JP6870227B2 - 燃料電池モジュール - Google Patents

燃料電池モジュール Download PDF

Info

Publication number
JP6870227B2
JP6870227B2 JP2016140431A JP2016140431A JP6870227B2 JP 6870227 B2 JP6870227 B2 JP 6870227B2 JP 2016140431 A JP2016140431 A JP 2016140431A JP 2016140431 A JP2016140431 A JP 2016140431A JP 6870227 B2 JP6870227 B2 JP 6870227B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel cell
reformer
gas
pipe
cell module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016140431A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017027937A (ja
Inventor
智信 中村
智信 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Publication of JP2017027937A publication Critical patent/JP2017027937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6870227B2 publication Critical patent/JP6870227B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)
  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)

Description

この発明は、燃料電池モジュールに関する。特に、本発明は、固体酸化物形燃料電池モジュールに関する。
固体電解質形燃料電池(固体酸化物形燃料電池(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)ともいう)は、燃料極(アノード):H+O2−→HO+2e、空気極(カソード):(1/2)O+2e→O2−の反応により、電気エネルギーを取り出す装置である。一般に、燃料電池モジュールは、都市ガス等の原燃料ガスを改質して水素含有ガス(改質燃料ガス)を生成する改質器と、得られた改質燃料ガスと空気(酸化剤ガス)とを反応させて発電する燃料電池セルとをハウジング内に備えている。
このような燃料電池モジュールの改質器としては、円筒型改質器がある。円筒型改質器は、 同心円状に間隔を置いて配置した複数の円筒体を有し、前記複数の円筒体によって区画された領域が、原燃料ガスと水および/または水蒸気との混合体の流路となる。そして、内側の円筒体の周方向中心部に前記混合体を加熱するためのバーナーを配置し、改質反応を進みやすくするために、前記混合体の流路内に紐状に成形したワイヤーメッシュを螺旋状に取り付けることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−129411号公報
燃料電池モジュールを高効率で熱自立運転するためには、燃料電池セルからの輻射熱、および、燃料電池セルからの排ガスの燃焼熱を、改質器に伝搬させると同時に、外部への放熱を抑制することが重要である。しかし、特許文献1の技術では、改質器に熱を与えるために内管の中央部にバーナーを取り付ける必要がある。また、バーナーとワイヤーメッシュとでコストアップになる一方で、燃料電池セルからの放熱抑制は考慮されていない。
本発明は上記問題点を解決するものであり、燃料電池セルに起因する熱を改質器に効率よく伝搬させて熱利用効率を向上させるとともに、外部への放熱を抑制することのできる燃料電池モジュールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の燃料電池モジュールは、
水蒸気を用いて燃料ガスを水素ガスに改質する改質器と、前記改質器によって改質された水素ガスと有酸素ガスとが供給されることにより発電する燃料電池セルと、前記燃料電池セルの上方に配置され、前記燃料電池セルで消費されなかった前記水素ガスと前記有酸素ガスとが導入される燃焼部とを備え、
前記改質器は、内管と、外管とを有する二重管構造であって、前記燃焼部を取り囲むように螺旋状に形成され、
前記内管と前記外管との間には、水蒸気改質触媒が配置されており、
前記内管には、前記燃料電池セルから排出される排気ガスが導入され、
前記内管と前記外管との間には、水蒸気と前記燃料ガスとの混合ガスが導入され
前記燃焼部と前記燃料電池セルとの間には断熱材が配置されることを特徴とする。
前記改質器において、前記排気ガスと前記混合ガスとが、向流で流れていることが好ましい。
本発明の燃料電池モジュールにおいて、さらに、気化器を有しており、前記燃料電池セルの上方に前記改質器および前記気化器が配置されていることが好ましい。
本発明によれば、燃料電池セルに起因する熱を改質器に効率よく伝搬させて熱利用効率を向上させるとともに、外部への放熱を抑制することのできる燃料電池モジュールを提供することができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1は、本発明の実施形態に係る燃料電池モジュールの一例の構成を示す斜視図である。 図2は、前記燃料電池モジュールに適用される改質器の構成の一例を示す斜視図である。 図3は、図2に示す改質器の構造を説明する部分断面図である。 図4は、前記燃料電池モジュールに適用される気化器の構成の一例を示す斜視図である。 図5は、本発明の実施形態の変形例1に係る燃料電池モジュールの側面図である。 図6は、図5に示す燃料電池モジュールの平面図である。 図7は、本発明の実施形態の変形例2に係る燃料電池モジュールの側面図である。 図8は、図7に示す燃料電池モジュールの平面図である。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。ただし、本発明は、以下の例に限定および制限されない。なお、以下で参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された物体の寸法の比率などは、現実の物体の寸法の比率などとは異なる場合がある。図面相互間においても、物体の寸法比率等が異なる場合がある。また、各実施形態は例示であり、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることは言うまでもない。また、同様の構成による同様の作用効果については、実施形態毎には逐次言及しない。
図1は、本発明の実施形態に係る燃料電池モジュールの一例の構成を示す斜視図である。この実施形態の燃料電池モジュール100は、固体酸化物形(SOFC形)の燃料電池モジュールである。燃料電池モジュール100は、断熱性(=熱伝導率が低い性質)を有して直方体をなすハウジング11を含むが、図1は、燃料電池モジュール100の内部構造を説明するために、ハウジング11を想像線(二点鎖線)で図示したものである。ハウジング11の内側には、燃料電池セル10、燃焼部12、空気予熱器15、改質器20および気化器30が設けられる。ハウジング11には、その外側から内側に貫通するパイプ16、パイプ17、パイプ18およびパイプ19が設けられる。
本実施形態では、パイプ16、パイプ17、パイプ18およびパイプ19はハウジングの上面に設けられる。空気(有酸素ガス)はパイプ16を経て取り込まれ、改質用水はパイプ18を経て取り込まれ、燃料ガス(都市ガス等のメタンガス)はパイプ19を経て取り込まれる。
パイプ16の一方端はハウジングの外側に突出し、パイプ16の他方端はハウジングの内側に突出する。また、パイプ18の一方端はハウジングの外側に突出し、パイプ18の他方端はハウジングの内側に突出する。さらに、パイプ19の一方端はハウジングの外側に突出し、パイプ19の他方端はハウジングの内側に突出する。
パイプ16の前記他方端は空気予熱器15の給気口に接続される。空気予熱器15の排気口は、燃料電池セル10に設けられた空気用の給気口(図示せず)に接続される。
パイプ19の前記他方端は改質器20に設けられた燃料ガス導入口24に接続される。パイプ18の前記他方端は気化器30の給水口31に接続される。気化器30の排気口(水蒸気出口)32は、燃料ガス導入口24に接続される燃料ガスパイプ19に接続されるが、改質器20に水蒸気用の給気口を設けておき、そこに接続してもよい。改質器20の排気口(水素ガス出口25)は燃料電池セル10に設けられた水素ガス用の給気口(図示せず)に接続される。
図2は、本発明の燃料電池モジュールに適用される改質器の構成の一例を示す斜視図である。また、図3は、図2に示す改質器20の構造を説明する部分断面図である。図3は、図2中の一点鎖線で切断したときの、一本の管の断面を示している。改質器20は、内管21と外管22とを有する二重管構造である。内管21と外管22との間には、水蒸気改質触媒23が配置されている。内管21には、燃料電池セル10から排出される排気ガスが導入される。そして、内管21と外管22との間には、燃料ガス導入口24から燃料ガスが、気化器30で生成された水蒸気とともに導入される。このように、改質器20内部では、燃料ガスと排気ガスとは混ざり合わないようになっている。
本発明では、改質器20が二重管構造となっており、内管21内に高温の排気ガスを流すので、改質器20からの熱の漏れが減少し、燃料電池モジュール100外周部の温度が上昇しにくくなるため、燃料電池モジュール100からの放熱量を減少させることができる。ここで、「燃料電池セル10から排出される排気ガス」としては、燃料電池セル10から排出されるセル排気ガスをそのまま導入してもよいし、後述の化学式3および化学式4に従う化学反応によって消費されなかった空気および水素ガスを含むセル排気ガスを、燃焼部12において燃焼させた排気ガスを導入してもよい。
また、本発明では、内管21の表面において熱交換が起こるので、前記特許文献1等に見られるような円筒体を使用した改質器と比較して、熱交換面積を大きくすることが可能である。あるいは、同じ熱交換面積を要する場合には、本発明における改質器は、より小型化することが可能である。
さらに、二重管構造の配管を用いることで、改質器の形状を容易に変更することも可能である。本実施形態において、改質器20は螺旋状に、燃焼部12を取り囲むように形成されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、前記配管を蛇行させたり、前記とは異なる螺旋形状にしたりすることができる。そのため、燃料電池セルの形状や燃焼部の配置等に制限されることなく採用が可能であるとともに、燃料電池セルへの熱応力を低減させることもできる。また、燃料電池モジュール100の外観に合わせて、改質器の配置場所を容易に変更することもできる。
本実施形態においては、二重管構造の内管21の直径は6mm以上16mm以下とすることが好ましい。また、外管22の直径は8mm以上24mm以下とすることが好ましい。二重管の直径(外管22の直径)は細いほうが、形状に自由度を与えることができるため好ましい。一方で、燃料電池セルから排出される多量の排気ガスが内管21に導入されるため、圧力損失を低減させるという観点からは、内管21の直径は、例えば、8mm以上15mm以下とすることが好ましい。外管22の直径は、内管21の直径に合わせて設定するとよい。内管21と外管22との間に配置される水蒸気改質触媒23は、粒状のものを充填して用いることが好ましい。しかし、本発明はこれに限定されない。燃料ガスと水蒸気との混合ガスが適正な流量で水蒸気触媒23が配置される領域を通過して、後述の化学式1および化学式2で示される改質反応が進行することができれば、水蒸気改質触媒23としては他の形状のものを用いることもできる。粒状の水蒸気改質触媒23を用いる場合、粒子径は、0.5mm以上6.0mm以下とすることが好ましい。
前記の二重管構造は、改質器への適用に限定されず、例えば、空気予熱器や気化器にも適用することができる。
図4は、本発明の燃料電池モジュールに適用される気化器の構成の一例を示す斜視図であり、気化器30は二重管構造である。気化器30は、導入口33から内管に改質器20の内管21から排出された排気ガスが導入される。また、改質用水パイプ18から外管に改質水が導入される。改質水は、内管を流れる排気ガスによって加熱されて気化し水蒸気となり、排気口(水蒸気出口)32から排出される。、排気口(水蒸気出口)32から排出された水蒸気は、改質器20の燃料ガス導入口24から、パイプ19から取り込まれた燃料ガス(メタンガス)とともに改質器20に供給される。本実施形態においては、気化器30は、改質器20の上方に設けられる。
改質器20では、メタンガスおよび水蒸気が、化学式1および化学式2によって水素ガスおよび炭酸ガスに変換される。
[化1]
CH+HO→3H+CO
[化2]
CO+HO→H+CO
ここで、改質器20の反応は吸熱反応である。本発明においては、改質器20は、燃料電池セル10の輻射熱、燃焼部12の輻射熱、および、改質器20の内管21内を流れる排気ガスの熱を利用して改質を行う。なお、燃焼部12の温度は約700℃を示す。
燃料ガス導入口24から導入された燃料ガスは、水蒸気とともに、改質器20の内管21と外管22との間に導入される。内管21と外管22との間の流路には、水蒸気改質触媒23が配置され、この流路を燃料ガスおよび水蒸気の混合ガスが通過する過程で、前述の化学式1および化学式2の反応が起こり、燃料ガスの改質がなされる。
前記反応をより進めて高い改質率を得るためには、例えば、前記流路を長くすることが好ましい。本実施形態における改質器は、二重管構造の配管からなる。そして、前記配管は燃焼部12を取り囲むような螺旋状に、燃料電池モジュールにおける上部から下部に向かう方向に形成されており、流路が長くなるようにされている。
なお、前記反応は、燃料ガス導入口24から水素ガス出口25に向かうにしたがい、各化学式の右辺側に進んでいき、流路の終点近傍では、右辺側の化合物の分率が高くなるため、反応が平衡状態となる。吸熱反応である前記反応は、より加熱を行うことで進めることができる。よって、前記反応を進めるためには、流路の終点近傍で、より高温となるようにするとよい。そこで、改質器20においては、排気ガスと前記混合ガスとが向流で流れるようにすることが好ましい。水素ガス出口25側から排気ガスを内管21に導入すると、高温の排気ガスによって改質器20の出口温度を最大にすることができる。よって、流路終点近傍で燃料ガスをさらに加熱して、前記反応をより進め、改質率を向上させることができる。また、より効率的に熱交換を行うことができるため、改質器20を構成する二重管の配管を短くすることができる。
本実施形態の態様とすると、改質器20の外部で燃焼熱が消費され難く、改質器20を効率的に加熱することができる。また、改質を行う部分では吸熱反応が起こるので、この改質器20は、吸熱体によって囲まれているといえる。そのため、従来の燃料電池モジュールにおける改質器と比較して、改質器からの放熱を抑えることができ、燃料電池モジュール100の小型化が可能となる。
空気予熱器15は、パイプ16から取り込まれた空気(有酸素ガス)を予熱する。予熱された空気は、燃料電池セル10の下側から燃料電池セル10に供給される。また、改質器20によって発生した水素ガスは、燃料電池セル10の下側から燃料電池セル10に供給される。
燃料電池セル10の空気極および燃料極では、化学式3および化学式4に従う化学反応が生じる。この結果、燃料電池セル10の上下の最外層に、プラス電圧およびマイナス電圧がそれぞれ発生する。燃料電池セル10で発生したプラス電圧およびマイナス電圧は、図示しない端子を経て出力される。
[化3]
1/2O+2e→O2−
[化4]
+O2−→HO+2e
化学式3および化学式4に従う化学反応によって消費されなかった空気および水素ガスは、燃電池セル10から燃焼部12に導入される。燃焼部12は、イグナイターを有しており、内部で前記空気および前記水素ガスを燃焼させる。本実施形態においては、燃焼部12は、燃料電池セル10の上部に配置されている。燃焼後の排気ガスは、改質器20下部から、内管21に導入される。排気ガスは、改質器20の内管21を経て、気化器30に導入口(排気ガス入口)33から導入され、気化器30を経てパイプ17(排ガスパイプ)から排出される。
なお、本実施形態においては、空気予熱器15は螺旋状の配管が上部から下部に向かう方向に形成されており、図1において燃料電池セル10を取り囲むように設けられている。空気は、パイプ16を介して上部から空気予熱器15内に供給される。供給された空気は、空気予熱器15の配管を通り、空気予熱器15は、燃料電池セル10の輻射熱を用いて空気を予熱する。予熱された空気は、燃料電池セル10に供給される。本実施形態では空気予熱器15が螺旋状の配管からなるものを説明したが、これに限られず、平面状の1段または多段からなる空気予熱器であっても構わない。
本実施形態においては、改質器20および気化器30は燃料電池セル10の上方に配置されている。このように配置することで、高温の排気ガスを、短い経路で改質器20および気化器30に導入することができ、燃料電池モジュール全体の設置面積を減少させることができる。しかし、本発明は前記構成に限定されず、改質器および気化器は燃料電池セル10の側面側に配置してもよい。
このように、本発明の燃料電池モジュールでは、改質器の内部から効率的な加熱を行うことができるので、燃料電池セルと改質器とを熱伝導部材で物理的に接合して熱の伝搬を行う必要はなく、例えば、熱伝導部材の接合に起因する燃料電池セルにおける温度むらや、燃料電池セルへの熱応力を低減することができる。そして、燃料電池セルから排出されるガスの燃焼熱は、改質器内部に効率的に伝搬されるので、熱利用効率も向上させることができる。
なお、本実施形態の燃料電池モジュール100は、一組の燃料電池セル10および改質器20を有している。ただし、本発明においては、この構成に限定されない。本発明の燃料電池モジュールは、例えば、複数組の燃料電池セルおよび改質器をハウジング内に有していてもよい。
図5は本発明の実施形態の変形例1に係る燃料電池モジュール100Aの側面図である。図6は、図5に示す燃料電池モジュール100Aの平面図である。図1と共通する構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
燃料電池モジュール100Aは、燃料電池モジュール100の構成に加えて断熱材40Aを備える。断熱材40Aは、燃料電池セル10および空気予熱器15と、燃焼部12との間に設けられている。これにより燃焼部12から燃料電池セル10に燃焼熱が伝わることを抑制でき、燃料電池セル10内の温度差に起因する応力集中を抑制することができる。
図7は本発明の実施形態の変形例2に係る燃料電池モジュール100Bの側面図である。図8は、図7に示す燃料電池モジュール100Bの平面図である。図1と共通する構成については同一の符号を付し、説明を省略する。
燃料電池モジュール100Bは、燃料電池モジュール100の構成に加えて断熱材40Bを備える。断熱材40Bは、燃焼部12と改質器20および気化器30との間の領域に、燃焼部12の外周を取り囲むように設けられている。これにより燃焼部12の燃焼熱の多くは排ガスの顕熱となり、改質器20において効率的に熱交換することができる。この結果、燃料電池モジュール100Bからの放熱を減らすことができる。
100 燃料電池モジュール
10 燃料電池セル
11 ハウジング
12 燃焼部
15 空気予熱器
16 (空気)パイプ
17 (排ガス)パイプ
18 (改質用水)パイプ
19 (燃料ガス)パイプ
20 改質器
21 内管
22 外管
23 水蒸気改質触媒
24 燃料ガス導入口
25 水素ガス出口
30 気化器
31 給水口
32 排気口(水蒸気出口)
33 導入口(排気ガス入口)
40A、40B 断熱材

Claims (3)

  1. 水蒸気を用いて燃料ガスを水素ガスに改質する改質器と、前記改質器によって改質された水素ガスと有酸素ガスとが供給されることにより発電する燃料電池セルと、前記燃料電池セルの上方に配置され、前記燃料電池セルで消費されなかった前記水素ガスと前記有酸素ガスとが導入される燃焼部とを備え、
    前記改質器は、内管と、外管とを有する二重管構造であって、前記燃焼部を取り囲むように螺旋状に形成され、
    前記内管と前記外管との間には、水蒸気改質触媒が配置されており、
    前記内管には、前記燃料電池セルから排出される排気ガスが導入され、
    前記内管と前記外管との間には、水蒸気と前記燃料ガスとの混合ガスが導入され
    前記燃焼部と前記燃料電池セルとの間には断熱材が配置される、燃料電池モジュール。
  2. 前記改質器において、前記排気ガスと前記混合ガスとが、向流で流れている、請求項1記載の燃料電池モジュール。
  3. さらに、気化器を有しており、
    前記燃料電池セルの上方に前記改質器および前記気化器が配置されている、請求項1または2記載の燃料電池モジュール。
JP2016140431A 2015-07-21 2016-07-15 燃料電池モジュール Active JP6870227B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015143680 2015-07-21
JP2015143680 2015-07-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017027937A JP2017027937A (ja) 2017-02-02
JP6870227B2 true JP6870227B2 (ja) 2021-05-12

Family

ID=57946727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016140431A Active JP6870227B2 (ja) 2015-07-21 2016-07-15 燃料電池モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6870227B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7271910B2 (ja) * 2018-11-16 2023-05-12 株式会社Ihi 燃料電池システム
JP7414632B2 (ja) * 2020-04-28 2024-01-16 京セラ株式会社 改質ユニットおよび燃料電池装置
CN114335598B (zh) * 2021-12-30 2022-08-05 广东省科学院新材料研究所 一种固体氧化物燃料电池用换热重整器及其制备方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3808743B2 (ja) * 2000-10-10 2006-08-16 東京瓦斯株式会社 単管円筒式改質器
KR100570752B1 (ko) * 2004-02-26 2006-04-12 삼성에스디아이 주식회사 연료 전지 시스템의 개질기 및 이를 채용한 연료 전지시스템
KR100599685B1 (ko) * 2004-06-30 2006-07-13 삼성에스디아이 주식회사 연료 전지 시스템의 개질기 및 이를 채용한 연료 전지시스템
JP2011008993A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Toto Ltd 固体電解質型燃料電池
CA2862538C (en) * 2012-03-08 2021-11-30 Helbio Societe Anonyme Hydrogen And Energy Production Systems Catalytically heated fuel processor with replaceable structured supports bearing catalyst for fuel cell

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017027937A (ja) 2017-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101121315B1 (ko) 개질기
JP6283269B2 (ja) 燃料電池モジュール
JP4461439B2 (ja) 燃料電池システムの改質装置
JP6870227B2 (ja) 燃料電池モジュール
JP4956946B2 (ja) 燃料電池
JP2009110970A (ja) 燃料電池
WO2007077791A1 (ja) 間接内部改質型固体酸化物形燃料電池
JP7215032B2 (ja) 燃料電池装置
KR101237778B1 (ko) 나선형의 개질반응부를 가지는 연료변환장치
JP4210912B2 (ja) 燃料改質器および燃料電池発電装置
JP2008147026A (ja) 固体酸化物形燃料電池
JP2007200709A (ja) 固体酸化物形燃料電池スタックおよびその運転方法
JP6419479B2 (ja) 燃料電池モジュール
KR101316042B1 (ko) 연료전지용 통합형 개질기 시스템
JP4696495B2 (ja) 燃料電池発電装置
TW201916445A (zh) 氣體燃料重組裝置及其發電整合系統
JP4829665B2 (ja) 燃料電池システム用改質装置
JP2003132903A (ja) 工業炉と固体酸化物形燃料電池とのコンバインドシステム
KR101250418B1 (ko) 연료 전지용 연료 변환 장치
KR101216456B1 (ko) 연료변환장치
JP2004119298A (ja) 燃料電池発電システム
KR20040034026A (ko) 연료전지를 위한 평판형 연료개질기
KR20120034943A (ko) 가습기 및 열교환기 일체형 개질장치
WO2015068479A1 (ja) 燃料電池モジュール
JP6466136B2 (ja) 燃料電池モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20180509

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200303

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200923

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201217

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20201217

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20201225

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20210105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210316

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6870227

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150