JP6871813B2 - 通信装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は通信装置およびその制御方法に関し、特に複数の方法で外部機器と通信可能な通信装置およびその制御方法に関する。
複数の通信方法(規格)に対応した通信装置が知られている。このような通信装置では、外部機器から通信装置のリソース(メモリカードなど)へのアクセス競合を防止するため、同時に複数の通信方法を利用できないように制御されることがある(特許文献1)。
特開2003−233578号公報
有線通信と無線通信とが可能な通信装置の中には、電源スイッチがOFFの状態でも外部装置から通信装置を操作(例えば起動)できるように、電源スイッチがOFFされても無線通信機能を有効に維持する機能を有するものがある。このような通信装置に特許文献1に記載される制御を適用した場合、有線通信を行う外部装置が接続されると、無線通信機能が無効化される。無線通信機能は、その後、外部装置との接続が解除されると再び有効化される。しかしながら、外部装置との接続が維持された状態で通信装置の電源スイッチがOFFされた場合、無線通信機能は無効のままであるため、外部装置から通信装置を操作する機能が使用できない。
本発明はこのような従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、複数の通信方法に対応した通信装置およびその制御方法において、ユーザの使い勝手を考慮して通信方法の利用可否を制御する通信機器およびその制御方法を提供することを目的とする。
上述の目的は、通信装置であって、第1の通信手段と、第2の通信手段と、制御手段と、を有し、制御手段は、第1の通信手段と第2の通信手段とによる通信が排他的に行われるように制御し、第2の通信手段による通信が確立している際に通信装置の電源をOFFする操作が検出された場合、第1の通信手段への電力供給を維持した状態で通信装置を電源OFF状態とする、ことを特徴とする通信装置によって達成される。
本発明によれば、複数の通信方法に対応した通信装置およびその制御方法において、ユーザの使い勝手を考慮して通信方法の利用可否を制御する通信機器およびその制御方法を提供することができる。
実施形態に係る通信装置の一例としてのデジタルカメラに関する図 実施形態に係るデジタルカメラにおける設定操作の模式図 実施形態に係るデジタルカメラと外部装置との通信形態を模式的に示す図 第1実施形態に係る動作のシーケンスチャート 第1実施形態におけるデジタルカメラの動作に関するフローチャート 第2実施形態に係る動作のシーケンスチャート 第2実施形態におけるデジタルカメラの動作に関するフローチャート
以下、本発明の例示的な実施形態について添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態においては、本発明に係る通信装置の一例としてのデジタルカメラに関して説明する。しかしながら、本発明に撮影機能は必須ではなく、本発明は複数の通信方法に対応した任意の通信装置に適用可能である。このような通信装置にはデジタルカメラをはじめ、パーソナルコンピュータ、タブレットコンピュータ、携帯電話機、スマートフォン、PDA、ゲーム機などが含まれるが、これらに限定されない。
図1(a)は、本実施形態の通信装置の一例であるデジタルカメラ100(以下、単にカメラ100という)の機能構成例を示すブロック図である。また、図1(b)および(c)は、カメラ100の外観例を示す斜視図である。
制御部101は、例えばプログラマブルプロセッサであり、不揮発性メモリ103に記憶されたプログラムを作業用メモリ104に読み込んで実行することにより、以下に説明する通信制御を含む、カメラ100の各機能を実現する。なお、制御部101はプログラマブルプロセッサの代わりに複数の制御ハードウェア回路から構成されてもよい。
撮像部102は、例えば、フォーカスレンズを含む撮影レンズユニットと、絞り兼用シャッタ、撮像素子、A/D変換器などを有する。撮像部102の動作は制御部101が制御する。撮像素子は例えばCMOSイメージセンサやCCDイメージセンサであり、複数の光電変換部が2次元配列された構成を有する。撮像素子は撮影レンズユニットによって撮像面に形成された光学像を複数の光電変換部で画素信号群に変換する。画素信号群はA/D変換器によってデジタルデータに変換され、画像データとして制御部101に供給される。
制御部101は画像データにホワイトバランス調整、色補間、符号化などの画像処理を適用して画像データファイルを生成し、例えばDCF(Design Rule for Camera File system)に従って、記録媒体110に記録する。
不揮発性メモリ103は、電気的に消去可能であり、制御部101のプログラマブルプロセッサが実行可能なプログラム、ユーザインタフェースデータ、設定値などが格納される。
作業用メモリ104は例えばRAMであり、撮像部102で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリとして用いられたり、ビデオメモリとして用いられたり、制御部101がプログラムを実行する際のワークメモリとして用いられたりする。
操作部105は、ユーザがカメラ100に指示を入力するための複数のデバイス(ボタン、キー、スイッチ、タッチパネル、ダイヤルなど)の総称である。操作部105は例えば電源スイッチ105e、シャッターボタン105a、方向キー105c、OK(SET)キー105b、メニューキー、再生/撮影モード切り替えスイッチ、動画撮影ボタン、接続ボタンなどを含んでよいが、これらに限定されない。なお、表示部106がタッチディスプレイの場合、表示部106が有するタッチパネル105dも操作部105を構成する。接続ボタンは、外部機器との通信開始を指示するために用いられる。操作部105の操作は制御部101で検知され、制御部101は検知した操作に応じた機能を実行する。
表示部106は、例えばLCDであり、撮像部102が撮影した画像や、メニュー画面などのGUI画面、カメラ100の情報などを表示するために用いられる。なお、表示部106はカメラ100の外部機器であってもよい。
記録媒体110は例えばメモリカードであり、撮像部102での撮影によって生成された画像データファイルの記録先である。記録媒体110は、カメラ100の内蔵メモリであってもよい。
本発明に係る通信装置は、少なくとも1つの無線通信規格に準拠した無線通信と、少なくとも1つの有線通信規格に準拠した有線通信とを、外部機器と実行可能であるものとする。そして、通信規格ごとに別個の通信インタフェースを有するものとする。本実施形態では、無線通信部111および近距離無線通信部112が無線通信を、有線通信部113が有線通信を実行するものとする。無線通信部111および近距離無線通信部112は異なる無線通信規格に準拠した無線通信を行う。有線通信部113は規格に応じたコネクタを、無線通信部111および近距離無線通信部112はそれぞれ規格に応じたアンテナを備える。また、各通信部111〜113は、準拠する規格に応じた周波数変換回路、レベル変換回路、変復調回路、送受信回路などを備える。なお、各通信部111〜113は着脱可能な通信モジュールの形態を有していてもよい。
無線通信部111と近距離無線通信部112とは(規格上の)最大通信距離、最高通信速度、および最大消費電力の少なくとも1つにおいて異なる無線通信を行うものとする。ここでは、近距離無線通信部112は無線通信部111よりも低消費電力で、待機状態(省電力状態や電源OFF状態)において動作させるのに適している。また、近距離無線通信部112は、無線通信部111が準拠する規格よりも通信距離が短い無線通信を行うものとする。本実施形態では、無線通信部111がIEEE802.11a/b/d/g/n/acなどの無線LAN規格に準拠した無線通信を行うものとする。また、近距離無線通信部112はBluetooth(登録商標)バージョン4.0以降に規定されるBLE(Bluetooth Low Energy)に準拠した無線通信を行うものとする。BLEは消費電力が非常に少ないため、電源OFF状態であっても通信機能を維持するのに適している。なお、これらは単なる例示であり、無線通信部111および近距離無線通信部112が準拠する規格の組み合わせは他の組み合わせであってもよい。また、有線通信部113が準拠する有線通信の規格についても特に制限はないが、本実施形態ではUSB(Universal Serial Bus)規格に準拠した通信を行うものとする。
本実施形態では、無線通信部111と有線通信部113による通信はいずれも比較的高速であり、例えば画像閲覧などの同様の機能を外部機器に提供可能であることから、いずれか一方のみを有効とする排他的な制御を行う。また、近距離無線通信部112による通信と有線通信部113による通信は、例えば電気的な干渉、電気容量の上限、メモリやプロセッサなどのリソースの競合防止を理由としてやはり一方のみを有効とする排他的な制御を行う。ただし、原則として近距離無線通信部112よりも無線通信部111および有線通信部113を優先するものとする。
したがって、無線通信部111は有線通信部113での通信が行われていない状態で通信を開始可能であり、有線通信部113は無線通信部111での通信が行われていない状態で通信を開始可能である。また、近距離無線通信部112による通信は、無線通信部111および有線通信部113での通信が行われていない状態でのみ可能である。無線通信部111および有線通信部113は、近距離無線通信部112が通信中でも通信を開始することができる。近距離無線通信部112による通信は、無線通信部111や有線通信部113での通信が開始されると切断される。
電源制御部115は、制御部101の制御に従い、電池または商用電源からカメラ100内の構成要素へ電力を供給する。電源制御部115は、近距離無線通信部112については他の構成要素とは独立して電力供給のオンオフを制御可能である。
本実施形態においては、電源OFF状態(電源スイッチをOFFにした状態)での近距離無線通信を有効とするか否かを操作部105を通じて設定可能であり、設定は不揮発性メモリ103に記憶されているものとする。図2(a)に設定画面の例を示す。制御部101は、例えば操作部105のメニューボタンや方向キーの操作に応じて図2(a)に示すような設定画面を表示部106に表示させる。そして、「ON」または「OFF」の選択操作を検出すると、制御部101は検出した操作に応じた設定値を不揮発性メモリ103に記憶する。制御部101は、「ON」が選択された場合には電源OFF状態での近距離無線通信を有効とする設定を、「OFF」が選択された場合には電源OFF状態での近距離無線通信を無効とする設定を、不揮発性メモリ103に保存する。
図2(b)は、電源スイッチをON状態からOFF状態する操作を模式的に示している。制御部101はこの操作を検出すると、不揮発性メモリ103を参照し、電源OFF状態での近距離無線通信の有効/無効設定を参照する。
そして、制御部101は、電源OFF状態での近距離無線通信を有効とする設定がなされていれば、電源制御部115に、近距離無線通信部112への電力供給を継続し、他の構成要素への電力供給を停止するように指示する。また、制御部101は、近距離無線通信部112に対して外部機器の探索動作を開始するように指示する。これにより、電源OFF状態でも近距離無線通信部112には電力が供給され、外部機器とカメラ100との近距離無線通信が可能な状態が維持される。一方、制御部101は、電源OFF状態での近距離無線通信を無効とする設定がなされていれば、電源制御部115に、近距離無線通信部112を含む全ての構成要素への電力供給を停止するように指示する。
図3(a)はカメラ100と外部装置とが通信する形態の例を模式的に示す図である。ここでは一例としてスマートフォン200と無線通信を行い、パーソナルコンピュータ(PC)300と有線通信を行う例を示している。なお、外部装置の種類や外部装置との通信方法はこの例に限定されない。例えばスマートフォン200と有線通信を行い、PC300と無線通信を行ってもよい。
外部装置がスマートフォン200やPC300の様なコンピュータ機器の場合、外部装置で稼動するOSやアプリケーションを用いてカメラ100から画像データを取得したり、カメラ100を遠隔操作(例えば遠隔撮影)したりすることができる。
なお、図3(a)のスマートフォン200のように、外部装置が無線通信部111による通信と近距離無線通信部112による通信の両方に対応している場合、近距離無線通信部112による通信を用いて無線通信部111の通信を開始することができる。例えば、カメラ100と外部装置とでやりとりされるデータが少ない場合には近距離無線通信部112を用い、多くのデータを通信する場合には無線通信部111を用いるように切り替えることができる。
例えばスマートフォン200においてカメラ制御アプリケーションが稼働しており、カメラ100との間で近距離無線通信が確立しているとする。この状態では、上述した排他制御により、無線通信部111による通信は行われていない。そして、スマートフォン200のユーザが、カメラ制御アプリケーションに対し、カメラ100の記録媒体110に記録されている画像データファイルの転送など、データ量の大きな通信を伴う機能の実行を指示したとする。この指示に応答してカメラ制御アプリケーションは、スマートフォン200からカメラ100に、無線通信部111による無線通信の開始要求を近距離無線通信によって送信する。開始要求には無線通信部111による無線通信の確立に必要な認証情報などが含まれている。
開始要求は近距離無線通信部112から制御部101に転送される。制御部101は開始要求に応じて、無線通信部111にスマートフォン200との通信を確立するように指示した後、近距離無線通信部112によるスマートフォン200との通信を切断する。その後、スマートフォン200と無線通信部111との間の無線通信が確立される。これにより、スマートフォン200とカメラ100とで、より高速な通信を利用することが可能になる。
図4は、図3(a)に示した機器間における動作シーケンスの例を示すシーケンスチャートである。
ここでは、カメラ100とスマートフォン200との間で近距離無線通信が確立した状態であるとする。したがって、スマートフォン200はカメラ100とペアリング済みであり、次回の接続時に改めてペアリングを行う必要は無い。
P301〜P305は、図2(a)を用いて説明した、電源OFF状態における無線通信の有効/無効設定のシーケンスを示している。
P301で操作部105を通じて設定画面の「ON」または「OFF」の選択がなされる(ここでは「ON」が選択されたものとする)。
P302で制御部101は、操作部105の操作から、「ON」が選択されたことを検出し、P303で不揮発性メモリ103に設定値の書き込み要求を送信する。これにより、P304で不揮発性メモリ103に設定値が書き込まれ、P305で制御部101に書き込み完了が通知される。
P306〜P312は、有線通信部113に外部機器が接続された際のシーケンスを示している。
P306でPC300が有線通信部113に接続されると、P307で有線通信部113はPC300と有線接続を確立する。P308で有線通信部113は接続の確立を制御部101に通知する。
P309で制御部101は、有線通信部113による通信が確立したことを受けて、近距離無線通信部112による通信の切断要求を近距離無線通信部112に送信する。
近距離無線通信部112は、P310で通信中のスマートフォン200との間で通信切断処理を実行し、切断が完了するとP311で完了通知を制御部101に送信する。
P312でスマートフォン200はカメラ100との近距離無線通信が切断したことをメッセージ表示などでユーザに通知する。
P313〜P323は電源スイッチがOFFにされた際のシーケンスを示している。
P313で操作部105の電源スイッチがOFF状態に操作されると、P314で制御部101がそれを検出する。
P315で制御部101は不揮発性メモリ103に対して電源OFF状態の無線通信設定の取得要求を送信する。不揮発性メモリ103はP316で設定値を読み出し、P317で設定値を制御部101に送信する。上述の通り、ここでは電源OFF状態で無線通信を有効とする設定(「ON」)がなされているものとする。
P318で制御部101は、電源制御部115に対し、近距離無線通信部112を除く各部への電力供給を停止するように指示する。また、P319で制御部101は電源OFF時の処理として各部に処理の終了を指示し、それによってP320で有線通信部113はPC300との通信を切断する。P321で制御部101は、近距離無線通信部112に、対して接続要求を送信する。
P322で電源制御部115は近距離無線通信部112以外の構成要素への電力供給を終了する。
P323で近距離無線通信部112は周辺の機器へ自身の存在を通知するアドバタイズパケットの送信を開始する。ここでは、スマートフォン200が近距離無線通信部112の通信範囲に存在し、P324でスマートフォン200と近距離無線通信部112との間で近距離無線通信が確立する。P325でスマートフォン200はカメラ100との近距離無線通信が確立したことをメッセージ表示などでユーザに通知する。
図5は、図4のシーケンスチャートのうち、P306以降のカメラ100の動作をフローチャートとして記載したものである。近距離無線通信部112による外部装置との通信が確立しており、電源OFF状態での通信は有効(「ON」)に設定されているものとする。
S502で有線通信部113は外部装置が接続されたか否か判定し、接続されたと判定されればS503に処理を進め、判定されなければS502を繰り返し実行する。
S503で有線通信部113は外部装置との通信を確立し、制御部101に通知する。
S504で制御部101は、有線通信部113による通信が確立したことにより、近距離無線通信部112に対して切断要求を送信する。近距離無線通信部112は制御部101からの切断要求を受けて、外部装置との近距離無線通信を切断する。
S505で制御部101は、電源スイッチ105eをOFFにする操作を検出したか否かを判定し、検出したと判定されれば処理をS506に進め、判定されなければS505を繰り返し実行する。電源スイッチのOFF操作が検出される前に有線通信部113による通信が切断された場合には、近距離無線通信部112による通信を再開させてもよい。
S506で制御部101は、電源OFF時の処理(終了処理)を実行する。終了処理には、現在確立されている通信の切断処理が含まれ、従って有線通信部113による通信も切断される。
S507で制御部101は不揮発性メモリ103内の設定値を参照し、電源OFF状態での通信が有効であるか否かを判定し、有効と判定されればS508に、有効と判定されなければS510に処理を進める。
S508で制御部101は、近距離無線通信部112に接続処理(アドバタイズ処理)の開始を要求する。近距離無線通信部112は要求に応答してアドバタイズ処理を開始する。通信範囲内に近距離無線通信部112と同じプロトコルに対応した外部装置が存在すれば、近距離無線通信部112は外部装置との間で近距離無線通信の確立処理を実行する。
S509で制御部101は電源制御部115に、近距離無線通信部112を除く、カメラ100の構成要素への電力供給を停止するように指示する。電源制御部115は、指示に応答して、近距離無線通信部112を除くカメラ100の構成要素への電力供給を停止する。
一方、S510で制御部101は電源制御部115に、近距離無線通信部112を含む、カメラ100の全構成要素への電力供給を停止するように指示する。電源制御部115は、指示に応答して、カメラ100の全構成要素への電力供給を停止する。
このように、本実施形態によれば、電源OFF状態での通信を有効とする設定がなされている場合、電源OFF時に無線通信が確立していなくても、無線通信部への電力供給を行い、外部装置との無線通信機能を維持するようにする。そのため、有線通信を確立する際に無線通信を切断する構成の通信装置において、有線通信が確立された状態(外部装置と通信装置とがケーブルで接続された状態)で電源OFFされた場合であっても、無線通信機能を維持することができる。そのため、従来のように有線通信が確立された際に電源OFFされた場合に外部装置からの遠隔操作が不能になることを回避できる。これにより、電源OFF時の通信状態にかかわらず、電源OFF状態の通信装置に対して、外部装置から電源ON状態にするといった遠隔操作が可能になる。
特に、電源OFF時に無線通信が確立していない場合には、制御部101は近距離無線通信部112に対してスマートフォン200との接続処理の開始を要求してから電源OFF状態に移行させる。近距離無線通信112とスマートフォン200の接続が確立された後、電源OFF状態における外部装置からの遠隔操作が確実に実行できる。
なお、ここでは通信装置の起動状態において電源スイッチがOFFされた場合について説明したが、省電力状態において電源スイッチがOFFされた場合においても同様の動作を行うことができる。
なお、電源スイッチはON状態で省電力状態に移行する場合、省電力情態において近距離無線通信部112を有効とするか否かを、移行時の有線接続の有無に応じて変更してもよい。具体的には、有線通信部113と外部装置との有線通信が確立されている状態で省電力状態に移行する場合には、省電力状態が解除されると有線接続が直ちに復帰するため、省電力状態で近距離無線通信部112を有効にする必要はない。一方、有線通信部113と外部装置との有線通信が確立されていない状態で省電力状態に移行する場合には、近距離無線通信部112を有効にして省電力状態に移行してもよい。
●(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、例えば図3(b)に示すように、カメラ100が無線通信部111または近距離無線通信部112によってスマートフォン200と無線通信を行い、有線通信部113による通信が行われない状態を対象とする。
より具体的には、本実施形態は、有線通信部113による通信が確立しておらず、無線通信部111による通信が確立している場合に電源スイッチがOFFされた場合の動作に関する。
図6および図7は第1実施形態における図4および図5に対応するシーケンスチャートおよびフローチャートであり、第1実施形態と同様の動作については図4および図5と同じ参照数字を付してある。
P301〜P305は図4と同様であるため説明を省略する。
P706で無線通信部111による無線通信を有効にする操作が操作部105で行われると、P707で制御部101が検出する。操作はメニュー画面内の項目選択であってもよいし、特定のスイッチ、ボタン等の操作であってもよい。
P708で制御部101は操作に応答して無線通信部111に対して無線通信接続要求を送信する。
P709で無線通信部111は外部装置(ここではスマートフォン200)と無線通信接続処理を行う。通信が確立するとP710で無線通信部111は制御部101に対して無線通信接続通知を送信する。
P309〜P313は図4と同様であるため説明を省略する。
制御部101は、P314で電源スイッチがOFF状態に操作されたことを検出すると、P717で無線通信部111に対して無線通信の切断要求を送信する。切断要求に応答して無線通信部111はP718でスマートフォン200との間で通信切断処理を実行し、切断が完了するとP719で完了通知を制御部101に送信する。
以降は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
図7は、図6のシーケンスチャートのうち、P706以降のカメラ100の動作をフローチャートとして記載したものである。近距離無線通信部112による外部装置との通信が確立しており、電源OFF状態での通信は有効(「ON」)に設定されているものとする。
S801で制御部101は、無線通信部111による無線通信を有効にする操作が検出されたか判定し、検出されたと判定されればS802に処理を進め、判定されなければS801を繰り返し実行する。なお、S801を繰り返し実行中に有線通信部113に外部装置が接続された場合には第1実施形態と同様の処理を実行することができる。
S802で制御部101は、無線通信部111に無線通信接続要求を送信する。そして、無線通信部111は外部装置と無線通信接続処理を行い、外部装置との無線通信を確立する。
S504で制御部101は、無線通信部111による通信が確立したことにより、近距離無線通信部112に対して切断要求を送信する。近距離無線通信部112は制御部101からの切断要求を受けて、外部装置との近距離無線通信を切断する。
S505で制御部101は、電源スイッチ105eをOFFにする操作を検出したか否かを判定し、検出したと判定されれば処理をS506に進め、判定されなければS505を繰り返し実行する。電源スイッチのOFF操作が検出される前に無線通信部111による通信が切断された場合には、近距離無線通信部112による通信を再開させてもよい。
S506で制御部101は、電源OFF時の処理(終了処理)を実行する。終了処理には、現在確立されている通信の切断処理が含まれ、従って無線通信部111による通信も切断される。
以降は、第1実施形態と同様であるため説明を省略する。本実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果が実現できる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 カメラ、101…制御部、105…操作部、111…無線通信部、112…近距離無線通信部、113…有線通信部

Claims (16)

  1. 通信装置であって、
    第1の通信手段と、
    第2の通信手段と、
    制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、
    前記第1の通信手段と前記第2の通信手段とによる通信が排他的に行われるように制御し、
    前記第2の通信手段による通信が確立している際に前記通信装置の電源をOFFする操作が検出された場合、前記第1の通信手段への電力供給を維持した状態で前記通信装置を電源OFF状態とする、
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記第2の通信手段による通信が確立している際に前記通信装置の電源をOFFする操作が検出された場合、
    前記通信装置の電源OFF状態での通信を有効とする設定がなされている場合には前記第1の通信手段への電力供給を維持した状態で前記通信装置を電源OFF状態とし、
    前記通信装置の電源OFF状態での通信を有効とする設定がなされていない場合には、前記第1の通信手段への電力供給を維持せずに前記通信装置を電源OFF状態とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第1の通信手段が無線通信手段であり、前記第2の通信手段が有線通信手段であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1の通信手段による通信が確立している際に前記第2の通信手段に外部装置が接続されると前記第1の通信手段による通信を切断することを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記第1の通信手段および前記第2の通信手段が無線通信手段であり、前記第1の通信手段は、前記第2の通信手段よりも通信距離が短い無線通信を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信装置。
  6. 前記制御手段は、前記第1の通信手段による通信が確立している際に前記第2の通信手段による通信が確立すると、前記第1の通信手段による通信を切断することを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記制御手段は、前記通信装置が省電力状態に移行する場合には、前記第1の通信手段への電力供給を維持しないことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の通信装置。
  8. 前記制御手段は、
    前記通信装置が省電力状態に移行する場合には、前記第1の通信手段への電力供給を維持せず、
    前記通信装置が前記省電力状態である際に前記通信装置の電源をOFFする操作が検出された場合、前記第1の通信手段への電力供給を維持した状態で前記通信装置を電源OFF状態とすることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  9. 無線通信手段と、
    有線通信手段と、
    制御手段と、を備える通信装置であって、
    前記制御手段は、
    前記有線通信手段による外部装置との通信確立に応じて前記無線通信手段の無線通信機能を無効にした状態で、前記通信装置の電源がオフされた場合、前記通信装置の電源がオフの状態であっても前記無線通信手段への電源供給を行って無線通信機能を有効にする、ことを特徴とする通信装置。
  10. 前記通信装置が省電力状態に移行した場合は、前記無線通信手段の無線通信機能を有効にしない、ことを特徴とする請求項9に記載の通信装置。
  11. 前記無線通信手段は、Bluetooth規格に準拠した通信手段であり、
    前記有線通信手段は、USB規格に準拠した通信手段である、ことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の通信装置。
  12. 撮像手段と、
    請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の通信装置と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  13. 第1の通信手段と第2の通信手段とを有する通信装置の制御方法であって、
    前記第1の通信手段と前記第2の通信手段とによる通信が排他的に行われるように制御することと、
    前記第2の通信手段による通信が確立している際に前記通信装置の電源をOFFする操作が検出された場合、前記第1の通信手段への電力供給を維持した状態で前記通信装置を電源OFF状態とすることと、
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  14. 第1の通信手段と第2の通信手段とを有する通信装置が有するコンピュータを、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の通信装置の制御手段として機能させるためのプログラム。
  15. 無線通信手段と有線通信手段とを備える通信装置の制御方法であって、
    前記有線通信手段による外部装置との通信確立に応じて前記無線通信手段の無線通信機能を無効にすることと、
    前記無線通信機能が無効の状態で前記通信装置の電源がオフされた場合、前記通信装置を電源オフ状態にした後も前記無線通信手段への電源供給を行って無線通信機能を有効にすることと、
    を有することを特徴とする通信装置の制御方法。
  16. 無線通信手段と有線通信手段とを備える通信装置が有するコンピュータを、請求項9から請求項11のいずれか1項に記載の通信装置の制御手段として機能させるためのプログラム。
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