすれば、元画像は縦置き画像であったか横置き画像であったかを容易に視認することができる。なお、図13(3)は、元画像が正方形の画像の場合を示し、元画像が正方形であれば、切り落しは行われないので、上述の識別表示(太線表示)は行われないため、ユーザは元画像が正方形であることを視認することができる。
また、上述した実施形態においては、切出画像の各端部のうち、元画像の上下左右の端部に一致しない方向(切り出し対象外となった方向)の端部を特定してその端部を識別可能な態様で表示する場合に、その端部を太線表示するようにしたが、その端部の線の太さに限らず、線の種類(例えば、点線、一点破線など)を変えたり、線の表示色を変えたり、線を点滅させたり、マークを付加したりするようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、切り出し対象外となった画像量を判別するため1段階の所定の閾値を設けているが、複数段階設けてもよく、その場合に、どの所定の閾値以上であるかに応じて、太線の本数を3本以上で表示するようにしてもよく、識別表示を太線の本数ではなく、例えば、波線を太線に沿って表示させるようにしてもよい。
上述した実施形態においては、切り出し対象外となった端部を識別可能な態様で表示するようにしたが、その端部の方向を識別可能な態様で表示するようにしてもよい。例えば、切り出し対象外となった端部に近接して矢印マークを表示したり、端部に近い位置ほど明度を上げるようにグラデーションを施したりするようにしてもよい。
上述した実施形態においては、複数のサムネイル画像(元画像)から切り出した画像を一括して拡大表示するようにしたが、複数のサムネイル画像の中から任意の画像がユーザ操作によって選択されてその一部の切り出し表示(拡大表示)が指示された際に、その選択画像と共にその他の全ての元画像を一括して切り出し表示(拡大表示)したり、選択画像と関連する他の元画像のみを切り出し表示(拡大表示)したりするようにしてもよい。このことは、切り出し枠の移動についても同様であり、ユーザ操作によって任意に選択された画像に設定した切り出し枠を移動させた場合には、この選択画像と共にその他の全ての元画像に設定される切り出し枠を移動するようにしてもよい。これによってユーザ操作によって選択された画像の表示に他の画像の表示を合わせ込むことができる。
上述した実施形態においては、複数のサムネイル画像(元画像)から切り出した画像を一括して拡大表示するようにしたが、例えば、予め人物の顔を登録しておくことで、その登録された顔を含む元画像からその顔部分を切り出して拡大表示するようにしてもよい。これによってユーザの所望する人物の顔(登録された顔)のみを拡大表示させることかできる。また、予め顔を登録する場合に限らず、例えば、画像解析によって男女や性別を検出して、その男女や性別に応じて顔部分を切り出して拡大表示するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、元画像から検出した顔を中心として切り出した画像を拡大表示するようにしたが、例えば、手持ちでの自分撮りに特化した撮像装置において予めウェストショットやバストショットの構図を想定して自分の顔部分が配置される上半分を優先的に拡大表示するようにすれば、例えば、左右中心で上から1/3の位置を中心に切り出して拡大表示するようにすれば、顔検出から切り出しまでの処理を簡素化することが可能となる。
上述した実施形態においては、画像表示装置としてデジタルカメラに適用した場合を示したが、これに限らず、パーソナルコンピュータ、PDA(個人向け携帯型情報通信機器)、タブレット端末装置、スマートフォンなどの携帯電話機、電子ゲーム、音楽プレイヤーなどに適用するようにしてもよい。
また、上述した実施形態において示した“装置”や“部”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
複数の異なる元画像を、表示手段に一覧表示させる制御を行う表示制御手段と、
ユーザによる指示操作を検出する検出手段と、
前記検出手段がユーザによる第2の指示操作を検出したことに応じて、前記表示手段に一覧表示している複数の異なる元画像の少なくとも1つからその一部を切り出して切出画像を取得する切出手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記切出手段が取得した切出画像を、前記一覧表示している前記切り出した元画像と、その表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を行う、
ことを特徴とする画像表示装置である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像表示装置において、
前記切出手段は、前記検出手段がユーザによる前記第2の指示操作を検出する毎に、元画像から切り出す部分のサイズを異ならせて、前記一覧表示している複数の異なる元画像の少なくとも1つからその一部を切り出して切出画像を取得し、
前記表示制御手段は、前記切出手段が取得した異なる切出画像を、前記表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を行う、
ことを特徴とする。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像表示装置において、
前記切出手段は、元画像から選択されている種類の特徴部分を切り出して切出画像を取得し、前記検出手段がユーザによる第3の指示操作を検出したことに応じて、元画像から切り出す特徴部分の種類を、現在とは異なる種類から選択し、当該選択した種類の特徴部分を切り出して切出画像を取得し、
前記表示制御手段は、前記切出手段が取得した異なる切出画像を、前記表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を、更に行う、
ことを特徴とする。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像表示装置において、
前記表示制御手段は、前記切出画像を、前記切り出し元の元画像上での切り出し位置を識別可能な態様で表示させる制御を、更に行う、
ことを特徴とする。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項1、3、4の何れか1項に記載の画像表示装置において、
前記切出手段は、前記検出手段がユーザによる第2の指示操作を検出したことに応じて、前記一覧表示している複数の異なる元画像の少なくとも1つから異なる一部を切り出して複数の異なる切出画像を取得し、
前記表示制御手段は、前記切出手段が取得した異なる複数の切出画像を、前記表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を行う、
ことを特徴とする。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像表示装置において、
前記表示制御手段は、前記1つの元画像から切り出した複数の異なる切出画像が、同じ元画像から切り出されたことを識別可能な態様で、前記表示手段に一覧表示させる制御を、更に行う、
ことを特徴とする。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、
複数の異なる画像を、表示手段に一覧表示させる制御を行う表示制御手段と、
ユーザによる指示操作を検出する検出手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、前記検出手段がユーザによる第1の指示操作を検出する毎に、前記表示手段に表示している現在の一覧表示に替えて、現在表示している画像数よりも多い画像数である複数の異なる画像を、現在よりも小さい表示サイズで、前記表示手段に一覧表示させる制御を行う、
ことを特徴とする画像表示装置である。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の画像表示装置において、
前記検出手段がユーザによる第2の指示操作を検出したことに応じて、前記表示手段に一覧表示している複数の異なる画像の少なくとも1つからその一部を切り出して切出画像を取得する切出手段を、更に備え、
前記表示制御手段は、前記切出手段が取得した切出画像を、前記一覧表示している前記切り出した画像と、その表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を、更に行う、
ことを特徴とする。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項7又は8に記載の画像表示装置において、
前記切出手段は、前記検出手段がユーザによる第1の指示操作を検出したことに応じて、現在の一覧表示に表示している画像が元画像である場合に、前記表示制御手段が前記現在よりも小さい表示サイズで前記表示手段に一覧表示させる画像は、その元画像からその一部を切り出して切出画像を取得し、
前記表示制御手段は、前記切出手段が取得した切出画像を、前記一覧表示させる元制御を行う、
ことを特徴とする。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の画像表示装置において、
前記切出手段は、前記検出手段がユーザによる第1の指示操作を検出したことに応じて、現在の一覧表示に表示している画像が元画像から切り出した切出画像である場合に、前記表示制御手段が現在よりも小さい表示サイズで前記表示手段に一覧表示させる画像は、その切出画像の元画像から切り出す部分のサイズをその切画像とは異ならせてその一部を切り出して切出画像を取得し、
前記表示制御手段は、前記切出手段が取得した切出画像を、前記一覧表示させる制御を行う、
ことを特徴とする。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の画像表示装置において、
前記表示制御手段が前記表示手段に一覧表示させる前記複数の画像の表示サイズが所定のサイズよりも小さくなるか否かを判別する判別手段を、更に備え、
前記判別手段が、前記複数の画像の表示サイズが所定のサイズよりも小さくなると判別した場合にのみ、前記切出手段は前記切出画像を取得し、前記表示制御手段は前記表示手段に表示させる制御を実行する、
ことを特徴とする。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、請求項7に記載の画像表示装置において、
前記表示制御手段は、複数の異なる画像を、縦方向と横方向とで同じ配列数のマトリックス状に並べて、前記表示手段に一覧表示させる制御を、更に行い、
前記検出手段がユーザによる第3の指示操作を検出する毎に、現在の一覧表示に替えて、現在表示している画像数よりも多い画像数である複数の異なる画像を、現在の前記同じ配列数よりも多い同じ配列数で、前記表示手段に一覧表示させる制御を行う、
ことを特徴とする。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、
元画像の一部を切り出して切出画像を取得する切出手段と、
複数の異なる元画像を表示手段に一覧表示させ、当該複数の異なる元画像の少なくとも1つから前記切出手段により取得された切出画像を、当該元画像上での切り出し位置を識別可能な態様で、前記一覧表示している元画像と置き換えて、前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段と、
を備えることを特徴とする画像表示装置である。
(請求項14)
請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の画像表示装置において、
前記元画像上での前記切出画像の上下左右方向の各端部と、当該元画像の上下左右方向の各端部が一致しているか否かを特定する特定手段を、更に備え、
前記表示制御手段は、前記特定手段により特定された各端部の一致状況を識別可能な態様で当該切出画像を表示手段に表示させる制御を行う、
ことを特徴とする。
(請求項15)
請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の画像表示装置において、
前記表示制御手段は、前記切出画像の各端部のうち、前記特定手段により特定された元画像の上下左右の端部と一致していない方向を識別可能な態様で当該切出画像を表示手段に表示させる制御を行う、
ことを特徴とする。
(請求項16)
請求項16に記載の発明は、請求項14又は15に記載の画像表示装置において、
前記特定手段は、前記切出画像の各端部のうち、当該元画像の上下左右の端部に一致しない方向の端部側において切り出し対象外となった元画像の画像量を、更に特定し、
前記表示制御手段は、前記特定手段により特定された切り出し対象外となった画像量を、更に識別可能な態様で当該切出画像を表示手段に表示させる制御を行う、
ことを特徴とする。
(請求項17)
請求項17に記載の発明は、
画像表示装置における画像表示制御方法であって、
複数の異なる元画像を、表示手段に一覧表示させる制御を行う処理と、
ユーザによる指示操作を検出する処理と、
ユーザによる指示操作を検出したことに応じて、前記表示手段に一覧表示している複数の異なる元画像の少なくとも1つからその一部を切り出して切出画像を取得する処理と、
前記取得した切出画像を、前記一覧表示している前記切り出した元画像と、その表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を行う処理と、
を含むことを特徴とする。
(請求項18)
請求項18に記載の発明は、
画像表示装置における画像表示制御方法であって、
複数の異なる画像を、表示手段に一覧表示させる制御を行う処理と、
ユーザによる指示操作を検出する処理と、
ユーザによる指示操作を検出する毎に、現在の一覧表示に替えて、前記表示手段に現在表示している画像数よりも多い画像数である複数の異なる画像を、現在よりも小さい表示サイズで、前記表示手段に一覧表示させる制御を行う処理と、
を含むことを特徴とする。
(請求項19)
請求項19に記載の発明は、
画像表示装置における画像表示制御方法であって、
複数の異なる元画像を表示手段に一覧表示させる制御を行う処理と、
前記複数の異なる元画像の少なくとも1つからその一部を切り出して切出画像を取得する処理と、
前記取得した切出画像を、前記切り出した元画像上での切り出し位置を識別可能な態様で、前記一覧表示している元画像と置き換えて、前記表示手段に表示させる制御を行う処理と、
を含むことを特徴とする。
(請求項20)
請求項20に記載の発明は、
画像表示装置のコンピュータに、
複数の異なる元画像を、表示手段に一覧表示させる制御を行う機能と、
ユーザによる指示操作を検出する機能と、
ユーザによる指示操作を検出したことに応じて、前記表示手段に一覧表示している複数の異なる元画像の少なくとも1つからその一部を切り出して切出画像を取得する機能と、
前記取得した切出画像を、前記一覧表示している前記切り出した元画像と、その表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を行う機能と、
を実現させるためのプログラムである。
(請求項21)
請求項21に記載の発明は、
画像表示装置のコンピュータに、
複数の異なる画像を、表示手段に一覧表示させる制御を行う機能と、
ユーザによる指示操作を検出する機能と、
ユーザによる指示操作を検出する毎に、現在の一覧表示に替えて、前記表示手段に現在表示している画像数よりも多い画像数である複数の異なる画像を、現在よりも小さい表示サイズで、前記表示手段に一覧表示させる制御を行う機能と、
を実現させるためのプログラムである。
(請求項22)
請求項22に記載の発明は、
画像表示装置のコンピュータに、
複数の異なる元画像を表示手段に一覧表示させる制御を行う機能と、
前記複数の異なる元画像の少なくとも1つからその一部を切り出して切出画像を取得する機能と、
前記取得した切出画像を、前記切り出した元画像上での切り出し位置を識別可能な態様で、前記一覧表示している元画像と置き換えて、前記表示手段に表示させる制御を行う機能と、
を実現させるためのプログラムである。
1 制御部
3 記憶部
3a プログラムメモリ
4 操作部
6 タッチ表示部
6a 表示部
6b タッチ操作部

Claims (16)

  1. 複数の異なる元画像を、表示手段に一覧表示させる制御を行う表示制御手段と、
    ユーザによる指示操作を検出する検出手段と、
    前記検出手段がユーザによる第の指示操作を検出したことに応じて、前記表示手段に一覧表示されている複数の異なる元画像の中から少なくとも1つの元画像を指定し、当該指定画像から切り出す所定の種類の特徴部分を前記指定画像から切り出して切出画像を取得し、前記検出手段がユーザによる第2の指示操作を検出したことに応じて、前記指定画像から切り出す特徴部分の種類として前記所定の種類とは異なる他の種類を選択し、当該選択した他の種類の特徴部分を前記指定画像から切り出して切出画像を取得する切出手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記切出手段が取得した切出画像を、前記一覧表示している前記切り出した元画像と、その表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を行う、ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 複数の異なる元画像を、表示手段に一覧表示させる制御を行う表示制御手段と、
    ユーザによる指示操作を検出する検出手段と、
    前記検出手段がユーザによる第1の指示操作を検出したことに応じて、前記表示手段に一覧表示している複数の異なる元画像の少なくとも1つからその一部を切り出して切出画像を取得する切出手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記切出手段が取得した切出画像を、前記切り出し元の元画像上での切り出し位置を識別可能な態様で、前記一覧表示している前記切り出した元画像と、その表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を行う、
    ことを特徴とする画像表示装置。
  3. 複数の異なる元画像を、表示手段に一覧表示させる制御を行う表示制御手段と、
    ユーザによる指示操作を検出する検出手段と、
    前記検出手段がユーザによる第1の指示操作を検出したことに応じて、前記一覧表示している複数の異なる元画像の少なくとも1つから異なる一部を切り出して複数の異なる切出画像を取得する切出手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記切出手段が取得した異なる複数の切出画像を、前記一覧表示している前記切り出した元画像と、その表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を行う、
    ことを特徴とする画像表示装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記1つの元画像から切り出した複数の異なる切出画像が、同じ元画像から切り出されたことを識別可能な態様で、前記表示手段に一覧表示させる制御を、更に行う、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。
  5. 元画像の一部を切り出して切出画像を取得する切出手段と、
    複数の異なる元画像を表示手段に一覧表示させ、当該複数の異なる元画像の少なくとも1つから前記切出手段により取得された切出画像を、当該元画像上での切り出し位置を識別可能な態様で、前記一覧表示している元画像と置き換えて、前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
  6. 前記元画像上での前記切出画像の上下左右方向の各端部と、当該元画像の上下左右方向の各端部が一致しているか否かを特定する特定手段を、更に備え、
    前記表示制御手段は、前記特定手段により特定された各端部の一致状況を識別可能な態様で当該切出画像を表示手段に表示させる制御を行う、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像表示装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記切出画像の各端部のうち、前記特定手段により特定された元画像の上下左右の端部と一致していない方向を識別可能な態様で当該切出画像を表示手段に表示させる制御を行う、
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置。
  8. 前記特定手段は、前記切出画像の各端部のうち、当該元画像の上下左右の端部に一致しない方向の端部側において切り出し対象外となった元画像の画像量を、更に特定し、
    前記表示制御手段は、前記特定手段により特定された切り出し対象外となった画像量を、更に識別可能な態様で当該切出画像を表示手段に表示させる制御を行う、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の画像表示装置。
  9. 画像表示装置における画像表示制御方法であって、
    複数の異なる元画像を、表示手段に一覧表示させる制御を行う処理と、
    ユーザによる指示操作を検出する処理と、
    ユーザによる第1の指示操作を検出したことに応じて、前記表示手段に一覧表示されている複数の異なる元画像の中から少なくとも1つの元画像を指定し、当該指定画像から切り出す所定の種類の特徴部分を前記指定画像から切り出して切出画像を取得し、ユーザによる第2の指示操作を検出したことに応じて、前記指定画像から切り出す特徴部分の種類として前記所定の種類とは異なる他の種類を選択し、当該選択した他の種類の特徴部分を前記指定画像から切り出して切出画像を取得する処理と、
    前記取得した切出画像を、前記一覧表示している前記切り出した元画像と、その表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を行う処理と
    を含むことを特徴とする画像表示制御方法。
  10. 画像表示装置における画像表示制御方法であって、
    複数の異なる元画像を、表示手段に一覧表示させる制御を行う処理と、
    ユーザによる指示操作を検出する処理と、
    ユーザによる指示操作を検出したことに応じて、前記表示手段に一覧表示している複数の異なる元画像の少なくとも1つからその一部を切り出して切出画像を取得する処理と、
    前記取得した切出画像を、前記切り出し元の元画像上での切り出し位置を識別可能な態様で、前記一覧表示している前記切り出した元画像と、その表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を行う処理と、
    を含むことを特徴とする画像表示制御方法。
  11. 画像表示装置における画像表示制御方法であって、
    複数の異なる元画像を、表示手段に一覧表示させる制御を行う処理と、
    ユーザによる指示操作を検出する処理と、
    ユーザによる指示操作を検出したことに応じて、前記一覧表示している複数の異なる元画像の少なくとも1つから異なる一部を切り出して複数の異なる切出画像を取得する処理と、
    前記取得した異なる複数の切出画像を、前記一覧表示している前記切り出した元画像と、その表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を行う処理と、
    を含むことを特徴とする画像表示制御方法。
  12. 画像表示装置における画像表示制御方法であって、
    複数の異なる元画像を表示手段に一覧表示させる制御を行う処理と、
    前記複数の異なる元画像の少なくとも1つからその一部を切り出して切出画像を取得する処理と、
    前記取得した切出画像を、前記切り出した元画像上での切り出し位置を識別可能な態様で、前記一覧表示している元画像と置き換えて、前記表示手段に表示させる制御を行う処理と、
    を含むことを特徴とする画像表示制御方法。
  13. 画像表示装置のコンピュータに、
    複数の異なる元画像を、表示手段に一覧表示させる制御を行う機能、
    ユーザによる指示操作を検出する機能、
    ユーザによる第1の指示操作を検出したことに応じて、前記表示手段に一覧表示されている複数の異なる元画像の中から少なくとも1つの元画像を指定し、当該指定画像から切り出す所定の種類の特徴部分を前記指定画像から切り出して切出画像を取得し、ユーザによる第2の指示操作を検出したことに応じて、前記指定画像から切り出す特徴部分の種類として前記所定の種類とは異なる他の種類を選択し、当該選択した他の種類の特徴部分を前記指定画像から切り出して切出画像を取得する機能、
    前記取得した切出画像を、前記一覧表示している前記切り出した元画像と、その表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を行う機能、
    を実現させるためのプログラム。
  14. 画像表示装置のコンピュータに、
    複数の異なる元画像を、表示手段に一覧表示させる制御を行う機能、
    ユーザによる指示操作を検出する機能、
    ユーザによる指示操作を検出したことに応じて、前記表示手段に一覧表示している複数の異なる元画像の少なくとも1つからその一部を切り出して切出画像を取得する機能、
    前記取得した切出画像を、前記切り出し元の元画像上での切り出し位置を識別可能な態様で、前記一覧表示している前記切り出した元画像と、その表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を行う機能、
    を実現させるためのプログラム。
  15. 画像表示装置のコンピュータに、
    複数の異なる元画像を、表示手段に一覧表示させる制御を行う機能、
    ユーザによる指示操作を検出する機能、
    ユーザによる指示操作を検出したことに応じて、前記一覧表示している複数の異なる元画像の少なくとも1つから異なる一部を切り出して複数の異なる切出画像を取得する機能、
    前記取得した異なる複数の切出画像を、前記一覧表示している前記切り出した元画像と、その表示サイズを維持したまま置き換えて表示させる制御を行う機能、
    を実現させるためのプログラム。
  16. 画像表示装置のコンピュータに、
    複数の異なる元画像を、表示手段に一覧表示させる制御を行う機能、
    前記複数の異なる元画像の少なくとも1つからその一部を切り出して切出画像を取得する機能、
    前記取得した切出画像を、前記切り出した元画像上での切り出し位置を識別可能な態様で、前記一覧表示している元画像と置き換えて、前記表示手段に表示させる制御を行う機能、
    を実現させるためのプログラム。
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