JP6873219B1 - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸方向および径方向について回転電機を小型化することができる回転電機を得る。
【解決手段】第1内周側端末415Aは、第1導体露出部426を有し、第2内周側端末415Bは、第1導体露出部426に対向する第2導体露出部427を有し、第1導体露出部426および第2導体露出部427における互いに対向する部分である対向部は、径方向に延びており、第1導体露出部426および第2導体露出部427の対向部の少なくとも一部は、第1外周側端末414Aおよび第2外周側端末414Bよりも径方向について内側に配置されている。
【選択図】図17

Description

本開示は、複数のコイルを備えた回転電機に関する。
従来、複数のスロットが周方向に並べて形成された固定子鉄心と、固定子鉄心に設けられた分布巻の複数のコイルとを備えた回転電機が知られている。複数のコイルには、周方向に互いに隣り合い、互いに電気的に接続された第1コイルおよび第2コイルが含まれている。第1コイルは、スロットにおける径方向について外側の領域から軸方向に突出した第1外周側端末を有している。第2コイルは、スロットにおける径方向について内側の領域から軸方向に突出した第2内周側端末を有している。第1外周側端末および第2内周側端末は、互いに同一のスロットから軸方向に突出している。第1外周側端末および第2内周側端末のそれぞれは、互いに対向する導体露出部を有している。第1外周側端末の導体露出部および第2内周側端末の導体露出部が互いに接合されている。第1外周側端末の導体露出部および第2内周側端末の導体露出部における互いに対向する部分である対向部は、径方向に延びている。これにより、軸方向について回転電機を小型化することができる(例えば、特許文献1参照)。
特許第5586969号公報
しかしながら、第1外周側端末および第2内周側端末の対向部の全体が、第1外周側端末における導体露出部を除いた部分よりも径方向について外側に配置される。これにより、径方向について回転電機が大型化してしまうという課題があった。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、軸方向および径方向について回転電機を小型化することができる回転電機を提供するものである。
本開示に係る回転電機は、複数のスロットが周方向に並べて形成された電機子鉄心と、電機子鉄心に設けられた分布巻の複数のコイルとを備え、複数のコイルには、スロットにおける径方向について外側の領域から軸方向に突出した第1外周側端末および第1外周側端末が突出したスロットに対して周方向について一方側に離れたスロットにおける径方向について内側の領域から軸方向に突出した第1内周側端末を有する複数の第1コイルと、スロットにおける径方向について外側の領域から軸方向に突出した第2外周側端末および第2外周側端末が突出したスロットに対して周方向について一方側に離れたスロットにおける径方向について内側の領域から軸方向に突出した第2内周側端末を有する複数の第2コイルとが含まれており、第1コイルおよび第2コイルは、第1外周側端末と第2内周側端末とが互いに同一のスロットから突出し、第1内周側端末と第2外周側端末とが互いに同一のスロットから突出するように、周方向に交互に並べて配置されており、第1内周側端末は、第1導体露出部を有し、第2内周側端末は、第1導体露出部に対向する第2導体露出部を有し、第1導体露出部および第2導体露出部における互いに対向する部分である対向部は、径方向に延びており、対向部の少なくとも一部は、第1外周側端末および第2外周側端末よりも径方向について内側に配置されている。
本開示に係る回転電機によれば、軸方向および径方向について回転電機を小型化することができる。
実施の形態1に係る回転電機を示す断面図である。 図1の固定子を示す斜視図である。 図1の回転電機の要部を示す平面図である。 図3のコイルを示す模式図である。 図1のコイルを示す結線図である。 第1コイルを示す斜視図である。 第2コイルを示す斜視図である。 第1コイルおよび第2コイルを示す斜視図である。 図2の複数のコイルを示す斜視図である。 図9の複数のコイルに固定子鉄心が取り付けられた状態を示す斜視図である。 複数のコイルの結線パターンを示す図である。 比較例の回転電機の要部を示す平面図である。 図12の回転電機の要部を示す側面図である。 図12の回転電機の要部を示す側面図である。 図1の回転電機の要部を示す平面図である。 図15の回転電機の要部を示す側面図である。 図15の回転電機の要部を示す側面図である。 実施の形態2に係る回転電機の要部を示す平面図である。 図18の回転電機の要部を示す側面図である。 図18の回転電機の要部を示す側面図である。 比較例の回転電機の要部を示す平面図である。 図21の回転電機の要部を側面図である。 実施の形態3の回転電機の要部を示す平面図である。 図23の回転電機の要部を示す側面図である。 図23の回転電機の要部を示す側面図である。 実施の形態4に係る回転電機の要部を示す平面図である。 図26の回転電機の要部を示す側面図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る回転電機を示す断面図である。回転電機1は、ハウジング2と、ハウジング2に設けられたブラケット3とを備えている。ハウジング2は、円筒部201と、円筒部201の軸方向について一方側に設けられた底板部202とを有している。円筒部201の軸方向についての他方側の部分には、開口部203が形成されている。底板部202の中心には、板厚方向に延びた貫通孔204が形成されている。
ブラケット3は、ハウジング2の開口部203を塞ぐようにハウジング2に設けられている。ブラケット3は、円筒部301と、円筒部301の軸方向について一方側に設けられた底板部302とを有している。円筒部301の軸方向についての他方側の部分には、開口部303が形成されている。開口部303は、開口部203と繋がっている。底板部302の中心には、板厚方向に延びた貫通孔304が形成されている。
また、回転電機1は、ハウジング2の内側に設けられた電機子である固定子4と、固定子4の内側に設けられた回転子5とを備えている。また、回転電機1は、回転子5に設けられ、回転子5とともに回転する回転軸6と、ハウジング2と回転軸6との間に設けられた第1軸受7と、ブラケット3と回転軸6との間に設けられた第2軸受8とを備えている。
固定子4は、ハウジング2の円筒部201の内周面に固定されている。ハウジング2の円筒部201に対して固定子4を固定する方法としては、焼き嵌め、圧入などが挙げられる。
回転軸6は、第1軸受7および第2軸受8を介して、ハウジング2およびブラケット3に回転可能に支持されている。第1軸受7は、貫通孔204の内側に配置されている。第2軸受8は、貫通孔304の内側に配置されている。回転軸6が回転することによって、回転子5が回転する。
回転子5は、回転子鉄心501と、回転子鉄心501に設けられた複数の永久磁石502とを有している。回転子鉄心501は、円柱形状に形成されている。回転子鉄心501には、回転子鉄心501の中心を通り、軸方向に延びた貫通孔503が形成されている。回転軸6は、貫通孔503に挿入されている。複数の永久磁石502は、回転子鉄心501の内部に設けられている。複数の永久磁石502は、周方向に等間隔に並べて配置されている。回転電機1は、永久磁石型回転電機となっている。
この例では、軸方向とは、回転軸6が延びる方向であり、径方向とは、回転軸6の軸線を中心線とした場合の径方向であり、周方向とは、回転軸6の軸線を中心線とした場合の周方向である。
図2は、図1の固定子4を示す斜視図である。固定子4は、電機子鉄心である固定子鉄心401と、固定子鉄心401に設けられた分布巻の複数のコイル402とを備えている。
回転子5の極数は8個であり、固定子4のスロット数は48個であり、複数のコイル402は3相に分けられている。複数のスロットは、毎極毎相当たり2個の割合で固定子鉄心401に形成されている。
図3は、図1の回転電機1の要部を示す平面図である。図4は、図3のコイル402を示す模式図である。図3では、左右方向が周方向となっており、上下方向が径方向となっている。固定子鉄心401は、円筒形状のコアバック403と、コアバック403に設けられた複数のティース404とを有している。複数のティース404は、コアバック403から径方向について内側に延びている。複数のティース404は、周方向に並べて配置されている。周方向に互いに隣り合うティース404の間には、スロット405が形成されている。複数のスロット405が周方向に並べて配置されている。複数のスロット405のそれぞれには、コイル402が挿入されている。
スロット405における径方向について外側の領域をスロット径方向外側領域405Aとする。スロット405における径方向について内側の領域をスロット径方向内側領域405Bとする。
複数のコイル402には、互いに同相であり、周方向に並べて配置され、互いに電気的に接続された複数の同相コイル402Aが含まれている。図3および図4では、1個の同相コイル402Aが示されている。
コイル402は、スロット405に挿入されたスロット部406と、互いに異なるスロット405に挿入された一対のスロット部406を繋ぐターン部407とを有している。また、コイル402は、スロット径方向外側領域405Aから軸方向について一方側に突出した外周側端末408と、スロット径方向内側領域405Bから軸方向について一方側に突出した内周側端末409とを有している。
図3では、同相コイル402Aに含まれる複数のスロット部406が挿入される複数のスロット405の領域が、S1、S2、S3、S4、S5、S6、S7、S8と示されている。領域S1に挿入されたスロット部406をスロット部406Aとする。領域S2に挿入されたスロット部406をスロット部406Bとする。領域S3に挿入されたスロット部406をスロット部406Cとする。領域S4に挿入されたスロット部406をスロット部406Dとする。領域S5に挿入されたスロット部406をスロット部406Eとする。領域S6に挿入されたスロット部406をスロット部406Fとする。領域S7に挿入されたスロット部406をスロット部406Gとする。領域S8に挿入されたスロット部406をスロット部406Hとする。
スロット部406Aとスロット部406Bとを繋ぐターン部407をターン部407Aとする。スロット部406Bとスロット部406Cとを繋ぐターン部407をターン部407Bとする。スロット部406Cとスロット部406Dとを繋ぐターン部407をターン部407Cとする。スロット部406Dとスロット部406Eとを繋ぐターン部407をターン部407Dとする。スロット部406Eとスロット部406Fとを繋ぐターン部407をターン部407Eとする。スロット部406Fとスロット部406Gとを繋ぐターン部407をターン部407Fとする。スロット部406Gとスロット部406Hとを繋ぐターン部407をターン部407Gとする。
外周側端末408および内周側端末409は、他の同相コイル402Aまたはインバータ装置に接続される。インバータ装置は、コイル402に電流を供給する。
例えば、外部から外周側端末408に電流が供給された場合には、スロット部406およびターン部407を介して、内周側端末409に電流が流れて、他の同相コイル402Aに電流が供給される。コイル402に電流が供給されることによって、固定子には、磁界が発生する。
領域S1および領域S2で示された一対のスロット部406は、周方向について6個のスロット405だけずれた一対のスロット405に挿入されており、ターン部407によって互いに接続されている。同様に、領域S2および領域S3で示された一対のスロット部406、領域S3および領域S4で示された一対のスロット部406は、周方向について6個のスロット405だけずれた一対のスロット405に挿入されており、ターン部407によって互いに接続されている。
一方、領域S4および領域S5で示された一対のスロット部406は、周方向について5個のスロット405だけずれた一対のスロット405に挿入されており、ターン部407によって互いに接続されている。
領域S5および領域S6で示されたスロット部406は、周方向について6個のスロット405だけずれた一対のスロット405に挿入されており、ターン部407によって互いに接続されている。同様に、領域S6および領域S7で示された一対のスロット部406、領域S7および領域S8で示されたスロット部406は、周方向について6個のスロット405だけずれた一対のスロット405に挿入されており、ターン部407によって互いに接続されている。
図5は、図1のコイル402を示す結線図である。図5では、複数のコイル402のうちのU相のコイル402が、U1、U2、U3、U4、U5、U6、U7およびU8として示されている。また、図5では、複数のコイル402のうちのV相のコイル402が、V1、V2、V3、V4、V5、V6、V7およびV8として示されている。また、図5では、複数のコイル402のうちのW相のコイル402が、W1、W2、W3、W4、W5、W6、W7およびW8として示されている。
U1、V1およびW1で示されたコイル402の外周側端末408または内周側端末409がインバータ装置に接続されている。U8、V8およびW8で示されたコイル402の外周側端末408または内周側端末409が互いに接続されている。
図6は、第1コイルを示す斜視図である。図7は、第2コイルを示す斜視図である。図8は、第1コイルおよび第2コイルを示す斜視図である。複数のコイル402には、複数の第1コイル410および複数の第2コイル411が含まれている。第1コイル410および第2コイル411は、周方向に交互に並べて配置されている。
第1コイル410において、スロット部406を第1スロット部412Aとし、ターン部407を第1ターン部413Aとし、外周側端末408を第1外周側端末414Aとし、内周側端末409を第1内周側端末415Aとする。第1外周側端末414Aは、スロット405におけるスロット径方向外側領域405Aから軸方向について一方側に突出している。第1内周側端末415Aは、第1外周側端末414Aが突出したスロット405に対して周方向について一方側に離れたスロット405におけるスロット径方向内側領域405Bから軸方向について一方側に突出している。
第2コイル411において、スロット部406を第2スロット部412Bとし、ターン部407を第2ターン部413Bとし、外周側端末408を第2外周側端末414Bとし、内周側端末409を第2内周側端末415Bとする。第2外周側端末414Bは、スロット405におけるスロット径方向外側領域405Aから軸方向について一方側に突出している。第2内周側端末415Bは、第2外周側端末414Bが突出したスロット405に対して周方向について一方側に離れたスロット405におけるスロット径方向内側領域405Bから軸方向について一方側に突出している。
第1コイル410および第1コイル410に対して周方向について一方側に隣り合う第2コイル411の間では、第1内周側端末415Aと第2外周側端末414Bとが互いに同一のスロット405から突出している。一方、第1コイル410および第1コイル410に対して周方向について他方側に隣り合う第2コイル411の間では、第1外周側端末414Aと第2内周側端末415Bとが互いに同一のスロット405から突出している。
第1コイル410および第1コイル410に対して周方向について一方側に隣り合う第2コイル411の間では、第1内周側端末415Aと第2内周側端末415Bとが互いに接合されている。一方、第1コイル410および第1コイル410に対して周方向について他方側に隣り合う第2コイル411の間では、第1外周側端末414Aと第2外周側端末414Bとが互いに接合されている。
第1内周側端末415Aは、第1基部416と、第1径方向曲部417と、第1内側曲部418と、第1斜辺部419と、第1外側曲部420とを有している。
第1基部416は、スロット405から軸方向について一方側に突出している。第1径方向曲部417は、第1基部416の先端部に接続されている。第1径方向曲部417は、先端部が径方向の外側を向くように、周方向に対する垂直面に沿って曲げられている。
第1内側曲部418は、第1径方向曲部417の先端部に接続されている。第1内側曲部418は、先端部が中間部よりも径方向について内側に配置されるように、軸方向に対する垂直面に沿って曲げられている。
第1斜辺部419は、第1内側曲部418の先端部に接続されている。第1斜辺部419は、先端部が基端部よりも径方向について内側に配置されるように、軸方向に対する垂直面に沿って配置されている。
第1外側曲部420は、第1斜辺部419の先端部に接続されている。第1外側曲部420は、先端部が径方向の外側を向くように、軸方向に対する垂直面に沿って曲げられている。
第2内周側端末415Bは、第2基部421と、第2径方向曲部422と、第2内側曲部423と、第2斜辺部424と、第2外側曲部425とを有している。
第2基部421は、スロット405から軸方向について一方側に突出している。第2径方向曲部422は、第2基部421の先端部に接続されている。第2径方向曲部422は、先端部が径方向の外側を向くように、周方向に対する垂直面に沿って曲げられている。
第2内側曲部423は、第2径方向曲部422の先端部に接続されている。第2内側曲部423は、先端部が中間部よりも径方向について内側に配置されるように、軸方向に対する垂直面に沿って曲げられている。
第2斜辺部424は、第2内側曲部423の先端部に接続されている。第2斜辺部424は、先端部が基端部よりも径方向について内側に配置されるように、軸方向に対する垂直面に沿って配置されている。
第2外側曲部425は、第2斜辺部424の先端部に接続されている。第2外側曲部425は、先端部が径方向の外側を向くように、軸方向に対する垂直面に沿って曲げられている。
第1内周側端末415Aは、第1導体露出部426を有している。第1導体露出部426は、第1内周側端末415Aの先端部に配置されている。第1内周側端末415Aは、径方向に延びている。
第2内周側端末415Bは、第2導体露出部427を有している。第2導体露出部427は、第2内周側端末415Bの先端部に配置されている。第2内周側端末415Bは、径方向に延びている。
第2内周側端末415Bは、軸方向について第1内周側端末415Aに対向している。第1導体露出部426および第2導体露出部427は、互いに重ねられている。第1導体露出部426および第2導体露出部427は、溶接、ろう付けなどによって互いに接合されている。
軸方向についての第1径方向曲部417の位置および軸方向についての第2径方向曲部422の位置は、互いに異なっている。この例では、第1径方向曲部417よりも第2径方向曲部422の方が、軸方向について固定子鉄心401から離れて配置されている。軸方向についての第1径方向曲部417の位置と、軸方向についての第2径方向曲部422の位置との差は、コイル402を構成する導線の直径の寸法と一致する。これにより、第1導体露出部426と第2導体露出部427とが軸方向に容易に重ねることができる。複数の第1コイル410および複数の第2コイル411のそれぞれについて、軸方向についての第1径方向曲部417の位置および軸方向についての第2径方向曲部422の位置は、互いに異なっている。
図9は、図2の複数のコイル402を示す斜視図である。クロスポイントとは、互いに異なるスロットから突出したコイル402の端末が軸方向または径方向について互いに重なる部分である。24個のコイル402が周方向に並べて配置されている。互いに異なる相の一対のコイル402のうちの一方のコイル402における第1内周側端末415Aと他方のコイル402における第2内周側端末415Bとが軸方向について視た場合に互いに重なる部分をクロスポイントCPとする。クロスポイントCPは、第1径方向曲部417および第2径方向曲部422よりも径方向について外側に配置されている。
図10は、図9の複数のコイル402に固定子鉄心401が取り付けられた状態を示す斜視図である。固定子鉄心401は、複数の固定子鉄心片に分割されている。複数の固定子鉄心片のそれぞれは、コイル402に挿入されている。この例では、コイル402に対して固定子鉄心片が径方向について外側から内側に向かって挿入されて、固定子鉄心401がコイル402に取り付けられている。なお、固定子鉄心401が複数の固定子鉄心片に分割されていなくてもよい。この場合に、コイル402が固定子鉄心401のスロット405に対して径方向について内側から外側に挿入されて、コイル402が固定子鉄心401に取り付けられる。
図11は、複数のコイル402の結線パターンを示す図である。図11において、Uinは、U相のコイル402に電流を供給する給電部を示し、Uoutは、中性点を示している。図11において、スロットNo.は、48個のスロット405のそれぞれを特定している。図11の各スロット405には、4個のスロット部406が挿入されている。1個のスロット405に挿入された4個のスロット部406は、径方向に並べられている。図11において、複数のスロット部406のそれぞれには、スロット405に挿入される順が示されている。
図8に示すように、第1コイル410の第1内周側端末415Aと第2コイル411の第2内周側端末415Bとが互いに接合されている。また、第1コイル410の第1外周側端末414Aと第2コイル411の第2外周側端末414Bとが互いに接合されている。
図3に示すように、1個のコイル402は、周方向に互いに並んだ2個のスロット405に渡って配置されている。これにより、コイル402の数を低減させることができる。
図12は、比較例の回転電機の要部を示す平面図である。図13は、図12の回転電機の要部を示す側面図である。図14は、図12の回転電機の要部を示す側面図である。図12では、軸方向に視た場合の回転電機の要部が示されている。図13では、径方向に視た場合の回転電機の要部が示されている。図14では、周方向に視た場合の回転電機の要部が示されている。
比較例の回転電機では、第1コイル410の外周側端末408と第2コイル411の内周側端末409とが互いに接合されている。外周側端末408におけるスロット部406から軸方向に沿って一方側に突出した部分を外周側端末直線部428とする。
外周側端末408は、導体露出部429を有している。導体露出部429は、外周側端末408における外周側端末直線部428よりも先端部に配置されている。内周側端末409は、導体露出部430を有している。導体露出部430は、導体露出部429に対向している。導体露出部429および導体露出部430は、軸方向について互いに重ねられている。
軸方向について導体露出部429および導体露出部430が互いに対向する部分を対向部とする。導体露出部429および導体露出部430の対向部は、径方向に延びている。径方向についての導体露出部429および導体露出部430の対向部の内側の部分における径方向についての位置を対向開始位置とする。導体露出部429および導体露出部430における対向開始位置は、外周側端末直線部428の位置よりも径方向について外側の位置となっている。言い換えれば、導体露出部429および導体露出部430の対向部の全体が、外周側端末直線部428よりも径方向について外側に配置されている。
外周側端末408の導体露出部429は、先端部が径方向について外側を向くように曲げられた径方向曲部431を有している。径方向についての径方向曲部431の寸法をX1とする。
導体露出部429および導体露出部430の対向部における先端部は、互いに接合されている。導体露出部429および導体露出部430における互いに接合されている部分を接合部432とする。径方向曲部431と接合部432の間における導体露出部429の部分の周囲は、溶接チャックスペース433となっている。溶接チャックスペース433は、導体露出部429と導体露出部430とを互いに接合する際に必要となるスペースである。径方向についての溶接チャックスペース433の寸法をX2とする。
径方向についての接合部432の寸法をX3とする。外周側端末直線部428から径方向について外側に突出した導体露出部429の寸法をXとする。寸法Xは、寸法X1と寸法X2と寸法X3とを合わせた寸法である。したがって、比較例の回転電機では、径方向についてのコイル402の寸法が大きくなる。その結果、径方向について回転電機が大型化する。
図15は、図1の回転電機1の要部を示す平面図である。図16は、図15の回転電機1の要部を示す側面図である。図17は、図15の回転電機1の要部を示す側面図である。図15では、軸方向に視た場合の回転電機の要部が示されている。図16では、径方向に視た場合の回転電機の要部が示されている。図17では、周方向に視た場合の回転電機の要部が示されている。
実施の形態1の回転電機では、第1外周側端末414Aと第2外周側端末414Bとが互いに接合され、第1内周側端末415Aと第2内周側端末415Bとが互いに接合されている。
軸方向について第1導体露出部426および第2導体露出部427が互いに対向する部分を対向部とする。第1導体露出部426および第2導体露出部427の対向部は、径方向に延びている。径方向についての第1導体露出部426および第2導体露出部427の対向部の内側の部分における径方向についての位置を対向開始位置434とする。対向開始位置434は、第1外周側端末414Aおよび第2外周側端末414Bよりも径方向について内側に配置されている。言い換えれば、第1導体露出部426および第2導体露出部427の対向部の少なくとも一部は、第1外周側端末414Aおよび第2外周側端末414Bよりも径方向について内側に配置されている。
1個のスロット405に挿入された複数の第1スロット部412Aのうちで径方向について最も外側に配置された第1スロット部412Aを第1最外側スロット部とする。1個のスロット405に挿入された複数の第2スロット部412Bのうちで径方向について最も外側に配置された第2スロット部412Bを第2最外側スロット部とする。第1外周側端末414Aの基端部は、第1最外側スロット部に接続されている。第2外周側端末414Bの基端部は、第2最外側スロット部に接続されている。第1外周側端末414Aおよび第2外周側端末414Bのそれぞれは、軸方向に延びて配置されている。
以上説明したように、実施の形態1に係る回転電機1では、第1導体露出部426および第2導体露出部427の対向部の少なくとも一部は、第1外周側端末414Aおよび第2外周側端末414Bよりも径方向について内側に配置されている。これにより、軸方向についてのコイル402の寸法を小さくするとともに、径方向についてのコイル402の寸法を小さくすることができる。その結果、軸方向および径方向について回転電機1を小型化することができる。
また、実施の形態1に係る回転電機1では、クロスポイントCPは、第1径方向曲部417および第2径方向曲部422よりも径方向について外側に配置されている。これにより、クロスポイントCPが第1径方向曲部417および第2径方向曲部422よりも径方向について内側に配置されている場合と比較して、コイル402のコイルエンドよりも径方向について内側のスペースを大きくすることができる。
また、実施の形態1に係る回転電機1では、第1内周側端末415Aは、第1内側曲部418と第1斜辺部419と第1外側曲部420とを有し、第2内周側端末415Bは、第2内側曲部423と第2斜辺部424と第2外側曲部425とを有している。これにより、第1導体露出部426および第2導体露出部427の対向部の少なくとも一部を、第1外周側端末414Aおよび第2外周側端末414Bよりも径方向について内側に容易に配置することができる。
また、実施の形態1に係る回転電機1では、軸方向についての第1径方向曲部417の位置および軸方向についての第2径方向曲部422の位置は、位置が互いに異なっている。これにより、クロスポイントCPを容易に形成することができる。
また、実施の形態1に係る回転電機1では、複数の第1コイル410および複数の第2コイル411のそれぞれについて、軸方向についての第1径方向曲部417の位置および軸方向についての第2径方向曲部422の位置は、位置が互いに異なっている。これにより、第1導体露出部426および第2導体露出部427の接合部432の位置の規則性を持たせることができる。その結果、回転電機の生産性を向上させることができる。
また、実施の形態1に係る回転電機1では、第1外周側端末414Aの基端部は、第1最外側スロット部に接続され、第2外周側端末414Bの基端部は、第2最外側スロット部に接続され、第1外周側端末414Aおよび第2外周側端末414Bのそれぞれは、軸方向に延びて配置されている。これにより、径方向についてのコイル402の寸法を小さくすることができる。
実施の形態2.
図18は、実施の形態2に係る回転電機の要部を示す平面図である。図19は、図18の回転電機の要部を示す側面図である。図20は、図18の回転電機の要部を示す側面図である。図18では、軸方向に視た場合の回転電機の要部が示されている。図19では、径方向に視た場合の回転電機の要部が示されている。図20では、周方向に視た場合の回転電機の要部が示されている。
第1コイル410は、1個のスロット405に挿入された複数の第1スロット部412Aを有し、第2コイル411は、1個のスロット405に挿入された複数の第2スロット部412Bを有している。1個のスロット405に挿入された複数の第1スロット部412Aのうちで径方向について最も内側に配置された第1スロット部412Aを第1最内側スロット部とする。1個のスロット405に挿入された複数の第2スロット部412Bのうちで径方向について最も内側に配置された第2スロット部412Bを第2最内側スロット部とする。
実施の形態2の回転電機では、第1内周側端末415Aの基端部は、第1最内側スロット部に接続されている。言い換えれば、第1内周側端末415Aは、スロット405における最内周側領域から軸方向について一方側に突出している。
第2内周側端末415Bの基端部は、第2最内側スロット部に接続されている。言い換えれば、第2内周側端末415Bは、スロット405における最内周側領域から軸方向について一方側に突出している。
第1基部416は、スロット405から軸方向にまっすぐに延びている。第2基部421は、スロット405から軸方向にまっすぐに延びている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
図21は、比較例の回転電機の要部を示す平面図である。図22は、図21の回転電機の要部を側面図である。図21では、軸方向に視た場合の回転電機の要部が示されている。図21では、軸方向に視た場合の回転電機の要部が示されている。図22では、周方向に視た場合の回転電機の要部が示されている。比較例の回転電機では、第1コイル410の第1内周側端末415Aと第2コイル411の第2内周側端末415Bとが互いに接合されている。
第1内周側端末415Aは、この第1内周側端末415Aに対して周方向に隣り合う、図示しない他の相の第1内周側端末415Aに対して、コイル402を構成する導線の1本分の寸法Lだけ径方向の内側に曲げられている。これにより、実施の形態2の回転電機と比較して、コイル402の一部が径方向の内側に突出する。その結果、回転子5を固定子4の内側に挿入する場合に、挿入方向が限定される。
一方、実施の形態2の回転電機は、比較例の回転電機と比較して、コイル402における径方向について内側の部分は、軸方向にまっすぐに延びている。これにより、回転子5を固定子4の内側に挿入する場合に、挿入方向が限定されることがない。
以上説明したように、実施の形態2に係る回転電機1では、第1内周側端末415Aの基端部は、第1最内側スロット部に接続され、第2内周側端末415Bの基端部は、第2最内側スロット部に接続されている。これにより、第1基部416および第2基部421を、スロット405から軸方向にまっすぐに延ばすことができる。その結果、第1内周側端末415Aおよび第2内周側端末415Bの長さを短くすることができる。
また、実施の形態2に係る回転電機1では、第1基部416および第2基部421がスロット405から軸方向にまっすぐに延びている。これにより、回転子5を固定子4の内側に挿入する際の挿入方向の制限が解消される。また、スロット405におけるスロット部406が占める領域を大きくすることができる。これにより、コイル402の断面積を大きくすることができる。したがって、コイル402に発生する銅損を低減させることができ、回転電機1の高効率化を図ることができる。また、コイルエンドが径方向の内側に突出しないので、コイルエンドを通る漏れ磁束によって発生する渦電流を低減させることができる。その結果、回転電機1の高効率化を図ることができる。
実施の形態3.
図23は、実施の形態3の回転電機の要部を示す平面図である。図24は、図23の回転電機の要部を示す側面図である。図25は、図23の回転電機の要部を示す側面図である。図23では、軸方向に視た場合の回転電機の要部が示されている。図24では、径方向に視た場合の回転電機の要部が示されている。図25では、周方向に視た場合の回転電機の要部が示されている。
実施の形態3の回転電機1では、コイル402には、第1コイル410と第2コイル411とに渡って設けられた付加線435が含まれている。付加線435は、軸方向に視た場合にU字形状に形成されている。
第1コイル410および第2コイル411の間では、第1内周側端末415Aと付加線435の一端部とが互いに接合され、第2内周側端末415Bと付加線435の他端部とが互いに接合されている。
付加線435は、軸方向について第1導体露出部426と対向する第1付加線導体露出部436と、軸方向について第2導体露出部427と対向する第2付加線導体露出部437とを有している。第1導体露出部426は、第1付加線導体露出部436と接合されている。第2導体露出部427は、第2付加線導体露出部437と接合されている。
軸方向について第1導体露出部426および第1付加線導体露出部436が互いに対向する部分を第1対向部とする。第1導体露出部426および第1付加線導体露出部436の第1対向部は、径方向に延びている。軸方向について第2導体露出部427と第2付加線導体露出部437が互いに対向する部分を第2対向部とする。第2導体露出部427および第2付加線導体露出部437の第2対向部は、径方向に延びている。
径方向についての第1導体露出部426および第1付加線導体露出部436の第1対向部の内側の部分における径方向についての位置を第1対向開始位置438とする。第1対向開始位置438は、第1外周側端末414Aおよび第2外周側端末414Bよりも径方向について内側に配置されている。言い換えれば、第1導体露出部426および第1付加線導体露出部436の第1対向部の少なくとも一部は、第1外周側端末414Aおよび第2外周側端末414Bよりも径方向について内側に配置されている。
径方向についての第2導体露出部427および第2付加線導体露出部437の第2対向部の内側の部分における径方向についての位置を第2対向開始位置439とする。第2対向開始位置439は、第1外周側端末414Aおよび第2外周側端末414Bよりも径方向について内側に配置されている。言い換えれば、第2導体露出部427および第2付加線導体露出部437の第2対向部の少なくとも一部は、第1外周側端末414Aおよび第2外周側端末414Bよりも径方向について内側に配置されている。
第1対向開始位置438および第2対向開始位置439は、周方向について隣り合う位置となっている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。なお、その他の構成は、実施の形態2と同様であってもよい。
以上説明したように、実施の形態3に係る回転電機1では、第1導体露出部426および第1付加線導体露出部436の第1対向部の少なくとも一部は、第1外周側端末414Aおよび第2外周側端末414Bよりも径方向について内側に配置されている。また、第2導体露出部427および第2付加線導体露出部437の第2対向部の少なくとも一部は、第1外周側端末414Aおよび第2外周側端末414Bよりも径方向について内側に配置されている。これにより、実施の形態1と同様に、軸方向についてのコイル402の寸法を小さくするとともに、径方向についてのコイル402の寸法を小さくすることができる。その結果、軸方向および径方向について回転電機1を小型化することができる。
また、実施の形態3に係る回転電機1では、第1内周側端末415Aおよび第2内周側端末415Bが付加線435を介して互いに接続される。これにより、第1内周側端末415Aおよび第2内周側端末415Bの長さを短くすることができる。したがって、複数のコイル402の組立が容易となる。その結果、回転電機の生産性を向上させることができる。
また、実施の形態3に係る回転電機1では、第1内周側端末415Aおよび第2内周側端末415Bが付加線435を介して互いに接続される。これにより、第1内周側端末415Aおよび第2内周側端末415Bの長さを互いにそろえることができる。その結果、コイル402の種類を減らすことができる。その結果、回転電機の生産性を向上させることができる。
実施の形態4.
図26は、実施の形態4に係る回転電機の要部を示す平面図である。図27は、図26の回転電機の要部を示す側面図である。図26では、軸方向に視た場合の回転電機の要部が示されている。図27では、周方向に視た場合の回転電機の要部が示されている。
第1径方向曲部417および第2径方向曲部422は、コイルエンド頂部であるターン部407の頂部よりも軸方向について固定子鉄心401の近くに配置されている。付加線435は、ターン部407の頂部よりも軸方向について固定子鉄心401の近くに配置されている。その他の構成は、実施の形態3と同様である。
以上説明したように、実施の形態4に係る回転電機1では、第1径方向曲部417および第2径方向曲部422は、軸方向についてターン部407の頂部よりも固定子鉄心401の近くに配置されている。これにより、軸方向についてのコイルエンドの寸法を小さくすることができる。その結果、軸方向についての固定子4の寸法を小さくすることができる。
また、実施の形態4に係る回転電機1では、付加線435は、軸方向についてターン部407の頂部よりも固定子鉄心401の近くに配置されている。これにより、軸方向についてのコイルエンドの寸法を小さくすることができる。その結果、軸方向についての固定子4の寸法を小さくすることができる。
1 回転電機、2 ハウジング、3 ブラケット、4 固定子、5 回転子、6 回転軸、7 第1軸受、8 第2軸受、201 円筒部、202 底板部、203 開口部、204 貫通孔、301 円筒部、302 底板部、303 開口部、304 貫通孔、401 固定子鉄心、402 コイル、402A 同相コイル、403 コアバック、404 ティース、405 スロット、405A スロット径方向外側領域、405B スロット径方向内側領域、406 スロット部、407 ターン部、408 外周側端末、409 内周側端末、410 第1コイル、411 第2コイル、412A 第1スロット部、412B 第2スロット部、413A 第1ターン部、413B 第2ターン部、414A 第1外周側端末、414B 第2外周側端末、415A 第1内周側端末、415B 第2内周側端末、416 第1基部、417 第1径方向曲部、418 第1内側曲部、419 第1斜辺部、420 第1外側曲部、421 第2基部、422 第2径方向曲部、423 第2内側曲部、424 第2斜辺部、425 第2外側曲部、426 第1導体露出部、427 第2導体露出部、428 外周側端末直線部、429 導体露出部、430 導体露出部、431 径方向曲部、432 接合部、433 溶接チャックスペース、434 対向開始位置、435 付加線、436 第1付加線導体露出部、437 第2付加線導体露出部、438 第1対向開始位置、439 第2対向開始位置、501 回転子鉄心、502 永久磁石、503 貫通孔。

Claims (10)

  1. 複数のスロットが周方向に並べて形成された電機子鉄心と、
    前記電機子鉄心に設けられた分布巻の複数のコイルと
    を備え、
    複数の前記コイルには、
    前記スロットにおける径方向について外側の領域から軸方向に突出した第1外周側端末および前記第1外周側端末が突出した前記スロットに対して前記周方向について一方側に離れた前記スロットにおける前記径方向について内側の領域から前記軸方向に突出した第1内周側端末を有する複数の第1コイルと、
    前記スロットにおける前記径方向について外側の領域から前記軸方向に突出した第2外周側端末および前記第2外周側端末が突出した前記スロットに対して前記周方向について一方側に離れた前記スロットにおける前記径方向について内側の領域から前記軸方向に突出した第2内周側端末を有する複数の第2コイルと
    が含まれており、
    前記第1コイルおよび前記第2コイルは、前記第1外周側端末と前記第2内周側端末とが互いに同一の前記スロットから突出し、前記第1内周側端末と前記第2外周側端末とが互いに同一の前記スロットから突出するように、前記周方向に交互に並べて配置されており、
    前記第1内周側端末は、第1導体露出部を有し、
    前記第2内周側端末は、前記第1導体露出部に対向する第2導体露出部を有し、
    前記第1導体露出部および前記第2導体露出部における互いに対向する部分である対向部は、前記径方向に延びており、
    前記対向部の少なくとも一部は、前記第1外周側端末および前記第2外周側端末よりも前記径方向について内側に配置されている回転電機。
  2. 前記第1内周側端末は、
    前記スロットから前記軸方向に突出した第1基部と、
    前記第1基部の先端部に接続され、先端部が前記径方向について外側を向くように曲げられた第1径方向曲部と
    を有し、
    前記第2内周側端末は、
    前記スロットから前記軸方向に突出した第2基部と、
    前記第2基部の先端部に接続され、先端部が前記径方向について外側を向くように曲げられた第2径方向曲部と
    を有し、
    互いに異なる相の一対の前記コイルのうちの一方の前記コイルにおける前記第1内周側端末と他方の前記コイルにおける前記第2内周側端末とが前記軸方向について視た場合に互いに重なる部分をクロスポイントとし、
    前記クロスポイントは、前記第1径方向曲部および前記第2径方向曲部よりも前記径方向について外側に配置されている請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記第1内周側端末は、
    前記第1径方向曲部の先端部に接続され、先端部が中間部よりも前記径方向について内側に配置されるように、前記軸方向に対する垂直面に沿って曲げられた第1内側曲部と、
    前記第1内側曲部の先端部に接続され、先端部が基端部よりも前記径方向について内側に配置されるように、前記軸方向に対する垂直面に沿って配置された第1斜辺部と、
    前記第1斜辺部の先端部に接続され、先端部が前記径方向について外側を向くように前記軸方向に対する垂直面に沿って曲げられ、前記先端部に前記第1導体露出部の基端部が接続された第1外側曲部と
    を有し、
    前記第2内周側端末は、
    前記第2径方向曲部の先端部に接続され、先端部が中間部よりも前記径方向について内側に配置されるように、前記軸方向に対する垂直面に沿って曲げられた第2内側曲部と、
    前記第2内側曲部の先端部に接続され、先端部が基端部よりも前記径方向について内側に配置されるように、前記軸方向に対する垂直面に沿って配置された第2斜辺部と、
    前記第2斜辺部の先端部に接続され、先端部が前記径方向について外側を向くように前記軸方向に対する垂直面に沿って曲げられ、前記先端部に前記第2導体露出部の基端部が接続された第2外側曲部と
    を有している請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記軸方向についての前記第1径方向曲部の位置および前記軸方向についての前記第2径方向曲部の位置は、互いに異なる請求項2または請求項3に記載の回転電機。
  5. 複数の前記第1コイルおよび複数の前記第2コイルのそれぞれについて、前記軸方向についての前記第1径方向曲部の位置および前記軸方向についての前記第2径方向曲部の位置は、互いに異なる請求項4に記載の回転電機。
  6. 前記第1径方向曲部および前記第2径方向曲部のそれぞれは、前記軸方向についてコイルエンド頂部よりも前記電機子鉄心の近くに配置されている請求項2から請求項5までの何れか一項に記載の回転電機。
  7. 複数のスロットが周方向に並べて形成された電機子鉄心と、
    前記電機子鉄心に設けられた分布巻の複数のコイルと
    を備え、
    複数の前記コイルには、
    前記スロットにおける径方向について外側の領域から軸方向に突出した第1外周側端末および前記第1外周側端末が突出した前記スロットに対して前記周方向について一方側に離れた前記スロットにおける前記径方向について内側の領域から前記軸方向に突出した第1内周側端末を有する複数の第1コイルと、
    前記スロットにおける前記径方向について外側の領域から前記軸方向に突出した第2外周側端末および前記第2外周側端末が突出した前記スロットに対して前記周方向について一方側に離れた前記スロットにおける前記径方向について内側の領域から前記軸方向に突出した第2内周側端末を有する複数の第2コイルと、
    前記第1コイルと前記第2コイルとに渡って設けられた付加線と
    が含まれており、
    前記第1コイルおよび前記第2コイルは、前記第1外周側端末と前記第2内周側端末とが互いに同一の前記スロットから突出し、前記第1内周側端末と前記第2外周側端末とが互いに同一の前記スロットから突出するように、前記周方向に交互に並べて配置されており、
    前記第1内周側端末は、第1導体露出部を有し、
    前記第2内周側端末は、第2導体露出部を有し、
    前記付加線は、
    前記第1導体露出部に対向する第1付加線導体露出部と、
    前記第2導体露出部に対向する第2付加線導体露出部と
    を有し、
    前記第1導体露出部および前記第1付加線導体露出部における互いに対向する部分である第1対向部は、前記径方向に延びており、
    前記第2導体露出部および前記第2付加線導体露出部における互いに対向する部分である第2対向部は、前記径方向に延びており、
    前記第1対向部の少なくとも一部および前記第2対向部の少なくとも一部は、前記第1外周側端末および前記第2外周側端末よりも前記径方向について内側に配置されている回転電機。
  8. 前記付加線は、前記軸方向についてコイルエンド頂部よりも前記電機子鉄心の近くに配置されている請求項7に記載の回転電機。
  9. 前記第1コイルは、1個の前記スロットに挿入された複数の第1スロット部を有し、
    前記第2コイルは、1個の前記スロットに挿入された複数の第2スロット部を有し、
    前記第1内周側端末の基端部は、1個の前記スロットに挿入された前記複数の前記第1スロット部のうちで前記径方向について最も内側に配置された前記第1スロット部である第1最内側スロット部に接続されており、
    前記第2内周側端末の基端部は、1個の前記スロットに挿入された前記複数の前記第2スロット部のうちで前記径方向について最も内側に配置された前記第2スロット部である第2最内側スロット部に接続されている請求項1から請求項8までの何れか一項に記載の回転電機。
  10. 前記第1コイルは、1個の前記スロットに挿入された複数の第1スロット部を有し、
    前記第2コイルは、1個の前記スロットに挿入された複数の第2スロット部を有し、
    前記第1外周側端末の基端部は、1個の前記スロットに挿入された前記複数の前記第1スロット部のうちで前記径方向について最も外側に配置された前記第1スロット部である第1最外側スロット部に接続されており、
    前記第2外周側端末の基端部は、1個の前記スロットに挿入された前記複数の前記第2スロット部のうちで前記径方向について最も外側に配置された前記第2スロット部である第2最外側スロット部に接続されており、
    前記第1外周側端末および前記第2外周側端末のそれぞれは、前記軸方向に延びて配置されている請求項1から請求項9までの何れか一項に記載の回転電機。
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