JP6866549B2 - 交通システム支援装置、交通システム支援方法、交通システム管理装置、sns管理装置及びプログラム - Google Patents

交通システム支援装置、交通システム支援方法、交通システム管理装置、sns管理装置及びプログラム Download PDF

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本発明は、所定の地域内で車両を運用する交通システムにおいて、車両を運行する運行者に操作される運行者端末と、運行者が運行する車両を利用する利用者に操作される利用者端末と、ネットワークを介して接続され、運行者端末及び利用者端末から送信されたメッセージを累積的に、運行者端末及び利用者端末に表示させるメッセージ画面を生成する交通システム支援装置、その方法及びプログラムに関する。
近年、地域の活性化、人々の健康管理、エネルギー対策等における課題を解決する交通システムが提案されている。
このような交通システムにおいて、ユーザが移動体を使用するスケジュール情報を生成し、ユーザ端末に送信する。このとき、スケジュール情報提供手段が、サービサ情報収集手段が受信したサービサ情報、ユーザの移動体の使用履歴、ユーザ情報収集手段が受信した他のユーザのユーザ情報に基づき、ユーザ端末に送信するスケジュール情報を生成する外出スケジュール自動作成装置が開示されている(例えば、特許文献1)。
このような外出スケジュール自動作成装置によれば、利用者である地域住民に外出スケジュールを提供し、地域住民の外出を促すことで、地域の活性化や、地域住民の健康管理等が可能となる。
特開2015−92327号公報
ところで、交通システムにおける車両を利用するには、当該交通システムにおいて提供されるコミュニティに参加し、交通システムにより提供される手続をする必要がある。このようなコミュニティへの参加には、情報漏洩の危険性や、不特定多数の者との接触に対する不安要素があった。また、交通システムにより提供される手続には、手続が複雑かもしれないという不安要素があった。このような交通システムにおける車両を利用することへの不安要素は、交通システムへの参加の障壁となっていた。
そこで本発明では、上記のような課題に鑑み、交通システムにおける車両を利用することへの不安を低減し、交通システムへの参加を促すことが可能な交通システム支援装置、その方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の交通システム支援装置は、以下のような解決手段を提供する。
(1)本発明の第1の態様は、所定の地域内で車両を運用する交通システムにおいて、前記交通システムのユーザであり、前記車両を運行する運行者に操作される運行者端末と、前記交通システムのユーザであり、前記運行者が運行する前記車両を利用する利用者に操作される利用者端末と、ネットワークを介して接続され、前記運行者端末及び前記利用者端末から送信されたメッセージを累積的に、前記運行者端末及び前記利用者端末に表示させるメッセージ画面を生成する交通システム支援装置であって、前記運行者端末から、前記車両を運行する予定である予定情報を、前記メッセージとして受信する予定情報受信手段と、前記利用者端末から、前記予定情報に基づき運行される前記車両の利用を希望する利用希望情報を、前記メッセージとして受信する利用希望情報受信手段と、前記予定情報受信手段が受信した前記予定情報と、前記利用希望情報受信手段が受信した前記利用希望情報に基づき、前記車両の経路を算出する経路算出手段と、前記運行者端末及び前記利用者端末に、前記メッセージ画面を表示させるためのメッセージ画面情報を生成するメッセージ画面生成手段と、前記メッセージ画面生成手段が生成した前記メッセージ画面情報を、前記運行者端末及び前記利用者端末に送信するメッセージ画面情報送信手段と、を備え、前記メッセージ画面生成手段は、前記予定情報受信手段が受信した前記予定情報を含む前記メッセージ画面を、前記運行者端末及び前記利用者端末に表示させるための前記メッセージ画面情報を生成し、前記利用希望情報受信手段が受信した前記利用希望情報を含む前記メッセージ画面を、前記運行者端末及び前記利用者端末に表示させるための前記メッセージ画面情報を生成し、前記経路算出手段が算出した前記経路を含む前記メッセージ画面を、前記運行者端末及び前記利用者端末に表示させるための前記メッセージ画面情報を生成することを特徴とする。
(2)また、上記(1)の構成において、前記メッセージ画面生成手段は、前記車両ごとに、前記メッセージ画面を生成するようにしてもよい。
(3)また、上記(1)又は(2)の構成において、前記メッセージ画面情報送信手段は、所定の条件が成立した場合に、前記運行者端末及び前記利用者端末に表示された前記メッセージ画面を非表示とするメッセージ画面非表示情報を送信するようにしてもよい。
(4)また、上記(1)〜(3)のいずれかの構成において、所定のイベントを提案するイベント提案者に操作されるイベント提案者端末と、ネットワークを介して接続され、前記イベント提案者端末から、前記イベントに関する情報であるイベント情報を受信するイベント情報受信手段を備え、前記メッセージ画面生成手段は、前記イベント情報受信手段が受信した前記イベント情報を含む前記メッセージ画面を、前記運行者端末及び前記利用者端末に表示させるための前記メッセージ画面情報を生成し、前記予定情報受信手段は、前記イベントに関連した前記予定情報を、前記メッセージとして受信し、前記利用希望情報受信手段は、前記イベントに関連した前記利用希望情報を、前記メッセージとして受信するようにしてもよい。
(5)また、本発明の第2の態様では、所定の地域内で車両を運用する交通システムにおいて、前記車両を運行する運行者に操作される運行者端末と、前記運行者が運行する前記車両を利用する利用者に操作される利用者端末と、ネットワークを介して接続され、前記運行者端末及び前記利用者端末から送信されたメッセージを累積的に、前記運行者端末及び前記利用者端末に表示させるメッセージ画面を生成する交通システム支援装置が実行する方法であって、前記運行者端末から、前記車両を運行する予定である予定情報を、前記メッセージとして受信するステップと、前記利用者端末から、前記予定情報に基づき運行される前記車両の利用を希望する利用希望情報を、前記メッセージとして受信するステップと、受信した前記予定情報と、受信した前記利用希望情報に基づき、前記車両の経路を算出するステップと、前記運行者端末及び前記利用者端末に、前記メッセージ画面を表示させるためのメッセージ画面情報を生成するステップと、生成した前記メッセージ画面情報を、前記運行者端末及び前記利用者端末に送信するステップと、を含み、前記メッセージ画面情報を生成するステップは、受信した前記予定情報を含む前記メッセージ画面を、前記運行者端末及び前記利用者端末に表示させるための前記メッセージ画面情報を生成し、受信した前記利用希望情報を含む前記メッセージ画面を、前記運行者端末及び前記利用者端末に表示させるための前記メッセージ画面情報を生成し、算出した前記経路を含む前記メッセージ画面を、前記運行者端末及び前記利用者端末に表示させるための前記メッセージ画面情報を生成することを特徴とする。
(6)本発明の第3の態様では、所定の地域内で車両を運用する交通システムにおいて、前記車両を運行する運行者に操作される運行者端末と、前記運行者が運行する前記車両を利用する利用者に操作される利用者端末と、ネットワークを介して接続され、前記運行者端末及び前記利用者端末から送信されたメッセージを累積的に、前記運行者端末及び前記利用者端末に表示させるメッセージ画面を生成する交通システム支援装置を制御するプログラムであって、コンピュータを、前記運行者端末から、前記車両を運行する予定である予定情報を、前記メッセージとして受信する予定情報受信手段、前記利用者端末から、前記予定情報に基づき運行される前記車両の利用を希望する利用希望情報を、前記メッセージとして受信する利用希望情報受信手段、前記予定情報受信手段が受信した前記予定情報と、前記利用希望情報受信手段が受信した前記利用希望情報に基づき、前記車両の経路を算出する経路算出手段、前記運行者端末及び前記利用者端末に、前記メッセージ画面を表示させるためのメッセージ画面情報を生成するメッセージ画面生成手段、前記メッセージ画面生成手段が生成した前記メッセージ画面情報を、前記運行者端末及び前記利用者端末に送信するメッセージ画面情報送信手段、として機能させ、前記メッセージ画面生成手段は、前記予定情報受信手段が受信した前記予定情報を含む前記メッセージ画面を、前記運行者端末及び前記利用者端末に表示させるための前記メッセージ画面情報を生成し、前記利用希望情報受信手段が受信した前記利用希望情報を含む前記メッセージ画面を、前記運行者端末及び前記利用者端末に表示させるための前記メッセージ画面情報を生成し、前記経路算出手段が算出した前記経路を含む前記メッセージ画面を、前記運行者端末及び前記利用者端末に表示させるための前記メッセージ画面情報を生成することを特徴とする。
(7)また、本発明の第4の態様では、所定の地域内で車両を運用する交通システムを管理する交通システム管理装置であって、ソーシャル・ネットワーキング・システム(SNS)を管理するSNS管理装置と連携可能にするSNS連携手段と、前記交通システムの車両の予定情報を含む車両情報を、前記SNS管理装置に送信する車両情報送信手段と、前記予定情報に基づき運行される車両の利用を希望するユーザの利用希望情報を前記SNS管理装置から受信する利用希望情報受信手段と、前記利用希望情報に基づき前記車両の移動経路を算出する経路算出手段と、を備えることを特徴とする。
(8)また、上記(7)の構成において、前記SNS管理装置は、前記交通システムのユーザ間のトーク情報を管理し、前記予定情報に示される車両の運行予定が終了したとき、当該予定情報に関する前記トーク情報を削除するように前記SNS管理装置に指示するトーク削除指示手段を更に備えるようにしてもよい。
(9)また、本発明の第5の態様では、ソーシャル・ネットワーキング・システム(SNS)を管理するSNS管理装置であって、所定の地域内で車両を運用する交通システムを管理する交通システム管理装置と接続され、前記交通システムの車両の予定情報を含む車両情報を、前記交通システム管理装置から受信する車両情報受信手段と、前記車両情報を用いて前記SNSのユーザ間でトークを行うためのメッセージ画面を生成するメッセージ画面生成手段と、前記SNSのユーザから利用希望情報を取得する利用希望情報取得手段と、前記利用希望情報を前記交通システム管理装置に送信する利用情報送信手段と、を備えることを特徴とする。
(10)また、上記(9)の構成において、前記利用希望情報取得手段は、前記SNSのユーザのユーザ端末から前記メッセージ画面におけるトーク情報を受信し、前記トーク情報の内容を解析し、前記交通システムの車両の利用を前記ユーザが希望しているか否かを判断するようにしてもよい。
(11)また、上記(10)の構成において、前記利用希望情報に含まれる希望乗車人数と、前記車両情報に含まれる乗車定員に基づいて、当該車両に乗車することが不可と判断したときに、前記利用希望情報の新たな受付を拒否するようにしてもよい。
本発明によれば、交通システムにおける車両を利用することへの不安を低減し、交通システムへの参加を促すことが可能な交通システム支援装置、その方法及びプログラムを提供できる。
本発明が適用される交通システムにおける交通システム支援装置による交通システム支援サービスの概念を説明する図である。 本発明の第1実施形態に係る交通システムにおける交通システム支援装置、ユーザ端末及びイベント提案者端末の機能構成を示す図である。 ユーザDBに格納されるデータを表形式で模式的に示す図である。 メッセージ画面生成手段が生成したメッセージ画面情報に基づき、ユーザ端末入出力手段に表示されるメッセージ画面の一例である。 メッセージ画面生成手段が生成したメッセージ画面情報に基づき、ユーザ端末入出力手段に表示されるメッセージ画面の一例である。 メッセージ画面生成手段が生成したメッセージ画面情報に基づき、ユーザ端末入出力手段に表示されるメッセージ画面の一例である。 メッセージ画面生成手段が生成したメッセージ画面情報に基づき、ユーザ端末入出力手段に表示されるメッセージ画面の一例である。 メッセージ画面生成手段が生成したメッセージ画面情報に基づき、ユーザ端末入出力手段に表示されるメッセージ画面の一例である。 本発明の第1実施形態に係る交通システム支援装置が実行する交通システム支援処理フローを示す図である。 本発明の第2実施形態に係る交通システムにおける交通システム管理装置、SNS管理装置の機能構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。以降の図においては、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号又は符号を付している。また、機能構成の図において、機能ブロック間の矢印は、データの流れ方向、又は処理の流れ方向を表す。
(基本概念)
図1は、本発明が適用される交通システムにおける交通システム支援装置による交通システム支援サービスの概念を説明する図である。交通システム1は、所定の地域内で車両を運用し、当該地域における交通の利便性を向上し、当該地域において、店舗等(例えば、スーパマーケットやコンビニ等の小売店、公共交通機関、役所、病院、学校、幼稚園等)における人や物の移動需要を喚起し、当該地域を活性化することを目的としたものである。交通システム1における車両は、交通システム1を運営する組織が所有する車両であってもよいし、所定の地域内の複数の住民によりシェアされている車両であってもよいし、所定の地域内の住民や企業が所有している車両であってもよい。
また、交通システム1は、少なくとも、ユーザにより操作されるユーザ端末20と、ユーザ端末20とネットワークを介して接続された交通システム支援装置10と、を備える。ユーザは、あるときは車両を運行する運行者Aであり、別の時は、別のユーザである運行者Aが運行する車両を利用する利用者Bとなり得る。また、運行者Aは、車両を運行する者であり、車両を運転する者であってもよいし、他の者(例えば、家族や車両を所有する企業の従業員等)に車両を運転させる者であってもよい。
また、以下の説明では、運行者Aに操作されるユーザ端末20を運行者端末(図1に示す例では20A)、利用者Bに操作されるユーザ端末20を利用者端末(図1に示す例では20B)とも言う。
交通システム支援装置10による交通システム支援サービスは、上記のような交通システム1において提供され、運行者端末20A及び利用者端末20Bから送信されたメッセージを累積的に、運行者端末20A及び利用者端末20Bに表示させるメッセージ画面230を生成する。このような交通システム支援サービスは、例えば、ソーシャル・ネットワーキング・サービスにより提供される。運行者Aや利用者Bは、運行者端末20Aや利用者端末20Bにより、当該サービスにより提供されるソーシャル・ネットワークにログインし、メッセージがやり取りされるメッセージ画面230において、車両の運行予定の確認や、運行予定の車両の利用(例えば、ピックアップ等)の依頼を行う。
交通システム支援装置10は、運行者端末20Aから、車両を運行する予定である予定情報を、メッセージ画面230に表示するメッセージ(図1に示す例では「今から、スーパーに行きます。」)として受信する。また、交通システム支援装置10は、利用者端末20Bから、予定情報に基づき運行される車両の利用を希望する利用希望情報を、メッセージ画面230に表示するメッセージ(図1に示す例では「一緒に連れてって!」)として受信する。なお、図1では、運行者端末20Aや利用者端末20Bの一例として、スマートフォンを示しているが、これに限らず、ユーザ端末20(運行者端末20Aや利用者端末20B)は、例えば、車両に搭載されたカーナビゲーションシステムでもよい。
また、交通システム支援装置10は、運行者端末20A及び利用者端末20Bから、文字情報に限らず、所定の意味(例えば、了解したことや、喜び等)を示す図柄を、メッセージ画面230に表示するメッセージとして受信する。
そして、交通システム支援装置10は、運行者端末20Aから受信した予定情報と、利用者端末20Bから受信した利用希望情報に基づき、車両の経路を算出し、この算出した経路を含むメッセージ画面230を、運行者端末20A及び利用者端末20Bに表示させるためのメッセージ画面情報を生成し、運行者端末20A及び利用者端末20Bに送信する。
このような、交通システム支援装置10によれば、所定の地域内で運用されるにおける交通システム1のユーザにより、ソーシャル・ネットワークを構築できる。これにより、ソーシャル・ネットワークに参加する者が、所定の地域内のユーザに限られるため、不特定多数の者が参加可能である場合に比べ、この交通システムのユーザとなり、車両を利用することへの不安を低減できる。また、このようなソーシャル・ネットワークに参加し、メッセージを送信するだけで、交通システムにおける車両を利用することができるので、車両を利用するための複雑な手続をすることがないので、ユーザの負担が軽減され、交通システムへの参加を促すことが可能となる。したがって、交通システムにおける車両を利用することへの不安を低減し、交通システムへの参加を促すことが可能な交通システム支援装置を提供できる。
(第1実施形態の機能構成)
図2は、本発明の第1実施形態に係る交通システムにおける交通システム支援装置、ユーザ端末及びイベント提案者端末の機能構成を示す図である。交通システム1は、所定の地域内で車両を運用するものであり、交通ユーザであり、車両を運行する運行者及び車両を利用する利用者にそれぞれ操作されるユーザ端末20(運行者端末、利用者端末)と、ネットワークを介して接続され、ユーザ端末(運行者端末、利用者端末)20から送信されたメッセージを累積的に、ユーザ端末(運行者端末、利用者端末)20に表示させるメッセージ画面を生成する交通システム支援装置10と、交通システム支援装置10とネットワークを介して接続され、所定のイベントを提案するイベント提案者に操作されるイベント提案者端末30と、を備える。以下の説明において、運行者となったユーザに操作されるユーザ端末20を運行者端末とも言い、利用者となったユーザに操作されるユーザ端末20を利用者端末とも言う。
(交通システム支援装置10の構成)
交通システム支援装置10は、予定情報受信手段101と、利用希望情報受信手段102と、イベント情報受信手段103と、経路算出手段104と、メッセージ画面生成手段105と、メッセージ画面情報送信手段106と、ポイント算出手段107と、ユーザデータベース(以下、ユーザDB)120と、を備える。
予定情報受信手段101は、運行者端末から、車両を運行する予定である予定情報を、メッセージとして受信する。詳細には、予定情報受信手段101は、ユーザである運行者のユーザ端末20から、運行者を識別するユーザ識別情報の一例であるユーザIDに対応付けられた予定情報を、メッセージとして受信する。ここで、本実施形態において、「予定情報」には、車両を運行する時間(具体的な日時に限らず、時間的な目安を示す表現(例えば、「今から」や「明日の昼一」等も含まれる。)、目的地、経由地、利用者を乗せることの同意等を示す情報が含まれる。また、「予定情報」は、文字情報に限らず、絵柄や図形等であってもよい。また、予定情報受信手段101は、ユーザである運行者のユーザ端末20から、運行者を識別するユーザ識別情報の一例であるユーザIDに対応付けられ、当該ユーザ端末20の現在位置を示す情報を、車両運行中に所定間隔で受信する。
また、予定情報受信手段101は、運行者端末から、イベントに関連した予定情報を、メッセージとして受信する。ここで、本実施形態において、「イベントに関連した予定情報」には、所定のイベントに参加する旨の意思表示、イベント名、イベントの開催地、イベントへの参加時間等を示す情報が含まれる。
利用希望情報受信手段102は、利用者端末から、予定情報に基づき運行される車両の利用を希望する利用希望情報を、メッセージとして受信する。詳細には、利用希望情報受信手段102は、ユーザである利用者のユーザ端末20から、利用者を識別するユーザ識別情報の一例であるユーザIDに対応付けられた利用希望情報を、メッセージとして受信する。ここで、本実施形態において、「利用希望情報」には、時間的な目安を示す表現(例えば、「今から」や「明日の昼一」等も含まれる。)、目的地、経由地、運行者を特定するユーザ識別情報(ユーザ名、ユーザID等)、車両を利用することの同意や拒否に対する感情やお礼や挨拶等の表現を示す情報が含まれる。また、「利用希望情報」は、文字情報に限らず、絵柄や図形等であってもよい。また、利用希望情報受信手段102は、ユーザである利用者のユーザ端末20から、利用者を識別するユーザ識別情報の一例であるユーザIDに対応付けられ、当該ユーザ端末20の現在位置を示す情報を、車両運行中に所定間隔で受信する。
なお、「利用希望情報」は、利用を希望する車両を運行する運行者のユーザIDに対応付けられていてもよいし(先に、メッセージとして予定情報を受信しており、これに対する返信のメッセージとして利用希望情報を受信する場合)、利用を希望する車両を運行する運行者のユーザIDに対応付けられていなくてもよい(先に、メッセージとして利用希望情報を受信しており、これに対する返信のメッセージとして予定情報を待つ場合)。
また、利用希望情報受信手段102は、利用者端末から、イベントに関連した利用希望情報を、メッセージとして受信する。ここで、本実施形態において、「イベントに関連した利用希望情報」には、所定のイベントに参加する旨又はしたい旨の意思表示、イベント名、イベントの開催地、イベントへの参加希望時間等を示す情報が含まれる。
イベント情報受信手段103は、所定のイベントを提案するイベント提案者に操作されるイベント提案者端末30から、イベントに関する情報であるイベント情報を受信する。
ここで、本実施形態において、「所定のイベント」には、所定の地域やこの所定の地域の近隣で開催される、各種のイベントであり、具体的には、祭り、花火大会、朝市、所定の店舗におけるバーゲン、花見等のユーザの外出を促すことや、ユーザを集めることが可能な各種のイベントが含まれる。また、「イベント提案者」は、イベントの開催者や関係者に限らず、単なる情報提供者も含まれる。また、「イベント情報」には、イベントの開催地、開催する時間等のイベントにユーザが行くために必要な情報が含まれる。
経路算出手段104は、予定情報受信手段101が受信した予定情報と、利用希望情報受信手段102が受信した利用希望情報に基づき、車両の経路を算出する。具体的には、経路算出手段104は、ユーザDB120を参照して、予定情報に対応付けられたユーザIDで示されるユーザの住所を出発地点とし、予定情報に含まれる目的地を到達地点とし、利用希望情報に対応付けられたユーザIDで示されるユーザの住所を経由地点として、経路を算出する。なお、経路算出手段104は、予定情報や利用希望情報に基づき、出発地点や経由地点を設定し、経路を算出してもよい。
図3は、ユーザDBに格納されるデータを表形式で模式的に示す図である。ユーザDB120は、グループごとに、ユーザを識別する識別情報の一例であるユーザIDに、ユーザの名前、ユーザの住所、金銭的価値を示すポイントが対応付けられている。
なお、本実施形態において、「グループ」は、例えば、運行者となり得る者の住所(例えば、車両保有者の住所や、交通機関の発着地等)を中心に、所定の地域を予め設定した範囲で区分けしたものである。ユーザは、住所が含まれる範囲のグループに対応付けられている。
また、本実施形態において、「ポイント」は、例えば、ユーザが運用者となった場合に付与され、利用者となる場合に使うことが可能なものであり、電子マネーの残高を示す情報、クレジットカードによる支払い額を示す情報、現金の預かり金の残額を示す情報等、任意の金銭的価値を示す情報が含まれる。また、ポイントは、車両の利用にのみ使えるポイントであってもよいし、物(ガソリン等の燃料費等)に交換可能なポイントであってもよいし、保険料として使用することが可能なポイントであってもよい。
図2に戻って、メッセージ画面生成手段105は、予定情報受信手段101が受信した予定情報を含むメッセージ画面を、運行者端末及び利用者端末であるユーザ端末20に表示させるためのメッセージ画面情報を生成する。
メッセージ画面生成手段105は、利用希望情報受信手段102が受信した利用希望情報を含むメッセージ画面を、運行者端末及び利用者端末であるユーザ端末20に表示させるためのメッセージ画面情報を生成する。
メッセージ画面生成手段105は、経路算出手段104が算出した経路や、車両の出発地点、経由地点、到達地点、運行者端末及び利用者端末であるユーザ端末20の現在位置を示す情報等を地図に配置したマップ情報を含むメッセージ画面を、運行者端末及び利用者端末であるユーザ端末20に表示させるためのメッセージ画面情報を生成する。
メッセージ画面生成手段105は、車両ごとに、メッセージ画面を生成する。
メッセージ画面生成手段105は、イベント情報受信手段103が受信したイベント情報を含むメッセージ画面を、運行者端末及び利用者端末であるユーザ端末20に表示させるためのメッセージ画面情報を生成する。
メッセージ画面情報送信手段106は、メッセージ画面生成手段105が生成したメッセージ画面情報を、ユーザ端末20(運行者端末及び利用者端末)に送信する。
また、メッセージ画面情報送信手段106は、所定の条件が成立した場合に、運行者端末及び利用者端末に表示されたメッセージ画面を非表示とするメッセージ画面非表示情報を送信する。
図4から図8は、メッセージ画面生成手段が生成したメッセージ画面情報に基づき、ユーザ端末入出力手段に表示されるメッセージ画面の一例である。図4から図8を参照して、メッセージ画面生成手段105が生成するメッセージ画面情報に基づくメッセージ画面230について説明する。
本実施形態において、メッセージ画面230は、図4に示す基本画面231と、図5に示す目的別選択画面232と、図6に示す項目別車両選択画面233と、図7に示す車両別トーク画面234と、図8に示すマップ画面235と、が含まれる。メッセージ画面生成手段105は、ユーザ端末20におけるこれらの画面に対するユーザの操作を示す操作情報に応じて、図4から図8に示すメッセージ画面を、ユーザ端末20に表示するためのメッセージ画面情報を生成する。
ユーザ(運行者又は利用者)は、ユーザ端末20により、交通システム1により提供されている交通システム支援サービスにログインすると、ユーザ端末20に、図4に示す基本画面231が表示される。この基本画面231では、車両を運用又は利用する目的を選択するための複数の目的ボタン231aが表示されている。ユーザは、この目的ボタン231aを操作(例えば、タップ等)することでメッセージ画面を、図5に示す目的別選択画面232に遷移させることができる。
図5に示す目的別選択画面232では、ユーザにより選択された目的における複数の項目を選択するための複数の項目ボタン232aが表示されている。図5に示す例では、複数の項目として、イベント情報受信手段103が受信したイベント情報に基づく項目が表示されている。ユーザは、この項目ボタン232aを操作(例えば、タップ等)することでメッセージ画面を、図6に示す項目別車両選択画面233に遷移させることができる。
図6に示す項目別車両選択画面233では、各項目に対して、予定情報を、ユーザ端末20から交通システム支援装置10に送信している運行者のユーザIDが示された車両選択ボタン233aが表示されている。ユーザ(利用者)は、この車両選択ボタン233aを操作(例えば、タップ等)することでメッセージ画面を、図7に示す車両別トーク画面234に遷移させることができる。
図7に示す車両別トーク画面234では、ユーザ端末20(運行者端末及び利用者端末)から送信されたメッセージが、メッセージの送信時間とともに、累積的に表示されている。また、この車両別トーク画面234では、文字情報に限らず、所定の意味(例えば、了解したことや、喜び等)を示す図柄もメッセージとして、表示されている。さらに、車両別トーク画面234では、特別な意味(図7に示す例では、これから出発する意味)を有する特別図柄234aが表示されている。車両別トーク画面234において、この特別図柄234aが表示されてから所定時間経過後、メッセージ画面230は、図8に示すマップ画面235に遷移する。この場合、メッセージ画面生成手段105は、予定情報受信手段101が、特別図柄234aを示す情報を含む予定情報を受信した場合には、所定時間経過後に、マップ画面235をユーザ端末20に表示するためのメッセージ画面情報を生成する。
図8に示すマップ画面235では、経路算出手段104が算出した経路(図8中の点線)や、車両の出発地点(例えば、運行者の住所:図8中の丸印)、経由地点(例えば、利用者の住所:図8中の三角印)、到達地点(例えば、イベントの開催地:図8中の四角印)、運行者端末及び利用者端末であるユーザ端末20の現在位置を示す情報(図8中運行者端末の位置を示す黒星印や利用者端末の位置を示す白星印)等が地図に配置されている。また、マップ画面235には、車両が到達地点に到着したときに、ユーザに操作される到着ボタン235aが表示されている。ユーザ(運転者又は利用者)は、この到着ボタン235aを操作(例えば、タップ等)することで、交通システム支援装置10に車両が目的地に到着したことを示す完了情報を、送信することができる。
メッセージ画面情報送信手段106は、所定の条件が成立したことの一例として、ユーザ端末20から完了情報を受信した場合、ユーザ端末20(運行者端末及び利用者端末)に表示されたメッセージ画面を非表示とするメッセージ画面非表示情報を送信する。ユーザ端末20は、メッセージ画面非表示情報を受信した場合、メッセージ画面全体の表示を終了したり、図8に示すマップ画面235から図4に示す基本画面231に遷移させたりする。なお、「所定の条件」は、完了情報の受信に限らず、例えば、予定情報に示される日付が変わったことや、車両別トーク画面234に遷移してから所定時間経過したことや、特別図柄234aを示す情報を含む予定情報を受信してから所定時間経過したことであってもよい。
図2に戻って、ポイント算出手段107は、ユーザ端末20から完了情報を受信した場合に、ユーザDB120(図3参照)に記憶された利用者であったユーザのポイントから所定数のポイントを減算し、ユーザDB120に記憶された運行者であったユーザのポイントに所定数のポイントを加算する。なお、所定数のポイントは、任意の値であってよく、また、一定でもよいし、利用の内容に応じて変動してもよい。
(ユーザ端末20の構成)
ユーザ端末20は、各ユーザに適した機器で構成され(例えば、携帯端末、スマートフォン、タブレット端末、カーナビゲーションシステム、パーソナルコンピュータ、ゲーム機器、ネットワークに接続可能なテレビ、冷蔵庫等の情報家電等)ている。ユーザ端末20は、上記のような機器そのものであってもよいし、上記の複数の機器と家庭内等のローカルネットワークを介して、情報交信可能な制御機器であってもよい。また、ユーザ端末20は、店舗に設置され、ユーザが操作可能な端末であってもよい。
ユーザ端末20は、ユーザ端末送受信手段21と、ユーザ端末制御手段22と、ユーザ端末入出力手段23と、を備える。ユーザ端末送受信手段21は、ユーザが運行者となる場合には、ユーザ端末制御手段22の制御により、予定情報や完了情報を交通システム支援装置10に送信し、メッセージ画面情報やメッセージ画面非表示情報を交通システム支援装置10から受信する。またユーザが利用者となる場合には、ユーザ端末制御手段22の制御により、利用希望情報や完了情報を送信し、メッセージ画面情報やメッセージ画面非表示情報を交通システム支援装置10から受信する。
ユーザ端末制御手段22は、メッセージ画面情報に基づき、メッセージ画面をユーザ端末入出力手段23に表示させ、ユーザの操作を受け付け、上記各種情報を交通システム支援装置10に送信する制御を行う。ユーザ端末入出力手段23は、ユーザ端末制御手段22の制御により、メッセージ画面情報に基づき、メッセージ画面を表示し、ユーザの操作を受け付ける。
(イベント提案者端末30の構成)
イベント提案者端末30は、所定のイベントを提案するイベント提案者のコンピュータシステムであって、例えば、当該所定の地域における店舗等(例えば、スーパマーケットやコンビニ等の小売店、公共交通機関、役所、病院、学校、幼稚園等)のコンピュータシステムのサーバ、レジスター、端末を含む。
イベント提案者端末30は、イベント提案者端末送受信手段31と、イベント提案者端末制御手段32と、イベント提案者端末入出力手段33と、を備える。イベント提案者端末送受信手段31は、イベント提案者端末制御手段32の制御により、交通システム支援装置10に、イベントに関する情報であるイベント情報を送信する。
イベント提案者端末制御手段32は、提案者の操作を受け付け、イベント情報を交通システム支援装置10に送信するための画面をイベント提案者端末入出力手段33に表示する制御を行う。イベント提案者端末入出力手段33は、イベント提案者端末制御手段32の制御により、提案者の操作を受け付けるとともに、イベント情報を交通システム支援装置10に送受信するための画面を表示する。
上記の本システムの機能構成は、あくまで一例であり、一つの機能ブロック(データベース及び機能処理部)を分割したり、複数の機能ブロックをまとめて一つの機能ブロックとして構成したりしてもよい。各機能処理部は、装置に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)が、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、SSD(Solid State Drive)、ハードディスク等の記憶装置に格納されたコンピュータ・プログラム(例えば、基幹ソフトや上述のキャラクタ生成アプリ等)を読み出し、CPUにより実行されたコンピュータ・プログラムによって実現される。すなわち、各機能処理部は、このコンピュータ・プログラムが、記憶装置に格納されたデータベース(DB;Data Base)やメモリ上の記憶領域からテーブル等の必要なデータを読み書きし、場合によっては、関連するハードウェア(例えば、入出力装置、表示装置、通信インターフェース装置)を制御することによって実現される。また、本発明の実施形態におけるデータベース(DB)は、商用データベースであってよいが、単なるテーブルやファイルの集合体をも意味し、データベースの内部構造自体は問わないものとする。
(処理フロー)
以降の処理フロー図(フローチャート)においては、各ステップの入力と出力の関係を損なわない限り、各ステップの処理順序を入れ替えてもよい。図9は、本発明の実施形態に係る交通システム支援装置が実行する交通システム支援処理フローを示す図である。
ステップS1において、イベント情報受信手段103は、所定のイベントを提案するイベント提案者に操作されるイベント提案者端末30から、イベントに関する情報であるイベント情報を受信する。
ステップS2において、メッセージ画面生成手段105は、ステップS1でイベント情報受信手段103が受信したイベント情報を含むメッセージ画面を、運行者端末及び利用者端末であるユーザ端末20に表示させるためのメッセージ画面情報を生成する。メッセージ画面情報送信手段106は、メッセージ画面生成手段105が生成したメッセージ画面情報を、ユーザ端末20(運行者端末及び利用者端末)に送信する。
ステップS3において、予定情報受信手段101は、ユーザ端末20(運行者端末)から、イベントに関連した予定情報を、メッセージとして受信する。
ステップS4において、メッセージ画面生成手段105は、ステップS3で予定情報受信手段101が受信した予定情報を含むメッセージ画面を、運行者端末及び利用者端末であるユーザ端末20に表示させるためのメッセージ画面情報を生成する。メッセージ画面情報送信手段106は、メッセージ画面生成手段105が生成したメッセージ画面情報を、ユーザ端末20(運行者端末及び利用者端末)に送信する。
ステップS5において、利用希望情報受信手段102は、ユーザ端末20(利用者端末)から、予定情報に基づき運行される車両の利用を希望する利用希望情報を、メッセージとして受信する。
ステップS6において、メッセージ画面生成手段105は、ステップS5で利用希望情報受信手段102が受信した利用希望情報を含むメッセージ画面を、運行者端末及び利用者端末であるユーザ端末20に表示させるためのメッセージ画面情報を生成する。メッセージ画面情報送信手段106は、メッセージ画面生成手段105が生成したメッセージ画面情報を、ユーザ端末20(運行者端末及び利用者端末)に送信する。
ステップS7において、経路算出手段104は、ステップS3で予定情報受信手段101が受信した予定情報と、ステップS5で利用希望情報受信手段102が受信した利用希望情報に基づき、車両の経路を算出する。
ステップS8において、メッセージ画面生成手段105は、ステップS7で経路算出手段104が算出した経路等を地図に配置したマップ情報を含むメッセージ画面を、運行者端末及び利用者端末であるユーザ端末20に表示させるためのメッセージ画面情報を生成する。
ステップS9において、メッセージ画面情報送信手段106は、所定の条件が成立したか否かを判定し、所定の条件が成立したと判定した場合にはステップS10に処理を移し、所定の条件が成立していないと判定した場合にはステップS3に処理を戻す。
ステップS10において、メッセージ画面情報送信手段106は、ユーザ端末20(運行者端末及び利用者端末)に表示されたメッセージ画面を非表示とするメッセージ画面非表示情報を送信する。
(第2実施形態の機能構成)
以下、交通システム1の第2実施形態について説明する。図10は、交通システム1ムの第2実施形態の機能構成を示す図である。第2実施形態では、図2の第1実施形態における交通システム支援装置10を、交通システム管理装置11と、ソーシャル・ネットワーキング・システム(SNS)を管理するSNS管理装置12とに分割した構成をとっている。以下では、図2と異なる部分を主に説明する。なお、図2におけるイベント提案者端末30、イベント情報受信手段103、ポイント算出手段107などは図示を省略しているが、同等の機能が第2実施形態でもサポートされる。
交通システム管理装置11は、所定の地域内で車両を運用する交通システム1を管理する装置であって、SNS管理装置と連携可能にするSNS連携手段111と、車両情報送信手段113と、利用希望情報受信手段114と、経路算出手段115とを備えている。
SNS連携手段111は、SNS管理装置12の交通システム連携手段121と協業し、両者のシステムを互いに接続させる。また、どちらかのユーザIDとパスワードで、他方のシステムにログインできるようにすることが望ましい。ここで「ユーザ」とは、第1実施形態と同様、交通システム1の会員であって車両の運行者及び車両の利用者を指す。また、SNS連携手段111は、交通システム連携手段121と協業して、交通システムのユーザ情報(交通システムユーザDB112に格納されたユーザ情報)と、SNSのユーザ情報(SNSユーザDB122に格納されたユーザ情報)を交換し、連携させる。例えば、交通システム内のユーザが地域ごとにグループに分かれている場合は、SNS上でもそのグループ内でトークが可能なようにSNS管理装置12に制御させる。
車両情報送信手段113は、交通システム1の車両の運行の予定情報を含む車両情報をSNS管理装置12に送信する。ここで車両情報には、車種や乗車定員の他、駆動源や燃費情報などを含んでもよい。
利用希望情報受信手段114は、予定情報に基づき運行される車両の利用を希望するユーザの利用希望情報をSNS管理装置12から受信する。したがって、車両の予定情報が決まった後は、SNS管理装置12によって、車両を利用したいユーザと車両の運行者とのやりとりがトーク画面上で行われる。もちろん、利用を希望するユーザは、複数であってもよく、予定情報に示された移動経路上又は移動経路の付近であれば、途中乗車、途中下車は自由である。
経路算出手段115は、利用者希望情報に基づき車両の移動経路を算出し、図2の経路算出手段104と同様の機能を有する。
また、交通システム管理装置11は、上記予定情報に示される車両の運行予定が終了したとき(予定の中止、キャンセルを含む)、当該予定情報に関するトーク情報を削除するようにSNS管理装置12に指示するトーク削除指示手段116も備える。このことにより、SNSのトーク画面に、処理が終わった不要な情報が蓄積するのを抑制する。トーク削除指示手段116から削除指示を受け付けたSNS管理装置12は、削除したトーク情報のバックアップを残してもよい。したがって、誤ってトーク情報を削除しても復旧が可能である。
SNS管理装置12は、SNSを運営する事業者によって構築され、SNSのシステムを管理するSNS管理装置であって、交通システム管理装置11とネットワークを介して接続される。SNS管理装置12は、交通システム1の車両の予定情報を含む車両情報を、交通システム管理装置11から受信する車両情報受信手段123と、その車両情報を用いてSNSのユーザ間でトークを行うためのメッセージ画面を生成するメッセージ画面生成手段124と、SNSのユーザから利用希望情報を取得する利用希望情報取得手段125と、利用希望情報を交通システム管理装置11に送信する利用情報送信手段126と、を備えている。車両情報受信手段123、メッセージ画面生成手段124、利用希望情報取得手段125の機能は、図2の予定情報受信手段101、メッセージ画面生成手段105、利用希望情報受信手段102にそれぞれ対応する。
利用希望情報取得手段125は、トーク内容解析手段125aを含み。SNSのユーザのユーザ端末20からメッセージ画面におけるトーク情報を受信し、トーク情報の内容を解析し、交通システム1の車両の利用を前記参加可能者が希望しているか否かを判断する。このことによって、交通システム管理装置11に問い合わせることなく。SNS管理装置12が、車両の乗車定員を超える利用者の利用を拒否する。また、利用希望情報取得手段125は、トーク画面でのトーク情報の内容ではなく、ユーザがトーク画面への「参加希望」のボタンを押下するタイミングで利用希望情報を取得してもよい。
また、利用希望情報取得手段125は、上記の利用希望情報に含まれる希望乗車人数と、上記の車両情報に含まれる乗車定員に基づいて、当該車両に乗車することが不可と判断したときに、利用希望情報の新たな受付を拒否する。このことによって、交通システム管理装置11に問い合わせることなく。SNS管理装置12だけで、車両の乗車定員を超える利用者の利用を拒否することができる。交通システム1の利用者は、途中下車や途中乗車が可能であるため、運行中の車両の乗客の数を常に正確に管理する必要があるため、ユーザ間のトーク情報を直ちに取得できるSNS管理装置12にこの機能を持たせることは重要である。
(実施形態の効果)
第1の実施形態によれば、交通システム支援装置10は、予定情報受信手段101と、利用希望情報受信手段102と、経路算出手段104と、メッセージ画面生成手段105と、メッセージ画面情報送信手段106と、を備える。予定情報受信手段101は、運行者端末から、車両を運行する予定である予定情報を、前記メッセージとして受信する。利用希望情報受信手段102は、利用者端末から、予定情報に基づき運行される車両の利用を希望する利用希望情報を、メッセージとして受信する。経路算出手段104は、予定情報受信手段101が受信した予定情報と、利用希望情報受信手段102が受信した利用希望情報に基づき、車両の経路を算出する。メッセージ画面生成手段105は、予定情報受信手段101が受信した予定情報を含むメッセージ画面を、運行者端末及び利用者端末に表示させるためのメッセージ画面情報を生成する。メッセージ画面生成手段105は、利用希望情報受信手段102が受信した利用希望情報を含むメッセージ画面を、運行者端末及び利用者端末に表示させるためのメッセージ画面情報を生成する。メッセージ画面生成手段105は、経路算出手段104が算出した経路を含むメッセージ画面を、運行者端末及び利用者端末に表示させるためのメッセージ画面情報を生成する。メッセージ画面情報送信手段106は、メッセージ画面生成手段105が生成したメッセージ画面情報を、運行者端末及び利用者端末に送信する。
これにより、所定の地域内で運用される交通システム1のユーザにより、ソーシャル・ネットワークを構築できる。また、ソーシャル・ネットワークに参加する者が、所定の地域内のユーザに限られるため、不特定多数の者が参加可能である場合に比べ、この交通システムのユーザとなり、車両を利用することへの不安を低減できる。また、このようなソーシャル・ネットワークに参加し、メッセージを送信するだけで、交通システムにおける車両を利用することができるので、車両を利用するための複雑な手続をすることがないので、ユーザの負担が軽減され、交通システムへの参加を促すことが可能となる。したがって、交通システムにおける車両を利用することへの不安を低減し、交通システムへの参加を促すことが可能な交通システム支援装置を提供できる。
メッセージ画面生成手段105は、車両ごとに、メッセージ画面を生成する。これにより、例えば、利用者は、顔見知りの運行者の車両を選択した場合、この顔見知りの運行者とだけメッセージをやり取りすればいいので、不特定多数の者とメッセージをやり取りする場合に比べ、この交通システムのユーザとなり、車両を利用することへの不安を低減できる。
また、交通システム支援装置10において、メッセージ画面情報送信手段106は、所定の条件が成立した場合に、運行者端末及び利用者端末に表示されたメッセージ画面を非表示とするメッセージ画面非表示情報を送信する。
これにより、所定の条件が成立した場合(例えば、車両が目的地に到着した場合)に、運行者端末及び利用者端末に表示されたメッセージ画面を非表示とできるので、過去に使用したメッセージ画面がいつまでも残り煩雑になるのを防止できる。
また、交通システム支援装置10は、所定のイベントを提案するイベント提案者に操作されるイベント提案者端末30と、ネットワークを介して接続され、イベント情報受信手段103を備える。イベント情報受信手段103は、イベント提案者端末30から、イベントに関する情報であるイベント情報を受信する。メッセージ画面生成手段105は、イベント情報受信手段103が受信したイベント情報を含むメッセージ画面を、運行者端末及び利用者端末に表示させるためのメッセージ画面情報を生成する。予定情報受信手段101は、イベントに関連した予定情報を、メッセージとして受信する。利用希望情報受信手段102は、イベントに関連した利用希望情報を、メッセージとして受信する。
これにより、メッセージ画面において、イベントを提案できるので、簡単な手続でイベントに参加するための移動手段を確保でき、所定の地域内における人の移動を活性化できる。
また、第2実施形態によれば、交通システム管理装置11が既存のSNS管理装置12と連携することで、新たなシステム開発の負担を少なくし、交通システム1のユーザとSNSの地域のユーザとを統合することができる。また、ユーザは、慣れ親しんだSNSのトーク機能をそのまま使って、交通システム1を手軽に利用することができる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。なお、上記の実施形態では、本発明を物の発明として、交通システム支援装置、交通システム管理装置、SNS管理装置について説明したが、本発明は、交通システム支援方法又はプログラムの発明として捉えることもできる。
1 交通システム
10 交通システム支援装置
11 交通システム管理装置11
12 SNS管理装置12
20 ユーザ端末
21 ユーザ端末送受信手段
22 ユーザ端末制御手段
23 ユーザ端末入出力手段
30 イベント提案者端末
31 イベント提案者端末送受信手段
32 イベント提案者端末制御手段
33 イベント提案者端末入出力手段
101 予定情報受信手段
102 利用希望情報受信手段
103 イベント情報受信手段
104 経路算出手段
105 メッセージ画面生成手段
106 メッセージ画面情報送信手段
107 ポイント算出手段
111 SNS連携手段
112 交通システムユーザDB
113 車両情報送信手段
114 利用希望情報受信手段
115 経路算出手段
116 トーク削除指示手段
120 ユーザDB
121 交通システム連携手段
122 SNSユーザDB
123 車両情報受信手段
124 メッセージ画面生成手段
125 利用希望情報取得手段
125a トーク内容解析手段
126 利用希望情報送信手段

Claims (11)

  1. 所定の地域内で車両を運用する交通システムにおいて、前記交通システムの前記地域内のユーザであり、前記車両を運行する運行者の運行者端末と、前記運行者が運行する車両を利用する利用者の利用者端末と、ネットワークを介して接続される交通システム支援装置であって、
    前記運行者端末から、前記車両を運行する予定である予定情報を、メッセージとして受信する予定情報受信手段と、
    前記運行者端末及び1又は複数の利用者端末から送信された前記メッセージを前記運行者端末及び前記利用者端末に累積的に表示させるトーク画面を車両ごとに生成するトーク画面生成手段と、
    記予定情報に基づき運行される前記車両の利用を希望する利用者からの利用希望情報を、前記トーク画面から取得する利用希望情報取得手段と、
    前記予定情報受信手段が受信した前記予定情報と、前記利用希望情報取得手段が取得した前記利用希望情報に基づき、前記車両の経路を算出する経路算出手段と、
    を備えることを特徴とする交通システム支援装置。
  2. 前記車両ごとのトーク画面は、前記予定情報の特別な意味を有する特別図柄が表示させ、前記特別図柄が表示されてから所定時間経過後に遷移するマップ画面を生成し、前記マップ画面は前記経路を表示させることを特徴とする請求項1に記載の交通システム支援装置。
  3. 運行の完了情報の受信、前記予定情報に示される日付が変わったこと、前記車両ごとのトーク画面に遷移してから所定時間経過したこと、前記特別図柄を示す情報を含む予定情報を受信してから所定時間経過したこと、のいずれかを含む条件が成立した場合に、前記運行者端末及び前記利用者端末に表示されたメッセージ画面を非表示とするメッセージ画面非表示情報を送信することを特徴とする請求項2に記載の交通システム支援装置。
  4. 所定のイベントを提案するイベント提案者に操作されるイベント提案者端末と、ネットワークを介して接続され、
    前記イベント提案者端末から、前記イベントに関する情報であるイベント情報を受信するイベント情報受信手段を備え、
    前記イベント情報受信手段が受信した前記イベント情報を含むメッセージ画面を、前記運行者端末及び前記利用者端末に表示させるためのメッセージ画面情報を生成し、
    前記予定情報受信手段は、前記イベントに関連した前記予定情報を、前記メッセージとして受信し、
    前記利用希望情報取得手段は、前記イベントに関連した前記利用希望情報を、前記メッセージとして受信することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の交通システム支援装置。
  5. 所定の地域内で車両を運用する交通システムにおいて、前記交通システムの前記地域内のユーザであり、前記車両を運行する運行者の運行者端末と、前記運行者が運行する車両を利用する利用者の利用者端末と、ネットワークを介して接続される交通システム支援装置が実行する方法であって、
    前記運行者端末から、前記車両を運行する予定である予定情報を、メッセージとして受信するステップと、
    前記運行者端末及び1又は複数の利用者端末から送信された前記メッセージを累積的に前記運行者端末及び前記利用者端末に表示させるトーク画面を車両ごとに生成するステップと、
    記予定情報に基づき運行される前記車両の利用を希望する利用者からの利用希望情報を、前記トーク画面から取得するステップと、
    前記予定情報と、前記受信した前記利用希望情報に基づき、前記車両の経路を算出するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  6. 請求項5に記載の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  7. 所定の地域内で車両を運用する交通システムを管理する交通システム管理装置であって、
    ソーシャル・ネットワーキング・システム(SNS)を管理するSNS管理装置と連携可能にするSNS連携手段と、
    前記交通システムの車両の予定情報を含む車両情報を、前記SNS管理装置に送信する車両情報送信手段と、
    前記車両の運行者及び1又は複数の利用者から送信されたメッセージを前記運行者の端末及び前記利用者の端末に累積的に表示させるトーク画面を車両ごとに生成するトーク画面生成手段と、
    前記交通システムの前記地域内のユーザであり、前記予定情報に基づき運行される前記車両の利用を希望するユーザからの利用希望情報を前記トーク画面から取得する利用希望情報取得手段と、
    前記利用希望情報に基づき前記車両の経路を算出する経路算出手段と、
    を備えることを特徴とする交通システム管理装置。
  8. 前記SNS管理装置は、前記ユーザの間のトーク情報を管理し、
    前記予定情報に示される車両の運行予定が終了したとき、当該予定情報に関する前記トーク情報を削除するように前記SNS管理装置に指示するトーク削除指示手段を
    更に備えることを特徴とする請求項7に記載の交通システム管理装置。
  9. ソーシャル・ネットワーキング・システム(SNS)を管理するSNS管理装置であって、
    所定の地域内で車両を運用する交通システムを管理する交通システム管理装置と接続され、
    前記交通システムの車両の予定情報を含む車両情報を、前記交通システム管理装置から受信する車両情報受信手段と、
    前記車両情報を用いて前記SNSのユーザであり、前記交通システムの前記地域内のユーザでもあるユーザ間でトークを行うためのメッセージ画面を生成するメッセージ画面生成手段と、
    前記メッセージ画面生成手段は、前記車両の運行者の端末及び1又は複数のユーザ端末から送信されたメッセージを累積的に前記運行者の端末及び前記ユーザ端末に表示させるトーク画面を車両ごとに生成するトーク画面生成手段と、
    前記車両の利用を希望するユーザからの利用希望情報を前記トーク画面から取得する利用希望情報取得手段と、
    前記利用希望情報を前記交通システム管理装置に送信する利用情報送信手段と、
    前記利用希望情報に基づき前記車両の経路を算出する経路算出手段と、
    を含む、
    ことを特徴とするSNS管理装置。
  10. 前記利用希望情報取得手段は、前記SNSのユーザのユーザ端末から
    前記メッセージ画面におけるトーク情報を受信し、前記トーク情報の内容を解析し、前記交通システムの車両の利用を前記ユーザが希望しているか否かを判断することを特徴とする請求項9に記載のSNS管理装置。
  11. 前記利用希望情報に含まれる希望乗車人数と、前記車両情報に含まれる乗車定員に基づいて、当該車両に乗車することが不可と判断したときに、前記利用希望情報の新たな受付を拒否することを特徴とする請求項9又は10に記載のSNS管理装置。
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