JP6867730B1 - 症状の情報を管理するプログラム、症状の情報を管理する装置、及び症状の情報を管理する方法 - Google Patents

症状の情報を管理するプログラム、症状の情報を管理する装置、及び症状の情報を管理する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6867730B1
JP6867730B1 JP2020211567A JP2020211567A JP6867730B1 JP 6867730 B1 JP6867730 B1 JP 6867730B1 JP 2020211567 A JP2020211567 A JP 2020211567A JP 2020211567 A JP2020211567 A JP 2020211567A JP 6867730 B1 JP6867730 B1 JP 6867730B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
history
information related
displaying
mobile terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020211567A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022098175A (ja
Inventor
晃佳 金本
晃佳 金本
香織 本田
香織 本田
敦志 山能
敦志 山能
幸貴 藤原
幸貴 藤原
西門 佐伯
西門 佐伯
咲雪 昼間
咲雪 昼間
フータイ レ
フータイ レ
ヴァンサン ゴ
ヴァンサン ゴ
耕輔 奥田
耕輔 奥田
主税 富岡
主税 富岡
泰臣 林
泰臣 林
彰士 高井
彰士 高井
Original Assignee
ノックオンザドア株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ノックオンザドア株式会社 filed Critical ノックオンザドア株式会社
Priority to JP2020211567A priority Critical patent/JP6867730B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6867730B1 publication Critical patent/JP6867730B1/ja
Publication of JP2022098175A publication Critical patent/JP2022098175A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

【課題】特定の症状の発現に関連する可能性のある種々の事象について、簡便な入力により情報の蓄積を可能にするとともに、蓄積された情報の履歴を携帯端末上で認識しやすく表示できるようにする。【解決手段】携帯端末100において、特定の症状の発現(例えばてんかん発作)に関連する可能性のある、体調等に係る事象を表す、複数の項目を領域110に表示し、それら複数の項目の中から少なくとも1つの項目を選択する第1の入力を受け取り、前記特定の症状の発現に対応した第2の入力を領域120より受け取り、第3の入力に応答して、前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の履歴を表示する処理を、プログラムが当該携帯端末100に実行させる。【選択図】図1

Description

本発明は、症状の情報を管理するプログラム、症状の情報を管理する装置、及び症状の情報を管理する方法に関する。
患者又は介護を要する者に特定の症状が発現したときに、その症状の発現に係る情報と、関連する情報を記憶していき、診断及び発症の予測等に用いることができるよう、それら情報を表示する、あるいは分析することができるシステムが存在する。
例えば、てんかんなどの疾病を持つ者の療育を支援する、携帯端末用のプログラムであって、てんかんなどの発作が発生したときに、発作発生の時刻、発作の種類、発作を起こしている状態を撮影した動画といった発作に係る情報と、携帯端末の操作者が入力する文字の情報(文字を含むメモ)とを対応付けてメモリに記録し、それら情報を互いに対応付けて携帯端末の画面に表示するプログラムの技術が存在する(例えば特許文献1参照)。
また、例えば、認知症周辺症状(認知症の行動・心理症状;BPSD)の発症を予測することができるシステムであって、介護者などが入力した介護記録データから徘徊や妄想などのBPSDの症状に該当するデータを抽出して蓄積するとともに、センサにより取得された体動データに基づいて対象人物の睡眠状態を常時判定して蓄積し、それらBPSD発症に係るデータと睡眠状態に係るデータとに基づいて発症の要因を分析することによってBPSD発症を予測することができるシステムの技術が存在する(例えば特許文献2参照)。
こうした従来の技術では、情報の入力についてみると、症状の発現に関連する情報を記憶し蓄積していくために、煩雑となり得る入力作業を必要としたり、特殊なセンサを有していたりすることが必要であった。また、従来の技術では、症状の発現に関連する情報についてみると、操作者のメモである文字の情報のように、自由ではあるが類型化されていない情報であったり、センサにより取得されたデータに基づく睡眠状態に係るデータのように、「睡眠」といった特定の領域の情報であったりしていた。さらに、記憶され蓄積された情報の出力についてみると、類型化された情報の履歴などが理解しやすいように表示されるものではなかった。
特許第6755066号公報 特開2019−76689号公報
開示の技術は、特定の症状の発現に関連する可能性のある種々の事象について、簡便な入力により情報の蓄積を可能とし、かかる事象に関する情報の履歴などをより認識しやすく表示し得る、プログラム、装置、及び方法を提供することを目的とする。
開示の技術によれば、特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す複数の項目を表示し、前記複数の項目の中から少なくとも1つの項目を選択する第1の入力を受け取り、前記特定の症状の発現に対応した第2の入力を受け取り、第3の入力に応答して、前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の履歴を表示する処理を携帯端末に実行させる、プログラム等が提供される。
開示の技術によれば、特定の症状の発現に関連する可能性のある種々の事象について、簡便な入力により情報の蓄積が可能となり、かかる事象に関する情報の履歴などをより認識しやすく表示することができる。
図1は、開示の技術の実施形態を概略的に示す図である。 図2は、実施形態のハードウェア構成を示す図である。 図3は、携帯端末上で実施形態のプログラムが起動したときの画面であって、第1から第3の入力が可能となっている、画面の例を示す図である。 図4は、実施形態において、第3の入力に応答し、第1の入力に係る情報である、日ごとの体調等の情報の履歴、及び、第2の入力に係る情報である、日ごとの発作発生回数の履歴が、ある月についてカレンダー上に一覧で表示されているとともに、一部の日について第1の入力を促す表示がなされている、画面の例を示す図である。 図5は、実施形態において、ある特定の日について、第1の入力に係る情報及び第2の入力に係る情報、並びに環境に係る情報の表示がなされている、画面の例を示す図である。 図6A及び図6Bは、実施形態において、第2の入力を促す表示がなされている、画面の例を示す図である。 図7は、第1の入力に係る情報である睡眠時間に関する情報の履歴、及び、第2の入力に係る情報である発作発生日時の情報の履歴が、1日の時間軸とともに表示されている、画面の例を示す図である。 図8は、実施形態の携帯端末の構成を示す図である。 図9は、実施形態における処理の例を示すフローチャートである。 図10A及び図10Bは、選択対象である複数の項目の表示及び履歴の表示に用いられる優先順位を第1の入力に係る情報の履歴に基づいて更新する処理(サブルーチン)の例を示すフローチャートである。
以下、図面を用いて実施の形態について説明する。
なお、以下の実施形態の説明では、特定の症状の発現が、てんかん発作である場合を例にして説明を行うが、開示の技術は、てんかん発作への適用に限定されるものでは決してない。特定の症状の発現がてんかん発作以外の場合にも、開示の技術を適用することができることは、いうまでもない。
図1は、開示の技術の実施形態を概略的に示す図である。
てんかんのような、特定の症状の発現を伴う疾病について、診断及び治療方針の決定を行ううえでは、介助者や周囲の者、あるいは可能な場合には患者本人が、発現した症状(例えば、てんかんの発作の状況)を記録することが重要であるとともに、症状の発現に関連する可能性のある、体調等に係る事象、例えば、睡眠不足、発熱、嘔吐といった事象について記録をしていくことも、重要である。そのような記録を行い、また記録として蓄積した情報を表示するうえで、携帯端末を有効に利用することができる。
そのうち、発現した症状の記録に関しては、典型的な症状についてあらかじめ入力内容を用意しておく、発現の日時について携帯端末から情報を取得する、また、症状の具体的な状況については発症時の様子を動画で撮影する、といった方策により、記録の入力を簡便化することが考えられる。
他方で、症状の発現に関連する可能性のある事象の記録に関しては、介助者等である携帯端末の操作者が文字入力を行うことにより作成することが考えられるが、入力内容の自由度の反面、入力に手間を要することがあり得るほか、自由入力された文字の情報は、一般に類型化され整理された情報ではないため、後に蓄積された情報の履歴を表示した際に、認識しやすい情報となっていないことがあり得る。
そこで、開示の技術の実施形態では、携帯端末100において、特定の症状の発現(例えばてんかん発作)に関連する可能性のある、体調等に係る事象を表す、複数の項目を領域110に表示し(111)、それら複数の項目の中から少なくとも1つの項目を選択する第1の入力を受け取り(112)、前記特定の症状の発現に対応した第2の入力を領域120より受け取り(122)、第3の入力(130)に応答して、前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の履歴を表示する(132)処理を、プログラムが当該携帯端末100に実行させる、という技術的手段をとる。
この実施形態によれば、特定の症状の発現(例えばてんかん発作)に関連する可能性のある、体調等に係る種々の事象について、項目の選択という簡便な入力により情報を蓄積することが可能となる。また、蓄積された事象に係る情報の履歴は、選択された項目の履歴表示などの形で、特定の症状の発現に係る情報の履歴とともに、携帯端末上で認識しやすく表示することができる。このような履歴の表示を見ることにより、医師等の医療関係者、介助者、あるいは患者本人は、体調等に係る種々の事象のうち、どのような事象が該当の患者における症状の発現に関連性が高そうかを知ることも可能となる。個々の患者について症状の発現に関連性が高そうな事象を知ることで、症状の発現の予測、予防、抑制等に資することができる。
後に具体的に説明するように、事象を表す複数の項目の表示及び/又は履歴の表示については、設定された優先順位に基づいて行なってもよく、あるいは、その優先順位を第1の入力に係る情報の履歴に基づいて更新するものとし、もって、個々の患者に適した優先順位で事象を表す複数の項目及び/又は履歴が表示されるようにしてもよい。こうすることにより、事象を表す項目を選択する第1の入力を一層簡便化すること、あるいは履歴の表示を一層認識しやすいものとすることが可能となる。
また、履歴の表示は、カレンダー上に行われるようにしてもよい。それにより、適当な期間(例えば1か月間)にわたって、第1の入力に係る情報及び第2の入力に係る情報の履歴を、良好な一覧性をもって認識しやすく表示することが可能となる。履歴の表示は、時間軸(例えば1日24時間を表す時間軸)とともに行われるようにしてもよい。カレンダー上に又は時間軸とともに行われる情報の履歴の表示は、色彩、濃淡、記号、標識、図形、又はそれらの組合せを用いて行われるようにしてもよい。それにより、カレンダー上の狭い面積の領域内又は時間軸とともに表示される狭い面積の領域内であっても、情報の履歴を認識しやすく表示することが可能となる。さらに、事象を表す項目を選択する第1の入力の際に、カレンダー表示又は時間軸表示を伴うようにしてもよい。
第1の入力及び第2の入力の少なくとも一方について、当該入力が行われるべき時が到来したか否かをプログラムが判断し、当該入力が行われるべき時が到来したと判断した場合に、当該入力を促す表示を行うようにしてもよい。その際、例えば、診察日が近づいているが当該入力が行われていない日がある場合、一定期間内に当該入力が行われていない日が一定数ある場合、あるいは一定期間にわたり当該入力が行われていない場合に、当該入力が行われるべき時が到来したと判断することができる。
特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す項目に関しては、新たな項目の追加が可能となるよう、プログラムが、携帯端末の操作者から新たな項目を追加する第4の入力を受け取る処理、あるいは、ネットワークを介して接続されるサーバから新たな項目の入力を受け取る処理を、携帯端末に実行させるようにしてもよい。
プログラムがさらに、環境に係る情報、例えば気温や気圧に関する情報を携帯端末から、あるいは、ネットワークを介して接続されるサーバから取得する処理と、当該情報を表示する処理を、携帯端末に実行させるようにしてもよい。
図2は、実施形態の携帯端末200のハードウェア構成を示す図である。
携帯端末200は、例えば、特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す複数の項目の表示、それら複数の項目の中から少なくとも1つの項目を選択する第1の入力、前記特定の症状の発現に対応した第2の入力、第3の入力に応答した、前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の履歴の表示などを行うことができる端末である。携帯端末200は、ネットワーク215を介して、他の端末装置280や外部のサーバ290などと接続される。
携帯端末200は、CPU201、ROM202、RAM203、ネットワークインターフェース205、入力インターフェース206、出力インターフェース207、及び外部メモリインタフェース208を有する。
ネットワークインターフェース205には、ネットワーク215が接続されている。ネットワーク215には、前記のサーバ290及び他の端末装置280等が接続される。入力インターフェース206には、ソフトウェアキーボード、タッチセンサ、カメラ、及びマイクなどの入力デバイスが接続され得る。出力インターフェース207には、ディスプレイ及びスピーカなどの出力デバイスが接続され得る。外部メモリインタフェース208には、記憶媒体218が接続されている。本実施形態を実現するコンピュータプログラムは、実態のある(tangible)一時的でない(non-transitory)メモリである記憶媒体218、ROM202、又はRAM203に記憶される。このコンピュータプログラムは、CPU201によって実行される。
また、このコンピュータプログラムは、ネットワーク215を介してダウンロードされ得る。これらのハードウェアは、バス204によって相互に接続されている。
図2に示されるハードウェアの構成は一例であって、その他のハードウェアが存在し得る。
携帯端末200において取得された情報は、ネットワーク215を介して、遠隔地にあるサーバ290、医師等の医療関係者、介助者、家族、支援拠点などの端末装置280に伝達され得る。逆に、携帯端末200は、サーバ290からネットワーク215を介して情報を受け取り得る。サーバ290からネットワーク215を介して携帯端末200が受け取り得る情報には、特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す項目であって携帯端末200に記憶されていない新たな項目に関する情報や、環境に係る情報(例えば気温や気圧に関する情報)が含まれる。サーバ290には、情報を記憶するクラウドストレージ機能が存在してもよい。
以下に示す実施形態における処理は、矛盾のない限り、順番を入れ換えることができる。また、複数の処理が同時に実行されてもよい。
本明細書に記載されている実施形態は一例であって、特許請求の範囲において特定された発明を限定するためのものと解釈してはならない。
以下の実施形態は、プログラムの発明、装置としての携帯端末の発明、方法の発明、及びプログラムを記録した記憶媒体の発明などのカテゴリとして把握され得る。
図3は、実施形態に係るプログラムが起動した後の、携帯端末300の画面を示す図である。
携帯端末300の画面の領域310には、「体調等入力」との表示のもと、てんかん発作(特定の症状の発現)に関連する可能性のある事象を表す複数の項目が表示されている。図3に示す実施形態では、かかる事象として、次のような項目が表示されている。まず、「問題なし」のほか、「発熱」、「不眠」(ここでは睡眠不足一般を意味する)、「咳」、「嘔吐」、「食欲低下」、「過労」、「精神緊張」といった、体調に関連する項目が簡潔な形で表示されている。また、体調に関連する項目だけではなく、「服薬忘れ」といった治療に関連する項目や、「動画視聴」(ここでは特に光や音が強い動画の視聴が念頭にある)といった患者の行動に関連する項目も表示されている。このように、領域310には、体調に関連する項目をはじめとして、それに限らず、てんかん発作に関連する可能性のある事象を表す複数の項目が表示されている。
もちろん、図3に示す実施形態におけるこれらの項目は、例示にすぎず、特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す項目として、様々なものがあり得ることは、いうまでもない。また、全項目を領域310に一度に表示しきれない場合、スクロールダウンすることにより全項目を表示し得るようにすることができる点も、もちろんである。
これら事象を表す複数の項目の表示の順序は、特定の優先順位により定められている。当該優先順位は、設定された優先順位に基づいて、プログラムにより決定することができる。その優先順位は、携帯端末の操作者が任意に設定し又は設定変更することができるものでもよい。あるいは、優先順位は、これら事象を表す複数の項目の中から少なくとも1つの項目を選択する「第1の入力」に係る情報の履歴に基づいて、更新していくようにすることもできる。
この第1の入力に係る情報の履歴に基づく優先順位の更新は、次のようにして行われ得る。例えば、プログラムが、事象を表す複数の項目の各々について、過去に又は直近の一定期間内に第1の入力として選択された回数の情報を取得し、当該回数の多い項目に高い優先順位を付与するようにすることができる。あるいは、発作との関連性(発作との相関)が高いと判断される項目が優先されるようにしてもよい。例えば、プログラムが、事象を表す複数の項目の各々について、発作が発生した日又は一定回数以上の発作が発生した日と同じ日又はその前日に第1の入力として選択された回数の情報を取得し、当該回数の多い項目に高い優先順位を割り当てるようにすることができる。プログラムはまた、事象を表す複数の項目の各々について、患者一般に関する情報としてあらかじめテーブル形式で用意されている、発作との関連性を点数化した数値を読み込み、当該数値を、上記の選択された回数に応じて点数化された数値と合算し、合算された数値の高い項目に高い優先順位を割り当てるようにすることができる。かかる発作との関連性を点数化した数値は、ネットワークを介して接続されるサーバから取得され、又はサーバから取得される情報により更新されるようにしてもよい。なお、第1の入力に係る情報の履歴に基づく優先順位の更新は、発作が発生した後の第1の入力に係る情報の履歴も考慮して、行うようにしてもよい。例えば、プログラムが、発作が発生した日又は一定回数以上の発作が発生した日の翌日における第1の入力に係る情報を、一定の重みをつけて優先順位の割り当てに用いてもよい。
プログラムが、このようにして更新される優先順位に基づいて、項目の表示の優先順位を決定することにより、該当する患者について過去に行われた第1の入力の内容が、項目の表示の順序に反映されることとなる。このため、個々の患者に適した優先順位で事象を表す複数の項目が表示されることとなり、事象を表す項目を選択する第1の入力を一層簡便化することが可能となる。
領域310に表示された、てんかん発作(特定の症状の発現)に関連する可能性のある事象を表す複数の項目は、画面上でタップする操作を行うことにより選択することが可能な、ボタンの形式のものとなっている。携帯端末300の操作者は、これら複数の項目から、1又は複数の項目を選択する入力を行うことにより、かかる事象についての記録を行うことができる。この入力が、「第1の入力」となる。図3に示す実施形態では、そうした第1の入力の内容は、入力が行われた日又は後述の領域340において操作者が指定する日と関連付けられて記憶され、蓄積されていく。本実施形態では、第1の入力の内容と、当該日の情報とが、「第1の入力に係る情報」に含まれる。
第1の入力の内容に関連して、携帯端末300の操作者からさらに詳細な情報の入力を受け付けるようにしてもよい。例えば、「発熱」の項目に関して体温の値を入力できるようにしたり、「不眠」の項目に関して睡眠時間又は就寝時刻及び起床時刻を入力できるようにしたりしてもよい。あるいは、服用している薬に関する情報、例えば薬の種類又は名称、場合により服薬時刻を入力できるようにしてもよい。さらには、任意で携帯端末300の操作者が事象に係るメモを文字入力することができるようにしてもよい。これらの追加的な入力の内容も、「第1の入力に係る情報」に含まれ得る。さらには、携帯端末から、あるいはサーバから取得することができる、環境に係る情報(例えば、気温や気圧に関する情報)も、「第1の入力に係る情報」に含まれ得る。
なお、服用している薬に関する情報を入力できるようにする場合においては、あらかじめ設定されている薬の種類又は名称から、携帯端末300の操作者が選択できるようにすることができる。そのような薬の種類又は名称の設定は、操作者が処方箋の画像を撮影しサーバ290に送信し、サーバが自動的に処方箋の内容を解析し、その解析結果を携帯端末300に送り返すこととで、設定されるようにしてもよい。あるいは、ネットワークを介して接続される他の端末装置280を操作する専門家により処方箋の情報が入力されることによって、薬の種類又は名称の設定がなされるようにしてもよい。
領域310に表示される、てんかん発作(特定の症状の発現)に関連する可能性のある事象を表す複数の項目に関しては、プログラムが新たな項目の追加を受け付けるようにすることができる。このために、プログラムは、携帯端末の操作者から新たな項目を追加する文字入力を「第4の入力」として受け取る処理を、携帯端末に実行させることができる。あるいは、ネットワークを介して接続されるサーバから新たな項目の入力を受け取る処理を、プログラムが携帯端末に実行させるようにしてもよい。
携帯端末300の画面上の領域320は、てんかん発作(特定の症状の発現)に対応した「第2の入力」を行うことができる領域である。本実施形態では、「発作発生」、「発作終了」、及び「発作なし」のボタンが選択可能に現れている。該当の患者にてんかん発作が発生し、携帯端末300の操作者が「発作発生」ボタンをタッチすると、その時の日時が携帯端末より取得され、発作が発生したという第2の入力の内容が、当該日時の情報と関連付けられて記憶され、蓄積されていく。本実施形態では、第2の入力の内容と、取得された日時の情報とが、「第2の入力に係る情報」に含まれる。
ここで、例えば、「発作発生」を示す第2の入力の内容及び取得された日時の情報の蓄積から直ちに導かれる、特定の日における発作発生の回数も、「第2の入力に係る情報」に含まれ得る。さらに、「第2の入力に係る情報」には、他の種々の情報も含まれ得る。例えば、「発作終了」ボタンがタッチされた時刻を、発作終了時刻として、第2の入力に係る情報に含ませることができる。発作終了時刻の代わりに、あるいは発作終了時刻と併せて、発作継続時間が記憶されるようにしてもよい。また、「発作発生」ボタンがタッチされたとき、発作の種類を選択入力するボタンが表示されるようにしてもよい。そのようにして発作の種類が入力された場合においては、入力された発作の種類の情報を、第2の入力に係る情報に含ませることができる。さらには、「発作発生」ボタンがタッチされたとき、「撮影開始」ボタンが表示されるようにし、携帯端末300の操作者が当該ボタンをタッチすることによって、患者の動画の撮影が開始されるようにすることができる(「発作発生」ボタンがタッチされたときに、直ちに動画の撮影が開始されるようにしてもよい。)。そのようにして動画が撮影された場合においては、動画の存在情報を第2の入力に係る情報に含ませることができる。ほかに、任意で携帯端末300の操作者が発作の状況に係るメモを文字入力することができるようにしてもよい。
携帯端末300の画面上の領域330は、携帯端末300の操作者が、前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の履歴を表示することを求める「第3の入力」を行うことができる領域である。本実施形態では、当該領域330は、「発作履歴表示」ボタンの形態をとっている。操作者がこのボタンをタップすることにより、後述する発作履歴表示画面が現れる。
携帯端末300の画面上の領域340には、年月日及び曜日が、カレンダー形式で表示されている。実施形態において、年月日及び曜日は、初期状態では画面表示がなされている現在の年月日及び曜日であるが、携帯端末300の操作者は、過去の日における体調等入力を第1の入力として行う際には、領域340のタップ操作により、過去の日を呼び出して、第1の入力を行うことができる。そのカレンダー表示されている日は、第1の入力が行われたとき、前述のように、第1の入力の内容と関連付けられて記憶され、蓄積されていく。
図4は、実施形態において携帯端末400に表示される発作履歴表示画面を示す。これは、前記第3の入力に応答して、前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の履歴を表示する処理がなされた結果として表示される画面の一例であり、月単位の履歴がカレンダー上に表示されている。
図4中の410は、てんかん発作(特定の症状の発現)に関連する可能性のある事象を表す複数の項目から携帯端末400の操作者が1又は複数の項目を選択する入力を行う、第1の入力の内容を示す表示であって、具体的には体調等入力の履歴を示している。これは、第1の入力に係る情報の履歴が表示されている一例である。第1の入力に係る情報の履歴は、例えば、画面上の色彩や濃淡、さらにはアルファベット、数字、特殊記号などからなる記号、アイコンや絵文字又はいわゆるスタンプのような標識、あるいは三角形や四角形のような図形を用いて表示してもよい。第1の入力の内容は、複数の項目からの選択によるものであるため、文字入力の場合のような類型化されていない情報とは異なり、履歴の表示にあたって、ここに例示したような表示を容易に行うことができる。
同図中の符号420は、該当する日において発作が発生した回数を画面上の色彩又は濃淡を用いて表示している例である。図示の実施形態では、画面背景とは異なる色、又は画面背景よりも濃い領域の面積をもって、該当する日において発作が発生した回数を示しており、例えば、その月の2日水曜日には3回、4日金曜日には1回、5日土曜日には2回の発作が起こったことを示している。面積の代わりに、あるいは面積と併せて、画面の該当領域の濃さによって、発作の回数を示してもよいことは、もちろんである。また、符号422の丸印は、該当する日において発作が発生しなかったことが記録されていることを示している。これら420や422は、第2の入力に係る情報の履歴を表示している。
このように、第1の入力に係る情報及び/又は第2の入力に係る情報は、色彩、濃淡、記号、標識、図形、又はそれらの組合せを用いて表示することができ、それにより、カレンダー上の狭い面積の領域内であっても、情報の履歴を認識しやすく表示することが可能となる。
第1の入力に係る情報の履歴及び/又は第2の入力に係る情報の履歴の表示に際しては、既述した事象を表す複数の項目の表示の順序の場合と同様、特定の優先順位により表示の順序が定められるようにすることができる。
例えば、図4において表示されている当該月の10日木曜日には、第1の入力である体調等の入力として、「発熱」、「不眠」、及び「食欲低下」が記憶され蓄積されていた。ここで、設定されている優先順位により、あるいは対象の患者の場合における、これまでの第1の入力の履歴に基づいて、「発熱」、「不眠」、「食欲低下」の順に下がっていく優先順位となっていることから、「発熱」及び「不眠」が優先的に表示されている。なお、その10日木曜日に関して、図4の月単位の履歴表示画面では表示されていない「食欲低下」の項目も、当該日の詳細情報を表示している後述の図5においては、表示されている。
また、第2の入力に関しても、表示の優先順位に基づいて情報の履歴を表示することもできる。例えば、図4における日々の発作回数の表示よりも、特定の種類の発作の有無、あるいは発作発生時の状況を撮影した動画の存否の表示のほうが、優先順位が高い場合には、発作回数の表示ではなく、特定の種類の発作の有無や動画の存否の表示を優先して行うようなことも、可能である。第1の入力に係る情報の履歴の表示及び第2の入力に係る情報の履歴の表示の双方について優先順位を用いる場合においては、それぞれの表示に係る優先順位を互いに異なったものとすることができることは、いうまでもない。
既述のように、当該優先順位は、設定された優先順位に基づいて、プログラムにより決定することができる。その優先順位は、携帯端末の操作者が任意に設定し又は設定変更することができるものでもよい。あるいは、当該優先順位は、第1の入力に係る情報の履歴に基づいて、更新していくようにすることもできる。プログラムが、このようにして更新される優先順位に基づいて、履歴の表示の優先順位を決定することにより、該当する患者について過去に行われた第1の入力の内容が、履歴の表示の順序に反映されることとなる。このため、個々の患者に適した優先順位で履歴が表示されることとなり、履歴の表示を一層認識しやすいものとすることが可能となる。例えば、そのような優先順位で履歴が表示されることにより、履歴表示画面(例えば、履歴表示をカレンダー上で行う画面)における限られた面積の領域内に、個々の患者にとり発作との関連性が高いと考えられる事象が優先して表示されることも可能となり、履歴の表示が一層認識しやすいものとなり得る。なお、事象を表す複数の項目の表示及び情報の履歴の表示の双方について優先順位を用いる場合において、それぞれの表示に係る優先順位を互いに異なったものとしてもよい。
実施形態の携帯端末400においては、診察日の登録を行うことも可能となっており、登録された診察日がカレンダー上、符号430の印により表示されている。
携帯端末400の領域440においては、プログラムが、第1の入力が行われるべき時が到来したと判断したしたことにより、当該入力を携帯端末の操作者に促す表示が行われている。ここで、例えば、診察日が近づいているが当該入力が行われていない日がある場合、一定期間内に当該入力が行われていない日が一定数ある場合、あるいは一定期間にわたり当該入力が行われていない場合に、当該入力が行われるべき時が到来したと判断することができる。後述のように、第2の入力が行われるべき時が到来したと判断した場合に、当該入力を促す表示を行われるようにしてもよい。
実施形態の携帯端末においては、図4に示す月単位の履歴表示画面の中にて特定の日の領域内をタップすると、その特定の日についてのより詳しい情報を表示することができる。図5は、図4における該当月の10日木曜日の領域内をタップしたあと、当該日について、より詳しい情報が表示されている状態を示している。具体的には、携帯端末500の画面上の領域510には、第1の入力に関し、その日について選択され記憶されている項目が全て表示されている。ここでは、図4の月単位の発作履歴表示画面では優先順位の関係で表示されていなかった、「食欲低下」の項目も表示されている。また、第2の入力に関しては、領域520に、その日における発作の発生回数のみならず、それぞれの発作について、既述のように取得ないし入力された、発作発生の時刻や発作の種類の情報も、表示されている。さらに、領域530には、環境に係る情報として、気温及び気圧に係る情報が表示されている。そのような環境に係る情報は、携帯端末500から、あるいは携帯端末500がネットワーク215を介して接続されるサーバ290から取得することができる。環境に係る情報は、月単位あるいは週単位の履歴を表示する画面(例えば、履歴を月単位あるいは週単位のカレンダー上に表示する画面)に含ませるようにしてもよい。それにより、携帯端末の操作者が、環境に係る情報の履歴を一目で認識することが可能となる。
図6A及び図6Bは、実施形態において、第2の入力を促す表示がなされている、携帯端末600の画面の例を示す図である。既述のように、第2の入力について、当該入力が行われるべき時が到来したか否かをプログラムが判断し、当該入力が行われるべき時が到来したと判断した場合に、当該入力を促す表示を行うようにしてもよい。図6Aは、一定期間内(例えば1週間以内)に発作の有無に関する入力が行われていない日がある又は一定数ある場合に、当該入力が行われるべき時が到来したとプログラムが判断した結果、入力を促す表示が行われている画面の例を示している。図6Bは、登録されている診察日が近づいているが、一定期間内(例えば1か月以内)に発作の有無に関する入力が行われていない日がある場合に、当該入力が行われるべき時が到来したとプログラムが判断した結果、入力を促す表示が行われている画面の例を示している。
履歴の表示は、カレンダー上に行われる代わりに、あるいはカレンダー上に行われるのに加えて、時間軸とともに行われるようにしてもよい。同様に、携帯端末が第1の入力を受け取る際に、カレンダーの表示が行われる代わりに、あるいはカレンダー上に行われるのに加えて、時間軸の表示が行われるようにしてもよい。具体例は、次のとおりである。
図7は、第1の入力に係る情報である睡眠時間に関する情報の履歴、及び、第2の入力に係る情報である発作発生日時の情報の履歴が、1日24時間を表す時間軸710とともに表示されている、携帯端末700の画面の例を示している。同画面には、服薬時刻の情報も表示されている。なお、同図中、「発作発生」の欄における「(A)」などのアルファベットは、図5に示すような発作の種類を表している。
また、携帯端末が第1の入力として「不眠」の項目の選択を受け取った場合に、図7に示す時間軸を伴う画面が表示され、操作者が睡眠時間に関する情報である就寝時刻及び起床時刻を当該画面上で入力できるようにしてもよい。
図8は、実施形態の携帯端末の構成を示す図である。
実施形態の携帯端末800は、特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す複数の項目を表示する事象項目表示部810と、前記複数の項目の中から少なくとも1つの項目を選択する第1の入力と前記特定の症状の発現に対応した第2の入力とを含む入力を受け取る入力情報受取部820と、第3の入力に応答して、前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の履歴を表示する履歴表示部830と、を有する。携帯端末800は、ネットワークを介して、サーバ及び/又は他の端末装置に接続され得る。
図9は、実施形態における処理の例を示すフローチャートであり、各ステップは、実施形態に係るプログラムが携帯端末に実行させる処理を表している。
なお、以下に述べる各ステップは、矛盾のない限り処理の順序を入れ換えたり、同時に実行したりしてもよい。あるいは、一部のステップを実行しなくてもよい。処理の一部は、オペレーティングシステムなどのシステムプログラムが実行してもよい。
以下、順を追って各ステップについて説明する。
[ステップS902]本実施形態を実装するアプリケーションプログラムの起動指示が受け取られる。
[ステップS904]複数の項目を表示する処理及び履歴を表示する処理の少なくとも一方について表示の優先順位を決定するため、優先順位を第1の入力に係る情報の履歴に基づいて更新する処理である。プログラムが、このステップS904において更新される優先順位に基づいて、ステップS906及びS922における、項目の表示及び履歴の表示の優先順位を決定することにより、該当する患者について過去に行われた第1の入力の内容が、項目の表示及び履歴の表示の順序に反映されることとなる。
ステップS904の処理は、具体的には、例えば後述のステップS1002以下のサブルーチンを実行することにより行われる。
プログラムが、設定された優先順位を用い、第1の入力に係る情報の履歴に基づいて優先順位を更新する処理は行わない場合、又は優先順位を用いない場合には、このステップS904は不要である。
[ステップS906]特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す複数の項目を、設定された優先順位又はステップS904において更新された優先順位に基づいて、表示する。
[ステップS908]前記複数の項目の中から少なくとも1つの項目を選択する第1の入力又は特定の症状の発現に対応した第2の入力に関し、いずれかの入力が行われるべき時が到来したか否かを判断する。いずれかの入力が行われるべき時が到来したと判断した場合にはステップS910に、判断しない場合にはステップS912に、それぞれ移行する。
[ステップS910]一つ前のステップS908において、行われるべき時が到来したと判断された入力を促す表示を、携帯端末に行う。
[ステップS912]携帯端末の操作により第1の入力が行われたか否かを判断し、行われたと判断された場合にはステップS914に移行し、行われたと判断されない場合にはステップS914をスキップしてステップS916に移行する。
[ステップS914]第1の入力を受け取る。また、設定に応じて、携帯端末から、あるいはネットワークを通じて接続されるサーバから、気温や気圧など環境に係る情報を取得する。
[ステップS916]携帯端末の操作により第2の入力が行われたか否かを判断し、行われたと判断された場合にはステップS918に移行し、行われたと判断されない場合にはステップS918をスキップしてステップS920に移行する。
[ステップS918]第2の入力を受け取る。
[ステップS920]携帯端末の操作により第3の入力が行われたか否かを判断し、行われたと判断された場合にはステップS922に移行し、行われたと判断されない場合にはステップS922をスキップして、今回の処理を終了する。
[ステップS922]設定された優先順位又はステップS904において更新された優先順位に基づいて、第1の入力に係る情報及び第2の入力に係る情報の履歴を表示するとともに、ステップS914において取得した環境に係る情報を表示する。
最後に、上記優先順位を更新する処理(S904)のサブルーチンに関して説明する。具体的には、複数の項目の表示及び第1の入力に係る情報の履歴の表示について共通に用いる優先順位を、第1の入力に係る情報の履歴に基づいて更新する処理に関して、説明する。
図10Aは、プログラムが、第1の入力として各項目が選択された頻度に応じて、優先順位を更新する場合の例である。
[ステップS1002]事象を表す複数の項目の各々について、直近の一定期間内に第1の入力として選択された回数を取得する。
[ステップS1004]上記項目の各々について、上記選択された回数に応じた優先順位を付与する。このステップS1004の処理の後、ステップS904に戻る。
図10Bは、プログラムが、発作との関連性が高いと判断される項目が優先されるように、優先順位を更新する場合の例である。
[ステップS1006]事象を表す複数の項目の各々について、一定回数以上の発作が発生した日と同じ日又はその前日に第1の入力として選択された回数を取得する。
[ステップS1008]上記項目の各々について、患者一般に関する情報としてあらかじめテーブル形式で用意されている、発作との関連性を点数化した数値を読み込む。
[ステップS1010]上記項目の各々について、上記選択された回数及び上記点数化した数値に応じた優先順位を付与する。このステップS1010の処理の後、ステップS904に戻る。
以上、実施形態に基づいて説明を行ってきたが、本明細書に記載されている実施形態は一例であって、特許請求の範囲において特定された発明を限定するためのものと解釈してはならない。
100、200、300、400、500、600、700、800 携帯端末
290 サーバ
810 事象項目表示部
820 入力情報受取部
830 履歴表示部


Claims (19)

  1. 特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す複数の項目を表示し、
    前記複数の項目の中から少なくとも1つの項目を選択する第1の入力を受け取り、
    前記特定の症状の発現に対応した第2の入力を受け取り、
    第3の入力に応答して、前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の履歴を表示する
    処理を携帯端末に実行させるプログラムであって、
    前記第1の入力を受け取る処理は、
    前記事象に係る時間情報を前記携帯端末の操作者に入力させるカレンダー又は時間軸を表示する処理を含む
    ログラム。
  2. 特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す複数の項目を表示し、
    前記複数の項目の中から少なくとも1つの項目を選択する第1の入力を受け取り、
    前記特定の症状の発現に対応した第2の入力を受け取り、
    第3の入力に応答して、前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の履歴を表示する
    処理を携帯端末に実行させるプログラムであって、
    前記第1の入力に係る情報の履歴に基づいて優先順位を更新する処理を前記携帯端末にさらに実行させ、
    前記複数の項目を表示する処理及び前記履歴を表示する処理の少なくとも一方は、
    前記優先順位に基づいて表示の優先順位を決定する処理を含む
    ログラム。
  3. 特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す複数の項目を表示し、
    前記複数の項目の中から少なくとも1つの項目を選択する第1の入力を受け取り、
    前記特定の症状の発現に対応した第2の入力を受け取り、
    第3の入力に応答して、前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の履歴を表示する
    処理を携帯端末に実行させるプログラムであって、
    前記第1の入力及び前記第2の入力の少なくとも一方が行われるべき時が到来したか否かを判断し、
    前記第1の入力及び前記第2の入力の少なくとも一方が行われるべき時が到来したと判断した場合に、当該入力を促す表示を行う
    処理を前記携帯端末にさらに実行させる
    ログラム。
  4. 前記履歴を表示する処理は、
    前記履歴をカレンダー上に又は時間軸とともに表示する処理を含む
    請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のプログラム。
  5. 前記履歴をカレンダー上に又は時間軸とともに表示する処理は、
    前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の少なくとも一方を色彩、濃淡、記号、標識、図形、又はそれらの組合せを用いて表示する処理を含む
    請求項に記載のプログラム。
  6. 特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す複数の項目を表示し、
    前記複数の項目の中から少なくとも1つの項目を選択する第1の入力を受け取り、
    前記特定の症状の発現に対応した第2の入力を受け取り、
    第3の入力に応答して、前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の履歴を表示する
    処理を携帯端末に実行させるプログラムであって、
    前記履歴を表示する処理は、
    前記履歴をカレンダー上に又は時間軸とともに表示する処理を含み、
    前記履歴をカレンダー上に又は時間軸とともに表示する処理は、
    前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の少なくとも一方を、濃淡及び濃淡の領域の面積を用いて表示する処理をさらに含む
    プログラム。
  7. 前記複数の項目を表示する処理及び前記履歴を表示する処理の少なくとも一方は、
    設定された優先順位に基づいて表示の優先順位を決定する処理を含む、
    請求項1ないしのうちいずれか1項に記載のプログラム。
  8. 前記携帯端末の操作者から、前記特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す新たな項目を追加する第4の入力を受け取る
    処理を前記携帯端末にさらに実行させる請求項1ないし7のうちいずれか1項に記載のプログラム。
  9. ネットワークを介して接続されるサーバから、前記特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す新たな項目の入力を受け取る
    処理を前記携帯端末にさらに実行させる請求項1ないし8のうちいずれか1項に記載のプログラム。
  10. 前記第1の入力に係る情報は、環境に係る情報を含む
    請求項1ないし9のうちいずれか1項に記載のプログラム。
  11. 前記特定の症状の発現は、てんかん発作である
    請求項1ないし10のうちいずれか1項に記載のプログラム。
  12. 特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す複数の項目を表示する事象項目表示部と、
    前記複数の項目の中から少なくとも1つの項目を選択する第1の入力と前記特定の症状の発現に対応した第2の入力とを含む入力を受け取る入力情報受取部と、
    第3の入力に応答して、前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の履歴を表示する履歴表示部と、
    を有する携帯端末であって、
    前記入力情報受取部において前記第1の入力を受け取る処理は、
    前記事象に係る時間情報を前記携帯端末の操作者に入力させるカレンダー又は時間軸を表示する処理を含む
    携帯端末。
  13. 特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す複数の項目を表示する事象項目表示部と、
    前記複数の項目の中から少なくとも1つの項目を選択する第1の入力と前記特定の症状の発現に対応した第2の入力とを含む入力を受け取る入力情報受取部と、
    第3の入力に応答して、前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の履歴を表示する履歴表示部と、
    を有する携帯端末であって、
    前記第1の入力に係る情報の履歴に基づいて優先順位を更新する処理を実行し、
    前記複数の項目を表示する処理及び前記履歴を表示する処理の少なくとも一方は、
    前記優先順位に基づいて表示の優先順位を決定する処理を含む
    携帯端末。
  14. 特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す複数の項目を表示する事象項目表示部と、
    前記複数の項目の中から少なくとも1つの項目を選択する第1の入力と前記特定の症状の発現に対応した第2の入力とを含む入力を受け取る入力情報受取部と、
    第3の入力に応答して、前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の履歴を表示する履歴表示部と、
    を有する携帯端末であって、
    前記第1の入力及び前記第2の入力の少なくとも一方が行われるべき時が到来したか否かを判断し、
    前記第1の入力及び前記第2の入力の少なくとも一方が行われるべき時が到来したと判断した場合に、当該入力を促す表示を行う
    処理を実行する
    携帯端末。
  15. 特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す複数の項目を表示する事象項目表示部と、
    前記複数の項目の中から少なくとも1つの項目を選択する第1の入力と前記特定の症状の発現に対応した第2の入力とを含む入力を受け取る入力情報受取部と、
    第3の入力に応答して、前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の履歴を表示する履歴表示部と、
    を有する携帯端末であって、
    前記履歴を表示する処理は、
    前記履歴をカレンダー上に又は時間軸とともに表示する処理を含み、
    前記履歴をカレンダー上に又は時間軸とともに表示する処理は、
    前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の少なくとも一方を、濃淡及び濃淡の領域の面積を用いて表示する処理をさらに含む
    携帯端末。
  16. 特定の症状の発現に係る情報の履歴を携帯端末が表示する方法であって、
    前記特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す複数の項目を表示することと、
    前記複数の項目の中から少なくとも1つの項目を選択する、第1の入力を受け付けることと、
    前記特定の症状の発現に対応した第2の入力を受け付けることと、
    第3の入力に応答して、前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の履歴を表示することと、
    を含む方法であり、
    前記第1の入力を受け付ける処理は、
    前記事象に係る時間情報を前記携帯端末の操作者に入力させるカレンダー又は時間軸を表示する処理を含む
    方法。
  17. 特定の症状の発現に係る情報の履歴を携帯端末が表示する方法であって、
    前記特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す複数の項目を表示することと、
    前記複数の項目の中から少なくとも1つの項目を選択する、第1の入力を受け付けることと、
    前記特定の症状の発現に対応した第2の入力を受け付けることと、
    第3の入力に応答して、前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の履歴を表示することと、
    を含む方法であり、
    前記第1の入力に係る情報の履歴に基づいて優先順位を更新する処理を前記携帯端末が実行し、
    前記複数の項目を表示する処理及び前記履歴を表示する処理の少なくとも一方は、
    前記優先順位に基づいて表示の優先順位を決定する処理を含む
    方法。
  18. 特定の症状の発現に係る情報の履歴を携帯端末が表示する方法であって、
    前記特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す複数の項目を表示することと、
    前記複数の項目の中から少なくとも1つの項目を選択する、第1の入力を受け付けることと、
    前記特定の症状の発現に対応した第2の入力を受け付けることと、
    第3の入力に応答して、前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の履歴を表示することと、
    を含む方法であり、
    前記第1の入力及び前記第2の入力の少なくとも一方が行われるべき時が到来したか否かを判断し、
    前記第1の入力及び前記第2の入力の少なくとも一方が行われるべき時が到来したと判断した場合に、当該入力を促す表示を行う
    処理を前記携帯端末が実行する
    方法。
  19. 特定の症状の発現に係る情報の履歴を携帯端末が表示する方法であって、
    前記特定の症状の発現に関連する可能性のある事象を表す複数の項目を表示することと、
    前記複数の項目の中から少なくとも1つの項目を選択する、第1の入力を受け付けることと、
    前記特定の症状の発現に対応した第2の入力を受け付けることと、
    第3の入力に応答して、前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の履歴を表示することと、
    を含む方法であり、
    前記履歴を表示する処理は、
    前記履歴をカレンダー上に又は時間軸とともに表示する処理を含み、
    前記履歴をカレンダー上に又は時間軸とともに表示する処理は、
    前記第1の入力に係る情報及び前記第2の入力に係る情報の少なくとも一方を、濃淡及び濃淡の領域の面積を用いて表示する処理をさらに含む
    方法。
JP2020211567A 2020-12-21 2020-12-21 症状の情報を管理するプログラム、症状の情報を管理する装置、及び症状の情報を管理する方法 Active JP6867730B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020211567A JP6867730B1 (ja) 2020-12-21 2020-12-21 症状の情報を管理するプログラム、症状の情報を管理する装置、及び症状の情報を管理する方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020211567A JP6867730B1 (ja) 2020-12-21 2020-12-21 症状の情報を管理するプログラム、症状の情報を管理する装置、及び症状の情報を管理する方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6867730B1 true JP6867730B1 (ja) 2021-05-12
JP2022098175A JP2022098175A (ja) 2022-07-01

Family

ID=75801759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020211567A Active JP6867730B1 (ja) 2020-12-21 2020-12-21 症状の情報を管理するプログラム、症状の情報を管理する装置、及び症状の情報を管理する方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6867730B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6985780B1 (ja) * 2021-09-17 2021-12-22 ノックオンザドア株式会社 治療及び症状の情報を管理するプログラム及び方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6985780B1 (ja) * 2021-09-17 2021-12-22 ノックオンザドア株式会社 治療及び症状の情報を管理するプログラム及び方法
JP2023044451A (ja) * 2021-09-17 2023-03-30 ノックオンザドア株式会社 治療及び症状の情報を管理するプログラム及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022098175A (ja) 2022-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Isaković et al. Usability pitfalls of diabetes mHealth apps for the elderly
CN109196491B (zh) 机器智能预测通信和控制系统
US9208661B2 (en) Context dependent application/event activation for people with various cognitive ability levels
US8803690B2 (en) Context dependent application/event activation for people with various cognitive ability levels
US8725527B1 (en) Method and apparatus to present a virtual user
CN110222026B (zh) 一种构建记忆网络及将其用于预测情绪的方法
WO2014089569A1 (en) Medical photography user interface utilizing a body map overlay in camera preview to control photo taking and automatically tag photo with body location
JP6867730B1 (ja) 症状の情報を管理するプログラム、症状の情報を管理する装置、及び症状の情報を管理する方法
US20170337350A1 (en) User terminal apparatus and method for driving user terminal apparatus
JP2008059316A (ja) 回答依頼システム及びその方法
US20130017519A1 (en) System and methods for monitoring and adjusting human behavioral patterns and conditions
JP7388356B2 (ja) 医療用情報処理システム、医療用情報処理装置、および医療用情報処理方法
JP4506396B2 (ja) 健康情報表示システム
JP2021183015A (ja) コンテンツ提供システム及びコンテンツ提供方法
CN101346722A (zh) 临床工作流管理和决策系统与方法
Kuge et al. Design and evaluation of a head-worn display application for multi-patient monitoring
JP7458000B2 (ja) 支援情報提供システム、支援情報提供装置、支援情報提供方法及びプログラム
Awan et al. Using voice recognition enabled smartwatches to improve nurse documentation
KR20180053983A (ko) 치매환자 관리방법
JP2014045940A (ja) 心理データ収集装置、心理データ収集プログラムおよび心理データ収集方法
JP2018124967A (ja) 見守り支援システム及び見守り支援方法
Zao et al. Activity-oriented design of Health Pal: A smart phone for elders' healthcare support
Choukou et al. Smart home technologies and services for geriatric rehabilitation
JP2014219714A (ja) 電子カルテシステム
Jacelon et al. Developing ASSISTwell, a tablet application to support older adult's self-management of symptoms of chronic conditions.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201221

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20201221

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20210114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6867730

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250