JP6868353B2 - 紙葉ブロックの加飾装置、並びにこれを用いた集客施設における個別記念品の提供方法 - Google Patents

紙葉ブロックの加飾装置、並びにこれを用いた集客施設における個別記念品の提供方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えばメモ用紙としての新規性を発揮し得る紙葉ブロックに対し、その端面に加飾するための装置、並びにこの装置を利用した集客施設における個別記念品の提供方法に関するものである。
営業活動の中での販売促進や、キャンペーンに用いるツールの一つとしてメモ用紙があるが、それらは、目的とする指標力を向上させるため種々の工夫がなされている。例えば、積層させた紙葉端部寄りの部位に、一定図柄を施した上で、この部位を斜めにカットして、メモ用紙を上方から使い込むとしても常に完全な図柄が出現するようにした、いわゆるカットメモ等と称されるものが普及している。
このようなメモ用紙における指標力向上の一環として、更に最近では矩形状のメモ用紙が多数枚積層され、結果的に立方体状の紙葉ブロックとされたものが提案されている。この形態のものにあっては、加飾態様の意外性を求め、積層した紙葉ブロックの切断端面を利用して図柄等を施すことが行われている。具体的には、図1に示すように積層方向で対向する一対の積層面、即ち基面側のS1、上面側の積層面S2の二面を除いて、それ以外の四面ある端面、即ち糊付けされた拘束端面S3と、これと反対の自由端面S4、更に残余の側部端面S5、S6の全て又は一部の面を利用して、広告宣伝効果等を発揮させる図柄印刷を施すような試みがなされている。
ところでこのような加飾方法は、従来の一般的な紙面に印刷するものとは異なり、積層された紙葉端面に印刷を施すものであり、このため印刷する被加飾面を正確に平滑状態に保持すること、紙葉の密着状態を確実にすること、被加飾体たる紙葉ブロック全体を正確に位置決めし、印刷をするにあたって「見当出し」を正確に行うこと、更にはインクジェットプリンタによる非接触印刷に具えて印刷面以外に汚損が生じないこと、等の種々の解決すべき技術的課題が存在する。
このような技術課題を解決する手法として、本出願人はすでに特許第5860302号「紙葉ブロック端面の加飾装置」を取得しており、当該発明の実施装置により製造されたユニークな紙葉ブロックがメモ用紙として好評裡に市場に提供されている。
特許第5860302号公報
本発明は、このような装置の改良を更に進め、インクジェットによる印刷加工時における不可避なインクの飛散を効果的に捕捉し、紙葉ブロック自体への汚損を完全に回避しながら、且つ加飾処理を円滑且つ能率的に行うことができる手法を開発することを技術課題とした。
請求項1記載の紙葉ブロックの加飾装置は、
インクジェットプリンタを主要部材とする加飾装置本体と、被加飾体である紙葉ブロックを保持する治具装置とを具え、加飾装置本体に対向的に位置する紙葉ブロックの一端面を被加飾面として、前記加飾装置本体を被加飾体の被加飾面に作用させ、所望の加飾処理を行う装置において、
前記治具装置には、紙葉ブロック保持部が形成されるものであり、この紙葉ブロック保持部は、紙葉ブロックを下方から支持する載置テーブルと、加飾処理される状態における紙葉ブロックの積層面を対向的に押圧保持する一対の積層面押圧板と、この積層面押圧板に対し平面視で直交方向に整列配置される一対の端面案内体とにより囲まれて、上方が開放されている空間として形成されているものであり、この紙葉ブロック保持部の上縁部の全部または一部の範囲にはマスキング装置の構成部材である細紐状のマスキング材が配置され、紙葉ブロックにおける加飾中の端面以外の部位へのインクの付着を防止するように構成されていることを特徴として成るものである。
請求項2記載の紙葉ブロックの加飾装置は、前記請求項1記載の要件に加え、
前記マスキング材は、長く連続した細紐状のものであり、加飾処理が行われる都度、マスキング材が移動し、常にマスキング材の新規部位により紙葉ブロックの角部を保護していることを特徴として成るものである。
請求項3記載の紙葉ブロックの加飾装置は、前記請求項1または2記載の要件に加え、
前記マスキング材は、紙葉ブロック保持部を区画している積層面押圧板と、端面案内体との双方または少なくとも端面案内体に設けられるものであり、それらにおける上縁部内側に形成される通し段部に案内されていることを特徴として成るものである。
請求項4記載の紙葉ブロックの加飾装置は、前記請求項3記載の要件に加え、
前記通し段部は、積層面押圧板、端面案内体の上部調整板に対し、その内側に薄板状の当接板を設け、この当接板の上端高さを上部調整板の上端高さより低く設定することにより構成したことを特徴として成るものである。
請求項5記載の紙葉ブロックの加飾装置は、前記請求項4記載の要件に加え、
前記当接板は、上部調整板と間隙を保って設けられ、この間隙を飛散インクの排除スリットとしたことを特徴として成るものである。
請求項6記載の紙葉ブロックの加飾装置は、前記請求項1、2、3、4または5記載の要件に加え、
前記マスキング材は紙葉ブロック保持部から外れた位置において、マスキング装置の構成部材であるテンションガイドにより一定の張力を付与されていることを特徴として成るものである。
請求項7記載の紙葉ブロックの加飾装置は、前記請求項記載の要件に加え、
前記マスキング装置は、紙葉ブロック保持部から外れた位置にテンションガイドが設けられ、このテンションガイドはマスキング材を案内するマスキング材通し孔を有し、且つこのマスキング材通し孔はマスキング材のテンション解除時には高さ方向において、前記通し段部を見通す位置に設けられるものであることを特徴として成るものである。
請求項8記載の紙葉ブロックの加飾装置は、前記請求項7記載の要件に加え、
前記テンションガイドは、側面視で前記通し段部の位置を通り、紙葉ブロック保持部の外側において斜め下方に降下する動作線上に沿って摺動自在に設けられ、前記マスキング材通し孔の位置を通し段部から斜め外側に降下する位置に移動させるようにして、マスキング材に対するテンション付与を行うことを特徴として成るものである。
請求項9記載の紙葉ブロックの加飾装置は、前記請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の要件に加え、
前記載置テーブルは、昇降自在に構成され、上下方向にわたって上方から加飾レベル、回転レベル、受入・取出レベルの少なくとも3位置で停止状態を維持できるようにするものであり、加飾レベルでは載置テーブルは紙葉ブロック保持部の底部を構成し、回転レベルでは載置テーブルは紙葉ブロックを姿勢回転装置の位置に支承し、受入・取出レベルでは載置テーブルはコンベヤ装置に臨むように構成されていることを特徴として成るものである。
請求項10記載の紙葉ブロックの加飾装置を用いた集客施設における個別記念品の提供方法は、
集客施設の適宜の場所に前記請求項1から9いずれかに記載の紙葉ブロックの加飾装置を設置し、客の指定した画像データをコントローラに取り込み、この画像データに基づき、紙葉ブロックの加飾装置における加飾装置本体を作動させ、紙葉ブロック保持部に保持した紙葉ブロックにおける切断端面の一つの面または複数の面に前記取り込んだ画像データに基づいた画像をインクジェットプリンタにより現出させることを特徴として成るものである。
まず請求項1記載の発明によれば、加飾処理を受けている紙葉ブロックの上縁角部が、細紐状のマスキング材で効果的且つ確実にマスキングされ、インクジェットプリンタによる加飾の際に不可避なインク飛散が生じたとしても、不要な飛散インクをマスキング材で吸着し、他の面への汚損を回避できる。
また請求項2記載の発明によれば、長く連続した細紐状のマスキング材が、加飾処理が完了する都度移動し、常にマスキング材の新規部位で紙葉ブロックの角部を覆うものであり、この部位を全く汚損することなく、加飾処理が行われる。
また請求項3記載の発明によれば、細紐状のマスキング材は紙葉ブロック保持部の上縁において、通し段部に案内規制されており、常に正確な位置を保ってマスキング作用が行われる。
また請求項4記載の発明によれば、マスキング材を案内する通し段部を形成するにあたって、上部調整板と当接板との組み合わせ構造を巧みに利用し、両者の上端高さを異ならせて通し段部を形成したものであり、合理的な機構が得られる。
また請求項5記載の発明によれば、上部調整板と当接板との間に形成される間隙を飛散インクの排除スリットとしたものであり、外部に漏れがちな余剰の飛散インクを紙葉ブロック保持部に至らせることなく、効果的に排除することができ、加飾処理環境を汚損のない状況に保つことができる。
また請求項6記載の発明によれば、マスキング装置におけるテンションガイドにより、細紐状のマスキング材を張った状態とすることができ、加飾処理中においてマスキング材を正確な位置に保持し得る。
また請求項7記載の発明によれば、マスキング装置のテンションガイドにおけるマスキング材の案内は、マスキング材へのテンション解除時即ち非加飾処理時には、マスキング材通し孔の位置を高さ方向において、通し段部を見通す位置とするものであり、このときに移動する細紐状のマスキング材の案内に際し無理な屈曲がなく、マスキング材が円滑に移動する。また次工程で再びマスキング材にテンションをかけた場合でも、マスキング材が通し段部上に正確に控えているから、ここから外れてしまうことがなく、円滑に次工程が進められる。
また請求項8記載の発明によれば、マスキング材に対し、テンション付与を行うにあたり、その引張方向は外側斜め下方であり、結果的にマスキング材は安定して通し段部に保持される。
また請求項9記載の発明によれば、前記紙葉ブロック保持部を区画する部材の一つである載置テーブルは昇降自在であり、その結果、作用位置に応じて紙葉ブロックの加飾、紙葉ブロックの回転、紙葉ブロックの供給、紙葉ブロックの取り出し作用の一部材として共通的に用いることができ、自動化を達成しやすい構成が得られる。
また請求項10記載の発明によれば、本発明の紙葉ブロックの加飾装置をアミュ−ズメント施設、観光施設等の集客施設に設けることにより、客の要望に応じた個別の記念品がその場で提供できる。
本発明の紙葉ブロック端面の加飾装置、並びにこれによって製造されたメモ用紙を示す斜視図である。 同上加飾装置の平面図である。 同上加飾装置の正面図である。 同上加飾装置の側面図である。 同上加飾装置における治具装置の平面図である。 同上治具装置の側面図である。 同上治具装置の正面図である。 本発明の加飾装置におけるマスキング装置を示す斜視図である。 同上マスキング装置におけるマスキング材の配置態様を示す説明図である。 本発明による紙葉ブロックへの加飾工程を順次示す説明図である。 本発明による紙葉ブロックへの加飾工程を順次示す説明図である。 本発明による紙葉ブロックへの加飾工程を順次示す説明図である。 本発明による紙葉ブロックへの加飾工程を順次示す説明図である。 本発明を用いた集客施設における個別記念品の提供態様を示す説明図である。
本発明を実施するための形態は、以下述べる実施例をその一つとするものであるとともに、この技術思想に基づく種々の改良した実施例をも含むものである。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明する。
まず本発明の加工対象となる紙葉ブロックPについて説明する。
紙葉ブロックPは、図1に示すように、例えばほぼ正方形状の単紙葉pが多数枚積層されて全体としてブロック状に構成されているものであり、一例としてメモ用紙として利用される。紙葉ブロックPにおける各面を定義すると、単紙葉pが積層されている方向における一対の面を積層面(基面側)S1、積層面(上面側)S2とし、切断端面において単紙葉pを糊付けして綴じ合わせている端面を拘束端面S3とし、これと反対の端面を自由端面S4とし、更に残余の切断端面を側部端面S5、S6とする。なお一例として紙葉ブロックPは、基面側の積層面S1には、台紙P1が設けられるとともに、加工時における保護のため少なくとも加工時には、積層面S1、S2の双方に保護用板紙P2を設けることもある。
そしてこの紙葉ブロックPに対する方向についての定義は、図1の矢印の組み合わせで示したように、単紙葉pが積層されている方向を紙葉積層方向D1とし、拘束端面S3から自由端面S4に向かう方向を紙葉長さ方向D2とし、また側部端面S5と側部端面S6との間を紙葉幅方向D3とする。なお図1の右側下部に図示した紙葉ブロックPは、加飾装置Aにセットして加工する姿勢の一例を示すものであり、紙葉積層方向D1を水平方向に配置しているものを図示しているが、実際の例えばメモ用紙としての使用にあたっては、紙葉積層方向D1が上下になるような図1右側上部に図示した紙葉ブロックPの姿勢が使用状態の姿勢となる。
このような紙葉ブロックPの切断端面である拘束端面S3、自由端面S4、側部端面S5、側部端面S6の4面の全てあるいはこれらの一部について加飾装置本体1による加飾がなされる。なおここで加飾装置本体1は、インクジェットプリンタを適用し、その加飾内容は、図柄、印刷模様であるが、加飾装置本体1の適用例としては、このような印刷装置のみに限らず、ルータ等を用いて端面を一部削り出した、いわゆるレリーフ模様を刻設することを併せて行うことももとより可能である。
以下、加飾装置本体1及び治具装置2を具えて成る加飾装置Aについて、その全体を示す図1〜図4により説明する。まず適宜のフレームFによりこの加飾装置本体1及び治具装置2並びにそれに関連する他の諸機材が組み付けられる。フレームFは、全体として直方体枠状の部材であり、4本の脚フレームF0に対し、その上方を延長させて天枠フレームF1を構成するとともに、天枠フレームF1の下方位置に加工部フレームF2を水平台状に形成し、更にその下方にコンベヤ等を支持する適宜のサブフレームを具えた形態を採っている。このようなフレームFにおける加工部フレームF2を主たる支持部材として加飾装置本体1を設ける。なお実際には、枠状のフレーム部材に対し各種機材、例えば治具装置2を支持させるにあたり、適宜の別構成のベース部材等を介在させることもあるが、フレームFに固定され、支持されている限り、フレームの一部として以下説明する。
加飾装置本体1は、実質的にインクジェットプリンタであって、適宜の加工部フレームF2の一部を構成するガイドレール11に対し、門型枠12が支持されて移動できるような構成を採る。なお加飾装置本体1の具体的な構造についての説明は省略するが、使用部材として複数のカラーインクを噴出する複数のプリンタノズル13が具えられている。またこの加飾装置本体1は、後述する治具装置2に保持された被加飾体たる紙葉ブロックPが固定配置されていることにより、このものは紙葉ブロックPを跨ぎ越して、また戻るように移動自在に構成される。その駆動系統について述べると、駆動プーリ14は、前記加工部フレームF2の前方寄りに設けられるものであり、この駆動プーリ14に巻回された歯付ベルト15の駆動により加飾装置本体1がガイドレール11に案内されて前後に移動する。なおここで加飾装置Aの前後方向について述べると、図3に示す正面図において、加飾装置本体1は左右方向に移動するが、加飾装置本体1の動きについて述べるときには加飾装置本体1が始発時に控えている位置側を後方とし、更に加飾装置本体1が治具装置2を跨いで紙葉ブロックPを加飾してゆく方向を前方とする。また正面図において投影されている側を手前側、その奥方を奥部側として表示するとともに、紙葉ブロックPは、一例として治具装置2内に手前側と奥部側とに2個並んだ状態に設定されることに因み、紙葉ブロックPの並び方向を、装置前方を視た状態で、左右方向とも記す。なお、このとき紙葉ブロックPの紙葉積層方向D1は左右方向に沿っている。
そして加飾装置本体1は、その下方の機枠部材に保持部16を設け、ここに歯付ベルト15を固定する。結果的に歯付ベルト15の移動により前後に駆動される。なお符号M1は加飾装置駆動モータであり、前記フレームFの中間高さ近くに搭載される。
次に治具装置2について説明する。治具装置2の詳細は、図5〜図8に示すものであって、被加飾体である紙葉ブロックPを正確に保持してインクジェットプリンタを適用した加飾装置本体1による加飾を適切なものとするとともに、インクジェットプリンタで不可避な飛散インクによる汚損防止対策を採るものである。まず紙葉ブロックPを保持するための空間である紙葉ブロック保持部20は、加工部フレームF2のほぼ中央上方に形成されるものであって、一例として2個の紙葉ブロックPを装置の手前と奥側とに並べて保持できるスペースを確保する。即ち紙葉ブロック保持部20の下面は載置テーブル21によって形成するとともに、紙葉ブロックPが2個並べられた側、即ち積層面側には、一対の積層面押圧板22が設けられ、また平面視でこれと直交する方向に一対の端面案内体23が設けられる。これらによって載置テーブル21の上方に四周を囲み且つ上方が開放された空間である紙葉ブロック保持部20が形成される。
以下、載置テーブル21、積層面押圧板22、端面案内体23について説明する。
まず本実施例では載置テーブル21は一例として昇降自在のテーブルとするものであり、図3、図4、図7に示すように、実質的に載置テーブル21の主たる作用部材となるテーブル板210を上方に具えるとともに下方にテーブル脚ロッド211を具える。このテーブル脚ロッド211は、フレームFの一部を構成するテーブル支持コラム212に対し上下にリニアベアリング等を介して摺動自在に支持される。そしてテーブル脚ロッド211及びテーブル支持コラム212に沿うように昇降シフトシリンダ213が設けられており、昇降シフトシリンダ213の摺動子213aが前記テーブル板210の下面に接続されている。これにより昇降シフトシリンダ213の伸縮を受けて載置テーブル21が昇降駆動される。因みにこのような載置テーブル21の昇降位置について説明すると、図3、図10−1、図10−3に示すように、まず3カ所のレベル、即ち3カ所の高さ位置で停止し得るものであり、まず加飾レベルL1が最も上部の位置となり、実質的に前記紙葉ブロック保持部20の底板部を構成している。更にその下方に回転レベルL2が設定され、この回転レベルL2は後述するが、紙葉ブロック保持部20に保持された紙葉ブロックPの加飾面を切り替える際に作動する姿勢回転装置4の動作を受け入れるための位置である。更に最下方は受入・取出レベルL3を設定するものであって、この受入・取出レベルL3は紙葉ブロックPの供給及び取り出しを行うためのコンベヤ装置5に臨んでいる。
次に積層面押圧板22について説明する。前記紙葉ブロック保持部20を形成する場合、前記載置テーブル21が加飾レベルL1の位置に停止することにより、その上部のみが開口した紙葉ブロック保持部20を形成する。従って、この位置に載置テーブル21が留まった状態で以下説明する。図2〜図7に示すように、まず積層面押圧板22は、この実施例では一例として装置手前と奥側とに対向して一対設けられる。これら積層面押圧板22は紙葉ブロック保持部20に受け入れた紙葉ブロックPを紙葉積層方向D1に押圧して、言わば単葉紙pが多数積層されて成る紙葉ブロックPを押し固めるような作用を担う。
この積層面押圧板22を更に詳しく説明すると、図2〜図7に示すように、治具装置2のベース部材たる治具ベース2Bに対し積層面押圧板22が紙葉ブロック保持部20の中心に向かうように一定のストロークで摺動自在に支持されている。このような積層面押圧板22の押圧は、対向する一対の積層面押圧板22がそれぞれシフトシリンダ221により接近・離反するような動きを与えられて行われる。もちろん紙葉ブロックPの積層面が押し固められればよいから、一方の積層面押圧板22を固定設置し、他方のみを可動状態としてもよい。また押圧作用を行う機構や、積層面押圧板22の構成については、後述する端面案内体23における構成と同じ構成とすることもできる。
次に端面案内体23について説明する。このものは前記積層面押圧板22の配置方向に対し、平面視で直交するような方向、即ち装置の前後方向に対向するように設けられるものであり、一対の固定端面案内体23Aと可動端面案内体23Bとにより構成される。結果的に前記一対の積層面押圧板22及び端面案内体23における固定端面案内体23Aと可動端面案内体23Bとにより平面視矩形状のスペースが形成される。
この端面案内体23を更に詳しく説明すると、図5、図6に示すように、治具装置2における治具ベース2Bに対し、本体板230が間接的に案内基板235を介して紙葉ブロック保持部20の中心に向かうよう移動自在に設けられる。この本体板230の上方には上部調整板230Aが設けられ、このものはセットスプリング230Bを介して、案内基板235の立ち上がり部位に、調整ロッド230Cが差し込まれたような状態で支持される。このような上部調整板230Aは必ずしも具える必要はなく、押圧作用面全体を単板状の本体板230で構成してもよい。この上部調整板230Aに対し、その押圧作用面と下面とを覆うように断面L形の当接板231が、わずかな間隙を開けて取り付けられている。この上方部位を拡大してみると、図6に示すように、上部調整板230Aの方が幾分か高くなり、結果的にここに段差が形成され、この段差をマスキング材3Mを案内するための通し段差232としている。そして上部調整板230Aと当接板231との間隙を、インクの排除スリット233とする。なお端面案内体23については紙葉ブロックPが紙葉積層方向D1ではなく、紙葉長さ方向D2あるいは紙葉幅方向D3を押さえるものであり、過剰な押し込みがなされた場合、紙葉ブロックPの各単葉紙pが歪む場合もあり、従って端面案内体23においては過剰な押圧作用が加わらないような機構を採る。具体的には本体板230に対し紙葉ブロック保持部20を中心に見ると、その外側の案内基板235に対し適宜本体板230から延びたガイドロッド236を摺動自在に案内させるとともに、このガイドロッド236に対し一例としてコイルスプリングを適用したクッションスプリング237を外嵌め状に取り付けている。このクッションスプリング237の逃げ作用により紙葉ブロックPに対し過剰な押圧力が加わらないように構成している。なお、固定端面案内体23Aと、可動端面案内体23Bとは、基本的構成を同じとするが、可動端面案内体23Bは、次に述べる可動シフタ24によりシフトされる点で相違する。
次に端面案内体23における可動端面案内体23Bに対して、その移動を行うための可動シフタ24について説明する。
このものは、要はそれぞれの押圧ないしは移動作用を所定の強さで発揮できればよいものであり、エアシリンダ、電動シリンダあるいはカム・クランク等による押し込みを図るような適宜の手段が採り得る。本実施例では、一例としてトグル機構を用いた可動シフタ24を適用するものであり、以下これについて説明する。まず図5、図6に示すように、一対のトグルリンク241は、それぞれ3個所のリングピボット242においてベースとなる治具ベース2Bとアクチュエータ243と、それぞれ目的とする可動積層面押圧板22Bまたは可動端面案内体23Bとに接続されている。具体的には、トグルリンク241はドライブリンク241aとドリブンリンク241bとがベースピボット242a、中折ピボット242b、シフト作用ピボット242cとで相互に関連するように接続されている。このうちドライブリンク241aにアクチュエータ243のシフトロッド243aが接続されており、この接続部位がシフト入力ピボット242dである。従って可動シフタ24はアクチュエータ243によるシフトを受けてトグルリンク241は中折状態から伸張し、結果的にここに接続される可動積層面押圧板22Bあるいは可動端面案内体23Bにおける案内基板235を押し込むようにする。因みにこのようなトグル機構を用いた可動シフタ24の場合、押し込み完了時点ではトグルリンク241は図5に示すように当初の屈曲状態から直整列状態を越えて、幾分か行き過ぎた位置までシフトされる。このようにトグルリンク241は直整列状態の中間地点を越えるから、紙葉ブロックPを押し込んだ際の押込反力が生じたとしてもトグルリンク241への押圧を解除する方向には働かず、結果的にはアクチュエータ243が一旦押圧設定した後にはここには紙葉ブロックPが受ける押圧に対する反力は作用しない状態が得られる。
次にこのような治具装置2に付設されるマスキング装置3について説明する。マスキング装置3は、細紐状のマスキング材3Мをマスキングの作用部材とする。このマスキング材3Мを紙葉ブロック保持部20の上縁周部に配置することにより、加飾作用を受ける紙葉ブロックPに対し加飾用インクが不要な部位へ飛散することがないよう吸収するものである。
まず紙葉ブロック保持部20を形成する端面案内体23にはマスキング装置3におけるマスキング材3Mの配置を必須とし、好ましくは積層面押圧板22の部位にもマスキング装置3を配設することが好ましい。その理由は、積層面押圧板22が作用する方向にあっては、紙葉ブロックPに加飾する際に紙葉移送方向D1の両面あるいは、2個の紙葉ブロックPを加飾する場合は、その間に不要な保護用板紙P2等を一時的に介在させることができ、このものがマスキング作用を奏するから、結果的にこの部位にあってはマスキング材3Mを排除して用いることが可能だからである。もちろん積層面押圧板22と端面案内体23とにそれぞれマスキング3を設けた場合であっても、それの構成は共通するものであり、以下マスキング装置3として共通する構成を説明する。
まず端面案内体23に対しては本体板230の両脇即ち図8に示す実施例では、その手前側とその奥側の側端面にテンションガイド31を設ける。このテンションガイド31は、その上端寄りがやや尖った長板状部材であって、その中央にスライド孔311を設けるとともに、その先端側にマスキング材通し孔312を設ける。そしてこのテンションガイド31は支持ステー32に支持されるものであって、支持ステー32に設けられたガイドピン321が前記スライド孔311に嵌まり込み、テンションガイド31を摺動自在に支持する。なお図示のとおりテンションガイド31の移動方向は端面案内体23における通し段部232の通る線上であって、紙葉ブロック保持部20の外側下方に傾斜して延びるような線上である。結果的にテンションガイド31はその先端側即ちマスキング材通し孔312側を上方に向けて斜めに配置されたような構成を採っている。そしてテンションガイド31に対しては支持ステー32に設けたスライドシフタ33のシフトロッド33aが接続され、このスライドシフタ33のシフトロッド33aの動きに応じてテンションガイド31は一定ストローク移動する。なおこのマスキング材通し孔312の位置は、テンションガイド31が上方に移動した際に前記端面案内体23における通し段部232と、横から視てほぼ合致した「見通し状」となる位置となる。また後述するが、この状態がマスキング材3Mのテンションを解除した状態である。またマスキング材通し孔312は完全な円孔としてもよいが、一部を開放した状態とした形状にした方がマスキング材3Mの交換等の作業において作業性が良い。
更にマスキング材3Mが細紐状であることに因み、これを案内するための種々の部材がフレームFの下方等に設けられる。図1あるいは図9(a)に骨格的に示すように、まず給糸プーリ34が装置下方に設けられており、この給糸プーリ34は一定の回転抵抗を具えたガイドプーリ状のものである。一方これに対してその奥側に回収プーリ35を付設するものであり、この回収プーリ35は適宜回収モータM2によって駆動され、マスキング材3Mの引き込み移動を行う。更にマスキング材3Mが細紐状であることに因み、適宜の位置にマスキング材3Mを損傷させないような滑らかな材料で形成したガイドリング36を配設したり、更には適宜スプリング等により部分的にマスキング材3Mを張るテンショナー等を設けてもよい。このマスキング材3Mは、一例として始発側は枷状の巻取体となっており、例えばその枷の中心から適宜繰り出されてゆく。一方他端側は回収プーリ35により駆動巻き取りされ、更に回収巻取軸37に対し巻き取られてゆく。なおこのような巻き取りに対しては適宜回転制御される回収モータM2によって移動量あるいはテンション等が設定される。
次に姿勢回転装置4について説明する。この姿勢回転装置4は、図2〜図4、図10−3に示すものであって、前記紙葉ブロック保持部20に収められた紙葉ブロックPに対し、加飾装置本体1による一面の加飾が終了した段階で他の面に対して加飾を行う場合、一例として90°紙葉ブロックPを紙葉積層方向D1を回転軸として回転させるための装置である。もちろんこのような操作は手動操作で行ってもよいが、本発明では前記治具装置2における載置テーブル21を昇降自在に構成したことにより、この機構を利用して自動的な姿勢回転がされる。即ち姿勢回転装置4は前記治具装置2の紙葉ブロック保持部20の直下に設けられるものであり、まず一例として紙葉積層方向D1において並んだ二つの紙葉ブロックPを左右から押さえられるようなクランプパッド41が充分な間隔をもって手前側と奥部側に対設されたような形態をとっている。そしてこのクランプパッド41に設けられたパッドロッド41aに対し押込シリンダ42が作用し、そのパッドロッド41aを押し込んで、対設されているクランプパッド41の相互の間隔を狭め、その間に挟み込んだ紙葉ブロックPの確実な保持を行うようにしている。そしてこのクランプパッド41におけるパッドロッド41aは、回転方向に固定関係を保った回転ボス43を具え、この回転ボス43に対し回転アーム44が固定され、この回転アーム44の自由端側に側面視で一例として水平配置した回転シフトシリンダ45のシリンダロッド45aを接続させている。なおこのシリンダロッド45の移動ストロークは図10−3(b)に示すように回転アーム44の中心軸で見ればほぼ90°回転させるのに充分なストロークを具える。因みに姿勢回転装置4では紙葉ブロックPを順次90度回転を1回乃至3回行い、1面乃至3面が加飾装置本体1に対面するよう90°ないしは270°結果的に回転させるものであるが、一回ごとの回転は90°の回転がなされればよい。
次にコンベヤ装置5について説明する。コンベヤ装置5は、前記姿勢回転装置4より更に下方に設けられるものであり、まずコンベヤ装置5の後方から前方に向かって、幾分か下り傾斜となるようコンベヤローラを多数並設したストレージコンベヤ51を設け、その送り込み先端側に一例としてベルトコンベヤを適用した繰出コンベヤ52を設け、更にコンベヤローラを組み合わせた受入コンベヤ53を設ける。また適宜の間隔、即ち紙葉ブロック保持部20における載置テーブル21が、受入・取出レベルL3に降下してきたときにその移動が確保できるような間隔を確保した上で取出コンベヤ54が配設される。この取出コンベヤ54は繰出しコンベヤ52と同様のベルトコンベヤを一例として適用し、それに続いて更にコンベヤローラを多数並設した排出コンベヤ55を設けている。
本発明の紙葉ブロックPの加飾装置Aは、以上述べたような機構を有するものであり、以下次のように作動して紙葉ブロックPに対する加飾を行う。
(1)紙葉ブロックPの準備(図10−1(a))
紙葉ブロックPの準備にあたっては、一例として500〜1000枚程度の原紙P0並びに必要に応じて設ける台紙P1、保護用板紙P2を積層状態として、このものをまず紙葉幅方向D3または紙葉長さ方向の寸法に短冊状に断裁する。そして、断裁した冊状の紙葉ブロックPの中間製品は、その断裁面の長手方向における一方の面を糊付けされ拘束端面S3を構成する。なお例えば紙葉ブロックPに対し、インクジェットプリンタにより加飾を行う場合、インクの親和性を向上させるため糊付けした拘束端面S3については更に活性剤を別途塗布することが行われることがある。このようして構成された冊状の中間製品を更に短寸に断裁して紙葉ブロックPを得る。
(2)加飾装置の準備
(i)加飾装置本体
インクジェットプリンタを用いた加飾装置本体1は、加飾装置Aの最後方、即ち正面視で左側における紙葉ブロック保持部20から外れた位置に待機している。また適宜のコントローラCに対して加飾すべき図柄のデータを入力し、加飾装置本体1に対しての加飾パターン、図柄等の指示を行うように待機する。
(ii)治具装置
一方、治具装置2にあっては、紙葉ブロック保持部20の周縁枠部を形成する一対の積層面押圧板22及び一対の端面案内体23は、それぞれ開放状態となっている。即ち、一対の積層面押圧板22が最も間隔を開けた状態となっており、同様に端面案内体23における固定端面案内体23Aと可動端面案内体23Bとが最も間隔を開けた状態に位置している。この状態を可動シフタ24で見れば、可動シフタ24が図5、図10−1、図10−2に示す位置でトグルリンク241を最も屈曲させた状態となっている。一方このとき紙葉ブロック保持部20を構成する載置テーブル21については、紙葉ブロックPを供給することに備えて、コンベヤ装置5に臨む受入・取出レベルL3の位置に降下している。
(iii)マスキング装置
一方、マスキング装置3については、細紐状のマスキング材3Mが巻きまとめられた枷からマスキング材3Mを引き出し、適宜給糸プ−リ34、ガイドリング36等を経て、このものをまずテンションガイド31におけるマスキング材通し孔312に通し、更に端面案内体23の通し段部232に掛け載せるようにする(図10−2(b))。その後、マスキング材3Mの端部をもう一方の側面のテンションガイド31のマスキング材通し孔312を経て、回収プーリ35ないしは適宜のガイドリング36を経て、回収巻取軸37に至らせる。なおこの段階ではテンションガイド31の先端を通し段部232に最も近付けた形態で準備作業が行われるものであり、このときはマスキング材3Mに対してはテンションは付与されていない。このような準備はそれぞれ固定端面案内体23A、可動端面案内体23Bとの対から成る端面案内体23において行われるほか、積層面押圧板22が同様の構成を採っているときにはここでも同様な操作の下、通し段部を通るような状態でマスキング材3Mを配置する。
(iv) コンベヤ装置
治具装置2及びマスキング装置3側の準備とともに、別途紙葉ブロックPを供給するためのコンベヤ装置5について準備を行う。具体的には図10−1(b)に示すように、紙葉ブロックPをストレージコンベヤ51上に適宜の数並べ置くようにする。なおこのとき、それぞれのストレージコンベヤ51上には紙葉ブロックPが2列に並ぶような形態としておく。もちろんこの際、その間に保護用板紙P2等を設けるときには、その保持が不安定であれば、これを仮留めするような状態で設けておくことが好ましい。
(3)紙葉ブロックの供給
このような状態で紙葉ブロックPは次のようにして紙葉ブロック保持部20にまで供給される。まずコンベヤ装置5における繰出コンベヤ52を駆動すると、このものは2個一組ごとの紙葉ブロックPを間欠的に移動させ、受入コンベヤ53に至らせる。もちろんこのような繰出コンベヤ52の駆動のみで移載が行われない場合、適宜の繰出アーム等を付設してもよい。繰出コンベヤ52からは更に受入コンベヤ53側に順次紙葉ブロックPが送り出されるものであり、最終的には受入コンベヤ53を送り方向先端側の受入・取出レベルL3に控えている載置テーブル21に対し1組ごと紙葉ブロックPが移載される。このようにして載置テーブル21上に供給されてきた紙葉ブロックPは、図10−1(b)に示すように、載置テーブル21が昇降シフトシリンダ213による伸張を受けて上昇することにより、加飾レベルL1まで移動する。結果的に載置テーブル21と一対の積層面押圧板22及び一対の端面案内体23とで区画される紙葉ブロック保持部20に対し、紙葉ブロックPが供給された状態となる。
(4)紙葉ブロックのセッティング(端面案内)
このような状態で紙葉ブロック保持部20に供給された紙葉ブロックPは、図10−2(a)に示すように、まず端面案内体23における可動端面案内体23Bのシフトを受けて、固定端面案内体23Aとの間で正確な位置に保持されるようになる。具体的には可動シフタ24におけるアクチュエータ243のシフトロッド243aの動きを受けて、トグルリンク241が図中ドライブリンク241aを引き込むような方向に移動し、ドライブリンク241aとドリブンリンク241bとを屈曲した状態から直線上に伸張した状態、更にその臨界部を越えて幾分か行き過ぎて逆「く」の字状にわずかに屈曲した位置までトグルリンク241をシフトする。この動きに従い可動端面案内体23Bはシフト作用ピボット242cが押圧されて、適宜の強さで紙葉ブロック保持部20における紙葉ブロックPを所定の位置に案内する。
(5)紙葉ブロックのセッティング(積層面押圧)
このようにして端面案内体23による規制がなされた後、次の加飾に備えて紙葉ブロックPを厳格に押し固めるような作業を行う。即ち一対の積層面押圧板22を、シフトシリンダ221が対向的に押し込むことにより、紙葉ブロックPを紙葉積層方向D1に沿って押し固めるようにする。
なお積層面押圧板22は充分な圧力で紙葉ブロックPを押し固めることが望ましいから、前記端面案内体23におけるような緩衝手段即ちクッションスプリング237等を必ずしも具えていなくともよい。
(6)加飾面保護態様
このような状態でみると、前記マスキング装置3におけるマスキング材3Mは、図10−3(a)に拡大して示すように、紙葉ブロックPの上縁部にほぼ接するように臨んでおり、その結果周縁近くに加飾装置本体1によるプリンタノズル13からのインク13Aの飛散があったとしてもその飛散が細紐状のマスキング材3Mに吸収されるようになる。即ち、少なくとも加飾が開始される前の段階でテンションガイド31は、図10−2(b)に示すように、斜め下方にシフトされ、マスキング材通し孔312の位置を斜め下方にずらす。これによりマスキング材3Mの経路をジグザグ状として、結果的にマスキング材3Mにテンションを与え、紙葉ブロックPの上縁角部を保護する。
(7)加飾
このような状態で前記加飾装置本体1の動作が開始されるものであり、図10−3(a)に示すように、加飾装置本体1が順次歩進的にわずかずつ前進するとともに、加飾装置本体1におけるプリンタノズル13が、手前側から奥方に横行するような状態に動き、適宜入力された信号に基づき加飾模様を紙葉ブロックPにおける端面、即ち拘束端面S3、自由端面S4、側部端面S5・S6のいずれかに加飾を行う。この際、一部が飛散するインク13Aは前述の通り、紙葉ブロックPの上縁角部では、マスキング材3Mにより吸収され、紙葉ブロックPの他の面への飛散、付着が防止される。なお次工程の説明の便宜上、一例としてここで最初に加飾される部位を側部端面S5とする。因みにこの場合、次に加飾されるのは自由端面S4または拘束端面S3である。更にその後に他の側部端面S6が加飾される。要は順次端面を周りながら加飾が行われる。
(8)他面の加飾のための姿勢回転
このようにして例えば側部端面S5が加飾されたとすると、次に例えば自由端面S4を加飾するために次のような姿勢設定がなされる。即ちまず治具装置2において、紙葉ブロック保持部20における紙葉ブロックPの保持を解除する。具体的には一対の積層面押圧板22の押圧を解除するとともに、端面案内体23においても同様に固定端面案内体23Aと可動端面案内体23Bによる保持を解除する。このようにした後、載置テーブル21を回転レベルL2まで降下させる。その後、この位置で載置されている紙葉ブロックPに対し姿勢回転装置4が作用して、未加飾の例えば自由端面S4を上面側に位置させるように回転操作を行う。図10−3(b)、図3、図4に示すように、まずこの操作はクランプパッド41を押込シリンダ42の伸長により互いに接近させ、2個一組となった紙葉ブロックPの組を紙葉積層方向D1の両側から押し込み保持する。続いて、載置テーブル21を幾分か下げるか、あるいは受入・取出レベルL3まで下げるかいずれか適宜の信号指令に基づき降下させ、紙葉ブロックPの回転ができるように、これを下支えなしで保持する。その後、姿勢回転装置4における回転シフトシリンダ45は、そのシリンダロッド45aを伸張させ、回転アーム44の自由端側を押し込む。この結果、回転アーム44の中心に固定された回転ボス43は、クランプパッド41をパッドロッド41aごと90°回転させ、紙葉ブロックPの自由端面S4が上方に向くような位置とする。このような状態で再び載置テーブル21を上昇させてこれを保持するとともに、同時にクランプパッド41の保持を解除し、続いて紙葉ブロックPを載置テーブル21によって紙葉ブロック保持部20を構成する加飾レベルL1まで上昇させる。
(9)マスキング材の更新
このような紙葉ブロックPの姿勢回転がされている間に、一方で治具装置2側においてはマスキング装置3が作動してマスキング材3Mの更新がなされる。具体的には、まずテンションガイド31はこれによるマスキング材3Mの緊張を解除すべく上方にシフトされる。その後、回収モータM2を回転させて回収プーリ35を回転駆動し、これによりマスキング材3Mを巻き取ってゆき、未使用のマスキング材3Mが前記紙葉ブロック保持部20の部位に配置されるような状態とする。なおこのとき本発明にあっては、テンションガイド31についてはテンション解除位置、即ちマスキング材通し孔312が横から視て通し段部232に臨むような近くで、これを見通すような位置に移動する。この結果、マスキング材3Mはその通過経路に極端な屈曲部が生じない状態となり、且つテンションがなくなった状態であっても通し段部232に掛かった状態となっている。そしてその後、加飾装置本体1による加飾に備えて前記テンションガイド31は、斜め下方に下がるように幾分か移動し、図8、図10−2(a)・(b)に示すように、マスキング材3Mがジグザグに屈曲した通過経路をとり、結果的に端面案内体23における通し段部232上では一定の張力で張られた状態を呈する。
(10)紙葉ブロックの再セッティング
このような準備とともに前述した紙葉ブロックのセッティングと同様、まず端面案内体23によって紙葉ブロックPの端面方向での案内がなされ、その後積層面押圧板22により積層方向への押し固めがなされる。
(11)他面の加飾と継続
例えば自由端面S4が上面側に臨んだ紙葉ブロックPに対し、加飾装置本体1からのプリンタノズル13のコントロールによる適宜の加飾がなされる。そして同様に図10−4(a)に示すように以降残余の例えば側部端面S6あるいはそれに続く拘束端面S3等の加飾処理が行われる。
(12)加飾終了後の製品取り出し
このようにして加飾処理が終了した紙葉ブロックPは、前記積層面押圧板22及び端面案内体23による拘束が解除され、その後載置テーブル21が受入・取出レベルL3まで降下する。これにより図10−4(b)に示すように、紙葉ブロックPはコンベヤ装置5における取出コンベヤ54の位置に臨むような状態となり、取出コンベヤ54の駆動とともに排出コンベヤ55側に排出がされる。もちろんこの取出コンベヤ54への紙葉ブロックPの移載は、次工程で加工される紙葉ブロックPの押し出しを受けたり、別途取出アーム等による取り出しを受けてなされる。
(13)加飾装置の新たな利用形態
本発明たる加飾装置Aは以上述べたような基本的な構成を具え、この加飾装置Aはこのような紙葉ブロックタイプのメモ等を専用に製造するメーカー等に利用されるほか、次のような利用形態が可能である。即ち加飾装置本体1が一般的なインクジェットプリンタを用いていることから、例えばデジタルカメラ等による写真データの入力がそのまま行えること等に因み、図11に示すように、観光地、アミューズメント施設等の集客施設Lで加飾済みの紙葉ブロックPを、個別の記念品として提供するようないわゆるビジネスモデルとしての工夫もなし得る。即ちすでに述べた加飾装置Aを集客施設L等の適宜の場所に設置し、客がそこで撮影した写真のうちどれかを選び、その画像データをコントローラCに取り込む。そして、この画像データに基づき、紙葉ブロックPの加飾装置Aにおける加飾装置本体1を作動させ、紙葉ブロック保持部20に保持した紙葉ブロックPにおける端面の一面または複数の面に、前記取り込んだ画像データに基づいた画像をインクジェットプリンタにより現出させることが可能である。このようにしたときには、客の個々の注文に応じた記念写真等の画像がプリントされたブロックメモ等が完成するものであり、個別記念品としての趣向がより高まるものである。
本発明は以上述べたような構成、作用及び更に新たな使用環境によるビジネス展開等が可能であるが、装置として、更に種々のバリエーションが考慮し得る。
まず治具装置2についてみれば、すでに述べた実施例は紙葉ブロックPを2個一列に並べたような形態で処理するものであるが、これを3列あるいは個別に保持する手法あるいは前後に配置する手法等適宜の手法が採り得る。
更にマスキング装置3については、マスキング材3Mの損傷ないしは負荷を最小限にするため、マスキング材3Mが移動する際にはその案内部材の一部となるテンションガイド31におけるマスキング材通し孔312の位置を通し段部232を見通す位置に設定し、一方テンションを付与する場合には、これを幾分か引き込むような作動をしている。このため、すでに述べた実施例は板状のテンションガイド31の往復動によりこれを行っている。しかしながら、これ以外にも固定したマスキング材通し孔を設けながら、一方可動タイプのマスキング材通し孔を並べて配置し、これをシリンダ等で引き込むようにしてもよい。またテンションガイド31についてもスライド移動のほか、ベルクランク状の回動移動等が考慮し得る。
更にマスキング材3Mに関しては、すでに述べた実施例は使用済みの部位については、回収巻取軸37に対して巻き取っていたが、例えば図9(b)に示すように、これをエンドレス状とし、その回収部位の一部に例えば溶剤等を収容した洗浄槽6を設け、ここを通過させてそのまま更に乾燥トンネル7を通過させ、言わば使用済みのマスキング材3Mを再生するような形として用いることも可能である。
A 加飾装置
P 紙葉ブロック
P0 原紙
P1 台紙
P2 保護用板紙
p 単紙葉
S1 積層面(基面側)
S2 積層面(上面側)
S3 拘束端面
S4 自由端面
S5 側部端面
S6 側部端面

D1 紙葉積層方向
D2 紙葉長さ方向
D3 紙葉幅方向

C コントローラ

F フレーム
F0 脚フレーム
F1 天枠フレーム
F2 加工部フレーム
L 集客施設

1 加飾装置本体
11 ガイドレール
12 門型枠
13 プリンタノズル
13A インク
14 駆動プーリ
15 歯付ベルト
16 ベルト保持部
M1 加飾装置駆動モータ

2 治具装置
2B 治具ベース
20 紙葉ブロック保持部
21 載置テーブル
210 テーブル板
211 テーブル脚ロッド
212 テーブル支持コラム
213 昇降シフトシリンダ
213a 摺動子
L1 加飾レベル
L2 回転レベル
L3 受入・取出レベル

22 積層面押圧板
22A 固定積層面押圧板
22B 可動積層面押圧板
221 シフトシリンダ

23 端面案内体
23A 固定端面案内体
23B 可動端面案内体
230 本体板
230A 上部調整板
230B セットスプリング
230C 調整ロッド
231 当接板
232 通し段部
233 排除スリット
235 案内基板
236 ガイドロッド
237 クッションスプリング

24 可動シフタ
241 トグルリンク
241a ドライブリンク
241b ドリブンリンク
242 リンクピボット
242a ベースピボット
242b 中折ピボット
242c シフト作用ピボット
242d シフト入力ピボット
243 アクチュエータ
243a シフトロッド

3 マスキング装置
3M マスキング材
31 テンションガイド
311 スライド孔

312 マスキング材通し孔

32 支持ステー
321 ガイドピン
33 スライドシフタ
33a シフトロッド
34 給糸プーリ
35 回収プーリ
36 ガイドリング
37 回収巻取軸
M2 回収モータ

4 姿勢回転装置
41 クランプパッド
41a パッドロッド
42 押込シリンダ
43 回転ボス
44 回転アーム
45 回転シフトシリンダ
45a シリンダロッド

5 コンベヤ装置
51 ストレージコンベヤ
52 繰出コンベヤ
53 受入コンベヤ
54 取出コンベヤ
55 排出コンベヤ

6 洗浄槽
7 乾燥トンネル

Claims (10)

  1. インクジェットプリンタを主要部材とする加飾装置本体と、被加飾体である紙葉ブロックを保持する治具装置とを具え、加飾装置本体に対向的に位置する紙葉ブロックの一端面を被加飾面として、前記加飾装置本体を被加飾体の被加飾面に作用させ、所望の加飾処理を行う装置において、
    前記治具装置には、紙葉ブロック保持部が形成されるものであり、この紙葉ブロック保持部は、紙葉ブロックを下方から支持する載置テーブルと、加飾処理される状態における紙葉ブロックの積層面を対向的に押圧保持する一対の積層面押圧板と、この積層面押圧板に対し平面視で直交方向に整列配置される一対の端面案内体とにより囲まれて、上方が開放されている空間として形成されているものであり、この紙葉ブロック保持部の上縁部の全部または一部の範囲にはマスキング装置の構成部材である細紐状のマスキング材が配置され、紙葉ブロックにおける加飾中の端面以外の部位へのインクの付着を防止するように構成されていることを特徴とする紙葉ブロックの加飾装置。
  2. 前記マスキング材は、長く連続した細紐状のものであり、加飾処理が行われる都度、マスキング材が移動し、常にマスキング材の新規部位により紙葉ブロックの角部を保護していることを特徴とする請求項1記載の紙葉ブロックの加飾装置。
  3. 前記マスキング材は、紙葉ブロック保持部を区画している積層面押圧板と、端面案内体との双方または少なくとも端面案内体に設けられるものであり、それらにおける上縁部内側に形成される通し段部に案内されていることを特徴とする請求項1または2記載の紙葉ブロックの加飾装置。
  4. 前記通し段部は、積層面押圧板、端面案内体の上部調整板に対し、その内側に薄板状の当接板を設け、この当接板の上端高さを上部調整板の上端高さより低く設定することにより構成したことを特徴とする請求項3記載の紙葉ブロックの加飾装置。
  5. 前記当接板は、上部調整板と間隙を保って設けられ、この間隙を飛散インクの排除スリットとしたことを特徴とする請求項4記載の紙葉ブロックの加飾装置。
  6. 前記マスキング材は紙葉ブロック保持部から外れた位置において、マスキング装置の構成部材であるテンションガイドにより一定の張力を付与されていることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の紙葉ブロックの加飾装置。
  7. 前記マスキング装置は、紙葉ブロック保持部から外れた位置にテンションガイドが設けられ、このテンションガイドはマスキング材を案内するマスキング材通し孔を有し、且つこのマスキング材通し孔はマスキング材のテンション解除時には高さ方向において、前記通し段部を見通す位置に設けられるものであることを特徴とする請求項記載の紙葉ブロックの加飾装置。
  8. 前記テンションガイドは、側面視で前記通し段部の位置を通り、紙葉ブロック保持部の外側において斜め下方に降下する動作線上に沿って摺動自在に設けられ、前記マスキング材通し孔の位置を通し段部から斜め外側に降下する位置に移動させるようにして、マスキング材に対するテンション付与を行うことを特徴とする請求項7記載の紙葉ブロックの加飾装置。
  9. 前記載置テーブルは、昇降自在に構成され、上下方向にわたって上方から加飾レベル、回転レベル、受入・取出レベルの少なくとも3位置で停止状態を維持できるようにするものであり、加飾レベルでは載置テーブルは紙葉ブロック保持部の底部を構成し、回転レベルでは載置テーブルは紙葉ブロックを姿勢回転装置の位置に支承し、受入・取出レベルでは載置テーブルはコンベヤ装置に臨むように構成されていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の紙葉ブロックの加飾装置。
  10. 集客施設の適宜の場所に前記請求項1から9いずれかに記載の紙葉ブロックの加飾装置を設置し、客の指定した画像データをコントローラに取り込み、この画像データに基づき、紙葉ブロックの加飾装置における加飾装置本体を作動させ、紙葉ブロック保持部に保持した紙葉ブロックにおける切断端面の一つの面または複数の面に前記取り込んだ画像データに基づいた画像をインクジェットプリンタにより現出させることを特徴とする紙葉ブロックの加飾装置を用いた集客施設における個別記念品の提供方法。
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