JP6870540B2 - ホール検知付き風道、ホール検知付き風道装置、風道のホール検知方法 - Google Patents
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Description
図1、図11を参照しつつ、本実施形態に係るホール検知付き風道装置1について、以下のとおり説明する。図1は、本実施形態に係るホール検知付き風道装置1の一例を示す平面図である。図11は、一般的な従来の風道装置1000の一例を示す平面図である。
図1〜図9を参照しつつ、ホール検知付き風道100について、詳細に説明をする。図2は、本実施形態に係るホール検知付き風道100の一例を示す斜視図である。図3は、本実施形態に係る二つの空隙材120を結合した状態を示す斜視図である。図4は、本実施形態に係る空隙材120の角部を示す平面図である。図5は、本実施形態に係る空隙材120の一例を示す平面図である。図6は、本実施形態に係る風道本体110と空隙材120との接続状態を示す平面図である。図7は、本実施形態に係る空隙材120のテーパ部123を示す平面図である。図8は、本実施形態に係るガス供給装置140を示す平面図である。図9は、本実施形態に係るガス供給装置140を示す拡大平面図である。
図2を参照しつつ、風道本体110について、以下詳細に説明する。なお、風道本体110、空隙材120および保護材130の夫々は、気流の通過方向(以下、「通気方向」と称する。)の長さが等しく、通気方向の端面で面一となるように配置されているが、図2においては、風道本体110、空隙材120および保護材130の夫々の配置状況を理解できるように、それらの端部を模式的に階段状に示している。
図2〜図7を参照しつつ、空隙材120について、詳細に説明する。
図2を参照しつつ、保護材130について、以下詳細に説明する。
図1、図2、図8、図9を参照しつつ、ガス供給装置140について、以下詳細に説明する。
図1を参照しつつ、ホール検知付き風道装置1のガス検知装置200について、以下詳細に説明する。
図1、図8、図9、図10を参照しつつ、本実施形態に係るホール検知付き風道装置1およびホール検知付き風道100の使用手順について以下のとおり説明する。
上記において、空隙材120は、風道本体110の断面が矩形形状である場合、風道本体110の一つの外周面に対して一つを貼合し、隣り合う夫々の端辺を接合するとして説明したが、これに限定されない。断面が矩形の風道本体110の外周面を取り囲む空隙材120は、区切りがなく一枚で形成されていてもよい。つまり、この場合、一つの風道本体110に周設された一つの空隙材120に対して一つのレールクリップ121bを用いて気密性を創出する。また、風道本体110の断面は、円形状または楕円形状であってもよく、この場合、空隙材120は、上記と同じく、区切りがなく一枚で形成されていてもよい。そして、断面が円形状または楕円形状の風道本体110では、一つのレールクリップ121bを用いて気密性が創出される。
以上説明したように、本実施形態に係るホール検知付き風道100は、屋外空間と屋内空間を連通し、通気させる風道であって、金属薄板で形成され、屋外空間と屋内空間との間を通気する風道本体110と、風道本体110の外周面との間に、気密性を有する空隙が形成されるように、風道本体110の周囲に設けられた空隙材120と、空隙材120の周囲に設けられた保護材130と、空隙を所定のガス(ヘリウムガス、乾燥空気など)で充満させるガス供給装置140と、を備え、ガス供給装置140は、風道本体110に孔10が生じたときに、空隙から風道本体110の内部へ、孔10を通じて漏れ出るガスの流れを検知する検知部143を有する。本実施形態によれば、風道本体110に孔10が生じると、送風機5の運転に伴い、空隙に対する風道本体110内の負圧により、空隙に充満するガスが風道本体110内に漏れ出るため、検知部143内にガスの流れが生じ、この流れを検知することで、外観を目視するだけで風道本体110に孔10が生じているか否かを確認できる。
3 風道材
10 孔
100 ホール検知付き風道
110 風道本体
120 空隙材
122 凸部
130 保護材
140 ガス供給装置
143 検知部
200 ガス検知装置
Claims (7)
- 屋外空間と屋内空間を連通し、両空間の間を通気させる風道であって、
金属薄板で形成され、前記屋外空間と前記屋内空間との間を通気する風道本体と、
前記風道本体の外周面との間に、気密性を有する空隙が形成されるように、前記風道本体の周囲に設けられた空隙材と、
前記空隙材の周囲に設けられた保護材と、
前記空隙を所定のガスで充満させるガス供給装置と、
を備え、
前記ガス供給装置は、前記風道本体に孔が生じたときに、前記空隙から前記風道本体の内部へ、前記孔を通じて漏れ出る前記ガスの流れを検知する検知部を有する
ことを特徴とするホール検知付き風道。 - 前記空隙材は、前記風道本体に対向する面に、複数の凸部を有し、
前記空隙材の凸部は、前記風道本体の外周面に当接する
ことを特徴とする請求項1に記載のホール検知付き風道。 - 前記空隙材は、軽金属で形成される
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のホール検知付き風道。 - 前記空隙材は、不燃性樹脂で形成される
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載のホール検知付き風道。 - 前記風道本体の断面は、矩形形状、円形状または楕円形状のいずれかを呈する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載のホール検知付き風道。 - 請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載のホール検知付き風道と、
前記風道本体に、通気可能に接続される風道材と、
前記ホール検知付き風道および前記風道材の内部の空気を、強制的に通気させる送風機と、
前記風道本体に対して通気する方向に配置される前記風道材に、当該風道材の外面から内面に向かって挿設し、前記風道本体に生じる前記孔から前記風道本体の内部に漏れ出る前記所定のガスを検知するガス検知装置と、
を備えることを特徴とするホール検知付き風道装置。 - 金属薄板で形成され、前記屋外空間と前記屋内空間の間を通気する風道本体と、前記風道本体の外周面との間に、気密性を有する空隙が形成されるように、前記風道本体の周囲に設けられた空隙材と、前記空隙材の周囲に設けられた保護材と、を備える風道において、
前記空隙を所定のガスで充満させ、
前記風道本体に孔が生じたときに、前記空隙から前記風道本体の内部へ、前記孔を通じて漏れ出る前記ガスの流れを検知する
ことを特徴とする風道のホール検知方法。
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