JP6869452B2 - 距離測定装置及び距離測定方法 - Google Patents

距離測定装置及び距離測定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6869452B2
JP6869452B2 JP2020571727A JP2020571727A JP6869452B2 JP 6869452 B2 JP6869452 B2 JP 6869452B2 JP 2020571727 A JP2020571727 A JP 2020571727A JP 2020571727 A JP2020571727 A JP 2020571727A JP 6869452 B2 JP6869452 B2 JP 6869452B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving body
vehicle
distance
distance measuring
measuring device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020571727A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020165934A1 (ja
Inventor
有史 松田
有史 松田
下谷 光生
光生 下谷
中村 好孝
好孝 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP6869452B2 publication Critical patent/JP6869452B2/ja
Publication of JPWO2020165934A1 publication Critical patent/JPWO2020165934A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W30/00Purposes of road vehicle drive control systems not related to the control of a particular sub-unit, e.g. of systems using conjoint control of vehicle sub-units
    • B60W30/14Adaptive cruise control
    • B60W30/16Control of distance between vehicles, e.g. keeping a distance to preceding vehicle
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/16Anti-collision systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Description

本発明は、第1移動体と、第1移動体の前方または後方に位置する第2移動体との間の距離を測定可能な距離測定装置及び距離測定方法に関する。
近年、自車両に搭載されたカメラで撮影された画像を解析することによって、自車両と先行車両との間の距離を測定する技術が提案されている。例えば特許文献1の技術では、自車両前方を撮影した画像から、先行車両と先行車両の車幅とを検出し、検出した先行車両の車種に対応する既知の車幅と、検出した車幅とを比較することによって、自車両と先行車両との間の距離を測定している。
特開2013−57992号公報
しかしながら従来技術では、自車両から先行車両の車幅方向の一端がみえない場合には先行車両の車幅を検出できず、その結果として、自車両と先行車両との間の距離を測定することができないという問題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、第1移動体から第2移動体の車幅方向の少なくとも一端がみえない場合であっても、第1移動体と第2移動体との間の距離を測定可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る距離測定装置は、第1移動体と第1移動体の前方または後方に位置する第2移動体とに関して、第2移動体の位置を第1移動体からみた方向と、第1移動体からみた予め定められた基準方向とがなす第1角度を取得し、かつ、第1移動体及び第2移動体周辺の第1及び第2区画線上のうちの第2移動体の位置に対応する第1及び第2位置を第1移動体からみた方向と、基準方向とがなす第2及び第3角度を取得する取得部と、取得部で取得された第1、第2及び第3角度と、第1及び第2区画線同士の間の距離である区画線間距離とに基づいて、第1移動体と第2移動体との間の距離である移動体間距離を求める制御部とを備える。
本発明によれば、第1〜第3角度と、区画線間距離とに基づいて移動体間距離を求める。このような構成によれば、第1移動体から第2移動体の車幅方向の少なくとも一端がみえない場合であっても、第1移動体と第2移動体との間の距離を測定することができる。
本発明の目的、特徴、態様及び利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施の形態1に係る距離測定装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る第1〜第3角度を説明するための図である。 実施の形態1に係る第1〜第3角度を説明するための図である。 実施の形態1に係る距離測定装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る距離測定装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る第4及び第5角度を説明するための図である。 実施の形態2に係る第4及び第5角度を説明するための図である。 実施の形態2に係る距離測定装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2の変形例に係る第1〜第3角度を説明するための図である。 実施の形態2の変形例に係る第1〜第3角度を説明するための図である。 実施の形態2の変形例に係る距離測定装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る距離測定装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係る距離測定装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る距離測定装置の表示例を示す図である。 実施の形態3に係る距離測定装置の表示例を示す図である。 実施の形態4に係る距離測定装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態5に係る距離測定装置の構成を示すブロック図である。 その他の変形例に係る距離測定装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 その他の変形例に係る距離測定装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 その他の変形例に係るサーバの構成を示すブロック図である。 その他の変形例に係る通信端末の構成を示すブロック図である。
<実施の形態1>
本発明の実施の形態1に係る距離測定装置は、第1移動体と、第1移動体の前方または後方に位置する第2移動体との間の距離である移動体間距離を測定する。第1移動体及び第2移動体のそれぞれは、例えば車両、バイク、人などを含む。
以下では、第1移動体は、距離測定装置が搭載された車両であり、第2移動体は、第1移動体の後方に位置する車両またはバイクである例について説明する。なお、以下の説明では、第1移動体である車両を「自車両」と記すこともあり、第2移動体である車両またはバイクを「他車両」または「バイク」と記すこともある。
図1は、本実施の形態1に係る距離測定装置1の構成を示すブロック図である。図1の距離測定装置1は、取得部11と制御部12とを備える。
取得部11は、自車両のサイドミラーの代わりに設けられたカメラを含んでいる。そして、取得部11は、当該カメラで自車両の後方を撮影された画像である撮影画像に基づいて、第1角度、第2角度、及び、第3角度を取得する。
図2及び図3は、第1角度、第2角度、及び、第3角度を説明するための図である。図2は、カメラで撮影された撮影画像の模式図であり、図3は、図2の撮影画像が得られた時の自車両周辺の状態を示す上面図である。
図2及び図3には、自車両31と、他車両32,33と、自車両31及び他車両32周辺の第1区画線34及び第2区画線35とが図示されている。自車両31及び他車両32周辺の第1区画線34及び第2区画線35のそれぞれは、例えば、自車両31下かつ他車両32のすぐ隣の区画線、他車両32下かつ自車両31のすぐ隣の区画線、自車両31及び他車両32のすぐ隣の区画線、並びに、これら区画線のいくつか隣の区画線などを含む。以下、第1区画線34は、第2区画線35よりも自車両31に近いものとして説明する。なお、区画線は、例えば、道路上に付された白色実線、白色破線、及び、黄色実線などを含む。
図3に示すように、撮影画像を撮影するカメラ31aの位置から、自車両31の真後ろに向かう方向が基準方向として予め規定されている。図2の撮影画像上の各位置に対して基準方向を基準にした角度が予め対応付けられており、取得部11は、その対応関係を用いることによって、撮影画像上の位置から、基準方向を基準にした図3の第1〜第3角度θ〜θなどの角度を算出することが可能となっている。
ここで第1角度θは、図3に示すように、他車両32の位置を自車両31からみた方向と基準方向とがなす角度である。なお、ここでいう他車両32の位置は、撮影画像中の他車両32の任意の部分の位置であればよい。
第2角度θは、図3に示すように、第1位置34aを自車両31からみた方向と基準方向とがなす角度である。第1位置34aは、第1区画線34上のうちの他車両32の位置に対応する位置である。本実施の形態1では、第1位置34aは、図2の撮影画像において、第1区画線34と、他車両32の一部(ボディ下部)を通る水平方向の直線とが交差する点の位置であるが、これに限ったものではなく、当該位置に近い位置であってもよい。
第3角度θは、図3に示すように、第2位置35aを自車両31からみた方向と基準方向とがなす角度である。第2位置35aは、第2区画線35上のうちの他車両32の位置に対応する位置である。本実施の形態1では、第2位置35aは、図2の撮影画像において、第2区画線35と、他車両32の一部(ボディ下部)を通る水平方向の直線とが交差する点の位置であるが、これに限ったものではなく、当該位置に近い位置であってもよい。
なお以上の説明では、取得部11が、自車両の後方を撮影するカメラと、当該カメラで撮影した画像に基づいて第1〜第3角度θ〜θを取得する演算部とから構成されていたが、この構成に限ったものではない。例えば、取得部11外部に設けられたカメラが、自車両の後方の画像を撮影し、当該画像から第1〜第3角度θ〜θを算出するように構成されている場合には、取得部11は、画像の撮影及び角度の算出を行わずに、カメラから算出結果(第1〜第3角度θ〜θ)を取得するインターフェースから構成されてもよい。また例えば、取得部11外部に設けられたカメラが、自車両の後方の画像を撮影するように構成されている場合には、取得部11は、当該カメラで撮影された画像を取得するインターフェースと、当該画像から第1〜第3角度θ〜θを算出する演算部とから構成されてもよい。
制御部12は、取得部11で取得された第1角度θ、第2角度θ及び第3角度θと、第1区画線34及び第2区画線35同士の間の距離である区画線間距離ltlとに基づいて、自車両31と他車両32との間の距離である移動体間距離dを求める。ここで、図3において、次式(1)及び次式(2)が成り立つ。なお、式中のxは、移動体間距離dを基準方向の直線上に射影したときの長さである。
Figure 0006869452
Figure 0006869452
この式(1)及び式(2)から次式(3)を導き出すことができる。
Figure 0006869452
制御部12は、取得部11で取得された第1角度θ、第2角度θ及び第3角度θを式(3)に適用し、かつ、式(3)の区画線間距離ltlに予め定められた固定値を式(3)に適用することによって、移動体間距離dを求める。ただし制御部12が移動体間距離dを求める方法はこれに限ったものではない。例えば、制御部12は、式(3)を用いて移動体間距離dを求めるのではなく、第1〜第3角度θ〜θ及び移動体間距離dのテーブルを用いて移動体間距離dを求めてもよい。また、実施の形態2などで説明するように、区画線間距離ltlは適宜変更されてもよい。
図4は、本実施の形態1に係る距離測定装置1の動作を示すフローチャートである。なお、この動作は、例えば距離測定装置1の電源がオンになった後に随時行われる。
まずステップS1にて、取得部11は、撮影画像を取得し、当該撮影画像中に他車両が存在するか否かを判定する。他車両が存在すると判定された場合には処理がステップS2に進み、他車両が存在しないと判定された場合には図4の動作が終了する。
ステップS2にて、取得部11は、第1〜第3角度θ〜θを取得する。
ステップS3にて、制御部12は、取得部11で取得された第1〜第3角度θ〜θと、予め定められた区画線間距離ltlとに基づいて移動体間距離dを求める。その後、図4の動作が終了する。
<実施の形態1のまとめ>
以上のような本実施の形態1に係る距離測定装置1は、第1〜第3角度θ〜θと、区画線間距離ltlとに基づいて移動体間距離dを求める。このような構成によれば、例えば図2及び図3のように、他車両33によって自車両31から他車両32の車幅方向の少なくとも一端がみえない場合であっても、自車両31と他車両32との間の移動体間距離dを求めることができる。
また本実施の形態1では、第1〜第3角度θ〜θは、自車両の後方を撮影した画像に基づいて取得される。このような構成によれば、自車両に、後続車両との距離を測定するレーダなどを設けなくても、自車両と後続車両との間の移動体間距離dを求めることができる。
なお以上では、第2移動体は、自車両の後方に位置するものとして説明したがこれに限ったものではない。例えば、カメラが自車両の前方を撮影するように構成されている場合には、第2移動体は、自車両の前方に位置してもよい。
<実施の形態2>
図5は、本発明の実施の形態2に係る距離測定装置1の構成を示すブロック図である。以下、本実施の形態2に係る構成要素のうち、上述の構成要素と同じまたは類似する構成要素については同じまたは類似する参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
図5の距離測定装置1は、カメラ31aと自車位置検出装置52とに接続されている。カメラ31aは、実施の形態1と同様に自車両の後方を撮影する。このカメラ31aには例えば単眼カメラが用いられる。
自車位置検出装置52は、自車両の位置を検出する。この自車位置検出装置52には、例えばGPS(Global Positioning System)受信装置などのGNSS(Global Navigation Satellite System)受信装置、及び、ジャイロセンサなどの各種センサなどが用いられる。
次に図5の距離測定装置1の構成要素について説明する。図5の距離測定装置1は、画像入力インターフェース(I/F)部11aと、解析情報取得部11bと、位置取得部11cと、制御部12と、道路地図データベース(DB)13と、車両データベース(DB)14とを備える。画像入力I/F部11a、解析情報取得部11b及び位置取得部11cは、図1の取得部11の概念に含まれる。
画像入力I/F部11aには、カメラ31aの撮影画像が入力される。以下、撮影画像に関して、車幅方向の第1及び第2端が自車両からみえる車両を「露出車両」と記し、第1端は自車両に近い「近端」であり、第2端は自車両から遠い「遠端」であるものとして説明する。
画像入力I/F部11aに入力された撮影画像内の他車両が露出車両でない場合、解析情報取得部11bは、実施の形態1の取得部11と同様に、撮影画像に基づいて第1〜第3角度θ〜θを取得する。つまり、画像入力I/F部11aに入力された撮影画像内の他車両が、車幅方向の少なくとも近端及び遠端の一つがみえない車両である場合に、解析情報取得部11bは、撮影画像に基づいて第1〜第3角度θ〜θを取得する。
一方、画像入力I/F部11aに入力された撮影画像内の他車両が露出車両である場合、解析情報取得部11bは、撮影画像に基づいて第4角度θ及び第5角度θを取得する。
図6及び図7は、それぞれ図2及び図3に対応する図である。第4角度θは、図7に示すように、自車両31からみた他車両36の近端と基準方向とがなす角度である。第5角度θは、図7に示すように、自車両31からみた他車両36の遠端と基準方向とがなす角度である。
なお、図5の解析情報取得部11bは、露出車両の第4及び第5角度θ,θを取得する場合に、露出車両の撮影画像と、後述する車両DB14に記憶されている車種別の車両の画像とを比較して露出車両の車種も取得する。
位置取得部11cは、自車位置検出装置52が検出した自車両の位置を取得する。なお、図5の構成では、位置取得部11cは、自車位置検出装置52のインターフェースから構成されるが、これに限ったものではなく自車位置検出装置52から構成されてもよい。
道路地図DB13には、道路の車線間の距離、及び、道路形状などの情報が記憶されている。本実施の形態2では、道路地図DB13には、自車両の位置と、2つの区画線同士の間の距離とが予め対応付けられて記憶されている。
車両DB14には、車種別の車両の画像、及び、当該車両の車幅などの情報が記憶されている。本実施の形態2では、車両DB14には、車両の車種と、車両の車幅とが予め対応付けられて記憶されている。
解析情報取得部11bが第1〜第3角度θ〜θを取得した場合、制御部12は、実施の形態1とほぼ同様に、第1〜第3角度θ〜θと、区画線間距離ltlとに基づいて移動体間距離dを求める。ただし本実施の形態2では、制御部12は、位置取得部11cで取得された位置に基づいて道路地図DB13から適切な2つの区画線同士の間の距離を特定し、当該距離を区画線間距離ltlとして用いる。
一方、解析情報取得部11bが第4及び第5角度θ,θを取得した場合、制御部12は、第4及び第5角度θ,θと、露出車両(他車両36)の車幅lとに基づいて、自車両31と露出車両(他車両36)との間の距離である移動体間距離dを求める。ここで図7において、次式(4)が成り立つ。なお、式中のxは、移動体間距離dを基準方向の直線上に射影したときの長さである。
Figure 0006869452
この式(4)から次式(5)を導き出すことができる。
Figure 0006869452
制御部12は、解析情報取得部11bで取得された車種に基づいて車両DB14から車幅を特定し、当該車幅を露出車両の車幅lとして用いる。そして、制御部12は、解析情報取得部11bで取得された第4及び第5角度θ,θを式(5)に適用し、かつ、露出車両の車幅lを式(5)に適用することによって、移動体間距離dを求める。ただし制御部12が移動体間距離dを求める方法はこれに限ったものではない。例えば、制御部12は、式(5)を用いて移動体間距離dを求めるのではなく、第4及び第5角度θ,θ並びに移動体間距離dのテーブルを用いて移動体間距離dを求めてもよい。また、露出車両の車幅lは予め定められた固定値であってもよい。
図8は、本実施の形態2に係る距離測定装置1の動作を示すフローチャートである。なお、この動作は、例えば距離測定装置1の電源がオンになった後に随時行われる。
まずステップS11にて、画像入力I/F部11aは撮影画像を取得し、解析情報取得部11bは撮影画像中に他車両が存在するか否かを判定する。他車両が存在すると判定された場合には処理がステップS12に進み、他車両が存在しないと判定された場合には図8の動作が終了する。
ステップS12にて、解析情報取得部11bは、他車両が露出車両であるか否かを判定する。他車両が露出車両であると判定された場合には処理がステップS13に進み、他車両が露出車両でないと判定された場合には処理がステップS15に進む。
ステップS13にて、解析情報取得部11bは、露出車両の撮影画像と、車両DB14に記憶されている車種別の車両の画像とを比較して露出車両の車種を取得する。制御部12は、取得された車種に対応する車幅を車両DB14から特定し、当該車幅を露出車両の車幅lとして用いる。
ステップS14にて、解析情報取得部11bは第4及び第5角度θ,θを取得する。そして、制御部12は、取得された第4及び第5角度θ,θと、露出車両の車幅lとに基づいて移動体間距離dを求める。その後、図8の動作が終了する。
ステップS12からステップS15に処理が進んだ場合、解析情報取得部11bは、画像入力I/F部11aで取得された撮影画像において、他車両に最も近い2つの区画線がいずれもみえているか否かを判定する。当該2つの区画線がいずれもみえている場合には処理がステップS16に進み、そうでない場合には処理がステップS18に進む。
ステップS16にて、位置取得部11cは自車両の位置を取得する。制御部12は、取得された位置と、撮影画像とに基づいて、他車両に最も近い2つの区画線同士の間の距離を道路地図DB13から特定し、当該距離を区画線間距離ltlとして用いる。
ステップS17にて、解析情報取得部11bは第1〜第3角度θ〜θを取得する。そして、制御部12は、取得された第1〜第3角度θ〜θと、区画線間距離ltlとに基づいて移動体間距離dを求める。その後、図8の動作が終了する。
ステップS15からステップS18に処理が進んだ場合、位置取得部11cは自車両の位置を取得する。制御部12は、取得された位置に基づいて、当該位置に最も近い2つの区画線同士の間の距離を道路地図DB13から特定し、当該距離を区画線間距離ltlとして用いる。
ステップS19にて、解析情報取得部11bは第1〜第3角度θ〜θを取得する。そして、制御部12は、取得された第1〜第3角度θ〜θと、区画線間距離ltlとに基づいて移動体間距離dを求める。その後、図8の動作が終了する。
<実施の形態2のまとめ>
以上のような本実施の形態2に係る距離測定装置1は、他車両が露出車両である場合に、第4及び第5角度θ,θと、露出車両の車幅lとに基づいて移動体間距離dを求める。このような構成によれば、実施の形態1と同様の手法で角度を取得するけれども、実施の形態1と異なる手法で移動体間距離dを求めることができる。
また本実施の形態2では、位置取得部11cで取得された位置に基づく距離を区画線距離ltlとして用いる。このような構成によれば、区画線距離ltlを適切化することができるので、移動体間距離dの精度を高めることができる。
また本実施の形態2では、解析情報取得部11bで取得された車種に基づく車幅を露出車両の車幅lとして用いる。このような構成によれば、露出車両の車幅lを適切化することができるので、移動体間距離dの精度を高めることができる。
<実施の形態2の変形例>
以上の説明では、第2移動体は他車両であるものとして説明したが、バイクであってもよい。図9及び図10は、それぞれ図2及び図3に対応する図である。
実施の形態1において取得部11が、図2及び図3の他車両32について第1〜第3角度θ〜θを取得したことと同様にして、解析情報取得部11bは、図9及び図10のバイク37について第1〜第3角度θ〜θを取得する。なお、第1角度θは、自車両31からみたバイク37のタイヤの位置と基準方向とがなす角度である。制御部12は、解析情報取得部11bで取得された第1〜第3角度θ〜θと、区画線間距離ltlとに基づいて、自車両31とバイク37との間の距離である移動体間距離dを求める。
図11は、本変形例に係る距離測定装置1の動作を示すフローチャートである。なお、この動作は、例えば距離測定装置1の電源がオンになった後に随時行われる。
まずステップS21にて、画像入力I/F部11aは撮影画像を取得し、解析情報取得部11bは撮影画像中に移動体が存在するか否かを判定する。移動体が存在すると判定された場合には処理がステップS22に進み、移動体が存在しないと判定された場合には図11の動作が終了する。
ステップS22にて、解析情報取得部11bは、移動体がバイク及び車両のどちらであるかを判定する。移動体がバイクであると判定された場合には処理がステップS23に進む。移動体が車両であると判定された場合には処理が図8のステップS11に進み、実施の形態2で説明した図8の動作と同様の動作が行われる。
ステップS23にて、位置取得部11cは自車両の位置を取得する。制御部12は、取得された位置と、撮影画像とに基づいて、バイクに最も近い2つの区画線同士の間の距離を道路地図DB13から特定し、当該距離を区画線間距離ltlとして用いる。
ステップS24にて、解析情報取得部11bは第1〜第3角度θ〜θを取得する。そして、制御部12は、取得された第1〜第3角度θ〜θと、区画線間距離ltlとに基づいて移動体間距離dを求める。その後、図11の動作が終了する。
ここで、撮影画像からバイクの車幅を検出し、当該車幅に基づいて自車両とバイクとの間の距離を求める方法では、当該車幅が比較的小さいため、誤差が比較的大きくなってしまうという問題がある。これに対して本変形例に係る距離測定装置1は、移動体がバイクである場合に第1〜第3角度θ〜θを取得し、取得された第1〜第3角度θ〜θと、区画線間距離ltlとに基づいて移動体間距離dを求める。このように、移動体がバイクなどである場合には、車幅を用いずに移動体間距離dを求めるため、移動体間距離dの精度を高めることができる。なお、本変形例は、実施の形態1、及び、後述する実施の形態3以降においても適用可能である。
<実施の形態3>
図12は、本発明の実施の形態3に係る距離測定装置1の構成を示すブロック図である。以下、本実施の形態3に係る構成要素のうち、上述の構成要素と同じまたは類似する構成要素については同じまたは類似する参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
図12の距離測定装置1は、表示装置である画像表示装置53と接続されている。なお、画像表示装置53は、例えば、自車両のダッシュボードやインストルメントパネルに設けられる。
図12の距離測定装置1の構成は、図5の距離測定装置1の構成に画像出力インターフェース(I/F)部15を追加した構成と同様である。制御部12は、画像出力I/F部15を介して画像表示装置53を制御するように構成されている。具体的には、制御部12は、撮影画像の鏡像を画像表示装置53に表示させる。これにより、画像表示装置53は、従来のサイドミラーに映る像と同様の像を表示することができる。また、制御部12は、当該鏡像内の他車両(第2移動体)と、求めた移動体間距離dとを対応付けて画像表示装置53に表示させる制御を行う。
図13は、本実施の形態3に係る距離測定装置1の動作を示すフローチャートである。この図13の動作は、図8の動作にステップS31,S32,S33を追加したものと同様である。そこで以下では、ステップS31,S32,S33について主に説明する。
ステップS14後のステップS31にて、制御部12は、他車両と、求めた移動体間距離dとを対応付けて画像表示装置53に表示させる。図14は、本ステップS31における画像表示装置53の表示例を示す図であり、図6に対応する図である。図14の表示例では、自車両53aと、他車両53bと、自車両53aと他車両53bとの間の距離である移動体間距離53cと、図6の第4及び第5角度θ,θが検出された位置を示す表示オブジェクト53dとが表示されている。
なお、複数の他車両が表示される場合には、制御部12は、各他車両について移動体間距離を求め、移動体間距離に対応する他車両に当該移動体間距離を近づけて画像表示装置53に表示させてもよい。また制御部12は、移動体間距離に対応する他車両と当該移動体間距離とを結ぶ線を画像表示装置53に表示させてもよい。ステップS31の後、図13の動作が終了する。
ステップS17後のステップS32にて、制御部12は、他車両と、求めた移動体間距離dとを対応付けて画像表示装置53に表示させる。図15は、本ステップS32における画像表示装置53の表示例を示す図であり、図2に対応する図である。図15の表示例では、自車両53aと、他車両53e,53fと、自車両53aと他車両53eとの間の距離である移動体間距離53gと、図2の第1角度θが検出された位置を示す表示オブジェクト53hと、第2及び第3角度θ,θが検出された位置を示す表示オブジェクト53iとが表示されている。なお、複数の他車両が表示される場合には、移動体間距離に対応する他車両に当該移動体間距離を近づけて画像表示装置53に表示させてもよいし、移動体間距離に対応する他車両と当該移動体間距離とを結ぶ線を画像表示装置53に表示させてもよい。ステップS32の後、図13の動作が終了する。
ステップS17後のステップS33にて、制御部12は、他車両と、求めた移動体間距離dとを対応付けて画像表示装置53に表示させる。本ステップS33の表示例は、ステップS32における画像表示装置53の表示例(図15)と同様である。
<実施の形態3のまとめ>
以上のような本実施の形態3に係る距離測定装置1は、他車両と移動体間距離とを対応付けて画像表示装置53に表示させる制御を行う。このような構成によれば、運転者は、どの移動体間距離がどの他車両に対応しているかを容易に把握することができる。
<実施の形態3の変形例>
実施の形態3において、制御部12は、移動体間距離に基づいて警告を画像表示装置53に表示させる制御を行ってもよい。例えば、制御部12は、移動体間距離が閾値以下となった場合に、警告を画像表示装置53に表示させてもよい。また、当該閾値は、予め定められた固定値であってもよいし、自車両の走行速度が速くなるにつれて大きくなるように変更されてもよい。このような距離測定装置1によれば、運転者は、自車両と他車両とが衝突する可能性を事前に把握することができる。
<実施の形態4>
図16は、本発明の実施の形態4に係る距離測定装置1の構成を示すブロック図である。以下、本実施の形態4に係る構成要素のうち、上述の構成要素と同じまたは類似する構成要素については同じまたは類似する参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
図16の距離測定装置1は、クラウドサーバ54と通信可能な無線通信装置55と接続されている。図16の距離測定装置1の構成は、図12の距離測定装置1の構成に通信インターフェース(I/F)部16を追加し、当該構成から道路地図DB13及び車両DB14を削除した構成と同様である。制御部12は、通信I/F部16を介して無線通信装置55を制御することによって、クラウドサーバ54と通信可能に構成されている。
クラウドサーバ54は、道路地図DB13と同様の道路地図DB54aを備える。つまり本実施の形態4では、自車両の外部であるクラウドサーバ54において、自車両の位置と2つの区画線同士の間の距離とが予め対応付けられている。なお、道路地図DB54aは随時更新される。
またクラウドサーバ54は、車両DB14と同様の車両DB54bを備える。つまり本実施の形態4では、自車両の外部であるクラウドサーバ54において、車両の車種と、当該車両の車幅とが予め対応付けられている。なお、車両DB54bは随時更新される。
<実施の形態4のまとめ>
以上のような本実施の形態4に係る距離測定装置1は、クラウドサーバ54と無線通信を行うことによって、道路地図DB54a及び車両DB54bの情報を用いることができる。これにより、自車両に搭載された距離測定装置1のメモリの低減化、及び、更新された情報の使用などが期待できる。
なお図16の例では、クラウドサーバ54は、道路地図DB54a及び車両DB54bを備えていたが、これに限ったものではない。例えば、クラウドサーバ54が道路地図DB54a及び車両DB54bの一方を備え、距離測定装置1が他方を備える構成であってもよい。
<実施の形態5>
図17は、本発明の実施の形態5に係る距離測定装置1の構成を示すブロック図である。以下、本実施の形態5に係る構成要素のうち、上述の構成要素と同じまたは類似する構成要素については同じまたは類似する参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
図17の距離測定装置1は、距離測定装置1の外部と通信可能な通信装置56と接続されている。制御部12は、通信I/F部16を介して通信装置56を制御することによって、通信装置56から距離測定装置1の外部に移動体間距離dを、有線及び無線の少なくともいずれか1つを介して送信する制御を行う。ここで、距離測定装置1の外部には、自車両に設けられたオートクルーズ機能を有する装置、画像表示装置53以外の表示装置、自車両外部のサーバなどが含まれる。
<実施の形態5のまとめ>
以上のような本実施の形態5に係る距離測定装置1は、通信装置56から距離測定装置1の外部に移動体間距離dを送信する制御を行うので、距離測定装置1の外部において移動体間距離dを用いることができる。
<その他の変形例>
上述した図1の取得部11及び制御部12を、以下「取得部11等」と記す。取得部11等は、図18に示す処理回路81により実現される。すなわち、処理回路81は、第1〜第3角度を取得する取得部11と、取得部11で取得された第1〜第3角度と区画線間距離とに基づいて移動体間距離を求める制御部12と、を備える。処理回路81には、専用のハードウェアが適用されてもよいし、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサが適用されてもよい。プロセッサには、例えば、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)などが該当する。
処理回路81が専用のハードウェアである場合、処理回路81は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。取得部11等の各部の機能それぞれは、処理回路を分散させた回路で実現されてもよいし、各部の機能をまとめて一つの処理回路で実現されてもよい。
処理回路81がプロセッサである場合、取得部11等の機能は、ソフトウェア等との組み合わせにより実現される。なお、ソフトウェア等には、例えば、ソフトウェア、ファームウェア、または、ソフトウェア及びファームウェアが該当する。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリに格納される。図19に示すように、処理回路81に適用されるプロセッサ82は、メモリ83に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、距離測定装置1は、処理回路81により実行されるときに、第1〜第3角度を取得するステップと、取得された第1〜第3角度と区画線間距離とに基づいて移動体間距離を求めるステップと、が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ83を備える。換言すれば、このプログラムは、取得部11等の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ83は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)、そのドライブ装置等、または、今後使用されるあらゆる記憶媒体であってもよい。
以上、取得部11等の各機能が、ハードウェア及びソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、取得部11等の一部を専用のハードウェアで実現し、別の一部をソフトウェア等で実現する構成であってもよい。例えば、取得部11については専用のハードウェアとしての処理回路81、インターフェース及びレシーバなどでその機能を実現し、それ以外についてはプロセッサ82としての処理回路81がメモリ83に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
以上のように、処理回路81は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
また、以上で説明した距離測定装置1は、PND(Portable Navigation Device)及びナビゲーション装置などの車両装置と、携帯電話、スマートフォン及びタブレットなどの携帯端末を含む通信端末と、車両装置及び通信端末の少なくとも1つにインストールされるアプリケーションの機能と、サーバとを適宜に組み合わせてシステムとして構築される距離測定システムにも適用することができる。この場合、以上で説明した距離測定装置1の各機能あるいは各構成要素は、前記システムを構築する各機器に分散して配置されてもよいし、いずれかの機器に集中して配置されてもよい。
図20は、本変形例に係るサーバ91の構成を示すブロック図である。図20のサーバ91は、通信部91aと制御部91bとを備えており、車両92のナビゲーション装置などの車両装置93と無線通信を行うことが可能となっている。
取得部である通信部91aは、車両装置93と無線通信を行うことにより、車両装置93で取得された第1〜第3角度を受信する。
制御部91bは、サーバ91の図示しないプロセッサなどが、サーバ91の図示しないメモリに記憶されたプログラムを実行することにより、図1の制御部12と同様の機能を有している。つまり、制御部91bは、通信部91aで受信された第1〜第3角度と区画線間距離とに基づいて移動体間距離を求める。そして、通信部91aは、制御部91bで求めた移動体間距離を車両装置93に送信する。このように構成されたサーバ91によれば、実施の形態1で説明した距離測定装置1と同様の効果を得ることができる。
図21は、本変形例に係る通信端末96の構成を示すブロック図である。図21の通信端末96は、通信部91aと同様の通信部96aと、制御部91bと同様の制御部96bとを備えており、車両97の車両装置98と無線通信を行うことが可能となっている。なお、通信端末96には、例えば車両97の運転者が携帯する携帯電話、スマートフォン、及びタブレットなどの携帯端末が適用される。このように構成された通信端末96によれば、実施の形態1で説明した距離測定装置1と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態及び各変形例を自由に組み合わせたり、各実施の形態及び各変形例を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
本発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての態様において、例示であって、本発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、本発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1 距離測定装置、11 取得部、12 制御部、31 自車両、32,36 他車両、34 第1区画線、34a 第1位置、35 第2区画線、35a 第2位置、37 バイク、53 画像表示装置、54 クラウドサーバ、56 通信装置。

Claims (13)

  1. 第1移動体と前記第1移動体の前方または後方に位置する第2移動体とに関して、前記第2移動体の位置を前記第1移動体からみた方向と、前記第1移動体からみた予め定められた基準方向とがなす第1角度を取得し、かつ、前記第1移動体及び前記第2移動体周辺の第1及び第2区画線上のうちの前記第2移動体の位置に対応する第1及び第2位置を前記第1移動体からみた方向と、前記基準方向とがなす第2及び第3角度を取得する取得部と、
    前記取得部で取得された前記第1、第2及び第3角度と、前記第1及び第2区画線同士の間の距離である区画線間距離とに基づいて、前記第1移動体と前記第2移動体との間の距離である移動体間距離を求める制御部と
    を備える、距離測定装置。
  2. 請求項1に記載の距離測定装置であって、
    前記第2移動体が、車幅方向の少なくとも第1及び第2端の一つが前記第1移動体からみえない車両、または、バイクである場合に、前記取得部は前記第1、第2及び第3角度を取得し、
    前記制御部は、前記取得部で取得された前記第1、第2及び第3角度と、前記区画線間距離とに基づいて、前記移動体間距離を求める、距離測定装置。
  3. 請求項1に記載の距離測定装置であって、
    前記第2移動体が、車幅方向の第1及び第2端が前記第1移動体からみえる車両である露出車両である場合に、前記取得部は、前記第2移動体の前記第1及び第2端を前記第1移動体からみた方向と、前記基準方向とがなす第4及び第5角度をさらに取得し、
    前記制御部は、前記取得部で取得された前記第4及び第5角度と、前記露出車両の車幅とに基づいて、前記第1移動体と前記第2移動体との間の距離である移動体間距離を求める、距離測定装置。
  4. 請求項1に記載の距離測定装置であって、
    前記第1移動体の位置と2つの区画線同士の間の距離とが予め対応付けられ、
    前記取得部は、前記第1移動体の位置をさらに取得し、
    前記制御部は、前記取得部で取得された位置に基づく距離を前記区画線間距離として用いる、距離測定装置。
  5. 請求項1に記載の距離測定装置であって、
    前記第2移動体はバイクであり、
    前記第2移動体の位置は前記バイクのタイヤの位置である、距離測定装置。
  6. 請求項3に記載の距離測定装置であって、
    車両の車種と、当該車両の車幅とが予め対応付けられ、
    前記取得部は、前記露出車両の車種をさらに取得し、
    前記制御部は、前記取得部で取得された車種に基づく車幅を前記露出車両の車幅として用いる、距離測定装置。
  7. 請求項4に記載の距離測定装置であって、
    前記第1移動体の外部において、前記第1移動体の位置と前記2つの区画線同士の間の距離とが予め対応付けられている、距離測定装置。
  8. 請求項6に記載の距離測定装置であって、
    前記第1移動体の外部において、前記車両の車種と、当該車両の車幅とが予め対応付けられている、距離測定装置。
  9. 請求項1に記載の距離測定装置であって、
    前記制御部は、
    前記第2移動体と前記移動体間距離とを対応付けて表示装置に表示させる制御を行う、距離測定装置。
  10. 請求項1に記載の距離測定装置であって、
    前記制御部は、
    前記移動体間距離に基づいて警告を表示装置に表示させる制御を行う、距離測定装置。
  11. 請求項1に記載の距離測定装置であって、
    前記制御部は、
    通信装置から前記距離測定装置の外部に前記移動体間距離を送信する制御を行う、距離測定装置。
  12. 請求項1に記載の距離測定装置であって、
    前記第1、第2及び第3角度は、前記第1移動体の後方を撮影した画像に基づいて取得される、距離測定装置。
  13. 第1移動体と前記第1移動体の前方または後方に位置する第2移動体とに関して、前記第2移動体の位置を前記第1移動体からみた方向と、前記第1移動体からみた予め定められた基準方向とがなす第1角度を取得し、かつ、前記第1移動体及び前記第2移動体周辺の第1及び第2区画線上のうちの前記第2移動体の位置に対応する第1及び第2位置を前記第1移動体からみた方向と、前記基準方向とがなす第2及び第3角度を取得し、
    取得された前記第1、第2及び第3角度と、前記第1及び第2区画線同士の間の距離である区画線間距離とに基づいて、前記第1移動体と前記第2移動体との間の距離である移動体間距離を求める、距離測定方法。
JP2020571727A 2019-02-12 2019-02-12 距離測定装置及び距離測定方法 Active JP6869452B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/004815 WO2020165934A1 (ja) 2019-02-12 2019-02-12 距離測定装置及び距離測定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6869452B2 true JP6869452B2 (ja) 2021-05-12
JPWO2020165934A1 JPWO2020165934A1 (ja) 2021-05-20

Family

ID=72044652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020571727A Active JP6869452B2 (ja) 2019-02-12 2019-02-12 距離測定装置及び距離測定方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6869452B2 (ja)
WO (1) WO2020165934A1 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000276697A (ja) * 1999-01-18 2000-10-06 Yazaki Corp 車両用周辺監視装置
JP3848898B2 (ja) * 2002-05-21 2006-11-22 アイシン精機株式会社 車線逸脱判定装置
JP6085212B2 (ja) * 2013-03-28 2017-02-22 本田技研工業株式会社 運転支援装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020165934A1 (ja) 2020-08-20
JPWO2020165934A1 (ja) 2021-05-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020064046A (ja) 車両位置決定方法及び車両位置決定装置
CN111311902B (zh) 一种数据处理方法、装置、设备和机器可读介质
US11720992B2 (en) Method, apparatus, and computer program product for generating an overhead view of an environment from a perspective image
JP2016522415A5 (ja)
JP2010511212A (ja) 画像内の平面オブジェクトを識別し且つ位置判定する方法及び装置
JP6395010B2 (ja) 課金位置評価用情報提供システム
JP2020533667A5 (ja)
JP6751280B2 (ja) 位置推定装置、位置検出方法及びプログラム
JP2016048172A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
CN109564095B (zh) 出于路径选择或导航目的使用虚拟探测点的方法和设备
CN111353453B (zh) 用于车辆的障碍物检测方法和装置
JPWO2020184013A1 (ja) 車両制御装置
JP2017181476A (ja) 車両位置検出装置、車両位置検出方法及び車両位置検出用コンピュータプログラム
JP5134608B2 (ja) 車両周辺表示装置、車両周辺表示方法およびプログラム
JP6869452B2 (ja) 距離測定装置及び距離測定方法
WO2021033312A1 (ja) 情報出力装置、自動運転装置、及び、情報出力方法
JP2009014645A (ja) 車両用距離測定装置
KR20090053623A (ko) 도로 영상 정보를 획득하는 방법 및 장치
JP2007071539A (ja) 車載ナビゲーション装置
JP2021082116A (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
KR20180009280A (ko) 3d 맵 데이터를 이용한 차선 위치확인 및 경로 안내 시스템
JP6830865B2 (ja) 車線認識装置
JP2021018661A (ja) 車線データ生成装置、位置特定装置、車線データ生成方法および位置特定方法
JP2017054424A (ja) 映像基準点決定システム、映像基準点決定方法および映像基準点決定プログラム
WO2020021596A1 (ja) 車両位置推定装置および車両位置推定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201222

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20201222

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20210309

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210316

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6869452

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150