JP6867119B2 - 回転刃物工具 - Google Patents

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Description

この発明は回転刃物工具に関し、更に詳しくは、回転工具のチャックにより該回転刃物工具のシャンクを把持するに際し、該チャックとシャンクとの接触面積を増大させて、安定的かつ確実に前記把持をなし得るようにした回転刃物工具に関するものである。
ルータービットやエンドミルのように、丸棒の前半部分が刃物になっており、後半部分がチャック把持用のシャンクになっている回転刃物工具が、機械加工分野で広く使用されている。例えば図6に示す如く、ルータービット11のシャンク14は、ルーター装置の回転軸(何れも図示せず)に設けたチャック22により着脱自在に把持されて、各種ワーク(被加工物)の切削加工に供される。
特許第3317868号公報
図6で説明したように、前記回転刃物工具(ルータービット)11は回転装置のチャック22に前記シャンク14だけで把持固定されている。このため、前記ワークに対する切削加工が軽負荷の場合は問題ないが、重切削になると大きな負荷が該回転刃物工具11に加わって振動を始め、該ワークに対する加工精度と品質とを低下させる問題を生ずる。更には、前記振動により回転刃物工具11の刃部10が欠損するチッピングに発展したり、また工具自体が折損したりすることもある。この原因は、前記の如く、重切削による大きな負荷により回転刃物工具に曲がりの力が加わるが、該回転刃物工具11はチャック22によりシャンク14の部分だけで把持していることにある。
しかし、前記コレットのコーナーに触らないように、シャンク14に前記隆起部を設ける場合、該隆起部をシャンク14に形成する切削加工時に、両者の境界には必然的に円周状の窪みが形成されてしまう。このため、前記回転刃物工具11で重切削する場合に、前記窪みの個所で該回転刃物工具11が折損し易くなってしまい、根本的な解決にはなっていなかった。
前記課題に鑑み本発明は、回転刃物工具のシャンクをチャックで把持する際に安定かつ確実な固定が達成され、ワークの切削時に該回転刃物工具の振動を有効に抑制し得る手段を提供するにある。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため請求項1に記載の発明は、刃物を有する本体部と、該本体部に接続し、回転装置のチャックで把持するシャンクとからなる回転刃物工具において、
前記本体部であって前記シャンクと繋がる側に設けられて、該本体部から半径方向に隆起するフランジ部と、
前記シャンクの外側に設けられて前記本体部のフランジ部に一方の側が当接すると共に、他方の側が前記チャックの先端に密着当接されるリング部とからなり、
前記リング部の外径は前記フランジ部の外径よりも大きく設定されると共に、
前記リング部は前記シャンクとは別体であって、該リング部は前記フランジ部に当接した状態で接着剤で接合されていることを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、回転刃物工具11のシャンク14をチャック22で把持する際にリング部18によって安定かつ確実な固定が達成され、ワークを切削する際に該回転刃物工具の振動を有効に抑制し得る。また、リング部18はシャンク14と別体として製造されるので、回転刃物工具11を削り出す素材としての丸棒の直径は、該リング部18の直径とは関係なくなり、削り出し前の該丸棒の直径を小さいものとすることができる。従って、歩留まりがよく経済的なものになし得る。更に、フランジ部16はストッパーとして機能し、リング部18は該フランジ部16に確実に当接することができる。このため、チャック22でシャンク14を把持した際に回転刃物工具11を安定して固定することができる。
本発明によれば、回転刃物工具をチャックで把持する際に、該工具のシャンクよりも充分大径のリング部に該チャックが当接するため接触面積が増大し、安定かつ確実な把持が達成される。従って、ワークを重切削しても回転刃物工具が振動する現象を抑制でき、高い精度の加工を持続できると共に、該工具がチッピングしたり折損したりすることがない。また、リング部をシャンクとは別体で作成すれば、回転刃物工具を丸棒から削り出して製造する際にも、該丸棒は該リング部の外径よりも小さな外径のものを使用出来るから歩留まりが良く経済的である。また、応力が集中する窪みがないため折損し難い。
本発明の実施例に係る回転刃物工具の正面図である。 図1に示す回転刃物工具の斜視図である。 図1に示す回転刃物工具を回転装置のチャックで把持した状態の説明図であって、チャックだけ断面で表示してある。 実施例に係る回転刃物工具の分解斜視図であって、回転刃物工具のシャンクとリング部とを分離した状態を示している。 回転刃物工具におけるフランジ部の直径とリング部の直径との大小関係を示す部分断面図である。 従来技術に係る回転刃物工具をチャックで把持した状態を示す部分断面図である。
次に本発明について、好適な実施例を挙げて添付図面を参照して説明する。図1および図2は、回転刃物工具の一例としてのルータービット11を示すもので、該ルータービット11は所要長の丸棒から削り出して製造される。前記ルータービット11の前半部分は刃部10を有する本体部12として構成され、後半部分は該本体部12に一体的に連なるシャンク14として構成されている。前記本体部12における部位であって、かつ前記シャンク14に繋がる側には、該本体部12から半径方向に突出する円形のフランジ部16が一体的に設けられている。このフランジ部16が前記本体部12およびシャンク14から突出する量は僅かで足り、該フランジ部16の外径は前記ルータービット11を削り出す丸棒の外径により規定される。また、前記フランジ部16は、図4に関して後述するように、前記シャンク14へ外挿されるリング部18に対しストッパーとして機能する。
前記シャンク14の外側には、前記フランジ部16に当接するリング部18が設けられている。前記リング部18は、図5の部分断面に示す如く、該リング部18の外径D1が前記フランジ部16の外径D2よりも大きくなるよう設定されている。なお、前記リング部18は前記シャンク14と一体的に前記丸棒から削り出すようにしてもよいが、該シャンク14とは別体として製造するのが好ましい。このときは、前記リング部18は、図4に示すように、前記シャンク14に外挿されるものであり、従って該リング部18の内径は該シャンク14の外径より僅かに大きく設定してある。このように前記リング部18をシャンク14に外挿するときは、該リング部18は前記フランジ部16に適宜の接着剤で接着することが推奨される。前記接着剤に代えてろう付け、しまりばめ、ねじ等によって固定してもよい。また、前記リング部18とシャンク14とを別体にすることで、前記ルータービット11を削り出す素材としての丸棒の外径は、少なくとも前記フランジ部16の外径に合わせることが出来るので歩留まりがよく、かつ経済的である。
図4に示すように、前記回転刃物工具11のシャンク14と前記リング部18とを別体として構成するときは、該シャンク14の外径D2とリング部18の外径D1との関係は、図5に示す如くD2<D1になっている。従って図3に示すように、前記ルータービット11のシャンク14を前記チャック22の開口部へ軸方向に挿入すると、該シャンク14に設けた前記リング部18は該チャック22の先端に密着当接する。この状態で前記チャック22を締め上げ方向へ回転させれば、該チャック22は前記ルータービット11のシャンク14を強力に把持して固定する。このとき、前記リング部18の外径D1は前記フランジ部16の外径D2よりも充分大きく設定してあるから、前記チャック22の先端が該リング部18に当接する面積が大きく確保され、前記ルータービット11を該チャック22が確実かつ安定して固定することが出来る。すなわち、ワークの重切削を行ってもルータービット11が振動することがなく、該ワークに精度の高い切削を実現出来る。また、ルータービット11のチッピングによる欠損や、ビット本体の折損等を極力低下させることが併せて達成される。回転刃物工具11の振動を小さくするためにフランジ部16を削って重量バランスを取ることができる。それによって、リング部18とチャック22との当接する面積を確保できる。また、リング部18に振動吸収素材の制振合金等を使用すれば、曲げ方向に加わる振動を該リング部18で受けて制振することができる。
前記回転刃物工具11について、前記シャンク14にリング部18を設けた場合と、該リング部18を設けなかった場合とについて、打撃試験により振動を与えて該回転刃物工具11の減衰比および振動数を測定した。すなわち、図3に示すように、前記リング部18を設けた回転刃物工具11をチャック22で把持した場合と、図6に示すように、該リング部18を設けてない回転刃物工具11を該チャック22で把持した場合において、各回転刃物工具11にハンマー試験機による打撃を与え、該打撃により回転刃物工具11に生ずる振動を非接触式の過電流変位センサで測定した。その結果は、リング部18を設けた場合の減衰比は2.88、振動数は900Hzであった。またリング部18を設けなかった場合の減衰比は1.79、振動数は895Hzであった。すなわち、リング部18を有しない場合の減衰比が約1.8%に対し、リング部18を設けた場合の減衰比は約2.9%となり、減衰能が1.6倍向上した。
11 回転刃物工具(ルータービット),12 本体部,14 シャンク,
16 フランジ部,18 リング部

Claims (1)

  1. 刃物を有する本体部(12)と、該本体部(12)に接続し、回転装置のチャック(22)で把持するシャンク(14)とからなる回転刃物工具(11)において、
    前記本体部(12)であって前記シャンク(14)と繋がる側に設けられて、該本体部(12)から半径方向に隆起するフランジ部(16)と、
    前記シャンク(14)の外側に設けられて前記本体部(12)のフランジ部(16)に一方の側が当接すると共に、他方の側が前記チャック(22)の先端に密着当接されるリング部(18)とからなり、
    前記リング部(18)の外径は前記フランジ部(16)の外径よりも大きく設定されると共に、
    前記リング部(18)は前記シャンク(14)とは別体であって、該リング部(18)は前記フランジ部(16)に当接した状態で接着剤で接合されている
    ことを特徴とする回転刃物工具。
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